JP2005003290A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮機1、四方切換え弁2、室外熱交換器3、蓄熱用膨張弁17、蓄熱用熱交換器7、室内熱交換器用膨張弁9、室内熱交換器10を冷媒管Pを介して連通する冷凍サイクル回路Rを具備し、室外ユニットAと、蓄熱媒体19と蓄熱用熱交換器を収容する蓄熱槽18を配置する蓄熱ユニットBと、室内ユニットCから構成され、蓄熱ユニット内に貫通するガス側冷媒管Pbに蓄熱用バイパス管25を接続し、このガス側冷媒管で蓄熱用バイパス管接続部から室外ユニット側までの間の部位に、冷房運転時では下部から上部へ、暖房運転時では上部から下部へ冷媒を流通させる縦長状筒体からなる補助タンク8を具備する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートポンプ式冷凍サイクルに蓄熱用熱交換器を加え、通常の冷暖房運転の他に、氷蓄熱運転、氷蓄熱利用冷房運転、温蓄運転、蓄熱利用除霜運転等の切換えを可能にした空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧縮機、四方切換え弁、室外熱交換器、室外側膨張弁、蓄熱用熱交換器、室内側膨張弁および室内熱交換器を冷媒配管で連通し、上記圧縮機を駆動することにより通常の冷房運転と暖房運転の他に、蓄熱用熱交換器を利用して氷蓄熱運転や、氷蓄熱利用冷房運転等を可能にした空気調和機が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この種の空気調和機においては、電気料金が割安な深夜に圧縮機を駆動して蓄熱用熱交換器で蓄熱媒体を製氷化する氷蓄熱運転や、蓄熱媒体を温水化する温蓄運転を行う。昼間になってから氷である蓄熱エネルギを利用して冷媒を過冷却状態とする氷蓄熱利用冷房運転を行い、冷房効率の向上を図っている。あるいは、温水である蓄熱エネルギを利用して室外熱交換器を除霜する蓄熱利用除霜運転を行い、除霜効率の向上を図っている。
【0004】
上記蓄熱用熱交換器は内容積が大きいことが特徴であり、しかも備えた目的が主として冷房時のアンダークール領域の確保を図ることにある。そのため、この熱交換器内部がほとんど満液状態となり、冷凍サイクル全体での冷媒封入量が蓄熱用熱交換器を備えていない通常の冷凍サイクルと比較して多くなる。
【0005】
特に、氷蓄熱運転や蓄熱利用除霜運転に切換えた際には、上記蓄熱用熱交換器が蒸発器として作用し、冷凍サイクル中の冷媒量が過剰状態となる。そのため、圧縮機への液戻り量が多くなってしまい、液圧縮が発生する虞れがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−372325号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
その対策として、通常、圧縮機の吸込み側に設けられるアキュームレータを大型化して容量を増大し、圧縮機への液戻り量の低減化を図ることが考えられる。しかしながら、大容量アキュームレータを配置すると、室外機が大型化してしまい据付けスペースの拡大がともなう。また、大容量アキュームレータは圧力損失が大きいので、実際に用いるのは困難視されている。
【0008】
空気調和機の製造メーカーとしては、可能な限りコストの上昇を抑制するのが必須の条件であり、そのために標準機種を流用し、もしくは標準機種をベースとして蓄熱用熱交換器を備えた空気調和機を開発することで対応を図っている。このベース機種の標準室外機に搭載されるアキュームレータは容量が比較的小さく、標準室外機をそのまま流用することはできない。
【0009】
