WO2006104003A1 - 表面実装型振動モータ及び取付構造 - Google Patents

表面実装型振動モータ及び取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 半田リフロー処理時において、半田溶融時の金属ホルダー又は金属ハウジングケースの浮き現象を抑え、位置ズレが発生しにくい表面実装型振動モータ及び取付構造を提供する。 【解決手段】 回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板側の固定領域に半田接合する金属ホルダーと、前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、を備える表面実装型振動モータにおいて、振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板側の固定領域に当接して半田接合する前記金属ホルダーの底面部に、回転軸の軸方向に延在する隆起した凸状レールを複数本、あるいは半球状の突起を複数個配置したことを特徴とする表面実装型振動モータとする。

Description

明 細 書
表面実装型振動モータ及び取付構造
技術分野
[0001] 本発明は、半田リフローに対応した振動モータに係り、特に、回路基板に半田付け される金属ホルダー又はモータ本体のハウジングケースの一部を金属ホルダー部と して備えた表面実装型の振動モータ、及びその取付構造に関する。
背景技術
[0002] 従来から、電子機器に搭載される回路部品は、半田リフロー対応の表面実装型の 小型電子部品が多数採用されている。このような小型の電子部品は、ペースト半田が 印刷された回路基板上の所定位置 (以下、固定領域と ヽぅ)〖こ自動機でそれぞれ載 置され、その後、半田リフロー用の加熱炉内で一括に熱処理されることにより、溶融し た半田層によって回路基板上に接合固定され取付られる。
[0003] また、前記電子部品と同様に、近年、携帯電話等に用いられる振動発生用電動機
(以下、振動モータという)も、半田リフロー処理で回路基板上の固定領域に接合固 定されるようになり、半田リフローが可能な一つのチップ型電子デバイスとして、表面 実装型の振動モータが注目されている。(例えば、特許文献 1)
特許文献 1:特開平 11― 234943号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、表面実装型振動モータは、他の一般電子部品に比べ寸法サイズが 大きぐまた高比重の偏心分銅を備えるため、全体重量も重くなる。さらに現行の振 動モータは、搭載する機器自体の小型化の要望から、モータ本体部の長さと径寸法 が短小となり、回路基板面に載置する際には、その全体重量に比べて固定するため の接合面積が狭く限られてしまい、接合強度不足の点で問題がある。また、回路基 板の固定領域に配置する場合、加熱炉に流すリフロー処理工程においても、振動モ ータを回路基板面の表裏面 (AB面)、つまり第 1あるいは第 2工程のどちらかに載置 して熱処理するかが問題となる。 [0005] 一般的な半田リフロー工程においては、例えば初めに主要な小型の電子部品を表 面の A面に載せて第 1のリフロー処理を行い、続いて回路基板裏面の B面に大型の 別部品を載せ、再度第 2のリフロー処理を行うことが多い。前記振動モータの場合、 載置する部品自体が重量物となるため、半田接合取付後の再リフロー処理は避け、 上面側に載せる配置状態での第 2リフロー処理が最も適している。しかしこの場合に おいても、基本的に通常の加熱溶融時の半田浮き現象の問題があり、どうしても回路 基板上での位置出し精度が得にく!、と 、う問題が発生する。
[0006] つまり単なる同一平面形状の底面部力 なる接合面では、例えば図 4及び図 5(b)に 示すように、半田リフロー処理時、金属ホルダー 202の底面部側の半田 130が溶融し た状態では、振動モータ 1は金属ホルダー 202と共に、振動モータ 1全体が溶融した 半田 130の外力(浮力)により浮いてしまい、回路基板 100上の固定領域 101の平面上 を不特定な矢印 W方向に流されて移動してしまう可能性が大きい。これにより図 5(b) に示すように、 W方向に金属ホルダー 202が容易にズレてしまい、所定の固定領域 10 1から大きく外れることがある。
[0007] これに対し前記接合強度と位置出し精度の問題に対し、振動モータ側の金属ホル ダ一の底面部形状を改善した先願技術がある。例えば特許文献 1にあるように、金属 ホルダーの底面部に、膨出部や切り込み付き膨出部、又は外周部に入り江状切り欠 き形状を設けるものがあり、底面部の形状を従来の単純な平面力 複雑な凹凸形状 に変えて、固定面における半田フィレット形状を多用化する構造が採用されつつある
