WO2013132713A1 - 水分の除去方法、光ファイバの半田付け方法、及び、半導体レーザモジュールの製造方法 - Google Patents

水分の除去方法、光ファイバの半田付け方法、及び、半導体レーザモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

 本発明に係る除去方法は、光ファイバ(10)の一方の端面(11a)に形成された誘電体膜(12)に含まれる水分を除去する方法である。本発明に係る除去方法においては、光ファイバ(10)の他方の端面(11b)から近赤外光(L)を入射させ、この近赤外光(L)によって誘電体膜(12)に含まれる水分を加熱する。

Description

水分の除去方法、光ファイバの半田付け方法、及び、半導体レーザモジュールの製造方法
 本発明は、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分の除去方法に関する。また、そのような除去方法を利用した光ファイバの半田付け方法、及び、半導体レーザモジュールの製造方法に関する。
 光ファイバの端面には、誘電体膜が形成されることがある。光ファイバに入射すべき光が端面で反射されることを防止する反射防止膜は、このような誘電体膜の典型例である。
 例えば、半導体レーザモジュールを構成する光ファイバの端面には、しばしば、このような反射防止膜が形成される。半導体レーザモジュールは、ファイバレーザ及びファイバアンプの励起光源などとして利用される光源装置であり、レーザ光を生成する半導体レーザ素子と、そのレーザ光を伝送する光ファイバとを備えている。半導体レーザモジュールにおいては、半導体レーザ素子から出射されたレーザ光が効率よく光ファイバに入射するよう、半導体レーザ素子の出射端面に対向する光ファイバの入射端面に反射防止膜が形成されることになる。
 誘電体膜は、環境中の水分を吸着するという性質を有している。誘電体膜を反射防止膜などの光学部品として利用する場合、このような水分の吸着を防止することが重要である。何故なら、誘電体膜に水分が吸着すると、誘電体膜の光学特性が変化してしまうからである。このような水分の吸着を防止するための技術としては、例えば、特許文献1~2に記載のものなどが知られている。
 特許文献1には、光学多層膜(誘電体多層膜)の最上層にフッ素化合物を混在させることによって、光学多層膜への水分の吸着を防止する技術が開示されている。また、特許文献2には、誘電体多層膜の最上層を構成する膜材粒子の粒子間隔を水分子よりも小さくすることによって、誘電体多層膜への水分の吸着を防止する技術が開示されている。
日本国公開特許公報「特開平5-323103号」(1993年12月 7日公開) 日本国公開特許公報「特開2009-251167号」(2009年10月29日公開)
 光ファイバを他の部材に固定する手段として、半田が広く用いられている。例えば、半導体レーザモジュールにおいては、光ファイバを半導体レーザモジュールの筐体(より正確に言えば、筐体を構成する底板、又は、その底板上に固定されたサブマウント)に固定する際に半田が利用される。光ファイバを他の部材に半田付けする場合、予め光ファイバの側面に金属被覆を形成しておき、この金属被覆上に半田を濡れ広げることになる。
 ところが、端面に誘電体膜が形成された光ファイバを他の部材に半田付けする場合、周囲に配置された光学素子の性能が、その表面に形成された水垢によって低下してしまうという問題を生じる。
 すなわち、光ファイバの側面に形成された金属被覆上に半田を濡れ広げるためには、この金属被覆を十分に加熱しておく必要がある。この際、この金属被覆から伝導した熱によって、光ファイバの端面に形成された誘電体膜の温度が上昇すると、この誘電体膜に含まれていた水分の蒸発が促進される。そして、誘電体膜から蒸発した水分は、周囲に配置された光学素子の表面で凝縮する。このようにして生じた水滴には、環境中に散在していたダストや、光学素子の表面に付着していたダストなどが取り込まれている。これらのダストは、この光学素子の表面に水垢となって残留し、この光学素子の性能を低下させる。
 例えば、半導体レーザモジュールにおいては、上述したように、半導体レーザ素子の出射端面と対向する光ファイバの入射端面に誘電体膜が形成されている。このため、光ファイバを半導体レーザモジュールの筐体に半田付けすると、上述した水垢が半導体レーザ素子の出射端面に形成されることになる。半導体レーザ素子の出射端面に形成された水垢は、その半導体レーザ素子の出射効率を低下させたり、その半導体レーザ素子の温度を上昇させたりすることによって、その半導体レーザ素子の性能を低下させる。
