WO2010140533A1 - ロボット管理システム、ロボット管理端末、ロボット管理方法およびプログラム - Google Patents

ロボット管理システム、ロボット管理端末、ロボット管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

 地図データの作り直しの要否をロボットの管理者に通知することを目的とする。 レーザ計測により、障害物を検知しながら経路を進行するロボット(2)と、地図データ(321)を記憶し、ロボット(2)に進行経路を指示するロボット管理端末(3)と、を有するロボット管理システム(1)であって、経路を進行中のロボット(2)が、レーザ計測結果であるセンサデータ(324)をロボット管理端末(3)へ送信し、ロボット管理端末(3)が、ロボット(2)から送信されたセンサデータ(324)を基に、ロボット(2)の進行経路に沿って、ロボット(2)が移動した将来の位置におけるシミュレーションセンサデータ(325)を予測し、シミュレーションセンサデータ(325)と、地図データ(321)との不一致部分の割合が、予め設定してある閾値より大きい場合、地図データ(321)の再作成をユーザに通知することを特徴とする。

Description

ロボット管理システム、ロボット管理端末、ロボット管理方法およびプログラム
 本発明は、ロボット管理システム、ロボット管理端末、ロボット管理方法およびプログラムの技術に関する。
 ロボットが環境内を効率的に移動するためには、ロボットが環境内における自身の位置姿勢を知る必要がある。この位置姿勢の推定は、予め設定されている環境の幾何形状を表す地図データに対して、ロボットのセンサより得られる幾何形状データをマッチングすることで、ロボットの位置姿勢を推定する手法が一般的となっている。この位置姿勢の推定では、予め設定されている地図データが実際の環境(実環境)と一致していることを仮定しているが、ロボットの運用環境によっては、人や他のロボットなどが環境中の物体を動かすことによって、予め設定されている地図データと、実環境との間で不一致が生じ得る。このようにして生じる地図データと実環境との不一致は、ロボットの地図データとセンサデータ間のマッチング誤り、つまりは位置姿勢の推定誤りを招き、ロボットの自律移動の失敗につながる。そのため、地図データと実環境との不一致を無くすように、ロボット用の地図データを作り直すことが必要となる。
 この地図データの作り直しの必要性の有無の判定には、地図データと実環境との間で生じた不一致部分を、ロボットやその管理システムが可視化し、地図の作成を担当するロボットの管理者に提示することが有効と考えられる。
 この地図データと実環境との不一致部分の可視化に関連する技術としては、例えば、非特許文献1の手法が挙げられる。非特許文献1には、最新のセンサデータと過去のセンサデータを比較して、地図の変化分を検出し、3DCG(3-Dimension Computer Graphics)により点群を描画することで、過去に対しての地図の変化をロボットの管理者に提示する手法が提案されている。
Henrik Andreasson, Martin Magnusson and Achim Lilienthal, "Has Something Changed Here? Autonomous Difference Detection for Security Patrol Robots", Proceedings of the 2007 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems, pp.3429-3435, 2007.
 しかしながら、非特許文献1に記載の技術では、過去と現在の地図データの間での不一致の範囲がロボット管理者に提示されるが、ロボットの位置推定誤りにつながる大きな不一致か否か、つまりは地図データを作り直す必要があるのか否かをロボットの管理者が判断するに足る表示となっていないことが問題点として挙げられる。
 このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、地図データの作り直しの要否をロボットの管理者に通知することを目的とする。
 課題を解決するため、本発明は、測距センサにより障害物を検知しながら経路を進行するロボットと、地図データを記憶部に記憶し、前記ロボットに進行経路を指示するロボット管理端末と、を有するロボット管理システムであって、経路を進行中の前記ロボットが、前記測距センサによる計測結果をロボット管理端末へ送信し、前記ロボット管理端末が、前記ロボットが移動する将来の位置における計測結果を、前記ロボットから送信された計測結果を基に、前記地図データと対比可能なように予測し、前記予測の計測結果と、前記地図データとの不一致部分の割合が、予め設定してある閾値より大きい場合、前記地図データの再作成をユーザに通知することを特徴とする。
 その他の解決手段については、実施形態中において適宜記載する。
 本発明によれば、地図データの作り直しの要否をロボットの管理者に通知することができる。
第1実施形態に係るロボット管理システムの構成例を示す図である。 第1実施形態に係るロボットのハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るロボット管理端末のハードウェア構成を示す図である。 位置姿勢データおよびグリッドの種類の説明のための図であり、(a)は、位置姿勢データの説明を示し、(b)は、グリッドの種類の説明を示している。 地図データの例を示す図である。 第1実施形態に係るロボットにおける処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るロボット管理端末における処理手順を示すフローチャートである。 地図作り直し判定用地図データの例を示す図である。 警告画面の例を示す図である。 第2実施形態に係る閾値を設定するためのGUI画面の例を示す図である。 第3実施形態に係るロボットのハードウェア構成例を示す図である。
