JP5551821B1 - シート - Google Patents

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Abstract

【課題】人体の凸部の3D領域に対応して貼り付けられるシート体を提供する。
【解決手段】人体の凸部に対応する前記シート体の領域に斜め切り込み線を複数列設ける。前記シート体は、薬剤を設けて、少なくとも1枚が折り畳みの状態或いは積層の状態で薬事に対応する包装体に封入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顔面から首元部までの領域又は人体の一部の少なくとも一つの立体形状に対応して貼り付けることができる3Dパック用のシートに関する。

従来品には、前者のパック用シートと後者のフェイスマスクがある。前者のパック用シートは、本発明の出願人が既に商品化をしている縦方向やハ字方向にミシン目状の切り込み線複数列を設けている。後者は前者以外の技術仕様を用いる、例えば、両眼や口は長軸の楕円孔を切り欠き孔で設け、鼻部はU字状の切り欠き線で構成されているフェイスマスクである。
前者のパック用シートは、少なくとも一つの凸部に対抗して設けるミシン目状の切り込み線複数列は、不織布シート(明細書、発明の実施にコットン100%60g/mm2で記述している)の引っ張る方向に、縦の方向やハ字方向のミシン目状の切り込み線を複数列に施すことで、繊維をスリットすることが、不織布シートの引っ張る縦方向には伸びず横方向に伸びやすい特性と相俟って、ミシン目状の切り込み線を複数列に施した領域は適度に横幅方向に延び広がり、例えば、個々の鼻部の、状態に応じて鼻翼の溝までもスムーズ覆うことができてフィットする。例えば、特許文献1〜4がある。
後者の目付の大きい厚手の不織布シートで構成するフェイスマスクは、美容の薬剤を多く含み保持する力が大きいので少なくとも満足できる美容の効果がある。しかし、鼻部にU字状の切り欠き線を施す、従来の技法を用いたフェイスマスクなので、顔面に貼り付けると鼻部に対向して切り欠いたシート面積と鼻部を覆うための立体面積(鼻部両側面を加えた面積)との差が隙間を生じ、肌の一部が露出して、肌に化粧品や医薬部外品の効能効果に斑が生じてしまう。
パック用シートの平面体には、両眼や口に対抗する部分には切り欠き孔や鼻部に対向する部分は切り欠き線を設けて、美容液の含浸やシート体には美容効果が得られる原料を含ませて、刃型で打ち抜くことによって形成されている。
特許第4352416号公報 特許第4492980号公報 特許第4648494号公報 特許第4648499号公報 特許第4705198号公報
本発明が解決する課題は、従来の不織布シート、例えば、従来の不織布シートであっても、厚手の不織布シートであっても、双方にも対応できる切り込み線の切り込み方法を開発することが必要だ。
厚手の、目付の大きい不織布シートの、例えば、80(g/mm2)〜120(g/mm2)は、薬剤を保持する能力(例えば、含浸量)が、従来の不織布シート(例えば、60g/mm2)のお凡そ1.5倍〜2倍の、目付と比例した含浸力と保持量があり、美容の効能効果もあるグレードの高いフェイスマスクとして用いられている。
しかし、前者の技法で目付の大きい不織布シートをパックシートに用いて、ミシン目状の切り込み線を縦方向やハ字方向に複数列に設けても、大きな目付の不織布シートには横方向に強度があってのび難いという特性の、横幅方向には伸び広がらない。顔に貼り付けると、例えば、鼻部の鼻翼等はパックシートと肌との間に隙間が生じて、鼻部の部位や鼻翼の溝までもスムーズに覆いフィットし難い欠点となる。
