WO2012039195A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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翔 櫻澤
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室2と貯蔵室2に連通する通路12とを備えた冷蔵庫1において、貯蔵室2または通路12に面して配される発泡樹脂をスチレン-アクリロニトリル共重合体により形成した。

Description

冷蔵庫
 本発明は、貯蔵室または貯蔵室に連通する通路に発泡樹脂を配した冷蔵庫に関する。
 従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は断熱箱体の上部に冷蔵室が配され、冷蔵室の下方に冷凍室及び野菜室が左右に並設される。冷凍室の背後には冷凍室冷気通路が設けられる。冷凍室冷気通路内には冷気を生成する冷却器が配され、冷却器の上方に冷凍室送風機が配される。冷凍室冷気通路には冷凍室に冷気を吐出する吐出口が上部に開口し、冷却器に冷気を戻す戻り口が下部に開口する。
 冷蔵室の背後には冷蔵室ダンパを介して冷凍室冷気通路に連通する冷蔵室冷気通路が設けられる。冷凍室冷気通路は冷蔵室ダンパの下流で左右に分岐し、冷蔵室に冷気を吐出する吐出口が開口する。冷蔵室の下部には冷気の流出口が開口し、流出口から延出される連通路を介して冷蔵室と野菜室とが連通する。野菜室には冷却器に冷気を戻す戻り口が開口する。
 冷凍室ダクトの左右の分岐通路の間には循環ダクトが配される。循環ダクトの前面には冷蔵室に臨む開口部が設けられ、循環ダクトの上端は冷蔵室の天面後部に配されるイオン送出ユニットに連結される。イオン送出ユニットは空気通路を形成する筐体により覆われる。筐体の後端下面には循環ダクトに連通する吸込口が開口し、前部下面及び前面には第1吹出口及び第2吹出口がそれぞれ開口する。
 吸込口から延びる空気通路はダンパを介して分岐し、第1吹出口に連通する第1分岐通路と第2吹出口に連通する第2分岐通路とを有している。吸込口から空気通路に流入した気流はダンパの切り替えによって第1吹出口及び第2吹出口に択一的に導かれる。また、第2分岐通路にはオゾン触媒が設けられる。
 空気通路の後部には送風機が配され、送風機とダンパとの間にはイオン発生装置が配される。イオン発生装置は空気通路の壁面を形成するイオン発生面に電極が設けられる。電極は所定の電圧の印加によって放電し、イオン発生面からプラスイオン及びマイナスイオンが放出される。また、電極に印加する電圧をより高くすると、放電によってイオン発生面からイオン及びオゾンが放出される。
 上記構成の冷蔵庫において、冷凍室送風機の駆動によって冷却器で生成された冷気が冷凍室ダクトを流通し、吐出口から冷凍室に吐出される。冷凍室に吐出された冷気は冷凍室内を流通し、戻り口を介して冷却器に戻る。これにより、冷凍室内が冷却される。
 冷蔵室ダンパを開くと冷凍室ダクトから冷蔵室ダクトに冷気が流入し、吐出口から冷蔵室に吐出される。冷蔵室に吐出された冷気は冷蔵室内を流通し、流出口から流出して連通路を流通する。連通路を流通する冷気は野菜室に吐出され、野菜室を流通して戻り口を介して冷却器に戻る。これにより、冷蔵室及び野菜室内が冷却される。
 イオン送出ユニットの送風機及びイオン発生装置が駆動されると、循環ダクトには開口部から冷蔵室内の空気が流入して流通する。循環ダクトを流通する空気は吸込口を介してイオン送出ユニットの空気通路に流入する。イオン送出ユニットの空気通路に流入した空気は吸気口を介して送風機を上方に通過する。送風機を通過した空気は排気口の上方から前方に向かって流通し、イオン発生装置のイオン発生面上を通過する。
 ダンパによって第2分岐通路を閉じて第1分岐通路が開かれた場合は、イオン発生装置の電極に所定の電圧が印加されて気流にイオンが含まれる。イオンを含む空気は第1分岐通路を流通し、第1吹出口から冷蔵室内に送出される。冷蔵室に送出されたプラスイオン及びマイナスイオンから生成される[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)によって冷蔵室内が除菌されるとともに脱臭される。
