の製 術分野
本 、 塩化 の製 法に関する。 また 、 得られた カルボ を用いた リカ ボネ ト の 法に関する。
リカ ボネート 光学的特性、 機械的特性、 電気 特性など各種 性に 優れて るため、 従来から、 食品分野、 ルチメディア 体などの 野 ンリコンウ および ルチメディア 体などの 納容器分野、 電気およ び自動車 野などに 広く使用されている。
ポリカ ボネート 一般的に を原料として製造されるが、 この 中に含まれる 、 不純 リカ ボネ ト の 質に影響することはよく知られて る。
えば、 特許 には、 黄化合物を低減した一酸化炭素を用 て
を製造し・ この を用いて 相の リカ ボネ ト 脂 を製造する方法が開示されている。
また、 塩化 を製造する際に発生する として、 四塩化炭素が ある。 塩化炭素は通常の 製 には 0~300 度 発生し、 生成 に混入することが知られて る。 塩化炭素は リ カ ボネ ト の 相の 化や、 金型 食性が低下することが知られており、 ポリカ ボネ ト 脂 の なくする必要がある。
これらの 題点を解決する方法につ ていくつか 案されて る。 えば、 特 許 2には、 塩化 を 留することにより四塩化炭素 有量を少なく した を用いて金型 食の ない リカ ボネ ト の 法 が開示されている。
3には、 塩化カルボ 反応を多段の に分けて、 極力、 反応 を除去し、 さらに得られた液化 を 留する方法により、 黄化 合物と四塩化炭素の 方を低減した を用 、 品質の 上した リ カ ボネ ト 脂を得る方法が開示されて る。
4では、 塩化 反応を多段の に分けて、 極力、 反応 を除去し、 さらに得られた液化 を 留する方法により、 四塩化 炭素 有量および 塩素 有量の な を用い、 品質の 上 した リカ ボネ ト 脂を得る方法が開示されて る。
ただし、 これらの 法を実施するには工程が大規模となり 雑で、 ガスの 大き なることなどの 題もあり、 コスト面にお ても好ましくない。
5では、 カルボ を活性炭 、 塩化 中 の塩素を活性炭に吸着させて、 塩素濃度が 000 b 下の
を製造し、 その を用 て、 の 品から常温におい て 発してくる 塩素) が少な リカーボネ ト 脂を得る方法が 示されている。
方、 四塩化炭素 有量などの を低減した の製 法に つ て、 くつか 案されて る。 えば、 特許 6には、 面積 20 0~ 30 の 性炭を使用した四塩化炭素 有量および塩素 有量の ない の製 法が記載されて る。 しかしこの
6の 案では四塩化炭素量の 減が十分でなく、 さらに特許 7 お て、 特 許 6 載された方法で得られた を 留処理し 塩化炭素量 の 減を図っている。
また 特許 8には、 活性 有量の ない 性炭を使用した、 四塩化炭 素 有量の された カルボ の製 法が開示されて る。 性炭の 面 につ ては 0 2 より大き ものを使用することが示され、 具体的 には3 50~50 2 の 性炭が使用されている。
g は、 少なくとも の 面積を有する活性炭を使用した 四塩化炭素 有量の された の製 法が開示されている。
的には 600~ 70 の 性炭が使用されている。
0には、 塩化 応において 接触反応させ た後に、 つ で よりも相対 性の 第2 接触することで C C 量を低減しつつ を製造する方法が示されて る。
献の れの 案においても の 質の 上につ て 期的 点で記載されて るものの、 高品質の を長期間連続で 的に生産する方法を開示するには至っていない。 を 的に生産 する場合には、 得られる の 質や生産コストも重要であるが、 同 時に が非常に有毒な 質であるとい 特性により、 安全面にも 注意する必要がある。 特に、 の 命による 新入れ替え時には、 塩化 の による被災リスタも大きくなるため、 命をできるだけ長 くして、 入れ替え 度をできるだけ なくすることが強く望まれていた。
( ) 0 275630
2) 06 076482
3) 2000 248059
4) 2000 54244
( 5) 0 226724
6) 2000 2646 7
7) 200 26 32
8) 2000 505035
( 9) 2002 5 045
( 0) 2002 0 8 6 細書 明の
明の 、 不純 が少なく色相が良好な の製 法を提 供することにある。 また 明の 、 の 化が抑制され長期 転が 可能な の製 法を提供することにある。
