WO2008012922A1 - Produit cosmétique pulvérulent - Google Patents

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Sachiko Shirao
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Description

粉末化粧料
技術分野
本発明は粉末化粧料に関し、 さらに詳しくは特定の粉体を組み合 わせて用いた粉末化粧料に関する。
ファンデーション、 アイシャ ドウ、 頰紅等のパウダーメークアツ プ製品の成型方法は、 乾式成型法田と湿式成型法に大別され、 前者は 化粧品基剤をプレス型にて圧縮するこ書とで所定の形状.を得る圧縮成 形法が一般的である。' 後者は化粧料基剤を溶剤にて混合し、 充填後 溶剤を除去する成型法であり、 近年立体感や多色プレスなど自由度 の高い点で、 利用するケースが増えてきており、 溶剤の種類や除去 方法により各種の製造方法が提案されている (例えば、 特開平 7 — 2 7 7 9 2 4号公報参照) 。 かかる粉末化粧料については、 塗布時 の使用感触、 仕上がり綺麗さなどは精査に評価されているが、 肌へ の付着性に関しては殆ど評価されていないのが実情である。
近年ファンデーショ ンなどの使用性改良を目的として、 トレフィ ル E— 5 0 6 C (東レダウコ一ニング社製) を代表とするシリコ一 ンエラス トマ一が用いられている。 このシリコーンエラス トマ一は ゴム弾性に由来する、 他の粉末には見られないやわらかくなめらか な独特の使用感触を有しており、 各種粉末化粧料の使用感触改善に 効果が高い。
しかし、 このシリコーンエラス トマ一は凝集性が高いため、 粉末 化粧料においては通常の乾式成型法では粉末の分散不良によるヒビ や割れを発生しやすく、 配合量が 1質量%程度に制限されていた。 この問題点を解決する為に、 製造方法の面からは、 媒体攪拌ミルな どの高分散装置を用いてシリコーンエラス トマ一凝集塊を溶剤中で 一次粒子付近まで解碎し、 湿式成型を行う方法が提案されている ( 例えば、 特開 2 0 0 3— 8 1 7 6 9号公報参照) 。 また原料面から は、 シリコーンエラス トマ一合成時に、 エラス トマ一表面にシリ コ ーン樹脂を部分的に被覆した複合シリコーンエラス トマ一 (信越化 学工業製 K S Pシリーズ) や、 メカノケミカル的にシリコーンエラ ス トマ一凝集塊を一次粒子まで解砕しながら粘土鉱物等の無機化合 物をシリコーンエラス トマ一表面に被覆した複合シリコーンエラス トマ一 (例えば、 日本特許第 3 4 4 2 6 9 8号公報参照) が提案さ れている。
この複合シリコーンエラス トマ一に関しては、 粉末自身の凝集抑 制という製造面や感触面の効果だけでなく、 エラス トマ一自身に他 の機能を付与することができる。 酸化チタンなどの紫外線遮蔽効果 を有する物質を被覆した場合には、 良好な感触のみならず紫外線防 御能を、 酸化鉄の場合には色調的な補正効果を付与することができ る。
特に被覆物を複数組み合わせることにより、 エラス トマ一自身に 全く新しい価値を付与することができる。 シリ コーン樹脂被覆シリ コーンエラス トマ一粉体の表面に、 メカノケミカル的手法を用いて 、 さ らに微粒子の酸化亜鉛を被覆した複合シリ コーンエラス トマ一 は、 使用感触に優れるだはでなく、 肌表面に存在し肌荒れを引き起 こす要因となるプラスミ ノーゲン活性化酵素のゥロキナーゼの活性 を阻害し、 肌荒れを改善する効果を有することが知られている (特 開 2 0 0 4— 2 1 7 6 2 1号公報参照) 。 発明の開示
しかし、 この粉体を配合した粉末化粧料は肌への付着性が低く化 粧崩れしやすいものであり、 すべりは良いがなめらかさに欠けると いう欠点があった。 また、 メーキャップ製品において圧縮成型法で 製造した場合には、 すべりがよく、 なめらかな粉末を多量に配合す ると締まりすぎてしまいスポンジ等の塗布具による トレが低下する 、 いわゆるケーキング現象が起こったり、 逆に圧縮が十分になされ ず落下強度の低下など物性面に問題が生じることがある。
本発明の目的は、 このような従来の問題を解決して、 使用性、 化 粧持ち、 肌への付着性を満足した粉末化粧料を提供することである 本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、 粉 末表面の全面または一部に粘土鉱物、 樹脂、 金属酸化物、 塩より選 ばれる少なく とも一種の被覆物を被覆した複合シリコーンエラス ト マー粉体を、 分岐アルキルシリコーン処理粉体と組み合わせて用い ることで、 使用性がよく、 化粧崩れを防ぎ、 肌への付着性に優れた 粉末化粧料とすることができることを見出し、 本発明を完成するに 至った。
本発明は、 粉末成分として、 下記成分 ( a ) および成分 ( b ) :
( a ) 分岐アルキルシリコーン処理粉体並びに
( b ) 粉末表面の全面または一部に粘土鉱物、 樹脂、 金属酸化物、 塩より選ばれる少なく とも一種の被覆物で被覆した複合シリコーン エラス トマ一粉体
を含んでなる粉末化粧料である。
本発明においては、 成分 ( a ) の配合量が 3〜 8 0質量%、 成分 ( b ) の配合量が 1 〜 3 0質量%であることが望ましい。
本発明においては、 成分 ( b ) シリコーンエラス、トマ一粉体 1 0 0質量部に対し、 被覆物が 1〜 3 0 0質量部被覆された複合シ リコーンエラス トマ一粉体であることが望ましい。 本発明においては、 上記粉末化粧料は、 ファンデーションまたは アイシャ ドーであることが望ましい。
本発明によれば、 使用性、 化粧持ち、 肌への付着性、 すべりの良 さ、 なめらかさを満足した粉末化粧料が得られる。 図面の簡単な説明
図 1 は製造例 1で製造した複合シリコーンエラス トマ一の粉末表 面の S E M写真である。.
