WO2016002331A1 - 情報処理装置、情報処理方法およびコンテンツ共有システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびコンテンツ共有システム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセスコントロールが施されたコンテンツについて、利用権限のないユーザとも情報共有できるようにする。 【解決手段】利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけてコンテンツを提供する処理部を備える、情報処理装置が提供される。

Description

情報処理装置、情報処理方法およびコンテンツ共有システム
 本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびコンテンツ共有システムに関する。
 チャットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service;SNS)の普及に伴い、ユーザ間での情報共有が容易になり、新たなコミュニケーション形態として利用されている。例えば、特許文献1には、チャットシステムにおいて複数ユーザで同じ音楽を同時に再生させる手法が提案されている。
特開2010-205278号公報
 しかし、音楽等のコンテンツには、著作物等のようにアクセスコントロールが施されたものもある。このようなコンテンツを利用するためには対価を支払い、利用権限を得る必要がある。このため、アクセスコントロールが施されたコンテンツをユーザ間で共有する場合、利用権限のあるユーザであれば当該コンテンツを共有できるが、利用権限のないユーザとは当該コンテンツを共有することができなかった。
 そこで、アクセスコントロールが施されたコンテンツについて、利用権限のないユーザとも情報共有できることが求められていた。
 本開示によれば、利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけてコンテンツを提供する処理部を備える、情報処理装置が提供される。
 また、本開示によれば、利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけてコンテンツを提供する、情報処理方法が提供される。
 さらに、本開示によれば、コンテンツを利用するための複数の情報処理端末と、情報処理端末へのコンテンツの配信を行う配信サーバと、を備え、配信サーバは、1つの情報処理端末より受信した、利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけてコンテンツを提供する、コンテンツ共有システムが提供される。
 以上説明したように本開示によれば、アクセスコントロールが施されたコンテンツについて、利用権限のないユーザとも情報共有することが可能となる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係るコンテンツ共有システムの構成例を説明する説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態に係るコンテンツ共有システムにおけるコンテンツ共有処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ同士がチャットを行っている際に、音楽コンテンツを共有する状況を説明する説明図である。 音声通話中における音楽コンテンツの共有を説明する説明図である。 品質的制約の一例として、動画コンテンツを構成する各フレームを間引いて提供することを説明する説明図である。 3次元画像を2次元画像として提供する方法を説明する説明図である。 共有するコンテンツとともに、当該コンテンツとは直接的に関係のない情報を合わせて提示することを説明する説明図である。 有するコンテンツについて提供する際の処理速度を、利用権限のあるユーザに対して提供する場合より低下させて、コンテンツを提示することを説明する説明図である。 音楽コンテンツに対する品質的制約の一例として、再生方式を変える場合の処理を示すフローチャートである。 音楽コンテンツに対する品質的制約の一例として、再生方式を変える場合の処理を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 本開示の上記実施形態に係る配信サーバのハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。
 以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
 なお、説明は以下の順序で行うものとする。
 1.第1の実施形態(情報通信端末でのコンテンツ処理)
  1.1.概要
  1.2.機能構成
  1.3.コンテンツ共有処理
  1.4.利用制約情報のバリエーション
   (1)音声通話中のみ利用可能
   (2)品質的制約(動画コンテンツ)
   (3)コンテンツ以外の情報の挿入
   (4)処理速度の低下
   (5)品質的制約(音楽コンテンツ)
 2.第2の実施形態(クラウドサーバでのコンテンツ処理)
  2.1.機能構成
  2.2.コンテンツ共有処理
 3.ハードウェア構成例
 <1.第1の実施形態>
 [1.1.概要]
 まず、図1を参照して、本開示の実施形態に係るコンテンツ共有システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの構成例を説明する説明図である。なお、以下において、特に明示していない場合には、「コンテンツ」は、アクセスコントロール等の利用に際して権限を持った者のみが利用できるコンテンツをいうものとする。
 本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、複数のユーザでネットワークを介してコミュニケーションを取る際に、ユーザ間でのコンテンツの共有も可能にするシステムである。かかるコンテンツ共有システムでは、共有するコンテンツに利用権限がある場合、当該コンテンツに対する各ユーザの利用権限の有無に基づいて、コンテンツの提供方法を変える。
 例えば、図1に示すように、あるコンテンツについて、利用権限のあるユーザと利用権限のないユーザとが、例えばスマートフォン等の情報通信端末200A、200Bを利用してチャットしているとする。情報通信端末200A、200Bは、配信サーバ100を介してメッセージおよびコンテンツを送受信する。ここで、コンテンツの利用権限のあるユーザAが、コンテンツの利用権限のないユーザBとコンテンツを共有したい場合、従来であれば、利用権限のないユーザBは当該コンテンツを利用することができない。
 そこで、本実施形態に係るコンテンツ共有システムでは、利用権限のないユーザBともコンテンツを共有できるように、利用権限のないユーザBに対しては制約付きでコンテンツの利用を可能にする。すなわち、利用権限のあるユーザAは、そのコンテンツを制約なく利用することができる。一方、利用権限のないユーザBは、利用制約を受けつつそのコンテンツを利用することができるようにする。
 このような仕組みによって、コンテンツの利用権限によらず複数ユーザ間でコンテンツを共有することが可能となる。また、利用権限のないユーザに対しては、制約付きでコンテンツの利用を可能にすることで、対価を払って利用権限を得ているユーザとの公平性も維持することができる。以下、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの構成とその機能について、詳細に説明する。