 ダンパによって第1分岐通路を閉じて第2分岐通路が開かれた場合は、イオン発生装置の電極により高い電圧が印加されて気流にイオン及びオゾンが含まれる。イオンから生成される[・OH]やHとオゾンとによって空気通路内を流通する気流の臭気成分が分解される。オゾンは第2分岐通路に配されたオゾン触媒によって吸着され、オゾンを除去された気流が第2吹出口から送出される。これにより、冷蔵室内のより高い脱臭効果を得ることができる。
特開2007-170781号公報(第5頁-第13頁、第5図)
 冷却器で生成された冷気が流通する冷凍室ダクト及び冷蔵室ダクトは断熱性が高く成形が容易な発泡樹脂により形成され、それぞれ冷蔵室及び冷凍室の背面に設置される。しかしながら、冷凍室ダクト及び冷蔵室ダクトを形成する発泡樹脂として一般に用いられる発泡スチロールは比表面積が大きいため臭気成分が吸着しやすい。これにより、発泡スチロールに臭気成分が蓄積する。
 このため、イオン発生装置で発生するイオンやオゾンによって冷蔵室に浮遊する臭気成分を分解しても、発泡スチロールに蓄積された臭気成分が逐次放出される。その結果、冷蔵室の扉を開いた際に発泡スチロールから放出された臭気成分が冷蔵室から流出すると使用者に不快感を与える問題があった。
 また、イオン送出ユニットに替えて冷蔵室に活性炭やゼオライト等の脱臭剤を設置した場合や冷凍室に脱臭剤を設置した場合も同様の問題がある。即ち、浮遊する臭気成分を脱臭剤により除去しても、発泡スチロールに蓄積された臭気成分が逐次放出されるため使用者に不快感を与える。
 また、冷凍室ダクト及び冷蔵室ダクトだけでなく、冷凍室や冷蔵室等の貯蔵室に面して発泡スチロールが配されると同様の問題がある。
 本発明は、不快感を低減できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室または前記貯蔵室に連通する通路に面して配される発泡樹脂がスチレン-アクリロニトリル共重合体から成ることを特徴としている。この構成によると、貯蔵室の壁面や貯蔵室に連通する冷気の通路の壁面が発泡したスチレン-アクリロニトリル共重合体により形成される。スチレン-アクリロニトリル共重合体はガス透過率が低く比表面積が小さいため、臭気成分の吸着が少ない。
 また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、吸込口と吹出口とを開口する筐体内に形成される空気通路と、前記空気通路に配される送風機と、放電によりイオンを発生するイオン発生装置とを有してイオンを送出するイオン送出ユニットを前記貯蔵室内に設けたことを特徴としている。
 この構成によると、送風機の駆動によって貯蔵室内の空気は吸込口を介してイオン送出ユニットの空気通路に流入する。空気通路を流通する空気にはイオン発生装置で発生したイオンが含まれ、吹出口から貯蔵室内に送出される。貯蔵室内の臭気成分は吹出口から送出されるイオンにより分解される。
 また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記イオン発生装置によりオゾンを発生するとともに、前記空気通路内にオゾンを吸着するオゾン触媒を備えたことを特徴としている。この構成によると、空気通路を流通する空気に含まれる臭気成分はイオン発生装置で発生したオゾンと接触して分解される。オゾンはオゾン触媒に吸着され、オゾンを除去した空気が吹出口から貯蔵室に送出される。
 また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室の背面に配されて前記吸込口に一端を連結するとともに前記貯蔵室に臨む空気の流入口を開口する循環ダクトを設け、前記循環ダクトの壁面を前記発泡樹脂により形成したことを特徴としている。この構成によると、送風機の駆動によって貯蔵室内の空気が流入口を介して循環ダクトに流入する。循環ダクトを流通する空気は吸込口を介してイオン発生ユニットの空気通路に流入する。循環ダクトの壁面は発泡したスチレン-アクリロニトリル共重合体により形成され、循環ダクトを流通する冷気に含まれる臭気成分の循環ダクトの壁面への吸着が低減される。
 また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室の背面に配されて冷却器で生成した冷気が流通するとともに前記貯蔵室に臨む冷気の吐出口を開口する冷気通路を設け、前記冷気通路の壁面を前記発泡樹脂により形成したことを特徴としている。この構成によると、冷却器で生成された冷気が冷気通路を流通し、吐出口から貯蔵室に吐出される。冷気通路の壁面は発泡したスチレン-アクリロニトリル共重合体により形成され、冷気通路を流通する冷気に含まれる臭気成分の冷気通路の壁面への吸着が低減される。
