WO2018181650A1 - (メタ)アクリル変性シロキサン化合物 - Google Patents
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Abstract
[課題] 本発明は、良好な活性エネルギー線硬化性をもった反応性基を有し、塗料に添加した際に経時でブリードする事もなく、塗料に優れたレベリング性と消泡性を与える添加剤を提供することを目的とする。 [解決手段] (メタ)アクリロイル基を末端に有し-(CaH2aO)b-で表される(ポリ)オキシアルキレン骨格を有する基を直鎖状ポリシロキサン骨格の分岐鎖として、及び任意で末端に、特定個数有する、式(a1)で表される(メタ)アクリル変性シロキサン化合物、及び、該(メタ)アクリル変性シロキサン化合物からなる塗料添加剤。
Description
本発明は、特定の構造を有する(メタ)アクリル変性シロキサンに関する。特には、良好なレベリング性、消泡性、反応性を有する塗料用(印刷インク、トップコート剤等)の添加剤に関する。
活性エネルギー線硬化型の塗料は、乾燥工程を簡略化する事でコストダウンでき、また環境対応として溶剤の揮発量低減などのメリットがある為、近年使用量が増加している。従来の用途としては、印刷用インクやトップコート剤が挙げられる。活性エネルギー線硬化型の印刷用インクについては、印刷速度が上げられるとともに、様々な基材に使用でき且つ耐水性も良好な為、スクリーン印刷用インクやインクジェット印刷用インクを始めとして広く用いられている。
例えば、特許文献1には顔料分散性に優れたインクが記載され、特許文献2には硬化性を向上されたインクが記載され、特許文献3には印字ヘッド性能と湿潤性を有したインクが記載され各種の添加剤が記載されている。また特許文献4にはレベリング性を改良したインキが記載されている。
しかしながら、上記のいずれにおいても優れたレベリング性と消泡性を併せ持った添加剤については言及されていない。また反応性基を持たない添加剤については経時でブリードする虞があるという問題を有する。
本発明は、良好な活性エネルギー線硬化性をもった反応性基を有し、塗料に添加した際に経時でブリードする事もなく、塗料に優れたレベリング性を与える添加剤を提供すること、さらには優れたレベリング性と併せて優れた消泡性を与える添加剤を提供することを目的とする。
本発明は、下記式(a1)で表される(メタ)アクリル変性シロキサン化合物を提供する。
[式中、Aは下記式(a2)で表される基であり、dは1~500の整数であり、eは1~30の整数であり、R31及びR39は互いに独立に、(メタ)アクリル基を有しない置換もしくは非置換の一価炭化水素基、アルコキシ基、又はAであり、R32~R38は互いに独立に、(メタ)アクリル基を有しない置換もしくは非置換の一価炭化水素基、又はアルコキシ基である
(式中、R30は水素原子又はメチル基であり、aは2~5の整数であり、bは0~50の整数であり、cは0~18の整数であり、但し、b=0のときc=5~12の整数である)
但し、R31及びR39のいずれもがAでないとき、eは3~30の整数である]。
(式中、R30は水素原子又はメチル基であり、aは2~5の整数であり、bは0~50の整数であり、cは0~18の整数であり、但し、b=0のときc=5~12の整数である)
但し、R31及びR39のいずれもがAでないとき、eは3~30の整数である]。
本発明のシロキサン化合物は塗料用添加剤として使用できる。該化合物を添加剤として用いる事により、経時で添加剤がブリードする事なく、優れたレベリング性を有するインクを提供できる。さらには優れたレべリング性と消泡性を兼ね備えたインクを提供できる。また、本発明のシロキサン化合物をトップコート剤として用いた場合には、優れた防汚性を与えることができる。
本発明の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物は、上記式(a1)で表される。以下、詳細に説明する。
上記式(a1)において、dは1~500の整数であり、好ましくは10~400の整数であり、更に好ましくは20~300の整数である。dが500を超えると、他の塗料成分との相溶性や、レベリング性が低下する虞がある。
eは1~30の整数であり、好ましくは1~20の整数であり、更に好ましくは3~15の整数である。eが0であると重合反応性が乏しく、eが30を超えても反応性に対して目立った効果の向上はなく、逆に消泡性が低下する虞がある。
また、式(a1)においてR31及びR39のいずれもがAでないとき、eは3以上の整数であり、好ましくは4以上の整数であり、さらに好ましくは6以上の整数である。またR31及びR39の一方のみがAである場合、eは2以上の整数であるのがよい。R31及びR39が共にAである場合、eは1以上の整数であればよい。eの上限は上記した通りである。
d+eは2~500が好ましく、更に好ましくは20~400であり、特には30~300が好ましい。
上記式(a2)において、R30は水素原子又はメチル基である。
上記式(a2)において、aは2~5の整数であり、原料入手の観点から好ましくは2~4の整数である。
上記式(a2)において、bは0~50の整数であり、好ましくは0~30の整数であり、更に好ましくは0又は1~20の整数であり、更には0又は1~10の整数であり、特には0又は1~3の整数である。最も好ましいのはbが1、2、又は3である。bが50を超えると、化合物中のシロキサン部位の含有割合が少なくなり、該化合物を塗料添加剤として用いた際に、消泡性が低下する虞がある。
