明 細 書
ベンジルォキシプロピルアミン誘導体
技術分野
[0001] 本発明は、新規べンジルォキシプロピルアミン誘導体並びにその薬学的に許容さ れる塩及び水和物、及び該化合物を有効成分として含有する医薬に関する。
背景技術
[0002] タキキュンは、類似の構造をもつ一群のペプチドの総称であり、哺乳類ではサブス タンス P(SP)、ニューロキュン A(NKA)及び-ユーロキュン B(NKB)が代表的なもの である。それらは生体に広く分布する神経ペプチドであるが、その生理的機能が最も 詳しく研究されているものがサブスタンス Pである。サブスタンス Pは降圧作用、平滑 筋収縮作用、唾液分泌促進作用、ニューロン興奮作用、疼痛反応誘発作用等を示 す 11個のアミノ酸からなるペプチドであり、消化器系疾患、神経系疾患、呼吸器系疾 患など種々の疾患に関係していることが知られており、特に炎症、アレルギー、カル チノイド症候群、慢性疼痛、頭痛、クローン病、鬱病、嘔吐等に深く関与していること が示唆されている。従って、サブスタンス P等のタキキュンに対する拮抗剤は、抗炎症 薬、アレルギー疾患用薬、鎮痛薬、制吐薬、過敏腸症候群用薬、皮膚疾患用薬、血 管痙攣性疾患用薬、脳性虚血疾患用薬、抗鬱薬、抗不安薬、自己免疫疾患用薬、 筋弛緩薬、鎮痙薬等の薬剤として有用である。
[0003] 上記のようなタキキュンの関与する疾患の治療薬を開発する目的で種々の抗タキ キュンィ匕合物が開発 '報告されている力 血中への移行性が悪いなど体内動態の面 や安全性の面に問題があり、新規な構造を有する抗タキキニンィ匕合物が望まれてい た。例えば、非特許文献 1には-ユーロキュン 1受容体阻害剤として、一部の化学構 造が本発明化合物と類似するベンジルォキシフエネチルピペラジン誘導体が報告さ れて 、るが、ピぺラジン骨格を有さな 、直鎖状の本発明化合物べンジルォキシプロ ピルアミン誘導体とは構造上明らかに異なる化合物である。
[0004] 非特許文献 1:「Bioorganic &. Medicinal Chemistry Letters]、第 13卷、 p.437- 442 (20
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 本発明の目的は、体内動態に優れた抗タキキュン薬として有用な新規ィ匕合物を提 供することにある。
課題を解決するための手段
[0006] 本発明者らはべンジルォキシプロピルアミン誘導体にっ 、て鋭意研究を行った結 果、下記構造式 (I)で表される新規 2-フエ-ルペンジルォキシプロピルアミン誘導体 が優れた抗サブスタンス P作用を有し、医薬として有用であることを見出し本発明を完 成した。
発明の効果
[0007] 本発明べンジルォキシプロピルアミン誘導体は新規な構造を有する強力なタキキ- ン受容体拮抗物質であり、また、モルモットに経口投与した血中動態試験及び脳内 中枢移行性試験においても、良好な血中移行性と長い血中半減期を示し、さらに優 れた中枢移行性も有するという好ましい体内動態を示すことから、医薬品として望まし い有用性を有している。
図面の簡単な説明
[0008] [図 1]本発明化合物をモルモットに経口投与した場合の脳内中枢移行性を示す結果 の一例である。
発明を実施するための最良の形態
[0009] 本発明は下記一般式 (I)で表されるベンジルォキシプロピルアミン誘導体並びにそ の薬学的に許容される塩及び水和物、及び該化合物を有効成分として含有する抗タ キキュン薬等の医薬に関する。
[化 1]
〔式中、 R及び R は各々同一若しくは異なって水素、ハロゲン、炭素数 1乃至 4のァ
la lb
ルキル又はトリフルォロメチルを表し、 Rはハロゲンで置換されていてもよいフエニル
2
又はジフエニルメチルを表し、 Rは水素、炭素数 1乃至 4のアルキル又はァセトキシメ
3
チルを表し、 R 4は下記 (a)乃至 (j)力 選択される置換基を表す。
(a)炭素数 1乃至 4のアルキル、ピベリジ-ル、カルボキシメチル、 t-ブトキシカルボ- ル、 t-ブトキシカルボ-ルメチル若しくはァミノで置換されて 、てもよ 、ピベリジ-ル、
(b) t-ブトキシカルボ-ルで置換されて!、てもよ!/、ピベリジ-ルァミノ、
(c)カルボキシ若しくは t-ブトキシカルボ-ルで置換されて!、てもよ!/ヽピベリジ-ルメ チル、
(d)炭素数 1乃至 4のアルキル、炭素数 1乃至 4のアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ォ キシ、アミ入カルボキシ及びべンジルカ 選ばれる 1乃至 2の基で置換されていても よいピリジル、
(e)ピリジル、ォキシピリジル、カルボキシ、ァミノ若しくは t-ブトキシカルボ-ルァミノで 置換された炭素数 1乃至 4のアルキル、
(Dピリジル若しくはォキシピリジルで置換された炭素数 2乃至 4のァルケニル、 (g)ヒドロキシ、カルボキシ、エトキシカルボ-ル、ハロゲン、及びピベリジ-ル、ピロリ ジ -ル、アミ入ハロゲン若しくは t-ブトキシカルボ-ルァミノで置換されていてもよい 炭素数 1乃至 4のアルキル、及び 1若しくは 2の炭素数 1乃至 4のアルキル又は t-ブトキ
シカルボ-ルで置換されて!、てもよ!/、ァミノ力 選ばれる基で置換されて!、てもよ!/、フ ェ-ノレゝ
(h)ァミノ若しくは t-ブトキシカルボ-ルァミノで置換されたシクロへキシル、
(0ピラジュル、
(j)キノリル。〕
[0010] 前記一般式 (I)の置換基において、炭素数 1乃至 4のアルキルとは好ましくはメチル
、ェチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、 sec-ブチル、 t-ブチル等の直 鎖状又は分岐状のアルキル基を表す。
炭素数 1乃至 4のアルコキシとは好ましくはメトキシ、エトキシ、プロピルォキシ、イソ プロピルォキシ、ブチルォキシ等の直鎖状又は分岐状のアルコキシ基を表す。 炭素数 2乃至 4のァルケ-ルとは好ましくはビュル、ァリル、プロべ-ル、イソプロべ
-ル、 1ーブテュル、 2—ブテュル等の直鎖状又は分岐状のァルケ-ル基を表す。
[0011] 本発明化合物中、特に好ましいィ匕合物は以下の通りである。
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルビ ペリジン- 4-カルボキサミド [化合物 1]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-メチルビペリジン- 4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 2]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-イソプロ ピルピぺリジン- 4-カルボキサミド [化合物 3]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン -4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 4]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ] -ピペリジン- 4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 5]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]イソ-コチ ン酸アミド [化合物 6]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]イソ-コチン酸アミド [化合物 7]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]ニコチン酸
アミド [化合物 8]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル ]ニコチン酸アミド [化合物 9]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル ]ピリジン- 2-カルボキシアミド [化合物 10]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]— 2—クロロイ ソニコチン酸アミド [化合物 11]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-ヒドロキシイソニコチン酸アミド [化合物 12]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -6-メチル ニコチン酸アミド [化合物 13]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエ-ルプロピル]- 2-クロ口- 6
-メチルニコチン酸アミド [化合物 14]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]- 2,6-ジクロ 口ニコチン酸アミド [化合物 15]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]- 2,6-ジクロ 口- 5-フルォロニコチン酸アミド [化合物 16]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]- 2,6-ジメト キシニコチン酸アミド [化合物 17]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]キノリン- 4- カルボキサミド [化合物 18]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]キノリン- 4-カルボキサミド [化合物 19]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]- 1-ォキシィ ソニコチン酸アミド [化合物 20]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-1-ォキシイソニコチン酸アミド [化合物 21]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル]- 1-ォキシ
ニコチン酸アミド [化合物 22]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-ォキシニコチン酸アミド [化合物 23]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシ ピリジン- 2-カルボキサミド [化合物 24]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-ォキシピリジン- 2-カルボキサミド [化合物 25]
4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [化合物 26]
4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル 力ルバモイル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [化合物 27]
3-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [化合物 28]
3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル 力ルバモイル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [化合物 29]
1-ベンジル- 4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]ピリジ -ゥムクロライド [化合物 30]
1-ベンジル- 4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル力ルバモイル]ピリジ-ゥムクロライド [化合物 31]
1-ベンジル- 3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]ピリジ -ゥムクロライド [化合物 32]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-ピリジン -4-ィルァセタミド [化合物 33]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル) 口ピル]- 2-ピリジン- 4-ィルァセタミド [化合物 34]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-ピリジン -3-ィルァセタミド [化合物 35]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-2-ピリジン- 3-ィルァセタミド [化合物 36]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -2-ピリジン
-2-ィルァセタミド [化合物 37]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-2-ピリジン- 2-ィルァセタミド [化合物 38]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエ-ルプロピル]- 2- (1-ォキ シピリジン- 4-ィル)ァセタミド [化合物 39]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]- 2- (1-ォキシピリジン- 4-ィル)ァセタミド [化合物 40]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエ-ルプロピル]- 2- (1-ォキ シピリジン- 3-ィル)ァセタミド [化合物 41]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-2-(1-ォキシピリジン- 3-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 42]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエ-ルプロピル]- 2- (1-ォキ シピリジン- 2-ィル)ァセタミド [化合物 43]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-2-(1-ォキシピリジン- 2-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 44]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -3-ピリジン
-4-ィルアクリル酸アミド [化合物 45]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -3-ピリジン
-3-ィルアクリル酸アミド [化合物 46]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-3-ピリジン- 3-ィルアクリル酸アミド [化合物 47]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -3-ピリジン
—4-ィル-プロピオン酸アミド [化合物 48]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 フエニルプロピル] -3-ピリジン
-3-ィル-プロピオン酸アミド [化合物 49]
Ν-[3-(3 , 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 (4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-3-ピリジン- 3-ィル-プロピオン酸アミド [化合物 50]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 4-ィル)プロピオン酸アミド [化合物 51]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 3-ィル)プロピオン酸アミド [化合物 52]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 4-ィル)アクリル酸アミド [化合物 53]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 3-ィル)アクリル酸アミド [化合物 54]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]- 3- (1-ォキシピリジン- 3-ィル)アクリル酸アミド [化合物 55]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ヒドロキ シ安息香酸アミド [化合物 56]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-フルォ 口安息香酸アミド [化合物 57]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ジメチ ルァミノ安息香酸アミド [化合物 58]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ジェチ ルァミノ安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 59]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]テレフタル 酸 [化合物 60]
4-ァミノ- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]安 息香酸アミド塩酸塩 [化合物 61]
4-ァミノ- N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル) プロピル]安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 62]
4-アミノメチル- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピ ル]安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 63]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ピロリジ
ン -1-ィルメチル安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 64]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ピベリジ ン -1-ィルメチル安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 65]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]テレフタル 酸メチルエステル [化合物 66]
tert-ブチル {4-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]フエ-ル}力ルバメート [化合物 67]
tert-ブチル {4-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル力ルバモイル]フエ-ル}力ルバメート [化合物 68]
tert-ブチル {4-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]ベンジル }力ルバメート [化合物 69]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-クロロメ チルベンズアミド [化合物 70]
tert-ブチル 4-〔3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル〕ピぺリジン- 1-カルボキシレート [化合物 71]
tert-ブチル 4-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル力ルバモイル]ピぺリジンカルボキシレート [化合物 72]
N- {3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル }- 3- tert-ブト キシカルボ-ルァミノプロピオン酸アミド [化合物 73]
3-ァミノ- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]プ ロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 74]
N-{3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル) -3- tert-ブトキシカルボ-ルァミノプロピオン酸アミド [化合物 75]
3-ァミノ- N- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル) プロピル]プロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 76]
4- {3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル } -ブチル}力ルバミン酸 tert-ブチル [化合物 77]
N-3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル- 5-アミノ吉
草酸アミド塩酸塩 [化合物 78]
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]ピぺリジン- 1-ィル }酢酸 tert-ブチル [化合物 79]
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]ピぺリジン- 1-ィル }酢酸塩酸塩 [化合物 80]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]マロン酸ェ チル [化合物 81]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]マロン酸ァ ミド [化合物 82]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピラジン- 2 -力ルボン酸アミド [化合物 83]
[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]力ルバミン酸フ ェ-ルエステル [化合物 84]
4- {3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]ウレイド) ピぺリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [化合物 85]
1-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピベリジ ン -4-ィルゥレア塩酸塩 [化合物 86]
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]シクロへキシル }力ルバミン酸 tert-ブチル [化合物 87]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-アミノシ クロへキサンカルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 88]
1-{[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]メチル }ピペリジン- 4-カルボン酸ェチル [化合物 89]
1-{[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]メチル }ピペリジン- 4-カルボン酸 [化合物 90]
N- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 -フエ-ルプロピル]- 2- [1,4']ビ ピぺリジン- 1'-ィル-ァセトアミド 2塩酸塩 [化合物 91]
4-{[3- (3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]メチルカル
バモイル} -ピペリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [化合物 92]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル ピぺリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 93]
