WO2010116969A1 - 監視システム、および監視端末 - Google Patents

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Abstract

各監視端末(1)が、他の監視端末(1)毎に、自端末の監視エリアからの移動時間を示す移動時間分布データが精度よく生成でき、また、検出した不審者に対する対応指示を迅速、且つ適正に行う。監視システムを構成する、各監視カメラ端末(1)は、自端末に割り当てられている監視エリアを撮像し、その撮像画像を処理し、監視エリア内を移動している対象者を追跡する。また、追跡した対象者について、追跡開始時刻、追跡終了時刻、およびこの対象者の特徴情報を対応付けた追跡情報を作成し、これを記憶部(14)に記憶するとともに、他の監視カメラ端末(1)に通知する。そして、自端末が記憶している追跡情報と、他の監視カメラ端末(1)から通知された追跡情報とに基づいて、自端末の監視エリアから、他の監視カメラ端末(1)毎に、その監視エリアまでの移動時間の分布を集計した移動時間分布データを生成する。

Description

監視システム、および監視端末
 この発明は、公共の場所における不審者の検出や監視、さらには、警備員に対して検出した不審者への対応指示を行う監視システム、および、この監視システムに適用される監視端末に関する。
 従来、公共の場所では、複数の監視カメラ端末を用いて、不審者の検出や、検出した不審者の監視(追跡)が行える監視システムが利用されている。ここで言う不審者とは、監視する必要がある人物(監視対象者)であり、単に特異な行動をとった人物だけでなく、指名手配されている人物等も含まれている。この監視システムでは、不審者の確認が監視室で行えるように、各監視カメラ端末の撮像画像を、監視室に設置した表示装置に表示している。
 また、この表示装置の画面を確認している監視員の負担を軽減するために、各監視カメラ端末の撮像エリア(監視エリア)の対応関係を用い、不審者の移動に応じて、撮像画像を表示する監視カメラ端末を自動的に切り替えることが行われている(特許文献1参照)。さらに、この特許文献1では、各監視カメラ端末で移動体の特徴を抽出し、相関の高い特徴が検出される時間の差を元に、監視カメラ端末間の対応関係(連結関係情報)の推定を行っている。
特開2008-219570号公報
 しかしながら、従来の監視システムは、警備員に対して行う、検出した不審者への対応指示について、ほとんど考慮していない。簡単に言えば、従来の監視システムは、不審者を検出すると、検出した不審者を追跡しながら、その不審者の撮像画像を監視室の表示装置に表示しているだけであった。警備員に対する検出した不審者への対応指示は、監視室で不審者の撮像画像を確認している監視員が行っていた。
 監視員は、この不審者に最も早く接触できる警備員に対して対応指示を与えるのがよい。このため、監視員は、検出した不審者に対する対応指示を迅速、且つ適正に行うには、常に、警備員の位置を把握しておく必要があるとともに、警備員の位置と、不審者の位置との間における移動時間等も把握しておかなければならない。このことから、監視員の負担が大きいとともに、警備員に対する監視員の対応指示の遅れ等によって、検出した不審者を取り逃すことがあった。
 この発明の目的は、各監視端末が、他の監視端末毎に、自端末の監視エリアからの移動時間を示す移動時間分布データが精度よく生成できる監視システム、およびこの監視システムに適用される監視端末を提供することにある。
 また、この発明は、上記移動時間分布データを用いて、検出した不審者に対する対応指示が迅速、且つ適正に行える監視システムを提供することを目的する。
 この発明の監視システムは、上記目的を達するために、以下のように構成している。
 この監視システムは、複数の監視端末を無線、または有線で通信可能に接続している、所謂センサネットワークシステムである。
 各監視端末は、撮像手段、追跡手段、追跡情報作成手段、追跡情報記憶手段、追跡情報通知手段、移動時間分布データ生成手段、を備えている。撮像手段が自端末に割り当てられている監視エリアを撮像する。追跡手段が、撮像手段の撮像画像を処理し、監視エリア内を移動している対象者を追跡する。また、追跡情報作成手段は、追跡手段が追跡した対象者について、追跡開始時刻、追跡終了時刻、およびこの対象者の特徴情報を対応付けた追跡情報を作成する。また、追跡情報記憶手段が、追跡情報作成手段が作成した追跡情報を記憶する。追跡情報通知手段が、追跡情報を他の監視端末に通知する。さらに、移動時間分布データ生成手段が、自端末の監視エリアから、各監視端末の監視エリアまでの対象者の移動時間の分布を集計した移動時間分布データを生成する。この移動時間分布データ生成手段は、以下に示す処理で移動時間分布データを生成する。
 まず、他の監視端末毎に、その監視端末から通知された各追跡情報について、その追跡情報に含まれている対象者の特徴情報を用いて、該当する対象者の追跡情報を追跡情報記憶手段に記憶しているかどうかを検索する。すなわち、処理対象の追跡情報が自端末の追跡手段が追跡した対象者にかかるものであるかどうかを判定する。移動時間分布データ生成手段は、該当する対象者の追跡情報が検索されると、すなわち処理対象の追跡情報が自端末の追跡手段が追跡した対象者にかかるものであると、今回検索された追跡情報の追跡終了時刻と、この通知された追跡情報の追跡開始時刻との時間差である第1の移動時間、および、今回検索された追跡情報の追跡開始時刻と、この通知された追跡情報の追跡終了時刻との時間差である第2の移動時間を算出する。第1の移動時間は、対象者が自端末の監視エリアで検出されたタイミングと、この処理対象の追跡情報を通知してきた監視端末の監視エリアで検出されたタイミングとの最短時間である。第2の移動時間は、対象者が自端末の監視エリアで検出されたタイミングと、この処理対象の追跡情報を通知してきた監視端末の監視エリアで検出されたタイミングとの最長時間である。移動時間分布データ生成手段は、他の監視端末毎に、その監視端末から通知された各追跡情報について算出した第1の移動時間から第2の移動時間までの時間幅の分布を集計した移動時間分布データを生成する。