また、分子全体に対して-(CaH2aO)b-で表されるオキシアルキレン部位が占める割合は、好ましくは25重量%未満であり、更に好ましくは20重量%未満であり、特に好ましくは10重量%未満であるのがよい。上記上限値を超えると、該化合物を塗料添加剤として用いた際に、消泡性が低下する虞がある。
上記式(a2)において、cは0~18の整数であり、好ましくは2~15であり、更に好ましくは3~12である。ただし、bが0であるときcは5~12の整数である。
また、本発明の化合物は好ましくは、1分子中に上記Aを3~30個有するのが好ましく、更に好ましくは3~20個、特に好ましくは5~20個有するのがよい。
本発明における好ましい態様の一つは上記式(1)において、bが1~20の整数であり、cが3~12の整数であり、及びeが1~20の整数である化合物である。ただしeは上記Aの数が一分子中に3~22個となる値であるのがよい。さらにはaが2~4の整数であり、dが10~300の整数であるのがよい。
また別の好ましい態様としては、上記式(1)において、bが0であり、cが5~12の整数であり、dが10~300の整数であり、eが1~20の整数である。ただしeは上記Aの数が一分子中に3~22個となる値であるのがよい。
R31及びR39は、互いに独立に、上記Aで表される基、(メタ)アクリル基を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基、またはアルコキシ基である。本発明において(メタ)アクリル基とは、アクリロイルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基を意味する。
置換又は非置換の一価炭化水素基としては、好ましくは置換又は非置換の炭素数1~18の一価炭化水素基であり、更に好ましくは非置換の炭素数1~8の一価炭化水素基である。一価炭化水素としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、及びヘキシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基、及びナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、及びフェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、及びアリル基等のアルケニル基が挙げられる。また、これらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全部がフッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子で置換されても良く、酸素原子を途中に有しても良い。アルコキシ基としては、好ましくは炭素数1~6のアルコキシ基であり、更に好ましくは炭素数1~4のアルコキシ基である。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、1-メチルエトキシ、1-メチルプロポキシ基、2-メチルプロポキシ基、ペンチロキシ基、3-メチルブチロキシ基、ヘキシロキシ基、シクロヘキシロキシ基、フェノキシ基等が挙げられる。この中でも、合成のし易さの観点から、メチル基、フェニル基、メトキシ基、又はエトキシ基が好ましい。
R32~R38は、互いに独立に、(メタ)アクリル基を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基またはアルコキシ基であり、上記に例示した基が挙げられる。合成のし易さの観点から、メチル基、フェニル基、メトキシ基、又はエトキシ基が好ましい。
前記式(a1)、(a2)において、dが付された括弧内にあるシロキサン単位及びeが付された括弧内にあるシロキサン単位は、ランダムに配列していても、ブロックで配列していても良い。またR30~R39は互いに独立であり、同一であっても異なっていても良い。
前記式(a1)で表される化合物は、従来公知の方法で製造することができ、合成方法は特に制限されない。例えば下記(1)~(3)の各合成方法により製造することができる。得られた物は通常構造に分布を有した物となり、b、d及びeは1分子あたりの平均値であって良い。
(1) 下記式(A1)で表されるシロキサンオリゴマーと、下記式(B1)で表される環状シロキサンと、下記式(C1)で表されるジシロキサンとを平衡化反応させて合成する方法。
(式中、xは1~100の整数であり、R40は炭素数1~8の一価炭化水素基であり、R30、R36、a、b、及びcは上記の通りである)
(式中、yは1~3の整数であり、R34、及びR35は上記の通りである)
(式中のR31~R33及びR37~R39は上記の通りである)
(3) 下記式(A3)で表されるハイドロジェンシロキサンと下記式(B3)で表される化合物とを白金触媒の存在下にてヒドロシリル化反応させて合成する方法。
(式中のR40、R41は、互いに独立に、水素原子、又は(メタ)アクリル基を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基またはアルコキシ基であり、R32~R38、d及びeは上記の通りである)
