WO2011078038A1

WO2011078038A1 - 多くの機能を有し、顔面から首元の３ｄに対応するパック用シート

Info

Publication number: WO2011078038A1
Application number: PCT/JP2010/072596
Authority: WO
Inventors: 進一塚本
Original assignee: Tsukamoto Shinichi
Priority date: 2009-12-21
Filing date: 2010-12-09
Publication date: 2011-06-30
Also published as: KR20120005443A; CN102227181B; KR101169194B1; CN102227181A

Abstract

　多くの機能を有する３Ｄ対応の立体型、平面体型、弾性回復力型、皺対策型のそれぞれのパック用シートを提供する。　本発明のパック用シートは、繊維素材からなる不織布シートの繊維の方向に対して、顔面縦方向に合わせ打ち抜くと鼻筋方向に対して横方向に伸びて凹凸部を密着して覆うことができ、或いは顔面縦方向を直角に合わせて打ち抜くと顔面縦の方向に弾性回復力を与えるものとなる、一体型やセパレーツ型のそれぞれ対応する箇所には、繊維の方向に沿って、ハ字状や縦方向に走る或いは弓状で弧を描くミシン目状の切り込み線を複数列設け、鼻筋を軸に左右対称に二つに折り合わせ鼻や下顎部の一部を開いて観音開きする立体、下部には略Ｓ字の切り込み線を配して左右双方の両片部は和服を着付ける方法と切り込み線先端縁部は切り離して貼り付け、３Ｄ対応である立体型、平面体型、弾性回復型、皺対策型のそれぞれは、薬液を含浸や塗布或いはドライ滅菌処理の状態で、それぞれ１回分或いは複数回分封入を特徴とする。

Description

多くの機能を有し、顔面から首元の３Ｄに対応するパック用シート

　本発明は不織布の素材を用いて、立体型と平面体型そして弾性回復型更に皺対策セパレーツ型のそれぞれのフェイスマスクに打ち抜いて、化粧の用法や医療雑貨の用法そして外界の刺激から肌を守る用法（以下これらをそれぞれの用法と略称する）の顔面から首元までの凹凸の３Ｄに対応するフェイスマスク（以下これらをパック用シートと略称する）に関する。
　本発明の立体型パック用シートは、顔面に装着がスムーズで容易に貼り付けられる仮面に似たる形状を特徴として、鼻筋を軸とする左右対称の２つに折ったパック用シートを上部の縁を持って観音開きのように開けてゆくことで立体型となることを特徴としたパック用シートである。
　本発明の平面体型パック用シートは、顔面の額上部から顎先端部分を経て喉部を加えて首元部までを覆うことができ、顔面下部の左右下顎両片部の突端部から喉部や首元部分までを膨らませた領域を覆うことができる略翁形を特徴としたパック用シートである。
　本発明の弾性回復型パック用シートは、顔上部と顔下部から喉部や顔下部から首元部までの上下２つに分割した略翁形状のセパレーツタイプであって、顔下部の左右双方の両頬部から下顎両辺部を経て喉部や首元部の間に弾性回復力を備える略翁形を特徴としたパック用シートである。
　本発明の皺対策セパレーツ型パック用シートは、敢えて顔上部と顔下部のそれぞれのパック用シートに分割して、顔上部パック用シートと顔下部パック用シートは互いに設けた口部を目安に互いを重ねて貼り合わせることで、顔上部の左右双方の頬部上部から口の下部分の四隅を結ぶ略長方形の領域を重ね合わせて貼り付けて固定するもので、ほうれい線や口周りの皺を矯正し、重ね合わせた部位やこめかみの皺及び下顎から首部の皺に集中ケアーを行う略翁形を特徴としたパック用シートである。
　これら本発明のパック用シートは、顔面の額上部から顎先端部分を経て喉部を加えて首元までを一体に連続して覆うことができ或いは上部と下部に分割することで、加齢や外界の刺激によるほうれい線や口部周囲そして首元までのそれぞれの皺対策（以下これらを皺対策という）、保湿や美白そして毛穴のそれぞれの対策（以下これらを美容対策という）を行うことを特徴するパック用シートである。
　引き続き、それぞれパック用シートの顔面下部の形状は、左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませた領域を覆うことができる平面体（以下これを略翁形状と略称する）であり、一度の用法で額上部から首元の間に目的とする効能効果や下部の左右両頬部から首元の間には弾性回復力機能とリフティング機能そして密着機能及び皺対策を備えることを特徴としたパック用シートである。
　さらに詳しくは、それぞれのパック用シートを打ち抜く際の不織布シートの素材は、自然繊維であって薬事法上定められた主原料の原料吸着率が低く製品とされた一定期間内においても薬効の効能効果が安定している素材や顔面に貼り付けてフィット体感をさせるための伸縮がみられる素材或いは紫外線を反射或いは吸収させる素材（以下これらを繊維素材と略称する）を用いたものである。
　これら本発明のパック用シートは４つのタイプであり、それぞれの形状を立体型と平面体型そして上下に分割した弾性回復型更に上下に分割した皺対策セパレーツ型のそれぞれの打ち抜き方法と形態や特徴を以下に述べる。
　それぞれのパック用シートを打ち抜く方法と打ち抜かれたその主な機能は、凡そ不織布シートの引っ張る縦の方向には伸びず横方向には伸びる特性を用いて、繊維の方向に顔面鼻筋の縦の方向を合わせて平面体に打ち抜く方法（以下これを縦抜きと略称する）には顔の凹凸の３Ｄに対応して、フィットする機能と美容対策を含めた皺対策機能そして左右双方の下顎両端部を引っ張ることで下顎からのリフティング機能があることを特徴とする。
　引き続き、不織布シートの繊維の方向に対して下顎中央部と首元中央部の真ん中を結ぶ縦の方向を直角合わせて平面体に打ち抜く方法（以下これを直角抜きと略称する）には左右双方の両頬部から下顎を加えて喉部や首元部までの凹凸の３Ｄに対応して、フィットする機能と左右双方の下顎両端部を引っ張ることで下顎からのリフティング機能それに略翁形状で覆うことができ、顔面下部から喉部や首元部の間に美容対策を含めた皺対策機能や弾性回復力機能を備えることを特徴として、２つの抜き方法で打ち抜いて構成されることを特徴とする。
　本発明でパック用シートに打ち抜く平面体のそれぞれは、全顔型、縦一体型、縦長一体型、顔上型、喉顔下型、首顔下型の６つ形状の平面体に打ち抜いたものであり、以下に述べる。
　全顔型は、顔面の額上部から左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬部そして下顎部を結ぶ平面体（以下これを全顔型と略称する）の形状である。
　縦一体型は、額の上部から左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬部そして下顎両片部を通り喉部までを連続して結ぶ略翁形状の平面体（以下これを縦一体型と略称する）の形状である。
　縦長一体型は、額の上部から左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬部そして下顎両片部を通り首元部までを連続して結ぶ略翁形状の平面体（以下これを縦長一体型と略称する）の形状である。
　顔上型は、額の上部から左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬部そして鼻下人中までを結ぶ或いは左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬端部を通り互いの輪郭線を緩く膨らませて口部の下で結ぶ平面体（以下これを顔上型と略称する）の形状である。
　喉顔下型は、鼻下人中から左右双方の両頬部を経て下顎両片部を通り喉部までを連続して結ぶ略翁形状の平面体（以下これを喉顔下型と略称する）の形状である。
　首顔下型は、鼻下人中から左右双方の両頬部を経て下顎両片部を通り首元部までを連続して結ぶ略翁形状の平面体（以下これを首顔下型と略称する）の形状である。
　本発明の立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シート更に皺対策セパレーツ型パック用シートのそれぞれに対する打ち抜き方法と形態を以下に述べる。
　立体型パック用シートの打ち抜き方法と形態は、打ち抜く方法は、それぞれは縦抜き方法で打ち抜いて、全顔型図１と縦一体型図４そして顔上型と喉顔下型図７の４つの平面体であり、それぞれは１枚のシートで構成されている、それらの好ましい形態は、顔の上から下の左右対称とする真ん中の線上には、鼻筋や下顎中央部を対応させてそれらの領域にはハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列配し、眉間を中心にして左右に両眼孔そして頬部や口元を配して、真ん中とする鼻筋を軸に左右対称の２つに折り、鼻部や下顎部に対応した形状のミシン目状の切り込み線の一部を開いて仮面に似たる形状として、使用する際には左右縁部の一部をつまみ、２つに折られたシートを観音開き状に開いて鼻部を中心にして顔にあてがい、顔の全体および下顎部にまたがるように、または顔上部と顔下部から喉部を分けて貼付することで立体型パック用シートとなるものである。
　平面体型のパック用シートの打ち抜き方法と形態は、打ち抜き方法はそれぞれ縦抜きで打ち抜いて、縦長一体型図１３そして顔上型と首顔下型図１５の３つの平面体であり、それぞれは１枚のシートで構成されている、それらの好ましい形態は、顔の上から下の真ん中の線上に鼻筋や下顎中央部を対応させてそれらの領域にはハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列配し、眉間を中心にして左右に両眼孔そして頬部や口元を配して、を配して、それぞれの顔面下の左右双方の頬部から口元そして喉部を経由して首元部分までを連続して覆うことができる、略翁形状に打ち抜き、顔面縦方向を軸として横幅方向に広く領域を結ぶ平面体を特徴としている。
　引き続き、略翁形状の平面体には、下顎左裏から右斜め下の左右双方の両下顎両辺部から首元部を結ぶ輪郭部の手前に終端する略Ｓ字の切り込み線を設けることは、切り込み線を隔てた左右それぞれの片部を和服の着付ける襟を重ね合わせて、シートの弛みを省くが如く、貼り付けてより密着させる仕組みの機能であり、下顎は同時に左右の両端顎部のシート片を引き上げることで、ミシン目状の切り込み線の複数列が下顎の形状に沿って横方向に開いてホールドする形状となるのでリフティング機能の力の支点となり、また略Ｓ字の切り込みを隔てた両片部には縦の方向に延びる、複数列のミシン目状の切り込み線を新たに施すことで、なぞり貼り付けるとシートは横方向に伸びて異形の肌にリフト感や密着感を更に体感し得る平面体型パック用シートとなるものである。
　弾性回復型パック用シートの打ち抜く方法と形態は、図１９の顔上型の打ち抜く方法は縦抜きであるが、喉顔下型と首顔下型は直角抜きであって、それらの好ましい形態は、顔上部と顔の下部はそれぞれ上下に分割されて、それぞれは１枚のシートで構成され、顔上部は、顔の上から下の縦方向に、左右対称とする真ん中の線上に鼻筋や下顎中央部を対応させてそれらの領域にはハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列配し、鼻部、眉間を中心にして左右に両眼孔そして頬部や口元を配して、顔の下部は、それぞれ顔面下の左右両頬部から口元そして喉部までや首元部を連続して覆うことができる、左右頬部から左右下顎両片部の突端部そして喉部や首元部を膨らませて結ぶ略翁形状と称する、顔面縦方向を軸として横幅方向に広い領域を結ぶ平面体の形状を特徴としている。
　引き続き、不織布の縦の方向には伸びず横の方向に伸縮する繊維素材を用いて、顔の下部の左右双方の両頬部から口元そして喉部までや首元部までをそれぞれ直角抜きにして、下顎に対応する箇所には顔面縦方向に対して直角の横の方向に展開する平行した複数条のミシン目状の切り込み線が施され、左右双方の突端部をひっぱることで下顎の形状に沿って上下に開いて下顎をホールドする形状となるのでリフティング機能の力の支点となるものである。
　更に、下顎左裏から右斜め下方向の喉部や首元部を結ぶそれぞれの輪郭部手前を終端する略Ｓ字の切り込み線を設けることは、略Ｓ字の切り込み線を隔てた左右それぞれの両片部を和服の着付ける襟を重ね合わせて、シートの弛みを省くが如く、貼り付けてより密着させる仕組みであって、顔面下から喉部までや首元部の間にはリフティング力と弾性回復力を与えることとなり、更に顔面下部の左右双方の両頬部とＳ字の切り込み線を隔てた左右双方の両片部の喉部や首元部を対応する箇所に、顔面縦方向に対して直角である繊維の方向と同じ横の方向に展開し、平行に延びる複数条のミシン目状の切り込み線を設けることは、顔面下部の左右双方の頬部から喉部や首元部の間には、より強い弾性回復力の備わったパック用シートとなるものである。
　皺対策セパレーツ型パック用シート図２３と図２５の打ち抜く方法と形態は、本発明の顔上部のパックシートの形状は縦抜きの方法を用いて、顔面の額の上部から左右双方のこめかみ部を経て左右双方の両頬端部を通り互いの輪郭線を緩く膨らませて口部の下で結び、左右双方のこめかみ部や左右双方の両頬端部には、左右双方のほうれい線や口周囲の小皺を覆うシートの輪郭部をつかんで外方向に引っ張り矯正して貼り付けるための突出部を設けることを特徴とした皺対策専用品のパック用シートである。
　引き続き、顔下部パック用シートの形状は、縦抜きや直角抜きの方法を用いて、双方とも顔面の人中から左右両頬上部を通り左右の鬢から下顎両端部分を経て喉部分までや首元部分までを膨らませた領域を連続して覆うことができる平面体の略翁形状であることを特徴としたパック用シートであり前記と同じく皺対策専用品のパック用シートである。
　更に、不織布シートをパック用シートに打ち抜く、縦抜きや直角抜きの方法の別と、それぞれに対応する箇所へのミシン目状の切り込み線の仕様パターンを以下に述べる
　縦抜き刃型で構成するミシン目状の切り込み線とそれぞれに対応する箇所をパターンに分けると、縦抜きで上部の構成と縦抜きで下顎部の構成それに縦抜きで下部の構成の３つである。
　縦抜きで上部の構成とは、顔上部は鼻筋を左右対称とする線上の鼻部に対応する箇所には小鼻から鼻尖を経てもう一方の小鼻を結び、真上の目頭ともう一方の目頭を結び、真下の小鼻を結ぶ、凡そ台形の枠の中に縦方向やハ字状に走る複数列のミシン目状の切り込み線の構成を行い、左右両目尻横からこめかみの扇開きに似たる領域に対応する箇所には波紋状に広がり上下方向に延びる複数本の弓状で円弧を描くミシン目状の切り込み線の構成を行い、左右両頬部に対応する箇所には等間隔で横方向に展開して縦方向に延びる、平行して並ぶ複数本のミシン目状の切り込み線の構成（以下これを縦抜きで上部の構成と略称する）を特徴とする。
　引き続き、皺対策型の上部には前期に口部を加える形状であり、左右双方のほうれい線や口部の周囲にある小皺に対応する領域は、左右双方輪郭線の頬部から膨らませた状態で、右側面部を引っ張るためのつまみ用の緩く膨らんだ突出部を右輪郭縁部に、左側も同じく左輪郭縁部に突出部を設けて、左右双方からの輪郭線は口下の部分で結ぶ形態であり、左右双方のハの字に似たるほうれい線と口元の小皺の領域には左右双方の両ほうれい線に対応して、ハ字状に広がるミシン目状の切り込み線を複数列設ける構成であり、口部に対応する切り欠き孔は凡そ長軸５５ｍｍ、縦軸１６ｍｍの楕円孔或いは複数孔の楕円の切り欠き孔を設ける。
　縦抜きで下顎部の構成とは、それぞれのパック用シートの口部に対応する切り欠き孔は凡そ長軸５５ｍｍ、縦軸１６ｍｍの楕円孔或いは複数孔の楕円の切り欠き孔を形成し、下顎に対応させる凡そ横方向に１１０ｍｍ縦方向に２０ｍｍの箇所には、縦方向に延びる、並列させ、横方向に展開する中央部には間隔を集中させて、両端方向へは間隔広くさせた複数列のミシン目状の切り込み線とリフティングを行うための左右双方の下顎両突端部の構成（以下これを縦抜きで下顎部の構成と略称する）をいう。
　縦抜きで下部の構成とは、左右双方の両頬部や口に対応する長軸の楕円孔を連続して形成していて、略Ｓ字の切り込み線を下顎左裏から右下方の喉元中央部を経て右斜め下の左右双方の両頬部を通り下顎両辺部から喉部や首元部を略翁形状で結ぶ輪郭線終端を手前で設け、隔てられた左右両片部や左右双方の両頬部の箇所に施す、縦方向に延びる、並行する複数本のミシン目状の切り込み線の構成（以下これを縦抜き下部の構成と略称する）をいう。
　直角抜き刃型で構成するミシン目状の切り込み線とそれぞれに対応する箇所をパターンに分けると、直角抜きで下顎部の構成と直角抜きで下部の構成の２つである。
　直角抜きで下顎部の構成とは、下顎に対応する横方向に１１０ｍｍ縦方向に２５ｍｍの箇所には繊維の方向に沿って、横方向に延びる平行した複数条のミシン目状の切り込み線とリフティングを行うための左右双方の下顎両突端部の構成（以下これを直角抜き下顎部の構成と略称する）をいう。
　直角抜きで下部の構成とは、左右双方の両頬部や口に対応する長軸の楕円孔を連続して形成していて、略Ｓ字の切り込み線を下顎左裏から右下方の喉元中央部を経て右斜め下の左右双方の両頬部を通り下顎両辺部から喉部や首元部を略翁形状で結ぶ輪郭線終端を手前で設け、隔てられた左右両片部や左右双方の両頬部そして左右双方の両顎片部の箇所に施す、繊維の方向に沿って、横方向に延びる平行した複数条のミシン目状の切り込み線の構成（以下これを直角抜きで下部の構成と略称する）をいう。
　本発明のそれぞれのパック用シートには、フィット調整のための直線や曲線そしてミシン目状の切り込み線の複数線をまじえた切り込み線（以下これを切り込み線と略称する）が内側から外側の輪郭線方向に設けていて、折り畳まれ含浸或いは塗布されている状態のシートを広げるには、切り込み線による互いの片部が絡んで手間暇が必要であることから、貼り付けるときに輪郭部を切り離す構成とすることから、スムーズに広げて貼り付けるパック用シートとなることを特徴としている。

