WO2011132619A1 - 固体撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

 自然な色合の異なる2種類のカラー画像を撮影できる固体撮像素子を提供する。 分光感度特性が異なる光電変換素子51W,51Nを含むペアを複数有する固体撮像素子5であって、光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲と光電変換素子51Nが主として分光感度を有する波長範囲が、それぞれ可視光の特定の色の波長範囲に入っており、ペアの光電変換素子51Wの分光感度特性における半値幅が、当該ペアの光電変換素子Nの分光感度特性における半値幅よりも広く、当該光電変換素子51Wの分光感度を有する波長範囲の各波長における分光感度が、当該光電変換素子51Nの前記各波長における分光感度よりも高くなっており、当該光電変換素子51Wの半値幅に対する当該光電変換素子51Nの半値幅の減少率が、当該光電変換素子51Wのピーク感度に対する当該光電変換素子51Nのピーク感度の減少率よりも大きい。

Description

固体撮像素子及び撮像装置
 本発明は、固体撮像素子及び撮像装置に関する。
 固体撮像素子に搭載されるカラーフィルタの配列として様々な配列が提案され使用されている。例えば下記の特許文献1記載の撮像装置では、ベイヤ配列と呼ばれるカラーフィルタ配列が用いられている。ベイヤ配列は、各画素に3原色R(赤)G(緑)B(青)の内のいずれか1色のカラーフィルタをモザイク的に配列するものである。このベイヤ配列では、例えば赤色フィルタが搭載された赤色画素は緑色及び青色の信号を検出できない。このため、当該赤色画素の周りの緑色フィルタ,青色フィルタを搭載した画素信号を補間演算してこの赤色画素位置の緑色信号,青色信号を求める様にしている。
 下記の特許文献2に記載の撮像素子は、斜め方向に隣接する2画素ずつをペアとし、3原色RGBのうちのいずれか1色のカラーフィルタを、ペア画素を単位にモザイク的に配列している。そして、例えば緑色フィルタを搭載するペアの画素の夫々には、G1カラーフィルタ,G2カラーフィルタを搭載する様にしている。
 G1とG2の関係は、例えばG1とG2を加算するとG色となるように選択される。G色カラーフィルタは、波長540nmを中心波長とし、前後夫々100nm程度の幅の釣り鐘状の分光特性を持つように製造される。これに対し、例えばG1,G2はこれを2つに分離し、波長440nm~540nmの色をG1フィルタで検出し、波長540nm~640nmをG2フィルタで検出する様にする。同様に、R色,B色も、ペアとなる画素がR1,R2フィルタを搭載し、B1,B2フィルタを搭載する様にする。
 この様に、カラーフィルタで分離する色をR,G,Bの3色とするより更に細かく分離することで、被写体画像の色再現性を向上させることができる。
 下記の特許文献3記載の撮像装置では、各画素が、小面積部分と大面積部分とに分割されている。そして更に、例えば緑色(G)フィルタを搭載する画素においては、小面積部分に積層するフィルタ厚が大面積部分より厚く、あるいはフォトダイオードを構成するn領域の厚さが薄くなっている。
 この結果、小面積部分は、ある波長域の入射光を殆ど検出できなくなっているのに対し、大面積部分ではこの波長域の光を検出できる様になる。このことを利用して、この撮像装置では、上記の波長域の光が存在するか否かを検出し、光源種別を判定している。
日本国特開2006―135468号公報 日本国特開2009―268078号公報 日本国特開2004―289728号公報
 カラー画像を表示できる従来のモニタ装置は、ブラウン管型モニタ装置(CRT)が一般的であったが、近年では、液晶ディスプレイ装置が液晶テレビとして一般に普及している。この結果、一般ユーザは、自然な色合いのカラー画像とは色合いが異なる鮮やかなカラー画像を見慣れてしまい、デジタルカメラで撮影したカラー画像では物足りなく感じる例が増えている。
 上述した従来の固体撮像素子に用いられているカラーフィルタは、自然な色合いで被写体画像の色再現ができるように考案されたものに過ぎない。このため、被写体のカラー画像を鮮やかなカラー画像として撮影することができない。
 その一方で、被写体のカラー画像を自然な色合いで撮影しなければならない撮影シーンも存在し、鮮やかな色合いのカラー画像と自然な色合いのカラー画像の両方を撮影できる撮像装置に対する要望が高い。
 本発明の目的は、自然な色合い(色再現性)の異なる2種類のカラー画像を同時に撮像することができる固体撮像素子及びこれを備える撮像装置を提供することにある。
 本発明の固体撮像素子は、分光感度特性が異なる第一の光電変換素子及び第二の光電変換素子のペアを複数有する固体撮像素子であって、各ペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲と前記各ペアの前記第二の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲とが、それぞれ可視光の特定の色の波長範囲に入っており、前記複数のペアは、前記特定の色が異なる複数種類のペアを含み、前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも広くなっており、前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲の各波長における前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の前記各波長における分光感度よりも高くなっており、(前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅)/(当該各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度のピーク感度)が、(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性のおける半値幅)/(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度のピーク感度)よりも大きくなっているものである。
 本発明の撮像装置は、前記固体撮像素子を備えるものである。