(式中、zは0~16の整数であり、R30、a及びbは上記の通りである)
上記した各反応における反応温度及び時間は、従来公知の方法に従い、適宜設定されれば良い。反応温度は好ましくは0~100℃であり、反応時間は1~20時間が好ましい。また原料化合物が溶解する適当な溶剤を用いて行っても良い。溶剤は例えば、2-プロピルアルコール及びトルエン等が使用できる。白金触媒は従来公知の触媒が使用できる。
上記各反応は必要に応じて、重合禁止剤を添加しても良い。該重合禁止剤は(メタ)アクリル化合物に従来使用されている化合物であれば良い。例えば、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、2-t-ブチルヒドロキノン、4-メトキシフェノール、及び2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール(BHT)などのフェノール系重合禁止剤が挙げられる。これらの重合禁止剤は、1種単独でも2種以上を組み合わせて使用しても良い。重合禁止剤の量は特に制限されるものでないが、得られる化合物の質量に対して5~500ppmとなる量が好ましく、より好ましくは10~200ppmとなる量である。
本発明のシロキサン化合物は、各種塗料の添加剤として有用であり、特に活性エネルギー線硬化型塗料の添加剤として有用である。本発明の重合性単量体は単体として使用してもよいし、本発明のシロキサン化合物が分布を有する場合(すなわち、得られた化合物がb、d、及びeが異なる値を持つ混合物である場合)には、混合物のまま塗料添加剤として使用して良い。また、本発明でいう塗料とは、一般的な建築や自動車の外装用塗料をはじめ、印刷用インク、3Dプリント用のインク、及び建築トップコート剤等を包含する。本発明のシロキサン化合物を塗料添加剤として含有する塗料の組成及び製造方法は、従来公知の塗料に従えばよく、特に制限されるものでない。
以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によって制限されるものではない。
なお、粘度はキャノンフェンスケ型毛細管粘度計により測定した25℃における値であり、屈折率はデジタル屈折率計RX-7000α(アタゴ社製)により測定した25℃における値である。1H-NMR分析は、装置:JEOL社製ECX500II、測定溶媒:CDCl3により行った。
[実施例1]
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-1)の製造>
冷却管と温度計を備えた1Lの4つ口フラスコに、下記式(A3’)で表されdが平均160であり、eが平均6であるハイドロジェンシロキサン560gに、下記式(B3’)で表される化合物72gを仕込んだ後、55℃まで昇温させた。その溶液に、塩化白金酸アルカリ中和物-ビニルシロキサン錯体触媒のトルエン溶液(白金含有量0.5重量%)0.40gを添加し、温度が80℃付近まで上昇する事を確認した後、80℃下にて3時間熟成した。得られた物の収量は619gであり、粘度は900mm2/s、屈折率は1.4124であった。1H-NMR分析により、得られた化合物は下記式(a-1)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。下記式(a-1)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約3重量%である。
(dは平均160であり、eは平均6である)
式(a-1)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.18~0.28(m,990H)、0.42~0.58(m,16H)、1.50~1.71(m,16H)、1.77~2.07(s,24H)、3.33~3.47(m,16H)、3.59~3.71(m,16H)、4.21~4.32(m,16H)、5.47~5.60(s,8H)、6.05~6.17(s,8H)
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-1)の製造>
冷却管と温度計を備えた1Lの4つ口フラスコに、下記式(A3’)で表されdが平均160であり、eが平均6であるハイドロジェンシロキサン560gに、下記式(B3’)で表される化合物72gを仕込んだ後、55℃まで昇温させた。その溶液に、塩化白金酸アルカリ中和物-ビニルシロキサン錯体触媒のトルエン溶液(白金含有量0.5重量%)0.40gを添加し、温度が80℃付近まで上昇する事を確認した後、80℃下にて3時間熟成した。得られた物の収量は619gであり、粘度は900mm2/s、屈折率は1.4124であった。1H-NMR分析により、得られた化合物は下記式(a-1)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。下記式(a-1)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約3重量%である。
式(a-1)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.18~0.28(m,990H)、0.42~0.58(m,16H)、1.50~1.71(m,16H)、1.77~2.07(s,24H)、3.33~3.47(m,16H)、3.59~3.71(m,16H)、4.21~4.32(m,16H)、5.47~5.60(s,8H)、6.05~6.17(s,8H)
