WO2014024672A1 - 吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置、及び製造方法 - Google Patents

吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置、及び製造方法 Download PDF

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Abstract

 吸収性物品(1)が個別収容されてなる複数の個別包装品(11)が整列方向に並んだ状態に目打ち部(12ac)を介して連結されてなる個別包装品(11)の連続体(11aa)から、所定数の前記個別包装品(11)が連結されてなる個別包装品(11)の連結品(11a)を切り離すことにより、前記連結品(11a)を製造する装置である。前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体(11aa)の前記目打ち部(12ac)のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部(12ac)を特定する特定装置と、前記特定装置によって特定された前記目打ち部(12ac)を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体(11aa)から、前記所定数の個別包装品(11)が連結されてなる前記連結品(11a)を切り離す切り離し装置(60)と、を有する。

Description

吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置、及び製造方法
 本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置、及び製造方法に関する。
 従来、使い捨ておむつや生理用ナプキン等を店頭で購入する際には、10枚等の所定数が袋詰めされてなる1パックを最小購入単位として購入可能であった。しかし、最近では、切り売りに似た販売形態がとられることがある。すなわち、店先には、例えばおむつの10個の個別包装品が、一列に連結してなる連結品の状態で陳列されている。そして、かかる連結品において互いに隣り合う個別包装品同士は、ミシン目状の目打ち部を介して切り離し可能に連結されている。よって、消費者は、この連結品から、必要数の個別包装品を目打ち部で切り離して購入していく。
 このような個別包装品の連結品を製造する装置の一例が、特許文献1に開示されている。この製造装置には、搬送方向に並んだ状態で同方向に沿って複数のおむつが送り込まれる。そして、先ず、各おむつが包み込み装置を通過する際には、各おむつに包装用の連続シートが合流し、同シートの幅方向の各端部が曲げられて同シートが筒状にされ、これにより、各おむつは同シートに包み込まれる。次に、この筒状の連続シートで包み込まれた各おむつがセンターシール装置を通過する際には、各おむつの上方で互いに重なり合う連続シートの幅方向の各端部に接合処理がなされ、これにより連続シートの形状は筒形に固定される。そして、その次のエンドシール装置を通過する際には、筒状の連続シートにおけるおむつ同士の間の各部分に対して封止部が形成され、これにより、各おむつは連続シートに個別収容された状態になる。そして、最後のカッター装置を通過する際には、上記封止部が形成された上記の各部分に対して、3つに2つの割合でミシン目状の目打ち部が形成され、残りの3つに1つの割合で切断され、これにより、3つの個別包装品が目打ち部を介して連結されてなる所謂3連品の個別包装品の連結品が製造される。
 ここで、この特許文献1には、上記のカッター装置の具体的構成として、次のようなものが開示されている。すなわち、カッター装置は、おむつを包む連続シートの搬送に連動して回転する回転部材を有している。そして、この回転部材の外周面には、回転方向に120°の等ピッチで3つの刃部材が設けられ、そのうちの2つの刃部材は、おむつを包む連続シートに目打ち部を形成する目打ち刃とされ、残る1つの刃部材は、おむつを包む連続シートを3連の連結品に切断する切断刃とされている。
特開平4-200545号
 一方、店頭に陳列される個別包装品の連結品の連数は、上記の3連とは限らず、つまり、各店舗の個別事情等に応じて、好ましい連数は変わり得る。そのため、製造装置が、連数を変更可能に構成されていれば、上述のような連数替に応えることができて便利である。 
 この点につき、上述のカッター装置の構成の場合には、上述の回転部材を入れ替えることで、連数替に対処可能と推察される。すなわち、上述の回転部材は、3連品用の回転部材であるので、10連品を製造する場合には、10連品用の回転部材に入れ替えることで、対処することができる。 
 しかしながら、かかる10連品用の回転部材は、その外周面に9つの目打ち刃と1つの切断刃とを有した大径部材になるため、カッター装置が大型化し、また製造すべき連数毎にそれぞれ専用の回転部材を保有しなければならず、設備費の増大を招く。また、連数替の度に、回転部材の入れ替え作業を要し、製造ラインの稼働率の低下も招く。従って、上述のカッター装置は、連数替に容易に対処できるものではない。
 本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、個別包装品の連結品の連数替に容易に対処可能にすることにある。
 上記目的を達成するための主たる発明は、
 吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する装置であって、
 前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定する特定装置と、
 前記特定装置によって特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離す切り離し装置と、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置である。
 また、
 吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する方法であって、
 前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定することと、
 特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離すことと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造方法である。
 本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
 本発明によれば、個別包装品の連結品の連数替に容易に対処可能になる。
図1Aは、連結品11aの概略上面図であり、図1Bは、図1A中のB-B矢視図であり、図1Cは、図1A中のC-C矢視図である。 包装ラインの概略側面図である。 エンドシールアンド目打ち装置50の概略側面図である。 検査コンベア70の概略側面図である。 第1検査装置74の説明図である。 第2検査装置84の説明図である。 図7A乃至図7Cは、切り離し装置60のその他の実施形態の概略側面図である。
 本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。 
 吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する装置であって、
 前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定する特定装置と、
 前記特定装置によって特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離す切り離し装置と、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、連結品が具備すべき個別包装品の数たる上記所定数に対応する目打ち部を特定して切断することにより、個別包装品の連続体から、上記所定数の個別包装品が連結されてなる連結品を切り離して生成することができる。そして、所定数を変更することで連数替を行うことができる。よって、連数替に容易に対処可能となる。 
 また、目打ち部を切断することによって、連続体から連結品を切り離すので、切り離し装置として刃部材を用いずに済む。よって、刃部材の磨耗に伴う保守作業を行わずに済んで、労力軽減を図れる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記切り離し装置は、前記特定された前記目打ち部が前記切り離し装置を通過する際に、前記目打ち部を前記搬送方向に引っ張ることにより、前記目打ち部を切断するのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、切断対象の目打ち部として特定された目打ち部を、切り離し装置は搬送方向に引っ張ることによって切断する。よって、当該目打ち部を確実に切断することができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記特定装置は、前記所定数に係る情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された前記情報に基づいて、前記所定数を更新して記録するメモリと、を有し、
