WO2019188018A1 - 撮像光学系、および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

本開示の撮像光学系は、物体側から像面側に向かって順に、像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズとから構成され、両側テレセントリック光学系とされている。

Description

撮像光学系、および撮像装置
 本開示は、例えば物体側に形成された1次結像像を、撮像素子の撮像面上に2次結像像としてリレーさせる撮像光学系、および撮像装置に関する。
 1次結像した物体像(1次結像像)を2次の結像像(2次結像像)としてリレーさせるリレー光学系がある。リレー光学系では、単に光路長を調整する場合もあれば、像倍率を縮小する等の目的で複数のレンズを組み合わせて像をリレーする場合もある。一方、例えば特許文献1には、投影された映像をタッチパネルのように操作可能なタッチ検出(位置検出)機能付きのプロジェクタが提案されている。また、特許文献1には、物体位置の検出、および撮像を行うための撮像光学系として、2つのレンズ群を用いたリレー光学系が提案されている。
特開2015-64550号公報(図18)
 単に物体位置の検出を行う目的であれば、撮像光学系を2枚のレンズからなるリレー光学系で構成しても性能的に十分な場合があるが、より高解像で検出物を撮像したい場合には、2枚のレンズ構成では結像性能が不十分である。
 小型で結像性能に優れた撮像光学系、および撮像装置を提供することが望ましい。
 本開示の一実施の形態に係る撮像光学系は、物体側から像面側に向かって順に、像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズとから構成され、両側テレセントリック光学系とされているものである。
 本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、撮像光学系と、撮像光学系によって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、撮像光学系が、物体側から像面側に向かって順に、像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズとから構成され、両側テレセントリック光学系とされているものである。
 本開示の一実施の形態に係る撮像光学系、または撮像装置では、全体として3枚のレンズ構成で、各レンズの構成の最適化が図られている。
比較例に係る位置検出機能付きのプロジェクタの要部構成例を示す光学系断面図である。 比較例1に係る撮像光学系の一構成例を示す光学系断面図である。 図2に示した比較例1に係る撮像光学系のスポットダイアグラムを示す図である。 本開示の第1の実施の形態に係る撮像光学系の一構成例を示す光学系断面図である。 図4に示した撮像光学系のスポットダイアグラムを示す図である。 撮像素子の構造例を、撮像素子に入射する光線の一例と共に示す断面図である。 比較例2に係る撮像光学系の一構成例を示す光学系断面図である。 図7に示した比較例2に係る撮像光学系のスポットダイアグラムを示す図である。 比較例3に係る撮像光学系の一構成例を示す光学系断面図である。 図9に示した比較例3に係る撮像光学系のスポットダイアグラムを示す図である。 第2の実施の形態に係るプロジェクタの一構成例を示す構成図である。
 以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
 0.比較例(図1~図3)
 1.第1の実施の形態(図4~図10)
  1.1 撮像光学系の構成例
  1.2 作用・効果
 2.第2の実施の形態(図11)
 3.その他の実施の形態
<0.比較例>
(比較例に係る撮像光学系が適用されるプロジェクタの概要)
 図1は、比較例に係る位置検出機能付きのプロジェクタの要部構成例を示している。
 特許文献1(特開2015-64550号公報)の図18には、図1に示したような位置検出機能付きのプロジェクタの構成が開示されている。
 この比較例に係るプロジェクタは、ライトバルブ21と、偏光ビームスプリッタ23と、投射レンズ24とを備えている。また、この比較例に係るプロジェクタは、物体位置の検出、および撮像を行うための撮像部として、撮像素子22と、撮像光学系とを備えている。撮像光学系は、偏光子25と、可視光カットフィルタ28と、第1のリレーレンズ群51Aと、第2のリレーレンズ群51Bとを有している。