そこで、上記した標準室外機に用いられるアキュームレータをもう一基用意して、これを蓄熱ユニットに組み込んで対応する考えもある。しかしながら、暖房運転をなすと蓄熱ユニット内の上記アキュームレータが圧縮機の吐出側になるので、圧縮した冷媒ガスに含まれる圧縮機の潤滑油が上記アキュームレータに溜まってしまう。
【0010】
そのまま放置すると圧縮機の潤滑油量が不足して焼き付け事故の発生の原因となる。当然、上記アキュームレータに溜まった潤滑油を圧縮機へ戻す油戻し回路が必要となるが、この回路の製作をともなうためにコストに悪影響を及ぼすこととなる。
【0011】
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、蓄熱用熱交換器を備えることを前提として、氷蓄熱運転時や蓄熱利用冷房運転時などにおける圧縮機への液冷媒の戻り量の低減化を図り、よって冷凍効率の向上を得られる空気調和機を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の空気調和機は、圧縮機、四方切換え弁、室外熱交換器、蓄熱用膨張弁、蓄熱用熱交換器、室内熱交換器用膨張弁、および室内熱交換器を順次、冷媒管を介して連通する冷凍サイクル回路を備え、圧縮機と四方切換え弁および室外熱交換器等を配置する室外ユニットと、蓄熱媒体を充填し蓄熱用熱交換器を浸漬させた蓄熱槽を配置する蓄熱ユニットと、室内熱交換器を配置する室内ユニットから構成され蓄熱ユニット内に室内ユニットと室外ユニットとを連通するガス側冷媒管を貫通し、このガス側冷媒管に蓄熱用熱交換器から室内熱交換器をバイパスする蓄熱用バイパス管を接続し、蓄熱ユニット内におけるガス側冷媒管の中途部で蓄熱用バイパス管接続部から室外ユニット側までの間の部位に、冷房運転時では冷媒が下部から上部へ流通し、暖房運転時では冷媒が上部から下部へ流通する縦長状筒体からなる補助タンクを具備する。
【0013】
このような課題を解決する手段を採用することにより、氷蓄熱運転時や蓄熱利用冷房運転時などにおける圧縮機への液冷媒の戻り量が低減化し、よって冷凍効率の向上を得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、空気調和機の概略構成と、冷凍サイクル回路の構成を説明する図である。
この空気調和機は、室外ユニットAと、蓄熱ユニットBおよび室内ユニットCとから構成される。上記室外ユニットAは、圧縮機1と、四方切換え弁2と、室外熱交換器3と、アキュームレータ4と、上記圧縮機1や四方切換え弁2および後述する電動部品を駆動制御する制御部(制御手段)5を備えている。
【0015】
上記蓄熱ユニットBは、ブリッジ回路6と、蓄熱用熱交換器7と、タンク8および室内熱交換器用膨張弁9(何れも後述する)を備えている。上記室内ユニットCは、室内熱交換器10を備えている。
【0016】
上記圧縮機1、四方切換え弁2、室外熱交換器3、ブリッジ回路6、蓄熱用熱交換器7、室内熱交換器用膨張弁9、室内熱交換器10および補助タンク8を介して上記四方切換え弁2が順次、冷媒管Pを介して連通され、これらで冷凍サイクル回路Rが構成される。
【0017】
上記蓄熱ユニットBにおけるブリッジ回路6は、第1の逆止弁11と、第2の逆止弁12と、第3の逆止弁13と、第4の逆止弁14および、これら逆止弁11〜14のうちの2つの逆止弁(第1の逆止弁11と第3の逆止弁13、第2の逆止弁12と第4の逆止弁14)を連通する中央管路15を備えている。この中央管路15には、リキッドタンク16および蓄熱用膨張弁17が直列に接続されている。
【0018】
上記ブリッジ管路6の第2の逆止弁12と第3の逆止弁13が設けられる管路の接続部aに、冷媒管Pを構成する液側冷媒管Paの一端が接続されていて、この液側冷媒管Paの他端は上記室内熱交換器用膨張弁9を介して上記室内熱交換器10に接続される。上記室内熱交換器10の他端には冷媒管Pを構成するガス側冷媒管Pbが接続されていて、このガス側冷媒管Pbは蓄熱ユニットB内を貫通し、上記室外ユニットA内の四方切換え弁2の所定のポートに接続される。
