WO2019054152A1 - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
シフト装置(10)では、ロータカム(24)の作動突起(24A)が節度体(18)の規制板(18C)の下側への移動を規制して、節度体(18)の下側への移動が規制されることで、節度ピン(20)の凹部(16A)からの離脱が規制されて、ノブ(14)のシフト位置からの回転が規制される。このため、節度体(18)(節度ピン(20))及び節度面(16)(凹部(16A))を利用して、ノブ(14)のシフト位置からの回転を規制でき、簡単な構成でノブ14の回転を規制できる。
Description
本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
特表2016-539836号公報に記載のシフト装置では、操作要素のロック輪郭にロック要素が係合されて、操作要素の回転がロックされる。また、操作要素の係止輪郭に係止ピンがバネ力により係合される。
ここで、このようなシフト装置では、簡単な構成で操作要素の回転をロックできるのが好ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、簡単な構成でシフト体の移動を規制できるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、車体側に支持され、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、車体側及び前記シフト体の一方に設けられ、付勢される付勢部と、車体側及び前記シフト体の他方に設けられ、前記付勢部が付勢力により係合されて前記シフト体がシフト位置側に付勢されると共に、前記付勢部の係合が付勢力に抗して解除されて前記シフト体がシフト位置から移動される係合部と、前記付勢部の前記係合部への係合の解除を規制して前記シフト体のシフト位置からの移動が規制される規制部と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記付勢部の付勢力による前記係合部への係合を制限する制限部を備える。
本発明の第1態様のシフト装置では、車体側にシフト体が支持されており、シフト体が移動されてシフト位置が変更される。車体側及びシフト体の一方に付勢部が設けられると共に、車体側及びシフト体の他方に係合部が設けられており、付勢部が付勢力により係合部に係合されて、シフト体がシフト位置側に付勢されると共に、付勢部の係合部への係合が付勢力に抗して解除されて、シフト体がシフト位置から移動される。
ここで、規制部が付勢部の係合部への係合の解除を規制して、シフト体のシフト位置からの移動が規制される。このため、付勢部及び係合部を利用してシフト体のシフト位置からの移動を規制でき、簡単な構成でシフト体の移動を規制できる。
本発明の第2態様のシフト装置では、制限部が付勢部の付勢力による係合部への係合を制限する。このため、シフト体を付勢力が作用されない状態でシフト位置から移動させることができる。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10の主要部が分解斜視図にて示されており、図2Aには、シフト装置10の主要部が斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の上方は、車両の上方に向けられている。
図1及び図2Aに示す如く、シフト装置10には、車体側としてのプレート12が設けられており、プレート12は、コンソール内に固定されている。
プレート12の上側には、シフト体(操作体)としての略有底円筒状のノブ14が支持されており、ノブ14は、内部が下側に開放されると共に、上下方向周りに回転(移動)可能にされている。ノブ14は、所定範囲で一方向(図1等の矢印Aの方向)及び他方向(図1等の矢印Bの方向)に回転可能にされており、ノブ14は、他方向側から一方向側に向けて、例えば、シフト位置としての「P」位置(パーキング位置)、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)及び「D」位置(ドライブ位置)にこの順番で配置可能にされている。
ノブ14は、コンソールを回転可能に貫通されて、車室内に突出されており、乗員によって、ノブ14が回転操作される。ノブ14には、移動機構としての回転機構(図示省略)が機械的に接続されており、回転機構が駆動されることで、ノブ14が一方向及び他方向の少なくとも一方に回転可能にされている。
ノブ14の下端部の内周側には、節度機構を構成する節度面16が形成されており、節度面16は、下側に向けられると共に、ノブ14の周方向(回転周方向)に延伸されている。節度面16には、係合部としての凹部16Aが複数設けられており、複数の凹部16Aは、ノブ14の周方向において連続して配置されると共に、凹部16A間の部分は、ノブ14の周方向において湾曲されている。
ノブ14の下側には、節度機構を構成する付勢体としての略円環状の節度体18が設けられており、節度体18は、ノブ14内に同軸上に配置されると共に、プレート12の上側に上下方向に移動可能にかつ回転不能に支持されている。節度体18には、付勢部としての略円柱状の節度ピン20が一対一体に設けられており、一対の節度ピン20は、節度体18の中心軸線を挟んで互いに対向されている。節度ピン20は、上側に突出されており、節度ピン20の上面は、上側に凸状に湾曲されている。節度ピン20内には、円柱状の支持孔20Aが同軸上に形成されており、支持孔20Aは、下側に開放されている。
