JP6027951B2 - ソレノイド装置 - Google Patents

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本発明は、複数の電磁コイルと複数のプランジャとを有するソレノイド装置に関する。
複数の電磁コイルと、複数のプランジャと、固定コアとを有するソレノイド装置が知られている(下記特許文献1参照)。このソレノイド装置は、電磁コイルへ通電することにより磁力を発生させ、プランジャを固定コアに吸引するよう構成されている。また、プランジャと固定コアとの間には、ばね部材が配置されている。電磁コイルへの通電を停止すると磁力が低下し、ばね部材の弾性力によってプランジャが固定コアから離隔する。このようにして、プランジャを進退動作させている。
そして、上記ソレノイド装置は、各プランジャを個別の電磁コイルによって進退動作させるよう構成されている。これにより、複数のプランジャのうち進退動作させたいプランジャに対応する電磁コイルに通電し、或いは通電を切ることで、当該プランジャを固定コアに対して進退させることができる。
特開2010−287455号公報
しかしながら、上記ソレノイド装置は、複数のプランジャを進退させるために、それと同数の電磁コイルを必要とするため、部品点数の低減や体格の小型化に限界が生じることとなる。つまり、3つのプランジャを設ける場合、3つの電磁コイルが必要となるため、部品点数の低減や体格の小型化を図り難い。また、複数のプランジャを固定コアに吸引した状態を維持するためには、複数の電磁コイルへの通電を維持する必要がある。それゆえ、消費電力が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、部品点数の低減、小型化、及び消費電力を低減することができるソレノイド装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、通電により磁束を発生する第1電磁コイル及び第2電磁コイルと、
上記磁束が通る磁気回路の一部を構成する固定コアと、
該固定コアと共に上記磁気回路を構成し、上記第1電磁コイル及び上記第2電磁コイルの少なくとも一方への通電に伴って上記固定コアに対してそれぞれ進退可能に構成された第1プランジャ、第2プランジャ、及び第3プランジャと、を備え、
上記固定コアは、互いの連結部から反対側に延びる第1中央コア及び第2中央コアと、上記第1中央コアと上記第2中央コアとの連結部から互いに異なる方向へ延びる第3中央コア及び第4中央コアと、上記第3中央コア及び第4中央コアのそれぞれの外側端部と接続されると共に、上記第1中央コア及び上記第2中央コアのそれぞれの外側端部との間にそれぞれ第1間隙部及び第2間隙部を介在させた外周コアとからなり、
上記第1電磁コイルは、上記第1中央コアの周囲に形成されており、
上記第2電磁コイルは、上記第2中央コア又は上記第4中央コアの周囲に形成されており、
上記外周コアにおける上記第1間隙部と上記第4中央コアの外側端部との間の領域の一部には、第3間隙部が設けられており、
上記第1プランジャは、上記固定コアに吸引された際に上記第1間隙部を塞ぐように、進退するよう構成され、
上記第2プランジャは、上記固定コアに吸引された際に上記第2間隙部を塞ぐように、進退するよう構成され、
上記第3プランジャは、上記固定コアに吸引された際に上記第3間隙部を塞ぐように、進退するよう構成されていることを特徴とするソレノイド装置にある。
上記ソレノイド装置は、第1電磁コイル及び第2電磁コイルの少なくとも一方への通電に伴って固定コアに対してそれぞれ進退可能に構成された第1プランジャ、第2プランジャ、及び第3プランジャを備えている。つまり、2つの電磁コイルによって駆動可能な、3つのプランジャを備える。これにより、部品点数の低減を図ることができると共に、ソレノイド装置の小型化を図ることができる。
また、ソレノイド装置の固定コアは、第1中央コア、第2中央コア、第3中央コア、第4中央コア、及び外周コアを有し、第1電磁コイル及び第2電磁コイルを、それぞれ上記のように固定コアにおける所定の位置に配置してある。そして、第1プランジャ、第2プランジャ、及び第3プランジャを、それぞれ、磁気回路における所定の位置に配置してある。これにより、第1電磁コイルと第2電磁コイルへの適切な通電によって、第1プランジャ及び第2プランジャを、それぞれ個別に駆動することができる。
さらに、上述のような、固定コアの構成と、電磁コイル及びプランジャの配置とにより、第1電磁コイルと第2電磁コイルとの一方への通電によって、第1プランジャ、第2プランジャ、及び第3プランジャを固定コアに吸引させておくこともできる。それゆえ、複数のプランジャを固定コアへ吸引した状態を維持するにあたり、消費電力を低減することができる。
