WO2016031496A1 - 送信装置、送信方法、受信装置、および受信方法 - Google Patents

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Abstract

 この発明の送信装置は、複数のシンボルから成る1ブロック分のシンボルが入力され、1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製した複製シンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを出力するシンボル配置部と、ブロックシンボルを周波数領域信号に変換する周波数変換部と、周波数領域信号から、1以上の周波数成分を除去する周波数成分除去部と、周波数成分を除去された周波数領域信号に対して補間処理を行った後に、補間された周波数領域信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、時間領域信号のうち、第1の位置に基づく位置から最後までの信号をサイクリックプレフィックスとして複製し、時間領域信号の初めにサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入部と、を備えたので、シングルキャリアブロック伝送において、帯域外スペクトルを低減するとともに、周波数利用効率を向上させることができる。

Description

送信装置、送信方法、受信装置、および受信方法
 シングルキャリアブロック伝送方式による送信装置および受信装置に関する。
 デジタル通信システムにおいて、送信信号が建物などに反射して起こるマルチパスフェージングや端末の移動によって起こるドップラ変動によって、伝送路において周波数選択性フェージングが発生したり、伝送の遅延時間が変動したりする。このようなマルチパス環境において、受信信号は送信信号と遅延時間が経って届く信号とが干渉した信号となる。
 このような周波数選択性のある伝送路において、シングルキャリアブロック伝送方式が近年注目を集めている(例えば、下記非特許文献1参照)。シングルキャリア(以下、SC(Single Carrier)と称す)ブロック伝送方式は、マルチキャリア(以下、MC(Multiple Carrier)と称す)ブロック伝送方式であるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式に比べ送信ピーク電力を低くすることができる。
 SCブロック伝送では、マルチパスフェージング対策として、時間領域信号の後ろの部分を複製して初めに付加するサイクリックプレフィックス(以下、CP(Cyclic Prefix)と称す)挿入やデータの初め又は終わりの部分にゼロを挿入するZP(zero padding)が行われている。このようにして、SCブロック伝送では、マルチパスフェージングの影響を低減しつつ送信ピーク電力を抑圧することができる。
 一般的に通信システムにおいて、割り当てられた周波数の帯域外のスペクトルについて上限値を示すスペクトルマスクが定められている。通信システムは、スペクトルマスクを満足するように帯域外スペクトルを低減する必要がある。また、帯域外スペクトルは隣接するチャネルへの干渉になるという理由からも、帯域外スペクトルを低減する必要がある。しかしながら、SCブロック伝送では、SCブロック間で位相が不連続となるため、帯域外スペクトルが発生する。
 非特許文献2には、SCブロック毎に固定シンボルを挿入し、ブロック間で位相の連続性を保つことにより、帯域外スペクトルを低減する技術が開示されている。
N. Benvenuto,R. Dinis,D. Falconer and S. Tomasin,"Single Carrier Modulation With Nonlinear Frequency Domain Equalization:An Idea Whose Time Has Come-Again",Proceeding of the IEEE,vol.98,no.1,Jan 2010,pp.69-96. 長谷川 文大,"データロスの無いSC-OFDM向け帯域外スペクトル制限手法",電子情報通信学会技術研究報告,Vol.113,No.194,2013.08.22,P.57-62,RCS2013-133
 しかしながら、非特許文献2では、固定シンボルを挿入するデータシンボルではデータを送信することができず、周波数利用効率が低下するという問題点があった。
 本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、SCブロック伝送において、帯域外スペクトルを低減するとともに、周波数利用効率を向上させる送信装置を得ることを目的としている。
