JP7077800B2 - 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム - Google Patents

経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7077800B2
JP7077800B2 JP2018111456A JP2018111456A JP7077800B2 JP 7077800 B2 JP7077800 B2 JP 7077800B2 JP 2018111456 A JP2018111456 A JP 2018111456A JP 2018111456 A JP2018111456 A JP 2018111456A JP 7077800 B2 JP7077800 B2 JP 7077800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
posture
route
target
robot
obstacle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018111456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019214084A (ja
Inventor
俊洋 森谷
剣之介 林
茜 中島
岳史 小島
春香 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018111456A priority Critical patent/JP7077800B2/ja
Priority to EP19173213.0A priority patent/EP3581342A1/en
Priority to CN201910401530.XA priority patent/CN110576436B/zh
Priority to US16/414,021 priority patent/US11207780B2/en
Publication of JP2019214084A publication Critical patent/JP2019214084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7077800B2 publication Critical patent/JP7077800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1674Programme controls characterised by safety, monitoring, diagnostic
    • B25J9/1676Avoiding collision or forbidden zones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • B25J9/1664Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
    • B25J9/1666Avoiding collision or forbidden zones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1602Programme controls characterised by the control system, structure, architecture
    • B25J9/161Hardware, e.g. neural networks, fuzzy logic, interfaces, processor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • B25J9/1664Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40476Collision, planning for collision free path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

本発明は、経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラムに関する。
ロボットアームが障害物に干渉しない経路を自動的に生成する経路計画方法として様々な方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2009-211571号公報
ロボットの経路を生成する経路計画法にはそれぞれ一長一短がある。例えばロボットアームと障害物との位置関係等によりロボットの移動に際し制限がある場合、不適切な経路計画法を適用してしまうと経路の生成にかかる時間が増大する。この場合、ロボットアームの実動作の開始が遅れてしまう、という問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ロボットの経路の生成にかかる時間を短縮することができる経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る経路計画装置は、ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画部と、経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得部と、前記取得部で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように前記経路計画部を制御する制御部と、を備える。
また、前記複数の異なる制約条件は、前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いについて予め定めた第1の制約条件と、前記第1の制約条件よりも前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いが小さい第2の制約条件と、であり、前記経路計画部は、前記第1の制約条件に適した第1の経路計画法で経路を生成する第1の経路計画部と、前記第2の制約条件に適した第2の経路計画法で経路を生成する第2の経路計画部と、を含み、前記制御部は、前記対象ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの経路のうち、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第2の制約条件を満たす区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御するようにしてもよい。
また、前記第2の制約条件は、前記第1の制約条件を満たさない条件であり、前記制御部は、前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記初期姿勢から前記第1の制約条件を満たさない第1の中間姿勢までの第1の区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第1の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御し、前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢から前記目標姿勢までの第2の区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第2の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御し、前記第1の中間姿勢から前記第2の中間姿勢までの第3の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御するようにしてもよい。
また、前記制約条件は、前記ロボットと前記障害物との位置関係、前記障害物の種類、及び前記ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの前記障害物の数の少なくとも1つに基づいて定められ得る。
また、前記制約条件は、前記障害物の種類から定められ、前記取得部は、前記障害物情報として前記対象障害物の形状に関する情報を取得し、前記制御部は、前記対象障害物の形状に基づいて、前記対象障害物の種類を識別するようにしてもよい。