　従来、美容成分を含んだ状態で、ほぼ顔面の額上部から顎先を覆う、ほぼ顔面の額上部から顎先を経て喉部を１枚のシートで覆い、或いは顔上部と顔下部の２つに分割されて顔面の下部には強い男性回復力を備えながら、折り返して密着安定させるための顎片部を設けて顔面上部と顔面下部の２枚に分け貼りつけられるフェイスマスクが使用されていて、これらのフェイスマスクは、美容液の含浸やゲルを塗布（以下これらを薬液と略称する）して不織布に調製した（以下これらを不織布と略称する）含水シートを素材として形成していて、これらフェイスマスクは概ね両眼、鼻、口及び下顎から喉部を対向する部分に切り欠き孔や切り込み線が施されている。
　しかし、従来品には顔面に装着するイメージ創りや貼り付ける位置の決め手となる順位に手間暇が必要とする平面体であるので、より簡単で装着のイメージが早くできて、貼り付け易い型式の仮面に似たる立体型のパック用シートに加工を行い、フィットやリフティングそして立体への機能を付加し、左右双方の両ほうれい線や口の周りそして左右双方のこめかみの皺対策は、それぞれの用法と効果がより身近に捉えられて頻繁な使用に繋がり、使用者の年齢や性別を問わず利用の目的が多岐に亘る化粧品の分野のみならず医療雑貨やスポーツ用品の分野への対応もユニークとなる発明であることから本来は必要なことである。
　更に、従来品の形状では喉部や首元部までの広域の部分が加えられていないので、それぞれの用法からは一度に同様の効能効果が得られない問題であって、美容の点では加齢や外界に刺激される顔面と首元との美容の斑や皮膚組織や皮下組織が垂れ下がったままの状態は一目瞭然で直ぐ分かり、女性にとっては自身を鏡に映すことや対面することに不自然さを感じるので左右両顎片部から喉部を経て首元部を翁とする形状で広く覆うことができる、一度に同様の或いは多目的の効能効果が得られることや弾性回復力を備わったパック用シートで垂れ下がったままの状態を引き上げながらの美容の用法が必要であり、医療雑貨でも用法の領域が広がることは新たな開発にも繋がり必要なことである。
　従来の用法には、ほうれい線や口部の小皺そしてこめかみ部の皺、下顎裏から首元部の皺対策専用品でないことから、加齢や外界からの肌への皺対策としては問題であり、皮膚組織や皮下組織が加齢や外界の条件で垂れ下がり皺となることは大敵なことであり、ほうれい線や口部の小皺そしてこめかみ部、下顎裏から首元部の皺に対して矯正して貼り付けて、更に上からシートを重ね貼り付け固定する用法での効能効果を期する解決策を講じることが必要である。
　また、従来のフェイスマスクには、貼り付けた際にフィット感を調整するために内側から外側方向に向かい輪郭線を裁ち切る、長短含めた切り込み線が顔の縦方向を軸としてほぼ左右対称に複数本設けられているが、美容液を含浸或いはゲルを塗布し折り畳まれている状態から広げるには、切り込み線を隔てる互いの片部が絡まり合って、最近ではネイル化粧とする指先の爪の長さも特に手伝って、広げることに手間暇がかかるので、裁ち切る部位には、目印となる形状と切り込み線が輪郭部を内側方向と外側方向との互いの先端を対抗させて裁ち切らない切り残しの構成とした誰もが分かりやすくシンプルな形状として、貼り付けるときに、輪郭部切り残しの箇所を容易に切れる構成とする改良が必要である。
　加えて、折り畳まれた状態から広げ易くするためや貼り付けて内側から外側或いはリフティングを行うための、それぞれに対応ができる輪郭の縁部には単数や複数のつまみ用の突出部や突端部を左右双方に設け、或いは上下にずらして設けることは使用感を引き立たせるために必要な機能である。
　続き、本発明の下顎から喉部や下顎から喉部を経て首元部を連続する異形の面の翁形状の広域に密着そして安定させ貼りついた状態を保つことは、従来の製剤とフェイスマスク機能や形状では、フェイスマスク全体の面の広さや重さそして貼り付けている生活行動時間が経過するとこれらが原因となって、密着性が欠如して肌とシートの剥がれの問題が生じるので、従来のフェイスマスクに直線や曲線を交えた切り込み線やミシン目状の切り込み線の機能を付加して密着性を高めたパック用シートとする改良を行うことが必要である。
　パック用シートは、不織布シートを輪郭及び切り欠き孔や切り込み線部は刃型で打ち抜くことによって形成される。
　　先行技術文献
　立体型パック用シート
調査した分野（ＩＰＣ，ＤＢ名）
　Ａ４５Ｄ　　４４／２２
　Ａ４５Ｄ　　４４／１２
　Ａ６１Ｋ　　　８／００
　Ａ６１Ｑ　　１９／００
参考特許文献
　特開２００９−１１７７１（ＪＰ，Ａ）
　特開２００８−２８９８２１（ＪＰ，Ａ）
　登録実用新案第３１３５００２（ＪＰ，Ｕ）
　特開２００２−１４２８６１（ＪＰ，Ａ）
　特開２００６−２８１５８（ＪＰ，Ａ）
　登録実用新案第３１１０４１９（ＪＰ，Ｕ）
　特開２００６−２２３３７１（ＪＰ，Ａ）
　登録実用新案第３１３８３０５（ＪＰ，Ｕ）
　特表２００９−５４１３０１（ＪＰ，Ａ）
　特開２００９−１９５３７３（ＪＰ，Ａ）
　登録実用新案第３１４４３８５（ＪＰ，Ｕ）
　登録実用新案第３１５３２５２（ＪＰ，Ｕ）
　　平面型パック用シート
調査した分野（ＩＰＣ，ＤＢ名）
　Ａ４５Ｄ　　４４／２２
　Ａ６１Ｋ　　　８／０２
参考特許文献
　登録実用新案第３１４００４９号公報
　登録実用新案第３１４４３８５号公報
　韓国登録実用新案第２０−０４４１９７７号公報
　国際公開第２００９／１３５３３６号
　特開２００９−１９５３７３号公報
　特開２００９−１１７７１号公報
　特開２００８−２８９８２１号公報
　特開２００２−１４２８６１号公報
　特開２００６−２２３３７１号公報
　　弾性回復型パック用シート
調査した分野（ＩＰＣ，ＤＢ名）
　Ａ４５Ｄ　　４４／２２
参考特許文献
　特許第４４９２９８０
　　皺対策型パック用シート
調査した分野
　Ａ４５Ｄ　　４４／２２
参考特許文献
　特願２００７−１６０７１７
　特願２００７−１９８１１９
　特願２０１０−１２５５４６
　特願２０１０−１９３９１９

　本発明が解決しようとする課題を立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シートさらに皺対策セパレーツ型パック用シートの順に述べる。
　立体型パック用シートが解決しようとする課題は、従来のフェイスマスクが平面体であるので装着するイメージ創りや貼り付ける位置の決め手となる順位には手間暇が必要であることから、使用者が、より簡単で装着するイメージが早くできて、スムーズに貼り付け易い仮面に似たる形状の立体型パック用シートを構成することであり、それぞれの用法の効能効果がより身近に捉えられて、使用者の年齢や性別を問わず利用の目的が多岐に亘る、頻繁な使用に繋がることは必至であり、化粧品の分野のみならず医療雑貨やスポーツ用品の分野にも提供することである。
　平面体型パック用シートが解決しようとする課題は、汎用とする従来品の形状では喉部や首元部までの広域の部分が加えられていないので、一度に同様の効能効果が得られない斑となる問題があるので、略翁形状で覆うことができて、美容の用法では四季の外界の刺激にさらされている喉部や首元部は顔面と同様の美容用法が必要であるので、パック用シートを連続して貼り付ける効能効果を斑なく一度に期することができる平面体型パック用シートを構成することであり、かなりの勝れものであって美肌へのケアーの必需品で、新しい化粧分野での、夏にはアウトドアでの日焼けとシミの防止と手入れ対策、冬には肌の乾燥防止と保湿保護の手入れ対策や使用者の年齢や性別を問わず利用の目的が多岐に亘る化粧品の分野のみならず医療雑貨やスポーツ用品の分野にも提供することである。
　弾性回復型パック用シートが解決しようとする課題は、顔下部とする左右双方の両頬部から下顎部を経て喉部や首元部の垂れ下がった状態である、皮膚組織や皮下組織に対して弾性回復力を与えることで適正に近い状態にして、それぞれの用法の効能効果を得ることであり、喉顔下型や首顔下型には略Ｓ字の切り込み線を施し貼り付けることで弾性回復力やリフト感を接する肌に体感させて、更に直角抜きとした繊維と同じ方向に沿った横の展開をして平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施すことによって、その対応する左右双方の両頬部や左右双方の両顎片部、喉部、首元部のそれぞれの箇所にはより強い弾性回復力を体感させ、美容の用法においては加齢や外界の刺激が作りだす顔面と喉部から首元部の間の美容の斑を解消して、皮膚組織や皮下組織が垂れ下がったままの状態を弾性回復力が備わった機能で引き上げての弾性回復力のセパレーツ型パック用シートを提供することである。
　皺対策型パック用シートが解決しようとする課題は、顔面の額の上部から首元部までのお肌の領域の、加齢や外界の刺激がもたらす皺対策（以下これらを皺対策と略称する）、保湿や美白そして毛穴のそれぞれの対策（以下これを美容対策）の専用品とするために、顔上部と顔下部の互いのフェイスマスクは口部を目安にして平面体の部位を広く略長方形に重ね合わせて貼り付け固定し、従来容易にでき得なかった左右双方のほうれい線や口部の皺を矯正して、更に左右双方のこめかみ部に矯正して貼り付ける皺対策や美容対策に効果を期する集中美容をするものであり、相乗作用のパック用シートを提供することである。
　本発明の立体型や平面型そして弾性回復型更に皺対策型に打ち抜かれたパック用シートの、内側から外側方向の輪郭線に向かう単数或いは複数本の切り込み線は、貼り付けた際のフィット調整には必要な機能であり、従来品のように輪郭部を裁ち切ると互いのシート片部による絡みができて、広げるのに手間暇がかかるので、薬液を調製され折り畳まれた状態からシートを容易に広げてスムーズに顔面に貼り付けるために、輪郭線は切り込み線で裁ち切らず連続した状態であって、貼り付ける際に切り離しが容易な幾種かの切り込み線と切り残し部位の改良を成したパック用シートに構成して提供することである。
　化粧の用法においては、化粧の効能効果を不織布シートと含浸させる美容液剤や塗布するゲルとの相性をより密着性に高めることも含めて改良し、従来のパック用シートでは密着性高くして連続して覆うことができなかった顔面から広い領域の首元までの領域を連続させて覆い、化粧の斑を解消する同一で美容の効能効果が一度にして得られるパック用シートに構成して提供することである。

　本発明の課題を解決するための手段を立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シート更に皺対策型パック用シートの順に述べる。
　立体型パック用シートの課題を解決するための手段は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きの方法で全顔型、縦一体型、セパレーツ型の顔上型と喉顔下型のそれぞれを１枚の平面体に打ち抜いて、左右対称となる鼻筋を縦軸にして眉間を中心にして両眼に対応する長軸の楕円孔を配して、鼻部、左右双方のこめかみ部、左右双方の頬部、下顎部のそれぞれには縦軸縦方向やハ字状に走る或いは弓状のミシン目状の切り込み線を施し、鼻筋を縦軸に左右対称の２つに折り合わせて、鼻部や下顎中央部のミシン目状の切り込み線のそれぞれの一部を開いて、２つに折った直線上には横顔の鼻部は略直角三角形にして、下顎部は膨らみを持たせたパンのクロワッサンに似たる形状とし、折り畳んだ左右双方の両縁の上部をつまみ、観音開きに似たる開きを行うことで立体型パック用シートとなるものである。
　平面体型パック用シートの課題を解決するための手段は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きの方法で縦長一体型と顔上型に首顔下型の３つのタイプをそれぞれ１枚の平面体に打ち抜いて、鼻筋を縦軸にして眉間を中心に両眼に対応する長軸の楕円孔を配して、鼻部、左右こめかみ部、左右双方の頬部、下顎部のそれぞれの箇所に縦方向やハ字状に走る或いは弓状のミシン目状の切り込み線を施して構成し、顔面下部には口に対応して長軸の楕円孔を配し、下顎から首元部までを連続して密着させる仕組みには、略翁形状の下顎左裏から右斜め下の喉部や首元部を左右双方からの輪郭線が結ぶ手前を終端とするＳ字に似たる切り込み曲線を設けて、スリットされた左右互いのシート片部を和服の着付ける襟を重ね合わせて、弛みを省くが如く、それぞれ密着させて貼りつけることで略翁形状の平面体型パック用シートとなるものである。
　更に、縦長一体型と首顔下型のパック用シートの略Ｓ字形状の切り込み線を隔てる２片の両片部には縦方向に延びる、並行した複数本のミシン目状の切り込み線を設けることで、不織布の横方向に伸びる特性を活かすことに加えて、左右双方横方向になぞり伸ばすことでより伸びて、より密着感が増して貼り付けられる平面体型パック用シートとなるものである。
　弾性回復型パック用シートの課題を解決するための手段は、繊維素材からなる不織布シートを顔上型は縦抜きで打ち抜き、喉顔下型と首顔下型には、弾性回復力の効果を求めることから伸縮性を有する繊維素材からなる不織布シートをそれぞれ直角抜きで打ち抜くことであり、それぞれは１枚の平面体に打ち抜かれ、顔上部は鼻筋を縦軸にして眉間を真ん中にして両眼に対応する長軸の楕円孔を配して、鼻部、左右こめかみ部、左右双方の頬部のそれぞれの箇所にはハ字状や縦方向に走る或いは弓状の弧を描くミシン目状の切り込み線を施して構成することを特徴とする。
　引き続き、喉顔下型や首顔下型の平面体には口に対応して長軸の楕円孔を配し、下顎中央部には顔面縦方向に対して直角抜きである、繊維の方向に沿って横方向に延びる、平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施し、下顎左裏から右斜め下方向の喉元を経て左右双方の両下顎部からの輪郭線を略翁形状で喉部や首元部を結ぶ手前を終端とする略Ｓ字状の切り込み線を施して、切り込み線を隔てる左右互いのシート両片部を和服の着付ける襟を重ね合わせて、弛みを省くが如く、下方向になぞり貼りつけることで、顔面下部から喉部や首元部の間の顔面縦軸方向の接する肌に弾性回復力を体感させる弾性回復型パック用シートとなるものである。
　更に左右両頬部や下顎両辺部の箇所や略Ｓ字状の切り込み線を隔てた左右両片部の箇所には縦の方向に対して直角の繊維の方向に沿って横方向に延びて、平行した複数条の切り込み線を施して上記用法とすることが、顔面下部の左右双方の両頬部から喉部や首元部の間により強い弾性回復力を体感させる弾性回復型パック用シートとなるものである。
　皺対策セパレーツ型パック用シートが解決しようとする課題は、顔上部と顔下部のパック用シートに分割して、それぞれの打ち抜く方法を違えることで別々の機能を備えるパック用シートとなるも、双方の機能を持って皺対策や美容対策の効能効果に相乗作用をさせるものであり、口部を目安に貼り付ける顔上部のパック用シートは、顔の凹凸３Ｄに対応して、従来容易にでき得なかった左右双方のほうれい線や口部の小皺そして美容対策、左右双方のこめかみ部に矯正して貼り付ける皺対策に効果を期するパック用シートとなるものである。
　続いて、顔上部パック用シートと顔下部パック用シートは口部を目安に貼り付けることで、顔上部の左右双方の頬部上部から口の下部分の四隅を結ぶ略長方形の領域を重ね合わせて貼り付ける部位は、互いのパックシートを固定すると同時に薬液が倍量となり集中ケアーを行うこととなり、顔下部パック用シートは、左右双方の頬上部から左右双方の下顎両端部を加えて喉部までの領域や顔面下部から喉部を経て首元部までの領域を翁形状で覆い、それぞれのパック用シートの対応する箇所にはハ字状縦や縦方向に走る或いは弓状に弧を描くミシン目状の切り込み線を複数列配して構成するものである。
　顔下部パック用シートは、縦抜きと直角抜きの方法でそれぞれを２パターンの平面体に打ち抜いて接する肌に体感させる機能は、縦抜きは不織布繊維の並びの方向に顔面から首元の縦方向を合わせて打ち抜いてリフティング機能や密着機能を備え、直角抜きは不織布繊維の並びの方向に顔面から首元の縦方向との向きを直角に合わせて打ち抜いて、顔面下部の左右双方の両頬部から喉部や顔面下部の左右双方の両頬部から首元部の間にリフティング機能や強い弾性回復力を接する肌に体感させることを特徴としたパック用シートである。
　本発明のそれぞれのパック用シートに切り込み線を設けたことで、互いのシート片部による絡みを無くし、広げるのに手間暇を必要としない構成には、パック用シートの内側から輪郭部に向かう切り込み線の先端が終端する手前の縁部に、切り離す目印となる凹や凸の半円或いは楔状のノッチ形状を設け、対応させる部位に内側からの切り込み線と外側からの切り込み線の互いの先端を対抗させて、シートの材質や目付量によって多少の細工を必要とするが、極僅かな１．５ｍｍ~２ｍｍ幅程度の輪郭縁部を挟み、指で容易に裁ち切ることができる仕組みの構成とする。