 前記特定装置は、前記メモリ内に記録された前記所定数に対応する前記切断対象の目打ち部を特定して、特定された前記目打ち部を前記切り離し装置に切断させるのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、入力部から所定数に係る情報を入力することにより、当該所定数を容易に変更することができる。よって、連数替を容易に行うことができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記切り離し装置は、前記連続体を前記連続体の厚さ方向から挟み込みながら回転する一対のロールを有するニップロール機構を、前記搬送方向に並んで一対有し、
 前記一対のニップロール機構同士の間を前記切断対象の目打ち部が通過する際に、前記一対のニップロール機構のうちの下流側のニップロール機構での前記連続体の搬送速度値と、上流側のニップロール機構での前記連続体の搬送速度値との差を増大することにより、前記目打ち部を前記搬送方向に引っ張って切断するのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、切断対象の目打ち部が一対のニップロール機構同士の間を通過する際に、下流側のニップロール機構での連続体の搬送速度値と上流側のニップロール機構での連続体の搬送速度値との差を増大することによって、切断対象の目打ち部を切断する。よって、複数の目打ち部のうちで、切断対象の目打ち部のみを確実に切断することができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記一対のニップロール機構同士の間に存在する前記目打ち部の数が常に一つ以下になるように、前記一対のニップロール機構同士の間の間隔が設定されているのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、一対のニップロール機構同士の間に存在する目打ち部の数が常に一つ以下になっているので、一対のニップロール機構同士の間を切断対象の目打ち部が通過する際に、当該目打ち部のみを確実に切断することができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記切断対象の目打ち部を切断するときを除いて、前記切り離し装置にて搬送される前記連続体及び前記連結品の搬送速度値を第1速度値とした場合に、
 前記切り離し装置よりも前記搬送方向の下流側には、前記第1速度値よりも速い搬送速度値で前記連続体及び前記連結品を搬送する下流側搬送装置を有し、
 前記下流側搬送装置による前記連結品の搬送中又は搬送後に、前記連結品の前記搬送方向の全長寸法を検査する第1検査装置を有するのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、切り離し装置から下流側搬送装置へと連続体及び連結品が移行する間に、当該連続体及び連結品は第1速度値から下流側搬送装置の搬送速度値へと加速されるが、その際には、当該搬送速度値と第1速度値との差に基づいて、概ね連続体及び連結品の各個別包装品は、搬送方向に引っ張られて弛みや皺が除去される。従って、連結品の全長寸法の検査を、当該連結品の弛み等が除去された状態で行うことができて、当該検査を正確に行うことができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記連結品を搬送中に、当該連結品が具備すべき前記目打ち部のうちで切断された目打ち部の有無を検査する第2検査装置を有するのが望ましい。 
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、連結品の目打ち部の意図しない切断を確実に検知することができる。
 かかる吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
 前記切り離し装置よりも前記搬送方向の上流側の位置には、
 前記搬送方向に並んだ状態で前記搬送方向に搬送される複数の前記吸収性物品を、前記搬送方向に搬送される包装用の連続シートで包み込む包み込み装置と、
 前記連続シートにおける前記吸収性物品同士の間の各部分に一対の封止部を形成して、前記吸収性物品を個別収容するとともに、前記各部分における前記一対の封止部の間の位置に前記目打ち部を形成することにより、前記個別包装品の連続体を生成する連続体生成装置と、を有し、
 前記連続体生成装置は、前記連続シートに外周面を対向させつつ、前記連続シートの搬送動作と連動して回転する一対のロール状部材を有し、
 前記一対のロール状部材のうちの少なくとも一方のロール状部材の外周面には、前記連続シートに前記一対の封止部を押圧形成する一対の押圧部が設けられており、
 前記一対のロール状部材のうちの少なくとも一方のロール状部材の外周面には、前記連続シートに前記目打ち部を押圧形成する刃部材が設けられており、
 前記目打ち部を加工する際には、前記一対の押圧部同士の間の位置に、前記刃部材が位置しているのが望ましい。
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置によれば、連続体生成装置が具備する一対のロール状部材同士の間のロール間隙に通すことにより、一対の封止部と目打ち部とを略同時に形成することができる。よって、連続シートにおける封止部の形成位置と目打ち部の形成位置との相対位置関係を概ね常に一定に維持することができる。その結果、押圧部を作動する装置と刃部材を作動する装置とが互いに別装置の場合に起こりがちな諸問題、例えばこれら装置同士の間の同期不良起因で起こり得る相対位置関係の変動の問題などを確実に回避可能となる。 
 また、
 吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する方法であって、
 前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定することと、
 特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離すことと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造方法。
 このような吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造方法によれば、連結品が具備すべき個別包装品の数たる上記所定数に対応する目打ち部を特定して切断することにより、個別包装品の連続体から、上記所定数の個別包装品が連結されてなる連結品を切り離して生成することができる。そして、所定数を変更することで連数替を行うことができる。よって、連数替に容易に対処可能となる。 
 また、目打ち部を切断することによって、連続体から連結品を切り離すので、切り離し装置として刃部材を用いずに済む。よって、刃部材の磨耗に伴う保守作業を行わずに済んで、労力軽減を図れる。
 ===本実施形態===
 本実施形態の製造装置は、吸収性物品の一例として使い捨ておむつ1に係る個別包装品11,11…の連結品11aを製造する装置である。図1Aには、連結品11aの概略上面図を示し、図1Bには、図1A中のB-B矢視図を示し、図1Cには、図1A中のC-C矢視図を示している。なお、図1A中には一部拡大図を併記している。
 図1Aに示すように、個別包装品11,11…の連結品11aは、おむつ1を包装シート12で個別に包んでなる複数の個別包装品11,11…が一列の整列状態で連結されたものである。そして、図1Aの例には、複数の一例として10個の個別包装品11,11…が一列に連続してなる所謂10連品が示されている。
 詳しくは、図1Aの連結品11aは、連数に対応する数たる例えば10個のおむつ1,1…と、連数に対応する長さたる例えば10連分の長さ寸法の長尺且つ柔軟な包装シート12aと、を有する。そして、この包装シート12a上には、10個のおむつ1,1…が互いの間に間隔をあけた状態で包装シート12aの長手方向を整列方向として一列に載置されている。また、包装シート12aの幅方向の各端部12ae,12ae同士は、各おむつ1の上方で重ね合わせられて包装シート12aが筒状にされた状態で、これら各端部12ae,12ae同士がヒートシール等で接合されることにより、包装シート12aの形状は筒状に固定されている。更に、筒状の包装シート12aにおけるおむつ1,1同士の間の各部分12abにも、ヒートシール等の接合処理が施されて一対の封止部12as,12asが形成されている。そして、当該封止部12asによって区画される袋状の空間に各おむつ1は個別収容されており、これにより、個別包装品11,11…の連結品11aがほぼ形成されている。なお、上記一対の封止部12as,12asが形成される各部分12abには、当該一対の封止部12as,12as同士の間の位置にミシン目状の目打ち部12acも形成されている。そして、当該目打ち部12acにて、個別包装品11毎に切り離し可能となっている。かかる包装シート12aの材料には、樹脂繊維を主材とする不織布や樹脂フィルム等が使用される。