 本発明によれば、自然な色合いの異なる2種類のカラー画像を同時に得ることが可能な固体撮像素子及びこれを備える撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置(デジタルカメラ)の概略構成を示す図 図1に示したデジタルカメラにおける固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図 図2に示した固体撮像素子における光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの分光感度特性を示した図 図2に示した固体撮像素子における光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの分光感度特性の別の例を示した図 図2に示した固体撮像素子をMOS型に変形したときの構成例を示す図 図2に示した固体撮像素子の光電変換素子の配列の変形例を示す図 図2に示した固体撮像素子の光電変換素子の配列の変形例を示す図
 以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
 図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図である。撮像装置としては、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、電子内視鏡及びカメラ付携帯電話機等に搭載される撮像モジュール、等があり、ここではデジタルカメラを例にして説明する。
 図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCD型の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
 デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12を制御する。また、システム制御部11は、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したり、ズーム調整を行ったりする。また、システム制御部11は、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
 また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
 デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備える。アナログ信号処理部6とA/D変換回路7は、システム制御部11によって制御される。
 更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行って画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、固体撮像素子5で撮像して得られた画像データから顔認識処理によって顔を検出する顔検出部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部23が接続される表示制御部22とを備える。メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、顔検出部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
 図2は、図1に示したデジタルカメラにおける固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図である。
 図2に示したように、固体撮像素子5は、複数の光電変換素子51Wからなる第一グループと、複数の光電変換素子51Nからなる第二グループと、複数の垂直電荷転送部54と、水平電荷転送部52と、出力部53とを備える。
 固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子は、半導体基板表面の列方向Yとこれに交差する(図2の例では直交する)行方向Xとに二次元状に配置されている。この全ての光電変換素子は、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51Wからなる第一の光電変換素子列と、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51Nからなる第二の光電変換素子列とを有する。そして、第一の光電変換素子列と第二の光電変換素子列が、行方向Xに交互に一定ピッチで並べられている。更に、第一の光電変換素子列は、第二の光電変換素子列に対して、各光電変換素子列の各光電変換素子の列方向Yにおける配列ピッチの1/2だけ列方向Yにずらして配置されている。このような配列は、正方格子状に配置した各光電変換素子51Wに対して斜め45°方向にずれた位置に光電変換素子51Nを配置することで得ることができる。
 このように、各光電変換素子51Wには、各光電変換素子51Wに対して同一の位置関係で(同一の方向に)光電変換素子51Nが隣接して配置されている。そして、各光電変換素子51Wと、各光電変換素子51Wに対して同一の位置関係で隣接する光電変換素子51Nとで、ペアを構成している。
 固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子は、略同一構成(設計上の値が同一)となっている。略同一構成とは、半導体基板内に形成される光電変換領域(フォトダイオード)のサイズが略同じであり、その光電変換領域の上方に形成される遮光膜の開口サイズも略同じであることを意味する。
 この固体撮像素子5では、ペアを構成する光電変換素子51Wと光電変換素子51Nが、次の条件を満たしている。
 (1)光電変換素子51Wと光電変換素子51Nは互いに異なる分光感度特性を有する。
 (2)光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲と、光電変換素子51Nが主として分光感度を有する波長範囲(例えば光電変換素子51Nの分光感度特性における半値幅)とが、可視光のうちの特定の色の光の波長範囲に入っている。