 この移動時間分布データは、集計する対象者の人数が多くなるにつれて、その精度が高くなる。なお、対象者は、自端末の監視エリア内に入った人物の中から適当に選択すればよい。
 また、各監視端末は、監視対象者(不審者等)を検出したときに、登録者(警備員等)に対して、検出した監視対象者に対する対応を指示する構成としてもよい。例えば、自端末の監視エリア内における、監視対象者の有無を判定する判定手段を設ける。また、携帯端末を所持している登録者(警備員等)の位置を検出する登録者位置検出手段を設ける。この判定手段は、例えば、撮像画像中のいずれかの人物について、外部機器から不審者として指定する入力を受け付けたかどうかを判定する構成であってもよいし、監視対象者毎に顔の特徴量を記憶しておき、撮像画像中の人物の顔の特徴量と、記憶している監視対象者の顔の特徴量と、の照合によって判定する構成であってもよい。また、登録者位置検出手段は、例えば、登録者毎に顔の特徴量を記憶しておき、撮像画像中の人物の顔の特徴量と、記憶している監視対象者の顔の特徴量と、の照合によって、監視エリア内に位置する登録者を検出する構成とすればよい。この場合、不審者を検出した監視端末は、他の監視端末に対して、登録者の有無を問い合わせる機能を設ければよい。これにより、自端末の監視エリア内だけでなく、他の監視端末の監視エリアについても、登録者の存在が検知できる。
 そして、移動時間分布データ作成手段が作成した移動時間分布データを用いて推定される、自端末の監視エリアからの移動時間が最短である位置にいる登録者や、自端末の監視エリアまでの移動時間が最短である位置にいる登録者の携帯端末に対して、自端末の監視エリア内にいる監視対象者に対する対応指示を出力する対応指示出力手段を設ければよい。これにより、検出した監視対象者に対する対応指示が迅速、且つ適正に行える。
 この発明によれば、各監視端末が、他の監視端末毎に、自端末の監視エリアからの移動時間を示す移動時間分布データが精度よく生成できる。また、この移動時間分布データを用いて、検出した不審者に対する対応指示が迅速、且つ適正に行える。
監視システムの構成を示す概略図である。 監視カメラ端末の主要部の構成を示す図である。 PDAの主要部の構成を示す図である。 移動時間分布データ作成処理を示すフローチャートである。 移動時間分布データの初期値を示す図である。 追跡情報を示す図である。 移動時間分布データ生成処理を説明する図である。 移動時間分布データ生成処理を説明する図である。 監視処理を示すフローチャートである。 監視処理を説明する図である。 移動時間分布データを示す図である。 監視処理を示すフローチャートである。 別の監視処理を示すフローチャートである。 別の監視処理を示すフローチャートである。 別の監視処理を示すフローチャートである。 別の監視処理を示すフローチャートである。
 以下、この発明の実施形態である監視システムについて説明する。
 図1は、この監視システムの構成を示す概略図である。この監視システムは、複数の監視カメラ端末1、および複数の携帯端末2(以下、PDA2と言う。)を有している。監視カメラ端末1、およびPDA2の台数は、本監視システムにより監視する監視対象エリアの大きさや、警備員の人数によって決めればよい。図1では、5台の監視カメラ端末1(1a~1e)、および2台のPDA2(2a、2b)を図示している。各監視カメラ端末1は、自端末に割り当てられている監視エリアを撮像する位置に取り付けられている。監視カメラ端末1a~1eは、アドホック型の無線ネットワークシステムを構築している。各監視カメラ端末1は、自端末の無線通信エリア内に位置している端末とは直接通信し、自端末の無線通信エリア内に位置していない端末とは、他の端末を介して通信する。また、PDA2は、不審者に対応する警備員等が携帯する端末である。警備員は、PDA2を所持して、監視対象エリア内を巡回する。また、各監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内に位置するPDA2と無線で通信できる。
 なお、監視カメラ端末1a~1e間の通信は、無線でなく、有線であってもよい。
 図2は、監視カメラ端末の主要部の構成を示す図である。監視カメラ端末1は、制御部11と、撮像部12と、画像処理部13と、記憶部14と、タイマ15と、通信部16と、を備えている。制御部11は、監視カメラ端末1本体各部の動作を制御する。撮像部12は、CCDカメラを有し、自端末に割り当てられている監視エリアを撮像する。撮像部12は、1秒間に数十フレーム(例えば、30フレーム)の撮像画像を画像処理部13に入力する。画像処理部13は、撮像部12から入力された撮像画像を処理し、撮像されている人物の認識等を行う。記憶部14は、監視カメラ端末1本体を動作させる動作プログラムや、後述する追跡情報、移動時間分布データ、監視対象者情報、登録者情報、この監視システムにおける監視カメラ端末1の接続にかかるネットワークトポロジー等を記憶する。タイマ15は、現在時刻を計時する。通信部16は、このネットワークに存在する他の監視カメラ端末1や、PDA2との間における無線通信を行う。
 図3は、PDAの主要部の構成を示す図である。PDA2は、制御部21と、表示部22と、通信部23と、を備えている。制御部21は、PDA2本体各部の動作を制御する。表示部22は、監視カメラ端末1から送信されてきた、移動指示や撮像画像を表示する。通信部23は、監視カメラ端末1との間における無線通信を行う。
 各監視カメラ端末1は、他の監視カメラ端末1毎に、自端末の監視エリアから、その他の監視カメラ端末1の監視エリアまでの移動時間を示す移動時間分布データを生成する機能を有する。また、各監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内における不審者(この発明で言う監視対象者)の有無を判定する機能を有する。さらに、各監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内に不審者が位置している場合に、当該不審者の対応を、PDA2を所持している警備員(この発明で言う登録者)に指示する機能を有している。