節度体18の各節度ピン20における下側には、節度機構を構成する付勢部としてのスプリング22(圧縮コイルスプリング)が設けられており、スプリング22は、節度ピン20の支持孔20A内に嵌合されている。スプリング22は、プレート12と節度ピン20の支持孔20A底面(上面)との間に掛渡されており、スプリング22は、節度体18を上側に付勢している。ノブ14が各シフト位置に配置される際には、スプリング22の付勢力により、節度ピン20がノブ14の節度面16の凹部16Aに挿入(係合)されて、ノブ14が各シフト位置に保持される。ノブ14がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング22の付勢力に抗して節度体18が下側に移動されつつ節度ピン20が凹部16Aから離脱された(凹部16Aへの係合を解除された)後に、スプリング22の付勢力により節度体18が上側に移動されつつ節度ピン20が凹部16Aに挿入されて、ノブ14の回転操作に節度感が付与される。
節度体18の径方向外側部分には、節度ピン20間の各周方向位置において、移動部としての傾斜面18Aが形成されており、傾斜面18Aは、一方向側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されている。節度体18の径方向外側部分には、各傾斜面18Aより一方向側において、許可部としての許可面18Bが形成されており、許可面18Bは、傾斜面18Aの下端又は傾斜面18Aより下側の上下方向位置において、傾斜面18Aの下端から一方向側に延伸されている。節度体18には、各傾斜面18Aから一方向側に離間された位置において、規制部としての略矩形板状の規制板18Cが一体に形成されており、規制板18Cは、傾斜面18Aの上端部の上下方向位置において節度体18の周方向に延伸されると共に、許可面18Bと上下方向において対向されている。節度体18には、各傾斜面18Aの他方向側において、制限部としての制限面18Dが形成されており、制限面18Dは、傾斜面18Aの上端の上下方向位置において、傾斜面18Aの上端から他方向側に延伸されている。
ノブ14の下側には、規制部及び制限部を構成する作動部材(回転部材)としての略円環状のロータカム24が設けられており、ロータカム24は、プレート12の上側に回転可能に支持されると共に、節度体18の径方向外側においてノブ14と同軸上に配置されている。ロータカム24には、作動部としての断面L字形板状の作動突起24Aが一対一体に設けられており、一対の作動突起24Aは、ロータカム24の中心軸線を挟んで互いに対向されている。作動突起24Aの基端側部分は、上側に突出されており、作動突起24Aの先端側部分は、ロータカム24の径方向内側に突出されている。ロータカム24の回転位置は、基準位置(スタート位置)に配置されており、作動突起24Aの先端側部分は、節度体18の許可面18Bの他方向側(傾斜面18A側)端部の上側に配置されている(図2A参照)。
ロータカム24には、規制部及び制限部を構成する駆動機構26が機械的に接続されており、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が一方向及び他方向に回転可能にされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ14が各シフト位置に配置される際に、スプリング22の付勢力により、節度体18の節度ピン20がノブ14の節度面16の凹部16Aに挿入されて、ノブ14が各シフト位置に保持される。ノブ14がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング22の付勢力に抗して節度体18が下側に移動されつつ節度ピン20が凹部16Aから離脱された後に、スプリング22の付勢力により節度体18が上側に移動されつつ節度ピン20が凹部16Aに挿入されて、ノブ14の回転操作に節度感が付与される。
ノブ14が所定シフト位置(例えば「P」位置)に配置された際における第1の機会(例えば乗員により車両のブレーキが操作されない場合)には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が基準位置から一方向に回転されることで、ロータカム24の作動突起24Aの先端側部分が節度体18の規制板18Cの下側に移動されて、作動突起24Aの先端側部分が規制板18Cの下側への移動を規制する(図2B参照)。このため、節度体18の下側への移動が規制されて、節度ピン20の凹部16Aからの離脱が規制されることで、節度ピン20が凹部16Aの回転を規制して、ノブ14の所定シフト位置からの回転が規制(ロック)される。
一方、ノブ14が所定シフト位置(例えば「P」位置)に配置された際における第1の機会の状態が解除された場合(例えば乗員により車両のブレーキが操作された場合)には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が他方向に回転されることで、ロータカム24が基準位置に配置(復帰)されて、作動突起24Aの先端側部分が規制板18Cの下側への移動を許可する(図2A参照)。このため、節度体18の下側への移動が許可されて、節度ピン20の凹部16Aからの離脱が許可されることで、節度ピン20が凹部16Aの回転を許可して、ノブ14の所定シフト位置からの回転が規制解除(アンロック)される。
また、第2の機会(例えばノブ14が特定シフト位置(例えば「P」位置)以外に配置された状態で車両のエンジンがOFFにされた場合)に、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に向けて回転される前には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が基準位置から他方向に回転されることで、ロータカム24の作動突起24Aの先端側部分が節度体18の傾斜面18Aを介して制限面18Dの上側に移動されて、作動突起24Aの先端側部分が節度体18をスプリング22の付勢力に抗して下側に移動させる。このため、節度ピン20の凹部16Aへの挿入が制限されて、スプリング22の付勢力のノブ14への作用が制限される。これにより、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に向けて回転される際には、ノブ14にスプリング22の付勢力が作用されない状態でノブ14が回転される。
