JP3225982U - 繊維巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コレットに製造されたケーキを変形させずに取り出すことができる繊維巻取装置を提供する。【解決手段】繊維巻取装置10は、複数本のフィラメント12を集束してストランド26を形成するギャザリングシュー14と、第1端と第2端を備え、回転可能なコレット16と、コレット16に取り付けられて該コレット16と共に回転し、ストランド26が巻き取られてケーキ18が形成される複数のチューブ20と、コレット16の第1端側にあるケーキ18をチューブ20と一緒に支持する受部材22と、受部材22をコレット16の回転軸方向に移動させるスライド装置24とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、繊維巻取装置に関する。
従来、下記特許文献1をはじめとして、繊維巻取装置でガラス繊維などの繊維を巻き取ってケーキ(繊維巻取り体)を製造している。たとえば、従来の繊維巻取装置は複数本のフィラメント(単繊維)を束ねてストランドを形成し、そのストランドを巻き取ってケーキを製造している。ストランドの巻き取りは、回転可能なコレットにチューブを取り付け、コレットと共にチューブを回転させ、そのチューブにストランドを巻き取っている。製造されたケーキはチューブと一緒にコレットから取り出される。
1本のコレットに2つまたは3つのチューブを取り付け、それぞれのチューブにケーキを形成する場合も有る。1本のコレットに2つまたは3つのケーキが形成される。最も奥にあるケーキをコレットの先端に向けて押すことで、全てのケーキがコレットの先端に移動する。先端にあるケーキから順番にコレットから取り出される。
特開2015−137222号公報
しかし、チューブが紙製または柔軟性の有る樹脂製などである場合、上記のようにケーキを押したときにチューブが変形するおそれがある。チューブが変形することでケーキも変形し、ストランドが破損するおそれもある。ケーキを変形させずにコレットから取り出すことが求められている。
そこで本考案の目的は、コレットに製造されたケーキを変形させずに取り出すことができる繊維巻取装置を提供することにある。
以上の課題を解決すべく、本考案に係る繊維巻取装置は、以下に述べるような構成を有する。
本考案の繊維巻取装置は、複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、第1端と第2端を備え、回転可能なコレットと、前記コレットに取り付けられて該コレットと共に回転し、前記ストランドが巻き取られてケーキが形成される複数のチューブと、前記コレットの第1端側にあるケーキをチューブと一緒に支持する受部材と、前記受部材をコレットの回転軸方向に移動させるスライド装置とを備える。
本考案によれば、コレットの第1端側のケーキから順番に支持されて移動されるため、コレットの第2端側のケーキが他のケーキを押すことが無い。チューブが変形しにくく、ケーキの形状を維持できる。ケーキを構成するストランドを破損しにくくなっている。
本考案の繊維巻取装置の構成を示す図である。 ストランドの巻き取りを示す図である。 ケーキが形成された後の図である。 受部材とスライド装置の側面図である。 受部材とスライド装置の正面図である。 受部材とスライド装置の上面図である。 ケーキを真下から支持する受部材の側面図である。 第1ケーキと第2ケーキを支持した図である。 第1ケーキと第2ケーキを移動させた図である。 第2ケーキを支持した図である。 第2ケーキを移送させた図である。 第3ケーキと第4ケーキを支持した図である。 第3ケーキと第4ケーキを移動させた図である。 第4ケーキを支持した図である。 第4ケーキを移動させた図である。 第1ケーキと第2ケーキを支持した図である。 第1ケーキと第2ケーキを移動させた図である。
本考案の繊維巻取装置について図面を参照して説明する。複数の実施形態を説明するが、異なる実施形態であっても同じ手段には同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
[実施形態1]
図1に示す本願の繊維巻取装置10は、複数本のフィラメント12を集束させるギャザリングシュー14、回転可能なコレット16、そのコレット16に取り付けられてケーキ18が形成されるチューブ20、ケーキ18とチューブ20を一緒に支持する受部材22、および受部材22をコレット16の回転軸方向に移動させるスライド装置24を備える。
