WO2015093175A1 - 電動機の制御装置および電動機の制御方法 - Google Patents

電動機の制御装置および電動機の制御方法 Download PDF

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Abstract

 電動機の制御装置は、電圧位相指令値を算出する電圧指令生成部と、トルク規範応答を算出するトルク規範応答生成部と、トルクを推定するトルク演算器と、トルク規範応答およびトルク推定値の偏差に基づいて、積分演算を含むPI制御演算を行うことにより、電圧位相補償値を算出するトルク制御器と、出力する電圧位相指令値の範囲を制限するリミッタ手段を有し、電圧位相指令値および電圧位相補償値に基づいて、最終電圧位相指令値を算出する最終電圧位相指令生成部とを備える。トルク制御器は、電圧位相指令値が制限されている状態では積分演算を停止し、電圧位相指令値が制限されている状態から制限されない状態になっても、トルク規範応答がトルク推定値より小さくなるまでは、積分演算の停止を継続する。

Description

電動機の制御装置および電動機の制御方法
 本発明は、電動機の制御装置および電動機の制御方法に関する。
 積分演算を含むフィードバック制御により制御対象を制御する制御装置であって、制御入力値がリミッタの上限値を超えると積分を停止し、制御入力値が上限値から制御可能範囲内へ復帰すると、積分演算を開始する制御装置が知られている(JP2003-150202A参照)。
 しかしながら、制御対象の規範応答を出力する規範モデルが含まれるフィードバック制御にJP2003-150202Aの制御装置を適用した場合、制御入力値が制御可能範囲内へ復帰して積分演算を開始しても、規範モデルの持つ時間遅れによって規範応答が制御対象出力値を上回る期間が存在する。この場合、制御対象出力値を減少させることを目標としているにもかかわらず、制御対象出力値を増加させる方向に積分演算値が更新されてしまい、応答性が悪化する。
 本発明は、制御入力値が上限値から制御可能範囲内に復帰した場合に積分演算を開始する制御装置において、応答性を向上させる技術を提供することを目的とする。
 本発明の一態様における電動機の制御装置は、電圧位相指令値を算出する電圧位相指令値算出手段と、トルク規範応答を算出するトルク規範応答算出手段と、トルクを推定するトルク推定手段と、トルク規範応答およびトルク推定値の偏差に基づいて、積分演算を含むPI制御演算を行うことにより、電圧位相補償値を算出する電圧位相補償値算出手段と、出力する電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まるように制限するリミッタ手段を有し、電圧位相指令値および電圧位相補償値に基づいて、最終電圧位相指令値を算出する最終電圧位相指令値算出手段とを備える。電圧位相補償値算出手段は、リミッタ手段による制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態では積分演算を停止し、リミッタ手段による制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態からリミッタ手段による制限なしに電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まる状態になっても、トルク規範応答がトルク推定値より小さくなるまでは、積分演算の停止を継続する。
 本発明の実施形態については、添付された図面とともに以下に詳細に説明される。
図1は、第1の実施形態における電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態におけるトルク制御器で行われる積分演算の停止・実行制御の流れを示すフローチャートである。 図3Aは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルクステップ応答のトルク指令値T*を示している。 図3Bは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図3Cは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。 図4Aは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク推定値Tcalを示している。 図4Bは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図4Cは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。 図5は、第2の実施形態における電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。 図6は、第2の実施形態におけるトルク制御器およびトルク規範応答生成部によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図7Aは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルクステップ応答のトルク指令値T*、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcalを示している。 図7Bは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図7Cは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。 図8Aは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク推定値Tcalを示している。 図8Bは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図8Cは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。 図9は、第3の実施形態におけるトルク制御器およびトルク規範応答生成部によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図10Aは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルクステップ応答のトルク指令値T*、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcalを示している。 図10Bは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図10Cは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。 図11Aは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1および第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク推定値Tcalを示している。 図11Bは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1および第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、最終電圧位相指令値αfin *を示している。 図11Cは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1および第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図であり、トルク制御器における積分演算値を示している。
