WO2007097016A1 - 充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び充電池式加温椅子 - Google Patents

充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び充電池式加温椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】学校、コンサート会場、競技場、キャンプ等に用いられる椅子や車椅子などにおいて、該椅子を使用する個々人が充電池を装着することにより加温することが可能となる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び充電池式加温椅子の提供を図る。 【解決手段】椅子の座部または/および背もたれに発熱部を設け、該椅子を使用する個々人が充電池を電源部へ装着することにより、該充電池から給電して発熱部を加温することができる。発熱部は、発熱体を熱伝導部材で被覆した構造からなり、既存の椅子に後付けにするか、あるいは、もともと椅子の座部や背もたれに内蔵させる構成を採る。電源部には、充電池を装着するためのソケットのほか、電源スイッチや温度調整用のボリュームを装備させることができる。

Description

充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び充電池式加 温椅子
技術分野
[0001] 本発明は、学校、コンサート会場、競技場のような集会場所等に用いられる椅子に おいて、該椅子を使用する個々人が充電池をセットすることにより加温することが可 能となる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び充電池式加温 椅子に関するものである。 背景技術
[0002] 近年、自動車のシートや、劇場用座席等にヒーター機構を設けた椅子が用いられる ようになり、冬季時においても温かい着座感が得られるようになった。これらの技術は 、高効率の発熱体の技術力 Sもたらすものであるが、その電源には、自動車用バッテリ 一や、家庭用コンセント等力も電源の供給を受けるものであるため、アウトドアで使用 することはできない。また、学校や体育館、あるいは公共施設等の集会場所に用いら れる移動式椅子や折りたたみ椅子では、有線接続による電源供給形式を採用すると 、利便性や収納性に欠ける等の理由から加温式椅子は存在しない。したがって、冬 季における集会等では冷たさを我慢するしかないのが現状である。さらに、施設の電 源を利用すると、入場者数によって使用する電力に差異が生じるため、前もって最大 使用電流や、電力費用等を予測できないなどの問題点もある。
[0003] そこで、従来より、これらの問題点を解決すベぐ種々の技術が提案されている。例 えば、施設の観覧席の座席を個別に加温して座席毎の暖房を行う座席の暖房装置 であって、各々の椅子のヒーターユニットは動力線をもって電源に並列に接続され、 各々の椅子の発熱温度の設定は、施設の管理者によって操作される座席の暖房装 置がある (特許文献 1参照)。しかし、電源供給方法が有線接続であるため、上述の 有線接続による問題点、及び使用電力予測等の問題点を解決することができない。 また、椅子や車両の座席における人体が接触する部分に集中的に可撓性の電気ヒ ータを配設した座席用暖房装置もある (特許文献 2参照)。しかし、当該技術も、自動 車やオートバイのバッテリーを利用するものであるため、屋外での使用には不適切で ある。従って、いずれの技術によっても上記問題点を解決するには至っていない。
[0004] 特許文献 1 :特許第 3525263号公報
特許文献 2 :特開 2000— 210159号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 上記問題点に鑑み、本発明は、学校、病院、コンサート会場、競技場、キャンプ等 に用いられる椅子において、該椅子を使用する個々人が充電池をセットすることによ り加温することが可能となる充電池式椅子加温方法、充電池式椅子加温装置並びに 充電池式加温椅子を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] 前記目的を達成するため、本発明は、椅子の座面を加温する充電池式椅子加温 方法であって、椅子における座部または Zおよび背もたれに発熱部を設けるとともに 所定箇所に電源部を設け、椅子を使用する個々人が電源部に充電池を装着するこ とにより、該充電池から発熱部へ給電され、椅子を加温することが可能となる方法を 採用する。
