WO2015098204A1 - 光ファイバ束の製造方法 - Google Patents
光ファイバ束の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- WO2015098204A1 WO2015098204A1 PCT/JP2014/074493 JP2014074493W WO2015098204A1 WO 2015098204 A1 WO2015098204 A1 WO 2015098204A1 JP 2014074493 W JP2014074493 W JP 2014074493W WO 2015098204 A1 WO2015098204 A1 WO 2015098204A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- optical fiber
- point
- winding member
- winding
- length
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/10—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers for making packages of specified shapes or on specified types of bobbins, tubes, cores, or formers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/04—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/28—Traversing devices; Package-shaping arrangements
- B65H54/2848—Arrangements for aligned winding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/56—Winding of hanks or skeins
- B65H54/58—Swifts or reels adapted solely for the formation of hanks or skeins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H55/00—Wound packages of filamentary material
- B65H55/04—Wound packages of filamentary material characterised by method of winding
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/32—Optical fibres or optical cables
Abstract
Description
光ファイバの母材は、溶融装置によって溶融される。溶融している部材は、線引きされ、ドラム型の巻取部材によって巻き取られる。巻き取られた部材は光ファイバとして形成され、光ファイバが束ねられることで光ファイバ束が形成される。
[実施形態]
[構成]
図1Aと図1Bと図1Cと図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図3Aと図3Bと図3Cと図3Dとを参照して実施形態について説明する。なお一部の図面では、図示の明瞭化のために、一部の部材の図示を省略している。
図1Aに示すように、製造装置10は、光ファイバ11の図示しない母材を溶融する溶融装置20と、溶融している部材が線引されて冷却され、光ファイバ11として形成された際、この光ファイバ11を巻き取る巻取装置30とを有している。
図1Aと図1Bと図1Cとに示すように、巻取装置30は、巻取部材40が光ファイバ11を巻き取る際に、光ファイバ11を巻取部材40にガイドする移動ガイド機構60と、巻取部材40の回転角度を検出し、検出結果を基に移動ガイド機構60を制御する検出制御ユニット70とをさらに有している。
図1Aと図1Bと図1Cとに示すように、中心軸41は、巻取部材40の幅方向において巻取部材40を貫通するように配設されている。中心軸41は、巻取部材40の中心に配設されている。
図1Aに示すような回転制御部50は、中心軸41を介して巻取部材40の回転及び停止を制御する。回転制御部50は、中心軸41を中心軸41周りに回転させるモータ等の駆動部を有している。
図1Bと図1Cとに示すように、移動ガイド機構60は、例えば、円周面43から離れて配設されており、円周面43とは非接触であり、巻取部材40の円周面43に対向し、接線方向に沿って配設されている。移動ガイド機構60は、例えば、巻取部材40の高さ方向において、中心軸41よりも巻取部材40の上部側に配設されている。移動ガイド機構60は、円周面43の接線方向と円周面43の幅方向とに直交する巻取部材40の径方向において移動ガイド機構60と巻取部材40の上部との間に空間部が形成されるように、巻取部材40の上部の側方に配設されている。
図1Bと図1Cとに示すように、ガイド部材61は、案内治具として機能する例えば2つの板状部材61aを有している。図1Cに示すように、板状部材61a同士は、接線方向に沿って配設される光ファイバ11に対して、光ファイバ11を円周面43の幅方向において両側から挟み込むように、並んで配設されている。ガイド部材61は、摩擦係数が低い低摩擦材によって形成されている。
巻取部材40のN回目の回転において、光ファイバ11が巻取部材40の(N-1)回の回転において斜行しているすべての光ファイバ11と交差して、光ファイバ11が始点に戻るように、ガイド部材61は、巻取部材40の(N-1)回の回転においてずらした方向とは逆側に斜行するガイドを光ファイバ11に実施する。ガイド部材61は、交差角度θが例えば5度以上40度以下となるように、ガイドする。