一方、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に回転された際には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が一方向に回転されることで、ロータカム24が基準位置に配置(復帰)されて、節度体18がスプリング22の付勢力により上側に移動される。このため、スプリング22の付勢力により節度ピン20が凹部16Aに挿入されて、ノブ14が特定シフト位置に保持される。
ここで、上述の如く、ロータカム24(作動突起24A)が節度ピン20の凹部16Aからの離脱を規制して、ノブ14の所定シフト位置からの回転が規制される。このため、節度体18(節度ピン20)及び節度面16(凹部16A)を利用して、ノブ14の所定シフト位置からの回転を規制でき、簡単な構成でノブ14の回転を規制できると共に、部品点数を低減できる。
また、上述の如く、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に向けて回転される際には、ロータカム24(作動突起24A)がスプリング22の付勢力による節度ピン20の凹部16Aへの挿入を制限する。このため、回転機構がノブ14にスプリング22の付勢力が作用されない状態でノブ14を回転させることができ、回転機構がノブ14を容易に回転させることができる。
さらに、上述の如く、ロータカム24がノブ14の周方向に回転されることで、ノブ14の回転が規制されると共に、スプリング22の付勢力のノブ14への作用が制限される。このため、ロータカム24がノブ14の径方向に移動される場合とは異なり、ロータカム24の移動スペースをノブ14の径方向外側又は径方向内側に設ける必要をなくすことができる。
[第2実施形態]
図3には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置30の主要部が断面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置30は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3に示す如く、本実施形態に係るシフト装置30では、節度体18に基部としての略円環状のスプリングベース32が同軸上に設けられており、スプリングベース32は、プレート12の上側に上下方向に移動可能にかつ回転不能に支持されている。
スプリングベース32の上側には、一対の節度ピン20が上下方向に移動可能に支持されており、節度ピン20の支持孔20A内には、スプリング22が嵌合されている。スプリング22は、スプリングベース32の上面と節度ピン20の支持孔20A底面(上面)との間に掛渡されており、スプリング22は、節度ピン20を上側に付勢している。ノブ14がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング22の付勢力に抗して節度ピン20が下側に移動されつつノブ14の節度面16の凹部16Aから離脱された(凹部16Aへの係合を解除された)後に、スプリング22の付勢力により節度ピン20が上側に移動されつつ凹部16Aに挿入されて、ノブ14の回転操作に節度感が付与される。
スプリングベース32の下面には、許可面18Bが一対形成されており、一対の許可面18Bは、スプリングベース32の中心軸線を挟んで互いに対向されると共に、それぞれスプリングベース32の周方向に延伸されている。スプリングベース32の下面には、各許可面18Bの一方向側において、規制部としての規制面18Eが形成されており、規制面18Eは、スプリングベース32の周方向に延伸されている。許可面18Bと規制面18Eとの境界部分は、一方向側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されており、規制面18Eは、許可面18Bより下側に配置されている。スプリングベース32の下面には、各許可面18Bの他方向側において、制限面18Dが形成されており、制限面18Dは、スプリングベース32の周方向に延伸されている。許可面18Bと制限面18Dとの境界部分は、他方向側へ向かうに従い上側へ向かう方向に傾斜されており、制限面18Dは、許可面18Bより上側に配置されている。
スプリングベース32の下側には、ロータカム24が配置されており、ロータカム24の上面には、略半円柱状の作動突起24Aが一対一体に設けられている。作動突起24Aは、上側に突出されており、作動突起24Aの上面は、ロータカム24の周方向(回転周方向)において凸状に湾曲されている。ロータカム24の回転位置は、基準位置(スタート位置)に配置されており、作動突起24Aは、スプリングベース32の許可面18Bの下側に配置されて、スプリングベース32を許可面18Bにおいて下側から支持している。
ロータカム24には、各作動突起24Aから一方向側に離間された位置において、挿入孔24Bが形成されており、挿入孔24Bは、上側に開放されている。挿入孔24Bは、ロータカム24の周方向に延伸されており、挿入孔24Bの他方向側(作動突起24A側)の端面は、一方向側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されている。