。ここで言う半田フィレットとは、図 8に示すように、金属ホルダー 20の底面部の切り欠 き部断面立ち上がり部分 Lにおいて、リフロー処理時に溶融した半田 130が、立ち上 力 Sり部分 Lまで回り込む三角形状 Fのことを言い、これにより半田固定の接合強度が 飛躍的に向上する。
[0008] また同時に、接合強度は、リフロー処理後の接合面半田層の厚みのバラツキにも影 響される。当然ながら金属ホルダー(又は金属ハウジングケース)底面部と回路基板 の固定領域面との間の半田層の厚みは、常に均一であることが望まれており、最適 な接合強度を得るためには半田層の適正厚みでの設定範囲が必要である。半田リフ ローの場合、ペースト半田は必要最小限の量 (又は厚み)で固定領域に印刷され、ほ ぼペースト半田が印刷された部分のみに一定の半田層が形成されるので、リフロー 処理時での金属ホルダー(又は金属ハウジングケース)の位置ズレは半田層の厚み の偏りに繋がり、結果的に半田切れによる強度不足の問題となる。さらに接合後に、 経時変化による半田接合面への影響も考えられ、底面部の形状、特に平面部と凹凸 部の組み合わせ構造が接合強度アップと信頼性の向上に繋がる。
[0009] また同時に、金属ホルダー(又は金属ハウジングケース)の成型金型においても、 形状的に製作が容易で生産性があり、コストの掛カ ない設計が望まれる。特に底面 部の平坦度が要求されるような複雑な絞り加工、合わせ加工、または軸方向が異なる 二次加工の組み合わせなどは製造部品の歩留りも悪ぐ金属加工部品としてコスト高 になるという問題がある。
[0010] 本発明の課題は、上記問題点を解決するため、半田リフロー処理時において、半 田溶融時の金属ホルダー又は金属ハウジングケースの浮き現象を抑え、位置ズレが 発生しにくい半田接合底面部の構造、及び一定の半田層の厚みを常に維持すること により、安定した接合強度を得ることができる金属ホルダー又は金属ハウジングケー スを提供することを目的とする。さらに金属ホルダー又は金属ハウジングケースの製 作コストが掛からな ヽ簡単な構造の底面部形状を提供することを目的とする。また半 田付けする金属ホルダー又は金属ハウジングケース側の一部の形状を変更すること により、搭載する回路基板上の固定領域に安定して振動モータを置くことができ、さら に半田層の厚みを一定に保ち、接合強度を上げ、半田接合箇所から振動モータが 剥離することを防ぐことができる表面実装型振動モータを提供すること目的とする。 課題を解決するための手段
[0011] 上述の問題を解決するため、請求項 1に記載の発明においては、
回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ホルダーと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ホルダーの底面部に、隆起した凸状レールを 複数本配置したことを特徴とする表面実装型振動モータとしている。
[0012] また請求項 2に記載の発明にお 、ては、
回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ホルダーと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ホルダーの底面部に、半球状の突起を複数個 配置したことを特徴とする表面実装型振動モータとして 、る。
[0013] また請求項 3に記載の発明にお 、ては、
回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を構成し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ハウジングケースと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ハウジングケースの底面部に、隆起した凸状レ ールを複数本配置したことを特徴とする表面実装型振動モータとしている。
[0014] また請求項 4に記載の発明にお 、ては、
回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を構成し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ハウジングケースと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ハウジングケースの底面部に、半球状の突起を 複数個配置したことを特徴とする表面実装型振動モータとしている。
[0015] また請求項 5に記載の発明においては、請求項 1又は請求項 3に記載の表面実装 型振動モータにおいて、