【0019】
上記蓄熱ユニットB内の上記蓄熱用熱交換器7は蓄熱槽18に収容されていて、この蓄熱槽18には蓄熱媒体19が充填される。上記蓄熱媒体19として、たとえば水が用いられ、上記蓄熱槽18内にほぼ満タン状態で充填されているので、上記蓄熱用熱交換器7はこの蓄熱媒体19中に浸漬される。
【0020】
上記蓄熱用熱交換器7の一端に第1の管路20が接続されていて、この第1の管路20は第1の解氷弁21を介して上記ブリッジ回路6における中央管路15の第1の逆止弁11と第2の逆止弁12が設けられる管路の接続部bに接続されている。
第1の管路20における蓄熱用熱交換器7との接続部と第1の解氷弁21との間に、第2の管路22の一端部が接続されている。この第2の管路22は、第1の蓄熱弁23を介して上記液側冷媒管Paにおけるブリッジ回路6と室内熱交換器用膨張弁9との間の部位に接続される。
【0021】
上記液側冷媒管Paにおける第2の管路22の接続部と室内熱交換器用膨張弁9との間と、上記ガス側冷媒管Pbの中途部とは蓄熱用バイパス管25によって連通されていて、この蓄熱用バイパス管25には第2の解氷弁26と第2の蓄熱弁27とが直列に設けられる。
上記蓄熱用熱交換器7の他端には第3の管路28が接続されていて、この第3の管路28は上記蓄熱用バイパス管25における第2の解氷弁26と第2の蓄熱弁27との間に接続される。
【0022】
一方、上記蓄熱ユニットB内を貫通する上記ガス側冷媒管Pbには、上述したように補助タンク8が設けられる。この補助タンク8が設けられる部位は、ガス側冷媒管Pbにおける上記蓄熱用バイパス管25が接続する接続部cから室外ユニットAへの突出部dとの間の位置に限定される。
【0023】
そして、後述する冷凍サイクル運転をなした際に、冷房運転時などでは補助タンク8の下部から上部へ冷媒が流れ、暖房運転時などでは補助タンク8の上部から下部へ冷媒が流れるように、タンク8に対するガス側冷媒管Pbの接続形態が限定される。
【0024】
図2は、本発明の空気調和機を構成する室外ユニットAと、蓄熱ユニットBおよび室内ユニットCの外観を示す斜視図である。
上記室外ユニットAは、標準空気調和機における標準室外ユニットをそのまま、もしくは一部変更して流用している。筐体30の前面に上下二段になった吹出し口31が設けられていて、それぞれにファンガードが嵌め込まれている。筐体30内にはそれぞれの吹出し口に対向して2台の室外送風機が上下に配置され、さらにこの室外送風機の背面側には上記室外熱交換器3が上下二段になった状態で配置されている。
【0025】
上記蓄熱ユニットBは、正面視と側面視および平面視のいずれにおいても矩形状に形成される筐体32を備えている。この前面側には扉体33が開閉自在に取付けられていて、メンテナンスの際に内部を開放できるようになっている。なお、この蓄熱ユニットBの構造については、さらに詳細に説明する。
【0026】
上記室内ユニットCは、たとえば被空調室の天井内に筐体34が埋め込まれる天井埋め込み型であって、この筐体34の下面開口を閉塞する化粧パネル35が天井板から露出する。上記筐体34内には上記室内熱交換器10と室内送風機が収容され、上記化粧パネル35の中央部にグリルが嵌め込まれた吸込み口36と、各周辺部にルーバーを備えた吹出し口37が設けられる。
【0027】
図3は、上記蓄熱ユニットBを分解した斜視図である。上記筐体32は固定脚が取付けられる底板33aと、上記前面扉体33と、左右側面パネル33bと、背面パネル33cおよび天板33dとの組み合わせ体から構成される。各パネル33〜33dは全て矩形状に形成され、上記天板33dには点検用蓋40が着脱自在に取付けられる。