 また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記発泡樹脂の発泡倍率が30倍~50倍であることを特徴としている。
 本発明によると、貯蔵室または貯蔵室に連通する通路に面して配される発泡樹脂がスチレン-アクリロニトリル共重合体から成るので、貯蔵室内の臭気成分の発泡樹脂への吸着が低減される。このため、臭気成分が発泡樹脂に蓄積して逐次放出されることを防止し、貯蔵室の扉を開いた際の使用者の不快感を低減することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の後部を示す上面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す上面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットを示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの内部を示す上面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットのダンパを示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン送出ユニットの脱臭モード時の状態を示す側面断面図
 以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。冷蔵庫1は発泡樹脂10aを充填した断熱箱体10によって複数の貯蔵室が区画して設けられる。断熱箱体10の上部には扉2aで開閉される冷蔵室2が配される。冷蔵室2の下方には製氷室3が配され、製氷室3の下方には製氷室3に連通する冷凍室5が配される。
 冷凍室5の後方には冷気通路11が設けられ、冷気通路11内には冷却器14及び冷凍室送風機15が配される。冷凍室送風機15の駆動によって冷却器14で生成された冷気が冷気通路11を流通する。冷気通路11には冷気の吐出口(不図示)及び冷却器14に冷気を戻す戻り口(不図示)が設けられる。
 冷蔵室2の後方には冷蔵室ダンパ(不図示)を介して冷気通路11に連通する冷気通路12が設けられる。冷蔵室ダンパの開成によって冷却器14で生成された冷気が冷気通路12を流通する。冷気通路12の両側面には冷気の吐出口12a(図2参照)が開口するとともに、冷蔵室2内の冷気を冷却器14の上流側に戻す連通路(不図示)が設けられている。
 冷気通路12の背面側には循環ダクト13が配される。循環ダクト13は冷蔵室2内の空気が流入する流入口13a(図2参照)を両側面に開口する。冷蔵室2の天面後部にはイオンを送出するイオン送出ユニット20が配され、循環ダクト13の上面は開口してイオン送出ユニット20に連結される。
 図2は冷蔵室2の後部を示す上面断面図である。冷蔵室2の後部には断熱箱体10の前面に冷気通路12及び循環ダクト13を一体に形成する発泡樹脂から成るダクト部材16が配される。冷気通路12はダクト部材16によって冷蔵室ダンパ(不図示)の下流で左右に分岐して上方に延びて形成される。
 ダクト部材16の前面には係止爪(不図示)により金属パネル17が取り付けられる。金属パネル17はダクト部材16の前面を覆い、ダクト部材16の側面の一部は冷蔵室2に面して露出する。冷気通路12を流通する冷気の冷熱が金属パネル17を介して冷蔵室2に放出されるため、冷蔵室2の温度を均一にすることができる。
 左右の冷気通路12の間にはランプカバー81により覆われた照明装置80が配される。照明装置80によって後方から冷蔵室2内が照明される。また、照明装置80の出射光の一部は金属パネル17で反射して前方を照明するため、後方から冷蔵室2の全体を照明することができる。
 ダクト部材16はスチレン-アクリロニトリル共重合体を発泡して形成される。発泡前のスチレン-アクリロニトリル共重合体の窒素に対する気体透過係数は0.46×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)であり、酸素に対する気体透過係数は3.4×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)であり、二酸化炭素に対する気体透過係数は10.8×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)である。