 複数のシンボルから成る1ブロック分のシンボルが入力され、1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製した複製シンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを出力するシンボル配置部と、ブロックシンボルを周波数領域信号に変換する周波数変換部と、周波数領域信号から、1以上の周波数成分を除去する周波数成分除去部と、周波数成分を除去された周波数領域信号に対して補間処理を行った後に、補間された周波数領域信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、時間領域信号のうち、第1の位置に基づく位置から最後までの信号をサイクリックプレフィックスとして複製し、時間領域信号の初めにサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入部と、を備えた。
 本発明によれば、SCブロック伝送において、帯域外スペクトルを低減するとともに、周波数利用効率を向上させることができる。
実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るシンボル配置部の入出力の関係を示す図。 実施の形態1に係るシンボル配置部の入出力の関係を示す図。 実施の形態1に係る周波数変換部の入出力の関係を示す図を示す図。 実施の形態1に係る周波数成分除去部の入出力の関係を示す図。 実施の形態1に係る時間変換部の入出力の関係を示す図。 実施の形態1に係るガードバンドと信号帯域との関係を示す図。 実施の形態1に係るCP挿入の一例を示す図。 実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る周波数成分除去部およびゼロ挿入部の入出力の関係を示す図。 実施の形態1に係るIDFT部から出力される1ブロック分の信号sの位相と振幅を示す図。 実施の形態1に係るIDFT部から出力される2ブロック分のCP込みの送信信号zの位相と振幅を示す図。 実施の形態1に係るIDFT部から出力される信号の一例を示す図。 実施の形態1に係るCP付きの送信信号の一例を示す図。 実施の形態1に係るシンボル配置部、DFT部、周波数成分除去部、ゼロ挿入部およびIDFT部の入出力の関係を示す図。 実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図。 実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図。 実施の形態2に係る複製シンボル除去部および時間変換部の構成を示すブロック図。
 以下に、本発明にかかる送信装置および受信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
 実施の形態1.
 本実施の形態では、送信装置について説明する。
 図1は、実施の形態1に係る送信装置10の構成を示すブロック図である。送信装置10は、シンボル生成部11、シンボル配置部12、周波数変換部13、周波数成分除去部14、時間変換部15、CP挿入部16および送信処理部17により構成される。
 まず、各部の処理の概要を説明する。
 シンボル生成部11は、シンボルを生成し、複数のシンボルを1ブロック分のデータとしてシンボル配置部12に出力する。シンボルは、例えば、PSK(Phase Shift Keying)シンボルやQAM(Quadrature Amplitude Modulation)シンボル等である。また、1ブロックには数十から数千のシンボルが含まれる。シンボル配置部12は1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製したシンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを周波数変換部13に出力する。第1の位置については、後述する。
 周波数変換部13は入力されたブロックシンボルを周波数領域信号に変換し、周波数成分除去部14に出力する。周波数成分除去部14は1以上の周波数成分を除去し、時間変換部15に出力する。時間変換部15は入力された周波数領域信号の補間処理を行った後、周波数領域信号を時間領域信号に変換し、CP挿入部16に出力する。CP挿入部16は時間領域信号に対し、CPを挿入し、送信処理部17に出力する。送信処理部17はCP付きの信号をSCブロック信号として受信装置に送信する。
 次に、CPの挿入について説明する。
 図2は、実施の形態1に係るCPを挿入する時間領域信号21の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸は信号の値を示す。図2は、時間領域信号21の一部であって最後までの領域McpをCPとして複製し、時間領域信号21の初めに挿入することを示している。CP挿入部16は、入力される時間領域信号にCPを挿入し、送信処理部17に出力する。