 このような連結品11aは、包装ラインで製造される。図2に包装ラインの概略側面図を示す。包装ラインには、包み込み装置30と、センターシール装置40と、エンドシールアンド目打ち装置50と、切り離し装置60と、検査用コンベア70と、が搬送方向に沿って並んで配置されている。なお、これら装置30,40,50,60,70の上流側又は下流側には、それぞれベルトコンベアCVや搬送ローラー等の搬送装置が隣接して設けられていても良い。図2の例では、包み込み装置30の直近上流側や、センターシール装置40とエンドシールアンド目打ち装置50との間、エンドシールアンド目打ち装置50と切り離し装置60との間に、それぞれベルトコンベアCVが配置されており、これらベルトコンベアCVは、おむつ1及び包装シート12aの連続体12aaの搬送に供されている。
 かかる包装ラインには、上工程のおむつ1の製造ラインから、搬送方向に沿って一列に並んだ状態で複数のおむつ1,1…が送り込まれる。なお、各おむつ1は、搬送方向に隣り合うおむつ1,1との間に間隔があけられた状態で且つ同方向に所定の整列ピッチPで搬送されている。
 そして、当該各おむつ1が、搬送方向の所定位置P1を通過する際には、包装シート12aの連続体12aa(以下、連続シート12aaとも言う)が例えば下方から合流し、これにより、以降、この連続シート12aa上に載置された状態で各おむつ1,1…は搬送方向に沿って連続シート12aaと一体となって搬送される。
 そうしたら、連続シート12aaに載置された各おむつ1は、包み込み装置30を通過するが、その際には、同装置30により、連続シート12aaの幅方向の各端部12aae,12aaeが上方に曲げられて同シート12aaが筒状にされつつ、各端部12aae,12aae同士は互いに重ね合わせられた状態にされ、これにより、各おむつ1,1…は筒状の同シート12aaに包み込まれる。
 次に、この筒状の連続シート12aaで包み込まれた各おむつ1,1…はセンターシール装置40を通過するが、その際には、同装置40によって、連続シート12aaの各端部12aae,12aae同士に接合処理がなされ、これにより連続シート12aaの形状は筒状に固定される。なお、この例では、各端部12aae,12aaeの接合処理としてヒートシールが適用されているが、何等これに限らず、接着剤による接着でも良い。
 そうしたら、エンドシールアンド目打ち装置50を通過するが、その際には、同装置50によって、筒状の連続シート12aaにおけるおむつ1,1同士の間の各部分12aabに一対の封止部12as,12asが形成されるとともに、同各部分12aabにおける当該一対の封止部12as,12as同士の間の部位にはミシン目状の目打ち部12acも形成される。これにより、各おむつ1は連続シート12aaに個別収容された単位で切り離し可能な状態になる。つまり、個別包装品11,11…が搬送方向に並んだ状態に連結されてなる個別包装品11,11…の連続体11aaが形成される。なお、この例では、封止部12asの形成処理としてヒートシールが適用されているが、何等これに限らず、接着剤による接着でも良い。
 次に、この個別包装品11,11…の連続体11aaは、切り離し装置60を通過するが、その際には、同連続体11aaが有する複数の目打ち部12ac,12ac…のなかから、10連などの製造すべき目標連数(製造仕様の連数)に対応する切断対象の目打ち部12acを特定して、特定された目打ち部12acのみを選択的に切断し、これにより、目標連数(この例では10連)の個別包装品11,11…の連結品11aが生成される。
 そうしたら最後に、当該連結品11aは、検査コンベア70を通過するが、その際には、連結品11aに対して全長寸法L11aの検査がなされる。そして、その検査結果に応じて、連結品11aは、良品用の正規の搬送経路Tgか、或いは不良品用の排出経路Tbに振り分けられる。そして、これにより、良品の連結品11aのみが、正規の搬送経路Tgを通って下工程の出荷工程等へ送られる。ちなみに、この全長寸法L11aの検査が必要な理由は、この連結品11aは目打ち部12ac,12ac…を有していることから、搬送時に作用する搬送張力などにより意図せず目打ち部12acで切断してしまう虞があるためである。
 以下、本実施形態の製造装置たる包装ラインの各装置30,40,50,60,70について説明する。なお、以下の説明では、個別包装品11,11…の連続体11aa及び個別包装品11,11…の連結品11aの搬送方向のことを「MD方向」とも言い、連続体11aa及び連結品11aの幅方向のことを「CD方向」とも言う。ちなみに、連結品11aの長手方向と、連結品11aの幅方向と、連結品11aの厚さ方向とは、互いに直交関係にある。よって、MD方向とCD方向と上記厚さ方向とについても、互いに直交関係にある。
 また、図2中では、MD方向は紙面と平行な任意の方向を向いている。つまり、図2中に示すように紙面内において互いに直交する2方向を上下方向及び前後方向と定義した場合には、これら2方向で規定される任意の方向が、MD方向である。なお、上下方向は鉛直方向を向いており、前後方向は水平方向を向いている。また、CD方向は、図2の紙面を貫通する方向を向いており、この例では水平方向を向いている。
 包み込み装置30は、周知の装置30である。すなわち、図2に示すように、おむつ1を載置した連続シート12aaをMD方向に沿って搬送するベルトコンベア32と、ベルトコンベア32の搬送面に対向しつつCD方向の両側にそれぞれ配置された一対のガイドプレート34a,34bと、を有する。そして、ベルトコンベア32の搬送面によって搬送される連続シート12aaがガイドプレート34a,34bの位置を通過する際に、各ガイドプレート34a,34bが、それぞれ、連続シート12aaにおいて対応する各端部12aae,12aaeをCD方向の中央側に曲げて、各端部12aae,12aae同士をおむつ1の上方にて重ね合わせ、これにより、連続シート12aaは筒状にされて、おむつ1を包み込んだ状態にされる。
 センターシール装置40は、所定温度に加熱された加熱部42を有する。そして、筒状におむつ1を包んだ状態の連続シート12aaが、加熱部42の位置を通過する際に、当該加熱部42は、重ね合わせられた連続シート12aaの各端部12aae,12aae同士に例えば上方から当接してこれら端部12aae,12aaeを加熱溶融し、同端部12aae,12aae同士を接合する。そして、これにより、連続シート12aaの形状は、筒状に固定される。
 図3に、エンドシールアンド目打ち装置50の概略側面図を示す。この装置50(連続体生成装置に相当)は、既述のように、筒状の連続シート12aaに対して一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acを一斉に形成する装置であり、一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acを形成するための加工部52u,52dを外周面に有した上下一対のロール51u,51d(ロール状部材に相当)を本体とする。すなわち、上ロール51uの上加工部52uには、連続シート12aaに一対の封止部12as,12asを形成するための一対の封止部用凸部53us,53us(押圧部に相当)と、連続シート12aaに目打ち部12acを形成するための目打ち刃53uc(刃部材に相当)との両者が互いに近接して設けられており、他方、下ロール51dの下加工部52dには、上記一対の封止部用凸部53us,53usを受けるための一対の受け部53ds,53dsと、上記目打ち刃53ucを受けるための受け刃53dcとの両者が互いに近接して設けられている。そして、これら上下ロール51u,51dは、駆動源としてのサーボモータ(不図示)によって連続シート12aaの搬送動作と同期して駆動回転される。よって、上下ロール51u,51d同士の間の間隙G51を連続シート12aaにおけるおむつ1,1同士の間の各部分12aabが通過する際には、上加工部52uと下加工部52dとが対向して、同各部分12aabに、一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acが形成される。そして、これにより、各おむつ1は連続シート12aaに個別収容されつつ当該個別収容された単位で切り離し可能な状態にされる。つまり、これにより、個別包装品11がMD方向に並んだ状態に連結されてなる個別包装品11,11…の連続体11aaが形成される。
 かかる上加工部52u及び下加工部52dについては、上ロール51u及び下ロール51dに一つずつ設けても良いが、この例では、生産の高速化を図るべく、複数の一例としてそれぞれ4つの加工部52u,52u…,52d,52d…が設けられている。よって、この例では、上ロール51u及び下ロール51dが1回転する度に、連続シート12aaの4箇所に対して、一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acが形成される。つまり、上下ロール51u,51dの1回転につき、4つの個別包装品11,11…が区画形成される。
