JP7042927B2 - 室外機 - Google Patents

室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP7042927B2
JP7042927B2 JP2020557458A JP2020557458A JP7042927B2 JP 7042927 B2 JP7042927 B2 JP 7042927B2 JP 2020557458 A JP2020557458 A JP 2020557458A JP 2020557458 A JP2020557458 A JP 2020557458A JP 7042927 B2 JP7042927 B2 JP 7042927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
refrigerant
opening
unit cover
outdoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020557458A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020110226A1 (ja
Inventor
健太郎 長岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020110226A1 publication Critical patent/JPWO2020110226A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7042927B2 publication Critical patent/JP7042927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/26Refrigerant piping
    • F24F1/32Refrigerant piping for connecting the separate outdoor units to indoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/56Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
    • F24F1/58Separate protective covers for outdoor units, e.g. solar guards, snow shields or camouflage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

本発明は、冷媒を流通する冷媒配管を介して室内機と接続される室外機に関する。
従来から室外機として、例えば、特許文献1に記載の室外機が知られている。この室外機は、空気調和装置の室外機であり、室内機との間で冷媒配管を接続する際に使用する操作弁が、当該室外機の底板に固定されている。そして、操作弁の周囲は、カバーにより覆われている。
ところで、近年、地球温暖化対策の観点から、室外機に使用される冷媒において、地球温暖化係数の低い冷媒への転換が求められている。よって、このような冷媒としては、HFC410Aに比べて地球温暖化係数の低いHFC32が主流となっている。
ところが、かかるHFC32は微燃性である。また、その他の地球温暖化係数の低い冷媒においても燃焼性の度合いは別として可燃性のものが多い。そして、このような地球温暖化係数の低い冷媒としては、今後、より環境負荷が小さいLPガス、またはCO等へ置き換えることも検討されており、安全性への更なる配慮が必要である。
ここで、仮に、ユーザーが可燃性の冷媒の漏洩に気付かないまま、一定時間が経過したとする。この場合、冷媒が漏洩している室内機を設置した室内では換気が行われず、冷媒が拡散されないため、溜まった冷媒によって冷媒濃度の高い箇所が生じる虞がある。
とりわけ、可燃性冷媒を使用する家庭用冷温水給湯空調ヒートポンプ機種等の室内機を物置小屋等の狭小空間に設置した場合、冷媒の漏洩が生じた非常時に空気中の冷媒濃度が上がり得る虞があった。
そのため、近年の室外機においては、非常時の安全性を確保するべく、室外機と室内機とを接続する冷媒配管に遮断弁を設ける傾向が強まっている。このような室外機では、室外機と室内機を接続する冷媒配管に遮断弁を設けることで、可燃性の冷媒が漏洩した際に室外機から室内機への冷媒の供給を遮断して当該室内機を隔離できるため、冷媒の漏洩が拡大するのを回避できるようになっている。
特開2014-074544号公報
しかしながら、特許文献1の室外機をはじめとする従来の室外機においては、小型化および省スペース化が進んでおり、かかる遮断弁を設置するためのスペースの確保が困難であり、当該遮断弁の設置が容易ではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、遮断弁の設置スペースを確保し、当該遮断弁を容易に設置できる室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る室外機は、筐体パネルによって外郭を覆われた室外機であって、前記筐体パネルは、内部の機械室と連通した開口部を有しており、前記開口部には、前記開口部と対向する面のみが開口してなる室外機カバーが着脱自在に設けられ、前記室外機カバーは、前記室外機に配置された冷媒配管と接続される中継配管と、前記中継配管に設けられる冷媒の流通を遮断する遮断弁と、前記遮断弁および前記中継配管の少なくとも一方を固定するための固定部と、を内部に有するものである。
本発明に係る室外機によれば、室外機の筐体パネルに設けられた機械室と連通する開口部に対して着脱自在に備える室外機カバーに、中継配管と、遮断弁と、これら遮断弁および中継配管の少なくとも一方を固定するための固定部と、を有するようにした。よって、室外機の内部の機械室と連通した空間を室外機カバー内に設け、当該空間を遮断弁の設置スペースとして確保できるので、当該遮断弁を容易に設置できる。
本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す背面斜視図である。 図1の室外機の内部を上方から見て示す概略図である。 図1の室外機を用いた空気調和装置の冷媒回路を示す模式図である。 図1の室外機の要部を示す内部斜視図である。 図1の室外機の要部を示す外部斜視図である。 図7の室外機カバーの内部構造を示す部分断面図である。 図7の室外機カバーの底面部を上方から見て示す概略図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。すなわち、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、そのような変更を伴う室外機も本発明の技術思想に含まれる。さらに、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、室外機としては、空気調和装置に限らず、低温機器、又は給湯機器等に配備される室外機を広く適用できる。
実施の形態1.
