WO2019065077A1 - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ Download PDF

Info

Publication number
WO2019065077A1
WO2019065077A1 PCT/JP2018/032304 JP2018032304W WO2019065077A1 WO 2019065077 A1 WO2019065077 A1 WO 2019065077A1 JP 2018032304 W JP2018032304 W JP 2018032304W WO 2019065077 A1 WO2019065077 A1 WO 2019065077A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
main surface
lead terminal
cathode
recess
anode
Prior art date
Application number
PCT/JP2018/032304
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
徳彦 大形
Original Assignee
パナソニックIpマネジメント株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パナソニックIpマネジメント株式会社 filed Critical パナソニックIpマネジメント株式会社
Priority to CN201880062031.6A priority Critical patent/CN111133541A/zh
Priority to JP2019544466A priority patent/JPWO2019065077A1/ja
Publication of WO2019065077A1 publication Critical patent/WO2019065077A1/ja
Priority to US16/801,444 priority patent/US11201016B2/en

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/15Solid electrolytic capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/008Terminals
    • H01G9/012Terminals specially adapted for solid capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/08Housing; Encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/04Electrodes or formation of dielectric layers thereon
    • H01G9/042Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by the material
    • H01G9/0425Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by the material specially adapted for cathode

Definitions

  • the capacitor element 10 has an anode body 1 and an anode wire 2 extending from one surface of the anode body 1 and electrically connected to an anode lead terminal 13.
  • the anode body 1 is, for example, a rectangular parallelepiped porous sintered body obtained by sintering metal particles.
  • the metal particles particles of valve metals such as titanium (Ti), tantalum (Ta) and niobium (Nb) are used.
  • One or more types of metal particles are used for the anode body 1.
  • the metal particles may be an alloy composed of two or more metals.
  • the average particle diameter D50 of the particles is, for example, 0.01 ⁇ m to 0.5 ⁇ m. If the average particle diameter D50 of the particles is in this range, the particles can easily penetrate into the anode body 1.
  • An example of the manufacturing method of the electrolytic capacitor which concerns on this embodiment is demonstrated.
  • «Method of manufacturing electrolytic capacitor» (1) Preparation of Anode Body A valve metal particle and an anode wire 2 are put in a mold so that the first portion 2a is embedded in the valve metal particle, pressed and then sintered in vacuum. The anode body 1 is produced in which the first portion 2a is embedded in one side of the porous sintered body.
  • the pressure in pressure molding is not particularly limited, and is, for example, about 10 to 100 N.
  • the valve metal particles may be mixed with a binder such as polyacrylic carbonate, if necessary.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、前記陽極部と電気的に接続する陽極リード端子と、前記陰極部と電気的に接続し、第1主面および前記第1主面とは反対側の第2主面を有する陰極リード端子と、前記コンデンサ素子を覆い、かつ、前記陽極リード端子および前記陰極リード端子の少なくとも一部をそれぞれ露出させる樹脂外装体と、を備える電解コンデンサであって、前記陰極リード端子は、前記陰極部と接合する接合部を備え、前記接合部における前記第1主面に、凹部が形成されており、前記第1主面に垂直に、前記凹部を切断する少なくとも1つの断面において、前記凹部が前記第1主面に形成する第1開口の開口径D1と、前記凹部内の最大径Dmaxとは、D1<Dmaxの関係を満たす、電解コンデンサ。

