WO2020008554A1 - 情報送信制御装置、サーバ、情報送信制御システム、および情報送信制御方法 - Google Patents

情報送信制御装置、サーバ、情報送信制御システム、および情報送信制御方法 Download PDF

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Abstract

この発明の情報送信制御装置は、プローブデータをサーバに送信する送信開始位置を制御する情報送信制御装置であって、現在の車線リンク情報と、プローブデータを送信した履歴情報を用いてプローブデータの送信開始位置を変更する送信周期距離とオフセットを設定し、この送信周期距離とオフセットを用いて走行単位毎または車両毎に送信開始位置をずらしてプローブデータを送信するので、車両停止中に同一位置のデータを重複送信することがないため通信コストを削減することができ、また走行ルートの情報を均一に取得することができる。

Description

情報送信制御装置、サーバ、情報送信制御システム、および情報送信制御方法
 この発明は、プローブデータをサーバに送信する位置を制御する情報送信制御装置に関するものである。
近年、自動運転機能の実現などを見据えて、レーンレベルの高精度地図(ダイナミックマップ)をプローブデータによって更新する技術が開発されている。本更新技術に必要な情報は車両位置に依存したデータが多く、例えば、車両情報をアップロードするための通信装置は、車両の走行速度などといった車両個別の状況に応じて、プローブデータの送信周期、又はプローブデータの送信に使用する通信速度を自律的に選択することによって、プローブデータの送信による通信負荷及び送信先での処理負荷の適正化を行っている(例えば、特許文献1)。
特開2017-045129号公報
しかし、特許文献1のように、送信頻度や通信速度の調整のみでは、車両停止中に同一位置のデータを重複送信することによる通信コストの増加や、各位置(路面)に対する情報を均一に取得することが難しいという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、車両の走行距離をプローブデータの送信周期として、走行単位毎または車両毎にプローブデータを送信する開始位置(以下、送信開始位置と示す)をずらすことで、通信負荷を削減し、路面の各位置の情報を効率的かつ均一に取得することを目的とする。
 この発明に係る情報送信制御装置は、車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する送受信部と、前記現在の車線リンク情報と前記車両からプローブデータをサーバに送信した履歴情報とを用いて設定された、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータを前記サーバに送信する第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、に基づいて、第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータの送信を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
 この発明の情報送信制御装置は、現在の車線リンク情報と、プローブデータをサーバに送信した履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し、この送信周期距離とオフセットを用いて送信開始位置をずらしてプローブデータを送信するので、車両停止中に同一位置のデータを重複送信することがないため通信コストを削減することができ、また走行ルートの情報を均一に取得することができる。
この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1におけるサーバ8のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の機能構成図である。 この発明の実施の形態1におけるサーバ8の機能構成図である。 この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の設定部111の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における送信周期距離とオフセットの設定例を示す。 この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の制御部112の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるサーバ8の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の機能構成図である。 この発明の実施の形態2におけるサーバ8の機能構成図である。 この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態2におけるサーバ8の設定部814の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるサーバ8の制御部812の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の制御部112の動作を示すフローチャートである。
