WO2005057045A1 - ダンパー - Google Patents

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Abstract

 振動体に弾性体を介して質量部材を結合させた構造を有するダンパーにおいて、弾性体を(a)少くとも1種のEPDMであって、その共重合ゴムのエチレン・プロピレン合計量中のプロピレン含量が35~50重量%のものまたは少くとも1種のEPDMとEPMとのブレンドゴムであって、そのブレンドゴムのエチレン・プロピレン合計量中のプロピレン含量が35~50重量%であり、かつそのムーニー粘度(ML100)が40以上のEPDMまたはそのブレンドゴム100重量部、(b)一般式CH2=CHR(R:炭素数3~12のアルキル基)で表わされるα-オレフィンの重合体である、数平均分子量Mnが300~1400のα-オレフィンオリゴマー5~50重量部および(c)有機過酸化物架橋剤1~10重量部よりなるEPDM組成物の架橋物によって形成せしめる。このダンパーに用いられる弾性体は、低温でのバネ定数変化と常用使用温度領域での減衰特性のバランス化を達成せしめる。

Description

明 細 書
ダンノ ー
技術分野
[0001] 本発明は、ダンパーに関する。さらに詳しくは、振動体に弾性体を介して質量部材 を結合させた構造を有し、回転軸、例えばエンジンのクランクシャフトの振動を吸収す るダンパーに関する。
背景技術
[0002] 自動車エンジンのクランクシャフトに生じる振動を吸収するために、クランクシャフト の軸端にはダンパーが装着される。ダンパーは、クランクシャフトの軸端にセンターボ ルトにより取付けられるハブ (振動体)とその外周に配置された環状の質量部材 (振動リ ング)とを、ゴムカゝらなる弾性体を介して結合し、構成させている。
[0003] ダンパーの防振機構は、クランクシャフトの共振周波数にダンパーの共振周波数を 合わせることにより防振するものであり、ダンパーの共振周波数は振動リングの慣性 質量とゴム弾性体のパネ定数によって決定される。ゴム弾性体のパネ定数は温度依 存性を有することから、これ迄は常用使用温度領域の約 20— 100°Cの温度領域で振 動を吸収するように、 60°Cの時のパネ定数を使用してチューニングされてきた。
[0004] したがって、上記温度領域以下の温度での防振効果には注目されておらず、例え ば- 30°C付近の低温で使用した場合には、ダンパーの共振周波数がチューニング時 より大きく外れてしまって振動を十分に吸収できなくなり、その結果クランクシャフトの 振動は大きくなり、車室内の騒音を増大することにもなる。
[0005] 一方、エンジン性能の向上に伴ない、クランクシャフトへの振動入力は大きくなつて きている。クランクシャフトの捩り振動を低減できない場合、振動が増大し、部品の安 全率が低下するため、ダンパーを使用して振動を低減している。また、自動車の補機 類に使用される電力量の増大に伴ない、ダンパーの有効径を大きくする必要があり、 し力も一般的にダンパーの防振効果は振動リングの慣性質量が大きい程良好なため 、エンジンの高出力化や補機類の電力消費量の増大に伴ない、ダンパーの振動リン グの慣性質量は大きくなる傾向にある。その一方で、発生するエンジンの振動自体 は、ダンパー全体の総慣性質量が小さい程減少するため、その値には最適範囲が 存在する。
[0006] 従来のダンパーでは、常用使用温度領域では、クランクシャフトの捩り振動を抑制 できるものの、低温領域では防振機能が働かない場合がある。その結果、ボルト締結 部の締付けトルクを超える振動入力が発生する懸念があり、特に総慣性質量の大き なダンパーではその傾向が顕著である。
[0007] これらの現象がみられる場合、ダンパーのゴム弾性体温度がエンジンからの受熱な どにより昇温する間、温水を回す、エンジンの許容回転数を下げるなどの対応により 解決が可能であるが、センサ類や温水配管、エンジン制御プログラムの追加が必要 となったり、狭い場所への部品配置の考慮の必要性、重量増、価格上昇などの問題 が発生することとなる。
[0008] 常用使用温度領域での防振効果を維持したまま、低温環境下でもすぐれた防振性 能を発揮するダンパーが求められており、 5-ェチリデン -2-ノルボルネンをジェン成 分とする EPDMであって、エチレンとプロピレンとの共重合モル比が 60/40— 73/27の ものに液状エチレン- (X -ォレフイン共重合体を添カ卩した EPDM組成物をィォゥ加硫し て得られたダイナミックダンパーあるいは 5-ェチリデン- 2-ノルボルネンをジェン成分 とする EPDMであって、エチレンとプロピレンとの共重合モル比が 65/35— 73/27のも のを用いた EPDM組成物をィォゥ加硫して得られた弾性体を、振動体に弾性体を介 して質量部材に結合した構造のダイナミックダンパーの弾性体として用いることが提 案されている。
