WO2016088256A1 - 鋳造用金型 - Google Patents

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雄大 杉山
健次 水越
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/04Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/06Vacuum casting, i.e. making use of vacuum to fill the mould

Definitions

  • a low-pressure casting apparatus 1 shown in FIG. 1 can apply a casting mold according to the present invention, and is a mold (mold / mold) for forming a cavity 3 as a casting space on a base 2. And a holding furnace 6 in which a molten metal 5 is stored on the lower side of the base 2.
  • the cooling medium flow path CP is provided in the combustion chamber forming portion CF of the mold 4, the cooling function of the combustion chamber forming portion CF and the vicinity of the combustion chamber forming portion CF are arranged It is necessary to balance the heat retaining function of the gate 8A. That is, as described above, the gate piece 8 is combined with the mold main body (lower mold 4L) and forms a part (pouring gate 8A) that requires thermal separation from the mold main body (lower mold 4L). Yes.
  • the central portion away from the outside air is likely to be hot, and the central portion of the mold 4 is relatively hot as shown by the dotted frame in FIG. It becomes area HA, and it becomes low temperature area LA and LA whose both sides are relatively low temperature. For this reason, a difference occurs in the solidification time of the molten metal 5 at the gate 8A between the high temperature region HA and the low temperature region LA. Therefore, in the mold 4 described above, the gate piece 8 is devised in order to make the balance of the solidification times of the gates 8A, that is, the solidification time substantially the same.
  • the mold (casting mold) 4 is formed by forming a gap S between the lower mold (mold body) 4L and the gate piece (divided mold) 8, and interposing the coating material B in the gap S.
  • the gate piece 8 is thermally separated from the lower mold 4L.
  • the mold 4 can perform not only heat insulation and heat insulation of the gate piece 8 but also heat insulation of the vicinity of the gate piece 8 in the lower mold 4L, and is provided with a thermal control function and ready for casting. It is possible to reduce the labor and time required for the operation.
  • the casting mold 4 shown in FIG. 4 is configured such that, in addition to the coating material B, another heat insulating member 10 is interposed between the lower mold 4L that is the mold body and the gate piece 8 that is the divided mold. It is.
  • a plate-like heat insulating member 10 is interposed between the lower surface of the lower mold 4 ⁇ / b> L and the flange portion 8 ⁇ / b> C of the gate piece 8.
  • the material of the heat insulating member 10 is not particularly limited as long as the heat insulating property between the lower mold 4L and the gate piece 8 can be secured. For example, ceramics can be used.
  • the casting mold 4 having the above configuration can obtain the same operation and effect as the previous embodiment.
  • the heat insulating member 10 further increases the heat insulating property between the lower mold 4L and the gate piece 8. Can be increased.

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Abstract

 鋳造空間であるキャビティ3を形成する金型4であって、金型本体である下型4Lと、下型4Lに組み合わされ且つ下型4Lに対して熱的な分離を要する部分を形成する分割型である湯口ピース8とを備え、下型4Lと湯口ピース8との間に隙間Sを形成すると共に、その隙間Sに塗型材Bを介在させた鋳造用金型とし、湯口ピース8の保温や断熱だけでなく、下型4Lにおける湯口ピース8の近傍部分の断熱をも行い、熱制御機能を備えたうえで、鋳造までの準備にかかる手間の軽減及び時間の短縮を実現する。