 次に、シンボル配置部12、周波数変換部13、周波数成分除去部14、および時間変換部15の詳細を説明する。まず、シンボル配置部12について説明する。
 図3は、実施の形態1に係るシンボル配置部12の入出力の関係を示す図である。シンボル生成部11から出力されたシンボルがシンボル配置部12に入力される。シンボル配置部12は、シンボルを記憶する記憶部31を備える。
 図3において、dj,kはk番目のブロックのj番目のシンボルを示す。シンボル生成部11からk番目のブロックのN-1個のシンボルd0,k、・・・、t,k、t,k-1、・・・、N-1,kが入力されると、シンボル配置部12は、ブロックの先頭のシンボルd0,kを複製し、記憶部31に記憶する。シンボル配置部12は、1ブロック前のk-1番目のブロックのシンボルd0,k-1を記憶部31から取り出し、現在のブロックであるk番目のブロックのt番目のシンボルdt,kとしてシンボルd0,k-1を挿入する。シンボルの番号tは、CP挿入の際に複製する領域の先頭、又はCP挿入の際に複製する領域の先頭に最も影響するシンボルである。最も影響するシンボルについては、後述する。シンボルの番号tが複製シンボルを挿入する第1の位置である。
 シンボル配置部12は、N個のシンボルd0,k、・・・、t,k、・・・、N-1,kから成るブロックシンボルを周波数変換部13に出力する。
 なお、初期動作の際は、シンボル生成部11からシンボル配置部12にN個のシンボルが入力される。
 なお、シンボル配置部12は、記憶部31から取り出したシンボルに対して、位相回転や振幅調整を与えてもよい。その場合のシンボル配置部41を図4に示す。
 図4は、実施の形態1に係るシンボル配置部41の入出力の関係を示す図である。シンボル配置部41は、記憶部31から取り出したシンボルd0,k-1に対して、位相回転や振幅調整βを与えた後に、現在のブロックのt番目のシンボルdt,kとして出力する。
 次に、周波数変換部13について説明する。
 図5は、実施の形態1に係る周波数変換部13の入出力の関係を示す図である。
シンボル配置部12からN個のシンボルd0,k、・・・、N-1,kが周波数変換部13に入力される。周波数変換部13は、N個のシンボルについて周波数変換処理を行って、周波数領域信号s0,k、・・・、N-1,kを出力する。周波数変換部13は、例えばDFTやFFT(Fast Fourier Transform)を用いて周波数変換を行う。
 SC伝送を行う送信装置は、送信ピーク電力を抑圧するため、プリコーダとして一般的にDFT処理を行う。
 次に、周波数成分除去部14について説明する。
 図6は、実施の形態1に係る周波数成分除去部14の入出力の関係を示す図である。
 周波数変換部13から周波数領域信号s0,k、・・・、N-1,kが周波数成分除去部14に入力される。また、外部パラメタとして周波数成分の除去位置および除去数が周波数成分除去部14に入力される。周波数成分除去部14は、周波数領域信号s0,k、・・・、N-1,kから、指定された除去位置tの周波数成分を除去する。除去する場合、どの様な処理を用いても良いが、本実施の形態においては、除去対象の周波数成分に“0”を設定する。周波数成分除去部14が指定された位置の周波数成分を除去することにより、周波数利用効率を改善することができる。なお、図6においては1つの周波数成分を除去しているが、周波数成分除去部14が複数の周波数成分を除去してもよい。
 次に、時間変換部15について説明する。
 図7は、実施の形態1に係る時間変換部15の入出力の関係を示す図である。
 周波数成分除去部14から周波数成分を除去された周波数領域信号が時間変換部15に入力される。時間変換部15は、入力された周波数領域信号の補間処理を行った後、時間領域信号に変換する。補間処理および時間領域変換はどのような手法を用いても良い。補間処理は、例えば周波数領域におけるゼロ挿入を用いてもよい。また、時間変換部15は、例えばIDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)やIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を用いて時間領域変換を行う。
 また、時間変換部15は周波数領域にガードバンドを挿入してもよい。
 図8は、実施の形態1に係るガードバンドと信号帯域との関係を示す図である。図8の横軸は周波数である。ガードバンドは割り当てられた全帯域のうち、データ伝送に利用する信号帯域の脇に配置される帯域である。ガードバンドは隣接する周波数を利用する他の装置から信号が漏れこんでも信号の干渉とならないように設置される。