また 明の 、 金属 物質が少なく、 色相に優れ、 成形 定性に
れた リカ ボネ ト 脂を提供することにある。
、 上記 的を達成するために 討した結果、 塩化カルボ 中 に含有する四塩化炭素 子だけでなく、 子が カルボ の 相 や から られる リカ ボネ ト の 相や金属 食性に悪影 響を与えていることを見出した。
さらに 討した結果、 として 面積の なる二種類の 用 る ことにより、 四塩化炭素、 塩素 および臭素 子の 有量が少な
を製造できることを見出した。
そしてさらなる 討の 果、 上記 種類の につ て、 その
分布を最適化することにより、 長期 能な の製 法を見出し、 明を完成するに至った。
すなわち、 明によれば、 以下の 明が提供される。 ・ ) 素と一酸化炭素とを、 200~80 の 面積を有す る 接触させ、
) られた生成 、 800~ 50 の 面積を有する 2 接触させる、
程を含む の製 。
2・ 2 との 4 6~9 の 囲である前項 載の 。
3・ および 2 活性炭である前項 載の 。
4・ および 2 の 径がそれぞれ0・ 5~5・ 0 の 囲 である前項 載の製 。
5・ および 2 の 径がそれぞれ ・ 0~4・ 0 の 囲 である前項 載の 。
6・ 触を0・ 05~0・ 5 MPa ゲ ジ ) の 力で行な 前項 載の 。
7・ する 産量が2・ 0X 0
3および ・ 6X 0 3のいずれの 点でも、 得られる
中の四塩化炭素 有量が20 下、 塩素 有量が20 下、 有量が 0 下である前項 載の 。
8 3
・ に対する 産量が2・ X 0
3および ・ 6 X 0 3のいずれの 点でも、 得られる
中の四塩化炭素 有量が 0 下、 塩素 有量が 0 下、 有量が5 下である前項 載の 。
9・ 塩化炭素 有量が20 下、 塩素 有量が20 下、 有量が 0 下である 。
0・ フ ノ ル 前項9 載の とを反応させる リカ ネ ト の 。
1 ・ 塩化炭素 有量が2 下、 塩素原子 有量が 下、 素原子 有量が0・ 5 下である リカ ボネ ト 。
1 2・ に記載の リカ ボネ ト 脂を してなる成形 。 なお、 本明細書にお て、 塩素 子とは二つの 素原子が結合した分子であり 中では、 通常、 気体で存在する。
ポリカ ボネ ト の 素原子 有量とは 子、 子、 塩化 子などの 素原子を含む 子につ て、 これら成分の ち 素原子 に相当する成分の 量を示す。
また、 本明細書において、 子とは二つの 素原子が結合した分子であり 中では、 通常、 気体で存在する。
ポリカ ボネ ト の 素原子 有量とは 子、 子、 子などの 素原子を含む 子について、 これら成分の ち臭素原子 に相当する成分の 量を示す。
面の 単な説明
は、 実施 にお て成形した自動車の 通し ヘッドランプレンズの を示す。 されるとおり レンズはド ム状の形状である。 は正 面図 ( プラテン面に投影した 。 したがってかかる面積が最大
となる) を示し、 B はA A 面図を示す。
号の
ヘッドランプレンズ
2 レンズのド ム が可動 型に対応する
3 レンズの
4 ゲ ト 30 、 ゲート部の厚 4 )
5 スプル ゲ ト部の直 7 )
6 レンズの 分の ( )
7 レンズのド ム 分の )
8 レンズのド ム 分の 0 )
9 レンズ の (4 ) 明を実施するための 良の
下、 本 明についてさらに詳細に説明する。
カルボ の製
明の の製 、 塩素 下、 C 称することが ある) 一酸化炭素 下、 称することがある) とを、
、 2 2 接触させ、 反応させる 程を含む。
)
応に用 る 素の 素原子 有量は、 好ましくは 50 下、 より好 ましくは 25 下 さらに好ましくは 00 下である。
素原子 有量とは、 子、 素などの中の臭素原子を含有する化合 物 の 素原子 のことである。 素原子 有量が 50 を超えると 中の臭 有量が 0 より多くなりやすく、 この を用 て得られた リカ ボネ ト 素原子 有量が0・ 5 P を超えやすくなり、 ポリカ ボネ ト の 質に問題が生じやすくなる。 素 原子 有量の ない 、 電解ソ ダ 、 タウンズ法など各種の 法で 造す ることができる。 なかでも電解ソ ダ法を用いて製造する方法が最も経済的
般的である。
化炭素)
