WO2014174628A1

WO2014174628A1 - レセプタクル保護カバー及び電子機器

Info

Publication number: WO2014174628A1
Application number: PCT/JP2013/062188
Authority: WO
Inventors: 健作松田; 鈴木　秀典; 孝修伊藤
Original assignee: 三菱電機株式会社
Priority date: 2013-04-25
Filing date: 2013-04-25
Publication date: 2014-10-30
Also published as: TWI532267B; JPWO2014174628A1; US9627805B2; CN105229873A; EP2991175A1; JP5474267B1; TW201442357A; KR20160003008A; US20160072223A1

Abstract

　プラグが挿入されるレセクタプルを備えた電子機器の筐体に着脱可能であり、筐体に形成された凹部を覆うことによって、凹部に配置された前記レセプタクルを保護するレセプタクル保護カバー（３）であって、矩形板状のカバー板（３０）と、カバー板（３０）の内側面（３１）に設けられ、プラグの端子部がカバー板（３０）の長手方向の一端（３ａ）又は他端（３ｂ）から突出するようにプラグを固定するプラグ取付部（３１２，３１３）とを備え、筐体から取り外すことにより、プラグ取付部（３１２，３１３）に取り付けたプラグをレセプタクルに挿入するための治具となる。

Description

レセプタクル保護カバー及び電子機器

　本発明は、電子機器が備えるレセプタクルを保護するレセプタクル保護カバー及びプラグとレセプタクルとを接続する電子機器に関する。

　従来、機器に設けられたレセプタクル（ＵＳＢ（Universal　Serial　Bus）など）に対してプラグを挿入する場合、プラグのハウジングを指で把持してレセプタクルに端子部を挿入するが、レセプタクルが深く窪んだ位置に設けられていると、指を入れる余地がない。この場合には、ケーブル部を把持してレセプタクルに端子部を挿入することになるが、ケーブル部の剛性は低いため、挿入方向が定まらず、レセプタクルに端子部を挿入することは困難である。

　レセプタクルが深く窪んだ位置に二つ設けられている場合、視認性が悪くなるため、別のレセプタクルに誤挿入する可能性がある。

　また、プラグにロック機構がない場合は、プラグはレセプタクルとの接圧のみで保持されており、引っ張ると簡単に抜けてしまう。通信中にプラグが抜けると、機器が誤動作したり、故障したりする可能性が生じる。

　特許文献１には、ケーブルに抜ける方向の力が加わっても、ケーブルハウジングがコネクタから抜ける（プラグがレセプタクルから抜ける）ことを防止する構造が開示されている。

特開２００１－２６６９９３号公報

　しかしながら、上記特許文献１に開示される技術では、プラグがレセプタクルから抜けることを防止できるが、プラグをレセプタクルに挿入する際にハウジングを把持することが困難である場合に、ケーブル部を持って挿入しなければならないという問題は解決されない。

　本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レセプタクルが深く窪んだ位置に設けられている場合でも、容易にプラグをレセプタクルに挿入できる通信レセクタプル保護カバー及び電子機器を得ることを目的とする。

　上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プラグが挿入されるレセクタプルを備えた電子機器の筐体に着脱可能であり、筐体に形成された凹部を覆うことによって、凹部に配置されたレセプタクルを保護するレセプタクル保護カバーであって、矩形板状のカバー板と、カバー板の一方の面に設けられ、プラグの端子部がカバー板の長手方向の端部から突出するようにプラグを固定するプラグ取付部とを備え、筐体から取り外すことにより、プラグ取付部に取り付けたプラグをレセプタクルに挿入するための治具となることを特徴とする。

　本発明にかかるレセプタクル保護カバー及び電子機器は、レセプタクルが深く窪んだ位置に設けられている場合でも、容易にプラグをレセプタクルに挿入できるという効果を奏する。