図1Bと図1Cとに示すように、保持移動部63は、ガイド部材61を保持する保持部材63aと、保持部材63aが固定されており、検出制御ユニット70の検出結果を基に言い換えると巻取部材40の回転角度に応じて円周面43の幅方向に移動することによって、保持部材63aを介してガイド部材61を円周面43の幅方向に移動させる移動部材63bとを有している。
図1Aに示すように、検出制御ユニット70は、例えば、エンコーダとして機能する検出部73と、移動制御部75とを有している。
検出部73は、巻取部材40の回転角度を検出する。
移動制御部75は、検出部73の検出結果、言い換えると巻取部材40の回転角度を基に、保持移動部63が円周面43の幅方向において移動するように、または保持移動部63が停止するように、保持移動部63を制御する。
以下に、図1Aと図1Bと図1Cと図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図3Aと図3Bと図3Cと図3Dとを参照して、巻取装置30における巻取部材40の円周長さに対してN倍の長さを有する光ファイバ束11aの製造方法について説明する。Nは、2以上の自然数である。
(ステップ1(準備工程)・A1点(始点))
光ファイバ11の図示しない母材は、溶融装置20によって溶融される。溶融している部材は、図1Aと図1Bとに示すように、例えば円周面43の接線方向に沿って線引きされ、自然に冷却され、光ファイバ11として形成される。光ファイバ11の先端部は、板状部材61aによって挟まれた状態で、巻取部材40の円周面43にまでガイドされ、円周面43に位置決め固定される。この位置決め固定部分を、以下、始点、言い換えると初期位置として機能するA1点と称する。
そして巻取部材40は、中心軸41周りに回転して光ファイバ11を引っ張りつつ巻き取る。以下において、巻取部材40の回転方向は、同一である。
図2Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11を巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11が始点として機能するA1点からB1点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図2Aに示すように、B1点は、A1点に対して、ずれて配設されている。詳細には、B1点は、A1点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。B1点は、A1点に対して例えば144度ずれて配設されている。またB1点は、A1点と同周上に配設されているのではなく、A1点に対して、円周方向に対して直交する方向であり、回転軸方向である円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されている。例えば、B1点は、A1点に対して右側にシフトして配設されている。
図2Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がB1点からC1点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図2Aに示すように、C1点は、B1点に対して、ずれて配設されている。詳細には、C1点は、B1点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。C1点は、B1点に対して例えば216度ずれて配設されている。このため、C1点は、巻取部材40がステップ1におけるA1点に対して1回転し、巻取部材40の円周方向においてA1点と同じ角度の位置に位置することを示す。なおC1点は、B1点と同周上に配設されている。よってC1点は、A1点と同周上に配設されているのではなく、A1点に対して、円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されていることとなる。例えば、C1点は、円周面43の幅方向におけるA1点とB1点との間の長さだけ、A1点に対して右側にシフトして配設されている。
図2Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がC1点からD1点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
D1点は、C1点に対して、ずれて配設されている。詳細には、D1点は、C1点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。D1点は、C1点(A1点)に対して例えば144度ずれて配設されている。このため、D1点は、巻取部材40の円周方向においてB1点と同じ角度の位置に位置することを示す。またD1点は、C1点と同周上に配設されているのではなく、D1点がA1点と同周上に配設されるようにC1点に対して円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されている。例えば、D1点は、D1点がA1点と同周上に配設されるようにC1点に対して左側にシフトして配設されている。この場合、D1点は、円周面43の幅方向におけるA1点とC1点との長さだけ、B1点に対して左側にシフトして配設される。
図2Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がD1点からA1点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図2Aに示すように、A1点は、D1点に対して、ずれて配設されている。詳細には、A1点は、D1点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。A1点は、D1点に対して例えば216度ずれて配設されている。このステップ5におけるA1点は、巻取部材40がステップ1におけるA1点に対して2回転し、巻取部材40がステップ3におけるC1点に対して1回転し、巻取部材40の円周長さに対して2倍の長さを有する光ファイバ11の1周期が巻取部材40の円周方向において始点に戻ることを示す。