Description

電解コンデンサ
  本発明は、電解コンデンサに関し、詳細には、陰極リード端子の界面剥離の抑制に関する。
  電解コンデンサは、等価直列抵抗(ESR)が小さく、周波数特性が優れているため、様々な電子機器に搭載されている。電解コンデンサは、通常、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、陽極部と電気的に接続する陽極リード端子と、陰極部と電気的に接続する陰極リード端子と、コンデンサ素子を覆う樹脂外装体と、を備える。
  陰極リード端子の一方の主面は、例えば導電性接着材により陰極部に接合され、他方の主面は樹脂外装体に接している。特許文献1は、陰極リード端子の両方の主面に溝あるいは凹部を形成することを提案している。
特開2006-237195号公報
  特許文献1によれば、溝あるいは凹部により、陰極リード端子と導電性接着材との接着強度、および、陰極リード端子と樹脂外装体との密着性が向上する。ただし、陰極リード端子と陰極部および樹脂外装体との界面剥離を抑制する効果は十分ではない。
  本発明の第一の局面は、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、前記陽極部と電気的に接続する陽極リード端子と、前記陰極部と電気的に接続し、第1主面および前記第1主面とは反対側の第2主面を有する陰極リード端子と、前記コンデンサ素子を覆い、かつ、前記陽極リード端子および前記陰極リード端子の少なくとも一部をそれぞれ露出させる樹脂外装体と、を備える電解コンデンサであって、前記陰極リード端子は、前記陰極部と接合する接合部を備え、前記接合部における前記第1主面に、凹部が形成されており、前記第1主面に垂直に、前記凹部を切断する少なくとも1つの断面において、前記凹部が前記第1主面に形成する第1開口の開口径D1と、前記凹部内の最大径Dmaxとは、D1<Dmaxの関係を満たす、電解コンデンサに関する。
  本発明によれば、陰極リード端子と陰極部との界面剥離、さらには、陰極リード端子と樹脂外装体との界面剥離が抑制される。よって、ESRの増大が抑制される。
本発明の一実施形態に係る電解コンデンサの断面模式図である。 本発明の一実施形態に係る陰極リード端子の接合部の一部を拡大して示す断面模式図である。 本発明の一実施形態に係る他の陰極リード端子の接合部の一部を拡大して示す断面模式図である。 本発明の一実施形態に係るさらに他の陰極リード端子の接合部の一部を拡大して示す断面模式図である。
  本実施形態に係る電解コンデンサは、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、陽極部と電気的に接続する陽極リード端子と、陰極部と電気的に接続し、第1主面および第1主面とは反対側の第2主面を有する陰極リード端子と、コンデンサ素子を覆い、かつ、陽極リード端子および陰極リード端子の少なくとも一部をそれぞれ露出させる樹脂外装体と、を備える。
  陰極リード端子は、陰極部と接合する接合部を備える。陰極リード端子の接合部における第1主面には、凹部が形成されている。そして、第1主面に垂直な少なくとも1つの断面において、凹部が第1主面に形成する第1開口の開口径D1と、凹部内の最大径Dmaxとは、D1<Dmaxの関係を満たす。
  陰極リード端子の接合部における第1主面が陰極部に対向する場合、凹部は、陰極リード端子の陰極部との接合面に配置される。これにより、陰極リード端子と陰極部との接触面積が大きくなる。さらに、凹部内の最大径Dmaxが、第1主面に形成される第1開口の開口径D1より大きいため、大きなアンカー効果が生じる。よって、陰極リード端子と陰極部との界面剥離が、さらに抑制される。また、陰極リード端子の動きが抑制されることにより、陰極リード端子と樹脂外装体との界面剥離も抑制され易くなる。
  一方、陰極リード端子の接合部における第2主面が陰極部に対向する場合、凹部は、陰極リード端子の樹脂外装体との接合面に配置される。この場合にも、陰極リード端子と樹脂外装体との接触面積が大きくなるとともに、大きなアンカー効果が生じるため、陰極リード端子と樹脂外装体との界面剥離はさらに抑制される。陰極リード端子と樹脂外装体との界面剥離が、特に接合部において抑制されることにより、陰極リード端子と陰極部との密着性が確保される。よって、ESRの増大は効果的に抑制される。また、陰極リード端子の動きが抑制されることにより、陰極リード端子と陰極部との界面剥離も抑制され易くなる。
 <電解コンデンサ>
  本発明の一実施形態に係る電解コンデンサについて、電解質として固体電解質層を備える場合を例に挙げて、図1を参照しながら説明するが、これに限定されるものではない。図1は、本実施形態に係る電解コンデンサ20の断面模式図である。なお、図1では、便宜的に凹部を省略している。
  電解コンデンサ20は、陽極部6および陰極部7を有するコンデンサ素子10と、コンデンサ素子10を封止する樹脂外装体11と、陽極部6と電気的に接続し、かつ、樹脂外装体11から一部が露出する陽極リード端子13と、陰極部7と電気的に接続し、かつ、樹脂外装体11から一部が露出する陰極リード端子14と、を備えている。陽極部6は、誘電体層3を備える陽極体1と陽極ワイヤ2とを有する。陰極部7は、誘電体層3上に形成された固体電解質層4と、固体電解質層4の表面を覆う陰極層5とを有する。