図１Ａは、本発明にかかるレセプタクル保護カバーの実施の形態の構成を示す図である。図１Ｂは、本発明にかかるレセプタクル保護カバーの実施の形態の構成を示す図である。図２は、実施の形態にかかるレセプタクル保護カバーが適用される電子機器の構成を示す図である。図３は、レセプタクル保護カバーが適用される電子機器の凹部近傍の部分拡大図である。図４は、レセプタクル保護カバーが適用される電子機器の正面カバーの凹部近傍の部分拡大図である。図５Ａは、レセプタクルに挿入されるプラグの構成を示す図である。図５Ｂは、レセプタクルに挿入されるプラグの構成を示す図である。図６は、プラグ取付部にプラグを挟み込む状態を示す図である。図７Ａは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す平面図である。図７Ｂは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す平面図である。図８Ａは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す斜視図である。図８Ｂは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す斜視図である。図９Ａは、レセプタクル保護カバーを閉状態とした電子機器の部分断面図である。図９Ｂは、レセプタクル保護カバーを開状態とした電子機器の部分断面図である。図９Ｃは、レセプタクル保護カバーを正面カバーから取り外す状態を示す図である。図１０Ａは、対応しない形状のプラグをプラグ取付部に取り付けた状態を示す図である。図１０Ｂは、対応しない形状のプラグをプラグ取付部に取り付けた状態を示す図である。図１１Ａは、レセプタクル保護カバーの一端側を凹部に挿入する状態を示す図である。図１１Ｂは、レセプタクル保護カバーの他端側を凹部に挿入する状態を示す図である。図１２Ａは、カバー板を一端側から凹部に挿入した状態を示す図である。図１２Ｂは、カバー板を他端側から凹部に挿入した状態を示す図である。図１３Ａは、一端側から凹部に挿入したレセプタクル保護カバーが正面カバーに固定された状態を示す図である。図１３Ｂは、他端側から凹部に挿入したレセプタクル保護カバーが正面カバーに固定された状態を示す図である。

　以下に、本発明にかかるレセプタクル保護カバーの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

実施の形態．
　図１Ａ、図１Ｂは、本発明にかかるレセプタクル保護カバーの実施の形態の構成を示す図である。レセプタクル保護カバー３は、概略矩形の板状のカバー板３０を有する。カバー板３０の内側面３１には、軸受部３１１と、プラグ取付部３１２，３１３とが設けられており、外側面３２には、係合突起３２１，３２２，３２３が設けられている。

　プラグ取付部３１２とプラグ取付部３１３とは、カバー板３０の長手方向端部からの距離が異なる位置に設けられている。具体的には、プラグ取付部３１２とカバー板３０の長手方向の一端３ａとの距離は、プラグ取付部３１３とカバー板３０の長手方向の他端３ｂとの距離よりも大きくなっている。係合突起３２１は、カバー板３０の長手方向の一端３ａに設けられており、係合突起３２２，３２３は他端３ｂに設けられている。軸受部３１１は、カバー板３０の長手方向の一端３ａ及び他端３ｂに一つずつ設けられている。なお、プラグ取付部３１２の幅ａは、プラグ取付部３１３の幅ｂよりも大きくなっている。

　図２は、実施の形態にかかるレセプタクル保護カバーが適用される電子機器の構成を示す図である。図３は、レセプタクル保護カバーが適用される電子機器の凹部近傍の部分拡大図である。図４は、レセプタクル保護カバーが適用される電子機器の正面カバーの凹部近傍の部分拡大図である。電子機器１は、筐体の一部が正面カバー２によって構成されている。正面カバー２には、略矩形状の底面２１１が内壁２２０に囲まれるように凹んだ凹部２１が設けられている。電子機器１は、形状の異なる二つのレセプタクル１１，１２を備えている。レセプタクル１１，１２は、凹部２１の底面２１１に設けられた後述するプラグ挿入孔２１２，２１３を介して、後述するプラグ４，５を挿抜可能となるように設置されている。