<室外機1の構成>
図1~図5を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る室外機1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す側面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す背面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る室外機の外観を示す背面斜視図である。図5は、図1の室外機の内部を上方から見て示す概略図である。
図1~図5に示すように、室外機1は、外郭を覆う筐体パネル2が直方体形状で形成されている。筐体パネル2の内部は、仕切板3によって風路室4と機械室5とに区画されている。風路室4における筐体パネル2の前面側には、プロペラファン6が設置されている。また、風路室4におけるプロペラファン6の背面側には、筐体パネル2の風路室4における背面側から側面側にかけてL字状に搭載される室外熱交換器53が設置されている。
筐体パネル2は、前面上部外郭パネル2a、前面下部外郭パネル2bおよび背面上部外郭パネル2cから成り立っており、仕切板3と共に機械室5の側面四面を囲っている。
なお、前述した機械室5の筐体パネル2の構成は一例であり、筐体パネル2の部品点数または継ぎ目の位置等は限定しない。例えば、前面上部外郭パネル2aと前面下部外郭パネル2bとを一体化した前面外郭パネルを用いた室外機であってもよい。
プロペラファン6は、回転中心となるボス6aの外周に複数の翼6bが設けられ、図示省略するファンモーターにより回転駆動される。また、筐体パネル2におけるプロペラファン6の前面側に位置する前面上部外郭パネル2aには、筐体パネル2の内部の空気を当該筐体パネル2の外部へと排出するためのスリット状の吹出口2dが設けられている。室外熱交換器53は、詳細な図示を省略するが冷媒を流通させる伝熱管と、伝熱管を流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするためのフィンとを備えた構造を有している。
機械室5には、ここでは図示を省略するが、室外熱交換器53と冷媒配管41aを介して接続され、当該室外熱交換器53へと冷媒を供給する圧縮機51が設置されている(後述の図6参照)。また、機械室5には、室外機1の運転有無を検知する電流センサーをはじめ、パワーモジュールおよびインバータ基板等の電気部品が設置されている。
本実施の形態1の場合、筐体パネル2は、前面下部外郭パネル2bの背面側であって、背面上部外郭パネル2cの鉛直方向における下方に、内部の機械室5と連通した開口部2e(後述する図9参照)を有している。そして、この開口部2eは、室外機カバー10によって開口部分を覆われている。
さらに、機械室5には、冷媒を流通する冷媒配管11が配置されている。この冷媒配管11は、一方の端部に室外機1の閉鎖弁12が設けられており、他方の端部が室外機カバー10に配置される中継配管13(後述する図6または図7等参照)と接続されている。本実施の形態1の場合、閉鎖弁12は、ガス用閉鎖弁12aと、液用閉鎖弁12bとから構成されている。ここで、閉鎖弁12とは、例えば手動で開閉の切り替えが可能なバルブであり、この閉鎖弁12を介して不図示の冷媒配管が接続された場合、閉状態から開状態に手動で切り替えることで、当該接続された冷媒配管との冷媒の流通を可能とするものである。
<冷媒回路について>
ここで、本実施の形態1における室外機1を用いた空気調和装置100の冷媒回路について、図6を参照しながら説明する。図6は、図1の室外機1を用いた空気調和装置100の冷媒回路を示す模式図である。図6に示すように、空気調和装置100は、冷媒を介して外気と室内の空気との間で熱を移動させることにより、室内を暖房または冷房して空気調和を行う。空気調和装置100は、室外機1と、室内機40とを有する。なお、本実施の形態1では、室外機1に対して室内機40を1台設置する場合について述べるが、本発明はこれに限らず、室内機40は複数台設置されてもよい。
空気調和装置100は、室外機1と室内機40とが冷媒配管41a、41bにより配管接続され、冷媒が循環する冷媒回路50が構成されている。そして、空気調和装置100の冷媒回路50では、圧縮機51、流路切替装置52、室外熱交換器53、膨張弁54および室内熱交換器55が冷媒配管41a、41bを介して接続されている。
室外機1は、圧縮機51、流路切替装置52、室外熱交換器53および、膨張弁54を有している。圧縮機51は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機51は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機51の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、圧縮機51の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置52は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。