 ライトバルブ21は、偏光ビームスプリッタ23を介して、図示しない照明装置から出射された照明光L100によって照明される。ライトバルブ21は、例えばLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等の反射型の液晶素子である。ライトバルブ21は、映像データに基づいて照明光L100を変調して映像光を生成する。ライトバルブ21で生成された映像光は、偏光ビームスプリッタ23、および投射レンズ24を介して図示しない投影面に投影される。
 投射レンズ24は、映像を投影するための機能の他、位置検出のための結像光学系としての機能を有している。投射レンズ24には、ライトバルブ21で生成された映像光が入射すると共に、投影面の近傍にある検出物からの散乱光が検出光として投影面側から取り込まれる。投射レンズ24は、検出物の像を共役面50に1次結像像として形成する。
 撮像素子22は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)などの固体撮像素子で構成されている。撮像素子22は、投影面と光学的に共役な位置に配置されている。また、撮像素子22は、ライトバルブ21と光学的に共役な位置に配置されている。より具体的には、ライトバルブ21が反射型の液晶素子である場合、映像を作り出す表示面(液晶面)と撮像素子22の撮像面とが光学的に共役な位置となるように配置されている。撮像素子22には、投射レンズ24および偏光ビームスプリッタ23を介して、検出物からの散乱光が検出光として入射する。撮像素子22は、少なくとも投影面上の投影エリアと略同一のエリアを撮像エリアとした撮像を行うことが可能となっている。
 撮像光学系は、ライトバルブ21の光学的な共役面50(1次結像面)と撮像素子22との間に配置されている。撮像光学系は、偏光ビームスプリッタ23に近い側から順に、第1のリレーレンズ群51Aと第2のリレーレンズ群51Bとを備えている。第2のリレーレンズ群51Bの焦点距離fiは、第1のリレーレンズ群51Aの焦点距離fbよりも小さくなっている。第1のリレーレンズ群51Aと第2のリレーレンズ群51Bとによって、
 β=fi/fb
となる縮小倍率βの縮小光学系が構成されている。
 共役面50と撮像素子22との間に、リレー光学系、および縮小光学系として機能する撮像光学系を配置することで、ライトバルブ21と光学的に共役な位置(2次結像面)を共役面50(1次結像面)よりも遠方に設けることができる。撮像光学系を縮小光学系とすることで、撮像素子22をライトバルブ21と光学的に共役な位置(2次結像面)に配置しつつ、撮像素子22のサイズをライトバルブ21よりも小さくすることができる。
 例えば、2fi=fbとなる条件で、なおかつライトバルブ21の共役面50から第1のリレーレンズ群51Aをfbの位置に配置し、そこからfb+fiの位置に第2のリレーレンズ群51Bを配置し、撮像素子22は第2のリレーレンズ群51Bからfiだけ離れた場所に配置する。この場合、撮像素子22の位置が共役面50と等価となり、なおかつ0.5倍の縮小光学系ができ、小さな撮像素子22で物体検出することが可能となる。   
 また、撮像光学系では、第1のリレーレンズ群51Aと第2のリレーレンズ群51Bとによって、第1のリレーレンズ群51Aと偏光ビームスプリッタ23との間、および第2のリレーレンズ群51Bと撮像素子22との間が略テレセントリック性を有する両側テレセントリック光学系が形成される。
(課題)
 上記比較例に係るプロジェクタにおける撮像光学系は、用途としては物体の位置を検出するものであり、共役面50に1次結像した物体像(1次結像像)を2次の結像像(2次結像像)として撮像素子22の撮像面上にリレーさせるリレー光学系である。
 上記比較例に係るプロジェクタのように、単に物体位置の検出を行う目的であれば、撮像面上で複数の画素のうちのいくつかの画素にまたがって撮像スポットが結像する程度の結像性能で十分であり、性能的には2枚のレンズ構成で成り立つ。しかし、物体位置のみならず、検出物の画像情報をより高解像で得る目的の場合、2枚のレンズ構成では結像性能が不十分である。2枚のレンズ構成では、軸上のみならず軸外も含めて撮像領域の全領域で十分な結像性能を得ることは困難である。
 図2は、上記比較例に係るプロジェクタ等に適用される撮像光学系201の一構成例(比較例1)を示している。