 (3)光電変換素子51Nの分光感度特性における半値幅が、光電変換素子51Wの分光感度特性における半値幅よりも狭い。
 (4)光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲の各波長における分光感度の値が、光電変換素子51Nの当該各波長における分光感度の値よりも大きくなっている。
 (5)光電変換素子51Wの分光感度特性における半値幅に対する、光電変換素子51Wの分光感度のピーク値の比(半値幅/ピーク値)が、光電変換素子51Nの分光感度特性における半値幅に対する、光電変換素子51Nの分光感度のピーク値の比(半値幅/ピーク値)より大きい。
 つまり、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nでは、光電変換素子51Wの半値幅に対する光電変換素子51Nの半値幅の比(光電変換素子51Wの半値幅/光電変換素子51Nの半値幅)が、光電変換素子51Wのピーク感度に対する光電変換素子51Nのピーク感度の比(光電変換素子51Wのピーク感度/光電変換素子51Nのピーク感度)よりも大きくなっており、半値幅の減少率に比べて、感度の減少率が少ない特性となっている。
 なお、光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲とは、その光電変換素子から出力される信号のうちの大部分が、その波長範囲の光に応じた信号であることを意味し、その波長範囲以外の光に応じた信号が、その光電変換素子から出力される信号に対してほとんど影響を与えないような範囲のことを示す。以下では、各光電変換素子の分光感度特性における半値幅を、その各光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲として説明する。
 ペアを構成する光電変換素子51Wと光電変換素子51Nとで分光感度特性を異ならせる方法としてはいくつか挙げられるが、この固体撮像素子5では、これらの上方に設けるカラーフィルタの分光感度特性を異ならせる方法を採用している。
 各光電変換素子51Wの上方には、全体としてベイヤ状に配置された赤色光を透過するカラーフィルタR1と、緑色光を透過するカラーフィルタG1と、青色光を透過するカラーフィルタB1とが設けられている。
 図2においては、カラーフィルタR1が上方に設けられた光電変換素子51Wに“R1”の文字を付してある。また、カラーフィルタG1が上方に設けられた光電変換素子51Wに“G1”の文字を付してある。また、カラーフィルタB1が上方に設けられた光電変換素子51Wに“B1”の文字を付してある。
 各光電変換素子51Nの上方には、全体としてベイヤ状に配置された赤色光を透過するカラーフィルタR2と、緑色光を透過するカラーフィルタG2と、青色光を透過するカラーフィルタB2とが設けられている。
 図2においては、カラーフィルタR2が上方に設けられた光電変換素子51Nに“R2”の文字を付してある。また、カラーフィルタG2が上方に設けられた光電変換素子51Nに“G2”の文字を付してある。また、カラーフィルタB2が上方に設けられた光電変換素子51Nに“B2”の文字を付してある。
 以下の説明では、カラーフィルタR1とカラーフィルタR2を総称して赤色フィルタともいい、カラーフィルタG1とカラーフィルタG2を総称して緑色フィルタともいい、カラーフィルタB1とカラーフィルタB2を総称して青色フィルタともいう。
 このように、ペアを構成する光電変換素子51W及び光電変換素子51Nの各々の上方には同一色のフィルタ(赤色フィルタ、緑色フィルタ、又は青色フィルタ)が配置されている。したがって、固体撮像素子5には、上方に設けられるフィルタの色が異なる3種類のペア(赤色フィルタを上方に持つRペア、緑色フィルタを上方に持つGペア、青色フィルタを上方に持つBペア)が含まれる。
 なお、Rペアの各光電変換素子に対する上記条件(2)における特定の色は赤色になる。Gペアの各光電変換素子に対する上記条件(2)における特定の色は緑色になる。Bペアの各光電変換素子に対する上記条件(2)における特定の色は青色になる。
 Rペアの各光電変換素子では、カラーフィルタR1とカラーフィルタR2のそれぞれの分光感度特性を異ならせることで、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nとに分光感度特性の差を設けている。なお、カラーフィルタR1とカラーフィルタR2は、その厚みは略同じであり、その材料、組成等によって分光感度特性が異なるものとなっている。
 Gペアの各光電変換素子では、カラーフィルタG1とカラーフィルタG2のそれぞれの分光感度特性を異ならせることで、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nとに分光感度特性の差を設けている。なお、カラーフィルタG1とカラーフィルタG2は、その厚みは略同じであり、その材料、組成等によって分光感度特性が異なるものとなっている。
 Bペアの各光電変換素子では、カラーフィルタB1とカラーフィルタB2のそれぞれの分光感度特性を異ならせることで、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nとに分光感度特性の差を設けている。なお、カラーフィルタB1とカラーフィルタB2は、その厚みは略同じであり、その材料、組成等によって分光感度特性が異なるものとなっている。
 カラーフィルタR1、R2、G1、G2、B1、B2の厚さが異なると、固体撮像素子5の表面に凹凸ができ、その上にマイクロレンズを積層する工程が複雑となる。そこで、製造を容易とし製造コストを低減するために、前述したように、同じ厚さのフィルタとするのが好ましい。
 以下では、Rペアの各光電変換素子、Gペアの各光電変換素子、Bペアの各光電変換素子の分光感度特性の具体例を説明する。
 図3は、図2に示した固体撮像素子5における光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの分光感度特性を示した図である。
 図3において、符号R1(λ),G1(λ),B1(λ)で示した特性が、それぞれカラーフィルタR1,G1,B1が設けられた光電変換素子51Wの分光感度特性を示す。