 時間変換部15は、ガードバンド挿入後の周波数領域信号に対して、例えばゼロ挿入などによりオーバサンプリング処理を行う。具体的には、例えば、「B.Porat,“A Course in Digital Signal Processing”,John Wiley and Sons Inc.,1997」(以下、Porat文献と称す)に記載されている信号補間式等を用いて、オーバサンプリング処理を行う。オーバサンプリング処理は、サンプリングレートを上げる、すなわちサンプリング間隔を細かくする処理である。
 時間変換部15は、入力される周波数領域信号に対し、1成分あたりのサンプリング点がL個となるようオーバサンプリングを行う。すなわち、入力される周波数成分に対してサンプリングレートがL倍となるようオーバサンプリングを行う。サンプリングレートは、オーバサンプリング後の出力サンプル数が入力される周波数成分の数の何倍であるかを示す値である。入力サンプル数がN個の場合、出力サンプル数はLN個となる。なお、オーバサンプリング処理はどのような手法を用いても良い。
 時間変換部15は、オーバサンプリング処理を行った後、周波数領域信号を時間領域信号に変換し、CP挿入部16に出力する。
 時間変換部15は、ブロック内の最後のシンボルとブロック内の最初のシンボルの間を内挿するよう補間された点がブロックの最後のサンプルに設定される補間処理方法であればどのような補間処理方法を用いてもよい。すなわち、補間処理後の時間領域信号において、補間処理後の最後のサンプル(補間により追加された点)が、ブロック内の最初のサンプルの値に滑らかにつながるような点となるような補間処理であればよい。
 次に、送信装置10の具体例を示す。
 図9は、実施の形態1に係る送信装置90の構成を示すブロック図である。図1の送信装置10との違いは、周波数変換部13として離散フーリエ変換部(以下、DFT部と称す)91、時間変換部15としてゼロ挿入部92および離散フーリエ逆変換部(以下、IDFT部と称す)93が用いられていることである。本実施の形態においてIDFT部93からの出力サンプル数をNALLと表す。
 次に、具体的なシンボルおよび信号を用いて周波数成分の除去およびゼロ挿入について説明する。
 図10は、実施の形態1に係るシンボル配置部12からIDFT部93までの入出力の関係を示す図である。IDFT部93から出力されるサンプル数NALL=8L、デ-タシンボル数N=6、オーバサンプリングレートをL=2と仮定する。周波数領域においてガードバンドとして、片側1サンプル分のゼロを挿入する。
 シンボル配置部12から6個のシンボルd0,k、・・・、5,kがDFT部91に入力される。DFT部91はDFTを行い、6個の周波数成分から成る周波数領域信号s0,k、・・・、5,kを周波数成分除去部14に出力する。周波数成分除去部14は、周波数領域信号s0,k、・・・、5,kから4番目の周波数成分を除去し、s3,k=0として出力する。s3,k=0とした周波数成分に別のブロックのデータや制御情報を配置することにより、周波数利用率を向上させることができる。DFT部91からの出力は、データの順番は、s3,k、s4,k、s5,k、s0,k、1,k、2,kとなる。データの初めはs3,kであり、データの終わりはs2,kである。
 オーバサンプリングレートは2倍であるので、ゼロ挿入部92は、ガードバンド処理後の信号に対し、NALL/L点、つまり8個のゼロ挿入を行う。ゼロ挿入部92は、s2,kとs3,kとの間にガードバンドとして片側1サンプル分のゼロを挿入した上で、オーバサンプリングによる補間として、8個のゼロ挿入を行う。ゼロ挿入部92は、16個のサンプルをIDFT部93に出力する。DFT部91から出力された周波数成分とゼロ挿入部92で挿入されたゼロをあわせて、サンプルと呼ぶ。
 IDFT部93はIDFT処理を実施し、y0,k、・・・、15,kを出力する。IDFT部93からの出力もサンプルと呼ぶ。
 Porat文献によると、上記のように周波数領域においてゼロ挿入による補間処理を行うと、IDFT部93から出力される最後のサンプルyLN-1,kは、1番目のシンボルd0,kの位相に連続的に繋がる位相、または1番目のシンボルd0,kの位相に近い位相を有する。次のCP付きのブロックの先頭はCPであり、CPの最初のサンプルはd0,kに近い値となるので、ブロック間で位相の連続性を保つことができる。よって、帯域外スペクトルの抑圧が可能となる。
 次に、図11および図12の具体例を用いて、周波数領域においてゼロ挿入による補間処理を行うことにより、ブロック間で位相の連続性を保つことができることを示す。
