WO2010074274A1

WO2010074274A1 - 通信端末装置、ウェブサーバ装置及び通信システム

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Publication number: WO2010074274A1
Application number: PCT/JP2009/071698
Authority: WO
Inventors: あやの中村
Original assignee: 京セラ株式会社
Priority date: 2008-12-25
Filing date: 2009-12-25
Publication date: 2010-07-01
Also published as: JP2010152746A; US20110238745A1; JP5641690B6; JP5641690B2; US9330194B2

Abstract

　ウェブページに含まれる他のウェブページを特定する特定情報の表示態様を制御することができる通信端末装置を提供することを課題とする。所定のウェブページへの接続要求に基づき、所定のウェブページの情報を受信する受信部と、受信部にて受信された所定のウェブページの情報に基づき所定のウェブページが表示される表示部と、表示部への所定のウェブページの表示を制御する制御部と、を備え、所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、受信部は、所定のウェブページの情報と他のウェブページに対する通信状態を示す情報とを受信し、制御部は、所定のウェブページを表示部に表示する場合、他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報に基づき前記特定情報の表示態様を制御することで上記課題を解決する。

Description

通信端末装置、ウェブサーバ装置及び通信システム

　本発明は、通信機能を有する携帯端末機器、携帯端末機器と通信するサーバ、携帯端末機器とサーバとで構成される通信システム及び画像を表示する表示方法に関するものであり、より詳しくは、通信機能によりサーバからウェブページの情報を取得する携帯端末機器、携帯端末機器にウェブページの情報を送信するサーバ、携帯端末機器とサーバとの間でウェブページの情報の送受信を行う通信システム及びウェブページを表示する表示方法に関するものである。

　近年、携帯電話機等の携帯端末機器には、通信回線によりサーバと通信して、ネットワーク上のウェブページの情報を取得し、取得したウェブページの情報に基づいて、ウェブページを画面に表示させる機能を有するものが多くなっている。

　また、ウェブページをより好適に閲覧できるようにするために、ウェブページの情報を用い、ユーザに合わせて、ウェブページの表示方法を変更する方法が提案されている（例えば、特許文献１から３）。

特許第３９４９９２３号公報特開２００３－１８４８９号公報特開２００１－２３６２０２号公報

　ここで、表示部に表示されるウェブページには、他のウェブページを特定する特定情報が含まれて表示されているものがある。携帯端末機器の使用者は、表示されているウェブページに含まれる他のウェブページを特定する特定情報を選択し、他のウェブページの情報を取得し、他のウェブページを表示させることで、他のウェブページを閲覧することができる。

　しかしながら、他のウェブページを特定する特定情報の表示態様は一定であった。

　本発明は、ウェブページに含まれる他のウェブページを特定する特定情報の表示態様を制御することができる通信端末装置、ウェブサーバ装置、及び、通信システムを提供することを目的とする。

　上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定のウェブページへの接続要求に基づき、該所定のウェブページの情報を受信する受信部と、前記受信部にて受信された前記所定のウェブページの情報に基づき前記所定のウェブページが表示される表示部と、前記表示部への前記所定のウェブページの表示を制御する制御部と、を備え、前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、前記受信部は、前記所定のウェブページの情報と前記他のウェブページに対する通信状態を示す情報とを受信し、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報に基づき前記特定情報の表示態様を制御する通信端末装置に関する。

　また、前記受信部は、前記通信状態を示す情報として、前記他のウェブページの閲覧状況に係る情報を受信し、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページの閲覧状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御することができる。

　また、前記受信部は、前記閲覧状況に係る情報として、前記他のウェブページに対するアクセス状況に係る情報を受信し、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対するアクセス状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御することができる。

　また、前記他のウェブページに対するアクセス状況は、設定された期間における前記他のウェブページに対するアクセス状況であってよい。

　また、前記設定された期間は、前記所定のウェブページへの接続要求が行われた時点よりも前の所定期間であってよい。

　また、前記受信部は、前記通信状態を示す情報として、前記他のウェブページへの接続可否状況に係る情報を受信し、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページへの接続可否状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御することができる。

　また、前記制御部は、前記特定情報の表示態様として、前記特定情報の表示サイズと表示色との少なくとも一方を制御することができる。

　上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定のウェブページへの接続要求に基づき、該所定のウェブページの情報を受信する受信部、前記受信部にて受信された前記所定のウェブページの情報に基づき前記所定のウェブページが表示される表示部、及び、前記表示部への前記所定のウェブページの表示を制御する制御部、を備えた通信端末装置と、前記所定のウェブページの情報を記憶する記憶部、及び、前記通信端末装置と通信可能であり、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記記憶部に記憶されている前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置へ送信する送信部を備えたウェブサーバ装置と、を備え、前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対する通信状態に基づく表示態様にて前記特定情報を表示する通信システムに関する。

　また、前記送信部は、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記所定のウェブページの情報と、前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報とを送信し、前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記受信部にて受信される前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報に基づき前記特定情報の表示態様を制御することができる。