 <コンデンサ素子>
  本実施形態に係るコンデンサ素子10について、詳細に説明する。
 (陽極部)
  陽極部6は、陽極体1と、陽極体1の一面から延出して陽極リード端子13と電気的に接続する陽極ワイヤ2と、を有する。
  陽極体1は、例えば、金属粒子を焼結して得られる直方体の多孔質焼結体である。上記金属粒子として、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)などの弁作用金属の粒子が用いられる。陽極体1には、1種または2種以上の金属粒子が用いられる。金属粒子は、2種以上の金属からなる合金であってもよい。例えば、弁作用金属と、ケイ素、バナジウム、ホウ素等とを含む合金を用いることができる。また、弁作用金属と窒素等の典型元素とを含む化合物を用いてもよい。弁作用金属の合金は、弁作用金属を主成分とし、例えば、弁作用金属を50原子%以上含む。
  陽極ワイヤ2は、導電性材料から構成されている。陽極ワイヤ2の材料は特に限定されず、例えば、上記弁作用金属の他、銅、アルミニウム、アルミニウム合金等が挙げられる。陽極体1および陽極ワイヤ2を構成する材料は、同種であってもよいし、異種であってもよい。陽極ワイヤ2は、陽極体1の一面から陽極体1の内部へ埋設された第一部分2aと、陽極体1の上記一面から延出した第二部分2bと、を有する。陽極ワイヤ2の断面形状は特に限定されず、円形、トラック形(互いに平行な直線とこれら直線の端部同士を繋ぐ2本の曲線とからなる形状)、楕円形、矩形、多角形等が挙げられる。 
  陽極部6は、例えば、第一部分2aを上記金属粒子の粉体中に埋め込んだ状態で直方体状に加圧成形し、焼結することにより作製される。これにより、陽極体1の一面から、陽極ワイヤ2の第二部分2bが植立するように引き出される。第二部分2bは、溶接等により、陽極リード端子13と接合されて、陽極ワイヤ2と陽極リード端子13とが電気的に接続する。溶接の方法は特に限定されず、抵抗溶接、レーザ溶接等が挙げられる。
  陽極体1の表面には、誘電体層3が形成されている。誘電体層3は、例えば、金属酸化物から構成されている。陽極体1の表面に金属酸化物を含む層を形成する方法として、例えば、化成液中に陽極体1を浸漬して陽極体1の表面を陽極酸化する方法や、陽極体1を、酸素を含む雰囲気下で加熱する方法が挙げられる。誘電体層3は、上記金属酸化物を含む層に限定されず、絶縁性を有していればよい。
 (陰極部)
  陰極部7は、誘電体層3上に形成された固体電解質層4と、固体電解質層4を覆う陰極層5とを有している。
  固体電解質層4は、誘電体層3の少なくとも一部を覆うように形成されていればよい。固体電解質層4には、例えば、マンガン化合物や導電性高分子が用いられる。導電性高分子としては、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリアセン、ポリチオフェンビニレン、ポリフルオレン、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルフェノール、ポリピリジン、あるいは、これらの高分子の誘導体などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。また、導電性高分子は、2種以上のモノマーの共重合体でもよい。導電性に優れる点で、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロールであってもよい。特に、撥水性に優れる点で、ポリピロールであってもよい。
  上記導電性高分子を含む固体電解質層4は、例えば、原料モノマーを誘電体層3上で重合することにより、形成される。あるいは、上記導電性高分子を含んだ液を誘電体層3に塗布することにより形成される。固体電解質層4は、1層または2層以上の固体電解質層から構成されている。固体電解質層4が2層以上から構成されている場合、各層に用いられる導電性高分子の組成や形成方法(重合方法)等は異なっていてもよい。
  なお、本明細書では、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリンなどは、それぞれ、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリンなどを基本骨格とする高分子を意味する。したがって、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリンなどには、それぞれの誘導体も含まれ得る。例えば、ポリチオフェンには、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)などが含まれる。