[0007] また、本発明は、椅子を加温するための充電池式椅子加温装置であって、発熱部 と電源部からなり、発熱部は発熱体を熱伝導部材で被覆し所定箇所に椅子への取 付機構を設けた構造となっており、また、電源部は充電池を装着するためのソケット を備えることで、充電池から発熱部へ給電して該発熱部を加温する構成となって ヽる
[0008] さらに、本発明は、加温することが可能な充電池式加温椅子であって、発熱体を熱 伝導部材で被覆してなる発熱部を椅子の座部または Zおよび背もたれに設けるとと もに、充電池を挿入するためのソケットを備える電源部を設けることで、充電池から発 熱部へ給電して椅子を加温する構成となって ヽる。
[0009] またさらに、本発明は、前記充電池式椅子加温装置並びに充電池式加温椅子に おいて、発熱部に給電する電圧を制御することにより、加温温度を自在に調整するこ とが可能な制御部を備えた構成を採用することができる。 [0010] そしてまた、本発明は、前記充電池式椅子加温装置並びに充電池式加温椅子に おいて、発熱体としてシリコンラバーヒーター若しくはシリコンコードヒーターを採用し た構成を採ることもできる。
発明の効果
[0011] 本発明にかかる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置によれば、 既存の椅子の座部や背もたれに発熱部を設けるだけで、加温可能な椅子に変化さ せることが可能となり、既存設備の有効利用を図ることが可能となって、経済効果に 資するという効果を発揮する。
[0012] また、本発明にかかる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置及び 充電池式加温椅子によれば、電源は個々人が携帯する充電池であって、コンセント 等からの有線による電源供給が不要であるため、アウトドア等の電源のない場所での 利用が可能となる。これにより、施設側が電気料金の負担を強いられることがなくなり 、椅子の加温を希望する人のみが電気料金を負担するという自己負担による公平性 を図ることができ、さらには、施設管理者等が事前に最大使用電流'消費電力等を予 測することができるという有利な効果をも発揮する。
[0013] またさらに、本発明にかかる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装 置及び充電池式加温椅子によれば、電源は個々人が携帯する充電池であるため、 仮に電源を消し忘れた場合でも、充電池の電力がなくなれば自然に消えることとなり 、長時間消忘れた場合でも無駄な使用電力を少なくすることができるという経済効果 を発揮する。また、電気火災の原因及び電気火災特有の消化困難性さらには感電 事故を低減できると!ヽぅ有利な効果も発揮する。
[0014] さらにまた、本発明にかかる充電池式椅子加温装置並びに充電池式加温椅子に おいて、制御部を備える構成を採用すれば、設定温度の上限を自分で決定すること ができるため、個々人の体感温度差等力も生じる不満足感を与えることがないという 効果も有する。
発明を実施するための最良の形態
[0015] 以下、本発明にかかる充電池式椅子加温方法並びに充電池式椅子加温装置 1及 び充電池式加温椅子 10の実施形態を、図面に基づいて説明する。 [0016] 図 1は、本発明にかかる充電池式椅子加温装置 1の実施形態を示す説明図である 。該充電池式椅子加温装置 1は、椅子 2の座部 2aに設けられる発熱部 3と、電源部 4 とで構成される。なお、加温する部分として、椅子の座部 2aあるいは背もたれ 2bのい ずれを加温する場合であっても、その構造や取付方法等が異なるものではな 、ため 、図面においては、座部 2aを加温する態様についてのみ示している。
[0017] 発熱部 3は、電源の供給を受けることにより発熱体 8の電気抵抗によって発熱する 機能を有するものであって、該発熱体 8を熱伝導部材 9で被覆し、所定箇所に取付 機構 9を設けた構造となっており、後述する一般的なシリコンラバーヒーターゃシリコ ンコードヒーター、その他金属繊維等を熱伝導部材 9で被覆した構造のものを採用す ることとなる。発熱体 8の素材としては、銅合金系、ニッケル合金系、ニクロム線等が 考えられ、熱伝導部材 9の素材としては、一般的なガラス繊維等が考えられるが、特 に限定するものではなぐ二種以上の素材の組合せ等も考え得る。なお、上記シリコ ンラバーヒーターやシリコンコードヒーターのように、熱伝導部材 9の素材にシリコンゴ ム 9aを用いれば、効率よく遠赤外線が放出される効果が得られ、かつ、かかるシリコ ンゴム 9aは柔軟性があるため、座面が曲形状である場合や、布製の座面にも取り付 け可能となる。
