WO2006100750A1

WO2006100750A1 - エレベータのかご揺すり検知装置

Info

Publication number: WO2006100750A1
Application number: PCT/JP2005/005092
Authority: WO
Inventors: Daiki Fukui; Kenichi Okamoto
Original assignee: Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha
Priority date: 2005-03-22
Filing date: 2005-03-22
Publication date: 2006-09-28
Also published as: DE112005003510B4; DE112005003510T5; WO2006100791A1; CN101146731A; US20100140023A1; US7909144B2; KR20070106785A; KR100963720B1

Abstract

　エレベータ機種は多様であるため、エレベータ毎にかご揺すりを判定する規定値を設定しなければならず、非常に手間が掛かる。また、設定の手間を省略するため、１つの規定値で全てのエレベータの基準を代表させてしまうと、検出のばらつきが発生してしまう。　かご揺すりの判定基準となる規定値を、エレベータ仕様をパラメータとするテーブルまたは関係式として予め記憶しておき、エレベータの仕様情報を用いて規定値を自動選択する手段を設けることにより、設定の手間を省く。さらに設定された規定値はそのエレベータに適した規定値になっているため、検出のばらつきを抑えた信頼性の高いかご揺すり検知装置である。

Description

明細書

エレベータのかご揺すり検知装置

技術分野

[0001] この発明は、エレベータのかご揺すり検知装置に係わり、特に乗りかご内の乗客のレ、たずらによる強制加振を抑止させ、エレベータの安全装置が動作するに至ることを防止するためのかご揺すり検知装置に関するものである。

背景技術

[0002] 一般にエレベータは、乗客のいたずらにより乗りかごが強制加振を受け、その振動が著しくなると安全装置が動作して、乗客がかご内に閉じ込められる事故につながる従来、乗りかごの揺れが大きくなる前に比較的小規模な揺れを検出して閉じ込め故障に至るのを未然に防止するため、乗りかごの上に規定値以上の上下揺れを検出する揺れ検出体と、この揺れ検出体の出力に基づいて警報を発する警報手段とを備え、乗客に注意を与えるようにしたエレベータのかご揺れ警報装置が知られている（例えば特許文献 1)。

[0003] 特許文献 1 :日本特開平 9一 202560号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] し力しながら、従来のようなかご揺れ警報装置にあっては、エレベータの昇降行程や容量が変わった場合、力ご揺れを検出し判定する規定値もその都度変更しなければならない。一般にエレベータは建物によって昇降行程や容量が異なる。例えば、大人 1人の強制加振によって発生する振動レベルは、昇降行程や容量の変化に応じて大きくなつたり小さくなつたりする。その結果、エレベータ毎にかご揺れを判定する規定値を設定しなければならず、非常に手間力かかるという問題点があった。さらに設定の手間を省略するため、 1つの規定値で全てのエレベータの基準を代表させてしまうと、振動の大きくなりやすい機種では誤検知が多発することになり、また振動の大きくなり難い機種ではかごが危険な状態にあるにもかかわらず力 ^揺れ検出が機能しないというような検知にばらつきが発生してしまうという問題点もあった。

[0005] この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、多様なエレベータ機種に対応するためのエレベータのかご揺すり検知装置を得ることを目的としている。

課題を解決するための手段

[0006] この発明に係るエレベータのかご揺すり検知装置は、かご内で発生した振動を検出する振動検出手段と、かご揺すりの判定基準となる規定値を、エレベータ仕様をパラメータとするテーブル又は関係式として予め記憶しておき、エレベータの仕様情報を用いて規定値を自動選択する規定値読み込み手段と、振動検出手段の検出値と選択された規定値読み込み手段の規定値とを比較して力ご揺すりを判定するかご揺すり判定装置とを備えたものである。

[0007] また、かご内で発生した振動を検出する振動検出手段と、かご内の乗車人数を検出する秤装置と、力ご揺すりの判定基準となる規定値を、エレベータ仕様をパラメ一タとするテーブル又は関係式として予め記憶しておき、エレベータの仕様情報を用いて規定値を自動選択するとともに、秤装置の乗車人数に応じて規定値を再設定する規定値読み込み手段と、振動検出手段の検出値と一度選択された規定値並びに秤装置の乗車人数に応じて再設定された規定値とを比較してかご揺すりを判定するかご揺すり判定装置とを備えたものである。

[0008] 更にまた、力、ご揺すりを判定した時、その規定値のレベルに応じて、警告アナウンス指令、半速運転指令、最寄階停止指令、緊急停止指令のいずれかの動作指令を出力するものである。