　また、前記送信部は、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報を送信し、前記制御部は、前記受信部により受信され、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報に応じて前記所定のウェブページを前記表示部に表示することができる。

　上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定のウェブページの情報を記憶する記憶部と、前記通信端末装置と通信可能であり、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記記憶部に記憶されている前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置へ送信する送信部と、を備え、前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、前記送信部は、前記通信装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記他のウェブページに対する通信状態を示す情報を含めて、前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置に送信するウェブサーバ装置に関する。

　また、前記送信部は、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報を送信することができる。

　本発明にかかる通信端末装置、ウェブサーバ装置、及び、通信システムによれば、他のウェブページの閲覧状態に係る情報に基づいてウェブページに含まれる特定情報の表示態様を制御することで、使用者に対する利便性を高めることができるという効果を奏する。

図１は、本発明にかかる通信システムを有するネットワークシステムの一実施形態の概略構成を示す模式図である。図２は、図１に示すサーバ及び携帯端末機器の概略構成を示すブロック図である。図３は、図２に示す携帯端末機器の外観の概略構成を示す正面図である。図４は、サーバの処理動作の一例を示すフロー図である。図５は、携帯端末機器の処理動作の一例を示すフロー図である。図６－１は、サーバの処理動作を説明するための説明図である。図６－２は、サーバの処理動作を説明するための説明図である。図７－１は、表示部に表示されるウェブページを模式的に示すイメージ図である。図７－２は、表示部に表示されるウェブページを模式的に示すイメージ図である。

　以下に、本発明にかかる通信端末装置、ウェブサーバ装置、及び、通信システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下に示す実施形態では、通信端末装置として携帯端末機器、より具体的には、いわゆる携帯電話機の場合として説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明の通信端末機器は、ネットワークまたは外部の端末とデータの送受信を行う機能を有する種々の携帯端末機器、例えば、ＰＤＡ（Personal　Digital　Assistant）、ポータブルナビゲーション装置、携帯ゲーム機や携帯テレビ等にも用いることができる。

　図１は、本発明にかかる通信システムを有するネットワークシステムの一実施形態の概略構成を示す模式図である。ネットワークシステム２は、ＰＣ４と、サーバ６と、ネットワーク回線７と、サーバ８と、携帯端末機器１０とを有する。ここで、図１では、ＰＣ４、サーバ６、サーバ８を各一台ずつのみ示したが、ネットワークシステム２は、複数台のＰＣ４、複数台のサーバ６、複数台のサーバ８で構成されている。また、複数台のサーバ６と複数台のサーバ８とは、ネットワーク回線７で互いに繋がっており、サーバ６には、複数のＰＣ４が接続されている。

　ＰＣ（Personal　Computer）４は、ホームページ等のウェブページを作成している装置であり、有線、無線によりサーバ６と通信可能な状態で接続されている。なお、ＰＣ４は、いわゆるパソコンであり、ウェブページの作成以外にも、種々の機能を有する。なお、ウェブページは、ＨＴＭＬデータ、ＸＨＴＭＬデータ、スタイルシート、画像データ等の組み合わせにより構成されている。

　サーバ６は、複数のＰＣ４と接続されており、ＰＣ４との間でデータの送受信を行う。また、サーバ６は、他のサーバ６やサーバ８とも回線を通じて接続されており、他のサーバ６や、サーバ８との間でもデータの送受信を行う。また、サーバ６は、ＰＣ４で作成されたウェブページをデータとして記憶している。

　ネットワーク回線７は、複数のサーバ６と複数のサーバ８とを有線、無線で接続しており、サーバ６とサーバ８との間でデータの送受信を行う。

　サーバ８は、複数の携帯端末機器１０と無線により通信可能な状態で接続されており、携帯端末機器１０との間でデータの送受信を行う。また、サーバ８は、サーバ６と同様に、サーバ６や他のサーバ８とも回線を通じて接続されており、サーバ６や、他のサーバ８との間でもデータの送受信を行う。サーバ８については後ほど詳細に説明する。

　携帯端末機器１０は、サーバ８と無線により通信可能な状態で接続されており、サーバ８との間でデータの送受信を行う。携帯端末機器１０については後ほど詳細に説明する。

　ネットワークシステム２は、携帯端末機器１０からＰＣ４で作成されたウェブページの送信要求がサーバ８に送られると、サーバ８は、ＰＣ４で作成したウェブページのデータが記憶されているサーバ６との間で通信を行い、サーバ６からウェブページのデータを取得する。サーバ８は、取得したウェブページのデータに後述する処理を行い、携帯端末機器１０に送信する。このように、ネットワークシステム２は、ネットワーク回線７により、サーバ６とサーバ８とを繋げ、携帯端末からの送信要求（接続要求）に基づいて、他のサーバに記憶されているウェブページのデータを取得し、携帯端末に送信する。なお、サーバに接続されている携帯端末からサーバ自身に記憶されているウェブページのデータの送信要求があった場合は、他のサーバを介することなく、サーバ自身に記憶されているウェブページのデータを、送信要求を送った携帯端末に送信する。