図 2は市販の複合シリコーンエラス トマ一の粉末表面の S E M写 真である。 発明を実施するための最良の形態
以下に、 本発明の最良の実施の形態について説明する。
分岐アルキルシリコーン処理粉体
本発明で用いられる分岐アルキルシリコーン処理粉体は、 分岐ァ ルキルシリコーン処理剤、 例えば下記一般式 ( I ) で表される信越 化学工業株式会社製 K F— 9 9 0 9 と、 イソプロピルアルコール等 の揮発性有機溶媒の混合溶液を粉末に添加し、 ヘンシェルミキサー 等の混合機で均一に攪拌し、 加熱工程で溶媒除去することにより得 ることができる。
CH3 r CH3 C¾、 广 C¾
(C¾)3SiO Si-O- •Si-0- Si-O- ■Si-O-
Figure imgf000006_0001
3 (I)
L C¾リ a L C6H13J L C2H4 Jc L C2¾ Jd
■Si (OC2Hs)3
Figure imgf000006_0002
(式中、 a = 5〜 1 5、 b = l〜 5、 c = l〜 3、 d.= l〜 5、 n = 3.〜 1 5 ) '
' ここで使用する粉末としては、 体質顔料や色材が挙げられ、 例え ばタルク、 マイ力、 セリサイ ト、 カオリ ン、 合成雲母、 炭酸カルシ ゥム、 炭酸マグネシウム、 シリカ、 酸化アルミニウム、 硫酸バリ ゥ ム、 窒化ホウ素、 ァク リル系高分子、 ナイ ロン、 ポリスチレン、 ポ リエチレン、 ポリプロピレン、 ポリ ウレタン、 セルロース、 シリコ ーンまたはこれらの共重合体等の球状樹脂粉末、 無機色材等が挙げ られる。 このうち特にマイ力、 セリサイ ト、 タルク、 カオリ ン、 合 成マイ力、 酸化鉄、 酸化チタンより選ばれる一種または二種以上が 好ましく用いられる。
また市販の分岐アルキルシリコーン処理粉末を用いることもでき 、 かかる分岐アルキルシリ コーン処理粉末としては、 N Sタルク J A— 4 6 R - 3 S、 N Sセ'リサイ ト F S E— 3 S、 N Sエイ トパール 3 0 0 S— 2 S、 N Sエイ トパール 1 0 0 0 S— 2 S、 N Sマイ力 Y - 3 0 0 0 - 3 S (以上、 株式会社角八鱗箔製) 、 B AE—タルク J A— 6 8 R、 B A E—セリサイ ト F S E、 B A E—マイ力 M— 1 0 2、 B A E—チタン C R— 5 0、 B A E—イェロー L L X L〇、 B A E—ベンガラ七宝、 B A E—ブラック B L— 1 0 0 (以上、 三 好化成株式会社製) 等が挙げられる。
特に好ましい分岐アルキルシリコーン処理粉体は、 シリコーン主 鎖にシリ コーン側鎖とアルキル側鎖を有し、 エトキシ基を粉末との 反応点とする変性シリ コーンである信越化学工業株式会社製 K F— 9 9 0 9で疎水化処理された粉末である。 この分岐アルキルシリ コ ーン処理粉体は、 疎水性、 耐水性が非常に強く、 肌の上への付着性 が非常に優れたもので?)る。
本発明において、 分岐アルキルシリコーン処理粉体の含有量は、 全粉末化粧料中、 3〜 8 0質量%であることが、 なめらかでしっ と り とした使用感触を付与し、 肌への付着性を向上する点で好ましい
。 さ らに好ましく は 5〜 5 0質量%である
複合シリコーンエラス トマ一粉体
本発明で用いられる複合シリコーンェラス 卜マー粉体とは 、 マイ 力被覆シリコーンエラス トマー粉体、 セ Uサイ ト被覆シリコーンェ ラス トマ一粉体、 タルク被覆シリコーンェラス 卜マ一粉体、 力オリ ン被覆シリ コーンエラス 卜マー粉体、 窒化ホゥ素被覆シリ コ —ンェ ラス トマ一粉体、 シリ コーン樹脂被覆シ U 3 —ンェラス 卜マ一粉体
、 シリ コーン樹脂被覆フエニルゴム粉体、 シリカ被覆シリコーンェ ラス トマ一粉体、 酸化チタン被覆シリコーンエラス トマ一粉体、 酸 化亜鉛被覆シリ コーンエラス トマ一粉体、 酸化セリ ゥム被覆シリ コ ーンエラス トマ一粉体、 酸化鉄被覆シリコーンエラス トマ一粉体、 シリカ · シリ コーン樹脂被覆シリ コーンエラス トマ一粉体、 酸化チ タン · シリ コーン樹脂被覆シリ コーンエラス トマ一粉体、 酸化亜鉛
• シリコーン樹脂被 sシリコーンエラス トマ一粉体、 酸化セリ ウム
' シリコーン樹脂被覆シリコーンエラス トマ一粉体、 酸化チタン ' シリ コーン樹脂被覆フエニルゴム粉体、 酸化亜鉛 · シリコーン樹脂 被覆フエニルゴム粉体、 酸化セリウム · シリコーン樹脂被覆フエ二 ルゴム粉体、 酸化鉄 . シリ コーン樹脂被覆シリコーンエラス トマ一 粉体等がある。
このうち特に、 東レ · ダウコ一ニング株式会社製の トレフィル E シリーズ (トレフィル E— 5 0 5 C、 トレフィル E— 5 0 6 S、 ト レフィル E— 5 0 7、 トレフィル E— 5 0 8 ) の表面にタルク、 セ リサイ ト、 カオリ ン、 雲母、 雲母チタンなどの粘土鉱物を被覆した 複合シリコーンエラス トマ一粉体が好ましい。