  導電性高分子を形成するための重合液、導電性高分子の溶液または分散液には、導電性高分子の導電性を向上させるために、様々なドーパントを添加してもよい。ドーパントは、特に限定されないが、1,5-ナフタレンジスルホン酸、1,6-ナフタレンジスルホン酸、1-オクタンスルホン酸、1-ナフタレンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、2,6-ナフタレンジスルホン酸、2,7-ナフタレンジスルホン酸、2-メチル-5-イソプロピルベンゼンスルホン酸、4-オクチルベンゼンスルホン酸、4-ニトロトルエン-2-スルホン酸、m-ニトロベンゼンスルホン酸、n-オクチルスルホン酸、n-ブタンスルホン酸、n-ヘキサンスルホン酸、o-ニトロベンゼンスルホン酸、p-エチルベンゼンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ハイドロオキシベンゼンスルホン酸、ブチルナフタレンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸、メタンスルホン酸、および、これらの誘導体などが挙げられる。誘導体としては、リチウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩などの金属塩、メチルアンモニウム塩、ジメチルアンモニウム塩、トリメチルアンモニウム塩などのアンモニウム塩、ピペリジウム塩、ピロリジウム塩、ピロリニウム塩などが挙げられる。
  導電性高分子が、粒子の状態で分散媒に分散している場合、その粒子の平均粒径D50は、例えば0.01μm~0.5μmである。粒子の平均粒径D50がこの範囲であれば、陽極体1の内部にまで粒子が侵入し易くなる。
  陰極層5は、例えば、固体電解質層4を覆うように形成されたカーボン層5aと、カーボン層5aの表面に形成された金属ペースト層5bと、を有している。カーボン層5aは、黒鉛等の導電性炭素材料と樹脂を含む。金属ペースト層5bは、例えば、金属粒子(例えば、銀)と樹脂とを含む。なお、陰極層5の構成は、この構成に限定されない。陰極層5の構成は、集電機能を有する構成であればよい。
 <陽極リード端子>
  陽極リード端子13は、陽極ワイヤ2の第二部分2bを介して、陽極体1と電気的に接続している。陽極リード端子13の材質は、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば特に限定されない。陽極リード端子13は、例えば銅等の金属であってもよいし、非金属であってもよい。その形状は平板状であれば、特に限定されない。陽極リード端子13の厚み(陽極リード端子13の主面間の距離)は、低背化の観点から、25μm~200μmであってもよく、25μm~100μmであってもよい。
  陽極リード端子13は、導電性接着材やはんだにより、陽極ワイヤ2に接合されてもよいし、抵抗溶接やレーザ溶接により、陽極ワイヤ2に接合されてもよい。導電性接着材は、例えば後述する熱硬化性樹脂と炭素粒子や金属粒子との混合物である。
 <陰極リード端子>
  陰極リード端子14は、接合部14aにおいて陰極部7と電気的に接続している。接合部14aは、陰極層5と陰極層5に接合された陰極リード端子14とを、陰極層5の法線方向からみたとき、陰極リード端子14の陰極層5に重複する部分である。
  陰極リード端子14は、例えば、上記導電性接着材8を介して、陰極層5に接合される。陰極リード端子14の一方の端部は、例えば接合部14aの一部を構成しており、樹脂外装体11の内部に配置される。陰極リード端子14の他方の端部は、樹脂外装体11の導出面11Xから外部へと導出されている。そのため、陰極リード端子14の他方の端部を含む一部は、樹脂外装体11から露出している。
  陰極リード端子14の材質も、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば、特に限定されない。陰極リード端子14は、例えば銅等の金属であってもよいし、非金属であってもよい。その形状も特に限定されず、例えば、長尺かつ平板状である。陰極リード端子14の厚みTは、低背化の観点から、25μm~200μmであってもよく、25μm~100μmであってもよい。
  陰極リード端子14の接合部14aにおける第1主面には、凹部が形成されている。第1主面に垂直であり、凹部を切断する少なくとも1つの断面において、凹部内の最大径Dmaxは、凹部が第1主面に形成する第1開口の開口径D1よりも大きい(D1<Dmax)。これにより、第1主面と、第1主面に対向する陰極部7および樹脂外装体11との界面剥離を抑制する効果が高まる。
  図2A~図2Cを参照しながら、凹部について詳細に説明する。図2Aは、陰極リード端子14の接合部14aの一部を拡大して示す断面模式図であり、第1主面14Xおよび凹部141が導電性接着材8を介して陰極部7に対向している。図2Bは、接合部14aの一部を拡大して示す断面模式図であり、第1主面14Xおよび凹部141が樹脂外装体11に対向している。図2Cは、接合部14aの一部を拡大して示す断面模式図であり、第1主面14Xおよび第2主面14Yの両方に凹部141が形成されている。
  凹部141内の最大径Dmaxは、凹部141が第1主面14Xに形成する第1開口の開 口径D1よりも大きい(D1<Dmax)。ここで、開口径D1と最大径Dmaxとは、第1主面に垂直であり、凹部を切断する任意の1つの断面A内で比較される。言い換えれば、第1開口の開口径Dと最大径Dmaxとを、それぞれ異なる断面から算出し比較したとき、D≧Dmaxの関係を満たしていてもよい。また、ある1つの断面A内で比較したとき、D1<Dmaxを満たせばよく、他の断面B内で比較したとき、D≧Dmaxの関係を満たしていてもよい。つまり、凹部141は、D1<Dmaxを満たすような断面(上記の場合、断面A)を少なくとも1つ備えていればよい。