[実施例2]
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-2)の製造>
冷却管と温度計を備えた1Lの4つ口フラスコに、1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシロキサン30g、1,1,3,3,5,5,7,7-オクタメチルシクロテトラシロキサン545g、8-メタクリロイルオキシオクチルメチルジメトキシシランのオリゴマー(粘度140mm2/s)226gを仕込んだ後、トリフルオロメタンスルホン酸1.6gを加え、60℃下にて4時間反応させた。反応後、液温を40℃まで下げ、キョーワード500SH(協和化学工業(株)製)9.6gを加えて1時間撹拌し、ろ過にて固形分を除去した。更にその後、BHT0.24gを添加して、4%酸素含有窒素をバブリングしながら、100℃/10torrにて3時間かけて低沸成分を除去した。得られた物の収量は690gであり、粘度は280mm2/s、屈折率は1.4169であった。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(a-2)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。
(dは平均80であり、eは平均10である)
式(a-2)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.15~0.25(m,528H)、0.43~0.60(m,20H)、1.22~1.40(m,100H)、1.58~1.71(m,20H)、1.86~2.01(s,30H)、4.07~4.19(m,20H)、5.49~5.56(s,10H)、6.03~6.11(s,10H)
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-2)の製造>
冷却管と温度計を備えた1Lの4つ口フラスコに、1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシロキサン30g、1,1,3,3,5,5,7,7-オクタメチルシクロテトラシロキサン545g、8-メタクリロイルオキシオクチルメチルジメトキシシランのオリゴマー(粘度140mm2/s)226gを仕込んだ後、トリフルオロメタンスルホン酸1.6gを加え、60℃下にて4時間反応させた。反応後、液温を40℃まで下げ、キョーワード500SH(協和化学工業(株)製)9.6gを加えて1時間撹拌し、ろ過にて固形分を除去した。更にその後、BHT0.24gを添加して、4%酸素含有窒素をバブリングしながら、100℃/10torrにて3時間かけて低沸成分を除去した。得られた物の収量は690gであり、粘度は280mm2/s、屈折率は1.4169であった。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(a-2)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。
式(a-2)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.15~0.25(m,528H)、0.43~0.60(m,20H)、1.22~1.40(m,100H)、1.58~1.71(m,20H)、1.86~2.01(s,30H)、4.07~4.19(m,20H)、5.49~5.56(s,10H)、6.03~6.11(s,10H)
[実施例3]
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-3)の製造>
実施例1における原料化合物に替えて、上記式(A3’)で表されdが平均120であり、eが平均4であるハイドロジェンシロキサン546gと、下記式(B3’’)で表される化合物80gとを用いた他は実施例1を繰り返した。収量は610gであり、粘度は780mm2/s、屈折率は1.4156であった。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(a-3)で表されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。下記式(a-3)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約5重量%である。
(dは平均120であり、eは平均4である)
式(a-3)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.15~0.28(m,744H)、0.43~0.58(m,12H)、1.51~1.69(m,12H)、1.78~2.05(s,18H)、3.33~3.47(m,12H)、3.61~3.71(m,24H)、4.21~4.30(m,24H)、5.49~5.59(s,6H)、6.06~6.17(s,6H)
<メタクリル変性シロキサン化合物(a-3)の製造>