4-{[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]メチルカルバモイル} -ピペリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [化合物 94]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 95]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル- 1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 96]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチル -1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 97]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチルイソニコチン酸アミド [化合物 98]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル- 1-ォキシイソニコチン酸アミド [化合物 99]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-ヒドロキシ- N-メチルイソニコチン酸アミド [ィ匕合物 100]
(2-{[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル]メチルカル バモイル}ェチル)力ルバミン酸 tert-ブチル [化合物 101]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル- 3-ァミノプロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 102]
(2- {[3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピ ル]メチルカルバモイル}ェチル)力ルバミン酸 tert-ブチル [化合物 103]
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチル -3-ァミノプロピオン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 104]
(4-{[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル]メチルカル バモイル}ブチル)カルノ ミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 105]
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル-
5-ァミノペンタン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 106]
N-[2-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3, 3-ジフエ-ルプロピル]- N-メチ ル -1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 107]
4-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ピぺリジン- 1- カルボン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 108]
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン- 4-カルボン酸 アミド塩酸塩 [化合物 109]
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルビペリジン- 4-力 ルボン酸アミド [ィ匕合物 110]
{2-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ェチル }カル バミン酸 tert-ブチル [化合物 111]
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ァミノプロピオン酸アミ ド塩酸塩 [化合物 112]
4-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ピぺリジン- 1- 力ノレボン酸 tert-ブチノレ [ィ匕合物 113]
N-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン- 4-カルボン酸ァ ミド塩酸塩 [化合物 114]
N-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルピペリジン- 4-カル ボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 115]
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]イソニコチン酸アミド [化合物 116]
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン酸アミ ド [化合物 117]
{2-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ェチル }力ルバ ミン酸 tert-ブチル [化合物 118]
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ァミノプロピオン酸アミド 塩酸塩 [化合物 119]
N-[3-(3,4-ジクロロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン酸ァ
ミド [化合物 120]
{4-[3-(3,4-ジクロロベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]フエ-ル}カル ノミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 121]
N-[3-(3,4-ジクロロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ァミノべンズアミド塩酸 塩 [化合物 122]
N-[3-(3, 5-ジフルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン 酸アミド [ィ匕合物 123]
1-ォキシ - N-[2-フエ-ル -3-(3-トリフルォロメチルベンジルォキシ)プロピル]イソ-コ チン酸アミド [ィ匕合物 124]
1-ォキシ -N- [3-ベンジルォキシ- 2-フエ-ルプロピル]イソニコチン酸アミド [化合物 1 25]
以下に本発明の好ましい態様を示す。
(1)前記一般式 (I)で表されるベンジルォキシプロピルアミン誘導体並びにその薬学 的に許容される塩及び水和物。
(2) Rが 3,5-ビストリフルォロメチル基である上記 (1)記載のベンジルォキシプロピル
1
ァミン誘導体。
(3) Rがフエ-ルである上記 (2)記載のベンジルォキシプロピルアミン誘導体。
2
(4) Rがフルオロフェニルである上記 (2)記載のベンジルォキシプロピルアミン誘導体
2
(5) Rが水素である上記 (3)又は (4)記載のベンジルォキシプロピルアミン誘導体。
3
(6) Rカ チルである上記 (3)又は (4)記載のベンジルォキシプロピルアミン誘導体。
3
(7) N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロ ピル] -1-ォキシイソニコチン酸アミド並びにその薬学的に許容される塩及び水和物。
(8)上記(1)乃至(7)記載のベンジルォキシプロピルアミン誘導体を有効成分として 含有する医薬。
(9)抗炎症薬、アレルギー疾患用薬、鎮痛薬、制吐薬、過敏腸症候群用薬、皮膚疾 患用薬、血管痙攣性疾患用薬、脳性虚血疾患用薬、抗鬱薬、抗不安薬、自己免疫 疾患用薬、筋弛緩薬または鎭痙薬である上記 (8)記載の医薬。
(10)制吐薬である上記(9)記載の医薬。
[0017] 以下に本発明化合物の一般的製法を示す。上記一般式 (I)で表される本発明化合 物は、以下に記載した方法によって製造することができる。尚、以下の構造式におい ては、上記一般式 (I)中の R及び R の両方を併せて Rと簡略に表記した。
la lb 1
[0018] 一般式 (I)の化合物は、一般式 (II)の化合物のアミドィ匕により得られる。例えば、トリエ チルァミン、 N-メチルモルホリン等の適当な塩基の存在下において、 DCC(1,3-ジシ クロへキシルカルポジイミド)、 WSC (水溶性カルポジイミド) 'HC1等の縮合剤を用いる 方法、混合酸無水物法、活性エステル法などの一般的なアミドィ匕方法を用いることに より、一般式 (II)の化合物と適当なカルボン酸ィ匕合物から一般式 (I)の化合物を得るこ とができる。この反応は、 DMF (ジメチルホルムアミド)、塩化メチレン、クロ口ホルム、 T HF (テトラヒドロフラン)、ァセトニトリル、水、アセトン又はそれらの混合物等の適当な 溶媒中、氷冷下力も溶媒の沸点との間の好適な温度で行うことができる。得られたァ ミド誘導体はそのままで最終目的物の場合もあり、又、さらに脱保護などの適当な化 学変換を行 、最終目的物とすることもできる。
[化 2]
( N ) ( I )
[0019] 一般式 (II)の化合物は、一般式 (III)の化合物の脱 Bocィ匕反応により合成することがで きる。脱 Boc化剤としては、塩ィ匕水素をジォキサン、酢酸ェチル、エーテル、塩化メチ レン、酢酸等の適当な溶媒に溶力 たものや、臭化水素の酢酸溶液、トリフルォロ酢 酸、ギ酸等を用いることができる。これらの試薬単独で、あるいはジォキサン、酢酸ェ チル、エーテル、塩化メチレン、酢酸等の適当な溶媒中で- 20°Cから溶媒の沸点との 間の好適な温度で行うことができる。
[化 3]
[0020] 一般式 (III)の化合物は、一般式 (IV)の化合物と t-プタノール中、トリェチルァミン、 N -メチルモルホリン等の適当な塩基の共存下で DPPA (ジフエ-ルリン酸アジド)と加熱 すること〖こより得ることができる。この工程で得られた一般式 (III)の化合物の置換基 R
3 は水素であるが、これを好ましくは DMF、 THF等の極性非プロトン性溶媒中で、水素 化ナトリウム、水素化カリウムあるいはナトリウムアミド等の塩基で処理した後、アルキ ルハロゲン化物や硫酸アルキルエステル等のアルキル化剤と反応させることにより R
3 がアルキル基である一般式 (III)の化合物を得ることができる。本アルキルィ匕反応は、 氷冷下力 溶媒の沸点との間の好適な温度で行うことができる。
[化 4]
[0021] 一般式 (IV)の化合物は、一般式 (V)の化合物の加水分解反応により製造することが できる。加水分解反応は、好ましくはメタノール、エタノール、アセトン、ジォキサン、 T HF等の水と混和する溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸ィ匕カリウム、水酸化リチウム、炭 酸カリウム等の適当な塩基の水溶液と混合することにより、氷冷下から溶媒の沸点と の間の好適な温度で行うことができる。
[化 5]
[0022] 一般式 (V)の化合物は、一般式 (VI)の化合物の還元反応により製造することができ る。還元反応として、貴金属触媒を用いる接触還元反応あるいは、遷移金属塩と水 素化ホウ素ナトリウムとの組み合わせにより行うことができる。接触還元の場合、貴金 属触媒としてたとえばパラジウム担持炭素、水酸化パラジウム担持炭素、酸化白金、 ラネーニッケル等を用い、エタノール、メタノール、水、酢酸、ギ酸、酢酸ェチル、 THF 、 DMFまたはそれらの混合物等の適当な溶媒中、常圧力 中圧、乃至は高圧の水素 雰囲気下で、室温力 溶媒の沸点の間の好適な温度で行うことができる。また水素化 ホウ素ナトリウムを用いる場合、遷移金属塩として、塩化ニッケル、塩ィ匕コバルト、塩 化鉄等を用いることができ、エタノール、メタノール、水等のプロトン性溶媒単独、若し くはこれらに THF、 DMF,ジォキサン等の非プロトン性溶媒を混合して、室温から溶 媒の沸点の間の好適な温度で行うことができる。
[化 6]
( VI ) ( V )
[0023] 一般式 (VI)の化合物は、一般式 (VII)の化合物のいわゆる Wittig反応により製造する ことができる。例えば、(ジエトキシホスホリル)酢酸ェチルを THFや DMF等の最適な溶 媒中、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムエトキシド、ナトリウムメトキシド、力 リウム t-ブトキシド、ナトリウムアミド等の塩基で処理した後、一般式 (VII)で表される化 合物と室温から溶媒の沸点の間の好適な温度で反応させることにより得られる。
( VII ) ( VI )
[0024] 一般式 (VII)の化合物は、一般式 (VIII)の化合物の加水分解により得られる。この反 応は、エタノール、メタノール、ジォキサン、 THF、酢酸などの溶媒やあるいはそれら の混合物中で、塩酸、硫酸、硝酸、 P-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフル ォロ酢酸、トリフルォロメタンスルホン酸、酢酸、ギ酸等の酸と共に室温から溶媒の沸 点までの好適な温度で処理することにより行うことができる。
[化 8]
[0025] 一般式 (VIII)の化合物は、一般式 (IX)の化合物のエーテルィ匕により得られる。一般 式 (IX)の化合物を THF、 DMF、トルエン、ベンゼン、アセトン、ジォキサン、エーテル 等の非プロトン製溶媒単独若しくはそれらの混合物中、 -20°C力 溶媒の沸点までの 適切な温度において、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、ナトリウム エトキシド、ナトリウムメトキシド等の塩基で処理した後、ベンジルエーテル化剤と反応 させること〖こより行うことができる。ベンジル化剤としてベンゼン環上に適当な置換基 を有するか、若しくは無置換であるべンジルクロライド、ベンジルブロマイド、ベンジル ョーダイド、ベンジルアルコールのメタンスルホン酸エステル、ベンジルアルコールの p-トルエンスルホン酸エステル、ベンジルアルコールのトリフルォロメタンスルホン酸 エステル等を用いることができ、- 20°C力も溶媒の沸点までの適切な温度において反 応を行うことができる。
[0026] 一般式 (IX)の化合物は、一般式 (X)の化合物とエチレングリコールとの脱水反応に より合成することができる。一般式 (X)の化合物をベンゼン、トルエン、キシレン、クロ口 ホルム、四塩化炭素等の溶媒中、 P-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸、ベ ンゼンスルホン酸等を触媒として反応を行うことができる。
( X) ( IX )
[0027] 前記一般式 (I)で表される化合物は、その薬学的に許容しうる塩が存在する場合は それら各種の塩を包含し、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、過塩素 酸、チォシアン酸、ホウ酸、ギ酸、酢酸、ハロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、タエ ン酸、酒石酸、コハク酸、ダルコン酸、乳酸、マロン酸、フマル酸、アントラ-ル酸、安 息香酸、ケィ皮酸、 ρ-トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、スルファニル酸等 との酸との付加塩、又はナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシ ゥム等のアルカリ土類金属若しくはアルミニウム等の金属との塩、或いはアンモニア、 有機アミン等の塩基類との塩を挙げることができる。これらの塩は公知の方法により、 遊離の各化合物より製造でき或いは相互に変換できる。またシス トランス異性体、 光学異性体、配座異性体等の立体異性体或いは水和物又は金属錯化合物の状態 で存在する場合においても、そのいずれの立体異性体、水和物及び錯ィヒ合物をも 本発明は包含する。
[0028] 本発明化合物は、適当な医薬用の担体若しくは希釈剤と組み合わせて医薬とする ことができ、通常の如何なる方法によっても製剤化可能であり、錠剤、カプセル剤、粉 末剤、液剤等の経口剤として、又は皮下、筋肉内、直腸内、鼻腔内投与用の非経口 剤として製剤化できる。処方にあたっては、本発明化合物をその薬学的に許容しうる 塩の形で用いてもよぐ単独若しくは適宜組み合わせて用いることができ、又、他の 医薬活性成分との配合剤としてもょ 、。
[0029] 経口投与製剤としては、そのまま或いは適当な添加剤、例えば乳糖、マンニット、ト ゥモロコシデンプン、バレイショデンプン等の慣用の賦形剤と共に、結晶セルロース、 セルロース誘導体、アラビアゴム、トウモロコシデンプン、ゼラチン等の結合剤、トウモ ロコシデンプン、バレイショデンプン、カルボキシメチルセルロースカリウム等の崩壊 剤、タルク、ステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤、その他増量剤、湿潤化剤、緩衝 剤、保存剤、香料等を適宜組み合わせて錠剤、散剤、顆粒剤或いはカプセル剤とす ることがでさる。
[0030] また疾患の種類や患者に応じて、その治療に最適な上記以外の剤形、例えば、注 射剤、座剤、吸入剤、エアゾール剤、シロップ剤、点眼剤、軟膏等の外用剤等に製剤 ィ匕することがでさる。
[0031] 本発明化合物の望ましい投与量は、投与対象、剤形、投与方法、投与期間等によ つて変わるが、所望の効果を得るには、一般に成人に対して、本発明化合物 0.5乃至 1000 mg、好ましくは 1乃至 500を一日 1乃至数回に分けて経口投与することができる。 非経口投与 (例えば注射剤)の場合、一日投与量は、前記各々の投与量の 3乃至 10 分の 1の用量レベルが好まし!/、。
実施例
[0032] 出発原料は、アルドリッチ ·ケミカルカンパ-一インコーポレイテッド又は東京化成( 株)等から購入することができる。融点は試料をガラスキヤビラリ一に入れ、ャマト MP- 21型融点測定器で測定した (温度計の補正は行っていない)。旋光度は JASCO DP -140型旋光計で測定した。 ^-NMRは Bruker ARX500型核磁気共鳴装置で測定し 、ケミカルシフト値は内部標準として加えた TMS( δ = 0 ppm)を基準として ppmで表した 。シリカゲルカラムクロマトグラフィーはクロマトグラフィー用シリカゲル BW-127ZH (富
士シリシァ化学 (株))を用いて行った。薄層クロマトグラフィーは Silica gel F254(Merck 、 No.5715)を使用し、 UVランプ及び 5%リンモリブデン酸-エタノール発色試薬を用い て検出した。試薬、溶媒類は市販品をそのまま用いた。
[0033] 実施例 1.
2-ヒドロキシ- 1-フエ-ルエタノンの製造。
2-ブロモ -1-フエ-ルエタノン (99.52 g、 500 mmol)とギ酸ナトリウム (215.0 g、 3160 mm ol)の 85%エタノール (1200 mL)溶液を 5時間加熱還流した。溶媒を減圧下で溜去した 後、残渣に水 (1000 mL)を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて無水硫 酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で溜去した。残渣油状物に石油エーテルを 加えて結晶化して、 2-ヒドロキシ- 1-フエ-ルエタノン (59.67 g、 88%)を得た。 Mp.86-89 °C. JH-NMR (DMSO-d ) δ: 4.81 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 5.07 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 7.5
6
0- 7.55 (m, 2H), 7.63-7.67 (m, 1H), 7.92-7.95 (m, 2H)
[0034] 実施例 2.
1- (4-フルオロフェ-ル )-2-ヒドロキシエタノンの製造。
2-ブロモ -1- (4-フルオロフェ -ル)エタノン (45.58 g、 210 mmol),ギ酸ナトリウム (90.45 g、 1330 mmol)及び 85%エタノール (500 mL)より、 2-ヒドロキシ- 1-フエ-ルエタノンの合 成と同様にして、 1-(4-フルオロフェ-ル )-2-ヒドロキシエタノン (24.38 g、 75%)を得た。 Mp.115-117 °C. JH-NMR (DMSO-d ) δ: 4.78 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 5.11 (t, J = 5.9
6
Hz, 1H), 7.33-7.38 (m, 2H), 8.00-8.04 (m, 2H).
[0035] 実施例 3.
(2-フエ-ル- [1,3]ジォキソラン- 2-ィル)メタノールの製造。
Dean- Stark脱水装置をつけた 1 Lのナス型フラスコに 2-ヒドロキシ- 1-フエ-ルェタノ ン (40.39 g、 297 mmol),エチレングリコール (84 mL、 1500 mmol), p-トルエンスルホン 酸 · 1水和物 (1.0 g)及びベンゼン (500 mL)を加え、 24時間加熱還流した。溶媒を減 圧下で溜去し、得られた残渣に水と酢酸ェチルを加え、有機層を分離した。水層を 酢酸ェチルでさらに 2回抽出した後、有機層を合わせて水と飽和食塩水で洗浄した 。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を溜去して得られた粗生成物をシ リカゲルカラムクロマトグラフィー (トルエン:酢酸ェチル = 4 : 1)で精製して、(2-フエ-
ル -[1,3]ジォキソラン- 2-ィル)メタノール (52.30 g、 98%)を油状物として得た。 H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.51 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 3.74-3.78 (m, 2H), 4.01—4.05 (m, 2H), 4.0
6
9 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 7.28-7.36 (m, 3H), 7.40-7.43 (m, 2H).
[0036] 実施例 4.
[2-(4-フルオロフェ-ル )-[1,3]ジォキソラン- 2-ィル]メタノールの製造。
1- (4-フルオロフェ-ル )-2-ヒドロキシエタノン (23.89 g、 155 mmol)、エチレングリコー ル (42 mL、 780 mmol)、 p-トルエンスルホン酸 · 1水和物 (0.5 g)及びベンゼン (300 mL) より 3aの合成と同様にして反応を行った後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー (トルエン:酢酸ェチル = 4 : 1)で精製して、 [2-(4-フルオロフェ-ル )- [1,3]ジォ キソラン- 2-ィル]メタノール (22.05 g、 72%)を油状物として得た。 ^-NMR (DMSO-d )
6 δ :3.51 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 3.75—3.81 (m, 2H), 3.99—4.07 (m, 2H), 4.94 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 7.13-7.19 (m, 2H), 7.42-7.47 (m, 2H).
[0037] 実施例 5.
2- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) -2-フエ-ル- [1,3]ジォキソラン の製造。
(2-フエ-ル- [1,3]ジォキソラン- 2-ィル)メタノール (14.82 g、 82 mmol)を DMF(200 mL) に溶力して氷冷し、水素化ナトリウム (60%油性 )(3.60 g、 90 mmol)を 2回に分けてカロえ た。氷冷下 1時間、室温で 2時間力き混ぜた後、氷冷下で 3,5-ビス (トリフルォロメチル )ベンジルブロミド (16.5 mL、 90 mmol)の DMF(50 mL)溶液を 30分かけて滴下した。氷 冷下で 2時間、室温で 20時間力き混ぜた後、反応混合物を水に加え、酢酸ェチルで 抽出した。有機層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾 燥した。溶媒を減圧下で溜去して得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー (n-へキサン:酢酸ェチル = 19 : 1)で精製して、 2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル) ベンジルォキシメチル) -2-フエ-ル- [1,3]ジォキソラン (34.00 g、 100%)を油状物として 得た。 1H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.67 (s, 2H), 3.79—3.84 (m, 2H), 4.02—4.08 (m, 2H),
6
4.74 (s, 2H), 7.31-7.39 (m, 3H), 7.46-7.49 (m, 2H), 7.89 (s, 2H), 7.96 (s, 1H).