 比較例1に係る撮像光学系201は、光軸Z1に沿って、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズL10と、正の屈折力を有する第2レンズL20とからなる実質的に2枚のレンズ構成となっている。比較例1に係る撮像光学系は、物体側と像面側との両方がテレセントリックな両側テレセントリック光学系とされている。
 なお、図2において、STOは開口絞りを示す。Sobjは物体面(1次結像面)、Simgは像面(2次結像面)を示す。像面Simgの近傍にはCCDやCMOS等の撮像素子101(図1の撮像素子22に相当)が配置される。物体面Sobjは、図1の撮像光学系における共役面50に相当する。後述する実施例に係る撮像光学系1を示す図(図4)、および比較例2,3に係る撮像光学系202,203を示す図(図7、図9)においても同様である。
 物体面Sobjと第1レンズL10との間には、各種の光学フィルタ等の光学部材が配置されていてもよい。第2レンズL20と像面Simgとの間には、撮像素子保護用のカバーガラスCGや各種の光学フィルタ等の光学部材が配置されていてもよい。
 図3は、図2に示した比較例1に係る撮像光学系201の軸上と軸外(最大像高)とにおけるスポットダイアグラムを示している。撮像光学系201は、赤外光を検出する光学系となっている。図3は、波長785nmの光を光線追跡した場合のスポットダイアグラムとなっている。
 検出物の画像情報を取得するシステムでは、最低限VGA(640×480)程度の解像力が必要となる。例えば撮像素子101として、1/4型のイメージセンサを用いた場合、有効画素エリアは水平3.6mm×垂直2.7mmとなり、1画素のサイズは5.6μm程度である。図3において、軸上と軸外の各スポットダイアグラムの中心領域に太い黒枠で示した矩形領域が、1画素に相当する。後述する実施例に係る撮像光学系1のスポットダイアグラム(図5)、および比較例2,3に係る撮像光学系202,203のスポットダイアグラム(図8、図10)においても同様である。
 図3に示したように、比較例1に係る撮像光学系201では、像面湾曲が取り切れないため、軸上においても、軸外においても1画素に結像スポットが集光せず、十分な解像性能が得られていない。
 このように、2枚のレンズ構成では十分な解像性能を得ることが困難である。このため、検出物の画像情報を取得するシステムでは、軸上から軸外まで像面を揃えるよう、レンズの枚数を5~6枚用いて撮像光学系を構成し、必要な解像性能を得ることが一般的である。しかしながら、その場合、構成の大型化を招く。
 このため、レンズ枚数を大幅に増やすことなく、小型で結像性能に優れた撮像光学系、および撮像装置を提供することが可能な技術の開発が望まれる。
<1.第1の実施の形態>
[1.1 撮像光学系の構成例]
 図4は、本開示の第1の実施の形態に係る撮像光学系1の一構成例(実施例)を示している。
 本実施の形態に係る撮像光学系1は、上記比較例に係る位置検出機能付きのプロジェクタに適用可能である他、より高解像の撮像性能が要求されるシステムに適用可能である。例えば、後述する第2の実施の形態に係る画像検出機能付きのプロジェクタ(図11)等に適用可能である。本実施の形態に係る撮像装置は、少なくとも、撮像光学系1と、撮像光学系1によって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子101とを含んでいる。
 撮像光学系1は、光軸Z1に沿って、物体側から像面側に向かって順に、第1レンズL1と、第2レンズL2と、第3レンズL3とからなる実質的に3枚のレンズ構成となっている。撮像光学系1は、物体側と像面側との両方がテレセントリックな両側テレセントリック光学系とされている。
 撮像光学系1において、物体面Sobjと第1レンズL1との間には、各種の光学フィルタLF等の光学部材が配置されていてもよい。第3レンズL3と像面Simgとの間には、撮像素子保護用のカバーガラスCGや各種の光学フィルタ等の光学部材が配置されていてもよい。
 撮像光学系1において、開口絞りSTOは、第2レンズL2の物体側のレンズ面近傍に配置されている。
 撮像光学系1では、比較例1に係る撮像光学系201と同様に、像面側に撮像素子101が配置される。撮像光学系1は、物体面Sobj(1次結像面)に形成された1次結像像を、撮像素子101の撮像面上(像面Simg(2次結像面))に2次結像像としてリレーさせるリレー光学系とされている。1次結像像は、例えば、赤外光によって形成された像である。また、撮像光学系1は、1次結像像を、像面Simg(2次結像面)に縮小して結像する縮小光学系とされている。