  断面Aにおいて、凹部141は、第1主面14Xから第2主面14Yに向かって凹部141内の径を大きくする方向に延びる第1側面領域141aと、第1側面領域141aに対向し、第1主面14Xから第2主面14Yに向かって凹部141内の径を大きくする方向に延びる第2側面領域141bと、を備えてもよい。このように、凹部141の対向する側面が共に傾斜して、第2主面から第1主面に向かうテーパが形成されることにより、接合部14aにかかる応力の方向によらず、界面剥離が抑制され易くなる。
  第1側面領域141aと第1主面14Xとが成す小さい方の角度θaは、30°≦θa≦90°であってもよく、45°≦θa≦90°であってもよい。第2側面領域141bと第1主面14Xとが成す小さい方の角度θbは、30°≦θb≦90°であってもよく、45°≦θb≦90°であってもよい。角度θaとθbとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
  なお、断面Aにおいて、凹部141内に、開口径D1以下の径を有する部分があってもよい。例えば、凹部141は、断面Aにおいて、第1側面領域141aおよび第2側面領域141b以外の側面領域を備えていてもよい。ただし、加工性の観点から、凹部141内の径は、第1主面14Xから第2主面14Yに向かって、連続的にあるいは段階的に大きくなってもよい。凹部141の底部は、平面的であってもよいし、曲面部を有していてもよい。
  開口径D1は、断面Aにおける第1開口の長さである。最大径Dmaxは、同一の断面Aにおいて、凹部141の第1主面14Xに平行な方向における長さの最大値である。
  第1開口の開口径D1に対する最大径Dmaxの比:Dmax/D1は、1より大きい限り特に限定されず、例えば、1.1以上、3以下であってもよく、1.2以上、2以下であってもよい。開口径D1は、例えば、100μm~2000μmであり、200μm~500μmであってもよい。最大径Dmaxは、例えば、110μm~3000μmであり、220μm~1500μmであってもよい。
  凹部141の深さHは、陰極リード端子14の厚みTよりも小さい限り特に限定されない。強度の観点から、凹部141の深さHは、厚みTの10%~90%であってもよく、20%~50%であってもよい。凹部141の深さHは、凹部141の第2主面14Yに最も近い部分から、第1開口(あるいは第1主面14X)までの最短距離である。
  第1主面14Xの法線方向から見た第1開口の形状は特に限定されず、ドット形状であってもよいし、スリット形状であってもよい。界面剥離の抑制効果を高める観点から、第1開口は、スリット形状であってもよい。この場合、第1開口の長さ方向に交わる断面において、D1<Dmaxを満たす。
  ドット形状とは、第1開口を囲む最少の矩形を想定したとき、当該矩形の任意の一辺とこの一辺と頂点を共有して直交する一辺との長さの比が2以下である形状をいう。スリット形状とは、上記長さの比が2を超える形状をいう。ドットの外形は特に限定されず、例えば、円形(略円形、楕円形を含む)、矩形、その他の多角形が挙げられる。凹部141の形成が容易になる点では、ドットの外形は、円形であってもよい。スリットの外形も特に限定されず、直線であってもよく、曲線であってもよく、直線部と曲線部とを含む形状であってもよい。第1開口の長さ方向は、第1開口の一方の端部の中心と他方の端部の中心とを結ぶ長い方の直線が示す方向である。
  第1開口がスリット形状である場合、第1開口の長さ方向と陰極リード端子14の延在方向とは交差してもよい。陰極リード端子14の延在方向は、第1主面14X上であって、接合部14a(具体的には、例えば陰極リード端子14の一方の端部)から、陰極リード端子14が露出し始める樹脂外装体11の導出面11Xに向かう方向である。
  陰極リード端子14の露出した部分は、通常、樹脂外装体11の内部および外部の少なくとも一方において、導出面11Xに沿うように屈曲される。そのため、接合部14aには、陰極リード端子14を延在方向に引っ張るとともに、陰極部7あるいは樹脂外装体11から離間させる応力がかかり易い。よって、スリット形状の第1開口を、陰極リード端子14の延在方向に交差する方向に形成することにより、上記応力への抵抗力が大きくなって、界面剥離はさらに抑制され易くなる。第1開口の長さ方向と陰極リード端子14の延在方向とが成す角度は90°であってもよく、第1開口の長さ方向と陰極リード端子14の延在方向とが成す小さい方の角度θは、45°≦θ<90°であってもよい。
  凹部141は、接合部14aにおける第1主面14Xに1つ以上形成されていればよい。アンカー効果を高める観点から、凹部141は、接合部14aにおける第1主面14Xに複数形成されていてもよい。この場合、スリット形状の凹部141は、互いに平行に形成されてもよいし、交差するように形成されてもよいし、ランダムに形成されてもよい。ドット形状の凹部141は、等間隔で形成されてもよいし、ランダムに形成されてもよい。さらに、凹部141は、図2Cに示すように、第1主面14Xに加えて、第2主面14Yに形成されてもよい。このとき、強度維持の観点から、第1主面14Xに形成される凹部141と第2主面14Yに形成される凹部141とは、第1主面14Xの法線方向から見たとき、重複しない位置に配置されてもよい。
  界面剥離の抑制効果を高める観点から、第1開口の面積(第1開口が複数ある場合は、総面積)は、第1主面の面積の5%~50%であってもよく、10%~20%であってもよい。