また、 複合シリ コーンエラス トマ一粉体の市販品としては例えば 、 シリコーン樹脂被覆シリ コーンエラス トマ一である. K S P— 1 0 0、 K S P— 1 0 1、 K S P— 1 0 2、 K S P - 1 0 5 (信越化学 工業株式会社製) や、 シリ コーン樹脂被覆フエニルゴム粉体である K S P - 3 0 0 (信越化学工業株式会社製) 等が挙げられる。
本発明で用いられる複合シリコーンエラス トマ一粉体の被覆物の 被覆量は、 核となるシリ コーンエラス トマ一粉体 1 0 0質量部に対 し、 1〜 3 0 0質量部が好ましく、 さ らに好ましくは 3〜 2 5 0質 量部である。 被覆量が 1質量部より少ないとシリ コーンエラス トマ 一粉体自身の凝集を抑えることができず粉末の分散性が著しく低下 するため、 化粧料中への配合量が制限され、 目的とする使用感触や 化粧持ちを満たすことがでぎない。 3 0 0質量部より多いと被覆物 の使用感触が強く 出すぎる.ためシリコーンエラス トマ一特有の柔ら かな使用感触がなくなる傾向がある。 また被覆は一層であっても複 数層であっても良い。 例えば、 後述する製造例 4〜 6は複数層に該 当する。
本発明で用いられる複合シリ コーンエラス トマ一粉体、の含有量は 全化粧料中 1〜 3 0質量%が好ましく、 さ らに好ましく は 3〜 2 0 質量%である。 複合シリ コーンエラス トマ一粉体の含有量が 1質量 %より少ないと、 のびの軽さ、 滑らかさが低下しケーキング現象を 引き起こすことがあり、 3 0質量%より多いと、 ヒビゃ割れが発生 しゃすくなり、 製造面で問題が生ずる。
その他
本発明で甩いられる前記必須成分以外の粉末 (着色剤以外) とし ては、 化粧料に配合できる粉末であれば特に制限されない。 粉末の 例を挙げれば、 前記と一部重複するが、 例えば、 タルク、 マイ力、 セリサイ ト、 カオリン、. 合成雲母、 炭酸カルシウム、 炭酸マグネシ ゥム、 シリカ、 酸化アルミニウム、 硫酸バリウム、 窒化ホウ素、 ァ クリル系高分子、 ナイロン、 ポリスチレン、 ポリエチレン、 ポリプ ロピレン、 ポ ύウレタン、 セルロース、 シリコーンまたはこれらの 共重合体等の球状樹脂粉末等が挙げられる。 本発明における粉末は 一種または二種以上が任意に選択されて配合することができる。 本発明においては、 これらの粉末が親水性の場合は疎水化処理し て用いることも可能である。 疎水化処理の方法は特に限定されず、 例えばシリコーン処理、 フッ素処理、 カップリング剤処理、 金属石 鹼処理、 脂肪酸処理、 界面活性剤処理、 あるいは酸、 アルカリ、 無 機塩類による処理、 さらにはこれらの複合処理等の方法が用いられ る。
本発明においては、 着色剤を配合することができる。 着色剤の具 体例として、 酸化チタン、 酸化亜鉛等の無機白色顔料、 黄酸化鉄、 ベンガラ、 黒酸化鉄等の無機着色顔料、 雲母チタン、 酸化鉄雲母チ タン、 酸化チタン被覆合成マイ力などのパール剤、 タール色素など の有機着色剤等が挙げられる。
本発明においては、 油剤が配合されることが好ましい。 配合され 得る油剤としては、 従来化粧料用油剤として用いられる油剤であれ ば特に限定されず、 エステル、 炭化水素、 高級脂肪酸、 高級アルコ ール、 シリコーン油等が.挙げられる。 前記エステルからなる油剤の 例を挙げれば、 例えば、 ォリーブ油、 ヒマシ油、 ホホバ油、 マカデ ミアナッツ油等の油脂類、 ミ リスチン酸イソプロピル、 パルミチン 酸イソプロピル、 2 —ェチルへキサン酸セチル、 ミ リスチン酸ォク チルドデシル等の脂肪酸モノエステル、 ト リオクタン酸ダリセリル 、 トリイソステアリ ン酸グリセリル等のグリセリ ンエステル、 ジィ ソステアリ ン酸ジグリセリル、 ト リイソステアリ ン酸ジグリセリル 等のポリ グリセリ ンエステル、 ジ 2 —ェチルへキサン酸ペン夕エリ トリ ッ ト、 ジオクタン酸ペン夕エリ ト リ ッ ト等のペン夕エリ ト リ ツ トエステル、 ト リオクタン酸ト リメチロールプロパン、 ト リイソス テアリ ン酸ト リ メチロールプロパン等の トリ メチロールプロパンェ ステル、 リ ンゴ酸ジィソステアリル等のリ ンゴ酸エステル等である 。 また、 炭化水素としては、 例えば、 流動パラフィ ン、 スクヮラン 、 ポリブテン、 液状ラノ リ ン、 揮発性炭化水素等が挙げられる。 ま た、 高級脂肪酸としては、 例えば、 イソステアリ ン酸、 ォレイ ン酸 等が挙げられる。 また、 高級アルコールとしては、 例えば、 イソス テアリルアルコール、 ォレイルアルコール、 ォクチルドデカノール 等が挙げられる。 また、 シリ コーン油としては、 例えば、 ジメチル ポリ シロキサン、 メチルフエ二ルポリ シロキサン、 ジフエニルポリ シロキサン、 環状シリ コーン (ォクタメチルシクロテトラシロキサ ン、 デカメチルシクロペン夕シロキサン、 ドデカメチルシクロへキ サンシロキサン等) 、 ァミ ノ変性ポリ シロキサン、 アルキル変性ポ リ シロキサン、 フッ素変性ポリ シロキサン等が挙げられる。