 第1レンズL1、第2レンズL2、および第3レンズL3はそれぞれ、光軸近傍において正の屈折力を有することが好ましい。
 第1レンズL1は、像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされている。第1レンズL1の像面側のレンズ面は、中心部が像面側に凸形状で、周辺部に行くに従い、凹形状となる非球面形状であることが好ましい。また、第1レンズL1は、周辺部に行くに従い、厚みが小さくなる非球面形状であることが好ましい(条件1)。
 撮像光学系1は、第2レンズL2の光軸上の厚みをD(L2)、第3レンズL3の光軸上の厚みをD(L3)としたとき、
 D(L2)>D(L3)
 を満足することが望ましい(条件2)。
 第2レンズL2と第3レンズL3は、互いに逆向きのメニスカス形状であることが好ましい(条件3)。
 第2レンズL2の物体側のレンズ面は、入射した光束を広げる方向に曲率を持つことが好ましい。第2レンズL2は、物体側に凹面を向けたメニスカス形状であることが好ましい。
 第3レンズL3は、像面側に凹面を向けたメニスカス形状であることが好ましい。
 撮像光学系1のFナンバーは、6より小さい(明るい)ことが望ましい。
(数値実施例)
 [表1],[表2]に、図4に示した撮像光学系1に具体的な数値を適用した数値実施例のレンズデータを示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
 なお、[表1],[表2]において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。なお、後述する比較例2,3に係る撮像光学系202,203のレンズデータについても同様である。
 「Si」は、最も物体側から順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。「Ri」は、i番目の面の近軸の曲率半径の値(mm)を示す。「Di」はi番目の面とi+1番目の面との間の光軸上の間隔の値(mm)を示す。「Ndi」はi番目の面を有する光学要素の材質のd線(波長587.6nm)における屈折率の値を示す。「νdi」はi番目の面を有する光学要素の材質のd線におけるアッベ数の値を示す。「Ri」の値が「Infinity」となっている部分は平面、または仮想面であることを示す。「Type」は、レンズ面の形状の種類を示す。
 非球面形状は、以下の式(A)によって定義され、面頂点を原点としてSag量Zで表される。1/c(=R)は、各レンズ面の曲率半径を示す。kは、コーニック定数を示す。Zは、Sag量(光の進行方向を正とする)を示す。rは、光軸Z1からレンズ面までの距離を示す。α1,α2・・・は、各次数の非球面係数を表す。
 [表1],[表2]に示した数値実施例では、第1レンズL1の両面(第3面、第4面)と、第3レンズL3の両面(第7面、第8面)とが非球面形状とされている。非球面形状を示す式(A)におけるkの値は、[表1]に記す。[表2]には、各次数の非球面係数α1,α2・・・を記す。[表2]において、「E-i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10-i」を表しており、例えば、「0.12345E-05」は「0.12345×10-5」を表している。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 [表1],[表2]に示した数値実施例では、撮像光学系1のFナンバーは4である。また、[表1]に示したように、この数値実施例では、第2レンズL2の光軸上の厚みD(L2)と第3レンズL3の光軸上の厚みをD(L3)とが、
 D(L2)>D(L3)
を満足している。
[1.2 作用・効果]
 次に、本実施の形態に係る撮像光学系1の作用および効果を説明する。
 なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
 本実施の形態に係る撮像光学系1によれば、全体として3枚のレンズ構成とし、各レンズの構成の最適化を図るようにしたので、小型で優れた結像性能を得ることができる。
 図5は、撮像光学系1の軸上と軸外(最大像高)とにおけるスポットダイアグラムを示している。撮像光学系1は、赤外光を検出する光学系となっている。図5は、[表1],[表2]に示した数値実施例について、波長785nmの光を光線追跡した場合のスポットダイアグラムとなっている。