【0028】
上記筐体32内部には、前面扉体33と所定の間隙を存して補強板41が設けられていて、この補強板41には上記制御部5に電気的に接続される電気部品組立42が取付けられる。上記電気部品組立42には電気部品カバー43が着脱自在に取付けられる。
上記補強板41下部には配管固定板44が取付けられていて、上記室外ユニットAおよび室内ユニットCに延出される複数本の冷媒管Pを固定保持している。上記前面扉体33の下部には配管パネル45が取付けられていて、上記冷媒管Pの接続端部を保持している。
【0029】
上記筐体32を構成する底板33a上には上記蓄熱槽18が据付けられる。上記蓄熱槽18は平面視で円形状をなし、その直径は矩形状に形成される底板33aの幅方向寸法よりも若干小さい程度に設計されている。そして、蓄熱槽18は底板33aの背面パネル33cに近接した状態で配置されていて、蓄熱槽18と上記補強板41との間には、ある程度の空間スペースが確保されている。
【0030】
上記蓄熱槽18の高さ寸法は、筐体32の高さ寸法よりも若干低い程度であり、蓄熱槽18上端は天板33dと所定の間隙を存した状態となっている。したがって、蓄熱槽18と補強板41との間の空間スペースは、底板33aから天板33dに亘り蓄熱槽18の高さ方向に沿って形成される。
【0031】
このような空間スペースに、上記ブリッジ回路6や第1の管路〜第3の管路20,22,28および蓄熱用バイパス管25と、第1,第2の蓄熱弁23,27および第1,第2の解氷弁21,26と、リキッドタンク16および補助タンク8等が配置される。ここでは、空間スペースにリキッドタンク16と補助タンク8が配置されている状態が示されている。
【0032】
上記リキッドタンク16は空間スペースの一方の端部に配置されていて、縦長状の筒体から構成される。上記補助タンク8は空間スペースの他方の端部に配置されている縦長状の筒体である。この補助タンク8の高さ寸法は上記リキッドタンク16の高さ寸法よりも小さく、補助タンク8下端部と底板33aとの間にはある程度の間隙を存している。
【0033】
先に図1で説明した補助タンク8部分を参照すると理解が早いが、補助タンク8の上端に接続されるガス側冷媒管Pb1は一旦上方へ延出されてから逆U字状に曲成される。それから、このガス側冷媒管Pb1は水平に折曲されて蓄熱ユニットBから突出し、室外ユニットAにおける四方切換え弁2に接続される。
【0034】
また、補助タンク8の下端部に接続されるガス側冷媒管Pb2は、そのまま下方に延長されてから底板33aと接触しない位置でU字状に曲成される。そして、水平方向から垂直方向に二段状に折曲され、略T字状をなす接続部cから下部側へ延出され、蓄熱ユニットBから出て室内ユニットC内の室内熱交換器10に連通される。上記T字状接続部cから上部側は、ガス側冷媒管Pbと液側冷媒管Paとを連通する上記蓄熱用バイパス管25となる。この補助タンク8は、ガス側冷媒管Pbの内径の3倍以上の内径があるとともに、内容積が2リットル以上ある。
【0035】
つぎに、このようにして構成される空気調和機の作用について説明する。
図4に、蓄熱用熱交換器7を用いることなく冷房作用をなす通常冷房運転時における冷媒の流れを図中実線矢印で示し、蓄熱用熱交換器7により蓄熱槽18内の蓄熱媒体19を凍らせる(製氷する)氷蓄熱運転時における冷媒の流れを図中破線矢印で示し、製氷化された蓄熱媒体19と蓄熱用熱交換器7とを熱交換して冷房運転をなす氷蓄熱利用冷房運転時における冷媒の流れを図中一点鎖線矢印で示している。
【0036】
はじめに通常冷房運転から説明する。第1の解氷弁21と第2の解氷弁26および第1の蓄熱弁23と第2の蓄熱弁27は閉成され、蓄熱用膨張弁17は全開状態で、室内熱交換器用膨張弁9が減圧作用をなすよう制御される。
【0037】
