JP2005229522A - コンテンツ共有システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、コンテンツ配信のためのネットワークを構築する複数の端末同士で、個人が所有するコンテンツを当該複数の端末同士で共有できるようにする。
【解決手段】
本発明は、コンテンツ配信機能を有するマスター端末2と、当該マスター端末2から配信される映像コンテンツを受信して出力するスレーブ端末3、4、5とによって構成されるコンテンツ共同視聴システム1であって、マスター端末2は、スレーブ端末3、4、5との間で映像コンテンツを共有するか否かを決定し、ディスクドライブ24により映像コンテンツを再生して出力する際、コンテンツを共有することを決定したスレーブ端末3、4、5に対して、映像コンテンツの再生処理と同時並列的に当該映像コンテンツを配信し、スレーブ端末3、4、5は、マスター端末2から配信された映像コンテンツを受信し、当該受信した映像コンテンツを表示するようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンテンツ共有システムに関し、例えばコンテンツの配信を行うマスター端末と当該コンテンツの配信を受けるスレーブ端末との間で一つのコンテンツを共有して視聴する場合に適用して好適なものである。
従来、図8に示すように同一機能を有する携帯型コンテンツ再生装置51及び52を複数人数のユーザがそれぞれ所持していた場合であっても、同一時間帯及び同一空間において同一コンテンツを同時に視聴するためには当該コンテンツが格納されたCD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体53、54を人数分だけ用意する必要があり、またインターネット50を介してそれぞれが同一コンテンツをダウンロードしなければならない。
例えば通勤、通学途中や旅行中において、友人同士で1つのMDコンテンツを互いのMDプレーヤで同時に再生することは物理的に不可能であった。もちろん、互いのMDを交換し合ったり、ヘッドフォンジャックを分岐させるための特別なプラグを使用する等の方法はあるが、前者は全く同時に同一コンテンツを楽しむことはできないし、後者ではMDコンテンツを1台のMDプレーヤを介して共有するために生じる不便さがあると共に同時に聴取可能な人数にも自ずと限界があった。
一方、IP(Internet Protocol)ネットワークを使って多数のユーザに映像コンテンツをマルチキャスト通信により配信する方法がこれまでも多数提案されているが、これらは如何に効率良くネットワークリソースを使用して大人数のユーザへコンテンツを配信するかを主眼としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-237883号公報
しかしながらマルチキャスト通信におけるコンテンツ受信側では、インターネット等のネットワークを経由してコンテンツを受け取るために各ユーザがネットワークへの接続操作を行わなければならず、またコンテンツ配信側では当該コンテンツを配信するに際して強固な著作権保護技術を要し、ネットワークのインフラ構築と相まって必ずしも簡易かつ容易にコンテンツ配信を行うことができる訳ではなかった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、コンテンツ配信のため個人間でネットワークを構築する複数の端末同士において個人が所有するコンテンツを当該複数の端末同士で共有し得るコンテンツ共有システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、コンテンツ配信機能を有するマスター端末と、当該マスター端末から配信されるコンテンツを受信して出力するスレーブ端末とを備えるコンテンツ共有システムであって、マスター端末は、スレーブ端末との間でコンテンツを共有するか否かを決定するコンテンツ共有決定手段と、コンテンツを再生して出力するコンテンツ再生処理手段と、コンテンツを共有することを決定したスレーブ端末に対して、コンテンツ再生処理手段によるコンテンツの再生処理と同時並列的に当該コンテンツを配信するコンテンツ配信手段とを設け、スレーブ端末は、マスター端末から配信されたコンテンツを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信したコンテンツを出力する出力手段とを設けるようにする。
これにより、予めコンテンツを共有することを許可したスレーブ端末に対してのみ、マスター端末が自身で再生して出力するコンテンツを同時並列的に配信することができるので、時間的及び空間的に限定した範囲内でマスター端末及びスレーブ端末間でコンテンツを共有しながら出力することができる。
本発明によれば、予めコンテンツを共有することを許可したスレーブ端末に対してのみ、マスター端末が自身で再生して出力するコンテンツを同時並列的に配信することができるので、時間的及び空間的に限定した範囲内でマスター端末及びスレーブ端末間でコンテンツを共有しながら出力し得るコンテンツ共有システムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)コンテンツ共同視聴システムの全体構成
図1において、1は全体として本発明のコンテンツ共有システムに相当するコンテンツ共同視聴システムを示し、映画、音楽及びゲーム等のコンテンツを表示部12を介して提供し得ると共にコンテンツ配信機能を有する携帯型コンテンツ再生装置でなるマスター端末2と、当該マスター端末2と同等の機能を有しているがコンテンツ配信を行わない携帯型コンテンツ再生装置でなる第1のスレーブ端末3と、当該第1のスレーブ端末3と同様に映画、音楽及びゲーム等のコンテンツをLCD(Liquid Crystal Display)13及び14を介してユーザへ提供し得るがコンテンツ配信機能を有していない携帯電話機でなる第2のスレーブ端末4及び5とによって構成されている。
これらのマスター端末2、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、それぞれIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11g等の同一インタフェース及びプロトコルを装備しており、相互に無線通信し得るようになされている。
マスター端末2及び第1のスレーブ端末3は、例えばCDやDVD等のディスク状記録媒体6を再生するためのディスクドライブを搭載しており、当該ディスク状記録媒体6に格納されている映像コンテンツを再生し、表示部11及び12にそれぞれ表示し得るようになされている。またマスター端末2は、インターネット9を介してダウンロードした映像コンテンツを表示部12に表示することも可能である。