本発明に係る経路計画方法は、コンピュータが、ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画工程と、経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように制御する制御工程と、を含む処理を実行する。
本発明に係る経路計画プログラムは、コンピュータを、ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画部、経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得部、及び、前記取得部で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように前記経路計画部を制御する制御部、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ロボットの経路の生成にかかる時間を短縮することができる。
ピックアンドプレース装置の概略構成図である。 垂直多関節ロボットの一例を示す斜視図である。 経路計画装置のハードウェア構成の例を示す構成図である。 経路計画装置の機能構成の例を示すブロック図である。 ロボットの初期姿勢の一例を示す図である。 ロボットの目標姿勢の一例を示す図である。 経路計画法であるPRMについて説明するための図である。 経路計画法であるPRMについて説明するための図である。 経路計画法であるPRMについて説明するための図である。 経路計画法であるPRMについて説明するための図である。 経路計画装置の処理の流れを示すフローチャートである。 具体的な経路生成処理の流れを示すフローチャートである。 ロボットアームが箱に囲まれているか否かを判定する場合について説明するための図である。 ロボットアームが箱に囲まれているか否かを判定する場合について説明するための図である。 経路を模式的に表した模式図である。 経路を模式的に表した模式図である。 モバイルロボットの脱出姿勢について説明するための図である。 ヒューマノイド型ロボットの脱出姿勢について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されている場合があり、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係るピックアンドプレース装置1の構成図である。図1に示すように、ピックアンドプレース装置1は、ロボットRB、画像センサS、及び経路計画装置10を備える。
ロボットRBは、台20上に設けられた箱22に収容された図示しないワークを保持して棚24まで搬送し、棚24内に載置する。
本実施形態では、一例としてロボットRBのロボットアームの先端にはエンドエフェクタとしてロボットハンドHが取り付けられており、ロボットハンドHで箱22内のワークを把持することによってワークを保持した状態となる。そして、ワークを保持した状態で棚24まで搬送し、ワークの保持を解除してワークを載置する。なお、ワークを保持する部材は、ロボットハンドHに限らず、ワークを吸着する吸着パッドでもよい。
箱22の上方には画像センサSが設置されている。画像センサSは、箱22内に収容された図示しないワークの集合であるワーク集合を静止画として撮影する。
経路計画装置10は、ロボットRBの任意の初期姿勢から目標姿勢までの経路を生成する。ここで、経路とは、ロボットRBを初期姿勢から目標姿勢まで動作させる場合の姿勢のリストである。具体的には、経路計画装置10は、画像センサSから取得した撮影画像を画像処理し、画像処理の結果に基づいて保持すべきワークの位置及び姿勢を認識する。そして、経路計画装置10は、ロボットRBの箱22内のワークを撮影するためにロボットRBが画像センサSの視野範囲外の退避位置に退避した退避姿勢を初期姿勢とし、ロボットRBが箱22内でワークを保持する保持姿勢を目標姿勢とする第1の経路と、ロボットRBが箱22内からワークを保持した保持姿勢を初期姿勢とし、ロボットRBがワークを棚24に載置する載置姿勢を目標姿勢とする第2の経路と、ロボットRBがワークを棚24に載置した載置姿勢を初期姿勢とし、箱22内のワークを撮影するためにロボットRBが画像センサSの視野範囲外の退避位置に退避した退避姿勢を目標姿勢とする第3の経路と、を生成する。なお、棚24を撮影する画像センサを備えた構成とし、画像センサで撮影された撮影画像に基づいてワークを載置すべき位置を認識するようにしてもよい。そして、経路計画装置10は、生成した経路に従ってロボットRBが動作するように動作指令値をロボットRBに出力する。
次に、ロボットRBについて説明する。本実施形態では、一例としてロボットRBが垂直多関節ロボットである場合について説明するが、水平多関節ロボット(スカラーロボット)、パラレルリンクロボット、モバイルロボット、飛行ロボット(ドローン)、及びヒューマノイド型ロボット等にも本発明を適用可能である。
図2は、垂直多関節ロボットであるロボットRBの構成を示す図である。図2に示すように、ロボットRBは、ベースリンクBL、リンクL1~L6、ジョイントJ1~J6を備えた6自由度の6軸ロボットである。なお、ジョイントとは、リンク同士を接続する関節である。また、以下では、リンクL1~L6及びリンクL6に接続されたロボットハンドHを含めてロボットアームと称する。
ベースリンクBLとリンクL1とは、図2において鉛直軸S1を中心として矢印C1方向に回転するジョイントJ1を介して接続されている。従って、リンクL1は、ベースリンクBLを支点として矢印C1方向に回転する。
リンクL1とリンクL2とは、図2において水平軸S2を中心として矢印C2方向に回転するジョイントJ2を介して接続されている。従って、リンクL2は、リンクL1を支点として矢印C2方向に回転する。
リンクL2とリンクL3とは、図2において軸S3を中心として矢印C3方向に回転するジョイントJ3を介して接続されている。従って、リンクL3は、リンクL2を支点として矢印C3方向に回転する。
リンクL3とリンクL4とは、図2において軸S4を中心として矢印C4方向に回転するジョイントJ4を介して接続されている。従って、リンクL4は、リンクL3を支点として矢印C4方向に回転する。
リンクL4とリンクL5とは、図2において軸S5を中心として矢印C5方向に回転するジョイントJ5を介して接続されている。従って、リンクL5は、リンクL4を支点として矢印C5方向に回転する。
リンクL5とリンクL6とは、図2において軸S6を中心として矢印C6方向に回転するジョイントJ6を介して接続されている。従って、リンクL6は、リンクL5を支点として矢印C6方向に回転する。なお、図2では図示は省略したが、リンクL6にロボットハンドHが取り付けられる。
ジョイントJ1~J6は、予め定めた回転角度の範囲が可動域として各々設定されている。
ロボットRBの姿勢は、ジョイントJ1~J6の各々の回転角度によって定まる。従って、ロボットRBを動作させるための動作指令値は、ロボットRBが取るべき姿勢に対応したジョイントJ1~J6の各々の回転角度である。
図3は、本実施形態に係る経路計画装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、経路計画装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、モニタ16、光ディスク駆動装置17、及び通信インタフェース18を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、経路計画を実行する経路計画プログラムが格納されている。CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各構成を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、キーボード151、及びマウス152等のポインティングデバイスを含み、各種の入力を行うために使用される。モニタ16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。モニタ16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能してもよい。光ディスク駆動装置17は、各種の記録媒体(CD-ROM又はブルーレイディスクなど)に記憶されたデータの読み込みや、記録媒体に対するデータの書き込み等を行う。
通信インタフェース18は、ロボットRB及び画像センサS等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、及びIEEE1394等の規格が用いられる。
次に、経路計画装置10の機能構成について説明する。