 以下に、本発明に係る情報送信制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1のシステム構成図である。
 図1において、本発明の情報送信制御装置1は、車両2に搭載されている。この車両2は他に、複数の車載ECU(Electronic Control Unit)3と、それぞれの車載ECU3に接続されたセンサ4と、カーナビゲーション装置5、および無線通信装置6を搭載している。
 そして、車両2は、公共通信網7を介してサーバ8とダイナミックマップサーバ9と通信する。サーバ8は、車両2からプローブデータが送信される。ダイナミックマップサーバ9は、地図情報を車両2に提供する。
 次に、車両2に搭載されている各機器について説明する。
 車両2の車載ECU3は、センサ4によって測定された車両の速度、加速度、ステアリング情報などの車両の走行情報を含むプローブデータを情報送信制御装置1に提供する。情報送信制御装置1は、このプローブデータをサーバ8に送信する送信位置を制御してプローブデータを送信する。情報送信制御装置1の詳細な説明は後述する。
 センサ4は、車載ECU3に接続され、車両2の走行状態を測定して、測定したデータを車載ECU3に出力する。
 カーナビゲーション装置5は、ダイナミックマップサーバ9から車線単位で最新地図情報と渋滞情報を含む情報を受信し、目的地までの車線単位の走行ルートを決定する。そして、走行ルートから抽出した現在の車線リンク情報(以下、現在車線リンク情報と示す)を情報送信制御装置1に出力する。
 車線リンクは、道路を構成する各車線を所定の基準に基づき区切った区間に対応する車線毎のリンクであり、車線リンク情報は、車線リンクID(Identification)と、車線リンクの先頭位置からの距離の情報を含む。
 そして、現在の車線リンク情報は、カーナビゲーション装置5が決定した走行ルートの車線リンクIDのうち最初に走行する、または走行している車線リンクIDと、その車線リンクの先頭位置からの距離の情報を含む。
 また、GNSS(Global Navigation Satellite System)で車両2の現在位置を決定し、決定した現在位置を情報送信制御装置1に出力する。
 無線通信装置6は、公共通信網7を介して、車両2とサーバ8、または車両2とダイナミックマップサーバ9との通信を無線で行う。
 以上が車両2の車載機器の説明である。
 次に、情報送信制御装置1とサーバ8の構成について詳細に説明する。
 まず、情報送信制御装置1とサーバ8のハードウェアの構成について説明する。
 図2は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1のハードウェア構成図である。
 情報送信制御装置1は、主要な構成として、ROM(read‐only memory)101と、RAM(random access memory)102、およびCPU(central processing unit)103を備えるマイクロコンピュータ104と、不揮発性メモリ105と、車両2の各機器と通信する通信インタフェース106から構成されている。
 図3は、この発明の実施の形態1におけるサーバ8のハードウェア構成図である。
 サーバ8は、ROM801と、RAM802、およびUPC803を備えるマイクロコンピュータ804と、不揮発性メモリ805と、車両2と通信する通信インタフェース806から構成されている。
 次に、情報送信制御装置1の機能構成について説明する。
 図4は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の機能構成図である。
 図4において、情報送信制御装置1は、サーバ8にプローブデータを送信する開始位置である送信開始位置を変更するための送信周期の距離(以下、送信周期距離と示す)とオフセットを設定する設定部111、設定された送信周期距離とオフセットを用いて変更した送信位置でプローブデータをサーバ8に送信するように制御する制御部112、プローブデータの送信に関する履歴情報を記憶する記憶部113、車両2の他の車載機器とのデータを送受信する送受信部114から構成されている。
 送信周期距離は、車両2からサーバ8にプローブデータを送信する周期を走行距離によって設定する距離である。
 オフセットは、サーバ8にプローブデータを送信する送信開始位置であって、現在の車線リンクの先頭位置から最初にプローブデータをサーバ8に送信する送信開始位置、を送信周期距離で決まる第1の送信開始位置から第2の送信開始位置に変更するための値である。
 設定部111と制御部112が行う処理は、図2のROM101に記憶されたプログラムをCPU103が読み出して実行する。また、送受信部114の処理は、通信インタフェース106が実行する。また、記憶部113はRAM102に相当する。
 以下、情報送信制御装置1の各構成について説明する。
 設定部111は、カーナビゲーション装置5から入力された現在車線リンク情報と、記憶部113に記録されたプローブデータの送信の履歴情報を用いて、送信周期距離とオフセットを設定する。そして、設定した送信周期距離とオフセットを制御部112に出力する。設定部111の処理は、設定ステップに相当する。
 制御部112は、設定部111から入力された送信周期距離とオフセットを用いて、プローブデータをサーバ8に送信する送信開始位置を変更して第2の送信開始位置に設定する。そして、設定された第2の送信開始位置で、車載ECU3からプローブデータを取得し、送受信部114と無線通信装置6を介して、サーバ8にプローブデータを送信するように制御する。また、プローブデータを送信した履歴情報を車線リンクに対応づけて記憶部113に記憶する。制御部112の処理は、制御ステップに相当する。
