WO2019167168A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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憲成 澤田
服部 太郎
一隆 鈴木
博和 南迫
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Abstract

本発明は、屋内への冷媒漏洩を抑制すると共に、熱媒体回路を流れる熱媒体の凍結を防止する空気調和装置を提供することを目的とする。空調対象空間を含む建物の外である屋外に設置される室外機と、媒体間熱交換器を収納する筐体を備え、屋外に設置される熱媒体変換機と、空気と熱媒体との間で熱交換させる負荷熱交換器を備えた室内機と、を有する空気調和装置。筐体は、建物の外壁に設置されている。

Description

空気調和装置
 本発明は、冷媒と熱媒体との間で熱交換させる媒体間熱交換器を備えた空気調和装置に関する。
 従来から、冷媒を循環させるヒートポンプにより外気から取り込んだ熱を用いて冷房又は暖房などを行うヒートポンプ式の空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の空気調和装置は、室外機と、室内機と、媒体間熱交換器を備えた熱媒体変換機と、により構成されている。
 こうした空気調和装置において、冷媒が循環する冷媒回路は、室外機と熱媒体変換機とが直列に配管接続されて形成され、熱媒体が循環する熱媒体回路は、室内機と熱媒体変換機とが直列に接続されて形成される。室内機は、人が居る部屋などの室内に設けられ、室外機は、建物などの外である屋外に設けられる。また、従来の空気調和装置において、熱媒体変換機は、熱媒体の凍結を抑制するため、天井裏などの屋内に設けられる。
 ここで、冷媒回路内の圧力は熱媒体回路内の圧力に比べて高いため、媒体間熱交換器が破損し、冷媒回路を循環する冷媒が熱媒体回路側へ漏洩すると、その冷媒が室内に配置された室内機へ流れ込んでしまう。そのため、特許文献1の熱媒体回路には、冷媒が熱媒体回路に流入した際に作動し、冷媒と熱媒体とを熱媒体変換機の内部へ排出するリリーフ弁が設けられている。
特開平5-322224号公報
 しかしながら、現在、地球温暖化抑制及びオゾン層破壊抑制の要求の高まりから、地球温暖化係数及びオゾン層破壊係数の低いR32冷媒又はプロパンガス冷媒への移行が進んでいる。そして、これらの冷媒は可燃性をもつため、安全性等の観点から、室内だけでなく、天井裏などの他の屋内空間への冷媒漏洩も抑制する必要がある。この点、特許文献1の構成では、屋内への冷媒漏洩を防ぐことができず、かつ熱媒体変換機から漏れた冷媒の室内への侵入も回避することができない。したがって、熱媒体変換機は、屋外に設置することが望ましい。
 ただし、熱媒体変換機を屋外に設置する場合、従来の手法では、室内機と熱媒体変換機とをつなぐ熱媒体回路の配管が屋外に露出し、外気に触れることとなる。そのため、特に外気の冷たい冬季には、熱媒体回路を流れる熱媒体が凍結し、熱媒体の循環不良が生じるという課題がある。さらに、寒冷地では、熱媒体の凍結が頻繁に起こるため、熱媒体の循環不良に起因した故障の発生頻度が高まる。
 本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、屋内への冷媒漏洩を抑制すると共に、熱媒体回路を流れる熱媒体の凍結を防止する空気調和装置を提供することを目的とする。
 本発明に係る空気調和装置は、外気と冷媒との間で熱交換させる熱源熱交換器を備え、空調対象空間を含む建物の外である屋外に設置される室外機と、熱媒体と冷媒との間で熱交換させる媒体間熱交換器、及び媒体間熱交換器を収納する筐体を備え、屋外に設置される熱媒体変換機と、空調対象空間の空気と熱媒体との間で熱交換させる負荷熱交換器を備えた室内機と、を有し、筐体は、建物の外壁に設置される。
 本発明によれば、熱媒体変換機が建物の外壁に設置されることから、媒体間熱交換器が破損した場合の屋内への冷媒の侵入を抑制すると共に、熱媒体配管の屋外への露出を防ぐことができるため、屋内への冷媒漏洩を抑制すると共に、熱媒体回路を流れる熱媒体の凍結を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の構成を例示した概略図である。 図1の空気調和装置の暖房運転時における冷媒の流れと熱媒体の流れとを示す説明図である。 図1の空気調和装置の冷房運転時における冷媒の流れと熱媒体の流れとを示す説明図である。 図1の媒体間熱交換器において、冷媒が熱媒体回路へ漏洩した場合の冷媒の流れと水の流れとを示す説明図である。 図1の熱媒体変換機の設置状態を例示した斜視図である。 図1の熱媒体変換機の設置状態を例示した概略断面図である。 図5及び図6の取り付け部材の具体的な形状を例示した斜視図である。 図6の熱媒体変換機と外壁との取り付け部分である上部取り付け部についての説明図である。 図6の熱媒体変換機と外壁とに通じている熱媒体配管の周辺部分である配管周辺部の構成を示す説明図である。 図9の配管周辺部の概略断面図である。 図6の熱媒体変換機と外壁との取り付け部分である下部取り付け部についての説明図である。
実施の形態.