つまり本実施形態では、巻取部材40の円周長さに依存することなく、所望する長さを有する光ファイバ11が製造される。
そしてこの場合、巻取部材40の円周長さに対して2倍の長さを有する光ファイバ11の1周期は、巻取部材40が2回転することに相当する。
次に、ステップ2,3,4,5の動作が繰り返される。これにより、巻取部材40は、巻取部材40の円周長さに対して2倍の長さを有する光ファイバ11を複数巻き取ることとなる。そして、巻取部材40において、光ファイバ11同士が連続した状態で束ねられ(重ねられ)、これにより光ファイバ束11aが形成される。そして、2倍の長さを有する光ファイバ束11aが形成されるように、図2Bに示すように交差部80以外で光ファイバ束11aが切断部材81によって切断される。そして図2Cと図2Dとに示すように光ファイバ束11aは、巻取部材40から取り外される。本実施形態では、このようにして、巻取部材40の円周長さに対して2倍の長さを有する光ファイバ束11aが製造される。
ステップ1とステップ2とステップ3とが、前記同様に順に実施される。なお便宜上、A1点をA2点、B1点をB2点、C1点をC2点と称する。
図3Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がC2点からD2点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図3Aに示すように、D2点は、C2点に対して、ずれて配設されている。詳細には、D2点は、C2点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。D2点は、C2点に対して例えば144度ずれて配設されている。このため、D2点は、巻取部材40の円周方向においてB2点と同じ角度の位置に位置することとなる。またD2点は、C2点と同周上に配設されているのではなく、D2点がC2点に対して右側にシフトして配設されるように、C2点に対して円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されている。この場合、D2点は、円周面43の幅方向におけるA2点とC2点との長さだけ、B2点に対して右側にシフトして配設される。
図3Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がD2点からE2点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図3Aに示すように、E2点は、D2点に対して、ずれて配設されている。詳細には、E2点は、D2点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。E2点は、D2点に対して例えば216度ずれて配設されている。このため、E2点は、巻取部材40がステップ1におけるA2点に対して2回転し、巻取部材40がステップ3におけるC2点に対して1回転し、巻取部材40の円周方向においてA2点とC2点とに同じ角度の位置に位置することを示す。なおE2点は、D2点と同周上に配設されている。このためE2点は、A2点とC2点と同周上に配設されているのではなく、A2点とC2点とに対して、円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されていることとなる。例えば、E2点は、円周面43の幅方向におけるA2点とB2点との間の長さだけ、C2点に対して右側にシフトして配設されている。言い換えると、E2点は、円周面43の幅方向におけるA2点とC2点との間の長さだけ、C2点に対して右側にシフトして配設されている。
図3Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がE2点からF2点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図3Aに示すように、F2点は、E2点に対して、ずれて配設されている。詳細には、F2点は、E2点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。F2点は、E2点(A2点)に対して例えば144度ずれて配設されている。このため、F2点は、巻取部材40の円周方向においてB2点とD2点と同じ角度の位置に位置することを示す。またF2点は、E2点と同周上に配設されているのではなく、F2点がA2点と同周上に配設されるようにE2点に対して円周面43の幅方向に所望する長さだけずれて配設されている。例えば、F2点は、F2点がA2点と同周上に配設されるようにE2点に対して左側にシフトして配設されている。この場合、F2点は、円周面43の幅方向におけるA2点とC2点との間の長さだけ、B2点に対して左側にシフトして配設される。またF2点は、円周面43の幅方向におけるA2点とE2点との間の長さだけ、D2点に対して左側にシフトして配設される。
図3Aに示すように、巻取部材40が光ファイバ11をさらに巻き取る際、ガイド部材61は、光ファイバ11がF2点からA2点まで巻取部材40に巻き取られるように、光ファイバ11をガイドする。
図3Aに示すように、A2点は、F2点に対して、ずれて配設されている。詳細には、A2点は、F2点に対して、円周方向に所望する角度ずれて配設されている。A2点は、F2点に対して例えば216度ずれて配設されている。このため、このステップ14におけるA2点は、巻取部材40がステップ1におけるA2点に対して3回転し、巻取部材40の円周長さに対して3倍の長さを有する光ファイバ11の1周期が巻取部材40の円周方向において始点に戻ることを示す。