 図5から分かるように、撮像光学系1では、軸上においても、軸外においても1画素に光を集中させることができ、良好な結像性能を得ることが可能となる。
(テレセントリック光学系であることによる作用・効果)
 図6は、撮像素子101の構造例を、撮像素子101に入射する光線の一例と共に示している。
 撮像光学系1は、両側テレセントリックな結像系とされている。テレセントリック光学系は、主光線が光軸と平行に進む系である。撮像光学系1が両側テレセントリックであることで、撮像素子101が、例えば図6に示したような、テレセントリック光学系を前提として作製されたものである場合に、有利な効果が得られる。
 図6に示したように、撮像素子101は、複数の画素に相当する複数の受光素子(フォトダイオード)121を有している。撮像素子101の光入射面側には、例えば、遮光膜113と、フィルタ112と、マイクロレンズアレイ110とが配置される。マイクロレンズアレイ110は、複数のマイクロレンズ111を有している。
 遮光膜113は、複数の受光素子121のそれぞれの受光エリア以外の部分を遮光する。マイクロレンズ111は、複数の受光素子121のそれぞれに対応した位置に配置されている。
 撮像素子101の撮像面において、受光エリアは限られた領域に形成されている。その限られた受光エリアに光を導くため、受光素子121の1つ1つに対応したマイクロレンズ111が配置されていることが一般的である。これにより、光軸Z1に対して平行に入射する光(平行光131)に対しては、入射光の大部分をマイクロレンズ111によって受光エリアに向けて集光することができる。これにより、効率の良い(感度の高い)受光性能を実現している。
 一方、光軸Z1に対して斜めに入射する光(斜入射光132)に対しては、受光エリアから外れるため効率が低下する。また、受光エリアから外れた光束は迷光となり、隣接する受光素子121に光が漏れこむためクロストークが起こり、画質の劣化を引き起こす。このような課題に対応して、受光素子121(画素)の位置を軸上から軸外に向けて徐々にシフトしたような構造の撮像素子も開発されている。
 本実施の形態に係る撮像光学系1によれば、両側テレセントリックであることで、例えば、画素をシフトさせずに、軸上から軸外までマイクロレンズ111の中心と受光エリアの中心とが合致した、テレセントリック光学系専用に開発された撮像素子に適用する場合に、有利な効果が得られる。
(第1レンズL1の非球面形状(条件1)による作用・効果)
 本実施の形態に係る撮像光学系1は、第1レンズL1が、像面湾曲が補正されるように中心と周辺の光路長が調整された非球面形状となっている。より具体的には、第1レンズL1の像面側のレンズ面が変曲点を有している。また、第1レンズL1は、周辺部に行くに従い、厚みが小さくなっている。
 図7は、比較例2に係る撮像光学系202の一構成例を示している。比較例2に係る撮像光学系202は、本実施の形態に係る撮像光学系1の構成に対して、第1レンズL1の像面側のレンズ面が球面で構成されている。
 [表3],[表4]に、図7に示した比較例2に係る撮像光学系202に具体的な数値を適用したレンズデータを示す。[表3],[表4]に示したレンズデータでは、第1レンズL1の物体側のレンズ面(第3面)と、第3レンズL3の両面(第7面、第8面)とが非球面形状とされている。非球面形状を示す式(A)におけるkの値を、[表3]に記す。[表4]には、各次数の非球面係数α1,α2・・・を記す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000004
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000005
 図7は、比較例2に係る撮像光学系202の軸上と軸外(最大像高)とにおけるスポットダイアグラムを示している。撮像光学系202は、赤外光を検出する光学系となっている。図7は、[表3],[表4]に示した数値を適用した場合について、波長785nmの光を光線追跡した場合のスポットダイアグラムとなっている。
 図7から分かるように、第1レンズL1の像面側のレンズ面を球面にした比較例2に係る撮像光学系202の場合、軸上については比較的良好な結像性能が得られるが、軸外に関しては像面が倒れているために十分な結像性能が得られない。これに対して、本実施の形態に係る撮像光学系1では、第1レンズL1が上記条件1のように最適化された非球面形状を有することにより、図5から分かるように、軸外の結像性能が改善されている。
