JP2019006140A - シフト装置 - Google Patents

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泰典 渡邉
Yasunori Watanabe
泰典 渡邉
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Abstract

【課題】回転体回転径方向において小型化する。【解決手段】シフト装置10では、ノブ20の検出歯28Aにセンサギア30が噛合されており、ノブ20が回転されて、センサギア30が回転される。ここで、検出歯28Aが内歯にされている。このため、ノブ20の検出歯28Aより回転径方向内側にセンサギア30を配置でき、シフト装置10をノブ20回転径方向において小型化できる。【選択図】図4

Description

本発明は、シフト体が回転されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、調整リングが回転されることで、調整リングのノーズが係止カムのストッパ要素を押圧して、係止カムが回転される。
ここで、このようなシフト装置は、係止カム及び調整リングの回転径方向において小型化できるのが好ましい。
特表2016−539836号公報
本発明は、上記事実を考慮し、回転体回転径方向において小型化できるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、操作されることで回転されてシフト位置が変更されるシフト体又は前記シフト体と共に回転される回転部材にされ、内歯が設けられる回転体と、前記内歯に噛合され、前記回転体と共に回転される噛合体と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記回転体及び前記噛合体をそれぞれ一対備え、一方の前記回転体の回転径方向内側位置に他方の前記回転体が配置される。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第1態様又は第2態様のシフト装置において、前記回転体及び前記噛合体をそれぞれ一対備え、一対の前記回転体の回転軸方向位置が一致される。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つのシフト装置において、前記回転体の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置され、移動されることで前記回転体の回転が規制される規制部材を備える。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が操作されることで、シフト体が回転されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、シフト体又はシフト体と共に回転される回転部材が回転体にされており、回転体に噛合体が噛合されて、噛合体が回転体と共に回転される。
ここで、回転体の内歯に噛合体が噛合される。このため、回転体の内歯の回転径方向内側に噛合体を配置でき、シフト装置を回転体回転径方向において小型化できる。
本発明の第2態様のシフト装置では、回転体及び噛合体をそれぞれ一対備えており、一方の回転体の回転径方向内側位置に他方の回転体が配置される。このため、回転体及び噛合体をそれぞれ一対備える場合でも、シフト装置を回転体回転径方向において小型化できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、回転体及び噛合体をそれぞれ一対備えており、一対の回転体の回転軸方向位置が一致される。このため、回転体及び噛合体をそれぞれ一対備える場合でも、シフト装置を回転体回転軸方向において小型化できる。
本発明の第4態様のシフト装置では、規制部材が移動されることで、回転体の回転が規制される。
ここで、規制部材が回転体の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置される。このため、シフト装置を回転体回転軸方向において効果的に小型化できる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す側方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す上側から見た分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置においてノブの「N」位置からの回転がロックされる際を示す側方から見た断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置の回転機構等を示す下側から見た斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す上側から見た断面図であり、(A)は、図3のA−A線断面図であり、(B)は、図3のB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシフト装置の回転機構を示す下側から見た斜視図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10が側方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が上側から見た分解斜視図にて示されている。