 次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
(システム構成)
 図1は、第1実施形態に係るロボット管理システムの構成例を示す図である。
 ロボット管理システム1は、互いに無線LAN(Local Area Network)などで無線通信を行っているロボット2およびロボット管理端末3を有している。
 ロボット2は、距離センサ部21、位置姿勢推定部22、経路追従制御部23、移動機構部24を有している。
 距離センサ部21は、レーザによって障害物との距離を計測し、レーザ計測結果としてセンサデータ324を生成する機能を有する。位置姿勢推定部22は、距離センサ部21から取得したセンサデータ324(計測結果)と、ロボット管理端末3から送信された地図データ321を基に、ロボット2自身の位置および姿勢の推定を行い、推定位置姿勢データ326を生成し、センサデータ324と、推定位置姿勢データ326をロボット管理端末3へ送信する機能を有する。経路追従制御部23は、位置姿勢推定部22から取得した推定位置姿勢データ326と、ロボット管理端末3から送信された経路データ323を基に、ロボット2自身が目的地まで移動するように移動機構部24を制御して、ロボット2自身の移動を制御する。位置姿勢データについては、図4を参照して後記する。移動機構部24は、ロボット2の移動を行うための機構である。本実施形態では、移動機構部24として、2つの駆動輪とキャスターを備え、駆動輪の回転角速度の差の制御によって旋回を実現する移動機構を想定しているが、環境内を移動する効果が得られるのであれば、船舶、航空機、飛行船、無限軌道を備える車両、脚を備えるロボット2などの移動機構であってもよい。
 ロボット管理端末3は、地図作り直し判定用地図作成部31、センサデータシミュレーション部32(予測部)、地図作り直し判定部33(判定部)、経路データ記憶部323A、地図データ記憶部321A、センサデータ記憶部324A、ロボット2の推定位置姿勢データ記憶部326Aなどを有している。
 経路データ記憶部323Aは、ロボット管理端末3のキーボード306(図3)などを介して入力される環境内でロボット2が通過する際の位置と姿勢を予め記録したデータである経路データ323を格納している。センサデータ記憶部324Aは、ロボット2の距離センサ部21から送信されるデータ(センサデータ324)を格納している。地図データ記憶部321Aは、予め設定してあるデータであり、ロボット2が自律移動する環境内の障害物の幾何形状を記録した地図のデータである地図データ321を格納している。地図データ321は、予めロボット2が環境内を巡回し、収集したセンサデータ324を基に作成される。推定位置姿勢データ記憶部326Aは、ロボット2の位置姿勢推定部22が算出し、ロボット管理端末3へ送信されたデータである推定位置姿勢データ326を格納している。
 地図作り直し判定用地図作成部31は、センサデータ324、地図データ321、推定位置姿勢データ326を基に、地図作り直しの判定に用いる仮の地図を作成する地図作り直し判定用地図データ322を生成する機能を有する。センサデータシミュレーション部32は、経路データ323を基にロボット2の移動時に得られるセンサデータ324をシミュレートすることによって、予測し、予測されたレーザ計測結果であるシミュレーションセンサデータ325を生成する機能を有する。地図作り直し判定部33は、地図作り直し判定用地図データ322と、シミュレーションセンサデータ325を基に、地図作り直しの有無を判定する機能を有する。
 なお、本実施形態では、ロボット2とロボット管理端末3に機能を分けているが、ロボット管理端末3内の機能のすべて、もしくは一部をロボット2上に実装してもよい。
(ロボットのハードウェア構成)
 図2は、第1実施形態に係るロボットのハードウェア構成例を示す図である。
 ロボット2は、プロセッサ202、メモリ203、無線LANカード204、レーザ距離センサ205(測距センサ)、移動機構装置206、記憶装置201、バスを有している。
 レーザ距離センサ205は、レーザを照射し、障害物からのレーザの反射を検知する機能を有する。このレーザ距離センサ205からのデータを利用してセンサデータ取得プログラム213は、センサデータ324を生成する。なお、レーザ距離センサ205は、水平180°方向にレーザを走査しながら、照射したレーザ光が障害物から反射して返ってくるまでの時間の計測によってセンサから障害物までの距離を算出することで、2次元水平面における物体の幾何形状を計測する。なお、レーザ距離センサ205の代わりに、例えば、水平方向以外も走査することで物体の3次元の幾何形状を計測するレーザ距離センサ、物体をカメラで撮影した際の画像特徴量を複数のカメラで三角測量することで物体の3次元の幾何形状を計測するステレオカメラなどを使用してもよく、幾何形状が計測可能であればそのセンサの方式は問わない。移動機構装置206は、図1における移動機構部24に相当するため、ここでは説明を省略する。
 記憶装置201は、HD(Hard Disk)や、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置であり、ロボット2が自律移動するためのプログラムとデータを格納している。プログラムは、OS(Operating System)211、全体制御プログラム212、センサデータ取得プログラム213、位置姿勢推定プログラム214、移動機構制御プログラム215、ロボット管理端末3との間のデータの送受信を担う通信プログラム216を有している。OS211および全体制御プログラム212は、プログラム全体を制御するためのプログラムである。
 センサデータ取得プログラム213、位置姿勢推定プログラム214、移動機構制御プログラム215のそれぞれは、メモリ203に展開され、プロセッサ202によって実行されることにより図1の距離センサ部21、位置姿勢推定部22、経路追従制御部23を具現化させる。また、OS211、全体制御プログラム212および通信プログラム216は、記憶装置201からメモリ203に展開され、プロセッサ202で実行されることにより、図6に示す処理を実行する。