つまり本実施形態では、巻取部材40の円周長さに依存することなく、所望する長さを有する光ファイバ11が製造される。
そしてこの場合、巻取部材40の円周長さに対して3倍の長さを有する光ファイバ11の1周期は、巻取部材40が3回転することに相当する。
次に、ステップ2,3,11,12,13,14の動作が繰り返される。これにより、巻取部材40は、巻取部材40の円周長さに対して3倍の長さを有する光ファイバ11を複数巻き取ることとなる。そして、巻取部材40において、光ファイバ11同士が連続した状態で束ねられ(重ねられ)、これにより光ファイバ束11aが形成される。そして、3倍の長さを有する光ファイバ束11aが形成されるように、図3Bに示すように交差部80以外で光ファイバ束11aが切断部材81によって切断される。そして図3Cと図3Dとに示すように光ファイバ束11aは、巻取部材40から取り外される。本実施形態では、このようにして、巻取部材40の円周長さに対して3倍の長さを有する光ファイバ束11aが製造される。
前記したように、製造装置10が巻取部材40の円周のN倍の長さを有する光ファイバ束11aを製造する場合、巻取部材40はN回回転して光ファイバ11を巻き取る。なおNは、2以上の自然数である。
そして、巻取部材40が所望する始点を基準に(N-1)回回転する際に、巻取部材40が1回転している間において、ガイド部材61によって、光ファイバ11を、円周方向に対して一度斜行させ、さらに所望する長さだけ円周面43の幅方向にずらす。そして、この状態で、巻取部材40は光ファイバ11を巻き取る。この動作は、巻取部材40が(N-1)回回転する際に、1回回転する度に同じ方向に実施される。このようなシフト工程が実施される。
次に、巻取部材40のN回目の回転において、光ファイバ11が巻取部材40の(N-1)回の回転において斜行しているすべての光ファイバ11と交差して、N倍の長さを有する光ファイバ11の終点が始点に戻るように、ガイド部材61は、巻取部材40の(N-1)回の回転においてずらした方向とは逆側に斜行するガイドを光ファイバ11に実施する。そして、この状態で、巻取部材40は光ファイバ11を巻き取る。このような逆シフト工程が実施される。
ステップ3のような直線工程は、省略されても構わない。
この動作が、巻取部材40の円周のN倍の長さを有する光ファイバ11の1周期となる。
本実施形態では、巻取部材40が所望する始点を基準に(N-1)回回転する際に、巻取部材40が1回転している間において、且つ巻取部材40が1回回転する度に、光ファイバ11を、巻取部材40の円周方向に対して一度斜行させ、所望する長さだけ円周面43の幅方向にずらして巻取部材40に巻き取らせる。
そして、巻取部材40のN回目の回転において、光ファイバ11が巻取部材40の(N-1)回の回転において斜行しているすべての光ファイバ11と交差し、N倍の長さを有する光ファイバ11の終点が始点に戻るように、光ファイバ11を、巻取部材40の(N-1)回の回転においてずらした方向とは逆側に斜行させて巻取部材40に巻き取らせる。
前記動作が巻取部材40の円周のN倍の長さを有する光ファイバ11の1周期となり、前記動作が繰り返されることで、巻取部材40の円周のN倍の長さを有する光ファイバ11が束ねられることで形成される光ファイバ束11aが製造される。
本実施形態では、既存の巻取部材40の円周長さよりも長い光ファイバ束11aを製造することができ、巻取部材40を新規に製造する必要がなく、光ファイバ束11aの製造コストを抑えることができる。
Claims (5)
- 巻取部材がN回(Nは2以上の自然数)回転して光ファイバを巻き取ることによって、前記巻取部材の円周のN倍の長さを有する光ファイバ束を製造する光ファイバ束の製造方法であって、
前記巻取部材が所望する始点を基準に(N-1)回回転する際に、前記巻取部材が1回転している間において、且つ前記巻取部材が1回回転する度に、前記光ファイバを、前記巻取部材の円周方向に対して一度斜行させ、所望する長さだけ前記巻取部材の円周面の幅方向にずらして前記巻取部材に巻き取らせるシフト工程と、
前記巻取部材のN回目の回転において、前記光ファイバが前記巻取部材の(N-1)回の回転において斜行しているすべての前記光ファイバと交差し、N倍の長さを有する前記光ファイバの終点が前記始点に戻るように、前記光ファイバを、前記巻取部材の(N-1)回の回転においてずらした方向とは逆側に斜行させて前記巻取部材に巻き取らせる逆シフト工程と、
を具備し、
前記した動作が前記巻取部材の円周のN倍の長さを有する前記光ファイバの1周期となり、前記動作が繰り返されることで、前記巻取部材の円周のN倍の長さを有する前記光ファイバが束ねられることで形成される前記光ファイバ束を製造する光ファイバ束の製造方法。 - 前記光ファイバがガイド部材によってガイドされた状態で、前記光ファイバを前記巻取部材が巻き取る請求項1に記載の光ファイバ束の製造方法。
- 前記ガイド部材が前記円周面の幅方向に移動することによって、前記光ファイバが斜行する請求項2に記載の光ファイバ束の製造方法。
- 斜行時以外において前記光ファイバが円周方向に沿って直線状に配設されるように、前記ガイド部材は前記光ファイバをガイドする請求項3に記載の光ファイバ束の製造方法。
- 前記光ファイバ束は、交差部以外で切断されて、前記巻取部材から取り外される請求項4に記載の光ファイバ束の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP14874024.4A EP3088341A4 (en) | 2013-12-26 | 2014-09-17 | Manufacturing method of optical fiber bundles |
JP2015522316A JP5816776B1 (ja) | 2013-12-26 | 2014-09-17 | 光ファイバ束の製造方法 |