特許文献 1:特開平 10-89409号公報
特許文献 2 :特開平 10-89410号公報
[0009] ここでは、ポリマーの低温特性を改善するために、プロピレンユニットの割合を多く することによってエチレンユニットの結晶性を阻害し、低温特性を良化せしめており、 また分子量を上げることによって、ゴム材料の温度依存性を良化せしめることを可能 とすることが意図されている。
[0010] しかしながら、これらの EPDMポリマーを単純に使用した場合には、高プロピレン化 によりガラス転移点 Tgが低温側に移行するのに伴ない、 tan δのピークも低温側に移 行してしまうので、ゴム材料の減衰特性が大幅に低下するのを避けることができな!/ヽ 。また、ポリマー分子量の増大により、パネ定数の温度依存性は良化するものの、同 時に減衰特性の低下を招くことになる。
[0011] したがって、力かる EPDMポリマーを単純にダンパーのゴム部材として使用した場合 、低温特性は改良できるものの常用使用温度領域の減衰特性は低下し、共振時の 歪量が増大するため、結果として耐久性などに悪影響を及ぼすことになる。また、ポリ マーによる低温特性の改良は、上記したように共重合体の組成に起因するため限界 があり、さらに低温特性を改良することは困難である。
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0012] 本発明の目的は、振動体に弾性体を介して質量部材を結合させた構造を有するダ ンパーにおいて、低温でのパネ定数変化と常用使用温度領域での減衰特性のバラ ンス化を達成せしめる弾性体を用いたダンパーを提供することにある。
課題を解決するための手段
[0013] 力かる本発明の目的は、上記構造を有するダンパーにおいて、弾性体を
(a)少くとも 1種の EPDMであって、その共重合ゴムのエチレン'プロピレン合計量中 のプロピレン含量が 35— 50重量0 /0のものまたは少くとも 1種の EPDMと EPMとのプレン ドゴムであって、そのブレンドゴムのエチレン 'プロピレン合計量中のプロピレン含量 が 35— 50重量%であり、かつそのム一-一粘度 (ML100)が 40以上の EPDMまたはそ のブレンドゴム 100重量部
(b)—般式 CH =CHR (ここで、 Rは炭素数 3— 12のアルキル基である)で表わされる
2
α -ォレフィンの重合体である、数平均分子量 Μηが 300— 1400の α -ォレフィンオリゴ マー 5— 50重量部
(c)有機過酸化物架橋剤 1一 10重量部
よりなる EPDM組成物の架橋物によって形成せしめることによって達成される。
発明の効果
[0014] 本発明によれば、振動体に特定組成の弾性体を介して質量部材を結合せしめた 構造をとることにより、このダンパーは約- 30— 100°Cの温度範囲領域で回転軸、例え ばエンジンのクランクシャフトの振動を有効に制御し、特に- 30°Cでも防振効果が得ら れることから、センターボルトが緩む原因となる程のシャフト入力トルクを発生させない 。また、常用使用温度領域の防振効果を損うことなぐ今迄犠牲にされてきた低温領 域での振動特性が改善され、振動や騒音が低減される。さらに、このような効果が提 供されることにより、前述のような機器類追加をする必要がなぐあるいは部品配置の 考慮の必要性、重量増、価格上昇などの問題を解決することが可能である。
[0015] なお、前記特許文献 1の EPDM組成物ではィォゥ加硫が行われており、そこに添カロ された液状エチレン' α -ォレフィン共重合体は架橋せず、軟化剤として作用すると述 ベられており (段落 0029)、液状エチレン' α -ォレフィン共重合体の過酸化物架橋は 全く意図されて 、な 、と 、える。
発明を実施するための最良の形態
[0016] ダンパー 1は、その取付状態を示す図 1の斜視図に示されるように、他端にフライホ ィール 2を取付けたクランクシャフト 3の一方の軸端に取付けられて用いられる。このダ ンパー 1は、振動体としてのハブ 6に弾性体 5を介して質量部材としての振動リング 4を 結合させた構造を有しており、その中心線断面図が図 2の (a)に、また正面図が図 2の (b)に示されている。なお、図 2の (a)において、符号 7はセンターボルトである。