　本発明の立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シート更に皺対策型パック用シートのそれぞれがもたらす発明の効果を順に述べる。それぞれに共通する内容は後述にまとめる。
　立体型パック用シートがもたらす発明の効果は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きに打ち抜かれた全顔型と縦一体型と顔上型そして喉顔下型のそれぞれは、装着がスムーズで容易に貼り付けができる仮面に似たる立体型の形状を特徴として、使用する際には、２つに折ったフェイスマスクの上部縁を持って観音開きのように開けてゆくと対応する両眼があり、そして鼻の部位が立体三角形となり、位置決めとなる鼻部や下顎部の全体を包み込むイメージに繋がる仮面の裏側に似たる形状となるので、装着がスムーズで容易に貼り付けられるパック用シートとなるものである。
　平面体型パック用シートがもたらす発明の効果は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きに打ち抜かれた縦長一体型それに顔上型と喉顔下型そして首顔下型のそれぞれは、額上部から首元の連続した領域に素早く密着させて、略翁形状で覆うことで一度にして、目的とする化粧の効能効果を斑なく得られるので、鏡に映る自分や対面することに対して余計な気を使うことが無いので、首元までを見せられるファッションにも気軽に挑戦して着こなしが広がることは楽しみが増えることや自信に繋がることとなる。
　弾性回復型パック用シートがもたらす発明の効果は、顔上部は繊維素材からなる不織布シートを縦抜きで、顔下部は直角抜きで打ち抜かれたそれぞれは、顔上部は横方向にフィットさせて鼻部や小鼻の溝部などを密着して覆い、顔下部は下顎部から喉部や首元部の左右双方からの輪郭線を結ぶ手前を終端とする略Ｓ字の切り込み線を施し、隔て左右双方の両片部を貼りつけることで左右双方の両頬部から喉部や首元部の間に弾性回復力やリフト感を接する肌に体感させる。
　更に、左右双方の両頬部や左右双方の下顎両辺部そして略Ｓ字状の切り込み線で隔てる左右双方の両片部の箇所には不織布の繊維の横方向に沿って延びる、平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施すことによって、その対応する左右両頬部や両顎片部、喉部、首元部のそれぞれの箇所にはより強い弾性回復力を備えるものであり、化粧の用法では加齢や外界の影響による皮膚組織や皮下組織の垂れ下がりを防ぐことにも繋がり、化粧の効能効果が斑なく一度にして得られるので、鏡に映る自分や対面することに対して余計な気を使わず、首元までを見せられるファッションにも気軽に挑戦して着こなしが広がり、楽しみが増えることに繋がる。
　皺対策セパレーツ型パック用シートがもたらす発明の効果は、化粧の用法の効能効果を凡そ１５分で斑なく一度にして皺対策や美容対策そして集中ケアーの効能効果に期することが出来る。
　それぞれのパック用シートが凡そ共通する発明の効果を以下に述べる。
　本発明のそれぞれのパック用シート効果は、化粧の用法の効能効果を凡そ１５分で斑なく一度にして皺対策や美容対策そして集中ケアーの効能効果に期することが出来て、加齢や外界からの刺激による皮膚組織や皮下組織の垂れ下がりを防ぐことにも繋がり、鏡に映る自分や対面することに対して余計な気を使うことが少なくなり、首元までを見せられるファッションにも気軽に挑戦することで楽しみが増えるものである。
　喉部や首元部の略翁形状の略Ｓ字切り込み線が隔てる左右のシートの両片部が重なり合うことは、対応する肌への美容液が２倍となるので、喉部から首元の接する肌は集中した美容の効果となる。
　パック用シートが貼り付けられていることから、接する肌へは外界からの紫外線がブロックされて、紫外線カットの効果は季節や使用する場所によって異なるが、通常２０分程度で日焼けを引き起こす条件下では数時間の効果を期することができるので、紫外線の多い海辺や芝生の上では効果的であり、両眼抜きの孔がある場合はサングラスを着用することや口部を複数横並びの孔のパック用シートを使用すると日焼けの痕の有無が目立たない。
　顔上部パック用シートと顔下部パック用シートのセパレーツ型は１包に封入する或いは美容液のタイプを美容用法の効能効果の必要に応じて別々に組み合わせて個包装にして或いは１包装に境を区別できる仕様を持って別々に封入したものであり、使用する際には使用目的に応じた貼り付ける順位を開封して使用することができて、皺対策、美容対策、紫外線対策そして医療雑貨の用法で個々に多目的の効能効果が得られる。
　本発明は切り込み線を改良してスムーズに広げてリズミカルに貼り付けられるパック用シートであって、互いのシート片部の絡みがある場合の量産では、人手を借りて折り畳むことや機械で折り畳むことを問わず、切り込み線は輪郭線の手前に終端して施されていると、互いのシート片部での絡みが無くて作業適正が良く、量産スピードにおいての風の抵抗や機械の摩擦の抵抗にも勝り、機械が連続して折り畳める構成となることから、コストのダウンやパック用シートを積層してのお徳用商品の提供も可能となる。

　図１は本発明品で縦抜きのほぼ顔面全体を覆う、立体となる全顔型パック用シートの平面図
　図２は全顔型パック用シートを立体加工され、左右対称の２つに折られた状態の平面図
　図３は立体で、全顔型パック用シートの使用状態の説明図
　図４は本発明品で縦抜きの立体となる縦一体型パック用シートの平面図
　図５は縦一体型パック用シートを立体加工され、左右対称の２つに折られた状態の平面図
　図６は立体で、縦一体型パック用シートの使用状態の説明図
　図７は本発明品で縦抜きの立体で、顔上型と喉下型に分割された、セパレーツ型パック用シートの平面図
　図８は立体で、顔上型と喉下型に分割された、セパレーツ型パック用シートを立体加工され、左右対称の２つに折られた状態の平面図
　図９は立体の顔上型と喉下型に分割された、セパレーツ型パック用シートの使用状態の説明図
　図１０は立体の全顔型パック用シートの打ち抜く状況の平面図
　図１１は立体の顔上型と喉顔下型パック用シートの打ち抜く状況の平面図
　図１２は立体の縦一体型パック用シートの打ち抜く状況の平面図
　図１３は本発明品で縦抜きの、平面体の縦長一体型パック用シートの平面図
　図１４は平面体の縦長一体型パック用シートの使用状態の説明図
　図１５は縦抜きで、平面体の顔上型と首顔下型に分割された、セパレーツ型パック用シートの平面図
　図１６は平面体の顔上型と首顔下型に分割された、セパレーツ型パック用シートの使用状態
　図１７は平面体の縦長一体型パック用シートの打ち抜く状況の平面図
　図１８は平面体の顔上型と首顔下型に分割された、セパレーツ型パック用シートを打ち抜く状況の平面図
　図１９は本発明品で、弾性回復の顔上型で縦抜きと首顔下型直角抜きに分割された、セパレーツ型パック用シートの平面図
　図２０は弾性回復の顔上型で縦抜きと首顔下型直角抜きに分割された、セパレーツ型パック用シートの使用状態の説明図
　図２１は弾性回復の顔上型パック用シートを打ち抜く状況の平面図
　図２２は弾性回復の首顔下型直角抜きパック用シートを打ち抜く状況の平面図
　図２３は皺対策セパレーツ型パック用シートの縦抜きの顔上部と縦抜きの顔下部に分割されたセパレーツ型パック用シートの平面図
　図２４は皺対策セパレーツ型パック用シート図２３の使用状態の説明図
　図２５は皺対策セパレーツ型パック用シートの縦抜きの顔上部と直角抜きの顔下部に分割されたセパレーツ型パック用シートの平面図
　図２６は皺対策セパレーツ型パック用シート図２５の使用状態の説明図
　図２７は皺対策セパレーツ型パック用シートの顔上部を打ち抜く状況の平面図
　図２８は皺対策セパレーツ型パック用シートの縦抜きで、顔下部を打ち抜く状況の平面図
　図２９は皺対策セパレーツ型パック用シートの直角抜きで、顔下部を打ち抜く状況の平面図
　図３０は本発明品で、口部に対応する複数の縦長楕円孔で横方向に並ぶ平面図
　図３１は本発明品で、口部に対応する複数の横長楕円孔で横方向に並ぶ平面図
　図３２は本発明のパック用シートで、顔上部の両眼個々に対応したフラップ仕様の平面図