CN201480051580.5A CN105555693B (zh) | 2013-12-26 | 2014-09-17 | 光纤束的制造方法 |
US15/008,714 US9457984B2 (en) | 2013-12-26 | 2016-01-28 | Manufacturing method of optical fiber bundle |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013-270394 | 2013-12-26 | ||
JP2013270394 | 2013-12-26 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
US15/008,714 Continuation US9457984B2 (en) | 2013-12-26 | 2016-01-28 | Manufacturing method of optical fiber bundle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2015098204A1 true WO2015098204A1 (ja) | 2015-07-02 |
Family
ID=53478086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/074493 WO2015098204A1 (ja) | 2013-12-26 | 2014-09-17 | 光ファイバ束の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9457984B2 (ja) |
EP (1) | EP3088341A4 (ja) |
JP (1) | JP5816776B1 (ja) |
CN (1) | CN105555693B (ja) |
WO (1) | WO2015098204A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015052951A1 (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | 株式会社フジクラ | 光ファイバユニット、光ファイバ分岐方法、及び、光ファイバケーブル |
JP2021183991A (ja) | 2018-07-04 | 2021-12-02 | オリンパス株式会社 | ライトガイド、ライトガイドを有する内視鏡、光ファイババンドル製造装置及び光ファイババンドル製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS3927279B1 (ja) * | 1961-05-17 | 1964-11-28 | ||
JPS4618784B1 (ja) * | 1965-03-31 | 1971-05-26 | ||
JPS466284A (ja) * | 1970-05-07 | 1971-12-08 | ||
JPS5313437A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Asahi Optical Co Ltd | Method of manufacturing optical fiber bundle |
JPH058935A (ja) | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Fujikura Ltd | ボビントラバース幅変動機構を備えた巻取機 |
JPH08208115A (ja) | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Kenichi Konno | ケーブル巻取り装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124477A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リ−ル巻き方法 |
JP2001343537A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光ファイババンドルおよび光ファイババンドルの製造方法 |
JP2001343538A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光ファイババンドルの製造方法及び挿入治具 |
US6493492B1 (en) * | 2000-08-28 | 2002-12-10 | Lucent Technologies Inc. | Fiber bundle and optical amplifier |
CN102393547A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-03-28 | 南京烽火藤仓光通信有限公司 | 一种光纤束及其制造方法 |
-
2014
- 2014-09-17 WO PCT/JP2014/074493 patent/WO2015098204A1/ja active Application Filing
- 2014-09-17 EP EP14874024.4A patent/EP3088341A4/en not_active Withdrawn
- 2014-09-17 CN CN201480051580.5A patent/CN105555693B/zh active Active
- 2014-09-17 JP JP2015522316A patent/JP5816776B1/ja active Active
-
2016
- 2016-01-28 US US15/008,714 patent/US9457984B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS3927279B1 (ja) * | 1961-05-17 | 1964-11-28 | ||
