WO2016204104A1 - 過電流引外し装置及びこれを用いた回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

事故電流に対して引外し動作時間の短縮を図ると共に、小型化を図った過電流引外し装置を得る。 回路遮断器の主回路に流れる過電流を検出し閉極状態にある回路遮断器の引外し機構を作動させる過電流引外し装置であって、主回路に接続される引外し導体(5)と、内側に引外し導体(5)が貫通され、引外し導体(5)の通電により励磁される固定鉄心(4)と、固定鉄心(4)に磁気ギャップを介して対向配置され、固定鉄心(4)と協働して磁気回路を形成し、引外し導体(5)に過電流が流れたときに固定鉄心(4)に吸引されて移動する可動鉄心(7)と、可動鉄心(7)に固定されて可動鉄心(7)の移動をガイドすると共に回路遮断器の引外し機構に連係されるシャフト(6)と、を有し、固定鉄心(4)には、磁気回路を横切るような方向に細隙(4a)が形成され、細隙(4a)により磁気飽和を抑制するようにした。

Description

過電流引外し装置及びこれを用いた回路遮断器
 この発明は、回路遮断器の過電流引外し装置に関するものであり、更にこの過電流引外し装置を用いた回路遮断器に関するものである。
 従来の過電流引外し装置として、例えば、図16のような構成が知られている。図16において、過電流引外し装置の中央を貫く導体101に過電流が流れると固定鉄心102に磁束が発生して磁気回路が形成され、可動鉄心103が上方向に吸着されることで、可動鉄心103に固着された軸104が上方向に移動される。上方向に移動された軸104により回路遮断器の可動接点の保持ラッチの保持状態を解除することで、回路遮断器が開極状態へと移行する(例えば、特許文献1参照)。
EP2431992A1号公報(第1頁、Fig.4)
 回路遮断器を含む電気回路に事故が発生して過電流が流れた場合、過電流による被害を軽減させるためには、過電流発生から引外し動作完了までの時間をできるだけ短縮させることが効果的である。引外し動作完了までの時間を短縮させるためには、過電流引外し装置において、過電流による引外し駆動力が、電流目盛値(引外し動作が開始されるときの電流規定値)での駆動力を大きく上回ることが必要である。この引外し駆動力を増加させるための方法として2つの方法があげられる。
 第一の方法は、過電流引外し装置を構成する電磁石の磁気飽和を低減させることである。回路遮断器の事故電流は極短時間内に過渡的に増加するため、事故電流の発生中は過電流引外し装置の起磁力も過渡的に増加するが、過電流引外し装置を構成する電磁石が磁気飽和した場合、引外し駆動力の増加量は低減する。したがって、引外し動作時間を短縮させるためには、事故電流に対して磁気飽和し難い鉄心構造とすることが必要となる。
 第二の方法は、電磁石を構成する可動鉄心の駆動力を増加させる方法である。可動鉄心に働く磁気吸引力は、固定鉄心から磁気ギャップを介して可動鉄心を貫く磁束の方向に対して同じ方向に発生する。したがって、可動鉄心の駆動力を増加させるためには、磁気吸引力の発生する方向と可動鉄心の駆動方向が同方向となるような鉄心及び導体構造が効果的である。
 上記の特許文献1に示された回路遮断器の開放機構では、引外し装置を構成する電磁石が事故電流に対して磁気飽和を抑制するような構造をとっておらず、引外し時間の短縮に対する対策が十分にはなされていなかった。この構成で磁気飽和を抑制させるためには、鉄心の断面積を大きくしなければならず、そうすれば鉄心体積の増加が避けられず、装置全体の質量が増加するという問題があった。
 また、磁気ギャップを貫く磁束の方向と可動鉄心の駆動方向が異なっているので、駆動力が十分に発揮できていないという問題があった。
 この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、事故電流に対して引外し動作時間の短縮を図ると共に、装置の小型化を図った過電流引外し装置、及びこの過電流引外し装置を用いた回路遮断器を得ることを目的とする。
 この発明に係る過電流引外し装置は、回路遮断器の主回路に流れる過電流を検出し閉極状態にある回路遮断器の引外し機構を作動させる過電流引外し装置であって、主回路に接続される引外し導体と、内側に引外し導体が貫通され、引外し導体の通電により励磁される固定鉄心と、固定鉄心に磁気ギャップを介して対向配置され、固定鉄心と協働して磁気回路を形成し、引外し導体に過電流が流れたときに固定鉄心に吸引されて移動する可動鉄心と、可動鉄心に固定されて移動をガイドすると共に回路遮断器の引外し機構に連係されるシャフトとを有し、固定鉄心または可動鉄心には、磁気回路を横切るような方向に細隙が形成されているものである。