　レセプタクル保護カバー３は、凹部２１を覆うように正面カバー２に取り付けられることによってレセプタクル１１，１２を保護する。

　図５Ａ、図５Ｂは、レセプタクルに挿入されるプラグの構成を示す図であり、図５Ａは、レセプタクル１１に挿入されるプラグ４の構成を示し、図５Ｂは、レセプタクル１２に挿入されるプラグ５の構成を示す。プラグ４は、端子部４１と、ハウジング４２とケーブル部４３とを有する。端子部４１は、電気的な接続のためにレセプタクル１１に挿入される部分である。ハウジング４２は、端子部４１とケーブル部４３との接続部分を保護する部分であり、ケーブル部４３側には張力緩和部４２１が設けられている。張力緩和部４２１は、ハウジング４２とケーブル部４３との境界付近でケーブル部４３が曲げられた際に生じる張力を緩和する。ケーブル部４３は、通信相手の機器又はこれに接続されるプラグに繋がっている。プラグ５は、端子部５１と、ハウジング５２とケーブル部５３とを有する。端子部５１は、電気的な接続のためにレセプタクル１２に挿入される部分である。ハウジング５２は、端子部５１とケーブル部５３との接続部分を保護する部分であり、ケーブル部５３側には張力緩和部５２１が設けられている。張力緩和部５２１は、ハウジング５２とケーブル部５３との境界付近でケーブル部５３が曲げられた際に生じる張力を緩和する。ケーブル部５３は、通信相手の機器又はこれに接続されるプラグに繋がっている。レセプタクル１１とレセプタクル１２とは形状が異なるため、これらに挿入されるプラグ４及びプラグ５の各部も形状や大きさが異なっている。ここで、プラグ４のハウジング４２は、プラグ５のハウジング５２よりも幅広かつ長尺であるとする。

　張力緩和部４２１の幅ｃは、プラグ取付部３１２の幅ａと略同一（ｃ≒ａ）である。張力緩和部５２１の幅ｄは、プラグ取付部３１３の幅ｂと略同一（ｄ≒ｂ）である。

　プラグ４は、張力緩和部４２１の幅ｃがプラグ取付部３１２の幅ａと略同一であるため、張力緩和部４２１がプラグ取付部３１２に挟まれることによってレセプタクル保護カバー３に固定される。プラグ５は、張力緩和部５２１の幅ｄがプラグ取付部３１３の幅ｂと略同一であるため、張力緩和部５２１がプラグ取付部３１３に挟まれることによってレセプタクル保護カバー３に固定される。図６は、プラグ取付部にプラグを挟み込む状態を示す図である。張力緩和部５２１を矢印Ａ方向からプラグ取付部３１３に挿入してプラグ５を取り付けることによって、プラグ５がレセプタクル保護カバー３に固定される。

　正面カバー２は、軸部２１６、プラグ挿入孔２１２，２１３、ガイド２１４，２１５及び係合凹部２１８，２１９を凹部２１に備えている。係合凹部２１７は、内壁２２０のプラグ挿入孔２１２に隣接する部分に設けられており、係合凹部２１８，２１９は内壁２２０のプラグ挿入孔２１３に隣接する部分に設けられている。ガイド２１４は、係合凹部２１７を挟むようにリブ状に一対設けられており、ガイド２１５は、係合凹部２１８，２１９の間にリブ状に設けられている。プラグ挿入孔２１２，２１３は、凹部２１の底面２１１に設けられており、プラグ挿入孔２１２，２１３を通じて電子機器１内部のレセプタクル１１，１２にプラグ４，５を挿入可能である。

　図７Ａ、図７Ｂは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す平面図であり、図７Ａは、プラグ取付部３１２にプラグ４を取り付けた状態を示し、図７Ｂは、プラグ取付部３１３にプラグ５を取り付けた状態を示す。図８Ａ、図８Ｂは、プラグ取付部にプラグを取り付けた状態を示す斜視図であり、図８Ａは、プラグ取付部３１２にプラグ４を取り付けた状態を示し、図８Ｂは、プラグ取付部３１３にプラグ５を取り付けた状態を示す。プラグ取付部３１２にプラグ４を取り付けることにより、端子部４１の部分がカバー板３０の長手方向の一端３ａから突出する。また、プラグ取付部３１３にプラグ５を取り付けることにより、端子部５１の部分がカバー板３０の長手方向の他端３ｂから突出する。