 このような問題に対する対策としては、光ファイバの端面に水分が吸着し難い誘電体膜を形成すること(特許文献1~2参照)や、金属被覆を加熱する直前に誘電体膜を加熱乾燥することなどが挙げられる。しかしながら、前者の対策を施す場合、誘電体膜の材料選択の自由度が低下したり、誘電体膜の形成に要するコストが上昇したりするといった問題を招来する。また、後者の対策を施す場合、金属被覆上に半田を濡れ広げることが困難になるという問題を生じる。何故なら、加熱乾燥の際に誘電体膜から伝導した熱によって、この金属被覆の温度が上昇し、この金属被覆の酸化が促進されるからである。また、後者の対策を施す場合、光ファイバの樹脂被覆の変色が促進されるという問題が生じることもある。
 本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、金属被覆及び樹脂被覆の温度上昇を招来することなく、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去する除去方法を実現することにある。また、そのような除去方法を利用して、光ファイバの半田付け方法、及び、半導体レーザモジュールの製造方法を改良することにある。
 上記課題を解決するために、本発明に係る除去方法は、光ファイバの一方の端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去する除去方法であって、他方の端面から上記光ファイバに近赤外光を入射させ、該近赤外光によって上記誘電体膜に含まれる水分を加熱する加熱工程を含んでいる、ことを特徴としている。
 本発明に係る除去方法によれば、金属被覆及び樹脂被覆の温度上昇を招来することなく、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去することができる。
本発明の一実施形態に係る除去方法の対象となる光ファイバの斜視図である。 図3に示す半田付け方法の対象となる光ファイバ及び部材の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る半田付け方法の流れを示すフローチャートである。 図6に示す製造方法の対象となる半導体レーザモジュールの斜視図である。 図4に示す半導体レーザモジュールが備えている光ファイバの側面図である。 本発明の一実施形態に係る製造方法の流れを示すフローチャートである。
 〔水分の除去方法〕
 本発明に係る除去方法の一実施形態について、図1を参照して説明する。
 本実施形態に係る除去方法は、光ファイバ10の入射端面11aに形成された誘電体膜12に含まれる水分を除去する除去方法である。図1は、この光ファイバ10の斜視図である。
 光ファイバ10は、コア10aとコア10aを取り囲むクラッド10bとからなる断面構造を有するシングルクラッドファイバである。また、光ファイバ10の一方の端面(以下「第1の端面」とも記載)11aには、誘電体膜12が形成されており、また、光ファイバ10の側面には、金属被覆13と樹脂被覆14とが形成されている。
 誘電体膜12は、複数の誘電体膜が積層されてなる誘電体多層膜であり、光ファイバ10に入射すべき光が第1の端面11aで反射されることを防止する反射防止膜として利用される。誘電体膜12の材料としては、例えば、MgF、CaF、BaF、CeFなどのフッ化物系、Al、SiO、TiO、Gdなどの酸化物系、ZrO/TiO(90:10)、ZrO/TiO(50:50)、ZrO/Ta(70:30)、TiO/Ta2O(70:30)などの混合物系、FZ-2などの化合物系の材料が挙げられる。
 金属被覆13は、光ファイバ10を他の部材に半田付けする際に、半田を濡れ広げるための構成であり、例えば、金により構成される。金属被覆13は、メッキなどのメタライズ加工により形成されるものであり、「メタライズ」と呼称されることもある。樹脂被覆14は、光ファイバ10を保護するための構成であり、例えば、紫外線硬化型樹脂やシリコーン樹脂などによって構成される。
 本実施形態に係る除去方法においては、誘電体膜12に含まれる水分を除去する。このため、他方の端面(以下「第2の端面」とも記載する)11bから光ファイバ10のコア10aに近赤外光Lを入射させる。ここで、近赤外光とは、波長が0.7μm以上2.5μm以下の光のことを指す。近赤外光を生成する光源(不図示)としては、例えば、SLD(Super Luminescent Diode)やLD(Laser Diode)などを用いればよい。