 また、この発明に係る回路遮断器は、消弧空間が形成される消弧室と、消弧室の下方側に配置された固定側主接点と、固定側主接点に接離可能に配置された可動側主接点と、固定側主接点と可動側主接点との間に流れる過電流を検出して可動側主接点を引外し方向に駆動する過電流引外し装置とを備え、過電流引外し装置は、上記の過電流引外し装置を用いたものである。
 この発明の過電流引外し装置によれば、磁気回路を形成する固定鉄心または可動鉄心に、磁気回路を横切るような方向に細隙が形成されているので、引外し導体に事故電流が流れたとき、細隙により磁気飽和が抑制されることで大きな駆動力が得られ、引外し動作の応答時間が短縮できる。
 また、細隙を設けない場合に比較して過電流引外し装置の鉄心体積を軽減することができるので、回路遮断器の小型化を図ることが可能となる。
 更に、この発明の回路遮断器によれば、固定側主接点と可動側主接点間に流れる過電流を検出して可動側主接点を引外し方向に駆動する過電流引外し装置として、上記の過電流引外し装置を用いたので、両主接点間に事故電流が流れたとき、過電流引外し装置がすばやく応答して、引外し動作時間の短縮を図った回路遮断器を得ることができる。
この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の、引外し動作前の状態を示す正面断面図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の、引外し動作後の状態を示す正面断面図である。 図1の過電流引外し装置の平面断面図である。 図1の過電流引外し装置の固定鉄心に設けた細隙部の部分詳細図である。 図1の過電流引外し装置の固定鉄心に設けた細隙部の平面断面図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の斜視図である。 図1の過電流引外し装置の磁気回路を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の駆動力を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の他の例を示す正面断面図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置の、細隙部の他の構成を示す部分詳細図である。 この発明の実施の形態1による過電流引外し装置を用いた回路遮断器の概略構成を示す正面断面図である。 この発明の実施の形態2による過電流引外し装置の正面断面図である。 この発明の実施の形態2による過電流引外し装置の他の例を示す正面断面図である。 この発明の実施の形態3による過電流引外し装置の正面断面図である。 図14の過電流引外し装置の平面断面図である。 従来の過電流引外し装置を説明するための正面断面図である。
実施の形態1.
 図1及び図2は、実施の形態1による過電流引外し装置の正面断面図であり、図1は引外し動作前の状態、図2は引外し動作後の状態を示している。また、図3は平面断面図である。
 先ず図1~図3により、過電流引外し装置の概略構成から説明する。過電流引外し装置は、上部軸受板1,下部軸受板2,及び支柱3により支持された固定鉄心4と、U字状に形成されて固定鉄心4を貫くように設けられた引外し導体5と、上部軸受板1,下部軸受板2及び固定鉄心4の中央を貫通して軸方向に移動自在に設けられたシャフト6と、シャフト6に固着されてシャフト6と共に上下動する可動鉄心7とを備えている。なお、固定鉄心4及び可動鉄心7は、磁性鋼板を積層した積層鉄心で構成されている。
 また、シャフト6の下部軸受板2より下側に突出した部分には、復帰ばね8が挿入され、上下がばねガイド9で固定されており、これにより可動鉄心7は、シャフト6を介して固定鉄心4から離れる方向に付勢されている。シャフト6が上部軸受板1及び下部軸受板2を貫通する部分には移動を滑らかにするためにブッシュ10が設けられている。
 更に、下部軸受板2の上面には、可動鉄心7をガイドする可動鉄心ガイド11が設けられ、また、固定鉄心4の前面と背面には、図3に示すようにカバー12が設けられており、これらで過電流引外し装置が構成されている。
 なお、シャフト6の上端側は、後述する保持ラッチ13に係合している。