フィラメント12は単繊維であり、たとえばガラス繊維またはバサルト繊維などである。ギャザリングシュー14は溝を備えたローラである。複数本のフィラメント12が1つの溝で集束される。複数本のフィラメント12が集束されることで1本のストランド26が形成される。1本の回転軸28に複数のローラが備えられてもよいし(図2)、幅広のローラに複数の溝が備えられてもよい。複数の溝があることで、同時に複数のストランド26が形成できる。なお、図2は一部の部品を省略している。
コレット16は第1端30および第2端32を備え、円筒状または円柱状になっている(図1、図2)。2つのコレット16がタレット盤34に取り付けられている。コレット16の第2端32がタレット盤34に取り付けられ、コレット16の第1端30からケーキ18とチューブ20が取り出される。コレット16はタレット盤34に取り付けられている。コレット16の回転軸がタレット盤34の表面に対して垂直方向を向いている。2つのコレット16はタレット盤34の中心に対して対称な位置に配置されている。一方のコレット16の位置がストランド26の巻き取り位置であり、他方のコレット16の位置がケーキ18の取り出し位置である。2つのコレット16の間に仕切り板36が備えられている。巻き取り位置にあるコレット16がモーターによって回転される。一方のコレット16にケーキ18が形成されると、タレット盤34が回転してコレット16の位置が入れ替えられ、次に他方のコレット16が回転される。1つのコレット16に形成されるケーキ18は複数であり、たとえば4つである。
1つのコレット16に複数のチューブ20が取り付けられる。チューブ20はコレット16と共に回転する。チューブ20にストランド26が巻き取られ、ケーキ18が形成される。1つのチューブ20に1つのケーキ18が形成される。チューブ20は紙製または樹脂製を含む。
ギャザリングシュー14とコレット16の間に、ガイド38が備えられる。ストランド26がガイド38に接している。ガイド38は溝を備えたローラ、2本の棒体、または櫛歯状の板体である。図2に示すガイド38は溝を備えたローラであり、そのガイド38はストランド26の数に合わせて備えられる。全てのガイド38が1本もしくは複数本の回転軸40に取り付けられている。全てのガイド38がそれぞれ回転する。
コレット16とガイド38の間にトラバース装置42が備えられる。トラバース装置42は回転棒44およびトラバース46を備える。トラバース46は曲線状の線状体である。トラバース46が回転棒44に取り付けられている。ストランド26がトラバース46に押し当てられており、回転棒44が回転することで、ストランド26がトラバース46の形状に沿って移動する。ストランド26がコレット16の回転軸方向に往復する。ストランド26のチューブ20に巻きつけられる位置が移動し、ストランド26が均一に巻きつけられる。トラバース46はストランド26の数と同じ数を有し、1つのトラバース46に1つのストランド26が押し当てられる。
繊維巻取装置10はガイド38とコレット16の間を走行するストランド26の位置を移動させる押出装置48を備える。押出装置48はストランド26を押す押出バー50とその押出バー50を前後させるエアシリンダを備える。エアシリンダのピストンロッド52に押出バー50が取り付けられている。図3に示すように、コレット16にケーキ18が完成してタレット盤34が回転する前に、押出バー50が前進されて、ストランド26がケーキ18の外側に押し出される。ストランド26がケーキ18に巻きつかず、コレット16の第1端30の近辺の溝54に巻きつく。タレット盤34が回転すると一方のコレット16の第1端30の近辺から他方のコレット16の第1端30の近辺の溝54にストランド26が巻きかえられる。その後、押出バー50が元の位置に戻されることで、他方のコレット16にストランド26が巻き取られる。
繊維巻取装置10は水などの液体を噴出するスプレー装置56を備える。タレット盤34が回転すると一方のコレット16から他方のコレット16にストランド26が巻きかえられる。その際、一方のコレット16は回転を停止し、他方のコレット16が回転を始めることで、ストランド26が引っ張られ、コレット16の回転差などで乗り移り、巻き付く際のストランド26の折れ曲がりにより切断される。ストランド26が切断されるときに微細になったフィラメント12が飛び散るおそれがある。スプレー装置56が設置されている場合は、ストランド26に液体を吹き付けることで、フィラメント12の飛び散りを防止する。