 これに対して、発泡前のポリスチレンの窒素に対する気体透過係数は3~80×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)であり、酸素に対する気体透過係数は15~250×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)であり、二酸化炭素に対する気体透過係数は75~370×10-10cm・mm/(cm・sec・cmHg)である。
 即ち、スチレン-アクリロニトリル共重合体はダクトを形成する発泡樹脂として一般に用いられるポリスチレンに対して気体透過係数が低い。このため、ダクト部材16の比表面積がポリスチレンよりも小さい。これにより、ダクト部材16により壁面が形成される冷気通路11及び循環通路13を流通する空気に含まれる臭気成分のダクト部材16への吸着を少なくすることができる。また、ダクト部材16が面して配される冷蔵室2内の空気に含まれる臭気成分のダクト部材16への吸着を少なくすることができる。
 また、ダクト部材16はスチレン-アクリロニトリル共重合体の発泡倍率を30倍~50倍にしている。スチレン-アクリロニトリル共重合体の発泡倍率が30倍よりも低いとダクト部材16の硬度が大きくなり、成形性が悪くなるためダクト部材16の歩留りが低下する。
 また、スチレン-アクリロニトリル共重合体の発泡倍率が50倍よりも高いとダクト部材16の硬度が低くなり、冷気通路12及び循環通路13の形状を維持することが困難になる。従って、スチレン-アクリロニトリル共重合体の発泡倍率を30倍~50倍にすることにより、ダクト部材16の歩留りを向上して形状を維持することができる。
 図3、図4はイオン送出ユニット20の上面図及び側面断面図を示している。イオン送出ユニット20は各構成部品を収納して内部に空気通路30を形成する樹脂成形品の筐体21を備えている。筐体21は上面を開口する本体部21aと、本体部21aの上面の一部を覆う上面カバー21bとから成っている。図5は上面カバー21bを取り外した状態を示している。
 図3~図5において、筐体21の後端の下面には気流の吸込口30aが開口する。吸込口30aは循環経路13(図1参照)に連結され、循環経路13を流通する空気が吸込口30aを介してイオン送出ユニット20内に流入する。筐体21の前面上部には第1吹出口30bが開口し、前面下部には第2吹出口30cが開口する。
 空気通路30は後述するダンパ60を介して分岐する第1、第2分岐通路35、36を有する。第1分岐通路35を介して吸込口30aと第1吹出口30bとが連通し、第2分岐通路36を介して吸込口30aと第2吹出口30cとが連通する。空気通路30を流通する空気は第1吹出口30b及び第2吹出口30cの一方から送出される。
 筐体21の本体部21aの上端には両側方に延びる支持部22が形成される。支持部22にはネジの挿通孔22aが設けられる。第1吹出口30bには空気通路30の底面から上方に突出する突出部23が設けられる。突出部23にはネジの挿通孔23aが設けられる。
 また、両支持部22上には前後に延びるスポンジ状の緩衝材25が貼着される。挿通孔22a、23aに挿通したネジ(不図示)を冷蔵室2の天井面2b(図1参照)に螺合し、緩衝材25を挟んでイオン送出ユニット20が天井面2bに取り付けられる。これにより、空気通路30の上壁の一部は冷蔵室2の天井面2bにより形成される。
 開口した第1吹出口30bが突出部23を介してネジ止めされることにより、第1吹出口30bからテストフィンガーを押入しても第1吹出口30bが上下に広げられない。これにより、後述する高圧が印加されるイオン発生装置50にテストフィンガーが届かないため、電気用品安全法(日本国)に基づく安全基準を満たすことができる。
 空気通路30内の後部には送風機40が配される。送風機40はシロッコファン等の遠心ファンから成り、ハウジングの下面に吸気口40aを開口して前面に排気口40bを開口する。遠心ファンは周接線方向に排気するため、排気口40bは左右方向の一方に偏って設けられる。
 空気通路30には送風機40の下方に所定の高さ(例えば、10mm)の流入部31が設けられる。送風機40の駆動によって吸込口30aから空気通路30に空気が流入し、流入部31を介して送風機40に気流が導かれる。
 空気通路30には送風機40の下流側に絞り部32が設けられる。絞り部32は送風機40の排気口40bに対向して傾斜する傾斜面32aを有し、空気通路30の流路が上下方向に絞られる。絞り部32によって気流の風速を増加させることができる。