 [1.2.機能構成]
 図2に基づいて、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成を示す機能ブロック図である。図2では、第1の情報通信端末200Aを利用するユーザが、あるコンテンツに関する利用権限を有しており、第2の情報通信端末200Bを利用するユーザは、コンテンツの利用権限を有していないものとする。
 本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、図2に示すように、配信サーバ100を介して、2つの情報通信端末200A、200B間でメッセージの送受信を可能にするシステムである。メッセージは、電話のように音声メッセージであってもよく、メールやチャット等のテキストメッセージであってもよい。
(配信サーバ)
 配信サーバ100は、ネットワークを介して接続された情報通信端末200A、200Bに対してメッセージを配信するサーバである。配信サーバ100は、メッセージとともにコンテンツも配信する。配信サーバ100は、図2に示すように、通信部110と、メッセージ送信処理部120とを備える。
 通信部110は、ネットワークを介して接続された情報通信端末200A、200Bとの情報の送受信を行うインタフェースである。通信部110は、各情報通信端末200A、200Bから送信先へ送信するメッセージやコンテンツを受信したり、送信先の情報通信端末200A、200Bへメッセージやコンテンツを送信したりする。
 メッセージ送信処理部120は、送信先へ送信するメッセージを送信可能な形式となるよう処理する。メッセージ送信処理部120は、通信部110から受信したメッセージを処理した後、通信部110を介して送信先の情報通信端末200A、200Bに送信する。
(情報通信端末)
 情報通信端末200A、200Bは、ユーザがメッセージやコンテンツの送受信や、コンテンツの視聴等を行うために使用する端末であり、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等の機器である。本実施形態では、コンテンツの利用権限のあるユーザが使用する第1の情報通信端末200Aおよびコンテンツの利用権限のないユーザが利用する第2の情報通信端末200Bは同一構成としているが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、コンテンツ処理部260、コンテンツ記憶部270については、端末内にコンテンツを保持し、他の端末へコンテンツを提供する際に当該端末にてコンテンツ処理を行うことを可能にするものであり、他の機器で同様の処理を行う場合には備えなくともよい。
 第1の情報通信端末200Aおよび第2の情報通信端末200Bは、図2に示すように、入力部210と、制御部220と、通信部230と、メッセージ処理部240と、出力部250と、コンテンツ処理部260と、コンテンツ記憶部270とを備える。
 入力部210は、ユーザによる情報入力を受け付ける機能部であって、例えば、ユーザが操作する操作体の接触や近接を検出可能なタッチパネルや、ボタン、キーボード等により実現される。音声入力を可能とする場合には、入力部210としてマイク等が設けられる。ユーザは、入力部210を用いて、他のユーザへ送信するメッセージを入力する。また、ユーザは、入力部210を用いて、他のユーザと共有するコンテンツを指定する。
 制御部220は、情報通信端末200A、200Bの機能の制御処理全般を行う。制御部220は、入力部210から入力された情報に基づいて、メッセージやコンテンツを送信したり、入力部210から入力された情報や受信した情報等を出力部250に出力させたりする。また、コンテンツの利用権限を有していない他のユーザとコンテンツを共有する場合には、コンテンツ処理部260コンテンツに利用制約をかける処理を行わせる。
 通信部230は、ネットワークを介して接続された配信サーバ100や情報通信端末200A、200Bとの情報の送受信を行うインタフェースである。通信部230は、当該情報通信端末200A(または200B)から入力されたメッセージや、指定されたコンテンツを配信サーバ100へ送信する。また、通信部230は、他の情報通信端末200B(または200A)から送信されたメッセージやコンテンツを、配信サーバ100を介して受信する。
 メッセージ処理部240は、入力部210から入力されたメッセージや他のユーザの情報通信端末から受信したメッセージを処理し、出力部250から出力可能な形式とする。メッセージ処理部240は、制御部220の指示を受けてメッセージを処理する。処理されたメッセージは、制御部220を介して出力部250に出力される。
 出力部250は、情報を出力する機能部であって、表示部252と、音声出力部254とからなる。表示部252は、情報を表示する機能部であり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により実現できる。音声出力部254は、音声情報を出力する機能部であり、例えばスピーカ等により実現できる。ユーザは、出力部250からメッセージやコンテンツの提供を受けることにより、他のユーザとの情報共有が可能となる。
 コンテンツ処理部260は、他のユーザとコンテンツを共有する際に、コンテンツに利用制約をかける処理を行う。コンテンツ処理部260は、提供するコンテンツの種類やコンテンツの提供方法に応じて、当該コンテンツを他のユーザが利用する際に、所定の制約を受けるようにする。コンテンツの利用制約としては、例えば、利用権限のあるユーザと同時に利用する場合にのみ利用可能とするような時間的制約や、コンテンツの品質を低下させる品質的制約等がある。
 コンテンツ処理部260は、コンテンツの利用権限を有するユーザから他のユーザとのコンテンツの共有が指示されると、対象となるコンテンツをコンテンツ記憶部270から取得して、コンテンツにかける利用制約を利用制約情報としてコンテンツに付加する。利用制約情報が付加されたコンテンツは、通信部230を介して配信サーバ100へ送信された後、他のユーザの端末へ送信される。
 コンテンツ記憶部270は、コンテンツを記憶する記憶部である。コンテンツには、例えば、音楽や写真、動画像、電子書籍、ゲーム等がある。コンテンツ記憶部270に記憶されているコンテンツは、ユーザ自身は自由に利用可能であるが、他のユーザは利用する権限を有しないコンテンツも含まれる。コンテンツ記憶部270に記憶されたコンテンツは、必要に応じてコンテンツ処理部260により処理された後、他のユーザと共有することが可能である。
 [1.3.コンテンツ共有処理]
 図3および図4に基づいて、本実施形態に係るコンテンツ共有システムにおけるコンテンツ共有処理について説明する。図3は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムにおけるコンテンツ共有処理の一例を示すフローチャートである。図4は、ユーザ同士がチャットを行っている際に、音楽コンテンツを共有する状況を説明する説明図である。なお、図3に示す処理は、チャットを行っている各ユーザの情報通信端末200A、200Bに共通の処理であり、メッセージ送信者となっているときの処理を示す。