 <第1の実施形態>
 図1は、第1の実施形態における電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。この電動機の制御装置は、例えば、電気自動車に適用される。なお、電気自動車以外に、例えば、ハイブリッド自動車や、自動車以外のシステムに適用することも可能である。
 電圧指令生成部1は、電動機13のトルク指令値T*、バッテリ10の直流電圧Vdc、および電動機13の回転数(以下、モータ回転数と呼ぶ)Nと、電圧振幅指令値Va *および電圧位相指令値αff *との関係を定めたテーブルを格納しており、トルク指令値T*、直流電圧Vdc、およびモータ回転数Nを入力して、上記テーブルを参照することにより、電圧振幅指令値Va *および電圧位相指令値αff *を求める。
 トルク規範応答生成部2は、トルク指令値T*を入力し、次式(1)に示す電動機13のトルク規範モデルに基づいて、トルク規範応答Tmdlを算出する。ただし、式(1)中のτは設計者が希望する所望のトルク応答時定数であり、sはラプラス演算子である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 トルク演算器4は、所定の電動機温度における磁石磁束φa、同じ所定の電動機温度におけるd軸インダクタンスおよびq軸インダクタンスの差(Ld-Lq)、およびd軸、q軸の電流指令値id、iqを入力し、次式(2)より、電動機13のトルク推定値Tcalを算出する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 ただし、式(2)において、pは電動機13の極対数である。また、d軸インダクタンスおよびq軸インダクタンスの差は、予めオフラインで解析または実験により作成したテーブルに基づいて、インダクタンス生成部3により求める。
 トルク制御器5は、トルク規範応答生成部2によって算出されたトルク規範応答Tmdlとトルク演算器4によって算出されたトルク推定値Tcalとの差分、および、後述する最終電圧位相指令値αfin *を入力し、次式(3)によりPI増幅された値を電圧位相補償値αfb *として算出する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 なお、式(3)において、Kpは比例ゲイン、Kiは積分ゲインである。また、トルク制御器5は、式(3)に示すように積分演算を行うが、トルク制御器5に含まれる積分器は、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcal、および、最終電圧位相指令値αfin *に基づいて積分演算を停止(前回値を保持)する機能を有する。積分演算の停止処理および実行処理の詳細については後述する。
 最終電圧位相指令生成部6は、出力する最終電圧位相指令値αfin *が上限値の最終電圧位相指令上限値αMAXを超えないように制限するリミッタ機能を有し、電圧指令生成部1で求められた電圧位相指令値αff *と、トルク制御器5で算出された電圧位相補償値αfb *とを入力し、次式(4)に基づいて、最終電圧位相指令値αfin *を算出する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 すなわち、電圧位相指令値αff *と電圧位相補償値αfb *とを加算した値と、最終電圧位相指令上限値αMAXとを比較し、低い方の値を最終電圧位相指令値αfin *とする。なお、最終電圧位相指令上限値αMAXは、最終電圧位相指令生成部6から出力される電圧位相指令値の上限を制限するための制限値であり、電動機13を制御可能な範囲でできるだけ大きい値に設定しておく。
 dq軸電圧生成部7は、電圧指令生成部1で求められた電圧振幅指令値Va *および最終電圧位相指令生成部6によって算出された最終電圧位相指令値αfin *を入力し、次式(5)に基づいて、d軸電圧指令値Vd *およびq軸電圧指令値Vq *を算出する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 dq軸/UVW相変換器8は、位置検出器14によって検出された電動機13の回転子の電気角θに基づいて、d軸電圧指令値Vd *およびq軸電圧指令値Vq *をUVW各相の電圧指令値Vu *、Vv *、Vw *に変換する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
 PWM変換器9は、デッドタイム補償や電圧利用率向上処理(いずれも公知)を行うとともに、三相電圧指令値Vu *、Vv *、Vw *に対応したインバータ11のパワー素子駆動信号Duu*、Dul*、Dvu*、Dvl*、Dwu*、Dwl*を生成する。
 インバータ11には、バッテリ10が接続されており、バッテリ電圧Vdcは、直流電圧センサにより検出される。インバータ11は、パワー素子駆動信号Duu*、Dul*、Dvu*、Dvl*、Dwu*、Dwl*に基づいて、バッテリ10の直流電圧を疑似交流電圧Vu、Vv、Vwに変換して出力する。
 電動機13には、インバータ11により変換された疑似交流電圧Vu、Vv、Vwが印加される。電流センサ12は、電動機13の各相に流れる電流のうち、任意の2相の電流、例えば、U相電流iuおよびV相電流ivを検出する。検出されない残りの1相の電流、例えば、W相電流iwは、次式(7)に基づいて算出することができる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
 UVW相/dq軸変換器16は、位置検出器14で検出された電動機13の回転子の電気角θに基づいて、電流センサ12で検出されたiu、iv、および式(7)により算出されたiwを、次式(8)に基づいて、d軸電流idおよびq軸電流iqに変換する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 回転数演算器15は、位置検出器14で検出された電気角θの時間当たりの変化量から、電動機13の回転数Nを算出する。