厚手の目付の大きい不織布シートは、美容の薬剤を多く含み美容の効果は高いから、本発明は、従来のパック用シートに用いる不織布シートであっても、厚手の目付の大きい不織布シートであっても、少なくとも凸部を覆うことができる新たな切り込み線を開発する。
上述の不織布シートは、例えば、ウォータージェットの水圧等やプレスの条件を同一とすれば、シートの厚みや強度は、概ね目付の大きい方向に相関する。本願発明は、不織布シートの厚みの変動に関わらず縦横の切り込みを同時に行い、引っ張りながら貼り付けると縦方向や横方向に広がり貼り付けることができる、少なくとも縦の方向の繊維にも横の方向の繊維にも切り込むことができる斜め方向からの斜め切り込み線を複数列に設ける手法で課題を解決する。
人体の凸部に対応して貼り付けることができるシート体を有し、シート体の繊維の方向に対して交差する斜め切り込み線を有するシート。
人体の凸部に対応して貼り付けることができるシート体を有し、凸部に対応するシート体の少なくとも一つの領域には、
シート体の引っ張る方向を縦方向の軸、縦方向の軸と垂直に交わる軸を横方向の軸とし、シート体を縦の方向にも横の方向にものばせるための、縦方向の繊維と横方向の繊維を同時に切り込む、縦方向の軸と横方向の軸が直角に交差する縦方向の軸、及び/又は前記横方向の軸に対して、斜めの方向から切り込む、切り込み線にピッチを有する斜め切り込み線(以下、これらを斜め切り込み線と略称する)を複数列に設け、シート体を縦の方向にも横の方向にものばせて、双方の方向に面積を設ける状態で人体の凸部を覆う領域のシートである。
前記記載のシートを備えるパック用シートであって、前記斜め切り込み線を施す角度の調整は、前記シート体の、縦方向の伸びの強さと横方向の延びの強さによって調節を行い、前記縦方向の伸びの強さと前記横方向の延びの強さが同じの場合、前記縦方向の繊維と前記横方向の繊維を同時にスリットすると、縦方向に伸び広がる面積に横方向に延び広がる面積の双方が加わるので、縦方向の軸と横方向の軸が直角に交差する点に対して、縦の方向の軸、及び/又は横方向の軸に対して45度の角度が好ましい。
シート体は、1枚又は複数枚を折り畳まれて、又はそれらに薬事の効能効果が得られる薬剤を設けて、薬事に対応するジップ袋やパウチ袋や容器(以下、これらを包装体と略称する)に封入する。
本発明の、従来の目付の不織布シートや厚手の目付の大きい不織布シートの、縦方向の繊維と横方向の繊維を同時に切り込む、斜め切り込み線を複数列設けることで、縦の方向に広がる面積と横方向に広がる面積が加わることで、例えば、凸部の、鼻部に対応するシート体の面積が誰もの大きさの状態に合せて貼り付けることができる。厚手の不織布シートは、薬剤の量を多く含むことができるので薬事の効果が期待できる。前者のパック用シートと同じく斑の無い化粧品や医薬部外品や医薬品の薬事の効能効果が得られる。
加えて、本発明のパック用シートは、従来品の目付60(g/mm2)よりも薬剤を設ける量が1.5倍量〜2倍量なので薬事の効能効果が従来品よりも期待できるので、新たな商品群を加えることができる。
本発明品の平面図 図1を、打ち抜く説明図
本発明を実施するための形態は、本発明の一つである、例えば、化粧向けシートについて記述する。切り欠き線、切り欠き孔、切り込み線、斜め切り込み線等を設けての機能は各商品の用法や機能を設けるコンセプトに応じて任意に設けるとよい。
本発明における繊維の方向とは、例えば、不織布シートの不織布の製造工程において、繊維が綿状に並び揃える方向(縦の方向)である。本発明を、パック用シートを構成する、コットン不織布シートの目付80(g/mm2)を用いて示すが、例えば、不織布の60(g/mm2)〜120(g/mm2)や縦横に強度があるクロスラッパーの不織布シートを採用することも可能である。本発明では、繊維の方向に切り込む斜め切り込み線の工夫を任意に行う。パック用シートは刃型などによって打ち抜かれる。