 図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の構成を例示した概略図である。図1を参照して、本実施の形態の空気調和装置100の全体的な構成を説明する。空気調和装置100は、暖房運転又は冷房運転などを行うことにより、空調対象空間80の空気調和を行う。また、空気調和装置100は、暖房運転により熱源熱交換器5に霜が付着した場合、熱源熱交換器5に付着した霜を除去する除霜運転を実行する。
 空気調和装置100は、空調対象空間80を含む建物500の外である屋外に設置される室外機10と、同じく屋外に設置される熱媒体変換機20と、建物500の内部である屋内に設置される室内機30と、を有している。室内機30は、少なくとも一部が空調対象空間80内に配置されている。ここで、空調対象空間80とは、空気調和装置100により空気調和を行う対象の屋内空間である。以降では、空調対象空間80内のことを室内ともいう。
 図1に示すように、室外機10は、圧縮機1と四方弁2と熱源熱交換器5と膨張弁4とを備えている。熱媒体変換機20は、箱状の筐体21と共に、媒体間熱交換器3と圧力逃がし装置6とを備えている。媒体間熱交換器3及び圧力逃がし装置6は、筐体21に収納されている。筐体21は、熱媒体変換機20の外郭をなし、板金などにより形成されている。筐体21は、建物500の外壁510に設置されている。室内機30は、負荷熱交換器7とポンプ8と逆止弁9とを備えている。
 また、室外機10は、圧縮機1及び四方弁2の動作を制御する室外制御装置15を有している。室内機30は、ポンプ8の動作を制御する室内制御装置35を有している。空気調和装置100は、室外制御装置15と室内制御装置35との連携により、空調対象空間80の空気調和を行う。
 空気調和装置100は、圧縮機1と四方弁2と熱源熱交換器5と膨張弁4と媒体間熱交換器3とが冷媒配管41により接続され、冷媒が循環する冷媒回路40を備えている。ここで、媒体間熱交換器3と四方弁2とを連結する冷媒配管41を冷媒配管41aといい、媒体間熱交換器3と膨張弁4とを連結する冷媒配管41を冷媒配管41bという。本実施の形態では、冷媒回路40を循環する冷媒が、R32冷媒又はプロパンなどの可燃性冷媒であることを想定する。
 空気調和装置100は、媒体間熱交換器3と圧力逃がし装置6と負荷熱交換器7とポンプ8と逆止弁9とが熱媒体配管51により接続され、熱媒体が循環する熱媒体回路50を備えている。つまり、媒体間熱交換器3と負荷熱交換器7とは、熱媒体配管51により接続されて熱媒体回路50を形成している。これにより、室内機30は、媒体間熱交換器3において熱交換された熱媒体を室内に流通させることができる。ここで、媒体間熱交換器3と負荷熱交換器7とを連結する熱媒体配管51を熱媒体配管51aといい、媒体間熱交換器3と逆止弁9とを連結する熱媒体配管51を熱媒体配管51bという。熱媒体回路50を循環する熱媒体としては、水又はブラインなどを用いることができる。
 圧縮機1は、例えばインバータによって駆動され、冷媒を圧縮する。四方弁2は、圧縮機1に接続されており、室外制御装置15によって制御され、冷媒の流通方向を切り替える。四方弁2は、室内機30に温熱を供給する暖房運転時に、室外制御装置15によって図1の実線の流路に切り替えられる。一方、四方弁2は、室内機30に冷熱を供給する冷房運転時に、室外制御装置15によって図1の破線の流路に切り替えられる。熱源熱交換器5は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、冷媒回路40を流れる冷媒と外気との間で熱交換させる。膨張弁4は、例えば電子膨張弁からなり、冷媒を減圧し膨張させる。
 媒体間熱交換器3は、例えばプレート式熱交換器からなり、冷媒回路40を循環する冷媒と、熱媒体回路50を循環する熱媒体との間で熱交換させる。負荷熱交換器7は、空調対象空間80に設置されている。負荷熱交換器7は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、熱媒体回路50を流れる熱媒体と室内の空気との間で熱交換させる。
 ポンプ8は、熱媒体回路50内で熱媒体を循環させるための圧力を加える。ポンプ8は、インバータによって駆動されるモータ(図示せず)を有しており、モータを動力源として駆動する。逆止弁9は、順方向にだけ流体を流し、逆方向に流体が流れようとすると自動的に閉弁するように構成されている。本実施の形態において、逆止弁9は、ポンプ8から媒体間熱交換器3に向かう方向が順方向となるように取り付けられている。
 圧力逃がし装置6は、室内へ通じる熱媒体回路50が、熱媒体変換機20の内部で分岐した位置に取り付けられている。すなわち、圧力逃がし装置6は、熱媒体配管51aのうち、筐体21内に配置されている部分から分岐させて設置されている。圧力逃がし装置6は、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値まで上昇した場合に、熱媒体を熱媒体回路50の外に排出し、熱媒体回路50内の圧力を調整する。ここで、圧力閾値は、圧力逃がし装置6の構成によって決まる値であり、本実施の形態では、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値未満であることを、空気調和装置100が正常の状態であることの指標として用いている。