以上のごとく、本発明によれば、部品点数の低減、小型化、及び消費電力を低減することができるソレノイド装置を提供することができる。
実施例1における、ソレノイド装置の断面図。 実施例1における、ソレノイド装置の斜視図。 実施例1における、第3中央コア及び第4中央コアの平面図。 実施例1における、第1電磁コイルへ通電した場合の磁束の経路、及びプランジャが吸引される順番の説明図。 図4に続く図。 実施例1における、第1電磁コイル及び第2電磁コイルへ通電した場合の磁束の経路、及びプランジャが吸引される順番の説明図。 図6に続く図。 実施例2における、ソレノイド装置の断面図。 実施例2における、第3中央コア及び第4中央コアの断面図。 実施例2における、磁気抵抗部を空隙部によって構成した第3中央コア及び第4中央コアの断面図。 実施例2における、磁気抵抗部を溝部によって構成した第3中央コア及び第4中央コアの平面図。 図13のXII−XII線矢視断面図。 実施例2における、貫通孔に非磁性体を充填した第3中央コア及び第4中央コアの断面図。 実施例2における、空隙部に非磁性体を充填した第3中央コア及び第4中央コアの断面図。 実施例3における、ソレノイド装置の断面図。 実施例3における、第3中央コア及び第4中央コアの平面図。 実施例4における、ソレノイド装置の断面図。 実施例5における、ソレノイド装置の断面図。 実施例5における、第1電磁コイル及び第2電磁コイルへ通電した場合の磁束の経路の説明図。 実施例5における、第1電磁コイルへの通電を切り、第2電磁コイルのみへ通電した場合の磁束の経路の説明図。 実施例6における、リレーシステムの断面図。 実施例6における、リレーを用いた回路の例。
上記ソレノイド装置は、例えば、複数のスイッチ部を備えた電磁継電器に用いることができる。すなわち、複数のプランジャの進退動作によって、それぞれ異なるスイッチ部を開閉するよう構成することができる。
また、第1プランジャ、第2プランジャ、第3プランジャは、固定コアに吸引された際に、それぞれ、第1間隙部、第2間隙部、第3間隙部を塞ぐよう構成されているが、必ずしも、各プランジャは固定コアに当接しなくてもよい。つまり、吸引状態において、プランジャと固定コアの間に若干のギャップが残っていてもよく、吸引されたときに、プランジャと固定コアとの間の磁気抵抗が充分に小さくなればよい。ただし、吸引状態において、プランジャが固定コアに当接することが好ましい。
(実施例1)
上記ソレノイド装置の実施例について、図1〜図7を用いて説明する。
本例のソレノイド装置1は、図1に示すごとく、通電により磁束を発生する第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22と、磁束が通る磁気回路の一部を構成する固定コア3と、固定コア3と共に磁気回路を構成する、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43と、を備える。第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43は、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22の少なくとも一方への通電に伴って固定コア3に対してそれぞれ進退可能に構成されている。
固定コア3は、互いの連結部30から反対側に延びる第1中央コア31及び第2中央コア32と、第1中央コア31と第2中央コア32との連結部30から互いに異なる方向へ延びる第3中央コア33及び第4中央コア34と、外周コア35とからなる。外周コア35は、第3中央コア33及び第4中央コア34のそれぞれの外側端部331、341と接続されると共に、第1中央コア31及び第2中央コア32のそれぞれの外側端部311、321との間にそれぞれ第1間隙部G1及び第2間隙部G2を介在させている。
第1電磁コイル21は、第1中央コア31の周囲に形成されており、第2電磁コイル22は、第2中央コア32の周囲に形成されている。
外周コア35における第1間隙部G1と第4中央コア34の外側端部341との間の領域の一部には、第3間隙部G3が設けられている。
第1プランジャ41は、固定コア3に吸引された際に第1間隙部G1を塞ぐように、進退するよう構成され、上記第2プランジャ42は、固定コア3に吸引された際に第2間隙部G2を塞ぐように、進退するよう構成され、上記第3プランジャ43は、固定コア3に吸引された際に第3間隙部G3を塞ぐように、進退するよう構成されている。
固定コア3は、鉄等の磁性体からなる。第1中央コア31と第2中央コア32とは、互いに軸方向(以下、適宜「軸方向Z」という。)に形成されており、略円柱形状に構成されている。また、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22は、互いにその巻回軸を一致させた状態で、軸方向Zに並んで配置されている。第1中央コア31は第1電磁コイル21の内側を貫通し、第2中央コア32は第2電磁コイル22の内側を貫通している。また、第1中央コア31及び第2中央コア32は、それぞれの外側端部311、321を径方向に広がった形状としている。