また、 反応に用 る一酸化炭素中の 有量は、 好ましくは 0 下、 より好ましくは5 下、 さらに好ましくは0・ 5 下である 5 酸化炭素中の 有量が 0 を超えると 中の硫 有量が5 を超え、 この を用いて得られた リカ ボ ネ ト 有量が 00 bを超えやすくなり、 ポリカ ボネ ト の 質に問題が生じやすくなる。
有量が 0 下の 酸化炭素は、 コ タス 酸素と反応させ 0 得られた 酸化炭素を金属 、 例えば C )、 クロム (C )、 バ ナジ ウム V)、 モリブデン ) などの 化物および または金属 した活性炭または活性アルミナなどに接触せしめ、 次 で、 ソ ダ 溶液に接触せしめる方法や ソ ダ 溶液に接触せしめた後に、 活性アルミナ に接触せしめる方法などによって得られる。
5 の 面積)
使用される の 面積は、 200~80 、 好 ましくは250~75 、 より好ましくは300~70 の 囲である。
方、 第2 使用される 2 の 面積は、 800~ 500 20 、 好ましくは850~ 40 、 より好ましくは900~
30 の 囲である。
また、 の 面積をX 、 2 の 面積をY と したときに、 その Y X) は、 好ましくは 00~ 30 2 、 より好ましくは200~ 00 、 さらに好ましくは300~ 25 80 の 囲である。
明では、 に用 る の 面積を制限することで、 での の 度を低減でき、 その 果、 より四塩化炭素の を少な することが可能となる。
ただし、 における反応 の 度が低くなると、 の 応性が小さ くなり、 応の 子や 子が残留し易くなる。 このよ に、 塩化 中に 子、 子が多量に残留すると、 これらは最終的に リカ ボネ ト に取り込まれ、 ポリカ ボネ ト 品の 質悪化の 因にな るため、 明においては、 の 段に、 面積800~ 500 2 の 2 充填した 2 設けることで、 残留した 子、 子を低減する。
の )
なお、 および 2 の 類には特に制限は無く、 上記 面積を であれば 応の として使用できる。 および 2 としては 工業的には活性炭 多く られて るが、 オライトなど の 用 ることもできる。
性炭 はその 類の 、 価格や コストが比較的安価であること、 さ らに取り扱いや 法も であるなどのメリットから広く られているが 性炭 素と 子の 応により四塩化炭素を生じやすいという大きな問題 がある。 方、 オライトなどの 用 た場合には、 反応系 に炭素が 無いため 塩化炭素の 抑制できるものの、 活性炭に比 て反応 性に劣る ため 独で使用しても 度の を得ることは困難であり、 活性 炭 組み合わせての 用が望まし 。
、 四塩化炭素の をなる く抑制し、 度の
を得るための 件として、 上記のよ な および 2 の 面積の み合わせを見出したことを特徴とする。 さらに、 および 2 の 触媒 規定することにより 業的に長期 続して 度の を得ることが可能となったため、 その 法につ ても合わせて述 る。
2 との )
の 討によれば、 塩化 応を長期間連続で実施すると ガス の 側から に劣化し、 反応ゾ ンはその に下流 [ 動することが分かった。 また、 このために反応 四塩化炭素
なくても、 2 での 合が増えるにつれて四塩化炭素の も増 えることが判明し、 化には大きな問題となることが予想された。 そこで、 こ の 2 の 変更して検討してみたところ、 適正な 率 にすることで、 より長期間に渡って品質の を得られることが 5 かった。
すなわち、 度の を長期間連続で生成可能な条件としては、
2 との 、 4 6~9 の 囲にすることが好ま しい。 、 5 5~8 2の 囲がより好ましく、 6 4~7 3の 囲が特に好まし 。
の )
および 2 の はそれぞれ、 好ましくは0・ 5~5・ 0 、 より好ましくは ・ 0~4・ 0 、 さらに好ましくは ・ 5~3・ 0 の 囲である。 径が0・ よりも小さ と ンドリング性の悪化や圧 失の 大などの 理的 影響だけでなく、 反応性が良すぎて四塩化炭素5 量が増えたり、 命が短くなったりと 学的な悪影響が考えられる。
方、 平均 径が5 よりも大きくなると、 反応性が不十分となり得られる 中の塩 子や 子が残留しやすくなるため ましくな 。 )
における反応 、 好ましくは300~650 、 より好ましく 0 は350~600 、 さらに好ましくは400~550 の 囲である。 また、 2 における反応 、 好ましくは35~ 0 、 より好ましくは40 ~ 0 、 さらに好ましくは45~70 の 囲である。