[0038] 実施例 6.
2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) -2-(4-フルオロフェ-ル )-[1,3]
ジォキソランの製造。
[2- (4-フルオロフェ-ル )-[1,3]ジォキソラン- 2-ィル]メタノール (21.80 g、 110 mmol)、 水素化ナトリウム (60%油性 )(4.80 g、 120 mmol)、 3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジル ブロミド (22.0 mL、 120 mmol)及び DMF(250 mL)より 2- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベ ンジルォキシメチル )-2-フエ-ル- [1,3]ジォキソランの合成と同様にして、 2_(3,5_ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) -2-(4-フルオロフェ-ル )-[1,3]ジォキソラ ン (46.60 g、 100%)を油状物として得た。 'H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.75 (s, 2H), 3.80—
6
3.87 (m, 2H), 4.00-4.07 (m, 2H), 4.74 (s, 2H), 7.14-7.19 (m, 2H), 7.47-7.53 (m, 2 H), 7.86 (s, 2H), 7.97 (s, 1H).
[0039] 実施例 7.
2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -1-フエ-ルエタノンの製造。
THF(300 mL)に 2- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) -2-フエ-ル- [ 1,3]ジォキソラン (50.72 g、 140 mmol)を溶かし、 6 mol/L塩酸 (50 mL)をカロえて 20時間 加熱還流した。溶媒を減圧下で溜去した後、残渣に水を加えクロ口ホルムで抽出した 。有機層を合わせて水と飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減 圧下で溶媒を溜去して、 2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 1-フエ-ル エタノン (48.90 g、 96%)を油状物として得た。 'H-NMR (DMSO-d ) δ: 4.82 (s, 2H), 5.
6
07 (s, 2H), 7.53-7.57 (m, 2H), 7.66—7.69 (m, 1H), 7.94-7.96 (m, 2H), 8.03 (s, 1H), 8.11 (s, 2H).
[0040] 実施例 8.
2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -l-(4-フルオロフェ -ル)エタノンの 製造。
2-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) - 2-(4-フルオロフェ-ル )- [1,3] ジォキソラン (46.60 g、 110 mmol), 6 mol/L塩酸 (50 mL)、 THF(300 mL)より 2- (3,5-ビ ス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -1-フエ-ルエタノンの合成と同様にして、 2-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -1- (4-フルオロフェ -ル)エタノン (40.50 g、 97%)を結晶として得た。 Mp.56-57 °C. NMR (DMSO-d ) δ: 4.81 (s, 2H), 5.05 (s,
6
2H), 7.34-7.39 (m, 2H), 8.00—8.05 (m, 3H), 8.09 (s, 2H).
[0041] 実施例 9.
4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3-フエ-ル- 2-ブテン酸ェチルエス テルの製造。
水素化ナトリウム (60%油性 )(6.00 g、 150 mmol)の THF(300 mL)懸濁液にジエトキシホ スホリル酢酸ェチルエステル (30 mL、 150 mmol)の THF(50 mL)溶液を室温で 30分か けて滴下した。滴下後、室温でさらに 1時間力き混ぜた後、 2-(3,5-ビス (トリフルォロメ チル)ベンジルォキシ) -1-フエ-ルエタノン (48.90 g、 135 mmol)の THF(100 mL)溶液 を室温で 30分かけて滴下し、さらに 1時間力き混ぜた。反応混合物を水 (1000 mL)に 加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて水と飽和食塩水で洗浄し、無水硫 酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を溜去した。残渣油状物をシリカゲルカラム クロマトグラフィー (n-へキサン:酢酸ェチル = 19 : 1)で精製して、 4-(3,5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -3-フエ-ル- 2-ブテン酸ェチルエステル (40.00 g、 69%)を 油状物として得た。 'H-NMR (DMSO-d ) δ: 1.23 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 4.15 (q, J = 7.
6
1 Hz, 2H), 4.63 (s, 2H), 5.08 (s, 2H), 6.24 (s, 1H), 7.39-7.43 (m, 3H), 7.57-7.61 ( m, 2H), 7.79 (s, 2H), 7.96 (s, 1H).
[0042] 実施例 10.
4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3-(4-フルオロフェ-ル )-2-ブテン酸 ェチルエステルの製造。
2- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -1- (4-フルオロフェ -ル)エタノン (39. 93 g、 105 mmol),水素化ナトリウム (60%油性 )(4.60 g、 115 mmol),ジェトキシホスホリ ル酢酸ェチルエステル (23 mL、 115 mmol)及び THF(400 mL)より 4-(3,5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -3-フエ-ル- 2-ブテン酸ェチルエステルの合成と同様に して、 4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3-(4-フルオロフェ-ル )-2-ブ テン酸ェチルエステル (34.40 g、 73%)を油状物として得た。 1H- NMR (DMSO-d ) δ: 1
6
.04 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 3.95 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 4.42 (d, J = 1.5 Hz), 5.05 (s, 2H), 6.15 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 7.15-7.21 (m, 2H), 7.29-7.34 (m, 2H), 7.92 (s, 2H), 8.01 ( s, 1H).
[0043] 実施例 11.
9 辛殿、 止 S教 瀚缀。 ^^ 翻 0 ¾累 #^"¥Dfi¾(HO¾NJo louiui 00ΐ、T" OS
Z、つ W缀コ K
111 OOS /— ^ェ ¾a
ou"ii 09、
s 90"92)
エ ^エ邈べ^ : -ェ - ε- (^^ べ:^ ( ^ a / fH) - s's)-1^
邈べ^ : -ェ - ε- (^^ べ:^ ( ^ ci / fH) - s's) -
•(HI 's) 86"Z '
(HZ 's) Z8"Z HZ 'ω) 9S"Z-0S"Z '(H2 'ω) erZ-Z0"Z '(H2 '^H FST = f '¾9V) 69·, pu
B £9'f HZ 'ZH Z'L = f S6"S '(H2 'ω) 0ZT-09T '(Ηΐ 'ω) 8 ·ε- 0 ·ε '(Ηΐ '^Η Z'S ΐ '8·9 = f 'ΡΡ) 28"2 '(Ηΐ '^Η Z'SI = f 'ΡΡ) Ζ9'Ζ '(HS '^Η Z'L = f 90·ΐ: 9 (Ρ
-os^a) Η Ν-Ητ つ;呦^ ¾(%ΟΟΪ、S ε6·εε / エ ^エ邈べ^ : ( - ェ ΰ / - - ε- (^^ /; ^ベ:^ ( ^ ci / (Η) - s's)- ^ ^ m^
^OH/ ェ ^エ邈べ^ : -ェ - ε- (^^ /; ^ベ:^ ( ^ ΰ / fH) - s'
, ェ
s OS'O)峯^- Pd%S iouiui g § oo'w / エ ^エ 邈ベ :- S -( / ェ / - - ε- (^^ べ:^ ( ^ ci / (H) - s's) - エ /^ ェ邈べ^ : ( / ェ ΰ / - - ε- (^^ べ:^ ( ^ ΰ / (H) - S'S)- 圏第 [,濯]
•(HI 's) 66"Z '{HZ <s) 06"Z '(Η '(Ηΐ - 0 '{ΗΖ 'ΖΗ ΐ· ΐ = f ' ν) 99·, pus S9' HZ 'ΖΗ ΓΖ = f 6'£ HZ 'ΖΗ 6·9 = f 'Ρ) S9"S '(Ηΐ ' s 'ε- 8ε'ε '(HI 'ΖΗ S'SI '8·9 = f 'ΡΡ) IS'Z '(HI 'm s'si 'ο·8 = f 'PP) 09 '(HS
'ZH VL = f W\ - 9 ( p-os^a) 醒- HT °- ^^ ^(% oi、s SVOW
ェ ^エ邈べ^ : -ェ - ε- (^^ べ:^ ( ^ ci / fH) - s's)- ェっ辛殿 止 教 瀚缀 ^w^^m^m °- ^ z^m止 ^蹈
エ ^エ邈ベ :- S - / ェ - ε- (^^ べ:^ ( ^ ci / fH) - S'S) - エ ^エ邈べ^ : -ェ - ε- (^^ べ:^ ( ^ ΰ / fH) - s's)-1^
TSl790C/900Zdf/X3d z .Ζ.90Ϊ/900Ζ OAV
をクロ口ホルムで抽出した後、有機層を合わせて水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫 酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で溜去して、 4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル )ベンジルォキシ) -3-フエ-ルブタン酸 (26.60 g、 90%)を油状物として得た。 1H-NMR ( DMSO-d ) δ: 2.56 (dd, J = 8.4, 16.0 Hz, 1H), 2.73 (dd, J = 6.4, 16.0 Hz, 1H), 3.3
6
5-3.40 (m, 1H), 3.63—3.66 (m, 2H), 4.64 and 4.66 (ABq, J = 13.4 Hz, 2H), 7.19-7.2 5 (m, 1H), 7.27-7.31 (m, 4H), 7.88 (s, 2H), 7.98 (s, 1H), 12.09 (brs, 1H).
[0046] 実施例 14.
4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3-(4-フルオロフェ -ル)ブタン酸の 製造。
4- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3- (4-フルオロフェ -ル)ブタン酸ェ チルエステル (34.00 g、 75 mmol)、 2 mol/L水酸化ナトリウム水溶液 (75 mL、 150 mmol of NaOH)、エタノール (350 mL)より 4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -
3-フエ-ルブタン酸の合成と同様にして、 4-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォ キシ) -3-(4-フルオロフェ -ル)ブタン酸 (29.10 g、 91%)を油状物として得た。 ^-NMR ( DMSO-d ) δ: 2.58 (dd, J = 8.5, 16.0 Hz, 1H), 2.75 (dd, J = 6.4, 16.0 Hz, 1H), 3.3
6
7-3.42 (m, 1H), 3.58—3.68 (m, 2H), 4.63 and 4.68 (ABq, J = 13.5 Hz, 2H), 7.07-7.1 3 (m, 2H), 7.30-7.36 (m, 2H), 7.84 (s, 2H), 7.97 (s, 1H), 12.12 (brs, 1H).
[0047] 実施例 15.
tert-ブチル [3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]力 ルボネートの製造。
4- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3-フエ-ルブタン酸 (24.38 g、 60 mm ol)、トリェチルァミン (9.8 mL、 70 mmol)及び DPPA(15 mL、 70 mmol)をトルエン (300 m L)に溶かし、 1時間加熱還流した。放冷後、反応混合物に t-BuOH(50 mL)をカ卩えて、 さらに 20時間加熱還流した。溶媒を減圧下で溜去した後、残渣に水を加え酢酸ェチ ルで抽出した。有機層を合わせて、水と飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウ ムで乾燥した。溶媒を減圧下で溜去し、得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (トルエン:酢酸ェチル = 19 : 1)で精製して tert-ブチル [3- (3, 5-ビス (ト リフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]カルボネート (18.36 g、 64%)を
結晶として得た。 Mp.78— 79 °C. Ή-NMR (DMSO-d ) δ 1.32 (s, 9H), 3.18—3.20 (m,
6
2H), 3.26-3.34 (m, IH), 3.64—3.73 (m, 2H), 4.61and 4.65 (ABq, J = 14.0 Hz, 2H), 6.83 (t, J = 5.5 Hz, IH), 7.19-7.32 (m, 5H), 7.88 (s, 2H), 7.99 (s, IH).
[0048] 実施例 16.
tert-ブチル [3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ- ル)プロピル]カルボネートの製造。
4- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3- (4-フルオロフェ -ル)ブタン酸 (49. 22 g、 116 mmol)、トリェチルァミン (17.5 mし、 125 mmol)、 DPPA(27 mし、 125 mmol)、 t— BuOH(50 mL)及びトルエン (400 mL)より、 tert-ブチル [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチ ル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]カルボネートの合成と同様にして、 tert-ブ チル [3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ -ル)プロピ ル]カルボネート (37.92 g、 66%)を結晶として得た。 Mp.70-71 °C. JH-NMR (DMSO-d )
6 δ: 1.32 (s, 9H), 3.10-3.19 (m, 2H), 3.25-3.33 (m, IH), 3.62—3.71 (m, 2H), 4.62 a nd 4.64 (ABq, J = 13.5 Hz, 2H), 6.83 (t, J = 5.7 Hz, IH), 7.06-7.12 (m, 2H), 7.24- 7.29 (m, 2H), 7.85 (s, 2H), 7.97 (s, IH).
[0049] 実施例 17.
3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピルアミン塩酸塩の 製造。
tert-ブチル [3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]力 ルボネート (9.55 g、 20 mmol)を塩化メチレン (100 mL)に溶かし、 4 mol/L塩化水素 Z ジォキサン (100 mL)を室温で加えた。 1時間かき混ぜた後、溶媒を減圧下で溜去した 。得られた残渣油状物を石油エーテルより結晶化して、 3-(3,5-ビス (トリフルォロメチ ル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピルアミン塩酸塩 (8.24 g、 100%)を得た。 Mp.114- 115 °C. 1H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.08 (dd, J = 7.6, 12.9 Hz, IH), 3.26 (dd, J = 7.1,
6
12.9 Hz, IH), 3.35-3.42 (m, IH), 3.72 (dd, J = 6.1, 9.6 Hz, IH), 3.82 (dd, J = 6.6, 9.6 Hz, IH), 4.68 and 4.70 (ABq, J = 13.7 Hz, 2H), 7.26-7.38 (m, 5H), 7.93 (s, 2H) , 7.99 (s, IH), 8.18 (brs, 3H).
[0050] 実施例 18.
3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピルアミ ン '塩酸塩の製造。
tert-ブチル [3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ- ル)プロピル]カルボネート (24.77 g、 50 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (150 m L)及び塩化メチレン (150 mL)より実施例 17で得られたィ匕合物の合成と同様にして 3- ( 3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピルァミン' 塩酸塩 (21.16 g、 98%)を結晶として得た。 Mp.142- 143 °C. 'H-NMR (DMSO- d ) δ : 3.
6
07 (dd, J = 8.0, 12.9 Hz, IH), 3.24 (dd, J = 6.7, 12.9 Hz, IH), 3.36—3.43 (m, IH), 3 .70 (dd, J = 6.3, 9.6 Hz, IH), 3.79 (dd, J = 6.5, 9.6 Hz, IH), 4.68 (s, 2H), 7.16-7.2 2 (m, 2H), 7.36-7.42 (m, 2H), 7.89 (s, 2H), 7.99 (s, IH), 8.13 (brs, 3H).
[0051] 実施例 19.
[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]メチルカルバミ ン酸 tert-ブチルの製造。
実施例 15で得られた化合物 (9.54 g, 20 mmol)を DMF(60 mL)に溶かし、 0°Cで 60%油 性水素化ナトリウム (1.20 g、 30 mmol)を 4回に分けてカ卩えた。室温で 4時間力き混ぜ た後 0°Cに戻し、ヨウ化メチル (1.9 ml、 30 mmol)の DMF(10 mL)溶液を滴下した。室温 でさらに 20時間力き混ぜた後、反応混合物を水に加え、酢酸ェチルで抽出した。有 機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、減圧下で溶媒を溜去して得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 85 : 15)で精製して、 [3_(3,5 -ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]メチルカルバミン酸 ter t-ブチル (8.08 g、 82%)を油状物として得た。 1H-NMR (CDC1 ) δ: 1.38 (s, 9H), 2.66-
3
2.78 (m, 3H), 3.21—3.50 (m, 2H), 3.60—3.90 (m, 3H), 4.50—4.63 (m, 2H), 7.15-7.36 (m, 5H), 7.68 (s, 2H), 7.77 (s, IH).
[0052] 実施例 20.