　発明を実施するための形態を立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シート更に皺対策型パック用シートの順に述べて、互いに凡そ共通することは後述にまとめる。
　立体型パック用シートの発明を実施するための形態は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きとする打ち抜きの方法で、全顔型図１、縦一体型図４、顔上型と喉顔下型図７のそれぞれは１枚の平面体に打ち抜かれて、それぞれが立体型への構成となるは顔面鼻筋の縦方向を軸にして左右対称の２つに折られて、鼻部や下顎部に対応した形状の施されたミシン目状の切り込み線の一部が開いていることで構成されて、左右双方の両つまみや縁部を持って観音開きのように開くことで全顔型図１は図２に、縦一体型図４は図５に、顔上型と喉顔下型図７は図８のそれぞれの立体型パック用シートとなるものである。
　本発明のパック用シートを構成する輪郭や切り欠き孔そしてミシン目状の切り込み線の仕様は、不織布を構成する繊維素材の製法そして目付量の小さい~１００（ｇ／ｍｍ２）以下に応じて切り込むミシン目の間隔、全体線の長さ、複数列の本数を変えることが必要であり、不織布シートの強度が増すとミシン目の間隔を大きく開け、本数も増やす調整の様々になるが、具体例に不織布シートを構成する繊維はコットン素材でスパンレース仕様のシート目付を６０（ｇ／ｍｍ２）とする。
全顔型図１は顔面の鼻筋を縦軸にして、眉間を中心にして両サイドに両眼に対応する切り欠く孔は長軸４５ｍｍ縦軸２０ｍｍの横長の楕円孔を設け、両目尻横からこめかみの扇に似たる領域には波紋に似たる目尻から２ｍｍ、３ｍｍ、４ｍｍ、５ｍｍ、６ｍｍの間隔で、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点として、輪郭周辺手前を終端とした２本の直線の切り込み線で挟んで、或いは下部を始点として輪郭周辺手前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分し、そして左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部を設ける。
　顔面真ん中の左右対称とする線上の鼻部に対応する箇所には、鼻翼からもう一方の鼻翼の鼻下端部に対抗する水平方向の切り込み線を６０ｍｍ、すぐ真上に鼻部を覆うことができる立体三角形となる、小鼻から鼻尖を経てもう一方の小鼻を結び、真上の目頭ともう一方の目頭を結び、真下の小鼻を結ぶ、凡そ台形の上底２５ｍｍ下底６５ｍｍ高さ５５ｍｍ領域内には鼻筋の幅を真ん中にして両側の領域のそれぞれにハ字状や縦方向に走る７本のミシン目状の切り込み線を設ける。
　左右両頬部には長軸３５ｍｍ縦軸２５ｍｍの楕円の領域に５ｍｍの等間隔で縦方向に延びる、横方向に６本のミシン目状の切り込み線を設け、口部に対応の切り欠き孔は長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔を設ける。
　縦一体型図４は、前記図１の顔の縦方向の下顎部から喉部に３０ｍｍの長さを連続させて加え左右双方の突端部から喉部を結び、下顎部に対応する領域には、左右双方の突端部をも引っ張り持ち上げることで、ミシン目状の切り込み線が徐々に開いて、それぞれの下顎に対応して包み込んで左右双方の突端部を引っ張り上げるリフティングの力の支点となるパンのクロワッサンに似たる形を作る、横方向に１１０ｍｍ縦方向に２０ｍｍの略長方形の箇所には、上下の方向に延びて、中央部には間隔を集中させて横方向に展開して、両端方向には間隔広くする、全体に２２本のミシン目状の切り込み線を並行にして設け、左右双方の上部の縁には引っ張る為のつまみ用の突端部を設ける。
　顔上型と喉顔下型の図７は、顔面額上部から喉部の縦方向を２３０ｍｍとし、縦方向に対する横方向を２１０ｍとする領域を、顔上部と顔下部に分けられたパック用シートの大よその構成は、顔上部は鼻下人中から左右頬下部に、左右双方の鬢の縁から左右双方のこめかみを経て、左右額の端から頭髪の生え際を結ぶ平面体であり、顔上部の以下に述べる鼻筋を縦方向に、眉間を中心として対応する両眼の楕円孔や両目尻横からこめかみの箇所の波紋状の切り込み線、つまみ用の突出部、鼻部を覆うためのミシン目状の切り込み線、左右双方の両頬部の縦方向に延びて等間隔に並行して並ぶミシン目状の切り込み線のそれぞれの箇所は、図１に対応する箇所に含まれる同じ構成である。
　引き続き、喉顔下型の構成は、顔面鼻筋と下顎中央部を縦方向として、鼻下人中から左右頬下部に、左右双方の鬢の縁から下顎両片部に、下顎両片部を経て顔の動きの歪で剥がれを生じやすい喉部中央の喉元の一部を取り除くカーブを描いた喉もとで結び、口部に対応の切り欠き孔は長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔を設け、左右双方の突端部をも引っ張り持ち上げることで、ミシン目状の切り込み線が徐々に開いて、それぞれの下顎を包み込んで、左右双方の突端部を引っ張り上げるリフティングの力の支点となるパンのクロワッサンに似たる形を作る、横方向に１１０ｍｍ縦方向に２０ｍｍの略長方形の箇所に、上下の方向に延びて、中央部には間隔を集中させて横方向に展開する、両端方向には間隔広くする、全体に２２本のミシン目状の切り込み線を並行にして設け、左右双方の上部の縁には引っ張る為のつまみ用の突端部を設ける。
　本発明の立体型パック用シートを使用する際は、二つ折りしたパック用シートの縁部に設けたつまみ部分を指でつまんで、観音開き状に開き、この開いたパック用シートの鼻部を最初の位置あわせ部分として顔の造作に応じて下顎部へ順々にフィットするように顔全体に貼りつける。
　図２は、本発明の全顔型図１を左右対称の二つに折られて構成される仮面に似たる立体型のパック用シートであり、不織布繊維の並びの方向と顔面の縦方向の向きとを合わせて平面体に打ち抜いて鼻部に対応するほぼ台形とする領域にはハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列配して一部を開き、二つに折られた線上の鼻部に対応する領域は横顔状態での鼻筋とほぼ同形とする。
　引き続き、使用する際には、二つに折ったパック用シートの左右上部縁を持って観音開きのように開けてゆくと鼻の部位が立体三角形となって仮面の裏側に似たる形状となり、位置決めとなる鼻部全体を包み込むイメージに繋がり、装着して個々の鼻の形状に応じて指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がり小鼻の溝までもフィットさせ、装着がスムーズで載置が容易な形状を特徴とした仮面に似たる立体型のパック用シートとなる。
　図５は縦一体型図４を左右対称の二つに折られて構成される仮面に似たる立体型のパック用シートであり、下顎に対応する横方向に、下顎中央部には縦長に延びる、並列した複数列のミシン目状の切り込み線を集中させ、下顎両端部に向う間隔は徐々に広めの間隔をとり長さを短く施して一部を開き、二つに折られた線上の下顎に対応する領域はパンのクロワッサンに似たる外に膨らみ出た形状とする。
　引き続き、使用する際には、二つに折ったパック用シートの左右上部縁を持って観音開きのように開けてゆくと下顎部はパンに似たるクロワッサンの仮面の裏側に似たる形状となって、位置決めとなる下顎部を包み込むイメージに繋がり、装着して個々の顎部の形状に対応して指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がり装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした仮面に似たる立体型のパック用シートとなる。
　図８は顔上型と喉顔下型図７を左右対称の二つに折られて構成される仮面に似たる立体型でセパレーツタイプのパック用シートであり、それぞれは縦抜きに打ち抜かれて、顔面上部の鼻部に対応するほぼ台形とする領域にはハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列配して一部を開き、二つに折られた線上の鼻部に対応する領域は横顔状態での鼻筋とほぼ同じ形とする。
　喉顔下型は縦抜きで、顔面下部の下顎の横方向に対応する下顎中央部には縦長に延びる、並行の複数列のミシン目状の切り込み線を集中させ、下顎両端部に向う間隔は徐々に広めの間隔をとり長さを短く施して一部を開き、二つに折られた線上の下顎に対応する領域はパンのクロワッサンに似たる外に膨らみ出た形状とする。
　顔上型を使用する際には、二つに折ったパック用シートの左右上部縁を持って観音開きのように開けてゆくと鼻の部位が立体三角形となって仮面の裏側に似たる形状となり、位置決めとなる鼻部全体を包み込むイメージに繋がり、装着して個々の鼻の形状に応じて指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がり小鼻の溝までもフィットさせ、装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした仮面に似たる上部に対応する立体型のパック用シートとなる。
　喉顔下型を使用する際には、二つに折ったパック用シートの左右上部縁を持って観音開きのように開けてゆくと下顎部はパンに似たるクロワッサンの仮面の裏側に似たる形状となって、位置決めとなる下顎部を包み込むイメージに繋がり、装着して個々の顎部の形状に応じて指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がり装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした仮面に似たる下部に対応する立体型のパック用シートとなる。
　パック用シートを封入した製品の状態で立体の形状を薬事法上定められた一定の期間を維持させる必要がある場合は、立体型形状にした部位に合わせた形状の枠を用いた容器を採用するか、或いは折り方の方法にてミシン目状の切り込み線を配して立体型とした形状を折り合うシートの間に挟み固定する方法であり、すなわち顔の上下の線を左右の対称として二つに折って、同じように円弧の縁と直線上にある突起の形状の端を、真ん中の縦線で左右に折るか或いは顔の上と下を２つに折り合わせて立体型の形状を固定する。
　平面体型パック用シートの発明を実施するための形態は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きとする打ち抜きの方法で、縦長一体型図１３、顔上型と首顔下型に分割した図１５のそれぞれ１枚の平面体に打ち抜いて構成されることを特徴とする。
　本発明のパック用シートを構成する輪郭や切り欠き孔そしてミシン目状の切り込み線の仕様は、不織布シートを構成する繊維素材の製法や素材そして目付量の小さい~１００（ｇ／ｍｍ２）以下に応じて切り込むミシン目の間隔、全体線の長さ、複数列の本数を変えることが必要で、不織布シートの強度が増すとミシン目の間隔を大きく開け、本数も増やす調整の様々になるが、それぞれに使用の不織布シートを構成する繊維素材はスパンレース仕様であり、全てコットン素材を用いて、シートの目付を６０（ｇ／ｍｍ２）で具体例を示す。
　縦長一体型図１３の額の上部から顎先部分を経て喉元を加えて首元までを２８０ｍｍとし、横方向の頬部から人中を経てもう一方の頬部縁までを１９０ｍｍとし、顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までの横方向を２３０ｍｍとする。
　縦長一体型の平面体には、鼻筋縦方向の眉間を中心にして、両サイドに両眼に対応の切り欠く孔は長軸４５ｍｍ縦軸２０ｍｍの楕円孔を設け、両目尻横からこめかみの扇に似たる領域には波紋に似たる目尻から２ｍｍ、３ｍｍ、４ｍｍ、５ｍｍ、６ｍｍの間隔で、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点として、輪郭周辺手前を終端とした２本の直線の切り込み線で挟んで、或いは下部を始点として輪郭周辺手前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分し、そして左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をずらして設ける。
　続いて、鼻翼からもう一方の鼻翼の鼻下端部に対抗する水平方向の切り込み線を６０ｍｍ、すぐ真上に、中心の立体三角形とする鼻部を覆いほぼ台形の領域の上底２５ｍｍ下底６５ｍｍ高さ５５ｍｍ領域内には鼻筋の幅を真ん中にして両側の領域のそれぞれにハ字状や縦方向に走る７本のミシン目状の切り込み線を設け、鼻下端部に対応する切り込み線と貼り付ける際に鼻尖に対応して目安となる６ｍｍ幅の中央先端部には半円に似たる形状を設ける。
　左右両頬部の領域には横方向に４０ｍｍ、シート繊維の縦方向に３５ｍｍの略四角の領域には５ｍｍの等間隔で縦方向に延びる、並行する８本のミシン目状の切り込み線を施し、小鼻の溝を押さえて頬部の左右の端を斜め上に持ち上げて、耳方向に引っ張りフィットさせる。
　口部に対応の切り欠き孔は長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔を設け、両口元若干斜め上から頬下部を経て外側横方向の平面体の周縁直前に至る領域に、左右双方の両輪郭線手前に達する曲線や直線を組み合わせた凡そ髭形状の横長の切り込み線を設け、切り欠いて構成する。
　引き続き、額上部から連続して顎先先端部分を経由し、喉そして首元部分までを膨らませて連続して覆う略翁形状であり、左右双方の突端部をも引っ張り持ち上げることで、ミシン目状の切り込み線が徐々に開いて、それぞれの下顎を包み込んで力の支点となる、横方向に１１０ｍｍ縦方向に２０ｍｍの略長方形の箇所に、上下の方向に延びて、中央部には間隔を集中させて横方向に展開する、両端方向には間隔広くする、全体に２２本のミシン目状の切り込み線を並行にして設け、左右双方の上部の縁には引っ張る為のつまみ用の突端部を設ける。
　更に、縦長一体型で略翁形状の口元の下から縦の方向とする首元を覆う円弧の輪郭線の先端部までを１２５ｍｍとし、略Ｓ字似たる切り込みの曲線は下顎左裏を始点とし、ここから斜め右下方のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて翁顔の左右の顎から首に膨らませて結ぶ輪郭線の手前を終端とする。
　略Ｓ字を隔て左右のシート片部を設け、左のシート片部にはつかみ代と底辺の横方向に４５ｍｍ、そして繊維の縦方向に６０ｍｍを、互いの先部をＳ字スリットと似たる曲線で結び、結ばれた領域である左を対応する領域と右のスリット片部の右の対応の領域は凡そ相似の関係であり、互いの領域には上下にミシン目状のスリットが複数列に平行して凡そ５ｍｍ間隔で８本並び、不織布繊維がスリットされていることと、更に不織布の横の方向に伸びる特性が相俟って、縁部を押さえて対応するつかみ代を引っ張るとスリット片部が横方向に伸び広がる。
　顔上型と首顔下型に分割した図１５は、繊維素材からなる不織布シートを縦抜きの方法で打ち抜き、上下に分割されたセパレーツ型パック用シートであって、大よその形態は、額の上部からほぼ顔面と顎先部分を経て喉部を加えて首元部までの領域を２８０ｍｍとし、それぞれは１枚の平面体に打ち抜いて構成されることを特徴とする。
　顔上型パック用シートの額上部から人中を覆うまでの顔面縦方向を１３９ｍｍとし、横方向の頬部縁から人中を経てもう一方の頬部縁までを１９０ｍｍとする。
　上記平面体には、鼻筋縦方向の眉間を中心にして、両サイドに両眼に対応の切り欠く孔は長軸４５ｍｍ縦軸２０ｍｍの楕円孔を設け、両目尻横からこめかみの扇に似たる領域には波紋に似たる目尻から２ｍｍ、３ｍｍ、４ｍｍ、５ｍｍ、６ｍｍの間隔で、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点として、輪郭周辺手前を終端とした２本の直線の切り込み線で挟んで他と区分し、そして左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をずらして設け、直線の先端は周辺直前を終端とする。
　鼻翼からもう一方の鼻翼の鼻下端部に対抗する水平方向の切り込み線を６０ｍｍ、すぐ真上に、中心の立体三角形とする鼻部を覆いほぼ台形の領域の上底２５ｍｍ下底６５ｍｍ高さ５５ｍｍ領域内には鼻筋の幅を真ん中にして両側の領域のそれぞれにハ字状や縦方向に走る７本のミシン目状の切り込み線を設け、鼻下端部に対応する切り込み線と貼り付ける際に鼻尖に対応して目安となる６ｍｍ幅の中央先端部には半円に似たる形状を設ける。
　左右両頬部の領域には横方向に４０ｍｍ、縦方向に３５ｍｍの略四角の領域には５ｍｍの等間隔で縦方向に延びる、横方向に並行して８本のミシン目状の切り込み線を施し、小鼻の溝を押さえて頬部の左右の端を斜め上に持ち上げて、耳方向に引っ張りながらフィットさせる。
　首顔下型パック用シートの人中から顎先部そして喉を経て首元までの顔面からの縦方向を１５４ｍｍとし、横方向の顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までを２３０ｍｍとする。
　この平面体の顔下部から首元までの略翁形状の外周縁部は、鼻下人中から左右頬下部に、左右双方の鬢の縁から下顎両辺部に、下顎裏部から喉部を経て首元までを連続して結ぶ。
　口部に対応の切り欠き孔は長軸５５ｍｍ、縦軸１６ｍｍの楕円孔を設ける。
　加えて顎先先端部分を経由して、喉そして首元部分までを連続して覆う略翁形状の平面体であり、下顎部に対応する領域には左右双方を徐々に引っ張ると不織布の特性とミシン目で繊維をスリットすることから横に伸び広がって、下顎を包み込んで力の支点となる横方向１１０ｍｍ縦方向２０ｍｍの領域にミシン目を平行に並び施し、上を揃えて下方向に並び、中央部にはより広がらせるための間隔を集中させて、両端方向には間隔広く長さを短くして、全体に２２本のミシン目状の切り込み線を設け、左右双方の上部の縁には引っ張るためのつまみ用の突端部を設ける。
　下顎先両端片部から喉の部位そして首元の部位までの連続して対応する略翁顔を広く覆うシートの構成は、口元下から縦の方向とする首元を覆う円弧の輪郭線の先端部までを１２５ｍｍとし、略Ｓ字似たる切り込みの曲線は下顎左裏を始点とし、ここから斜め右下方のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて翁顔の左右の顎から首に至る輪郭線が交わる手前を終端とする。
　略Ｓ字の切り込み線を隔てた左のシート片部には、つかみ代と底辺の左横方向に４５ｍｍそこから縦上方向に６０ｍｍを、右のシート片部には、つかみ代と上辺の右横方向に４５ｍｍそこから縦下方向に６０ｍｍ互いの先部を略Ｓ字の切り込み線で結び、左対応の領域と右のスリット片部の右対応の領域は凡そ相似の関係であり、互いの領域には上下にミシン目状のスリットが複数列に並行して、横方向に凡そ５ｍｍ間隔で８本並び、不織布繊維がスリットされていること、更に不織布の横の方向に伸びる特性が相俟って、外周縁部を押さえて対応するつかみ代を引っ張るとスリット片部が横方向に伸び広がるように施されている。
　本発明のパック用シートの下顎裏から首元の領域を貼り付ける際の、略Ｓ字に似たるスリット曲線を隔てた左右それぞれのシート片部を密着そしてフィットさせるための仕組みは、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、余分なシートを吸収させて、互いのシート片部に施されたミシン目状の切り込み線を縦方向延びる、並行して複数列設けたシートの外周縁部を抑えて、左つかみ代を右横方向に、右つかみ代を左横方向に、互いを引っ張り肌にあてがいながら交互に貼り合わせる形態とする。
　両目尻からこめかみの皺や弛みを強制的にフィット体感させる仕組みは、扇に似たる波紋状に広がる左右複数本の弓状のミシン目状の切り込み線領域を、目尻の端の上部と下部からそれぞれ直線で領域を挟み込むように、際に２本の切り込み線を施して他と区分し、直線は放射状にて先端はつまみ用突出部の輪郭線手前に施して、引っ張る際は、連続する縁部を切り離し、つまみを外側横方向に引っ張ることで複数列のミシン目状の切り込み線を容易に伸び広がらせて強制的に体感させる。
　鼻部から左右両双方の頬部に連続して対応するミシン目状の切り込み線の構成は、ほぼ台形とする小鼻から鼻尖を経てもう一方の小鼻に至り、真上の目の目頭の部位に結びもう一方の目の目頭の部位に至り、真下の小鼻を結ぶ領域に縦の方向やハ字状に走るミシン目状の切り込み線を複数列に配して、連続して頬部を覆うシートには縦方向に延びる、並行して横方向にミシン目状の切り込み線を８本施し、横方向に引っ張ることで、小鼻の溝から頬の外側横方向にフィット感を体感させる。
　本発明の弾性回復型パック用シートを実施するための形態は、繊維素材からなる不織布シートを上部の顔上型は縦抜きとする打ち抜きの方法で、下部の喉顔下型と首下型は直角抜きとする打ち抜きの方法で、それぞれ１枚の平面体に打ち抜いて、顔上型と喉顔下型、顔上型と首顔下型は、図１９の上部と下部が分割されたセパレーツ型のパック用シートで示し、双方は略翁形状で構成されることを特徴とする。
　本発明のパック用シートを構成する輪郭や切り欠き孔そしてミシン目状の切り込み線の仕様は、顔上部と顔下部とは抜き方法が違い別々に対応することが必要であり、不織布を構成する繊維素材の種類や製法そして目付量の小さい~１００（ｇ／ｍｍ２）以下に応じて切り込むミシン目の間隔、全体線の長さ、複数列の本数、不織布シートの伸び方向の輪郭寸法を変えることが必要であって、不織布シートの強度が増すとミシン目の間隔を大きく開け、本数も増やす調整の様々になる。
　本発明の具体例の繊維素材はコットンや伸縮があるポリエステル、ポリエチレン或いはレーヨンで構成する不織布シートであって、シートの目付を６０（ｇ／ｍｍ２）にてそれぞれを平面体に打ち抜いて顔下部には２つのタイプを示し、前記不織布の伸びる横方向についての寸法は、コットン１００％スパンレースで目付を６０（ｇ／ｍｍ２）に比べると凡そ１３％~１５％減の寸法を目安に示す。
　顔上部や顔下部の喉部や首元までを加えて結ぶセパレーツ型のパック用シートの凡その形態は、額の上部からほぼ顔面と顎先部分を経て喉元を加えて首元までの縦の領域を凡そ２８０ｍｍとして展開し、顔上半分の上部パック用シートと顔下部に分かれ、２つのタイプで、顔面下部に下顎先両端片部から喉の部位を連続させて貼り付ける翁形状と顔面下部から喉部を経て首部までを連続させて貼り付ける翁形状に構成され、双方の翁形状は、顔面下部の左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませた領域を覆うことができる平面体である。
　上部パック用シートの額上部から人中を覆うまでの顔面縦方向を１４１ｍｍとし、人中から左右両頬部そして左右こめかみ部を経て額の頭髪生え際に沿って中央部を結び、横方向の片方の頬部縁から人中を経てもう一方の頬部縁までの横幅方向を１７０ｍｍとする。
　この平面体には、両眼に対応の切り欠く孔は長軸４０ｍｍ縦軸２０ｍｍの楕円孔を設け、両目尻横からこめかみの扇に似たる領域には波紋に似たる目尻から５ｍｍ、７ｍｍ、７ｍｍの間隔でミシン目状の切り込み線を設け、且つ波紋状に広がる複数本の弓状のミシン目状の切り込み線を目尻の端の上部と下部からそれぞれ２本の直線の切り込み線で挟んで或いは下部から１本の直線の切り込み線で他とシートを区分し、且つ左右双方の終端縁部にはつまみ用の突出部を設け、或いはシートをつまみ広げることをたやすくするために、上下に互いをずらして設けて、直線の先端は輪郭周辺直前を終端とする。
　続いて、鼻翼から貼りつける目印となる半円に似たる凸部の鼻尖を経てもう一方の鼻翼の鼻下端部に対抗する水平方向の切り込み線を６０ｍｍ、すぐ真上に、顔の中心の立体三角形とする鼻部を覆う、シートにはほぼ台形の領域の上底２４ｍｍ下底６５ｍｍ高さ５０ｍｍ領域内には鼻筋の幅を真ん中にして両側の領域のそれぞれにハ字状や縦方向に走る７本のミシン目状の切り込み線を設け、鼻下端部に対応する切り込み線と貼り付ける際に鼻尖に対応して目安となる６ｍｍ幅の中央先端部には半円に似たる形状を設ける。
　左右両頬部の領域には横方向に３５ｍｍ、縦方向に３５ｍｍの略四角の領域には５ｍｍの等間隔で縦方向に平行して並ぶ６本のミシン目状の切り込み線を施し、小鼻の溝を押さえて頬部を斜め上に持ち上げて、膨らんだ曲線のつかみ代を耳方向に引っ張りながらフィットさせる。