2 、 直列に接続した構成が好ましく、 場合によっては 一つの の 側から下流 にかけて触媒を積層 して 25 としても良 。 また、 には反応 を除去するための 能を有する ものが好まし 。
の 、 第 2 との 、 第2 の 段に、 さ らに反応 設けても わな 。 としては全体として ~5個の反
ましく、 2~4個の反 がより好ましく、 2~3個の反 がさらに好まし く、 2個の反 特に好ましい。
に導入する OとC 比は、 O C 2で表して ・ 0 ~ ・ 070の 囲が好ましく、 ・ 020~ ・ 050の 囲がより ましい。 モル比が ぎると収率が低下することがある。
塩化炭素を低減する方法として、 OとC 2 の 気量を少なくし、 反 応 での 熱量を少なくする方法が考えられるが、 この 法では生産性に劣り 分な を確保することが困難となる。 さらに他の方法として、 塩 化 を 離する方法がある。 しかし、 離する方法では および臭素 子を低減する効果は どなく、 これだけでは高品質の
を得る事はできな 。 また、 により回収した四塩化炭素の 理にも 用 の 備が必要となるため 的には好ましい方法とは えない。
)
明において、 および 2 における反応 の 、 好ま しくは0 05~0・ 5 MPa ゲ ジ圧を示す。 )、 より好ましく は0・ 06~0・ 40MPa、 さらに好ましくは0・ 07~0・ 3 MPaの 囲である。 力が0・ 5 MPaより大きくなると、 反応 度が大きくなる ため反応 度も高くなり、 その 果、 塩化 中の四塩化炭素 有量が多 くなる場合がある。 方、 反応 力が0・ 05MPa 満になると、 反応 度が さくなりすぎるため、 その 果、 塩化 中に および臭素 子 が非常に多量に残留し、 2 でも充分に反応できなくなり、 塩化カルボ 中に多量に残存する場合がある。
述した反応方法により得られた は、 ブラインを したコン デンサ により冷却し 設けて することができる。
の )
カルボ の 、 充分 期間にわたって 持されなければ 業的に使 用するに しない。 すなわち、 工業的に使用する為には、 使用開始してか ら 較的 しい時期 えば 3
、 に対して 産量が2
X 0 3 Zおいても、 長期間使用した ( えば、 [ して 産量が ・ 0 3) Zお ても、 どちら の 期でも安定して良好な品質の を得る必要がある。
明の の製 法によれば、 3に対する
産量が2・ X 0 3および ・ 6 X 3の ずれの 点でも・ られる 中の四塩化炭素 有量を20 下、 塩素 有量を20 下、 有量を 0 下 にすることができる。
さらに、 3に対する 産量が2・ X 0 3および 0 3の ずれの 点でも、 得られる 中の四塩化炭素 有量を 0 下、 塩素 有量を 0 下、 有量を5 下にすることができる。
カルボ ルノ
明の の製 法で得られる は、 その 塩化 有量が20 下、 塩素 有量が20 および臭素 有量が 0 下である。
塩化炭素 有量は 5 下が好ましく、 0 下がより好まし く、 5 下が特に好ましい。 有量は 5 下が好ましく 0 下がより好ましく、 5 下が特に好ましい。 有量 は8 下が好ましく、 5 下がより好ましく、 3 下が特に 好ましい。
中の四塩化炭素 有量が20 、 塩素 有量が2 または 有量が 0 を超えた場合は、 塩化 の 相 が悪化し、 また、 四塩化炭素 有量2 下、 塩素 有量 およ 臭素 有量0・ 5 下である リカ ボネ ト 得られず、 かかる リカ ボネ ト および金属 食性に劣り広範囲の 途に適用できな い。
リカ ボネ ト
明の リカ ボネ ト 、 2 フ ノ ル 、 四塩化炭素 有量が2 0 下、 塩素 有量が20 および臭素 有量が 0 下の とを反応させることにより製造することができる。 2 フ ノ ルの として、 イド キノン、 ノ ル、 4 4 5 ノ ル、 ビス 4 ) タン、 2 2 ビス (4 ) プロパン スフ ノ ル )、 2 2 ビ ス 4 キシ 3 メチル ) プロパン、 2 2 ビス 4
) ブタン、 ビス 4 ) フ ニ エタン、 ビス 4 ) シクロヘキサン、 ビス 4 ) 3 3 メチルシクロヘキサン、 2 2 ビス (4 ) ペンタン、 4 4 P レ ンジ ソプロピリデン) ジフ ノ ル、 4 4 レンジ ソプロ ピリデン) ジフ ノ ル、 ビス 4 ) 4 ソ プロピ シクロヘキサン、 ビス (4 ) オキシ 、 ビス 45 ) ルフィ ビス 4 )