繊維巻取装置10は、受部材22、その受部材22に取り付けられたアーム部58、そのアーム部58が取り付けられた回転軸60を支持する支持部材62を備える(図4、図5、図6)。受部材22はケーキ18の下方に配置されており、上昇することでケーキ18とチューブ20を一緒に支持する。受部材22はケーキ18の外周と同じ形状になっており、円弧状になっている。回転軸60はモーターなどで回転し、アーム部58は回転軸60を中心に回転する。図4に示すように、点線の位置から実線の位置に受部材22が上昇することで、受部材22がケーキ18の外周を支持する。後述するように、受部材22が移動されると、ケーキ18とチューブ20が受部材22と一緒に移動する。受部材22の表面に弾性体を取り付けてもよい。受部材22とケーキ18との摩擦係数が高くなり、受部材22がケーキ18を移動させるときに、ケーキ18が滑りにくくなる。図4の受部材22はケーキ18の斜め下方からケーキ18を支持するが、図7の受部材22のように、ケーキ18の真下からケーキ18を支持してもよい。1つの支持部材62に取り付けられている受部材22は2つである(図5、図6)。
スライド装置24は支持部材62をコレット16の回転軸方向に移動させる。支持部材62がコレット16の回転軸方向に移動することで、受部材22がコレット16の回転軸方向に移動される。スライド装置24はサーボモータ、ボールネジまたはエアシリンダなどが含まれる。スライド装置24を制御するための制御装置が備えられる。制御装置はPLC(Programmable Logic Controller)またはCPU(Central Processing Unit)などの演算回路である。
繊維巻取装置10を用いたケーキ18の製造およびケーキ18の取り出しに付いて説明する。(1)複数本のフィラメント12がギャザリングシュー14によって集束されてストランド26が形成され、それぞれのストランド26がガイド38を通してコレット16に取り付けられたチューブ20に巻き取られる(図2)。複数のストランド26が同時に形成され、ガイド38がストランド26に所定の張力を与える。たとえば、図2に示すように、コレット16に形成されるケーキ18は4つとする。
(2)複数のケーキ18が同時にコレット16に形成されると、押出装置48の押出バー50がストランド26をコレット16の第1端30の近辺に押し出す(図3)。ストランド26はコレット16の第1端30の近辺の溝54に巻きまわされる。この状態でコレット16の回転を停止して、タレット盤34が回転する。巻き取り位置にあったコレット16がケーキ取り出し位置に移動する。
(3)溝54に巻きつけられたストランド26を切断する。溝54に巻きつけられたストランド26がケーキ18から切り離され、コレット16からケーキ18が取り出すことが可能になる。ストランド26の切断は操作者がおこなってもよいし、ロボットアームによって自動的におこなってもよい。
(4)ケーキ取り出し位置に移動したコレット16からケーキ18を取り出す。ケーキ18の取り出し方法は以下の(a)〜(h)の順番でおこなう。本説明において、図8A〜図8Hに示すように、2つの受部材は第1受部材22Aと第2受部材22Bとする。さらに、図8A〜図8Hに示すように、コレット16の第1端30側にあるケーキを第1ケーキ18Aとし、コレット16の第2端32に向けて順番に第2ケーキ18B、第3ケーキ18C、第4ケーキ18Dとする。
(a)第1受部材22Aを第1ケーキ18Aの下方、第2受部材22Bを第2ケーキ18Bの下方に配置されるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。回転軸60を軸としてアーム58と一緒に2つの第1受部材22A、22Bを回転させて、あるいは上下運動することで上昇させる。第1受部材22Aが第1ケーキ18Aを支持し、第2受部材22Bが第2ケーキ18Bを支持する(図8A)。
(b)第1ケーキ18Aとチューブ20がコレット16の第1端30から外れるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。2つの受部材22A、22Bが第1ケーキ18Aと第2ケーキ18Bをチューブ20と一緒に移動させる(図8B)。第1ケーキ18Aとチューブ20がコレット16の第1端30から取り外される。第2ケーキ18Bはコレット16に取り付けられている。