[0018] 発熱部 3に設けられる取付機構 9は、充電池式椅子加温装置 1を椅子 2に取付ける ためのものであって、その機能を果たせば特に限定はないが、木ネジゃ耐熱性のあ る両面粘着テープ、着脱可能なベルク口ファスナー等を用いることが望ま 、。
[0019] なお、発熱部 3において、椅子 2への取付け面側に、発熱体 8から発生した熱を均 等に座面 2aあるいは背もたれ 2b全体に伝達するためのアルミ箔 7を装備させること が望ましい。該アルミ箔 7は、座面 2aや背もたれ 2b、発熱体 8の形状に合わせて成型 される。また、発熱部 3の外側(取付け面と反対側。以下同じ。 )には、発熱体 8から発 生した熱を保温し、かつ、熱を外部に放出することを防ぐための断熱材 6を備えること が望ましい。該断熱材 6は、発熱部 3外側全体を被覆する形状であって、素材として は断熱効果の高 、ガラス繊維等が考え得る。
[0020] 力かる発熱部 3の詳細な実施形態について、図 2に示してある。すなわち、図 2は、 本発明に使用される発熱部 3の実施例を示す構造断面図である。 [0021] 図 2 (a)は、前記発熱部 3にシリコンラバーヒーターを採用した場合の実施例を示す 構造断面図である。該シリコンラバーヒーターは、発熱体 8を熱伝導部材 9であるシリ コンゴム 9aが被覆した構造の面状発熱体となっている。なお、図面では、発熱部 3に おける椅子 2への取付け面側に、アルミ箔 7が装備されるとともに取付機構 Tとして粘 着テープ等の面状貼着部材を備えた態様を示しており、アルミ箔 7は発熱体 8によつ て生じた熱を椅子 2の座面 2aあるいは背もたれ 2b全体に均等に伝える役割を果たす 。また、発熱部 3外側全体を断熱材 6で被覆して、発熱体 8によって生じた熱を外部 に放出しな 、ように効率を高めて 、る。
[0022] 図 2 (b)は、前記発熱部 3にシリコンコードヒーターを採用した場合の実施例を示す 構造断面図である。該シリコンコードヒーターは、発熱体 8を熱伝導部材 9であるシリ コンゴム 9aで被覆したコード状の線上発熱体について、さらにアルミ箔 7で周囲を被 覆した構造の面状発熱体となっている。アルミ箔 7は、そのまま発熱体 8によって生じ た熱を椅子 2の座面 2aあるいは背もたれ 2b全体に均等に伝える役割を果たす。また 、図面では、発熱部 3における椅子 2への取付け面側に、取付機構 Tとして粘着テー プ等の面状貼着部材を備えた態様を示している。そしてまた、発熱部 3外側全体を 断熱材 6で被覆して、発熱体 8によって生じた熱を外部に放出しないように効率を高 めている。
[0023] 図 2 (c)は、前記発熱部 3に金属線等の発熱素材を繊維状にした発熱体 8を採用し た場合の実施例を示す構造断面図である。すなわち、発熱体 8として極めて細い金 属繊維等の発熱素材を用い、これを抵抗を均一にするための繊維配行や繊維の均 一分散に留意してパターン縫製した構造の面状発熱体となっている。そして、図面に 示すように、該発熱体 8を断熱効果の高いガラス繊維等の断熱材 6で断熱し、これを 柔軟なウレタン素材 9b等で被覆した構造となっている。また、図面では、発熱部 3に おける椅子 2への取付け面側に、取付機構 Tとして粘着テープ等の面状貼着部材を 備えた態様を示している。さらにまた、発熱部 3外側全体を断熱材 6で被覆して、発 熱体 8によって生じた熱を外部に放出しないように効率を高めている。なお、発熱体 8 の素材としては、ステンレス繊維や銅合金繊維等の金属繊維が考えられる力 近年 においては、カーボン繊維と合成繊維を主体として、導電性をコントロールしたシート が開発されており、これらを用いることが考え得る。
[0024] 電源部 4は、前記発熱部 3へ給電するためのものであって、充電池 5を装着するた めのソケット 4cを備えた構造となっている。該電源部 4の形状については、使用され る充電池 5により決定され、素材については軽量な榭脂等が考えられるが、特に限定 するものではない。また、電源部 4の内部には、電源コントロール用の制御部を備え ることが可能であり、さらに、電源部 4の外部には、電源スィッチ 4a及び温度調整用 のボリューム 4bが設けることも可能である。なお、制御部を設ける態様を採用した場 合、制御部は CPU、メモリ、入出力インターフェイス、 AZD変 等により構成され 、電源スィッチ 4aのオンにより、発熱体 3へ通電を開始し、ボリューム 4bによって希望 温度になるよう、詳細に制御される。