ンド、 ビス 4 ) ホン、 ビス (4
) トン、 ビス 4 ) ステル、 2 2 ビス (3 5 ジブロモー4 ) プロパン、 ビス 3 5 ロモー4
) ホン、 ビス 4 キシー3 メチル 0 ) ルフィ 、 9 9 ビス (4 ) フルオレン、 9 9 ビス 4 キシー3 メチルフ ) フルオレンなどが挙げられる。 これらは単独あるいは2 以上 用することができる。 これらの中でも、 ビス (4 ) アルカン、 特に スフ ノ ル
称することがある) が 用されて る。
5 このような2 フ ノ ル とから 合法によって リカ ボネ トを製造するに っては、 必要に応じて触媒、 末端 、 2 フ ノ ルが 化するのを防止するための 剤などを使用してもよ 。
また、 ポリカ ボネ トは3 能以上の多 能性 化合物を共重合した
ポリカ ボネ トであってもよい。 ここで使用される3 能以上の多 能性 化合物としては、 1 トリス 4 ) タン、 トリス 3 5 メチルー4 など が挙げられる。 ポリカ ボネ トを生ずる 能性化合物を含 合、 その 量は、 ポリカ ボネ ト 量中、 0・ 00 ~ 、 好ましくは0・ 005 ~0・ 9 、 特に好ましくは0・ 0 ~0 8 である。
ポリカ ボネ トの 応において、 合法による反応は、 通常、 2 フ ノ ル との 応であり、 合剤および の に反応させる。
合剤としては、 例えば、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムなどのアルカ リ 酸化物または などの ミン 合物が用いられる。
としては、 例えば、 塩化メチレン、 ンゼンなどのハロゲン 炭化水素が用いられる。 また、 反応 進のために、 例えば、 トリエチルアミン、 テトラ チルアンモニウム イド、 テトラ ニウム ブロマイドなどの3 アミン、 4 アンモニウム 合物、 4 ホス ニウム 合 物などの 用 ることもできる。 その 、 反応 通常0~40で、 反応 0 ~5 間程度、 反応 はg 上に保つのが好まし 。 また、 かかる重合 応においては、 通常、 末端 が使用される。 かかる として フ ノ ル類を使用することができる。 フ ノ ル としては、 例えば、 フ ノ ル、 e ルフ ノ ル、 ルフェノ ルなどの フ ノ ル類を用 るのが好まし 。 さらに、 フ ノ ル類としては、 ルフ ノ ル、 ルフ ノ ル、 テトラデシル フ ノ ル、 ヘキサ ルフ ノ ル、 オタ ルフ ノ ル エイコシルフ ェノ ル、 ドコシルフ ノ ルおよびトリアコンチルフ ノ ルなどの 素数 0 上の長 アルキル基で核 換された フ ノ ルを挙げることができ、 フ ノ ルは流動性の 上および 水分解性の 上に効果がある。 かかる 単独で使用しても2 以上 用してもよい。
ポリカ ボネ ト の 均分子 限定されない。 しかしながら、 粘度
均分子 、 ・ X 04 であると衝撃 度などの 性が低下し、 5・ X 04を超えると成形 性が低下するよ になるので、 ・ 04~5 X 04の 囲が好ましく、 ・ 2 X 04~3・ X 04の 囲 がより好ましく、 5 X 04~2 8 X 04の 囲がさらに好ましい。 の 合、 成形性などが維持される範囲内で、 粘度 均分子 が上記 である リカ ボネ トを混合することも可能である。 えば、 粘度 均分子 5・ X 04を超える高分子 リカ ボネ ト 分を配合することも可能であ る。
明でい 均分子 、 まず、 にて 出される n を20 で メチレン 00 リカ ボネ ト 0・ 7 を 解した 液からオストワルド 度計を用いて 、
) )
は メチレンの 、 は試料 の
められた nS から次の数式により 均分子 Mを算出する。
C 0 45X 2
C は極限 ) 23 0 M 83 C 0 7
なお、 ポリカ ボネ ト の 均分子 を測定する場合は 次の要領で 行 。 すなわち、 脂をその20~30 量の メチレンに溶解し、 可溶 分を ライト により 取した後、 液を除去して十分に 、 塩化メチレ ン の 体を得る。 かかる 0・ 7 を メチレン 0 に溶解し た 液から20 における S ) を、 オストワルド 度計を用いて 、 によりその 均分子 M) を算出する。