 より具体的に、圧力逃がし装置6は、バネと弁と弁座とを含み、その外郭には、熱媒体配管51側の開口である流入口と、熱媒体を熱媒体回路50の外部に流出させる流出口とが設けられている。弁座は、流入口に設けられ、熱媒体配管51側と弁側とがそれぞれ開口している。
 圧力逃がし装置6は、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値未満のときは、弁がバネの弾性により弁座に当接した状態となっている。すなわち、弁座の開口が弁により閉じられた状態となっているため、熱媒体が熱媒体回路50の系外へ放出されることはない。一方、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値以上になると、熱媒体が弁を押す圧力がバネの弾性を上回り、弁座と弁との間に隙間が生じ、熱媒体が流出口から熱媒体回路50の系外に放出される。
 また、室内機30は、空気抜き弁31と負荷安全弁32とを備えている。空気抜き弁31は、熱媒体回路50内の空気を排出することにより、熱媒体回路50内の圧力を調整する。空気抜き弁31は、空気を効率的に排出するため、最も上部に配置される熱媒体配管51に設けられる。図1の例において、空気抜き弁31は、熱媒体配管51aの途中から分岐させた配管に設けられている。空気抜き弁31は、空調対象空間80の内部であれば、室内機30の外部に設けられてもよい。
 負荷安全弁32は、熱媒体回路50内の圧力が所定の圧力まで上昇した場合に、熱媒体回路50を流れる熱媒体を外部に排出する。負荷安全弁32は、ポンプ8による昇圧の影響を受けにくくするため、ポンプ8の流入口の近傍から分岐させた配管に設けられる。よって、負荷安全弁32は、空調対象空間80に設置される。ここで、空気抜き弁31及び負荷安全弁32は、空調対象空間80の内部であれば、室内機30の外部に設けられてもよい。
 図2は、図1の空気調和装置の暖房運転時における冷媒の流れと熱媒体の流れとを示す説明図である。暖房運転時において、冷媒回路40では、圧縮機1により高温かつ高圧になった冷媒は、四方弁2を通過し、媒体間熱交換器3へ流入する。媒体間熱交換器3へ流入した冷媒は、熱媒体回路50を循環する熱媒体との間で熱交換し、液冷媒となる。その際、熱媒体回路50を循環する熱媒体は、媒体間熱交換器3へ流入した冷媒によって加熱される。媒体間熱交換器3から流出した液冷媒は、膨張弁4を通って膨張され、低温低圧の気液二相冷媒となる。膨張弁4から流出した気液二相冷媒は、熱源熱交換器5へ流入し、外気との間で熱交換して蒸発し、ガス冷媒となる。熱源熱交換器5から流出したガス冷媒は、再び四方弁2を通過し、圧縮機1へ吸入され、高温かつ高圧の冷媒となる。
 暖房運転時において、熱媒体回路50では、媒体間熱交換器3で加熱された高温の熱媒体は、圧力逃がし装置6を通り、負荷熱交換器7へ流入する。ここで、圧力逃がし装置6は、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値以上になると、弁座と弁との間に隙間が生じ、熱媒体が熱媒体回路50の系外に放出されるような構造となっている。よって、空気調和装置100が正常の状態であれば、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値以上に上昇することはなく、熱媒体が熱媒体回路50の系外へ放出されることはない。負荷熱交換器7に流入した高温の熱媒体は、室内の空気と熱交換することにより冷却される。その際、室内の空気は、負荷熱交換器7に流入した熱媒体により加熱される。負荷熱交換器7において冷却された熱媒体は、ポンプ8と逆止弁9とを順に通り、再び媒体間熱交換器3へ流入する。
 図3は、図1の空気調和装置の冷房運転時における冷媒の流れと熱媒体の流れとを示す説明図である。冷房運転時において、冷媒回路40では、圧縮機1により高温・高圧になった冷媒は、四方弁2を通過し、熱源熱交換器5へ流入する。熱源熱交換器5へ流入した冷媒は、外気と熱交換して液冷媒となる。熱源熱交換器5から流出した液冷媒は、膨張弁4を通って膨張され、低温低圧の気液二相冷媒となる。膨張弁4から流出した気液二相冷媒は、媒体間熱交換器3へ流入し、熱媒体回路50を循環する熱媒体との間で熱交換し、蒸発してガス冷媒となる。その際、熱媒体回路50を循環する熱媒体は、媒体間熱交換器3へ流入した冷媒によって冷却される。媒体間熱交換器3から流出したガス冷媒は、再び四方弁2を通過し、圧縮機1へ吸入され、高温かつ高圧の冷媒となる。