[3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル]メ チルカルバミン酸 tert-ブチルの製造。
実施例 16で得られた化合物 (7.93 g, 16 mmol), 60%油性水素化ナトリウム (0.96 g、 24 mmol),ヨウ化メチル (1.5 mL、 24 mmol), DMF(50 mL)より、実施例 19と同様にして、 [
3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル]メ チルカルバミン酸 tert-ブチル (6.94 g、 85%)を油状物として得た。 1H-NMR (CDC1 ) δ
3
: 1.38 (s, 9Η), 2.69-2.80 (m, 3H), 3.22—3.80 (m, 5H), 4.51—4.62 (m, 2H), 6.95—7.02 (m, 2H), 7.12-7.25 (m, 2H), 7.67 (s, 2H), 7.78 (s, IH).
[0053] 実施例 21.
[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]メチルァミン 塩酸塩の製造。
実施例 19で得られた化合物 (7.86 g、 16 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (32 mL)及びジォキサン (32 mL)より実施例 17と同様にして、 3-(3,5-ビス (トリフルォロメチ ル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピルアミン '塩酸塩 (6.84 g、 100%)を 結晶として得た。 'H-NMR (DMSO-d ) δ: 2.64 (s, 3H), 3.14-3.24 (m, IH), 3.48-3.7
6
0 (m, 2H), 3.84 (dd, J = 6.2, 9.5 Hz, IH), 3.93 (dd, J = 4.6, 9.5 Hz, IH), 4.68 (d, J = 12.6 Hz, IH), 4.76 (d, J = 12.6 Hz, IH), 7.21-7.40 (m, 5H), 7.77 (s, 2H), 7.78 (s, IH), 9.55 (brs, 2H).
[0054] 実施例 22.
[3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル]メ チルァミン塩酸塩の製造。
実施例 20で得られた化合物 (6.93 g、 13.6 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (20 mL)、ジォキサン (20 mL)より実施例 17と同様にして、 [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル )ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル]メチルァミン塩酸塩 (6.06 g、 100 %)を得た。 'H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.16-3.27 (m, IH), 3.31—3.40 (m, IH), 3.44—3.5
6
3 (m, IH), 3.57 (s, 3H), 3.64-3.72 (m, IH), 3.73—3.80 (m, IH), 4.68 (s, 2H), 7.14-7 .21 (m, 2H), 7.34-7.41 (m, 2H), 7.89 (s, 2H), 8.00 (s, IH), 8.58 (brs, IH), 9.03 (brs , IH).
[0055] 実施例 23.
3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピルァミン塩酸塩の製造。
実施例 17と同様にして合成した。
'H-NMR (DMSO-d ) δ 3.02-3.13 (m, IH), 3.20—3.30 (m, 2H), 3.54—3.36 (m, IH),
•8 '(Hf 'ω) 99"Z-SS"Z '(HS 'ω) SZ'L-9Z'L '(HZ 'ZH S'Zl = f '¾9V) 6S' pus LQ' '(H ΐ 'ΖΗ 9·6 Ό"Ζ = f 'ΡΡ) S T '(Ηΐ 'ΖΗ 9·6 '6'S = f 'ΡΡ) Z9T '(Ηΐ 'ω) 8S'S— ΐε'ε '(Ηΐ
'ΖΗ S'Zl '8·9 = f 'ΡΡ) Ζ'£ '(Ηΐ '^Η 8 ΐ '8"Ζ = f 'ΡΡ) 80Τ: 9 ( OSWd) Η顺- HT
WM^ べ^ ΰ : ェ - (^^ /; ^ベ:^ ^ ci / fH- ε)- ε
-iz m [6S00]
"(HS 's-iq) 80·8 '(HS 8S"Z-Z2
"Z '(Ηΐ 'ω) 8S"Z-80"Z '(HS 'ω) 66·9— S6'9 '(HS '^H FST = f '¾9V) Z ' pus OS' '(H ΐ 'ΖΗ 9·6 '8·9 = f 'ΡΡ) ε Τ '(Ηΐ '^Η 9·6 '8'S = f 'ΡΡ) 9·ε '(Ηΐ 'ω) 9S'S- OS'S '(Ηΐ
'
ΖΗ VZ\ '6·9 = f 'ΡΡ) 9Ζτ '(Ηΐ '^Η Ζ ΐ '9"Ζ = f 'ΡΡ) 80·ε: 9 ( OSWd) Η顺- H
T
"(HS 's-iq) ΐΐ·8 '(Ηΐ 'ZH Z'S = f 'P) 8S'Z '(H ΐ 'ZH 6·ΐ = f 'P) 6VL '(H9 8S" -^" '(HS '^H Z ΐ = f '¾9V) OS' '(H ΐ 'ΖΗ 9·6 Ό"Ζ = f 'ΡΡ) '(Ηΐ '^Η 9·6 '8'S = f 'ΡΡ) S9T '(Ηΐ 'ω) 9S'S- OS'S '(Ηΐ
'ΖΗ 8 ΐ '6·9 = f 'ΡΡ) Ζτ '(Ηΐ 'ΖΗ 8 ΐ 'ΓΖ = f 'ΡΡ) Ζ0·ε: 9 ( OSWd) Η顺- HT 邈^べ^ ci l / ェ - (^^ べ:^ crn^ - ε)- ε
"(HS
Ί WL '(HS WL-9Z-L '(Ηΐ 's) 68·9 '(HS 's) ε8·9 '{HZ <s) O '(HS 'ω) 99T
-sex '(HS 62"ε-6Γε '(HI z-wz '{ <s) ζτζ: 9 ( os ) 顺— HT 邈^べ^ ΰ ェ - (/^^ べ:^ ^ - s's)- ε
- Z W [9S00] "(HS 's-iq) 96"Z '(HZ 9S"Z
-ZZ'L HZ 'ω) ΖΓΖ-ΟΓΖ '(HS '^H S'W = f '¾9V) 9Vf '(Ηΐ 'ω)
TSl790C/900Zdf/X3d 63 .Ζ.90Ϊ/900Ζ OAV
11 (brs, 3H).
[0060] 実施例 28.
3-ベンジルォキシ- 2-フエ-ルプロピルァミン塩酸塩の製造。
実施例 17と同様にして合成した。
1H-NMR (DMSO-d ) δ: 3.04—3.14 (m, 1H), 3.19—3.29 (m, 2H), 3.53—3.66 (m, 2H),
6
4.40 (s, 2H), 7.20-7.49 (m, 10H), 7.84 (brs, 3H).
[0061] 実施例 29.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルビ ペリジン- 4-カルボキサミド [化合物 1]の製造。
N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸 (0.41 g、 2.9 mmol)、実施例 17で得られた化合物( 0.99 g、 2.9 mmol)及びトリェチルァミン (0.40 mL、 2.9 mmol)を塩化メチレン (10 mL)に 溶かし、 WSC-HCK0.56 g、 2.9 mmol)を室温でカ卩えた。室温で 20時間力き混ぜた後 、溶媒を減圧下で溜去して得られた残渣に水を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機 層を合わせて水と飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を 減圧下で溜去して、化合物 1(1.12 g、 93%)を油状物として得た。
[0062] 実施例 30.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-メチルビペリジン- 4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 2]の製造。
N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸 (0.34 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物( 0.86 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mし、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmo 1)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして得られた油状物に 4 mol/L塩 化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)を加えた後、溶媒と過剰の塩化水素 を減圧下で溜去した。残渣油状物を石油エーテルより固化して、化合物 2(1.11 g、 10 0%)を吸湿性非結晶固体として得た。
[0063] 実施例 31.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-イソプロ ピルピぺリジン- 4-カルボキサミド [化合物 3]の製造。
N-イソプロピルピぺリジン- 4-カルボン酸 (0.50 g、 2.9 mmol),実施例 17で得られた化
合物 (0.99 g、 2.4 mmol)、トリェチルァミン (0.40 mLゝ 2.9 mmol)、 WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及びメチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 3(0.51 g、 40%)を吸湿 性非結晶固体として得た。
[0064] 実施例 32.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン -4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 4]の製造。
N- Bocピぺリジン- 4-カルボン酸 (0. 66g、 2.9 mmol), 3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル) ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピルアミン塩酸 (0.99 g、 2.4 mmol),トリェチルアミン( 0.40 mL、 2.9 mmol), WSC 'HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施 例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (塩化メ チレン: MeOH = 19 : 1)で精製して化合物 71(1.26 g、 89%)を油状物として得た。化合 物 71(1.24 g、 2.1 mmol)をジォキサン (4.2 mL)に溶かし、 4 mol/L塩化水素 Zジォキ サン (4.2 mL)を室温で加えた。 20時間力き混ぜた後、溶媒を減圧下で溜去した。得 られた残渣にエーテルをカ卩えて結晶化し、化合物 4(1.03 g、 93%)を得た。
[0065] 実施例 33.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ] -ピペリジン- 4-カルボキサミド塩酸塩 [化合物 5]の製造。
N- Bocピぺリジン- 4-カルボン酸 (0.55 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0. 86 g、 2.0 mmol)トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及 び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲル カラムクロマトグラフィー (塩化メチレン: MeOH = 19 : 1)で精製して化合物 72(1.14 g、 94%)を油状物として得た。化合物 72(1.15 g、 1.9 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキ サン (2.9 mL)、ジォキサン (2.9 mL)より化合物 4と同様にして、化合物 5(1.00 g、 97%)を 油状物として得た。
[0066] 実施例 34.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]イソ-コチ ン酸アミド [化合物 6]の製造。
イソニコチン酸 (0.81 g、 6.6 mmol),実施例 17で得られた化合物 (2.48 g、 6 mmol),トリ
ェチルァミン (0.9 mL、 6.6 mmol), WSC -HC1(1.26 g、 6.6 mmol)及び塩化メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製した後、石油エーテルカゝら結晶化して、 化合物 6(2.22 g、 77%)を得た。
[0067] 実施例 35.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]イソ-コチン酸アミド [化合物 7]の製造。
イソニコチン酸 (0.30 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0.86 g、 2 mmol),トリ ェチルァミン (0.28 mL、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.20 g、 2 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製した後、石油エーテル力も結晶化して、 化合物 7(0.84 g、 84%)を得た。
[0068] 実施例 36.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]ニコチン酸 アミド [化合物 8]の製造。
ニコチン酸 (0.74 g、 6.0 mmol),実施例 17で得られた化合物 (2.07 g、 5.0 mmol),トリ ェチルァミン (0.84 mL、 6.0 mmol), WSC -HC1(1.15 g、 6.0 mmol)及び塩化メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製した後、石油エーテルカゝら結晶化して、 化合物 8(2.14 g、 89%)を得た。
[0069] 実施例 37.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]ニコチン酸アミド [化合物 9]の製造。
ニコチン酸 (0.81 g、 6.6 mmol),実施例 18で得られた化合物 (2.60 g、 6.0 mmol),トリ ェチルァミン (0.9 mL、 6.6 mmol), WSC -HC1(1.26 g、 6.6 mmol)及び塩化メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製した後、石油エーテルカゝら結晶化して、 化合物 9(2.61 g、 87%)を得た。
[0070] 実施例 38.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]ピリジン- 2-カルボキシアミド [化合物 10]の製造。
ピリジン- 2-カルボン酸 (1.35 g、 11 mmol),実施例 18で得られた化合物 (4.32 g、 10 m mol)、トリェチルァミン (1.5 mLゝ 11 mmol), WSC -HC1(2.11 g、 11 mmol)及び塩化メチ レン (50 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製した後、石油エーテル力 結晶 化して、化合物 10(2.14 g、 43%)を得た。
[0071] 実施例 39.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-クロロイ ソニコチン酸アミド [ィ匕合物 11]の製造。
2-クロ口イソニコチン酸 (1.10 g、 7.0 mmol),実施例 17で得られた化合物 (2.07 g、 5.0 mmol),トリェチルァミン (0.7 mL、 5.0 mmol), WSC -HC1(1.34 g、 7.0 mmol)及び塩化メ チレン (15 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから結 晶化して、化合物 11(0.87 g、 24%)を得た。
[0072] 実施例 40.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
1- 2-ヒドロキシイソニコチン酸アミド [ィ匕合物 12]の製造。
2-ヒドロキシイソニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0.86 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び 塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテ ルカも結晶化して、化合物 12(0.37 g、 36%)を得た。
[0073] 実施例 41.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -6-メチル ニコチン酸アミド [ィ匕合物 13]の製造。
6-メチルニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 mm
ol)、トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチ レン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテル力も結晶 化して、化合物 13(0.99 g、 83%)を得た。
[0074] 実施例 42.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-クロ口- 6 -メチルニコチン酸アミド [化合物 14]の製造。
2-クロ口- 6-メチルニコチン酸 (0.41 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g 、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び 塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、化合物 14(0. 56 g、 53%)を油状物として得た。
[0075] 実施例 43.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2,6-ジクロ 口ニコチン酸アミド [ィ匕合物 15]の製造。
2,6-ジクロロニコチン酸 (0.41 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩ィ匕 メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから 結晶化して、化合物 15(0.63 g、 57%)を得た。
[0076] 実施例 44.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2,6-ジクロ 口- 5-フルォロニコチン酸アミド [化合物 16]の製造。
2, 6-ジクロロ- 5-フルォロニコチン酸 (0.50 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mし、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mm ol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカ ゲルカラムクロマトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油 エーテル力も結晶化して、化合物 16(0.49 g、 43%)を得た。
[0077] 実施例 45.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2,6-ジメト キシニコチン酸アミド [ィ匕合物 17]の製造。
2,6-ジメトキシニコチン酸 (0.44 g、 2.4 mmol)、実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2. 0 mmol)、トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol)、 WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラム クロマトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルか ら結晶化して、化合物 17(0.40 g、 37%)を得た。
[0078] 実施例 46.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]キノリン- 4- カルボキサミド [化合物 18]の製造。
キノリン- 4-カルボン酸 (0.50 g、 2.9 mmol),実施例 17で得られた化合物 (1.12 g、 2.7 mmol),トリェチルァミン (0.40 mL、 2.9 mmol), WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩ィ匕 メチレン (25 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから 結晶化して、化合物 18(0.55 g、 38%)を得た。
[0079] 実施例 47.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]キノリン- 4-カルボキサミド [ィ匕合物 19]の製造。
キノリン- 4-カルボン酸 (0.50 g、 2.9 mmol),実施例 18で得られた化合物 (1.17 g、 2.7 mmol),トリェチルァミン (0.40 mL、 2.9 mmol), WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩ィ匕 メチレン (25 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから 結晶化して、化合物 19(0.55 g、 37%)を得た。
[0080] 実施例 48.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシィ ソニコチン酸アミド [化合物 20]の製造。
1-ォキシイソニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0
mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化 メチレン (15 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 9 : 1)で精製を行い、石油エーテルから結 晶化して化合物 20(0.97 g、 97%)を得た。
[0081] 実施例 49.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-ォキシイソニコチン酸アミド [ィ匕合物 21]の製造。
1-ォキシイソニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0.86 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化 メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (塩化メチレン:メタノール = 9 : 1)で精製を行い、石油エーテルから結 晶化して、化合物 21(0.74 g、 72%)を得た。
[0082] 実施例 50.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシ ニコチン酸アミド [ィ匕合物 22]の製造。
1-ォキシニコチン酸 (0.36 g、 2.6 mmol),実施例 17で得られた化合物 (1.00 g、 2.4 mm ol)、トリェチルァミン (0.36 mL、 2.6 mmol), WSC -HC1(0.50 g、 2.6 mmol)及び塩化メチ レン (20 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから結晶 化して、化合物 22(0.66 g、 55%)を得た。
[0083] 実施例 51.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-ォキシニコチン酸アミド [ィ匕合物 23]の製造。
1-ォキシニコチン酸 (0.31 g、 2.2 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0.86 g、 2.0 mm ol)、トリェチルァミン (0.30 mL、 2.2 mmol), WSC -HC1(0.42 g、 2.2 mmol)及び塩化メチ レン (20 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム:メタノール = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテルから結晶 化して、化合物 23(0.64 g、 62%)を得た。
[0084] 実施例 52.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシ ピリジン- 2-カルボキサミド [化合物 24]の製造。
1-ォキシピコリン酸 (0.38 g、 2.7 mmol),実施例 17で得られた化合物 (1.03 g、 2.5 mm ol)、トリェチルァミン (0.38 mL、 2.7 mmol), WSC -HC1(0.52 g、 2.7 mmol)及び塩化メチ レン (25 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム:アセトン = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテル力も結晶化 して、化合物 24(0.45 g、 36%)を得た。
[0085] 実施例 53.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-1-ォキシピリジン- 2-カルボキサミド [ィ匕合物 25]の製造。
1-ォキシピコリン酸 (0.38 g、 2.7 mmol),実施例 18で得られた化合物 (1.08 g、 2.5 mm ol)、トリェチルァミン (0.38 mL、 2.7 mmol), WSC -HC1(0.52 g、 2.7 mmol)及び塩化メチ レン (25 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (クロ口ホルム:アセトン = 19 : 1)で精製を行い、石油エーテル力も結晶化 して、化合物 25(0.21 g、 16%)を得た。
[0086] 実施例 54.