明によれば、 上述した不純 の された を用 ることに より、 四塩化炭素 有量が2 下、 塩素原子 有量が 下、 素原子 有量が0・ 下の リカ ボネ ト 得られる。 ポリ カ ボネ ト および金属 食性に優れる。 塩化炭素 有量、 塩素原 子 有量および臭素原子 有量のいずれかが上記 囲を外れると色相または金属
食性に劣 リカ ボネ ト となる。
塩化炭素 有量は ・ 下が好ましく、 ・ 0 m 下がより好 ましい。 素原子 有量は0・ 8 下が好ましく、 0 6 下がよ り好まし 。 素原子 有量は0・ 4 下が好ましく、 0・ 3
がより好まし 。
明の リカ ボネ ト には、 通常、 ポリカ ボネ ト 配合され る各種の 、 例えばリン系 、 ヒンダ ドフ ノ ル系 、 紫外線 、 難 、 ブル イング 、 光 散剤、 帯電 、 熱線 を有する 化合物 無機 、 流動改 、 抗菌 、 光触媒 、 赤外線 、 トクロミッタ 、 または 料などを含むことができる。 また 他の樹 ラストマ を本 明の 的が損なわれない範囲で少 用することもできる 成形
明の リカ ボネ ト 出法により製造された レットを成 形して各種 を製造することができる。 かかる成形にお ては、 通常は 形により 率的に成形 を得ることができる。 形には、 目的に応じて、 射出 縮成形、 射出プレス 形、 ガスアシスト 形、 発泡 体 の 入によるものを含む)、 インサ ト 形、 インモ ルドコ ティング 形、 断熱 型成形、 急速 熱冷却 型成形、 二色 形、 サンドイッチ 形、 および 高速射出 形などが含まれる。 これら各種 の 点は既に広く知られるとこ ろである。 また成形はコ ルドランナ およびホットランナ 式のいずれ も選択することができる。
また、 明の リカ ボネ ト 、 押出 形により各種 ・ 、 フィル などの形で使用することもできる。 またシ ト、 フィル の 形にはインフレ ション 、 カレンダ 、 キヤスティング法なども使用 である。
明の リカ ボネ ト 、 色相、 成形 の 定性、 金属 食性など に優れ、 光学用途、 自動車用途、 シリコンウ 、 電気・ 子機器収納容器お よび レンズなどに適用できる。 また、 かかる用途 外にも 建設 、 ビル・
屋、 温室などの ガラスなどに用いることができる。 また、 ガレ ジ、 ア ケ ドなどの 根などに用いることができる。 また、 照灯用レンズ、 信号機レンズ 光学 器のレンズ、 ミラ 、 レンズ、 ゴ グル、 消音 、 バイタの 防、 、 太陽電池カバ 、 太陽電池 、 ディスプレ カバ 、 タッチパネル などに用いることができる。 また、 パチンコ機などの 、 その カバ 、 、 パチンコ ガイドなどの 品に用 ることができる。 さらに、 明の リカ ボネ ト 脂からなる成形 には、 各種の 理 を行うことが可能である。 ここでい 表面 理とは、 着、 化学 着 など)、 メッキ ( メッキ、 無電解メッキ、 メッキなど)、 、 コ ティ ング、 刷などの の 上に新たな層を形成させるものであり、 通常 の リカ ボネ ト 用 られる方法が適用できる。 理としては、 具 体的には、 ハ ドコ ト、 ・ コ ト、 紫外線 コ ト、 赤外線 コ ト、 並びに ライジング ( 着など などの 種の 理が例示される。
以下、 実施 に従って、 明を具体的に説明するが 要旨を越えな 限り、 これらの によって限定されるものではない。 、 実施 と あるのは を示し、 また各種の および 形は次の方法で行っ た。
) 素中の 素原子 有量
ガス を 度の20 a 溶液4 で分解し、 分解
、 イオン フィルタ 理したサンプル液を陰イオンクロ トグ ラフ ( ダイオ タス製 X 300) 入し、 イオン 量分析を行っ た。
2 ) 中の四塩化炭素量
電子 ガスタ トグラフ 株) 立製作所 2 6 3 ) に注入し 定した。
3 ) カルボ 中の塩 有量および臭素 有量
ルガスを ルチウ ブ プロセス トメ タ 気 化学 株) 340 注入し、 塩素 子、 子の 量分析を行 った。
(4)
成した の タン の より、 塩化
相を目 価した。 以下の ~5のS 階で表し、 数字が大きい が強いものとする。
ランタ ほとんど無色
色相ランク2 かに黄着色
ランク3 より 着色度合いが強い
色相ランク4 さらに黄着色度合 が
色相ランク5 しく着色
このランク けの ち ランタ および2は の 質が正常 で 判断した。 ランク3は 態である。 ランタ4および5 は品質 常と判断した。 ランタ4および5の を用いて重合さ れた リカーボネ ト 金型 食性が顕著に悪化する。