　喉顔下型の顔下部パック用シートの人中には幅６ｍｍの略半円に似たる凹部の貼り付ける目印を設けて左右両頬部から両顎片部を経て喉までの、顔面人中からの縦方向に覆う長さを１２５ｍｍとするので、打ち抜く寸法は伸縮を考慮して凡そ１１０ｍｍとし、横幅方向の顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までを２１０ｍｍとする。
　続き、首顔下型の顔下部パック用シートの人中に対応する箇所には幅６ｍｍの半円に似たる凹部の貼り付ける目印を設け左右両頬部から両顎片部を経て喉を加えて首元までの、顔面人中からの縦方向に覆う長さを１５５ｍｍとするので、打ち抜く寸法は伸縮を考慮して凡そ１３５ｍｍとし、横方向の顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までを２２０ｍｍとする。
　顔下部パック用シートの顔下半分から喉部までや顔下半分から首元部までの略翁形状の外周縁部は、鼻下人中から左右頬下部から左右下顎両片部を経て喉部を膨らませて連続して結び、もう一方のタイプは鼻下人中から左右頬下部から左右下顎両片部を経て喉部そして首部を膨らませて連続して結ぶものである。
　口部に対応の切り欠き孔は長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔を設ける。
　顔下部のパック用シートは不織布繊維の方向に対して顔面縦の方向を直角に合わせて打ち抜いて、顔面下から喉部の間、顔面下から首元部の間に弾性回復力を体感させる構成と相乗してそれぞれにリフトアップを体感させる構成としている。
　顔面下部から喉の部位、そして顔面下部に喉部を加えて首元の部位までを連続させて翁顔を広く密着させて覆い、顔面縦の方向に弾性回復力を体感させるシートの構成は、下顎左裏から斜め右下方のほぼ喉中央部を横切り右下方向へ伸びて略翁形状の左右の両片顎から喉部に交わる輪郭線の手前を終端とし、或いは首元部に交わる輪郭線手前を終端とする略Ｓ字似たる切り込みの曲線を設ける構成とする。
　リフトアップ機能の構成には、パック用シートの左右双方の突端部は斜め上外方向に引っ張る構成とし、下顎中央部に対応する横方向１１０ｍｍ縦方向２５ｍｍの長方形には、ミシン目状の切り込み線を５ｍｍ間隔で繊維の方向に沿って横方向に平行して設け、顔面縦方向の上から順に横方向の長さを７０ｍｍ、９０ｍｍ、１１０ｍｍ、９０ｍｍ、７０ｍｍとし、中央部のミシン目状の切り込み線の長さはより広がらせるためのミシン目状の切り込み線で横方向に長くして、顔面縦方向を中心にして上下に５本を設け、不織布の特性とミシン目状の切り込み線を複数条を施しているので、不織布繊維がスリットされていることから顔の縦方向に伸び広がり、個々の下顎に対応して、下顎を包み込む形状となることからリフティングに対応する力の支点となる。
　更に、左右両頬部から下顎両辺部そして喉部、首元部の間に、より強い弾性回復力を体感させる構成は、ミシン目状のスリットが複数条に平行して凡そ５ｍｍ間隔で、左右双方の頬部には長さ５０ｍｍを５本、顔下部の略Ｓ字の切り込み線を隔てた左右のシートの両片部は、左対応の領域と右対応の領域は凡そ相似の関係であり、互いの領域の顔面縦の方向には、左右両端顎部から喉部までを結ぶ形状は４本、首元部までを結ぶ形状には７本をそれぞれ平行して設ける構成であり、不織布繊維がスリットされているのと不織布の横の方向すなわち顔面の縦方向に伸びる特性が相俟って、顔面下部から喉部や首元部のそれぞれの間に強い弾性回復力が接する肌に体感できるものである。
　顔下部のパック用シートを下顎裏から首元の領域を貼り付けは、略Ｓ字に似たる切り込み線を隔てた左右それぞれのシート片部を密着そしてフィットさせてより弾性回復力を肌に体感させるための仕組みは、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、余分なシートを吸収させて、喉の部位を押さえて貼り付け、繊維の並びの沿った方向に、平行したミシン目状の切り込み線を複数条設けているので、シートを伸ばしなぞり交互に貼り合わせて貼り付けることで、接する肌に弾性回復力を体感させる形態を特徴とする。
　本発明の顔上部や顔下部のパック用シートの平面体の外周縁部には、内側から外側方向に、それぞれ２０ｍｍから９５ｍｍの切り込み線を複数本施し、切り込み線先端の終端する手前の縁部に目印となる楔形状や凹凸の形状を設け、対応させる内側からの切り込み線と外側からの切り込み線の先端を対抗させて、極僅かな約１．５ｍｍ~２ｍｍ幅ほどの輪郭縁部を挟み、シートの材質や目付量によって多少細工を必要とするが、指で容易に裁ち切ることができる構成としている。
　これらパック用シートを使用する際の、折り畳まれたシートを手早く広げるには、縁部に設けられたそれぞれの引っ張るための突出部や突端部をつまんで広げると手早く広げられる効果があり、また左右対称に折り畳まれて重なり合う場合の双方の突出部は簡単に剥がし広げづらくなるので、従ってわずかに上下方向にずらせて突出相互が重ならないようにするとつまみが容易となる。
　顔上部のパック用シートの両目尻からこめかみの皺や弛みを強制的にフィットさせる仕組みは、扇に似たる波紋状に広がる左右複数本の弓状のミシン目状の切り込み線を施した領域を、目尻の端の下部から直線で切り込み線を施して他と区分し、直線は若干放射状にて先端はつまみ用突出部の輪郭線手前に施し、或いは目尻の端の下部と上部に直線で領域に切り込み線を施して他と区分し、際に２本の切り込み線を施して、直線は放射状にて先端はつまみ用突出部の輪郭線手前に施して、引っ張る際は、連続する縁部を切り離し、つまみを外側横方向に引っ張ることで複数列のミシン目状の切り込み線を容易に伸び広がらせて強制的にフィット感を体感させる。
　顔上部のパック用シートの図３２の両眼の個々に対応する領域の、美容の効能効果を得る用法にフラップ形状とするシート片部を切り込み線で切り抜いて設け、目頭付近から起点する切り込み線ともう一方の目尻付近から起点する切り込み線は互い平行して上まぶた付近まで上の方向に施して、そして互い上まぶた中央に向かい、つまみ用の突出形状を上部に形成し、切り込み線は突出形状の中ほどで交わらず互いを手前に施し、シートの貼り付ける際に切り外して顔面の反対側に倒し、シートの貼り付けを終えた最後に顔面外側に垂れ下げたフラップ状に切り込まれたシート片部を摘まんで、突出部を持ち上げながら上方向に貼りつける。また倒したままで使用することは、眼袋に対して倍量の化粧液の効果を期する。
　顔上部のパック用シートの鼻部から左右両双方の頬部に連続してフィット感を体感させる構成は、鼻部のほぼ台形とする小鼻から鼻尖を経てもう一方の小鼻に至り、真上の目の目頭の部位に結びもう一方の目の目頭の部位に至り、真下の小鼻を結ぶほぼ台形の領域にハ字状や縦の方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列に配して、左右の両小鼻からそれぞれ外方向に連続して頬部を覆うシートの３５ｍｍの略四角の形状内には縦方向で平行に並ぶミシン目状の切り込み線を６本施し、左右の縁部をそれぞれ横方向に引っ張ることで、小鼻の溝から頬の外側横方向にフィット感や持ち上げ感を体感させる。
　皺対策セパレーツ型パック用シートの発明を実施するための形態は、本発明のパック用シートを構成する輪郭や切り欠き孔そしてミシン目状の切り込み線の仕様は、顔上部と顔下部のパック用シートにそれぞれの機能を備えるために、図２３や図２５の縦抜きや直角抜きとする抜きの方法を違えて別々に対応することが必要であり、不織布を構成する繊維素材の種類や製法そして目付量の小さい~１００（ｇ／ｍｍ２）以下に応じて切り込むミシン目の間隔、全体線の長さ、複数列の本数、不織布シートの伸び方向の切り欠き孔や輪郭の寸法を変えることが必要であって、不織布シートの強度が増すとミシン目の間隔を大きく開け、本数も増やす調整の様々になる。
　本発明の具体例の繊維素材はコットンや伸縮があるポリエステルやポリエチレン或いはレーヨンで構成する不織布シートであって、シートの目付を６０（ｇ／ｍｍ２）にてそれぞれを平面体に打ち抜いて示すが、伸縮度の大きい繊維素材を大量に用いる場合の不織布の伸びる方向の寸法の設定は、使い勝手を考慮すると通常の寸法の凡そ１３％~１５％減を目安に設定をする必要がある。
　顔上部と顔下部とする左右双方の両頬上部から下顎まで、左右双方の両頬上部から喉部まで、左右双方の両頬上部から首元までを加えて結ぶセパレーツ型のパック用シートの大よその形態は、額の上部からほぼ顔面と顎先部分を経て喉元を加えて首元までの縦の領域を縦方向は凡そ２８０ｍｍとし、横方向の左右両頬部の間は凡そ１７０ｍｍで、左右下顎両突端部の間は凡そ２３０ｍｍの領域内で展開する。
　顔上部と顔下部のパック用シートは、顔上部のパック用シートを顔面の額上部から口下部までを貼り付け、顔面下部の口部を目安に貼り合わせると、左右双方の頬上部から口元下部分までを重複させて貼り付けるもので、美容対策を含めた皺対策の特徴とするパック用シートとなって、顔面下部の左右両頬上部から下顎両片部を経て喉部や首部までを連続させて貼り付けるパック用シートは、略翁形状に構成された平面体である。
　上部パック用シートの額上部から左右双方の頬部を経て口下部を覆うまでの顔面縦方向を１７５ｍｍとし、額上部の頭髪生え際に沿って左右こめかみ部から左右両頬部を経て口下部までを膨らませて結び、横方向の片方の頬部縁からもう一方の頬部縁までの横幅方向を１７０ｍｍとする縦抜きの平面体で構成される。
　上部パック用シートの平面体には、眉間を真ん中にして両サイドには両眼に対応の切り欠く孔は長軸４５ｍｍ縦軸２０ｍｍの楕円孔を設け、左右双方の両目尻からこめかみの皺や弛みを強制的にフィットさせる仕組みは、左右両目尻横からこめかみの扇に似たる領域に、波紋状に広がる左右複数本の弓状に弧を描くミシン目状の切り込み線を施すことであり、目尻から２ｍｍ、３ｍｍ、５ｍｍ、７ｍｍの間隔で弓状のミシン目状の切り込み線を設け、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本の弓状のミシン目状の切り込み線の、目尻の端の下部から１本の直線の切り込み線でシートを区分し、直線の先端はつまみ用突出部の輪郭線部分手前を終端とする。
　或いは上部と下部から波紋状に広がる複数本の弓状の切り込み線を２本の直線の切り込み線で挟んでシートを区分し、２本の直線の先端はつまみ用突出部の輪郭線手前に施して、且つ左右双方の終端縁部にはつまみ用の突出部を設け、或いはシートをつまみ広げることを容易にするために、突出部を上下に互いをずらして設けて、引っ張る際は、連続する縁部を切り離し、つまみを外側横方向に引っ張ることで複数列のミシン目状の切り込み線を容易に伸び広がらせて接するこめかみに、強制的にフィット感を体感させる。
　引き続いて、鼻翼から貼りつける目印となる半円に似たる凸部の鼻尖を経てもう一方の鼻翼の鼻下端部に対抗する水平方向の切り込み線を６０ｍｍ、すぐ真上に、顔の中心の立体三角形とする鼻部を覆う、シートにはほぼ台形の領域の上底２４ｍｍ下底６５ｍｍ高さ５０ｍｍ領域内には鼻筋の幅を真ん中にして両側の領域のそれぞれにハ字状や縦方向に走る７本のミシン目状の切り込み線を設け、鼻下端部に対応する切り込み線と貼り付ける際に鼻尖に対応して貼り付けの目安となる凡そ６ｍｍ幅の中央先端部には半円に似たる形状を設ける。
　顔上部のパック用シートの鼻部から左右両双方の頬部に連続してフィット感を体感させる構成は、鼻部のほぼ台形とする小鼻から鼻尖を経てもう一方の小鼻に至り、真上の目の目頭の部位に結びもう一方の目の目頭の部位に至り、真下の小鼻を結ぶほぼ台形の領域にハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列に配して、左右の両小鼻からそれぞれ外方向に連続して頬部を覆うシートの縦方向３０ｍｍ横方向３５ｍｍの略四角の形状内には縦方向で平行に並ぶミシン目状の切り込み線を８本施し、左右の縁部をそれぞれ横方向に引っ張ることで、小鼻の溝から頬の外側横方向にフィット感や持ち上げ感を体感させる構成とする。
　引き続き、上記に加える左右双方のほうれい線や口部の周囲にある小皺に対応する領域は、左右双方輪郭線の頬部から膨らませた状態で、右側面部を引っ張るためのつまみ用の緩く膨らんだ突出部を右輪郭縁部に、左側も同じく左輪郭縁部に突出部を設けて、左右双方からの輪郭線は口下の部分で結ぶ形態であり、左右双方のハの字に似たるほうれい線と口元の小皺の領域には左右双方の両ほうれい線に対応して、ハ字状に広がるミシン目状の切り込み線を複数列設けることで、右側の小鼻の溝からほうれい線部の斜めの筋方向を左指の腹で抑え右側輪郭縁部の突出部を外方向に引く、或いは左側の小鼻の溝からほうれい線部の斜めの筋方向を右指の腹で抑え左側輪郭縁部の突出部を外方向に引っ張ることで、より伸び広がることから部位を矯正して貼り付ける構成となり、口部に対応する切り欠き孔は凡そ長軸５５ｍｍ、縦軸１６ｍｍの楕円孔或いは複数孔の楕円の切り欠き孔を設ける。
　顔下部パック用シートの縦抜きと直角抜きの形態とそれぞれのミシン目状の切り込み線の構成を述べる。
　本発明の縦抜き方法による顔下部パック用シートの構成は、人中に対応する箇所には、幅１０ｍｍの半円に似たる凡その凹部の貼り付ける目印を設けて、口部に対応の切り欠き孔は凡そ長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔を設け、左右両頬上部から両顎片部を経て喉までや首元部までの頬上部からの縦方向に覆う長さを１７５ｍｍとし、横幅方向の顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までを２２０ｍｍとする。
　引き続いて、左右双方の両端部を引き上げるとミシン目が開いて下顎部を包み込み力の支点となるリフトアップの構成には、左右双方を徐々に引っ張ると不織布の横方向に伸びる特性とミシン目で繊維をスリットすることから横に伸び広がって、下顎を包み込んで力の支点となる横方向１１０ｍｍ縦方向２０ｍｍの領域にミシン目状の切り込み線を繊維の方向に沿って縦の方向に平行延びて並び施し、横方向に展開して、上を揃えて下方向に、中央部にはより広がらせるためのミシン目状の切り込み線を平行して並ぶ間隔を集中させて、両端方向には抜きの間隔広く長さを短くして、全体に２２本のミシン目状の切り込み線を設け、左右双方の上部の輪郭縁部には引っ張るためのつまみ用の突端部を設けることで、接する肌にリフトアップが体感できるものである。
　更に、左右双方の両頬上部から下顎先両端片部から喉の部位そして首元の部位までの連続して対応する翁形状で広く覆うことができるシートには、略Ｓ字似たる切り込みの曲線は下顎左裏を始点とし、ここから斜め右下方のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて翁形状の左右の下顎両端部から喉部或いは首元部至る左右からの輪郭線が交わる手前を終端とする。
　顔下部のパック用シートを下顎裏から首元の領域を貼り付ける際の、略Ｓ字に似たる切り込み線を隔てた左右それぞれのシート片部を貼りつけて密着感を肌に体感させるための仕組みは、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、余分なシートを吸収させて、喉の部位を押さえてつかみ代をつかんで貼り付けながら、縦方向に延びる平行したミシン目状の切り込み線を複数列設けているので、シートを横方向に伸ばしなぞり交互に貼り合わせて貼り付けることで、接する肌に密着感を体感させる形態を特徴とする。
　引き続き、より強い密着感を体感させる構成は、顔下部パック用シートの左右双方の両頬部には繊維の並ぶ方向に沿って凡そ５ｍｍ間隔で縦方向に延びる平行の８本のミシン目状の切り込み線施し、略Ｓ字を隔てた左のシート片部には、つかみ代と底辺の横方向に４５ｍｍそして縦方向に６０ｍｍを、互いの先部を略Ｓ字スリットと似たる曲線で結び、左対応の領域と右のスリット片部の右対応の領域は凡そ相似の関係であり、互いの領域には繊維の方向に沿って縦方向のミシン目状の切り込み線が複数列に平行して凡そ５ｍｍ間隔で８本並び、不織布繊維がスリットされていること、更に不織布の横の方向に伸びる特性が相俟って、縁部を押さえて対応するつかみ代を引っ張るとスリット片部が横方向に伸び広がるように施されている。
　本発明の直角抜き方法による顔下部パック用シートの構成は、具体例に伸縮度の大きい繊維素材を用いて構成し、人中に対応する箇所には、幅１０ｍｍの半円に似たる凡その凹部の貼り付ける目印を設けて、口部に対応の切り欠き孔は凡そ長軸５５ｍｍ縦軸１３ｍｍの楕円孔を設け、左右両頬上部から両顎片部を経て喉までや首元部までの頬上部からの縦方向に覆う長さを１５０ｍｍとし、横幅方向の顎片部突端部縁から口部を経てもう一方の顎片部突端部縁までを２３０ｍｍとする。
　引き続き、左右双方の両端部を引き上げるとミシン目が開いて下顎部を包み込み力の支点となるリフトアップの構成には、パック用シートの左右双方の突端部は斜め上外方向に引っ張る構成とし、下顎中央部に対応する横方向１１０ｍｍ縦方向２５ｍｍの長方形には、ミシン目状の切り込み線を５ｍｍ間隔で横方向に平行して、顔面縦方向の上から７０ｍｍ、９０ｍｍ、１１０ｍｍ、９０ｍｍ、７０ｍｍ中央部にはより広がらせるためのミシン目状の切り込み線を横方向に長くして、顔面縦方向を中心にして上から下に５本を設け、不織布の横方向に伸びる特性にミシン目状の切り込み線を複数条施しているので、不織布繊維がスリットされていることから顔の縦方向に伸び広がって、下顎を包み込む形状となることからリフティングに対応する力の支点となり、接する肌にリフトアップが体感できるものである。
　顔下部のパック用シートを下顎裏から首元の領域を貼り付ける際の、略Ｓ字に似たる切り込み線を隔てた左右それぞれのシート片部を密着そしてフィットさせて弾性回復力を肌に体感させるための仕組みは、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、余分なシートを吸収させて、喉の部位を押さえてつかみ代をつかんで貼り付けながら、縦方向には平行して延びるミシン目状の切り込み線を複数条設けているので、シートを下方向に伸ばしなぞり交互に貼り合わせて貼り付けることで、接する肌に弾性回復力を体感させる形態を特徴とする。
　更に、より強い弾性回復力を体感させる構成は、ミシン目状のスリットが複数条に平行して凡そ５ｍｍ間隔で、左右双方の頬上部から長さ５０ｍｍを４本、顔下部の略Ｓ字の切り込み線を隔てた左右のシートの両片部は、左対応の領域と右対応の領域は凡そ相似の関係であり、互いの領域の顔面縦の方向には、左右両端顎部から喉部までを結ぶ形状には４本、左右両端顎部から喉部を経て首元部までを結ぶ形状には７本をそれぞれ平行して設ける構成であり、不織布繊維がスリットされているのと不織布の横の方向すなわち顔面の縦方向に伸びる特性が相俟って、左右双方の両頬上部から喉部や首元部のそれぞれの間に強い弾性回復力が接する肌に体感できるものである。
　更に、顔下部パック用シートの左右双方の両頬部には繊維の並ぶ方向に沿って凡そ５ｍｍ間隔で横方向に延びる平行する４本のミシン目状の切り込み線は、最初に貼り付けた顔上部パック用シートの左右双方の両頬部の形状に対応して伸び広がって強く固定するものである。
　本発明を実施するための形態の互いに凡そ共通する立体型パック用シートと平面体型パック用シートそれに弾性回復型パック用シート更に皺対策型パック用シートは以下の内容である。
　これらパック用シートを使用する際の、立体型となる左右対称の二つ折り或いは折り畳まれたシートを手早く広げるには、縁部に設けられたそれぞれの引っ張るための突出部や突端部をつまんで広げると手早い効果があり、また左右対称に折り畳まれて重なり合う場合の双方の突出部は簡単に剥がし広げづらくなるので、従ってわずかに上下方向にずらせて突出相互が重ならないようにするとつまみが容易になる。
　本発明のパック用シートの両目の個々に対応する領域の、美容の効能効果を得る用法にフラップ形状とするシート片部を切り込み線で切り抜いて設け、目頭付近から起点する切り込み線ともう一方の目尻付近から起点する切り込み線は互い平行して上まぶた付近まで上の方向に施して、そして互い上まぶた中央に向かい、つまみ用の突出形状を上部に形成し、切り込み線は突出形状の中ほどで交わらず互いの先端を対向して施し、シートの貼り付ける際に切り外して顔面の反対側に倒し、シートの貼り付けを終えた最後に顔面外側に垂れ下げたフラップ状に切り込まれたシート片部を摘まんで、突出部を持ち上げながら上方向に貼りつける。また倒したままで使用することは、目袋に対して倍量の化粧液の効果を期する。
　本発明のパック用シートの平面体の外周縁部には、内側から外側方向に、それぞれ２０ｍｍから９５ｍｍの切り込み線を複数本施し、切り込み線先端の終端する手前の縁部に目印となる楔形状や凹凸の形状を設け、対応させる内側からの切り込み線と外側からの切り込み線の先端を対抗させて、極僅かな約１．５ｍｍ~２ｍｍ幅ほどの輪郭縁部を挟み、シートの材質や目付量によって多少細工を必要とするが、指で容易に裁ち切ることができる構成としている。
　本発明のパック用シートを形成する輪郭線が、裁ち切られた状態であってもそれぞれの用法の効能効果については問題としない。
　本発明のパック用シートの密着性やリフト感をより強くするための口部に対応する形状は、左右双方のいずれの突出部や突端部を引き上げると密着がよいが、口部に対応する楕円形の形状では口部が対応する楕円孔に当て嵌まり力の方向が止まるので、縦抜きは図２９略縦長楕円を、直角抜きは図３０略横長楕円のいずれかを、用いると引っ張りが良好で、本発明は横方向に伸ばす縦抜きと顔面縦方向に伸ばす直角抜きの方法で打ち抜くので、伸びると略正円となる凡そ短軸６ｍｍ、長軸１０ｍｍの複数の略楕円の孔或いは小孔を複数にして口部の上を覆い引っ張り易い形状にして対応させる構成とする。
　本発明のパック用シートは、肌への保湿効果の美容対策、そして外界刺激の一つである紫外線を肌に到達させない保護の効果とした保護対策の薬液製剤を含浸又は塗布した或いはドライの滅菌処理を行って薬事対応のバリヤー袋や医療用具対応の滅菌袋に封入した状態で使用の１回分を提供するが、複数回分の封入は袋や手間暇を省くので、コストの削減やコストを省いたお徳用商品も提供できる。
　パック用シートの口部に対応する切り欠き孔は長軸５５ｍｍ縦軸１６ｍｍの楕円孔に嵌る口部には、外界刺激の一つである紫外線があたると日焼けとなるが、小さな複数の略楕円の孔や小孔を設けることは呼吸も可能で、紫外線のあたりも分散できて日焼けも緩和できる。
　本発明の立体型パック用シートを除いたその他のパック用シートは二面体なので貼り付ける際に、シートの表裏を違えた場合の機能や効能効果には問題としない。
　従来品の凡そが鼻部領域の鼻翼回りを形成する切り込み線が略「Ｕ」字状であると、切り込みによって生じた間に紫外線が漏れて日焼けの痕やシミの沈着原因になるが、鼻筋に沿ってハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線を施すことによって、鼻部の領域を伸び広げて覆うので皮膚生理学にある日焼けの軽減に繋がる。
　本発明のパック用シートを貼り付けてフィットさせるための伸縮がみられる素材とは、自然繊維のコットンや伸縮する特性を有するポリエステルそしてポリエチレン或いはレーヨンなる化学繊維の単数や複数をそれぞれ構成して不織布シートに加工したものである。
　本発明のパック用シートを構成する繊維素材が薬液の原料吸着率を問わない製品種別については、汎用の安価な素材を用いて加工を行うことには何ら問題としない。
　紫外線を反射させる或いは遮断させる効果を有する繊維素材とは、繊維に製剤をコーティングするか練り込ませたもので、不織布に適正に加工して薬事法上の安全性や安定性が確認できるものであり、不織布シートは刃型で打ち抜かれてパック用シートとなるものである。
　肌に紫外線を到達させない製剤とは、液材、散剤、顆粒剤、ゲル剤で、不織布繊維に適正含浸或いは適正に塗布でき、薬事法上の安全性や安定性が確認されているものをいう。
　ドライ状態であるパック用シートの滅菌処理条件は、医療雑貨で用いるバリデーション条件で使用の回数分を医療用具の滅菌袋に封入して凡そ４５℃で５時間のＥＯＧ滅菌工程或いはガンマー線の照射の工程を素材に応じて行う。