Description

鋳造用金型
 本発明は、熱制御機能を有する鋳造用金型に関するものである。
 この種の鋳造用金型としては、金型鋳造装置の名称で特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に記載の金型鋳造装置は、押湯や湯口等の所望の部分に凹部を形成した後、凹部の開口に閉塞部材を溶接固定して閉塞された空間を形成し、その空間により断熱性を得るようにしている。
日本国特開2004-58115号公報
 しかしながら、上記したような従来の金型鋳造装置にあっては、個々の鋳造方案に応じて、金型に凹部を形成し、その凹部に対して閉塞部材を溶接により固定することから、鋳造までの準備に手間と時間がかかるなどの問題点があり、このような問題点を解決することが課題であった。
 本発明は、上記従来の課題に着目して成されたもので、熱制御機能を備えたうえで、鋳造までの準備にかかる手間の軽減及び時間の短縮を実現することができる鋳造用金型を提供することを目的としている。
 本発明に係わる鋳造用金型は、鋳造空間であるキャビティを形成する金型であって、金型本体と、金型本体に組み合わされ且つ金型本体に対して熱的な分離を要する部分を形成する分割型とを備えている。そして、鋳造用金型は、金型本体と分割型との間に隙間を形成すると共に、その隙間に塗型材を介在させた構成としており、上記構成をもって従来の課題を解決するための手段としている。
 本発明に係わる鋳造用金型は、金型本体と分割型との間に隙間を形成し、その隙間に塗型材を介在させるだけで、金型本体に対して分割型が熱的に分離されるので、分割型の保温や断熱だけでなく、金型本体における分割型の近傍部分の断熱を行うこともでき、熱制御機能を備えたうえで、鋳造までの準備にかかる手間の軽減及び時間の短縮を実現することができる。
本発明に係わる鋳造用金型が適用可能な低圧鋳造装置を説明する断面図である。 本発明に係わる鋳造用金型の第1実施形態において、下型を説明する平面図(A)、及び湯口及び燃焼室形成部の配置を説明する概略平面図である。 図2に示す下型の断面図(A)、湯口部分の拡大断面図(B)、及び鋳造品であるシリンダヘッドの断面図(C)である。 本発明に係わる鋳造用金型の第2実施形態を説明する下型の断面図である。 本発明に係わる鋳造用金型の第3実施形態を説明する下型の平面図(A)、及び湯口の配置を説明する斜視図(B)である。
〈第1実施形態〉
 図1に示す低圧鋳造装置1は、本発明に係わる鋳造用金型を適用することが可能なものであって、基台2上に、鋳造空間であるキャビティ3を形成する金型(鋳型・成形型)4を備えると共に、基台2の下側に、溶湯5を蓄えた保持炉6を備えている。
 金型4は、昇降可能な上型4U、基台2に固定された下型4L、及び分離可能な中間型4Mを備えており、図示例では、キャビティ3に中子7が配置してある。また、下型4Lには、湯口8Aを形成する筒状の湯口ピース8が設けてある。保持炉6は、その内部空間に加圧用気体を供給するための気体供給手段や、溶湯5を保温するための加熱手段などを備えると共に、溶湯5の供給路であるストーク9を備えている。ストーク9は、その下端部を溶湯5に浸漬させると共に、上端部が湯口8Aに連通している。
 上記の低圧鋳造装置1は、保持炉6の内部空間に気体を加圧供給することで、ストーク9及び湯口8Aを通して溶湯5をキャビティ3に供給する。そして、溶湯5の凝固後、金型4を開いて鋳造品(成形品)の取り出しを行う。
 本発明に係わる鋳造用金型は、上記低圧鋳造装置1の金型4に適用可能である。この実施形態では、金型4を構成する下型4Lへの適用例を示している。すなわち、鋳造用金型(金型4)は、金型本体(下型4L)と、金型本体(下型4L)に組み合わされ且つ金型本体(下型4L)に対して熱的な分離を要する部分を形成する分割型(湯口ピース8)とを備えている。なお、本発明における金型本体には、下型4Lのほか、金型4を構成する上型4U及び中間型4Mも含まれる。
 また、この実施形態では、図2(A)に示すように、成形する鋳造品が、内燃機関のシリンダヘッドCHである。図2(A)に示す金型4は、1度に2個のシリンダヘッドCHを鋳造する。しがたって、キャビティ3や中子7は、シリンダヘッドCHの形状に対応したものとなっている。これに対して、金型4は、図2(B)に概略を示すように、シリンダヘッドCHの燃焼室を形成する燃焼室形成部CFを有し、燃焼室形成部CFの近傍に湯口ピース(分割型)8が配置されている。
 図2(A)に示すシリンダヘッドCHは、直列3気筒型である。このため、図2(B)に示す金型4には、3個の燃焼室形成部CFが直列に配置してある。また、各燃焼室形成部CFには、冷却媒体の流通路CPが設けてあり、鋳造時に燃焼室形成部CFを積極的に冷却するようにしてある。これは、冷却によって燃焼室周辺の材料組織を緻密にし、機械的特性を高めるためである。そして、下型4Lには、個々の燃焼室形成部CFの周囲4カ所に湯口8Aが配置されるように、合計8個の湯口ピース8が設けてある。