発明の効果

[0009] この発明によれば、昇降行程と容量をパラメータとする規定値のテーブルを予め設けたことにより、エレベータの昇降行程や容量が変わった場合でも、エレベータ毎に規定値を設定する必要がないといった従来にない顕著な効果を奏するものである。図面の簡単な説明

[0010] [図 1]図 1はこの発明の実施例 1におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。園 2]図 2はこの発明の実施例 1におけるエレベータのかご揺すり検知装置のブロック構成図である。

園 3]図 3はこの発明の実施例 1におけるエレベータのかご揺すり検知装置の動作手順を示すフローチャートである。

園 4]図 4はこの発明の実施例 2におけるエレベータのかご揺すり検知装置の規定値マップの一例である。

[図 5]図 5はこの発明の実施例 3におけるエレベータのかご揺すり検知装置のブロック構成図である。

園 6]図 6はこの発明の実施例 3におけるエレベータのかご揺すり検知装置の動作手順を示すフローチャートである。

園 7]図 7はこの発明の実施例 4におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

園 8]図 8はこの発明の実施例 5におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

園 9]図 9はこの発明の実施例 6におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

符号の説明

1 乗りかご

2 メインロープ

3 卷上機

4 そらせ車

5 カウンターウェイト

6 エレベータ制御装置

7 制御ケーブル

8 ガバナ

9 ガバナロープ

10 ガバナ張り車

11 連結装置 12 振動検出手段 (振動検出センサー)

13 かご揺すり検知装置

14 規定値読み込み装置

15 エレベータ仕様記憶装置

16 規定値マップ記憶装置

17 かご揺すり判定処理装置

18 警告アナウンス指令手段

19 半速運転指令装置

20 最寄階停止指令手段

21 緊急停止指令装置

22 秤装置

23 規定値マップ再設定装置

24 卷上機エンコーダ

25 ガノくナエンコーダ

26 シャツクノレ咅

27 シャツクル部振動検出センサー

発明を実施するための最良の形態

[0012] この発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。

実施例 1

[0013] 図 1はこの発明の実施例 1におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。エレベータ装置は、エレベータ昇降路内のガイドレールに沿って走行するエレベータの乗りかご 1と、エレベータ昇降路内の別のガイドレールに沿つて乗りかご 1と反対方向に走行するカウンターウェイト 5とを備え、更にメインロープ 2、エレベータ卷上機 3、そらせ車 4、エレベータ制御装置 6、制御ケーブル 7、ガバナ 8、ガバナロープ 9、ガバナ張り車 10及び連結装置 11等を備えている。乗りかご 1には、かご内で発生した振動に応じて電圧信号を発生する振動検出手段として振動検出センサー 12が設けられている。ガバナ 8にガバナロープ 9が卷装され、ガバナロープ 9の他端側は昇降路内下部に設置されたガバナ張り車 10に卷装され、ガバナロープ 9の張力を保持してレ、る。またガバナロープ 9は連結具 11により乗りかご 1に取り付けられている。

[0014] 図 2はかご揺すり検知装置 13の構成を示すブロック図の一例である。図 2に示すように、規定値読み込み装置 14は、エレベータの昇降行程や容量を記憶するエレべータ仕様記憶装置 15及びエレベータの昇降行程や容量の仕様ごとにかご揺すりの判定基準となる規定値を記憶する規定値マップ記憶装置 16から構成されている。まずエレベータ仕様記憶装置 15から、規定値マップ記憶装置 16にエレベータ仕様の情報が送信されることにより、そのエレベータに応じた規定値が規定値マップより選択され、そのエレベータのかご揺すりを判定するための規定値が規定値読み込み装置 14に記憶され、記憶された規定値はかご揺すり判定処理装置 17に送信される。かご揺すり判定処理装置 17では、力、ご揺すりを検出する振動検出センサー 12からの電圧信号が入力され、センサー 12からの入力が規定値よりも大きい場合に力 ^揺すりと判定する。規定値マップ記憶装置 16には規定値のみでなぐ規定回数も記憶させておき判定基準に用いてもよい。また規定値は 1つとは限らず、いくつかのレべルを用意しておいてもよい。力ご揺すり検出後の動作としては、その規定値のレベルに応じて、かご内に警告アナウンス、半速運転で行き先階またはかご呼び階へ停止、最寄階停止、緊急停止のいずれかの動作指令を出す。なお、 18は警告アナウンス指令手段、 19は半速運転指令装置、 20は最寄階停止指令手段、 21は緊急停止指令装置である。図 2において、実線で囲まれたかご揺すり検知装置 13は、エレベータの運行を制御する制御装置 6の中に実装されている例を示したが、振動検出センサ一 12とかご揺すり検知装置 13を一体化させて乗りかご 1に設置してもよい。この場合、エレベータ仕様記憶装置 15のみ制御装置 6側にあるため、その情報を力、ご揺すり検知装置 13に送信することになる。