 冷房運転時において、熱媒体回路50では、媒体間熱交換器3で冷却された低温の熱媒体は、圧力逃がし装置6を通り、負荷熱交換器7へ流入する。ここで、圧力逃がし装置6は、暖房運転時と同様に動作する。つまり、圧力逃がし装置6は、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値以上になると、流入口から流出口に向かう流路が形成され、流入口から流入した熱媒体が流出口より流出する。負荷熱交換器7に流入した高温の熱媒体は、室内の空気と熱交換することにより加熱される。その際、室内の空気は、負荷熱交換器7に流入した熱媒体により冷却される。負荷熱交換器7において加熱された熱媒体は、ポンプ8と逆止弁9とを順に通り、再び媒体間熱交換器3へ流入する。
 ここで、空気調和装置100の除霜運転時における冷媒の流れと熱媒体の流れは、冷房運転時と同様である。すなわち、室外制御装置15及び室内制御装置35は、暖房運転によって熱源熱交換器5に霜がついた場合、冷房運転時と同様に各アクチュエータの動作を制御し、除霜運転を実行する。
 上記の説明の通り、冷房運転時又は除霜運転時は、媒体間熱交換器3に低温の冷媒が流入し、媒体間熱交換器3に流れる熱媒体を冷却する。そのため、媒体間熱交換器3に流れる熱媒体が凍結し、凍結による熱媒体の体積膨張で媒体間熱交換器3を破損するおそれがある。また、媒体間熱交換器3は、冷媒圧力の異常上昇による破損、又は圧力上昇の繰り返しによる疲労破壊破損が生じるおそれがある。さらに、媒体間熱交換器3の冷媒層と熱媒体層との間のプレートに腐食が生じると、腐食に起因したプレートの薄肉化が強度低下を引き起こし、上記のような破損を促進するおそれがある。
 ここで、媒体間熱交換器3が破損すると、冷媒回路40に流れる冷媒の圧力と、熱媒体回路50に流れる熱媒体の圧力との差により、冷媒が熱媒体回路50へ混入する。すると、熱媒体回路50へ混入した冷媒は、熱媒体回路50へ混入する際の減圧効果によりガス化し、熱媒体回路50内の圧力上昇を引き起こす。
 ここで、仮に、圧力逃がし装置6が熱媒体変換機20に設けられていなければ、熱媒体回路50内の圧力が上昇すると、熱媒体回路50に搭載された負荷安全弁32により、熱媒体が室内に排出される。その際、熱媒体と共に、熱媒体回路50に混入した冷媒が排出されるため、室内に可燃域が形成される可能性がある。同様に、熱媒体回路50へ混入してガス化した冷媒は、空気抜き弁31より排出され、室内に可燃域を形成する可能性がある。
 この点、本実施の形態の空気調和装置100は、熱媒体変換機20に圧力逃がし装置6が設けられている。そのため、熱媒体回路50内の圧力が上昇すると、屋外の熱媒体変換機20に設置された圧力逃がし装置6が作動し、熱媒体と冷媒とを屋外の空間へ放出する。よって、媒体間熱交換器3の破損箇所から流入した冷媒が屋内の空間へ到達し、可燃域を生成することを防ぐことができる。
 図4は、図1の媒体間熱交換器において、冷媒が熱媒体回路へ漏洩した場合の冷媒の流れと水の流れとを示す説明図である。図4を参照して、暖房運転時に媒体間熱交換器3から冷媒が熱媒体回路50へ漏洩したときの圧力逃がし装置6の動作について説明する。
 媒体間熱交換器3から冷媒が熱媒体回路50へ漏洩した場合、冷媒回路40内の圧力が熱媒体回路50内の圧力に比べて高いため、冷媒が熱媒体回路50へ流入する。すると、熱媒体回路50内では、流入した冷媒の影響を受け、急激に圧力が上昇する。熱媒体回路50内の圧力が上昇し、圧力閾値に到達すると、屋外の熱媒体変換機20に設置された圧力逃がし装置6が作動し、熱媒体と冷媒とを屋外の空間へ放出する。圧力逃がし装置6は、冷房運転時及び除霜運転時においても上記同様に動作する。
 空気調和装置100は、圧力逃がし装置6が上記のように動作するため、媒体間熱交換器3の破損箇所から流入した冷媒の室内への侵入だけでなく、天井裏などの他の屋内空間への侵入も防ぐことができる。よって、媒体間熱交換器3の破損箇所から流入した冷媒が屋内に可燃域を生成することを防ぐことができるため、安全性を高めることができる。
 図5は、図1の熱媒体変換機の設置状態を例示した斜視図である。図6は、図1の熱媒体変換機の設置状態を例示した概略断面図である。図5及び図6に示すように、熱媒体変換機20は、建物500の外壁510に、取り付け部材60を介して設置される。すなわち、空気調和装置100は、筐体21と外壁510との間に介在する取り付け部材60を有している。取り付け部材60は、板金などが加工されて形成されたものである。
 熱媒体変換機20は、筐体21の外壁510に対向する側壁から熱媒体配管51a及び51bが突出している。すなわち、媒体間熱交換器3に接続された熱媒体配管51a及び51bは、筐体21の外壁510に対向する側壁に設けられた開口部21mに挿入されている。そして、熱媒体配管51a及び51bは、外壁510の貫通穴530から室内へと通じている。媒体間熱交換器3に接続された冷媒配管41a及び41bは、筐体21の外壁510とは反対側の側壁に形成された開口部21nから屋外へと通じ、室外機10に接続されている。