なおマスター端末2及び第1のスレーブ端末3は、双方共に同一の機能を有しており、マスター端末2が第1のスレーブ端末3になることも、当該第1のスレーブ端末3がマスター端末2になることも可能であり、双方の端末自体に優劣の差はない。
因みにマスター端末2及び第1のスレーブ端末3は、表上部11及び12と対向する面上に操作ボタン等が複数設けられた操作入力部15及び16を有し、当該操作入力部15及び16を介して各種命令を入力し得るようになされている。
一方、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2がディスク状記録媒体6を介して映像コンテンツを再生するとほぼ同時並列的に当該マスター端末2から配信される当該映像コンテンツを受信してLCD13及び14にそれぞれ表示するようになされている。
従ってコンテンツ共同視聴システム1においては、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5からマスター端末2に対してコンテンツ共有要求を受けると、当該マスター端末2がディスク状記録媒体6を介して映像コンテンツを再生し表示部12に表示するのとほぼ同時並列的に、当該映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5へ配信し得るようになされている。
ここでコンテンツ共同視聴システム1では、マスター端末2と、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間において、マスター端末2から配信する映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5で受信して表示させることはできるが、当該配信された映像コンテンツを当該第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に記録したり、保存させることはできないようにしている。
具体的には、マスター端末2が配信する映像コンテンツに対して書込禁止フラグを立てておき、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は当該映像コンテンツに書込禁止フラグが立っている場合には内部メモリの記憶容量に余裕があったとしても映像コンテンツを記録して保存し得ないようになされており、これにより著作権保護の実効を図るようになされている。
(2)マスター端末及び第1のスレーブ端末の回路構成
図2に示すようにマスター端末2は、基本的には第1のスレーブ端末3と同一の回路構成を有している関係上、ここでは便宜上第1のスレーブ端末3の説明については省略する。
マスター端末2は、CPU(Central Processing Unit)20が全体を統括制御すると共に、ROM(Read Only Memory)21に格納された基本プログラムやコンテンツ配信プログラム等のアプリケーションプログラムをRAM(Random Access Memory)22上で起動することにより、ディスクドライブ24による通常の映像コンテンツの再生処理及びIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11g等の無線通信モジュール25によるコンテンツ配信処理を実行するようになされている。
またマスター端末2は、ネットワークインタフェース26を介してインターネット9から映像コンテンツをダウンロードし得るようになされており、当該ダウンロードした映像コンテンツについてもディスクドライブ24を介してディスク状記録媒体6に記録し得るようになされている。
なおマスター端末2は、例えばメモリースティック等の半導体メモリでなる外部記憶媒体に対して外部記憶媒体インタフェース23を介して読み書きし得、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツの配信を許可するため、当該第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に付与されている固有のログインID(Identification)を登録情報として予め記憶し得るようになされている。
因みに第1のスレーブ端末3では、ROM21に対して当該第1のスレーブ端末3を示す固有のログインIDが記憶されており、これをマスター端末2が記憶すべき登録情報として無線通信モジュール25を介してマスター端末2へ送信するようになされている。
(3)第2のスレーブ端末の回路構成
図3に示すように第2のスレーブ端末4及び5についても、基本的には第2のスレーブ端末4と第2のスレーブ端末5とは同一の回路構成を有している関係上、便宜上第2のスレーブ端末5の説明については省略する。
第2のスレーブ端末4は、CPU30が全体を統括制御すると共に、ROM31に格納された基本プログラムやコンテンツ受信プログラム等のアプリケーションプログラムをRAM32上で起動することにより、通常の携帯電話機としての通話機能や電子メール機能に加えてマスター端末2から配信された映像コンテンツの再生処理を実行するようになされている。
また第2のスレーブ端末4は、コンテンツ受信プログラムに従ってIEEE802.11g等の無線通信モジュール34によりマスター端末2から配信される映像コンテンツを受信すると共に復調・復号し、CPU30の制御によりLCD14に対して当該映像コンテンツを表示するようになされている。
なお第2のスレーブ端末4についても、マスター端末2から映像コンテンツの配信を受けるための固有のログインIDがROM31に予め記憶されており、これをマスター端末2が記憶すべき登録情報として無線通信モジュール25を介してマスター端末2へ送信するようになされている。
(4)ディスク状記録媒体のデータ構造
図4に示すようにディスク状記録媒体6は、単層ディスクでなり、そのデータ格納領域には最も画質の優れた高品位の「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」が記録されていると共に、それよりもビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」と、さらにビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」とが記録されている。