 ちなみに、回転方向に隣り合う上加工部52u,52u同士の間の周回軌道上の円弧距離D52u、及び回転方向に隣り合う下加工部52d,52d同士の間の周回軌道上の円弧距離D52dは、それぞれ、連続シート12aaにおけるおむつ1のMD方向の整列ピッチPと概ね等値に設定されている。よって、この装置50では、上下ロール51u,51dの駆動回転によって、連続シート12aaの搬送速度値V12aaと概ね同じ周速値V52で上加工部52u及び下加工部52dを周回することにより、連続シート12aa上におけるおむつ1,1同士の間の各部分12aabに対応させて、上記一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acを形成可能であり、結果、加工時の搬送速度値V12aaと周速値V52との相対差起因で上記一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acの形成が不安定になることを有効に防止している。
 また、連続シート12aaの搬送動作に同期させて、上下ロール51u,51dを回転させることは、同期信号によって行われている。すなわち、この包装ラインでは、個別包装品11一つ分に相当する搬送動作を1サイクルとする同期信号(例えば0~360°の回転角度信号)が生成されており、この同期信号を基準としてベルトコンベアCV等の搬送装置を含め概ね全装置30,40,50,60,70が動作するように制御されている。そして、このことについては、この上下ロール51u,51dについても例外ではなく、当該上下ロール51u,51dのサーボモータは、同期信号に基づいて位置制御され、これにより連続シート12aaの搬送動作との同期が実現されている。例えば、既述のように、この例では上下ロール51u,51dはそれぞれ4つの加工部52u,52u…,52d,52d…を有しているので、同期信号の1サイクルにつき、四分の1回転するように各サーボモータは位置制御され、これにより、連続シート12aaにおけるおむつ1,1同士の間の各部分12aabに、一対の封止部12as,12as及び目打ち部12acが形成されるようになっている。
 切り離し装置60は、個別包装品11の連続体11aaが具備する複数の目打ち部12ac,12ac…のなかから、10連の如く製造すべき目標連数(連結品の製造仕様の連数)に対応して特定された切断対象の目打ち部12acのみを切断し、これにより、同連続体11aaから、目標連数の個別包装品11,11…が連結されてなる連結品11aを切り離して、最終製品として製造する装置である。
 そして、この例では、同装置60として、MD方向に並んで配置された一対のニップロール機構62,64を有している。各ニップロール機構62,64は、それぞれ、CD方向に沿った回転軸C62,C64回りに駆動回転する上下一対のニップロール62u,62d,64u,64dを有する。すなわち、上流側に位置する上流側ニップロール機構62は、連続体11aaを厚さ方向から外周面で若干挟み込みつつ、同連続体11aaをMD方向の下流に送り出すように駆動回転する上下一対のニップロール62u,62dを有し、また、この上流側ニップロール機構62の下流側に位置する下流側ニップロール機構64も、連続体11aaを厚さ方向から外周面で若干挟み込みつつ、同連続体11aaをMD方向の下流に送り出すように駆動回転する上下一対のニップロール64u,64dを有する。
 そして、これら上流側ニップロール機構62及び下流側ニップロール機構64の各ニップロール62u,62d,64u,64dは、駆動源としてのサーボモータによって駆動回転されるとともに、各周速値V62,V64は、概ね連続体11aaの搬送速度値V11aaと揃うように制御されている。例えば、連続体11aaの搬送速度値をV1とした場合に、上流側ニップロール機構62の周速値V62は、定常速度値としてV1に設定されており、下流側ニップロール機構64の周速値V64は、定常速度値(第1速度値に相当)としてV1~1.06V1に設定されている。
 但し、上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64との間に、切断対象の目打ち部12acが到達したことを後述のコントローラ66が検知すると、下流側ニップロール機構64の周速値V64の方のみを瞬間的に定常速度値よりも増速して定常速度値に戻す。例えば、上流側ニップロール機構62の周速値V62は定常速度値V1のまま維持されるが、下流側ニップロール機構64の周速値V64は、2.95V1の速度値にまで増速され、当該増速後、即座に上述の定常速度値たるV1~1.06V1に戻される。
 これにより、上流側ニップロール機構62での連続体11aaの搬送速度値V11aaは、ほぼ周速値V62の定常速度値V1のまま維持されるが、下流側ニップロール機構64での搬送速度値V11aaは、瞬間的に概ね周速値V64の2.95V1にまで増速され、その結果、上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64とによって、切断対象の目打ち部12acはMD方向に引っ張られて、この目打ち部12acのみが選択的に切断される。そして、これにより、連続体11aaから、目標連数分の個別包装品11,11…を有した連結品11aが切り離されて製造される。
 なお、上述の周速値V64を定常速度値よりも増速する期間は、連続体11aaのMD方向の搬送量で規定される。例えば、上記増速する期間の搬送量は、切り離し時の個別包装品11の1つ分のMD方向の長さ以下の任意値に設定され、望ましくは、個別包装品11の1つ分の長さの10%~30%の長さに設定されると良い。
 また、増速時の周速値V64の適値は、目打ち部12acの切断強度などに応じて変わり得る。そのため、増速時の周速値V64は、目打ち部12acの仕様などを鑑みながら、適宜実験や試運転等を繰り返して決定される。よって、何等、例示した周速値V64の値たる2.95Vに限るものではない。
 更に、この例では、一対のニップロール機構62,64同士の間のMD方向の間隔D60の大きさは、当該間隔D60に存在する目打ち部12acの数が常に一つ以下になるような大きさに設定されている。例えば、個別包装品11の整列方向の全長寸法たるおむつ1の整列ピッチPよりも小さい値に設定されている。よって、一対のニップロール機構62,64同士の間を切断対象の目打ち部12acが通過する際に、当該切断対象の目打ち部12acの上下流に隣り合う目打ち部12ac,12acについては切断せずに、切断対象の目打ち部12acのみを確実に選択して切断することができる。
 ところで、かかる目標連数に対応する切断対象の目打ち部12acの特定、つまり、切断対象の目打ち部12acが上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64との間に入ったことの検知は、切り離し装置60を制御するコントローラ66によって行われる。
 ここで、このコントローラ66(特定装置に相当)は、所謂コンピュータ或いはPLC(プログラマブルロジックコントローラ)等であり、プロセッサとメモリとを有する。そして、かかるコントローラ66には、前述の同期信号が入力される。またメモリには、同期信号のサイクルをカウントするとともに、カウント値をメモリ内に記録された所定値と比較するカウンタアンド比較プログラムが格納されている。更に同メモリには上記所定値として、目標連数の数値が記録されている。
 よって、プロセッサが、カウンタアンド比較プログラムをメモリから読み出して実行することにより、同期信号のサイクルをカウントし、そして、カウント値が増える度に、カウント値をメモリに記録された上記目標連数の数値と比較する。そして、カウント値が、目標連数の数値と一致したら、コントローラ66は、切断対象の目打ち部12acが上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64との間に入ったものと判断して、同コントローラ66は、下流側ニップロール機構64のサーボモータを瞬間的に増速させ、当該目打ち部12acを切断する。そして、このようにコントローラ66が切り離し装置60を制御すれば、当該切り離し装置60を目標連数分の個数の個別包装品11,11…が通過する度に、1回だけ増速されて切り離し処理が行われることとなり、その結果、目標連数だけ個別包装品11,11…が連結されてなる連結品11aが、連続体11aaから切り離されて製造される。ちなみに、カウント値が目標連数の数値になったと同時に、カウント値は零値にリセットされ、次の連数のカウントに備えるように、上記カウンタアンド比較プログラムは組まれている。
 なお、上記の同期信号に代えて、エンドシールアンド目打ち装置50の上下ロール51u,51dのサーボモータに内蔵のロータリー式エンコーダの回転信号、又は同ロール51u,51dに追設されたロータリー式エンコーダの回転信号を、上述のようにコントローラ66に入力してカウントすることにより、切断対象の目打ち部12acを特定しても良い。