 さらに、記憶装置201には、ロボット管理端末3から配信された地図データ321、経路データ323、センサデータ324などが格納されている。
(ロボット管理端末のハードウェア構成)
 図3は、第1実施形態に係るロボット管理端末のハードウェア構成を示す図である。
 ロボット管理端末3は、プロセッサ302、メモリ303、ビデオカード304、ビデオカード304に接続されているディスプレイ305(表示部)、キーボード306(入力部)、無線LANカード307、マウス308(入力部)、記憶装置301(記憶部)、バスを有している。
 記憶装置301は、HDや、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置であり、地図の作り直しを判定して、警告を表示するためのプログラムとデータを格納している。プログラムは、OS311、全体制御プログラム312、地図作り直し判定用地図作成プログラム313、センサデータシミュレーションプログラム314、地図作り直し判定プログラム315、表示プログラム316、通信プログラム317などを有している。OS311および全体制御プログラム312は、プログラム全体を制御するためのプログラムである。地図作り直し判定用地図作成プログラム313、センサデータシミュレーションプログラム314、地図作り直し判定プログラム315のそれぞれは、メモリ303に展開され、プロセッサ302によって実行されることにより図1の地図作り直し判定用地図作成部31、センサデータシミュレーション部32、地図作り直し判定部33を具現化させる。また、OS311、全体制御プログラム312、表示プログラム316および通信プログラム317なども、記憶装置301からメモリ303に展開され、プロセッサ302で実行されることにより、図7に示す処理を実行する。
 表示プログラム316は、地図作り直しの判定に従って作り直しの場所などの情報をビデオカード304を介してディスプレイ305に描画する機能を有する。通信プログラム317は、ロボット2とのセンサデータ324などの送受信を行う機能を有する。
 また、記憶装置301には、図1を参照して前記した地図データ321、地図作り直し判定用地図データ322、経路データ323、センサデータ324、シミュレーションセンサデータ325、ロボット2の推定位置姿勢データ326などが格納されている。
 なお、図2および図3において、地図データ321、経路データ323、センサデータ324は、ロボット2およびロボット管理端末3において、共通のデータであるため、同一の符号を付すものとする。
 なお、図2および図3において、プロセッサ202,302は、FPGA(Field Programmable Grid Array)やCPLD(Complex Programmable Logic Device)などのプログラマブルなハードウェアで実現してもよい。また、各プログラムやデータは、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などの記憶媒体から移してもよいし、ネットワーク経由で他の装置からダウンロードしてもよい。また、図2および図3に示すハードウェアやソフトウェアは、実施形態に応じて、取捨選択してもよい。また、ロボット2とロボット管理端末3間の通信には無線LANの利用を想定しているが、PHS(Personal Handy Phone)など、他の通信方式を利用してもよい。また、有線での通信としてもよい。
 さらに、ロボット2やロボット管理端末3は、それぞれの構成要素が、有線の通信線(バス)にて接続されていることを想定しているが、通信が可能であれば無線であってもよい。また、通信が可能であれば、これらの構成要素のうち、特定の要素が物理的に遠隔にあってもよい。
(位置姿勢データ・グリッドの種類)
 ここで、図4を参照して、位置姿勢データおよびグリッドの種類について説明する。
 図4は、位置姿勢データおよびグリッドの種類の説明のための図であり、(a)は、位置姿勢データの説明を示し、(b)は、グリッドの種類の説明を示している。
 図4(a)に示すように、ロボット2が移動する環境には、例えば世界座標系などの座標系が定義されている。位置とは、この座標系におけるロボット2の座標を示しており、図4(a)では、(x1,y1)が位置となる。また、姿勢とは、ロボット2の向きであり、例えば、図4(a)のようにx軸とロボット2の向きとの角度(θ1)で表される。
 位置姿勢データとは、この位置と姿勢の組のデータ(x1,y1,θ1)のことである。
 また、図4(b)に示すように、地図データ321(図1~図3)は、所定の大きさの正方形のグリッドが定義されている。ロボット2がレーザ401を照射すると、このレーザ401は障害物402にあたる。このとき、レーザ401が障害物402に当たった点を含むグリッドが占有グリッド412となり、レーザ401が障害物402にあたることなく直進したグリッドが非占有グリッド411となる。また、障害物402から先にはレーザ401が届かないので、障害物402から先は未知グリッド413となる。障害物402が薄い板状のものであっても、厚みをもった柱状のものであっても、障害部402の表面から先は未知グリッド413となる。
(処理例)
 次に、図2および図3を参照しつつ、図5~図8を参照して、本実施形態に係るロボット管理方法を説明する。