 ここでは、一例として、ユーザ同士がチャットを行っている際に、音楽コンテンツを共有する場合について説明する。この音楽コンテンツは、著作権のあるコンテンツであり、対価を支払い、利用権限を有するユーザのみが利用できるものである。図4左上に示すように、例えばスマートフォン等の情報通信端末200の表示部252に、チャット画面12が表示されているとする。チャット画面12には、チャット相手のユーザから受信したメッセージ(例えば、メッセージ14a、14c)と、ユーザが入力し、チャット相手のユーザに送信したメッセージ(例えば、メッセージ14b)とが、交互に表示される。
 本実施形態に係るコンテンツ共有システムでは、メッセージの送信者であるユーザは、このようにチャットを行いつつ、チャット相手のユーザとコンテンツを共有するようにすることが可能である。図3に示すように、メッセージまたはコンテンツを送信しようとしているユーザが使用している情報通信端末200の制御部220は、まず、入力部210よりメッセージが入力されたか否かを確認する(S100)。メッセージの入力があった場合、制御部220は、次いで、メッセージを送信する送信ボタン16(図4参照)が押下されたか否かを判定する(S102)。なお、送信ボタン16は、図2に示す入力部210の1つである。
 ステップS102にて、送信ボタン16が押下されていないと判定された場合には、ステップS100からの処理が繰り返される。一方、ステップS102にて送信ボタン16が押下されたと判定した場合には、制御部220は、ステップS100にて入力されたメッセージを、通信部230を介して配信サーバ100へ送信する(S112)。情報通信端末200からメッセージを受信した配信サーバ100は、メッセージ送信処理を行った後、チャット相手が利用している情報通信端末200へメッセージを送信する。
 ステップS100の処理に戻り、入力部210よりメッセージが入力されていないと判定した場合、次に、制御部220は、送信ボタン16が長押しされたか否かを判定する(S104)。本実施形態に係る情報通信端末200は、通常チャットで送受信されるメッセージ以外に、コンテンツを送信することも可能である。本実施形態では、送信ボタン16の長押し操作に、チャット相手と共有するコンテンツを選択するためのコンテンツ選択メニュー表示処理が関連付けられている。そこで、ステップS104の判定により、ユーザがコンテンツ選択メニューを表示させようとしているか否かを判断する。
 すなわち、ステップS104の処理は、コンテンツ選択メニュー表示処理を実行するための操作が行われたかを判断するための操作である。したがって、コンテンツ選択メニュー表示処理を実行するための操作として、送信ボタン16の長押し操作以外の操作が関連付けられていることもある。その場合には、ステップS104では、コンテンツ選択メニュー表示処理を実行するための操作が行われたか否かが判定される。
 送信ボタン16の長押しと判定する時間は任意に設定することができ、例えば1秒程度としてもよい。ステップS104にて、送信ボタン16が長押しされていないと判定された場合には、ステップS100からの処理が繰り返される。一方、ステップS104にて、送信ボタン16の長押しがされたと判定した場合には、制御部220は、表示部252にコンテンツ選択メニューを表示させる(S106)。例えば、図4右上に示すように、送信ボタン16が所定時間以上押下された場合には、同図左下に示すように、例えばチャット画面12の空間に、コンテンツ選択メニュー18が表示される。
 コンテンツ選択メニュー18は、例えば、「再生中のコンテンツ」ボタン18a、「Music」ボタン18b、「Movie」ボタン18c、「Game」ボタン18dから構成してもよい。「再生中のコンテンツ」ボタン18aが選択されれば、情報通信端末200にて現在再生中のコンテンツが共有されることになる。また、「Music」ボタン18b、「Movie」ボタン18c、「Game」ボタン18dのいずれかが選択された場合には、情報通信端末200のコンテンツ記憶部270に記憶された、対象となるコンテンツの一覧を、表示部252に表示させてもよい。その後、コンテンツの一覧からユーザにより選択されたコンテンツを共有対象とすることができる。
 その後、制御部220は、コンテンツ選択メニュー18から選択されたコンテンツを確認する(S108)。選択されたコンテンツが再生中のコンテンツである場合、制御部220は、コンテンツ処理部260に対し、再生中のコンテンツに所定の利用制約情報を付加させる(S110)。利用制約情報は、利用権限のないユーザとコンテンツを共有する場合に付加される利用制約を表す情報である。利用制約情報は、提供するコンテンツの種類やコンテンツの提供方法に応じて設定される。本実施形態では、利用制約情報によって時間的制約を設け、現在のチャットが接続されている間のみ、コンテンツを利用可能にする。
 共有するコンテンツに利用制約情報が付加されると、制御部220は、通信部230を介して、コンテンツおよび利用制約情報を配信サーバ100へ送信し、チャット相手の情報通信端末200へ送信させる(S112)。コンテンツが送信されると、情報通信端末200の表示部252には、例えは図4右下に示すように、共有されたコンテンツを再生するためのアイコンメッセージ14dが表示される。アイコンメッセージ14は、コンテンツに応じて設定されるようにしてもよい。例えば、図4のように音楽コンテンツが共有された場合には、アイコンメッセージ14dにはスピーカのアイコンが示される。これにより、共有されたコンテンツの種類を視覚的にチャット相手に伝えることができる。
 アイコンメッセージ14dを受信したユーザは、アイコンメッセージ14dを押下すると、アイコンメッセージ14に関連付けられたコンテンツを利用制約情報に規定された範囲内で利用することが可能となる。例えば、音楽コンテンツであれば、アイコンメッセージ14を押下すると、音楽が流れるようになる。本実施形態では、現在のチャットが接続されている間のみコンテンツを利用することができるという利用制約情報により、チャットが終了したとき、このアイコンメッセージ14は押下できなくなるようにしてもよい。
 図3のステップS108の説明に戻り、ステップS108にて選択されたコンテンツが、再生中のコンテンツ以外の場合、制御部220は、共有可能なコンテンツの一覧をユーザに提示し、チャット相手と共有したいコンテンツを選択させる(S114)。ユーザがチャット相手と共有したいコンテンツを選択すると、制御部220は、コンテンツ処理部260に対して、選択されたコンテンツが著作権フリーのコンテンツであるか否かを確認させる(S116)。すなわち、チャット相手と共有したいコンテンツが、すべての人が自由に利用できるコンテンツであるか否かを確認する。
 ステップS116にて、著作権フリーのコンテンツである場合には、制御部220は、コンテンツに利用制約情報を付加せず、通信部230を介して、配信サーバ100へ送信し、チャット相手の情報通信端末200へ送信させる(S112)。このとき、コンテンツを受信したユーザの情報通信端末200の表示部252には、上述したように、図4右下に示したような、共有されたコンテンツを再生するためのアイコンメッセージ14dが表示される。アイコンメッセージ14dを受信したユーザが、アイコンメッセージ14dを押下すると、受信したコンテンツを利用することができる。当該コンテンツは著作権フリーであるため、チャット終了後も自由にこのコンテンツを利用することができる。