 まず、移動時間分布データを生成する機能について説明する。この移動時間分布データの生成は、一定の期間を設けて行う構成であってもよいが、計測対象者の人数が多くなるにつれて、その精度が高くなることから、バックグランドで常時行う構成とするほうが好ましい。この移動時間分布データは、記憶部14に記憶されている。図4は、移動時間分布データ生成処理を示すフローチャートである。ここでは、監視カメラ端末1aを例にして説明する。図5は、移動時間分布データの初期値を示す図である。この移動時間分布データは、図5に示すように、自端末を含む、監視カメラ端末1毎に、予め定めた時間区間(図5では、10s~30s、30s~50s、50s~70s、70s~90sの4つの時間区間)に対して、要素値を登録したテーブルデータである。この移動時間分布データ生成処理は、上記要素値を更新する処理である。図5は、初期値であるので、全ての要素値が「0」である。
 監視カメラ端末1aは、画像処理部13が撮像部12から入力されている監視エリアの撮像画像をフレーム毎に処理し、撮像されている人物の有無を判定する(S1)。監視カメラ端末1aは、撮像されている人物がいれば、この人物を計測対象者(この発明で言う対象者)に設定するかどうかを判定する(S2)。S2では、すでに計測対象者に設定されている人物や、何らかの理由で計測対象者に設定するのが不適当な人物(例えば、幼児や子供)であれば、この人物を計測対象者に設定しないと判定する。監視カメラ端末1aは、S2で新たに計測対象者に設定した人物がいれば、この人物について追跡を開始する(S3)。S3では、この人物の追跡開始時刻を、現時点でタイマ15が計時している時刻にする。
 また、監視カメラ端末1aは、追跡している人物(すでに計測対象者に設定されていた人物)が自端末の監視エリア外に移動したかどうかを判定する(S4)。監視カメラ端末1aは、追跡していた人物が自端末の監視エリア外に移動したと判定すると、この人物の追跡を終了する(S5)。S4では、追跡していた人物が、今回処理した撮像部12の撮像画像に撮像されていなければ、この人物が監視エリア外に移動したと判定する。また、S5では、この人物の追跡終了時刻を、現時点でタイマ15が計時している時刻にする。
 監視カメラ端末1aは、S5で追跡を終了した人物について、追跡情報を作成する(S6)。この追跡情報は、図6に示すように、自端末のID(ここでは、1aとしている。)、追跡開始時刻(10:03:45)、追跡終了時刻(10:04:25)、および追跡時に取得した計測対象者の顔画像を対応付けたものである。S6が、この発明で言う、追跡情報作成手段に相当する。監視カメラ端末1aは、S6で作成した追跡情報を、他の監視カメラ端末1b~1eに通知する(S7)。S7が、この発明で言う、追跡情報通知手段に相当する。
 なお、ここでは、計測対象者の顔画像を追跡情報に含ませるとしたが、人物の同定が行える情報であればよく、体型や服装等の特徴に置き換えてもよい。
 また、監視カメラ端末1aは、S6で作成した追跡情報を、記憶部14に記憶する(S8)。さらに、今回記憶部14に記憶した追跡情報に基づいて、移動時間分布データを更新し(S9)、S1に戻る。S9では、今回追跡を完了した人物の追跡情報に基づいて、自端末の監視エリアにおける人物の滞留時間を示す要素値を更新する。具体的には、監視カメラ端末1aは、追跡開始時刻(10:03:45)から、追跡終了時刻(10:04:25)までの経過時間(40s)を滞留時間として算出する。そして、監視カメラ端末1aは、移動時間分布データにおける、算出した滞留時間以下の時間を含む時間区分(ここでは、10~30(s)と、30~50(s)になる。)の全てについて、その要素値を1カウントアップする(図7参照)。
 また、監視カメラ端末1aは、他の監視カメラ端末1b~1eから、追跡情報が通知されると(S11)、今回通知された追跡情報に含まれている計測対象者の顔画像を用いて、該当する計測対象者の追跡情報を記憶部14に記憶しているかどうかを判定する(S12)。上述したように、記憶部14には、自端末において、監視エリアでの移動を追跡した計測対象者の追跡情報を記憶している。監視カメラ端末1aは、該当する計測対象者の追跡情報を記憶部14に記憶していなければ、S1に戻る。
 一方、監視カメラ端末1aは、該当する計測対象者の追跡情報を記憶部14に記憶していると、この計測対象者について、自端末での追跡終了時刻と、今回通知された追跡情報に含まれている追跡開始時刻との時間差(以下、最小時間差と言う。)、および、自端末での検出開始時刻と、今回通知された追跡情報に含まれている検出終了時刻との時間差(以下、最大時間差と言う。)を算出する(S13)。最小時間差が、この発明で言う第1の移動時間に相当し、最大時間差が、この発明で言う第2の移動時間に相当する。そして、監視カメラ端末1aは、S13で算出した最小時間差、および最大時間差に基づいて、移動時間分布データを更新し(S14)、S1に戻る。
 S14では、今回追跡情報を通知してきた他の監視カメラ端末1b~1eについて、自端末の監視エリアからの移動時間を示す要素値を更新する。例えば、自端末が記憶している、追跡開始時刻(10:03:45)、追跡終了時刻(10:04:25)の追跡情報の計測対象者について、監視カメラ端末1bから、追跡開始時刻(10:05:10)、追跡終了時刻(10:06:00)の追跡情報の通知があった場合、算出される最小時間差は45sになり、最大時間差は135sになる。監視カメラ端末1aは、今回追跡情報を通知してきた監視カメラ端末1bについて、今回算出した最小時間差~最大時間差の間の時間を含む全ての時間区分(ここでは、30~50(s)、50~70(s)、70~90(s))について、その要素値を1カウントアップする(図8参照)。