(第2レンズL2の厚みの最適化(条件2)による作用・効果)
 本実施の形態に係る撮像光学系1は、上記条件2を満足することにより、第2レンズL2が第3レンズL3よりも厚い、肉厚のメニスカスレンズで構成されている。撮像光学系1では、第2レンズL2の厚みによって、第2レンズL2を通過する軸上光線の屈折角と軸外光線の屈折角とに差を与えている。第2レンズL2の厚みが薄い場合、第2レンズL2における光の射出面が入射面に近くなり、軸上光線の屈折角と軸外光線の屈折角とに適切な差を与えることができず、軸上と軸外とにおいて良好な結像性能を得ることが困難となる。その結果、以下の図9に示す比較例3に係る撮像光学系203のように、第2レンズL2の厚みを薄くした場合には、軸上、軸外ともに良好な結像スポットが得られない(図10)。
 図9は、比較例3に係る撮像光学系203の一構成例を示している。比較例3に係る撮像光学系203は、本実施の形態に係る撮像光学系1の構成に対して、上記条件2を満足せず、第2レンズL2が第3レンズL3よりも薄いメニスカスレンズで構成されている。
 [表5],[表6]に、図9に示した比較例3に係る撮像光学系203に具体的な数値を適用したレンズデータを示す。[表5],[表6]に示したレンズデータでは、第1レンズL1の物体側の両面(第3面、第4面)と、第3レンズL3の両面(第7面、第8面)とが非球面形状とされている。非球面形状を示す式(A)におけるkの値を、[表5]に記す。[表6]には、各次数の非球面係数α1,α2・・・を記す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000006
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000007
 図10は、比較例3に係る撮像光学系203の軸上と軸外(最大像高)とにおけるスポットダイアグラムを示している。撮像光学系203は、赤外光を検出する光学系となっている。図10は、[表5],[表6]に示した数値を適用した場合について、波長785nmの光を光線追跡した場合のスポットダイアグラムとなっている。
(第2レンズL2と第3レンズL3とのメニスカス形状の向きの最適化(条件3)による作用・効果)
 第2レンズL2と第3レンズL3とを、互いに逆向きのメニスカス形状にしない場合、他の設計パラメータを最適化したとしても、良好な結像性能を得ることが困難となる。
<2.第2の実施の形態>
 次に、本開示の第2の実施の形態について説明する。なお、以下では、上記第1の実施の形態に係る撮像光学系、および撮像装置の構成要素と略同じ部分については、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
 図11は、第2の実施の形態に係るプロジェクタ300の一構成例を示している。上記第1の実施の形態に係る撮像光学系1、および撮像装置は、例えば図11に示した構成の画像検出機能付きのプロジェクタ300等に適用可能である。
 なお、上記第1の実施の形態に係る撮像光学系1、および撮像装置は、画像検出機能付きのプロジェクタ300に限らず、他の装置またはシステムのリレー光学系等に適用可能である。例えば工業用の内視鏡等におけるリレー光学系等に適用可能である。この場合、必ずしも撮像光学系1のFナンバーは、6より小さくなくてもよい。
 図11に示したプロジェクタ300は、筐体304内に、プロジェクタ本体310と、撮像光学系303とが収納されている。撮像光学系303として、上記第1の実施の形態に係る撮像光学系1を適用可能である。撮像光学系303の結像面には、撮像素子101が配置されている。
 また、プロジェクタ300は、画像検出用の赤外光を照射する赤外光源を備えてもよい。
 プロジェクタ本体310は、ライトバルブ311を照明する照明光学系301と、ライトバルブ311によって形成された映像を投影する投射レンズ302とを備えている。
 照明光学系301は、図示しない光源装置と、偏光ビームスプリッタ312とを備えている。ライトバルブ311は、偏光ビームスプリッタ312を介して、図示しない光源装置から出射された照明光によって照明される。
 ライトバルブ311は、映像データに基づいて照明光を変調して映像光を生成する。ライトバルブ311で生成された映像光は、偏光ビームスプリッタ312、および投射レンズ302を介して投影面に投影される。