 そのため、冷媒配管41a及び41bと室外機10との接合部の高さと、冷媒配管41a及び41bと媒体間熱交換器3との接合部の高さとが同じになるよう、熱媒体変換機20の外壁510への取り付け高さを設定することが望ましい。併せて、熱媒体配管51a及び51bと室内機30との接合部の高さと、熱媒体配管51a及び51bと媒体間熱交換器3との接合部の高さとが同じになるよう、熱媒体変換機20の外壁510への取り付け高さを設定することが望ましい。
 そして、熱媒体変換機20は、筐体21内の空気を外部へ送り出す換気ファン22を有している。図6では、換気ファン22が、筐体21の外壁510とは反対側の側壁に設けられている例を示している。したがって、熱媒体回路50に冷媒が流入した場合は、圧力逃がし装置6により、冷媒が筐体21の内部に一旦放出され、筐体21の内部に放出された冷媒は、換気ファン22によって大気中へ放出される。このように、空気調和装置100では、圧力逃がし装置6から筐体21内に排出された冷媒が、換気ファン22によって屋外へ排出されることから、屋内に可燃域が生成される事態を回避することができるため、安全性を高めることができる。
 図7は、図5及び図6の取り付け部材の具体的な形状を例示した斜視図である。本実施の形態における取り付け部材60は、図7に示すように、外壁510に固定される固定部61と、固定部61に接続され、上部に切り欠き部62mが形成された突出部62と、を有している。突出部62は、断面U字状に形成されている。また、取り付け部材60は、突出部62に接続され、熱媒体配管51が挿入される配管穴63bが形成された基部63を有している。さらに、取り付け部材60は、基部63に接続され、筐体21の下部を支持する支持部64を有している。
 固定部61は、板状の部材であり、2つのネジ穴61aが形成されている。突出部62は、係合部62pと、当接部62qと、突起下部62rと、により構成されている。係合部62pは、固定部61の長手方向に沿った一方の端部に接続され、固定部61に対し鉛直方向に延びる板状の部材である。係合部62pには、後述するフック部25の引っ掛け部25bが挿入される穴である切り欠き部62mが形成されている。
 当接部62qは、係合部62pの固定部61とは反対側の端部に接続され、係合部62pに対し鉛直方向に延びる板状の部材である。突起下部62rは、当接部62qの係合部62pとは反対側の端部に接続され、当接部62qに対し鉛直方向に延びる板状の部材である。
 基部63は、突起下部62rの当接部62qとは反対側の端部に接続され、突起下部62rに対し鉛直方向に延びる板状の部材である。基部63には、2つのネジ穴63aと、熱媒体配管51a及び51bが挿入される配管穴63bと、が形成されている。支持部64は、基部63の突起下部62rとは反対側の端部に接続され、基部63に対し鉛直方向に延びる板状の部材である。支持部64には、2つのネジ穴64aが形成されている。
 図8は、図6の熱媒体変換機と外壁との取り付け部分である上部取り付け部についての説明図である。図8を参照して、上部取り付け部Rに含まれる各構成部材の具体的な構造について説明する。筐体21には、切り欠き部62mに対応する形状のフック部25が設けられている。図8では、逆L字型に突出した形状のフック部25を例示している。つまり、フック部25は、筐体21の側壁から垂直に延びる延伸部25aと、延伸部25aに接続され、切り欠き部62mに挿入される引っ掛け部25bと、により構成されている。フック部25は、筐体21と一体的に形成されてもよく、ネジなどにより筐体21に固定される部材であってもよい。
 取り付け部材60は、固定部61のネジ穴61aから挿入されるネジ81によって外壁510に締結され、固定されている。熱媒体変換機20は、取り付け部材60が外壁510に固定された状態で、フック部25を突出部62の切り欠き部62mに引っ掛けることにより、高さ方向の位置が規制される。
 取り付け部材60は、熱媒体変換機20と対向する側の面に、伸縮自在な断熱材である外側断熱材71が取り付けられている。外側断熱材71は、加わる圧力に応じて伸縮することができる。より具体的に、外側断熱材71は、基部63の熱媒体変換機20と対向する面に貼り付けられている。
 外側断熱材71の厚みは、熱媒体変換機20を外壁510に設置する前の状態において、突出部62の突出方向Pdの高さである突出高さHよりも厚くなっている。ここで、突出方向Pdとは、取り付け部材60を外壁510に固定した状態において、外壁510の取り付け部材60に対向する面に垂直な方向である。つまり、外側断熱材71は、圧力をかけていない状態において、突出部62の突出高さH以上の厚みを有している。したがって、熱媒体変換機20を取り付ける際に、外側断熱材71は必ず圧縮されるため、取り付け部材60と熱媒体変換機20との間を外側断熱材71で満たすことができる。
 そして、外側断熱材71の貼り付け範囲は、幅方向については、取り付け部材60の横幅と同じとしている。また、外側断熱材71の貼り付け範囲は、高さ方向については、突出部62の突起下部62rの下面よりも上部設定値Tだけ低い位置から、配管穴63bの下端よりも下部設定値T以上低い位置までとしている。
