WO2013061897A1

WO2013061897A1 - バックライト装置、及び、それを備えた表示装置

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Publication number: WO2013061897A1
Application number: PCT/JP2012/077177
Authority: WO
Inventors: 和哉八田; 修平曽田
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2011-10-28
Filing date: 2012-10-22
Publication date: 2013-05-02
Also published as: US20140268868A1; US9720162B2

Abstract

　バックライト装置２は、光源と、前記光源からの光が通過する、積層された複数の光学シート２２、２３、２４と、複数の光学シート２２、２３、２４が固定されるフレーム部材２８と、を備える。複数の光学シート２２～２４のそれぞれには、周縁の一部にシート面と平行な方向に突出する突起部２２１、２３１、２４１が設けられ、突起部２２１、２３１、２４１は、根元側に設けられて他の光学シートの突起部とは重なり合わない第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａと、先端側に設けられて、少なくとも一部が他の光学シートの突起部と重なり合う第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂと、を有する。

Description

バックライト装置、及び、それを備えた表示装置

　本発明は、表示パネルを背面から照らすために用いられるバックライト装置に関する。また、本発明は、バックライト装置を備える表示装置に関する。

　従来、表示パネルとして液晶パネルが使用される表示装置には、表示パネルを背面から照らすバックライト装置が備えられる（例えば特許文献１参照）。図１３は、従来のバックライト装置１００の構成例を示す概略斜視図である。図１４Ａ及び図１４Ｂは、図１３に示すバックライト装置の概略断面図で、図１４ＡはＺ１－Ｚ１位置における断面図、図１４ＢはＺ２－Ｚ２位置における断面図である。なお、図１３、図１４Ａ及び図１４Ｂで示すバックライト装置１００は、いわゆるエッジライト（サイドライト）型のバックライト装置である。

　図１３、図１４Ａ及び図１４Ｂに示すように、従来のバックライト装置１００は、光源１０１と、導光板１０２と、複数のシート類１０３と、反射シート１０４と、樹脂フレーム１０５と、遮光性テープ１０６と、ランプカバー１０７と、を備える。光源１０１から出射された光は、導光板１０２の側面から導光板１０２に入射し、導光板１０２の上面から面状に出射される。複数のシート類１０３は、例えば拡散シート及びレンズシートを含み、本例では、一番上に拡散シート１０３ａが配置されている。拡散シート１０３ａは、導光板１０２から出射される光を表示面側に均一に拡散させる。

　従来のバックライト装置１００では、拡散シート１０３ａの周辺端部及び樹脂フレーム１０５の上面を覆うように遮光性テープ１０６が貼り付けられ、拡散シート１０３ａと樹脂フレーム１０５とが固定される。この構成により、バックライト装置１００の上側に配置される液晶表示素子（不図示）の表示領域の周辺端部に発生する輝線を防止できるとともに、シート類１０３のずれを防止できる、とされる。

　しかしながら、上述した従来のバックライト装置１００では、次のような問題がある。導光板１０２の上に配置されるシート類（光学シート）１０３は、温度変化によって膨張する。このために、光学シート１０３の周辺端部が額縁状に遮光性テープ１０６で覆われると、温度変化の影響で光学シート１０３が撓み易くなる。特に画面サイズが大きな表示装置において、この光学シートの撓みによる悪影響が発生し易い。

特開２００７－１８０１０号公報

　ところで、本出願人は、例えば図１５Ａ及び図１５Ｂに示すように、バックライト装置２００が備える複数の光学シート２０３（積層されている）のそれぞれの周縁の一部に突起部２０７を設けることがある。この突起部２０７は、例えば光学シート２０３の表裏及び／又は向きの配置ミスを防止するために設けられる。なお、図１５Ａ及び図１５Ｂは、本出願人の先行開発のバックライト装置２００の構成を示す上面図であり、図１５Ａは遮光性テープ２０６が貼り付けられる前の状態を示し、図１５Ｂは遮光性テープ２０６が貼り付けられた状態を示す。また、図１５Ａ及び図１５Ｂにおいて、符号２０１は光源、２０２は導光板、２０５はフレームである。

　この構成では、遮光性テープ２０６は、光学シート２０３の突起部２０７のみをフレーム２０５に固定するように貼り付けられる。このために、上述した従来のバックライト装置１００に比べて、本構成のバックライト装置２００では、温度変化による光学シート２０３の撓みの発生が抑制される。

　しかしながら、先行開発のバックライト装置２００には、次のような問題点があることがわかった。これについて、図１６、図１７、及び、図１８を参照しながら説明する。図１６は、図１５Ｂに示すバックライト装置２００に表示パネル３００が搭載された表示装置の構成を示す概略平面図である。図１６において、矩形の破線内の領域が表示エリアに該当する。図１７は、図１６のＡ´－Ａ´位置における概略断面図である。図１８は、図１６のＢ´－Ｂ´位置における概略断面図である。なお、Ａ´－Ａ´位置には突起部２０７（図１５Ｂ参照）が設けられ、Ｂ´－Ｂ´位置には突起部２０７は設けられない。なお、図１７及び図１８における符号２０４は反射シートである。