なお、本例においては、第1中央コア31と第2中央コア32とを別部材にて構成した例を示したが、これらが一部材となっていてもよい。
図1、図2に示すごとく、第3中央コア33及び第4中央コア34は、連結部30から軸方向Zに直交する方向であって、互いに反対方向に延設されている。これらの延設方向を、以下、適宜「横方向X」という。第3中央コア33及び第4中央コア34は、図3に示すごとく、一部材からなり、外形が略四角形状の板状部材からなる。そして、その板状部材の中央に第1中央コア31及び第2中央コア32を貫通させるための貫通孔36が設けられている。なお、第3中央コア33及び第4中央コア34も、互いに別部材にて構成することもできる。
外周コア35は、第3中央コア33及び第4中央コア34のそれぞれの外側端部331、341と接続される側板部350、351と、側板部350、351の両側の端部に接続された略四角形板状の底部352、353とを有する。図1に示すごとく、底部352、353は、第1中央コア31及び第2中央コア32のそれぞれの外側端部311、321を挿通させるための挿通孔371、372を有する。一対の側板部350、351同士、一対の底部352、353同士は、それぞれ互いに平行に配置されている。
外周コア35の一方の側板部351において、第1間隙部G1と第4中央コア34の外側端部341との間の領域の一部には、第3間隙部G3が設けられている。
第1プランジャ41と第2プランジャ42と第3プランジャ43とは、互いに異なる方向へ進退するよう構成されている。すなわち、第1プランジャ41と第2プランジャ42とは、軸方向Zにおいて、互いに反対方向に進退する。つまり、各プランジャの固定コア3への吸引方向が反対方向となっている。また、第3プランジャ43は、第1プランジャ41及び第2プランジャ42の進退方向に対して直交する横方向Xに進退する。
図1に示すごとく、ソレノイド装置1は、第1プランジャ41及び第2プランジャ42をそれぞれ軸方向Zに押圧するばね部材5a、5bを有する。ばね部材5aは、第1プランジャ41を固定コア3から離れる方向に押圧しており、ばね部材5bは、第2プランジャ42を固定コア3から離れる方向に押圧している。これにより、第1電磁コイル21、第2電磁コイル22に通電されていないときは、ばね部材5a、5bの押圧力によって、第1間隙部G1、第2間隙部G2を、第1プランジャ41、第2プランジャ42がそれぞれ塞がないように構成されている。なお、図5等で示すごとく、本例においては、固定コア3に吸引された状態において、第1プランジャ41及び第2プランジャ42の一部が、第1間隙部G1及び第2間隙部G2の中に進入する例を示したが、間隙部G1、G2の中に第1プランジャ41、第2プランジャ42が全く進入しない形態とすることもできる。すなわち、吸引状態において、第1プランジャ41、第2プランジャ42は、間隙部G1、G2を介して隔離された第1中央コア31と外周コア35とに、或いは第2中央コア32と外周コア35とに懸架されればよい。ただし、第1プランジャ41、第2プランジャ42は、第1中央コア31、第2中央コア32、外周コア35に対して、必ずしも当接していなくてもよい。
第3プランジャ43は、一端に、外周コア35に対して回動可能に接続されたヒンジ状接続端部431を有し、他端に、外周コア35に対して接離する接点端部432を有する。本例においては、外周コア35における第3間隙部G3の一端側である底部352に、第3プランジャ43のヒンジ状接続端部431が接続されている。そして、外周コア35における第3間隙部G3の一端側である側板部351に、第3プランジャ43の接点端部432が接離するよう構成されている。接点端部432は、該接点端部432と外周コア35の側板部351との間に充分な磁気吸引力が作用していないときは、ばね部材5cにより、外周コア35の側板部351から離されている。
なお、第3プランジャ43は、第1プランジャ41、第2プランジャ42とは異なり、吸引状態において、第3間隙部G3の中には進入しない。ただし、吸引状態において、第3プランジャ43の少なくとも一部が第3間隙部G3の中に進入するような構成としてもよい。
また、第1プランジャ41、第2プランジャ42は、固定コア3に対して軸方向Zに進退するよう構成されているが、軸方向Zにおける第1プランジャ41(第2プランジャ42)と固定コア3との間のギャップの大きさが小さくなることにより、このギャップにおける磁気抵抗が小さくなる。また、第3プランジャ43は、接点端部432が固定コアに対して横方向Xに進退するように構成されているが、横方向Xにおける接点端部432と固定コア3との間のギャップの大きさが小さくなることにより、このギャップにおける磁気抵抗が小さくなる。