 上部設定値Tは、例えば10mm~20mm程度に設定される。これは、室外の温度変動に伴う取り付け部材60及び外側断熱材71の熱変形により、突出部62と外側断熱材71とが干渉しないためである。下部設定値Tは、50mm程度に設定される。これは、配管穴63bを通る熱媒体配管51の断熱効果を確保するためである。もっとも、上部設定値T及び下部設定値Tは、熱媒体変換機20の大きさ及び取り付け部材60の形状などに応じて変更することができる。
 上記のように、熱媒体変換機20と取り付け部材60との間を外側断熱材71で覆うことにより、熱媒体変換機20と取り付け部材60との隙間から、屋外の空気が熱媒体変換機20の内部へ侵入することを防ぐことができる。よって、熱媒体配管51内の熱媒体の凍結を防止することができる。
 取り付け部材60は、外壁510と対向する面に、伸縮自在な断熱材である内側断熱材72が取り付けられている。本実施の形態では、取り付け部材60の外壁510と対向する面の全面に、内側断熱材72が貼り付けられている。したがって、取り付け部材60と外壁510との間に生じ得る僅かな隙間さえもなくすことができるため、熱媒体配管51の凍結防止力を高めることができる。
 ところで、熱媒体変換機20を外壁510に設置することにより、冷媒配管41、熱媒体配管51、及び媒体間熱交換器3から発生した振動が筐体21を伝わり、振動音として室内に伝達される可能性がある。この点、取り付け部材60に内側断熱材72を貼り付けると、取り付け部材60と外壁510との間において内側断熱材72が振動を吸収するため、室内の振動音の発生を抑制することができる。
 図9は、図6の熱媒体変換機と外壁とに通じている熱媒体配管の周辺部分である配管周辺部の構成を示す説明図である。図10は、図9の配管周辺部の概略断面図である。図9及び図10を参照して、配管周辺部Rに含まれる各構成部材の具体的な構造について説明する。
 外壁510には、貫通穴530が2つ開いている。熱媒体配管51aは一方の貫通穴530を通り、熱媒体配管51bは他方の貫通穴530を通っている。取り付け部材60には、2つの貫通穴530よりも広い範囲で四角形状の配管穴63bが形成されている。また、熱媒体変換機20の筐体21、外側断熱材71、及び内側断熱材72は、それぞれ、配管穴63bに対応する位置に、2つの貫通穴530よりも広い範囲に形成された四角形状の穴を有している。すなわち、図9に示す開口部23は、配管穴63bと、熱媒体変換機20の筐体21、外側断熱材71、及び内側断熱材72に形成された穴とにより形成されている。
 もっとも、開口部23の形状は、四角形状に限らず、2つの貫通穴530が占める領域よりも広く、かつ2つの貫通穴530が収まる領域であれば、例えば楕円形状など、他の形状にしてもよい。また、開口部23は、一方の貫通穴530と他方の貫通穴530とのそれぞれに対応づけて2つ設けてもよい。加えて、開口部23を構成する配管穴63b、筐体21の穴、外側断熱材71の穴、及び内側断熱材72の穴は、それぞれ異なる形状であってもよい。
 図11は、図6の熱媒体変換機と外壁との取り付け部分である下部取り付け部についての説明図である。図11を参照して、下部取り付け部Rに含まれる各構成部材の具体的な構造について説明する。
 取り付け部材60の下部は、地面と平行になるよう90度に折り曲げられている。つまり、図7にも示すように、取り付け部材60は、基部63と支持部64とにより断面L字状の下部を形成している。取り付け部材60は、基部63のネジ穴63aから挿入されるネジ83によって外壁510に締結され、より強固に固定されている。熱媒体変換機20は、筐体21の下面が支持部64の上面と対向するように配置される。そして、筐体21は、支持部64のネジ穴64aから挿入されるネジ84によって取り付け部材60に締結される。
 熱媒体変換機20は、上記のように、取り付け部材60を介して外壁510に固定されることにより、地面と平行な方向の位置が規制され、熱媒体変換機20と取り付け部材60との隙間が外側断熱材71によって埋められた状態が保たれる。これにより、熱媒体配管51a及び51b内の熱媒体が、屋外の空気により冷却されて凍結することを防ぐことができる。
 以上のように、本実施の形態における空気調和装置100によれば、熱媒体変換機20が建物の外壁510に設置されることから、媒体間熱交換器3が破損した場合の屋内への冷媒の侵入を抑制すると共に、熱媒体配管51の屋外への露出を防ぐことができる。そのため、屋内への冷媒漏洩を抑制すると共に、熱媒体回路50を流れる熱媒体の凍結を防止することができる。
 また、熱媒体変換機20は、筐体21の外壁510に対向する側壁から熱媒体配管51が突出している。すなわち、熱媒体配管51が筐体21の側壁と外壁510とを貫通するようになっているため、熱媒体配管51が外気に晒される状況を回避することができ、熱媒体の凍結を防ぐことができる。例えば、寒冷地において、媒体間熱交換器3を備えた熱媒体変換機20を屋外に設置した場合でも、熱媒体回路50が外気に触れて凍結するような事態を回避することができる。