 図11は、実施の形態1に係るIDFT部93から出力される1ブロック分のサンプルsの位相を示す図である。111は実軸における信号Real(s)を示すグラフである。縦軸はReal(s)、横軸はサンプル番号を示す。112は虚軸における信号Imag(s)を示すグラフである。縦軸はReal(s)又はImag(s)、横軸はサンプル番号を示す。グラフ111において、信号Real(s)のブロックの最後のサンプルの位相がブロックの最初のサンプルの位相に近づく事が分かる。また、グラフ112においても、信号Imag(s)のブロックの最後のサンプルの位相がブロックの最初のサンプルの位相に近づく事が分かる。
 図12は、実施の形態1に係るIDFT部93から出力される2ブロック分のCP込みの送信信号zの位相を示す図である。2ブロックは、k番目のブロックとk+1番目のブロックである。121は実軸における信号real(Z)を示すグラフである。縦軸はReal(s)、横軸はサンプル番号を示す。122は虚軸における信号imag(Z)を示すグラフである。縦軸はImag(s)、横軸はサンプル番号を示す。各ブロックの最後のサンプルの位相が各ブロックの最初のシンボル、つまりCP直後のシンボルの位相に近づく事が分かる。シンボル配置部12において、CPの先頭に1ブロック前の最初のシンボルが設定されているため、CP込みの送信信号の場合もブロック間の位相が繋がる。
 次に、CPの先頭位置の選択について説明する。
 まず、CPの長さであるCP長は伝送路におけるマルチパス数などによって決められる。シンボル配置部12およびCP挿入部16はCP長をあらかじめ保持しているものとする。シンボル配置部12は、サンプリングレートについてもあらかじめ保持しているものとする。
 図13は、実施の形態1に係るIDFT部93から出力される信号の一例を示す図である。d0,k、・・・、7,kは、シンボル配置部12から出力されるシンボルである。また、y0,k、・・・、15,kは、IDFT部93から出力されるサンプルである。シンボルd5,kからサンプルy10,kへの矢印は、サンプルy10,kの位相はシンボルd5,kによって決まることを示している。シンボルd6,kからサンプルy12,kへの矢印、およびシンボルd7,kからサンプルy14,kへの矢印も同様の意味である。
 例えばCPに用いるサンプル数をMCP=4にする場合、CP挿入部16は、IDFT部93から出力される最後の4サンプルをCPとして用いる。シンボル配置部12から出力されるシンボル数がN=8で、2倍オーバサンプリングの場合、IDFT部93からの出力サンプル数はNALL=2×8=16となる。CPとして用いる先頭のサンプルy12,kの位相はシンボルd6,kによって決まる。従って、シンボル配置部12はシンボルd6,kにシンボルd0,k-1を設定すればCP付きのk番目のブロックの位相とk-1番目のブロックの位相との連続性を保つことができる。出力サンプル数NALLがシンボル数NのL倍(Lは1以上の整数)の場合、CPとして用いる先頭のサンプルym,kはシンボルdm/L,kによって決まる。ブロックシンボルにおけるシンボルdm/L,kは、時間領域信号におけるサンプルym,kの位置に相当する位置である。
 しかしながら、ガードインタバル挿入を行った場合などIDFT部93からの出力サンプル数NALLがシンボル数Nの整数倍ではない場合がある。その場合、シンボル配置部12は、CPの先頭にあたるサンプルにもっとも影響するシンボルを複製シンボルとして選べばよい。例えば、データ数がN=56、4倍オーバサンプリングの場合、NALL=64×4=256となる。周波数領域におけるガードインタバルサイズは64-56=8となる。
 数式1を満たすようにすれば、シンボル配置部12は、CPの先頭にあたるサンプルにもっとも影響するシンボルを求めることができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 例えば、N=24、NALL=32・Lの場合、μ=4、χ=3となる。0≦λ≦7、0≦k≦N-1と仮定し、k=λχ番目のシンボルを複製シンボルに設定した場合、IDFT部93から出力されるλμ番目付近のサンプルの位相はブロック内のλχ番目のシンボルの位相に近づく。オーバサンプリングレートがL倍の場合は、IDFT部93から出力されるLλμ番目付近のサンプルの位相はλχ番目のシンボルの位相に近づく。シンボル配置部12は、現在のブロックの先頭のシンボル、すなわち現在のブロックのCPの先頭のシンボルに複製シンボルを挿入する。なお、CP長は(NALL-λμ)Lになる。また、CPの先頭にあたるサンプルにもっとも影響するシンボルの位置は、時間領域信号においてCPの先頭にあたるサンプルの位置に基づいて得られる位置である。
 上述のようにしてCPを設定した送信信号を図14に示す。
 図14は、実施の形態1に係るCP付きの送信信号の一例を示す図である。CPとしてy12,k、・・・、15,kが設定されている。
 次に、送信信号について具体例を用いて説明する。
 図15は、実施の形態1に係るシンボル配置部12、DFT部91、周波数成分除去部14、ゼロ挿入部92およびIDFT部93の入出力の関係を示す図である。図10との違いは、シンボル配置部12に記憶部21を明記した点である。