図4は、経路計画装置10の機能構成の例を示すブロック図である。
図4に示すように、経路計画装置10は、機能構成として、取得部30、経路計画部31、制御部36、及び記憶部38を有する。経路計画部31は、第1の経路計画部32及び第2の経路計画部34を備える。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶された経路計画プログラムを読み出し、RAM13に展開して実行することにより実現される。
経路計画部31は、ロボットの姿勢及びロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適し、かつ複数の異なる制約条件の各々で異なる経路計画法によりロボットの経路を生成する。
経路計画部31は、障害物によりロボットの移動が制限される度合いについて予め定めた第1の制約条件に適した第1の経路計画法で経路を生成する第1の経路計画部32と、第1の制約条件よりも障害物によりロボットの移動が制限される度合いが小さい第2の制約条件に適した第2の経路計画法で経路を生成する第2の経路計画部34と、を備える。
なお、本実施形態では、一例として経路計画部31が第1の経路計画部32及び第2の経路計画部34の2つの経路計画部を備えた場合について説明するが、経路計画法が異なる3つ以上の経路計画部を備えた構成としてもよい。
取得部30は、経路を生成する対象である対象ロボットとしてのロボットRBの初期姿勢及びロボットRBの目標姿勢を示す姿勢情報と、初期姿勢から目標姿勢までのロボットRBの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する。なお、図1に示す台20、箱22、及び棚24は、ロボットRBの移動に際し障害となる対象障害物の一例である。
ここで、ロボットRBの初期姿勢とは、ロボットRBが予め定めた作業を開始する際の姿勢である。また、ロボットRBの目標姿勢とは、ロボットRBが予め定めた作業を終了した際の姿勢である。例えば図1の例の場合、予め定めた作業は、前述した退避位置から箱22の中のワークを保持する第1の作業、保持したワークを棚24に載置する第2の作業、次のワークを保持するために退避位置に退避する第3の作業である。このうち、第2の作業を例として説明する。第2の作業において、ロボットRBの初期姿勢とは、例えば図5に示すように、ロボットRBのロボットハンドHが箱22内のワーク集合WSから選択されたワークWを保持した際の姿勢である。また、ロボットRBの目標姿勢とは、図6に示すように、ロボットハンドHがワークを棚24に載置した際の姿勢である。なお、図5に示したロボットRBの初期姿勢及び図6に示したロボットRBの目標姿勢は何れも一例であり、これに限られるものではない。
また、障害物情報としては、例えば障害物の種類、形状、及び位置等に関する情報が挙げられる。なお、障害物の種類の例としては、例えば図1に示すような板状の台20、箱22、棚24が挙げられる。また、一定の深さ以上の凹みを有する障害物の種類を「ロボットアームが囲まれる可能性がある形状」として定義してもよい。
制約条件は、ロボットの姿勢及びロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる。障害物の特徴とは、例えば障害物の形状、種類、数等である。制約条件は、例えばロボットと障害物との位置関係、障害物の種類、及びロボットの初期姿勢から目標姿勢までの障害物の数の少なくとも1つに基づいて定められている。
具体的には、例えば障害物の種類が箱及び棚等のロボットアームが囲まれ得る形状の障害物であり、ロボットRBのロボットハンドHの少なくとも一部が障害物に囲まれている、ロボットRBのロボットハンドHと障害物との距離が予め定めた閾値以下である、ロボットRBの初期姿勢から目標姿勢までの間の障害物の数が予め定めた数以上である等の条件が挙げられるが、これらに限られるものではない。
また、第1の制約条件に適した第1の経路計画法とは、第1の制約条件の下で複数の異なる経路計画法で経路を生成した場合に、他の経路計画法と比較して経路の生成にかかる時間が最も短くなる経路計画法をいう。同様に、第2の制約条件に適した第2の経路計画法とは、第2の制約条件の下で複数の異なる経路計画法で経路を生成した場合に、他の経路計画法と比較して経路の生成にかかる時間が最も短くなる経路計画法をいう。
経路計画法としては種々公知の方法を採用することができる。例えば、経路計画法としては、RRT(Rapidly exploring random tree)、RRTの改良版であるRRT、RRT connect、EET(Exploring/Exploiting Tree)、RRTに類似のランダムサンプリング法であるPRM(Probabilistic Roadmap Method)及びその改良版、最適化手法であるCHOMP(Covariant Hamiltonian Optimization for Motion Planning)、STOMP(Stochastic Trajectory Optimazation for Motion Planninng)等が挙げられる。
ここで、ロボットRBの移動が制限される度合いが比較的大きい条件において、経路の生成にかかる時間が比較的短いとされている経路計画法としてPRMが挙げられる。以下、PRMによる経路の生成の概略について説明する。
PRMでは、図7に示すように、コンフィグレーション空間Cの障害物A以外の空間にランダムにノードNを生成する。ここで、コンフィグレーション空間とは、ロボットRBのジョイントJ1~J6の回転角度を座標軸とした空間である。
次に、図8に示すように、近傍のノードN同士を直線Lで接続する。次に、図9に示すように、初期姿勢B1に近いノードq’及び目標姿勢B2に近いノードq”を探索する。次に、図10に示すように、ノードq’とノードq”との最短経路Kを探索する。
PRMは、事前にコンフィグレーション空間中に有効な経路を計算しておくため、ロボットRBの移動が障害物により制限される度合いが大きくても短い時間で経路を生成できる。
一方、ロボットRBの移動が制限される度合いが小さい条件において、経路の生成にかかる時間が比較的短い経路計画法としてCHOMPが挙げられる。以下、CHOMPによる経路の生成の概略について説明する。
まず、初期姿勢と目標姿勢とを直線で結ぶ。次に、障害物の避けやすさ及び軌跡の滑らかさを表すパラメータを含む評価関数を設定する。そして、設定した評価関数の勾配を求め、最急降下法により、最適な経路を探索する。
CHOMPは、初期姿勢と目標姿勢を直線で結んでから処理を開始するため、ロボットRBの周辺に障害物が少ない場合は短時間で経路が生成できる可能性が高い。
従って、例えば第1の経路計画法としてPRMを採用し、第2の経路計画法としてCHOMPを採用することができる。
制御部36は、取得部30で取得した姿勢情報及び障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で対象ロボットの経路を生成するように経路計画部31を制御する。具体的には、制御部36は、ロボットRBの第1~3の経路のうち、ロボットRBの姿勢と障害物との関係が第1の制約条件を満たす区間については、第1の経路計画部32により経路を生成し、ロボットRBの姿勢と障害物との関係が第2の制約条件を満たす区間については、第2の経路計画部34により経路を生成するように制御する。
記憶部38は、経路計画プログラム、ロボットRBのベースリンクBL及びリンクL1~L6の形状データ、ジョイントJ1~J6の可動域に関する情報、ロボットハンドHの形状データ、ワークの形状データ、障害物の形状及び位置に関する情報等の各種情報を記憶する。
次に、経路計画装置10の作用について説明する。
図11は、経路計画装置10のCPU11により実行される経路計画の流れを示すフローチャートである。オペレータにより経路計画の実行が指示されると、CPU11がROM12又はストレージ14から経路計画プログラムを読み出して、RAM13に展開し実行することにより、経路計画が実行される。
CPU11は、制御部36として画像センサSに撮影を指示し、取得部30として画像センサSが撮影した撮影画像を取得する(ステップS10)。
CPU11は、制御部36として、ステップS10で取得した撮影画像に基づいて、箱22内にワークWが存在するか否かを判定する(ステップS12)。換言すれば、CPU11は、ワーク集合WSから全てのワークWを箱22から棚24へ搬送したか否かを判定する。具体的には、例えばステップS16で取得した撮影画像に対して画像処理を施し、撮影画像中にワークWが存在するか否かを判定する。また、最初に箱22に収容されていたワークの収容数が予め判っている場合には、ワークを搬送した回数が収容数に達したか否かを判定してもよい。