　図１７及び図１８を比較してわかるように、表示エリアと非表示エリアとの境界近傍（「近傍」は表示に影響を与える範囲として特定される）において、突起部２０７が設けられる部分と設けられない部分では、導光板２０２から出射した光が通過する通路の状態が大きく変わる。すなわち、突起部２０７が設けられる部分では、導光板２０２から出射される光は複数枚（図では３枚）の光学シート２０３を通過することになる。一方、突起部２０７が設けられない部分においては、導光板２０２から出射される光は光学シート２０３を通過しない。

　このために、先行開発のバックライト装置２００を用いた表示装置では、表示エリアの端部のうち、図１６の破線丸印で示す部分（突起部２０７が設けられる部分近傍）に暗く見える部分（暗部）が発生するという問題が生じていた。

　上記暗部を目立たないようにするためには、例えば突起部２０７を削除するか、或いは、遮光性テープ２０６を突起部２０７の根元まで覆うように配置することが考えられる。しかしながら、このような構成を採用すると、例えば上述した、温度変化に伴う光学シートの撓みの問題が発生しやすくなって望ましくない。

　以上の点に鑑みて、本発明の目的は、出射される光の明るさのムラが生じ難いバックライト装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、そのようなバックライト装置を備えることにより、表示画面に明暗ムラが発生し難い表示装置を提供することである。

　上記目的を達成するために本発明のバックライト装置は、光源と、前記光源からの光が通過する、積層された複数の光学シートと、前記複数の光学シートが固定されるフレーム部材と、を備えるバックライト装置であって、前記複数の光学シートのそれぞれには、周縁の一部にシート面と平行な方向に突出する突起部が設けられ、前記複数の光学シートのそれぞれに設けられる前記突起部は、根元側に設けられて、他の光学シートの前記突起部とは重なり合わない第１の領域と、先端側に設けられて、少なくとも一部が他の光学シートの前記突起部と重なり合う第２の領域と、を有し、前記第１の領域の少なくとも一部は前記フレーム部材に載置されず、前記第２の領域の少なくとも一部が前記フレーム部材に載置される構成（第１の構成）となっている。

　本構成によれば、突起部の第１の領域が他の光学シートの突起部と重なり合わないようになっている。このために、本構成によれば、突起部（光学シートの一部）を通過して外部に出射される光について、上述の先行開発のバックライト装置のように複数枚の光学シートを通過させるのではなく、１枚の光学シートのみを通過させれば良いようにできる。その結果、本構成によれば、光学シートとフレームとの隙間から外部へと出射される光と、突起部を通って外部へと出射される光との間で、光の強度差を小さくできる。すなわち、本構成によれば、出射される光の明るさにムラ（明暗ムラ）が生じ難いバックライト装置を提供できる。また、本構成では、装置の組み立て時に、突起部の状態を観察することで、光学シートの抜けがあるか否かを容易に確認できる。

　上記第１の構成のバックライト装置において、前記突起部を前記フレーム部材に固定する遮光性テープを更に備え、前記フレーム部材は段差構造を有して、前記突起部が設けられる部分と前記突起部が設けられない部分で、前記遮光性テープの高さが揃えられている構成（第２の構成）とするのが好ましい。本構成では、突起部（光学シートの一部）の第２の領域が他の光学シートの突起部と重なり合うようになっている。このために、フレーム部材に設けられる段差を、積層される複数の光学シートの厚みと同じにすることによって、突起部が設けられる部分と、そうでない部分とで遮光性テープの高さを揃えられる。そして、このように構成することにより、遮光性テープに段差ができないので、遮光性テープの貼付強度の低下を抑制できる。

　上記第１又は第２の構成のバックライト装置において、前記第２の領域の少なくとも一部が重なり合う関係にある複数の前記突起部においては、隣り合う前記第１の領域の間に隙間が設けられている構成（第３の構成）としてもよい。本構成によれば、光学シートの加工公差及び組立公差によらず、隣り合う第１の領域が重なるのを防止できる。

　上記第１から第３のいずれかのバックライト装置において、前記第２の領域の少なくとも一部が重なり合う関係にある複数の前記突起部の中に、前記光学シートの周縁からの突出量が異なるものが含まれている構成（第４の構成）としてもよい。このような構成では、突起部の一部が載置されるフレーム部材の段差構造の工夫により、光学シートの位置調整や熱膨張にかかわらず、光学シートの位置ずれや撓みが生じ難い構成を実現可能である。

　上記第１から第４のいずれかのバックライト装置において、前記複数の光学シートのいずれにおいても、前記突起部は、前記第１の領域となる第１の帯状部と、前記第１の帯状部とは略直交する方向に延びて、前記第２の領域となる第２の帯状部と、を有する構成（第５の構成）としてもよい。

　また、上記第１から第４のいずれかのバックライト装置において、前記複数の光学シートに形成される前記突起部には、前記第１の領域となる第１の帯状部と、前記第１の帯状部とは略直交する方向に延びて、前記第２の領域となる第２の帯状部と、を有する第１のタイプと、間隔をおいて配置されて前記第１の領域となる２つの第３の帯状部と、前記２つの第３の帯状部の一端部間を繋いで前記第２の領域となる第４の帯状部と、を有する第２のタイプと、が含まれる構成（第６の構成）としてもよい。

　上記第１から第６のいずれかのバックライト装置において、前記光源から出射される光が入射されるとともに、前記複数の光学シートに向けて光を出射する導光板を更に備える構成（第７の構成）としてもよい。