　次に、ネットワークシステム２のうち、サーバ８及び携帯端末機器１０について詳細に説明する。図２は、図１に示すサーバ及び携帯端末機器の一実施形態の概略構成を示すブロック図であり、図３は、図２に示す携帯端末機器の外観の概略構成を示す正面図である。図２に示すように、サーバ８は、受信部及び送信部としての通信部１２と、制御部１４と、記憶部１６とを有する。

　通信部１２は、基地局を介して携帯端末機器１０と信号回線を確立し、情報通信を行う。また、有線、無線により、サーバ６や、他のサーバ８との間でも情報通信を行う。

　制御部１４は、通信部１２や、サーバ８、その他の各部の動作を制御し、各部から供給される情報を処理する。この制御部１４は、通信制御部６０、対応関係作成部６２と、特定情報検出部６４とを有する。

　通信制御部６０は、通信部１２の動作を制御し、携帯端末機器１０からのウェブページの送信要求（接続要求）を受信すると、受信した送信要求に基づいて、携帯端末機器１０から送信要求があったウェブページを、通信部１２を介してサーバ６から取得する。そして、通信制御部６０は、ウェブページを取得すると、取得したウェブページを、後述するウェブページに含まれる他のウェブページの特定情報と送信回数との対応関係と共に、通信部１２を介して、送信要求を送信した携帯端末機器１０に送信する。

　対応関係作成部６２は、通信部１２により情報通信を行う（つまり、他のサーバ６や他のサーバ８を介さず情報通信を行う）携帯端末機器１０にウェブページの情報を送信した回数をウェブページ毎に数え、ウェブページとそのウェブページの情報の送信回数との対応関係を作成し、記憶部１６に記憶させる。また、対応関係作成部６２は、通信部１２からウェブページを送信させる度に、記憶部１６に記憶させるウェブページと送信回数との対応関係を更新する。なお、このときウェブページの全てのデータと送信回数とを対応付けて対応関係を作成してもよいが、記憶部１６に記憶させるデータ量を少なくするために、ウェブページを特定する特定情報、例えばＵＲＬ（Uniform　Resource　Locator）、その特定情報により特定されるウェブページの情報を送信した回数とを対応付けて対応関係を作成することができる。以下、本実施形態では、ウェブページの特定情報と、そのウェブページの情報を送信した回数、つまり、そのウェブページが閲覧された回数（つまり、アクセス数、以下「閲覧回数」ともいう。）との対応関係を作成するものとする。

　特定情報検出部６４は、送信要求があったウェブページを通信部１２が他のサーバ６または他のサーバ８から受信したら、受信したウェブページのデータを解析し、ウェブページに含まれる他のウェブページの特定情報を検出する。特定情報検出部６４は、記憶部１６に記憶されているウェブページの特定情報と閲覧回数との対応関係から、検出したそれぞれの他のウェブページの特定情報の閲覧回数を検出する。その後、ウェブページに含まれる他のウェブページの特定情報とその閲覧回数との関係を示す情報（テーブル）が対応関係作成部６２によって作成される。対応関係索西武６２によって作成されたェブページに含まれる他のウェブページの特定情報とその閲覧回数との関係を示す情報は、上述したように、通信制御部６０により、ウェブページの情報と共に通信部１２を介して、送信要求を送信した携帯端末機器１０に送信される。

　記憶部１６には、制御部１４で作成された、ウェブページの特定情報と、その特定情報に係るウェブページを送信した回数との対応関係が記憶されている。また、記憶部１６には、その他、サーバ８の各部を作動させるために必要なプログラムや、条件が記憶されており、必要に応じて制御部１４により読み出される。

　次に、携帯端末機器１０について説明する。携帯端末機器１０は、図２及び図３に示すように、ＣＰＵ（Central　Processing　Unit）２２と、メモリ２４と、受信部としての通信部２６と、操作部２８と、音声処理部３０と、表示部３２と、を有する。なお、携帯端末機器１０は、上記構成の他にも各種端子等、携帯端末機器として有する各種構成を有している。ここで、携帯端末機器の形状は特に限定されず、ヒンジで連結された２つの筐体で構成され、折りたたみ可能な折りたたみ式の携帯端末機器や、２つの筐体をスライドさせることが可能なスライド式の携帯端末機器や、ストレート型の携帯端末機器等であってもよい。

　ＣＰＵ２２は、携帯端末機器１０の全体的な動作を統括的に制御する処理部（制御部）である。すなわち、ＣＰＵ２２は、携帯端末機器１０の各種の処理が、操作部２８に対する操作や携帯端末機器１０のメモリ２４に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部２６、音声処理部３０、表示部３２等の動作を制御する。携帯端末機器１０の各種の処理には、例えば、回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成及び送受信、インターネットのＷｅｂ（World　Wide　Web）サイトの閲覧等がある。また、通信部２６、音声処理部３０、表示部３２等の動作としては、例えば、通信部２６による信号の送受信、音声処理部３０による音声の入出力、表示部３２による画像の表示等が含まれる。