さらに、図3には、シフト装置10が側方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコラムカバー(車体側)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側に配置されており、シフト装置10の上方は、車両右側(車両左側でもよい)に向けられている。
図1及び図3に示す如く、シフト装置10には、設置体を構成する設置部材としての略有底円筒状のケース12が設けられており、ケース12は、下端部(基端部)において、コラムカバーに設置されている。
図1〜図3に示す如く、ケース12の上側には、設置体を構成する支持部材としての略有底円筒状のプレート14が固定されており、プレート14は、軸方向が上下方向に平行に配置されると共に、内部が下側に開放されている。プレート14の周壁には、周方向の一部において、連通孔16が貫通形成されており、連通孔16は、プレート14の周方向に延伸されると共に、下側に開放されている。
プレート14の周壁の下部には、案内部としての断面矩形状の案内溝18(図4、図5(A)参照)が形成されており、案内溝18は、連通孔16に対しプレート14の中心軸線を挟んで反対側に配置されている。案内溝18は、上下方向に延伸されており、案内溝18は、上下方向両側及びプレート14の径方向外側に開放されている。
プレート14の上側には、シフト体及び回転体としての略有底円筒状のノブ20が支持されており、ノブ20は、内部が下側に開放されて、内部にプレート14が同軸上に配置されている。ノブ20は、略有底円筒状のノブベース22の外周側が略有底円筒状のノブカバー24によって被覆されて構成されており、ノブベース22及びノブカバー24は、一体回転可能にされている。ノブ20は、プレート14に対し所定範囲で回転可能にされており、ノブ20は、車両の乗員(特に運転席に着座する運転手)が回転操作可能にされている。ノブ20は、一方向(図1等の矢印Xの方向)及び他方向(図1等の矢印Yの方向)に回転可能にされて、シフト位置を変更可能にされており、ノブ20は、他方向側から一方向側に向けて、シフト位置としての「P」位置(パーキング位置、所定シフト位置)、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置、特定シフト位置)、「D」位置(ドライブ位置)に配置可能にされている。
ノブベース22の上壁下側には、被回転部としての略矩形板状の回転板20A(図5(B)参照)が一対一体形成されており、一対の回転板20Aは、ノブ20の中心軸線を挟んで対向されている。回転板20Aは、ノブ20の周方向に沿って湾曲された状態で、下側に突出されており、回転板20Aは、プレート14の上壁を貫通されている。プレート14の上壁は、プレート14の周方向への回転板20Aの回転を許容しており、これにより、ノブ20の「P」位置と「D」位置との間での回転が許容される。
ノブベース22の周壁の下側部分には、一方向側から他方向側に向けて、被規制部としての断面矩形状の「P」孔26A、「N」孔26B(図5(B)参照)が形成されており、「P」孔26Aと「N」孔26Bとは、それぞれ下側に開放されると共に、ノブ20の周方向において分離されている。ノブ20が「P」位置、「N」位置に配置された際には、それぞれ「P」孔26A、「N」孔26Bがプレート14の案内溝18に上下方向において対向される。
ノブベース22の周壁には、検出部としての略矩形板状の検出板28(図4、図5の(A)及び(B)参照)が一体形成されており、検出板28は、「P」孔26A、「N」孔26Bに対しノブ20の中心軸線を挟んで反対側に配置されると共に、ノブベース22の周壁に沿って湾曲された状態で下側に突出されている。検出板28の内周面には、検出歯28A(内歯)が形成されており、検出歯28Aは、プレート14の連通孔16を介してプレート14内に露出されている。
検出板28の検出歯28Aには、検出機構を構成する噛合体としてのセンサギア30(平歯車、図4参照)が噛合されており、センサギア30は、ケース12の上側に回転可能に支持されている。ノブ20が回転される際には、検出板28が回転されて、検出歯28Aによってセンサギア30が回転される。
センサギア30の下側には、検出機構を構成する検出部材としての略円柱状のマグネット32(図4参照)が同軸上に取付けられており、マグネット32は、ケース12の上部内に回転可能に支持されている。マグネット32は、センサギア30に固定されており、センサギア30が回転されることで、マグネット32がセンサギア30と一体に回転される。