圧縮機1で圧縮された冷媒は四方切換え弁2を介して室外熱交換器3に導入され凝縮する。凝縮した冷媒は室外ユニットAから出て蓄熱ユニットBに入り、ブリッジ回路6に導かれる。このブリッジ回路6では第1の逆止弁11を介して中央管路15に入り、リキッドタンク16と蓄熱用膨張弁17を介して第3の逆止弁13から液側冷媒管Paに導かれる。
【0038】
この液側冷媒管Paに設けられる室内熱交換器用膨張弁9によって減圧化され、蓄熱ユニットBを出て室内ユニットCに入り室内熱交換器10で蒸発する。このとき、室内熱交換器10に送風される室内空気と熱交換して蒸発潜熱を奪う。再び室内に吹出された熱交換空気は室内を冷房する。
【0039】
一方、室内熱交換器10で蒸発した冷媒はガス側冷媒管Pbに導かれ、室内ユニットCを出て再び蓄熱ユニットBに入る。蓄熱ユニットBに導かれる途中で、冷媒は補助タンク8の下部から導入され上部から導出される。このとき、蒸発冷媒と補助タンク8とは互いに何らの作用も及ぼさない。蓄熱ユニットBを出たガス冷媒は再び室外ユニットCに入り、四方切換え弁2を介して圧縮機1に吸込まれて上述のサイクルを循環する。
【0040】
つぎに、氷蓄熱運転について説明する。この氷蓄熱運転は、たとえば夜間に提供される安価な深夜電力を利用して行われる。第1の蓄熱弁23および第2の蓄熱弁27は開放され、第1の解氷弁21および第2の解氷弁26は閉成されて、蓄熱用膨張弁17が減圧作用をなすよう制御される。
【0041】
圧縮機1から吐出される冷媒は、室外熱交換器3−第1の逆止弁11−リキッドタンク16−蓄熱用膨張弁17−第3の逆止弁13−第1の蓄熱弁23−蓄熱用熱交換器7の順に導かれる。このとき、上記蓄熱用膨張弁17で絞り作用が行われ、蓄熱用熱交換器7において冷媒が蒸発し、蓄熱槽18内に充填された蓄熱媒体19である水を冷凍して氷に換える。
【0042】
上記蓄熱用熱交換器7から導出される蒸発冷媒は、第3の管路28−第2の蓄熱弁27−ガス側冷媒管Pb−補助タンク8の順に導かれ、あとは上述の通常冷房運転と同様の作用となる。
【0043】
つぎに、氷蓄熱利用冷房運転について説明する。このとき、第1の蓄熱弁23と第2の蓄熱弁27は閉成され、第1の解氷弁21と第2の解氷弁26は開放される。そして、室内熱交換器用膨張弁9とともに蓄熱用膨張弁17も絞り調整をなすよう制御される。
【0044】
圧縮機1−室外熱交換器3−第1の逆止弁11に導かれた冷媒は、接続部bにおいて中央管路15に導かれる冷媒と、第1の管路20に導かれる冷媒とに分流される。上記中央管路15から第3の逆止弁13を介して液側冷媒管Paに導かれる冷媒を蓄熱用膨張弁17で絞り調整することで、第1の管路20から第1の解氷弁21を介して蓄熱用熱交換器7に導かれる冷媒の流通量が設定される。
【0045】
上記蓄熱用熱交換器7に導かれる冷媒は、既に室外熱交換器3において凝縮しているが、蓄熱槽18内の製氷化した蓄熱媒体19と熱交換してさらに冷却され、過冷却(アンダークール)状態となる。この蓄熱用熱交換器7と熱交換した過冷却状態の冷媒は、第2の解氷弁26を介して液側冷媒管Paに導かれる。
【0046】
一方、上記中央管路15の蓄熱用膨張弁17で絞られた冷媒は第3の逆止弁13を介して液側冷媒管Paに導かれ、上記蓄熱用熱交換器7で熱交換したあとの冷媒と合流する。これらの冷媒は室内熱交換器用膨張弁9に導かれて減圧化され、室内熱交換器10で蒸発する。この室内熱交換器10には過冷却状態の冷媒が導かれるので、通常冷房運転時と比較して、過冷却された分だけ冷房効率の向上化を得られる。
【0047】
図5に、蓄熱用熱交換器7を用いることなく暖房作用をなす通常暖房運転時における冷媒の流れを図中実線矢印で示し、蓄熱用熱交換器7により蓄熱槽18内の蓄熱媒体19を温めて温水化する温水蓄熱運転時における冷媒の流れを図中破線矢印で示し、上記温水を熱源に利用して室外熱交換器3の除霜をなす温水除霜運転時における冷媒の流れを図中一点鎖線矢印で示している。