  図2Aのように、第1主面14Xおよび凹部141が陰極部7に対向する場合、例えば、凹部141内に導電性接着材8の一部が入り込むことによってアンカー効果が生じ、陰極リード端子14と陰極部7との界面剥離が抑制される。一方、図2Bのように、第1主面14Xが樹脂外装体11に対向する場合、凹部141内に樹脂外装体11の一部が入り込むことによってアンカー効果が生じ、陰極リード端子14と樹脂外装体11との界面剥離が抑制される。図2Cのように、凹部141が第1主面14Xおよび第2主面14Yに形成される場合も同様に、陰極リード端子14と陰極部7との界面剥離とともに、陰極リード端子14と樹脂外装体11との界面剥離が抑制される。陰極リード端子14と樹脂外装体11との界面剥離をさらに抑制する観点から、凹部141は、陰極リード端子14の接合部14aに加え、接合部14a以外の領域にも形成されてよい。
 <樹脂外装体>
  樹脂外装体11は、陽極リード端子13と陰極リード端子14とを電気的に絶縁するために設けられており、絶縁性の材料から構成されている。樹脂外装体11は、例えば、熱硬化性樹脂の硬化物を含む。熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、不飽和ポリエステル等が挙げられる。
  本実施形態に係る電解コンデンサの製造方法の一例を、説明する。
≪電解コンデンサの製造方法≫
(1)陽極体の作製工程
  弁作用金属粒子と陽極ワイヤ2とを、第一部分2aが弁作用金属粒子に埋め込まれるように型に入れ、加圧成形した後、真空中で焼結することにより、第一部分2aが多孔質焼結体の一面からその内部に埋設される陽極体1を作製する。加圧成形の際の圧力は特に限定されず、例えば、10~100N程度である。弁作用金属粒子には、必要に応じて、ポリアクリルカーボネート等のバインダを混合してもよい。
 (2)誘電体層の形成工程
  陽極体1上に誘電体層3を形成する。具体的には、電解水溶液(例えば、リン酸水溶液)が満たされた化成槽に、陽極体1を浸漬し、陽極ワイヤ2の第二部分2bを化成槽の陽極体に接続して、陽極酸化を行うことにより、陽極体1の表面に弁作用金属の酸化被膜からなる誘電体層3を形成することができる。電解水溶液としては、リン酸水溶液に限らず、硝酸、酢酸、硫酸などを用いることができる。
 (3)固体電解質層の形成工程
  本実施形態では、導電性高分子を含む固体電解質層4の形成工程を説明する。
  導電性高分子を含む固体電解質層4は、例えば、誘電体層3が形成された陽極体1に、モノマーやオリゴマーを含浸させ、その後、化学重合や電解重合によりモノマーやオリゴマーを重合させる方法、あるいは、誘電体層3が形成された陽極体1に、導電性高分子の溶液または分散液を含浸し、乾燥させることにより、誘電体層3上の少なくとも一部に形成される。
 (4)陰極層の形成工程
  固体電解質層4の表面に、カーボンペーストおよび金属ペーストを順次、塗布することにより、カーボン層5aと金属ペースト層5bとで構成される陰極層5を形成する。陰極層5の構成は、これに限られず、集電機能を有する構成であればよい。
  以上の方法により、コンデンサ素子10が製造される。
 (5)陽極リード端子の接合工程
  陽極体1から植立する陽極ワイヤ2の一方の端部を、レーザ溶接や抵抗溶接などにより、陽極リード端子13と接合する。
 (6)陰極リード端子の準備および接合工程
  陰極リード端子14の前駆体に凹部141を形成する。凹部141は、例えば、以下のようにして形成することができる。
  まず、円柱状あるいは角柱状の凸部を備えるプレス金型を、前駆体の所定の位置に押し付けて、前駆体の少なくとも一方の主面に上記凸部に対応する凹みを形成する。次いで、平板状のプレス板を用いて、前駆体の上記凹みが形成された主面を押圧する。これにより、凹みによって形成されている開口の近傍部分が凹みの内側に潰れ、開口が凹みの内部よりも狭まった凹部141が形成される。
  陰極層5に導電性接着材8を塗布した後、凹部141を備える陰極リード端子14を、導電性接着材8を介して陰極部7に接合する。このとき、凹部141が形成された主面を陰極部7に接合してもよいし、その反対側の主面を陰極部7に接合してもよい。
 (7)コンデンサ素子の封止工程
  陽極リード端子13および陰極リード端子14が接続されたコンデンサ素子10および樹脂(樹脂外装体11の材料。例えば、未硬化の熱硬化性樹脂およびフィラー)を金型に収容し、トランスファー成型法、圧縮成型法等により、コンデンサ素子10を樹脂外装体11で封止する。このとき、陽極リード端子13および陰極リード端子14の一部を金型から導出させておく。成型の条件は特に限定されず、使用される熱硬化性樹脂の硬化温度等を考慮して、適宜、時間および温度条件を設定すればよい。
  本発明に係る電解コンデンサは、ESRの増大が抑制されるため、様々な用途に利用できる。
 20:電解コンデンサ
 10:コンデンサ素子
 1:陽極体
 2:陽極ワイヤ
 2a:第一部分
 2b:第二部分
 3:誘電体層
 4:固体電解質層
 5:陰極層
 5a:カーボン層
 5b:金属ペースト層
 6:陽極部
 7:陰極部
 8:導電性接着材
 11:樹脂外装体
 11X:導出面
 13:陽極リード端子
 14:陰極リード端子
 14a:接合部
 14X:第1主面
 14Y:第2主面
 141:凹部
 141a:第1側面領域
 141b:第2側面領域
 