　また、上記目的を達成するために本発明の表示装置は、上記第１から第７のいずれかのバックライト装置と、前記バックライト装置によって光を照射される表示パネルと、を備える構成（第８の構成）となっている。

　本構成によると、バックライト装置から出射される光の明るさムラが抑制されているために、表示画面に明暗ムラが発生し難い表示装置を提供できる。

　上記第８の表示装置において、前記表示パネルの表示領域と非表示領域との境界が、前記突起部の前記第１の領域上に設定されている構成とするのが好ましい。

　本発明によると、出射される光の明るさのムラが生じ難いバックライト装置を提供できる。また、本発明によると、表示画面に明暗ムラが発生し難い表示装置を提供できる。

本発明の第１実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図第１実施形態のバックライト装置の構成を示す概略上面図で、遮光性テープが貼り付けられていない状態を示す図第１実施形態のバックライト装置の構成を示す概略上面図で、遮光性テープが貼り付けられた状態を示す図第１実施形態のバックライト装置が備える突起部の構成について説明するための概略平面図図２ＡのＡ－Ａ位置における概略断面図図２ＡのＢ－Ｂ位置における概略断面図第１実施形態のバックライト装置の第１変形例を説明するための図第１実施形態のバックライト装置の第２変形例を説明するための図第２実施形態のバックライト装置の構成を示す概略上面図第２実施形態のバックライト装置が備える突起部の構成について説明するための概略平面図第２実施形態のバックライト装置が備える突起部の効果を説明するための図第３実施形態のバックライト装置が備える突起部の構成について説明するための概略平面図第３実施形態のバックライト装置における、突起部が設けられる位置の一部断面図従来のバックライト装置の構成例を示す概略斜視図図１３に示すバックライト装置のＺ１－Ｚ１位置における概略断面図図１３に示すバックライト装置のＺ２－Ｚ２位置における概略断面図本出願人の先行開発のバックライト装置の構成を示す上面図で、遮光性テープが貼り付けられる前の状態を示す図本出願人の先行開発のバックライト装置の構成を示す上面図で、遮光性テープが貼り付けられた状態を示す図図１５Ｂに示すバックライト装置に表示パネルが搭載された表示装置の構成を示す概略平面図図１６のＡ´－Ａ´位置における概略断面図図１６のＢ´－Ｂ´位置における概略断面図

　以下、本発明のバックライト装置及び表示装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、表示パネルとバックライト装置とを備える表示装置に広く適用可能であるが、以下では、表示パネルが液晶パネルである液晶表示装置に本発明が適用された場合を例に説明する。

＜第１実施形態＞
　図１は、本発明の第１実施形態に係る液晶表示装置１の概略構成を示す分解斜視図である。図１に示すように、液晶表示装置１は、大きくは液晶パネル１１（本発明の表示パネルの一例）と、液晶パネル１１の背面から液晶パネル１１に向かって光を照射するバックライト装置２（本発明のバックライト装置の一例）と、を備える。なお、液晶パネル１１とバックライト装置２とは、例えば、箱型状の下カバーと、額縁状の上カバー（いずれも不図示）とで挟持される構成にしてよい。

　液晶パネル１１は公知の構成を有する。簡単に説明すると、液晶パネル１１は、離隔対向する一対のガラス基板の間に液晶が封入された構成になっている。液晶パネル１１を構成する一方のガラス基板には、表面にＴＦＴ（Thin　Film　Transistor:薄膜トランジスタ）等のスイッチング素子及びこのスイッチング素子が接続された画素電極がマトリクス状に複数配列されている。また、このガラス基板には、複数のスイッチング素子を駆動するために必要になる複数の走査信号線及びデータ信号線が、互いに交差するように形成されている。液晶パネル１１を構成する他方のガラス基板には、対向電極とカラーフィルタが形成されている。なお、液晶パネル１１は、その上面及び下面に偏光板を備える構成になっている。

　バックライト装置２は、いわゆるエッジライト型である。バックライト装置２は、上から順に、遮光性テープ２１、上レンズシート２２、下レンズシート２３、拡散シート２４、導光板２５、反射シート２６が積層された構成になっている。額縁状に形成されるフレーム２８は、平板状に設けられる導光板２５を囲い込むように配置される。また、光源装置２９は、フレーム２８内部に配置され、導光板２５の側面から導光板２５内に光を入射するように配置される。

　なお、本実施形態では、導光板２５の形状を平板状としているが、導光板２５の形状は平板状に限定される趣旨ではなく、例えば楔状等の別の形状に変更されても構わない。また、本実施形態では、光源装置２９として、複数の発光ダイオード（ＬＥＤ：Light　Emitting　Diode）２９ａを備える構成が採用されているが、光源装置２９の構成はこれに限定されるものではない。例えば、光源装置２９の構成として、冷陰極管ランプが備えられる構成等でも構わない。

　バックライト装置２においては、光源装置２９から導光板２５に入射した光は、導光板２５の上面から面状に出射する。なお、導光板２５の下面には反射シート２６が配置されているために、導光板２５の下面から導光板２５外部へと出射しようとする光は、この反射シート２６によって反射される。