 また、符号R2(λ),G2(λ),B2(λ)で示した特性が、それぞれカラーフィルタR2,G2,B2が設けられた光電変換素子51Nの分光感度特性を示す。
 なお、図3に示した分光感度特性は、固体撮像素子5単体でみたときのものであり、赤外線カットフィルタ3を持つデジタルカメラに搭載した状態でのものではない。
 図3の例では、R1(λ)においてピーク感度となる波長は605nmとなっている。また、R2(λ)においてピーク感度となる波長は610nmとなっている。また、G1(λ)においてピーク感度となる波長は515nmとなっている。また、G2(λ)においてピーク感度となる波長は540nmとなっている。また、B1(λ)においてピーク感度となる波長は450nmとなっている。また、B2(λ)においてピーク感度となる波長は450nmとなっている。
 図3に示した例では、Rペアの光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲(半値幅)の各波長における分光感度の値は、Rペアの光電変換素子51Nの当該各波長における分光感度の値よりも大きくなっている。
 また、分光感度特性R2(λ)における半値幅は、分光感度特性R1(λ)における半値幅よりも狭く、かつ、分光感度特性R1(λ)における半値幅よりも内側で、かつ、短波長側に寄っている。つまり、分光感度特性R2(λ)における半値幅の中央の点が、分光感度特性R1(λ)における半値幅の中央の点よりも短波長側にある。
 また、分光感度特性R1(λ)における半値幅が、赤色の波長範囲に入っている。
 更に、分光感度特性R1(λ)の半値幅に対するピーク値の比が、分光感度特性R2(λ)の半値幅に対するピーク値の比よりも大きくなっている。また、分光感度特性R1(λ)と分光感度特性R2(λ)では、山の短波長側の裾野の位置がほぼ一致している。
 なお、分光感度特性R1(λ),R2(λ)における各半値幅は、380nm~780nmの波長範囲における値とした。
 図3に示した例では、Gペアの光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲(半値幅)の各波長における分光感度の値は、Gペアの光電変換素子51Nの当該各波長における分光感度の値よりも大きくなっている。
 また、分光感度特性G2(λ)における半値幅は、分光感度特性G1(λ)における半値幅よりも狭く、かつ、分光感度特性G1(λ)における半値幅よりも内側で、かつ、長波長側に寄っている。つまり、分光感度特性G2(λ)における半値幅の中央の点が、分光感度特性G1(λ)における半値幅の中央の点よりも長波長側にある。
 また、分光感度特性G1(λ)における半値幅が、緑色の波長範囲に入っている。更に、分光感度特性G1(λ)の半値幅に対するピーク値の比が、分光感度特性G2(λ)の半値幅に対するピーク値の比よりも大きくなっている。また、分光感度特性G1(λ)と分光感度特性G2(λ)では、山の裾野の位置がほぼ一致している。
 図3に示した例では、Bペアの光電変換素子51Wが主として分光感度を有する波長範囲(半値幅)の各波長における分光感度の値は、Bペアの光電変換素子51Nの当該各波長における分光感度の値よりも大きくなっている。
 また、分光感度特性B2(λ)における半値幅は、分光感度特性B1(λ)における半値幅よりも狭く、かつ、分光感度特性B1(λ)における半値幅よりも内側で、かつ、短波長側に寄っている。つまり、分光感度特性B2(λ)における半値幅の中央の点が、分光感度特性B1(λ)における半値幅の中央の点よりも短波長側にある。
 また、分光感度特性B1(λ)における半値幅が、青色の波長範囲に入っている。更に、分光感度特性B1(λ)の半値幅に対するピーク値の比が、分光感度特性B2(λ)の半値幅に対するピーク値の比よりも大きくなっている。また、分光感度特性B1(λ)と分光感度特性B2(λ)では、山の裾野の位置がほぼ一致している。
 なお、分光感度特性B1(λ),B2(λ)における各半値幅は、380nm~780nmの波長範囲における値とした。
 なお、上述してきた“山の裾野”は、例えば、分光感度特性がピーク値の1/10の値をとる波長のことを言う。
 このように、例えば図3に示した分光感度特性にすることで、上記(1)~(5)の条件を満たすことができる。
 複数の垂直電荷転送路54は、各光電変換素子列に対応して1つずつ設けられており、対応する光電変換素子列の各光電変換素子から読み出した電荷を、列方向Yに転送する。
 垂直電荷転送部54は、半導体基板内に形成された電荷転送チャネル54aと、この上方に列方向Yに並べて設けられた転送電極V1~V8とで構成されている。転送電極V1~V8には、撮像素子駆動部10から駆動パルスが供給されるようになっており、この駆動パルスによって、垂直電荷転送部54が駆動される。
 電荷転送チャネル54aと、これに対応する光電変換素子列の各光電変換素子との間には、電荷読み出し領域56(図2では模式的に矢印で示した)が形成されている。
 転送電極V3は、第一グループの光電変換素子51Wのうち、固体撮像素子5の水平電荷転送部52が設けられた側とは反対側の端部(上端部)から数えて奇数行目の光電変換素子51Wの電荷読み出し領域56も覆っており、この光電変換素子51Wから電荷を読み出すための読み出し電極も兼ねている。
 転送電極V7は、第一グループの光電変換素子51Wのうち、固体撮像素子5の上端部から数えて偶数行目の光電変換素子51Wの電荷読み出し領域56も覆っており、この光電変換素子51Wから電荷を読み出すための読み出し電極も兼ねている。
 転送電極V5は、第二グループの光電変換素子52Nのうち、固体撮像素子5の上端部から数えて奇数行目の光電変換素子52Nの電荷読み出し領域56も覆っており、この光電変換素子52Nから電荷を読み出すための読み出し電極も兼ねている。
 転送電極V1は、第二グループの光電変換素子52Nのうち、固体撮像素子5の上端部から数えて偶数行目の光電変換素子52Nの電荷読み出し領域56も覆っており、この光電変換素子52Nから電荷を読み出すための読み出し電極も兼ねている。
 水平電荷転送部52は、複数の垂直電荷転送部54を転送されてきた電荷を、行方向Xに転送する。
 出力部53は、水平電荷転送部52を転送されてきた電荷を、その電荷量に応じた信号に変換して出力する。