Claims (6)

  1.   陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、
      前記陽極部と電気的に接続する陽極リード端子と、
      前記陰極部と電気的に接続し、第1主面および前記第1主面とは反対側の第2主面を有する陰極リード端子と、
      前記コンデンサ素子を覆い、かつ、前記陽極リード端子および前記陰極リード端子の少なくとも一部をそれぞれ露出させる樹脂外装体と、を備える電解コンデンサであって、
      前記陰極リード端子は、前記陰極部と接合する接合部を備え、
      前記接合部における前記第1主面に、凹部が形成されており、
      前記第1主面に垂直に、前記凹部を切断する少なくとも1つの断面において、
      前記凹部が前記第1主面に形成する第1開口の開口径D1と、前記凹部内の最大径Dmaxとは、D1<Dmaxの関係を満たす、電解コンデンサ。
  2.   前記断面において、前記凹部は、
      前記第1主面から前記第2主面に向かって前記凹部内の径を大きくする方向に延びる第1側面領域と、
      前記第1側面に対向し、前記第1主面から前記第2主面に向かって前記凹部内の径を大きくする方向に延びる第2側面領域と、を備える、請求項1に記載の電解コンデンサ。
  3.   前記断面において、前記凹部内の径は、前記第1主面から前記第2主面に向かって大きくなる、請求項1または2に記載の電解コンデンサ。
  4.   前記接合部における前記第1主面が、前記陰極部に対向している、請求項1~3のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
  5.   前記接合部における前記第2主面が、前記陰極部に対向している、請求項1~3のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
  6.   前記第1主面の法線方向から見た前記第1開口は、スリット形状であり、
      前記断面は、前記スリット形状の長さ方向に交わっている、請求項1~5のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
     