 プロジェクタ300は、投射レンズ302による投影光320で照らされたエリアに配置された検出物305の画像を読み取る機能を有している。投射レンズ302は、映像を投影するための機能の他、画像検出のための結像光学系としての機能を有している。投射レンズ302は、検出物305の像を共役面350に1次結像像として形成する。
 プロジェクタ300では、投射レンズ302を介して検出物305から取り込んだ光を偏向ビームスプリッタ312によって照明光学系301とは別の方向へ反射させ、その反射光を撮像光学系303で検出する。
 プロジェクタ300では、ライトバルブ311の位置Aと検出物305の位置とが光学的に共役な関係にある。また、検出物305と位置B(共役面350)も光学的に共役な関係にある。位置Bは、偏向ビームスプリッタ312の中央点Oからライトバルブ311までの距離OAと等距離となるOBの位置にある。従って、この位置Bに撮像素子101を配置することが可能であれば、検出物305を撮像することが可能となる。しかしながら、実際には他の光学素子等との場所の取り合いとなり設置が困難な場合が多い。
 そこで、本開示の技術で提案する両側テレセントリックなリレー光学系で構成された撮像光学系303を用いて、位置Cに再び2次結像像を導く。位置B(共役面350)は、図4の物体面Sobj(1次結像面)に相当する。位置Bに形成された1次結像像を撮像光学系303によってリレーさせ、撮像素子101に導いた位置Cが図4の像面Simg(2次結像面)に相当する。
 プロジェクタ300では、限られたスペースにおいて、最低枚数のレンズで構成された撮像光学系303によって物体像をリレーさせ、なおかつ物体像を縮小させることで、撮像素子101のサイズを小さくすることが可能となる。撮像光学系303を、本開示の技術で提案する構成にすることで、画像を検出する目的に適した結像性能が得られる。撮像素子101としても、テレセントリック光学系専用に開発された撮像素子を取り扱うことができる。
<3.その他の実施の形態>
 本開示による技術は、上記各実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
 例えば、上記実施例において示した各部の形状および数値は、いずれも本技術を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
 また、上記実施の形態および実施例では、実質的に3枚のレンズからなる構成について説明したが、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた構成であってもよい。
 例えば、本技術は以下のような構成を取ることもできる。
 以下の構成の本技術によれば、全体として3枚のレンズ構成とし、各レンズの構成の最適化を図るようにしたので、小型で結像性能に優れた撮像光学系、または撮像装置を提供することができる。
(1)
 物体側から像面側に向かって順に、
 像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、
 物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
 像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと
 から構成され、
 両側テレセントリック光学系とされている
 撮像光学系。
(2)
 前記第2レンズの光軸上の厚みをD(L2)、
 前記第3レンズの光軸上の厚みをD(L3)としたとき、
 D(L2)>D(L3)
 を満足する
 上記[1]に記載の撮像光学系。
(3)
 前記第1レンズ、前記第2レンズ、および前記第3レンズはそれぞれ、光軸近傍において正の屈折力を有する
 上記[1]または[2]に記載の撮像光学系。
(4)
 前記第1レンズの像面側のレンズ面は、中心部が像面側に凸形状で、周辺部に行くに従い、凹形状となる非球面形状である
 上記[1]ないし[3]のいずれか1つに記載の撮像光学系。
(5)
 Fナンバーが6より小さい
 上記[1]ないし[4]のいずれか1つに記載の撮像光学系。
(6)
 前記第2レンズの物体側のレンズ面近傍に、開口絞りが配置されている
 上記[1]ないし[5]のいずれか1つに記載の撮像光学系。
(7)
 像面側に撮像素子が配置され、
 物体側に形成された1次結像像を、前記撮像素子の撮像面上に2次結像像としてリレーさせる光学系とされている
 上記[1]ないし[6]のいずれか1つに記載の撮像光学系。
(8)
 前記1次結像像は、赤外光によって形成された像である
 上記[7]に記載の撮像光学系。
(9)