 図2は、トルク制御器5で行われる積分演算の停止・実行制御の流れを示すフローチャートである。ステップS1から始まる処理は、所定時間ごとに繰り返し行われる。
 ステップS1では、最終電圧位相指令生成部6によって算出される最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるか否かを判定する。最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であると判定すると、ステップS2に進む。
 ステップS2では、最終電圧位相指令値αfin *がリミッタの上限値であるαMAX以上である(制御可能範囲を超えている)ため、積分演算を停止(前回値を保持)する。
 一方、ステップS1において、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX未満であると判定すると、ステップS3に進む。ステップS3では、本フローチャートの前回処理時に、積分演算を停止したか否かを判定する。前回の処理時に積分演算を停止したと判定するとステップS4に進む。一方、前回の処理時に積分演算を実行したと判定すると、ステップS5に進み、積分演算を実行する。
 ステップS4では、トルク規範応答生成部2によって算出されるトルク規範応答Tmdlがトルク演算器4によって算出されるトルク推定値Tcalより大きいか、すなわち、トルク規範応答Tmdlとトルク推定値Tcalとの差分が0より大きいか否かを判定する。トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcalより大きいと判定すると、積分演算の停止を継続するため、ステップS2に進む。一方、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcal以下であると判定すると、ステップS5に進んで積分演算を実行(再開)する。
 すなわち、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の場合には、トルク制御器5における積分演算を停止し、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回り、かつ、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcal以下になると、積分演算を再開する。
 図3A~図3Cは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図である。図3Aは、トルクステップ応答のトルク指令値T*、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcalを示している。また、図3Bは最終電圧位相指令値αfin *を示し、図3Cは、トルク制御器5における積分演算値を示している。
 トルク指令値T*が大きい場合、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXで制限される。これに伴い、電動機13のトルク推定値Tcalは、制限された最終電圧位相指令値αfin *に応じた値となり、トルク指令値T*に応じたトルクが出力できない状態となっている。また、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるため、トルク制御器5における積分演算は停止している。
 この状態からトルク指令値T*がステップ的に低下すると(図3Aの1.5[s]近辺)、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXを下回る(図3B参照)。しかし、トルク規範応答Tmdlは、トルク指令値T*に対して時定数τの一次遅れで推移するため、トルク推定値Tcalより大きい状態が継続する(図3A参照)。
 本実施形態における電動機の制御装置では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回っても、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcal以下となるまでは、トルク制御器5における積分演算の停止を継続し、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcal以下となったタイミングで積分演算を再開する。
 図4A~図4Cは、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図である。図4A~図4Cは、トルク推定値Tcal、最終電圧位相指令値αfin *、トルク制御器5における積分演算値をそれぞれ示している。
 上述したように、第1の実施形態における電動機の制御装置では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った場合でも、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcal以下となるまでは、トルク制御器5における積分演算の停止を継続する。従って、トルク指令値T*がステップ的に低下した場合に、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ったタイミングで積分演算を再開する従来技術の制御方法と比べて、最終電圧位相指令値αfin *およびトルク推定値Tcalの低下が速くなり、トルク指令値T*に対する応答性が向上する(図4A、図4B参照)。
 以上、第1の実施形態における電動機の制御装置によれば、電動機13のトルク指令値T*に基づいて電圧位相指令値αff *を算出する電圧指令生成部1と、トルク指令値T*に基づいてトルク規範応答Tmdlを算出するトルク規範応答生成部2と、電動機13で発生するトルクを推定するトルク演算器4と、トルク規範応答Tmdlおよびトルク推定値Tcalの偏差に基づいて、積分演算を含むPI制御演算を行うことにより、電圧位相補償値αfb *を算出するトルク制御器5と、出力する電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まるように制限するリミッタ手段を有し、電圧位相指令値αff *および電圧位相補償値αfb *に基づいて、最終電圧位相指令値αfin *を算出する最終電圧位相指令生成部6とを備える。