 一方、ステップS116にて、著作権フリーのコンテンツではないと判定した場合、制御部220は、コンテンツに利用制約情報を付加して(S118)、通信部230を介して、配信サーバ100へ送信し、チャット相手の情報通信端末200へ送信させる(S112)。この場合、ステップS110と同様の処理が行われる。したがって、アイコンメッセージ14dを受信したユーザは、アイコンメッセージ14dを押下すると、アイコンメッセージ14に関連付けられたコンテンツを利用制約情報に規定された範囲内で利用することが可能となる。
 以上、本実施形態に係るコンテンツ共有システムにおけるコンテンツ共有処理について説明した。本実施形態によれば、複数ユーザ間でコンテンツを共有する場合において、著作権のように利用制限のあるコンテンツについては、当該コンテンツの利用権限のないユーザと共有する際、利用制約をかけて共有可能にする。これにより、コンテンツの利用権限によらず複数ユーザ間でコンテンツを共有することが可能となる。また、利用権限のないユーザに対しては、制約付きでコンテンツの利用を可能にすることで、対価を払って利用権限を得ているユーザとの公平性も維持することができる。
 [1.4.利用制約情報のバリエーション]
 本実施形態に係るコンテンツ共有システムでは、コンテンツの利用権限のないユーザとコンテンツを共有する際に、利用制約情報を付加し、利用権限のないユーザがコンテンツを利用できる範囲を制約する。図3、図4に基づき説明した上述の例では、現在のチャット接続が確立されている間のみコンテンツを利用できるという制約を付加したが、本技術はかかる例に限定されない。利用制約情報の内容は、共有するコンテンツの種類やコンテンツの提供方法に応じて、適宜設定することができる。以下、利用制約情報の内容を例示する。
(1)音声通話中のみ利用可能
 複数ユーザでコンテンツを共有する状況として、例えば音声通話中における音楽コンテンツの共有が考えられる。例えば、通話中のバックミュージックとして音楽コンテンツを再生しているときに、通話相手の端末においても再生中の音楽コンテンツを再生させることで、音楽を聴きながら空間を共有している雰囲気を形成することができる。
 ここで、通話相手が音楽コンテンツの利用権限を有していない場合には、コンテンツ処理部260により音楽コンテンツに利用制約情報が付加されて、通話相手の端末に送信される。このような場合には、例えば、通話中のみ音楽コンテンツを利用可能とするといった利用制約情報を付加してもよい。
 すなわち、図5上側に示すように、情報通信端末200A、200B間の通話が確立されているときには、各ユーザの音声とともに、一方のユーザの情報通信端末200Aが再生している音楽コンテンツを、他方のユーザの情報通信端末200Bに送信する。通話中においては、情報通信端末200Bでもこの音楽コンテンツは再生可能となる。一方、図5下側に示すように、情報通信端末200A、200B間の通話が確立されていないときには、音楽コンテンツを提供した情報通信端末200Aでは当該音楽コンテンツを再生することができる。しかし、音楽コンテンツを受信した情報通信端末200Bでは、当該音楽コンテンツを再生することができなくなる。
 このように、コンテンツの提供を受けたユーザ側の情報通信端末200Bでは、コンテンツを提供したユーザと同時にのみ利用することができるような利用制約情報を設定してもよい。
(2)品質的制約(動画コンテンツ)
 複数ユーザで共有するコンテンツとしては、上述した音楽コンテンツ以外に、例えば動画コンテンツも考えられる。動画コンテンツの場合にも、上述と同様、コンテンツの提供を受けた、コンテンツの利用権限のないユーザ側の情報通信端末200Bでは、コンテンツを提供したユーザと同時のみ利用可能とするような時間的制約を付加するようにしてもよい。あるいは、コンテンツの利用権限のないユーザ側の情報通信端末200Bに動画コンテンツを提供する際に、動画コンテンツの品質を低下させる品質的制約を利用制約情報として付加することも考えられる。
 品質的制約の一例として、動画コンテンツを構成する各フレームを間引いて提供することが考えられる。例えば図6に示すように、動画コンテンツ20が、複数のフレーム20-1、20-2、20-3、・・・から構成されているとする。この動画コンテンツ20の利用権限を有するユーザが、利用権限のないユーザA、B、Cと動画コンテンツ20を共有するとき、コンテンツ処理部260は、ユーザA、B、Cの情報通信端末200に対して一部のフレームのみを提供する。例えば、コンテンツ処理部260は、各フレームを時系列に沿って、ユーザA、B、Cの順に繰り返し割り当てるようにしてもよい。これにより、利用権限のないユーザA、B、Cも、元の状態よりも品質は低下するが、動画コンテンツ20を見ることが可能となる。
 また、動画コンテンツ30が3次元画像のときには、この動画コンテンツ30の利用権限を有するユーザの情報通信端末200Aでは3次元画像として提供されるが、利用権限のないユーザの情報通信端末200Bでは2次元画像として提供するようにしてもよい。3次元画像を2次元画像として提供する方法としては、例えば図7に示すように、3次元画像の動画コンテンツ30が、左眼用2次元画像32と右眼用2次元画像34とから構成されている場合には、いずれか一方の2次元画像のみを提供することが考えられる。このように、本来ユーザに提供される3次元画像を構成する2次元画像を提供することにより、元の状態よりも品質は低下するが、利用権限のないユーザも動画コンテンツ30を見ることが可能となる。
(3)コンテンツ以外の情報の挿入
 コンテンツの利用権限のないユーザがコンテンツを利用する際の利用制約情報として、例えば、共有するコンテンツとともに、当該コンテンツとは直接的に関係のない情報を合わせて提示することも考えられる。例えば、図8に示すように、動画コンテンツ40の利用権限を有するユーザの情報通信端末200Aでは、当該動画コンテンツ40のみを視聴可能である。一方、動画コンテンツ40の提供を受けた、利用権限のないユーザの情報通信端末200Bでは、動画コンテンツ40に重畳して、当該コンテンツとは直接的に関係のない情報(例えば広告等)42が表示される。このように、利用権限のないユーザは、コンテンツとは直接的に関係のない情報42によって、動画コンテンツ40の一部については見ることができないが、動画コンテンツ40の内容を認識することは可能となる。
(4)処理速度の低下
 また、コンテンツの利用権限のないユーザがコンテンツを利用する際の利用制約情報として、例えば、共有するコンテンツについて提供する際の処理速度を、利用権限のあるユーザに対して提供する場合より低下させて、コンテンツを提示することも考えられる。例えば共有するコンテンツとして、電子書籍コンテンツを考える。
 図9に示すように、電子書籍コンテンツ50の利用権限を有するユーザの情報通信端末200Aでは、ユーザがページをめくる操作入力が行うと、スムーズに1ページ目から2ページ目に移行される。一方、電子書籍コンテンツ50の提供を受けた、利用権限のないユーザの情報通信端末200Bでは、ユーザがページをめくる操作入力が行ってから1ページ目から2ページ目に移行するまでに、例えば数秒程度の時間がかかるようにする。このように、利用権限のないユーザも、時間はかかるが電子書籍コンテンツ50を閲覧することが可能となる。
(5)品質的制約(音楽コンテンツ)