　導光板２５の上面から出射された光の大部分は、３つの光学シート２２～２４を通過（拡散シート２４、下レンズシート２３、上レンズシート２２の順に通過）して、液晶パネル１１へと至る。３つの光学シート２２～２４は、導光板２５から出射される光を、例えば均一でムラのない状態として液晶パネル１１に照射するために設けられる。なお、本実施形態では光学シートの数を３つとしているが、光学シートの数は複数であればよく、その数及び種類は適宜変更しても構わない。３つの光学シート２２～２４は、本発明における複数の光学シートの一例である。

　３つの光学シート２２、２３、２４のそれぞれには、周縁の一部（本実施形態では各光学シートにつき４箇所）に突起部２２１、２３１、２４１が設けられている。矩形状に設けられる各光学シート２２、２３、２４において、突起部２２１、２３１、２４１は、長手方向に平行な２本の辺にそれぞれ２つずつ、合計４つ設けられる。各突起部２２１、２３１、２４１は、同一の辺に設けられるものは同一形状とされ、対向する２辺の間では線対称な形状となるように設けられている。

　突起部２２１、２３１、２４１の突出方向は、光学シートの主面（シート面）に平行な方向である。また、突起部２２１、２３１、２４１のそれぞれは、各光学シート２２、２３、２４に一体的に設けられている。すなわち、各突起部２２１、２３１、２４１は、各光学シート２２、２３、２４の一部である。このような突起部２２１～２４１は、例えば、バックライト装置２を組み立てる際に光学シート２２～２４の向きや表裏の配置ミスが発生するのを防止する目的で設けられる。

　なお、本実施形態では、各光学シート２２、２３、２４に設けられる突起部２２１、２３１、２４１は、対向する２辺の間で、線対称配置になっているが、これに限らず、非対称な配置にしてもよい。

　図２Ａ及び図２Ｂは、第１実施形態のバックライト装置２の構成を示す概略上面図である。なお、図２Ａは遮光性テープ２１が貼り付けられていない状態を示す図で、図２Ｂは遮光性テープ２１が貼り付けられた状態を示す図である。なお、図２Ｂにおける矩形の破線は、バックライト装置２上に表示パネル１１が載置された場合における、表示エリア（表示領域）と非表示エリア（非表示領域）の境界を示す。矩形の破線内が表示エリアで、破線外が非表示エリアである。

　図１、図２Ａ及び図２Ｂからわかるように、フレーム２８（本発明のフレーム部材の一例）には、額縁状の遮光性テープ２１が貼り付けられる、額縁状の第１の載置面２８ａが形成されている。また、フレーム２８には、第１の載置面２８ａより高さが低くなるように設けられ、突起部２２１、２３１、２４１の一部が載置される第２の載置面２８ｂが形成されている。換言すると、フレーム２８は段差構造を有する構成となっている。第１の載置面２８ａと第２の載置面２８ｂとの段差は、３つの光学シート２２～２４が積層された高さとほぼ同じとなっている。詳細は、後述の内容から明らかになるが、遮光性テープ２１を第１の載置面２８ａに載置する（貼り付ける）ことにより、遮光性テープ２１と上レンズシート２２の突起部２２１の一部が接着され、光学シート２２～２４はフレーム２８に固定された状態になる。

　図３は、第１実施形態のバックライト装置２が備える突起部２２１、２３１、２４１の構成について説明するための概略平面図である。なお、図３は、図２Ａの破線丸印で囲まれる突起部２２１、２３１、２４１の構成について説明するためのものである。上述のように、突起部２２１、２３１、２４１は、図２Ａの破線丸印とは反対側の辺にも形成されるが、こちらの側に設けられる突起部の構成は、向きが反対となることを除けば、破線丸印で囲まれる突起部の構成と同様である。このため、重複記載を避けるべく、一方側に設けられる突起部の構成についてのみ説明する。

　図３において、太い矢印の左側は、３つの光学シート２２～２４がフレーム２８の所定の位置に配置された場合の状態（図２Ａで示される状態に同じ）を示す。また、図３において、太い矢印の右側は、３つの光学シート２２～２４に形成される突起部２２１、２３１、２４１が重なり合わない状態を示す。この右側の図は、各光学シート２２、２３、２４に形成される突起部２２１、２３１、２４１の構成の違いを明確化するための図である。

　各突起部２２１、２３１、２４１は、いずれも、根元側に設けられて各光学シート２２、２３、２４の長辺２２ａ、２３ａ、２４ａと略直交する方向に延びる第１の帯状部２２１ａ、２３１ａ、２４１ａと、先端側に設けられて第１の帯状部２２１ａ、２３１ａ、２４１ａとは略直交する方向に延びる第２の帯状部２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂと、を有する。ただし、３つの突起部２２１、２３１、２４１は、互いに形状が異なる。なお、第１の帯状部２２１ａ、２３１ａ、２４１ａからなる領域は、本発明の第１の領域に該当し、以下では、この第１の帯状部からなる領域のことを第１の領域と記載する場合がある。また、第２の帯状部２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂからなる領域は、本発明の第２の領域に該当し、以下では、この第２の帯状部からなる領域のことを第２の領域と記載する場合がある。