マグネット32の側方には、検出機構を構成する検出手段としての略矩形板状のセンサ基板34が配置されており、センサ基板34は、ケース12に固定されている。センサ基板34は、マグネット32の磁力を検出可能にされており、これにより、センサ基板34は、マグネット32の回転位置を検出して、センサギア30の回転位置及びノブ20のシフト位置を検出する。センサ基板34は、車両の制御装置(図示省略)に電気的に接続されると共に、制御装置には、車両の自動変速機(図示省略)が電気的に接続されており、ノブ20のシフト位置が変更されることで、制御装置の制御により自動変速機がノブ20のシフト位置に対応するシフトレンジ(「P」レンジ(パーキングレンジ)、「R」レンジ(リバースレンジ)、「N」レンジ(ニュートラルレンジ)、「D」レンジ(ドライブレンジ))に変更される。
シフト装置10には、回転手段としての回転機構36(図4参照)が設けられている。
回転機構36には、駆動手段としてのモータ38が設けられており、モータ38は、ケース12に固定されて軸方向(出力軸)が上下方向に垂直に配置されると共に、制御装置に電気的に接続されている。モータ38の出力軸には、駆動機構を構成する初段ギアとしてのウォームギア40が同軸上かつ一体回転可能に固定されており、モータ38が正駆動及び逆駆動されることで、ウォームギア40が回転される。
ウォームギア40には、駆動機構を構成する中間ギアとしてのヘリカルギア42(ウォームホイール)が噛合されており、ヘリカルギア42は、駆動機構を構成する噛合体(最終ギア)としてのシャフト44の下部に同軸上かつ一体回転可能に固定されている。シャフト44は、ケース12内に回転可能に支持されて、軸方向を上下方向に平行に配置されており、シャフト44は、ケース12から上側に突出されると共に、センサギア30に対しノブ20の中心軸線を挟んで対向されている。シャフト44は、プレート14内に挿入されており、シャフト44の上端部には、駆動ギア44A(平歯車)が同軸上かつ一体回転可能に設けられている。モータ38が正駆動及び逆駆動されて、ウォームギア40が回転される際には、それぞれヘリカルギア42及びシャフト44が一体に正方向(図4等の矢印Sの方向)及び逆方向(図4等の矢印Tの方向)に回転される。
シャフト44の上端部近傍の周面には、回転部としての断面C字状の回転枠50が同軸上に形成されており、回転枠50の下面は、解除部としての解除面50Aにされて、上下方向に垂直に配置されている。回転枠50の正方向側端と逆方向側端との隙間の上側は、係合部としての係合面50Bによって閉鎖されており、係合面50Bは、上下方向に垂直に配置されている。回転枠50の逆方向側端には、連絡部としての傾斜面50Cが形成されており、傾斜面50Cは、解除面50Aと係合面50Bとを連絡すると共に、逆方向側へ向かうに従い上側へ向かう方向に傾斜されている。
シャフト44の上側には、回転体(回転部材)としての略円環板状のロータカム46が配置されており、ロータカム46は、プレート14の上壁に回転可能に支持されている。ロータカム46は、プレート14内に同軸上に配置されており、ロータカム46の外周面は、プレート14の内周面に沿って配置されている。
ロータカム46の周方向一部には、略矩形状の駆動板48が一体形成されており、駆動板48は、下側に突出されると共に、ロータカム46の周方向に沿って湾曲されている。ロータカム46は、規定回転位置に配置されており、駆動板48は、ノブ20(ノブベース22)の検出板28に対しノブ20の中心軸線を挟んで反対側に配置されている。駆動板48の内周面には、駆動歯48A(内歯)が形成されており、駆動歯48Aには、シャフト44の駆動ギア44Aが噛合されている。このため、駆動ギア44Aが回転されることで、駆動ギア44Aによって駆動板48が回転されて、ロータカム46が回転される。駆動板48(駆動歯48A)の全体の上下方向位置は、検出板28(検出歯28A)下部の上下方向位置と一致されると共に、駆動板48は、上記センサギア30に対し一方向側及び他方向側に離間されており、駆動板48が回転されても、駆動板48がセンサギア30に当接不能にされている。
ロータカム46の上面外周部には、回転部としての外形略台形状の回転突起46A(図5(B)参照)が一対一体形成されており、一対の回転突起46Aは、それぞれ上側に突出されると共に、ロータカム46の中心軸線を挟んで対向されている。回転突起46Aは、ノブ20の回転板20Aに対し一方向側及び他方向側に離間されており、ノブ20が「P」位置と「D」位置との間で回転されても、回転板20Aが回転突起46Aに当接不能にされている。
上記センサ基板34は、回転検出手段を構成しており、センサ基板34は、ロータカム46の回転位置を検出可能にされている。
シャフト44のプレート14径方向外側における側方には、規制部材としての略矩形板状のブロッカ52が設けられている。ブロッカ52は、上下方向に延伸されると共に、プレート14の径方向に垂直に配置されており、ブロッカ52は、ケース12内の上部に上下方向に移動(スライド)可能に支持されている。ブロッカ52の上側部分は、規制部としてのブロック部52Aにされて、ケース12から上方に突出(延出)されており、ブロック部52Aは、プレート14の案内溝18に、上下方向に移動可能に挿入されると共に、プレート14の周方向において嵌合されている。また、ブロッカ52の全体は、ノブベース22の径方向外側端の径方向内側位置に配置されて、ノブ20の径方向外側端の径方向内側位置に配置されている。