このようにディスク状記録媒体6には、映像コンテンツの内容は同一であっても品質の異なる複数種類のコンテンツデータが記録されており、マスター端末2はいずれの品質のコンテンツデータを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5へ配信するかを自由に決定し得るようになされている。
(5)コンテンツ配信処理手順
続いて、マスター端末2が第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツを配信することにより当該映像コンテンツを共有して共同視聴するためのコンテンツ配信処理手順について図5及び図6のフローチャートを用いて具体的に説明する。
実際上、図5に示すようにステップSP31において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、映像コンテンツの配信を受けるために自身の固有のログインIDを登録情報として無線通信モジュール34によりマスター端末2へ送信し、次のステップSP32へ移る。
ステップSP32において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、ステップSP31でログインIDを登録情報としてマスター端末2へ送信したので、待機状態になるか自身で映像コンテンツの再生処理を行う等の通常の再生状態へ遷移し、次のステップSP33へ移る。
このときステップSP1においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5から送信されてくる個々のログインIDを登録情報として無線通信モジュール25を介して受信し、これらを外部記憶媒体インタフェース23により外部記憶媒体に格納することにより登録し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてマスター端末2は、映画等の映像コンテンツが格納されているディスク状記録媒体6が装填されたことを認識すると、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてマスター端末2は、ディスクドライブ24によりディスク状記録媒体6から再生する映像コンテンツを当該マスター端末2と第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で同時に共有するか否かを、ユーザの操作入力部16に対するボタン操作に基づいて判定する。
ここで否定結果が得られると、このことはマスター端末2のユーザにより映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で共有する意思がないことを表しており、このときマスター端末2は次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてマスター端末2は、映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で共有するためのボタン操作がユーザによって行われておらず、映像コンテンツを共有する意思がユーザにないと判断し、ディスク状記録媒体6に格納されている「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」に対応した映像コンテンツをディスクドライブ24により通常通り再生して表示部12に表示し、次のステップSP22へ移って処理を終了する。
ここで「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」は、ディスク状記録媒体6に格納されているコンテンツデータの中ではビットレートの最も高い高画質なデータストリームであり、マスター端末2のユーザは当該映像コンテンツの格納されたディスク状記録媒体6の所有者すなわち正規のライセンス所持者であるため、「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」の再生権限を有しているといえる。
これに対してステップSP3で肯定結果が得られると、このことは第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間でマスター端末2が再生する映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で共有して共同視聴させる意思がユーザにあることを表しており、このときマスター端末2は次のステップSP5へ移る。
ステップSP5においてマスター端末2は、登録情報としてログインIDが登録された登録済み端末(第1のスレーブ端末3や第2のスレーブ端末4及び5)を外部記憶媒体の中から検索し、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてマスター端末2は、外部記憶媒体を検索した結果、ログインIDが登録された登録済み端末(第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5)を発見したか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、外部記憶媒体にログインIDが登録された登録済み端末(第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5)は無線通信し得る範囲に存在せず、映像コンテンツを共有すべき対象が存在しないことを表しており、このときマスター端末2はステップSP4へ移ってディスク状記録媒体6に格納されている「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」に対応した映像コンテンツを通常通り再生して表示部12に表示し、次のステップSP22へ移って処理を終了する。
これに対してステップSP6で肯定結果が得られると、このことは外部記憶媒体にログインIDが登録された登録済み端末(第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5)は無線通信し得る範囲に存在し、映像コンテンツを共有すべき対象が存在していることを表しており、このときマスター端末2は次のステップSP7へ移る。
ステップSP7においてマスター端末2は、登録済み端末である第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツの配信希望があるか否かの問い合わせをそれぞれ行い、次のステップSP8へ移る。
このときステップSP33において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2から映像コンテンツの配信希望に関する問い合わせを受信し、次のステップSP34へ移る。