 筐体21には上面を開口してイオン発生装置50を収納する凹部26が傾斜面32aの前方に設けられる。筐体21の本体部21aの内面は金型を上方に抜いて形成されるため、凹部26は傾斜面32aに略直交して連続する後壁26aと略鉛直の前壁26bとを有している。
 イオン発生装置50はイオン発生面50a上にプラスイオン発生部51及びマイナスイオン発生部52が左右に並設される。プラスイオン発生部51及びマイナスイオン発生部52は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極(不図示)を有している。
 イオン発生装置50の電極は交流波形またはインパルス波形から成る電圧の印加によって放電する。プラスイオン発生部51の電極には正電圧が印加される。これにより、電離によって発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてH(HO)mから成る電荷が正のクラスタイオンがイオン発生面50aから放出される。マイナスイオン発生部52の電極には負電圧が印加される。これにより、電離によって発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてO (HO)nから成る電荷が負のクラスタイオンがイオン発生面50aから放出される。ここで、m、nは任意の自然数である。
 H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。そして、式(1)~(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を浮遊菌や臭い成分等の表面上で凝集生成してこれらを破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを含む気流を冷蔵室2に送出することによって冷蔵室2内の殺菌や臭い除去を行うことができる。
 H(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)H
                            ・・・(1)
 H(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
            → 2・OH+O+(m+m'+n+n')H
                            ・・・(2)
 H(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
            → H+O+(m+m'+n+n')H
                            ・・・(3)
 また、イオン発生装置50の電極の印加電圧をより高くして放電量を多くするとイオンに加えてオゾンが発生する。これにより、イオン送出ユニット20内に取り込まれた空気に含まれる硫化水素、メチルアミン等の臭気成分をオゾンによって分解することができる。従って、イオンによる脱臭よりも強力な脱臭を行うことができる。この時、冷蔵室2内にオゾンを漏出させないために、後述するオゾン触媒70によってオゾンを吸着する。
 イオン発生装置50は凹部26の底面及び後壁26a上に設置され、上面カバー21bから下方に突出して下面がL字状のリブ21cがイオン発生面50aに当接する。これにより、イオン発生装置50が凹部26とリブ21cとに挟まれて固定される。尚、リブ21cはプラスイオン発生部51とマイナスイオン発生部52との間に配される。
 また、イオン発生面50aは絞り部32の傾斜面32aに沿って配され、絞り部32の壁面を形成する。これにより、イオン発生面50aが送風機40の排気口40bに対向する。このため、排気口40bから流出した空気は対向する傾斜面32a及びイオン発生面50aに当接して傾斜面32a及びイオン発生面50aに沿って流通する。
 従って、イオン発生面50aで発生するイオンを絞り部32を流通する気流に十分含ませることができる。また、絞り部32によって気流の風速が増加されるため、イオン発生面50aで発生するイオンを順次送り出してイオンの衝突による消滅を低減することができる。この時、遠心ファンは圧力損失の増加に対して風量の低下が小さいため、傾斜面32a及びイオン発生面50aが排気口40bに対向しても所望の風量の空気を送出することができる。