[0025] 充電池 5は、電源部 4を介して、発熱部 3へ電源を供給するための電源媒体であり、 その大きさや形状については、物品の互換性確保のために標準化された規格品等 力も選択することが考えられ、特に軽量でコンパクト且つ大容量であって、持ち運び が容易なものが選択される。充電池の種類については、二次電池であれば特に限定 されるものではない。また、一次電池であって対応は可能となる力 使い捨てとなるた め経済的でなく緊急時 ·災害時等を除けば二次電池であることが望ましい。具体的に は、ニッケル水素電池若しくはニツカド電池若しくはリチウムイオン電池等の二次電池 が考えられる。ただし、発熱量及び消費電力等から、ニツカド電池やニッケル水素電 池と比べ、軽ぐメモリー効果がなぐ自己放電による容量低下が少ない等の特徴を 有するリチウムイオン二次電池であることが望ましい。また、近年、曲げられる超薄型 二次電池の開発がなされており、このようなフレキシブル性を有する充電池 5が登場 すれば、該充電池 5を発熱部 3と電源部 4に重畳的に階層することで、一体化するこ とも可能となる。
[0026] なお、本発明に力かる充電池式椅子加温装置 1の取付対象となる椅子 2について は、一般的な形状の椅子 2のほか、車椅子等あらゆる椅子 2に対応可能であって、特 に限定するものではない。すなわち、図 1に示すような固定式形状の椅子に限られる ものではない。例えば、図 5 (a)に示すような折りたたみ式でもよぐ座部 2aや背もた れ 2bに、発熱部 3と電源部 4とを備えられる空間を有する形状'構造のものであれば よい。そしてまた、発熱部 3は柔軟なシリコンラバーヒーター等を採用することが可能 であるため、図 5 (b)のような布製の折りたたみ椅子であってもよぐさらに、図 5 (c)の ような座部形状が円形等であっても対応可能である。
[0027] つぎに、本発明にかかる充電池式加温椅子 10について説明する。図 3は、本発明 にかかる充電池式加温椅子 10の実施例を示す部分断面図である。該充電池式加温 椅子 10は、椅子 2の座部 2aまたは Zおよび背もたれ 2bに設けられる発熱部 3と、該 発熱部 3に給電するための電源部 4とで構成される。
[0028] 発熱部 3は、発熱体 8を熱伝導部材 9で被覆した構造となっており、すなわち、取付 機構 Tが設けられていないほかは、上記充電池式椅子加温装置 1で用いられる発熱 部 3と同様の構造となっている。このとき、上記充電池式椅子加温装置 1の発熱部 3 の説明中「椅子 2への取付け面側」及び「外側」とは、充電池式加温椅子 10の発熱部 3が椅子 2外部に取り付けられる形態の場合はそのままの言語及び意味で用いること ができ、発熱部 3が椅子 2に内蔵される形態の場合は夫々「人体側」及び「外側」(人 体と反対側。以下同じ。 )に置換して解釈することとなる。
[0029] 該発熱部 3を設ける箇所について、図 3に示すように、椅子 2の内部に設ける態様( 内蔵タイプ)と、図 4に示すように、椅子 2の外部に取り付けられる態様 (外付タイプ)と 、いずれの実施態様でも可能である。
[0030] 電源部 4は、前記発熱部 3へ給電するためのものであり、また、充電池 5は、電源部 4を介して発熱部 3へ電源を供給するための電源媒体であって、 V、ずれも上記充電 池式椅子加温 1で用いられる電源部 4及び充電池 5と同様である。
[0031] なお、本発明に力かる充電池式加温椅子 10で使用される椅子 2については、一般 的な形状の椅子 2のほか、車椅子等あらゆる椅子 2に対応可能であって、特に限定 がないことは上記同様である。すなわち、図 3および図 4に示すような固定式形状の 椅子に限られるものではなぐ例えば、図 5に示すような多種多様な形状の椅子 2に 対応可能である。
実施例 1
[0032] まず、本発明にかかる充電池式椅子加温装置 1の取り付け方法について説明する 。既存の椅子 2の座部 2a下面または Zおよび背もたれ 2b外側に、両面粘着テープ 等の取付機構 9を介して、発熱部 3を取り付ける。このとき、必要に応じて座部 2a下面 あるいは背もたれ 2b外側と発熱部 3との間にアルミ箔 7を敷設する。また、場合によつ て、力かる発熱部 3を被覆するように、断熱材 6を装着する。