ブロッカ52の下面には、円柱状の付勢柱52Bが一体形成されており、付勢柱52Bは、ブロッカ52から下方に延出されている。付勢柱52Bは、規制付勢手段としてのロックスプリング54(コイルスプリング)内に挿入されており、ロックスプリング54は、ブロッカ52の下面とケース12内との間に掛渡されている。ロックスプリング54は、軸方向が上下方向に平行にされると共に、圧縮されており、ロックスプリング54は、ブロッカ52を上方に付勢している。
ブロッカ52のシャフト44側(プレート14径方向内側)の面には、下側部分において、被係合部としての略矩形板状の係合板52Cが一体形成されており、係合板52Cは、シャフト44側に突出されている。係合板52Cは、上下方向及びプレート14の径方向に平行に配置されており、係合板52Cの上端面は、凸状に湾曲されている。係合板52Cの上端面は、シャフト44の回転枠50における解除面50Aの傾斜面50C側端部(逆方向側端部)に係合(当接)されており、これにより、ロックスプリング54の付勢力によるブロッカ52の上側への移動が規制されて、ブロッカ52が解除位置(ブロック部52Aをプレート14の案内溝18から上側に突出されない位置)に配置されている。シャフト44が正方向に回転された際には、係合板52Cの上端面が回転枠50の傾斜面50Cを介して係合面50Bに係合されて、ブロッカ52が上側に移動されることで、ブロッカ52が、移動位置に配置されて、ブロック部52Aが案内溝18から上側に突出される。
ブロッカ52のシャフト44側の面には、下部において、直方体形状の固定箱52Dが一体形成されており、固定箱52Dは、シャフト44側及びセンサ基板34側に突出されている。固定箱52D内には、規制検出部材としてのロックマグネット56がインサート成形により固定されており、ロックマグネット56は、センサ基板34側に露出されている。センサ基板34は、ロックマグネット56の磁力を検出可能にされており、これにより、センサ基板34は、ロックマグネット56の上下方向位置を検出して、ブロッカ52の上下方向位置を検出する。
上記制御装置には、規制解除部としての車両のブレーキ(図示省略)が電気的に接続されており、乗員によってブレーキが操作されることで、車両が制動される。また、制御装置には、規制操作部としてのロックスイッチ(図示省略)が電気的に接続されており、ロックスイッチは、乗員によってロック操作(規制操作)及びロック解除操作(規制解除操作)可能にされている。
制御装置には、操作部としてのエンジンスタートストップスイッチ(図示省略)が電気的に接続されると共に、車両のエンジン(図示省略)が電気的に接続されている。エンジンが停止された状態で、乗員によってエンジンスタートストップスイッチが操作された際には、エンジンが始動される。一方、エンジンが駆動された状態で、乗員によってエンジンスタートストップスイッチが操作された際には、エンジンが停止される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ20が回転操作されることで、ノブ20のシフト位置が「P」位置、「R」位置、「N」位置、「D」位置に変更される。
ところで、ノブ20が「N」位置に配置された場合(ノブ20のシフト位置が「N」位置であることをセンサ基板34が検出した場合)に、ロックスイッチがロック操作された際には、回転機構36において、制御装置の制御により、モータ38が正駆動されて、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44が正方向に回転されることで、ブロッカ52の係合板52C上端面がロックスプリング54の付勢力によってシャフト44の回転枠50の解除面50Aから傾斜面50Cを移動されて係合面50Bに係合される(図3参照)。このため、ブロッカ52が移動位置に移動されると共に、ブロッカ52が移動位置に移動された際(ブロッカ52が移動位置に配置されたことをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38の正駆動が停止される。これにより、ブロッカ52のブロック部52Aがノブ20の「N」孔26Bに挿入されることで、「N」孔26Bの一方向側面及び他方向側面がブロック部52Aに当接されて、ノブ20の「N」位置から一方向側(「D」位置側)及び他方向側(「R」位置側)への回転がロック(規制)される。
その後、ロックスイッチがロック解除操作された際には、回転機構36において、制御装置の制御により、モータ38が逆駆動されて、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44が逆方向に回転されることで、ブロッカ52の係合板52C上端面がロックスプリング54の付勢力に抗して回転枠50の係合面50Bから傾斜面50Cを移動されて解除面50Aに係合される。このため、ブロッカ52が解除位置に移動されると共に、ブロッカ52が解除位置に移動された際(ブロッカ52が解除位置に配置されたことをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38の逆駆動が停止される。これにより、ブロック部52Aの「N」孔26Bへの挿入が解除されて、ノブ20の「N」位置から一方向側及び他方向側への回転が許可される。