 また、望ましくは、コントローラ66は、キーボードやマウス等の入力部(不図示)を有し、当該入力部から入力される目標連数に係る情報に基づいて、メモリ内の上記所定値を更新可能に構成されていると良い。例えば入力部から、目標連数に係る情報として目標連数の数値を直接入力すると、この入力された数値にメモリ内の上記所定値が更新されるようになっていると良い。そして、このように構成されていれば、目標連数の変更を簡単に行えるようになって、個別包装品11,11…の連結品11aの連数替に、より一層容易に対処可能となる。但し、上記の目標連数に係る情報というのは、何等上述の目標連数の数値に限らない。例えば、コントローラ66に付属のモニタに表示された適宜な選択画面から、目標連数を選択するように構成されている場合には、入力部を用いた選択操作によって入力される情報が、上述の目標連数に係る情報に該当する。そして、この場合には、コントローラ66の方では、この情報に対応する目標連数の数値に、メモリ内の上記所定値を書き換えることになる。
 更に望ましくは、図3に示すように、この上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64との間の位置に、切断対象の目打ち部12acが切り離されたか否かを確認するための切り離し確認センサー68を設けると良い。この例では、切り離し確認センサー68の注視点、つまりMD方向の監視対象位置は、増速指令の出力時に切断対象の目打ち部12acが搬送されている位置よりも、MD方向の下流側の位置に設定されている。よって、コントローラ66からサーボモータへと増速指令が出力された時点を起点として、そこから所定時間だけ経過するまでの間に、切り離し確認センサー68が出力する信号の波形に、目打ち部12acの切断で生成される隙間に相当する変化が現れなかった場合には、コントローラ66は、切断対象の目打ち部12acが切断されていないものと判断して、「切断不良」の警報をコントローラ66のモニタ等の出力部(不図示)に出力する。なお、上記の所定時間は、実験などによって適宜設定される。また、切り離し確認センサー68としては、例えば光電管が使用されるが、何等これに限らず、例えばレーザーセンサー等の適宜なセンサーも適用可能である。
 図4に、検査コンベア70の概略側面図を示す。検査コンベア70では、切り離し装置60によって連続体11aaから切り離された連結品11aの全長寸法L11aが、目標連数の連結品11aに対して想定される想定長さ範囲に入っているか否かを検査する。そして、全長寸法L11aの検査結果が、想定長さ範囲の上限値Lmaxよりも長い場合には、連結品11aが具備する何れかの目打ち部12acで切れかかっているか、或いは連結品11aが具備すべき何れかの目打ち部12acで完全に切断されてしまっているか、又は連結品11aが具備する個別包装品11,11…のうちの何れかの個別包装品11がおむつ1を収容していない空の状態になっているか、というこれら三つの状態の何れかの可能性がある。そのため、かかる連結品11aは、不良品として排出経路Tbから排出される。一方、全長寸法L11aの検査結果が、上記の想定長さ範囲の下限値Lminよりも短い場合には、連結品11aが目標連数の個別包装品11,11…を有していない可能性があって、例えば、目標連数が10連の場合に、9連品や8連品といった連数不足の状態になっている可能性がある。そのため、かかる連結品11aも、不良品として排出経路Tbから排出される。
 ちなみに、おむつ1が収容されていない空の個別包装品11が存在する場合に、連結品11aの全長寸法L11aが上述の想定長さ範囲の上限値Lmaxよりも長くなる理由は、空の個別包装品11は、正しくおむつ1が収容された個別包装品11と比べて厚さが薄くなって、その薄い分だけ全長が延びるからである。
 かかる検査コンベア70は、切り離し装置60の直近下流に設けられたベルトコンベア71と、ベルトコンベア71が搬送する連結品11aの全長寸法L11aを検査する第1検査装置74と、第1検査装置74の検査結果たる良否判定結果に基づいて連結品11aを良品用の正規の搬送経路Tgか、或いは不良品用の排出経路Tbに振り分ける振り分け機構75と、を有している。
 ベルトコンベア71(下流側搬送装置に相当)は、上下一対の無端ベルト71u,71dを有し、そして、当該無端ベルト71u、71d同士の間に、連結品11a又は連続体11aaの搬送経路が形成されている。詳しくは、上無端ベルト71uは、MD方向に一対で配置されたローラー72u,72uに掛け回されており、下無端ベルト71dも、MD方向に一対で配置されたローラー72d,72dに掛け回されている。そして、上無端ベルト71uと下無端ベルト71dとで、連結品11a又は連続体11aaをその厚さ方向の上下から挟み込んだ状態で、これら無端ベルト71u,71dが互いに連動して駆動周回することにより、連結品11a又は連続体11aaはMD方向の下流に搬送される。なお、これら上下無端ベルト71u,71dの駆動周回動作は、例えば駆動源としてのサーボモータ(不図示)によってローラー72u,72dが駆動回転することでなされる。
 ここで、このベルトコンベア71の搬送経路の全長寸法L71は、連結品11aの全長寸法L11aの想定長さ範囲の上限値Lmaxよりも十分長く設定されている。また、その無端ベルト71u,71dの周回速度値V71、つまり当該ベルトコンベア71による連結品11a及び連続体11aaの搬送速度値V11a,V11aaは、切り離し装置60での搬送速度値V11a,V11aaたる周速値V62の定常速度値V1及び周速値V64の定常速度値V1~1.06V1よりも大きな値に設定されており、この例では、例えば1.65V1を定常速度値としている。よって、このベルトコンベア71の搬送経路を搬送される間に、連結品11aと、その上流に隣り合う連結品11aとの間には所定の間隔G11aが形成されて、これにより、当該連結品11aが不良品である場合に、排出経路Tbからの不良品排出処理に必要な時間が確保される。
 また、連続体11aaの状態において各個別包装品11,11…が、切り離し装置60の下流側ニップロール機構64から当該ベルトコンベア71に乗り移る際には、下流側ニップロール機構64の周速値V64の定常速度値V1~1.06V1とベルトコンベア71の周回速度値V71の定常速度値1.65V1との差に基づいて、各個別包装品11,11…はMD方向に延ばされて、弛みや皺がほぼ取り除かれた状態にされる。よって、連結品11aの全長寸法L11aの検査を正確に行うことができる。
 第1検査装置74は、図5の概略側面図に示すように、ベルトコンベア71の搬送経路の所定位置に設置される検査用のセンサー74s1,74s2,74s3と、検査用のセンサー74s1,74s2,74s3からの出力信号に基づいて個別包装品11,11…の連結品11aの全長寸法L11aを良否判定するコントローラ74cと、を有する。
 検査用のセンサー74s1,74s2,74s3としては、三つのセンサーが設置されている。第1センサー74s1は、ベルトコンベア71の搬送経路における下流側部分の所定位置を監視対象位置P74s1(以下、第1監視対象位置P74s1とも言う)として設けられている。そして、同第1監視対象位置P74s1を連結品11aの下流端11aedが通過する際に、当該通過を検出する。
 一方、第2センサー74s2は、上述した想定長さ範囲の下限値Lminに対応して設けられた下限値担当センサーである。そのため、当該第2センサー74s2の監視対象位置P74s2(以下、第2監視対象位置P74s2とも言う)は、基本的には、良品の連結品11aの下流端11aedが上記第1監視対象位置P74s1に位置する場合に、同連結品11aの最上流の個別包装品11が理論上位置すべき理論位置に設定されている。ここで、この理論位置は範囲をもっており、当該範囲は、例えば最上流の個別包装品11の下流端11edの位置から上流端11euの位置までである。そして、図5の例では、第2監視対象位置P74s2は、理論位置における下限値、つまり最上流の個別包装品11の下流端11edの位置に設定されている。
 また、第3センサー74s3は、連結品11aの想定長さ範囲の上限値Lmaxに対応して設けられた上限値担当センサーである。そのため、当該第3センサー74s3の監視対象位置P74s3(以下、第3監視対象位置P74s3とも言う)は、良品の連結品11aの下流端11aedが上記第1監視対象位置P74s1に位置する場合に、同連結品11aの上流端11aeuが理論上位置すべき理論位置よりも寸法公差などの想定ばらつき分だけ上流側の位置に設定されている。例えば、この例では、かかる想定ばらつきを、個別包装品11の0.1個分から0.2個分までの範囲から選択された所定値Eとしており、これにより、第3監視対象位置P74s3は、上記理論位置よりも上記所定値E分だけ上流側の位置に設定されている。
 なお、このベルトコンベア71上では、連結品11aは搬送張力などの作用によってMD方向に若干延ばされている。そのため、上記の理論位置は、第1監視対象位置P74s1と連結品11aの自然長たる全長寸法11aの設計値との両者で定まる位置よりも、若干上流側にシフトしている。よって、かかる理論位置は、例えば実験的手法により求められる。すなわち、ベルトコンベア71上において実際に連結品11aを搬送し、第1検出センサー74s1が連結品11aの下流端11aedを検出した際の最上流の個別包装品11の位置を複数回計測することによって、上記理論位置は求められる。
 コントローラ74cは、例えばコンピュータ或いはPLC等であり、第1、第2、第3センサー74s1,74s2,74s3から出力信号がそれぞれ入力される。