 式(1)からμ、χを求めると、4/8=3/6であるので、μ=4、χ=3となる。なお、複製シンボルの挿入位置はt=3とした。また、周波数成分除去部14により除去されたシンボルの除去位置はt=3である。
 したがって、本実施の形態では、複数のシンボルから成る1ブロック分のシンボルが入力され、1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製した複製シンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを出力するシンボル配置部と、ブロックシンボルを周波数領域信号に変換する周波数変換部と、周波数領域信号から、1以上の周波数成分を除去する周波数成分除去部と、周波数成分を除去された周波数領域信号に対して補間処理を行った後に、補間された周波数領域信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、時間領域信号のうち、第1の位置に基づく位置から時間領域の最後までの信号をサイクリックプレフィックスとして複製し、時間領域信号の初めにサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入部と、を備えたので、帯域外スペクトルを低減するとともに、周波数利用効率を向上させることができる。
 本実施の形態において、位相の連続性を保つようにしたが、本実施の形態の送信装置により、振幅の連続性も保つことができる。位相だけでなく、振幅の連続性も保つようにすることで、帯域外スペクトルをさらに低減することができる。
実施の形態2.
 以上の実施の形態1では、送信装置の実施の形態を示したものであるが、本実施の形態においては、受信装置の実施の形態を示す。本実施の形態の受信装置は、実施の形態1で説明した送信装置により送信されたSCブロック信号を受信する。
 図16は、実施の形態2に係る受信装置160の構成を示すブロック図である。受信装置160は、CP除去部161、周波数変換部162、等化部163、複製シンボル除去部164、時間変換部165および復号部166より構成される。
 次に、各部の処理の概要を説明する。
 CP除去部161は、受信信号が入力され、CPを除去した後、周波数変換部162にCPを除去した信号を出力する。周波数変換部162は、時間領域信号を周波数領域信号に変換し、等化部163に周波数領域信号を出力する。等化部163は、周波数領域信号から補間データを除去した後、伝送路による歪みの補整を行う等化処理を行い、複製シンボル除去部164に出力する。複製シンボル除去部164は、複製シンボルを除去し、時間変換部165に出力する。時間変換部165は、周波数領域信号から時間領域信号に変換し、復号部166に出力する。復号部166は、信号を復号する。
 次に、受信装置160の具体例を示す。
 図17は、実施の形態2に係る受信装置170の構成を示すブロック図である。図16の受信装置160との違いは、周波数変換部162としてDFT部171、等化部163としてゼロ除去部172および周波数領域等化部(以下、FDE(Frequency Domain Equalizer)部と称す)173、時間変換部165としてIDFT部174が用いられていることである。DFT部172は、DFTを用いて、CP除去後の信号を周波数領域信号に変換する。ゼロ除去部178は、補間用に挿入されたゼロを削除する。FDE部173は、FDEにより等化処理を行う。FDEは一般的な処理を用いて良い。IDFT部174は、IDFTにより、周波数領域信号を時間領域信号に変換する。
 次に、複製シンボルの除去について説明する。
 図18は、実施の形態2に係る複製シンボル除去部164および時間変換部165の構成を示すブロック図である。複製シンボル除去部164は、記憶部181およびシンボル除去部182より構成される。時間変換部165は、変換部183、復調部184、および選択部185より構成される。
 入力数N、出力数NのDFT行列を数式2のように定義する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 0≦n≦N-1、0≦l≦N-1とする。Wは、行列Wから送信装置における周波数成分の除去位置に該当する行を除去した行列とする。1行が除去されると仮定すると、Wは(N-1)×Nの行列となる。周波数領域において除去された位置をtとする。行列Wのi番目の行を1×Nの行ベクトルq と仮定すると、Wは数式3のように表すことができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 (N-1)×1の列ベクトルwを用いて、Wは数式4のように表すことができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 数式4において、sは(N-1)×1の列ベクトルである。