【0048】
はじめに、通常暖房運転から説明する。第1の解氷弁21と第2の解氷弁26および第1の蓄熱弁23と第2の蓄熱弁27は閉成され、蓄熱用膨張弁17は全開状態で、室内熱交換器用膨張弁9が減圧作用をなすよう制御される。
【0049】
圧縮機1で圧縮された冷媒は四方切換え弁2を介してガス側冷媒管Pbに導かれ、室外ユニットAを出て蓄熱ユニットBに入り、上記補助タンク8の上部から導入され下部から導出される。このとき、補助タンク8はいわゆるバッファとしてガス冷媒を一時集溜し、ある程度のマフラ効果を得られる。
【0050】
さらに、ガス冷媒は蓄熱ユニットBを出て室内ユニットCに入り、室内熱交換器10で凝縮する。凝縮した冷媒は、室内熱交換器10に送風される室内空気に対して凝縮熱を放出する。室内熱交換器10で温度上昇した室内空気が再び室内に送風され、暖房作用をなす。
【0051】
上記室内熱交換器10で凝縮した冷媒は、再び蓄熱ユニットBに入り室内熱交換器用膨張弁9で絞られ減圧化したあと液側冷媒管Paを介してブリッジ回路6に導かれる。第2の逆止弁12を介して中央管路15に入り、リキッドタンク16と蓄熱用膨張弁17を介して第4の逆止弁14から再び室外ユニットAに入る。室外熱交換器3で蒸発し、四方切換え弁2を介して圧縮機1に吸込まれ上述のサイクルを循環する。
【0052】
つぎに、温水蓄熱運転について説明する。この温水蓄熱運転は、たとえば夜間に提供される安価な深夜電力を利用して行われる。第1の蓄熱弁23および第2の蓄熱弁27は開放され、第1の解氷弁21および第2の解氷弁26は閉成されて、蓄熱用膨張弁17が減圧作用をなすよう制御される。
【0053】
圧縮機1から吐出される冷媒は、四方切換え弁2−補助タンク8−第2の蓄熱弁27−蓄熱用熱交換器7−第1の蓄熱弁23−第1の逆止弁12−リキッドタンク16−蓄熱用膨張弁17の順に導かれる。このとき、上記蓄熱用膨張弁17で絞り作用が行われ、蓄熱用熱交換器7において冷媒が凝縮して蓄熱槽18内に充填された蓄熱媒体19である水を温水化する。
上記蓄熱用膨張弁17から導出される冷媒は、第4の逆止弁14を介して上記室外熱交換器3に導かれて蒸発し、あとは上述の通常暖房運転と同様の作用となる。
【0054】
つぎに、温水除霜運転について説明する。上述した温水蓄熱運転で蓄熱槽18に温蓄されたエネルギは、専ら室外熱交換器3に対する温水除霜に利用される。このとき、第1の蓄熱弁23と第2の蓄熱弁27は開放され、第1の解氷弁21と第2の解氷弁26は閉成される。また、蓄熱用膨張弁17のみ減圧作用をなすよう制御される。
【0055】
冷媒は、圧縮機1から切換えられた四方切換え弁2を介して室外熱交換器3に導かれて凝縮し、この室外熱交換器3を構成するフィンに付着している霜を溶融除去する。室外熱交換器3を出た冷媒は、第1の逆止弁11−リキッドタンク16−蓄熱用膨張弁17−第3の逆止弁13−第1の蓄熱弁23−蓄熱用熱交換器7の順に導かれる。
【0056】
この蓄熱用熱交換器7では冷媒が蓄熱槽18内の温水(蓄熱媒体19)の温蓄エネルギから熱を奪い、いわゆる冷媒加熱される。そのあと、第2の蓄熱弁27を介してタンク8に導かれ、通常冷房運転や氷蓄熱運転および氷蓄熱利用冷房運転と同様のサイクルを循環する。
【0057】
なお、上記蓄熱用熱交換器7は内容積が大きく、かつアンダークール確保をなすため、この内部がほとんど満液状態となり、冷凍サイクル全体での冷媒封入量が多くなっている。上記氷蓄熱運転、温水除霜運転のいずれも、蓄熱用熱交換器7が蒸発器として作用するため、冷凍サイクル回路R中の冷媒量が過剰になり、圧縮機1への液戻り量が多い。
【0058】