ステップSP34において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、当該映像コンテンツの配信を当該第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5のユーザが希望するか否かを判定し、否定結果を得たときにはステップSP32へ戻り以降の処理を繰り返すのに対し、肯定結果を得たときには次のステップSP35へ移る。
ステップSP35において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2が再生する映像コンテンツの配信をユーザが希望するので当該マスター端末2に対してコンテンツ共有要求を行い、次のステップSP36へ移る。
このときステップSP8においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5からコンテンツ共有要求を受け取った場合、ステップSP9においてコンテンツ共有要求を行った第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5が列挙された配信要求端末リストを作成して表示し、次のステップSP10へ移る。
ステップSP10においてマスター端末2は、ユーザの操作の応じて配信要求端末リストから映像コンテンツを配信すべき対象となる第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5を順番に若しくは一度に選択し、次のステップSP11へ移る。
ステップSP11においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で無線通信接続を確立し、このとき同様にステップSP36において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2との間で無線通信接続を確立する。
ステップSP12においてマスター端末2は、映像コンテンツを配信する際の盗聴防止や不正二次使用を回避するための暗号化を施すべく例えばWEP(Wired Equivalent Privacy)による暗号鍵を生成したり、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に配信した映像コンテンツの再生を許可するための再生許可情報をサブライセンスとして生成し、これらを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5へ送信し、次のステップSP13へ移る。
因みに、セキュリティを確保するためにはWEPに限らず、WPA(Wi-Fi Protected Access)やMACアドレスフィルタリング等のセキュリティ技術を用いるようにしても良い。
ここでマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に配信する映像コンテンツのサブライセンスを生成して発行することにより、当該サブライセンスを有している第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5だけがマスター端末2から映像コンテンツの配信を受けて再生し得るようになされている。
因みに、マスター端末2が自身で再生すると共に配信する映像コンテンツに関して正規のライセンスを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5が所持している場合、マスター端末2がその正規のライセンスを確認できさえすればサブライセンスを発行する必要はなく、かつ当該映像コンテンツの著作権に係わりなく映像コンテンツを自由に配信することができる。
このときステップSP37において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2から送信されてくる暗号鍵及び再生許可情報を受信し、マスター端末2から配信される映像コンテンツを受信して表示するための受信環境を設定し、次のステップSP38へ移る。
ステップSP38において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、受信環境を設定したので、映像コンテンツの配信に対する受信準備完了をマスター端末2へ通知し、次のステップSP39へ移る。
このときステップSP13においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5から受信準備完了を受信し、次のステップSP14へ移る。
ステップSP14(図6)においてマスター端末2は、ディスクドライブ24によりディスク状記録媒体6の再生を開始し、次のステップSP15へ移る。
ステップSP15においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5が正規のライセンスではなく当該マスター端末2から供給されたサブライセンスにより映像コンテンツを再生する権利しか持ち得ていないため、ディスク状記録媒体6に格納された最も高品位な「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」ではなく、ビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」からなるデータストリーム又は「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」とからなるデータストリームを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して配信し、次のステップSP16へ移る。
なおマスター端末2は、第1のスレーブ端末3と比較して第2のスレーブ端末4及び5のLCD13、14における表示能力が著しく低下している場合には、第1のスレーブ端末3に対しては「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」からなるデータストリームを配信すると共に、第2のスレーブ端末4及び5に対しては「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」とからなるデータストリームを配信することもできる。