 まず始めに、本実施形態に係る地図の作り直しの通知の概略について記述する。実環境と、予め設定されている地図データ321との間に生じた不一致部分が、ロボット2の移動に支障をきたすか否かは、ロボット2が与えられた経路に沿って移動する際に、その不一致部分を含むセンサデータ324を用いて、位置姿勢推定を行うか否かによる。本実施形態では、この点に着目し、ロボット管理端末3は、ある不一致部分が生じた際に、ロボット2が通り得る様々な経路において、ロボット2から得られるセンサデータ324をシミュレートし、その不一致部分を計測して位置姿勢推定を行い得るか否かを予測する。そして、不一致部分が、1回のシミュレーションセンサデータ325において、多く占める場合、ロボット管理端末3は、位置姿勢推定誤りが生じて自律移動に失敗する可能性があると判定して、地図データ321の作り直しが必要であることをロボット2の管理者に通知する。ここで、「1回のシミュレーションセンサデータ325」とは、ロボット2が経路上において位置姿勢をとったと仮定した場合に、そこで計測を行った際に得られるであろうセンサデータという意味であり、経路上を進んだ際に得られると思われるすべてのセンサデータではない。つまり、図8を例として参照すると、「1回のシミュレーションセンサデータ325」とは図8における符号810が示すセンサデータを指し、経路502を進んだと仮定した際に得られるであろうすべてのセンサデータを累積したものではない。すなわち、図7のステップS205~S210の処理は経路上を進んだと仮定した際に、ロボット2が位置姿勢推定を行う各場所毎に行われる。
 このように、不一致部分が経路上のロボット2からどのように計測されるかをシミュレーションで予め求めることにより、不一致部分がロボット2の自律移動に影響を与えるか否かを予め判定できるようになる。これにより、自律移動に影響が出る場合にのみ、地図を作り直せばよくなり、地図データ321の作り直し回数が削減されることとなる。
 このような地図データ321の作り直しの通知の考え方に基づき、具体的な処理について記述する。ここでは、実環境内を自律移動する車両型ロボット2により計測された実環境の幾何形状を表すセンサデータ324と、ロボット2に予め与えた経路データ323と地図データ321とを用いて、地図データ321と実環境との間の不一致の有無とそのロボット2の位置姿勢推定への影響を判定し、地図を作り直す時期と場所を管理者に提示するロボット管理システム1について記述する。
 以上のロボット2とそのロボット管理端末3からなるロボット管理システム1の運用例として、図5の地図データ321で表される環境において、レーザ距離センサ205(図2)を備えるロボット2に対し、経路501と経路502が与えられた例を示す。ここで、ロボット2が経路501を移動中に、人によって地図データ321にない障害物511が置かれた場合における地図の作り直しの通知を例として、このときにロボット2とロボット管理端末3のそれぞれで行われる処理(図6と図7)について述べる。ロボット2は、経路501を進んだ後、経路501の出発地点に戻って経路502を進むものとする。
 なお、ここでは、地図データ321は、予めロボット2が環境内を巡回し、収集したセンサデータ324を基に予め地図データ作成用のプログラム(図示せず)を用いて別途作成され、ロボット2の地図データ321とロボット管理端末3の地図データ321として保存されているものとする。また、経路データ323には、ロボット2が地図上でとるべき位置姿勢データが時刻と対応して記録されているものとする。符合521および符号324については後記して説明する。
 図6は、第1実施形態に係るロボットにおける処理手順を示すフローチャートである。
 まず、ロボット2の全体制御プログラム212が起動すると、位置姿勢推定プログラム214が、ロボット管理端末3から送信された地図データ321を読み込む(S101)。
 さらに、移動機構制御プログラム215が、ロボット管理端末3から送信された経路データ323を読み込む(S102)。
 続いて、レーザ距離センサ205を用いた環境の計測が行われ、センサデータ取得プログラム213が計測データを取得し、センサデータ324を生成する(S103)。
 そして、位置姿勢推定プログラム214が、センサデータ324と地図データ321とのマッチングに基づいたロボット2の位置姿勢の推定を行い(S104)、推定位置姿勢データ326を生成する。マッチングの手法としては、ICP(Iterative Closest Point)と呼ばれる手法の利用を想定する。これにより、位置姿勢推定プログラム214は、センサデータ324と地図データ321をなす点のうち、点間距離が最短となる点同士を対応付けて、対応づけられた点間距離の総和が小さくなるように、つまりはセンサデータ324と地図データ321の幾何的特徴が最も重なり合うときのセンサデータ324と地図データ321から、ロボット2自身の相対位置姿勢を推定する。ここでは、ICPで推定される地図データ321上におけるセンサデータ324の位置姿勢をロボット2の位置姿勢とみなすものとする。なお、ここでは、マッチング手法としてICPの利用を想定しているが、同様の効果が得られるならば手法は問わない。
 そして、通信プログラム216が、センサデータ324と生成された推定位置姿勢データ326を、無線LANカード204を介してロボット管理端末3に送信する(S105)。このとき、センサデータ324のみがロボット管理端末3へ送信されてもよい。
 次に、移動機構制御プログラム215が、推定位置姿勢データ326とステップS102で読み込んだ経路データ323を用いて、ロボット2の経路追従のための移動機構制御を行う(S106)。
 そして、移動機構制御プログラム215は、経路データ323に予め記録されているロボット2がとるべき位置姿勢データと推定位置姿勢データ326との差をなくすよう、移動機構装置206におけるロボット2の車輪の回転制御などを行い経路への追従が実現される。
 そして、全体制御プログラム212は、経路データ323に登録されている目的地の位置と、推定位置姿勢データ326の位置とが一致しているか否かを判定することによって、目的地に到着したか否かを判定する(S107)。
 ステップS107の結果、目的地に到着していない場合(S107→No)、ロボット2は、ステップS103へ処理を戻す。
 ステップS107の結果、目的地に到着している場合(S107→Yes)、ロボット2は処理を終了する。
 この経路追従制御によって、ロボット2が図5に示す地点521まで移動する最中に、実環境内に、地図データ321に、もともと存在しない障害物511が置かれ、地点521に到着したロボット2によって、センサデータ324が得られたとする。位置姿勢推定プログラム214は、このセンサデータ324を基に、ステップS104における位置姿勢の推定を行い、推定の結果得られる推定位置姿勢データ326とセンサデータ324は、ステップS105において、ロボット管理端末3に送信される。これを受信したロボット管理端末3での処理の流れを図7により説明する。