 ところで、上記の金型4では、周知の低圧鋳造装置と同様に、キャビティ3に溶湯5を充填した後、反湯口側から湯口8Aにかけて順に溶湯5を凝固させることで、健全な鋳造品を得ることができる。つまり、最終的に溶湯5を凝固させる湯口8Aの部分は、他の部分よりも高温に保つ必要がある。
 このとき、上記の金型4では、金型4の燃焼室形成部CFに冷却媒体の流通路CPがあるので、燃焼室形成部CFの冷却機能と、燃焼室形成部CFの近傍に配置した湯口8Aの保温機能とを両立させる必要がある。すなわち、湯口ピース8は、先述したように、金型本体(下型4L)に組み合わされ且つ金型本体(下型4L)に対して熱的な分離を要する部分(湯口8A)を形成している。
 そこで、上記の金型(鋳造用金型)4では、図3(A)に示すように、下型(金型本体)4Lと湯口ピース(分割型)8との間に隙間Sを形成し、その隙間Sに塗型材Bを介在させた構成としている。より具体的には、下型4Lに、湯口ピース8の外径よりも大きい内径を有する上下の貫通穴を形成し、この貫通穴の内周面に塗型材Bを塗布した後、貫通穴に湯口ピース8を挿設する。この実施形態では、塗型材Bを塗布によって下型(金型本体)4Lと湯口ピース(分割型)8との間に介在させている。なお、隙間Sの大きさは、とくに限定されないが、一例として0.5mmである。また、塗型材Bとしては、その材料がとくに限定されるものではなく、周知のものを使用することができ、例えば、刷毛やスプレーなどにより塗布することができる。
 上記の湯口ピース8は、先述の如く筒状を成すものであるが、図3(B)にも示すように、上側に、上方に向けて直径が漸次増大する空間である湯口8Aを有すると共に、下側に、下方に向けて直径が漸次増大する空間である湯溜まり8Bを有している。この湯口ピース8は、下端部にフランジ部8Cを有している。
 また、鋳造用金型では、通常、外気から離れた中央部分が高温になり易く、図2(A)中に点線枠で示すように、金型4の中央部分が相対的に高温である高温域HAになり、その両側が相対的に低温である低温域LA,LAになる。このため、高温域HAと低温域LAとでは、湯口8Aにおける溶湯5の凝固時間に差が生じる。そこで、上記の金型4では、各湯口8Aの凝固時間のバランスすなわち凝固時間をほぼ同じにするために、湯口ピース8に工夫をしている。
 各湯口ピース8は、湯口8A及び湯溜まり8Bの高さ寸法、湯口8A及び湯溜まり8Bの直径、並びにピース自体の体積などの諸寸法を選択的に変えることにより、内部空間の容量、ストーク9側である熱源(溶湯)の位置、及びピース自体の熱容量を異ならせる。この際、湯口ピース8は、鋳造品の形態などに応じて、個々の外観寸法を同等にしたうえで上記諸寸法を変えてもよいし、外観寸法とともに上記諸寸法を変えても構わない。
 具体的には、高温域HAに配置される4個の湯口ピース8は、元々周囲が高温であるから、上記諸寸法を適宜設定してこれを基準とする。他方、低温域LAに配置される両側の各2個の湯口ピース8は、高温域HAの湯口ピース8に比べて温度が上昇し易くなるように、上記諸寸法を設定する。これにより、各湯口8Aの溶湯5の温度を均等にし、各湯口8Aの凝固時間のバランス(凝固時間の均等化)をとることができる。
 上記の金型(鋳造用金型)4は、下型(金型本体)4Lと湯口ピース(分割型)8との間に隙間Sを形成し、その隙間Sに塗型材Bを介在させるだけで、下型4Lに対して湯口ピース8が熱的に分離される。これにより、金型4は、湯口ピース8の保温や断熱だけでなく、下型4Lにおける湯口ピース8の近傍部分の断熱も行うことができ、熱制御機能を備えたうえで、鋳造までの準備にかかる手間の軽減や時間の短縮を実現することができる。また、金型4は、隙間Sと塗型材Bの採用により、下型4Lと湯口ピース8との間の断熱性を非常に安価に得ることができ、上記した手間の軽減及び時間の短縮と相俟って、鋳造コストの削減に貢献し得る。さらに、金型4は、塗型材Bを塗布することから、塗型材Bを設ける作業がより簡単なものとなり、作業時間のさらなる短縮化にも貢献することができる。
 さらに、上記実施形態の金型4は、成形する鋳造品が、内燃機関のシリンダヘッドCHであって、シリンダヘッドCHの燃焼室を形成する燃焼室形成部CFが、冷却媒体の流通路CPLを有し、湯口ピース8が、湯口8Aを形成し且つ燃焼室形成部CFの近傍に配置されている。この場合、金型4は、上述した隙間S及び塗型材Bにより、下型4Lと湯口ピース8との間の断熱性が確保されているので、燃焼室形成部CFの冷却機能と、燃焼室形成部CFの近傍に配置した湯口8Aの保温機能とを両立させることができる。
 ここで、従来において、図3(C)に示すシリンダヘッドCHの鋳造では、燃焼室直上の体積の小さい領域Gに引け巣不良が生じ易かった。これに対して、上記の金型4は、燃焼室形成部CFの冷却機能を良好に維持できるので、シリンダヘッドCHの燃焼室周辺の材料組織を緻密にして機械的特性を向上させるほか、燃焼室直上の体積の小さい領域Gを早期に凝固させて、引け巣不良の発生を防止することができる。