　ＣＰＵ２２は、メモリ２４に保存されているプログラム（例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等）に基づいて処理を実行する。ＣＰＵ２２は、例えば、マイクロプロセッサユニット（ＭＰＵ：Micro　Processor　Unit）で構成され、前記プログラムで指示された手順にしたがって上述した携帯端末機器１０の各種の処理を実行する。すなわち、ＣＰＵ２２は、メモリ２４に保存されるオペレーティングシステムプログラムやアプリケーションプログラム等から命令コードを順次読み込んで処理を実行する。

　ＣＰＵ２２は、複数のアプリケーションプログラムを実行する機能を有する。ＣＰＵ２２が実行するアプリケーションプログラムとしては、例えば、取得したウェブページの表示態様を制御する表示制御アプリケーションプログラムや、ゲームアプリケーションプログラム等の複数のアプリケーションプログラムがある。また、上記アプリケーションプログラムには、ウェブページを表示部３２に表示するブラウザが含まれる。ここで、表示制御アプリケーションプログラムは、ウェブページに含まれる他のウェブページを特定する特定情報の表示態様をウェブページの閲覧回数に応じて制御するプログラムである。

　メモリ２４には、ＣＰＵ２２での処理に利用されるソフトウェアやデータが保存されており、上述した、表示制御アプリケーションプログラムを作動させる表示制御タスク４６が保存されている。表示制御タスク４６については、後ほど詳述する。また、メモリ２４には、これらのタスク以外に、例えば、通信、ダウンロードされた画像データや音声データ等、あるいはメモリ２４に対する制御にＣＰＵ２２が用いるソフトウェア、通信相手の電話番号やメールアドレス等を保存し、管理するアドレス帳、発信音や着信音等の音声ファイル、ソフトウェアの処理過程で用いられる一時的なデータ等が保存されている。なお、ソフトウェアの処理過程で用いられるコンピュータプログラムや一時的なデータは、ＣＰＵ２２によってメモリ２４に割り当てられた作業領域へ一時的に保存される。メモリ２４は、例えば、不揮発性の記憶デバイス（ＲＯＭ：Read　Only　Memory等の不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置等）や、読み書き可能な記憶デバイス（例えば、ＳＲＡＭ：Static　Random　Access　Memory、ＤＲＡＭ：Dynamic　Random　Access　Memory）等で構成される。

　通信部２６は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でＣＤＭＡ方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。つまり、通信部２６が、基地局を介してサーバ８の通信部１２と情報通信を行う。

　操作部２８は、図３に示すように、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられたキーで構成され、これらのキーがユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示としてＣＰＵ２２へ入力される。

　音声処理部３０は、マイク５０に入力される音声信号やスピーカ５２から出力される音声信号の処理を実行する。すなわち、音声処理部３０は、マイク５０から入力される音声を増幅し、Ａ／Ｄ変換（Analog/Digital　Conversion）を実行した後さらに符号化等の信号処理を施して、ディジタルの音声データに変換してＣＰＵ２２へ出力する。また、音声処理部３０は、ＣＰＵ２２から送られる音声データに対して復号化、Ｄ／Ａ変換（Digital/Analog　Conversion）、増幅等の処理を施してアナログの音声信号に変換してから、スピーカ５２へ出力する。また、図２及び図３に示すように、マイク５０と、スピーカ５２とは、携帯端末機器１０の両端にそれぞれ配置されている。

　表示部３２は、図３に示すように、所定の大きさの液晶ディスプレイ（ＬＣＤ、Liquid　Crystal　Display）や、有機ＥＬ（Organic　Electro-Luminescence）パネルなどの表示パネルを備え、ＣＰＵ２２から供給される映像データに応じた映像を表示パネルに表示させる。

　次に、ネットワークシステム２の動作について説明する。ここで、図４は、サーバの処理動作の一例を示すフロー図であり、図５は、携帯端末機器の処理動作の一例を示すフロー図である。また、図６－１及び図６－２は、それぞれ、サーバの処理動作を説明するための説明図であり、図７－１及び図７－２は、それぞれ、表示部に表示されるウェブページを模式的に示すイメージ図である。

　まず、携帯端末機器１０からサーバ８にウェブページの送信要求（以下「リクエスト」ともいう。）が送信される。ここでウェブページの送信要求は、例えば、特定情報と送信要求の指示と送信要求を送信した携帯端末機器を特定できる端末情報とで構成された情報である。ここで、送信要求をするウェブページの特定情報は、例えば、使用者により直接入力された特定情報であり、また、ウェブページ閲覧中に操作者のクリック等で受信することが決定されたウェブページに含まれる他のウェブページの特定情報である。

　ウェブページの送信要求を受信したサーバ８は、図４に示す順序で処理を行う。まず、サーバ８は、携帯端末機器１０からのリクエストを受信すると、ステップＳ１０において、リクエストされたウェブページのデータを取得する。具体的には、サーバ８は、リクエストに含まれるウェブページの特定情報からウェブページのデータを記憶しているサーバ６を特定し、そのサーバ６と通信を行い、リクエストされたウェブページのデータ、つまりウェブページの情報、例えばＨＴＭＬデータを取得する。