 監視カメラ端末1aは、この図4に示す処理を繰り返すことで、移動時間分布データを精度よく生成することができる。この移動時間分布データでは、自端末の監視エリア内における人物の滞留時間については、その時間幅の分布を集計しているので(滞留時間以下の時間を含む時間区分の要素値を1カウントアップしているので)、対応する時間が短い時間区分ほど、その要素値が大きくなる。一方、自端末の監視エリアから、他の監視カメラ端末1b~1eの監視エリアまでの、人物の移動時間については、最小時間差~最大時間差の時間幅の分布を集計しているので、平均的な移動時間に対応する時間区分の要素値が大きくなる。
 なお、記憶部14に記憶した追跡情報については、検出終了時刻から一定時間、例えば2~3分経過した時点で削除すればよい。これにより、他の監視カメラ端末1b~1eから通知された追跡情報と、照合する追跡情報の総数が抑えられるとともに、記憶部14の記憶容量も抑えられる。
 また、上記説明では、監視カメラ端末1aを例にして、移動時間分布データの生成処理を説明したが、他の監視カメラ端末1b~1eも、同様に移動時間分布データを生成し、記憶部14に記憶する。
 次に、この監視システムにおいて、不審者を検出し、その不審者に対する対応を警備員に指示する監視処理について説明する。警備員は、PDA2を所持している。また、各監視カメラ端末1は、上述の移動時間分布データ生成処理によって、生成した移動時間分布データを記憶部14に記憶している。図9は、この監視処理を示すフローチャートである。各監視カメラ端末1が、図9に示す監視処理を行う。
 監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内に不審者がいるかどうかを判定する(S21)。S21では、例えば、画像処理部13において、撮像部12の撮像画像を処理し、撮像されている人物の行動を解析する。そして、その行動が特異である人物がいれば、その人物を不審者と判定する。
 また、監視対象者情報として、要注意人物の顔の特徴量を記憶部14に記憶しておく。監視カメラ端末1は、画像処理部13において、撮像部12によって撮像された人物の顔画像の特徴量と、監視対象者情報に登録されている要注意人物の顔の特徴量と、を照合し、要注意人物が撮像されているかどうかを判定する。そして、要注意人物が撮像されていれば、その要注意人物を不審者として検出する。
 さらに、不審者の検出は、他の機器やセンサ等を用いて行い、これを監視カメラ端末1に通知する構成であってもよい。また、各監視カメラ端末1の撮像画像を確認している監視員が、不審者の検出を行い、この監視員が不審者を検出したときに、これを監視カメラ端末1に通知する入力を行うようにしてもよい。この場合には、監視カメラ端末1は、不審者の検出にかかる通知があったときに、自端末の監視エリア内に不審者がいると判定する。
 監視カメラ端末1は、監視エリア内に不審者がいると判定すると、自端末の監視エリア内に警備員がいるかどうかを判定する(S22)。各監視カメラ端末1は、PDA2毎に、そのPDA2のIDと、そのPDA2を所持している警備員の顔の特徴量と、を対応付けた登録者情報を記憶部14に記憶している。監視カメラ端末1は、画像処理部13において、撮像部12によって撮像されている監視エリア内の人物の顔画像の特徴量と、登録者情報に登録されている警備員の顔の特徴量と、を照合し、自端末の監視エリア内における警備員の有無を判定する。
 なお、監視カメラ端末1は、PDA2との無線通信により、そのPDA2の位置を取得する構成としてもよいが、この場合には、PDA2にGPS等の位置検知機能を設ける必要がある。
 監視カメラ端末1は、S22で自端末の監視エリア内に警備員が位置していると判定すると、その警備員が所持しているPDA2に対して、今回検出した不審者の顔画像、およびこの不審者がいる監視エリア(この場合は、この警備員がいる監視エリア)を示す情報を含む対応指示を通知する(S23)。PDA2は、自端末に通知された対応指示を表示部22に表示する。また、PDA2は、対応指示の通知の受信を音声等で報知する機能を有していてもよい。これにより、監視カメラ端末1は、不審者を検出したときに、自端末の監視エリア内に警備員がいれば、その警備員に対して迅速、且つ適正な対応指示が行える。
 一方、監視カメラ端末1は、S22で自端末の監視エリア内に警備員が位置していないと判定すると、Nを1にセットする(S24)。このNは、不審者の検出を通知する、他の監視カメラ端末1の選択に用いるパラメータである。まず、監視カメラ端末1は、他の監視カメラ端末1の中で、自端末の監視エリアからの移動時間がN番目である監視エリアが割り当てられている監視カメラ端末1を選択する(S25)。S25では、記憶部14に記憶している移動時間分布データを用いて、他の監視カメラ端末1の選択を行う。
 上述したように、移動時間分布データは、自端末の監視エリアから、その監視カメラ端末1の監視エリアまでの移動時間を示すデータである。例えば、図10に示すように、監視カメラ端末1aが監視エリア内に位置する不審者を検出し、このときに、PDA2を所持している警備員が、監視カメラ端末1dの監視エリアと、監視カメラ端末1eの監視エリアに位置している状況とする。また、監視カメラ端末1aは、図11に示す移動時間分布データを記憶部14に記憶しているものとする。監視カメラ端末1aは、他の監視カメラ端末1毎に、移動時間分布データにおける、その端末の要素値が最大である時間区分を、自端末の監視エリアからの移動時間とする。図11に示す例では、監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1bの監視エリアまでの移動時間を50~70s、監視カメラ端末1cの監視エリアまでの移動時間を10~30s、監視カメラ端末1dの監視エリアまでの移動時間を30~50s、監視カメラ端末1eの監視エリアまでの移動時間を70~90sとする。したがって、監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1cを自端末の監視エリアからの移動時間が最も短い監視エリアが割り当てられている端末であると判断する。また、監視カメラ端末1dを自端末の監視エリアからの移動時間が2番目に短い監視エリアが割り当てられている端末、監視カメラ端末1bを自端末の監視エリアからの移動時間が3番目に短い監視エリアが割り当てられている端末、監視カメラ端末1eを自端末の監視エリアからの移動時間が4番目に短い監視エリアが割り当てられている端末であると判断する。