前記凸状レール力 金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して、 前記回転軸の軸方向に延在し、回転軸を中心に対称かつ平行に設けられていること を特徴とする表面実装型振動モータとして!/ヽる。
[0016] また請求項 6に記載の発明においては、請求項 2又は請求項 4に記載の表面実装 型振動モータにおいて、
前記半球状の突起力 金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して 、少なくとも底面の四隅に設けられていることを特徴とする表面実装型振動モータとし ている。
[0017] また請求項 7に記載の発明においては、請求項 1〜請求項 6に記載の表面実装型 振動モータにおいて、
前記凸状レール又は前記半球状の突起が、前記回転軸と前記回路基板面とを水 平になるように基板面上で支持することを特徴とする表面実装型振動モータとして ヽ る。
[0018] また請求項 8に記載の発明においては、請求項 1〜請求項 7に記載の表面実装型 振動モータにおいて、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の底面位置力 頂部までの高さ寸法が、 回路基板の固定領域上におけるリフロー処理前のペースト半田の塗布厚み寸法以 下であることを特徴とする表面実装型振動モータとして 、る。
[0019] また請求項 9に記載の発明においては、請求項 1〜請求項 8に記載の表面実装型 振動モータにおいて、
前記凸状レール又は前記半球状の突起力 金属ホルダー又は金属ハウジングケ ースの底面位置と回路基板面との間隙寸法を一定に保ち、リフロー処理後、半田接 合された後の間隙寸法においても変化がなぐ半田層の厚みを一定に保つ構造であ ることを特徴とする表面実装型振動モータの取付構造としている。
[0020] また請求項 10に記載の発明においては、請求項 1〜請求項 9に記載の表面実装 型振動モータにおいて、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の側断面形状が、 R曲線からなることを特 徴とする表面実装型振動モータとして 、る。
[0021] また請求項 11に記載の発明においては、請求項 1〜請求項 10に記載の表面実装 型振動モータにおいて、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の頂部位置が、前記振動モータ本体側の 一対の給電端子の端子平面と同一平面位置に設けられていることを特徴とする表面 実装型振動モータとして 、る。
発明の効果
[0022] 請求項 1又は請求項 3に記載の発明によれば、
振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板側の固定領域に当接して半 田接合する前記金属ホルダーの底面部、又は前記振動モータ本体の胴部を構成し 、載置する回路基板の固定領域に当接して半田接合する金属ハウジングケースの底 面部に、隆起した凸状レールを複数本配置することにより、半田リフロー処理時の溶 融半田による金属ホルダー及び金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑え、位置 ズレが発生しにくい半田接合底面部の構造及び表面実装型振動モータが実現でき る。
[0023] つまり請求項 1又は請求項 3に記載の発明によれば、
前記金属ホルダー又は前記金属ハウジングケースの底面部に位置する隆起した凸 状レールが、振動モータ本体を回路基板上に載せる際、所定の固定領域に予め印 刷されたペースト半田の上に載り、振動モータ本体の自重により半田層の厚み方向 に加重され、凸状レールのライン上で部分加重され、位置決めされた状態のままリフ ロー処理されることにより、加熱により溶融した半田層の状態変化に影響されずに、 安定して回路基板上に振動モータを既存の位置で半田固定することができるという 効果を奏する。つまり前記凸状レールは、主に溶融した半田層の状態変化による外 力(浮力)に対し、例えば橋の橋脚のような役割を成し、前記金属ホルダー又は前記 金属ハウジングケースと一体の前記振動モータとを常に一定に保ち、位置ズレを防 止することができる。
[0024] また同様に、請求項 2又は請求項 4に記載の発明によれば、