 記憶部113は、車線リンクに対応づけられたプローブデータの送信の履歴情報を記憶している。また、記憶されている履歴情報が、設定部111から参照される。
 送受信部114は、カーナビゲーション装置5から受信した現在車線リンク情報を設定部111に出力する。また、制御部112から入力されたプローブデータを無線通信装置6に送信する。送受信部114の処理は、受信ステップまたは送信ステップに相当する。
 尚、設定部111では、送信周期距離とオフセットを制御部112に送信して、制御部112が第2の送信開始位置を設定すると説明したが、設定部111で送信周期距離とオフセットを用いて第2の送信開始位置を設定し、設定した第2の送信開始位置を制御部112に送信してもよい。
 以上が情報送信制御装置1の機能構成の説明である。
 次に、サーバ8の機能構成について説明する。
 図5は、この発明の実施の形態1におけるサーバ8の機能構成図である。
 図5において、サーバ8は、車両2と情報の通信を行う通信部811と、車両2から送信されたプローブデータをプローブデータが送信された現在車線リンク情報に対応づけて記録するように制御する制御部812、およびプローブデータを記憶する記憶部813から構成されている。
 制御部812が行う処理は、図3のROM801に記憶されたプログラムをCPU803が読み出して実行する。また、通信部811は、通信インタフェース806が実行する。また、記憶部813はRAM802に相当する。
 以下、サーバ8の各構成について説明する。
 通信部811は、公共通信網7を介して車両2と情報を送受信する。
 制御部812は、車両2から送信されたプローブデータと現在車線リンク情報を対応づけて記憶部813に記憶する。
 記憶部813は、現在車線リンク情報に対応づけられたプローブデータが記憶されている。
 次に、情報送信制御装置1の動作を説明する。
 図6は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の動作を示すシーケンス図である。
 車両2のカーナビゲーション装置5がダイナミックマップサーバ9から車線情報を含む最新の地図情報と渋滞情報を取得する(ステップ(以下、Sと示す)1)。
 すると、カーナビゲーション装置5は走行ルートを決定して、現在車線リンク情報を情報送信制御装置1の送受信部114に送信する。送受信部114は、カーナビゲーション装置5から受信した現在車線リンク情報を設定部111に出力する(S2)。
 すると、設定部111は、現在車線リンク情報に含まれる車線リンクIDに対応するプローブデータの履歴情報を記憶部113から取得する(S3)。この時、設定部111は、記憶部113に記憶された車線リンクIDに対応する走行回数をインクリメントし(S4)、走行日時を記録する(S5)。そして、プローブデータの履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し(S6)、設定した送信周期距離とオフセットを制御部112に出力する(S7)。
 送信周期距離とオフセットの設定の仕方は後述する。
 一方、送受信部114には、車載ECU3から各種センサ4のデータが入力されている。センサ4は、例えば、タコメータ、車載カメラ、および社外センサ等である。
 制御部112は、設定部111から送信周期距離とオフセットが入力されると、送信周期距離とオフセットを用いて、プローブデータの送信開始位置を変更する第2の送信開始位置を決定する。また、制御部112は、送受信部114に入力されているデータを取得し(S8)、センサ4のタコメータのデータを用いて走行距離を算出する(S9)。そして、走行距離が現在の車線リンクの先頭位置から第2の送信開始位置の距離まで達したか否かを判定する(S10)。
 走行距離が現在の車線リンクの先頭位置から第2の送信開始位置の距離まで達すると、制御部112は送受信部114から各種センサ4のデータ一式を取得し、取得したデータ一式をプローブデータに含めてサーバ8に送信する(S12)。
 制御部112は、この時、GPSの位置情報も取得し、現在車線リンク情報と共にGPSの位置情報をプローブデータに含めてサーバ8に送信している。制御部112は、車載カメラのデータとGPSの位置情報などダイナミックマップに利用されるデータをダイナミックマップサーバ9に直接送信することもある。サーバ8では、車両2から送信されたプローブデータを記憶部813に記録する。
 そして、情報送信制御装置1の制御部112では、オフセットを0(ゼロ)に設定し(S13)、以降は、サーバ8にプローブデータを送信する距離を送信周期距離のみで判定する。
 走行距離がサーバ8にプローブデータを送信する距離に達していないと処理を終了する。
 以降は、車両2が走行中に、走行する現在車線リンク情報が変更される度に、変更された現在車線リンク情報がカーナビゲーション装置5から情報送信制御装置1に送信される。すると、S2以降の処理が実行される。
 以上が、情報送信制御装置1の動作の説明である。
 次に、情報送信制御装置1の設定部111の動作について説明する。
 図7は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の設定部111の動作を示すフローチャートである。