前記任意配合成分のうち、 固形油分としては、 化粧料に配合でき る油分であれば特に制限されない。 固形油分の例を挙げれば、 例え ば、 固形パラフィ ン、 セレシン、 マイクロク リス夕リ ンワックス、 ポリエチレンワックス、 硬化油、 ミツロウ、 モクロウ、 ゲイ ロウ、 キャンデリ ラワックス等の炭化水素 ' ロウ · ワックス類、 ステアリ ン酸、 ラウリ ン酸、 ミ リスチン酸、 ベヘン酸等の高級脂肪酸、 セチ ルアルコール、 ステアリルアルコール、 ラウリルアルコール等の高 級アルコール等が挙げられる。
本発明の粉末化粧料には、 上記した成分の他に、 通常化粧品、 医 薬部外品、 医薬品等に用いられる他の成分を、 本発明の効果を損な わない範囲で適宜配合することができる。 他の成分としては、 例え ば、 界面活性剤、 保湿 、 高分子、 染料、 低級アルコール、 多価ァ ルコール、 酸化防止剤、 紫外線吸収剤、 美容成分、 抗菌剤、 防腐剤
、 P H調整剤、 香料等を挙げることができる。
本発明の粉末化粧料の製造方法は特に限定されず、 乾式プレス成 型法、 湿式成型法などで製造することができる。 本発明においては 、 粉末の分散性に優れることから通常の乾式プレス成型で製造され ることが、 コス ト面、 製造面より好ましい。
湿式成型法の場合には、 用いられる溶剤として、 エタノール、 ィ ソプロピルアルコール、 水、 へキサン、 揮発性シリ コーン、 軽質ィ ソパラフィ ン等が挙げられ、 特にエタノールが好ましい。 これらの 配合量は化粧料基剤の処方構成と中皿への充填性によって決定され るために特に限定されないが、 通常化粧料基剤 1 0 0質量部に対し て 1 0 〜 1 0 0質量部が適当であり、 特にエタノールの場合では 2 0 〜 7 0質量部が好ましい。
本発明の粉末化粧料は、 ファンデーショ ン、 化粧下地、 白粉、 頰 紅等が挙げられるが、 本発明の効果が顕著に発揮される化粧料は、 ファンデーショ ン、 アイシャ ド一である。 実施例
以下、 実施例により本発明をさ らに詳細に説明する。 なお、 本発 明はこれによって限定されるものではなく、 化粧料の実施例におけ る各成分の配合量は化粧料全量に対する質量%で示す。
製造例 1〜 5では、 本発明に用いる成分 ( b ) の複合シリコーン エラス トマ一粉体を各種条件で製造した。
製造例 1 (複合シリコーンエラス トマ一粉体の製造)
シリコーンエラス トマ一粉末として東レ · ダウコーニング株式会 社製トレフィル E— 5 0 6 Sを 4 0部用い、 粘土鉱物としてタルク (浅田製粉株式会社製. J A— 6 8 R、 平均粒子径 9. 0〜 1 2. 0 H m) 6 0部を用いた。
この原料を高速回転分散機に投入する。 装置のジャケッ ト部に冷 却水を流入させ、 周速度 2 0 m/秒の低速で 3分間回転し、 処理物 を混合する。 次いで、 周速度 4 0 m/秒、 フル一 ド数 7 0以上の高 速回転で 6 0分間処理した。 処理粉末の温度は急激に上昇し、 2〜 3分後に 4 0〜 6 0 °Cで一定になる。 6 0分後に高速回転を止め、 周速度 2 0 m/秒以下の低速で回転させ、 複合化物を室温まで冷却 させ、 回収することにより、 タルク被覆シリコーンエラス 卜マーを 得た。
製造例 2及び 3 (複合シリ コーンエラス トマ一粉体の製造)
製造例 1 に記載した方法により、 マイ力樹脂被覆シリ コーンエラ ス トマー (製造例 2 ) 、 窒化ホウ素被覆シリコーンエラス トマ一 ( 製造例 3 ) を得た。
製造例 4 (複合シリコーンエラス トマ一粉体の製造)
シリ コーン樹脂被覆シリ コーンエラス 卜マ一 (信越化学工業製 K S P— 1 0 0 ) 8 3部に、 微粒子酸化亜鉛 (亜鉛華 (正同) ) 1 7 部を加え、 ヘンシェルミキサーを用いて予備攪拌を行づた後、 Φ 3 m mのアルミナポールを用いてポールミル中で複合化し、 篩工程に て粗粒分を除去することにより、 酸化亜鉛 ' シリコーン樹脂被覆シ リ コ一ンエラス トマ一を得た。
製造例 5及び 6 (複合シリ コーンエラス トマ一粉体の製造)
製造例 4記載の方法により、 酸化チタン ' シリコーン樹脂被覆シ リ コーンエラス トマ一 (製造例 5 ) 、 酸化鉄 · シリ コーン樹脂被覆 シリコーンエラス トマ一 (製造例 6 ) を得た。