前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板側の固定領域に当接し て半田接合する前記金属ホルダーの底面部、又は前記振動モータ本体の胴部を構 成し、載置する回路基板の固定領域に当接して半田接合する金属ハウジングケース の底面部に、半球状の突起を複数個配置することにより、半田リフロー処理時の溶融 半田による金属ホルダー及び金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑え、位置ズ レが発生しにくい半田接合底面部の構造及び表面実装型振動モータが実現できる。
[0025] つまり請求項 2又は請求項 4に記載の発明によれば、前記効果と同様に、
前記金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に位置する半球状の複数 個の突起が、振動モータ本体を回路基板上に載せる際、所定の固定領域に予め印 刷されたペースト半田の上に載り、振動モータ本体の自重により半田層の厚み方向 に加重され、突起箇所で部分加重され、位置決めされた状態のままリフロー処理され ることにより、加熱により溶融した半田層の状態変化に影響されずに、安定して回路 基板上に振動モータを半田固定することができるという効果を奏する。つまり前記半 球状の突起は、主に溶融した半田層の状態変化による外力(浮力)に対し、例えば 橋の橋脚のような役割を成し、前記金属ホルダー又は前記金属ハウジングケースと 一体の前記振動モータとを常に一定に保ち、位置ズレを防止することができる。
[0026] また請求項 5に記載の発明によれば、
前記凸状レール力 金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して、 前記回転軸の軸方向に延在し、回転軸を中心に対称かつ平行に設けられている。
[0027] これにより前記効果と同様に、半田リフロー処理時の溶融半田による金属ホルダー 又は金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑えられ、位置ズレが発生しにくい表 面実装型振動モータの半田接合が実現できる。さらに凸状レールの配置と形状が、 回転軸の軸方向に延びる平行直線状の凸状レールであるので、例えば簡易な圧延 金型を用いてパイプ状の異形線材を成形引きし、長さ方向に切断するだけで凸状レ ール部の形状を作成することもでき、或いは多段の絞り金型を用いて凸状レール付 きのキャップ形状を作成することもでき、共に製造面でのコスト削減が可能となる。
[0028] また請求項 6に記載の発明によれば、
前記半球状の突起力 金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して 、少なくとも底面の四隅に設けられている。
[0029] これにより前記請求項 2及び請求項 4の効果と同様に、半田リフロー処理時の溶融 半田による金属ホルダー又は金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑えられ、位 置ズレが発生しにくい表面実装型振動モータの半田接合が実現できる。さらに金属 ホルダー又は金属ハウジングケースの形状が半球状の突起を複数個配置するもの であるので、簡易な押圧金型を用いてプレス成形し、半球状の突起箇所を設けるだ けで底面部形状を作成することができ、製造面でのコスト削減が可能となる。
[0030] また請求項 7に記載の発明によれば、
前記凸状レール又は前記半球状の突起が、前記回転軸と前記回路基板面とを水 平になるように基板面上で支持することができる。
[0031] また請求項 8に記載の発明によれば、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の底面位置力 頂部までの高さ寸法が、 回路基板の固定領域上におけるリフロー処理前のペースト半田の塗布厚み寸法以 下であるので、リフロー処理時にペースト半田が溶融したときに、金属ホルダー又は 金属ハウジングケースの底面部との接触が確実に行われ、半田リフロー処理での半 田固定の信頼性が向上する。
[0032] また請求項 9に記載の発明によれば、
前記凸状レール又は前記半球状の突起力 金属ホルダー又は金属ハウジングケ ースの底面位置と回路基板面との間隙寸法を一定に保ち、リフロー処理後、半田接 合された後の間隙寸法においても変化がなぐ半田層の厚みを一定に保つ取付構 造となる。これにより、常に安定した半田接合が得られ、接合強度をより高める効果を 奏する。
[0033] また請求項 10に記載の発明によれば、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の側断面形状が R曲線力 なり、これにより 金属板材の加工工程において、加工性が容易で製造コストが低減でき、また半田リ フロー処理時の溶融半田による金属ホルダー全体の浮き現象を単純な形状で抑え ることができ、位置ズレが発生しにく!/、表面実装型振動モータが実現できる。