本発明では、蓄熱ユニットB内におけるガス側冷媒管Pbに補助タンク8を備えたことを特徴の一つとしている。
たとえば、上述の氷蓄熱運転時において、蓄熱用熱交換器7で蒸発した冷媒は、補助タンク8に導かれ、ここに一旦溜められる。
しかも、冷媒は縦長状の筒体からなる補助タンク8の下部から上部に導かれるようになっているので、蒸発冷媒を構成する液相分が補助タンク8に効率よく溜められ、圧縮機1への液戻りがほとんどなくなる。圧縮機1において液圧縮が生じることがなく、液圧縮にともなう多くの事故の発生を未然に阻止する。
【0059】
なお、特に蓄熱利用冷房運転時には、室内熱交換器用膨張弁9とともに蓄熱用膨張弁17の開度が制御部5で制御され、それぞれに流通する冷媒の絞り量が最適状態に保持されている。そして、蓄熱利用冷房運転が終了した状態で制御部5に停止指令が入ると、制御部5は圧縮機1に停止制御信号を送って停止する。
【0060】
この停止状態では、圧縮機1と室内熱交換器用膨張弁9までの高圧側と、室内熱交換器用膨張弁9から圧縮機1までの低圧側を均圧化して、再度の冷凍サイクル運転の開始指令が入ったときに圧縮機1が円滑に起動するようにしなければならない。
【0061】
上述した蓄熱利用冷房運転では、上記蓄熱用熱交換器7が凝縮器として作用し液冷媒で満たされているとともに、冷凍サイクル回路Rに占める蓄熱用熱交換器7の冷媒収容量が室内熱交換器10と比較して極めて大であり、運転を停止すると、均圧作用により蓄熱用熱交換器7内の多量で高圧の液冷媒が圧縮機1の吸込み側へ戻る恐れがある。
【0062】
そこで、上記制御部5は図6に示すような制御をなすように設定されている。すなわち、氷蓄熱利用冷房運転の指令信号が入っている状態では、圧縮機1に対して通常の駆動制御がなされ、蓄熱用膨張弁17と、室内熱交換器用膨張弁9は絞り制御がなされ、第1,第2の解氷弁21,26はいずれも開放され、第1,第2の蓄熱弁23,27はいずれも閉成されて、上述のごとき氷蓄熱利用冷房運転が行われている。
【0063】
停止指令が入ると、制御部5は圧縮機1に対して停止信号を送り、蓄熱用膨張弁17と室内熱交換器用膨張弁9を全開状態とする制御信号を出す。第1,第2の解氷弁21,26には閉成信号を送り、第1,第2の蓄熱弁23,27には引き続き閉成信号を送る。ただし、蓄熱用膨張弁17と室内熱交換器用膨張弁9および第1の蓄熱弁23に対する制御信号は所定時間(たとえば、2分20秒)だけ継続する。
【0064】
この所定時間内では、蓄熱用熱交換器17に連通する全ての弁(第1,第2の解氷弁21,26、第1,第2の蓄熱弁23,27)が閉成されて、蓄熱用熱交換器17に高圧液冷媒をそのまま封じ込めておく。
その一方で、蓄熱用膨張弁17と室内熱交換器用膨張弁9が全開状態にあるから、高圧側にある室外熱交換器3の高圧冷媒が室内熱交換機用膨張弁9から低圧側に導かれ、上記圧縮機1の吸込み側(低圧側)と吐出側(高圧側)における均圧化がなされる。
【0065】
所定時間の経過後は、制御部5は蓄熱用膨張弁17と室内熱交換器用膨張弁9および第1の蓄熱弁23に対して、それまでとは逆の制御信号を送り、その他の部品については継続して同じ制御信号を送る。すなわち、蓄熱用膨張弁17と室内熱交換器用膨張弁9は全閉状態とし、第1の蓄熱弁23を開放するよう切換える。
【0066】
したがって、蓄熱用熱交換器7に充満していた高圧の液冷媒が、第1の蓄熱弁23および第2の逆止弁12を介してリキッドタンク16に導かれる。第1の蓄熱弁23に対する開放信号を所定時間(たとえば、8分)だけ継続すれば、蓄熱用熱交換器7にあった高圧液冷媒のほとんど大部分がリキッドタンク16に移動し、よって蓄熱用熱交換器7における均圧がなされる。
【0067】