　レセプタクル保護カバー３は、軸受部３１１を正面カバー２の軸部２１６に係合させることにより、凹部２１を覆う閉状態と、凹部２１を露出させる開状態との間で回動可能に軸支される。図９Ａは、レセプタクル保護カバーを閉状態とした電子機器の部分断面図である。図９Ｂは、レセプタクル保護カバーを開状態とした電子機器の部分断面図である。レセプタクル保護カバー３は、最も開いた状態において軸部２１６と軸受部３１１とを係合又は係合解除することが可能であり、これにより正面カバー２への着脱が可能となっている。図９Ｃは、レセプタクル保護カバーを正面カバーから取り外す状態を示す図である。全開状態では、カバー板３０の外側面３１に形成されている係合突起３２１は正面カバー２と接している。このため全開状態としたレセプタクル保護カバー３に対してさらに開く方向（矢印Ｂ方向）の力をカバー板３０の軸受部３１１が設けられた側と反対側の長辺の端部３１４に加えることにより、端部３１４を力点、突係合起３２１を支点、軸受部３１１を作用点とするてこの原理により、軸受部３１１は矢印Ｃ方向に移動する。これにより、軸部２１６と軸受部３１１との係合が解除され、レセプタクル保護カバー３は正面カバー２から分離される。なお、全開状態において軸部と軸受部とが分離可能となる軸受構造は、公知構造を適用可能である。

　図１０Ａ、図１０Ｂは、対応しない形状のプラグをプラグ取付部に取り付けた状態を示す図であり、図１０Ａは、プラグ取付部３１２にプラグ５を取り付けた状態を示し、図１０Ｂは、プラグ取付部３１３にプラグ４を取り付けた状態を示す。プラグ５のハウジング５２は、プラグ４のハウジング４２よりも短いことに加え、プラグ取付部３１２とカバー板３０の長手方向の一端３ａとの距離は、プラグ取付部３１３とカバー板３０の長手方向の他端３ｂとの距離よりも大きくなっているため、プラグ取付部３１２にプラグ５を取り付けた場合には、端子部５１がカバー板３０の長手方向の一端３ａ側に突出しない。一方、プラグ取付部３１３にプラグ４を取り付けようとした場合には、張力緩和部４２１はプラグ取付部３１３よりも幅広（ｃ＞ｂ）であるため、張力緩和部４２１が干渉してプラグ取付部３１３に挿入できない。このため、プラグ取付部３１３にプラグ４を取り付けた場合、及びプラグ取付部３１２にプラグ５を取り付けた場合は、いずれも取り付け方向が逆であることを容易に判別可能である。なお、ここではプラグ取付部３１３自体が張力緩和部４２１が干渉して誤取付防止突起として機能する構造を例としたが、非対応のプラグの取り付けを阻害する誤取付防止突起をプラグ取付部とは別個に設けても良い。

　カバー板３０の長手方向の一端３ａ側は、プラグ挿入孔２１２側でのみ係合凹部２１７と係合し、カバー板３０の長手方向の他端３ｂ側は、プラグ挿入孔２１３側でのみ係合凹部２１８，２１９と係合する。すなわち、プラグ挿入孔２１２側の係合凹部２１７の配置と、カバー板３０の長手方向の他端３ｂ側の係合突起３２２，３２３の配置とは一致せず、プラグ挿入孔２１３側の係合凹部２１８，２１９の配置と、カバー板３０の長手方向の一端３ａ側の係合突起３２１の配置とは一致しないため、誤挿入を防止できる。