そして、箱22内にワークWが存在しない場合、すなわち全てのワークWを搬送した場合(ステップS10:YES)、本ルーチンを終了する。一方、箱22内にワークWが存在する場合、すなわち全てのワークを搬送していない場合(ステップS10:NO)、ステップS14へ移行する。
CPU11は、制御部36として、撮影画像に基づいて、保持するワークWを選択し、選択したワークWを保持するロボットRBの姿勢を算出する(ステップS14)。保持するワークWの選択基準としては、例えばワーク集合WSの中で最上部にあるワークWを選択する、ワーク集合WSの中央に存在するワークWを選択する、他のワークWと重ならないワークWを選択する等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
保持するワークWを選択した後、選択したワークWを保持するためのロボットハンドの姿勢を取得する。これは、例えばワークWの形状に応じたロボットハンドの姿勢を予め記憶部38に記憶しておき、記憶部38から読み出せばよい。次に、取得したロボットハンドの姿勢と、保持するワークWの位置及び姿勢と、に基づいて、実際にワークWを保持するためのロボットハンドの位置及び姿勢を算出する。最後に、逆運動学(IK:Inverse Kinematics)と呼ばれる公知の手法を用いて、算出したロボットハンドの位置及び姿勢を実現するためのロボットRBの姿勢、すなわち目標姿勢を算出する。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBが退避位置に退避した退避姿勢を初期姿勢とし、ロボットRBが箱22内でワークを保持する保持姿勢を目標姿勢とする第1の経路を生成する(ステップS16)。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBが箱22内からワークを保持した保持姿勢を初期姿勢とし、ロボットRBがワークを棚24に載置する載置姿勢を目標姿勢とする第2の経路を生成する(ステップS18)。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBがワークを棚24に載置した載置姿勢を初期姿勢とし、ロボットRBが退避位置に退避した退避姿勢を目標姿勢とする第3の経路を生成する(ステップS20)。
以下、図12を参照して、第1~3の経路の生成処理について説明する。ステップS16~S20では、図12の処理が各々実行される。なお、以下では、第2の制約条件が第1の制約条件を満たさない条件である場合について説明する。すなわち、第1の制約条件を満たさない場合が第2の制約条件を満たす場合と同じである場合について説明する。
図12の処理において、CPU11は、取得部30として、ロボットRBの初期姿勢及びロボットRBの目標姿勢を表す姿勢情報と、初期姿勢から目標姿勢までのロボットRBの移動に際し障害となる障害物に関する障害物情報を取得する(ステップS100)。
ここで、第1の経路を生成する場合は、初期姿勢は退避姿勢であり、目標姿勢は保持姿勢である。また、第2の経路を生成する場合は、初期姿勢は保持姿勢であり、目標姿勢は載置姿勢である。また、第3の経路を生成する場合は、初期姿勢は載置姿勢であり、目標姿勢は退避姿勢である。
なお、第2の経路を生成する場合、目標姿勢、すなわち、ロボットRBがワークを棚24に載置する載置姿勢については、以下のように取得できる。例えば棚24に設けられた複数の載置場所を予めティーチングしておき、ティーチングした複数の載置場所の位置情報及び複数の載置場所にワークを載置する載置順序を記憶部38としてのストレージ14に記憶しておく。そして、載置順序に従って決められた載置場所にワークを載置する場合のロボットRBの姿勢を目標姿勢とする。なお、保持するワークを選択する場合と同様に、棚24を撮影する画像センサを設け、棚24を撮影した撮影画像に基づいてワークを載置する載置場所を選択してもよい。この場合、選択した載置場所にワークを載置する場合のロボットRBの姿勢を目標姿勢とし、前述した第1の経路の目標姿勢を算出する場合と同様に算出すればよい。
前述したように、ロボットRBの姿勢はジョイントJ1~J6の各々の回転角度によって定まる。従って、ロボットRBの初期姿勢に関する情報とは、初期姿勢に対応するジョイントJ1~J6の回転角度の情報である。また、ロボットRBの目標姿勢に関する情報とは、目標姿勢に対応するジョイントJ1~J6の回転角度の情報である。
ロボットRBの初期姿勢から目標姿勢までのロボットRBの移動に際し障害となる障害物に関する障害物情報は、本実施形態では一例として障害物の形状及び位置を表す情報である。障害物情報は、例えば予めストレージ14に記憶しておき、ストレージ14から読み出すことで取得することができる。
CPU11は、制御部36として、ステップS100で取得した障害物の形状を表す情報に基づいて、障害物の種類を識別する(ステップS102)。障害物の種類の識別は予め定めたルールに基づいて行う。ルールの例としては、障害物の形状が、高さ方向に一定の深さ以上の凹みを有する形状である場合は、障害物の種類を「箱」とするルールが挙げられる。また、障害物が高さ方向と直交する方向に一定の長さ以上の凹みを有する形状である場合は、障害物の種類を「棚」とするルールが挙げられる。また、障害物が一定の深さ以上の凹みを有する形状である場合は、障害物の種類を「ロボットアームが囲まれ得る形状」とするルールが挙げられる。なお、予め定めたルールは、これらに限られるものではない。また、障害物の種類の識別は、最初にワークを搬送するときに実行すればよい。従って、本ルーチンの実行が2回目以降の場合には、ステップS102の処理を省略してもよい。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBの初期姿勢を第1の中間姿勢に設定すると共に、ロボットRBの目標姿勢を第2の中間姿勢に設定する(ステップS104)。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBの初期姿勢が第1の制約条件を満たすか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、障害物の種類が箱又は棚の場合は、ロボットRBのロボットアームの少なくとも一部が箱又は棚に囲まれているか否かを判定する。例えば障害物が箱22の場合、図13に示すように、箱22をバウンディングボックス化して簡易な形状の物体22Aに変換する。そして、公知の干渉判定技術を用いてロボットアームが物体22Aと干渉していると判定した場合は、図14に示すように、ロボットアームの少なくとも一部が箱22に囲まれていると判定し、ロボットアームが物体22Aと干渉していないと判定した場合は、ロボットアームが箱22に囲まれていないと判定する。ここで、干渉とは、ロボットと障害物とが接触することをいう。また、公知の干渉判定技術としては、例えば特開2002-273675号公報に記載の技術を用いることができる。なお、箱22を凸包化又はバウンディングスフィア化することにより簡易な形状に変換してもよい。
ロボットRBの初期姿勢が第1の制約条件を満たす場合(ステップS106:YES)、すなわち、例えば第2の経路の生成において、ロボットRBの初期姿勢としてロボットアームの少なくとも一部が箱22に囲まれている場合、CPU11は、第1の経路計画部32として、ロボットRBの初期姿勢からロボットRBのロボットアームが箱22から脱出した後の脱出姿勢までの脱出区間の経路を生成する(ステップS108)。ここで、ロボットRBの脱出姿勢とは、ロボットRBが第1の制約条件を満たさない姿勢、すなわち、第2の制約条件を満たす姿勢である。具体的には、脱出姿勢は、ロボットアームが箱22から脱出し、ロボットアームが箱22によって囲まれていない姿勢、すなわち箱22によりロボットRBの移動が制限される度合いが小さい姿勢である。
ロボットRBの脱出姿勢は、ピックアンドプレースのように、ある程度固定された区間でロボットRBが動作する場合は、事前にティーチングして記憶部38に記憶しておけばよい。この場合、箱22の中央から鉛直方向上側に、ロボットハンドが完全に箱22から出ている姿勢を脱出姿勢として記憶部38に記憶しておけばよい。また、ロボットRBが、ある程度固定された区間ではなく任意の空間で動作する場合は、初期姿勢と、目標姿勢又は経路計画で解が出やすい任意の姿勢と、の間で第1の経路計画部32による経路計画を実行し、第1の制約条件を満たさない姿勢が発生した時点で第1の経路計画部32による経路計画を打ち切り、その時点の姿勢を脱出姿勢としてもよい。なお、脱出区間は、本発明の第1の区間の一例である。