このようにして、第1段目均圧として室内熱交換器用膨張弁9の全開による圧縮機1に対する高圧側と低圧側の均圧化をなし、第2段目均圧として第1の蓄熱弁23のみの開放による蓄熱用熱交換器7に対する均圧化の2段階制御をなすことにより、停止中に液冷媒の多くをリキッドタンク16に保持することができる。そのため、再度の運転指令が入った状態で圧縮機1への液戻りが低減化される。
【0068】
なお、特に蓄熱ユニットBを平面視で矩形状の筐体32に成形し、この内部に平面視で略丸型状の蓄熱槽18を収容して、残りのスペースに上記タンク8とリキッドタンク16を配置するようにしたから、必然的に形成される筐体32内の空間スペースを有効利用できる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、蓄熱用熱交換器を備えることを前提として、氷蓄熱運転時や蓄熱利用冷房運転時などにおける圧縮機への液冷媒の戻り量の軽減化を図り、よって冷凍効率の向上を得られる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における、空気調和機の冷凍サイクル構成図。
【図2】同実施の形態に係る、空気調和機を構成する各ユニットの外観斜視図。
【図3】同実施の形態に係る、蓄熱ユニットの分解した斜視図。
【図4】同実施の形態に係る、通常冷房運転と、氷蓄熱運転および氷蓄熱利用冷房運転時における、冷媒の流れを説明する図。
【図5】同実施の形態に係る、通常暖房運転と、温水蓄熱運転および温水除霜運転時における、冷媒の流れを説明する図。
【図6】同実施の形態に係る、2段階均圧制御を説明する図。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…室外熱交換器、17…蓄熱用膨張弁、7…蓄熱用熱交換器、9…室内熱交換器用膨張弁、10…室内熱交換器、A…室外ユニット、18…蓄熱槽、B…蓄熱ユニット、C…室内ユニット、Pb…ガス側冷媒管、25…蓄熱用バイパス管、8…タンク、5…制御部(制御手段)、32…筐体。
Claims (3)
- 圧縮機、四方切換え弁、室外熱交換器、蓄熱用膨張弁、蓄熱用熱交換器、室内熱交換器用膨張弁、および室内熱交換器を順次、冷媒管を介して連通する冷凍サイクル回路を備え、
上記圧縮機と四方切換え弁および室外熱交換器等を配置する室外ユニットと、蓄熱媒体を充填するとともに、この蓄熱媒体に上記蓄熱用熱交換器を浸漬させた蓄熱槽を配置する蓄熱ユニットと、上記室内熱交換器を配置する室内ユニットから構成される空気調和機であり、
上記蓄熱ユニット内に、上記室内ユニットと室外ユニットとを連通するガス側冷媒管を貫通し、
このガス側冷媒管に、上記蓄熱用熱交換器から上記室内熱交換器をバイパスする蓄熱用バイパス管を接続し、
上記蓄熱ユニット内における上記ガス側冷媒管の中途部で、かつ上記蓄熱用バイパス管接続部から室外ユニット側までの間の部位に、冷房運転時では冷媒が下部から上部へ流通し、暖房運転時では冷媒が上部から下部へ流通する縦長状筒体からなる補助タンクを具備することを特徴とする空気調和機。 - 上記蓄熱利用冷房運転の停止時に、第1段目均圧として、上記蓄熱用熱交換器に連通する管路に設けられる全ての弁類を閉成するとともに上記室内熱交換器用膨張弁を全開して、蓄熱用熱交換器を除く高圧側と低圧側との均圧をなし、そのあと第2段目均圧として、所定の弁を開放して蓄熱用熱交換器内を均圧する、2段階均圧を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 上記蓄熱ユニットは、平面視で矩形状の筐体内に、平面視で略丸型状の蓄熱槽が収容され、筐体内の残りの空間スペースに上記補助タンクが配置されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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