 情報送信制御装置1の設定部111は、送受信部114を介してカーナビゲーション装置5から現在車線リンク情報のデータを受信する(S21)。
 すると、設定部111は、現在車線リンク情報の車線リンクIDに対応するプローブデータの履歴情報を記憶部113から取得する(S22)。
 そして、取得したプローブデータの履歴情報を用いて、送信周期距離とオフセットを設定する(S23)。設定の仕方は後述する。
 そして、設定した送信周期距離とオフセットを制御部112に出力する(S24)。
 ここで、送信周期距離とオフセットの設定例について説明する。
 図8は、この発明の実施の形態1における送信周期距離とオフセットの設定例を示す。
 プローブデータの履歴情報が図8の様に車線リンクIDと、前回走行日時、走行回数であるとする。
 例えば、設定部111が記憶部113からプローブデータの履歴情報を取得する時に、車両2の現在車線リンク情報の車線リンクIDが「100010」であった場合、車線リンクID「100010」の「前回走行日時」が「2018/4/4」と、「走行回数」が「231」を取得する。そして、「前回走行日時」に現在走行している日時と、「走行回数」に1を加算して232と更新する。
 そして、基準送信周期距離がAm(例えば10mなど)と設定されているとして、前回走行日時から現在走行している日時までの経過時間で、送信周期距離を決定するとする。
 例えば、図8に示す様に、前回走行日時から現在走行している日時が7日未満の場合は、A×10m、30日未満の場合は、A×5m、1年未満の場合は、A×2m、それ以上の場合は、Amと設定する。前回走行日時から日数が経っているほど送信周期距離を短くして、プローブデータの送信間隔を短く設定することになる。
 また、図8に示す様に、オフセットは、走行回数に対応した乱数がオフセットとして割り当てられている。例えば、走行回数=0の場合 オフセットは7m、走行回数=1の場合 オフセットは70m の様に割り当てられている。
 尚、オフセットの設定は乱数表を用いる例を示したが、エンジンスタート後のクロック数などで乱数を生成しても良い。この様にして、設定部111は、現在車線リンク情報に対応するプローブデータの履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し、設定した送信周期距離とオフセットを制御部112に出力する。
 現在車線リンク情報に対応するプローブデータの履歴情報を用いて、例えば走行回数と前回走行日時からの経過時間等の走行情報、および乱数等を用いて送信周期距離とオフセットを設定するため、同一車線リンクであっても送信周期距離とオフセットが異なる値に設定される。そのため、送信周期距離とオフセットを用いて同一車線リンクを走行する毎に異なる位置で路面情報を取得することができる。
 以上が設定部111の動作の説明である。
 次に、制御部112の動作を説明する。
 図9は、この発明の実施の形態1における情報送信制御装置1の制御部112の動作を示すフローチャートである。
 制御部112は、設定部111または送受信部114からデータを受信する(S30)。そこで、受信したデータの送信元を判定する(S31)。データには、データの送信元の情報が含まれている。
 S31で、データの送信元が設定部111であった場合、設定部111から入力された送信周期距離とオフセットを制御パラメータに設定し(S32)、終了する。
 制御パラメータは、車両2からサーバ8にプローブデータの送信を制御するためのパラメータである。
 また、S31で、データの送信元が送受信部114であった場合、送受信部114から受信したタコメータのデータから車両の走行距離を算出する(S33)走行距離はオドメータの情報を用いてもよい。
 そして、算出した走行距離が、送信周期距離にオフセット値を加算した値よりも長いか否かを判定する(S34)。送信周期距離にオフセット値を加算した値は、走行中の車線リンクで、車線リンクの先頭位置からプローブデータの送信開始位置を変更した第2の送信開始位置までの距離である。
 S34で、走行距離が送信周期距離にオフセット値を加算した値以下の場合は何も処理を行わずに終了する。
 S34で、走行距離が送信周期距離にオフセット値を加算した値よりも長い場合は、車載ECU3から全てのプローブデータを取得する。この時、GPSの位置情報も取得して現在車線リンク情報と共にプローブデータに含める。そして、取得したプローブデータのデータ一式を、送受信部114を介して無線通信装置6に出力し(S35)、公共通信網7を経由してサーバ8に送信する。 そして、オフセットの値を0(ゼロ)に設定し(S36)、終了する。
 この後、制御部112は、設定部111からデータを受信しなければ、送受信部114からデータを受信する度に、S30、S31、S33以降の処理を繰り返す。オフセット値が0(ゼロ)に設定された後のS34の走行距離の判定は、送信周期距離のみで行うことになる。
 以上が制御部112の動作の説明である。
 次に、サーバ8側の動作について説明する。
 図10は、この発明の実施の形態1におけるサーバ8の動作を示すフローチャートである。
 サーバ8の制御部812は、通信部811を介して車両2からプローブデータを受信する(S40)。
 そして、制御部812は、プローブデータが送信された現在車線リンク情報にプローブデータを対応付けて記憶部813に記録する(S41)。制御部812は、プローブデータをGPSの位置情報に対応付けて記憶することもある。