さらに、ノブ20が「P」位置に配置された場合(ノブ20のシフト位置が「P」位置であることをセンサ基板34が検出した場合)に、ブレーキが操作されない際には、回転機構36において、制御装置の制御により、モータ38が正駆動されて、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44が正方向に回転されることで、ブロッカ52の係合板52C上端面がロックスプリング54の付勢力によってシャフト44の回転枠50の解除面50Aから傾斜面50Cを移動されて係合面50Bに係合される。このため、ブロッカ52が移動位置に移動されると共に、ブロッカ52が移動位置に移動された際(ブロッカ52が移動位置に配置されたことをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38の正駆動が停止される。これにより、ブロッカ52のブロック部52Aがノブ20の「P」孔26Aに挿入されることで、「P」孔26Aの他方向側面がブロック部52Aに当接されて、ノブ20の「P」位置から一方向側(「R」位置側)への回転がロックされる。
一方、ノブ20が「P」位置に配置された場合(ノブ20のシフト位置が「P」位置であることをセンサ基板34が検出した場合)に、ブレーキが操作された際には、回転機構36において、制御装置の制御により、モータ38が逆駆動されて、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44が逆方向に回転されることで、ブロッカ52の係合板52C上端面がロックスプリング54の付勢力に抗して回転枠50の係合面50Bから傾斜面50Cを移動されて解除面50Aに係合される。このため、ブロッカ52が解除位置に移動されると共に、ブロッカ52が解除位置に移動された際(ブロッカ52が解除位置に配置されたことをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38の逆駆動が停止される。これにより、ブロック部52Aの「P」孔26Aへの挿入が解除されて、ノブ20の「P」位置から一方向側(「R」位置側)への回転が許可される。
また、ノブ20が「P」位置以外のシフト位置(「R」位置、「N」位置又は「D」位置)に配置された場合(ノブ20のシフト位置が「P」位置以外であることをセンサ基板34が検出した場合)に、エンジンスタートストップスイッチが操作されてエンジンが停止された際には、制御装置の制御によって、自動変速機のシフトレンジが「P」レンジに変更される。さらに、この自動変速機のシフトレンジが「P」レンジに変更された状態は、次にエンジンスタートストップスイッチが操作されてエンジンが始動された後にノブ20が「P」位置以外のシフト位置に回転されるまで(ノブ20のシフト位置が「P」位置以外に変更されたことをセンサ基板34が検出するまで)、維持される。このため、エンジンスタートストップスイッチが操作された際には、常に、自動変速機のシフトレンジが「P」レンジにされる。
ノブ20が「P」位置以外のシフト位置に配置された場合に、エンジンスタートストップスイッチが操作された際(エンジンが停止及び始動の少なくとも一方を行われた際である所定の機会)には、回転機構36において、制御装置の制御により、モータ38が逆駆動されることで、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44(駆動ギア44Aを含む)が逆方向に回転されて、ロータカム46(駆動板48を含む)が他方向に回転される。このため、ロータカム46の回転突起46Aが、ノブ20の回転板20Aに当接された後に、ノブ20の回転板20Aを他方向側に押圧することで、ノブ20が他方向に回転されて、ノブ20が「P」位置に回転される。これにより、エンジンスタートストップスイッチが操作された際に、ノブ20を「P」位置に配置(復帰)でき、ノブ20のシフト位置と自動変速機のシフトレンジとを一致させることができる。
ノブ20が「P」位置に回転された際(ノブ20のシフト位置が「P」位置であることをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38が正駆動されることで、ウォームギア40及びヘリカルギア42を介してシャフト44(駆動ギア44Aを含む)が正方向に回転されて、ロータカム46(駆動板48を含む)が一方向に回転される。さらに、ロータカム46が規定回転位置に回転された際(ロータカム46の回転位置が規定回転位置であることをセンサ基板34が検出した際)には、制御装置の制御により、モータ38の正駆動が停止されて、ロータカム46の一方向への回転が停止される。このため、ロータカム46の回転突起46Aがノブ20の回転板20Aから一方向側に離間されることで、ノブ20が「P」位置から「D」位置に回転されても、ノブ20の回転板20Aがロータカム46の回転突起46Aに当接不能にされる。