 更に、各部の構造の細部について説明する。
 図1及び図2に示すように、固定鉄心4は、正面から見て概略E字状に形成されており、内側の2箇所の凹部に引外し導体5が挿入されている。
 固定鉄心4及び可動鉄心7は、図1の方向に見て、中心を通るシャフト6に対して左右対称に形成されている。図1のような引外し動作前では、固定鉄心4の中央部下面及び内側の斜面に対し、可動鉄心7の上面及び両側面が、所定の隙間(磁気ギャップG1及び磁気ギャップG2)を空けて対向している。そして、図2のような引外し動作後ではほぼ密着するようになっている。
 復帰ばね8は、その初荷重が、過電流引外し装置の電流目盛値(所定の設定値)における電磁駆動力と等しく設定されている。
 この発明の実施の形態1の特徴として、固定鉄心4には、引外し導体5に電流が流れたときに発生する磁束の通路である磁気回路の途中に、磁気回路を遮るように、すなわち磁気回路に直交するような方向にスリット状の細隙4aが形成されている。図では左右に2箇所形成したものを示しているが、詳細については後述する。
 また、過電流引外し装置を貫く引外し導体5は、図3に示すように、固定鉄心4と可動鉄心7によって構成される磁気回路に対して、少なくとも1ターン以上となるようにU字状に折り返して固定鉄心4に2箇所で貫通させている。この引外し導体5には、回路遮断器の主回路電流が流れる。折り返し構造により、過電流引外し装置に誘起される起磁力は、ターンなし(電流が1方向)の構造と比較して増加する。したがって、過電流の増加に対する駆動力も増加するので、引外し動作時間の短縮が可能となる。
 なお、ここで1ターンとは、図3のように、固定鉄心4の中央鉄心部を取り囲むように引外し導体5がU字状に配置されて、電流が2箇所の貫通部を往復して流れる場合を含むものとする。
 次に、過電流引外し装置による引外し動作について説明する。
 引外し導体5に事故電流Iが流れた際に、可動鉄心7に働く電磁吸引力が復帰ばね8の荷重よりも大きくなったとき、可動鉄心7が図1の初期位置から図2の引外し位置に移動することで、シャフト6が図で上方に移動し、その先端が保持ラッチ13を回動させることでラッチが解除され、保持ラッチ13に連結された回路遮断器の引外し機構が作動して回路遮断器が開極状態となる。
 次に、細隙4aの詳細と作用について説明する。
 図4は、固定鉄心4に設けた細隙4aを説明するための部分詳細図であり、図1の細隙4aの部分の拡大図である。また、図5は、図1のV-V部の平面断面図、図6は、図1の斜視図である。
 細隙4aは、磁気吸引力によって寸法が変化しないように、幅方向の両端に細隙両端部41が設けられている。図4の場合の製作方法は、例えば、固定鉄心4の製作と同時に型抜きによって形成される。
 このような構造の採用により、細隙4aを設けたことによる追加部品や支持部品等が発生せず、部品点数の増加を抑制している。また、図5,図6に示すように、固定鉄心4の前面及び背面には、細隙4aのない非磁性材料からなるカバー12を設けることで、細隙4aへの不純物の進入を防止している。
 この細隙4aは、固定鉄心4及び可動鉄心7を通過する磁束に対して磁気抵抗として作用し、引外し導体5に事故電流Iが通電された際に、固定鉄心4の磁気飽和を抑制する効果がある。そのため、大きな駆動力を得ることが可能になる。
 図7は、鉄心内の磁気回路φを図示した図である。引外し導体5に流れる電流により、矢印で示すような磁気回路φが形成される。細隙4aは、先に説明したように、磁気回路φを横切るように設けられている。そして、固定鉄心4と可動鉄心7の間の磁気ギャップG1は、可動鉄心7の移動方向に対して垂直方向に設けている。このような構造の採用により、可動鉄心7に働く電磁吸引力と、可動鉄心7の駆動方向が同方向となり、駆動力の増加を実現した。なお、ここで磁気ギャップの方向とは、ギャップの隙間方向ではなく長手方向を指すものとする。
 更に、可動鉄心7の左右側面と固定鉄心4との間の磁気ギャップG2は、可動鉄心7に働く吸引力の合力が可動方向に働くよう、斜めに設けた。このような構造の採用により、可動鉄心7の可動方向に働く駆動力が増加し、引外し動作時間を短縮できる。
 これを、例えば、図16に示すような従来構造と比較すると、図16では、固定鉄心102に細隙を設けておらず、また、可動鉄心103に働く電磁吸引力と、可動鉄心103により駆動される軸104の駆動方向が同方向ではないため、吸着力を駆動力に生かし切れていない。実施の形態1では、電磁石の磁気飽和を低減させることに加え、可動鉄心7の駆動力を増加させる構造としたため、図16のような構造と比較して、引外し動作時間の大幅な短縮が可能となった。