　サーバ８は、リクエストされたウェブページのデータを取得したら、ステップＳ１２において、特定情報検出部６４により、リクエストされたウェブページ（取得したウェブページ）にリンク情報が含まれているかを判定する。つまり、ウェブページに他のウェブページの特定情報が含まれているかを判定する。ステップＳ１２でリンク情報が含まれている（Ｙｅｓ）と判定したらステップＳ１４に進み、リンク情報が含まれていない（Ｎｏ）と判定したらステップＳ２０に進む。

　サーバ８は、ステップＳ１４において、取得したウェブページに含まれるリンク情報を取得する。つまり、サーバ８は、特定情報検出部６４によりウェブページに含まれる他のウェブページの特定情報を検出し、取得する。

　サーバ８は、他のウェブページの特定情報を取得すると、ステップＳ１６において、取得したリンク情報により特定される他のウェブページのページクリック数（つまり、閲覧回数、アクセス数）を検索する。つまり、サーバ８は、ステップＳ１６において、対応関係作成部６２により作成され、記憶部１６に記憶されたウェブページと閲覧回数との対応関係を読み出し、取得した他のウェブページの特定情報から各特定情報にかかるウェブページの閲覧回数を検索し、検出する。例えば、ウェブページにリンクＡからリンクＨまで８個の特定情報が含まれている場合には、図６－１に示すように、リンクＡからリンクＨまでのそれぞれの特定情報（リンク情報）により特定される他のウェブページの閲覧回数を検出する。

　次に、サーバ８は、ステップＳ１８において、取得したリンク情報をページクリック数でソートする。そして、対応関係作成部６２は、ソートしたリンク情報（つまり特定情報）とページクリック数（つまり閲覧回数）との関係を示す情報（テーブル）を作成する。対応関係作成部６２は、例えば、図６－１に示す特定情報と閲覧回数との関係に基づいて、図６－２に示すように、閲覧回数が多い順に特定情報を並び替えた表の情報を作成する。

　サーバ８は、対応関係作成部６２によりウェブページに含まれる特定情報と閲覧回数との対応関係の情報が作成されると、ステップＳ２０において、ウェブページに含まれる特定情報と閲覧回数との対応関係の情報と、サーバ６から取得したウェブページの情報とを通信部１２により送信要求を送信した携帯端末機器１０に送信する。なお、サーバ８は、ステップＳ１２において、特定情報検出部６４により、ウェブページにリンク情報が含まれていないと判定された場合は、ウェブページのデータのみを携帯端末機器１０に送信する。

　サーバ８は、ステップＳ２０において、携帯端末機器１０に情報を送信したら、ステップＳ２２において、情報を送信したウェブページのページクリック数をインクリメントする。具体的には、サーバ８は、通信制御部６０の制御により、携帯端末機器１０にウェブページの情報とウェブページに含まれる特定情報と閲覧日時との対応関係の情報とを通信部１２により送信する。そして、ウェブページの情報を送信したことを対応関係作成部６２に通知する。ウェブページの情報が送信されたことを通知された対応関係作成部６２は、送信されたウェブページの閲覧回数を１増加させ、記憶部１６に記憶されている対応関係を更新する。サーバ８は、ウェブページのページクリック数をインクリメントしたら処理を終了する。

　ウェブページの送信要求をサーバ８に送信した携帯端末機器１０は、図５に示す順序で処理を行う。まず、ステップＳ３０において、通信部２６により、サーバ８から送信されたデータ、つまり、サーバ６から取得したウェブページとウェブページに含まれる特定情報と閲覧回数との対応関係の情報とを受信する。

　携帯端末機器１０は、通信部２６によりサーバ８から送信されたデータを受信すると、ＣＰＵ２２によりメモリ２４から表示制御タスク４６を読み出し、表示制御アプリケーションプログラムを立ち上げ、送信されたデータを処理する。具体的には、携帯端末機器１０のＣＰＵ２２は、ステップＳ３２において、ウェブページに含まれる特定情報と閲覧回数との対応関係の情報から、受信したウェブページにリンク情報が３個以上含まれているかを判定する。ＣＰＵ２２は、リンク情報が３個以上含まれている（Ｙｅｓ）と判定したらステップＳ３４に進み、リンク情報が３個以上含まれていない（Ｎｏ）と判定したら、ステップＳ４６に進む。

　ＣＰＵ２２は、ステップＳ３４において、全てのリンク情報のうち閲覧回数が上位（リンク情報の個数÷３）番目（小数点第一位切捨て）までに含まれるリンク情報をＡグループと設定する。つまり、本実施形態では、ＣＰＵ２２は、８個のリンク情報のうち、閲覧回数が上位２番目までとなる２つのリンク情報、リンクＥとリンクＡとをＡグループと設定する。