実施例1における原料化合物に替えて、上記式(A3’)で表されdが平均120であり、eが平均4であるハイドロジェンシロキサン546gと、下記式(B3’’)で表される化合物80gとを用いた他は実施例1を繰り返した。収量は610gであり、粘度は780mm2/s、屈折率は1.4156であった。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(a-3)で表されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。下記式(a-3)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約5重量%である。
式(a-3)で表される化合物の1H-NMRデータは以下の通りである。
1H-NMR:δ -0.15~0.28(m,744H)、0.43~0.58(m,12H)、1.51~1.69(m,12H)、1.78~2.05(s,18H)、3.33~3.47(m,12H)、3.61~3.71(m,24H)、4.21~4.30(m,24H)、5.49~5.59(s,6H)、6.06~6.17(s,6H)
[参考例1]
<メタクリル変性シロキサン化合物(r-1)の製造>
実施例2において8-メタクリロイルオキシオクチルメチルジメトキシシランのオリゴマーに替えて、3-メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン(粘度80mm2/s)170gを用いた他は実施例2を繰り返した。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(r-1)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。収量は640gであり、粘度は250mm2/s、屈折率は1.4192であった。
(dは平均80、eは平均10である)
<メタクリル変性シロキサン化合物(r-1)の製造>
実施例2において8-メタクリロイルオキシオクチルメチルジメトキシシランのオリゴマーに替えて、3-メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン(粘度80mm2/s)170gを用いた他は実施例2を繰り返した。1H-NMR分析により得られた化合物は下記式(r-1)で示されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。収量は640gであり、粘度は250mm2/s、屈折率は1.4192であった。
[参考例2]
<メタクリル変性シロキサン化合物(r-2)の製造>
実施例1における原料化合物に替えて、上記式(A3’)で表されdが平均100であり、eが平均6であるハイドロジェンシロキサン395gと、下記式(B3’’’)で表される化合物235gとを用いた他は実施例1を繰り返した。1H-NMR分析により下記式(r-2)で表されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。収量は620gであり、粘度は3,200mm2/s、屈折率は1.451であった。下記式(r-2)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約28重量%である。
(bは平均10である)
(bは平均10、dは平均100、eは平均6である)
<メタクリル変性シロキサン化合物(r-2)の製造>
実施例1における原料化合物に替えて、上記式(A3’)で表されdが平均100であり、eが平均6であるハイドロジェンシロキサン395gと、下記式(B3’’’)で表される化合物235gとを用いた他は実施例1を繰り返した。1H-NMR分析により下記式(r-2)で表されるメタクリル変性シロキサン化合物であることを確認した。収量は620gであり、粘度は3,200mm2/s、屈折率は1.451であった。下記式(r-2)において分子全体の重量に対し(C2H4O)が占める割合は約28重量%である。
[応用例]
上記で得たメタクリル変性シロキサン化合物を含有するインクを調整し各種評価を行った。
<インクAの調製>
顔料分散体(カーボンブラック17.5重量%、顔料分散剤(SolsperseTM32000、Lubrizol社製)6.5重量%、ジプロピレングリコールジアクリレート76重量%を含有)29重量部、ジプロピレングリコールジアクリレート25重量部、アクリル酸2-(2-ビニルオキシエトキシ)エチル25重量部、2、4、6-トリメチルベンゾイル-ジフェニルホスフィンオキサイド10重量部、2-(ジメチルアミノ)-2-[(4- メチルフェニル)メチル]-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-1-ブタノン4重量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート3重量部、2-イソプロピルチオキサントン2重量部、ならびにメタクリル変性シロキサン化合物(a-1)2重量部を撹拌しながら添加し、よく混合させた後に、孔径1μmのメンブランフィルターでろ過を行う事によりインクAを得た。
上記で得たメタクリル変性シロキサン化合物を含有するインクを調整し各種評価を行った。
<インクAの調製>