 図7は、第1実施形態に係るロボット管理端末における処理手順を示すフローチャートである。
 全体制御プログラム312が起動すると、まず、地図作り直し判定用地図作成プログラム313が、記憶装置301の地図データ321を読み込む(S201)。
 さらに、センサデータシミュレーションプログラム314が、記憶装置301の経路データ323を読み込む(S202)。
 続いて、通信プログラム317は、無線LANカード307を介して、図6のステップS105でロボット2から送信されたセンサデータ324と推定位置姿勢データ326を受信する(S203)。受信されたセンサデータ324および推定位置姿勢データ326はそれぞれ記憶装置301に一旦格納される。
 次に、地図作り直し判定用地図作成プログラム313が、各グリッド毎に占有・非占有・未知の状態を記録した地図作り直し判定用地図データ322を作成する(S204)。地図作り直し判定用地図データ322は、地図データ321より複製された地図データに、推定位置姿勢データ326に従って地図データ321の座標系に座標変換されたセンサデータ324を統合することで作成される。
 この地図作り直し判定用地図データ322へのセンサデータ324の統合の際、センサと障害物との位置姿勢の関係から、各グリッドに新たに状態が割り当てられる。割り当てられる状態は、図4(b)で前記した占有・非占有・未知である。
 地図作り直し判定用地図作成プログラム313は、図5の地点521で得られたセンサデータ324と地図データ321の統合により、図8に示す地図作り直し判定用地図データ322を作成する。図8の地図作り直し判定用地図データ322において、障害物の存在が新たに確定した占有状態のグリッドに相当する領域830と障害物の有無が不明なグリッドに相当する領域831が追加されている。ここでは、地図データ321にもとからある障害物は不動であるとしている。
 領域830,831が、地図データ321(図5)との不一致部分となるが、これがロボット2の位置推定誤りを招くか否かは、ロボット2の経路とその経路を移動する際の予測されるセンサデータ(シミュレーションセンサデータ325)による。符号801,810,820については後記する。
 次に、センサデータシミュレーションプログラム314は、ロボット2が地図作り直し判定用地図データ322で表される環境内で経路データ323に沿ってロボット2が移動した際に得られるセンサデータ324をシミュレーションする(S205)。ここで、センサデータシミュレーションプログラム314は、経路データ323上におけるロボット2がとるべき位置姿勢で、このロボット2がレーザによる走査を行った際に、このレーザが障害物と交わる点の座標(シミュレーションセンサデータ325)を算出するシミュレーションを行う。なお、このシミュレーションにおいて、センサデータシミュレーション部32は、未知状態のグリッドは、レーザが透過するものとし、レーザの進路が占有状態のグリッドと交わる点のセンサデータ324を取得する。例えば、図8において、今、ロボット2が経路502に沿って移動し、符号801の位置姿勢をとるときのシミュレーションセンサデータ325は符号810のようになる。なお、このシミュレーションセンサデータ325は、ロボット管理端末3の記憶装置301に保存される。
 次に、地図作り直し判定プログラム315は、シミュレーションセンサデータ325における有効部分の判定を行う(S206)。この判定は、地図作り直し判定プログラム315がシミュレーションセンサデータ325がなす点群(図8の符号810)の座標のそれぞれについて、その座標とロボット2上のセンサ位置とを結んだ線分が、不明状態のグリッドを通らない場合を有効、それ以外を無効とみなすことで行われる。図8の例では、地図作り直し判定部33は、シミュレーションで得られたセンサデータ810のうち、符号820のシミュレーションセンサデータ(白抜き)が無効部分であり、それ以外を有効部分として判定する。
 そして、地図作り直し判定プログラム315は、1回のシミュレーションにおけるシミュレーションセンサデータ325における有効部分の割合が予め設定してある閾値より大きいか否かを判定する(S207)。なお、このときの閾値の設定については次のように行う。まず、地図データ321を作った時点において、地図作り直し判定プログラム315は、経路データ323に従って、ロボット2が環境内で正常に自律移動できることを確認した上で、自律移動の際に時系列に得られるセンサデータ324と推定位置姿勢データ326を算出し、保存しておく。次いで、地図作り直し判定プログラム315は、推定位置姿勢データ326に基づいて、シミュレーションセンサデータ325を地図データ321の座標系に変換し、地図データ321の占有状態のグリッドにシミュレーションセンサデータ325が重なる割合を求める。そして、地図作り直し判定プログラム315は、自律移動中に得られたセンサデータ324毎にこの割合を求め、その平均値を求め、これに不一致を許容する割合を示す係数をかけて、有効部分の判定用の閾値とする。本実施形態では以上のような閾値の設定を想定するが、地図の作り直しの要不要の判定に使えるのであれば他の手法であってもよい。
 ステップS207の結果、シミュレーションセンサデータ325全体に対する有効部分の割合が予め設定してある閾値以下の場合(S207→No)、無効部分、すなわち未知部分が大きいことになるので、地図作り直し判定プログラム315が、ロボット2上にて地図データ321とセンサデータ324のマッチング誤りが生じ得るとみなして、表示プログラム316がディスプレイ305に地図(地図データ321)を作り直す時期・場所を警告と共に表示し(S208)、全体制御プログラム312が、当該シミュレーション位置(図8の符号801)が経路の最後であるか否かを判定する(S209)。ここで、時期とは、例えば、ただちに地図データ321を作り直すべきか否かなどである。表示される時期については、予め記憶装置301に設定されているものとする。なお、時期は表示されなくてもよい。警告の表示は、表示プログラム316が、現在の地図データ321と経路データ323上に、ステップS204で求められた未知グリッド、ステップS206で無効と判定された部分を含むシミュレーションセンサデータ325、無効なセンサデータ324の取得が見込まれる部分的な経路を赤などの警告色で重ねて表示することで行われる。例えば、図9の警告画面900における符号901や、シミュレーション位置902が表示プログラム316によって強調表示される。