製造例 1 で得られた複合シリ コーンエラス トマ一粉体、 及び市販 のシリ コーン樹脂被覆フエニルゴム粉体 (信越化学工業製 K S P一 3 0 0 ) の粉末表面の S E M写真を図 1 , 2 に示す。 図 1 より、 製 造例 1 の粉体はシリ コーンエラス トマ一全表面にタルクが均一に被 覆された複合シリ コーンエラス トマ一であった。 また図 2より、 市 販の複合シリ コーンエラス トマ一は部分的にシリコーン樹脂が被覆 された構造であった。 これらのいずれも本発明の成分 ( b ) として 用いられる。
このように、 本発明で用いる各種複合シリコーンエラス トマ一粉 末は、 被覆物がシリ コーンエラス トマ一表面の全面または一部に被 覆されているものである。
上記製造例の複合シリコーンエラス トマ一粉体を配合した各種化 粧料を、 2 0名の専門パネルによる使用テス トを行い、 化粧料の塗 布具へのとれ、 塗布時の化粧料ののび、 塗布部位へのつき、 塗布後 の肌のなめらかさ等の使用感、 使用性に関する評価項目それぞれに ついて、 下記の評価点基準に基づいて評価した。 次いで、 各人がつ けた評価点の平均点より実用特性評価を行った。
評価点基準 '
5点 : 非常に優れている。
4点 : 優れている。 、
3点 : 普通。
2点 : 劣る。 TJP206/315 93
1点 : 非常に劣る。
実施例 1及び比較例 1〜 3
次の表 Iの処方でパウダリーファンデーションを乾式製造し、 上 記の基準にしたがって、 なめらかさ、 しっとりさ、 肌へのフィ ッ ト 感、 粉っぽさのなさ、 化粧崩れのなさを評価した。 その結果を併せ て表 I に示す。 '
実施例 1比較例 1比較例 2比較例 3 分岐アルキルシリコーン被覆タルク (※丄) 残余 ― ― 残余 分岐アルキルシリコーン被覆セリサイト (※2) 15 ― ― 15 分岐アルキルシリコーン被覆マイ力 3) 10 ― ― 10 タルク ― 残余 残余 ― セリサイト 一 15 15 ― マイ力 ― 10 10 ― シリコーン処理酸化チタン ※ 4) 10 10 10 10 ベンガラ 0.8 0.8 0.8 0.8 黄酸化鉄 2 2 2 2 黒酸化鉄 0.1 0.1 0.1 0.1 タルク被覆シリコーンエラストマ一 (製造例 1) 10 ― 10 ― 球状ポリアクリル酸アルキル粉末 一 5 ― 5 球状シリカ ― 5 ― 5 微粒子酸化亜鉛 1 1 1 1 微粒子酸化チタン 3 3 3 3 合成金雲母 • 1 1 1 1 ベンガラ被覆雲母チタン 1 1 1 1 パラメトキシ桂皮酸 2—ェチルへキシル 3 3 3 3 ジメチルポリシロキサン 5 5 5 5 リンゴ酸ジイソステアリル 1 1 1 1 トリ 2ーェチルへキサン酸グリセリル 3 3 3 3 セスキイソステアリン酸ソルビタン 1 1 1 1 ェチルパラベン 適重 適垦 適量 適量 酸化防止剤 適量 適量 適量 適 香料 適量 適量 適量 ¾ なめらかさ . 4.85 1.25 3.55 1.40 しっとりさ 4.75 1.20 3.20 1.35 肌へのフィット感 4.90 1.25 1.10 3.20 粉っぽさのなさ 4.80 1.15 1.15 3.40 化粧崩れのなさ 4.80 1.10 2.10 2.50
B AE—タルク J A 6 8 R (三好化成株式会社製)
B A E—セリサイ ト F S E (三好化成株式会社製)
8 £—マィカ¥— 1 0 2 (三好化成株式会社製)
酸化チタン MT 0 2 0 (ティカ株式会社製) 上記実施例および比較例の製造方法は、 通常の粉末固形化粧料の 製造方法に準ずる。 すなわち、 分岐アルキルシリコーン被覆粉末お よび複合シリコーンエラス トマ一を含む粉末部分について、 ヘンシ エルミキサーを用いて攪拌する。 その後、 油分を添加し、 さらに攪 拌を行ったのち、 必要に応じて粉砕工程を行う。 また、 パール剤な どの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについては、 粉 砕後に添加し、 攪拌を行う等の工程を取ることが可能である。
表 I から明らかなよ .うに、 分岐アルキルシリコーン被覆粉末およ び複合シリコーンエラス トマ一粉末を配合した実施例 1 のファンデ ーシヨ ンは、 化粧もちに優れ、 粉っぽさがなく、 肌へフィ ッ トして いる付着性の良い仕上りを与えるものであった。 さらに、 使用感触 においてもなめらかでしっとり とした感触を有していた。