 図8は、この発明の実施の形態1に係る過電流引外し装置の駆動力を説明する説明図であり、引外し導体5に流れる引外し電流と駆動力の関係を示している。可動鉄心7を作動させる所定の設定値(電流目盛値)を復帰ばね8の初荷重とし、実線は実施の形態1の場合であり、駆動力増加量の大きい特性を示し、破線は例えば従来技術のように電流増加量の小さい特性を示している。電流目盛値よりも大きい電流領域において、過電流引外し装置の動作時間は、駆動力増加量の大きいほど短縮されるので、実施の形態1の過電流引外し装置によれば、引外し装置の動作時間の短縮効果を得られることがわかる。
 なお、上述のように、可動鉄心7の両側面と固定鉄心4の間の磁気ギャップG2は、傾斜させて設けることで駆動力を増加させるようにしたが、図9のように、可動鉄心7の両側面に傾斜を設けず、駆動方向と平行に形成し、すなわち、磁気ギャップG1に対して磁気ギャップG2を直角に形成しても良い。この場合、磁気ギャップG2の部分による駆動力の増加は得られないが、それ以外は、図1と同様の効果を期待できる。
 次に、細隙構造の他の例について説明する。図10は、固定鉄心4に設ける細隙部の他の構成を説明する部分詳細図であり、細隙部のみを表示している。
 図10(a)の細隙4bは、細隙4bを設ける部分で固定鉄心4を分割し、一方の分割面にコの字状の切欠きを設け、その両端部の突起42を細隙4bの両端接合部としたものである。
 図10(b)の細隙4cは、細隙4cを設ける部分で固定鉄心4を分割し、それぞれの分割面の幅方向の一端側に突起43を設け、それぞれの突起43が左右になるように組み合わせることで、細隙4cを形成したものである。
 図10(c)の細隙4dは、細隙4dを設ける部分で固定鉄心4を分割し、一方の分割面の中央部に、突起44を設け、分割面を組み合わせたものである。
 いずれも、突起の高さは細隙の間隔に合わせている。
 このような細隙構造としても、図4の細隙4aと同等の効果を得ることができ、鉄心の製作時に小さな素材も利用できて材料を有効に活用できる。
 なお、図10では、2分割した固定鉄心4のいずれか一方、または両方の端面に突起を形成し、これを対向する固定鉄心4の端面に当接させて細隙4b~4dを形成した例を示したが、突起42~44に替えて、固定鉄心4とは別に、断面が丸あるいは多角形状の線状部材(図示せず)を2分割した固定鉄心4の端面間に介在させて細隙4b~4dを形成しても良い。このような方式でも、図4のような細隙と同等の効果を得ることができ、更に、細隙を製作する際の材料に無駄がなくなる。
 次にこの発明の実施の形態1の過電流引外し装置を用いた回路遮断器51について説明する。
 図11は、回路遮断器51の概略構成を示す正面断面図であり、模式的に表している。図に示すように、回路遮断器51は、電流通電時において消弧空間が形成される消弧室52の下部に、固定側導体53及び可動側導体54が配置されている。
 固定側導体53には固定側主接点55が接続されている。一方の可動側導体54は、可撓導体56を介して可動子57に接続され、可動子57の端部の、固定側主接点55の対向位置には可動側主接点58が設けられている。
 可動子57は回動軸59を中心に回動し、開極は開極ばね60により、また閉極はアクチュエータ61により行われる。固定側主接点55と可動側主接点58とが接触することで、固定側導体53と可動側導体54との間に、可動子57及び可撓導体56を介して電流が流れるようになっている。
 過電流引外し装置62は、可動側導体54の途中に配置されている。すなわち、この過電流引外し装置62に、先に説明した実施の形態1の過電流引外し装置を用いるものである。
過電流引外し装置62の引外し導体5は、可動側導体54に接続されて主回路電流が流れる。また、過電流引外し装置62は、ラッチ駆動リンク63により、ラッチ64に係合されている。ここで、図11中に破線で示すラッチ駆動リンク63は、先に図1で説明した過電流引外し装置のシャフト6の動きを保持ラッチ13に伝達する部分に相当し、この動作に基づいてラッチ64が駆動されることを意味している。
 次に、事故電流が流れたときの動作を説明する。
 事故電流が流れると、可動側導体54に配置された過電流引外し装置62は、過電流を検出して動作し、その動作がラッチ駆動リンク63によりラッチ64に伝達されて、ラッチ64がラッチ軸65を中心に時計方向に回動し、可動子57との係合が解除されて可動子57が回動軸59を中心に時計方向に回動することで開極動作が行われる。