　本発明の実施例を立体型パック用シートは実施例１、実施例２、実施例３と平面体型パック用シートは実施例４と実施例５それに弾性回復型パック用シートは実施例６更に皺対策セパレーツ型パック用シートは実施例７の順に述べる。
　本発明の立体型パック用シートと使用状態の説明を実施例１に図２と図３、実施例２に図５と図６、実施例３に図８と図９の３例に基づいて説明をする。
　実施例１
　実施例１は全顔型図１を図２の立体型パック用シートとしたものであり、図３の使用する状態の説明は、顔の上下を結ぶ左右対称とする鼻筋を通る縦線を真ん中として概ね左右対称に折り重ねており、２つに折られた上部の縁を持って観音開きのように開けてゆくと顔に面する立体型の裏面にあたる鼻の部位が立体三角形となり、位置決めとなる鼻部全体を包み込むイメージに繋がる構造となっているのであてがうように装着して個々の鼻の形状に応じて包み込み、指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がって小鼻の溝までもフィットさせて覆い、パック用シートの装着がスムーズで貼り付けがが簡単な形状を特徴としている立体型のパック用シートである。
　実施例２
　実施例２は縦一体型図４を図５の立体型パック用シートとしたものであり、図６の使用する状態の説明は、実施例１のパック用シートに下顎両片部から喉部までの用法と効果を求める為に、下顎部や下顎両片部に対応する折り返し片部の領域を加えたほぼ顔面から下顎両片部を経て喉部までを覆うタイプで、実施例１を行って次に位置決めとなる下顎全体を包み込むイメージに繋がる構造となるので顔面に装着して個々の下顎の形状に応じて包み込んで、指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がって下顎両片部から喉部までを貼りつけて、下部の左右双方の突端部を引き上げると、顔に面する立体型の裏面にあたる下顎ラインのクロワッサンに似たる領域は不織布の繊維がスリットされていて、不織布の横に伸びやすいという特性とが相俟って伸び広がり、すなわち下顎左右両端部のシートを持ち観音開きに似たる開き、左右双方の突端部を引き上げることで中央部を引っ張り、そして下顎を包みリフトの力の支点とする機能が作用して、パック用シートに接する肌には密着感と引っ張り感を強く体感できて、装着がスムーズで載置が簡単な形状を特徴とした立体型のパック用シートである。
　実施例３
　実施例３は顔面全体と下顎部から喉部を加えて覆うことができるパック用シートを、凡そ顔上半分と顔下半分に分かれた図７を図８のセパレーツ型パック用シートとしたものであり、図９の使用する状態の説明は、顔上半分の二つに折られた上部を持って観音開きのように開けてゆくと顔に面する立体型の裏面にあたる鼻の部位が立体三角形となり、位置決めとなる鼻部全体を包み込むイメージに繋がる構造となっているのであてがうように装着して個々の鼻の形状に応じて包み込み、指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がって小鼻の溝までもフィットさせ、左右双方の頬部の丘状にはフィット感が得られる形状であり、上部に対応する装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした立体型でセパレーツタイプのパック用シートである。
　顔下部の二つに折られた上部を観音開きのように開けてゆくと顔に面する立体型の裏面にあたる下顎部の部位がパンに似たるクロワッサンとなり、位置決めとなる下顎全体を包み込むイメージに繋がる構造となるので顔面に装着して個々の下顎の形状に応じて包み込んで、指の腹でなぞると不織布がスリットされていることから容易に伸び広がって下顎両片部から喉部までもフィットさせ、左右双方の突端部を引き上げることで中央部を引っ張り、そして下顎を包みリフトの力の支点とする機能が作用して、パック用シートに接する肌には密着感と引っ張り感を強く体感でき、装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした立体型のパック用シートである。
　セパレーツ型パック用シートの装着する上部と下部の順序は問わないが、下半分の左右両端部を引っ張って下顎から両片部そして両頬部を固定した後に上半分の装着を行うと、上部の左右両頬のシートで下半分の突端部位のシートを覆い固定を強固にすることになって肌への体感に好ましく、装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした装着がスムーズで貼り付けが簡単な形状を特徴とした下部に対応する立体型でセパレーツタイプのパック用シートである。
　本発明の平面体の縦長一体型パック用シートと使用状態の説明を実施例４に図１３と図１４、実施例５に図１５と図１６の２例に基づいて説明をする。
　実施例４
　本発明の実施例４は、図１３のほぼ顔面から下顎先両辺端部から喉部を経て首元に連続した縦に長い領域を一体型で覆う仕組みで、図１４の使用する状態の説明は、粘度調整を処方した美容液を含浸或いは美容成分をゲルに含ませ塗布したシートで、折り畳まれたシートを平面体に広げるには突出部、突端部、首部の輪郭部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、両目尻の縁部辺りや突出部を持って両眼や中央部ほぼ台形の鼻部を目安に、シートを顔面の額部分から両眼の部位、鼻部、両頬部に徐々に貼り付けて、輪郭線に内側から手前に施された切り込み線の先端部である連続部分を指で千切り、目尻部は目尻を抑えながら突出部を摘まみ外横の水平方向に引っ張ると、上から下方向の波紋状に切り込まれたミシン目状の領域の肌はより強制的にフィットされ、鼻部も両指の腹で鼻部の鼻筋を挟み形状に沿ってなぞり小鼻の溝までもフィットさせて、左右にそれぞれ連続する頬部は小鼻の溝部を指先で抑えながら頬部の左右の端を摘まんで、外横方向の少々頬部を持ち上げ気味に引っ張ると頬部は強制的に上がりフィットされる。
　両頬部から両突端部に連続する輪郭線は指で千切り外して、外すことで左右双方にある両突端部をつかんで頬骨の上を覆いかぶせて、下顎先端部から両片端部に対応する上下に施されたスリットゾーンをあてがい、左右双方の両突端部を持ち上げると個々の下顎の形状に沿ってミシン目が開いて広がり、下顎部を包んでリフトアップ機能の力の支点となって接する肌に強いフィット感を体感させる。
　喉部から首元までを連続して覆いフィットさせるための略Ｓ字に似たる切り込み線の始点は下顎左裏から、右斜め下方向に走り、翁形状で喉部や首元部を結ぶ手前を終端として、先端部と輪郭線が交差する部位は指で容易に千切り離される構成である。
　下顎から喉部そして首元までの連続した略翁形の領域に貼り付けられる仕組みは、略Ｓ字切り込み線を境にして隔たる左スリット片部の縁部を抑えながらつかみ代を右横水平方向に強く引っ張りながら密着させ、もう一方の右スリット片部の縁部を抑えながらつかみ代を左横水平方向に強く引っ張り左の片部に覆い被せる方法で密着させる。両喉部から首部に密着して貼り付ける際の仕組みは、略Ｓ字切り込み線を境にした左右両シート片部が、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、シートの互い余分な弛みを吸収させて貼り合わせる形態とする。
　最後に貼り付けられるシートの要所の弛みを省くために、両掌で顔や頬骨、頬部、下顎両片部、喉部そして首部を抑えながら、要所の部位を指先で抑えて引っ張りながら両目尻縁部や両頬部縁部、両下顎端部そして首部の円弧を描く縁部を引いて調整することで、更に弛みを生じたシートを密着させて首元までをフィットさせるパック用シートである。
　実施例５
　本発明の実施例５の図１５は顔上型と首顔下型は、顔上半分と顔下半分から下顎先両端片部そして喉の部位を経て首の部位までの連続させる面を分割してセパレーツ型に覆う仕組みであり、図１６は薬液とする粘度調整を処方した美容液を含浸或いは美容成分をゲルに含ませ塗布したパック用シートである。
　顔上半分の折り畳まれたシートを平面体に広げるには、突出部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、両目尻の縁部辺りや突出部を持って両眼や中央部ほぼ台形の鼻部を目安に、シートを顔面の額部分から両眼の部位、鼻部、両頬部に徐々に載置して、輪郭線と内側から施された切り込み線の先端部である連続した部分を指で引き千切り、目尻部は目尻を抑えながら突出部を摘まみ外横の水平方向に引っ張ると、上から下方向の波紋状に切り込まれたミシン目状の領域の肌は強制的にフィットされ、鼻部も両指の腹で鼻部の鼻筋を挟み形状に沿ってなぞりながら小鼻の溝までもフィットさせて、頬部は小鼻の溝部を指先で抑えながら頬部の左右の端を摘まんで、それぞれ外横方向の少々頬部を持ち上げ気味に引っ張ると頬部は強制的に上がりフィットされる。
　顔下半分に下顎先両端片部から喉の部位そして首元の部位までを連続させたシートを突端部や首部の輪郭部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、左右双方にある両突端部を持って口部に対応する切り欠き孔の横長楕円孔を目安に貼り付けて、頬骨の上を覆いかぶせて、下顎部には下顎先端部から両片端部に対応する上下に施されたスリットゾーンをあてがい、左右双方の両突端部を持ち上げると個々の下顎の形状に沿ってミシン目が開いて広がり、下顎を包みリフトアップ機能の力の支点となって接する肌に強いフィット感を体感させる。
　喉部から首元の大領域を覆いフィットさせるための略Ｓ字に似たる下顎左裏から斜め右下円弧の輪郭線手前に施される、スリット線の始点は下顎左裏からで、右斜め下方向に走り、下顎中央部と首部真ん中を結ぶ線を通り先部は、左右互いの円弧を描き輪郭線が交わる手前に施されていてスリット先端部と輪郭線が交わり連続した輪郭部を指で千切り、略Ｓ字切り込み線を境にして隔たる左スリット片部の縁部を抑えながらつかみ代を右横水平方向に強く引っ張りながら密着させ、もう一方の右スリット片部の縁部を抑えながらつかみ代を左横水平方向に強く引っ張りながら左の片部に覆い被せる方法で密着させる。両喉部から首元に密着して貼り付ける際の仕組みは、略Ｓ字切り込み線を境にした左右両シート片部が、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、シートの互い余分な弛みを吸収させて貼り合わせる形態とする。
　最後に顔上半分と顔下半分から首部までに載置されたシートの要所の弛みを省くために、両掌で顔や頬骨、頬部、下顎両片部、喉部そして首部を抑えながら、要所の部位を指先で抑えて両目尻縁部や両頬部縁部、両下顎端部そして首部の円弧を描く縁部のシート片部のつかみ代を引っ張って、更に弛みを生じたシートの弛みを省き密着させて首元までをフィットさせるパック用シートである。
　セパレーツ型パック用シートの上部と下部との貼り付ける順序は特に順番を指定はしないが、下部の密着を固めリフト作業を行って、フィット感を体感させながら上部を覆いかぶせ固定することが好ましい。
　実施例６
　本発明の弾性回復型パック用シートと使用状態の説明を実施例６に図１９と図２０に基づいて説明をする。
顔上部のパック用シートは、顔上型で、顔の横の方向に伸び広がる繊維の方向と顔面縦方向を合わせ打ち抜く、縦抜き方法で打ち抜いて構成される。
　本発明の折り畳まれたパック用シートを平面体に広げるには、突出部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、両目尻の縁部辺りや突出部を持って両眼や中央部ほぼ台形の鼻部を目安に、シートを顔面の額部分から両眼の部位、鼻部、両頬部に徐々に載置して、輪郭線と内側から施された切り込み線の先端部である連続した部分を指で引き千切り、目尻部は目尻を抑えながら突出部を摘まみ外横の水平方向に引っ張ると、上から下方向の波紋状に切り込まれたミシン目状の領域の肌は強制的にフィットされ、鼻部も両指の腹で鼻部の鼻筋を挟み形状に沿ってなぞりながら小鼻の溝までもフィットさせて、頬部は小鼻の溝部を指先で抑えながら頬部の端を摘まんで、外横方向の少々頬部を持ち上げ気味に引っ張ると頬部は強制的に上がりフィットされる。
　顔下部のパック用シートは、喉顔下型と首顔下型で、繊維の方向に顔面縦方向を直角に合わせて打ち抜く、直角抜き方法で打ち抜いて構成される。
　顔下部の下顎先両端片部から喉の部位そして首元の部位までを連続させたシートを突端部や首部の輪郭部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、左右双方にある両突端部を持って口部に対応する切り欠き孔の横長楕円孔を目安に貼り付けて、頬骨の上を覆いかぶせて、下顎部には下顎先端部から両片端部に対応する横方向に平行して複数条に施されたスリットゾーンをあてがい、左右双方の両突端部を持ち上げると個々の下顎の形状に沿ってミシン目が上下に開いて広がり、下顎を包み込んでリフトアップ機能の力の支点となって接する肌に強いフィット感を体感させる。
　喉部から首元部の大領域を覆いフィットさせるための略Ｓ字に似たる下顎左裏から斜め右下円弧の輪郭線手前に施される、切り込み線の始点は下顎左裏からで、右斜め下方向に走り、下顎中央部と首部真ん中を結ぶ線を通り先部は、左右互いの円弧を描き輪郭線が交わる手前に終端し施されていて、切り込み線先端部と輪郭線が連続した輪郭部を指で千切り、略Ｓ字に似たる切り込み線を境にして隔たる左スリット片部を下方向になぞりながらつかみ代を下方向に引きながら右横方向に密着させ、もう一方の右スリット片部を下方向になぞりながらつかみ代を下方向に引きながら左横方向に、左の片部に覆い被せる方法で密着させる、すなわち両喉部から首元部に密着して貼り付ける際の仕組みは、略Ｓ字に似たる切り込み線を境にした左右両シート片部が、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、シートの互い余分な弛みを吸収させて貼り合わせる形態とする。
　最後に顔上部と顔面下部から首部までに連続して貼り付けたパック用シートの要所の弛みを省くために、両掌で顔や頬骨、頬部、下顎両片部、喉部そして首元部を抑えながら整え、要所の部位を指先で抑えて両目尻縁部や両頬部縁部、両下顎端部そして首部の円弧を描く縁部のシート片部のつかみ代や縁部を引っ張って、フィット感や顔面下部から首元の間の接する肌の縦方向に強い弾性回復力を体感させるパック用シートとなる。
　セパレーツ型パック用シートの上部と下部との貼り付ける順序は特に順番を指定はしないが、下部の密着を固めリフト作業を行って、リフト感や弾性回復力を体感させながら貼り付けて、上部を覆いかぶせて互いを固定することが好ましい。
　実施例７
　本発明の皺対策セパレーツ型パック用シートの実施例の形態を顔上部パック用シートと顔下部パック用シートの上下に分割された図２３と使用状態の説明図２４、更に顔下部は縦抜き方法と直角抜き方法で打ち抜かれた平面体のセパレーツ型パック用シートに基づいて説明をする。
　本発明の顔上部パック用シートと顔下部パック用シートで構成されるセパレーツ型パック用シートは、使用の目的によって貼り付ける順位を違えることが好ましく、ほうれい線や口元の小皺に対応する場合は顔上部のパック用シートで矯正して貼り付けて顔下部のパック用シートで左右双方の頬部から左右下顎両辺部を固定しながら首元までを貼りつける。
　或いは、下顎両辺部から喉部や首元部の皺に対応する場合は顔下部のパック用シートで矯正して左右双方の両頬上部から引き上げるように貼り付けて顔上部のパック用シートで左右双方の頬部から左右下顎両辺部を固定しながら額上部までを貼りつける。
　本発明の顔上部のパック用シートの折り畳まれたパック用シートを平面体に広げるには、左右双方の外周縁上部の突出部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、両目尻の縁部辺りや突出部を持って両眼や中央部ほぼ台形の鼻部を目安に、シートを顔面の額部分から両眼の部位、鼻部、両頬部そして口部に徐々に貼り付けて、輪郭線と内側から施された切り込み線の先端部である連続した部分を指で引き千切り、左右双方の目尻部は目尻を抑えながら突出部を摘まみ外横の水平方向に引っ張ると、上から下方向の波紋状に切り込まれたミシン目状の領域引っ張る方向に広がり、対応する肌も強制的にフィットされ、ハ字状や縦方向に走るミシン目状の切り込み線が施された鼻部も両指の腹で鼻部の鼻筋を挟み形状に沿ってなぞると、個々の大きさに沿って小鼻の溝までもフィットし、左右双方の両頬部は小鼻の溝部を指先で抑えながら頬部の端を摘まんで、外横方向の少々頬部を持ち上げ気味に引っ張ると頬部は強制的に上がりフィットされて貼り付けられるパック用シートである。
　同時に、顔左右双方のほうれい線と小皺が点在する口部周囲の領域は、左右双方の両頬下部に設けられた突端部を小鼻の溝部を指先で抑えた方向とする、顔面右側は、右側面部分を押さえながら、対応する右頬部を覆う輪郭部に設けたつまみ用の突出部を指でつまみ頬部を持ち上げながら外側方向に引っ張り貼り付け、顔面左側は、左側面部分を押さえながら、対応する左頬部を覆う輪郭部に設けたつまみ用の突出部を指でつまみ頬部を持ち上げながら外側方向に、ほうれい線に対応して施したほうれい線に似たるハ字状に広がる複数列のミシン目状の切り込み線が引っ張る方向に伸び広がって個人々の状況に応じて伸び広がって、それぞれ矯正して密着させ貼り付けるパック用シートである。
　縦抜きの顔下部のパック用シートは、顔面横方向に伸び広がる縦抜き方法で構成されており、顔上部の左右双方の頬部上部から口の下部分の四隅を結ぶ略長方形の領域をそれぞれは重複させて貼り付けるパック用シートである。
　顔下部の下顎先両端片部から喉の部位そして首元の部位までを連続させたシートを突端部や首部の輪郭部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、左右双方にある両突端部を持って口部に対応する切り欠き孔の横長楕円孔を目安に貼り付けて、左右双方の両頬上部の上から覆いかぶせて、下顎部には下顎先端部から両片端部に対応する縦方向に平行延びる複数列に施されたスリットゾーンをあてがい、左右双方の両突端部を持ち上げると個々の下顎の形状に沿ってミシン目が上下に開いて広がり、下顎を包み込んでリフトアップ機能の力の支点となって接する肌に強いフィット感を体感させるパック用シートである。
　喉部から首元部の大領域を覆いフィットさせるための略Ｓ字に似たる下顎左裏から斜め右下円弧の輪郭線手前に施される、略Ｓ字状のきりこみ線の起点は下顎左裏からで、右斜め下方向に走り、下顎中央部と首部真ん中を結ぶ線を通り先部は、喉部や首元部の左右互いの円弧を描き輪郭線が交わる手前に終端し施されていて、略Ｓ字切り込み線の先端部と輪郭線が連続した輪郭部を指で千切り、略Ｓ字に似たるきりこみ線を境にして隔たる左スリット片部の外周縁部を押さえながら、つかみ代を右横方向になぞり或いは引きながら、もう一方の右スリット片部の外周縁部を押さえながら、つかみ代を左横方向になぞり或いは引きながら左横方向に密着させ、左の片部に右片部を覆い被せる方法で密着させる、すなわち両喉部から首元部に密着して貼り付ける際の仕組みは、略Ｓ字に似たるスリットを境にした左右両シート片部が、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、シートの互い余分な弛みを吸収させて貼り合わせる形態とする。
　最後に顔上部と顔面下部から首部までに連続して貼り付けたパック用シートの要所の弛みを省くために、両掌で顔や左右両頬骨、左右両頬部、下顎両片部、喉部そして首元部を抑えながらミシン目状の切り込み線を施した部位を整え、要所の部位を指先で抑えて両目尻縁部や両頬部縁部、両下顎端部そして首部の円弧を描く縁部のシート片部のつかみ代や縁部を引っ張って、顔面下部から首元の間の接する肌に密着感を体感させるパック用シートとなる。
　セパレーツ型パック用シートの上部と下部との貼り付ける順序は、皺対策専用品であることを、発売者は用法の中で本発明は薬液の効能効果が美容対策を含めた皺対策専用のパック用シートと美容液であること、それに付して明快に使用順位を付図して使用の方法を能書に記載することが望ましい。
　直角抜きの顔下部のパック用シートは、顔面縦方向に伸び広がる直角抜き方法で構成されており、顔上部の左右双方の頬部上部から口の下部分の四隅を結ぶ略長方形の領域をそれぞれは重複させて貼り付けるパック用シートである。
　顔下部とする左右双方の両頬上部からの下顎先両端部を経て喉の部位や首元の部位までを連続させたシートを下顎両突端部や首部の輪郭部を摘まみながら広げると素早くスムーズに広げられて、左右双方にある両突端部を持って口部に対応する切り欠き孔の横長楕円孔を目安に貼り付けて、左右双方の両頬上部の上から覆いかぶせて、下顎部には下顎先端部から両片端部に対応する横方向に平行して複数条に施されたスリットゾーンをあてがい、左右双方の両突端部を持ち上げると個々の下顎の形状に沿ってミシン目が上下に開いて広がり、下顎を包み込んでリフトアップ機能の力の支点となって接する肌に強いフィット感を体感するパック用シートである。
　喉部から首元部の大領域を覆いフィットさせるための略Ｓ字に似たる下顎左裏から斜め右下円弧の輪郭線手前に施される、スリット線の始点は下顎左裏からで、右斜め下方向に走り、下顎中央部と首部真ん中を結ぶ線を通り先部は、喉部や首元部の左右互いの円弧を描き輪郭線が交わる手前に終端し施されていて、スリット先端部と輪郭線が連続した輪郭部を指で千切り、略Ｓ字に似たるスリット線を境にして隔たる左スリット片部を下方向になぞりながらつかみ代を下方向に引きながら右横方向に密着させ、もう一方の右スリット片部を下方向になぞりながらつかみ代を下方向に引きながら左横方向に、左の片部に覆い被せる方法で密着させる、すなわち両喉部から首元部に密着して貼り付ける際の仕組みは、略Ｓ字に似たるスリットを境にした左右両シート片部が、和服を着付ける胸元の互いの襟を交互にして合わせ引いて弛みを省くが如く、シートの互い余分な弛みを吸収させて貼り合わせると、顔面縦方向とする左右双方の両頬上部から喉部や首元部の間の対応する肌に弾性回復を体感するパック用シートである。
　最後に顔上部と顔面下部から喉部や首部までを連続して貼り付けたパック用シートの要所の弛みを省くために、両掌で顔や頬骨、頬部、矯正したほうれい線や口の周囲、下顎両片部、喉部そして首元部を抑えながら複数のミシン目状の切り込み線を施した部位を整え、要所の部位を指先で抑えて両目尻縁部や両頬部縁部、両下顎端部そして首部の円弧を描く縁部のシート片部のつかみ代や縁部を引っ張って、フィット感や顔面下部から首元の間の接する肌の縦方向に強い弾性回復力を体感させる。
　本発明で皺対策の、セパレーツ型パック用シートの上部と下部との貼り付ける順序は、専用品であることを、発売者は使用者に対して用法の中で本発明は薬液の効能効果が美容対策を含めた皺対策専用のパック用シートと美容液であること、それに付して明快に使用順位を付図して使用の方法を能書に記載することが望ましい。