これに対し、 分岐アルキルシリコーン被覆粉体および複合シリコ ーンエラス トマ一粉末をいずれも配合していない比較例 1のファン デーシヨ ンでは、 粉っぽさがあり、 肌へフィ ッ トせず、 化粧もちの 良い仕上りが得られなかった。 また、 分岐アルキルシリコーン被覆 粉体および複合シリコーンエラス トマ一粉末をいずれか配合した比 較例 2〜 3のファンデーショ ンでは、 分岐アルキルシリコーン被覆 粉体のみを配合した場合は粉っぽさがなくフィ ッ 卜感のある付着性 の良い仕上りが得られるが、' なめらかさがなく化粧もちが悪いもの であった。 また、 複合シリコーンエラス トマ一粉末のみを配合した 場合は、 粉っぽさがありフィ ッ ト感が無く、 付着性のない仕上り と なった。 '
実施例 2並びに比較例 4及び 5
次の表 Πの処方でパウダリーファンデ- "シヨ ンを乾式製造し、 上 記の基準にしたがって、 なめらかさ、 しっとりさ、 肌へのフィ ッ ト 感、 粉っぽさのなさ、 化粧崩れのなさを評価した。 その結果を併せ て表 πに示す。
表 Π
Figure imgf000017_0001
: S A—タルク J A 6 8 R (三好化成株式会社製) : S Α—セリサイ ト F S Ε (三好化成株式会社製) ※ 7 ·· S A—マィカM— 1 0 2 (三好化成株式会社製) ※ 8 : A S E—タルク J A 6 8 R (三好化成株式会社製)
※ 9 : A S E—セリサイ ト F S E (三好化成株式会社製)
※ ェ 0 : A S E—マイ力 M— 1 0 2 (三好化成株式会社製)
上記実施例および比較例のサンプルの製造方法は通常の粉末固形 化粧料の製造方法に準ずる。 すなわち、 分岐アルキルシリコーン被 覆粉末および複合シリコーンエラス トマ一を含む粉末部分について 、 ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。 その後、 油分を添加し、 さらに攪拌を行ったのち、 必要に応じて粉碎工程を行う。 また、 パ ール剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについ ては、 粉砕後 fc添加し、 攪拌を行う等の工程を取ることが可能であ る。
表 Πから明らかなように、 分岐アルキルシリコーン被覆粉末およ び複合シリコーンエラス トマ一粉末を配合した実施例 2のファンデ ーシヨンは、 化粧もちにすぐれ、 粉っぽさがなく、 肌へフィ ッ トし ている付着性の良い仕上りを与えるものであった。 さらに、 使用感 触においてもなめらかでしっとりとした感触を有していた。
これに対し、. ジメチルシリコーン被覆粉体もしくはアクリルシリ コーン被覆粉体と複合シリコーンエラス トマ一粉末を配合した比較 例 4〜 5のファンデーショ ンでは、 実施例 2 と比較して、 なめらか さ、 しっとりさ、 肌へのフィ ッ ト感に欠けるものであった。 特に、 実施例 2 と比較すると、 肌へのフィ ッ ト感において大きな差がみら れた。 '
実施例 3〜 5及び比較例 6
次の表 Πの処方でパウダリーファンデ^ "ショ ンを乾式製造し、 上 記の基準にしたがって、 なめらかさ、 しっとりさ、 肌へのフィ ッ ト 感、 粉っぽさのなさ、 化粧崩れのなさを評価した。 また落下強度に ついても評価した。 その結果を併せて表 mに示す 表正
Figure imgf000019_0001
※ ェ :! : !^ ?一 1 0 0 (信越化学工業社製)
※ 1 2 : K S P— 3 0 0 (信越化学工業社製)
※ 1 3 : トレフィル E— 5 0 6 S (東レダウコーニングシリコーン 社製)
※ 1 4 : 落下強度 鉄板の上に高さ 3 0 c mの高さからサンプルを 落下させ、 半量が欠けるまでの回数 (N = 3 )
上記実施例および比較例のサンプルの製造方法は通常の粉末固形 化粧料の製造方法に準ずる。 例として、 分岐アルキルシリコーン被 覆粉末および複合シリコーンエラス トマ一を含む粉末部分について 、 ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。 その後、 油分を添加し、 さらに攪拌を行ったの 、 必要に応じて粉砕工程を行う。 また、 パ ―ル剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについ ては、 粉碎後に添加し、 攪拌を行う等の工程を取ることが可能であ る。 . ·
表 ΠΙから明らかなように、 実施例 3 , 4のように分岐アルキルシ リコーン被覆粉末と、 シリコーン樹脂被覆シリコーンエラス トマ一 粉末あるいはシリコーン樹脂被覆フエニルゴム粉末を配合したファ ンデーシヨ ンは、 化粧もちにすぐれ、 粉っぽさがなく、 肌へフイ ツ トしている付着性の良い仕上りを与えるものであった。 さらに、 使 用感触においてもなめらかでしっとりとした感触を有していた。
また、 実施例 5のようにシリコーン樹脂被覆シリコーンエラス ト マ一粉末を 3 0質量%配合したものは、 1 0質量%配合したものと 比較すると、 なめらかさ · しっとりさ等においてやや劣るものの、 十分良好な結果であつた。.