 監視カメラ端末1は、S25で選択した他の監視カメラ端末1に対して、その端末の監視エリア内における警備員の有無を問い合わせる(S26)。この問い合わせには、自端末のID、今回検出した不審者の顔画像が含まれている。
 図12は、S26にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末の動作を示すフローチャートである。この処理は、図9に示す監視処理と、並行して実行している。監視カメラ端末1は、S26にかかる問い合わせを受信すると(S31)、自端末の監視エリア内に警備員がいるかどうかを判定する(S31、S32)。各監視カメラ端末1は、警備員の顔画像と、その警備員が所持しているPDA2のIDと、を対応付けた登録者情報を記憶している。S32では、監視カメラ端末1は、上述のS22と同様に、画像処理部13において、撮像部12によって撮像されている監視エリア内の人物の顔画像の特徴量と、登録者情報に登録されている警備員の顔の特徴量と、を照合し、自端末の監視エリア内における警備員の有無を判定する。
 監視カメラ端末1は、S32で自端末の監視エリア内に警備員がいると判定すると、その警備員が所持しているPDA2に対して、S31で受信した問い合わせに含まれている不審者の顔画像、およびこの不審者がいる監視エリア(ここでは、今回の問い合わせを送信してきた監視カメラ端末1aのID)を示す情報を含む対応指示を送信する(S33)。そして、監視カメラ端末1は、今回問い合わせを送信してきた監視カメラ端末1に対して、自端末の監視エリア内における警備員の有無にかかる判定結果を送信する(S34)。
 なお、監視カメラ端末1は、S32で、自端末の監視エリア内に警備員がいないと判定すると、S33にかかる処理を行わない。
 今回不審者を検出した監視カメラ端末1は、S26にかかる問い合わせの判定結果が、警備員がいないとするものであれば(S27)、Nを1カウントアップし(S28)、S25以降の処理を実行する。また、S26にかかる問い合わせの判定結果が、警備員がいるとするものであれば(S27)、本処理を終了する。
 図10、および図11に示す状況では、不審者を検出した監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1cに対して、監視エリア内に警備員が位置しているかどうかの問い合わせを行う。そして、この監視カメラ端末1cから、警備員が位置していない旨の返信を受信した後、監視カメラ端末1dに対して、再度S26にかかる問い合わせを行う。監視カメラ端末1dは、自端末の監視エリア内に位置する警備員を検出し、この警備員が所持しているPDA2aに対して、不審者の対応指示を通知する。これにより、PDA2aを所持している警備員が、今回検出された不審者に対応する。また、監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1cから、警備員が位置している旨の返信を受信し、本処理を終了する。
 このように、不審者を検出したときに、自端末の監視エリア内に警備員がいない状況であっても、PDA2を所持している警備員の中で、自端末の監視エリアからの移動時間が最も短い場所(監視エリア)にいる警備員に対して、不審者の対応を指示することができる。すなわち、検出した不審者に対する対応指示が迅速、且つ適正に行える。また、警備員に対する不審者の対応指示が、人手を介さずに自動的に行えるので、監視員等の負担も低減できる。
 次に、別の例にかかる監視処理について説明する。上記の例にかかる監視処理は、不審者を検出した監視カメラ端末1が、自端末の監視エリアからの移動時間が最短の警備員を検出し、この警備員に対して対応を指示する処理としたが、ここでは、自端末までの移動時間が最短である警備員を検出し、この警備員に対して不審者の対応を指示する監視処理である。
 なお、2つの監視カメラ端末1の監視エリア間の移動時間は、一方の監視カメラ端末1から他方の監視カメラ端末1への移動時間と、他方の監視カメラ端末1から一方の監視カメラ端末1への移動時間とは、その間の経路に階段や坂等があると、同じにならない場合がある。
 図13は、この例にかかる監視処理を示すフローチャートである。監視カメラ端末1は、監視エリア内における不審者の有無を判定し(S41)、不審者がいれば、自端末の監視エリア内に警備員がいるかどうかを判定する(S42)。そして、自端末の監視エリア内に警備員がいれば、この警備員が所持しているPDA2に対して、今回検出した不審者に対する対応指示を通知し、(S43)、本処理を終了する。このS41~S43にかかる処理は、上述のS21~S23にかかる処理と同じであるので、ここでは詳細な説明は省略する。
 不審者を検出した監視カメラ端末1は、S42で自端末の監視エリア内に警備員がいないと判定すると、他の監視カメラ端末1毎に、警備員の有無を問い合わせる(S44)。S44の問い合わせには、自端末のIDについては含ませているが、今回検出した不審者の画像については含ませていない。
 S44にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、図14に示すように、自端末の監視エリア内に警備員がいるかどうかを判定する(S51、S52)。この図14に示す処理は、図13に示す監視処理と、並行して実行している。S52にかかる処理は、上述のS42にかかる処理と同じであるので、ここでは詳細な説明は省略する。S44にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内に警備員がいれば、自端末が記憶している移動時間分布データを用いて、この問い合わせを送信してきた監視カメラ端末1までの移動時間を推定する(S53)。S53では、自端末が記憶している移動時間分布データにおいて、今回問い合わせを送信してきた監視カメラ端末1の要素値が最大である時間区分を、移動時間とする。