 この様に、情報送信制御装置1は、現在車線リンク情報の車線リンクIDに対応するプローブデータの履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し、送信周期距離とオフセットを用いて、走行単位毎にプローブデータの送信開始位置を変更する。そのため、情報送信制御装置1は、車両停止中に同一位置のデータを重複送信することがないため通信コストを削減することができる。
 また、情報送信制御装置1は、送信周期距離とオフセットを用いて同一車線リンクを走行する毎に異なる位置で路面情報を取得することで走行車線の各位置で路面情報を均一に取得することができるので、交通量の少ない道路で走行車両から更新情報を得る機会が少ない場所でも、効率的に高精度地図の更新が可能になる。
 また、毎日同じルートで通勤している一般車両や、何度も同じルートを走行するバスなどの商用車に本発明の機能を搭載することで、走行ルートの情報を均一に取得する大きな効果を発揮することが出来る。
実施の形態2.
 実施の形態1では、車両2側に記憶されているプローブデータの履歴情報と現在車線リンク情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し、プローブデータの送信開始位置を変更して車両2からサーバ8にプローブデータを送信する例を示した。実施の形態2では、サーバ8側に記憶されている、複数の車両のプローブデータの履歴情報を用いて、サーバ8側で送信周期距離とオフセットを設定する例について説明する。
 実施の形態2のシステム構成図とハードウェア構成図は、実施の形態1と同様であるが、車両2は複数台存在するものとする。
 情報送信制御装置1とサーバ8の機能構成が異なるため、以下に説明する。
 まず、情報送信制御装置1の機能構成から説明する。
 図11は、この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の機能構成図である。
 情報送信制御装置1は、制御部112と送受信部114から構成されている。実施の形態1では備えていた設定部111と記憶部113を備えない構成になる。
 制御部112が行う処理は、図2のROM101に記憶されたプログラムをCPU103が読み出して実行する。また、送受信部114の処理は、通信インタフェース106が実行する。
 送受信部114は、カーナビゲーション装置5から現在車線リンク情報を受信し、情報送信制御装置1の制御部112に現在車線リンク情報を出力する。また、制御部112から出力された現在車線リンク情報をサーバ8に送信する。また、サーバ8から受信した送信周期距離とオフセットを制御部112に出力し、制御部112が制御する位置でプローブデータをサーバ8に送信する。この送受信部114の処理は、受信ステップまたは送信ステップに相当する。
 制御部112は、カーナビゲーション装置5から送受信部114を介して現在車線リンク情報を受信し、送受信部114を介して現在車線リンク情報をサーバ8に送信する。また、サーバ8から送受信部114を介して送信周期距離とオフセットを受信すると、送信開始位置をずらしてプローブデータをサーバ8に送信する。この制御部112の処理は、車両2側の制御ステップに相当する。
 以上が情報送信制御装置1の機能構成の説明である。
 次に、サーバ8の機能構成を説明する。
 図12は、この発明の実施の形態2におけるサーバ8の機能構成図である。
 サーバ8は、通信部811と、制御部812と、記憶部813、および設定部814から構成されている。実施の形態2では、記憶部813にプローブデータそのもののデータに加え、プローブデータの送信の履歴情報も記憶する。また、設定部814が、プローブデータの送信開始位置を変更する送信周期距離とオフセットを設定して、車両2に送信する。
 制御部812と設定部814が行う処理は、図3のROM801に記憶されたプログラムをCPU803が読み出して実行する。また、通信部811は、通信インタフェース806が実行する。また、記憶部813はRAM802に相当する。
 通信部111は、車両2から受信した現在車線リンク情報を設定部814に出力する。また、設定部814で設定された送信周期距離とオフセットを車両2に送信する。また、車両2から受信したプローブデータを制御部812に出力する。この通信部111の処理は、通信ステップに相当する。
 制御部812は、通信部111を介して車両2からプローブデータが入力されると、プローブデータが送信された現在車線リンク情報に対応付けて記憶部813に記憶させる。この制御部812の処理は、サーバ8側の制御ステップに相当する。
 記憶部813は、車両2から受信したプローブデータが車線リンク情報に対応づけられて記憶されている。また、車両2がプローブデータを送信した履歴情報を記憶している。
 設定部814は、車両2から受信した現在車線リンク情報と記憶部813の履歴情報を用いて、現在車線リンク情報を送信してきた車両2の送信周期距離とオフセットを設定し、車両2に設定した送信周期距離とオフセットを送信する。この設定部814の処理は、サーバ8側の設定ステップに相当する。
 以上がサーバ8の機能構成の説明である。
 次に、情報送信制御装置1の動作を説明する。
 図13は、この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の動作を示すシーケンス図である。
 車両2のカーナビゲーション装置5がダイナミックマップサーバ9から車線情報を含む最新の地図情報と渋滞情報を取得する(S51)。