[0034] また請求項 11に記載の発明によれば、
前記凸状レール又は前記半球状の突起の頂部位置が、前記振動モータ本体側の 一対の給電端子の端子平面と同一平面位置に設けられることにより、半田リフロー処 理において、振動モータ全体を固定領域に載置して位置決めするだけで、給電端子 部分の給電接続と前記振動モータ自身の半田接合固定を同時に行うことができる。
[0035] このように本発明は、半田リフロー処理において、半田溶融時の金属ホルダー又は 金属ハウジングケースの浮き現象を抑え、位置ズレが発生しにくい半田接合底面部 の構造及び表面実装型振動モータ、さらに接合面においての半田層の厚みを常に 一定に維持することにより、安定した接合強度を得ることができる。
[0036] また金属ホルダー又は金属ハウジングケースの接合金属部材として、製作コストが 掛からな 、簡単な構造の底面部形状を提供することができる。このように金属ホルダ 一又は金属ハウジングケース側の一部の形状を変更することにより、搭載する回路基 板上の固定領域に安定して振動モータを載置することができ、半田リフロー処理時の 溶融半田による金属ホルダー及び金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑え、位 置ズレが発生しにくい表面実装型振動モータを提供することができる。
発明を実施するための最良の形態
[0037] 以下に、本発明の表面実装型振動モータの最良の形態について、図を参照して説 明する。
[0038] <実施形態 1 >
図 1及び図 2に、本実施形態に係る表面実装型振動モータの例を二つ示す。両図 における振動モータ 1は、共に回転軸 6の出力軸側に偏心分銅 3が取り付けられた円 筒型のモータ構造であり、そのモータ本体胴部 10の外周部に取付られた略四角形状 の金属ホルダー 2によって、回路基板上に半田接合される表面実装型の振動発生装 置である。
[0039] この振動モータ 1は、前記偏心分銅 3と、前記モータ部を構成する略円筒状のモー タ本体胴部 10と、前記モータ本体胴部 10—端側に嵌合する端子台 4及びその端子 台 4に取り付けられた給電端子 5を備えている。前記振動モータ 1は、モータ本体胴部 10を保持固定するための金属ホルダー 2の軸方向両端に配置されたストッパ 2dにより 、一体に組み合わされる。
[0040] 前記端子台 4には、モータ本体内部と電気的に接続される給電端子 5がー対設けら れており、給電端子 5には、回路基板側平面に向って直角に曲げられて延在する平 面部 5aが設けられている。 [0041] 図 1と図 2の構造の違いは、前記モータ本体胴部 10を保持する金属ホルダー 2の底 面部凸形状にある。金属ホルダ 2の底面部形状には、図 1に示すような回転軸方向に 延びる凸状レールのものと、図 2に示すような底面部の四隅に配置した半球状の突 起のものがある。
[0042] 図 1においては、載置する回路基板側の固定領域に当接して半田接合する前記金 属ホルダー 2の底面部に、回転軸 6の軸方向に延在する隆起した凸状レール 2aを複 数本配置している。本実施形態では平行な 2本の凸状レールとしている。そしてリフロ 一処理時には、図 3(a)に示すように、金属ホルダー 2の底面部側の凸状レール 2aを 下にして、載置する回路基板 100の固定領域 101上に置くことで、振動モータ 1全体は 、回転軸 6と回路基板 100とが水平となり、また固定領域 101面上で、振動モータ 1の自 重 G方向に加重され、前記凸状レールを橋脚部として、安定に支持することができる
[0043] 図 2においてもこれと同様に、載置する回路基板側の固定領域に当接して半田接 合する前記金属ホルダー 2の底面部に、半球状の突起を複数個配置している。図に おいては底面部の四隅に配置している。そしてリフロー処理時には、図 3(a)に示すよ うに、金属ホルダー 2の底面部側の突起 2bを下にして、載置する回路基板 100の固定 領域 101上に置くことで、振動モータ 1全体は、回転軸 6と回路基板 100とが水平となり 、また固定領域 101面上で、振動モータ 1の自重 G方向に加重され、安定して支持す ることがでさる。
[0044] この時、回路基板 100の固定領域 101には、予めペースト状のリフロー半田 130が印 刷されている力 図 3(b)に部分拡大図を示すように、その半田層の厚みに対し、ほぼ 等しい高さ Dにある隆起した図 1の凸状レール 2a又は図 2の突起 2bのそれぞれの頂 部先端が、固定領域 101面に半田層を介さずに接する状態で載置される。