空気調和装置100は、制御部(不図示)からの指示に基づいて、流路切替装置52を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転または冷房運転を実現することができる。室外熱交換器53は、冷媒と室外空気との熱交換を行う。室外熱交換器53は、暖房運転時には蒸発器の働きをし、冷媒配管41bから流入した低圧の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って冷媒を蒸発させて気化させ、冷媒配管41a側に流出させる。室外熱交換器53は、冷房運転時には、凝縮器の働きをし、流路切替装置52側から流入した圧縮機51で圧縮済の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って、冷媒を凝縮させて液化させる。室外熱交換器53には、冷媒と室外空気との間の熱交換の効率を高めるために、室外送風機56が設けられている。室外送風機56は、インバータ装置を取り付け、ファンモーターの運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更してもよい。膨張弁54は、絞り装置(流量制御手段)であり、膨張弁54を流れる冷媒の流量を調節することにより、膨張弁として機能し、開度を変化させることで、冷媒の圧力を調整する。例えば、膨張弁54が、電子式膨張弁等で構成された場合、制御部等の指示に基づいて開度調整が行われる。
室内機40は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器55および、室内熱交換器55が熱交換を行う空気の流れを調整する送風機57を有する。このとき、室内機40は、冷媒回路50内で使用される冷媒が漏洩したことを検知する冷媒センサー58を有していてもよい。この場合、仮に冷媒センサー58によって冷媒の漏洩が検知された際、この検知結果に基づく制御部の制御により、後述するガス用遮断弁14aおよび液用遮断弁14bを開状態から閉状態へと切り替える。これにより、室外機1と室内機40との間における冷媒の流通を遮断し、冷媒の漏洩を生じた室内機40を隔離することができる。
室内熱交換器55は、暖房運転時において凝縮器の働きをし、冷媒配管41aから流入した冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管41b側に流出させる。室内熱交換器55は、冷房運転時には蒸発器の働きをし、膨張弁54によって低圧状態にされた冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、冷媒配管41a側に流出させる。送風機57の運転速度は、ユーザーの設定により決定される。送風機57には、インバータ装置を取り付け、ファンモーターの運転周波数を変化させてファンの回転速度を変更してもよい。
<空気調和装置100の冷房および暖房運転の動作例>
次に、空気調和装置100の動作例として冷房運転の動作を説明する。圧縮機51によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置52を経由して、室外熱交換器53に流入する。室外熱交換器53に流入したガス冷媒は、室外送風機56により送風される外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器53から流出する。室外熱交換器53から流出した冷媒は、膨張弁54によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機40の室内熱交換器55に流入し、送風機57により送風される室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器55から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機40から空調対象空間へと吹き出される。室内熱交換器55から流出したガス冷媒は、流路切替装置52を経由して圧縮機51に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置100の冷房運転は、以上の動作が繰り返される(図中、実線の矢印で示す)。
次に、空気調和装置100の動作例として暖房運転の動作を説明する。圧縮機51によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置52を経由して、室内機40の室内熱交換器55に流入する。室内熱交換器55に流入したガス冷媒は、送風機57により送風される室内空気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室内熱交換器55から流出する。このとき、ガス冷媒から熱を受け取り暖められた室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機40から空調対象空間へと吹き出される。室内熱交換器55から流出した冷媒は、膨張弁54によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室外機1の室外熱交換器53に流入し、室外送風機56により送風される外気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器53から流出する。室外熱交換器53から流出したガス冷媒は、流路切替装置52を経由して圧縮機51に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置100の暖房運転は、以上の動作が繰り返される(図中、破線の矢印で示す)。