 撮像光学系と、前記撮像光学系によって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
 前記撮像光学系は、
 物体側から像面側に向かって順に、
 像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、
 物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
 像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと
 から構成され、
 両側テレセントリック光学系とされている
 撮像装置。
(10)
 前記撮像光学系は、
 物体側に形成された1次結像像を、前記撮像素子の撮像面上に2次結像像としてリレーさせる光学系である
 上記[9]に記載の撮像装置。
(11)
 検出物の像を前記1次結像像として形成する結像光学系、をさらに含み、
 前記撮像素子は、前記結像光学系、および前記撮像光学系を介して前記検出物を撮像する
 上記[10]に記載の撮像装置。
 本出願は、日本国特許庁において2018年3月26日に出願された日本特許出願番号第2018-058370号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
 当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (11)

  1.  物体側から像面側に向かって順に、
     像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、
     物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
     像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと
     から構成され、
     両側テレセントリック光学系とされている
     撮像光学系。
  2.  前記第2レンズの光軸上の厚みをD(L2)、
     前記第3レンズの光軸上の厚みをD(L3)としたとき、
     D(L2)>D(L3)
     を満足する
     請求項1に記載の撮像光学系。
  3.  前記第1レンズ、前記第2レンズ、および前記第3レンズはそれぞれ、光軸近傍において正の屈折力を有する
     請求項1に記載の撮像光学系。
  4.  前記第1レンズの像面側のレンズ面は、中心部が像面側に凸形状で、周辺部に行くに従い、凹形状となる非球面形状である
     請求項1に記載の撮像光学系。
  5.  Fナンバーが6より小さい
     請求項1に記載の撮像光学系。
  6.  前記第2レンズの物体側のレンズ面近傍に、開口絞りが配置されている
     請求項1に記載の撮像光学系。
  7.  像面側に撮像素子が配置され、
     物体側に形成された1次結像像を、前記撮像素子の撮像面上に2次結像像としてリレーさせる光学系とされている
     請求項1に記載の撮像光学系。
  8.  前記1次結像像は、赤外光によって形成された像である
     請求項7に記載の撮像光学系。
  9.  撮像光学系と、前記撮像光学系によって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
     前記撮像光学系は、
     物体側から像面側に向かって順に、
     像面側のレンズ面が変曲点を有する非球面形状とされた第1レンズと、
     物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
     像面側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズと
     から構成され、
     両側テレセントリック光学系とされている
     撮像装置。
  10.  前記撮像光学系は、
     物体側に形成された1次結像像を、前記撮像素子の撮像面上に2次結像像としてリレーさせる光学系である
     請求項9に記載の撮像装置。
  11.  検出物の像を前記1次結像像として形成する結像光学系、をさらに含み、
     前記撮像素子は、前記結像光学系、および前記撮像光学系を介して前記検出物を撮像する
     請求項10に記載の撮像装置。
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