　各突起部２２１、２３１、２４１の第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂは、同一形状（同一サイズ）であり、３つの光学シート２２～２３がフレーム２８の所定位置に積層配置された状態で、その全部が互いに重なり合う。しかしながら、各突起部２２１、２３１、２４１においては、第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａと第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂとの位置関係が異なる。各突起部２２１、２３１、２４１において、３つの光学シート２２～２３がフレーム２８の所定位置に積層配置された状態で、第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａが互いに重なり合わないように、第１の領域と第２の領域との位置関係が調整されている。

　各突起部２２１、２３１、２４１の第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａは、フレーム２８に載置されない。一方、各突起部２２１、２３１、２４１の第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂは、フレーム２８の載置部（段差構造により第２の載置面２８ｂが形成される部分）に載置される。なお、この構成から理解されるように、各光学シート２２、２３、２４の周縁（突起部は除外した状態を想定している）とフレーム２８との間には隙間が生じている。

　図４は、図２ＡのＡ－Ａ位置における概略断面図である。なお、図４においては、理解を容易にするために液晶パネル１１も合わせて示している。液晶パネル１１は、遮光性テープ２１（両面接着性を有する）によって固定される。図４に示すように、第２の載置面２８ｂに載置される、突起部２２１、２３１、２４１の第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂは、遮光性テープ２１と重なり合う。そして、突起部２２１の第２の領域２２１ｂに、遮光性テープ２１が貼り付けられる。

　上述のように、フレーム２８の第１の載置面２８ａと第２の載置面２８ｂとの間の段差は、３つの光学シート２２～２４を積層した場合の高さ（厚み）と略同一になっている。そして、第２の載置面２８ｂ上においては、３つの突起部２２１、２３１、２４１（それぞれ光学シート２２、２３、２４と同じ厚みを有する）の第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂが積層配置される構成になっている。このために、最上部の突起部２２１の上面と第１の載置面２８ａとは略面一となる。結果として、遮光性テープ２１がフレーム２８に貼り付けられる際に段差が生じず、光学シート２２～２４の固定をしっかり行える。

　次に、図４、図５、図１７、図１８を参照しながら、第１実施形態のバックライト装置２の効果について説明する。なお、図５は、図２ＡのＢ－Ｂ位置における概略断面図である。なお、図５においては、理解を容易にするために液晶パネル１１も合わせて示している。

　第１実施形態のバックライト装置１でも、表示エリアと非表示エリアとの境界近傍（「近傍」は表示に影響を与える範囲として特定される）において、突起部２２１、２３１、２４１が設けられる部分と設けられない部分とで、導光板２５から出射した光が通過する通路の状態に違いが生じる。しかしながら、各光学シート２２～２４に設けられる突起部２２１、２３１、２４１の構成の工夫により、先行開発のバックライト装置２００とは異なる状態になる。

　すなわち、先行開発のバックライト装置２００では、突起部２０７が設けられる位置においては、導光板２０２から出射される光は、バックライト装置２００が備える光学シート２０３の枚数分（図１７及び図１８に示す例では３枚）だけ光学シート２０３を通過する必要がある。しかし、第１実施形態のバックライト装置２では、図４に示すように、突起部２２１、２３１、２４１が設けられる位置において、３つの光学シート２２、２３、２４のいずれか１枚だけを通過すれば良い構成になっている。

　このために、第１実施形態のバックライト装置２では、先行開発のバックライト装置２００の構成に比べて、表示エリアと非表示エリアとの境界近傍において、突起部が設けられる部分と設けられない部分とにおける光の透過率の差が小さくなる。その結果として、表示エリアの端部に発生する暗部を目立たないものにできる（明暗のムラの発生を抑制できる）。

　また、第１実施形態のバックライト装置２では、各突起部２２１、２３１、２４１においては、根元側に設けられる他の突起部２２１、２３１、２４１と重なり合わない第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａに加えて、先端側に設けられる他の突起部２２１、２３１、２４１と互いに重なり合う第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂが設けられる。このために、遮光性テープ２１がフレーム２８に貼り付けられる際に、突起部２２１、２３１、２４１が設けられる位置において段差が生じることがなく、先行開発のバックライト装置２００同様の強度（遮光性テープ２１の貼付強度）を確保できる。

　更に、第１実施形態のバックライト装置２では、組み立て時において、光学シートの枚数を例えば目視で容易に確認可能である。このために、バックライト装置２の組み立て時に、光学シートに抜けが発生する確率を低減できる。

　なお、以上の説明では、３つの光学シート２２、２３、２４がフレーム２８の所定位置に配置された場合に、積層される突起部２２１、２３１、２４１間で、隣り合う第１の領域（第１の領域２２１ａと第１の領域２３１ａ、及び、第１の領域２３１ａと第１の領域２４１ａ）が隙間なく配置される構成とした。この構成においては、光学シート２２～２４の加工公差、及び、組立公差（シートの積層時に発生する公差）によって、３つの第１の領域２２１ａ、２３１ａ、２４１ａの間で重なりが生じる可能性がある。このような重なりが生じても、その重なりが小さいものであれば特に問題はない。

　上記公差が原因となる、隣り合う第１の領域間の重なりを防止するために、図６に示すような第１変形例の構成が採用されてもよい。図６に示す構成では、第１の領域２２１ａと第１の領域２３１ａとの間、及び、第１の領域２３１ａと第１の領域２４１ａとの間に（隣り合う第１の領域間に）、隙間ＣＬが設けられている。