第1中央コア31、第2中央コア32、第3中央コア33、第4中央コア34、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43は、いずれも軟磁性体からなる。
次に、第1電磁コイル21、第2電磁コイル22への通電により形成される磁束、及び第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43の駆動について説明する。
図4に示すごとく、第1電磁コイル21のみを通電すると、まず、第1中央コア31、第1プランジャ41、外周コア35、及び第3中央コア33を含む第1閉磁路に磁束φ1が形成される。これにより、第1プランジャ41が第1中央コア31側に吸引され第1中央コア31及び外周コア35の底部352の少なくとも一方に当接する。これにより、第1閉磁路の磁気抵抗がより小さくなり、磁束φ1が大きくなる。
次に、第1閉磁路が磁気飽和すると、図5に示すごとく、第1中央コア31、第1プランジャ41、外周コア35、第3プランジャ43、及び第4中央コア34を含む第2閉磁路に磁束φ2が形成される。これにより、第3プランジャ43の接点端部432が側板部351側に吸引され、側板部351に当接する。なお、第1プランジャ41及び第3プランジャ43が固定コア3に吸引されていない状態において、第2閉磁路は、第1間隙部G1と第3間隙部G3を含み、第1閉磁路と比べて磁気抵抗が大きいので、第1閉磁路に磁束φ1が形成された後に第2閉磁路に磁束φ2が形成される。
このように、第1電磁コイル21の通電により、まず第1プランジャ41が吸引され、次に第3プランジャ43が吸引される。
第1プランジャ41及び第3プランジャ43が吸引された後に、第2電磁コイル22を通電させる。これにより、図6に示すごとく、第1中央コア31、第1プランジャ41、外周コア35、第2プランジャ42、第2中央コア32を含む第3閉磁路及び第4閉磁路に磁束φ3、φ4がそれぞれ形成される。第4閉磁路は、第3プランジャ43をも通る閉磁路であり、第3閉磁路は、第3プランジャ43を通らない閉磁路である。これにより、第2プランジャ42が第2中央コア32側に吸引され、図7に示すごとく、第2中央コア32及び外周コア35の底部353の少なくとも一方に当接する。この状態においては、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22の双方によって、磁束φ3、φ4が形成される。これにより、図7に示すごとく、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43が固定コア3に吸引された状態(以下、「複数吸引状態」ということもある。)が得られる。
なお、第1電磁コイル21への通電により、第3中央コア33及び第4中央コア34に生じていた磁束(図5参照)は、第2電磁コイル22への通電により、第3中央コア33及び第4中央コア34に生じる磁束によって打ち消される。よって、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22の双方へ通電した場合、図6に示すごとく、第3中央コア33及び第4中央コア34を通らない磁束φ3、φ4が、固定コア3に形成されることとなる。
そして、複数吸引状態においては、第3閉磁路及び第4閉磁路の磁気抵抗が小さくなっている。そこで、第1電磁コイル21への通電を切り、第2電磁コイル22のみへの通電により、複数吸引状態を維持する。あるいは、第2電磁コイル22への通電を切り、第1電磁コイル21のみへの通電により、複数吸引状態を維持してもよい。
次に、本例の作用効果につき説明する。
ソレノイド装置1は、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22の少なくとも一方への通電に伴って固定コア3に対してそれぞれ進退可能に構成された第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43を備えている。つまり、2つの電磁コイルによって駆動可能な、3つのプランジャを備える。これにより、部品点数の低減を図ることができると共に、ソレノイド装置1の小型化を図ることができる。
また、ソレノイド装置1の固定コア3は、第1中央コア31、第2中央コア32、第3中央コア33、第4中央コア34、及び外周コア35を有し、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22を、それぞれ上記のように固定コア3における所定の位置に配置してある。そして、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43を、それぞれ、磁気回路における所定の位置に配置してある。これにより、第1電磁コイル21と第2電磁コイル22への適切な通電によって、上述のごとく、第1プランジャ41及び第2プランジャ42を、それぞれ個別に駆動することができる。