 すると、カーナビゲーション装置5が走行ルートを決定して、現在車線リンク情報を情報送信制御装置1の送受信部114を介して制御部112に送信する。そして、制御部112は、送受信部114を介して、サーバ8の設定部814に現在車線リンク情報を送信する(S52)。
 すると、サーバ8の設定部814は、現在車線リンク情報の車線リンクIDに対応するプローブデータの履歴情報をサーバ8の記憶部813から取得する(S53)。この時、設定部814は、記憶部813に記憶された車線リンクIDに対応する走行回数をインクリメントし(S54)、走行日時を記録する(S55)。そして、プローブデータの履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し(S56)、設定した送信周期距離とオフセットを車両2の制御部112に出力する(S57)。
 一方、車両2の送受信部114には、車載ECU3から各種センサ4のデータが入力されている。センサ4は、例えば、タコメータ、車載カメラ、および社外センサ等である。
 車両2の制御部112は、サーバ8から送信周期距離とオフセットを受信すると、送信周期距離とオフセットを用いて、プローブデータの送信開始位置を変更する第2の送信開始位置を決定する。また、制御部112は、送受信部114に入力されているデータを取得し(S58)、タコメータのデータを用いて走行距離を算出する(S59)。
 そして、制御部112は、走行距離が現在車線リンクの先頭位置から第2の送信開始位置の距離まで達したか否かを判定する(S60)。
 走行距離が現在の車線リンクの先頭位置から第2の送信開始位置の距離まで達すると、送受信部114から各種センサ4のデータ一式を取得し、取得したデータ一式をプローブデータに含めてサーバ8に送信する(S61)。サーバ8側では、車両2から送信されたプローブデータが記録される。
 そして、制御部112は、オフセットを0(ゼロ)に設定し(S62)、以降は、サーバ8にプローブデータを送信する距離を送信周期距離のみで判定する。
 走行距離がサーバにプローブデータを送信する距離に達していないと処理を終了する。
 次に、サーバ8の動作について説明する。
 サーバ8の設定部814は、車両2の情報送信制御装置1から通信部811を介して現在車線リンク情報を受信する。また、制御部812は、車両2の情報送信制御装置1からプローブデータを受信する。
 以下、サーバ8の設定部814の動作について説明する。
 図14は、この発明の実施の形態2におけるサーバ8の設定部814の動作を示すフローチャートである。
 設定部814は、通信部811を介して車両2から現在車線リンク情報のデータを受信する(S70)。
 そして、設定部814は、受信した現在車線リンク情報の車線リンクIDに対応するプローブデータの履歴情報を記憶部813から取得する(S71)。
 次に、現在車線リンク情報に対応するプローブデータの履歴情報から送信周期距離とオフセットを設定する(S72)。設定の仕方は、実施の形態1と同様である。
 そして、通信部811を介して車両2に、設定した送信周期距離とオフセットを送信し(S73)、処理を終了する。
 以上が、サーバ8側の設定部814の動作である。
 なお、初めて走行するルートである場合等であって、プローブデータの履歴情報が存在しない場合は、初期設定の送信周期距離とオフセットを車両2に送信する。
 次に、サーバ8の制御部812の動作について説明する。
 図15は、この発明の実施の形態2におけるサーバ8の制御部812の動作を示すフローチャートである。
 制御部812は、通信部811を介して車両2からプローブデータを受信する(S80)。
 そして、制御部812は、受信したプローブデータを現在車線リンク情報に対応づけて記憶部813に記録する(S81)。
 また、制御部812は、車両2がプローブデータを送信した履歴情報(車線リンクIDに対応する前回走行日時と走行回数)を更新する(S82)。プローブデータの履歴情報も記憶部813に記録されている。サーバ8には、複数の車両2からプローブデータが送信されてくるため、その度に、車線リンクIDに対応する前回走行日時と走行回数を更新する。
 以上がサーバ8の制御部812の動作の説明である。
 次に、車両2の情報送信制御装置1の動作について説明する。
 図16は、この発明の実施の形態2における情報送信制御装置1の制御部112の動作を示すフローチャートである。
 情報送信制御装置1の制御部112は、サーバ8または車載ECU3のセンサ4からデータを受信する(S90)。データには、送信元の情報が含まれている。
 次に、受信したデータの送信元を判定する(S91)。
 S91でデータの送信元がサーバ8であった場合、サーバ8から受信した送信周期距離とオフセットを制御パラメータに設定し(S92)、処理を終了する。
 S91でデータの送信元がセンサ4であった場合、センサ4のタコメータのデータを用いて走行距離を算出する(S93)。
 そして、走行距離がサーバ8にプローブデータを送信する距離まで達したか否か、即ち走行距離が現在の車線リンクの先頭位置から第2の送信開始位置の距離まで達したか否かを判定する(S94)。
 走行距離がサーバ8にプローブデータを送信する距離まで達すると、送受信部114から入力される各種センサ4のデータ一式を取得して、データ一式をプローブデータに含めて、無線通信装置6を介してサーバ8に送信する(S95)。サーバ8では、送信されたプローブデータが記憶部813に記録される。