　図６に示す例において、第１の領域２２１ａと第１の領域２３１ａとの隙間ＣＬの大きさＷは、上レンズシート２２の加工公差±ａｍｍと、下レンズシート２３の加工公差±ｂｍｍと、組立公差±ｃｍｍとを用いて決定される。第１の領域２２１ａと第２の領域２３１ａとが重なり合わないためには、隙間ＣＬの大きさＷは、（ａ＋ｂ＋ｃ）ｍｍ必要になる。例えば、ａ＝ｂ＝ｃ＝０．２である場合には、Ｗ＝０．６ｍｍとなる。

　また、以上では、積層される３つの突起部２２１、２３１、２４１の先端側に設けられて他の突起部と重なり合う第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂが全く同一形状であり、第２の領域２２１ｂ、２３１ｂ、２４１ｂ同士が完全に重なる構成とした。しかし、本発明は、この構成に限定される趣旨ではない。例えば図７に例示するように、３つの突起部２２１、２３１、２４１のうち、２つの突起部２３１、２４１について、第２の領域２３１ｂ、２４１ｂに面取り部を設け、残りの突起部２２１の第２の領域２２１ａには面取り部を設けない構成（破線の丸印部分を参照）等としてもよい。換言すると、積層される３つの突起部２２１、２３１、２４１のうち、少なくともいずれか一つについて、第２の領域の一部が他の突起部の第２の領域と重ならない構成であってもよい。

＜第２実施形態＞
　次に第２実施形態の液晶表示装置について説明する。第２実施形態の液晶表示装置の構成は、第１実施形態の液晶表示装置１の構成と大部分が同じである。バックライト装置が備える突起部の構成についてのみ、第１実施形態と異なる。このために、この点に絞って説明する。なお、第１実施形態と重複する構成要素については、同一の符号を付して説明する。

　図８は、第２実施形態のバックライト装置２の構成を示す概略上面図である。なお、図８は、第１実施形態のバックライト装置２の構成を示す図２Ａに対応する図である。図９は、第２実施形態のバックライト装置２が備える突起部２２２、２３２、２４２の構成について説明するための概略平面図である。なお、図９は、図８の破線丸印で囲まれる突起部２２２、２３２、２４２の構成について説明するためのものである。第１実施形態の説明の場合と同様、重複記載を避けるべく、図８の破線丸印で囲まれる突起部を代表例として説明する。

　図９において、太い矢印の左側は、３つの光学シート２２～２４がフレーム２８の所定の位置に配置された場合の状態（図８で示される状態に同じ）を示す。また、図９において、太い矢印の右側は、３つの光学シート２２～２４に形成される突起部２２２、２３２、２４２が重なり合わない状態を示す。この右側の図は、各光学シート２２、２３、２４に形成される突起部２２２、２３２、２４２の構成の違いを明確化するための図である。

　突起部２２２は、根元側に設けられて光学シート２２の長辺２２ａと略直交する方向に延びるとともに、離隔配置された２つの第３の帯状部２２２ａと、２つの第３の帯状部２２２ａに対して略直交する方向に延びて、２つの第３の帯状部２２２ａを連結する第４の帯状部２２２ｂと、を有する。なお、２つの第３の帯状部２２２ａからなる領域は、本発明の第１の領域に該当し、以下では、この２つの第３の帯状部からなる領域のことを第１の領域と記載する場合がある。また、第４の帯状部２２２ｂからなる領域は、本発明の第２の領域に該当し、以下では、この第４の帯状部からなる領域のことを第２の領域と記載する場合がある。

　一方、２つの突起部２３２、２４２は、いずれも、根元側に設けられて各光学シート２３、２４の長辺２３ａ、２４ａと略直交する方向に延びる第１の帯状部２３２ａ、２４２ａと、先端側に設けられて第１の帯状部２３２ａ、２４２ａとは略直交する方向に延びる第２の帯状部２３２ｂ、２４２ｂと、を有する。ただし、２つの突起部２３２、２４２は、互いに形状が異なる。なお、第１の帯状部２３２ａ、２４２ａからなる領域は、本発明の第１の領域に該当し、以下では、この第１の帯状部からなる領域のことを第１の領域と記載する場合がある。また、第２の帯状部２３２ｂ、２４２ｂからなる領域は、本発明の第２の領域に該当し、以下では、この第２の帯状部からなる領域のことを第２の領域と記載する場合がある。

　各突起部２２２、２３２、２４２の第２の領域２２２ｂ、２３２ｂ、２４２ｂは、同一形状（同一サイズ）であり、３つの光学シート２２～２３がフレーム２８の所定位置に積層配置された状態で、その全部が互いに重なり合う。一方、第１の領域２２２ａ、２３２ａ、２４２ａは、３つの光学シート２２～２３がフレーム２８の所定位置に積層配置された状態で、互いに重なり合わないようになっている。すなわち、突起部２２２の第１の領域２２２ａに設けられる開口部分に、突起部２３２の第１の領域２３２ａと突起部２４２の第１の領域２４２ａとが互いに重ならないように配置される構成になっている。

　各突起部２２２、２３２、２４２の第１の領域２２２ａ、２３２ａ、２４２ａは、フレーム２８に載置されない。一方、各突起部２２２、２３２、２４２の第２の領域２２２ｂ、２３２ｂ、２４２ｂは、フレーム２８の載置部（段差構造により第２の載置面２８ｂが形成される部分）に載置される。なお、この構成から理解されるように、各光学シート２２、２３、２４の周縁（突起部は除外した状態を想定している）とフレーム２８との間には隙間が生じている。