4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [ィ匕合物 26]の製造。
化合物 6(0.97 g、 2.0 mmol)を塩化メチレン (20 mL)に溶かし、ヨウ化メチル (0.63 mL、 1 0.0 mmol)を加えた後、 20時間加熱還流した。溶媒を減圧下で溜去して得られた残 渣油状物にエーテル、石油エーテルを加えて化合物 26(1.18 g、 94%)を淡黄色結晶 として得た。
[0087] 実施例 55.
4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル 力ルバモイル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [ィ匕合物 27]の製造。
化合物 7(1.17 g、 2.3 mmol),ヨウ化メチル (0.75 mL、 12.0 mmol)及び塩化メチレン (25 mL)よりィ匕合物 26と同様にして、化合物 27(1.44 g、 97%)を淡黄色結晶として得た。
[0088] 実施例 56.
3-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [ィ匕合物 28]の製造。
化合物 8(1.06 g、 2.2 mmol)、ヨウ化メチル (0.70 mL、 11.0 mmol)及び塩化メチレン (20 mL)よりィ匕合物 26と同様にして、化合物 28(1.29 g、 94%)を淡黄色結晶として得た。
[0089] 実施例 57.
3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル 力ルバモイル] -1-メチルピリジ-ゥムョーダイド [ィ匕合物 29]の製造。
化合物 9(1.00 g、 2.0 mmol),ヨウ化メチル (0.62 mL、 10.0 mmol)及び塩化メチレン (20 mL)よりィ匕合物 26と同様にして、化合物 29(1.25 g、 97%)を淡黄色結晶として得た。
[0090] 実施例 58.
1-ベンジル- 4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]ピリジ -ゥムクロライド [化合物 30]の製造。
化合物 7(0.75 g、 1.6 mmol),ベンジルクロリド (1.42 mL、 12.0 mmol)及び塩化メチレン (25 mL)よりィ匕合物 26と同様にして反応を行った後、溶媒を減圧下で溜去した。残渣 油状物にエーテルと石油エーテルを加え、デカンテーシヨンを 3回行い過剰のベンジ ルクロリドを除去した。残渣油状物を石油エーテルより固化して、化合物 30(0.76 g、 7 8%)を吸湿性不定形固体として得た。
[0091] 実施例 59.
1-ベンジル- 4- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2- (4-フルオロフェ -ル)プロピル力ルバモイル]ピリジ-ゥムクロライド [ィ匕合物 31]の製造。
化合物 8(0.90 g、 1.8 mmol),ベンジルクロリド (2.10 mL、 18.0 mmol)及び塩化メチレン (25 mL)より化合物 30と同様にして、化合物 31(0.98 g、 87%)を吸湿性不定形固体とし て得た。
[0092] 実施例 60.
1-ベンジル- 3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル 力ルバモイル]ピリジ -ゥムクロライド [ィ匕合物 32]の製造。
化合物 9(1.06 g、 2.2 mmol),ベンジルクロリド (2.2 mL、 19.0 mmol)及び塩化メチレン(
25 mL)より化合物 30と同様にして、化合物 32(1.19 g、 89%)を吸湿性不定形固体とし て得た。
[0093] 実施例 61.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-ピリジン -4-ィルァセタミド [化合物 33]の製造。
ピリジン- 4-ィル酢酸'塩酸塩 (1.65 g、 9.5 mmol)、実施例 17で得られた化合物 (3.72 g、 9.0 mmol)、トリェチルァミン (2.8 mLゝ 20 mmol)、 WSC -HC1(1.92 g、 10 mmol)及び 塩化メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 33(3.90 g、 87%)を結晶とし て得た。
[0094] 実施例 62.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-ピリジン- 4-ィルァセタミド [ィ匕合物 34]の製造。
ピリジン- 4-ィル酢酸'塩酸塩 (2.08 g、 12 mmol),実施例 18で得られたィ匕合物 (4.32 g 、 10 mmol),トリェチルァミン (3.4 mLゝ 24 mmol), WSC -HC1(2.30 g、 12 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 34(4.41 g、 86%)を結晶として 得た。
[0095] 実施例 63.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-ピリジン -3-ィルァセタミド [ィ匕合物 35]の製造。
ピリジン- 3-ィル酢酸 ·塩酸塩 (2.08 g、 12 mmol),実施例 17で得られたィ匕合物 (4.14 g 、 10 mmol),トリェチルァミン (3.4 mLゝ 24 mmol), WSC -HC1(2.30 g、 12 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 35(4.82 g、 97%)を結晶として 得た。
[0096] 実施例 64.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-ピリジン- 3-ィルァセタミド [ィ匕合物 36]の製造。
ピリジン- 3-ィル酢酸 ·塩酸塩 (2.08 g、 12 mmol),実施例 18で得られたィ匕合物 (4.32 g 、 10 mmol),トリェチルァミン (3.4 mLゝ 24 mmol), WSC -HC1(2.30 g、 12 mmol)及び塩
ィ匕メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 36(4.55 g、 88%)を結晶として 得た。
[0097] 実施例 65.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 2-ピリジン -2-ィルァセタミド [ィ匕合物 37]の製造。
ピリジン- 2-ィル酢酸 ·塩酸塩 (2.08 g、 12 mmol),実施例 17で得られたィ匕合物 (4.14 g 、 10 mmol),トリェチルァミン (3.4 mLゝ 24 mmol), WSC -HC1(2.30 g、 12 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 37(4.68 g、 94%)を結晶として 得た。
[0098] 実施例 66.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-ピリジン- 2-ィルァセタミド [ィ匕合物 38]の製造。
ピリジン- 2-ィル酢酸 ·塩酸塩 (1.22 g、 7.0 mmol),実施例 18で得られた化合物 (2.85 g、 6.6 mmol),トリェチルァミン (2.0 mLゝ 14 mmol), WSC -HC1(1.34 g、 7.0 mmol)及び 塩化メチレン (50 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 38(2.90 g、 85%)を結晶とし て得た。
[0099] 実施例 67.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -2-(1-ォキ シピリジン- 4-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 39]の製造。
化合物 33(2.85 g、 5.7 mmol)をクロ口ホルム (50 mL)に溶かし、 m-クロ口過安息香酸 (M CPBA) (1.21 g、 7.0 mmol)を室温でカ卩え、 20時間力き混ぜた。溶媒を減圧下で溜去 した後、残渣油状物に 5%炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和食塩水を加え、酢酸ェチ ルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を溜去し、 得られた残渣油状物を石油エーテルで結晶化させて化合物 39(2.70 g、 92%)を得た。
[0100] 実施例 68.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-(1-ォキシピリジン- 4-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 40]の製造。
化合物 34(1.34 g、 2.6 mmol), MCPBA(0.52 g、 3.0 mmol),クロ口ホルム (25 mL)よりィ匕
合物 39と同様にして、化合物 40(1.10 g、 82%)を結晶として得た。
[0101] 実施例 69.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -2-(1-ォキ シピリジン- 3-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 41]の製造。
ィ匕合物 35(3.58 g、 7.2 mmol)、 MCPBA(1.72 g、 10 mmol)、クロロホノレム (50 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 41(3.76 g、 100%)を結晶として得た。
[0102] 実施例 70.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-(1-ォキシピリジン- 3-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 42]の製造。
化合物 36(3.00 g、 5.8 mmol)、 MCPBA(1.38 g、 8.0 mmol)、クロ口ホルム (50 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 42(2.94 g、 96%)を結晶として得た。
[0103] 実施例 71.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -2-(1-ォキ シピリジン- 2-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 43]の製造。
化合物 37(3.36 g、 6.8 mmol)、 MCPBA(1.64 g、 9.5 mmol)、クロ口ホルム (50 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 43(3.27 g、 94%)を結晶として得た。
[0104] 実施例 72.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-2-(1-ォキシピリジン- 2-ィル)ァセタミド [ィ匕合物 44]の製造。
化合物 38(1.59 g、 3.1 mmol)、 MCPBA(0.74 g、 4.3 mmol)、クロ口ホルム (30 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 44(1.53 g、 93%)を結晶として得た。
[0105] 実施例 73.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピリジン -4-ィルアクリル酸アミド [ィ匕合物 45]の製造。
3-ピリジン- 4-ィルアクリル酸 (2.54 g、 17 mmol)、実施例 17で得られた化合物 (6.21 g 、 15 mmol)、トリェチルァミン (2.4 mLゝ 17 mmol)、 WSC -HC1(3.26 g、 17 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (75 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 45(6.68 g、 88%)を結晶として
[0106] 実施例 74.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピリジン -3-ィルアクリル酸アミド [化合物 46]の製造。
3-ピリジン- 3-ィルアクリル酸 (2.54 g、 17 mmol)、実施例 17で得られた化合物 (6.21 g 、 15 mmol)、トリェチルァミン (2.4 mLゝ 17 mmol)、 WSC -HC1(3.26 g、 17 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (75 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 46(7.29 g、 96%)を結晶として 得た。
[0107] 実施例 75.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-3-ピリジン- 3-ィルアクリル酸アミド [ィ匕合物 47]の製造。
3-ピリジン- 3-ィルアクリル酸 (2.54 g、 17 mmol),実施例 18で得られた化合物 (6.48 g 、 15 mmol),トリェチルァミン (2.4 mLゝ 17 mmol), WSC -HC1(3.26 g、 17 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (75 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 47(7.66 g、 97%)を結晶として 得た。
[0108] 実施例 76.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピリジン -4-ィルプロピオン酸アミド [化合物 48]の製造。
化合物 45(4.00 g、 7.8 mmol)をエタノール (100 mL)に溶かし、 5%Pd-炭素触媒 (0.5 g) を加えた後、水素雰囲気下で 20時間力き混ぜた。触媒を濾去した後、濾液を減圧下 で溜去すると結晶が析出したので、石油エーテルを加えて濾取し、化合物 48(2.61 g 、 66%)を得た。
[0109] 実施例 77.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピリジン -3-ィルプロピオン酸アミド [ィ匕合物 49]の製造。
化合物 46(4.00 g、 7.8 mmol), 5%Pd-炭素触媒 (0.5 g)及びエタノール (100 mL)よりィ匕 合物 48と同様にして、化合物 49(3.61 g、 90%)を結晶として得た。
[0110] 実施例 78.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-3-ピリジン- 3-ィルプロピオン酸アミド [ィ匕合物 50]の製造。
化合物 47(4.00 g、 7.6 mmol)、 5%Pd-炭素触媒 (0.5 g)及びエタノール (100 mL)よりィ匕 合物 48と同様にして、化合物 50(3.58 g、 89%)を結晶として得た。
[0111] 実施例 79.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 4-ィル)プロピオン酸アミド [ィ匕合物 51]の製造。
化合物 48(1.60 g、 3.1 mmol)、 MCPBA(0.74 g、 4.3 mmol)、クロ口ホルム (30 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 51(1.29 g、 79%)を結晶として得た。
[0112] 実施例 80.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 3-ィル)プロピオン酸アミド [ィ匕合物 52]の製造。
化合物 49(2.41 g、 4.7 mmol)、 MCPBA(1.14 g、 6.6 mmol)、クロ口ホルム (50 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 52(2.25 g、 91%)を結晶として得た。
[0113] 実施例 81.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 4-ィル)アクリル酸アミド [ィ匕合物 53]の製造。
化合物 45(1.75 g、 3.4 mmol)、 MCPBA(0.85 g、 4.9 mmol)、クロ口ホルム (40 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 53(1.63 g、 91%)をアモルファス状固体として得た。
[0114] 実施例 82.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-フエ-ルプロピル] -3-(1-ォキ シピリジン- 3-ィル)アクリル酸アミド [ィ匕合物 54]の製造。
化合物 46(1.75 g、 3.4 mmol)、 MCPBA(0.85 g、 4.9 mmol)、クロ口ホルム (40 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 54(1.70 g、 95%)を結晶として得た。
[0115] 実施例 83.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]- 3- (1-ォキシピリジン- 3-ィル)アクリル酸アミド [ィ匕合物 55]の製造。
化合物 47(1.85 g、 3.5 mmol)、 MCPBA(0.85 g、 4.9 mmol)、クロ口ホルム (40 mL)よりィ匕 合物 39と同様にして、化合物 55(1.81 g、 95%)を結晶として得た。
[0116] 実施例 84.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ヒドロキ シ安息香酸アミド [ィ匕合物 56]の製造。
4-ヒドロキシ安息香酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 m mol)、トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メ チレン (10 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物を石油エーテル力も結 晶化して、化合物 56(0.61 g、 61%)を得た。
[0117] 実施例 85.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-フルォ 口安息香酸アミド [ィ匕合物 57]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (3.31 g、 8.0 mmol)及びトリェチルァミン (2.8 mL、 20 mm ol)の塩化メチレン (50 mL)溶液に 4-フルォロベンゾイルクロリド (1.2 mL、 10 mmol)の塩 ィ匕メチレン (20 mL)溶液を氷冷下で 30分かけて滴下した。溶媒を減圧下で溜去した 後、残渣に水を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて水と飽和食塩水で 洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で溜去して得られた残渣 油状物を石油エーテル力も結晶化して、化合物 57(3.76 g、 94%)を得た。
[0118] 実施例 86.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ジメチ ルァミノ安息香酸アミド [ィ匕合物 58]の製造。
4-ジメチルァミノ安息香酸 (0.43 g、 2.5 mmol),実施例 17で得られたィ匕合物 (1.03 g、 2 .5 mmol),トリェチルァミン (0.36 mL、 2.6 mmol), WSC -HC1(0.50 g、 2.6 mmol)及び塩 ィ匕メチレン (25 mL)より実施例 30と同様にして得られた残渣油状物を石油エーテルか ら結晶化して、化合物 58(1.08 g、 82%)を得た。
[0119] 実施例 87.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ジェチ ルァミノ安息香酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 59]の製造。
4-ジェチルァミノ安息香酸 (0.50 g、 2.6 mmol),実施例 17で得られた化合物 (1.03 g、 2.5 mmol),トリェチルァミン (0.36 mLゝ 2.6 mmol), WSC -HC1(0.50 g、 2.6 mmol)及び
塩化メチレン (25 mL)より実施例 30と同様にして油状物を得た。これに 4 mol/L塩ィ匕 水素 Zジォキサン (5 mL、 20 mmol of HC1)をカ卩えた後、溶媒と過剰の塩化水素を減 圧下で溜去して得られた残渣を石油エーテル力も結晶化して、化合物 59(0.96 g、 65 %)を得た。
[0120] 実施例 88.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]テレフタル 酸 [化合物 60]の製造。
テレフタル酸モノメチルエステル (0.43 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0. 83 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mし、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol) 及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして化合物 66(0.89 g、 83%)を油状 物として得た。化合物 66(0.81 g、 1.5 mmol)と水酸化ナトリウム (0.12 g、 3.0 mmol)をェ タノール (8.0 mL)と水 (8.0 mL)の混合溶媒にカ卩え、室温で 20時間力き混ぜた。溶媒 を減圧下で溜去した後、得られた残渣油状物に 2 mol/L塩酸を加え、析出した油状 物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶 媒を減圧下で溜去した。得られた残渣油状物を石油エーテルカゝら結晶化して、化合 物 60(0.71 g、 90%)を得た。
[0121] 実施例 89.