CPU11は、制御部36として、第1の中間姿勢を脱出姿勢に設定する(ステップS110)。
一方、ロボットRBが第1の制約条件を満たさない場合(ステップS106:NO)、ステップS112へ移行する。
CPU11は、制御部36として、ロボットRBの目標姿勢が第1の制約条件を満たすか否かを判定する(ステップS112)。具体的には、障害物の種類が箱又は棚の場合は、ロボットRBのロボットアームの少なくとも一部が箱又は棚に囲まれているか否かをステップS106と同様に判定する。
ロボットRBの目標姿勢が第1の制約条件を満たす場合(ステップS112:YES)、すなわち、例えば第2の経路の生成において、ロボットRBの目標姿勢としてロボットアームの少なくとも一部が棚24に囲まれている場合、CPU11は、第1の経路計画部32として、ロボットRBのロボットアームが棚24へ突入する直前の突入姿勢から目標姿勢までの突入区間の経路を生成する(ステップS114)。ここで、ロボットRBの突入姿勢とは、ロボットRBが第1の制約条件を満たさない姿勢、すなわち、ロボットアームが棚24に突入する前の棚24に囲まれていない状態の姿勢である。
ロボットRBの突入姿勢は、脱出姿勢と同様に設定することができる。すなわち、ピックアンドプレースのように、ある程度固定された区間でロボットRBが動作する場合は、事前にティーチングして記憶部38に記憶しておけばよい。この場合、棚24の正面でロボットハンドが完全に棚24から出ている姿勢を突入姿勢として記憶部38に記憶しておけばよい。また、ロボットRBが、ある程度固定された区間ではなく任意の空間で動作する場合は、目標姿勢と、初期姿勢又は経路計画で解の出やすい任意の姿勢と、の間で第1の経路計画部32による経路計画を実行し、第1の制約条件を満たさない姿勢が発生した時点で第1の経路計画部32による経路計画を打ち切り、その時点の姿勢を突入姿勢としてもよい。この方法で突入区間の経路を生成した場合、目標姿勢から突入姿勢に向けての経路が生成されているので、順序を逆にする必要がある。なお、突入区間は、本発明の第2の区間の一例である。
CPU11は、制御部36として、第2の中間姿勢を突入姿勢に設定する(ステップS116)。
一方、ロボットRBが第1の制約条件を満たさない場合(ステップS112:NO)、ステップS118へ移行する。
CPU11は、第2の経路計画部34として、第1の中間姿勢から第2の中間姿勢までの搬送区間の経路を生成する(ステップS118)。なお、搬送区間は、本発明の第3の区間の一例である。
図11に戻って、CPU11は、ロボットRBの第1~3の経路に基づいてロボットRBの動作指令値を生成し、ロボットRBに送信する(ステップS22)。これにより、生成された第1~第3の経路に従ってロボットRBが移動する。すなわち、ロボットRBが、退避位置から移動して箱22の中のワークを保持し、棚24の所定位置に載置した後、退避位置に戻るように動作する。
図15には、第2の経路において、ロボットRBの初期姿勢及び目標姿勢がともに第1の制約条件を満たす場合(ステップS106:YES、ステップS112:YES)における経路計画を模式的に表した。図中の「○」は、コンフィグレーション空間におけるロボットRBの姿勢を表している。ロボットRBの初期姿勢及び目標姿勢がともに第1の制約条件を満たす場合は、図15に示すように、初期姿勢Sから第1の制約条件を満たさない第1の中間姿勢C1までの脱出区間K1と、第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢C2から目標姿勢Mまでの突入区間K3と、については、第1の経路計画部32により経路を生成する。また、第1の中間姿勢から第2の中間姿勢までの搬送区間K2については、第2の経路計画部34により経路を生成する。
また、図16には、図11のステップS16で第1の経路を生成する場合のように、ロボットRBの目標姿勢のみ第1の制約条件を満たす場合(ステップS106:NO、ステップS112:YES)における経路計画を模式的に表した。この場合、図16に示すように、第1の中間姿勢C1は初期姿勢Sで置き換えられているため、第1の中間姿勢C1から第2の中間姿勢C2までの搬送区間K2については、第2の経路計画部34により経路を生成する。また、第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢C2から目標姿勢Mまでの突入区間K3については、第1の経路計画部32により経路を生成する。
また、図示は省略するが、図11のステップS20で第3の経路を生成する場合のように、ロボットRBの初期姿勢のみ第1の制約条件を満たす場合(ステップS106:YES、ステップS112:NO)は、初期姿勢Sから第1の中間姿勢C1までの脱出区間K1は、第1の経路計画部32により経路を生成する。また、第2の中間姿勢S2は目標姿勢Mで置き換えられているため、第1の中間姿勢から第2の中間姿勢S2(目標姿勢M)までの搬送区間K2については、第2の経路計画部34により経路を生成する。
また、図示は省略するが、図11のステップS18で第2の経路を生成する場合のように、ロボットRBの初期姿勢及び目標姿勢ともに第1の制約条件を満たさない場合(ステップS106:NO、ステップS112:NO)は、第1の中間姿勢C1は初期姿勢Sで置き換えられ、第2の中間姿勢S2は目標姿勢Mで置き換えられるため、搬送区間K2のみとなる。このため、搬送区間K2については、第2の経路計画部34により経路を生成する。
このように、本実施形態では、ロボットRBの第1~3の経路において、ロボットRBの姿勢と障害物との関係が第1の制約条件を満たす区間については、第1の経路計画部32により経路を生成し、ロボットRBの姿勢と障害物との関係が第1の制約条件を満たさない、すなわち第2の制約条件を満たす区間については、第2の経路計画部34により経路を生成する。
このため、ロボットRBの経路の生成にかかる時間を短縮することができ、ロボットRBの動作の開始が遅くなるのを防ぐことができる。
経路計画装置10は、上記の実施形態に限定されず、種々の改変が可能である。例えば、本実施形態では、図12のステップS102で障害物の形状を表す情報に基づいて障害物の種類を識別しているが、障害物の種類を予めストレージ14に記憶しておいてもよい。この場合、ステップS102の処理を省略することができる。
また、本実施形態では、ロボットRBが垂直多関節ロボットである場合について説明したが、前述したように、他の種類のロボットにも適用可能である。ただし、図12のステップS108において脱出姿勢を設定する際には、ロボットの種類によってはロボットの種類に固有の方法で脱出姿勢を設定する必要がある。
例えば図17に示すようなモバイルロボットMRBを、障害物としての車庫40から脱出させる経路を生成する場合、「ロボットの前方が車庫の出口」というヒューリスティックな知識に基づいて、モバイルロボットMRBの前方に向かって予め定めた距離だけ離れた位置を脱出姿勢とする。また、モバイルロボットにはレーザレーダ等のセンサが備えられているのが一般的である。このため、レーザレーダ等のセンサを用いて車庫40の開口部を探索し、探索した開口部の前方に向かって予め定めた距離だけ離れた位置を脱出姿勢としてもよい。なお、飛行ロボットが障害物に囲まれている場合もモバイルロボットMRBと同様に脱出姿勢を設定できる。ただし、障害物の開口部が地面に対して鉛直方向に向けて開口している場合には、鉛直方向に経路が生成され得る点がモバイルロボットMRBの場合と異なる。
また、例えば図18に示すようなヒューマノイド型ロボットHRBのロボットアームの手先が障害物としての箱42に囲まれている場合において、ロボットアームを箱42から脱出させる経路を生成する場合、例えばロボットアームの腕の肘に相当する位置を、脱出姿勢の手の位置とする。
なお、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した経路計画を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、経路計画を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、経路計画プログラムがストレージ14又はROM12に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。さらに、本実施形態では、経路計画及びその他の処理を経路計画装置10が実行する場合について説明したが、経路計画及びその他の処理を分散環境で実行する形態としてもよい。