 ステップS209の結果、シミュレーション位置が経路の最後ではない場合(S209→No)、全体制御プログラム312は、シミュレーション位置を1つ進めて、ステップS205へ処理を戻す。ここで、「シミュレーション位置を1つ進める」とは、予め設定してある計測時間後における経路上の位置姿勢計測位置へシミュレーション位置を進めるという意味である。
 ステップS209の結果、シミュレーション位置が経路の最後である場合(S209→Yes)、全体制御プログラム312は、ステップS203へ処理を戻し、次のロボット2の環境内位置におけるセンサデータ324と、推定位置姿勢データ326を受信する。
 また、ステップS207の結果、センサデータ324全体に対する有効部分の割合が予め設定してある閾値より大きい場合(S207→Yes)、全体制御プログラム312は、ロボット2の運用の終了に伴うキーボード306からの終了命令が入力されたか否かを判定する(S210)。
 ステップS210の結果、終了命令が入力されていない場合(S210→No)、全体制御プログラム312は、ステップS209へ処理を進める。
 ステップS210の結果、終了命令が入力された場合(S210→Yes)、処理を終了する。
 なお、本実施形態では、ロボット管理端末3は処理対象となっているロボット2が進む経路においてシミュレーション(S205~S210)を行っているが、これに限らず、他の経路についてステップS205~S210の処理を行ってもよい。ここで、シミュレーションの対象となる経路としては、他のロボット2が通る経路や、現時点ではロボット2が通る経路ではないが、将来ロボット2が通り得る経路などが考えられる。
 このようにすることで、他のロボット2が通る経路や、将来ロボット2が通り得る経路などについても地図データ321の作り直しが必要であるか否かを判定することができる。
 つまり、ロボット管理端末3は、シミュレーションセンサデータ325において、地図作り直し判定用地図データ322と、地図データ321との差分部分に係る部分を無効部分とし、それ以外を有効部分とし、シミュレーションセンサデータ325に対する有効部分の割合が、閾値より大きいか否かを判定することによって、シミュレーションセンサデータ325と、地図データ321との不一致部分の割合が予め設定してある閾値より大きいか否かを判定する。
 なお、本実施形態ではセンサデータ324を使用して、有効部分の割合を算出しているがグリッドを用いてもよい。すなわち、ステップS207において、地図作り直し判定プログラム315は、1回のシミュレーションにおける占有グリッドに対する未知グリッドの割合が予め設定してある閾値を超えるか否かを判定してもよい。つまり、地図データ321と、地図作り直し判定用地図データ322との差分に該当するグリッドの割合が、閾値より大きいか否かを判定することによって、シミュレーションセンサデータ325と、地図データ321との不一致部分の割合が予め設定してある閾値より大きいか否かを判定してもよい。
 第1実施形態によれば、ロボット2の自律移動の際に位置姿勢の推定誤りを招きうる、実環境と地図データ321との不一致を検出し、ロボット管理システム1の管理者に、予め設定してある地図の作り直し時期が来たことと、作り直すべき場所がどこであるかを通知することが可能となる。
 なお、本実施形態においては、ロボット2が自律移動することを想定しているが、ロボット2は人によって遠隔操作されてもよい。また、本実施形態において、地図データ321としては2次元データを想定しているが、3次元データであってもよい。
 また、本実施形態においては、ステップS105において、ロボット2が、センサデータ324と、推定位置姿勢データ326をロボット管理端末3へ送信しているが、これに限らず、ロボット2がセンサデータ324のみをロボット管理端末3へ送信してもよい。この場合、ロボット管理端末3側でセンサデータ324と、地図データ321とのマッチングを行って、推定位置姿勢データ326を算出することとなる。
 また、本実施形態では、地図データ321との不一致の検出に関わらずステップS203~S209の処理を行っているが、これに限らず、ロボット管理端末3が地図データ321との不一致を検出したときのみ、ステップS203~S209の処理を行ってもよい。
[第2実施形態]
 第1実施形態において、閾値の求め方として、予めロボット2を移動させ、このとき得られるセンサデータ324と地図データ321とのマッチング結果を基に閾値を決めていく方法について記述した。第2実施形態では、ロボット管理端末3上のGUI(Graphical User Interface)を用いて、手動で閾値を設定する方法について記述する。
 図10は、第2実施形態に係る閾値を設定するためのGUI画面の例を示す図である。
 GUI画面1000には、地図データ321(図1~図3)と経路データ323(図1~図3)が表示されており、ロボット2の管理者は、マウス308(図3)を用いて、矩形領域1001,1002などを指定し、指定した矩形領域1001,1002毎に閾値の設定を行う。例えば、ロボット2が荷降ろし時に領域1002で停止するため、この領域では高い精度で障害物の検出が求められるとすると、矩形領域1002における閾値は、矩形領域1001のそれにくらべて高くなるように設定される。また、人通りが多い場所や、台車などの置き場所になっている場合、その領域の閾値を上げてもよい。また、指定する領域の形状は、矩形以外に円など、任意形状であってもよい。