 S44にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、自端末の監視エリアにおける警備員の有無、および警備員がいた場合に、S53で推定した移動時間を含む問い合せ結果を返信する(S54)。
 例えば、上述の図10に示すように、監視カメラ端末1aが監視エリア内に位置する不審者を検出し、このときに、PDA2を所持している警備員が、監視カメラ端末1dの監視エリアと、監視カメラ端末1eの監視エリアに位置している状況とする。また、監視カメラ端末1dは、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が70~90sである移動時間分布データを記憶し、監視カメラ端末1eは、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が50~70sである移動時間分布データを記憶しているものとする。この場合、S44にかかる問い合わせを行った監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1b、1cから監視エリア内に警備員がいない旨の問い合わせ結果を受信し、監視カメラ端末1dから、監視エリア内に警備員がおり、移動時間が70~90sである旨の問い合わせ結果を受信し、さらに、監視カメラ端末1eから、監視エリア内に警備員がおり、移動時間が50~70sである旨の問い合わせ結果を受信する。
 今回、S44にかかる問い合わせを行った監視カメラ端末1(今回不審者を検出した監視カメラ端末1)は、他の監視カメラ端末1からの問い合わせ結果を受信すると(S45)、警備員がいることが検出された監視カメラ端末1の中で、通知された自端末の監視エリアまでの移動時間が最短である監視カメラ端末1を選択する(S46)。上述の例では、S46で、監視カメラ端末1eを選択する。
 今回不審者を検出した監視カメラ端末1は、S46で選択した監視カメラ端末1に対して、その端末の監視エリア内にいる警備員に対して、不審者の対応指示の通知を要求する(S47)。この通知には、自端末のID、今回検出した不審者の顔画像が含まれている。
 図14に示すように、監視カメラ端末1は、他の監視カメラ端末1から、S47にかかる不審者の対応指示の通知要求を受信すると、この通知要求に含まれている不審者の顔画像、およびこの不審者がいる監視エリアを、自端末の監視エリア内にいる警備員が所持しているPDA2に対して送信する(S55、S56)。
 このように、不審者を検出したときに、自端末の監視エリア内に警備員がいない状況であっても、PDA2を所持している警備員の中で、自端末の監視エリアまでの移動時間が最も短い場所(監視エリア)にいる警備員に対して、不審者の対応を指示することができる。すなわち、検出した不審者に対する対応指示が迅速、且つより適正に行える。また、警備員に対する不審者の対応指示が、人手を介さずに自動的に行えるので、監視員等の負担も低減できる。
 さらに、別の例にかかる監視処理について説明する。この例では、検出した不審者が移動することを考慮して、警備員に対応を指示する。
 図15は、この監視処理を示すフローチャートである。監視カメラ端末1は、監視エリア内における不審者の有無を判定し(S61)、不審者がいれば、所定時間(ここでは、30~50sとする。)経過後に、その不審者が検出される可能性が予め定めた値(ここでは25%とする。)以上である監視エリアを抽出する(S62)。S62では、自端末の記憶部14に記憶している移動時間分布データを用い、該当する監視エリアを抽出する。具体的には、所定時間に対応する時間区分の全要素値の総和に対して、この時間区分の要素値が25%を超えている監視エリアを抽出する。例えば、不審者を検出した監視カメラ端末1aが、上述の図11に示す移動時間分布データを記憶しているものとする。この移動時間分布データにおいて、30~50s経過後の時間区分における全要素値の総和は50(17+9+19+5+0)であるので、この時間区分の要素値が12.5を超える監視カメラ端末1(監視カメラ端末1a、および監視カメラ端末1c)をS62で抽出する。
 今回不審者を検出した監視カメラ端末1は、他の監視カメラ端末1毎に、警備員の有無を問い合わせる(S63)。S63の問い合わせには、自端末のIDを問い合わせ元端末として含ませている。また、移動時間の問い合わせ端末として、S62で抽出した監視カメラ端末1のIDを含ませている。上述の例では、問い合わせ元端末として監視カメラ端末1aのIDが含まれており、移動時間の問い合わせ端末として監視カメラ端末1a、および監視カメラ端末1cのIDが含まれている。
 S63にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、図16に示すように、自端末の監視エリア内に警備員がいるかどうかを判定する(S71、S72)。この図16に示す処理は、図15に示す監視処理と、並行して実行している。S72にかかる処理は、上述のS42にかかる処理と同じであるので、ここでは詳細な説明は省略する。S63にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、自端末の監視エリア内に警備員がいれば、自端末が記憶している移動時間分布データを用いて、この問い合わせに含まれている移動時間の問い合わせ端末毎に、自端末の監視エリアからの移動時間を推定する(S73)。S73では、今回の問い合わせに含まれている移動時間の問い合わせ端末毎に、自端末が記憶している移動時間分布データにおいて、その要素値が最大である時間区分を、移動時間と推定する。
 S63にかかる問い合わせを受信した監視カメラ端末1は、自端末の監視エリアにおける警備員の有無、および警備員がいた場合に、S73で推定した端末毎の移動時間を含む問い合せ結果を返信する(S74)。