ここで、ノブ20の検出板28の検出歯28A(内歯)にセンサギア30が噛合されると共に、ロータカム46の駆動板48の駆動歯48A(内歯)にシャフト44の駆動ギア44Aが噛合されている。このため、ノブ20の検出歯28Aより回転径方向内側にセンサギア30を配置できると共に、ロータカム46の駆動歯48Aより回転径方向内側にシャフト44を配置でき、シフト装置10をノブ20及びロータカム46の回転径方向において小型化できる。
また、ロータカム46の駆動板48(駆動歯48A)の全体の上下方向位置(ロータカム46回転軸方向位置)がノブ20の検出板28(検出歯28A)下部の上下方向位置(ノブ20回転軸方向位置)と一致されている。このため、ノブ20及びロータカム46が設けられる場合でも、シフト装置10をノブ20及びロータカム46の回転軸方向において小型化できる。
さらに、ノブ20の検出板28の回転径方向内側位置にロータカム46の駆動板48が配置されている。このため、ノブ20及びロータカム46が設けられる場合でも、シフト装置10をノブ20及びロータカム46の回転径方向において小型化できる。しかも、検出板28が回転されても検出板28に当接されないと共に、駆動板48が回転されても検出板28に当接されないため、検出板28及び駆動板48の回転可能範囲を大きくできて、ノブ20及びロータカム46の回転可能範囲を大きくできる。
また、ブロッカ52の全体がノブ20の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置されている。このため、シフト装置10をノブ20及びロータカム46の回転径方向において効果的に小型化できる。
さらに、ブロッカ52が上下方向(ノブ20の回転軸方向)に移動される。このため、シフト装置10をノブ20及びロータカム46の回転径方向において一層効果的に小型化できる。
[第2実施形態]
図6には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置60の主要部が下側から見た斜視図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置60は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図6に示す如く、本実施形態に係るシフト装置60では、回転機構36において、モータ38の軸方向(出力軸)が上下方向に平行に配置されており、モータ38の出力軸には、上記第1実施形態のウォームギア40に代えて、噛合体(初段ギア)としての軸ギア62(平歯車)が同軸上かつ一体回転可能に固定されている。
軸ギア62には、上記第1実施形態のヘリカルギア42に代えて、回転体(中間ギア、回転部材)としてのギアシャフト64の第1ギア64A(内歯車)が噛合されており、第1ギア64Aは、ギアシャフト64の下端部に同軸上かつ一体回転可能に設けられている。ギアシャフト64は、ケース12内に回転可能に支持されており、ギアシャフト64の軸方向は、上下方向に平行に配置されている。ギアシャフト64の上端部には、第2ギア64B(平歯車)が同軸上かつ一体回転可能に設けられており、第2ギア64Bの径は、第1ギア64Aの径に比し小さくされている。
シャフト44の上端部近傍には、駆動ギア44Aと回転枠50との間において、第3ギア44B(平歯車)が同軸上かつ一体回転可能に設けられており、第3ギア44Bには、ギアシャフト64の第2ギア64Bが噛合されている。
以上により、モータ38が駆動されて、軸ギア62が回転された際には、ギアシャフト64(第1ギア64A及び第2ギア64Bを含む)が回転されて、シャフト44(第3ギア44Bを含む)が回転される。このため、ブロッカ52の係合板52C上端面がシャフト44の回転枠50の解除面50A、傾斜面50C及び係合面50Bに移動されて、ブロッカ52が解除位置及び移動位置に移動される。さらに、ロータカム46が回転されて、ノブ20が回転される。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、本実施形態では、上記第1実施形態のウォームギア40及びヘリカルギア42に代えて、それぞれ軸ギア62及びギアシャフト64が設けられている。このため、モータ38からシャフト44に伝達される回転の減速比が小さくされることで、モータ38からシャフト44への回転伝達効率を高くでき、シャフト44の回転速度を早くすることができて、ブロッカ52の移動速度及びロータカム46の回転速度を早くすることができる。
また、ギアシャフト64の第1ギア64A(内歯車)にモータ38の軸ギア62が噛合されている。このため、ギアシャフト64の第1ギア64Aより回転径方向内側に軸ギア62を配置できると共に、モータ38の軸方向をギアシャフト64の回転軸方向(上下方向)に平行に配置でき、シフト装置10をギアシャフト64の回転径方向において小型化できる。