 CPの先頭に該当するシンボルの位置をxと仮定する。送信装置10はdx,k=d0,k-1としたので、DFT部171の出力は数式5のように表すことができる
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 従って、等化部163の出力をvとすると、複製シンボル除去部164の出力は数式6のように表すことができる。数式6の右辺の第2項が、除去される複製シンボルを示す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
 d(ハット)0,k-1は、1ブロック前の処理に用いた推定値であり、記憶部181から出力される値である。さらに、Wからx番目の列を除いた行列を数式7に定義する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
 変換部183は、例えばZF(Zero Forcing)理論に従って、周波数領域信号を時間領域信号に変換し、数式8を出力する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 d(ハット)は(N-1)×1の列ベクトルであり、x番目のシンボル以外の推定値となる。複製シンボル除去部164のシンボル除去部181は、記憶部182に記憶された複製シンボルの復調結果を用いて複製シンボルを除去する。時間変換部162の変換部183は、複製シンボルを除去された信号が入力され、周波数領域信号を時間領域信号に変換し、復調部184に出力する。復調部184は、信号を復調し、選択部185に出力する。選択部185は、選択した位置のシンボルを記憶部181に出力する。なお、記憶部181は、複製シンボルとして、1ブロック前のシンボルだけではなく、それ以前のブロックの復調結果を保存してもよい。変換部183は、ZF理論を用いて変換処理を行ったが、他の手法を用いて周波数領域信号を時間領域信号に変換しても良い。
 以上の実施の形態では、SC伝送を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されず有線を含むさまざまな方式の送信装置および受信装置に適用が可能である。また、DFTやIDFT処理を用いて説明したが、これらに限定されず、FFTやIFFTを用いることもでき、複数の手法を組み合わせてもよい。また、受信装置160の構成は、実施の形態で示された装置構成に限定されない。
 したがって、本実施の形態において、受信した信号からサイクリックプレフィックスを除去するサイクリックプレフィックス除去部と、サイクリックプレフィックスを除去した受信信号を周波数領域信号に変換する周波数変換部と、周波数領域信号から補間された成分を除去した後、周波数領域信号の周波数特性を補正する等化処理を行う等化部と、等化処理後の信号から過去のブロックのシンボルが複製された複製シンボルを除去する複製シンボル除去部と、複製シンボルが除去された信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、時間領域信号に基づいて復号を行う復号部と、を備えたので、帯域外スペクトルを低減するとともに、周波数利用効率を向上させることができる。
10、90 送信装置
11 シンボル生成部
12 シンボル配置部
13、162 周波数変換部
14 周波数成分除去部
15、165 時間変換部
16 CP挿入部
17 送信処理部
21、181 記憶部
91、172 DFT部
92、178 ゼロ挿入部
93 IDFT部
111、112、121、122 グラフ
160 受信装置
161 CP除去部
163 等化部
164 複製シンボル除去部
166 復号部
179 FDE部
182 シンボル除去部
183 変換部
184 復調部
185 選択部

Claims (9)

  1.  複数のシンボルから成る1ブロック分の前記シンボルが入力され、前記1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製した複製シンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを出力するシンボル配置部と、
     前記ブロックシンボルを周波数領域信号に変換する周波数変換部と、
     前記周波数領域信号から、1以上の周波数成分を除去する周波数成分除去部と、
     前記周波数成分を除去された前記周波数領域信号に対して補間処理を行った後に、補間された前記周波数領域信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、