トルク制御器5は、リミッタ手段による制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態から、リミッタ手段による制限なしに電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まる状態になっても、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcalより小さくなるまでは、積分演算を停止する。これにより、電圧位相指令値が制限されている状態から制限されない状態になっても、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcalより小さくなるまでは、積分演算を停止するので、トルク指令値T*が低下しているにも関わらず、トルクを増加させる方向に積分演算値が更新されるのを防いで、トルク応答性を向上させることができる。換言すると、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXで制限されている状態から制限されない状態になった後も、推定トルクTcalを増加させる方向に電圧位相指令値を変化させるようなトルク規範応答Tmdlおよびトルク推定値Tcalが出力されている間は、トルク制御器5における積分演算を停止するので、トルク指令値T*に対する応答性が向上する。
 <第2の実施形態>
 図5は、第2の実施形態における電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。第1の実施形態における電動機の制御装置と異なる点は、第2の実施形態におけるトルク規範応答生成部2には、トルク演算器4によって算出されるトルク推定値Tcal、および最終電圧位相指令生成部6によって算出される最終電圧位相指令値αfin *も入力される点である。
 図6は、トルク制御器5およびトルク規範応答生成部2によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すフローチャートと同一の処理を行うステップについては、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
 図6に示すフローチャートのうち、ステップS21、S25、S26の処理は、トルク規範応答生成部2によって行われ、ステップS22、S2、S23、S27、S5の処理は、トルク制御器5によって行われる。また、ステップS1、S24の処理は、トルク規範応答生成部2およびトルク制御器5の双方において行われる。図2に示すフローチャートと同様に、図6に示すフローチャートでも、ステップS1から始まる処理は、所定時間ごとに繰り返し行われる。
 ステップS1では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるか否かを判定する。最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であると判定すると、ステップS21に進む。
 ステップS21では、通常通り、上述した式(1)に基づいて、トルク規範応答Tmdlを算出する。
 ステップS22では、電圧位相補償値αfb *の算出のために、比例演算を行う。
 ステップS22に続くステップS2では、電圧位相補償値αfb *の算出のために行う積分演算を停止(前回値を保持)する。
 ステップS23では、電圧位相補償値αfb *の値を新たに算出した電圧位相補償値αfb *の値に更新する。
 一方、S1の判定において最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX未満であると判定すると、ステップS24に進む。ステップS24では、前回演算時の最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であったか否かを判定する。前回演算時の最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であったと判定すると、ステップS25に進む。
 ステップS25では、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化する。すなわち、トルク規範応答生成部2は、トルク推定値Tcalと同一の値をトルク規範応答Tmdlとして出力する。
 一方、ステップS24において、前回演算時の最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX未満であると判定すると、ステップS26に進む。ステップS26では、通常通り、上述した式(1)に基づいて、トルク規範応答Tmdlを算出する。
 ステップS25またはステップS26の処理の後に進むステップS27では、電圧位相補償値αfb *の算出のために、比例演算を行う。
 ステップS27に続くステップS5では、電圧位相補償値αfb *の算出のために行う積分演算を実行する。積分演算を実行するとステップS23に進み、電圧位相補償値αfb *の値を新たに算出した電圧位相補償値αfb *の値に更新する。
 すなわち、第2の実施形態における電動機の制御装置では、第1の実施形態における電動機の制御装置と同様に、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の場合には、トルク制御器5における積分演算を停止する。そして、前回演算時の最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であり、かつ、今回演算時の最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX未満となれば、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化するとともに、積分演算の停止を解除する。
 図7A~図7Cは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図である。図7Aは、トルクステップ応答のトルク指令値T*、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcalを示している。また、図7Bは最終電圧位相指令値αfin *を示し、図7Cは、トルク制御器5における積分演算値を示している。
 トルク指令値T*が大きい場合、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXで制限される。これに伴い、電動機13のトルク推定値Tcalは、制限された最終電圧位相指令値αfin *に応じた値となり、トルク指令値T*に応じたトルクが出力できない状態となっている。また、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるため、トルク制御器5における積分演算は停止している。