 凹部26は傾斜面32aの前方に設けられるため、イオン発生面50aは絞り部32の前部に配される。絞り部32の前部は傾斜面32aによって後部に対して上下方向の流路幅が小さい。イオン発生装置50が絞り部32の上下方向の流路幅の小さい部分に配置されるため、凹部26の下方への突出量を小さくすることができる。従って、イオン送出ユニット20の高さを低く形成してイオン送出ユニット20の小型化を図ることができる。
 凹部26の略鉛直の前壁26bとイオン発生装置50の前面との間には側面視V字状の隙間54が形成される。隙間54の上方はスポンジ状樹脂等の可撓性の遮蔽部材55により覆われる。これにより、隙間54による渦の発生を防止し、イオン発生面50a上を通過した気流を円滑に前方に導くことができる。
 凹部26の前方には空気通路30の両側壁を互いに接近する方向に突出して左右方向に流路を絞る左右絞り部33が設けられる。左右絞り部33によってプラスイオン発生部51で発生したプラスイオンを含む気流とマイナスイオン発生部52で発生したマイナスイオンを含む気流とが互いに接近して混合される。これにより、プラスイオンとマイナスイオンとを混合した気流を送出することができる。この時、プラスイオン発生部51とマイナスイオン発生部52との間を遮るリブ21cが左右絞り部33よりも後方に配される。これにより、プラスイオンとマイナスイオンとを十分混合させることができる。
 空気通路30内の左右絞り部33の前方にはダンパ60を配したダンパ室34が設けられる。図6はダンパ60の斜視図を示している。ダンパ60は薄板状の支持板61及び支持板61の上下面にそれぞれ貼着されるパッキン62、63(63は図4参照)を備えている。パッキン62、63はシリコンゴム等の弾性体から成っている。
 支持板61は樹脂成形品から成り、薄板状に形成されるため省スペース化を図ることができる。支持板61の上面には前方が上方に傾斜する傾斜部61bが突設される。パッキン62は環状に形成され、傾斜部61bの周囲に配される。
 支持板61の一端には左右に延びる軸部61aが形成される。軸部61aはダンパ室34の側壁に設けた嵌合孔(不図示)に嵌合され、ダンパ60を枢支する。軸部61aには筐体21の側壁とダンパ室34の側壁との間に配されるステッピングモータ(不図示)が連結される。ステッピングモータの駆動によってダンパ60が回動する。
 空気通路30はダンパ室34から第1分岐通路35及び第2分岐通路36に分岐する。空気通路30の流路はダンパ60によって第1分岐通路35及び第2分岐通路36に択一的に切り換えられる。詳細を後述するように、第1分岐通路35を流通する気流には冷蔵室2に送出されるイオンが含まれ、第2分岐通路36を流通する気流にはオゾン触媒70で吸着されるオゾンが含まれる。
 このため、第1分岐通路35は空気通路30の後部に対して略一直線状に配される。これにより、第1分岐通路35を通る気流の圧力損失を小さくして冷蔵室2にイオンを送出することができる。また、第2分岐通路36はダンパ室34から下方に延び、屈曲して前方に延びて形成される。これにより、第2分岐通路36を通る気流に乱流を発生し、空気にオゾンを十分接触させることができる。
 第1分岐通路35の上流端にはダンパ室34に臨む連結口35aが傾斜面上に設けられる。第2分岐通路36の上流端にはダンパ室34に臨む連結口36aが水平面上に設けられる。図4に示すように、ダンパ60のパッキン63が連結口36aの周縁に密接すると第1分岐通路35が開かれて第2分岐通路36が閉じられる。また、図7に示すように、ダンパ60のパッキン62が連結口35aの周縁に密接すると第2分岐通路36が開かれて第1分岐通路35が閉じられる。
 連結口35a、36aをそれぞれ密閉するためにパッキン62、63の周縁は連結口35a、36aの周縁よりも外側に配される。また、ダンパ60の軸部61aはステッピングモータに連結して駆動されるため、強度を確保する必要がある。このため、軸部61aが支持板61のパッキン62、63を貼着した部分の厚みよりも大きい径に形成される。これにより、軸部61aはパッキン62、63の周縁よりも外側に設けられ、連結口35a、36aの前端よりも前方に配される。
 軸部61aが連結口35aの前端よりも前方に配置されるため、連結口35aを開いた際にパッキン62の上面と連結口35aの前端との間には隙間64が形成される。支持板61の上面には傾斜部61bが設けられるので、気流が傾斜部61bに沿って第1分岐通路35に導かれて隙間64への気流の流入を防止することができる。従って、圧力損失をより低減して円滑に気流を第1分岐通路35に流通させることができる。