さらに、上述のような、固定コア3の構成と、電磁コイル及びプランジャの配置とにより、第1電磁コイル21又は第2電磁コイル22への通電によって、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43を固定コア3に吸引させておくこともできる。それゆえ、複数のプランジャを固定コア3へ吸引した状態を維持するにあたり、消費電力を低減することができる。
また、第3プランジャ43は、一端にヒンジ状接続端部431を有し、他端に接点端部432を有する。これにより、第3プランジャ43を、外周コア35に、簡素な構造にて容易に設けることができる。
また、第1プランジャ41と第2プランジャ42と第3プランジャ43とは、互いに異なる方向へ進退するよう構成されている。それゆえ、固定コア3を大きくすることなく、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43を配設することができる。その結果、ソレノイド装置1の小型化を容易に実現することができる。
また、第1電磁コイル21は、第1中央コア31の周囲に配され、第2電磁コイル22は、第2中央コア32の周囲に配されている。それゆえ、第1電磁コイル21のみの通電により、第1プランジャ41及び第3プランジャ43の2つを固定コア3に吸引することができる。また、第1電磁コイル21及び第2電磁コイル22に通電し、第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43をすべて吸引した後は、第1電磁コイル21又は第2電磁コイル22のいずれか一方の電磁コイルの通電を切り、他方の電磁コイルのみに通電することにより、第3閉磁路及び第4閉磁路に磁束φ3、φ4が形成された状態を保つことができる。それ故、第1電磁コイル21又は第2電磁コイル22のいずれか一方への通電により、複数吸引状態を保つことができ、消費電力を低減することができる。
以上のごとく、本例によれば、部品点数の低減、小型化、及び消費電力を低減することができるソレノイド装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図8〜図14に示すごとく、第3中央コア33と第4中央コア34とに、各中央コアを通る磁束の抵抗となる磁気抵抗部332、342を有するソレノイド装置1の例である。本例においては、図8、図9に示すごとく、第3中央コア33及び第4中央コア34は、磁路の方向に対して直交する断面の断面積を他の部分よりも小さくした小断面積部によって構成することができる。すなわち、第3中央コア33及び第4中央コア34のそれぞれの一部に貫通孔を設けることにより、上記小断面積部を形成し、これを磁気抵抗部332、342としている。
なお、図10に示すごとく、磁気抵抗部332、342は、第3中央コア33及び第4中央コア34のそれぞれを磁路の方向に分断する空隙部によって構成されていてもよい。また、図11、図12に示すごとく、第3中央コア33及び第4中央コア34のそれぞれの一部に、第3中央コア33及び第4中央コア34の厚み方向に窪んだ溝部38を設けることにより構成されていてもよい。また、図13、図14に示すごとく、固定コア3よりも透磁率の低い非磁性材料333、343を、上記貫通孔、上記空隙部、又は上記溝部38に充填することもできる。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、第3中央コア33及び第4中央コア34に形成される磁束の量を調整することができる。磁気抵抗部332を適切に形成することにより、第3中央コア33に形成される磁束の量を減らすことができ、確実に第1閉磁路を磁気飽和させることができる。また、磁気抵抗部342を適切に形成することにより、第4中央コア34に形成される磁束の量を減らすことができる。
また、第1電磁コイル21又は第2電磁コイル22のどちらか一方への通電により、複数吸引状態を維持している場合において、第3閉磁路、第4閉磁路に形成される磁束φ3、φ4(図6参照)の量を増加させることができる。すなわち、複数吸引状態において、第3中央コア33及び第4中央コア34に磁気抵抗部332、342を設けることにより、第3中央コア33及び第4中央コア34に形成される磁束の量を制限することができ、それに伴い、第3閉磁路及び第4閉磁路に形成される磁束φ3、φ4の量を充分に確保することができる。その結果、1つの電磁コイルへの通電による3個のプランジャの固定コア3への吸引状態(複数吸引状態)を維持しやすくなる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図15、図16に示すごとく、第3中央コア33と第4中央コア34とのうち、第3中央コア33のみに磁気抵抗部332を設けた例である。すなわち、実施例2では、第3中央コア33及び第4中央コア34に磁気抵抗部332、342を設けたが、本例では、第3中央コア33のみに磁気抵抗部332を設けており、第4中央コア34には磁気抵抗部342(図8参照)を設けていない。