<室外機カバー10の構成>
次に、図7~図10を参照しながら、本実施の形態1に係る室外機1に設けられる室外機カバー10について説明する。図7は、図1の室外機の要部を示す内部斜視図である。図8は、図1の室外機の要部を示す外部斜視図である。図9は、図7の室外機カバーの内部構造を示す部分断面図である。図10は、図7の室外機カバーの底面部を上方から見て示す概略図である。
図7~図10に示すように、室外機カバー10は、筐体パネル2における背面上部外郭パネル2cの開口部2eに対向する面10aのみが開口した矩形状の五面体からなり、この開口部2eを覆うように、背面上部外郭パネル2cに対して着脱自在に設けられている。
室外機カバー10は、筐体パネル2における背面上部外郭パネル2cに取り付けられた状態において、外方に向けて突出した形状をなしており、室外機カバー10の内部空間Eに設置された遮断弁14の周囲の五面を覆っている。ここで、遮断弁14とは、不図示の制御部によって開閉を制御される電磁弁であり、例えば冷媒の漏洩が発生したことを制御部が判断すると、当該制御部によって自動で開状態から閉状態に切り替えられ、冷媒の流通を遮断するものである。
室外機カバー10には、室外機1の機械室5に配置された冷媒配管11と接続される中継配管13と、中継配管13に設けられる冷媒の流通を遮断する遮断弁14と、が設けられている。また、室外機カバー10には、遮断弁14および中継配管13の少なくとも一方を固定するための固定部15が設けられている。
中継配管13は、一方の端部に配管継手16が取り付けられており、空気調和装置100を設置する際の現地工事にて、室内機40と接続される冷媒配管を容易に接続させることが可能となっている(図6参照)。また、中継配管13は、他方の端部に配管継手17が取り付けられており、当該配管継手17を介して機械室5に配置される冷媒配管11と接続可能になっている。
本実施の形態1の場合、遮断弁14はガス用の中継配管13を遮断するガス用遮断弁14aと、液用の中継配管13を遮断する液用遮断弁14bの2種類が配置されている。また、配管継手17はガス用の中継配管13の端部に取り付けられたガス用配管継手17aと、液用の中継配管13の端部に取り付けられた液用配管継手17bの2種類が配置されている。そして、これらガス用遮断弁14aと液用遮断弁14b、および、中継配管13は、それぞれ固定部15によって室外機カバー10内に固定され、当該室外機カバー10と一体に構成されている。
また、室外機カバー10は、鉛直方向の下方に位置する底面部18が、当該室外機カバー10の開口した面10aに向かって下り傾斜した構造となっている。また、室外機カバー10は、底面部18の開口部2e側端部における中央には、爪部19が設けられている。この爪部19は、筐体パネル2における開口部2eの圧縮機51等が設置されている底板30の周囲に設けられた係合部としてのフランジ部31と係合する構造となっている。
さらに、室外機カバー10は、底面部18の開口部2e側端部における爪部19の両側に、底面部18の両側部から爪部19に向かって傾斜した導水部20が設けられている。また、室外機カバー10は、鉛直方向の上方に位置する上面部21が、当該室外機カバー10の開口した面10aに向かって上り傾斜した構造となっている。
このように構成された室外機1においては、室外機カバー10を室外機1に設置する際に、まず遮断弁14を室外機カバー10の内部にある固定部15に固定し、中継配管13と冷媒配管11とを配管継手17を介して接続する。そして、室外機カバー10の爪部19を室外機1の底板30のフランジ部31に係合させることで仮固定し、不図示のネジにてフランジ部31、前面下部外郭パネル2bおよび背面上部外郭パネル2cに固定する。その後、冷媒配管11と閉鎖弁12を接続し、遮断弁14の他方の端部に取り付けられている配管継手16と室内機40とを冷媒配管41a、41bによって接続する。
このように、遮断弁14が室外機1と室内機40とを繋ぐ配管経路に設けられているので、遮断弁14を操作することにより室外機1から室内機への冷媒の供給を遮断することができる。また、遮断弁14を室外機カバー10に固定するため、輸送時および運転時の振動により遮断弁14が動くことを防止し、遮断弁14に接続されている中継配管13の変形および損傷を防ぐことができる。さらに、遮断弁14は周囲五面を室外機カバー10に覆われており、残り一面は室外機1の機械室5に面しているため、遮断弁14は外気に露出しない構成となっている。そのため遮断弁14に雨風が当たることを防止でき、また使用者が遮断弁14等の部品および、それに付随する電気配線に接触することを防ぐことができ、破損および損傷を防ぐことができる。
また、室外機カバー10と、中継配管13および遮断弁14とを一体とし、遮断弁14を設けた中継配管13と、冷媒配管11とを配管継手17を介して接続し、この冷媒配管11と室外機1の冷媒配管41a、41bとを閉鎖弁12を介して着脱自在とした。これにより、室外機カバー10を室外機1に対して容易に後付けできるようにした。さらには、室外機カバー10は他の筐体パネル2に比べ外側に突き出ていることにより、遮断弁14および中継配管13を除く遮断弁14に付随している配管を、室外機カバー10に覆われている内部空間Eに収める構成となっている。これにより、当初は遮断弁14を組込む予定のなかった閉鎖弁12を有する室外機1にも、据付け環境の変化に応じて、機械室5の内部構造および既存内部部品に遮断弁14が干渉することなく、中継配管13の形状を適宜変更させることで、後付けできる。すなわち、遮断弁14および中継配管13を備える室外機カバー10を室外機1の別売製品として販売することも可能である。