　１　　　本発明品の１枚の平面体に打ち抜かれたパック用シートの輪郭
　２　　　本発明品の顔上部に対応する１枚の平面体に打ち抜かれたパック用シート
　３　　　両眼部に対応する切り欠き孔
　４　　　こめかみ部の弓状で波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線
　５　　　左右両頬部の複数本のミシン目状の切り込み線
　６　　　鼻部のハ字状や縦方向に走る複数列のミシン目状の切り込み線
　７　　　鼻下端部に対応した切り込み線
　８　　　顔上部のパック用シートの鼻尖に対応する半円凸部の目印
　９　　　口部に対応する長軸で楕円の切り欠き孔
　１０　　左右双方のほうれい線や口元の小皺に対応するハ字状に走る複数列のミシン目状の切り込み線
　１１　　左右双方のこめかみ縁部で外周縁部のつまみ用の突出部
　１２　　左右双方の両頬端部の外側方向に引っ張るためのつかみ代
　１３　　左右双方の口元を斜め外側下方向に引っ張るための突出部
　１４　　内側から外側輪郭部手前に終端するフィット調整の切り込み線
　１５　　輪郭線手前に終端し施される内側と外側からの切り込み線先端が対向する隙間
　１６　　輪郭線を切り離すための、内側の切り込み線終端先に対抗する外側からの切り込み線
　１７　　輪郭線に設けた指で切り離すための部位となる凹凸形状や角状形状の目印
　１８　　本発明品の顔下部に対応する１枚の平面体に打ち抜かれたパック用シート
　１９　　顔下部パック用シートの左右双方の両頬上部
　２０　　顔下部パック用シートの左右双方の両頬部のつまみ用突端部分
　２１　　下顎片部から喉部そして首部を連続した領域を深く覆う略翁形状の円弧の輪郭線
　２２　　顔下部パック用シートの人中に対応する目印となる半円状となる凹部目印
　２３　　略Ｓ字の切り込み線で隔てた左領域を右横方向に引っ張り密着させるためのつかみ代
　２４　　略Ｓ字の切り込み線で隔てた右領域を左横方向に引っ張り密着させるためのつかみ代
　２５　　下顎左裏から喉部中央を経て斜め右下方向の円弧が交わる輪郭線手前に終端する略Ｓ字の切り込み線
　２６　　略Ｓ字の切り込み線の下顎左裏の起点
　２７　　略Ｓ字の切り込み線の終端点
　２８　　縦抜きで、下顎部に対応して縦方向に延びる、横方向に並ぶ複数列のミシン目状の切り込み線
　２９　　縦抜きで、略Ｓ字の切り込み線で隔てた左右双方の両片部に設けた繊維の方向に合わせて縦方向に延びる複数列のミシン目状の切り込み線
　３０　　本発明品の直角抜き方法で１枚の平面体に打ち抜かれた顔下部のパック用シート
　３１　　直角抜きで、下顎部に対応して横方向に延びる、平行した複数条ミシン目状の切り込み線
　３２　　直角抜きで、左右双方の両頬部に対応して横方向に延びる、平行した複数条ミシン目状の切り込み線
　３３　　略Ｓ字状の切り込み線を隔てた左右両片部の箇所に設けた横方向に延びる、平行した複数条ミシン目状の切り込み線
　３４　　直角抜きで、下顎から喉部までや首元部までを覆い、顔面縦方向に伸び広がるための横方向で平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施した左領域
　３５　　直角抜きで、下顎から喉部までや首元部までを覆い、顔面縦方向に伸び広がるための横方向で平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施した右領域
　３６　　縦抜きで、下顎から喉部までや首元部までを覆い、顔面右横方向に伸び広がるための縦方向で平行した複数列のミシン目状の切り込み線を施した左領域
　３７　　縦抜きで、下顎から喉部までや首元部までを覆い、顔面左横方向に伸び広がるための縦方向で平行した複数条のミシン目状の切り込み線を施した右領域
　３８　　片方の目の領域を覆い、シートを脱着できるフラップ形態
　３９　　目の領域を覆い、シートを脱着できるフラップ形態の切り込み線
　４０　　フラップ先が摘まめる突出部
　４１　　目の領域を覆い、シートを脱着できるフラップ形態の左右双方からの対向する切り込み線の隙間
　４２　　不織布ロール
　４３　　不織布シートの繊維の並び方向
　４４　　不織布シートの横の方向
　４５　　縦抜きで、口部に対向する横一列の略縦長楕円型の切り欠き孔
　４６　　直角抜きで、口部に対向する横一列の略横長楕円型の切り欠き孔
　４７　　顔下部パック用シートの喉部や首元部の左右双方からの円弧の輪郭線が交わる点
　４８　　直角抜きで下顎両片部に施された横方向に延びる平行した複数条のミシン目状の切り込み線
　４９　　縦抜きで、下部パック用シートの左右両頬部に対応して縦方向に延びる、並行した複数列のミシン目状の切り込み線
　５０　　左右双方の両下顎両端部のつまみ用の突端部