4-ァミノ- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]安 息香酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 61]の製造。
4-tert-ブトキシカルボ-ルァミノ安息香酸 (0.57 g、 2.4 mmol),実施例 17で得られた 化合物 (0.83 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして化合物 67(1.10 g、 92% )を油状物として得た。次いで、化合物 67(0.95 g、 1.6 mmol)をジォキサン (2.4 mL)に 溶かし、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (2.4 mL)をカ卩え、室温で 20時間かき混ぜた。 溶媒を減圧下で溜去して得られた結晶を石油エーテル力ゝら濾取して、化合物 61(0.5 5 g、 65%)を得た。
[0122] 実施例 90.
4-ァミノ- N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)
プロピル]安息香酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 62]の製造。
4-tert-ブトキシカルボ-ルァミノ安息香酸 (0.57 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた 化合物 (0. 86 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして化合物 68(1.20 g、 98% )を油状物として得た。次いで、化合物 68(1.20 g、 2.0 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジ ォキサン (3.0 mL)及びジォキサン (3.0 mL)より、化合物 61と同様にして化合物 62(1.0 6 g、 96%)を得た。
[0123] 実施例 91.
4-アミノメチル- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピ ル]安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 63]の製造。
4-tert-ブトキシカルボ-ルァミノメチル安息香酸 (0.60 g、 2.4 mmol),実施例 17で得 られた化合物 (0.83 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), WSC -HC1(0. 46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同様にして化合物 69(1.05 g、 86%)を油状物として得た。次いで、化合物 69(1.04 g、 1.7 mmol), 4 mol/L塩化水 素 Zジォキサン (2.6 mL)及びジォキサン (2.6 mL)よりィ匕合物 61と同様にして、化合物 63(0.55 g、 59%)を得た。
[0124] 実施例 92.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ピロリジ ン -1-ィルメチル安息香酸アミド塩酸塩 [化合物 64]の製造。
4-クロロメチル安息香酸 (1.23 g、 7.2 mmol),実施例 17で得られた化合物 (2.48 g、 6.0 mmol),トリェチルァミン (0.83 mL、 6.0 mmol), WSC -HC1(1.38 g、 7.2 mmol)及び塩化 メチレン (20 mL)より実施例 30と同様にして化合物 70(2.25 g、 71%)を油状物として得 た。化合物 70(1.06 g、 2.0 mmol),ピロリジン (0.25 mL、 3.0 mmol),炭酸カリウム (0.55 g、 4.0 mmol)及びヨウ化カリウム (0.1 g)を DMF(15 mL)に加え、室温で 20時間力き混 ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて水と飽和 食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で溜去して得ら れた残渣油状物を石油エーテルより結晶化して、化合物 64(1.12 g、 93%)を得た。
[0125] 実施例 93.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ピベリジ ン -1-ィルメチル安息香酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 65]の製造。
化合物 70(1.06 g、 2.0 mmol),ピぺリジン (0.25 mL、 3.0 mmol),炭酸カリウム (0.55 g、 4.0 mmol),ヨウ化カリウム (0.1 g)及び DMF(15 mL)より化合物 64と同様にして、化合 物 65(0.97 g、 79%)を得た。
[0126] 実施例 94.
N- {3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル }- 3- tert-ブト キシカルボ-ルァミノプロピオン酸アミド [ィ匕合物 73]の製造。
N- Boc- j8 -ァラニン (0.55 g、 2.9 mmol),実施例 17で得られた化合物 (0.99 g、 2.4 mm ol)、トリェチルァミン (0.40 mL、 2.9 mmol), WSC 'HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩化メチ レン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 73(1.32 g、 100%)を得た。
[0127] 実施例 95.
3-ァミノ- N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]プ ロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 74]の製造。
実施例 95で得られた化合物 73(1.32 g、 2.4 mmol)をジォキサン (4 mL)に溶かし、 4 m ol/L塩ィ匕水素 Zジォキサン (4 mL)を室温で加えた。 20時間力き混ぜた後、溶媒を減 圧下で溜去した。得られた残渣にエーテルを加えて結晶化し、化合物 74(1.10 g、 95 %)を得た。
[0128] 実施例 96.
N-{3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) - 2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル) -3- tert-ブトキシカルボ-ルァミノプロピオン酸アミド [ィ匕合物 75]の製造。
N- Boc- j8 -ァラニン (0.45 g、 2.4 mmol),実施例 18で得られた化合物 (0.86 g、 2.0 mm ol)、トリェチルァミン (0.28 mL、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチ レン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 75(1.06 g、 94%)を得た。
[0129] 実施例 97.
3-ァミノ- N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル) プロピル]プロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 76]の製造。
実施例 97で得られた化合物 75(0.85 g、 1.5 mmol),ジォキサン (2.3 mL)、 4 mol/L塩
化水素 Zジォキサン (2.3 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 76(0.43 g、 57%)を 得た。
[0130] 実施例 98.
4-{3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイル } -ブチル}カルノ ミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 77]の製造。
N- Boc- 5-アミノ吉草酸 (0.63 g、 2.9 mmol)、実施例 17で得られた化合物 (0.99 g、 2.4 mmol)、トリェチルァミン (0.40 mL、 2.9 mmol)、 WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩ィ匕 メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして化合物 77(1.41 g、 100%)を得た。
[0131] 実施例 99.
N-3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル- 5-アミノ吉 草酸アミド塩酸塩 [化合物 78]の製造。
実施例 99で得られた化合物 77(1.38 g、 2.4 mmol),ジォキサン (4.8 mL)、 4 mol/L塩 化水素 Zジォキサン (4.8 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 78(1.15 g、 93%)を 得た。
[0132] 実施例 100.
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]ピぺリジン- 1-ィル }酢酸 tert-ブチル [化合物 79]の製造。
実施例 32で得られた化合物 4(1.26 g、 2.4 mmol),ブロモ酢酸 t-ブチル (0.38 mL、 2.6 mmol),炭酸カリウム (1.00 g、 7.2 mmol)及び DMF(10 mL)の混合物を室温で 20時間 カゝき混ぜた。反応混合物に水を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて水 と飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で溜去し て、化合物 79(1.34 g、 93%)を得た。
[0133] 実施例 101.
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]ピぺリジン- 1-ィル }酢酸塩酸塩 [化合物 80]の製造。
実施例 101で得られた化合物 79(1.33 g、 2.2 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (4.4 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 80(1.18 g、 92%)を得た。
[0134] 実施例 102.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]マロン酸ァ ミドエチルエステル [ィ匕合物 81]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (1.86 g、 4.5 mmol)、マロン酸モノェチル (0.71 g、 5.4 mm ol)、トリェチルァミン (0.62 mL、 4.5 mmol)、 WSC 'HC1(1.03 g、 5.4 mmol)及び塩化メチ レン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 81(1.99 g、 90%)を得た。
[0135] 実施例 103.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]マロン酸ァ ミド [ィ匕合物 82]の製造。
実施例 103で得られた化合物 81(0.59 g、 1.2 mmol),水酸化ナトリウム (0.10 g、 2.4 m mol)、エタノール (6 mL)及び水 (6 mL)の混合物を室温で 20時間力き混ぜた。溶媒を 減圧下で溜去した後、得られた残渣油状物に 2 mol/L塩酸を加え、析出した油状物 を酢酸ェチルで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒 を減圧下で溜去した。得られた残渣油状物を石油エーテルカゝら結晶化して、化合物 82(0.50 g、 90%)を得た。
[0136] 実施例 104.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピラジン- 2 -力ルボン酸アミド [ィ匕合物 83]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (2.00 g、 4.8 mmol),ピラジンカルボン酸 (0.60 g、 4.8 mm ol)、トリェチルァミン (0.68mL、 4.8 mmol), WSC -HC1(0.92 g、 4.8 mmol)及び塩化メチ レン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 83(1.06 g、 45%)を得た。
[0137] 実施例 105.
[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]力ルバミン酸フ ニルエステル [化合物 84]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (1.24 g、 3 mmol),フエ-ルォキシカルボ-ルクロリド (0.4 2 mL、 3.3 mmol),トリェチルァミン (0.92 mL、 6.6 mmol)及び塩化メチレン (15 mL)より 実施例 29と同様にして、化合物 84(1.42 g、 95%)を得た。
[0138] 実施例 106.
4- {3- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]ウレイド)
ピぺリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 85]の製造。
実施例 77で得られた化合物 84(0.85 g、 1.7 mmol)、 4-アミノビペリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル (0.34 g、 1.7 mmol)、トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol)をイソプロピル アルコールに溶かし、 20時間加熱還流した。溶媒を減圧下で溜去した後、残渣をカ ラムクロマトグラフィー (トルエン:アセトン = 4 : 1)で精製して、化合物 85(0.74 g、 72%) を得た。
[0139] 実施例 107.
1-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ピベリジ ン -4-ィルゥレア塩酸塩 [化合物 86]の製造。
実施例 107で得られた化合物 85(0.72 g、 1.2 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (1.8 mL)、ジォキサン (1.8 mL)より実施例 96と同様にして、化合物 86(0.43 g、 66%)を 得た。
[0140] 実施例 108.
{4-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]シクロへキシル }力ルバミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 87]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 mmol), 4-tert-ブトキシカルボ-ルアミノシ クロへキサンカルボン酸 (0.58 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.0 mmol), W SC -HCK0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (15 mL)より実施例 29と同様にして、ィ匕 合物 87(1.05 g、 87%)を得た。
[0141] 実施例 109.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-アミノシ クロへキサンカルボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 88]の製造。
実施例 109で得られた化合物 87(1.02 g、 1.7 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (2.6 mL)、ジォキサン (2.6 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 88(0.90 g、 98%)を 得た。
[0142] 実施例 110.
1-{[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]メチル }ピペリジン- 4-カルボン酸ェチル [ィ匕合物 89]の製造。
実施例 17で得られた化合物 (0.83 g、 2.0 mmol), 1_カルボキシメチルピペリジン- 4-力 ルボン酸ェチル (0.60 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.61 mL、 4.4 mmol), WSC -HC1 (0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (15 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 89(0 .91 gゝ 79%)を得た。
[0143] 実施例 111.
1-{[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル力ルバモイ ル]メチル }ピペリジン- 4-カルボン酸 [化合物 90]の製造。
実施例 111で得られた化合物 89(0.92 g、 1.6 mmol),水酸化ナトリウム (0.13 g、 3.2 m mol)、エタノール (6 mL)及び水 (6 mL)より実施例 104と同様にして、化合物 90(0.47 g 、 54%)を得た。
[0144] 実施例 112.
N- [3- (3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2 -フエ-ルプロピル]- 2- [1,4']ビ ピぺリジン- 1'-ィル-ァセトアミド 2塩酸塩 [ィ匕合物 91]の製造。
[1, 4']ビピペラジ-ル -1'-ィル-酢酸 2塩酸塩(0.87 g、 2.9 mmol),実施例 17で得られ た化合物 (0.99 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (1.1 mし、 8.2 mmol), WSC -HC1(0.56 g 、 2.9 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)及び塩化メ チレン (15 mL)より実施例 30と同様にして、化合物 91(1.45 g、 92%)を吸湿性非結晶 固体として得た。
[0145] 実施例 113.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル ピぺリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 93]の製造。
実施例 21で得られた化合物 (1.03 g、 2.4 mmol), N-tert-ブトキシカルボ-ルイソ-ぺ コチン酸 (0.66 g、 2.9 mmol),トリェチルァミン (0.40 mLゝ 2.9 mmol), WSC -HC1(0.56 g 、 2.9 mmol),塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして 4- {[3- (3,5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエニルプロピル]メチルカルバモイル} -ピペリジン- 1- カルボン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 92]を得た。化合物 92(1.02 g、 1.7 mmol), 4 mol/L塩 化水素 Zジォキサン (3.4 mL)、ジォキサン (3.4 mL)より実施例 95と同様にして、化合 物 93(0.61 g、 67%)を得た。
[0146] 実施例 114.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 95]の製造。
実施例 22で得られた化合物 (0.89 g、 2.0 mmol), N-tert-ブトキシカルボ-ルイソ-ぺ コチン酸 (0.55 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g 、 2.4 mmol),塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして 4- {[3- (3,5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェニル)プロピル]メチルカルバモイル} - ピぺリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 94]を得た。化合物 94(1.06 g、 1.7 mmo 1)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (3.4 mL)、ジォキサン (3.4 mL)より実施例 95と同様 にして、化合物 95(0.94 g、 99%)を得た。
[0147] 実施例 115.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル-
1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [化合物 96]の製造。
N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸 (0.41 g、 2.9 mmol),実施例 21で得られた化合物(
1.03 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.40 mし、 2.9 mmol), WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmo
1)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)及び塩化メチレン (10 m
L)より実施例 30と同様にして、化合物 96(0.58 g、 44%)を吸湿性非結晶固体として得 た。
[0148] 実施例 116.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル ]-N-メチル -1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 97]の製造。 N-メチルビペリジン- 4-カルボン酸 (0.34 g、 2.4 mmol),実施例 22で得られた化合物( 0.89 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mし、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmo 1)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)及び塩化メチレン (10 m L)より実施例 30と同様にして、化合物 97(1.10 g、 96%)を吸湿性非結晶固体として得 た。
[0149] 実施例 117.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-N-メチルイソニコチン酸アミド [ィ匕合物 98]の製造。
イソニコチン酸 (0.30 g、 2.4 mmol),実施例 22で得られた化合物 (0.89 g、 2.0 mmol), トリェチルァミン (0.28 mL、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレ ン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 98(0.87 g、 85%)を得た。
[0150] 実施例 118.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル- 1-ォキシイソニコチン酸アミド [ィ匕合物 99]の製造。
1-ォキシイソニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 21で得られた化合物 (0.86 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mL、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化 メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 99(0.66 g、 64%)を得た。
[0151] 実施例 119.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
1- 2-ヒドロキシ- N-メチルイソニコチン酸アミド [化合物 100]の製造。
2-ヒドロキシイソニコチン酸 (0.33 g、 2.4 mmol),実施例 22で得られた化合物 (0.89 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び 塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 100(0.34 g、 32%)を得た。
[0152] 実施例 120.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル-
3-ァミノプロピオン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 102]の製造。
N- tert-ブトキシカルボ-ル- j8 -ァラニン (0.55 g、 2.9 mmol),実施例 21で得られた化 合物 (1.03 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.40 mLゝ 2.9 mmol), WSC -HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして (2-{[3- (3 , 5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエニルプロピル]メチルカルバモイル}ェチル)力ルバ ミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 1Ο1](1.06 g、 79%)を得た。化合物 101(1.06 g、 1.9 mmol) 、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (3.8 mL)、ジォキサン (3.8 mL)より実施例 95と同様 にして、化合物 102(0.95 g、 99%)を得た。
[0153] 実施例 121.
N-[3-(3,5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェ -ル)プロピル
]-N-メチル -3-ァミノプロピオン酸アミド塩酸塩 [化合物 104]の製造。
N- tert-ブトキシカルボ-ル- j8 -ァラニン (0.45 g、 2.4 mmol),実施例 22で得られた化 合物 (0.89 g、 2.0 mmol),トリェチルァミン (0.28 mLゝ 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして (2-{[3- (3 , 5-ビス (トリフル ォロメチル)ベンジルォキシ) -2-(4-フルオロフェニル)プロピル]メチルカルバモイル}ェ チル)力ルバミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 103] (1.08 g、 93%)を得た。化合物 103(1.08 g、 1.9 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (2.9 mL)、ジォキサン (2.9 mL)より実施 例 95と同様にして、化合物 104(0.94 g、 99%)を得た。
[0154] 実施例 122.
N-[3-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- N-メチル- 5-ァミノペンタン酸アミド塩酸塩 [化合物 106]の製造。
5-tert-ブトキシカルボ-ルァミノペンタン酸 (0.63 g、 2.9 mmol),実施例 21で得られた 化合物 (1.03 g、 2.4 mmol),トリェチルァミン (0.40 mし、 2.9 mmol), WSC 'HC1(0.56 g、 2.9 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして (4-{[3- (3,5-ビス (トリフ ルォロメチル)ベンジルォキシ) -2-フエニルプロピル]メチルカルバモイル}ブチル)カル バミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 105](1.34 g、 95%)を得た。化合物 105(1.34 g、 1.9 mm ol)、 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (5.0 mL)、ジォキサン (5.0 mL)より実施例 95と同 様にして、化合物 106(1.06 g、 99%)を得た。
[0155] 実施例 123.