その他は、実施例2と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例2において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例2と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、第1電磁コイル21に通電した場合、第3中央コア33に形成される磁束の量を減らすことができ、より確実に第1閉磁路を磁気飽和させることができる。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図17に示すごとく、第1電磁コイル21と第2電磁コイル22とを、互いに消費電力が異なる電磁コイルとした例である。本例の第2電磁コイル22は、第1電磁コイル21よりも消費電力が小さいものを用いている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、第2電磁コイル22のみへの通電により複数吸引状態を維持する場合において、複数吸引状態を少ない消費電力にて維持することができる。また、第2電磁コイル22の体格を小さくすることができ、ソレノイド装置1の小型化を容易にすることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、実施例1においても説明したとおり、第1電磁コイル21のみの通電により、複数吸引状態を維持することもできるが、この場合は、第2電磁コイル22よりも第1電磁コイル21の消費電力を小さくすることが好ましい。
(実施例5)
本例は、図18〜図20に示すごとく、第2電磁コイル22が、第4中央コア34の周囲に配されている例である。すなわち、第2電磁コイル22は、その内側に第4中央コア34が貫通しており、第1電磁コイル21の巻回軸と、第2電磁コイル22の巻回軸とは直交している。また、第2中央コア32の周囲には、電磁コイルが配されていない。
次に、第1電磁コイル21、第2電磁コイル22への通電により形成される磁束、及び第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43の駆動について説明する。
まず、第1電磁コイル21への通電により形成される磁束φ1、φ2、及びプランジャの駆動は、実施例1等と同様である。
次に、第2電磁コイル22に通電すると、まず、第2中央コア32、第2プランジャ42、外周コア35、第4中央コア34を含む第2閉磁路に形成される磁束φ2が大きくなる。そして、第2閉磁路が磁気飽和すると、第1中央コア31、第1プランジャ41、外周コア35、第3プランジャ43、第4中央コア34を含む第5閉磁路にも磁束φ5が形成される。これにより、図19に示すごとく、第2プランジャ42が第2中央コア32側に吸引され、第2中央コア32及び底部353の少なくとも一方に当接する。
そして、この状態においては、第5閉磁路の磁気抵抗が小さくなっている。そこで、図19に示すごとく、第1電磁コイル21への通電を切り、第2電磁コイル22のみへの通電により、複数吸引状態を維持する。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、複数吸引状態を維持するにおいて、第2閉磁路と第5閉磁路とに均等に磁束φ2、φ5を形成することができ、その結果、効率的に複数吸引状態を維持することができる。すなわち、消費電力をより低減することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例6)
本例は、図21、図22に示すごとく、直流電源82と電源装置83との間に電気的に接続されるリレーシステム10に用いられるソレノイド装置1の例である。図21に示すごとく、リレーシステム10は3つのリレー6(61、62、63)を備えており、各リレー6は、固定接点部71と固定接点部71に対して接離する可動接点部72とを備えている。第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43は、それぞれ3つのリレー6における可動接点部72を駆動できるよう構成されている。
個々のリレー6(61、62、63)は、固定接点71、可動接点72、そしてこれらを支持する固定接点支持部710及び可動接点支持部720とからなる。固定接点71と可動接点72とは、それぞれ貴金属からなり、固定接点支持部710と可動接点支持部720とは、それぞれ金属からなる。