Claims

　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並び方向と顔面の縦方向の向きとを合わせてほぼ顔全体を覆う平面体に打ち抜き、これを仮面の横顔に似た形状の左右対称に二つ折りしたパック用シートであって、このパック用シートの二つ折り線上に設けた鼻部対応の領域には、ハ字状あるいは縦方向に走るミシン目を複数列形成しその一部を開いて横顔状態での鼻筋とほぼ同形とし、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には略横長の楕円孔を、左右の目じりからこめかみにかけての部分に対応した箇所には波紋状に広がる弓状の複数本のミシン目を、かつその外側の二つ折りの縁部分につまみ用突出部をそれぞれ設け、さらに左右の頬部に対応した個所には縦に平行したミシン目を、口に対応した箇所には略横長の楕円孔をそれぞれ施し、パック用シートの外周縁部が顎部分まで覆う形状とした立体型パック用シート。
　パック用シートは口に対応した箇所に略横長の楕円孔を設け、かつこれに連続して顎先端部分から喉までを覆う形状とし、顎先端部分に対応して横に複数列並行した縦並びのミシン目を形成した請求項１に記載の立体型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、その繊維の並び方向と顔面の縦方向の向きとを合わせて顔面の額から両眼そして鼻部を覆う上部パック用シートと、口部から下顎両片部を経て喉部を覆う下部パック用シートの２つの平面体に打ち抜き、この２つの平面体を左右対称に二つ折りした仮面の横顔に似たる形状の立体型パック用シートであって、上部パック用シートの二つ折り線上に設けた鼻部を覆う領域には、ハ字状あるいは縦方向に走るミシン目を複数列形成しこれを一部開いて二つ折りにし横顔状態での鼻筋とほぼ同形とし、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には略横長の楕円孔を、左右の目じりからこめかみにかけての部分に対応した箇所には波紋状に広がる弓状の複数本のミシン目を、かつこめかみの外側の二つ折りの縁部分につまみ用突出部をそれぞれ設け、左右の頬部に対応した個所には縦に平行したミシン目を、パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみの縁を経て両頬部端の部位までを覆う形状とし、下部パック用シートは口に対応した箇所に略横長の楕円孔を設けるとともにこれに連続して顎先端部分から喉まで覆う形状とし、二つ折り線上に設けた顎先端部分に対応した領域には横に複数列並行した縦並びのミシン目を形成し、パック用シートの外周縁部は人中から左右両頬部へ下顎両片部を経て喉部分までを覆う形状とした立体型パック用シート。
　左右下顎端の縁部双方から引っ張るリフト機能をより向上させる為の口に対応した箇所に形成する孔部は、小さい縦向き楕円孔を横一列に複数個並べたものである請求項１から３のいずれかに記載の立体型パック用シート。
　繊維の並び方向と顔面の縦方向の向きと合わせた繊維素材からなる不織布シートを、顔面の額から顎先端部分、喉を経由して首元部分までを連続して覆うことができる、左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませて結ぶ略翁形状の平面体に打ち抜き、この平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点とし、平面体の周縁直前を終端とした２本の直線の切り込み線で挟んで他と区分し、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部を上下にずらしてそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を、口に対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の口元から両頬部の下を経て平面体の打ち抜き縁部直前に至るまでの部分に、曲線と直線を組み合わせた凡そ髭形状の横長の切りこみ線をそれぞれ設け、顎先端部分に対応して縦方向に延びる、ミシン目状切り込み線を横方向に並列して設け、左顎裏を始点としてここから右斜め下方の首のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて平面体の左右の下顎両片部の突端部から首元部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設けた縦長一体型の平面体型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並びの方向と顔面の縦方向の向きと合わせ、顔面の額から両眼そして鼻部を覆うことができる上部のパック用シートと、口部から顎先端部分を経由して、喉そして首元部分までを連続して覆うことができる、左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませて結ぶ略翁形状の下部パック用シートの平面体に打ち抜き、上下２枚に分割されたセパレーツ型のパック用シートであって、上部パック用シートの平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点とし、平面体の周縁直前を終端とした２本の直線の切り込み線で挟んで他と区分し、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部を上下にずらしてそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を設け、パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみ縁を経て両頬部端の部位までを覆う形状とし、下部パック用シートは口に対応した箇所には横長の楕円孔を形成し、これに連続して顎先端部分に対応して縦方向に延びる、ミシン目状切り込み線を横方向に並列して設け、左顎裏を始点としてここから右斜め下方の首のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて平面体の左右の下顎両片部の突端部から首元部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設け、パック用シートの外周縁部は人中から左右両頬部へ下顎両片部を経て喉部分そして首元部分までを覆う形状としたセパレーツ型の平面体型パック用シート。
　Ｓ字の切り込み線で隔てられた左右それぞれの領域の、喉部から首元に至る箇所には縦方向に延びる、平行した複数列のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した請求項５または６に記載の平面体型パック用シート。
　平面体の外周縁部には、切り込み線先端に対向した楔形の切り込みを施し、この楔形の切り込み最奥部に前記内側からの切り込み線と対向する短い切り込み線を形成した請求項５から７のいずれかに記載の平面体型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並びの方向と顔面の縦方向の向きと合わせ、顔面の額から両眼そして鼻部を覆うことができる上部のパック用シートと、繊維の並びの方向に対して顔面の縦方向の向きを直角に合わせ口部から顎先端部分を経由して、喉部分までを連続して覆うことができる、左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませて結ぶ略翁形状の下部パック用シートの平面体に打ち抜き、上下２枚に分割されたセパレーツ型のパック用シートであって、上部パック用シートの平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点として、左右それぞれ波紋状に広がるミシン目状切り込み線の下部分から平面体の周縁直前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分して、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を設け、パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみ縁を経て両頬部端そして人中の部位までを覆う形状とし、下部パック用シートは口に対応した箇所には横長の楕円孔を形成し、これに連続して顎先端部分に対応した箇所には繊維の並びの方向と同じ横方向に延びる、平行する複数条のミシン目状切り込み線を設け、左顎下裏を始点としてここから右斜め下方の喉元を横切り斜め右下方向へ伸びて平面体の左右の下顎両片部の突端部から喉部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設け、下部パック用シートの外周縁部は、人中から左右両頬部へ下顎両端部を経て喉部分までを覆う形状としたセパレーツ型の弾性回復型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並びの方向と顔面の縦方向の向きと合わせ、顔面の額から両眼そして鼻部を覆うことができる上部のパック用シートと、繊維の並びの方向に対して顔面の縦方向の向きを直角に合わせ口部から顎先端部分を経由して、喉部分までを連続して覆うことができる、左右下顎両片部の突端部から首元部分までを膨らませて結ぶ略翁形状の下部パック用シートの平面体に打ち抜き、上下２枚に分割されたセパレーツ型のパック用シートであって、上部パック用シートの平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の上部及び下部を始点として、左右それぞれ波紋状に広がるミシン目状切り込み線の下部分から平面体の周縁直前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分して、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を設け、パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみ縁を経て両頬部端そして人中の部位までを覆う形状とし、下部パック用シートは口に対応した箇所には横長の楕円孔を形成し、これに連続して顎先端部分に対応した箇所には繊維の並びの方向と同じ横方向に延びる、平行する複数条のミシン目状切り込み線を設け、左顎下裏を始点としてここから右斜め下方の首のほぼ中央部を横切り斜め右下方向へ伸びて平面体の左右の下顎両片部の突端部から首元部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設け、下部パック用シートの外周縁部は、人中から左右両頬部へ下顎両端部を経て首元部分までを覆う形状としたセパレーツ型の弾性回復型パック用シート。
　下部パック用シートの左右両頬部や左右両顎片部のそれぞれの領域と略Ｓ字の切り込み線で隔てられた左右それぞれの喉部の箇所には不織布繊維の方向に沿って、横方向に延びる、平行した複数条のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した請求項９に記載の弾性回復型パック用シート。
　顔面から喉部までを略翁形状で覆うセパレーツ型パック用シートの外周縁部には、切り込み線先端の達する手前の縁部に楔形を施し、この楔形の最奥部には切り込み線先端を対応させる内側からの切り込み線と外側から対向する短い切り込み線を形成し、極僅かな幅の輪郭縁部を挟む請求項９又は１１に記載の弾性回復型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して、波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した目尻の端の下部と上部を始点として、平面体の周縁直前を終端とした２本の直線の切り込み線で他と区分する請求項９又は１１に記載の弾性回復型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけて左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜きの縁部のつまみ用の突出部を上下にずらした請求項９又は１１に記載の弾性回復型パック用シート。
　顔面から首元までを略翁形状で覆うセパレーツ型パック用シートの顔上部に対応する人中には鼻尖に対応する箇所に下方に向いた半円形状の凸部を設け、顔下部に対応する人中には鼻尖対応する半円形状で開け口を上方に向いた凹部を設けた請求項９又は１１に記載の弾性回復型パック用シート。
　下部パック用シートの左右下顎両端の突端部を双方から引っ張るリフト機能をより向上させる為の口に対応した箇所に形成する孔部は、小さい横向きの楕円孔を横一列に複数個並べたものである請求項９又は１１に記載の弾性回復型パック用シート。
　下部パック用シートの左右両頬部や左右両顎片部のそれぞれの領域と略Ｓ字の切り込み線で隔てられた左右それぞれの、喉部から首元部に至る箇所には不織布繊維の方向に沿って、横方向に延びる、平行した複数条のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した請求項１０に記載の弾性回復型パック用シート。
　顔面から首元部までを略翁形状で覆うセパレーツ型パック用シートの外周縁部には、切り込み線先端の達する手前の縁部に楔形を施し、この楔形の最奥部には切り込み線先端を対応させる内側からの切り込み線と外側から対向する短い切り込み線を形成し、極僅かな幅の輪郭縁部を挟む請求項１０又は１７に記載の弾性回復型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して、波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した目尻の端の下部と上部を始点として、平面体の周縁直前を終端とした２本の直線の切り込み線で他と区分する請求項１０又は１７に記載の弾性回復型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけて左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜きの縁部のつまみ用の突出部を上下にずらした請求項１０又は１７に記載の弾性回復型パック用シート。
　顔面から首元までを略翁形状で覆うセパレーツ型パック用シートの顔上部に対応する人中には鼻尖に対応する箇所に下方に向いた半円形状の凸部を設け、顔下部に対応する人中には鼻尖対応する半円形状で開け口を上方に向いた凹部を設けた請求項１０又は１７に記載の弾性回復型パック用シート。
　下部パック用シートの左右下顎両端の突端部を双方から引っ張るリフト機能をより向上させる為の口に対応した箇所に形成する孔部は、小さい横向きの楕円孔を横一列に複数個並べたものである請求項１０又は１７に記載の弾性回復型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並びの方向と顔面の鼻筋である縦方向の向きと合わせ、顔面の額上部から両眼を経て鼻部から左右双方の両頬部そして口下部を覆うことができる顔上部のパック用シートと、繊維の並びの方向と顔面の下顎中央部から首元部の縦方向を合わせ、左右双方の両頬上部から口部を経て顎先端部分から喉部までや首元部までを連続して覆うことができる顔下部パック用シートは、上部と下部の２枚に分割され、それぞれは平面体に打ち抜かれたセパレーツ型のパック用シートであって、顔下部パック用シートの形状は、人中から左右双方の両頬上部へ左右双方の両頬突端部を経て下顎両片部の外側縁部を通り喉部までや首元部までを膨らませて結ぶ略翁形状であり、顔上部パック用シートの平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の下部を始点として、左右それぞれ波紋状に広がるミシン目状切り込み線の下部分から平面体の周縁直前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分して、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を設け、左右双方の両ほうれい線と口元部の小皺に対応して、左右双方の両小鼻の溝部分を始点として左右双方の両ほうれい線とほぼ同じ方向とする左右双方の口元下部を終端とするハ字状に広がるミシン目状の切り込み線を、左右双方の両頬下部方向にハ字状を複数列形成し、顔上部パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみ縁を経て左右両頬部を通り左右双方の下顎両端部から口元下部位までを覆うことができる形状で、左右双方の両頬部の外側打ち抜き縁部にはつかみ代と左右双方の下顎両端部の外側打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、顔下部パック用シートは口に対応した箇所には横長の楕円孔を形成し、これに連続して顎先端部分に対応した箇所には繊維の並びの方向と同じ縦方向に延びる、横方向に並行する複数列のミシン目状切り込み線を設け、左顎下裏を始点としてここから右斜め下方の喉元を横切り斜め右下方向へ延びて平面体の左右の下顎両片部から喉部分や首元部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設け、　顔下部パック用シートの外周縁部は、人中から左右双方の両頬上部へ左右両頬突端部を経て左右双方の下顎両端部を通り喉部分までや首元部分までを覆うことができる形状としたセパレーツ型の皺対策型パック用シート。
　繊維素材からなる不織布シートを、繊維の並びの方向と顔面の鼻筋である縦方向の向きと合わせ、顔面の額上部から両眼を経て鼻部から左右双方の両頬部そして口下部を覆うことができる顔上部のパック用シートと、繊維の並びの方向に対して顔面の下顎中央部から首元部の縦方向の向きを直角に合わせ、左右双方の両頬上部から口部を経て顎先端部分から喉部までや首元部までを連続して覆うことができる顔下部パック用シートは、上部と下部の２枚に分割され、それぞれは平面体に打ち抜かれたセパレーツ型のパック用シートであって、顔下部パック用シートの形状は、人中から左右双方の両頬上部へ左右双方の両頬突端部を経て下顎両片部の外側縁部を通り喉部までや首元部までを膨らませて結ぶ略翁形状であり、顔上部パック用シートの平面体のうち顔面対応部分には左右の鼻翼を結ぶ水平方向の切り込み線を入れ、この切り込み線を下端として鼻筋に沿ってハ字状或いは縦方向に走るミシン目状の切り込み線を複数列形成し、左右の眼にそれぞれ対応した箇所には横長の楕円孔を、左右の目尻からこめかみにかけての部分に対応して波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成し、この左右の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線は目尻の端の下部を始点として、左右それぞれ波紋状に広がるミシン目状切り込み線の下部分から平面体の周縁直前を終端とした１本の直線の切り込み線で他と区分して、且つ左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状切り込み線の外側の打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、左右の頬部にそれぞれ対応した箇所には縦方向に延びる、平行した複数本のミシン目状切り込み線を設け、左右双方の両ほうれい線と口元部の小皺に対応して、左右双方の両小鼻の溝部分を始点として左右双方の両ほうれい線とほぼ同じ方向とする左右双方の口元下部を終端とするハ字状に広がるミシン目状の切り込み線を、左右双方の両頬下部方向にハ字状に複数列形成し、顔上部パック用シートの外周縁部は額上部の両端から左右こめかみ縁を経て左右両頬部を通り左右双方の下顎両端部から口元下部位までを覆うことができる形状で、左右双方の両頬部の外側打ち抜き縁部にはつかみ代と左右双方の下顎両端部の外側打ち抜き縁部にはつまみ用の突出部をそれぞれ設け、顔下部パック用シートは口に対応した箇所には横長の楕円孔を形成し、これに連続して顎先端部分に対応した箇所には繊維の並びの方向と同じ横方向に延びる、平行する複数条のミシン目状切り込み線を設け、左顎下裏を始点としてここから右斜め下方の喉元を横切り斜め右下方向へ延びて平面体の左右の下顎両片部の突端部から喉部分や首元部分に至る輪郭線が交わる手前を終端とした略Ｓ字の切り込み線を設け、顔下部パック用シートの外周縁部は、人中から左右双方の両頬上部へ左右両頬突端部を経て左右双方の下顎両端部を通り喉部分までや首元部分までを覆うことができる形状としたセパレーツ型の皺対策型パック用シート。
　顔下部パック用シートの左右両頬部の領域と略Ｓ字の切り込み線で隔てられた左右それぞれの喉部や首元部の箇所には不織布繊維の方向に沿って、縦方向に延びる、並行した複数列のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した請求項２３に記載の皺対策型パック用シート。
　平面体の外周縁部には、切り込み線先端に対向した楔形の切り込みを施し、この楔形の切り込み最奥部に前記内側からの切り込み線と対向する短い切り込み線を形成した請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけて左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線の外側の打ち抜きの縁部のつまみ用の突出部を上下にずらした請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シートの鼻筋先の鼻尖に対応する箇所には半円形状の凸部を設け、顔下部パック用シートの人中に対応する箇所には半円形状で開け口を上方に向いた凹部を設けた請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シート及び顔下部パック用シートの左右双方の頬部から左右双方の口部の下部分の四隅を結ぶ略長方形を重ね合わせる、集中美容効果を期する請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シートの双方の両眼に対応するフラップ形状とするシート片部、目尻と目頭からの互いの切り込み線先端を上部のつまみ用突出部で対向させる請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
顔上部パックシートの口部或いは顔下部パック用シートの口部に対応する箇所には、繊維の方向に楕円の長軸方向を合わせた切り欠き孔を複数個並べたものである請求項２３又は２５に記載の皺対策型パック用シート。
　顔下部パック用シートの左右両頬部や左右両顎片部のそれぞれの領域と略Ｓ字の切り込み線で隔てられた左右それぞれの喉部や首元部の箇所には不織布繊維の方向に沿って、横方向に延びる、平行した複数条のミシン目状切り込み線をそれぞれ形成した請求項２４に記載の皺対策型パック用シート。
　平面体の外周縁部には、切り込み線先端に対向した楔形の切り込みを施し、この楔形の切り込み最奥部に前記内側からの切り込み線と対向する短い切り込み線を形成した請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。
　左右の目尻からこめかみにかけて左右双方の波紋状に広がる複数本のミシン目状の切り込み線の外側の打ち抜きの縁部のつまみ用の突出部を上下にずらした請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シートの鼻筋先の鼻尖に対応する箇所には半円形状の凸部を設け、顔下部パック用シートの人中に対応する箇所には半円形状で開け口を上方に向いた凹部を設けた請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シート及び顔下部パック用シートの左右双方の頬部から左右双方の口部の下部分の四隅を結ぶ略長方形を重ね合わせる、集中美容効果を期する請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パック用シートの双方の両眼に対応するフラップ形状とするシート片部、目尻と目頭からの互いの切り込み線先端を上部のつまみ用突出部で対向させる請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。
　顔上部パックシートの口部或いは下部パック用シートの口部に対応する箇所には、繊維の方向に楕円の長軸方向を合わせた切り欠き孔を複数個並べたものである請求項２４又は３２に記載の皺対策型パック用シート。