[0045] リフロー処理においては、図 1及び図 2のそれぞれの振動モータ 1を、図 3に示す載 置状態でリフロー処理炉において加熱処理する。ペースト状のリフロー半田 130は、 加熱炉内で溶融され、前記隆起した凸状レール 2a又は突起 2bの高さ Dとなる金属ホ ルダー 2と固定領域 101との間の隙間に充填される。高温の炉内で溶融した半田層に は金属ホルダー 2を浮上させる力(浮力)が働くが、高さ Dを保つ前記凸状レール 2a又 は突起 2bの隆起部分により、振動モータ 1全体の浮き現象を抑え、位置ズレが発生し に《なる。
[0046] このように本実施形態である底面部に隆起部を備えた金属ホルダー 2によれば、所 定の固定領域 101に予め印刷されたリフロー半田 130上に載せた際、突出した前記凸 状レール 2aあるいは突起 2b部分力 半田層の厚み方向に線加重又は点加重され、 振動モータ 1の自重 Gと共に固定領域 101面に仮固定され、位置決めされた状態のま まリフロー処理されることにより、加熱されて溶融した半田層の状態変化に影響され ずに、安定して回路基板 100上に振動モータ 1を既存の位置で半田固定することがで きる。つまり前記凸状レール 2a及び突起 2bは、主に溶融した半田層の状態変化によ る外力(浮力)に対し、前記金属ホルダー 2と前記振動モータ 1とを常に一定に保つよ うにすることができる。
[0047] 尚、本実施形態に係わらず、前記回転軸 6の軸方向に延在する隆起した凸状レー ル 2a及び半球状の突起 2bの断面形状は、図 3(b)に示すように、突出部分が R曲線か らなることが好まし!/ヽ。これは金属板材の加工工程にぉ 、ての製造コストが低減でき ることに加え、固定領域側への接触による損傷が少なぐまた半田リフロー処理時の 溶融した半田層による金属ホルダー 2全体の浮き現象を抑え、位置ズレが発生しにく い半田接合底面部の構造が実現できるためである。
[0048] リフロー半田 130により固定された表面実装型振動モータ 1は、回路基板 100の固定 領域 101に対し、精度良く位置だしされた状態で配置され、また同時に給電機構とし ても回路基板 100上の給電ランド部に給電端子 5が接続される。
[0049] 本実施形態においては、前記凸状レール 2a又は前記半球状の突起 2bの頂部位置 力 前記振動モータ 1本体側の一対の給電端子 5の端子平面部 5aと同一平面位置に 設けられているので、半田リフロー処理時において、金属ホルダー 2を固定領域 101 に載置して位置決めするだけで、給電端子 5の端子平面部 5aの半田接続も、振動モ ータ 1本体の半田接合処理を同時に行うことができる。
[0050] このように本発明は、リフロー処理において、半田溶融時の金属ホルダー又は金属 ハウジングケースの浮き現象を抑え、位置ズレが発生しにくい表面実装型振動モー タの半田接合構造、及び接合面においての半田層の厚みを常に一定に維持するこ とにより、安定した接合強度を得ることができる。
[0051] また金属ホルダー又は金属ハウジングケースの接合金属部材として、製作コストが 掛からな 、簡単な構造の底面部形状を提供することができる。このように金属ホルダ 一又は金属ハウジングケース側の一部の形状を変更することにより、搭載する回路基 板上の固定領域に安定して振動モータを載置することができ、半田リフロー処理時の 溶融半田による金属ホルダー及び金属ハウジングケース全体の浮き現象を抑え、位 置ズレが発生しにくい表面実装型振動モータを提供することができる。
[0052] <実施形態 2 >
図 6及び図 7に、本実施形態に係る表面実装型振動モータの別の一例と、モータ 本体胴部の別視野の形状を示す。図 6における振動モータ 21は、回転軸 26の軸中 央部に偏心分銅 23が取り付けられたインナーロータマグネット型のブラシレスモータ 構造であり、ステータ部のコイル 29の外周部に位置する略提灯形状の金属ホルダー 兼モータ本体となる金属ハウジングケース 22によって、回路基板上にリフロー半田付 けされる表面実装型の振動発生装置である。
[0053] 前記振動モータ 21は、偏心分銅 23が金属ハウジングケース 22内の軸受 27により軸 支された回転軸 26上に配置されており、前記モータの筐体部を構成する略提灯形状 の金属ハウジングケース 22と、前記金属ハウジングケース 22—端側に嵌合する端子 台 24及びその端子台 24に取り付けられた給電端子 25を備えて ヽる。本実施形態 2の 振動モータ 21では、別途、半田接合専用の金属ホルダーを有せず、金属ハウジング ケース 22自身が半田リフロー用の金属ホルダー部としての役割を果たす。
[0054] また前記端子台 24には、前記実施形態 1と同様に、モータ本体内部と電気的に接 続される給電端子 25がー対設けられており、給電端子 25には、回路基板側平面に向 つて直角に曲げられて延在する平面部 25aが設けられて 、る。