N-[2-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシ) -3, 3-ジフエ-ルプロピル]- N-メチ ル -1-メチルビペリジン- 4-カルボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 107]の製造。
[2-(3, 5-ビス (トリフルォロメチル)ベンジルォキシメチル) -3,3-ジフエ-ルプロピル]メチ ルァミン塩酸塩 (1.04 g、 2.0 mmol), N-メチルイソ-ペコチン酸 (0.34 g、 2.4 mmol),トリ ェチルァミン (0.28 mL、 2.4 mmol), WSC -HC1(0.46 g、 2.4 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実施例 30と同 様にして、化合物 107(1.30 g、 100%)を吸湿性非結晶固体として得た。
[0156] 実施例 124.
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン- 4-カルボン酸
アミド塩酸塩 [ィ匕合物 109]の製造。
実施例 24で得られた化合物 (0.92 g、 3.0 mmol)、 N-tert-ブトキシカルボ-ルイソ-ぺ コチン酸(0.83 g、 3.6 mmol)、トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol)、 WSC 'HC1(0.69 g 、 3.6 mmol)、塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして 4-[3-(3,5-ジメチルベン ジルォキシ) -2-フエニルプロピル力ルバモイル]ピぺリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチ ル [ィ匕合物 108](1.44 g、 100%)を得た。化合物 101(1.44 g、 3.0 mmol)、 4 mol/L塩ィ匕 水素 Zジォキサン (4.5 mL)、ジォキサン (4.5 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 109(1.14 g、 91%)を得た。
[0157] 実施例 125.
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルビペリジン- 4-力 ルボン酸アミド [化合物 110]の製造。
実施例 24で得られた化合物 (0.92 g、 3.0 mmol)、 N-メチルイソ-ペコチン酸 (0.52 g、 3.6 mmol)、トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol)、 WSC 'HC1(0.69 g、 3.6 mmol)、塩化 メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 110(1.02 g、 86%)を得た。
[0158] 実施例 126.
N-[3-(3, 5-ジメチルベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ァミノプロピオン酸アミ ド塩酸塩 [ィ匕合物 112]の製造。
実施例 24で得られた化合物 (0.92 g、 3.0 mmol)、 N-tert-ブトキシカルボ-ル- j8 -ァ ラニン (0.68 g、 3.6 mmol)、トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol)、 WSC 'HC1(0.69 g、 3. 6 mmol)、塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして {2-[3-(3,5-ジメチルベンジ ルォキシ)- 2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ェチル }力ルバミン酸 tert-ブチル [化合 物 111] (1.17 g、 89%)を得た。化合物 111(1.10 g、 2.5 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Zジ ォキサン (4.5 mL)、ジォキサン (4.5 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 112(0.94 g、 100%)を得た。
[0159] 実施例 127.
N-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]-ピぺリジン- 4-カルボン酸ァ ミド塩酸塩 [化合物 114]の製造。
実施例 23で得られた化合物 (0.89 g、 3.0 mmol)、 N-tert-ブトキシカルボ-ルイソ-ぺ
コチン酸(0.83 g、 3.6 mmol),トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol), WSC -HC1(0.69 g 、 3.6 mmol),塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして 4-[3-(4-フルォロベンジ ルォキシ)- 2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ピぺリジン- 1-カルボン酸 tert-ブチル [ 化合物 113] (1.21 g、 86%)を得た。化合物 113(1.22 g、 2.6 mmol), 4 mol/L塩化水素 Zジォキサン (4.5 mL)、ジォキサン (4.5 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 114( 0.92 g、 87%)を得た。
[0160] 実施例 128.
N-[3-(4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル] -1-メチルピペリジン- 4-カル ボン酸アミド塩酸塩 [ィ匕合物 115]の製造。
実施例 23で得られた化合物 (0.89 g、 3.0 mmol), N-メチルイソ-ペコチン酸 (0.52 g、 3.6 mmol),トリェチルァミン (0.42 mLゝ 3.0 mmol), WSC -HC1(0.69 g、 3.6 mmol), 4 mo 1/L塩化水素 Zジォキサン (1.0 mL、塩化水素 4 mmol)及び塩化メチレン (10 mL)より実 施例 30と同様にして、化合物 115(0.82 g、 65%)を吸湿性非結晶固体として得た。
[0161] 実施例 129.
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]イソニコチン酸アミド [化合物 116]の製造。
実施例 23で得られた化合物 (0.89 g、 3.0 mmol),イソニコチン酸 (0.44 g、 3.6 mmol), トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol), WSC 'HC1(0.69 g、 3.6 mmol),塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 116(0.96 g、 88%)を得た。
[0162] 実施例 130.
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン酸アミ ド [化合物 117]の製造。
実施例 23で得られた化合物 (0.89 g、 3.0 mmol), 1-ォキシイソニコチン酸 (0.50 g、 3.6 mmol),トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol), WSC 'HC1(0.69 g、 3.6 mmol),塩化メ チレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 117(1.06 g、 93%)を得た。
[0163] 実施例 131.
N- [3- (4-フルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 3-ァミノプロピオン酸アミド 塩酸塩 [化合物 119]の製造。
実施例 23で得られた化合物 (0.89 g、 3.0 mmol)、 N-tert-ブトキシカルボ-ル- j8 -ァ ラニン (0.68 g、 3.6 mmol)、トリェチルァミン (0.42 mL、 3.0 mmol)、 WSC 'HC1(0.69 g、 3. 6 mmol)、塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして {2-[3-(4-フルォ口べンジル ォキシ )-2-フエ-ルプロピル力ルバモイル]ェチル }力ルバミン酸 tert-ブチル [ィ匕合物 1 18](1.33 g、 100%)を得た。化合物 118(1.29 g、 3.0 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Zジォ キサン (4.5 mL)、ジォキサン (4.5 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 119(1.10 g 、 100%)を得た。
[0164] 実施例 132.
N-[3-(3,4-ジクロロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン酸ァ ミド [化合物 120]の製造。
実施例 25で得られた化合物 (0.87 g、 2.5 mmol)、 1-ォキシイソニコチン酸 (0.42 g、 3.0 mmol)、トリェチルァミン (0.35 mL、 2.5 mmol)、 WSC -HC1(0.57 g、 3.0 mmol)、塩化メ チレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 120(0.52 g、 48%)を得た。
[0165] 実施例 133.
N-[3-(3,4-ジクロロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 4-ァミノべンズアミド塩酸 塩 [ィ匕合物 122]の製造。
実施例 25で得られた化合物 (0.87 g、 2.5 mmol)、 4-tert-ブトキシカルボ-ルァミノ安 息香酸 (0.71 g、 3.0 mmol)、トリェチルァミン (0.35 mし、 2.5 mmol)、 WSC -HC1(0.57 g、 3.0 mmol)、塩化メチレン (10 mL)より実施例 29と同様にして {4-[3-(3,4-ジクロロべンジ ルォキシ)- 2-フエニルプロピル力ルバモイル]フエ二ル}力ルバミン酸 tert-ブチル [ィ匕 合物 121](1.31 g、 99%)を得た。化合物 121(1.32 g、 3.0 mmol)、 4 mol/L塩化水素 Z ジォキサン (4.0 mL)、ジォキサン (4.0 mL)より実施例 95と同様にして、化合物 122(1.1 6 g、 100%)を得た。
[0166] 実施例 134.
N-[3-(3, 5-ジフルォロベンジルォキシ) -2-フエ-ルプロピル]- 1-ォキシイソニコチン 酸アミド [ィ匕合物 123]の製造。
実施例 26で得られた化合物 (0.78 g、 2.5 mmol)、 1-ォキシイソニコチン酸 (0.36 g、 2.6 mmol)、トリェチルァミン (0.36 mL、 2.6 mmol)、 WSC -HC1(0.50 g、 2.6 mmol)、塩化メ
チレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 123(0.46 g、 46%)を得た。
[0167] 実施例 135.
1-ォキシ - N-[2-フエ-ル -3-(3-トリフルォロメチルベンジルォキシ)プロピル]イソ-コ チン酸アミド [化合物 124]の製造。
実施例 27で得られた化合物 (0.86 g、 2.5 mmol)、 1-ォキシイソニコチン酸 (0.36 g、 2.6 mmol)、トリェチルァミン (0.36 mL、 2.6 mmol)、 WSC 'HC1(0.50 g、 2.6 mmol)、塩化メ チレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 124(0.49 g、 46%)を得た。
[0168] 実施例 136.
1-ォキシ -N- [3-ベンジルォキシ- 2-フエ-ルプロピル]イソニコチン酸アミド [化合物 1 25]の製造。
実施例 28で得られた化合物 (0.69 g、 2.5 mmol)、 1-ォキシイソニコチン酸 (0.36 g、 2.6 mmol)、トリェチルァミン (0.36 mL、 2.6 mmol)、 WSC 'HC1(0.50 g、 2.6 mmol)、塩化メ チレン (10 mL)より実施例 29と同様にして、化合物 125(0.65 g、 72%)を得た。
[0169] 上記実施例で製造して得られた本発明化合物の1 H-NMR ^ベクトルデータを表 1乃 至 15に示す。データ中、特に断りがない限りスペクトルの測定は重水素化 DMSO (D MSO-d )を溶媒に用いて行った。
6
[0170] [表 1]
lSt90£/900ZdT/13d V9
化合物番号 Ή NMRスぺク トル
3.28-3.36 (m, 1H), 3.59-3.67 (m, 1H), 3.70-3.85 (m, 3H) 4.65 and 4 (ABq, J 8 Hz, : H) (t, J= 8 Hz 化合物 25 2H), 7.36 J= ί 8.8 Hz, 2
iO (m, 2H) 87
(s, 2H), 7. 95 (s, 1H), 8.18-8.20 (m, H) 33-8.35 (m, 11.23 (t, J= 5.5 Hz. 1H)
3.20-3.40 (m, 1), 3.60-3.67 (m, 1H), 3.72-3.80 (m, 2H), 3.82 (dd, J= 6.1 9.6 Hz, 1H), 4.40 (s, 3H), 4.67 and 4.72 (Abq, 化合物 26 J= 14.5 Hz, 2H), 7.21-7.30 (m, 5H), 7.90 (s, 2H), 7.99 (s,
1H), 8.30 (d, J 6.6 Hz, 2H), 9.13 (d, =6.6 Hz, 2H), 9.62 (t J= 5.6 Hz. 1H).
3.34-3.40 (m, 1H), 3.58-3.65 (m, 1H), 3.69-3.78 (m, 2H). 3.81 (dd, J = 6.0, 9.5 Hz, 1H), 4.38 (s, 3H), 4.67 and 4.69 (ABq, J= 13.5 Hz, 2H) , 7.11 (t, J 8.7 Hz, 2H), 7.35 (dd. 化合物 2
J = 5.7, 8.7 Hz, 2H), 7.86 (s, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.28 (d, J= 6.7 Hz, 2H), 9.11 (d, J= 6.7 Hz, 2H), 9.22 (t, J= 5.3 Hz, 1H).
3.30-3.38 (m, 1H), 3.60-3.67 (m, 1H), 3.72-3.80 (m, 2H), 3.82 (dd, J = 6.0, 9.5 Hz, 1H), 4.39 (s, 3H), 4.67 and 4.69 (ABq, J= 13.9 Hz, 2H). 7.22-7.36 (m, 5H), 7.88 (s, 2H), 7.99 化合物 28 (s, 1H), 8.21 (dd, J= 6.2, 8.0 Hz, 1H), 8.79 (d, J= 8.0
Hz, 1H), 9.08 (d, J= 6.2 Hz, 1H), 9.10 (t, J= 5.4 Hz, 1H), 9.33 (s, 1H).
3.30-3.38 (m, 1H), 3.58-3.66 (m, 1H), 3.70-3.87 (m, 2H), 3.80 (dd, J 5.9, 9.5 Hz, 1H), 4.40 (s, 3H) , 4.66 and 4.70 化合物 29 (ABq, J= 13.5 Hz), 7.09-7.15 (m, 2H), 7.33-7.38 (m, 2H),
7.84 (s, 2H), 7.97 (s, 1H), 8.23 (dd, J=6.2, 8.0 Hz, 1H), 8,78 (d, 8.0 Hz, 1H), 9.09-9,12 (m, 2H), 9.31 (s, 1H).
3.30-3.41 (m, 1H), 3.60-3.65 (m, 1H), 3.68-3.83 (m, 3H), 4.67 (ABq, J= 13.5 Hz, 2H), 5.93 (s, 2H), 7.21-7.33 (m, 5H), 化合物 30 7.42-7.47 (m, 3H), 7.55-7.58 (m, 2H), 7.88 (s, 2H) , 7.96 (s,
1H), 8.45 (d, J=6.6 Hz, 2H), 9.40 (d, J= 6.6 Hz, 2H), 9.63 (t, J =5.5 Hz, 1H).
3.40-3.45 (m, 1H), 3.57-3.65 (m, 1H), 3.66-3.72 (m, 1H), 3.75 (dd, J二 Ί.Ο. 9.6 Hz. 1H). 3.81 (dd, J= 5.7, 9.6 Hz, 1H), 4.68 (ABq, ソ = 14.3 Hz, 2H), 5.96 (s, 2H), 7.07-7.13 化合物 31 (m, 2H), 7.33-7.38 (m, 2H), 7.41-7.48 (m, 3H), 7.56-7.61 (m,
2H), 7.86 (s, 2H), 7.96 (s, 1H), 8.50 (d, 6.6 Hz, 2H), 9.44 (d, J= 6.6 Hz, 2H), 9.75 (t. J二 5.5 Hz, 1H).
am [9 ΐο]
TSl790C/900idf/X3d ャ9 .Z.901/900Z
i〕〔〔o
化合物番号 Ή NMRスぺクトル
3.31-3.39 (m, 1H). 3.51-3.58 (m, 1H), 3.62-3.70 (m, 1H), 3.71-3.81 (m, 2H), 3.87 (s, 3H), 4.66 (s, 2H), 7.19-7.33 (m, 化合物 66 5H), 7.81-7.89 (m. 4H), 7.92-8.00 (m, 3H). 8.69 (t, J= 5.4
Hz, 1H).
1.48 (s, 9H), 3.26-3.35 (m, 1H), 3.43-3.52 (m, 1H), 3.56-3.63 (m, 1H), 3.70-3,80 (m, 2H), 4.64 (ABq, J= 13.5 化合物 67 Hz, 2H), 7.19-7.32 (m, 5H), 7.46 (d, 8.6 Hz, 2H), 7.66
(d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.86 (s, 2H), 7.97 (s, 1H), 8,31 (t, J= 5.6 Hz, 1H), 9.57 (s, 1H).
1.48 (s, 9H), 3.26-3.35 (tn, 1H), 3.42-3.53 (m, 1H), 3.55 -3.63 (m, 1H), 3.66-3.78 (m, 2H), 4.64 and 4.66 (ABq, J = 化合物 68 13.5 Hz, 2H), 7.03-7.13 (m, 2H), 7.30-7.34 (m. 2H). 7.47 (d,
J= 8.6 Hz. 2H), 7.65 (d, J= 8.6 Hz, 2H). 7.83 (s, 2H), 7.97 (s. 1H), 8.31 (t, = 5.6 Hz, 1H), 9.58 (s, 1H).
1.39 (s, 9H), 3.25-3.38 (m, 1H), 3.45-3.54 (m, 1H), 3.58-3.67 (tn, 1H), 3.70-3.80 (m, 2H), 4.14 (d, J= 6.0 Hz, 化合物 69 2H), 4.65 (ABq, J = 13.5 Hz, 2H), 7.18-7.22 (m, 7H), 7.42
(t. J 6.0 Hz, 1H), 7.68 (d, J= 7.8 Hz, 2H), 7.87 (s, 2H), 7.97 (s, 1H), 8.42 (t, J= 5.7 Hz, 1H).