 図6および図7では、動画コンテンツについて、コンテンツの利用権限のないユーザに対しては品質的制約をかけて提供する例を示したが、例えば、音楽コンテンツに対しても品質的制約をかけて提供することも可能である。図10および図11に、音楽コンテンツに対する品質的制約の一例として、再生方式を変える場合の処理を示す。
 例えば、図11に示すように、音楽コンテンツについて利用権限のあるユーザAが、情報通信端末200Aにて音楽コンテンツを再生し、ヘッドフォン300Aを用いて聴いているとする。この音楽コンテンツはステレオ音源であり、ユーザAのヘッドフォン300Aからは、右用と左用の2つの音源が出力される。
 ここで、図10に示すように、ユーザAが、ユーザBとの音楽コンテンツの共有を指示したとする(S200)。この指示に基づき、情報通信端末200Aの制御部220は、まず、共有する音楽コンテンツが著作権を有するか否かを判定する(S202)。そして、著作原フリーの音楽コンテンツであると判定した場合、制御部220は、ユーザBの情報通信端末200Bに対して、情報通信端末200Aと同様のステレオ音源を提供する(S206)。この場合、ユーザBのヘッドフォン300Bからも右用と左用の2つの音源が出力される。
 一方、ステップS202にて、共有する音楽コンテンツに著作権がある場合、制御部220は、ユーザBが音楽コンテンツの利用権限を有するか否かを判定する(S204)。ユーザBが音楽コンテンツの利用権限を有するか否かは、例えば、外部のコンテンツ管理サーバ(図示せず。)が管理しているコンテンツの利用権限有無情報に基づき判定することができる。ステップS204にて、ユーザBが当該音楽コンテンツの利用権限を有していると判定した場合には、制御部220は、ユーザBの情報通信端末200Bに対して、情報通信端末200Aと同様のステレオ音源を提供する(S206)。この場合、ユーザBのヘッドフォン300Bからも右用と左用の2つの音源が出力される。
 ステップS204にて、ユーザBが当該音楽コンテンツの利用権限を有していないと判定した場合には、コンテンツ処理部260によって、ステレオ音源の音楽コンテンツをモノラル音源にする利用制約がかけられる(S208)。例えば、コンテンツ処理部260は、音楽コンテンツに対し、右用と左用の2つの音源のうち、いずれか一方の音源のみとする処理を行う。そして、制御部220は、モノラル音源となった音楽コンテンツを、ユーザBの情報通信端末200Bに対して提供する。これにより、例えばユーザBのヘッドフォン300Bからは、図11に示すように右用音源のみが再生されるようになる。あるいは、ヘッドフォン300Bの右側および左側の両方から、同一の音源(例えば右用音源)が出力されるようにしてもよい。
 このように、音楽コンテンツの利用権限のないユーザに対しては、ステレオ音源をモノラル音源とする品質的制約のかかった状態で音楽コンテンツを提供する。これにより、音質が低下するが、利用権限のないユーザも、音楽コンテンツを利用することが可能となる。
 その他、音楽コンテンツに対する品質的制約として、例えば、ビットレートやSNR(Signal-Noise Ratio)を落とすことが考えられる。この場合にも、音質が低下するが、利用権限のないユーザも、音楽コンテンツを利用することが可能となる。
 このように、利用制約情報の内容は、共有するコンテンツの種類やコンテンツの提供方法に応じて、適宜設定することができる。したがって、上述した利用制約情報の内容は、他の種類のコンテンツに適用することもできる。例えば、共有するコンテンツがゲームである場合には、利用権限のないユーザは、ゲームコンテンツを提供する利用権限のあるユーザがプレイ中のみ、利用できるようにすることもできる。また、複数の利用制約を組み合わせることも可能である。
 さらに、共有するコンテンツが同一であっても、共有する利用権限のないユーザに応じて利用制約情報の内容を変化させてもよい。例えば、共有するコンテンツが音楽コンテンツであるとき、利用権限のないユーザに対してビットレートを落として提供する際に、共有するユーザに応じてビットレートを落とすレベルを変えてもよい。あるいは、ある利用権限のないユーザに対しては、ビットレートを低下させて提供し、べつの利用権限のないユーザに対しては、SNRを低下させて提供するようにしてもよい。
 このようなユーザ毎の利用制約情報は、利用権限のあるユーザが設定してもよく、所定の条件に基づいてコンテンツ処理部260が自動的に設定してもよい。このとき、予め設定された利用制約情報の範囲内で利用制約情報を変更できるようにすることで、通信量や消費電力を削減できるという効果を奏することもできる。
 また、利用制約情報として、例えば利用権限のないユーザに対してアンケートへの回答を要求し、利用権限のないユーザがアンケートに回答したときに、当該利用権限のないユーザに対してコンテンツを提供するような制約を付加してもよい。
 <2.第2の実施形態>
 次に、図12に基づいて、本開示の第2の実施形態に係るコンテンツ共有システムについて説明する。本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、第1の実施形態と比較して、情報通信端末500A、500B間のメッセージの送受信を行う配信サーバ400にて、コンテンツの共有に関する処理も行う点で相違する。以下では、第1の実施形態のコンテンツ共有システムと異なる点について主として説明し、同一の構成、機能を有する処理部については詳細な説明を省略する。
 [2.1.機能構成]
 図12に基づいて、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成について説明する。図12は、本実施形態に係るコンテンツ共有システムの機能構成を示す機能ブロック図である。図12に示すように、本実施形態に係るコンテンツ共有システムは、メッセージの送受信を行う配信サーバ400と、情報通信端末500A、500Bとからなる。情報通信端末500A、500Bは、コンテンツに関する利用権限を有するユーザと、コンテンツの利用権限を有していないユーザとが利用する端末として示しているが、同一構成とすることができる。
(配信サーバ)
 配信サーバ400は、ネットワークを介して接続された情報通信端末500A、500Bに対してメッセージを配信するサーバである。また、配信サーバ400は、メッセージとともにユーザ間で共有するコンテンツの管理も行っており、ユーザ同士のコンテンツの共有指示に基づき情報通信端末500A、500Bに配信する。配信サーバ400は、図12に示すように、通信部410と、制御部420と、メッセージ送信処理部430と、管理部440と、コンテンツ処理部450と、ユーザ情報記憶部460と、コンテンツ記憶部470とを備える。
 通信部410は、ネットワークを介して接続された情報通信端末500A、500Bとの情報の送受信を行うインタフェースである。通信部410は、各情報通信端末500A、500Bから送信先へ送信するメッセージを受信したり、送信先の情報通信端末500A、500Bへメッセージやコンテンツを送信したりする。
 制御部420は、配信サーバ400の機能の制御処理全般を行う。制御部420は、情報通信端末500A、500Bから受信した情報に基づいて、メッセージやコンテンツを送信する。また、コンテンツを共有する際に、コンテンツの提供を受けるユーザがコンテンツの利用権限を有しているか否かを確認する処理や、コンテンツの利用権限を有していない他のユーザとコンテンツを共有する場合に、コンテンツに利用制約をかける処理を行わせる。