 さらに、熱媒体変換機20は、筐体21の内部に、熱媒体回路50内の圧力が圧力閾値まで上昇した場合に熱媒体を熱媒体回路50の外に排出する圧力逃がし装置6を有している。そのため、熱媒体回路50に冷媒が流入した場合でも、流入した冷媒を圧力逃がし装置6から屋外に排出することができるため、安全性を確保することができる。加えて、熱媒体変換機20は、筐体21内の空気を外部へ送り出す換気ファン22を有している。したがって、圧力逃がし装置6から筐体21内に排出された冷媒をより確実に屋外へ排出することができるため、更なる安全性の向上を図ることができる。
 また、空気調和装置100は、筐体21と外壁510との間に介在する取り付け部材60を有している。そして、取り付け部材60は、上部に切り欠き部62mが形成された突出部62を有し、熱媒体変換機20は、フック部25が切り欠き部62mに引っ掛けられることにより外壁510に設置される。したがって、取り付け部材60によれば、熱媒体変換機20を外壁510に、容易かつ安定的に設置することができる。加えて、取り付け部材60は、突出部62に接続され、熱媒体配管51が挿入される配管穴63bが形成された基部63を有している。よって、側壁から熱媒体配管51が突出している熱媒体変換機20を簡単に配置することができると共に、筐体21と外壁510との隙間を狭めることができる。そして、取り付け部材60は、基部63に接続され、筐体21の下部を支持する支持部64を有している。よって、熱媒体変換機20を安定的に設置することができる。
 さらに、取り付け部材60は、基部63の熱媒体変換機20と対向する面に、伸縮自在な断熱材である外側断熱材71が取り付けられている。そして、外側断熱材71の厚みは、熱媒体変換機20を外壁510に設置する前の状態において、突出部62の突出方向Pdの高さである突出高さHよりも厚くなっている。よって、熱媒体配管51の断熱性を高めると共に、熱媒体変換機20の内部への屋外の空気の侵入を防ぐことができるため、熱媒体の凍結を防止することができる。
 取り付け部材60は、外壁510と対向する面に、伸縮自在な断熱材である内側断熱材72が取り付けられている。よって、取り付け部材60と外壁510との間の僅かな隙間もなくすことができるため、熱媒体配管51内の熱媒体の凍結をより精度よく防止することができる。冷媒配管41、熱媒体配管51、及び媒体間熱交換器3から発生した振動を、内側断熱材72に吸収させることができるため、室内への振動音の伝達を抑制することができる。
 上述した実施の形態は、空気調和装置における好適な具体例であり、本発明の技術的範囲は、これらの態様に限定されるものではない。例えば、図7及び図8では、突出部62が断面U字状に形成された場合を例示したが、これに限らず、突出部62は、立方体形状の部材であってもよい。この場合、突出部62の上側の面に、フック部25が引っ掛けられる切り欠き部62mとしての溝を設けるとよい。また、突出部62にネジ穴を設けるなどにより、突出部62と筐体21とをネジなどの固定部材を用いて固定してもよい。
 上記の説明では、固定部61に2つのネジ穴61aが設けられ、基部63に2つのネジ穴63aが設けられ、支持部64に2つのネジ穴64aが設けられている場合を例示したが、これに限定されない。固定部61、基部63、及び支持部64のそれぞれのネジ穴は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。すなわち、支持部64には、少なくとも1つのネジ穴64aが形成されており、筐体21は、ネジ穴64aから挿入されるネジ74によって取り付け部材60に締結されている。かかる構成により、熱媒体変換機20のより安定的な設置が可能となっている。もっとも、ネジ穴61a、ネジ穴63a、及びネジ穴64aの数は、それぞれ異なっていてもよい。
 また、上記実施の形態では、取り付け部材60が基部63と支持部64とを有する場合を例示したが、これに限らず、取り付け部材60は、基部63及び支持部64を設けず構成してもよい。この場合、筐体21の外壁510と対向する面に外側断熱材71を取り付けるようにすれば、筐体21と外壁510との隙間が埋まるため、熱媒体変換機20の内部への外気の侵入を防ぐと共に、熱媒体配管51の断熱性の向上を図ることができる。ただし、取り付け部材60は、基部63を有するように構成した方が、外壁510に安定的に取り付けることができる。また、取り付け部材60は、支持部64を有するように構成した方が、媒体間熱交換器3をより安定的に保持することができる。
 さらに、上記実施の形態では、熱媒体変換機20と取り付け部材60とが別体である場合を示したが、これに限定されない。例えば、取り付け部材60は、筐体21と一体的に形成されてもよい。この場合は、取り付け部材60と一体となった熱媒体変換機20を、取り付け部材60が外壁510に対向するように配置し、ネジなどの固定部材によって外壁510に固定するとよい。かかる構成によれば、熱媒体変換機20の据え付け時に、取り付け部材60に貼り付けられている外側断熱材71がはがれ落ちるといった事態を回避することができる。