　図１１Ａは、レセプタクル保護カバーの一端側を凹部に挿入する状態を示す図である。なお、係合突起３２１の配置を理解しやすくするために、図１１Ａでは外側面３２側を手前にしてレセプタクル保護カバー３を示しているが、実際には内側面３１側を手前にした状態で凹部２１にレセプタクル保護カバー３を挿入する。係合突起３２１の配置と係合凹部２１７の配置とが一致しているため、係合突起３２１と係合凹部２１７とを係合させることが可能である。図１１Ｂは、レセプタクル保護カバーの他端側を凹部に挿入する状態を示す図である。なお、係合突起３２２，３２３の配置を理解しやすくするために、図１１Ｂでは外側面３２側を手前にしてレセプタクル保護カバー３を示しているが、実際には内側面３１側を手前にした状態で凹部２１にレセプタクル保護カバー３を挿入する。係合突起３２２，３２３の配置と係合凹部２１８，２１９の配置とが一致しているため、係合突起３２２，３２３と係合凹部２１８，２１９とを係合させることが可能である。

　プラグ取付部３１２に取り付けたプラグ４をレセプタクル１１に挿入する際、カバー板３０は、長手方向の一端３ａ側から凹部２１に挿入する。この際に、係合突起３２１がガイド２１４に挟まれることによってカバー板３０が案内されるため、凹部２１の底面２１１に設けられているプラグ挿入孔２１２にプラグ４を容易に通すことができる。図１２Ａは、カバー板を一端側から凹部に挿入した状態を示す図である。係合突起３２１がガイド２１４に挟まれることによって、カバー板３０が案内される。なお、カバー板３０を他端３ｂ側から凹部２１に挿入した場合には、ガイド２１４が係合突起３２２，３２３の凹部２１への進入を阻害することにより、カバー板３０は凹部２１の途中までしか挿入できない。

　同様に、プラグ取付部３１３に取り付けたプラグ５をレセプタクル１２に挿入する際、カバー板３０は、長手方向の他端３ｂ側から凹部２１に挿入する。この際に、係合突起３２２，３２３がガイド２１５を挟むことによってカバー板３０が案内されるため、凹部２１の底面２１１に設けられているプラグ挿入孔２１３にプラグ５を容易に通すことができる。図１２Ｂは、カバー板を他端側から凹部に挿入した状態を示す図である。係合突起３２２，３２３がガイド２１５を挟み込むことによってカバー板３０が案内される。なお、カバー板３０を一端３ａ側から凹部２１に挿入した場合には、ガイド２１５が係合突起３２１の凹部２１への進入を阻害することにより、カバー板３０は凹部２１の途中までしか挿入できない。

　レセプタクル１１にプラグ４が挿入されるまでカバー板３０を挿入すると、係合突起３２１と係合凹部２１７とが係合し、レセプタクル保護カバー３は正面カバー２に固定される。これにより、プラグ４はレセプタクル１１に挿入された状態でロックされる。図１３Ａは、一端側から凹部に挿入したレセプタクル保護カバーが正面カバーに固定された状態を示す図である。同様に、レセプタクル１２にプラグ５が挿入されるまでカバー板３０を挿入すると、係合突起３２２，３２３と係合凹部２１８，２１９とが係合し、レセプタクル保護カバー３は正面カバー２に固定される。これにより、プラグ５はレセプタクル１２に挿入された状態でロックされる。図１３Ｂは、他端側から凹部に挿入したレセプタクル保護カバーが正面カバーに固定された状態を示す図である。

　上記の説明においては、電子機器が形状の異なる二つのレセプタクルを備える場合を例としたが、電子機器が備えるレセプタクルは一つ（又は一種類）であっても良い。この場合は、レセプタクル保護カバーにはプラグ取付部を一つ設けるようにすればよい。

　本実施の形態によれば、レセプタクル保護カバーを持ってレセプタクルに挿入できるため、凹部が深く指を入れる余地がない場合でも、レセプタクルに容易にプラグを挿入できる。