それに対し、 比較例 6のように分岐アルキルシリコーン被覆粉末 および通常のシリコーンエラス トマ一を配合したファンデーショ ン は、 粉っぽさがあり、 なめらかさ、 しっとりさに欠けるものであつ た。 また、 十分な落下強度を満たすことができないものであった。 実施例 6及び比較例 7
次の表 IVの処方でアイシャ ドーを乾式製造し、 上記の基準にした がって、 なめらかさ、 しっとりさ、 肌へのフィ ッ ト感、 粉っぽさの なさ、 化粧崩れのなさ、 落下強度を評価した。 その結果を併せて表
IVに示す。 表] V 実施例 6比較例 7 分岐アルキルシリコーン処理タルク (※丄) 残余 ―
分岐アルキルシリコーン処理マイ力 3 ) 10 ―
2 2
分岐アルキルシリユーン処理セリサイ卜 2 ) 30 ―
タルク ― 残余 マイ力 ― 10 セリサイト ― . 30 酸化チダン 1 1 ミリスチン酸亜鉛 2 2 タルク被覆シリコーンエラストマ一(製造例 1 ) 10 ―
シリコーンエラストマ一 ― 10 黄酸化鉄 2 2 黒酸化鉄 5 5 雲母チタン 5 5
適量 適重
リンゴ酸ジイソステアリル 3 3 流動パラフィン 0. 5 0. 5 ヮセリン 1 1 メチルフエニルポリシロキサン 2 2 セスキイソステアリン酸ソルビタン 1 1 酸化防止剤 .
パラォキシ安息香酸エステル
なめらかさ 4. 80 1. 20 しっとりさ 4. 75 1. 30 肌へのフィット感 4. 70 1. 15 粉っぽさのなさ 4. 65 1. 25 化粧崩れのなさ 4. 80 1. 15 落下強度 (※ 12. 6 2. 3 上記実施例および比較例のアイシャ ドーの製造方法は通常の粉末 固形化粧料の製造方法に準ずる。 例として、 分岐アルキルシリコ一 ン被覆粉末および複合シリコーンエラス トマ一を含む粉末部分につ いて、 ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。 その後、 油分を添加 し、 さ らに攪拌を行ったのち、 必要に応じて粉碎工程を行う。 また 、 パ一ル剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものに ついては、 粉砕後に添加し、 攪拌を行う等の工程を取ることが可能 である。
表] Vから明らかなよう に、 分岐アルキルシリコーン被覆粉体およ び複合シリ コーンエラス トマ一を配合したアイシャ ドー (実施例 6 ) はなめらかさ、 しっと りさ、 肌へのフィ ッ ト感、 粉っぽさのなさ といつた点において比較例 7 と比較して優れていた。 また落下強度 についても良好な結果であった。
以下、 実施を行った他の処方を示す。
実施例 7 (湿式製造パウダリーファンデーショ ン)
分岐アルキルシリ コーン処理セリサイ ト
分岐アルキルシリコーン処理タルク
分岐アルキルシリ コーン処理雲母
アルキル変性シリ コーン樹脂処理黄酸化鉄 .
アルキル変性シリ コーン樹脂被覆ベンガラ
アルキル変性シリ コーン樹脂被覆黒酸化鉄
アルキル変性シリ コーン樹脂被覆酸化チタン
リ ン酸水素カルシウム
低温焼成酸化亜鉛
硫酸バリ ウム '
マイ力被覆シリ コーンエラス トマ一(製造例 2
パラメ トキシ桂皮酸 2 —ェチルへキシル
無水ケィ酸
酸化チタン Qi—ォレフイ ンオリゴマー 3
ジメチルポリ シロキサン 8
メチルハイ ドロジエンポリ シロキサン 0. 5 セスキイソステアリ ン酸ソルビ夕ン 1
酸化防止剤 適量 防腐剤 適量
実施例 8 (ルースタイプ白粉)
分岐アルキルシリ コーン被覆タルク 残余 分岐アルキルシリ コーン被覆マイ力 2 0 質量% ミ リスチン酸亜鉛 3
ステアリ ン酸 Τルミニゥム 0. 1 無水ケィ酸 5
窒化ホウ素被覆シリ コーンエラス トマ一(製造例 3 ) 3 0
無水ケィ酸 6
ベンガラ被覆雲母チタン 2
黄酸化鉄 ' 0. 1 色素 適量 酸化防止剤 適量 防腐剤 適量 香料 適量
実施例 9 (WZO乳化型ファンデーショ ン)
ジメチルポリ シロキサン 1 5 質量% デカメチルシクロペン夕シロキサン 2 0
ポリオキシエチレン · メチルポリシロキサン共重合体 5
高分子量ァミ ノ変性シリコーン 、 0. 1 グリセリ ン 5
1 , 3—ブチレングリ コール 1 0 パルミチン酸 0. 5 マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 0. 1 塩化ジステアリルジメチルアンモニゥム 0. 2 分岐アルキルシリコーン被覆黄酸化鉄 (※ 1 5 ) 2 分岐アルキルシリコーン被覆ベンガラ (:※ 1 6 ) 1 分岐アルキルシリコーン被覆黒酸化鉄 (※ 1 7 ) 0. 3 分岐アルキルシリコーン被覆酸化チタン 1 8 ) 7 分岐アルキルシリコーン被覆タルク 5 シリコーン被覆紡錘状酸化チタン 3 シリコーン樹脂被覆シリコーンエラス トマ一 (;※ 1 1 ) 5