(5) リカ ボネ ト の 塩化炭素量
20 のステンレス製 器に レット5 を入れて密栓 250 で2 間加熱した後、 ヘッドスペ ス を電子 ガスタ トグラフ 株) 立製作所 263 ) に注入し 定した。
(6) リカ ボネ ト の 素原子 有量および臭素原子 有量 ポリ パウダ を 90 にて 縮成形したプレ トについて、 蛍光X ( 株) R X2000 にて 素原子 および臭素原子 度を測定した。
7) リカ ボネ ト の
シリンダ 3 0 にて ( 機械 株) SG260 P) した 2・ 0 の を日本電 株) Z 00 P 型を用 て を測定したX YおよびZ値からAS M 25に基づ
、 下記 を用 て 出した。 Y 値が大きいほど成形 の が強 ことを 示す。
Y 00 28X 06Z) Y
8) リカ ボネ ト の 定性
7) 同様の 状であって、 0 シリンダー内に滞留さ せた樹脂より成形された成形 Y 値を、 上記 7) 同様に 定した。
の Y 値から滞留前の試 Y 値を差し引き、 かかる差をA Y として した。
9) リカ ボネ ト の 食性の
に示す素通し型のへ ドランプレンズを射出 ( 機械 株 SG260M P) を用いてシリンダ 3 、 金型 80 にて 連続で200 、 その ・ 面部を相対 0 、 温度 2 に 24 処理した後、 表面の 況を観察した。 以下 の ~ までの5 階とし、 数字の きいほうが 合いがより大き ものと する。
ランク ほとんど 食が発生せず
ランク2 かに 食が発生
ランク3 より 食が進行
ランク4 さらに 合 が悪化
ランク5 しく
このランク けの ち、 ランク および2は の 質が良好 で 合いも良好 判断した。 ランタ3は若干 食が進行した状態である ランク4および5は激しく 食が進行する異常 態と判断した。 ランタ 4および5の リカ ボネ ト 脂を用いて成形 した場合には、 成形 スク リ 金型 面に 食が発生し易 、 品質 良を生じ易 。
の製 )
を除去する機能を有した ル側に40 の を通 水し、 チ ブ側に比 面積40 、 平均 2・ 5 の 性 炭 ) を充填した 設けた。
の 、 反応 を除去する機能を有した ル 側に40 の を通水し、 チ ブ側に比 面積90 、 平均 3・ 5 の 性炭 ( 2 ) を充填した 2 設けた。
2 の 、 次 で 25 のブラインを したコンデンサ
設けた。
これらの 置を直 に接続し、 槽から、 C の ・ 030になるように 30 とC 2 00 3 を圧力0・ MPa ゲ ジ ) で通気して を得た。
2 の 6・ 7 3・ 3とし、 の 520で、 2 の 45 であった。
)
さらに、 の 命を確認するため、 通気 始間もな
産量 ( する) が2・ X 0 3 点の ) と ともに 長期運転後の 産量 ( 3に対する) が 6X 0 3 点の 確認し、 2 した。
ポリカ ボネ ト の )
次に、 得られた を用いて リカ ボネ ト 脂を製造した。 度計、 および イオン 2 ・ 4部、 48 酸化ナトリウム 溶液40・ 2部を仕込み、 これに2 2 ビス 4
) プロパン57・ 5部 (0 252 ) および イドロサルファ イ 0・ 2部を溶解した後、 塩化メチレン 部を加え、 5~25Cで上記 28・ 3部を40 して んだ。
き込み終了後、 48 酸化ナトリウム 溶液7・ 2部および e
ノ ル2・ 42部を加え、 始め、 乳化後トリエチルアミン0 06部を加え、 さらに28~33Xで して反応を終了した。
了後、 生成 メチレンで希釈して した後、 塩酸 性にして 、 の イオン ど同じになったところで、 この メチ レン 液を軸受け部に異物取出口を有する を設けた二 ダ の 中に して メチレンを 発して、 粘度 均分子 5 00の リカ ボ パウダ を得た。
このパウダ を 5 、 6 、 トリス (2 4 e
) スファイ を0・ 004 、 ステアリン モノグリセリ を0・ 06 えた。 次に、 かかるパウダ を ント式 戸製 鋼 (株) X 46 によりシリンダ 240でで しながら
、 ポリカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および リカ ボネ ト の 果を表 した。 2