3.27-3.36 (m, 1H), 3.44-3.56 (m, 1H), 3.60-3.67 (m, 1H), 3.70-3.80 (tn, 2H) , 4.65 (ABq, J=13.5 Hz, 2H) , 4.78 (s, 2H) , 化合物 70 7.19-7.31 (m, 5H), 7.47 (d, = 8,1 Hz, 2H), 7.73 (d. J:
8.1 Hz, 2H), 7.87 (s, 2H), 7.97 (s, 1H), 8.50 (t, J = 5.4 Hz, 1H).
(CDC 13)1.44 (s, 9H), 1.46-1.56 (m, 2H), 1.60-1.68 (m, 2H), 2.02-2.09 (m, 1H), 2.58-2.72 (m, 2H). 3.16-3.23 (m, 1H), 化合物 71 3.46-3.54 (m, 1H), 3.71-3.80 (m, 3H), 3.96-4.11 (m, 2H),
4.60 (ABq, J = 13.5 Hz, 2H), 5.56 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 7.17-7.38 (tn, 5H), 7.70 (s, 2H), 7.79 (s, 1H).
(CDCI3)1.44 (s, 9H), 1.44-1.54 (m, 2H), 1.60-1.66 (m, 2H),
2.00- 2.11 (m, 1H), 2.63-2.68 (m, 2H), 3.17-3.21 (m, 1H), 3.46-3.56 (m, 1H), 3.70-3.76 (tn, 3H), 3.95-4.15 (m, 2H), 化合物 72 4.60 (ABq, J = 13,5 Hz, 2H). 5.62 (t, J = 5.4 Hz, 1H),
7.01- 7.05 (m, 2H), 7.16-7.21 (m, 2H), 7.70 (s, 2H), 7.80 (s, 1H). 0]
s〕〔sll018
〔〕0181
〇Λ\,90Ϊ/vZ900fcl.
§ΐο
化合物番号
化合物 1 09
化合物 1 1 0
化合物 1 1 1
化合物 1 1 2
化合物 1 1 3
3.57-3.63 (m, 2H), 4.42 (s, 2H), 7.12-7.31 (m, 9H), 7.95 (m, 1H), 10.15 (brs, IH).
3.25-3.35 (m, 1H), 3.50-3.56 (m, 1H), 3.60-3.75 (m, 3H), 4.44 (s, 2H), 7.05-7.35 (m, 9H), 7.61 (d, J= 6.0 Hz, 2H), 化合物 1 1 6
8.68 (d, = 6.0 Hz, 2H), 8.71 (t, ■/= 5.5 Hz, 1H).
3.24-3.30 (m, 1H), 3.46-3.56 (m, IH), 3.58—3.74 (m, 3H), 4.44 (s, 2H), 7.10-7.31 (m, 9H), 7.71 (d, = 7 Hz, 2H), 8.27 化合物 1 1 7
(d, = 7.0 Hz, 2H). 8.67 (t, = 5.5 Hz. 1H).
化合物番号 Ή NMRスぺクトル
1.36 (s, 9H), 2.11-2.18 (m, 2H). 2.99-3.11 (m, 3H), 3.20-3.29 (m, 1H), 3.38-3.46 (m, 1H), 3.52-3.61 (m, 1H), 化合物 1 1 8 4.41 (s, 2H), 6.66 (t, J= 4.5 Hz, 1H), 7.08-7.31 (m, 9H),
7.83 (t. J= 4.5 Hz, 1H).
2.41 (t, J 7.1 Hz. 2H), 2.85-2.95 (m, 2H), 3.08-3.11 (m, 1H), 3.28-3.35 (m, 1H), 3.44-3.49 (m, 1H), 3.57-3.63 (m. 化合物 1 1 9 2H), 4.43 (s, 2H), 7.12-7.32 (m. 9H), 7.93 (brs, 3H), 8.15
(t, J= 5.5 Hz, 1H).
3.29-3.22 (m, 1H), 3.53-3.57 (m, 1H), 3.65-3.75 (m, 3H), 4.47 (s, 2H), 7.21-7.34 (m, 6H), 7.43 (s, 1H), 7.54 (d, J 化合物 1 20 = 8.2 Hz, 1H), 7.76 (d, J= 6.7 Hz, 2H), 8.30 (d, J= 6.7
Hz, 2H), 8.73 (t, J= 5.4 Hz. 1H).
1,48 (s, 9H). 3.22—3.32 (m, 1H), 3,42—3.50 (m, 1H), 3.52-3.60 (m, 1H), 3.62-3.71 (m, 2H), 4.45 (s, 2H), 7.17-7.33 (m, 6H), 7.43 (s, 1H), 7.47 (d, J= 8.5 Hz, 2H), 化合物 1 2 1
7.53 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7,66 (d, J= 8.5 Hz, 2H), 8.28 (t, J= 5.4 Hz, 1H). 9.57 (s, 1H).
3.24-3.31 (m, 1H), 3.44-3.52 (m, 1H), 3.54-3.60 (m, 1H), 3.63-3.73 (m, 2H), 4.45 (s, 2H), 6.90 (brs, 2H), 7.18-7.35 化合物 1 22 (m, 6H), 7.43 (s, 1H). 7.55 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.64 (d,
J= 7.4 Hz, 2H), 8.24 (brs, 1H).
3.25-3.33 (m, 1H), 3.48-3.55 (m, 1H), 3.62-3.76 (m, 3H), 4.48 (s, 2H), 6.86-6.92 (m, 2H), 7.05-7.11 (m, 1H), 化合物 1 23 7.20-7.34 (m, 5), 7.73 (d, J= 7.1 Hz, 2H), 8.26 (d, J= 7.1
Hz, 2H), 8.69 (t, J= 5.5 Hz, 1H).
3.26-3.34 (m, 1H), 3.49-3.56 (m, 1H), 3.61-3.77 (m, 3H). 4.56 (s, 2H), 7.20-7.34 (m, 5H), 7.51-7.57 (m, 4H), 化合物 1 24 7.59-7.64 (m. 1H), 7.72 (d, J= 7.0 Hz, 2H), 8.26 (d, J:
7.0 Hz, 2H), 8.69 (t, J = 5.5 Hz. 1H).
3.30-3.33 (m, 1H), 3.51-3.54 (m, 1H), 3.63-3.66 (m, 1H), 3.74 (dd, J= 7.0, 9.5 Hz, 1H), 3.79 (dd, J= 5.9, 9.5 Hz, 1H), 4.65 and 4.66 (ABq, J=13.5Hz, 2H), 7.20-7.49 (m, 10H), 化合物 1 25
7.73 (d, J 7.1 Hz, 2H), 8.27 (d, J= 7.1 Hz, 2H), 8.73 (t, = 5.6 Hz, 1H). 実施例 138.
化合物 21の光学分割
ダイセル化学製キラルカラム (CHIRALPACK AS)に化合物 21の適当量を展着し、 2 —プロパノール: n_へキサン = 1: 1の混合溶媒で溶出した。その結果、(+)-化合物 2
1及び (一 )-化合物 21を得た。
(+)-ィ匕合物 21の比旋光度〔ひ〕 20 = +26.1。 (cl, CHC1 )
D 3
(― )-ィ匕合物 21の比旋光度〔ひ〕 20 =—27.5° (cl, CHC1 )
D 3
[0186] 実施例 139.ヒト NK1レセプターバインディングアツセィ
コンフルェントな状態の hNKl-CHO細胞培養フラスコより、上清を取り除き、トリプシ ン(0.25%)- EDTA (1 mmol/L) (GIBCO)を加えて、細胞を剥離して回収した。ノ ッファ 一 A(pH 7.5、トリス塩酸 50 mmol/L, NaCl 150 mmol/L, 0.02% BSA)にて 1回洗浄 (10 00 rpm、 5分)した後、細胞数を調整してアツセィ用バッファー {40 μ g/mLバシトラシ ン (SIGMA)、 4 μ g/mLロイぺプチン (SIGMA)、 4 μ g/mLキモスタチン (SIGMA)及び 4 μ g/mLホスホラミドン (SIGMA)をカ卩えたバッファー A}に再浮遊した。 300 μ Lのアツ セィ用バッファーが入ったチューブ (ΤΡΧ-12、マルェム)に、 106個/チューブとなるよう に hNKl- CHO細胞 (100 μ L)を入れ、 50 μ Lのホット ( - Sar9- SP、最終濃度 0.3 nmol /L)溶液及び 50 μ Lの被験物質を添加 (500 μ Lの系)し、攪拌した後、室温で 60分間 反応させた。反応終了後、予め 0.1%ポリエチレンィミン ρ-70(和光純薬)溶液に浸して おいた GF/Bフィルター( φ 25 mm、 Whatman)にて濾過し、バッファー Aにて洗浄 (4 m L X 3回)したのち、バイャルに入れて 60°Cで一夜乾燥させた。乾燥後、シンチレータ 一 (AL- 1、トルエンベース、 DOJINDO)10 mLを加えて、 dpmを液体シンチレーシヨン力 ゥンタにて計測 (5分間/バイャル)した。
[0187] 非特異的結合は被験物質の代わりに 10 mol/Lのサブスタンス Pを添カ卩した時の d pmとした。実験はデュプリケートにて行い、少なくとも 3回の実験を繰り返した。 IC 値
50 はプロビット法 (統計ライブラリー II、 Yukms)を用いて算出した。
結果の一例を表 16に示す。本発明化合物はヒト NK1レセプターノインデイングアツ セィにおいて、非常に強力な拮抗活性を示した。
[0188] [表 16]
化合物番号 I C60 (園 ol/L) 化合物 4 29.3 化合物 20 5.8 化合物 21 2.9
( + )-化合物 21 9.0
(一) -化合物 2 1 1.5
化合物 22 6.4 化合物 23 5.4 化合物 26 5.9 化合物 39 7.3 化合物 40 7.3 化合物 41 9.2 化合物 42 4.0 化合物 5 1 9.4 化合物 54 8.5 化合物 64 56.4 化合物 74 33.6 化合物 76 21.0 化合物 78 19.0 化合物 80 14.7 化合物 86 6.0 化合物 88 8.6 化合物 90 44.0 化合物 9 1 43.5 化合物 93 42.2 化合物 95 15.4 化合物 96 28.5 化合物 97 20.3 化合物 98 27.0 化合物 99 23.8 化合物 1 00 11.9 化合物 1 02 35.5 化合物 1 04 6.5 化合物 1 06 30.3 ルモット単回投与血中動態試験
Hartley系雄性モルモット(SPF, 日本エスエルシー)を購入し、 1週間予備飼育した 後、順調に発育したものを一夜絶食して試験に用いた。本発明化合物を 1 g/dLのメ チルセルロース溶液に懸濁し、 5 mL/kgの投与用量で 100 mg/kgを経口投与した。 経口投与 0.5、 1、 2、 4、 8及び 24時間後にへパリナイズされたキヤビラリ一により約 0. 4 mLの血液を前肢正中静脈力も採血した。遠心分離(12,000 rpm、 10分間)して得 た血漿は測定まで -80一 Cに保存した。血中濃度測定は UV検出 HPLC法により 行った。
結果の一例を表 17に示す。本発明化合物はモルモット単回経口投与後の血中動 態を試験した結果、良好な血中移行性と長い血中半減期を示し、好ましい体内動態 を示した。
[表 17]
Hartley系雄性モルモット(4週齢、 SPF、日本エスエルシー)を購入し、 1週間以上 予備飼育した後一夜絶食させ、 1群 8匹として試験に使用した。被験物質として本発
明化合物の化合物 21を 1%メチルセルロース(MC)水溶液に懸濁させ、 20 mg/mLと なるよう調製した。また、比較物質として LY303870〔(R)-ト [N-(2-メトキシベンジル)ァ セチルァミノ] -3-(1Η-インドール- 3-ィル) - 2-[N-(2-(4- (ピペリジン- 1-ィル)ピぺリジン -1-ィル)ァセチル)ァミノ]プロパン〕は投与直前に 1% MC水溶液に溶解させ、 20 mg/ mLとなるよう調製した。
[0192] Iyengarらの方法に準じて試験を行った。すなわち、 1%MC水溶液及び調製した被 験物質溶液を 5 mL/kgの投与容量で経口投与し、被験物質溶液の投与 4時間後、並 びに、 1%MC水溶液及び比較物質溶液の投与 1時間後、動物を炭酸ガスにて致死さ せ、脳を摘出し線条体を採取した。湿重量を測定後、 50 mmol/L Tris-HCl (pH 7.5) を 40 mg/mLとなるよう添カ卩して、 10秒間ホモジナイズした。その後、内在性のサブス タンス Pを取り除くため、 37°Cで 15分間インキュベートした後、モルモット線条体ホモジ ネートとして室温保存した。
[0193] 次に、 TPX- 12チューブに 450 μ Lのバインディングバッファー(50 mmol/L Tris-HC 1 pH 7.5、 3 mmol/L MnCl、 0.2 mg/mL BSA、 40 μ g/mL bacitracinゝ 2 μ g/mL chy
2
mostatin、 2.5 μ g/mL thiorphan及び 4 μ g/mL leupeptin)、 50 μ Lの 40 nmol/L [3H] サブスタンス P及び 500 Lの線条体ホモジネートを添カ卩し、室温で 1時間インキュべ ートした。また非特異的結合を測定するため、 400 μ Lのバインディングバッファー、 5 0 μ Lの 40 nmol/L [3H]サブスタンス P、 50 μ Lの 40 μ mol/Lの非標識サブスタンス Ρ 及び 500 μ Lの線条体ホモジネートを添カ卩し、室温で 1時間インキュベートした。イン キュベート後、 0.5%ポリエチレンィミンに 2時間以上浸した GF/Bフィルター(Whatman )でろ過して反応を停止し、冷 50 mmol/L Tris-HCl (pH 7.5)でフィルターを 2回洗浄 した。フィルタ一はバイャルに入れて 56°Cで一夜乾燥させ、 10 mLのシンチレ一ター を加えて、 dpmを液体シンチレーシヨンカウンタにて計測した。試験はすべてデュプリ ケートで行った。
[0194] 結果の一例を図 1に示す。対照群(1%MC水溶液投与群)及び被験物質投与群に っ 、て、それぞれの非特異的結合 (dpm)を差し引 、た値を特異的結合 (dpm)とした 。 2群間の平均値の差の検定は t検定 (SAS前臨床パッケージ Ver. 5.0)を用いて行い 、 pく 0.05を有意差ありと判定した。
[0195] 本発明化合物をモルモットに経口投与し線状体ホモジネートを用いて、 [3H]サブス タンス Pの NK1レセプター結合阻害作用を検討した結果、図 1に示すように、本発明 化合物投与群(228.2± 15.5 dpm)は対照群(1083.4±95.5 dpm)と比較して非常に 低い特異的結合値 (dpm)を示した。 Iyengarらの報告で、選択的 NK1アンタゴニストで 優れた中枢移行性を示すとされている比較物質 LY303870投与群(725.2±37.4 dpm )と比較しても、はるかに低い dpm値を示した。また、対照群に対する被験物質投与群 の特異的結合から脳内 NK1レセプター占有率 (%)を算出し、平均値士標準誤差で 表すと、本発明化合物が 78.9± 1.4%、 1^303870が33.1 ±3.5%でぁった。以上の結 果より、本発明化合物は高い中枢移行性を示すことが明らかであり、中枢神経系で 作用する制吐薬等の医薬として非常に有用である。
産業上の利用可能性
[0196] 表 16に示されるように、本発明べンジルォキシプロピルアミン誘導体は強力なタキ キュン受容体拮抗活性を示した。また、表 17から明らかなようにモルモットに経口投 与した血中動態試験においても良好な血中移行性と長!、血中半減期を示し、好まし い体内動態を示した。さらに、図 1に示される通り、モルモットに対する一定用量の経 口投与条件において高い中枢移行性を示した。上記のとおり、本発明べンジルォキ シプロピルアミン誘導体は新規な構造を有する強力なタキキニン受容体拮抗物質で あり、良好な血中移行性と共に優れた中枢移行性も有するという好ましい体内動態を 示すことから医薬品として望ましい特性を有しており、その有用性は非常に高い。