さらに、ノブ20の検出板28の回転径方向内側位置及びロータカム46の駆動板48の回転径方向内側位置にギアシャフト64の第1ギア64Aが配置されている。このため、ノブ20、ロータカム46及びギアシャフト64が設けられる場合でも、シフト装置10をノブ20、ロータカム46及びギアシャフト64の回転径方向において小型化できる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態において、ノブ20が「P」位置以外のシフト位置に配置された状態で、エンジンスタートストップスイッチが操作されてエンジンが停止された際には、自動変速機のシフトレンジが「P」レンジに変更された後に回転機構36によってノブ20のシフト位置が「P」位置に変更されてもよく、また、回転機構36によってノブ20のシフト位置が「P」位置に変更された後に自動変速機のシフトレンジが「P」レンジに変更されてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、回転機構36がノブ20のシフト位置を「P」位置に変更する。しかしながら、回転機構36がノブ20のシフト位置を「P」位置以外のシフト位置(例えば「R」位置、「N」位置又は「D」位置)に変更してもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、回転機構36がブロッカ52によってノブ20の「P」位置及び「N」位置からの回転をロックする。しかしながら、回転機構36がブロッカ52によってノブ20の「P」位置及び「N」位置以外のシフト位置(例えば「R」位置又は「D」位置)からの回転をロックしてもよい。
しかも、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ケース12及びプレート14側のブロッカ52がノブ20側に係合される。しかしながら、ノブ20側のブロッカ52がケース12及びプレート14側に係合されてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ブロッカ52の全体がノブ20の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置される。しかしながら、ブロッカ52の少なくとも一部がノブ20の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置されればよい。
さらに、ロータカム46の駆動板48(駆動歯48A)の全体の上下方向位置(ロータカム46回転軸方向位置)がノブ20の検出板28(検出歯28A)の下部の上下方向位置(ノブ20回転軸方向)と一致されている。しかしながら、ロータカム46の駆動板48(駆動歯48A)の少なくとも一部の上下方向位置(ロータカム46回転軸方向位置)がノブ20の検出板28(検出歯28A)の少なくとも一部の上下方向位置(ノブ20回転軸方向位置)と一致されればよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、乗員がノブ20を回転操作する。しかしながら、ノブ20にレバー(シフト部)を一体回転可能に設けることで、乗員がレバーを回動操作して、ノブ20が回転されてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、シフト装置10、60をコラムカバーに設置した。しかしながら、シフト装置10、60を車室の床部、インストルメントパネル又はコンソールに設置してもよい。
10 シフト装置
20 ノブ(回転体、シフト体)
28A 検出歯(内歯)
30 センサギア(噛合体)
44 シャフト(噛合体)
46 ロータカム(回転体、回転部材)
48A 駆動歯(内歯)
52 ブロッカ(規制部材)
60 シフト装置
62 軸ギア(噛合体)
64 ギアシャフト(回転体、回転部材)
64A 第1ギア(内歯)

Claims (4)

  1. 操作されることで回転されてシフト位置が変更されるシフト体又は前記シフト体と共に回転される回転部材にされ、内歯が設けられる回転体と、
    前記内歯に噛合され、前記回転体と共に回転される噛合体と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記回転体及び前記噛合体をそれぞれ一対備え、一方の前記回転体の回転径方向内側位置に他方の前記回転体が配置される請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記回転体及び前記噛合体をそれぞれ一対備え、一対の前記回転体の回転軸方向位置が一致される請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記回転体の回転径方向外側端の回転径方向内側位置に配置され、移動されることで前記回転体の回転が規制される規制部材を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
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