 例えば、上述の、図10に示すように、監視カメラ端末1aが監視エリア内に位置する不審者を検出し、このときに、PDA2を所持している警備員が、監視カメラ端末1dの監視エリアと、監視カメラ端末1eの監視エリアに位置している状況とする。また、監視カメラ端末1dは、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が70~90sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である移動時間分布データを記憶している。また、監視カメラ端末1eは、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が50~70sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である移動時間分布データを記憶している。この場合、S63にかかる問い合わせを行った監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1b、1cから監視エリア内に警備員がいない旨の問い合わせ結果を受信する。また、監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1dから、監視エリア内に警備員がおり、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が70~90sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である旨の問い合わせ結果を受信する。さらに、監視カメラ端末1eから、監視エリア内に警備員がおり、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が50~70sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である旨の問い合わせ結果を受信する。
 今回、S63にかかる問い合わせを行った監視カメラ端末1(今回不審者を検出した監視カメラ端末1)は、他の監視カメラ端末1からの問い合わせ結果を受信すると(S64)、S62で抽出した各監視カメラ端末1の監視エリアに、それぞれ警備員を移動させるのに時間的に最短になる警備員の移動パターンを判断する(S65)。
 上述の例では、監視カメラ端末1dの監視エリア内にいる警備員は、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が70~90sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である。また、監視カメラ端末1eの監視エリア内にいる警備員は、監視カメラ端末1aの監視エリアまでの移動時間が50~70sであり、監視カメラ端末1cまでの移動時間が10~30である。ここで、監視カメラ端末1dの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1aの監視エリアに移動させ、監視カメラ端末1eの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1cの監視エリアに移動させる移動パターンでは、警備員の移動が完了するまでに70~90sになる。一方、監視カメラ端末1eの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1aの監視エリアに移動させ、監視カメラ端末1dの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1cの監視エリアに移動させる移動パターンでは、警備員の移動が完了するまでに50~70sになる。したがって、この場合には、S65で、監視カメラ端末1eの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1aの監視エリアに移動させ、監視カメラ端末1dの監視エリア内にいる警備員を監視カメラ端末1cの監視エリアに移動させる移動パターンを選択する。
 監視カメラ端末1は、S65で判断した警備員の移動パターンに基づいて、移動させる警備員が位置する監視エリアが割り当てられている監視カメラ端末1に対して、不審者の対応指示の通知を要求する(S66)。この通知には、今回検出した不審者の顔画像、および、その警備員に対して移動を指示する監視エリアが割り当てられている監視カメラ端末1のID等が含まれている。上述の例では、監視カメラ端末1aは、監視カメラ端末1dに対して、監視カメラ端末1cの監視エリアへの警備員の移動を指示し、監視カメラ端末1eに対して、監視カメラ端末1aの監視エリアへの警備員の移動を指示する。
 図16に示すように、監視カメラ端末1は、他の監視カメラ端末1から、S66にかかる不審者の対応指示の通知要求を受信すると、この通知要求に含まれている不審者の顔画像、および移動先である監視エリアが割り当てられている監視カメラ端末1のIDを、自端末の監視エリア内にいる警備員が所持しているPDA2に対して送信する(S75、S76)。
 このように、不審者を検出したときに、この不審者が移動することも考慮して、警備員に対応を指示することができる。
 1 監視カメラ端末
 2 携帯端末(PDA)
 11 制御部
 12 撮像部
 13 画像処理部
 14 記憶部
 15 タイマ
 16 通信部

Claims (8)

  1.  複数の監視端末を通信可能に接続した監視システムにおいて、
     各監視端末は、
     自端末に割り当てられている監視エリアを撮像する撮像手段と、
     前記撮像手段の撮像画像を処理し、前記監視エリア内を移動している対象者を追跡する追跡手段と、
     前記追跡手段が追跡した対象者について、追跡開始時刻、追跡終了時刻、およびこの対象者の特徴情報を対応付けた追跡情報を作成する追跡情報作成手段と、
     前記追跡情報作成手段が作成した追跡情報を記憶する追跡情報記憶手段と、