 固定側主接点55及び可動側主接点58は消弧室52の内部に収容されている。固定側主接点55及び可動側主接点58の上部には、固定側アーク接触子66と可動側アーク接触子67が配置されており、遮断時にアークが発生する。
 これら固定側アーク接触子66と可動側アーク接触子67は、開極動作において、固定側主接点55及び可動側主接点58の開離の後に遅れて開離することで、アークが固定側主接点55及び可動側主接点58で発生するのを防止して、主接点部の溶損を防ぎ保護するようになっている。
 また、固定側アーク接触子66と可動側アーク接触子67の上部には、発生したアークを転流させて消弧室52の上部へと導くために、固定側アークホーン68と可動側アークホーン69が配置されている。
 なお、図11で説明した回路遮断器51の構成は、一例を示すものであり、図に限定するものではない。要は、回路遮断器51の主回路に流れる電流を過電流引外し装置62で検出し、その動作で可動子57とラッチ64の係合を外して回路遮断器51を開極させるように構成されたものであれば良い。
 また、過電流引外し装置62は、実施の形態2以降で説明する構成のものでも良い。
 以上のように、実施の形態1の過電流引外し装置によれば、回路遮断器の主回路に流れる過電流を検出し閉極状態にある回路遮断器の引外し機構を作動させる過電流引外し装置であって、主回路に接続される引外し導体と、内側に引外し導体が貫通され、引外し導体の通電により励磁される固定鉄心と、固定鉄心に磁気ギャップを介して対向配置され、固定鉄心と協働して磁気回路を形成し、引外し導体に過電流が流れたときに固定鉄心に吸引されて移動する可動鉄心と、可動鉄心に固定されて移動をガイドすると共に回路遮断器の引外し機構に連係されるシャフトとを有し、固定鉄心または可動鉄心には、磁気回路を横切るような方向に細隙が形成されているので、引外し導体に事故電流が流れたとき、細隙により磁気飽和が抑制されることで大きな駆動力が得られ、引外し動作の応答時間が短縮できる。
 また、細隙を設けない場合と比較して過電流引外し装置の鉄心体積を軽減することができるので、回路遮断器の小型化を図ることが可能となる。
 また、細隙は、細隙を形成する部位で固定鉄心または可動鉄心を分割してその分割面に突起を設け、分割面を組み合わせることにより形成されているので、上記の効果に加えて鉄心製作時の材料の無駄を縮減できる。
 また、引外し導体は、固定鉄心に対して1ターン以上となるように、固定鉄心に貫通配置されているので、可動鉄心の磁気駆動力が増強し、引き外し動作時間の更なる短縮が可能となる。
 また、磁気ギャップは、可動鉄心の移動方向に対して垂直方向に形成された部分を有するので、可動鉄心に働く電磁吸引力と、可動鉄心の駆動方向が同方向となり、駆動力の増加を図ることができるため、引外し動作時間を短縮できる。
 更に、実施の形態1の回路遮断器によれば、消弧空間が形成される消弧室と、消弧室の下方側に配置された固定側主接点と、固定側主接点に接離可能に配置された可動側主接点と、固定側主接点と可動側主接点との間に流れる過電流を検出して可動側主接点を引外し方向に駆動する過電流引外し装置とを備え、過電流引外し装置は、上記のいずれかの過電流引外し装置としたので、両主接点間に事故電流が流れたとき、過電流引外し装置がすばやく応答して、引外し動作時間の短縮を図った回路遮断器を得ることができる。
実施の形態2.
 図12及び図13は、実施の形態2による過電流引外し装置の正面断面図である。実施の形態1の図1に対応する部分なので、図1と同等部分は同一符号で示して説明は省略し、相違点を中心に説明する。相違点は、細隙を設ける位置である。
 図12は、固定鉄心4に、4つの細隙を設けた場合を示している。すなわち、図1と同じ細隙4aと、シャフト6に近い位置に設けた2つの細隙4eと、引外し導体5の上部に設けた細隙4fの4つである。
 また、図13は、実施の形態2の別の実施例を示す過電流引外し装置の正面断面図である。この例では、可動鉄心7に2つの細隙7aを設けている。
 このように、細隙を設ける箇所と数は、固定鉄心4または可動鉄心7の磁気経路の途中に任意に選ぶことが可能であり、また、細隙のパターンは鉄心の中心を通るシャフト6に対して左右対称でなくてもよい。図12または図13のような構成でも、磁気飽和の抑制に関しては、実施の形態1と同等の効果を得ることができる。
実施の形態3.