 第2実施形態によれば、環境の状況に応じた柔軟な閾値の設定を行うことができる。
 図10の例では、地図作り直しの通知のための閾値を割り当てる例について記述したが、位置姿勢の推定時に許容する誤差を、図10のようなマウス308(図3)による描画にて設定できるようにしてもよい。
 例えば、図6のステップS104にて、ICPによるマッチングに基づく位置姿勢の推定を行うが、このときのセンサデータ324と地図データ321間の点間距離、すなわちレーザが物体に当たった点と、地図データ321との距離の総和の平均値を閾値としてもよい。そして、ロボット管理端末3は、図10に示すような領域毎に、この閾値、すなわち、センサデータ324と地図データ321間の点間距離の総和の平均値を設定してもよい。この場合、シミュレーションセンサデータ325と地図データ321間の点間距離の総和の平均値が、設定してある閾値より大きくなった場合、ロボット管理端末3は位置姿勢の推定誤りが大きいと判定し、地図データ321の作り直しが必要であることをロボット2の管理者に通知するようにしてもよい。
 なお、ここでは、ポインティングデバイスとしてマウス308を用いているが、ジョイスティック、キーボード306、タッチパネル等、同等の役割を担うものであれば何を用いてもよい。また、閾値の指定をする領域としては、例として矩形領域を想定しているが、自由曲線等、領域が定義できるものであれば手法を問わない。また、以上は2次元の例で説明しているが3次元であってもよいことは言うまでもない。
[第3実施形態]
 第1実施形態において、検出した不一致部分をロボット管理端末3の表示部に警告表示を行うことよって、ロボット2の管理者に通知していた。ここでは、ロボット2に備えられている表示装置を用いて現場にいる人に通知する例について述べる。
 図11は、第3実施形態に係るロボットのハードウェア構成例を示す図である。
 図11に示すロボット2aの構成は、図2の構成に、雲台207と、現場の作業者などに不一致部分を提示するプロジェクタ208(指示表示部)が追加された構成となっている。雲台207にはプロジェクタ208が取りつけられており、プロジェクタ208の姿勢や高さを変えることが可能となっている。第1実施形態では、ロボット2が図6のステップS104にて位置姿勢の推定を行い、その結果をロボット管理端末3に送ることで、ロボット管理端末3にて図7のステップS204により図8に示すような地図作り直し判定用地図データ322を作成しているが、第3実施形態では、図9に示すような地図作り直し判定用地図データ322と、警告画面900のデータをロボット2aがロボット管理端末3から受信し、受信したデータを基に、実環境における不一致部分にプロジェクタ208が向くように雲台207を制御し、プロジェクタ208が、実環境の不一致部分に赤などの警告色を投影し、周囲の人(現場の作業者など)に不一致部分が生じていることを通知する。なお、この例では、プロジェクタ208の利用を想定しているが、ライトやレーザを用いてもよい。また、不一致が生じた部分でロボット2aが超信地旋回(前後には進まず、その場で旋回すること)するなどにより、ロボット2aの動きから、その周辺で地図データ321と実環境との不一致が生じていることを示してもよい。
 なお、ロボット2aに図3に示すロボット管理端末3で示す構成が備えられている場合、ロボット2a側でステップS204からステップS209の処理を行うことで、ロボット2a側で地図作り直し判定用地図データ322と、警告画面900のデータを作成し、実環境における不一致部分にプロジェクタ208が向くように雲台207を制御し、不一致部分に赤などの警告色を投影し、周囲の人に不一致部分が生じていることを通知することが可能である。
 第3実施形態によれば、管理者のみならず現場の作業員などにも地図データ321との不一致部分を示すことができる。
 なお、本実施形態にかかるロボット2は、工場内における搬送ロボットなどが望ましいが、監視ロボットなどの巡回ロボットにも適用可能である。
 地図データ321の再作成は、経路を進行中のロボット2が一時的に経路進行を停止、障害物付近を巡回することによって地図データ321の再作成を行ってもよいし、経路を進行中のロボット2とは、別のロボット2が環境内を巡回することによって地図データ321の再作成を行ってもよい。
 また、本実施形態では、ステップS203~S209の処理を、ロボット2が移動する毎に行っていることを推定しているが、例えば、ロボット2が数回移動したときにステップS203~S209の処理を行ってもよいし、数秒毎にステップS203~S209の処理を行ってもよい。
 1   ロボット管理システム
 2   ロボット
 3   ロボット管理端末
 21  距離センサ部
 22  位置姿勢推定部
 23  経路追従制御部
 24  移動機構部
 31  地図作り直し判定用地図作成部
 32  センサデータシミュレーション部(予測部)
 33  地図作り直し判定部(判定部)
 201 記憶装置(ロボット)
 205 レーザ距離センサ(測距センサ)
 206 移動機構装置
 208 プロジェクタ(指示表示部)
 212 全体制御プログラム(ロボット)
 213 センサデータ取得プログラム
 214 位置姿勢推定プログラム
 215 移動機構制御プログラム
 216 通信プログラム(ロボット)
 301 記憶装置(ロボット管理端末:記憶部)
 312 全体制御プログラム(ロボット管理端末)
 313 地図作り直し判定用地図作成プログラム
 314 センサデータシミュレーションプログラム
 315 地図作り直し判定プログラム
 317 通信プログラム
 321 地図データ
 322 地図作り直し判定用地図データ
 323 経路データ
 324 センサデータ(計測結果)
 325 シミュレーションセンサデータ(予測された計測結果)
 326 推定位置姿勢データ

Claims (15)

  1.  測距センサにより障害物を検知しながら経路を進行するロボットと、
     地図データを記憶部に記憶し、前記ロボットに進行経路を指示するロボット管理端末と、
     を有するロボット管理システムであって、