 そして、車両2の制御部112では、オフセットを0(ゼロ)に設定し(S96)、以降は、サーバ8にプローブデータを送信する距離を送信周期距離のみで判定する。
 走行距離がサーバ8にプローブデータを送信する距離に達していないと処理を終了する。
 以上のように、サーバ8側で複数の車両の履歴情報を用いて、送信周期距離とオフセットを設定し、車両2側ではその送信周期距離とオフセットを基にプローブデータの送信開始位置を変更するため、実施の形態1に比べて、路面の各位置の情報をより効率的かつ均一にサーバ8側で取得することができる。
 また、送信周期距離とオフセット値の設定をサーバ8側で実施することにより車両2の構成部品を削減することができ、更に車両2の情報送信制御装置1の演算量を削減することもできる。
 以上のように、本発明に係る情報送信制御装置は、現在の車線リンク情報とプローブデータの送信の履歴情報を用いて送信周期距離とオフセットを設定し、設定した送信周期距離とオフセットを用いてプローブデータの送信開始位置を変更するので、車線の各位置で路面情報を均一に、また効率的に取得することができる。
1 情報送信制御装置、2 車両、3 車載ECU、4 センサ、5 カーナビゲーション装置、6 無線通信装置、7 公共通信網、8 サーバ、9 ダイナミックマップサーバ、101 ROM、102 RAM、103 CPU、104 マイクロコンピュータ、105 不揮発性メモリ、106 通信インタフェース、111 設定部、112 制御部、113 記憶部、114 送受信部、801 ROM、802 RAM、803 CPU、804 マイクロコンピュータ、805 不揮発性メモリ、806 通信インタフェース、811 通信部、812 制御部、813 記憶部、814 設定部。

Claims (10)

  1.  車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する送受信部と、
     前記現在の車線リンク情報と前記車両からプローブデータをサーバに送信した履歴情報とを用いて設定された、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータを前記サーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、に基づいて、第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータの送信を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする情報送信制御装置。
  2.  前記履歴情報を記憶する記憶部と、
     前記現在の車線リンク情報と前記記憶部の履歴情報とを用いて前記送信周期距離と前記オフセットとを設定する設定部とを更に備え、
     前記制御部は、前記設定部で設定された前記送信周期距離と前記オフセットとを用いて前記第2の送信開始位置を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報送信制御装置。
  3.  複数の前記車両の履歴情報が前記サーバの記憶部に記憶され、
     前記制御部は、前記現在の車線リンク情報を前記サーバに送信し、当該現在の車線リンク情報と前記サーバに記憶された履歴情報とを用いて設定された前記送信周期距離と前記オフセットとを前記サーバから受信して、前記第2の送信開始位置を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報送信制御装置。
  4.  前記送信周期距離は、前記車両が前回走行した日時からの経過時間に応じて設定し、前記オフセットは、前記車両が前記車線リンクで走行した走行回数に応じて設定することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報送信制御装置。
  5.  車両と情報を送受信する通信部と、
     前記車両から送信されたプローブデータを当該プローブデータが送信された車線リンクと対応づけて記憶し、またプローブデータの送信の履歴情報を記憶する記憶部と、
     前記車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報と、前記車両からプローブデータをサーバに送信した履歴情報と、を用いて、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータを前記サーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットとを設定し、前記送信周期距離と前記オフセットを前記車両に送信する設定部と、
     前記送信周期距離と前記オフセットとに基づいて設定した第2の送信開始位置で前記車両から送信された前記プローブデータを前記現在の車線リンク情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる制御部と
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  6.  車両が走行する車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する送受信部と、
     プローブデータの送信の履歴情報を記憶する記憶部と、