     前記追跡情報作成手段が作成した追跡情報を他の監視端末に通知する追跡情報通知手段と、
     前記追跡情報記憶手段に記憶している追跡情報と、他の監視端末から通知された追跡情報と、を用いて、自端末の監視エリアから、各監視端末の監視エリアまでの対象者の移動時間の分布を集計した移動時間分布データを生成する移動時間分布データ生成手段と、を備え、
     前記移動時間分布データ生成手段は、各監視端末について、その監視端末から通知された追跡情報毎に、その追跡情報に含まれている対象者の特徴情報を用いて、該当する対象者の追跡情報を前記追跡情報記憶手段に記憶しているかどうかを検索し、該当する対象者の追跡情報が検索された場合、今回検索された追跡情報の追跡終了時刻と、この通知された追跡情報の追跡開始時刻との時間差である第1の移動時間、および、今回検索された追跡情報の追跡開始時刻と、この通知された追跡情報の追跡終了時刻との時間差である第2の移動時間を算出し、ここで算出した第1の移動時間から第2の移動時間までの時間幅の分布を集計した移動時間分布データを生成する、
     監視システム。
  2.  各監視端末は、
     自端末の監視エリア内における、監視対象者の有無を判定する判定手段と、
     前記判定手段が自端末の監視エリア内に監視対象者がいると判定したとき、携帯端末を所持している登録者の位置を検出する登録者位置検出手段と、
     前記登録者検出手段が検出した登録者が所持している携帯端末に対して、自端末の監視エリア内にいる監視対象者に対する対応指示を出力する対応指示出力手段と、
     を備えている、請求項1に記載の監視システム。
  3.  各監視端末は、
     監視対象者毎に、その監視対象者の顔の特徴量を対応付けた監視対象者情報を記憶する監視対象者情報記憶手段を備え、
     前記判定手段は、前記撮像手段の撮像画像を処理し、撮像されている人物の顔の特徴量と、前記監視対象者情報記憶手段が記憶する監視対象者の顔の特徴量と、を照合した照合結果に基づいて、自端末の監視エリア内における監視対象者の有無を判定する、
     請求項2に記載の監視システム。
  4.  各監視端末は、
     登録者毎に、その登録者の顔の特徴量を対応付けた登録者情報を記憶する登録者情報記憶手段と、
     前記撮像手段の撮像画像を処理し、撮像されている人物の顔の特徴量と、前記登録者情報記憶手段が記憶する登録者の顔の特徴量と、を照合し、自端末の監視エリア内における登録者の有無を検出する登録者検出手段と、を備え、
     前記登録者位置検出手段は、他の監視端末に対して、監視エリア内における登録者の有無を問い合わせる、
     請求項2、または3に記載の監視システム。
  5.  前記対応指示出力手段は、前記移動時間分布データ作成手段が作成した移動時間分布データを用いて推定される、自端末の監視エリアからの移動時間が最短である位置にいる登録者の携帯端末に対して、自端末の監視エリア内にいる監視対象者に対する対応指示を出力する、
     請求項2~4のいずれかに記載の監視システム。
  6.  各監視端末は、
     他の監視端末から、自端末の監視エリア内における登録者の有無にかかる問い合わせがあったとき、自端末の監視エリア内に登録者がいれば、前記移動時間分布データ作成手段が作成した移動時間分布データを用いて推定される、自端末の監視エリアから、今回問い合わせがあった監視端末の監視エリアまでの移動時間を通知する移動時間通知手段を備え、
     前記対応指示出力手段は、前記移動時間通知手段による他の監視端末からの通知に基づいて、自端末の監視エリアまでの移動時間が最短である位置にいる登録者の携帯端末に対して、自端末の監視エリア内にいる監視対象者に対する対応指示を出力する、
     請求項4に記載の監視システム。
  7.  各監視端末は、
     前記判定手段が自端末の監視エリア内にいると判定した監視対象者の移動先を、前記移動時間分布データ作成手段が作成した移動時間分布データを用いて推定する移動先推定手段を備え、
     前記対応指示出力手段は、前記登録者検出手段が検出した登録者が所持している携帯端末に対して、前記移動先推定手段が推定した監視対象者の移動先への移動を指示する、請求項2~4のいずれかに記載の監視システム。
  8.  他の監視端末と通信可能に接続される監視端末において、
     自端末に割り当てられている監視エリアを撮像する撮像手段と、
     前記撮像手段の撮像画像を処理し、前記監視エリア内を移動している対象者を追跡する追跡手段と、
     前記追跡手段が追跡した対象者について、追跡開始時刻、追跡終了時刻、およびこの対象者の特徴情報を対応付けた追跡情報を作成する追跡情報作成手段と、
     前記追跡情報作成手段が作成した追跡情報を記憶する追跡情報記憶手段と、
     前記追跡情報作成手段が作成した追跡情報を他の監視端末に通知する追跡情報通知手段と、
     前記追跡情報記憶手段に記憶している追跡情報と、他の監視端末から通知された追跡情報と、を用いて、自端末の監視エリアから、各監視端末の監視エリアまでの対象者の移動時間の分布を集計した移動時間分布データを生成する移動時間分布データ生成手段と、を備え、
     前記移動時間分布データ生成手段は、各監視端末について、その監視端末から通知された追跡情報毎に、その追跡情報に含まれている対象者の特徴情報を用いて、該当する対象者の追跡情報を前記追跡情報記憶手段に記憶しているかどうかを検索し、該当する対象者の追跡情報が検索された場合、今回検索された追跡情報の追跡終了時刻と、この通知された追跡情報の追跡開始時刻との時間差である第1の移動時間、および、今回検索された追跡情報の追跡開始時刻と、この通知された追跡情報の追跡終了時刻との時間差である第2の移動時間を算出し、ここで算出した第1の移動時間から第2の移動時間までの時間幅の分布を集計した移動時間分布データを生成する、
     監視端末。
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