シート体は、例えば、不織布シート又は不織布シートにゲルを塗布したシート又はゲル状シート又はバイオセルロースシート又は薬事の原料を含ませた薬事シート等である。
シート体に設ける薬剤は、薬事の効能効果が得られる化粧品又は医薬部外品又は医薬品であって、薬液又はゲル剤の塗布又は粉末又は粉黛の塗布又は薬事シートの積層等である。
更にはシート体と、シート体の片面または両面に樹脂フィルムや不織布等を備えて構成するシート(以下、フィルムと略称する)を用いることができる。なお、フィルムは、シート体との組み合わせにより美容や医療の相乗効果が得られる特徴、曲げると反発力が生じる特徴、撥水性を有する特徴等を有していることが望ましい。
実施するパック用シートの形態は5つのタイプの平面体に打ち抜かれるものであって、例えば、ほぼ顔を覆う額の上部から口下部分まで185mm、左の頬部の縁から右の頬部の縁までは210mm、の形状である。図1の額の上部から下顎裏部分まで220mm、左の頬部の縁から右の頬部の縁までは210mm、の形状である。額上部から下顎部を経由して喉部や首部を加えた凡そ270mm、左の突端部の縁から右の突端部までは220mm、の形状である。セパレーツ型は額の上部から首部の凡そ270mm、を顔上部分から顔下部分までを任意に分けて覆う形態である。又は人体の少なくとも一つの凸部に貼り付けることができる縦140mm、横100mmの形状である。
ほぼ顔面を覆うそれぞれのパック用シートの平面体には、例えば、額の領域符号10には斜め切り込み線符号16を複数列に設ける。
平面体には、両眼に対応する箇所には長軸が顔面の横方向である切り欠き孔符号3を設け、又は両眼に対応する個所に前記両眼を覆う蓋状体を有し、前記蓋状体は、目尻付近と目頭付近とを結ぶ連続した切り欠き線又は一部不連続部を有する切り欠き線により形成されるフラップを設ける。
左右双方の目尻からこめかみ部の領域符号8には斜め切り込み線を複数列に設け、加えて斜め切り込み線の複数列を挟むまぶたの上部から外方向に延びる切り込み線及び/又はこめかみ部を挟む下端の内側から外方向に伸びる切り込み線を設ける。
左右双方のこめかみの外側縁部符号2にはつまみ用の突出部を設け、又は左右双方のつまみ用の突出部は互いを上下にずらして設ける。
鼻部に対応する箇所にはU字型の切り欠き線を設け、又は左右の鼻翼を結ぶ切り欠き線を設け、及び/又は鼻翼からもう一方の鼻翼に至る形状に対応して結び設ける切り欠き線を下端とした鼻部の領域符号6には斜め切り込み線を複数列に設け、左右の鼻翼を結ぶ切り欠き線の中ほどには鼻尖に似たる貼り付ける際の目印符号5を設ける。
左右双方の両頬部の領域符号7には斜め切り込み線を複数列に設け、又は左右双方の両頬部の外側の輪郭線上にはつまみ用の突出部を設ける。つまみ用突出部を内側から前記つまみ部の目印の直前で終端する切り込み線で少なくとも2つに分割して、左右双方の輪郭線上の目印を千切り、左右双方の上部の分割部を内側から外側方向に引っ張りながら矯正して貼り付け、左右下部の分割部をつまんで上部に引き上げリフトアップして貼り付けることができる、又は左右双方の分割したつまみ部の一部を係止しながら矯正して引っ張り貼り付けることができる。
口部符号に対向した長軸の楕円孔符号4や複数の孔を設け、又は口部周囲やほうれい線部には斜め切り込み線を複数列に設ける。