第1プランジャ41、第2プランジャ42、及び第3プランジャ43には、可動接点支持部720に当接する当接部73が接合されている。また、当接部73と、各可動接点支持部720とは接合されている。これにより、各可動接点支持部720と各プランジャとは連動する。各プランジャが固定コア3に吸引されると、固定接点部71に可動接点部72が当接し、各リレー6はオン状態となる。
一方、各プランジャが固定コア3に吸引されていないときは、各リレー6はオフ状態となる。
また、図21、図22に示すごとく、リレーシステム10は、直流電源82の負極に接続される第1メインリレー61と、直流電源82の正極に接続される第2メインリレー62と、電流制限抵抗81と直列接続されたプリチャージリレー63とを有する。プリチャージリレー63と電流制限抵抗81との直列体は、第2メインリレー62に並列接続されている。第1プランジャ41は第1メインリレー61の可動接点部72を駆動し、第2プランジャ42は第2メインリレー62の可動接点部72を駆動し、第3プランジャ43はプリチャージリレー63の可動接点部72を駆動するよう構成されている。
なお、本例においては、実施例1のソレノイド装置1をリレーシステム10に用いている。
本例においては、図22に示すごとく、直流電源82と電源装置83とを繋ぐ電源入力部に、リレーシステム10を設けてある。電源入力部は、直流電源82の正電極と電源装置83とを繋ぐ正側配線と、直流電源82の負電極と電源装置83とを繋ぐ負側配線とを備える。正側配線と負側配線との間には、電源装置83に加わる直流電圧を平滑化するための平滑コンデンサ84を接続してある。
負側配線には第1メインリレー61が設けられており、正側配線には第2メインリレー62が設けられている。また、電流制限抵抗81とプリチャージリレー63とを直列接続した直列体が、第2メインリレー62に並列に接続されている。
電源装置83を起動する際に、仮に、第1メインリレー61と第2メインリレー62とを先にオンすると、平滑コンデンサ84に突入電流が流れ、第2メインリレー62が溶着するおそれがある。そのため、第1メインリレー61と共にプリチャージリレー63を先にオンし、電流制限抵抗81を通して徐々に平滑コンデンサ84に電流を流す。そして、平滑コンデンサ84に充分に電荷が蓄えられた後、第2メインリレー62をオンする。
上述のリレーシステム10のスイッチ動作を実現すべく、ソレノイド装置1は、実施例1において説明したとおりの動作を行う。すなわち、第1電磁コイル21に通電することにより、第1メインリレー61とプリチャージリレー63とをオン状態とする。これにより、平滑コンデンサ84へのプリチャージが行われる。その後、第2電磁コイル22に通電することにより、第2メインリレー62をオン状態とする。これにより、電源装置83に直流電源82から充分な電力を供給する。そして、ソレノイド装置1の複数吸引状態を1つの電磁コイルへの通電によって維持する。これにより、電源装置83への電力供給を維持する。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、ソレノイド装置1を、リレーシステム10において好適に使用することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、本例においては、リレーシステム10に実施例1のソレノイド装置を用いたが、他の実施例のソレノイド装置を用いてもよい。
また、本例においては、直流電源82の正極に第2メインリレー62及びプリチャージリレー63を接続し、直流電源82の負極に第1メインリレー61を接続した例を示したが、負極に第2メインリレー62及びプリチャージリレー63、正極に第1メインリレー61を接続してもよい。
ソレノイド装置の構成及び作動方法については、上述の実施例に示したものに限られず、種々の態様が考えられる。また、例えば実施例2を実施例4〜実施例6に適用するなど、複数の上記実施例を互いに組み合わせた構成も、適宜採用することが可能である。
また、ソレノイド装置は、リレーシステム以外にも、種々の用途に用いることができる。
1 ソレノイド装置
21 第1電磁コイル
22 第2電磁コイル
3 固定コア
31 第1中央コア
32 第2中央コア
33 第3中央コア
34 第4中央コア
35 外周コア
311、321、331、341 外側端部
41 第1プランジャ
42 第2プランジャ
43 第3プランジャ
G1 第1間隙部
G2 第2間隙部
G3 第3間隙部

Claims (8)

  1. 通電により磁束を発生する第1電磁コイル(21)及び第2電磁コイル(22)と、
    上記磁束が通る磁気回路の一部を構成する固定コア(3)と、