 第2の端面11bから光ファイバ10に入射した近赤外光Lは、光ファイバ10のコア10aを伝播し、第1の端面11aに到達する。そして、第1の端面11aに到達した近赤外光Lは、誘電体膜12に含まれる水分に吸収される。何故なら、水の吸収スペクトルは、近赤外光の波長帯域(0.7μm以上2.5μm以下)に複数のピークを有しているからである。
 誘電体膜12に含まれる水分に吸収された近赤外光Lは、この水分の温度を上昇させ、この水分の蒸発を促進する。その結果、誘電体膜12に含まれる水分が速やかに除去される。このような近赤外光Lによる加熱を乾燥雰囲気下で実施すれば、大気中の水分が誘電体膜12に再吸着することを抑制できる。
 ここで、第2の端面11bから光ファイバ10のコア10aに入射した近赤外光Lは、クラッド10bに漏れ出すことなく、コア10aの内部を伝播する。このため、光ファイバ10の表面に形成された金属被覆13及び樹脂被覆14が、第2の端面11bから光ファイバ10に入射した近赤外光Lによって加熱されることはない。したがって、近赤外光Lにより誘電体膜12に含まれる水分を加熱する際の副作用として、金属被覆13の酸化が促進されたり、樹脂被覆14の変色が促進されたりすることはない。なお、近赤外光Lによって誘電体膜12において生じた熱は、光ファイバ10を介して金属被覆13及び樹脂被覆14へと伝導する。しかしながら、近赤外光Lにより誘電体膜12に含まれる水分を加熱する時間が短時間(例えば1秒以下)であれば、金属被覆13及び樹脂被覆14において有意な温度上昇が生じることはない。また、金属被覆13及び樹脂被覆14において有意な温度上昇を生じさせないためには、近赤外光Lとしてパルス状の近赤外光を用いることも有効である。
 なお、本実施形態においては、近赤外光Lを光ファイバ10のコア10aに入射させる構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、光ファイバ10のクラッド10bに入射する近赤外光Lのパワーが十分に小さく、金属被覆13及び樹脂被覆14において考慮に値する温度上昇を生じさせることがなければ、近赤外光Lの一部が光ファイバ10のクラッド10bに入射する構成を採用してもよい。
 また、本実施形態においては、シングルクラッドファイバを対象としたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、2層以上のクラッドを有するマルチクラッドファイバを対象としてもよい。この場合、近赤外光を最外殻クラッドに入射させないか、又は、最外殻クラッドに入射する近赤外光のパワーを十分に小さくするとよい。これにより、金属被覆及び樹脂被覆において考慮に値する温度上昇を生じさせることなく、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去することができる。
 なお、近赤外光Lを生成するSLDやLDなどの光源は、光ファイバと共にモジュール化されたものであることが好ましい。何故なら、光源と光ファイバ10との接続は、精密な調心を要する困難な作業であるが、その光源を備えたモジュールから引き出された光ファイバ(以下、「モジュールファイバ」と記載)と光ファイバ10との接続は、精密な調心を要さない容易な作業だからである。なお、モジュールファイバと光ファイバ10とを接続する方法としては、それらの端面同士を融着する方法や、それらの端面同士を付き合わせ、フェルールなどの把持部材で把持する方法などが挙げられる。
 また、モジュール化された光源を用いる場合、そのモジュールが備えるモジュールファイバのコア径を、光ファイバ10のコア径よりも小さく設定することが好ましい。モジュールファイバのコア径が光ファイバ10のコア径よりも大きい場合、モジュールファイバのコアを伝播した近赤外光の一部が接続点において光ファイバ10のクラッド10bに入射し、金属被覆13及び樹脂被覆14を加熱する可能性がある。これに対して、モジュールファイバのコア径が光ファイバ10のコア径よりも小さい場合、簡単な調心でこのような可能性を排除することができる。
 〔光ファイバの半田付け方法〕
 本発明に係る半田付け方法の一実施形態について、図2~図3を参照して説明する。
 本実施形態に係る半田付け方法は、光ファイバ10を部材20に半田付けする半田付け方法である。図2は、この光ファイバ10及び部材20の斜視図である。
 光ファイバ10は、図1に示す光ファイバ10と同様のシングルクラッドファイバであり、図2に示すように、半田30によって部材20に半田付けされる。このため、光ファイバ10の部材20上に位置する部分には、金属被覆13が形成されている。
 光ファイバ10の半田付けに際しては、溶融状態にある半田30を濡れ広げるために、金属被覆13を加熱する必要がある。この際、周囲の光学素子の表面に水垢が生じることを回避するべく、本実施形態に係る半田付け方法においては、以下に説明するように、光ファイバ10の入射端面11aに形成された誘電体膜12に含まれる水分を除去する。