このときステップSP39において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2から配信される映像コンテンツ(「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」からなるデータストリーム又は「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」のデータストリーム)を受信し、これをリアルタイムに表示する。そして、マスター端末2から接続の切断要求を受信するとステップSP40へ移る。
ところでマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツを配信する際の無線出力を所定基準値以下に抑制するようになされており、これにより無線到達範囲が不必要に拡がることを抑制し得ると共に、映像コンテンツの送信可能範囲を限定して第三者による盗聴を防止すると共に高速通信及び低消費電力化を図ることができるようになされている。
このときステップSP16においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対する映像コンテンツの配信を終了したか否かを判定し、否定結果が得られると、ステップSP15に戻って映像コンテンツの配信を継続するのに対し、肯定結果が得られると次のステップSP17へ移る。
ステップSP17においてマスター端末2は、映像コンテンツの配信を終了したので当該マスター端末2と第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間の接続状態を切断する切断要求を送信し、次のステップSP18へ移る。
このときステップSP40において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、マスター端末2からの切断要求を受信し、次のステップSP41でマスター端末2から配信されてくる映像コンテンツの受信処理及び表示処理を終了し、次のステップSP42へ移る。
ステップSP42において第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5は、映像コンテンツの受信処理及び表示処理を終了したので、マスター端末2との接続状態を切断し、その旨を示す切断完了通知をマスター端末2に対して行い、次のステップSP43へ移って待機状態に遷移した後にステップSP44で処理を終了する。
一方、ステップSP18においてマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5からの切断完了通知を受信し、次のステップSP19へ移って待機状態に遷移した後、ステップSP20で処理を終了する。
(6)動作及び効果
以上の構成において、コンテンツ共同視聴システム1のマスター端末2は、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5のログインIDを登録情報として予め登録し、当該登録した第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5だけを映像コンテンツの配信対象として特定したうえで、ディスクドライブ24によりディスク状記録媒体6から映像コンテンツを再生するとほぼ同時に当該映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して配信する。
これによりコンテンツ共同視聴システム1では、マスター端末2と第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間で同一の映像コンテンツを共有することができると共に同時に視聴することができる。
このときマスター端末2は、サブライセンスを与えた第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対しては当該マスター端末2が再生して表示する映像コンテンツの画質と同一ではなく、ビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」からなるデータストリーム又は「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」からなるデータストリームを配信する。
これによりコンテンツ共同視聴システム1では、サブライセンスにより限られた狭地域のネットワーク範囲内とはいえ、正規のライセンスを有していない第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対しては、最も画質の優れた状態で映像コンテンツを配信することを防止し、著作権を考慮しつつ当該映像コンテンツを複数のユーザ間で共有することができる。
このようにコンテンツ共同視聴システム1は、同一時間帯及び同一空間において、予め限定した複数のユーザ間で映像コンテンツの著作権に留意しつつ当該映像コンテンツを簡易かつ一時的に共有することができる。
またコンテンツ共同視聴システム1では、マスター端末2が映像コンテンツを再生するとほぼ同時に第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に当該映像コンテンツを配信し、当該映像コンテンツの再生及び停止を第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5から制御することはできない。その意味でマスター端末2は、あたかも放送局として機能することになる。
しかしながらマスター端末2では、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5からの一時停止要求を受け付け、これに応じて映像コンテンツの再生を停止することにより当該映像コンテンツの配信を一時的に停止することもでき、オンデマンド的に映像コンテンツを配信することもできる。
さらにコンテンツ共同視聴システム1は、マスター端末2から配信する映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5で受信させてリアルタイムに表示させるものの、当該映像コンテンツを記録させないようにしたことにより一段と著作権保護の実効を図ることができる。
このようなコンテンツ共同視聴システム1は、その使い道として電車やバス等の移動空間において友人間で容易に映像コンテンツを共同視聴することができるので、ユーザ間のコミュニケーションの円滑化を図ると共に、映像コンテンツ自体の利用を一段と増加させることができ、その結果として産業の発達にも資することとなる。
以上の構成によれば、コンテンツ共同視聴システム1は、映像コンテンツの共有可能な空間と時間に制約を加えつつ、同一時間帯及び同一空間を共有する複数のユーザ間で映像コンテンツを共有させて同時に視聴させることができる。