    該固定コア(3)と共に上記磁気回路を構成し、上記第1電磁コイル(21)及び上記第2電磁コイル(22)の少なくとも一方への通電に伴って上記固定コア(3)に対してそれぞれ進退可能に構成された第1プランジャ(41)、第2プランジャ(42)、及び第3プランジャ(43)と、を備え、
    上記固定コア(3)は、互いの連結部から反対側に延びる第1中央コア(31)及び第2中央コア(32)と、上記第1中央コア(31)と上記第2中央コア(32)との連結部から互いに異なる方向へ延びる第3中央コア(33)及び第4中央コア(34)と、上記第3中央コア(33)及び第4中央コア(34)のそれぞれの外側端部(331、341)と接続されると共に、上記第1中央コア(31)及び上記第2中央コア(32)のそれぞれの外側端部(311、321)との間にそれぞれ第1間隙部(G1)及び第2間隙部(G2)を介在させた外周コア(35)とからなり、
    上記第1電磁コイル(21)は、上記第1中央コア(31)の周囲に形成されており、
    上記第2電磁コイル(22)は、上記第2中央コア(32)又は上記第4中央コア(34)の周囲に形成されており、
    上記外周コア(35)における上記第1間隙部(G1)と上記第4中央コア(34)の外側端部(341)との間の領域の一部には、第3間隙部(G3)が設けられており、
    上記第1プランジャ(41)は、上記固定コア(3)に吸引された際に上記第1間隙部(G1)を塞ぐように、進退するよう構成され、
    上記第2プランジャ(42)は、上記固定コア(3)に吸引された際に上記第2間隙部(G2)を塞ぐように、進退するよう構成され、
    上記第3プランジャ(43)は、上記固定コア(3)に吸引された際に上記第3間隙部(G3)を塞ぐように、進退するよう構成されていることを特徴とするソレノイド装置(1)。
  2. 上記第3プランジャ(43)は、一端に、上記外周コア(35)に対して回動可能に接続されたヒンジ状接続端部(431)を有し、他端に、上記外周コアに対して接離する接点端部(432)を有することを特徴とする請求項1に記載のソレノイド装置(1)。
  3. 上記第1プランジャ(41)と上記第2プランジャ(42)と上記第3プランジャ(43)とは、互いに異なる方向へ進退するよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のソレノイド装置(1)。
  4. 上記第1電磁コイル(21)は、上記第1中央コア(31)の周囲に配され、上記第2電磁コイル(22)は、上記第2中央コア(32)の周囲に配されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のソレノイド装置。
  5. 上記第3中央コア(33)と上記第4中央コア(34)との少なくとも一方には、各中央コアを通る磁束の抵抗となる磁気抵抗部(332、342)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のソレノイド装置(1)。
  6. 上記第1電磁コイル(21)と上記第2電磁コイル(22)とは、互いに消費電力が異なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のソレノイド装置(1)。
  7. 直流電源82と電源装置83との間に電気的に接続されるリレーシステム(10)に用いられるソレノイド装置(1)であって、上記リレーシステム(10)は3つのリレー(6)を備えており、各リレーは、固定接点部(71)と該固定接点部(71)に対して接離する可動接点部(72)とを備え、上記第1プランジャ(41)、上記第2プランジャ(42)、及び上記第3プランジャ(43)は、それぞれ上記3つのリレー(6)における上記可動接点部(72)を駆動できるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のソレノイド装置(1)。
  8. 上記リレーシステム(10)は、上記3つのリレー(6)として、上記直流電源(82)の正極及び負極の一方と他方とにそれぞれ接続される第1メインリレー(61)及び第2メインリレー(62)と、電流制限抵抗(81)と直列接続されたプリチャージリレー(63)とを有し、該プリチャージリレー(63)と上記電流制限抵抗(81)との直列体は、上記第2メインリレー(61)に並列接続されており、上記第1プランジャ(41)は上記第1メインリレー(61)の上記可動接点部(72)を駆動し、上記第2プランジャ(42)は上記第2メインリレー(62)の上記可動接点部(72)を駆動し、上記第3プランジャ(43)は上記プリチャージリレー(63)の上記可動接点部(72)を駆動するよう構成されていることを特徴とする請求項7に記載のソレノイド装置(1)。
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