     経路を進行中の前記ロボットが、
     前記測距センサによる計測結果をロボット管理端末へ送信し、
     前記ロボット管理端末が、
     前記ロボットが移動する将来の位置における計測結果を、前記ロボットから送信された計測結果を基に、前記地図データと対比可能なように予測し、
     前記予測の計測結果と、前記地図データとの不一致部分の割合が、予め設定してある閾値より大きい場合、前記地図データの再作成をユーザに通知する
     ことを特徴とするロボット管理システム。
  2.  前記ロボットが移動する将来の位置とは、前記ロボットの進行経路上における位置である
     ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット管理システム。
  3.  前記ロボット管理端末は、
     前記ロボットから送信された計測結果を基に、地図作り直し判定用地図データを作成し、
     当該地図作り直し判定用地図データにおいて、前記ロボットが移動した将来の位置における計測結果を予測する
     ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット管理システム。
  4.  前記ロボット管理端末は、
     予測された計測結果において、前記地図作り直し判定用地図データと、前記地図データとの差分部分に係る部分を無効部分とし、それ以外を有効部分とし、前記予測された計測結果に対する有効部分の割合が、前記閾値より大きいか否かを判定することによって、前記予測の結果と、前記地図データとの不一致部分の割合が予め設定してある閾値より大きいか否かを判定する
     ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のロボット管理システム。
  5.  前記地図データおよび前記地図作り直し判定用地図データは、複数のグリッドに区切られており、
     前記ロボット管理端末は、
     前記地図データと、前記地図作り直し判定用地図データとの差分に該当するグリッドの割合が、前記閾値より大きいか否かを判定することによって、前記予測の結果と、地図データとの不一致部分の割合が予め設定してある閾値より大きいか否かを判定する
     ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のロボット管理システム。
  6.  前記ロボット管理端末は、
     不一致部分を、表示部に表示する
     ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット管理システム。
  7.  前記ロボット管理端末は、
     地図データを所定の区画に分割し、区画毎に閾値を設定する
     ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット管理システム。
  8.  前記ロボットは、実環境における不一致部分に対応する部分に対して、指示表示を行う指示表示部を有している
     ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット管理システム。
  9.  地図データを記憶部に記憶し、前記ロボットに進行経路を指示するロボット管理端末であって、
     前記ロボットが移動する将来の位置における計測結果を、前記ロボットから送信された測距センサによる計測結果を基に予測する予測部と、
     前記予測の結果と、前記地図データとの不一致部分の割合が、予め設定してある閾値より大きい場合、前記地図データの再作成をユーザに通知する判定部と、
     を有することを特徴とするロボット管理端末。
  10.  前記ロボットが移動する将来の位置とは、前記ロボットの進行経路上における位置である
     ことを特徴とする請求の範囲第9項に記載のロボット管理端末。
  11.  前記ロボット管理端末は、
     前記ロボットから送信された計測結果を基に、地図作り直し判定用地図データを作成する地図作り直し判定用地図作成部をさらに有し、
     前記判定部は、
     当該地図作り直し判定用地図データにおいて、前記ロボットが移動した将来の位置の計測結果を予測する
     ことを特徴とする請求の範囲第9項に記載のロボット管理端末。
  12.  測距センサにより障害物を検知しながら経路を進行するロボットと、
     地図データを記憶部に記憶し、前記ロボットに進行経路を指示するロボット管理端末と、
     を有するロボット管理システムによるロボット管理方法であって、
     経路を進行中の前記ロボットが、
     前記測距センサによる計測結果をロボット管理端末へ送信し、
     前記ロボット管理端末が、
     前記ロボットが移動する将来の位置における計測結果を、前記ロボットから送信された計測結果を基に、前記地図データと対比可能なように予測し、
     前記予測の計測結果と、前記地図データとの不一致部分の割合が、予め設定してある閾値より大きい場合、前記地図データの再作成をユーザに通知する
     ことを特徴とするロボット管理方法。
  13.  前記ロボットが移動する将来の位置とは、前記ロボットの進行経路上における位置である
     ことを特徴とする請求の範囲第12項に記載のロボット管理方法。
  14.  前記ロボット管理端末は、
     前記ロボットから送信された計測結果を基に、地図作り直し判定用地図データを作成し、
     当該地図作り直し判定用地図データにおいて、前記ロボットが移動した将来の位置における計測結果を予測する
     ことを特徴とする請求の範囲第12項に記載のロボット管理方法。
  15.  請求の範囲第12項から請求の範囲第14項のいずれか一項に記載のロボット管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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