[0055] 前記図 6及び図 7においては、載置する回路基板側の固定領域に当接して半田接 合する前記金属ハウジングケース 22の底面部に、回転軸 26の軸方向に延在する隆 起した凸状レール 22aを複数本配置して 、る。本実施形態では平行な 2本の凸状レ ールとしている。また金属ハウジングケース 22には、回転軸 26の一端側を軸支する軸 受 27を嵌め込み、金属ハウジングケース 22の円筒形状の端部を塞ぐ軸受保持部 22c が形成されている。
[0056] そしてリフロー処理時には、前記実施形態 1の図 3(a)と同様に、金属ハウジングケー ス 22の底面部側の凸状レール 22aを下にして、載置する回路基板 100の固定領域 101 上に置くことで、振動モータ 21全体は、出力軸 26と回路基板 100とが平行となり、また 固定領域 101面上で、振動モータ 21の自重 G方向に加重され、安定して支持すること ができる。
[0057] この時、回路基板 100の固定領域 101には、予めペースト状のリフロー半田 130が印 刷されている力 図 3(b)に部分拡大図を示すように、その半田層の厚みに対し、ほぼ 等しい高さ Dにある隆起した凸状レール 22aの頂部先端力 固定領域 101面に半田層 を介さずに接する状態で載置される。
[0058] リフロー処理においては、前記実施形態 1の図 3(a)と同様に、振動モータ 21を、図 に示す載置状態でリフロー処理炉にお 、て加熱処理する。ペースト状のリフロー半 田 130は、加熱炉内で溶融され、前記隆起した凸状レール 22aの高さ Dとなる金属ハ ウジングケース 22と固定領域 101との間の隙間に充填される。高温の炉内で溶融した 半田層には、金属ハウジングケース 22を浮上させる力(浮力)が働くが、前記凸状レ ール 22aの高さ Dを保つ隆起部分により、振動モータ 21全体の浮き現象を抑え、位置 ズレが発生しにくくなる。
[0059] このように本実施形態である底面部に隆起部を備えた金属ハウジングケース 22によ れば、所定の固定領域 101に予め印刷されたリフロー半田 130上に載せた際、突出し た前記凸状レール 22a部分力 半田層の厚み方向に加重され、振動モータ 21の自重 Gと共に固定領域 101面に仮固定され、位置決めされた状態のままリフロー処理され ることにより、加熱されて溶融した半田層の状態変化に影響されずに、安定して回路 基板 100上に振動モータ 21を既存の位置で半田固定することができる。つまり前記凸 状レール 22aは、主に溶融した半田層の状態変化による外力(浮力)に対し、前記金 属ハウジングケース 22と前記振動モータ 21とを常に一定に保つようにすることができ る。
[0060] また本実施形態においては、前記実施形態 1と同様に、回転軸 26の軸方向に延在 する隆起した凸状レール 22aの突出部分高さ方向における頂部位置が、前記振動モ ータ 21側の一対の給電端子 25の端子平面部 25aと同一平面位置になるように設けら れている。これにより前記半田リフロー処理において、金属ホルダー 22を固定領域 10 1に載置して位置決めするだけで、同時に給電端子 25の端子平面部 25aの通電接続 も、振動モータ 1本体の半田接合処理を同時に行うことができる。
[0061] このように本発明は、リフロー処理において、半田溶融時の金属ハウジングケース 2 2の浮き現象を抑え、位置ズレが発生しにく 、金属ハウジングケース 22底面部の構造 、及び一定の半田層の厚みを常に維持できる金属ハウジングケース 22底面部の構 造により、安定した半田接合強度を得ることができる。
[0062] さらに本実施形態 2においては、半田固定専用の金属ホルダーを別途必要とせず 、部品点数が少なくなると共に、金属ハウジングケース 22の製作においても、コストが あまり掛カ ないプレス多段の絞り加工による構造で底面部形状を提供することがで きる。このように金属ハウジングケース 22側の一部の形状を変更することにより、搭載 する回路基板上の固定領域に安定して振動モータ 21を置くことができ、接合強度を 上げ、半田接合箇所力も振動モータが剥離することを防ぐことができる表面実装型の 振動モータ 21を提供することができる。
図面の簡単な説明
[0063] [図 1]本発明に係る振動モータの実施形態の一例を示す斜視図である。
[図 2]本発明に係る振動モータの別の実施形態の一例を示す斜視図である。
[図 3]本発明に係る振動モータの回路基板側への載置状態を示す概略図 (a)、及び 部分拡大図 (b)。
[図 4]従来例に係る振動モータの回路基板側への載置状態を示す概略図 (a)、及び 部分拡大図 (b)。