 この状態からトルク指令値T*がステップ的に低下すると(図7Aの1.5[s]近辺)、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXを下回る。本実施形態では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ると、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化して、トルク制御器5への入力であるトルク偏差を0とすることができ、即座に積分演算を再開することができる(図7C参照)。これにより、最終電圧位相指令値αfin *およびトルク推定値Tcalの低下が速くなり、応答性をさらに改善することができる。
 図8A~図8Cは、第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図である。図8A~図8Cは、トルク推定値Tcal、最終電圧位相指令値αfin *、トルク制御器5における積分演算値をそれぞれ示している。
 上述したように、第2の実施形態における電動機の制御装置では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った時点でトルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化し、即座に積分演算を再開するので、第1の実施形態における電動機の制御装置と比べて、最終電圧位相指令値αfin *およびトルク推定値Tcalの低下が速くなり(図8A、図8B参照)、トルク指令値T*に対する応答性をさらに改善することができる。
 以上、第2の実施形態における電動機の制御装置によれば、トルク規範応答生成部2は、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の状態から、最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った状態になると、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化する。最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ると、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化して、トルク制御器5への入力であるトルク偏差を0とするので、トルク推定値Tcalを増加させる方向に電圧位相指令値が変化することがなくなる。また、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った時点で積分演算を再開することができるので、トルク指令値T*に対する応答性をさらに改善することができる。
 <第3の実施形態>
 第3の実施形態における電動機の制御装置の構成は、第2の実施形態における電動機の制御装置の構成と同じである。第3の実施形態における電動機の制御装置が第2の実施形態における電動機の制御装置と異なるのは、トルク規範応答生成部2の動作である。第3の実施形態におけるトルク規範応答生成部2は、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の場合に、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化する。
 図9は、トルク制御器5およびトルク規範応答生成部2によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すフローチャートと同一の処理を行うステップについては、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
 図9に示すフローチャートのうち、ステップS31、S32の処理は、トルク規範応答生成部2によって行われ、ステップS22、S2、S23、S27、S5の処理は、トルク制御器5によって行われる。また、ステップS1の処理は、トルク規範応答生成部2およびトルク制御器5の双方において行われる。図2に示すフローチャートと同様に、図9に示すフローチャートでも、ステップS1から始まる処理は、所定時間ごとに繰り返し行われる。
 ステップS1では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるか否かを判定する。最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であると判定すると、ステップS31に進む。
 ステップS31では、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化する。すなわち、トルク規範応答生成部2は、トルク推定値Tcalと同一の値をトルク規範応答Tmdlとして出力する。ステップS31に続くステップS22以後の処理は、図6に示すフローチャートの処理と同じである。
 一方、ステップS1において、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX未満であると判定すると、ステップS32に進む。ステップS32では、通常通り、上述した式(1)に基づいて、トルク規範応答Tmdlを算出する。ステップS32に続くステップS27以後の処理は、図6に示すフローチャートの処理と同じである。
 図10A~図10Cは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果の一例を示す図である。図10Aは、トルクステップ応答のトルク指令値T*、トルク規範応答Tmdl、トルク推定値Tcalを示している。また、図10Bは最終電圧位相指令値αfin *を示し、図10Cは、トルク制御器5における積分演算値を示している。
 トルク指令値T*が大きい場合、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXで制限される。これに伴い、電動機13のトルク推定値Tcalは、制限された最終電圧位相指令値αfin *に応じた値となり、トルク指令値T*に応じたトルクが出力できない状態となっている。また、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上であるため、トルク制御器5における積分演算は停止しており(図10C参照)、かつ、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化するので、トルク規範応答Tmdlとトルク推定値Tcalは一致している。
 この状態からトルク指令値T*がステップ的に低下すると、最終電圧位相指令値αfin *は、最終電圧位相指令上限値αMAXを下回る。本実施形態では、第2の実施形態と同様に、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った時点で即座に積分演算を再開することができる。