JPS4618784B1 (ja) * | 1965-03-31 | 1971-05-26 | ||
JPS466284A (ja) * | 1970-05-07 | 1971-12-08 | ||
JPS5313437A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Asahi Optical Co Ltd | Method of manufacturing optical fiber bundle |
JPH058935A (ja) | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Fujikura Ltd | ボビントラバース幅変動機構を備えた巻取機 |
JPH08208115A (ja) | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Kenichi Konno | ケーブル巻取り装置 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
See also references of EP3088341A4 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3088341A1 (en) | 2016-11-02 |
JPWO2015098204A1 (ja) | 2017-03-23 |
JP5816776B1 (ja) | 2015-11-18 |
US9457984B2 (en) | 2016-10-04 |
US20160159607A1 (en) | 2016-06-09 |
CN105555693B (zh) | 2017-11-28 |
CN105555693A (zh) | 2016-05-04 |
EP3088341A4 (en) | 2017-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10587171B2 (en) | Manufacturing method for rotating electric machine | |
JP5809899B2 (ja) | 繊維束供給装置 | |
JP6264269B2 (ja) | 巻線装置 | |
JP2011057426A (ja) | トラバース装置 | |
JP6370538B2 (ja) | コイルの製造装置及びコイルの製造方法 | |
JP5936270B2 (ja) | 巻線装置及び巻線方法 | |
US9082547B2 (en) | Automatic winding machine, air core coil, and winding method of the same | |
JP5816776B1 (ja) | 光ファイバ束の製造方法 | |
JP2007165757A (ja) | 二元捲きコイル、もしくは二元捲きコイルの捲線装置、および捲線方法 | |
JP2009234777A (ja) | クリール | |
JP2014183252A (ja) | コイル巻回治具及びこれを用いたコイル巻回装置 | |
JP2011211826A (ja) | ステータコイル製造装置及び製造方法 | |
JP6016926B2 (ja) | ボビン巻取り機 | |
JP2004191991A (ja) | 光ファイバジャイロスコープのセンサコイル巻線装置及び方法 | |
JP2012022061A (ja) | 光ファイバユニットの製造方法及び製造装置 | |
JP2013027959A (ja) | ワイヤソー装置およびワーク切断方法、ウエハの製造方法 | |
JP2008198955A (ja) | 巻線方法及び巻線装置 | |
JP4462757B2 (ja) | Sz撚りテープスロット型光ケーブルおよびその製造方法 | |
JP2004346477A (ja) | 柄用経糸を製造するための方法および柄経糸用部分整経機 | |
JP6328331B2 (ja) | 複数のコイル体を巻回する方法及びセグメントスピンドル | |
JP3225982U (ja) | 繊維巻取装置 | |
WO2023007881A1 (ja) | 光ケーブル及び光ケーブル製造方法 | |
JPS6133469A (ja) | 光学繊維の積層方法 | |
JP4091552B2 (ja) | 分岐型光ファイババンドル製造用ボビン及び分岐型光ファイババンドル製造方法 | |
JP2006188333A (ja) | 繊維束の巻取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 201480051580.5 Country of ref document: CN |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 2015522316 Country of ref document: JP Kind code of ref document: A |
|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 14874024 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
|
REEP | Request for entry into the european phase |
Ref document number: 2014874024 Country of ref document: EP |
|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 2014874024 Country of ref document: EP |