     前記現在の車線リンク情報と前記履歴情報とを用いて、プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータをサーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、を設定する設定部と、
     設定された前記送信周期距離と前記オフセットとを用いて第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータを前記サーバに送信するように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする情報送信制御システム。
  7.  車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する送受信部と、
     プローブデータの送信の履歴情報を記憶する第1の記憶部と、
     前記現在の車線リンク情報と前記履歴情報とを用いて、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータをサーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、を設定する設定部と、
     設定された前記送信周期距離と前記オフセットとを用いて第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータを前記サーバに送信するように制御する第1の制御部と
    を備えた情報送信制御装置、
     前記車両と情報を送受信する通信部と、
     前記車両から送信された前記プローブデータを当該プローブデータが送信された車線リンクと対応づけて記憶する第2の記憶部と、
     前記車両から送信された前記プローブデータを前記現在の車線リンク情報に対応づけて前記第2の記憶部に記憶させる第2の制御部と
    を備えたサーバ、
    を備えたことを特徴とする情報送信制御システム。
  8.  車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する送受信部と、
     前記現在の車線リンク情報をサーバに送信し、当該サーバから受信した、プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータをサーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、を用いて、第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータを前記サーバに送信するように制御する第1の制御部と
    を備えた情報送信制御装置、
     前記車両と情報を送受信する通信部と、
     前記車両から送信された前記プローブデータを当該プローブデータが送信された車線リンクと対応づけて記憶し、また前記プローブデータの送信の履歴情報を記憶する記憶部と、
     前記車両から受信した前記現在の車線リンク情報と前記履歴情報とを用いて前記送信周期距離と前記オフセットとを設定し、当該送信周期距離と当該オフセットとを前記車両に送信する設定部と、
     前記車両から送信された前記プローブデータを前記現在の車線リンク情報に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2の制御部と
    を備えたサーバ、
    を備えたことを特徴とする情報送信制御システム。
  9.  車両が走行する車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を受信する受信ステップと、
     前記現在の車線リンク情報と前記車両のプローブデータの送信の履歴情報とを用いて、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータをサーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、を設定する設定ステップと、
     設定された前記送信周期距離と前記オフセットとを用いて第2の送信開始位置を設定して、前記プローブデータを前記サーバに送信するように制御する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする情報送信制御方法。
  10.  車両が走行する車線の車線リンクの固有情報と当該車線リンクの先頭位置からの距離とを含む現在の車線リンク情報を前記車両からサーバに送信する送信ステップと
     前記サーバで受信した前記現在の車線リンク情報と、前記車両のプローブデータの送信の履歴情報とを用いて、前記プローブデータの送信周期を走行距離で設定した送信周期距離と、前記プローブデータをサーバに送信する開始位置である第1の送信開始位置を変更するためのオフセットと、を設定し、設定した前記送信周期距離と前記オフセットとを前記車両に送信する設定ステップと、
     前記送信周期距離と前記オフセットとを用いて設定された第2の送信開始位置で、前記車両から送信された前記プローブデータを前記現在の車線リンク情報に対応づけて記憶部に記憶させる制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする情報送信制御方法。
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