 図14は実施の形態3による過電流引外し装置の正面断面図であり、図15は図14の平面断面図である。実施の形態1の図1及び図3と対応する部分なので、同等部分は同一符号で示して説明は省略し、相違点を中心に説明する。
 図のように、本実施の形態では、過電流引外し装置を貫く引外し導体5を、1ターン以上とするのではなく、電流方向を同方向にしている。この場合、U字状に形成する必要がないので、引外し導体5の面をシャフトの6の駆動方向に対して直角方向に向けて配置することで、高さ方向の寸法を縮減できる。
 このような構成でも、細隙4aを固定鉄心4に設けているので、細隙4aにより磁気飽和を抑制する効果は実施の形態1と同様に得られる。このように、固定鉄心4へのスリット状の細隙4aを設ける構成と、引外し導体5を1ターン以上とする構成は、同時に実施する必要はなく、それぞれ単体としても、それぞれの効果を得ることができる。
 また、磁気ギャップを設ける部位と形状は、図1と同様にしても良い。図1と同様の形状にすれば、可動鉄心7の可動方向に働く駆動力が増加し、より大きな駆動力を得ることができる。
 なお、本願発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略したりすることができる。
 1 上部軸受板、2 下部軸受板、3 支柱、4 固定鉄心、
4a,4b,4c,4d,4e,4f 細隙、5 引外し導体、
6 シャフト、7 可動鉄心、7a 細隙、8 復帰ばね、
9 ばねガイド、10 ブッシュ、11 可動鉄心ガイド、12 カバー、
13 保持ラッチ、41 細隙両端部、42,43,44 突起、
51 回路遮断器、52 消弧室、53 固定側導体、
54 可動側導体、55 固定側主接点、56 可撓導体、
57 可動子、58 可動側主接点、59 回動軸、60 開極ばね、
61 アクチュエータ、62 過電流引外し装置、
63 ラッチ駆動リンク、64 ラッチ、65 ラッチ軸、
66 固定側アーク接触子、67 可動側アーク接触子、
68 固定側アークホーン、69 可動側アークホーン、
G1,G2 磁気ギャップ、I 事故電流、φ 磁気回路 

Claims (5)

  1.  回路遮断器の主回路に流れる過電流を検出し閉極状態にある前記回路遮断器の引外し機構を作動させる過電流引外し装置であって、
    前記主回路に接続される引外し導体と、
    内側に前記引外し導体が貫通され、前記引外し導体の通電により励磁される固定鉄心と、前記固定鉄心に磁気ギャップを介して対向配置され、前記固定鉄心と協働して磁気回路を形成し、前記引外し導体に過電流が流れたときに前記固定鉄心に吸引されて移動する可動鉄心と、
    前記可動鉄心に固定されて前記移動をガイドすると共に前記回路遮断器の前記引外し機構に連係されるシャフトと、を有し、
    前記固定鉄心または前記可動鉄心には、前記磁気回路を横切るような方向に細隙が形成されていることを特徴とする過電流引外し装置。
  2.  請求項1に記載の過電流引外し装置において、
    前記細隙は、前記細隙を形成する部位で前記固定鉄心または前記可動鉄心を分割してその分割面に突起を設け、前記分割面を組み合わせることにより形成されていることを特徴とする過電流引外し装置。
  3.  請求項1または請求項2に記載の過電流引外し装置において、
    前記引外し導体は、前記固定鉄心に対して1ターン以上となるように、前記固定鉄心に貫通配置されていることを特徴とする過電流引外し装置。
  4.  請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の過電流引外し装置において、
    前記磁気ギャップは、前記可動鉄心の移動方向に対して垂直方向に形成された部分を有することを特徴とする過電流引外し装置。
  5.  消弧空間が形成される消弧室と、
    前記消弧室の下方側に配置された固定側主接点と、
    前記固定側主接点に接離可能に配置された可動側主接点と、
    前記固定側主接点と前記可動側主接点との間に流れる過電流を検出して前記可動側主接点を引外し方向に駆動する過電流引外し装置とを備え、
    前記過電流引外し装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の過電流引外し装置であることを特徴とする回路遮断器。 
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