ところで、ノブ14が所定シフト位置(例えば「P」位置)に配置された際における第1の機会(例えば乗員により車両のブレーキが操作されない場合)には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が基準位置から一方向に回転されることで、ロータカム24の作動突起24Aが、スプリングベース32の許可面18Bの下側から規制面18Eの下側に移動されて、スプリングベース32を上側に移動させる。このため、節度ピン20の下側への移動がスプリングベース32によって規制されて、節度ピン20の凹部16Aからの離脱が規制されることで、節度ピン20が凹部16Aの回転を規制して、ノブ14の所定シフト位置からの回転が規制(ロック)される。
一方、ノブ14が所定シフト位置(例えば「P」位置)に配置された際における第1の機会の状態が解除された場合(例えば乗員により車両のブレーキが操作された場合)には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が他方向に回転されることで、ロータカム24が基準位置に配置(復帰)されて、スプリングベース32が下側に移動される。このため、節度ピン20の下側への移動が許可されて、節度ピン20の凹部16Aからの離脱が許可されることで、節度ピン20が凹部16Aの回転を許可して、ノブ14の所定シフト位置からの回転が規制解除(アンロック)される。
また、第2の機会(例えばノブ14が特定シフト位置(例えば「P」位置)以外に配置された状態で車両のエンジンがOFFにされた場合)に、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に向けて回転される前には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が基準位置から他方向に回転されることで、ロータカム24の作動突起24Aがスプリングベース32の許可面18Bの下側から制限面18Dの下側に移動されて、スプリングベース32の規制面18E部分がロータカム24の挿入孔24Bに挿入されつつスプリングベース32が下側に移動される。このため、スプリングベース32と共に節度ピン20及びスプリング22が下側に移動されることで、節度ピン20の凹部16Aへの挿入が制限されて、スプリング22の付勢力のノブ14への作用が制限される。これにより、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に向けて回転される際には、ノブ14にスプリング22の付勢力が作用されない状態でノブ14が回転される。
一方、回転機構が駆動されて、ノブ14が特定シフト位置に回転された際には、駆動機構26が駆動されて、ロータカム24が一方向に回転されることで、ロータカム24が基準位置に配置(復帰)されて、スプリングベース32の規制面18E部分がロータカム24の挿入孔24Bから離脱されつつスプリングベース32が上側に移動される。このため、スプリングベース32と共に節度ピン20及びスプリング22が上側に移動されることで、スプリング22の付勢力により節度ピン20が凹部16Aに挿入されて、ノブ14が特定シフト位置に保持される。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ノブ14の軸方向(回転軸方向)において節度ピン20が凹部16Aに挿入される。しかしながら、例えばノブ14の径方向(回転径方向)において節度ピン20が凹部16Aに挿入されてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ノブ14に節度面16(凹部16A)を設けると共に、プレート12(車体側)に節度体18(節度ピン20)を設けた。しかしながら、ノブ14に節度体18(節度ピン20)を設けると共に、プレート12(車体側)に節度面16(凹部16A)を設けてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ロータカム24(作動部材)がノブ14の周方向に回転される。しかしながら、例えば作動部材がノブ14の径方向(回転径方向)又は軸方向(回転軸方向)に移動されてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ノブ14(シフト体)が回転操作される。しかしながら、シフト体が回動操作又はスライド操作されてもよい。この場合、例えば、ノブ14に径方向に延出させて操作部を一体回転可能に設けることで、操作部が回動操作されて、ノブ14が回転されてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、シフト装置10、30をコンソールに設置した。しかしながら、シフト装置10、30をインストルメントパネルやコラムカバーに設置してもよい。
2017年9月13日に出願された日本国特許出願2017-175412号の開示は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。
Claims (4)
- 車体側に支持され、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
車体側及び前記シフト体の一方に設けられ、付勢される付勢部と、
車体側及び前記シフト体の他方に設けられ、前記付勢部が付勢力により係合されて前記シフト体がシフト位置側に付勢されると共に、前記付勢部の係合が付勢力に抗して解除されて前記シフト体がシフト位置から移動される係合部と、
前記付勢部の前記係合部への係合の解除を規制して前記シフト体のシフト位置からの移動が規制される規制部と、
を備えるシフト装置。 - 前記付勢部の付勢力による前記係合部への係合を制限する制限部を備える請求項1記載のシフト装置。
- 前記係合部は凹部である請求項1記載のシフト装置。
- 前記規制部は略円環状のロータカム及び駆動機構を備える請求項1記載のシフト装置。
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