 図3は、本実施形態に係る半田付け方法の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る半田付け方法は、図3に示すように、水分除去工程S11と、半田付け工程S12とを含んでいる。
 水分除去工程S11は、光ファイバ10の第1の端面11aに形成された誘電体膜12に含まれる水分を除去する工程である。水分除去工程S11は、第2の端面11bから光ファイバ10に近赤外光Lを入射させ、この近赤外光Lにより誘電体膜12に含まれる水分を加熱することによって実現される。なお、近赤外光Lを用いた加熱によって、誘電体膜12に含まれる水分を除去し得ることは上述したとおりである。
 半田付け工程S12は、光ファイバ10を部材20に半田付けする工程である。半田付け工程S12は、(1)光ファイバ10の金属被覆13と部材20とを加熱する工程と、(2)光ファイバ10を埋設するように溶融状態にある半田30を部材20上に濡れ広げる工程と、(3)溶融状態にある半田30を冷却(自然冷却を含む)する工程とを含み、これらの工程によって光ファイバ10が部材20に半田付けされる。
 本実施形態に係る半田付け方法において注目すべきは、半田付け工程S12を実施する前に、水分除去工程S11を実施している点である。水分除去工程S11を実施せずに半田付け工程S12を実施した場合、半田付け工程S12においては、誘電体膜12が水分を含んだ状態で金属被覆13が加熱されることになる。このため、誘電体膜12から蒸発した水分によって、周囲の光学素子の表面に水垢が形成される懸念がある。一方、水分除去工程S11を実施した後に半田付け工程S12を実施した場合、半田付け工程においては、誘電体膜12が乾燥した状態で金属被覆13が加熱されることになる。このため、誘電体膜12から蒸発した水分によって、周囲の光学素子の表面に水垢が形成される懸念がない。
 なお、水分除去工程S11及び半田付け工程S12は、図3に示すように、乾燥雰囲気下で実施することが好ましい。水分除去工程S11及び半田付け工程S12を大気中で実施した場合には、水分除去工程S11を実施してから半田付け工程S12を実施するまでの間に大気中の水分が誘電体膜12に再吸着される虞があるが、水分除去工程S11及び半田付け工程S12を乾燥雰囲気下で実施した場合には、このような再吸着を抑制できるからである。
 ここで、乾燥雰囲気とは、周辺大気よりも露点が低い(含有する水分が少ない)雰囲気一般のことを指す。水分除去工程S11及び半田付け工程S12を実施する際の雰囲気が周辺大気よりも露点が低くなるように管理された状態にあれば、上述した効果が得られることは明らかであろう。より顕著な効果を得るためには、露点が-20℃以下となる乾燥雰囲気を用いることが好ましい。例えば、水分除去工程S11及び半田付け工程S12を露点が-20℃以下となる乾燥雰囲気下で実施する場合、水分除去工程S11を実施してから1時間以内に半田付け工程S12を実施すれば、周囲の光学素子の表面に水垢が生じる虞はない。
 更に言うと、水分除去工程S11及び半田付け工程S12を実施する際の乾燥雰囲気は、窒素雰囲気やアルゴン雰囲気など、周辺大気よりも酸素濃度が低い乾燥雰囲気であることが好ましい。何故なら、周辺大気よりも酸素濃度が低い乾燥雰囲気下で半田付け工程S12を実施した場合、周辺大気と酸素濃度が同じ乾燥雰囲気下で半田付け工程S12を実施する場合と比べて、半田の酸化を抑制することができるからである。より顕著な効果を得るためには、水分除去工程S11及び半田付け工程S12を実施する際の乾燥雰囲気として、酸素濃度が500ppm以下の乾燥雰囲気を用いることが好ましく、酸素濃度が100ppm以下の乾燥雰囲気を用いることが更に好ましい。
 〔半導体レーザモジュールの製造方法〕
 本発明に係る製造方法の一実施形態について、以下、図4~図6を参照して説明する。
 本実施形態に係る製造方法は、半導体レーザモジュール40を製造する製造方法である。図4は、この半導体レーザモジュール40の斜視図である。図5は、この半導体レーザモジュール40が備えている光ファイバ10の側面図である。なお、図5においては、光ファイバ10の他に、半導体レーザモジュール40を構成する光ファイバ10以外の部材を点線で併記している。
 半導体レーザモジュール40は、図4に示すように、光ファイバ10の他に、筐体41、レーザマウント42、半導体レーザ素子43、電極棒44a~b、及びファイバマウント45を備えている。なお、図4においては、半導体レーザモジュール40の内部構成を明らかにするために、筐体41を構成する天板と側板のうちの1つとを省略している。