 さらに、上記実施形態の金型4は、下型4Lに対して湯口ピース8の断熱性が確保されているので、複数の湯口ピース8を配置する場合、湯口ピース8の諸寸法を選択することにより、各湯口8Aの凝固時間の均等化を図ることが容易である。これにより、金型4は、湯口8Aの数を増加させてキャビティ3への溶湯5の充填時間を短縮することができるうえに、湯口8Aの凝固時間の均等化により鋳造品の品質も良好にし得る。また、溶湯5の充填時間の短縮に伴って、鋳造のサイクルタイムの短縮化や生産性の向上を実現する。
 図4及び図5は、本発明に係わる鋳造用金型の第2及び第3の実施形態を説明する図である。以下の実施形態において、第1実施形態と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
〈第2実施形態〉
 図4に示す鋳造用金型4は、金型本体である下型4Lと、分割型である湯口ピース8との間に、塗型材Bに加えて、別の断熱部材10を介装した構成である。図示例の場合は、下型4Lの下面と、湯口ピース8のフランジ部8Cとの間に、板状の断熱部材10が介装してある。この断熱部材10は、下型4Lと湯口ピース8との間の断熱性を確保し得るものであれば、その材料がとくに限定されるものではなく、例えばセラミックスなどを採用することができる。
 上記構成を備えた鋳造用金型4は、先の実施形態と同等の作用及び効果が得られることとなり、とくに、断熱部材10によって下型4Lと湯口ピース8との間の断熱性をより一層高めることができる。これにより、複数の湯口ピース8を配置した場合に、夫々の湯口8Aにおける溶湯5の凝固時間の均等化がさらに容易になり、湯口8Aの数の増加に伴う溶湯5の充填時間及び鋳造のサイクルタイムのさらなる短縮化、並びに生産性のさらなる向上に貢献することができる。
〈第3実施形態〉
 図5に示す鋳造用金型4は、複数の分割型である湯口ピース8を備えると共に、選択された湯口ピース8にヒーター11を設けた構成である。図示例の金型4は、第1実施形態(図2参照)と同様に、直列3気筒のシリンダヘッド(CH)を製造するものであって、8個の湯口ピース8が配置してあり、中央部分が相対的に高温である高温域HAで、その両側が相対的に低温である低温域LA,LAである。そして、金型4は、両側の低温域LA,LA内における4個の湯口ピース8にヒーター11が設けてある。また、選択したヒーター11には、温度センサ12が設けてある。
 上記構成を備えた金型4は、ヒーター11により、低温域LAに配置した湯口ピース8を保温することで、これらの温度を高温域HAの湯口ピース8と同等にし、全ての湯口ピース8内の溶湯5の凝固時間の均等化を実現する。なお、図示例では、低温域LAの湯口ピース8にヒーター11を設けた場合を例示したが、例えば、全ての湯口ピース8にヒーター11及び温度センサ12を夫々装着し、各湯口ピース8の温度が均等になるように、温度センサ12の測定値に基づいてヒーター11を個別に制御することも可能である。
 本発明の鋳造用金型は、その構成が上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の細部を適宜変更することができる。また、上記実施形態では、低圧鋳造装置に適用した場合を説明したが、本発明に係わる鋳造用金型は、重力鋳造、加圧鋳造又は差圧鋳造などの他の鋳造装置に適用することも可能であり、各種鋳造品の製造に使用可能である。
 3 キャビティ
 4 金型
 4L 下型(金型本体)
 8 湯口ピース(分割型)
 8A 湯口
 10 断熱部材
 11 ヒーター
 B 塗型材
 CF 燃焼室形成部
 CH シリンダヘッド
 CP 冷却媒体の流通路
 S 隙間 

Claims (5)

  1.  鋳造空間であるキャビティを形成する金型であって、金型本体と、金型本体に組み合わされ且つ金型本体に対して熱的な分離を要する部分を形成する分割型とを備え、
     金型本体と分割型との間に隙間を形成すると共に、その隙間に塗型材を介在させたことを特徴とする鋳造用金型。
  2.  前記塗型材を塗布によって金型本体と分割型との間に介在させたことを特徴とする請求項1に記載の鋳造型金型。
  3.  金型本体と分割型との間に、塗型材に加えて、別の断熱部材を介装したことを特徴とする請求項1又は2に記載の鋳造用金型。
  4.  成形する鋳造品が、内燃機関のシリンダヘッドであって、
     シリンダヘッドの燃焼室を形成する燃焼室形成部が、冷却媒体の流通路を有し、
     分割型が、湯口を形成し且つ燃焼室形成部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の鋳造用金型。
  5.  複数の分割型を備えると共に、選択された分割型にヒーターを設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の鋳造用金型。
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