PCT/JP2018/032304 2017-09-29 2018-08-31 電解コンデンサ WO2019065077A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201880062031.6A CN111133541A (zh) 2017-09-29 2018-08-31 电解电容器
JP2019544466A JPWO2019065077A1 (ja) 2017-09-29 2018-08-31 電解コンデンサ
US16/801,444 US11201016B2 (en) 2017-09-29 2020-02-26 Electrolytic capacitor

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191951 2017-09-29
JP2017-191951 2017-09-29

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
US16/801,444 Continuation US11201016B2 (en) 2017-09-29 2020-02-26 Electrolytic capacitor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2019065077A1 true WO2019065077A1 (ja) 2019-04-04

Family

ID=65900802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2018/032304 WO2019065077A1 (ja) 2017-09-29 2018-08-31 電解コンデンサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11201016B2 (ja)
JP (1) JPWO2019065077A1 (ja)
CN (1) CN111133541A (ja)
WO (1) WO2019065077A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021153522A1 (ja) * 2020-01-28 2021-08-05
US20230113070A1 (en) * 2020-03-27 2023-04-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electrolytic capacitor
CN113327771B (zh) * 2021-05-11 2022-08-23 东莞顺络电子有限公司 一种片式导电聚合物电容器封装方法及电容器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192405A (ja) * 1990-11-26 1992-07-10 Showa Denko Kk 固体電解コンデンサ
JPH07142667A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd リードフレーム半導体素子搭載部のディンプルの形成方法
JPH0822932A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Nec Kansai Ltd チップ型固体電解コンデンサ
JPH0945591A (ja) * 1995-07-28 1997-02-14 Nec Corp 固体電解コンデンサ
JP2003234251A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Nec Tokin Corp チップ型電解コンデンサ
JP2005191178A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2006237195A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4014819B2 (ja) * 2001-05-14 2007-11-28 Necトーキン株式会社 チップ型コンデンサおよびその製造方法
JP2003068576A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Rohm Co Ltd 面実装型固体電解コンデンサの構造及びその製造方法
JP4177322B2 (ja) * 2004-11-30 2008-11-05 ローム株式会社 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP4784373B2 (ja) * 2006-04-14 2011-10-05 パナソニック株式会社 固体電解コンデンサ及びその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192405A (ja) * 1990-11-26 1992-07-10 Showa Denko Kk 固体電解コンデンサ
JPH07142667A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd リードフレーム半導体素子搭載部のディンプルの形成方法
JPH0822932A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Nec Kansai Ltd チップ型固体電解コンデンサ
JPH0945591A (ja) * 1995-07-28 1997-02-14 Nec Corp 固体電解コンデンサ
JP2003234251A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Nec Tokin Corp チップ型電解コンデンサ
JP2005191178A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2006237195A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
US20200194185A1 (en) 2020-06-18
US11201016B2 (en) 2021-12-14
CN111133541A (zh) 2020-05-08
JPWO2019065077A1 (ja) 2020-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11201016B2 (en) Electrolytic capacitor
JP2023071847A (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
JP6854400B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP7029670B2 (ja) 電解コンデンサ
JP7029666B2 (ja) 固体電解コンデンサ
US20230377806A1 (en) Electrolytic capacitor
JP2019067922A (ja) 電解コンデンサ
JP2018142668A (ja) 固体電解コンデンサ
US20220399169A1 (en) Electrolytic capacitor
US12094662B2 (en) Electrolytic capacitor and method for producing the same
JP7382591B2 (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
US11049663B2 (en) Electrolytic capacitor
WO2023074376A1 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2019067921A (ja) 電解コンデンサ
WO2018159426A1 (ja) 電解コンデンサ
JP6913875B2 (ja) 電解コンデンサ
US20220319778A1 (en) Electrolytic capacitor
JP2020072185A (ja) 電解コンデンサ
JP2020088342A (ja) 電解コンデンサ
JP2020072186A (ja) 電解コンデンサ
JP2022149517A (ja) 電解コンデンサ
JP2019145696A (ja) 電解コンデンサ
US20240029962A1 (en) Electrolytic capacitor
CN113228211B (zh) 电解电容器及其制造方法
WO2023153177A1 (ja) 電解コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 18860204

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2019544466

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 18860204

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1