[図 5]リフロー処理時の振動モータの回路基板側への載置状態を示す本発明の概略 0(a),及び従来例の概略図 (b)。
[図 6]本発明に係る振動モータの他の実施形態の一例を示す断面図 (a)、及び B-B断 面図である。
[図 7]本発明に係る金属ハウジングケースの実施形態の一例を示す平面図 (a)、及び 左側面 正面図 右側面図 (b)、及び底面図 (c)、及び A-A断面図である。 圆 8]リフロー処理時の半田溶融状態でのフィレット形状を説明する模式図 符号の説明
1、 21 振動モータ
2、 20、 202 金属ホルダー
2a、 22a 凸状レー/レ
2b 突起
2d ストッパー
22c 軸受保持部
3、 23 偏心分銅
4、 24 端子台
5、 25 給電端子
5a 端子平面部
6、 26 回転軸
10 モータ本体胴部
22 金属ハウジングケース
27 軸受
28 マグネット
29 コイル
100 回路基板
101 固定領域
130 半田

Claims

請求の範囲
[1] 回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ホルダーと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ホルダーの底面部に、隆起した凸状レールを 複数本配置したことを特徴とする表面実装型振動モータ。
[2] 回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を保持し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ホルダーと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ホルダーの底面部に、半球状の突起を複数個 配置したことを特徴とする表面実装型振動モータ。
[3] 回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を構成し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ハウジングケースと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ハウジングケースの底面部に、隆起した凸状レ ールを複数本配置したことを特徴とする表面実装型振動モータ。
[4] 回転軸に偏心分銅を取り付けた振動モータと、
前記振動モータ本体の胴部を構成し、載置する回路基板の固定領域に半田接合す る金属ハウジングケースと、
前記振動モータ本体内部の回転駆動機構に通電するための一対の給電端子と、 を備える表面実装型振動モータにぉ 、て、
前記固定領域に当接する前記金属ハウジングケースの底面部に、半球状の突起を 複数個配置したことを特徴とする表面実装型振動モータ。
[5] 前記凸状レールが、金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して、前 記回転軸の軸方向に延在し、回転軸を中心に対称かつ平行に設けられていることを 特徴とする請求項 1又は請求項 3に記載の表面実装型振動モータ。
[6] 前記半球状の突起が、金属ホルダー又は金属ハウジングケースの底面部に対して、 少なくとも底面の四隅に設けられていることを特徴とする請求項 2又は請求項 4に記 載の表面実装型振動モータ。
[7] 前記凸状レール又は前記半球状の突起が、前記回転軸と前記回路基板面とを水平 になるように基板面上で支持することを特徴とする請求項 1〜請求項 6に記載の表面 実装型振動モータ。
[8] 前記凸状レール又は前記半球状の突起の底面位置力 頂部までの高さ寸法が、回 路基板の固定領域上におけるリフロー処理前のペースト半田の塗布厚み寸法以下 であることを特徴とする請求項 1〜請求項 7に記載の表面実装型振動モータ。
[9] 前記凸状レール又は前記半球状の突起力 金属ホルダー又は金属ハウジングケー スの底面位置と回路基板面との間隙寸法を一定に保ち、リフロー処理後、半田接合 された後の間隙寸法においても変化がなぐ半田層の厚みを一定に保つ構造である ことを特徴とする請求項 1〜請求項 8に記載の表面実装型振動モータの取付構造。
[10] 前記凸状レール又は前記半球状の突起の側断面形状が、 R曲線からなることを特徴 とする請求項 1〜請求項 9に記載の表面実装型振動モータ。
[11] 前記凸状レール又は前記半球状の突起の頂部位置が、前記振動モータ本体側の 一対の給電端子の端子平面と同一平面位置に設けられていることを特徴とする請求 項 1〜請求項 10に記載の表面実装型振動モータ。
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