　以上のように光学シート２２、２３、２４に設けられる突起部２２２、２３２、２４２を構成する場合でも、第１実施形態と同様の効果を得られる。すなわち、液晶表示装置１の表示エリアの端部に発生する暗部を目立たないものにできる。また、遮光性テープ２１がフレーム２８に貼り付けられる際に、突起部２２２、２３２、２４２が設けられる位置において段差が生じず、光学シート２２～２４の固定をしっかり行える。更に、バックライト装置２の組み立て時に、光学シートに抜けが発生する確率を低減できる。その他、第２実施形態の採用により、次のような効果も期待できる。

　図１０は、第２実施形態のバックライト装置２が備える突起部２２２、２３２、２４２の効果を説明するための図である。例えば、上プリズムシート２２が備える突起部２２２´の構成として、第１実施形態と同様の構成とする場合を考える。この場合、第１の領域２２２ａ´の上下方向の長さＸ１に対して、第２の領域２２２ｂの上下方向の長さＸ２がかなり大きくなると、第２の領域２２２ｂ´の一端部（破線丸印を付けた部分）が動きやすくなってしまう。この点、第２実施形態の突起部２２２のように構成すると、第２の領域２２２ｂが動き難くなり、組み立て作業を行いやすくなる。

　なお、第２実施形態の場合も、第１実施形態と同様に、積層される突起部２２２、２３２、２４２間において、隣り合う第１の領域の間に隙間ＣＬが設けられる構成としてもよい。また、第２実施形態の場合も、積層される３つの突起部２２２、２３２、２４２のうち、少なくともいずれか一つについて、第２の領域の一部が他の突起部の第２の領域と重ならない構成であってもよい。

＜第３実施形態＞
　次に第３実施形態の液晶表示装置について説明する。第３実施形態の液晶表示装置の構成は、第１実施形態の液晶表示装置１の構成と大部分が同じである。バックライト装置が備える突起部及びフレームの構成について、第１実施形態の構成と異なる。このために、この点に絞って説明する。なお、第１実施形態と重複する構成要素については、同一の符号を付して説明する。

　図１１は、第３実施形態のバックライト装置２が備える突起部２２３、２３３、２４３の構成について説明するための概略平面図である。図１１に示すように、第３実施形態のバックライト装置２が備える各突起部２２３、２３３、２４３は、第１実施形態の第２変形例と同様の形状となっている（この形状は一例で適宜変更してよい）。しかしながら、突起部２２３の第２の領域２２３ｂにおける突出方向の長さ（Ｙ１）が、他の突起部２３３、２４３の第２の領域２３３ｂ、２４３ｂの同方向の長さ（Ｙ２）よりも大きくなっている。換言すると、第３実施形態のバックライト装置２では、積層される突起部２２３、２３３、２４３の中に、光学シート２２、２３、２４の周縁からの突出量が異なるものを含む構成になっている。

　これらの突起部２２３、２３３、２４３の構成に合わせるように、フレーム２８の突起部２２３、２３３、２４３を載置する載置部の構成が、図１２に示すように、第１実施形態の構成と異なっている。なお、図１２は、第３実施形態のバックライト装置２における、突起部２２３、２３３、２４３が設けられる位置の一部断面図である。この断面図は、第１実施形態の説明で用いた図４と同様の断面図である。

　第１実施形態では、フレーム２８に遮光性テープ２１を載置する第１の載置面２８ａと、積層される突起部２２１、２３１、２４１を載置する第２の載置面２８ｂとを段差構造として設けた。第３実施形態では、積層される突起部２２３、２３３、２４３が載置される載置部において、第２の載置面２８ｂよりも高く、第１の載置面２８ａより低い第３の載置面２８ｃを更に設けた構成になっている。

　第２の載置面２８ｂには、３つの突起部２２３、２３３、２４３が載置される。一方、第３の載置面２８ｃには、３つの突起部２２３、２３３、２４３のうち、一番上の突起部２２３のみが載置される。第２の載置面２８ｂと第３の載置面２８ｃとの高さの差は、下レンズシート２３と拡散シート２４と（突起部２３３と突起部２４３）の厚みを合計した大きさと略同一である。また、第３の載置面２８ｃと第１の載置面２８ａとの高さの差は、上レンズシート２２（突起部２２３）の厚みと略同一である。

　この第３実施形態の構成でも、第１実施形態と同様の効果が得られる。また、第３実施形態の構成を採用する場合には、上レンズシート２２を位置調整する際に、他の光学シート２３、２４が一緒に動くのを防止できる。更に、第３実施形態の構成は、例えば３つの光学シート２２～２３のうち、一番上の光学シート２２が他の光学シート２３、２４に比べて膨張係数が大きい場合に好都合である。