 第1分岐通路35の対向する側壁35b間の距離は前方になる程大きくなっている。これにより、第1分岐通路35を流通する気流が左右方向に広がって第1吹出口30bから冷蔵室2に送出される。従って、冷蔵室2の広い範囲にイオンを拡散させることができる。
 この時、第1吹出口30bと遠心ファンから成る送風機40の偏心した排気口40aとは左右方向の中心位置が偏り、突出部23は排気口40aの左右方向の中心線上に配される。また、第1吹出口30bに設けられる突出部23の平面形状は頂点を後方に配した三角形に形成され、突出部23の側面23bは前後方向に対して傾斜する。
 これにより、空気通路30を流通する気流を突出部23の両側面23bによって円滑に左右方向に案内して広げることができる。従って、イオン送出ユニット20を固定するために設けられる突出部23によって気流を案内する案内部を構成し、部品点数を削減することができる。尚、突出部23の側面23bは前後方向に対して傾斜した曲面により形成してもよい。
 第2分岐通路36に配されるオゾン触媒70は二酸化マンガン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素を主成分とするコルゲートハニカム状に形成されている。これにより、オゾン触媒70を通過する空気内に含まれたオゾンを吸着する。
 上記構成の冷蔵庫1において、冷却器14で生成された冷気は冷凍室送風機15の駆動により冷気通路11を流通して製氷室3及び冷凍室5に送出される。該冷気は製氷室3及び冷凍室5を流通し、戻り口を介して冷却器14に戻る。これにより、製氷室3及び冷凍室5が冷却され、貯蔵物及び氷を冷凍保存する。
 冷蔵室ダンパ(不図示)の開成により冷気通路11を流通する冷気の一部は冷気通路12に導かれ、冷蔵室2に送出される。これにより、冷蔵室2が冷却され、貯蔵物を冷蔵保存する。冷蔵室2を流通した冷気は連通路(不図示)を介して冷却器14に戻る。
 イオン送出ユニット20は使用者により選択される循環モード、除菌モード、脱臭モードによって駆動される。循環モードでは送風機40が駆動され、イオン発生装置50が停止される。また、ダンパ60によって例えば、第1分岐通路35が開かれて第2分岐通路36が閉じられる。
 冷蔵室2内の空気は循環ダクト13を流通してイオン送出ユニット20の空気通路30に流入する。空気通路30を流通する空気は矢印B1(図4参照)に示すように第1分岐通路35を流通し、第1吹出口30bから送出される。これにより、冷蔵室2内の冷気が循環される。尚、ダンパ60によって第2分岐通路36を開いて第1分岐通路35を閉じてもよい。
 除菌モードでは送風機40及びイオン発生装置50が駆動される。また、ダンパ60によって第1分岐通路35が開かれて第2分岐通路36が閉じられる。冷蔵室2内の空気は循環ダクト13を流通してイオン送出ユニット20の空気通路30に流入する。空気通路30を流通する空気はイオン発生装置50により発生したイオンを含み、矢印B1(図4参照)に示すように第1分岐通路35を流通して第1吹出口30bから送出される。イオンから生成される[・OH]やHにより、冷蔵室2内の除菌及び脱臭が行われる。
 脱臭モードでは送風機40及びイオン発生装置50が駆動される。また、ダンパ60によって第2分岐通路36が開かれて第1分岐通路35が閉じられる。冷蔵室2内の空気は循環ダクト13を流通してイオン送出ユニット20の空気通路30に流入する。空気通路30を流通する空気にはイオン発生装置50により発生したイオン及びオゾンが含まれる。
 イオンから生成される[・OH]やHとオゾンとによって気流に含まれる臭気成分が分解される。オゾンを含む空気は矢印B2、B3(図7参照)に示すように第2分岐通路36を流通し、オゾン触媒70によりオゾンが吸着される。そして、オゾンを除去された空気が第2吹出口30cから送出される。これにより、冷蔵室2内の脱臭が行われ、除菌モードよりも高い脱臭効果が得られる。
 本実施形態によると、冷蔵室2や冷蔵室2に連通する冷気通路12及び循環通路13に面して配されるダクト部材16を形成する発泡樹脂がスチレン-アクリロニトリル共重合体から成るので、冷蔵室2内の臭気成分の発泡樹脂への吸着が低減される。このため、臭気成分が発泡樹脂に蓄積して逐次放出されることを防止し、冷蔵室2の扉2aを開いた際の使用者の不快感を低減することができる。
 また、冷蔵室2内にイオンを送出するイオン送出ユニット20を設けたので、ダクト部材16による臭気成分の吸着を低減してイオンによって臭気成分が分解される。従って、冷蔵室2内の臭気が更に低減され、使用者の不快感をより低減することができる。