 ペアの光電変換素子51Wは、当該ペアの光電変換素子51Nよりも半値幅が広いワイドな分光感度特性を持つ。このため、第一グループの光電変換素子51Wから得られる信号のことを以下ではワイド信号とも言う。
 また、ペアの光電変換素子51Nは、当該ペアの光電変換素子51Wよりも半値幅が狭い、ナローな分光感度特性を持つ。このため、第二グループの光電変換素子51Nから得られる信号のことをナロー信号とも言う。
 以上のように構成されたデジタルカメラでは、固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子から信号を読み出し、ナロー信号から1つの画像データを生成し、ワイド信号から1つの画像データを生成して、それぞれを別々に記録する2枚撮りモードを有している。
 2枚撮りモードにおいて、撮像指示があると、撮像素子駆動部10は、第一グループと第二グループを同一の露光時間で露光して、露光終了後、ナロー信号とワイド信号を固体撮像素子5から出力させる。
 そして、デジタル信号処理部17が、ナロー信号を処理して1つの画像データ(ナロー画像データ)を生成し、ワイド信号を処理して1つの画像データ(ワイド画像データ)を生成する。生成された2つの画像データは、それぞれ独立に、記録媒体21に記録される。
 以上のように、このデジタルカメラによれば、図3に示すような分光特性を持つ固体撮像素子5を用いているため、2枚撮りモードにおいて色合い(色再現性)の異なる2つの画像データを同時に得ることができる。
 特に、固体撮像素子5は(1)~(4)の条件に加えて(5)の条件を満たしているため、ナロー画像データとワイド画像データの各々を、色合いは違うがどちらもRGB原色の画像データにすることができる。
 このような効果が得られる(上記(1)~(5)の条件を満たす)固体撮像素子5の分光感度特性の例としては、図4に示したようなものであってもよい。図4に示した特性は、上記(1)~(5)の条件の他に、分光感度特性R1(λ),G1(λ),B1(λ)と、分光感度特性R2(λ),G2(λ),B2(λ)とで、分光感度特性の山の裾野の位置がほぼ一致しているという条件を満たしている。
 図4に示した例によれば、特に、分光感度特性R1(λ),G1(λ),B1(λ)と、分光感度特性R2(λ),G2(λ),B2(λ)とで、分光感度特性の山が完全に分離している(分光感度特性の2つの山のうち、一方が他方の内側に完全に入っている)という条件を満たしている。この条件を満足することにより、ワイド画像データと比較して、ナロー画像データを、RGBの原色が強調された画像データにすることができる。図3に示した例でも、各光電変換素子が主として分光感度を有する範囲においては、このような条件を満たすため、同様の効果を得ることができる。
 また、図3に例示した分光感度特性によれば、分光感度特性G2(λ)の半値幅が、分光感度特性G1(λ)の半値幅の内側で長波長側に寄っている。このため、例えば、480nm付近の波長が多い被写体(例えば海や空)を撮像した場合、カラーフィルタG2を上方に持つ光電変換素子51Nは、ほとんど感光しないことになる。また、カラーフィルタB1を上方に持つ光電変換素子51WとカラーフィルタB2を上方に持つ光電変換素子51Nとは、同程度に感光することになる。
 つまり、同じ被写体であっても、ワイド信号の方がナロー信号よりも緑色成分を多く含むことになる。したがって、ナロー信号から生成した画像データであれば、海や空が緑色成分の少ない非常に濃い(鮮やかな)青色で再現されることになり、ワイド信号から生成した画像データであれば、海や空が緑色成分を多く含む自然な青色で再現されることになる。このように、鮮やかな画像と自然な画像とを1回の撮像で得ることができる。
 また、条件(1)~(5)を満たした上で、図3に示した分光感度特性G2(λ)のピーク感度が例えば500nmのところに来るように分光感度特性G2(λ)の山形を短波長側にスライドさせた特性(分光感度特性G2(λ)の半値幅が、分光感度特性G1(λ)の半値幅の内側で短波長側に寄っている特性)にしてもよい。
 このようにした場合には、例えば580nm付近の波長が多い被写体(例えば夕焼け)を撮像したときに、ナロー信号から生成した画像データであれば、夕焼けが緑色成分の少ない非常に濃い赤色で再現されることになり、ワイド信号から生成した画像データであれば、夕焼けが緑色成分を多く含む自然な赤色で再現されることになる。
 このように、固体撮像素子5には、上記(1)~(5)の条件に加えて、図3に例示されるように、分光感度特性G2(λ)の半値幅を分光感度特性G1(λ)の半値幅の内側でかつ短波長側又は長波長側に寄せた分光感度特性を持たせることが、色再現性の異なる画像データを得る上で好ましい。
 なお、図3において、条件(1)~(5)を満たした上で、分光感度特性B2(λ)の半値幅が、分光感度特性B1(λ)の半値幅の内側で長波長側によっていたり、分光感度特性B2(λ)における半値幅の中央の点が、分光感度特性B1(λ)における半値幅の中央の点と同じ位置にあったりしてもよい。
 また、図3において、条件(1)~(5)を満たした上で、分光感度特性R2(λ)の半値幅が、分光感度特性R1(λ)の半値幅の内側で長波長側によっていたり、分光感度特性R2(λ)における半値幅の中央の点が、分光感度特性R1(λ)における半値幅の中央の点と同じ位置にあったりしてもよい。
 図3に例示したように、分光感度特性B2(λ)の半値幅が、分光感度特性B1(λ)の半値幅の内側で短波長側によっていると、ナロー信号から生成した画像データが、原色強調された画像データで再現されることになる。このため、色合いの違いをより明確にすることができる。
 また、図3において、分光感度特性R2(λ)の半値幅が、分光感度特性R1(λ)の半値幅の内側で長波長側によっている構成にした場合は、ナロー信号から生成した画像データが、原色強調された画像データで再現されることになるため、色合いの違いをより明確にすることができる。
 また、固体撮像素子5では、第一グループの光電変換素子51Wに同一位置関係で隣接する位置に第二グループの光電変換素子51Nが配置されているため、第一グループから得られる信号から生成した画像データと、第二グループから得られる信号から生成した画像データとにおける被写体の位置ずれを最小限にすることができる。