顔面を覆うそれぞれのパック用シートに下部を加える平面体は、左右双方の下顎両辺部にはリフティング用のつまむ突端部を設け、又は前記左右双方の下顎両辺部に設けるつまみ用突出部を内側からつまみ部の目印の直前で終端する切り込み線符号11で少なくとも2つ符号14と符号15に分割して、左右双方の輪郭線上の目印符号13を千切り、左右双方の上部の分割部を内側から外側方向に引っ張りながら矯正して貼り付け、左右下部の分割部をつまんで上部に引き上げリフトアップして貼り付けることができる。又は左右双方の分割した互いのつまみ部の一部を係止しながらつまんで矯正して引っ張り貼り付けることができる。
続いて、ほぼ顔を覆う形状に顎部から首元部を加える形状は、左右双方の下顎両辺部から下顎裏を経て喉部分までを覆うことができる、又は首元部分までの領域を覆うことができる、又は前記下顎両辺部から喉部分又は首元部分までの領域を翁形状に広く覆うことができる形態である。
更にはリフティングやフィットそして矯正して貼り付けることができる機能の付加には、下顎部の領域符号9に斜め切り込み線を複数列設け、喉部又は首部の領域には斜め切り込み線を複数列設け、更には下顎左裏から喉部又は首元部の中央部を経て、左右双方の下顎両辺部から右喉部又は右首元部までの外周縁部を結ぶ直前に切り込み線先端が終端するS字状に似たる切り込み線を設ける。
S字状に似たる切り込み線で分けて設けられる互いのシート両片には斜め切り込み線を複数列設け、S字状に似たる切り込み線で分けた両シート片は和服を着こむ互いの襟を重ねるが如く貼り付けるものである。例えば、前記S字状に似たる切り込みはパック用シートの表裏を変えて使用しても機能を問題としない。
これらパック用シートの平面体の内側から外側に向かい輪郭線に設ける切り込み線は、直線以外に、波線又は曲線又は矩形線又はミシン目状の切り込み線等を組み合わせた線(以下、これらを切り込み線と略称する)であってもよい。
更に、目印の形状は、楔形以外に、半円形状又はくぼみ形状等(以下、これらを目印と略称する)であってもよい。
本発明の、斜め切り込み線を設けて覆うべき少なくとも一つの凸部の領域は、例えば、鼻部の領域であり、鼻部の領域は、右の目の下瞼から鼻筋を経て対向するもう一方の左の下瞼を結び、続いて左の鼻翼までを結び、更に左の鼻翼から右方向の鼻尖を経て右の鼻翼までの形状に沿って結び又は直線で結び、更には前記右の鼻翼から前記右の目の下瞼を結ぶ凡そ台形の領域(以下これらを鼻部の領域と略称する)である。
本発明の鼻部とは、例えば、立体三角形と似たるものである。鼻部は、鼻部の領域の中に位置しており、顔面の凡そ左右対称である鼻筋の上方向から下の方向の先には個々の高さの位置に鼻尖を有し、鼻尖を中心に左右対称の位置には左右双方の鼻翼を有し、鼻筋の眉間付近の付け根から鼻尖方向や左右双方の鼻翼の方向に放射状に広がる凡そ立体三角形なるものである。
鼻部の凡そ立体三角形なる両側面をスムーズに覆うためには、個々によって両側面を覆うために必要な面積の多少の違いが生ずるが、例えば、パック用シートに打ち抜くための製造工程の加工の流れ方向で、不織布シート引っ張る方向の縦軸を鼻筋方向に合せ、縦軸に対して斜めの方向に切り込む斜め切り込み線を複数列設けると、縦方向の繊維と横の方向の繊維が同時に切り込まれることから、不織布シートは目付の変動の、シートの厚みやシートの強度に関係なく、横方向の延びる面積に縦方向に伸びる面積が加わってのび広がり鼻部を覆うことができる。
本発明の少なくとも一つからなる斜め切り込み線に設ける工夫とは、縦方向の軸と横方向の軸が直角に交差する点に向かい工夫された切り込みの、例えば、斜めの方向に切り込むための切り込みを連続して、及び/又は不連続して繋がる等の斜め切り込み線の詳細を以下に記述する。
斜め切り込み線を設ける縦の方向に対して切り込む角度の調節を不織布の縦横の強度に応じて行う。
斜め切り込み線の長さを長く又は短く或いは組み合わせて設ける。
斜め切り込み線を設ける列と列の間を広くする或いは狭くして設ける。