 メッセージ送信処理部430は、送信先へ送信するメッセージを送信可能な形式となるよう処理する。メッセージ送信処理部430は、通信部410から受信したメッセージを処理した後、通信部410を介して送信先の情報通信端末500A、500Bに送信する。
 管理部440は、コンテンツを共有する際に、コンテンツの提供を受けるユーザがコンテンツの利用権限を有しているか否かを確認する処理を行う。管理部440は後述するユーザ情報記憶部460を参照して、ユーザのコンテンツの利用権限の有無を確認する。
 コンテンツ処理部450は、ユーザ間でコンテンツを共有する際に、コンテンツに利用制約をかける処理を行う。コンテンツ処理部450は、提供するコンテンツの種類やコンテンツの提供方法に応じて、当該コンテンツを他のユーザが利用する際に、所定の制約を受けるようにする。コンテンツの利用制約としては、第1の実施形態で説明したように、例えば、利用権限のあるユーザと同時に利用する場合にのみ利用可能とするような時間的制約や、コンテンツの品質を低下させる品質的制約等がある。
 コンテンツ処理部450は、コンテンツの利用権限を有するユーザから他のユーザとのコンテンツの共有が指示されると、対象となるコンテンツをコンテンツ記憶部470から取得して、コンテンツにかける利用制約を利用制約情報としてコンテンツに付加する。利用制約情報が付加されたコンテンツは、通信部410を介して他のユーザの端末へ送信される。
 ユーザ情報記憶部460は、当該コンテンツ共有システムによるメッセージ配信サービスを利用するユーザに関する情報を記憶する記憶部である。ユーザ情報記憶部460には、ユーザIDと、当該ユーザの利用権限のあるコンテンツ情報等が記憶されている。ユーザ情報記憶部460の情報は、管理部440により参照され、コンテンツを共有する際に、コンテンツ処理部450による利用制約情報を付加する処理を行うかの判断に用いられる。
 コンテンツ記憶部470は、コンテンツを記憶する記憶部である。コンテンツには、例えば、音楽や写真、動画像、電子書籍、ゲーム等がある。コンテンツ記憶部470に記憶されているコンテンツは、ユーザ自身は自由に利用可能であるが、他のユーザは利用する権限を有しないコンテンツも含まれる。コンテンツ記憶部470に記憶されたコンテンツは、必要に応じてコンテンツ処理部450により処理された後、他のユーザと共有することが可能である。
(情報通信端末)
 情報通信端末500A、500Bは、ユーザがメッセージやコンテンツの送受信や、コンテンツの視聴等を行うために使用する端末であり、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等の機器である。情報通信端末500A、500Bは、図12に示すように、入力部510と、制御部520と、通信部530と、出力部540とを備える。これらの機能部は、それぞれ、第1の実施形態に係る入力部210、制御部220、通信部230、および出力部250と同様に構成することができる。ここでは詳細な説明を省略する。
 [2.2.コンテンツ共有処理]
 本実施形態に係るコンテンツ共有システムでは、ユーザ間で共有するコンテンツを、クラウドサーバである配信サーバ400によって管理している。配信サーバ400は、ユーザ間でコンテンツを共有する際に、利用権限のないユーザに対しては、コンテンツに利用制約情報を付加する処理を行う。すなわち、第1の実施形態において、コンテンツの提供を行う情報通信端末200Aと同様の機能を有する。このように、クラウドサーバによってコンテンツの共有処理を行うことで、ユーザの利用する情報通信端末500A、500Bそれぞれに利用制約情報を付加するコンテンツ処理部を設ける必要もなく、コンテンツを一括して管理することができる。
 この場合にも、第1の実施形態と同様、複数ユーザ間でコンテンツを共有する場合において、著作権のように利用制限のあるコンテンツについては、当該コンテンツの利用権限のないユーザと共有する際、利用制約をかけて共有可能にする。これにより、コンテンツの利用権限によらず複数ユーザ間でコンテンツを共有することが可能となる。また、利用権限のないユーザに対しては、制約付きでコンテンツの利用を可能にすることで、対価を払って利用権限を得ているユーザとの公平性も維持することができる。
 なお、配信サーバ400により配信されるコンテンツに対して利用制約に基づく処理を施すのは、配信サーバ400であってもよく、コンテンツを受信する情報通信端末200であってもよい。配信サーバ400側でコンテンツに対して利用制約に基づく処理を施した場合には、配信サーバ400は、例えばコンテンツの一部のみを配信する等、配信するデータ量を低減させることができる。
 一方、配信サーバ400はコンテンツをそのまま配信し、受信した情報通信端末200側で利用制約に基づきコンテンツの一部のみを利用するようにすると、配信されるデータの絶対量を維持したまま、コンテンツをユーザ間でシェアすることが可能となる。例えば、音源Lと音源Rとからなるステレオ音源の音楽コンテンツが配信サーバ400から配信されるとする。このとき、利用権限のないユーザA、Bの情報通信端末200は、ユーザAの情報通信端末200は音源Lのみを受信し、ユーザBの情報通信端末200は音源Rのみを受信するように処理する。また、例えば、動画コンテンツが配信サーバ400から配信される場合も同様に、例えば利用権限のないユーザAの情報通信端末200は奇数フレームのみを受信し、利用権限のないユーザBの情報通信端末200は偶数フレームのみを受信するように処理する。このように、コンテンツ配信の際、配信元が配信するコンテンツは同一でありながら、受信側でコンテンツの一部を受信するようにしてもよい。
 <3.ハードウェア構成例>
 最後に、上記実施形態に係る配信サーバ100、400および情報通信端末200A、200B、500A、500Bのハードウェア構成例について説明する。これらの機器は同様に構成することができるため、以下では、配信サーバ100を例として説明する。図13は、上実施形態に係る配信サーバ100のハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。
 本実施形態に係る配信サーバ100は、上述したように、コンピュータ等の処理装置により実現することができる。配信サーバ100は、図13に示すように、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904aとを備える。また、配信サーバ100は、ブリッジ904と、外部バス904bと、インタフェース905と、入力装置906と、出力装置907と、ストレージ装置908と、ドライブ909と、接続ポート911と、通信装置913とを備える。
 CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って配信サーバ100内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904aにより相互に接続されている。
 ホストバス904aは、ブリッジ904を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス904bに接続されている。なお、必ずしもホストバス904a、ブリッジ904および外部バス904bを分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