 つまり、被写体の位置や解像度を変えることなく、色再現性の異なる2つの画像データを1回の撮像で同時に得ることができる。
 特に、このデジタルカメラによれば、条件(1)~(5)を満たした固体撮像素子5を用いていることにより、例えば、人が写っている場合には、感度が高く彩度が低いワイド画像データにより、人肌を自然に再現した画像を得ることができる。一方、湖水と緑の森などの風景が写っている場合には、感度は若干低くなるがその感度低下分よりも彩度の高いナロー画像データにより、青と緑が際立って鮮やかな色に再現された画像を得ることができる。このように、シーンに応じて好ましい画像を記録することができるのみならず、2枚撮りをすることが出来る。このため、例えば湖水と緑の森などの風景を背景として人を写した場合等、彩度の異なる被写体を含むシーンの撮影に特に有用である。
 なお、ペアを構成する光電変換素子51Wと光電変換素子51Nとで分光感度特性を異ならせる方法としては、次のような方法を採用してもよい。
 すなわち、カラーフィルタR1とカラーフィルタR2の各々の分光感度特性は同じとし、カラーフィルタG1とカラーフィルタG2の各々の分光感度特性は同じとし、カラーフィルタB1とカラーフィルタB2の各々の分光感度特性は同じとする。そして、ペアの光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの構造を異ならせることで、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの分光感度特性に差をつける。
 例えば、ペアを構成する光電変換素子51W,51Nのうち、光電変換素子51Wを構成するフォトダイオードのpn接合面の深さと、光電変換素子51Nを構成するフォトダイオードのpn接合面の深さとを変える方法等がある。
 また、固体撮像素子5はCCD型に限らず、図5に示したように、MOS型としてもよい。
 図5は、図1に示す固体撮像素子5をMOS型にしたときの構成例を示す平面模式図である。図5に示す固体撮像素子5’において、光電変換素子51Wと光電変換素子51Nの配列は図2に示したものと同じである。
 固体撮像素子5’に含まれる全ての光電変換素子の各々には、図示しないMOS回路がその近傍に対応して設けられている。MOS回路は、例えば周知の3トランジスタ構成である。
 固体撮像素子5’は、第一グループの光電変換素子51Wに対応して設けられた、CDS回路55Wと、トランジスタ56Wと、Hデコーダ57Wと、信号出力線58Wと、配線59W(一部のみ図示)と、Vデコーダ60Wと、配線61W(一部のみ図示)とを備える。
 行方向Xに並ぶ複数の光電変換素子51WからなるW光電変換素子行に対応するMOS回路には配線61Wが接続され、この配線61Wが、Vデコーダ60Wに接続されている。
 Vデコーダ60Wは、各W光電変換素子行を1つずつ選択して、選択した光電変換素子行に対応するMOS回路から配線59Wに信号を読み出す駆動を行う。
 CDS回路55Wは、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51WからなるW光電変換素子列に対応して設けられ、対応するW光電変換素子列のMOS回路に配線59Wを介して接続されている。CDS回路55Wは、入力された信号に相関二重サンプリング処理を施す。
 Hデコーダ57Wは、各CDS回路55Wにトランジスタ56Wを介して接続され、トランジスタ56Wを順次オンしていくことで、CDS回路55Wで処理後の信号を信号出力線58Wに出力させる。
 固体撮像素子5’は、更に、第二グループの光電変換素子51Nに対応して設けられた、CDS回路55Nと、トランジスタ56Nと、Hデコーダ57Nと、信号出力線58Nと、配線59N(一部のみ図示)と、Vデコーダ60Nと、配線61N(一部のみ図示)とを備える。
 行方向Xに並ぶ複数の光電変換素子51NからなるN光電変換素子行に対応するMOS回路には配線61Nが接続され、この配線61Nが、Vデコーダ60Nに接続されている。
 Vデコーダ60Nは、各N光電変換素子行を1つずつ選択して、選択した光電変換素子行に対応するMOS回路から配線59Nに信号を読み出す駆動を行う。
 CDS回路55Nは、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51NからなるN光電変換素子列に対応して設けられ、対応するN光電変換素子列のMOS回路に配線59Nを介して接続されている。CDS回路55Nは、入力された信号に相関二重サンプリング処理を施す。
 Hデコーダ57Nは、各CDS回路55Nにトランジスタ56Nを介して接続され、トランジスタ56Nを順次オンしていくことで、CDS回路55Nで処理後の信号を信号出力線58Nに出力させる。
 このような構成にすることで、第一グループと第二グループとで同時並行して信号を読み出すことができる。
 なお、ここでは、第一グループと第二グループとで、VデコーダとHデコーダを分けて設けているが、これらは1つにして、一般的なMOSセンサの構成としても勿論よい。
 図2及び図4に示した固体撮像素子5,5’の各光電変換素子51W,51Nの配列は、図6及び図7に示したようなものであってもよい。
 図6は、図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図である。この変形例の固体撮像素子は、複数の光電変換素子を正方格子状に配列し、そのうちの奇数列を光電変換素子51Wとし、偶数列を光電変換素子51Nとしたものである。
 図7は、図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図である。この変形例の固体撮像素子は、複数の光電変換素子を正方格子状に配列し、そのうちの一方の市松位置に光電変換素子51Wを配置し、他方の市松位置に光電変換素子51Nを配置した構成である。
 図6及び図7に示したような配列であっても、第一グループから得られる画像データと第二グループから得られる画像データとで色再現性を異ならせることができる。
 なお、これまでの説明では、固体撮像素子5が3種類のペアを有し、この3種類のペアでR,G,Bの三原色を検出するものとしたが、これに限らない。例えば、3種類のペアでそれぞれシアン、マゼンタ、イエローの補色を検出する構成としてもよい。また、ペアの種類は3種類に限らず、少なくとも2種類あれば、カラー撮像を実施することができる。