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、単層ディスクでなるディスク状記録媒体6を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図7に示すように多層ディスクでなるディスク状記録媒体を用いるようにしても良い。
この場合、ディスク状記録媒体における一面側に「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」が格納され、多面側に「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」、「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」が格納されることになる。
また上述の形態においては、画質の異なる複数種類の「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」、「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」、「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」が格納されたディスク状記録媒体6を再生し、「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」、「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」を映像コンテンツの配信用に用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ディスク状記録媒体6には「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」だけを記録しておき、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツを配信する度に「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」を所定の圧縮符号化方法で再度エンコードすることによりビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」、「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」を生成して配信するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5が正規のライセンスを所持しておらず、マスター端末2からサブライセンスを供給してビットレートを低減させた「配信用コンテンツ画像データA」及び「配信用コンテンツ音声データA」、「配信用コンテンツ画像データB」及び「配信用コンテンツ音声データB」を配信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5が正規のライセンスを所持している場合には、「通常再生用コンテンツ画像データ」及び「通常再生用コンテンツ音声データ」をそのまま配信するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、マスター端末2と第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5との間をIEEE802.11g等によって無線通信接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、IEEE802.11a、IEEE802.11b、Bluetooth通信やUWB(Ultra Wide Band)等のその他種々の無線通信規格に準拠した無線通信モジュールによって無線通信接続したり、若しくはイーサネット(登録商標)(100Base-TX)、USB(Uniform Resource Locator)2.0、IEEE1394等によって有線接続するようにしても良い。
マスター端末2は、特にUWBにより無線通信接続を確立する場合には近距離無線通信においてIEEE802.11g等よりも高速・低消費電力の無線通信を確立することが可能であるため、映像コンテンツの配信距離を近距離に限定する場合には一段と有効である。
さらに上述の実施の形態においては、映像コンテンツを配信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音楽コンテンツであったり、ゲームコンテンツを配信するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5を示す固有のログインIDを登録情報としてマスター端末2が予め登録しておき、当該ログインIDを有する第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して映像コンテンツを配信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ログインIDに加えてパスワードを併用することによりセキュリティ効果を向上させるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、マスター端末2がディスク状記録媒体6から再生した映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して配信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、インターネット9から段ロードした映像コンテンツを第1のスレーブ端末3、第2のスレーブ端末4及び5に対して配信するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明を携帯型コンテンツ再生装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コンテンツ再生機能及び無線通信機能を有する端末であればパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等の他の種々の電子機器に本発明を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明のコンテンツ共有システムを、コンテンツ共有決定手段としてのCPU20、コンテンツ再生処理手段としてのディスクドライブ24、コンテンツ配信手段としてのCPU20及び無線通信モジュール25とからなるマスター端末と、受信手段としての無線通信モジュール34、出力手段としてのCPU30、LCD13とからなるスレーブ端末によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなるマスター端末とスレーブ端末とによってコンテンツ共有システムを構成するようにしても良い。