　次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ３６において、全てのリンク情報のうち閲覧回数が上位（リンク情報の個数÷３）番目（小数点第一位切り上げ）から、下位（リンク情報の個数÷３）番目（小数点第一位切り上げ）までに含まれるリンク情報をＢグループと設定する。つまり、本実施形態では、ＣＰＵ２２は、８個のリンク情報のうち、閲覧回数が上位３番目から下位３番目、つまり上位６番目までとなる４つのリンク情報、リンクＨ、リンクＣ、リンクＢ、リンクＤ、をＢグループと設定する。

　次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ３８において、全てのリンク情報のうち閲覧回数が下位（リンク情報の個数÷３）番目（小数点第一位切捨て）までに含まれるリンク情報をＣグループと設定する。つまり、本実施形態では、ＣＰＵ２２は、８個のリンク情報のうち、閲覧回数が下位２番目までとなる２つのリンク情報、リンクＧとリンクＦとをＣグループとする。

　次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ４０において、Ａグループのリンク情報の文字サイズ情報を文字サイズ大に置換する。次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ４２において、Ｂグループのリンク情報の文字サイズ情報を文字サイズ中に置換する。次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ４４において、Ｃグループのリンク情報の文字サイズ情報を文字サイズ小に置換する。

　次に、ＣＰＵ２２は、ステップＳ４６において、ステップＳ４０からステップＳ４４によりリンク情報の文字サイズの情報が変更されたウェブページを表示部３２に表示させ、処理を終了する。

　このように、本発明に係るサーバ８及び携帯端末機器１０によれば、ウェブページに含まれるリンク情報の文字の大きさを、リンク情報によって特定されるウェブページの閲覧回数によって変えることで、図７－２に示すように、表示部１２に表示されるリンク情報の大きさを閲覧回数のグループによって異ならせることができる。本実施形態では、相対的に閲覧回数の多いウェブページのリンク情報を他のリンク情報より大きく表示し、強調することで、使用者は、ウェブページに含まれるリンク情報のうち、どのリンク情報が使用者にとって有用なものかを判定しやすくなる。

　また、本発明によれば、相対的に閲覧回数が少ないウェブページのリンク情報を小さく表示することで、表示部に表示できる情報量を多くすることができる。また、操作者にとって重要度が低い部分を小さくしているため、表示部には、操作者に必要な情報をより多く表示することができる。また、既存の検索エンジンで検索した結果を表示部に表示させる場合にも、本発明を適用することができる。すなわち、検索結果として特定情報を多く含むウェブページを表示部に表示させる場合に、本発明は有効である。

　なお、上記実施形態では、文字の大きさを大、中、小とするようにしたが、本発明においては文字の大きさは、特に限定されない。また、ウェブページに含まれる特定情報を表示部に表示する際に必要な領域が表示部の表示領域より広い場合に、文字を標準の大きさより大きくせず、閲覧回数が少なくなるにつれて、徐々に小さくするようにすることが好ましい。このように、文字を大きくしないことで、表示部に表示できる情報量をより多くすることができる。

　また、上記実施形態では、１つのウェブページに３つ以上の特定情報が含まれている場合にＣＰＵ２２により各特定情報の表示態様を制御するようにしたが、本発明はこれに限定されず、２つ以上の特定情報が含まれる場合に制御するようにしても４つ以上の特定情報が含まれる場合に制御するようにしてもよい。また、上記実施形態では、ステップＳ３４からステップＳ３８において、リンク情報を３つのグループに分けたが、分けるグループ数は特に限定されず、２つのグループに分けても４つ以上のグループに分けてもよい。また、各グループに含まれるリンク情報の数は、略均一である必要はなく、任意の割合であってよい。

　また、グループ分けの基準は、相対的な閲覧回数に限定されず、絶対的な閲覧回数に基づいて特定情報をグループ分けするようにしてもよい。例えば、一万回以上はＡグループ、千回以上一万回未満はＢグループ、千回未満はＣグループとしてもよい。

　また、特定情報を、グループに分けることなく、ウェブページの特定情報の表示態様を１つずつ別々に制御するようにしてもよい。例えば、閲覧回数が多い特定情報から少ない特定情報になるに従って徐々に表示を小さくするようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、相対的に閲覧回数が多いリンク情報ほど相対的に大きく表示させるようにしたが、閲覧回数が少ないリンク情報の方を大きく表示させるようにしてもよい。なお、閲覧回数と表示態様との関係は、使用者の設定により変更できる。

　また、本発明において、ウェブページ上の特定情報の表示態様を制御する方法は、文字の大きさを変化させることに限定されず、文字の太さを変化させても、文字の色を変化させてもよい。

　また、本発明において、ウェブページを表示部に表示する際に特定情報として表示される情報は、文字情報に限定されず、イメージ、画像でもよい。

　ここで、ウェブページの閲覧回数には、一ヶ月、一週間等の設定された期間内の閲覧回数を用いることができる。このように一定期間とすることで、そのウェブページの人気を把握しやすくすることができる。つまり、ウェブページの作成当初から、または、サーバの使用開始時からの累計の閲覧回数では、そのウェブページが作成された時期によって閲覧回数のばらつきが発生する。これに対して、期間を設定することで、ウェブページの作成時期によらず、相対的な比較が出来るため、各ウェブページの人気を把握することができる。