1 ピックアンドプレース装置
10 経路計画装置
30 取得部
31 経路計画部
32 第1の経路計画部
34 第2の経路計画部
36 制御部
38 記憶部

Claims (6)

  1. ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画部と、
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように前記経路計画部を制御する制御部と、
    を備え
    前記複数の異なる制約条件は、前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いについて予め定めた第1の制約条件と、前記第1の制約条件よりも前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いが小さい第2の制約条件と、であり、
    前記経路計画部は、
    前記第1の制約条件に適した第1の経路計画法で経路を生成する第1の経路計画部と、
    前記第2の制約条件に適した第2の経路計画法で経路を生成する第2の経路計画部と、
    を含み、
    前記制御部は、
    前記対象ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの経路のうち、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第2の制約条件を満たす区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御し、
    前記第2の制約条件は、前記第1の制約条件を満たさない条件であり、
    前記制御部は、
    前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記初期姿勢から前記第1の制約条件を満たさない第1の中間姿勢までの第1の区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第1の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御し、
    前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢から前記目標姿勢までの第2の区間については、前記第1の経路計画部により経路を生成し、前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第2の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御し、
    前記第1の中間姿勢から前記第2の中間姿勢までの第3の区間については、前記第2の経路計画部により経路を生成するように制御する
    経路計画装置。
  2. ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画部と、
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように前記経路計画部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制約条件は、前記ロボットと前記障害物との位置関係、前記障害物の種類、及び前記ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの前記障害物の数の少なくとも1つに基づいて定められており、
    前記制約条件は、前記障害物の種類から定められ、
    前記取得部は、前記障害物情報として前記対象障害物の形状に関する情報を取得し、
    前記制御部は、前記対象障害物の形状に基づいて、前記対象障害物の種類を識別する
    経路計画装置。
  3. コンピュータが、
    ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画工程と、
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように制御する制御工程と、
    を含み
    前記複数の異なる制約条件は、前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いについて予め定めた第1の制約条件と、前記第1の制約条件よりも前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いが小さい第2の制約条件と、であり、
    前記経路計画工程は、
    前記第1の制約条件に適した第1の経路計画法で経路を生成する第1の経路計画工程と、
    前記第2の制約条件に適した第2の経路計画法で経路を生成する第2の経路計画工程と、
    を含み、
    前記制御工程は、
    前記対象ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの経路のうち、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第2の制約条件を満たす区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記第2の制約条件は、前記第1の制約条件を満たさない条件であり、
    前記制御工程は、
    前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記初期姿勢から前記第1の制約条件を満たさない第1の中間姿勢までの第1の区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第1の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢から前記目標姿勢までの第2の区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第2の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記第1の中間姿勢から前記第2の中間姿勢までの第3の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御する
    ことを含む処理を実行する経路計画方法。
  4. コンピュータが、
    ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画工程と、
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように制御する制御工程と、
    を含み、
    前記制約条件は、前記ロボットと前記障害物との位置関係、前記障害物の種類、及び前記ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの前記障害物の数の少なくとも1つに基づいて定められており、
    前記制約条件は、前記障害物の種類から定められ、
    前記取得工程は、前記障害物情報として前記対象障害物の形状に関する情報を取得し、
    前記制御工程は、前記対象障害物の形状に基づいて、前記対象障害物の種類を識別する
    ことを含む処理を実行する経路計画方法。
  5. コンピュータを、
    ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画工程と
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように御する制御工程と
    を含み、
    前記複数の異なる制約条件は、前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いについて予め定めた第1の制約条件と、前記第1の制約条件よりも前記障害物により前記ロボットの移動が制限される度合いが小さい第2の制約条件と、であり、
    前記経路計画工程は、
    前記第1の制約条件に適した第1の経路計画法で経路を生成する第1の経路計画工程と、
    前記第2の制約条件に適した第2の経路計画法で経路を生成する第2の経路計画工程と、
    を含み、
    前記制御工程は、