 筐体41は、半導体レーザ素子43を収容するための直方体状のケースである。光ファイバ10は、筐体41の前側板に設けられた挿通パイプ41aを介して筐体41の内部に引き込まれる。また、電極棒44a~bは、筐体41の後側板に設けられた貫通孔を介して筐体41の内部に引き込まれる。
 レーザマウント42は、半導体レーザ素子43を載置するための台座であり、筐体41の底板上に固定されている。このレーザマウント42の上面には、互いに絶縁された2枚の金属板が形成されている。第1の金属板は、電極棒44aとワイヤボンディングされ、第2の金属板は、電極棒44bとワイヤボンディングされている。
 半導体レーザ素子43は、レーザマウント42の上面に載置される。この際、半導体レーザ素子43の下面を第2の金属板と接合すると共に、半導体レーザ素子43の上面を第1の金属板にワイヤボンディングすることによって、駆動電流の電流路が形成される。
 ファイバマウント45は、光ファイバ10を載置するための台座であり、筐体41の底板上に固定されている。ファイバマウント45の高さは、半導体レーザ素子43の出射端面が光ファイバ10の入射端面11aと対向するように設定されている。
 光ファイバ10は、図1に示す光ファイバ10と同様のシングルクラッドファイバであり、図5に示すように、半田46a~bによってファイバマウント45及び挿通パイプ41aに半田付けされる。このため、光ファイバ10のファイバマウント45上に位置する部分と挿通パイプ41a内に位置する部分とには、それぞれ、金属被覆13a~bが形成されている。
 光ファイバ10の半田付けに際しては、溶融状態にある半田46aを濡れ広げるために、金属被覆13aを加熱する必要がある。この際、半導体レーザ素子43の出射端面に水垢が生じることを回避するべく、本実施形態に係る製造方法においては、以下に説明するように、光ファイバ10の入射端面11aに形成された誘電体膜12に含まれる水分を除去する。
 図6は、本実施形態に係る製造方法の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る製造方法は、図6に示すように、準備工程S21と、水分除去工程S22と、調心工程S23と、半田付け工程S24とを含んでいる。
 準備工程S21においては、(1)筐体41へのレーザマウント42及びファイバマウント45の取り付け、(2)レーザマウント42への半導体レーザ素子43の取り付け、(3)筐体41内への電極棒44a~bの引き込み、(4)レーザマウント42と電極棒44a~bとのワイヤボンディング、(5)筐体41内への光ファイバ10の引き込み等の工程が実施される。なお、筐体41内への光ファイバ10の引き込みは、後述する水分除去工程S22の後に実施してもよい。
 水分除去工程S22は、光ファイバ10の入射端面11aに形成された誘電体膜12に含まれる水分を除去する工程である。水分除去工程S22は、出射端面11bから光ファイバ10に近赤外光Lを入射させ、この近赤外光Lにより誘電体膜12に含まれる水分を加熱することによって実現される。近赤外光Lを用いた加熱によって、誘電体膜12に含まれる水分を除去し得ることは上述したとおりである。なお、近赤外光Lの波長は、半導体レーザ素子43の発振波長よりも長いため、半導体レーザ素子43から出力されるレーザ光よりも1光子あたりのエネルギーが小さい。したがって、半導体レーザ素子43が近赤外光Lを吸収して発熱する虞はない。
 ここで、水分除去工程S22は、光ファイバ10の入射端面11aが半導体レーザ素子43の出射端面から1mm以上離隔した状態で実施することが好ましい。これは、水分除去工程S22において誘電体膜12から除去された水分が半導体レーザ素子43の出射端面に付着することをより効果的に防止するためである。
 調心工程S23は、半導体レーザ素子43の出射端面に対する光ファイバ10の入射端面11aの相対位置を、結合効率が最大となるように調整する工程である。調心工程S23は、例えば、光ファイバ10の出力パワー(出射端面11bから出力されるレーザ光のパワー)の測定と、光ファイバ10の入射端面11aの移動とを、出力パワーが最大となるまで繰り返すことによって実現される。