　すなわち、第３実施形態のように、３つの突起部２２３、２３３、２４３うち、一番上の突起部２３３のみが載置される第３の載置面２８ｃを設ける場合には、突起部２２３、２３３、２４３の先端とフレーム２８の壁面との間の隙間を、一番上の突起部２２３と、残りの２つの突起部２３３、２４３との間で変更しやすい（遮光性テープ２１の貼付強度の低下を抑制しつつ変更可能である）。突起部２２３の先端とフレーム２８の壁面との距離がｄ２であり、突起部２３３、２４３の先端とフレーム２８の壁面との距離がｄ１である場合、ｄ２＞ｄ１とされる。これにより、熱膨張が発生した場合において、各突起部２２３、２３３の先端とフレーム２８の壁面との接触が防止される。更には、熱膨張が発生した場合において、光学シート２２～２４間の位置ずれや、各光学シート２２～２４の撓みを防止できる。

＜その他＞
　以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎず、本発明の技術的思想を超えない範囲で、実施形態の構成は適宜変更可能である。

　例えば、以上に示した実施形態では、光学シートに設けられる各突起部の第１の領域はフレーム上に載置されず、第２の領域は全領域がフレーム上に載置される構成とした。しかし、例えば、光学シートの固定強度が十分に確保できるならば、突起部の第１の領域の一部がフレームに載置されてもよい。また、例えば、表示に影響を与えない範囲で、突起部の第２の領域の一部がフレームからはみ出ていても構わない。

　また、以上に示した実施形態では、バックライト装置が導光板を有する構成とした。しかし、本発明は、場合によっては、導光板を使用しない、いわゆる直下型のバックライト装置等にも適用可能である。

　本発明は、例えば液晶表示装置等のバックライト装置を備える表示装置に好適である。

　　　１　　　液晶表示装置（表示装置）
　　　２　　　バックライト装置
　　　２１　　遮光性テープ
　　　２２　　上レンズシート（光学シート）
　　　２３　　下レンズシート（光学シート）
　　　２４　　拡散シート（光学シート）
　　　２５　　導光体
　　　２８　　フレーム（フレーム部材）
　　　２９　　光源装置
　　　２２１、２２２、２２３　突起部
　　　２２１ａ、２２３ａ　第１の帯状部、第１の領域
　　　２２１ｂ、２２３ｂ　第２の帯状部、第２の領域
　　　２２２ａ　第３の帯状部、第１の領域
　　　２２２ｂ　第４の帯状部、第２の領域
　　　２３１、２３２　２３３　突起部
　　　２３１ａ、２３２ａ、２３３ａ　第１の帯状部、第１の領域
　　　２３１ｂ、２３２ｂ、２３３ｂ　第２の帯状部、第２の領域
　　　２４１、２４２　２４３　突起部
　　　２４１ａ、２４２ａ、２４３ａ　第１の帯状部、第１の領域
　　　２４１ｂ、２４２ｂ、２４３ｂ　第２の帯状部、第２の領域
　　　ＣＬ　隙間

Claims

　光源と、
　前記光源からの光が通過する、積層された複数の光学シートと、
　前記複数の光学シートが固定されるフレーム部材と、
　を備えるバックライト装置であって、
　前記複数の光学シートのそれぞれには、周縁の一部にシート面と平行な方向に突出する突起部が設けられ、
　前記複数の光学シートのそれぞれに設けられる前記突起部は、
　根元側に設けられて、他の光学シートの前記突起部とは重なり合わない第１の領域と、
　先端側に設けられて、少なくとも一部が他の光学シートの前記突起部と重なり合う第２の領域と、を有し、
　前記第１の領域の少なくとも一部は前記フレーム部材に載置されず、前記第２の領域の少なくとも一部が前記フレーム部材に載置されることを特徴とするバックライト装置。
　前記突起部を前記フレーム部材に固定する遮光性テープを更に備え、
　前記フレーム部材は段差構造を有して、前記突起部が設けられる部分と前記突起部が設けられない部分で、前記遮光性テープの高さが揃えられていることを特徴とする請求項１に記載のバックライト装置。
　前記第２の領域の少なくとも一部が重なり合う関係にある複数の前記突起部においては、隣り合う前記第１の領域の間に隙間が設けられていることを特徴とする請求項１又は２に記載のバックライト装置。
　前記第２の領域の少なくとも一部が重なり合う関係にある複数の前記突起部の中に、前記光学シートの周縁からの突出量が異なるものが含まれていることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載のバックライト装置。
　前記複数の光学シートのいずれにおいても、前記突起部は、前記第１の領域となる第１の帯状部と、前記第１の帯状部とは略直交する方向に延びて、前記第２の領域となる第２の帯状部と、を有することを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のバックライト装置。
前記複数の光学シートに形成される前記突起部には、
　前記第１の領域となる第１の帯状部と、前記第１の帯状部とは略直交する方向に延びて、前記第２の領域となる第２の帯状部と、を有する第１のタイプと、
　間隔をおいて配置されて前記第１の領域となる２つの第３の帯状部と、前記２つの第３の帯状部の一端部間を繋いで前記第２の領域となる第４の帯状部と、を有する第２のタイプと、
　が含まれることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のバックライト装置。
　前記光源から出射される光が入射されるとともに、前記複数の光学シートに向けて光を出射する導光板を更に備えることを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載のバックライト装置。
　請求項１から７のいずれかに記載のバックライト装置と、
　前記バックライト装置によって光を照射される表示パネルと、を備える表示装置。
　前記表示パネルの表示領域と非表示領域との境界が、前記突起部の前記第１の領域上に設定されていることを特徴とする請求項８に記載の表示装置。