顔料分散体(カーボンブラック17.5重量%、顔料分散剤(SolsperseTM32000、Lubrizol社製)6.5重量%、ジプロピレングリコールジアクリレート76重量%を含有)29重量部、ジプロピレングリコールジアクリレート25重量部、アクリル酸2-(2-ビニルオキシエトキシ)エチル25重量部、2、4、6-トリメチルベンゾイル-ジフェニルホスフィンオキサイド10重量部、2-(ジメチルアミノ)-2-[(4- メチルフェニル)メチル]-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-1-ブタノン4重量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート3重量部、2-イソプロピルチオキサントン2重量部、ならびにメタクリル変性シロキサン化合物(a-1)2重量部を撹拌しながら添加し、よく混合させた後に、孔径1μmのメンブランフィルターでろ過を行う事によりインクAを得た。
<インクB~Fの調製>
メタクリル変性シロキサン化合物(a-1)の替わりに、メタクリル変性シロキサン化合物(a-2)、(a-3)、(r-1)、又は(r-2)、あるいは(メタ)アクリル基を有しないポリエーテル変性シリコーン(KF-353(信越化学工業(株)製))を用いた他は上記インクAの調整方法を繰り返して、インクB~Fを得た。
メタクリル変性シロキサン化合物(a-1)の替わりに、メタクリル変性シロキサン化合物(a-2)、(a-3)、(r-1)、又は(r-2)、あるいは(メタ)アクリル基を有しないポリエーテル変性シリコーン(KF-353(信越化学工業(株)製))を用いた他は上記インクAの調整方法を繰り返して、インクB~Fを得た。
<インクの評価>
上記インクA~Fの各々を約6μmの厚みになるようにOKトップコート+紙(王子製紙株式会社製)上に塗布し、120W/cmの高圧水銀灯2灯を用いて200mJ/cm2の照射量にて硬化させた。得られた膜のレベリング性、消泡性、ブリード(にじみ)について下記に従い評価した。結果を下記表1に示す。
・レベリング性:膜の表面状態を目視にて観察した。
○:良好
△:一部に凹凸あり
×:凹凸が全面にあり
・消泡性:膜表面の泡の有無を目視にて観察した。
○:気泡なし
×:気泡あり
・ブリード:膜表面を手で触り評価した。
○:表面にヌメリ感なし
×:表面にヌメリ感あり
上記インクA~Fの各々を約6μmの厚みになるようにOKトップコート+紙(王子製紙株式会社製)上に塗布し、120W/cmの高圧水銀灯2灯を用いて200mJ/cm2の照射量にて硬化させた。得られた膜のレベリング性、消泡性、ブリード(にじみ)について下記に従い評価した。結果を下記表1に示す。
・レベリング性:膜の表面状態を目視にて観察した。
○:良好
△:一部に凹凸あり
×:凹凸が全面にあり
・消泡性:膜表面の泡の有無を目視にて観察した。
○:気泡なし
×:気泡あり
・ブリード:膜表面を手で触り評価した。
○:表面にヌメリ感なし
×:表面にヌメリ感あり
表1に記載する通り、本発明のメタクリル変性シロキサン化合物を含有するインクはレベリング性が良好であり、またブリードはなかった。さらに、消泡性が良好なインクを与えることもできる。
本発明の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物はレベリング性が良好なインクを提供できる。さらには、レべリング性且つ消泡性が良好なインクを提供することができる。本発明の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物は塗料添加剤として有用である。
Claims (7)
- 下記式(a1)で表される(メタ)アクリル変性シロキサン化合物
(式中、R30は水素原子又はメチル基であり、aは2~5の整数であり、bは0~50の整数であり、cは0~18の整数であり、但し、b=0のときc=5~12の整数である)
但し、R31及びR39のいずれもがAでないとき、eは3~30の整数である]。 - 上記Aを一分子中に3~30個有する、請求項1記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物。
- 上記式(a1)及び式(a2)において、bが1~20の整数であり、cが3~12の整数であり、eは1~20の整数であり、但し、eは上記Aの数が一分子中に3~22個となる値である、請求項1又は2記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物。
- 上記式(a1)及び式(a2)において、aが2~4の整数であり、dが10~300の整数である、請求項3記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物。
- (a1)において、分子全体に対して-(CaH2aO)b-で表されるオキシアルキレン部位が占める割合が25重量%未満である、請求項1~4のいずれか1項記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物。
- 式(a1)、(a2)において、bが0であり、cが5~12の整数であり、dが10~300の整数であり、及びeは1~20の整数であり、ただしeは上記Aの数が一分子中に3~22個となる値である、請求項1又は2記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物。
- 請求項1~6のいずれか1項記載の(メタ)アクリル変性シロキサン化合物からなる塗料添加剤。
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