 半田付け工程S24は、光ファイバ10をファイバマウント45及び挿通パイプ41aに半田付けする工程である。半田付け工程S24は、(a1)光ファイバ10の金属被覆13aとファイバマウント45とを加熱する工程、(a2)光ファイバ10を埋設するように溶融状態にある半田46aをファイバマウント45上に濡れ広げる工程、(a3)溶融状態にある半田46aを冷却(自然冷却を含む)する工程とを含み、これらの工程によって光ファイバ10がファイバマウント45に半田付けされる。また、半田付け工程S24は、(b1)光ファイバ10の金属被覆13bと挿通パイプ41aとを加熱する工程、(b2)光ファイバ10を埋設するように溶融状態にある半田46bを挿通パイプ41a内に濡れ広げる工程、(b3)溶融状態にある半田46bを冷却(自然冷却を含む)する工程とを含み、これらの工程によって光ファイバ10が挿通パイプ41aに半田付けされる。
 本実施形態に係る製造方法において注目すべきは、半田付け工程S24を実施する前に、水分除去工程S22を実施している点である。水分除去工程S22を実施せずに半田付け工程S24を実施した場合、半田付け工程S24においては、誘電体膜12が水分を含んだ状態で金属被覆13a~bが加熱されることになる。このため、誘電体膜12から蒸発した水分によって、半導体レーザ素子43の出射端面に水垢が形成される懸念がある。一方、水分除去工程S22を実施した後に半田付け工程S24を実施した場合、半田付け工程S24においては、誘電体膜12が乾燥した状態で金属被覆13a~bが加熱されることになる。このため、誘電体膜12から蒸発した水分によって、半導体レーザ素子43の出射端面に水垢が形成される懸念がない。
 また、水分除去工程S22から半田付け工程S24までの各工程は、図6に示すように、乾燥雰囲気下で実施することが好ましい。水分除去工程S22から半田付け工程S24までの各工程を大気中で実施した場合には、水分除去工程S22を実施してから半田付け工程S24を実施するまでの間に大気中の水分が誘電体膜12に再吸着される虞があるが、水分除去工程S22から半田付け工程S24までの各工程を乾燥雰囲気下で実施した場合には、このような再吸着を抑制できるからである。なお、水分除去工程S22から半田付け工程S24までの各工程を露点が-20℃以下となる乾燥雰囲気下で実施する場合、水分除去工程S22を実施してから1時間以内に半田付け工程S24を実施すれば、半導体レーザ素子43の出射端面に水垢が生じることを回避することができる。
 なお、本実施形態においては、半導体レーザ素子43を、レーザマウント42を介して筐体41の底板に固定する構成を採用しているが、これに限定されるものではない。すなわち、レーザマウント42を省略し、半導体レーザ素子43を筐体41の底板に直接固定する構成を採用してもよい。同様に、本実施形態においては、光ファイバ10を、ファイバマウント45を介して筐体41の底板に固定する構成を採用しているが、これに限定されるものではない。すなわち、ファイバマウント45を省略し、光ファイバ10を筐体41の底板に直接固定する構成を採用してもよい。
 〔まとめ〕
 以上のように、本実施形態に係る除去方法は、光ファイバの一方の端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去する除去方法であって、他方の端面から上記光ファイバに近赤外光を入射させ、該近赤外光によって上記誘電体膜に含まれる水分を加熱する加熱工程を含んでいる、ことを特徴としている。
 上記の構成によれば、金属被覆及び樹脂被覆の温度上昇を招来することなく、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去することができる。
 本実施形態に係る除去方法において、上記加熱工程は、周辺大気よりも露点が低い乾燥雰囲気下で実施される、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記加熱工程を周辺大気中で実施する場合と比べて、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に再吸着される水分量を抑えることができる。
 本実施形態に係る除去方法において、上記加熱工程は、周辺大気よりも露点が低く、かつ、周辺大気よりも酸素濃度が低い乾燥雰囲気下で実施される、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、光ファイバを他の部材に半田付けする半田付け工程を上記加熱工程の後に実行する場合、半田の酸化を防止することができる。
 また、以上のように、本実施形態に係る半田付け方法は、一方の端面に誘電体膜が形成された光ファイバを他の部材に半田付けする半田付け方法であって、上記誘電体膜に含まれる水分を上記除去方法を用いて除去する除去工程と、上記除去工程を実施した後に上記光ファイバを上記他の部材に半田付けする半田付け工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。