　また、ウェブページの閲覧回数を、設定された期間内の閲覧回数とする場合は、サーバ８が最後にウェブページの送信要求を受信した時を基準として、その基準時以前の一定期間とすることができる。これにより、使用者は、送信要求の送信時の直近の期間におけるウェブページの閲覧回数を把握することができる。ここで、携帯端末機器１０においては、ウェブページの送信要求（所定のウェブページへの接続要求）が通信部２６によりなされた時が基準時となる。また、設定された期間は、基準時から遡った期間に限定されない。例えば、ＣＰＵ２２は、ある日の１９時にウェブページの送信要求がなされた場合に、前日の１８時～２４時までの間における閲覧回数に基づいてリンク情報の表示態様を制御してもよい。

　また、上記実施形態では、ウェブページの閲覧状態に係る情報を閲覧回数（アクセス数）、つまりページビューの回数として説明したが、本発明はこれに限定されず、アクセス数以外の閲覧状態に係る情報、例えば、ユニークアクセス数、有効ユーザ数を用いるようにしてもよい。

　また、上述したサーバ８と携帯端末機器１０では、携帯端末機器１０において、ウェブページの閲覧回数に応じてウェブページ上の特定情報の表示態様を制御する処理、すなわち、上述のステップＳ３２からステップＳ４４（図５参照）の処理をＣＰＵ２２により行ったが、サーバ８内の加工部によりウェブページのデータに含まれる特定情報の表示態様を示す文字列を加工する処理を行い、加工されたウェブページのデータを通信部１２により携帯端末機器１０に送信するようにしてもよい。つまり、サーバ８が、上述のステップＳ２０とステップＳ２２（図４参照）との処理の間に、上述のステップＳ３２からステップＳ４４（図５参照）を行うようにしてもよい。このようにサーバ８側で特定情報の表示態様を制御する処理を行うことで、携帯端末機器１０における処理負担を小さくすることができ、携帯端末機器１０の限られた処理能力を有効に利用することができる。また、サーバ８側で処理を行う場合には、予め携帯端末機器１０からサーバ８に表示態様の制御条件を送信して記憶部１６に記憶させておくことができる。表示態様の制御条件をサーバ８に記憶させておくことで、使用者の所望の条件で特定情報の表示態様が加工されたウェブページのデータを取得し、表示させることができる。

　なお、上記実施形態では、閲覧回数に基づいて特定情報の表示態様をＣＰＵ２２により制御したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ウェブページの内容の概略、分野を示すキーワードをタグとして用い、特定情報とキーワードとを対応付けた情報を対応関係作成部６２によって作成してもよい。この場合は、使用者が興味のあるキーワードをメモリ２４に記憶させておき、ウェブページの送信要求とともにキーワードをサーバ８に送信することで、ウェブページに含まれる特定情報のうち、興味のあるキーワードを有する特定情報を強調して表示させることができる。

　また、上述した特定情報の表示態様の制御は、ウェブページが表示部よりも大きい場合、つまり、ウェブページ全体を閲覧するためには、画面をスクロールする必要がある場合のみ行ってもよい。すなわち、ウェブページ全体を表示部に表示させることが出来る場合は、表示態様の制御を行わないようにしてもよい。これにより、画面をスクロールさせる場合は、そのスクロール量を少なくすることができ、かつ、特定情報を必要以上に小さくしてしまうことを抑制することができる。

　また、上記実施形態では、いずれもウェブページに含まれる特定情報の表示部への表示態様を閲覧回数に基づいてＣＰＵ２２により制御したが、本発明はこれに限定されず、ブックマーク等の携帯端末機器に記憶されている特定情報についても閲覧回数等に応じて表示態様を制御してもよい。

　また、上記実施形態では、他のウェブページに対するアクセス数を他のウェブページに対する通信状態を示す情報として説明を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、他のウェブページの情報が記憶されているサーバ６またはサーバ８が一時的にダウンしており、サーバ６またはサーバ８に対する通信が不可能である場合がある。このとき、特定情報検出部６４は他のウェブページの正確な閲覧回数を検出できない。よって、対応関係作成部６２は、他のウェブページの正確な閲覧回数を検出できない旨の情報を他のウェブページのリンク情報と対応づける。すなわち、他のウェブページに対する接続可否状況を他のウェブページに対する通信状態と扱う。これらの情報は、通信制御部１６により、ウェブページの情報とともに通信部１２を介して携帯端末機器１０に送信される。

　携帯端末機器１０は、他のウェブページのリンク情報および他のウェブページの正確な閲覧回数を検出できない旨の情報を受信すると、ＣＰＵ２２により、例えば、ウェブページにおいて他のウェブページへのリンク情報が表示されている部分の背景を灰色にする制御を行う。これにより、携帯端末機器１０の使用者は、他のウェブページが保存されているサーバがダウンしていることを知ることができる。また、他のウェブページに対する接続可否状況として、サーバに対するアクセスの集中の度合いを用いることもできる。