 そして、かかる構成の検査装置74によれば、次のようにして、連結品11aの全長寸法L11aの検査がなされる。先ず、切り離し装置60により連続体11aaから切り離された連結品11aは、ベルトコンベア71によって下流側へと搬送される。そして、このベルトコンベア71による搬送中に、連結品11aの下流端11aedが第1監視対象位置P74s1を通過すると、この通過を検出した第1センサー74s1からは、通過を検出した旨を示す信号がコントローラ74cへと送信される。すると、コントローラ74cは、この信号を受信した時点における第2センサー74s2及び第3センサー74s3の出力状態をチェックする。そして、第2センサー74s2の出力状態が、「連結品11a有り」を示しており、且つ第3センサー74s3の出力状態が、「連結品11a無し」を示している場合には、「連結品11aは良品である」と判定する。一方、出力状態が上記以外の組み合わせの場合には、「連結品11aは不良品である」と判定する。
 ちなみに、第3センサー74s3の出力状態が「連結品11a有り」を示している場合には、全長寸法L11aが上記の想定長さ範囲よりも長い状態にあり、この場合には、既述の不良品の三態様(目打ち部12acの一部切れかけ、目打ち部12acの完全切断、空の個別包装品11の存在)の何れかに該当している。また、第2センサー74s2の出力状態が「連結品11a無し」を示している場合には、既述のように、連結品11aが目標連数の個別包装品11を有していない連数不足の態様に該当している。
 なお、この例では、これら第1乃至第3センサー74s1~74s3として何れも光電管を用いているが、何等これに限らず、レーザーセンサー等の適宜なセンサーを適用することもできる。
 また、連数替の際には、連結品11aの想定長さ範囲も変わるため、第2及び第3センサー74s2,74s3の設置位置も変更する必要があるが、単なる設置位置の変更のみで済むため、連数替に容易に対処可能である。
 振り分け機構75は、同図5に示すように、上記のベルトコンベア71のMD方向の下流に接続されつつ、連結品11aを上方から吸着保持しながらMD方向の下流に搬送するサクションベルトコンベア76と、サクションベルトコンベア76におけるMD方向の下流側の部分にのみ対向して下方に配置されたベルトコンベア77と、サクションベルトコンベア76における上流側の部分に設けられ、下方に向けて空気を噴射することにより、サクションベルトコンベア76から不良品の連結品11aを下方に離脱させる空気噴射装置78と、を有する。
 そして、上記構成によれば、サクションベルトコンベア76における上流側の部分の下方には、ベルトコンベアが存在しない空間SPtbが設けられており、当該空間SPtbが、不良品を排出する前述の排出経路Tbとして機能する。すなわち、サクションベルトコンベア76によって上方に吸着されながらMD方向の下流へ搬送される連結品11aが、サクションベルトコンベア76のうちの当該上流側の部分を通過する際に、空気噴射装置78が作動して空気が噴射されると、当該連結品11aは下方の排出経路Tbへと落下し、これにより、正規の搬送経路Tgから離脱して排出される。そして、連結品11aが通過し終わったら、空気の噴射を停止して待機状態となる。
 なお、各連結品11aが空気噴射装置78の位置を通過する際に、不良品と判定された連結品11aに対してのみ選択的に当該装置78を作動させる処理は、例えば次のようにして実現される。先ず、第1センサー74s1の第1監視対象位置P74s1から空気噴射装置78までの距離L78は既知の固定値であり、また、当該距離L78が同期信号の何サイクル分に相当するかについても既知である。そのため、コントローラ74cのメモリには、予め上記の距離L78のデータが、同期信号のサイクル数に換算された換算値の形態で記録されている。また、コントローラ74cには、第1センサー74s1の出力信号と同期信号との両者が入力されており、更に、例えば、メモリは良否判定フラグを有し、当該フラグには、検査装置74で判定された最新の検査結果たる良否判定結果のデータが常に上書きで記録されている。
 よって、第1センサー74s1の第1監視対象位置P74s1を連結品11aの下流端11aedが通過した際に、第1センサー74s1から通過した旨の信号をコントローラ74cが受信すると、コントローラ74cは、この受信時点を起点として同期信号のサイクルをカウントする。そして、このカウント値が上記換算値に一致した際に、コントローラ74cは、メモリの良否判定フラグを参照し、当該良否判定フラグに「良品を示すフラグ」が記録されている場合には、空気噴射装置78を作動せずにそのまま連結品11aを正規の搬送経路Tgで下流へ搬送する。他方、良否判定フラグに「不良品を示すフラグ」が記録されている場合には、空気噴射装置78を作動して連結品11aに向けて空気を噴射する。これにより、当該連結品11aは、正規の搬送経路Tgから離脱して、排出経路Tbを経て排出される。なお、空気の噴射の停止動作は、同期信号のカウント値に基づき、例えば連結品11aの上流端11aeuが空気噴射装置78の位置を通過し終える際に行われる。
 ところで、上述の検査装置74では、第1センサー74s1の出力信号に基づいて第2センサー74s2及び第3センサー74s3の出力状態を参照して、連結品11aの全長寸法L11aの良否判定を行っていたが、かかる検査方法では、状況によっては、不良品を良品と誤判定してしまう虞がある。
 例えば、図6に示すように、搬送張力等に起因して意図せずに連結品11aのMD方向の中央の目打ち部12acで切断されてしまった場合には、二つの5連品11a5,11a5が生成されてしまい、どちらも連数不足の端数不良品である。そして、状況によっては、同図6に示すように、当該二つの端数不良品11a5,11a5からなる連結品11aに対しても、検査装置74の第2センサー74s2の出力信号は「連結品11a有り」を示し、且つ第3センサー74s3の出力信号は「連結品11a無し」を示してしまうことが有り得て、その場合には、上述の検査装置74では、これら端数不良品11a5,11a5からなる連結品11aを、良品であると誤判定してしまう。
 そこで、この図6の例では、第2検査装置84を追設しており、これにより、切断対象外の目打ち部12acでの切断の有無を確実に検査可能にしている。詳しくは、第2検査装置84は、検査コンベア71における例えば上流側の部分に設けられる検査用のセンサー84sと、このセンサー84sに対応して設けられるコントローラ84cと、を有している。そして、センサー84sには光電管84sが使用され、光電管84sは、受光量に応じた出力値の信号をコントローラ84cへ常時送信している。他方、コントローラ84cの方では、この信号の出力値を所定の閾値データと比較し、これにより、切断対象外の目打ち部12acでの切断の有無を検出する。すなわち、連結品11aにおいて切断された目打ち部12acが有れば、そこには隙間G12acが生じるので、この隙間G12acが通過した際の光電管84sの受光状態の変化から、切断の有無を検出することができる。
 より詳しくは、次の通りである。先ず、光電管84sの信号の出力値が、閾値データに規定された所定の数値範囲に入った際に、この入った時点を、連結品11aの下流端11aedが光電管84sの監視対象位置P84sを通過した時点とみなす。そして、コントローラ84cは、当該時点を起点として同期信号のサイクルをカウントするが、このカウント値が、目標連数の連結品11aの全長寸法L11aに相当するサイクル数に一致するまでの時間範囲に亘って、光電管84sの信号の出力値が上記数値範囲から外れない場合には、コントローラ84cのメモリが具備する第2良否判定フラグに「良品を示すフラグ」を記録する。一方、1回でも出力値が上記数値範囲から外れた場合には、上述の隙間G12acが存在したとみなして、上記第2良否判定フラグに「不良品を示すフラグ」を記録する。そして、この第2良否判定フラグは、常に上書きで記録されるように構成されている。
 よって、この第2良否判定フラグに基づいて空気噴射装置78を作動させれば、当該連数不足の端数不良品11a5,11a5からなる連結品11aを排出経路Tbから排出して、目標連数の良品のみを、正規の搬送経路Tgへ送ることができる。
 例えば、コントローラ84cのメモリには、光電管84sの監視対象位置P84sから空気噴射装置78までの距離L78aを同期信号のサイクル数に換算してなる換算値のデータが予め記録されている。また、コントローラ84cは、連結品11aの光電管84sの監視対象位置P84sの通過を起点として、同期信号のサイクル数をカウントしている。そして、このカウント値が、上記換算値に一致した際に、コントローラ84cは、連結品11aが空気噴射装置78の位置に到達したと判断する。よって、このとき、コントローラ84cは、第2良否判定フラグを参照し、当該第2良否判定フラグに「不良品を示すフラグ」が記録されている場合には、コントローラ84cは、空気噴射装置78を作動して連結品11aに向けて空気を噴射し、これにより、当該連結品11aを、正規の搬送経路Tgから離脱させて、排出経路Tbから排出する。一方、当該第2良否判定フラグに「良品を示すフラグ」が記録されている場合には、空気噴射装置78を作動せずにそのまま連結品11aを正規の搬送経路Tgで下流へと搬送する。