 また、図2及び図4に示した固体撮像素子では、第一グループと第二グループとで露光時間を変える制御を行うことも可能である。例えば、第一グループと第二グループとで露光時間を変えて得られる2つの画像データを合成することで、色再現性の向上とダイナミックレンジの拡大を実現することもできる。
 以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
 開示された固体撮像素子は、分光感度特性が異なる第一の光電変換素子及び第二の光電変換素子のペアを複数有する固体撮像素子であって、各ペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲と前記各ペアの前記第二の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲とが、それぞれ可視光の特定の色の波長範囲に入っており、前記複数のペアは、前記特定の色が異なる複数種類のペアを含み、前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも広くなっており、前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲の各波長における前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の前記各波長における分光感度よりも高くなっており、(前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅)/(当該各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度のピーク感度)が、(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性のおける半値幅)/(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度のピーク感度)よりも大きくなっているものである。
 開示された固体撮像素子は、前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも長波長側にある。
 開示された固体撮像素子は、前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも短波長側にある。
 開示された固体撮像素子は、前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、前記青色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記青色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、前記青色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記青色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも短波長側にある。
 開示された固体撮像素子は、前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、前記赤色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記赤色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、前記赤色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記赤色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも長波長側にある。
 開示された固体撮像素子は、前記各第一の光電変換素子の上方と前記各第二の光電変換素子の上方に設けられたカラーフィルタを更に備え、各ペアの前記第一の光電変換素子と前記第二の光電変換素子のそれぞれの分光感度特性の違いが、それぞれの上方の前記カラーフィルタの分光感度特性の違いによって得られているものである。
 開示された固体撮像素子は、前記第一の光電変換素子上方のカラーフィルタの厚みと、前記第二の光電変換素子上方のカラーフィルタの厚みが略同じであるものである。
 開示された固体撮像素子は、前記各第一の光電変換素子及び前記各第二の光電変換素子の配置が、前記第一の光電変換素子を列方向に複数並べた第一の光電変換素子列と前記第二の光電変換素子を列方向に複数並べた第二の光電変換素子列とを前記列方向に交差する行方向に交互に並べた配置となっており、前記第一の光電変換素子列に対して、前記第二の光電変換素子列が、前記第一の光電変換素子及び前記第二の光電変換素子の各々の前記列方向における配列ピッチの1/2だけ前記列方向にずれて配置され、前記各第一の光電変換素子とそれに対して同一の位置関係で隣接する前記第二の光電変換素子とが前記各ペアを構成するものである。
 開示された固体撮像素子は、前記固体撮像素子に含まれる全ての前記第一の光電変換素子及び前記第二の光電変換素子の構成が略同一であるものである。
 開示された撮像装置は、前記固体撮像素子を備えるものである。
 本発明によれば、不自然でない色合いの異なる2種類のカラー画像を同時に得ることが可能な固体撮像素子及びこれを備える撮像装置を提供することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
 本出願は、2010年4月20日出願の日本出願(特願2010-97368)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
5 固体撮像素子
10 撮像素子駆動部
51W,51N 光電変換素子

Claims (10)

  1.  分光感度特性が異なる第一の光電変換素子及び第二の光電変換素子のペアを複数有する固体撮像素子であって、
     各ペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲と前記各ペアの前記第二の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲とが、それぞれ可視光の特定の色の波長範囲に入っており、