 上記の構成によれば、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分によって、周囲の光学素子の表面に水垢が形成されることを防止できる。
 また、以上のように、本実施形態に係る半導体レーザモジュールの製造方法は、半導体レーザ素子と、上記半導体レーザ素子の出射端面に対向する入射端面に誘電体膜が形成された光ファイバと、を備えた半導体レーザモジュールの製造方法であって、上記誘電体膜に含まれる水分を上記除去方法を用いて除去する除去工程と、上記除去工程を実施した後に上記光ファイバを当該半導体レーザモジュールの筐体に半田付けする半田付け工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。
 上記の構成によれば、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分によって、半導体レーザ素子の出射端面に水垢が形成されることを防止できる。
 以上のように、本実施形態に係る除去方法によれば、金属被覆及び樹脂被覆の温度上昇を招来することなく、光ファイバの端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去することができる。また、本実施形態に係る半田付け方法によれば、周囲の光学素子の表面に水垢を生じさせることなく、光ファイバを他の部材に半田付けすることができる。また、本実施形態に係る製造方法によれば、半導体レーザ素子の出射端面に水垢を生じさせることなく、半導体レーザモジュールを製造することができる。
 〔付記事項〕
 本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
 本発明は、光ファイバを備えた各種装置の製造に利用することができる。特に、半導体レーザモジュールの製造に好適に利用することができる。
 10      光ファイバ
 10a     コア
 10b     クラッド
 11a     第1の端面(一方の端面、入射端面)
 11b     第2の端面(他方の端面、出射端面)
 12      誘電体膜
 13      金属被覆
 14      樹脂被覆
 20      部材(他の部材)
 40      半導体レーザモジュール
 43      半導体レーザ素子

Claims (6)

  1.  光ファイバの一方の端面に形成された誘電体膜に含まれる水分を除去する除去方法であって、
     他方の端面から上記光ファイバに近赤外光を入射させ、該近赤外光によって上記誘電体膜に含まれる水分を加熱する加熱工程を含んでいる、
    ことを特徴とする除去方法。
  2.  上記加熱工程は、周辺大気よりも露点が低い雰囲気下で実施される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の除去方法。
  3.  上記加熱工程は、周辺大気よりも露点が低く、かつ、周辺大気よりも酸素濃度が低い雰囲気下で実施される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の除去方法。
  4.  上記加熱工程は、上記他方の端面から上記光ファイバのコアに上記近赤外光を入射させ、上記コアを伝播した上記近赤外光によって上記誘電体膜に含まれる水分を加熱する工程である、
    ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の除去方法。
  5.  一方の端面に誘電体膜が形成された光ファイバを他の部材に半田付けする半田付け方法であって、
     上記誘電体膜に含まれる水分を請求項1から4までの何れか1項に記載の除去方法を用いて除去する除去工程と、上記除去工程を実施した後に上記光ファイバを上記他の部材に半田付けする半田付け工程と、を含んでいる、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  6.  半導体レーザ素子と、上記半導体レーザ素子の出射端面に対向する入射端面に誘電体膜が形成された光ファイバと、を備えた半導体レーザモジュールの製造方法であって、
     上記誘電体膜に含まれる水分を請求項1から4までの何れか1項に記載の除去方法を用いて除去する除去工程と、上記除去工程を実施した後に上記光ファイバを当該半導体レーザモジュールの筐体に半田付けする半田付け工程と、を含んでいる、
    ことを特徴とする半導体レーザモジュールの製造方法。
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