切り込む刃の長さを長く或いは短く設ける。
個々の切り込み線のピッチの間隔を大きく又は小さく或いは組み合わせて設ける。
複数列に切り込まれて向きあう互いの切り込み線を違えて設ける。
斜め切り込み線を構成する切り込みと切り込みの間(ピッチ)に別方向からの斜め切り込み線が交差する或いは単に交差する斜め切り込み線を少なくとも複数列を設ける。
斜め切り込み線が繋がる形状は、直線であっても、及び/又は斜め切り込み線の切り込みが曲がる形状や段を違えて繋がる切り込み線である斜め切り込み線であってもよい。
これらの工夫を組み合わせて、少なくとも一つを設けることは、対応する凸部のシート体が徐々に延びて広がることができるので、例えば、鼻部に対応するシート体の面積が誰もの大きさの状態に合せることができる。
人体の鼻部や左右双方の両頬部、顎部、首筋、肩、肘、膝等の形状に伴って、凸部に対応する形状を考慮して、前述の、斜め切り込み線の工夫を用いるものである。小鼻の溝やほうれい線の筋等の凹部にまたがり斜め切り込み線の工夫が設けられても問題としない。
本発明に加えて、本発明の出願人が既に出願した特許第4352416号公報や特許第4492980号公報の縦方向やハ字状に走るミシン目状の切り込み線複数列又は横方向に延びて上下に複数条のミシン目状の切り込み線を設けてシートが横方向に延びて覆うことができる技術と併せることでより使用性が増すので何ら問題としない。
本願発明の出願人が既に出願した特許第4995981号公報の、前記シート体の、片面または両面に樹脂フィルムや不織布等を備えて構成するシート体を用いて、フィルムの折り曲がりの角につまみ用切り込み線を設けてつまみ用突出部を設けて、シート体からフィルムを剥がして貼り付けることができる技術と併せることでより使用性が増すので何ら問題としない。
本発明に加えて、本発明の出願人が既に出願した特許第5342056号公報の、人体の凸部に対応して貼り付けることができるシート体を有し、凸部に対応するシート体の少なくとも一つの領域には、錐体形状の打ち抜き部を有する治具による打ち抜き、又は打ちこみ面が円弧形状若しくは多角形状の打ち込み部を有する治具による打ち込みが複数個行われており、打ち抜き又は打ち込みが複数個行われた領域は、シート体を構成する繊維と繊維の絡み合いが解された状態で凸部を覆うことができる技術と併せることでより使用性が増すので何ら問題としない。
医療目的のシートの形態や技術も、美容目的のシートの前記顔から首元までの領域に貼り付ける形態や設ける斜め切り込み線を複数列設ける技術に準ずるとよい。
本発明の斜め切り込み線を複数列設ける技術は、パック用シートを構成するコットン不織布シートの目付60(g/mm2)や100(g/mm2)〜120(g/mm2)、又は縦横に強度があるクロスラッパーの不織布シートに採用する技術であるから、この技術を、例えば、60(g/mm2)以下のシート体に斜め切り込み線を複数列設けると、横の方向に延びて凸部に貼り付けることができるが、横の方向に加えて縦の方向にも伸びるので、矯正して貼り付けると肌が露出するので留意されたい。
本発明のシートの厚手のシート体は、不織布シートの目付が50(g/mm2)〜160(g/mm2)の場合に効果がある。不織布シートの目付が60(g/mm2)より小さいと肌が露出するなどのため、また160(g/mm2)より大きいとひろがりが少ないなどのため、いずれも実用的効果が得られない。しかし、60(g/mm2)〜120(g/mm2)が、使用性、実用性などから一番効果的である。
前記シート体の具体例には、コットン不織布シートやクロスラッパーの不織布を用いて示すが、例えば、テンセルやリヨセルやレーヨンやポリエステルフタレートやポリプロピレンやポリエチレンやコットンなどの繊維で構成する不織布シート、又はバイオセルロースシート、又はゲル状シート、又は薬事シート体、又はシート体の片面または両面に樹脂フィルムや不織布等を備えて構成するシートであってもよい。