     前記複数のペアは、前記特定の色が異なる複数種類のペアを含み、
     前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも広くなっており、
     前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子が主として分光感度を有する波長範囲の各波長における前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度が、当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の前記各波長における分光感度よりも高くなっており、
     (前記各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅)/(当該各種類のペアの前記第一の光電変換素子の分光感度のピーク感度)が、(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性のおける半値幅)/(当該各種類のペアの前記第二の光電変換素子の分光感度のピーク感度)よりも大きくなっている固体撮像素子。
  2.  請求項1記載の固体撮像素子であって、
     前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、
     前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、
     前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも長波長側にある固体撮像素子。
  3.  請求項1記載の固体撮像素子であって、
     前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、
     前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、
     前記緑色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記緑色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも短波長側にある固体撮像素子。
  4.  請求項1~3のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
     前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、
     前記青色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記青色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、
     前記青色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記青色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも短波長側にある固体撮像素子。
  5.  請求項1~3のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
     前記複数のペアが、前記特定の色が青色の青色ペアと、前記特定の色が緑色の緑色ペアと、前記特定の色が赤色の赤色ペアとの3種類有し、
     前記赤色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅が、前記赤色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅よりも内側であり、
     前記赤色ペアの前記第二の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点が、前記赤色ペアの前記第一の光電変換素子の分光感度特性における半値幅の中央の点よりも長波長側にある固体撮像素子。
  6.  請求項1~5のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
     前記各第一の光電変換素子の上方と前記各第二の光電変換素子の上方に設けられたカラーフィルタを更に備え、
     各ペアの前記第一の光電変換素子と前記第二の光電変換素子のそれぞれの分光感度特性の違いが、それぞれの上方の前記カラーフィルタの分光感度特性の違いによって得られている固体撮像素子。
  7.  請求項6記載の固体撮像素子であって、
     前記第一の光電変換素子上方のカラーフィルタの厚みと、前記第二の光電変換素子上方のカラーフィルタの厚みが略同じである固体撮像素子。
  8.  請求項1~7のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
     前記各第一の光電変換素子及び前記各第二の光電変換素子の配置が、前記第一の光電変換素子を列方向に複数並べた第一の光電変換素子列と前記第二の光電変換素子を列方向に複数並べた第二の光電変換素子列とを前記列方向に交差する行方向に交互に並べた配置となっており、
     前記第一の光電変換素子列に対して、前記第二の光電変換素子列が、前記第一の光電変換素子及び前記第二の光電変換素子の各々の前記列方向における配列ピッチの1/2だけ前記列方向にずれて配置され、
     前記各第一の光電変換素子とそれに対して同一の位置関係で隣接する前記第二の光電変換素子とが前記各ペアを構成する固体撮像素子。
  9.  請求項1~8のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
     前記固体撮像素子に含まれる全ての前記第一の光電変換素子及び前記第二の光電変換素子の構成が略同一である固体撮像素子。
  10.  請求項1~9のいずれか1項記載の固体撮像素子を備える撮像装置。
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