 なお、場合によっては、かかるセンサー84sをベルトコンベア71の複数箇所に設け、そして、何れか一つのセンサー84s,84s…の信号に基づく良否判定結果が不良品判定の場合に、第2良否判定フラグに「不良品を示すフラグ」を記録するようにしておいても良い。このようにすれば、連数不足の連結品11aの検出精度を向上することができる。
 また、上述では、前述の第2及び第3センサー74s2,74s3とは別に、第2検査装置84に専用のセンサー84sを設けていたが、第2及び第3センサー74s2,74s3が、当該センサー84sと同機能の光電管である場合には、これら第2及び第3センサー74s2,74s3を上記のセンサー84sとして兼用しても良い。そして、このようにすれば、センサー84sを省略することができて、設備費を低減できる。更に、第2検査装置84のコントローラ84cを、第1検査装置74のコントローラ74cが兼ねるようにしても良い。
 ちなみに、排出経路Tbから排出された不良品の連結品11aのうちで連数不足で不良品と判定されたものについては、個別包装品11,11…としてみた場合には、何等不良品ではない。そのため、これら連数不足の連結品11a,11a同士を粘着テープ等で繋ぎ合わる等して目標連数に揃えた後に、出荷しても良い。
 ===その他の実施の形態===
 以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
 上述の実施形態では、切り離し装置60は、切断対象の目打ち部12acをMD方向に引っ張って切断していたが、目打ち部12acを切断する方法は、何等これに限るものではなく、例えば剪断でも良い。なお、剪断の場合には、例えば、切断対象の目打ち部12acがMD方向に沿って通過する際に、連続シート12aaにおいて目打ち部12acの下流側に近接する部分と、同シート12aaにおいて目打ち部12acの上流側に近接する部分とに対して、それぞれ連続シート12aaの厚さ方向に互いに逆向きの変位を付与することにより、上下方向の剪断変形を与えて、これにより、目打ち部12acを切断することが挙げられる。なお、このような互いに逆向きの変位を与える機構(不図示)としては、MD方向の下流に配置されて上下昇降する第1プレート部材と、第1プレート部材よりも上流側に配置されて上下昇降する第2プレート部材と、これら第1プレート及び第2プレート部材を互いに逆動作させる駆動機構と、を例示することができる。
 上述の実施形態では、切り離し装置60では、一対のニップロール機構62,64同士の間を切断対象の目打ち部12acが通過する際に、下流側ニップロール機構64での連続体11aaの搬送速度値V11aaを増速することにより、上流側ニップロール機構62との間で、目打ち部12acをMD方向に引っ張って切断していたが、何等これに限るものではない。
 すなわち、一対のニップロール機構62,64同士の間を切断対象の目打ち部12acが通過する際に、下流側ニップロール機構64での連続体11aaの搬送速度値V11aaと、上流側ニップロール機構62での連続体11aaの搬送速度値V11aaとの差を増大することにより、切断対象の目打ち部12acをMD方向に引っ張って切断することができれば、何等上述のような増速処理に限らない。
 例えば、下流側ニップロール機構64での搬送速度値V11aaは略一定に維持しつつ、上流側ニップロール機構62の搬送速度値V11aaを減速することにより、下流側ニップロール機構64での搬送速度値V11aaと、上流側ニップロール機構62での搬送速度値V11aaとの差を増大し、これにより、これら一対のニップロール機構62,64同士の間を通過中の切断対象の目打ち部12acに対してMD方向の引っ張り力を付与して切断しても良い。
 上述の実施形態では、切り離し装置60の一例として、図3に示すように、MD方向に並ぶ一対のニップロール機構62,64を例示したが、何等これに限らない。例えば、図7A及び図7Bの概略側面図に示すように、一対のニップロール機構62,64のうちの一方のニップロール機構62(64)に代えて、駆動周回する上下一対の無端ベルト162u,162d(164u,164d)を有した無端ベルト機構162(164)を用いても良い。そして、この無端ベルト機構162(164)によれば、上下一対の無端ベルト162u,162d(164u,164d)同士で連続体11aaをその厚さ方向から挟圧しながら搬送できるので、ニップロール機構62(64)との間で、切断対象の目打ち部12acをMD方向に引っ張ることが可能であり、よって、かかる構成を切り離し装置60a,60bとしても良い。
 更には、図7Cの概略側面図に示すように、MD方向に無端ベルト機構162,164を二つ並べることで、切り離し装置60cを構成しても良い。すなわち、MD方向の上流側に位置する無端ベルト機構162と、その下流側に隣り合う無端ベルト機構164との間を、切断対象の目打ち部12acが通過する際に、互いの無端ベルト162u,164u同士の周回速度値V162,V164の差を増大することにより、切断対象の目打ち部12acをMD方向に引っ張って切断しても良い。
 上述の実施形態では、振り分け機構75のサクションベルトコンベア76から不良品の連結品11aを離脱させる装置として空気噴射装置78を用いたが(例えば図5)、何等これに限るものではない。例えば、空気噴射装置78に代えて、サクションベルトコンベア76の搬送経路に障害部材が出没するような装置(不図示)を設けても良い。そして、当該装置によれば、障害部材を出状態にすることにより、障害部材に連結品11aを衝突させてサクションベルトコンベア76から離脱させることができる一方、障害部材を没状態にすることにより、サクションベルトコンベア76による搬送を維持することができる。
 上述の実施形態では、第1検査装置74の一例として第1乃至第3センサー74s1,74s2,74s3を有した構成を示し、そして、第1センサー74s1が連結品11aの下流端11aedの通過を検出した時点における第2センサー74s2及び第3センサー74s3の出力状態に基づいて、連結品11aの全長寸法L11aが想定長さ範囲に入っているか否かを判定していたが、何等これに限らない。例えば、連結品11aの搬送速度値V11aを計測する接触式又は非接触式の速度計測センサー(不図示)を、ベルトコンベア71の搬送経路に対向させながら所定位置に設ける。そして、当該速度計測センサーの監視対象位置(計測対象位置)を連結品11aが通過し始めてから通過し終えるまでの全時間に亘って、速度計測センサーからリアルタイムでコントローラ(不図示)に送信される速度値を、同コントローラが積分することにより、全長寸法L11aを算出し、当該全長寸法L11aの算出値を、予めコントローラのメモリに記録された想定長さ範囲のデータと比較して、当該全長寸法L11aの検査を行っても良い。
 また、かかる速度計測センサーと同種のセンサーを特定装置の一部として用いるべく、当該センサーを切り離し装置60の近傍位置に別途追設しても良い。そして、この場合には、先ず、同センサーから送信される速度値をコントローラ66が積分することにより、同位置を通過した連続体11aaの長さを求める。そして、当該長さが、目標連数に対応する上記の目標長さに達したら、切断対象の目打ち部12acが上流側ニップロール機構62と下流側ニップロール機構64との間に入ったものと判断して、下流側ニップロール機構64を増速させて連続体11aa切断する。ちなみに、上記速度値の積分値が目標長さになったと同時に、当該積分値は零値にリセットされ、これにより、次の連数の積分処理にコントローラ66は備える。
 上述の実施形態では、検査コンベア70のベルトコンベア71による連結品11aの搬送中に、連結品11aの全長寸法L11aを検査していたが、何等これに限るものではない。例えば、ベルトコンベア71の下流に更に別途ベルトコンベアを接続し、このベルトコンベアによる搬送中に検査を行っても良い。つまり、ベルトコンベア71による搬送後に全長寸法L11aの検査を行っても良い。そして、この場合についても、全長寸法11Laの検査は、切り離し装置60からベルトコンベア71への乗り移り時にMD方向に延ばされ済みの連結品11aに対してなされるので、当該検査は正確なものとなる。
 上述の実施形態では、エンドシールアンド目打ち装置50は、上下一対のロール51u,51dを有していた。そして、上ロール51uには、一対の押圧部として一対の封止部用凸部53us,53usが設けられているとともに、刃部材として目打ち刃53ucが設けられており、また、下ロール51dには、一対の受け部53ds,53dsが設けられているとともに、受け刃53dcが設けられていたが、何等これに限らない。すなわち、封止部用凸部53us,53usと受け部との上下配置を逆にしても良いし、また、目打ち刃53ucと受け刃53dcとの上下配置を逆にしても良い。
 また、場合によっては、上下一対のロール51u,51dのうちの一方のロール51u(51d)に対して一対の封止部用凸部53us,53usを設け、他方のロール51d(51u)に対して目打ち刃53ucを設けても良い。但し、この場合においても、目打ち刃53ucが連続シート12aaに目打ち部12acを加工する際には、対応する一対の封止部用凸部53us,53us同士の間の位置に目打ち刃53ucが位置するように上下ロール51u,51dは回転されることになるが、かかる回転動作は、サーボモータの位置制御によって実現される。