 入力装置906は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。出力装置907は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置や、スピーカなどの音声出力装置を含む。
 ストレージ装置908は、配信サーバ100の記憶部の一例であり、データ格納用の装置である。ストレージ装置908は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このストレージ装置908は、ハードディスクを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
 ドライブ909は、記憶媒体用リーダライタであり、配信サーバ100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ909は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。
 接続ポート911は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。また、通信装置913は、例えば、通信網5に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置913は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、ワイヤレスUSB対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
 以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
 例えば、上記実施形態に示した各機能部の構成は、図2または図12に示した例に限定されない。例えば、コンテンツ処理部や管理部等は、情報通信端末側と配信サーバ側とに分けて設けてもよい。
 また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
 なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
 利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する処理部を備える、情報処理装置。
(2)
 前記コンテンツが音楽である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、音質を低下させて、利用権限のないユーザに対して提供する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
 前記コンテンツがステレオ音源の音楽である場合、前記処理部は、前記コンテンツをモノラルにして利用権限のないユーザに対して提供する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
 利用権限のないユーザが2つ以上の音声出力部を有する装置を利用して前記音楽の提供を受けるとき、前記処理部は、前記各音声出力部から出力されるモノラル音源を同一にする、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
 前記コンテンツが動画像である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、フレームレートを落として利用権限のないユーザに対して提供する、前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
 前記コンテンツが3次元画像である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、2次元画像にして利用権限のないユーザに対して提供する、前記(1)~(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
 前記コンテンツが電子書籍コンテンツである場合、前記処理部は、前記コンテンツを、ページの送り速度を遅くして利用権限のないユーザに対して提供する、前記(1)~(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
 前記処理部は、利用権限を有するユーザがコンテンツを利用している間のみ、利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、前記(1)~(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
 利用権限を有するユーザと利用権限のないユーザとがメッセージを送受信可能な端末を介して通信しているとき、
 前記処理部は、利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、指定されたコンテンツを視聴可能な状態で、前記メッセージとともに提供する、前記(1)~(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
 前記処理部は、前記コンテンツに広告を付加して、利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(11)
 前記処理部は、利用権限のないユーザに対してアンケートへの回答を要求し、前記利用権限のないユーザが前記アンケートに回答したとき、当該利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(12)
 利用権限を有するユーザと利用権限のないユーザとが通話可能な端末を介して通信しているとき、
 前記処理部は、利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツのうち指定された音楽を、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、通話の背景音楽として提供する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(13)
 前記処理部は、利用権限を有するユーザからの利用制約の設定変更指示を受けて、コンテンツ配信元により予め規定された利用制約の範囲内で、前記利用制約を変更する、前記(1)~(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)
 ユーザによる利用権限のあるコンテンツの利用を管理する管理部を備え、
 前記処理部は、前記管理部により判断された各ユーザのコンテンツの利用権限に基づいて、提供するコンテンツに利用制約をかけるように構成される、前記(1)~(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(15)
 前記情報処理装置および提供されるコンテンツは、ユーザが利用する機器とネットワークを介して接続されたサーバに設けられる、前記(1)~(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)
 前記情報処理装置は、ユーザが利用する機器とネットワークを介して接続されたサーバに設けられ、
 前記処理部は、利用権限を有するユーザが利用する機器に格納されたコンテンツを、前記ネットワークを介して、利用権限のないユーザが利用する機器へ提供する、前記(1)~(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(17)