 加えて、上記の説明では、外側断熱材71及び内側断熱材72が、取り付け部材60に取り付けられる場合を例示したが、これに限定されない。外側断熱材71は、筐体21に取り付けられてもよく、内側断熱材72は、外壁510に取り付けられてもよい。
 また、上記の説明では、熱媒体変換機20と外壁510との間に取り付け部材60が介在し、熱媒体変換機20が外壁510に近接する場合を例示したが、これに限らず、熱媒体変換機20は、外壁510に接触するように配設してもよい。すなわち、例えば、筐体21を外壁510に接触させた状態で、断面L字状の金具などを用いて、筐体21の上部及び下部を外壁510に固定するようにしてもよい。
 1 圧縮機、2 四方弁、3 媒体間熱交換器、4 膨張弁、5 熱源熱交換器、6 圧力逃がし装置、7 負荷熱交換器、8 ポンプ、9 逆止弁、10 室外機、15 室外制御装置、20 熱媒体変換機、21 筐体、21m、21n、23 開口部、22 換気ファン、25 フック部、25a 延伸部、25b 引っ掛け部、30 室内機、31 空気抜き弁、32 負荷安全弁、35 室内制御装置、40 冷媒回路、41、41a、41b 冷媒配管、50 熱媒体回路、51、51a、51b 熱媒体配管、60 取り付け部材、61 固定部、61a ネジ穴、62 突出部、62m 切り欠き部、62p 係合部、62q 当接部、62r 突起下部、63 基部、63a ネジ穴、63b 配管穴、64 支持部、64a ネジ穴、71 外側断熱材、72 内側断熱材、74 ネジ、80 空調対象空間、81、83、84 ネジ、100 空気調和装置、500 建物、510 外壁、530 貫通穴、H 突出高さ、Pd 突出方向、R 下部取り付け部、R 配管周辺部、R 上部取り付け部、T 上部設定値、T 下部設定値。

Claims (10)

  1.  外気と冷媒との間で熱交換させる熱源熱交換器を備え、空調対象空間を含む建物の外である屋外に設置される室外機と、
     熱媒体と冷媒との間で熱交換させる媒体間熱交換器、及び前記媒体間熱交換器を収納する筐体を備え、前記屋外に設置される熱媒体変換機と、
     前記空調対象空間の空気と熱媒体との間で熱交換させる負荷熱交換器を備えた室内機と、を有し、
     前記筐体は、前記建物の外壁に設置される、空気調和装置。
  2.  前記媒体間熱交換器と前記負荷熱交換器とは、熱媒体配管により接続されて熱媒体が循環する熱媒体回路を形成しており、
     前記熱媒体変換機は、
     前記筐体の前記外壁に対向する側壁から前記熱媒体配管が突出している、請求項1に記載の空気調和装置。
  3.  前記熱媒体変換機は、
     前記熱媒体回路内の圧力が圧力閾値まで上昇した場合に熱媒体を前記熱媒体回路の外に排出する圧力逃がし装置を、前記筐体の内部に有する、請求項2に記載の空気調和装置。
  4.  前記熱媒体変換機は、
     前記筐体内の空気を外部へ送り出す換気ファンを有する、請求項3に記載の空気調和装置。
  5.  前記筐体と前記外壁との間に介在する取り付け部材を有し、
     前記取り付け部材は、
     前記外壁に固定される固定部と、
     前記固定部に接続され、上部に切り欠き部が形成された突出部と、を有し、
     前記筐体には、
     前記切り欠き部に対応する形状のフック部が設けられており、
     前記熱媒体変換機は、
     前記フック部が前記切り欠き部に引っ掛けられて前記外壁に設置される、請求項2~4の何れか一項に記載の空気調和装置。
  6.  前記取り付け部材は、
     前記突出部に接続され、前記熱媒体配管が挿入される配管穴が形成された基部を有する、請求項5に記載の空気調和装置。
  7.  前記取り付け部材は、
     前記基部に接続され、前記筐体の下部を支持する支持部を有する、請求項6に記載の空気調和装置。
  8.  前記支持部には、
     少なくとも1つのネジ穴が形成されており、
     前記筐体は、
     前記ネジ穴から挿入されるネジによって前記取り付け部材に締結されている、請求項7に記載の空気調和装置。
  9.  前記取り付け部材は、
     前記基部の前記熱媒体変換機と対向する面に、伸縮自在な断熱材である外側断熱材が取り付けられており、
     前記外側断熱材の厚みは、
     前記熱媒体変換機を前記外壁に設置する前の状態において、
     前記突出部の突出方向の高さである突出高さよりも厚くなっている、請求項6~8の何れか一項に記載の空気調和装置。
  10.  前記取り付け部材は、
     前記外壁と対向する面に、伸縮自在な断熱材である内側断熱材が取り付けられている、請求項5~9の何れか一項に記載の空気調和装置。
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