    前記対象ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの経路のうち、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記対象ロボットの姿勢と前記対象障害物との関係が前記第2の制約条件を満たす区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記第2の制約条件は、前記第1の制約条件を満たさない条件であり、
    前記制御工程は、
    前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記初期姿勢から前記第1の制約条件を満たさない第1の中間姿勢までの第1の区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記初期姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第1の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たす場合には、前記第1の制約条件を満たさない第2の中間姿勢から前記目標姿勢までの第2の区間については、前記第1の経路計画工程により経路を生成し、前記目標姿勢と前記障害物との関係が前記第1の制約条件を満たさない場合には、前記第2の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御し、
    前記第1の中間姿勢から前記第2の中間姿勢までの第3の区間については、前記第2の経路計画工程により経路を生成するように制御する
    ことを含む処理を実行させるための経路計画プログラム。
  6. コンピュータを、
    ロボットの姿勢及び前記ロボットの移動に際し障害となる障害物の特徴から定まる複数の異なる制約条件の各々に適した複数の異なる経路計画法により前記ロボットの経路を生成する経路計画工程と、
    経路を生成する対象である対象ロボットの初期姿勢及び前記対象ロボットの目標姿勢を示す姿勢情報と、前記初期姿勢から前記目標姿勢までの前記対象ロボットの移動に際し障害となる対象障害物に関する障害物情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記姿勢情報及び前記障害物情報から定まる制約条件に適した経路計画法で前記対象ロボットの経路を生成するように制御する制御工程と、
    を含み、
    前記制約条件は、前記ロボットと前記障害物との位置関係、前記障害物の種類、及び前記ロボットの初期姿勢から目標姿勢までの前記障害物の数の少なくとも1つに基づいて定められており、
    前記制約条件は、前記障害物の種類から定められ、
    前記取得工程は、前記障害物情報として前記対象障害物の形状に関する情報を取得し、
    前記制御工程は、前記対象障害物の形状に基づいて、前記対象障害物の種類を識別する
    ことを含む処理を実行させるための経路計画プログラム。
JP2018111456A 2018-06-11 2018-06-11 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム Active JP7077800B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111456A JP7077800B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム
EP19173213.0A EP3581342A1 (en) 2018-06-11 2019-05-08 Path planning apparatus, path planning method, and path planning program
CN201910401530.XA CN110576436B (zh) 2018-06-11 2019-05-15 路径计划装置、路径计划方法以及计算机可读记录介质
US16/414,021 US11207780B2 (en) 2018-06-11 2019-05-16 Path planning apparatus, path planning method, and path planning program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111456A JP7077800B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019214084A JP2019214084A (ja) 2019-12-19
JP7077800B2 true JP7077800B2 (ja) 2022-05-31

Family

ID=66483837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018111456A Active JP7077800B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11207780B2 (ja)
EP (1) EP3581342A1 (ja)
JP (1) JP7077800B2 (ja)
CN (1) CN110576436B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7441047B2 (ja) * 2020-01-10 2024-02-29 三菱重工業株式会社 経路生成装置、制御装置、検査システム、経路生成方法およびプログラム
CN111230877B (zh) * 2020-02-06 2021-07-30 腾讯科技(深圳)有限公司 移动物品的方法及智能设备
CN111678523B (zh) * 2020-06-30 2022-05-17 中南大学 一种基于star算法优化的快速bi_rrt避障轨迹规划方法
CN111890369B (zh) * 2020-08-07 2024-07-12 深圳市海柔创新科技有限公司 机器人控制方法、装置、系统、控制设备及机器人
CN111958596B (zh) * 2020-08-13 2022-03-04 深圳国信泰富科技有限公司 一种高智能机器人的动作规划系统及方法
JP7474681B2 (ja) 2020-11-10 2024-04-25 株式会社安川電機 プログラム生成システム、ロボットシステム、プログラム生成方法、および生成プログラム
JP7567381B2 (ja) 2020-11-11 2024-10-16 富士通株式会社 動作制御プログラム、動作制御方法、および動作制御装置
CN112428274B (zh) * 2020-11-17 2023-03-21 张耀伦 一种多自由度机器人的空间运动规划方法
CN113048981B (zh) * 2021-03-22 2022-11-18 中国人民解放军国防科技大学 一种面向dem的无道路区域路径规划算法的方法
CN113062697B (zh) * 2021-04-29 2023-10-31 北京三一智造科技有限公司 一种钻杆装卸控制方法、装置及钻杆装卸设备
CN113146637B (zh) * 2021-04-29 2022-11-25 张耀伦 一种机器人笛卡尔空间的运动规划方法
US20240002163A1 (en) * 2022-06-29 2024-01-04 Dexterity, Inc. Interoperable robotic system to load/unload trucks and other containers
WO2024105783A1 (ja) * 2022-11-15 2024-05-23 ファナック株式会社 ロボット制御装置、ロボットシステムおよびロボット制御プログラム
CN115648232B (zh) * 2022-12-30 2023-05-26 广东隆崎机器人有限公司 机械臂控制方法、装置、电子设备及可读存储介质
CN116214531B (zh) * 2023-05-10 2023-06-30 佛山隆深机器人有限公司 一种工业机器人的路径规划方法及装置
CN116540748B (zh) * 2023-07-07 2023-10-31 上海仙工智能科技有限公司 一种在导航路径上规划机器人绕行路径的方法及系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316942A (ja) 2006-05-25 2007-12-06 Toyota Motor Corp 経路作成装置及び経路作成方法
JP2009113190A (ja) 2007-11-09 2009-05-28 Toyota Motor Corp 自律動作型ロボットおよび自律動作型ロボットの動作制御方法