 利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する、情報処理方法。
(18)
 コンテンツを利用するための複数の情報処理端末と、
 前記情報処理端末へのコンテンツの配信を行う配信サーバと、
を備え、
 前記配信サーバは、1つの前記情報処理端末より受信した、利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する、コンテンツ共有システム。
(19)
 配信されるコンテンツについて利用権限のないユーザの情報処理端末が複数存在する場合、
 前記配信サーバは、前記各情報処理端末に対して前記コンテンツをそのまま送信し、
 前記各情報処理端末は、前記利用制約に基づいて、受信したコンテンツの一部のみ受信する、前記(18)に記載のコンテンツ共有システム。
 100、400  配信サーバ
 110、230、410、530  通信部
 120、430  メッセージ送信処理部
 210、510  入力部
 220、420、520      制御部
 240      メッセージ処理部
 250、540  出力部
 252、542  表示部
 254、544  音声出力部
 260、450  コンテンツ処理部
 270、470  コンテンツ記憶部
 440      管理部
 460      ユーザ情報記憶部
 

Claims (19)

  1.  利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する処理部を備える、情報処理装置。
  2.  前記コンテンツが音楽である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、音質を低下させて、利用権限のないユーザに対して提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  前記コンテンツがステレオ音源の音楽である場合、前記処理部は、前記コンテンツをモノラルにして利用権限のないユーザに対して提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4.  利用権限のないユーザが2つ以上の音声出力部を有する装置を利用して前記音楽の提供を受けるとき、前記処理部は、前記各音声出力部から出力されるモノラル音源を同一にする、請求項3に記載の情報処理装置。
  5.  前記コンテンツが動画像である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、フレームレートを落として利用権限のないユーザに対して提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6.  前記コンテンツが3次元画像である場合、前記処理部は、前記コンテンツを、2次元画像にして利用権限のないユーザに対して提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7.  前記コンテンツが電子書籍コンテンツである場合、前記処理部は、前記コンテンツを、ページの送り速度を遅くして利用権限のないユーザに対して提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8.  前記処理部は、利用権限を有するユーザがコンテンツを利用している間のみ、利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9.  利用権限を有するユーザと利用権限のないユーザとがメッセージを送受信可能な端末を介して通信しているとき、
     前記処理部は、利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、指定されたコンテンツを視聴可能な状態で、前記メッセージとともに提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10.  前記処理部は、前記コンテンツに広告を付加して、利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11.  前記処理部は、利用権限のないユーザに対してアンケートへの回答を要求し、前記利用権限のないユーザが前記アンケートに回答したとき、当該利用権限のないユーザに対して前記コンテンツを提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  12.  利用権限を有するユーザと利用権限のないユーザとが通話可能な端末を介して通信しているとき、
     前記処理部は、利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツのうち指定された音楽を、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、通話の背景音楽として提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13.  前記処理部は、利用権限を有するユーザからの利用制約の設定変更指示を受けて、コンテンツ配信元により予め規定された利用制約の範囲内で、前記利用制約を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  14.  ユーザによる利用権限のあるコンテンツの利用を管理する管理部を備え、
     前記処理部は、前記管理部により判断された各ユーザのコンテンツの利用権限に基づいて、提供するコンテンツに利用制約をかけるように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
  15.  前記情報処理装置および提供されるコンテンツは、ユーザが利用する機器とネットワークを介して接続されたサーバに設けられる、請求項1に記載の情報処理装置。
  16.  前記情報処理装置は、ユーザが利用する機器とネットワークを介して接続されたサーバに設けられ、
     前記処理部は、利用権限を有するユーザが利用する機器に格納されたコンテンツを、前記ネットワークを介して、利用権限のないユーザが利用する機器へ提供する、請求項1に記載の情報処理装置。
  17.  利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する、情報処理方法。
  18.  コンテンツを利用するための複数の情報処理端末と、
     前記情報処理端末へのコンテンツの配信を行う配信サーバと、
    を備え、
     前記配信サーバは、1つの前記情報処理端末より受信した、利用権限が付与されたコンテンツについて利用権限を有するユーザからのコンテンツ共有指示に基づいて、前記コンテンツの利用権限のないユーザに対して、利用制約をかけて前記コンテンツを提供する、コンテンツ共有システム。
  19.  配信されるコンテンツについて利用権限のないユーザの情報処理端末が複数存在する場合、
     前記配信サーバは、前記各情報処理端末に対して前記コンテンツをそのまま送信し、
     前記各情報処理端末は、前記利用制約に基づいて、受信したコンテンツの一部のみ受信する、請求項18に記載のコンテンツ共有システム。
     
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