　また、上記実施形態では、他のウェブページに対するアクセス数を他のウェブページに対するアクセス状況として説明を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、携帯端末機器１０によりウェブページの情報の送信要求がなされた時間、すなわちアクセス時間を他のウェブページに対するアクセス状況としてもよい。

　また、上記実施形態では、通信端末装置として、携帯端末機器を用いた場合として説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、携帯しない、据え置き型のパーソナルコンピュータや、通信機能と、画像の表示機能を有する各種通信機器にも用いることができる。

　以上のように、本発明にかかる通信端末装置、ウェブサーバ装置、及び、通信システムは、表示部にウェブページを表示させる通信端末装置やそのような通信端末装置にウェブページを送信するウェブサーバ装置等に利用でき、特に、他のウェブページを特定する特定情報が複数含まれているウェブページを表示部に表示させることがある携帯電話機及び、そのような携帯電話機にウェブページを送信するサーバ等に用いることに適している。

　　２　ネットワークシステム
　　４　ＰＣ
　　６、８　サーバ
　　７　ネットワーク回線
　１０　携帯端末機器
　１２　通信部
　１４　制御部
　１６　記憶部
　２２　ＣＰＵ
　２４　メモリ
　２６　通信部
　２８　操作部
　３０　音声処理部
　３２　表示部
　４６　表示制御タスク
　５０　マイク
　５２　スピーカ
　６０　通信制御部
　６２　対応関係作成部
　６４　特定情報検出部

Claims

　所定のウェブページへの接続要求に基づき、該所定のウェブページの情報を受信する受信部と、
　前記受信部にて受信された前記所定のウェブページの情報に基づき前記所定のウェブページが表示される表示部と、
　前記表示部への前記所定のウェブページの表示を制御する制御部と、を備え、
　前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、
　前記受信部は、前記所定のウェブページの情報と前記他のウェブページに対する通信状態を示す情報とを受信し、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報に基づき前記特定情報の表示態様を制御する通信端末装置。
　前記受信部は、前記通信状態を示す情報として、前記他のウェブページの閲覧状況に係る情報を受信し、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページの閲覧状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御する請求項１に記載の通信端末装置。
　前記受信部は、前記閲覧状況に係る情報として、前記他のウェブページに対するアクセス状況に係る情報を受信し、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対するアクセス状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御する請求項２に記載の通信端末装置。
　前記他のウェブページに対するアクセス状況は、設定された期間における前記他のウェブページに対するアクセス状況である請求項３に記載の通信端末装置。
　前記設定された期間は、前記所定のウェブページへの接続要求が行われた時点よりも前の所定期間である請求項４に記載の通信端末装置。
　前記受信部は、前記通信状態を示す情報として、前記他のウェブページへの接続可否状況に係る情報を受信し、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページへの接続可否状況に基づき前記特定情報の表示態様を制御する請求項１に記載の通信端末装置。
　前記制御部は、前記特定情報の表示態様として、前記特定情報の表示サイズと表示色との少なくとも一方を制御する請求項１に記載の通信端末装置。
　所定のウェブページへの接続要求に基づき、該所定のウェブページの情報を受信する受信部、前記受信部にて受信された前記所定のウェブページの情報に基づき前記所定のウェブページが表示される表示部、及び、前記表示部への前記所定のウェブページの表示を制御する制御部、を備えた通信端末装置と、
　前記所定のウェブページの情報を記憶する記憶部、及び、前記通信端末装置と通信可能であり、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記記憶部に記憶されている前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置へ送信する送信部を備えたウェブサーバ装置と、を備え、
　前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記他のウェブページに対する通信状態に基づく表示態様にて前記特定情報を表示する通信システム。
　前記送信部は、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記所定のウェブページの情報と、前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報とを送信し、
　前記制御部は、前記所定のウェブページを前記表示部に表示する場合、前記受信部にて受信される前記他のウェブページに対する前記通信状態を示す情報に基づき前記特定情報の表示態様を制御する請求項８に記載の通信システム。
　前記送信部は、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報を送信し、
　前記制御部は、前記受信部により受信され、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報に応じて前記所定のウェブページを前記表示部に表示する請求項８に記載の通信システム。
　所定のウェブページの情報を記憶する記憶部と、
　前記通信端末装置と通信可能であり、前記通信端末装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記記憶部に記憶されている前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置へ送信する送信部と、を備え、
　前記所定のウェブページは、他のウェブページへの接続を指示するための特定情報を含み、
　前記送信部は、前記通信装置からの前記所定のウェブページへの接続要求に基づき、前記他のウェブページに対する通信状態を示す情報を含めて、前記所定のウェブページの情報を前記通信端末装置に送信するウェブサーバ装置。
　前記送信部は、前記他のウェブページに対する前記通信状態に基づき、前記所定のウェブページにおける前記特定情報の表示態様が変更された前記所定のウェブページの情報を送信する請求項１１に記載のウェブサーバ装置。