JP2010155328A (ja) 2009-01-01 2010-07-15 Sony Corp 軌道計画装置及び軌道計画方法、並びにコンピューター・プログラム
US20120165982A1 (en) 2010-12-27 2012-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for planning path of robot and method thereof
JP2014115924A (ja) 2012-12-12 2014-06-26 Toyota Central R&D Labs Inc 経路修正装置
JP2014180705A (ja) 2013-03-18 2014-09-29 Yaskawa Electric Corp ロボットピッキングシステム及び被加工物の製造方法
JP2018001348A (ja) 2016-07-01 2018-01-11 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3639873B2 (ja) 2001-03-16 2005-04-20 川崎重工業株式会社 ロボット制御方法およびロボット制御システム
WO2008154228A1 (en) * 2007-06-08 2008-12-18 Honda Motor Co., Ltd. Multi-modal push planner for humanoid robots
JP2009211571A (ja) 2008-03-06 2009-09-17 Sony Corp 軌道計画装置及び軌道計画方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP5216690B2 (ja) * 2009-06-01 2013-06-19 株式会社日立製作所 ロボット管理システム、ロボット管理端末、ロボット管理方法およびプログラム
US8918208B1 (en) * 2012-02-07 2014-12-23 Ryan Hickman Projection of interactive map data
KR102009482B1 (ko) * 2012-10-30 2019-08-14 한화디펜스 주식회사 로봇의 경로계획 장치와 방법 및 상기 방법을 구현하는 프로그램이 기록된 기록 매체
WO2016103297A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 川崎重工業株式会社 アーム型のロボットの障害物自動回避方法及び制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316942A (ja) 2006-05-25 2007-12-06 Toyota Motor Corp 経路作成装置及び経路作成方法
JP2009113190A (ja) 2007-11-09 2009-05-28 Toyota Motor Corp 自律動作型ロボットおよび自律動作型ロボットの動作制御方法
JP2010155328A (ja) 2009-01-01 2010-07-15 Sony Corp 軌道計画装置及び軌道計画方法、並びにコンピューター・プログラム
US20120165982A1 (en) 2010-12-27 2012-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for planning path of robot and method thereof
JP2014115924A (ja) 2012-12-12 2014-06-26 Toyota Central R&D Labs Inc 経路修正装置
JP2014180705A (ja) 2013-03-18 2014-09-29 Yaskawa Electric Corp ロボットピッキングシステム及び被加工物の製造方法
JP2018001348A (ja) 2016-07-01 2018-01-11 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Sandeep Pandya,外1名,A Case-Based Approach to Robot Motion Planning,Proceedings of the international conference,man and cybernetics,米国,IEEE,1992年10月18日,p. 492-497

Also Published As

Publication number Publication date
US20190375104A1 (en) 2019-12-12
CN110576436B (zh) 2022-07-15
JP2019214084A (ja) 2019-12-19
CN110576436A (zh) 2019-12-17
US11207780B2 (en) 2021-12-28
EP3581342A1 (en) 2019-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7077800B2 (ja) 経路計画装置、経路計画方法、及び経路計画プログラム
JP6807949B2 (ja) 干渉回避装置
US11065762B2 (en) Robot work system and method of controlling robot work system
JP6931457B2 (ja) モーション生成方法、モーション生成装置、システム及びコンピュータプログラム
CN110640730B (zh) 生成用于机器人场景的三维模型的方法和系统
EP3650181B1 (en) Route output method, route output system and route output program
US11511415B2 (en) System and method for robotic bin picking
Cruciani et al. Benchmarking in-hand manipulation
JP7233858B2 (ja) ロボット制御装置、ロボット制御方法、及びロボット制御プログラム
JP6950638B2 (ja) マニピュレータ制御装置、マニピュレータ制御方法、及びマニピュレータ制御プログラム
JP2018051704A (ja) ロボット制御装置、ロボット、及びロボットシステム
JP7147571B2 (ja) 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
US20170277167A1 (en) Robot system, robot control device, and robot
JP2013144355A5 (ja)
JP2010179443A (ja) 把持位置計算装置及び把持位置計算方法
EP3822048B1 (en) Gripping attitude evaluating device, and gripping attitude evaluating program
JP2017205819A (ja) ロボット、制御装置、及びロボットシステム
JP2018144159A (ja) ロボット設定装置、ロボットシステム、ロボット設定方法、ロボット設定プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器
JP6926906B2 (ja) ロボットシステム、制御装置及びロボット制御方法
JP7042209B2 (ja) 軌道生成装置、軌道生成方法、及びロボットシステム
JP2015157343A (ja) ロボット、ロボットシステム、制御装置、および制御方法
WO2023286138A1 (ja) ロボット制御システム、ロボットシステム、ロボット制御方法、およびロボット制御プログラム
JP6996441B2 (ja) マニピュレータ制御装置、マニピュレータ制御方法、及びマニピュレータ制御プログラム
KR20210068979A (ko) 로봇의 디팔레타이징 작업을 위한 제어 방법 및 장치
JP7070186B2 (ja) マニピュレータ制御装置、マニピュレータ制御方法、及びマニピュレータ制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7077800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150