 上述の実施形態では、吸収性物品の一例として使い捨ておむつ1を例示したが、着用者の排泄液を吸収する物品であれば、何等これに限るものではなく、例えば吸収性物品が生理用ナプキンであっても良い。
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)、
11 個別包装品、11ed 下流端、11eu 上流端、
11a 連結品、11a5 端数不良品、
11aa 連続体、11aed 下流端、11aeu 上流端、
12 包装シート、
12a 包装シート、12ab 部分、12ae 端部、
12aa 包装シートの連続体(連続シート)、
12aab 部分、12aae 端部、
12ac 目打ち部、12as 封止部、
30 包み込み装置、32 ベルトコンベア、
34a ガイドプレート、34b ガイドプレート、
40 センターシール装置、42 加熱部、
50 エンドシールアンド目打ち装置(連続体生成装置)、
51u ロール(ロール状部材)、51d ロール(ロール状部材)、
52u 上加工部、52d 下加工部、
53uc 目打ち刃(刃部材)、53dc 受け刃、
53us 封止部用凸部(押圧部)、53ds 受け部、
60 切り離し装置、60a 切り離し装置、
60b 切り離し装置、60c 切り離し装置、
62 上流側ニップロール機構、62u ニップロール、62d ニップロール、
64 下流側ニップロール機構、64u ニップロール、64d ニップロール、
66 コントローラ(特定装置)、68 切り離し確認センサー、
70 検査コンベア、71 ベルトコンベア(下流側搬送装置)、
71u 上無端ベルト、71d 下無端ベルト、72u ローラー、72d ローラー、
74 第1検査装置、74c コントローラ、
74s1 第1センサー、74s2 第2センサー、74s3 第3センサー、
75 振り分け機構、76 サクションベルトコンベア、77 ベルトコンベア、
78 空気噴射装置、
84 第2検査装置、84c コントローラ、84s センサー、
162 無端ベルト機構、162u 無端ベルト、162d 無端ベルト、
164 無端ベルト機構、164u 無端ベルト、164d 無端ベルト、
CV ベルトコンベア、
C62 回転軸、C64 回転軸、
D60 間隔、G11a 間隔、G12ac 隙間、G51 間隙、
Tb 排出経路、Tg 正規の搬送経路、
P1 所定位置、
P74s1 第1監視対象位置、P74s2 第2監視対象位置、
P74s3 第3監視対象位置、P84s 監視対象位置、
R74s3 範囲、
SPtb 空間、

Claims (9)

  1.  吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する装置であって、
     前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定する特定装置と、
     前記特定装置によって特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離す切り離し装置と、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  2.  請求項1に記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記切り離し装置は、前記特定された前記目打ち部が前記切り離し装置を通過する際に、前記目打ち部を前記搬送方向に引っ張ることにより、前記目打ち部を切断することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  3.  請求項1又は2に記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記特定装置は、前記所定数に係る情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された前記情報に基づいて、前記所定数を更新して記録するメモリと、を有し、
     前記特定装置は、前記メモリ内に記録された前記所定数に対応する前記切断対象の目打ち部を特定して、特定された前記目打ち部を前記切り離し装置に切断させることを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  4.  請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記切り離し装置は、前記連続体を前記連続体の厚さ方向から挟み込みながら回転する一対のロールを有するニップロール機構を、前記搬送方向に並んで一対有し、
     前記一対のニップロール機構同士の間を前記切断対象の目打ち部が通過する際に、前記一対のニップロール機構のうちの下流側のニップロール機構での前記連続体の搬送速度値と、上流側のニップロール機構での前記連続体の搬送速度値との差を増大することにより、前記目打ち部を前記搬送方向に引っ張って切断することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  5.  請求項4に記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記一対のニップロール機構同士の間に存在する前記目打ち部の数が常に一つ以下になるように、前記一対のニップロール機構同士の間の間隔が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  6.  請求項1乃至5の何れかに記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記切断対象の目打ち部を切断するときを除いて、前記切り離し装置にて搬送される前記連続体及び前記連結品の搬送速度値を第1速度値とした場合に、
     前記切り離し装置よりも前記搬送方向の下流側には、前記第1速度値よりも速い搬送速度値で前記連続体及び前記連結品を搬送する下流側搬送装置を有し、
     前記下流側搬送装置による前記連結品の搬送中又は搬送後に、前記連結品の前記搬送方向の全長寸法を検査する第1検査装置を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  7.  請求項1乃至6の何れかに記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記連結品を搬送中に、当該連結品が具備すべき前記目打ち部のうちで切断された目打ち部の有無を検査する第2検査装置を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  8.  請求項1乃至7の何れかに記載の吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置であって、
     前記切り離し装置よりも前記搬送方向の上流側の位置には、
     前記搬送方向に並んだ状態で前記搬送方向に搬送される複数の前記吸収性物品を、前記搬送方向に搬送される包装用の連続シートで包み込む包み込み装置と、
     前記連続シートにおける前記吸収性物品同士の間の各部分に一対の封止部を形成して、前記吸収性物品を個別収容するとともに、前記各部分における前記一対の封止部の間の位置に前記目打ち部を形成することにより、前記個別包装品の連続体を生成する連続体生成装置と、を有し、
     前記連続体生成装置は、前記連続シートに外周面を対向させつつ、前記連続シートの搬送動作と連動して回転する一対のロール状部材を有し、
     前記一対のロール状部材のうちの少なくとも一方のロール状部材の外周面には、前記連続シートに前記一対の封止部を押圧形成する一対の押圧部が設けられており、
     前記一対のロール状部材のうちの少なくとも一方のロール状部材の外周面には、前記連続シートに前記目打ち部を押圧形成する刃部材が設けられており、
     前記目打ち部を加工する際には、前記一対の押圧部同士の間の位置に、前記刃部材が位置していることを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造装置。
  9.  吸収性物品が個別収容されてなる複数の個別包装品が整列方向に並んだ状態に目打ち部を介して連結されてなる個別包装品の連続体から、所定数の前記個別包装品が連結されてなる個別包装品の連結品を切り離すことにより、前記連結品を製造する方法であって、
     前記整列方向を搬送方向として搬送される前記連続体の前記目打ち部のなかから、前記所定数に対応する切断対象の目打ち部を特定することと、
     特定された前記目打ち部を切断することにより、前記搬送方向に沿って搬送される前記連続体から、前記所定数の個別包装品が連結されてなる前記連結品を切り離すことと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る個別包装品の連結品の製造方法。
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