 また、イオン送出ユニット20のイオン発生装置50によりオゾンを発生し、空気通路30内にオゾンを吸着するオゾン触媒70を備えたので、ダクト部材16による臭気成分の吸着を低減してオゾンによって臭気成分が分解される。従って、冷蔵室2内の臭気が更に低減され、使用者の不快感をより低減することができる。
 また、ダクト部材16を形成する発泡樹脂の発泡倍率が30倍~50倍であるので、ダクト部材16の歩留りを向上して形状を維持することができる。
 本実施形態において、空気通路30内に二酸化マンガン、酸化第二銅及びゼオライトを主成分とするコルゲートハニカム状の低温脱臭触媒を配してもよい。これにより、低温脱臭触媒を通過する空気内に含まれたジメチルジサルファイト、トリメチルアミン、メチルメルカプタン等の臭気成分を吸着することができる。従って、オゾンにより分解できない臭気成分を吸着して脱臭効果をより向上することができる。
 また、イオン送出ユニット20が設けられず、冷蔵室2に活性炭やゼオライト等の脱臭剤を設置した場合もダクト部材16による臭気成分の吸着を低減して脱臭剤により臭気成分が吸着される。従って、本実施形態と同様の効果を得ることができる。また、冷凍室3の背後に設けられる冷気通路11を形成するダクト部材をスチレン-アクリロニトリル共重合体の発泡により形成してもよい。
 本発明によると、貯蔵室または貯蔵室に連通する通路に発泡樹脂を配した冷蔵庫に利用することができる。
   1  冷蔵庫
   2  冷蔵室
   3  製氷室
   5  冷凍室
  10  断熱箱体
  10a 発泡樹脂
  11、12 冷気通路
  13  循環通路
  14  冷却器
  15  冷凍室送風機
  16  ダクト部材
  20  イオン送出ユニット
  21  筐体
  21a 本体部
  21b 上面カバー
  21c リブ
  22  支持部
  23  突出部
  25  緩衝材
  26  凹部
  30  空気通路
  30a 吸込口
  30b 第1吹出口
  30c 第2吹出口
  31  流入部
  32  絞り部
  32a 傾斜面
  33  左右絞り部
  34  ダンパ室
  35  第1分岐通路
  35a、36a 連通口
  36  第2分岐通路
  40  送風機
  40a 吸気口
  40b 排気口
  50  イオン発生装置
  50a イオン発生面
  51  プラスイオン発生部
  52  マイナスイオン発生部
  54  隙間
  55  遮蔽部材
  60  ダンパ
  61  支持板
  61a 軸部
  61b 傾斜部
  62、63 パッキン
  70  オゾン触媒

Claims (6)

  1.  貯蔵物を貯蔵する貯蔵室または前記貯蔵室に連通する通路に面して配される発泡樹脂がスチレン-アクリロニトリル共重合体から成ることを特徴とする冷蔵庫。
  2.  吸込口と吹出口とを開口する筐体内に形成される空気通路と、前記空気通路に配される送風機と、放電によりイオンを発生するイオン発生装置とを有してイオンを送出するイオン送出ユニットを前記貯蔵室内に設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3.  前記イオン発生装置によりオゾンを発生するとともに、前記空気通路内にオゾンを吸着するオゾン触媒を備えたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4.  前記貯蔵室の背面に配されて前記吸込口に一端を連結するとともに前記貯蔵室に臨む空気の流入口を開口する循環ダクトを設け、前記循環ダクトの壁面を前記発泡樹脂により形成したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5.  前記貯蔵室の背面に配されて冷却器で生成した冷気が流通するとともに前記貯蔵室に臨む冷気の吐出口を開口する冷気通路を設け、前記冷気通路の壁面を前記発泡樹脂により形成したことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6.  前記発泡樹脂の発泡倍率が30倍~50倍であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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