本発明の実施例は、図1の顔全体の領域を両手の指の腹部でなぞり貼り付けて、フィットさせる。美容用法の所要の時間は凡そ15分程度である。
1 パック用シート
2 輪郭線
3 切り欠き孔
4 切り欠き孔
5 鼻尖の目印
6 鼻部の領域
7 左右双方の頬部の領域
8 左右双方のこめかみ部の領域
9 顎部の領域
10 額部の領域
11 左右双方の頬部の切り込み線
12 目印との切り残し部
13 目印
14 つまみ部
15 つまみ部
16 斜め切り込み線
17 縦の方向
18 横の方向
19 ロール

Claims (10)

  1. 繊維の方向が縦方向と横方向とを有する、人体の凸部に対応して貼り付けることができるシート体を備え、前記縦横の繊維の方向に対して交差する前記斜め切り込み線を有するシート。
  2. 人体の凸部に対応して貼り付けることができるシート体を有し、前記凸部に対応する前記シート体の少なくとも一つの領域には、前記シート体の引っ張る方向を縦方向の軸、前記縦方向の軸と垂直に交わる軸を横方向の軸とし、前記シート体を前記縦方向にも前記横方向にものばせるための、前記縦方向の繊維と前記横方向の繊維を同時に切り込む、ピッチを有する斜め切り込み線を複数列に設けたシート。
  3. 前記斜め切り込み線を構成する切り込みと切り込みの間(ピッチ)に別方向からの斜め切り込み線が交差する或いは単に前記斜め切り込み線に交差する斜め切り込み線を少なくとも複数列を設ける請求項1又は2に記載のシート。
  4. 前記斜め切り込み線を施す角度の調整は、前記シート体の、縦方向の伸びの強さと横方向の延びの強さによって前記斜め切り込み線を施す角度の調節を行い、前記縦方向の伸びの強さと前記横方向の延びの強さが同じの場合、前記縦方向の繊維と前記横方向の繊維を同時にスリットする、前記縦方向の軸と前記横方向の軸とが直角に交差する点に向かい前記縦方向の軸、及び/又は前記横方向の軸に対して45度に切り込む請求項1から3のいずれかに記載のシート。
  5. 前記斜め切り込み線が繋がる形状は、直線であっても、及び/又は前記斜め切り込み線の切り込みが曲がる形状である請求項4に記載のシート。
  6. 前記シート体の、左右両頬部又は、左右下顎両辺部又は喉から首部の外周縁部のそれぞれにつまみ用の突出部を設け、前記シート体の内側から前記突出部の直前で終端する切り込み線を設けてなる請求項1から4のいずれかに記載のシート。
  7. 前記シートの、顔の鼻筋方向を縦の方向に対応させる前記シート体に縦の方向やハ字状に走る複数列のミシン目状の切り込み線又は横方向に伸びて複数条に設けるミシン目状の切り込み線を設けてなる請求項1から4のいずれかに記載のシート。
  8. 前記凸部に対応する前記シート体の少なくとも一つの領域には、錐体形状の打ち抜き部を有する治具による打ち抜き、又は打ちこみ面が円弧形状若しくは多角形状の打ち込み部を有する治具による打ち込みが複数個行われてなる請求項1から4のいずれかに記載のシート。
  9. 平面体の両眼に対応する個所に前記両眼を覆う蓋状体を有し、前記蓋状体は、目尻付近と目頭付近とを結ぶ連続した切り欠き線又は一部不連続部を有する切り欠き線により形成されるフラップを設ける請求項1から8のいずれかに記載のシート。
  10. 前記シート体は、薬剤を設けた状態で、少なくとも1枚が折り畳みの状態或いは積層の状態で包装体に封入される請求項1から9のいずれかに記載のシート。


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