(c)回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを回転させて下降させる。第1受部材22Aを第2ケーキ18Bの下方に配置されるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを上昇させ、第1受部材22Aが第2ケーキ18Bを支持する(図8C)。第2受部材22Bは何も支持しない。
(d)第2ケーキ18Bがコレット16の第1端30から外れるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。2つの受部材22A、22Bが同時に移動し、第2ケーキ18Bおよびチューブ20がコレット16の第1端30から取り外される(図8D)。
(e)回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを回転させて下降させる。第1受部材22Aを第3ケーキ18Cの下方、第2受部材22Bを第4ケーキ18Dの下方に配置されるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを上昇させ、第1受部材22Aが第3ケーキ18Cを支持し、第2受部材22Bが第4ケーキ18Dを支持する(図8E)。
(f)第3ケーキ18Cがコレット16の第1端30から外れるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。2つの受部材22A、22Bが第3ケーキ18Cと第4ケーキ18Dをチューブ20と一緒に移動させ、第3ケーキ18Cとチューブ20がコレット16の第1端30から取り外される(図8F)。
(g)回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを回転させて下降させる。第1受部材22Aを第4ケーキ18Dの下方に配置されるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。回転軸60を軸として2つの受部材22A、22Bを上昇させ、第1受部材22Aは第4ケーキ18Dを支持する(図8G)。第2受部材22Bは何も支持しない。
(h)第4ケーキ18Dがコレット16の第1端30から外れるように、スライド装置24が支持部材62を移動させる。2つの受部材22A、22Bが同時に移動し、第4ケーキ18Dとチューブ20がコレット16の第1端30から取り外される(図8H)。
各ケーキ18A〜Dを移動させるとき、ケーキ18A〜Dと一緒にチューブ20が移動している。ケーキ18A〜Dを移動させるときに、隣のケーキ18A〜Cおよびチューブ20を押していないので、チューブ20が変形することを防止できる。コレット16から取り外されたケーキ18A〜Dとチューブ20は操作者によって所定位置に移動させてもよいし、ロボットアームによって所定位置に移動させてもよい。各ケーキ18A〜Dは、受部材22に支持されてコレット16から取り外すとき、操作者またはロボットアームがケーキ18A〜Dを移動できる位置であれば、コレット16から完全に取り外されていなくてもよい。
以上のように本願はコレット16に取り付けられたチューブ20にケーキ18が製造され、コレット16からケーキ18とチューブ20が一緒に取り出される。コレット16の第1端30にあるケーキ18とチューブ20から順番に取り出されるため、コレット16の第2端32にあるケーキ18とチューブ20が他のケーキ18とチューブ20を押すことは無い。従来のようにチューブ20が変形することを防止できる。チューブ20の形状を維持しながらケーキ18が取り出されるため、ケーキ18の形状も維持され、ストランド26が破損されにくい。
[実施形態2]
図9Aのようにスライド装置24の長さを長くし、2つの受部材22A、22Bが2つのケーキ18A、18B(または18C、18D)を同時にコレット16から取り外せるようにしてもよい。図9Aと図9Bに示すように、受部材22A、22Bが第1ケーキ18Aと第2ケーキ18Bを支持して移動することで、2つのケーキ18A、18Bをコレット16から取り出すことができる。この後、第3ケーキ18Cと第4ケーキ18Dを受部材22A、22Bで同時に支持して移動させることで、残り2つのケーキ18C、18Dをコレット16から取り出すことができる。コレット16に製造されたケーキ18A〜Dが4つであれば、スライド装置24は受部材22A、22Bを2往復させることで全てのケーキ18A〜Dを取り出すことができる。