 図11A~図11Cは、第3の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、第1および第2の実施形態における電動機の制御装置による制御結果と、JP2003-150202A(従来技術)に記載の制御方法による制御結果とを比較した図である。図11A~図11Cは、トルク推定値Tcal、最終電圧位相指令値αfin *、トルク制御器5における積分演算値をそれぞれ示している。
 本実施形態における電動機の制御装置では、図5に示すように、最終電圧位相指令生成部6がトルク規範応答生成部2の後段に設けられている。第2の実施形態では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ると、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化するので、制御演算遅れを考慮すると、トルク規範応答Tmdlの初期化タイミングは、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ったタイミングよりも1制御演算周期分だけ遅くなる。
 これに対して、本実施形態では、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の場合に、トルク規範応答Tmdlがトルク推定値Tcalで初期化されているので、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回った時点で、既にトルク規範応答Tmdlの初期化が行われていることとなる。従って、図11Cに示すように、第2の実施形態と比べて、1制御周期分だけ積分演算値の低下が速くなり、応答性がより改善する。
 以上、第3の実施形態における電動機の制御装置によれば、トルク規範応答生成部2は、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAX以上の状態では、トルク規範応答Tmdlをトルク推定値Tcalで初期化する。これにより、第2の実施形態と同様に、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ったときに、トルク推定値Tcalを増加させる方向に電圧位相指令値が変化することがなくなり、かつ、積分演算をすぐに再開することができるので、トルク指令値T*に対する応答性を改善することができる。また、制御演算遅れにより、最終電圧位相指令値αfin *が最終電圧位相指令上限値αMAXを下回ったか否かの判定が制御演算周期分だけ遅れる場合でも、トルク規範応答Tmdlとトルク推定値Tcalの間の偏差は0であるため、第2の実施形態の構成に比べて、トルク指令値T*に対する応答性をさらに改善することができる。
 本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。
 本願は、2013年12月20日に日本国特許庁に出願された特願2013-264149に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (4)

  1.  電動機のトルク指令値に基づいて電圧位相指令値を算出する電圧位相指令値算出手段と、
     前記トルク指令値に基づいてトルク規範応答を算出するトルク規範応答算出手段と、
     前記電動機で発生するトルクを推定するトルク推定手段と、
     前記トルク規範応答および前記トルク推定手段によって推定されるトルク推定値の偏差に基づいて、積分演算を含むPI制御演算を行うことにより、電圧位相補償値を算出する電圧位相補償値算出手段と、
     出力する電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まるように制限するリミッタ手段を有し、前記電圧位相指令値および前記電圧位相補償値に基づいて、最終電圧位相指令値を算出する最終電圧位相指令値算出手段と、
    を備え、
     前記電圧位相補償値算出手段は、前記リミッタ手段による制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態では前記積分演算を停止し、前記リミッタ手段による制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態から、前記リミッタ手段による制限なしに電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まる状態になっても、前記トルク規範応答が前記トルク推定値より小さくなるまでは、前記積分演算の停止を継続する、
    電動機の制御装置。
  2.  請求項1に記載の電動機の制御装置において、
     前記トルク規範応答算出手段は、前記リミッタ手段によって電圧位相指令値が制限されている状態から制限されない状態になると、前記トルク規範応答を前記トルク推定値で初期化する電動機の制御装置。
  3.  請求項1に記載の電動機の制御装置において、
     前記トルク規範応答算出手段は、前記リミッタ手段によって電圧位相指令値が制限されている状態では、前記トルク規範応答を前記トルク推定値で初期化する電動機の制御装置。
  4.  電動機のトルク指令値に基づいて電圧位相指令値を算出するステップと、
     前記トルク指令値に基づいてトルク規範応答を算出するステップと、
     前記電動機で発生するトルクを推定するステップと、
     前記トルク規範応答および前記推定されたトルクの偏差に基づいて、積分演算を含むPI制御演算を行うことにより、電圧位相補償値を算出するステップと、
     リミッタによって、出力する電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まるように制限するとともに、前記電圧位相指令値および前記電圧位相補償値に基づいて、最終電圧位相指令値を算出するステップと、
    を備え、
     前記電圧位相補償値を算出するステップでは、前記リミッタによる制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態では前記積分演算を停止し、前記リミッタによる制限によって電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まっている状態から、前記リミッタによる制限なしに電圧位相指令値が所定の制限範囲内に収まる状態になっても、前記トルク規範応答が前記トルク推定値より小さくなるまでは、前記積分演算の停止を継続する、
    電動機の制御方法。
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