2 の 率を9・ 0・ 9に変更した以外は、 実施 同様の 法で および リカ ボネ ト ペレットを得た られた および リカ ボネ ト の 果を表 示した 様に長期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表 2 した。 3
2 の 率を3・ 3 6・ 7に変更した以外は 実施 同様の 法で および リカ ボネ ト ペレットを得た られた および リカ ボネ ト の 果を表 示した 様に長期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表2に示した。 4
の 5 5 に変更した以外は、 実施 同様の 法で
および リカーボネ ト ペレットを得た。 られた カル ボ および リカ ボネ ト の 果を表 に示した。 様に長期運転 後の および リカ ボネ ト の 果を表2に示した。 5
に比 面積60 の 性炭を用い、 2 に比 面積 20 の 性炭を用いた以外は、 実施 全く同条件にて
反応を行 、 を得た。 また、 実施 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および カ ボネ ト の 果を表 示した。 さらに、 同様に長期運転後の カルボ および リカ ボネ ト の 果を表2に示した。 6
2 に比 面積 00 の 性炭を用 、 さらに反応 力を 0 40MPa ゲ ジ ) tZ した以外は、 実施 全く同条件にて 反応を行い、 を得た。 また、 実施 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および リカ ボネ ト の 果を表 示した。 さらに、 同様に長期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表2に示した。 7
力を0・ MPa ゲ ジ ) に変更した以外は、 実施 6 全く同 条件にて 反応を行 、 を得た。 また、 実施 6 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた カルボ および リカ ボネ ト の 果を表 した。 さらに、 同様に長 期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表2 し た。
8
として オライト ( 面積50 2 、 平均 2 0 ) を用 た以外は、 実施 5 全く同条件にて 反応を行 、 を得た。 また、 実施 5 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および リカ ボネ ト の 果を表 示した。 さらに、 同様に長期運転後の カルボ および リカ ボネ ト の 果を表2に示した。
として 面積90 2 の 性炭を用 た以外は、 実施 全く同条件にて 反応を行い、 を得た。 また 実施 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた
および リカ ボネ ト の 果を表 示した。 さらに、 同様 に長期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表2に した。 2
として 面積 5 の 性炭を用 た以外は、 実施 全く同条件にて 反応を行 、 を得た。 また 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および リカ ボネ ト の 果を表 示した。 さらに、 同様 に長期運転後の および リカ ボネ ト の 果を表2 した。 3
にお て、 2 用いずに、 のみを用 て 反応を行い、 G を得た。 また、 実施 同様の 法で リカ ボネ ト ペレットを得た。 られた および リカ ボ
ネ ト の 果を表 示した。 なお、 この 験については、 運転開始 期での の 質が不十分であったため長期運転は実施しなかった。
明の の製 法によれば、 四塩化炭素 有量、 塩素 有量および臭素 有量が少なく、 色相が良好な が得られる。 また、 明の の製 触媒の 化が少なく長期 転が 可能である。
また 明によれば、 金属 物質が少なく、 色相に優れ、 成形 定性 れた リカ ボネ ト 脂を提供することができる。 上の利用 能性
明の リカ ボネ ト 、 成形 の 定性に優れ、 金属 食性も良 好なことから、 光学用途、 自動車用途、 シリコンウ 、 電気・ 子機器収納 容器および レンズなどに利用できる。