     前記時間領域信号のうち、前記第1の位置に基づく位置から時間領域の最後までの信号をサイクリックプレフィックスとして複製し、前記時間領域信号の初めに前記サイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入部と、
     を備えることを特徴とする送信装置。
  2.  前記時間変換部は、前記時間領域信号の最後のサンプルと前記時間領域信号の先頭のサンプルとの間を補間した補間点が前記最後のサンプルの後ろに追加されるように前記補間処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. [規則91に基づく訂正 24.09.2015] 
     前記時間変換部は、データの数を増加させるオーバサンプリング処理により前記補間処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4.  データシンボルを生成するデータシンボル生成部と、
     前記信号挿入部より入力される前記サイクリックプレフィックス付きの前記時間領域信号をシングルキャリアブロック伝送信号として送信する送信部と、
     を備え、
     前記周波数変換部は前記ブロックシンボルを離散フーリエ変換により前記周波数領域信号に変換し、
     前記時間変換部は、前記オーバサンプリング処理により補間したサンプルに0を設定するとともに、干渉を防ぐガードバンドを設け、補間された前記周波数領域信号を離散フーリエ逆変換により時間領域信号に変換することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の送信装置。
  5.  複数のシンボルから成る1ブロック分の前記シンボルが入力され、前記1ブロック前の先頭のシンボルを複製し、複製した複製シンボルを現在のブロックの第1の位置に挿入したブロックシンボルを出力するシンボル配置ステップと、
     前記ブロックシンボルを周波数領域信号に変換する周波数変換ステップと、
     前記周波数領域信号から、1以上の周波数成分を除去する周波数成分除去ステップと、
     前記周波数成分を除去された前記周波数領域信号に対して補間処理を行った後に、補間された前記周波数領域信号を時間領域信号に変換する時間変換ステップと、
     前記時間領域信号のうち、前記第1の位置に基づく位置から時間領域の最後までの信号をサイクリックプレフィックスとして複製し、前記時間領域信号の初めに前記サイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入ステップと、
     を有する送信方法。
  6.  受信した信号からサイクリックプレフィックスを除去するサイクリックプレフィックス除去部と、
     前記サイクリックプレフィックスを除去した前記受信信号を周波数領域信号に変換する周波数変換部と、
     前記周波数領域信号から補間された成分を除去した後、前記周波数領域信号の周波数特性を補正する等化処理を行う等化部と、
     前記等化処理後の信号から過去のブロックのシンボルが複製された複製シンボルを除去する複製シンボル除去部と、
     前記複製シンボルが除去された信号を時間領域信号に変換する時間変換部と、
     前記時間領域信号に基づいて復号を行う復号部と、
     を備えることを特徴とする受信装置。
  7.  前記時間変換部は、前記時間領域信号を復調し、復調されたシンボルから前記複製シンボルとして利用する第1の位置のシンボルを前記複製シンボル除去部に出力することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8.  前記周波数変換部は、前記サイクリックプレフィックスを除去した前記受信信号を離散フーリエ変換により前記周波数領域信号に変換し、
     前記時間変換部は、前記周波数領域信号を離散逆フーリエ変換により時間領域信号に変換することを特徴とする請求項6または7に記載の受信装置。
  9.  受信した信号からサイクリックプレフィックスを除去するサイクリックプレフィックス除去ステップと、
     前記サイクリックプレフィックスを除去した前記受信信号を周波数領域信号に変換する周波数変換ステップと、
     前記周波数領域信号から補間された成分を除去した後、前記周波数領域信号の周波数特性を補正する等化処理を行う等化ステップと、
     前記等化処理後の信号から過去のブロックのシンボルが複製された複製シンボルを除去する複製シンボル除去ステップと、
     前記複製シンボルが除去された信号を時間領域信号に変換する時間変換ステップと、
     前記時間領域信号に基づいて復号を行う復号ステップと、
     を有する受信方法。
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