本発明のコンテンツ共有システムは、例えばコンテンツ再生機能と無線通信機能を有する端末同士でコンテンツを相互に授受し得る用途に適用することができる。
本発明の実施の形態におけるコンテンツ共同視聴システムの全体構成を示す略線図である。 マスター端末(第1のスレーブ端末)の構成を示す略線的ブロック図である。 第2のスレーブ端末の構成を示す略線的ブロック図である。 ディスク状記録媒体のデータ構造を示す略線図である。 コンテンツ配信処理手順(1)を示すフローチャートである。 コンテンツ配信処理手順(2)を示すフローチャートである。 他の実施の形態におけるディスク状記録媒体のデータ構造を示す略線図である。 従来のコンテンツ視聴方法の説明に供する略線図である。
符号の説明
1……コンテンツ共同視聴システム、2……マスター端末、3……第1のスレーブ端末、4、5……第2のスレーブ端末、6……ディスク状記録媒体、20、30……CPU、24……ディスクドライブ、25、34……無線通信モジュール。

Claims (10)

  1. コンテンツ配信機能を有するマスター端末と、当該マスター端末から配信されるコンテンツを受信して出力するスレーブ端末とを具えるコンテンツ共有システムであって、
    上記マスター端末は、
    上記スレーブ端末との間で上記コンテンツを共有するか否かを決定するコンテンツ共有決定手段と、
    上記コンテンツを再生して出力するコンテンツ再生処理手段と、
    上記コンテンツを共有することを決定した上記スレーブ端末に対して、上記コンテンツ再生処理手段による上記コンテンツの再生処理と同時並列的に当該コンテンツを配信するコンテンツ配信手段とを具え、
    上記スレーブ端末は、
    上記マスター端末から配信された上記コンテンツを受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信した上記コンテンツを出力する出力手段とを具える
    ことを特徴とするコンテンツ共有システム。
  2. 上記コンテンツ共有決定手段は、上記スレーブ端末が有する固有のログインIDを予め登録しておき、上記ログインIDを有する上記スレーブ端末からのコンテンツ共有要求を受けたときに上記コンテンツを共有することを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ共有システム。
  3. 上記コンテンツ共有決定手段は、上記コンテンツを共有することを決定したうえで、上記スレーブ端末が上記コンテンツの正規ライセンスを有しているか否かを判定し、
    上記コンテンツ配信手段は、上記スレーブ端末が上記正規ライセンスを有していないと判定したとき、上記コンテンツを一旦デコードした後に所定の圧縮方法で再エンコードすることによりビットレートを低減させたうえで上記コンテンツの再生処理と同時並列的に当該スレーブ端末へ配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ共有システム。
  4. 上記コンテンツ配信手段は、上記コンテンツを無線により上記スレーブ端末へ配信する場合、無線出力を所定基準値以下に抑制する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ共有システム。
  5. コンテンツをスレーブ端末へ配信するコンテンツ配信機能を有するマスター端末としてのコンテンツ配信装置において、
    上記スレーブ端末との間で上記コンテンツを共有するか否かを決定するコンテンツ共有決定手段と、
    上記コンテンツを再生して出力するコンテンツ再生処理手段と、
    上記コンテンツを共有することを決定した上記スレーブ端末に対して、上記コンテンツ再生処理手段による上記コンテンツの再生処理と同時並列的に当該コンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、
    を具えることを特徴とするコンテンツ配信装置。
  6. コンテンツ配信機能を有するマスター端末によりコンテンツの共有許可を受けた場合に、当該マスター端末が自身で上記コンテンツを再生して出力するのと同時並列的に配信された当該コンテンツを受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信した上記コンテンツを出力する出力手段と
    を具えることを特徴とするコンテンツ受信装置。
  7. コンテンツをスレーブ端末へ配信するコンテンツ配信機能を有するマスター端末によるコンテンツ配信方法において、
    上記スレーブ端末との間で上記コンテンツを共有するか否かを決定するコンテンツ共有決定ステップと、
    上記コンテンツを共有することを決定した上記スレーブ端末に対して、上記コンテンツを自身で再生して出力するのと同時並列的に当該コンテンツを配信するコンテンツ配信ステップと、
    を具えることを特徴とするコンテンツ配信方法。
  8. コンテンツ配信機能を有するマスター端末によりコンテンツの共有許可を受けた場合に、当該マスター端末が自身で上記コンテンツを再生して出力するのと同時並列的に配信された当該コンテンツを受信する受信ステップと、
    上記受信手段によって受信した上記コンテンツを出力する出力ステップと
    を具えることを特徴とするコンテンツ受信方法。
  9. コンテンツ配信装置に対して、
    コンテンツをスレーブ端末へ配信するに当たって、当該スレーブ端末との間で上記コンテンツを共有するか否かを決定するコンテンツ共有決定ステップと、
    上記コンテンツを共有することを決定した上記スレーブ端末に対して、上記コンテンツを自身で再生して出力するのと同時並列的に当該コンテンツを配信するコンテンツ配信ステップと、
    を実行させるためのコンテンツ配信プログラム。
  10. コンテンツ受信装置に対して、
    コンテンツ配信機能を有するマスター端末によりコンテンツの共有許可を受けた場合に、当該マスター端末が自身で上記コンテンツを再生して出力するのと同時並列的に配信された当該コンテンツを受信する受信ステップと、
    上記受信手段によって受信した上記コンテンツを出力する出力ステップと
    を具えることを特徴とするコンテンツ受信プログラム。
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