　また、電子機器が形状の異なる二種類のレセプタクルを備えていても、一つの保護カバーで異なる二つのプラグ形状に対応可能である。

　また、プラグをレセプタクルに挿入する際には、係合突起がガイドに沿って係合凹部に導かれるため、プラグを容易にレセプタクルに挿入でき、誤挿入やこれによるレセプタクル及びプラグの破損を防止できる。

　また、プラグをレセプタクルに挿入すると、係合突起と係合凹部との係合によりロックがかかるため、通信中にプラグが抜けることによる機器の誤動作や故障を防ぐことができる。

　以上のように、本発明にかかるレセプタクル保護カバー及び電子機器は、電子機器筐体に凹設された幅の狭い凹部に配置されたレセプタクルに容易にプラグを接続できる点で有用である。

　１　電子機器、２　正面カバー、３　レセプタクル保護カバー、３ａ　一端、３ｂ　他端、４，５　プラグ、１１，１２　レセプタクル、２１　凹部、３０　カバー板、３１　内側面、３２　外側面、４１，５１　端子部、４２，５２　ハウジング、４３，５３　ケーブル部、２１１　底面、２１２，２１３　プラグ挿入孔、２１４，２１５　ガイド、２１６　軸部、２１７，２１８，２１９　係合凹部、２２０　内壁、３１１　軸受部、３１２，３１３　プラグ取付部、３１４　端部、３２１，３２２，３２３　係合突起、４２１，５２１　張力緩和部。

Claims

　プラグが挿入されるレセクタプルを備えた電子機器の筐体に着脱可能であり、前記筐体に形成された凹部を覆うことによって、該凹部に配置された前記レセプタクルを保護するレセプタクル保護カバーであって、
　矩形板状のカバー板と、
　前記カバー板の一方の面に設けられ、前記プラグの端子部が前記カバー板の長手方向の端部から突出するように前記プラグを固定するプラグ取付部とを備え、
　前記筐体から取り外すことにより、前記プラグ取付部に取り付けた前記プラグを前記レセプタクルに挿入するための治具となることを特徴とするレセプタクル保護カバー。
　形状の異なる二つのレセプタクルを備える電子機器に適用され、
　前記プラグ取付部は、前記二つのレセプタクルの各々に挿入するプラグに対応して前記カバー板の一方の面に二つ設けられており、
　前記プラグは、対応する前記プラグ取付部に取り付けた際に、前記カバー板の前記長手方向の端から端子部が突出することを特徴とする請求項１に記載のレセプタクル保護カバー。
　前記プラグ取付部に対して、非対応の前記プラグが取り付けられることを阻害する誤取付防止突起を有することを特徴とする請求項２に記載のレセプタクル保護カバー。
　凹部を有する筐体と、該凹部を覆い前記筐体に着脱可能なレセプタクル保護カバーとを有し、形状の異なる二つのプラグが各々挿入される二つのレセプタクルが前記凹部に配置された電子機器であって、
　前記レセプタクル保護カバーは、
　矩形板状のカバー板と、
　前記カバー板の一方の面に前記二つのレセプタクルの各々に挿入するプラグに対応して二つ設けられ、前記対応するプラグの端子部が前記カバー板の長手方向の一端及び他端の一方から突出するようにプラグを固定するプラグ取付部と、
　前記カバー板の他方の面の長手方向の両端に、一端側と他端側とで異なる配列で設けられた突起とを有し、
　前記筐体は、
　前記カバー板の一端側及び他端側の一方の突起を案内し、他方の突起の進入を阻害するガイドを、前記凹部の前記レセプタクルが配置された箇所に有し、
　前記凹部の前記レセプタクルが配置された箇所には、該箇所に配置された前記レセプタクルに対応するプラグの前記端子部が突出する方の端側からのみ前記レセプタクル保護カバーを挿入可能としたことを特徴とする電子機器。
　前記筐体は、前記プラグが前記レセプタクルに挿入された状態で前記突起と係合する係合凹部を前記凹部に有することを特徴とする請求項４に記載の電子機器。