受部材22の数は限定されない。受部材22の数を3以上の複数にして、受部材22で支持したケーキ18が同時にコレット18から取り外せるようにしてもよい。
[実施形態3]
受部材22の数は複数に限定されず、1つであってもよい。1つの受部材22がコレット16の第1端30側のケーキ18から順番に支持して移動させる。1つのケーキ18を取り出すときに他のケーキ18は押されない。ケーキ18およびチューブ20の変形が防止される。
以上のように受部材22を移動させる複数の実施形態を説明したが、本願はコレット16の第1端30側にあるケーキ18から順番に受部材22で支持して移動されれば、その構成は限定されない。
(第1項)一態様に係る繊維巻取装置は、複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、第1端と第2端を備え、回転可能なコレットと、前記コレットに取り付けられて該コレットと共に回転し、前記ストランドが巻き取られてケーキが形成される複数のチューブと、前記コレットの第1端側にあるケーキをチューブと一緒に支持する受部材と、前記受部材をコレットの回転軸方向に移動させるスライド装置とを備える。
第1項に記載の繊維巻取装置によれば、受部材がコレットの第1端にあるケーキから順番に支持し、移動させるため、あるケーキが他のケーキを押すことは無い。チューブが柔軟性の有る材料で構成されていても、チューブが変形しにくく、ケーキの形状が維持される。ケーキをコレットから取り出すときに、ケーキを構成するストランドを破損しにくくなっている。
(第2項)前記受部材が2つであり、2つの受部材がコレットの第1端側にあるケーキおよびその隣のケーキを同時に支持する。
第2項に記載の繊維巻取装置によれば、2つのケーキを同時に移動させるときに、2つのケーキが押し合うことが無く、ケーキの形状を維持できる。
(第3項)前記スライド装置がサーボモータを含む。
第3項に記載の繊維巻取装置によれば、サーボモータによって正確な位置に受部材を移動させることができる。
(第4項)前記チューブが紙製または樹脂製である。
第4項に記載の繊維巻取装置によれば、チューブが変形されることが無いので、柔軟性の有るチューブを使用することができる。
その他、本考案は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。説明した各実施形態は独立したものではなく、当業者の知識に基づき適宜組み合わせて実施できるものである。
10:繊維巻取装置
12:フィラメント
14:ギャザリングシュー
16:コレット
18、18A、18B、18C、18D:ケーキ
20:チューブ
22、22A、22B:受部材
24:スライド装置
26:ストランド
28:回転軸
30:コレットの第1端
32:コレットの第2端
34:タレット盤
36:仕切り板
38:ガイド
40:回転軸
42:トラバース装置
44:回転棒
46:トラバース
48:押出装置
50:押出バー
52:ピストンロッド
54:コレットの第1端の溝
56:スプレー装置
58:アーム部
60:回転軸
62:支持部材

Claims (4)

  1. 複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、
    第1端と第2端を備え、回転可能なコレットと、
    前記コレットに取り付けられて該コレットと共に回転し、前記ストランドが巻き取られてケーキが形成される複数のチューブと、
    前記コレットの第1端側にあるケーキをチューブと一緒に支持する受部材と、
    前記受部材をコレットの回転軸方向に移動させるスライド装置と、
    を備えた繊維巻取装置。
  2. 前記受部材が2つであり、2つの受部材がコレットの第1端側にあるケーキおよびその隣のケーキを同時に支持する請求項1の繊維巻取装置。
  3. 前記スライド装置がサーボモータを含む請求項1または2の繊維巻取装置。
  4. 前記チューブが紙製または樹脂製である請求項1から3のいずれかの繊維巻取装置。
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