[0015] 図 3はエレベータのかご揺すり検知装置の動作手順を示すフローチャートである。

規定値読み込み装置 14で行われるステップ S1—ステップ S3の手順はエレベータの設置時に行われる。すなわち、ステップ S1で初期設定がスタートされ、ステップ S2 でエレベータの昇降行程や容量等のエレベータ仕様がエレベータ仕様記憶装置 15 に記憶され、ステップ S3でエレベータ仕様記憶装置 15から、規定値マップ記憶装置 16にエレベータ仕様の情報が送信されることにより、そのエレベータに応じた規定値が規定値マップより選択される。

次に、エレベータ運行中は選択されて設定された規定値を利用する。ステップ S4 で乗りかご 1にかご揺れが発生すると、ステップ S5でかご揺すり判定処理装置 17が振動検出センサー 12からの入力信号が規定値よりも大きいかどうかを判定する。ステップ S5で規定値よりも大きい場合は力、ご揺すりと判定し、警告アナウンス (ステップ S 6)、半速運転 (ステップ S7)、最寄階停止（ステップ S8)、緊急停止（ステップ S9)に進む。また、ステップ S5で規定値よりも小さい場合は、ステップ S10に進み通常運転を行う。上記警告アナウンスにおいて、具体的に乗客に注意を促すために「かご揺れを検知しました」などのエレベータのかごが揺れていることを伝えるアナウンスを行つてもよい。

エレベータの仕様変更などが行われた場合には、エレベータ設置時と同様の手順 (S1— S3)で規定値読み込み装置 14が働き、規定値が再設定されるので、保守員による設定の手間を省くことができる。

[0016] このような構成によれば、エレベータごとにかご揺すり判定に使用する規定値が自動設定されるため、従来のエレベータで個別に設定していた手間を省くことができる。また自動設定された規定値は、そのエレベータの危険を確実に検出するために設定されたものであるため、乗りかご内でいたずらが発生した場合、力ご揺すりによる危険な状態を確実に検出し、ガバナの誤動作などを防止することができる。

実施例 2

[0017] 図 2に示す規定値読み込み装置 14において、実施例 1で説明した規定値マップ記憶装置 16に記憶されている規定値マップは、エレベータの昇降行程や容量の仕様をパラメータとする関数の形で読み込まれていてもよい。図 4は昇降行程をパラメータとした場合に規定値マップ記憶装置 16に記憶されてレ、る関係式の一例である。エレベータ仕様記憶装置 15から昇降行程と容量が送信されると、その仕様領域の関数が選択され、関数に昇降行程が代入されると規定値が算出される。このようにエレべータ仕様領域ごとに分割し、その領域の規定値を関数で表すことによって、そのエレベータ仕様に適した検出レベルに近い値を選択することが可能になり、検出のばらつきを抑え、さらに誤検出を少なくすることができる。

図 4の例では昇降行程と容量の 2つのパラメータを利用した形態を示した力さらに詳細にかごの重量ゃ卷上機の種類などを規定値マップのパラメータとして用意してもよい。

実施例 3

[0018] 図 5はこの発明の実施例 3におけるエレベータのかご揺すり検知装置のブロック構成図である。

上記実施例 1では、規定値はエレベータ設置時に一度設定され、仕様等の変更がなければ規定値は再設定されることはなレ、。し力しながらエレベータは乗車人数によつてかごの重量が変化するため、かご揺すりによって発生する振動レベルも変化してしまう。そこで、この実施例 3では、図 5に示すように、実施例 1のかご揺すり検知装置 13に、秤装置 22及び規定値マップ再設定装置 23を更に追加したものである。エレベータ設置時に一度設定された規定値は、乗車人数によって再設定され、エレべ一タの状態に適した検出レベルが選択される。乗車人数はエレベータに設置されている秤装置 22を利用して測定し検出する。規定値マップ再設定装置 23には、乗車人数または搭乗重量をパラメータとする関係式が初期設定の規定値マップを選択する際に同時に読み込まれる。

[0019] 図 6はエレベータのかご揺すり検知装置の再設定動作手順を示すフローチャートである。

規定値読み込み装置 14で行われるステップ S 11—ステップ S 14の手順はエレべ一タのドアが閉じ乗車人数が確定したときに、規定値再設定のタスクが一度行われ、乗車人数にあった規定値に変更される。すなわち、ステップ S11でエレベータのドア閉じフラグが判定されると、ステップ S12で乗車人数を秤装置 22により重量測定し、ステツプ S 13でエレベータ設置時に一度設定された規定値を、乗車人数によって再設定する。ステップ S11でエレベータのドア閉じフラグが判定されなければ、ステップ S1 4に進み規定値の再設定はされない。