[0033] その後、椅子 2の所定箇所に電源部 4を取り付け、前記発熱部 3の発熱体 8と電源 部 4とをコネクタ等によって接続するなどして、本発明にかかる充電池式椅子加温装 置 1の取付けが完了する。
実施例 2
[0034] 次に、本発明にかかる充電池式椅子加温装置 1が取付けられた椅子 2並びに充電 池式加温椅子 10を使用した椅子 2の加温方法について説明する。
[0035] はじめに、電源部 4のソケット 4cに充電池 5を装着する。つぎに、該電源部 4におけ る電源スィッチ 4aによって電源をオンにする。その後、必要に応じて温度コントロー ル用のボリューム 4bを調整して好みの温度となるように加温調節を行う。
[0036] なお、椅子の加温を止めるときは、上記加温操作と逆の行程を行えばょ 、。すなわ ち、電源スィッチ 4aをオフにし、電源部 4のソケット 4cから充電池 5を取り出すことで完 了する。
産業上の利用可能性
[0037] 本発明によれば、コンセント等の電源が不必要であるため、屋内'屋外を問わず、 あらゆる場所において、あらゆる椅子 2に採用することができる。特に採用が見込まれ る場面として、外出する際の車椅子、冬季のスポーツ観戦等で使用される屋外スタジ アムの椅子 2、セミナー会場等の椅子 2、キャンプ等で使用する持ち運び可能な携帯 椅子等々、ありとあらゆる場面が想定でき、これら全ての場面で利用者力も大変に喜 ばれることとなる。しカゝも、椅子 2を使用する個々人が持参'購入した充電池 5をセット することにより加温する方法を採用しているため、施設側に電気料金の負担がかかる 心配がなぐ椅子 2の加温を必要とする人自身が自己負担により加温を行う点で、施 設利用者間の公平性を図ることも可能である。したがって、産業上の利用可能性は 大である。
図面の簡単な説明
[0038] [図 1]本発明にかかる充電池式椅子加温装置の実施形態を示す説明図である。 圆 2]本発明に使用される発熱部の実施例を示す構造断面図である。
圆 3]本発明にかかる充電池式加温椅子の実施形態を示す部分断面図である。 圆 4]本発明にかかる充電池式加温椅子の実施形態を示す部分断面図である。 圆 5]本発明にかかる充電池式椅子加温装置及び充電池式加温椅子で使用される 椅子の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 充電池式椅子加温装置
2 椅子
2a 座部
2b 背もたれ
3 発熱部
4 電源部
4a 電源スィッチ
4b ボリューム
4c ソケット
5 充電池
6 断熱材
7 アルミ箔
8 発熱体
9 熱伝道部材
9a シリコンゴム
9b ウレタン
10 充電池式加温椅子
T 取付部

Claims

請求の範囲
[1] 椅子を加温する方法であって、椅子における座部または/および背もたれに発熱 部を設けるとともに所定箇所に電源部を設け、椅子を使用する個々人が電源部に充 電池を装着することにより、該充電池から発熱部へ給電され、椅子を加温することが 可能となることを特徴とする充電池式椅子加温方法。
[2] 椅子を加温するための加温装置であって、発熱部と電源部からなり、発熱部は発熱 体を熱伝導部材で被覆し所定箇所に椅子への取付機構を設けた構造となっており、 また、電源部は充電池を装着するためのソケットを備えることで、充電池から発熱部 へ給電して該発熱部を加温することを特徴とする充電池式椅子加温装置。
[3] 前記電池式椅子加温装置において、発熱部に給電する電圧を制御することにより 加温温度を自在に調整することが可能な制御部を備えたことを特徴とする請求項 2に 記載の充電池式椅子加温装置。
[4] 前記電池式椅子加温装置において、発熱体が、シリコンラバーヒーター若しくはシ リコンコードヒーターであることを特徴とする請求項 2または請求項 3に記載の充電池 式椅子加温装置。
[5] 加温することが可能な椅子であって、発熱体を熱伝導部材で被覆してなる発熱部 を椅子の座部または Zおよび背もたれに設けるとともに、充電池を装着するためのソ ケットを備える電源部を設けることで、充電池から発熱部へ給電して椅子を加温する ことを特徴とする充電池式加温椅子。
[6] 前記充電池式加温椅子において、発熱部に給電する電圧を制御することにより加 温温度を自在に調整することが可能な制御部を備えたことを特徴とする請求項 5に記 載の充電池式加温椅子。
[7] 前記充電池式加温椅子において、発熱体が、シリコンラバーヒーター若しくはシリコ ンコードヒーターであることを特徴とする請求項 5または請求項 6に記載の充電池式 加温椅子。
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