室外機カバー10は、底面部18が開口した面10aに向かって下り傾斜していることにより、遮断弁14およびそれに付属している中継配管13等が結露し、その結露水が底面部18に落ちた場合、この結露水が室外機1側へと流れるようになっている。さらに、底面部18の両側に導水部20が設置されていることから、結露水が底面部18上のどこに滴下したとしても、底面部18の傾斜により室外機1の機械室5側へと流れ、導水部20を伝い中央の爪部19から室外機1の底板30内に流れ落ちる。室外機1の底板30には、図示しない結露水排水穴が複数開いており、室外機1内の室外熱交換器53等の他部品より発生する結露水と併せて排出される。
このように、室外機カバー10は底面部18に傾斜を設け、爪部19付近より内部空間Eに発生する結露水を集中的に排水する構造としているので、この内部空間Eに水が溜まらず、結露水がとどまり続けることに起因する悪臭および腐食を防ぐことができる。
また、室外機カバー10は、上面部21に筐体パネル2に向けた上り傾斜を設けていることにより、降雨および降雪により溜まる雨水および雪が、自重により室外機カバー10の上から滑り落ちる構造となっている。つまり、室外機カバー10の上面部21に雪が積もらないようにできるので、筐体パネル2に荷重が掛かるのを防止でき、筐体パネル2に負荷をかけないことにより、筐体パネル2自体の変形および応力が集中し易いパネル同士の接合部の損傷を避けることができる。
<実施の形態1における効果>
以上、説明したように、本実施の形態1の室外機1では、室外機1の筐体パネル2に内部の機械室5と連通する開口部2eを設け、当該開口部2eに対して、開口部2eと対向する面10aのみが開口してなる室外機カバー10を着脱自在に設けるようにした。室外機カバー10は、中継配管13と、中継配管13に設けられた遮断弁14と、遮断弁14および中継配管13の少なくとも一方を固定するための固定部15と、を有している。よって、室外機1の内部の機械室5と連通した内部空間Eを室外機カバー10内に設け、当該内部空間Eを遮断弁14の設置スペースとして確保できるので、当該遮断弁14を容易に設置できる。
しかも、筐体パネル2に対して着脱自在な室外機カバー10内に、遮断弁14と中継配管13とを固定部15を介して配置するので、遮断弁14から室外機1の内部へと伸びる配線が露出せず、当該配線が外部から直接接触されるのを回避できる。よって、当該配線の破損または損傷を防止できる。そればかりか、遮断弁14および中継配管13が室外機カバー10内に配置されているので、雨および風等の環境下においても外気に晒されることを防止できる。その上、室外機カバー10が着脱自在なので、メンテナンス性にも優れている。
1 室外機、2 筐体パネル、2a 前面上部外郭パネル、2b 前面下部外郭パネル、2c 背面上部外郭パネル、2d 吹出口、2e 開口部、3 仕切板、4 風路室、5 機械室、6 プロペラファン、6a ボス、6b 翼、10 室外機カバー、10a 面、11 冷媒配管、12 閉鎖弁、12a ガス用閉鎖弁、12b 液用閉鎖弁、13 中継配管、14 遮断弁、14a ガス用遮断弁、14b 液用遮断弁、15 固定部、16 配管継手、17 配管継手、17a ガス用配管継手、17b 液用配管継手、18 底面部、19 爪部、20 導水部、21 上面部、30 底板、31 フランジ部、40 室内機、41a 冷媒配管、41b 冷媒配管、50 冷媒回路、51 圧縮機、52 流路切替装置、53 室外熱交換器、54 膨張弁、55 室内熱交換器、56 室外送風機、57 送風機、58 冷媒センサー、100 空気調和装置、E 内部空間。

Claims (5)

  1. 筐体パネルによって外郭を覆われた室外機であって、
    前記筐体パネルは、内部の機械室と連通した開口部を有しており、
    前記開口部には、
    前記開口部と対向する面のみが開口してなる室外機カバーが着脱自在に設けられ、
    前記室外機カバーは、
    前記室外機に配置された冷媒配管と接続される中継配管と、
    前記中継配管に設けられる冷媒の流通を遮断する遮断弁と、
    前記遮断弁および前記中継配管の少なくとも一方を固定するための固定部と、を内部に有する室外機。
  2. 前記室外機カバーは、
    鉛直方向の下方に位置する底面部が前記開口に向かって下り傾斜してなる請求項1に記載の室外機。
  3. 前記室外機カバーは、
    前記底面部の開口部側端部における中央に、前記筐体パネルにおける前記開口部の周囲に設けられた係合部と係合する爪部が設けられている請求項2に記載の室外機。
  4. 前記室外機カバーは、
    前記底面部の前記開口部側端部における前記爪部の両側に、前記底面部の両側部から前記爪部に向かって傾斜した導水部が設けられている請求項3に記載の室外機。
  5. 前記室外機カバーは、
    鉛直方向の上方に位置する上面部が前記開口に向かって上り傾斜してなる請求項1~4のいずれか一項に記載の室外機。