一度再設定されるとドアが閉じている最中は行わず、次にドアが開き再度ドアが閉じるまで同じ規定値が利用される。次に、エレベータ運行中は再設定された規定値を利用する。ステップ S4で乗りかご 1にかご揺れが発生すると、ステップ S5で力ご揺すり判定処理装置 17が振動検出センサー 12からの入力信号が規定値よりも大きいかどうかを判定する。ステップ S5で規定値よりも大きい場合はかご揺すりと判定し、警告アナウンス (ステップ S6)、半速運転 (ステップ S7)、最寄階停止（ステップ S8)、緊急停止（ステップ S9)に進む。また、ステップ S5で規定値よりも小さい場合は、ステップ S10に進み通常運転を行う。実施例 4

[0020] 図 7はこの発明の実施例 4におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

図 1の実施例 1では振動検出センサー 12は乗りかご 1に取り付けた力この実施例 4では、図 7に示すように、卷上機 3に設けられた卷上機エンコーダ 24により乗りかご 1の揺すりを検出する振動検出センサーとして用いてもよい。

実施例 5

[0021] 図 8はこの発明の実施例 5におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

この実施例 5では、図 8に示すように、ガバナ 8に設けられたガバナエンコーダ 25により乗りかご 1の揺すりを検出する振動検出センサーとして用いてもよい。

実施例 6

[0022] 図 9はこの発明の実施例 6におけるエレベータのかご揺すり検知装置の全体構成を示す概要図である。

この実施例 6では、図 9に示すように、ロープ比が 2 : 1のエレベータ装置では、かごヒッチエンドのシャツクル部 26に乗りかご 1の揺すりを検出するシャツクル部振動検出センサー 27を取り付けてもよレ、。この実施例 6ではシャツクル部振動検出センサー 27 を新たに設ける構成にしたが、乗客の重量を測定する秤センサーの出力を用いてもよい。

産業上の利用可能性

[0023] 以上のように、この発明のエレベータのかご揺すり検知装置は、エレベータ仕様をパラメータとする規定値のテーブルを予め設けたことにより、エレベータの昇降行程や容量の仕様が変わった場合でも、エレベータ毎に規定値を設定する必要がなぐ個々のエレベータに適した規定値が選択されるため、誤検出を少なくし信頼性を上げ'ること力 Sできる。

Claims

請求の範囲

[1] 力、ご内で発生した振動を検出する振動検出手段と、カ^:揺すりの判定基準となる規定値を、エレベータ仕様をパラメータとするテーブル又は関係式として予め記憶しておき、エレベータの仕様情報を用いて前記規定値を自動選択する規定値読み込み手段と、前記振動検出手段の検出値と選択された前記規定値読み込み手段の規定値とを比較して力 '揺すりを判定するかご揺すり判定装置とを備えたことを特徴とするエレベータの力ご揺すり検知装置。

[2] かご内で発生した振動を検出する振動検出手段と、かご内の乗車人数を検出する秤装置と、かご揺すりの判定基準となる規定値を、エレベータ仕様をパラメータとするテーブル又は関係式として予め記憶しておき、エレベータの仕様情報を用いて前記規定値を自動選択するとともに、前記秤装置の乗車人数に応じて前記規定値を再設定する規定値読み込み手段と、前記振動検出手段の検出値と一度選択された規定値並びに前記秤装置の乗車人数に応じて再設定された規定値とを比較して力ご揺すりを判定するかご揺すり判定装置と、を備えたことを特徴とするエレベータのかご揺すり検知装置。

[3] 規定値読み込み手段は、エレベータの昇降行程や容量を記憶するエレベータ仕様記憶装置及びエレベータの昇降行程や容量の仕様ごとに規定値を記憶する規定値マップ記憶装置から構成されていることを特徴とする請求項 1又は請求項 2記載のエレベータのかご揺すり検知装置。

[4] 規定値マップのパラメータとして、更にかご重量ゃ卷上機の種類を用意したことを特徴とする請求項 3記載のエレベータの制御装置。

[5] 振動検出手段は、乗りかご、卷上機エンコーダ、ガバナエンコーダ、かごヒッチェンドのシャツクル部のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項 1又は請求項 2 記載のエレベータのかご揺すり検知装置。

[6] 力ご揺すりを判定した時、その規定値のレベルに応じて、警告アナウンス指令、半速運転指令、最寄階停止指令、緊急停止指令のいずれかの動作指令を出力することを特徴とする請求項 1又は請求項 2記載のエレベータのかご揺すり検知装置。