L—タルタミ シ酸ナト リ ウム 0. 5 酢酸 D L— α — トコフエロール 適量 パラォキシ安息香酸エステル 適量 卜 リ メ トキシケィ ヒ酸メチルビス 適量
(ト リ メチルシロキシ) シリルイソペンチル 0. 1 ジメチルジステアリルアンモニゥムへク トライ ト 1. 5 タルク被覆シリ コーンエラス トマ一 (製造例 1 ) 5 精製水 残余
、 香料 M
※ ェ 5 : B A E—イェロー L L X L O (三好化成製)
※ 丄 6 : B AE—ベンガラ七宝 (三好化成製)
※ 丄 7 : B AE—ブラック B L— 1 0 0 (三好化成製) ※ 丄 8 : B AE—チタン( R— 5 0 (三好化成製)
実施例 1 0 (WZO 2層分散型 乳化ファンデーショ ン) デカメチルシクロペン夕シロキサン 1、0 ドデカメチルシクロへキサシロキサン 2 0 トリメチルシロキシケィ酸 1 ポリ (ォキシエチレン · ォキシプロピレン) メチルポリシロキサン 共重合体 3
エタノール 1 0
イソステアリ ン酸 0. 5 分岐アルキルシリ コーン被覆酸化チタン (※ 1 2 ) 1 0
分岐アルキルシリ コーン被覆タルク (※ 1 ) 5
針状微粒子酸化チタン 1
球状無水ケィ酸 5
酸化チタン · シリ コーンレジン被覆シリコーンエラス トマ一粉末( 製造例 5 ) . 5
分岐アルキルシリコーン被覆マイ力 適量 クェン酸ナ ト リ ウム 適量
N—ラウロイル一 L—リ ジン 0. 5 酢酸 D L— 一 トコフエロール 0. 1
D— <5— トコフエロール 0. 1 クララエキス 1
分岐アルキルシリ コーン被覆ベンガラ (※ 1 0 ) 適量 分岐アルキルシリコーン被覆黄酸化鉄 (※ 9 ) 適量 分岐アルキルシリ コーン被覆黒酸化鉄 ※ 1 1 ) 適量 メ リ ロ一卜エキス 2
精製水 残余
実施例 1 1 (油性 2層分散型 ファンデーショ ン)
ドデカメチルシクロへキサシロキサン 1 5 質量% デカメチルシクロペン夕シロキサン 残余
3 — ト リス ( ト リ メチルシロキシ) シリルプロピルカルバミ ド酸プ ルラン 3 エタノール 1 0 イソステアリ ン酸 0 . 5 ミ リスチン酸処理酸化亜鉛 0 . 5 分岐アルキルシリコーン被覆酸化チタン (※ 1 8 ) 1 0 分岐アルキルシリ コーン被覆タルク 1 ) 7 ステアリ ン酸アルミ被覆微粒子酸化チタン 5 酸化鉄 · シリ コーン樹脂被覆シリコーンエラス トマ一(製造例 6
5 球状無水ケィ酸 2 リ ン酸 Lーァスコルビルマグネシウム 0 .
酢酸 D L— α—トコフエロール 0 .
D— <5—トコフエロール 0 .
パラメ トキシ桂皮酸 2—ェチルへキシル 5 分岐アルキルシリ コーン被覆ベンガラ (※ 1 6 ) 適量 分岐アルキルシリ コーン被覆黄酸化鉄 (※ ェ 5 ) 適量 分岐アルキルシリ コーン被覆黒酸化鉄 (※ ェ 7 ) m
香料 適量
実施例 7 1 1 の化粧料はいずれも肌への付着性に優れ、 使用感 触においてもなめらかなしっと り とした感触を有していた。 また経 時での化粧持ちにも高い効果を有していた。

Claims

請 求 の 範 囲
1. 粉末成分として、 下記成分 ( a ) および成分 (b ) :
( a ) 分岐アルキルシリコーン処理粉体
(b ) 粉末表面の全面または一部に粘土鉱物、 樹脂、 金属酸化物お よび塩からなる群よ り選ばれる少なく とも一種の被覆物が被覆され た複合シリ コーンエラス トマ一粉体
を含んでなる粉末化粧料。
2. 成分 ( a ) の配合量が 3〜 8 0質量%で成分 ( b ) の配合量 が 1〜 3 0質量%である請求項 1記載の粉末化粧料。 .
3. 成分 ( a ) が、 分岐アルキルシリコーン処理体質顔料及び Z 又は分岐アルキルシリコーン処理色材である請求項 1記載の粉末化 粧料。
4. 成分 (b ) の被覆物が、 マイ力、 セリサイ ト、 タルク、 カオ リ ン、 合成マイ力、 窒化ホウ素、 シリ コーン樹脂、 シリカ、 酸化チ タン、 酸化亜鉛、 酸化セリ ウムおよび酸化鉄からなる群より選ばれ る少なく とも一種である請求項 1記載の粉末化粧料。
5. 成分 ( b ) 力 シリコーンエラス トマ一粉体 1 0 0質量部に 対し、 被覆物が 1 ~ 3 0 0質量部被覆された複合シリ コーンエラス トマ一粉体である請求項 1記載の粉末化粧料。
6. ファンデーショ ンまたはアイシャ ドーである請求項 1〜 5の いずれか 1項に記載の粉末化粧料。
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