JP2020557458A 2018-11-28 2018-11-28 室外機 Active JP7042927B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/043741 WO2020110226A1 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 室外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020110226A1 JPWO2020110226A1 (ja) 2021-06-10
JP7042927B2 true JP7042927B2 (ja) 2022-03-28

Family

ID=70853316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020557458A Active JP7042927B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 室外機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7042927B2 (ja)
WO (1) WO2020110226A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012132640A (ja) 2010-12-22 2012-07-12 Daikin Industries Ltd 空気調和装置の室外機
CN205102298U (zh) 2015-11-10 2016-03-23 海信(山东)空调有限公司 一种空调器的截止阀罩以及空调器
JP6201160B2 (ja) 2013-07-19 2017-09-27 カルソニックカンセイ株式会社 電源制御装置およびリレー異常検出方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633294Y2 (ja) * 1988-05-12 1994-08-31 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外機
JP3139189B2 (ja) * 1993-01-04 2001-02-26 ダイキン工業株式会社 閉鎖弁カバー構造
JPH0664033U (ja) * 1993-02-19 1994-09-09 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
JPH11264585A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012132640A (ja) 2010-12-22 2012-07-12 Daikin Industries Ltd 空気調和装置の室外機
JP6201160B2 (ja) 2013-07-19 2017-09-27 カルソニックカンセイ株式会社 電源制御装置およびリレー異常検出方法
CN205102298U (zh) 2015-11-10 2016-03-23 海信(山东)空调有限公司 一种空调器的截止阀罩以及空调器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020110226A1 (ja) 2020-06-04
JPWO2020110226A1 (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108369048B (zh) 制冷循环装置
JP6336121B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP5734427B2 (ja) 可変冷媒流ヒートポンプのための低周囲気温時冷房用キット
CN108351139B (zh) 冷冻循环装置以及制冷剂泄漏检测方法
US11946666B2 (en) Air conditioner
EP2667109B1 (en) Air conditioner
JP2013036716A (ja) 室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置
JP2011144996A (ja) 空調機
JPWO2002077535A1 (ja) 空気調和装置及びその設置方法
WO2019167168A1 (ja) 空気調和装置
JP5123018B2 (ja) 空調装置
JP6781560B2 (ja) 換気装置
JP7042927B2 (ja) 室外機
KR20180101781A (ko) 공기조화기의 실외기
KR100606733B1 (ko) 멀티공기조화기의 실내기
JP7031056B2 (ja) 圧縮機
JP5992735B2 (ja) 空気調和機
JP6844274B2 (ja) 冷凍装置
JP2005003290A (ja) 空気調和機
WO2024180576A1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP7071613B2 (ja) 冷凍装置
JP6991369B2 (ja) 空気調和装置
JP6972380B2 (ja) 冷凍サイクル装置
KR100531187B1 (ko) 조합형 냉난방장치
JP2017203573A (ja) 空気調和機及び補助熱交換器の設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7042927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150