[0017] この弾性体は、前記 (a)、(b)、(c)各成分よりなる EPDM組成物の架橋物によって形成 される。ここで、少くとも 1種の EPDMまたはそれのブレンドゴムよりなる (a)成分のェチ レン'プロピレン合計量中のプロピレン含量が 35— 50重量0 /0、好ましくは 45— 50重量 %とされるのは、プロピレン含量カこれ以下となると、低温領域でのパネ定数の変化 率が大きくなり、一方プロピレン含量力 Sこれ以上になると、低温特性が最適値をとらな くなるば力りではなぐ常態物性や力卩ェ性も低下するようになるからである。また、(a) 成分のム一-一粘度 (ML100)は 40以上、一般には 40— 110であることが好ましぐこれ 以下のム一-一粘度 (分子量)のものを用いると、常用使用温度領域のパネ定数変化 が大きくなる。また、 EPDMとしては、任意のジェン成分、例えば 5_ェチリデン _2_ノル ボルネン、ジシクロペンタジェン、ビ-リデンノルボルネン等を共重合体中約 4一 12重 量%共重合させたものが、少くとも 1種用いられる。 [0018] このような少くとも 1種の EPDMまたはそのブレンドゴムよりなる (a)成分のみを用いた 場合には、常用使用温度領域において良好な振動特性が得られないが、これに適 切な分子量の α -ォレフィンオリゴマーである (b)成分を適当量添加することにより、問 題となる常用使用温度領域における減衰特性を向上させることが可能となるば力りで はなぐポリマーによる低温特性改良の限界以上の領域迄低温特性を良化すること が可能であり、また高いレベルで低温特性と常用使用温度領域での振動特性のバラ ンスを図ることが可能である。
[0019] また、 α -ォレフィンオリゴマーの添カ卩によって生地の流動性が改善されることから、 高硬度-高充填配合する際、高分子量ポリマーを使用したとき問題となっていた生地 流動性が改善され、成形性、ジョイント不良なども良化させる。
[0020] α -ォレフィンオリゴマーとしては、一般式
CH =CHR
2
R:炭素数 3— 12のアルキル基
で表わされる α -ォレフィンの重合体であって、数平均分子量 Μηが 300— 1400、好ま しくは 400— 1000のものが少くとも 1種用いられる。重合体側鎖のアルキル基としては、 炭素数 3— 12、好ましくは 6— 10、さらに好ましくは 8のものが用いられる。炭素数が 8の ものが特に好ましいのは、粘度指数 (粘度の温度依存性の指標)が高ぐ流動点が低 いからであり、つまり低温特性が良好であるからである。また、耐熱性、揮発性に関し ては、 Μηの影響が大きい。そのため、同一の Μηのものであれば、側鎖の炭素数の多 V、ものの方が、耐熱性と低温特性とのバランスが良 、と 、える。
[0021] これ以下の Μηのものを用いると、架橋時や熱老化時に揮発し、物性の大きな低下 を招くようになり、一方これ以上の Μηのものを用いると、低温特性の改善効果があまり みられなくなる。この (b)成分は、(a)成分 100重量部当り約 5— 50重量部、好ましくは約 10— 20重量部の割合で用いられる。これ以下の添加割合では、低温特性の改善効 果、常用使用温度領域での減衰特性の向上効果が低ぐまた生地流動性の改善効 果が低いため、高硬度-高充填配合の場合成形性が悪化する。一方、これ以上の添 加割合で用いられると、混練性、金型非粘着性などの成形性が悪化する。
[0022] これらの α -ォレフインオリゴマーと共に、ノ《ラフィン系可塑剤などを併用することも できるが、パラフィン系可塑剤 (鉱物油)は、原油を沈殿'口過した後常圧蒸留し、さら に残留分を減圧蒸留して粗精製した後、蒸留によっては除去されない成分 (芳香族 化合物、ィォゥ化合物等)をィ匕学的に洗浄するか水素添加し、さらに脱ロウしてヮック ス分を除去したものであって、ある程度の分子量を有する炭化水素であるが、側鎖構 造が一定せず、また直鎖状、環状など種々の構造を有するものの混合物であって、 一定の側鎖構造を有する a -ォレフインオリゴマーとは構造を異にして 、る。
[0023] (c)成分の有機過酸化物架橋剤としては、例えばジクミルパーオキサイド、 2,5-ジメ チル- 2,5-ビス (第 3ブチルパーォキシ)へキサン、 2,5-ジメチル- 2,5-ビス (第 3ブチルバ ーォキシ)へキシン- 3などの EPDM架橋で一般的に用いられる有機過酸ィ匕物力 (a) 成分 100重量部当り約 1一 10重量部、好ましくは約 2— 4重量部の割合で用いられる。
[0024] 有機過酸化物架橋剤と共に、一般に用いられているように、トリアリルイソシァヌネ ート、トリァリルシアヌレート、エチレングリコールジメタタリレート、トリメチロールプロパ ントリメタタリレート、 Ν,Ν' -m-フエ-レンマレイミド等の多官能性不飽和化合物を併 用することが好ましぐまた以上の (a)、(b)、(c)各成分を必須成分とする EPDM組成物 中には、従来より広く一般的に用いられている各種配合剤を、本発明の目的を損わ な 、範囲内にお 、て任意に添加することもできる。
[0025] EPDM組成物の調製は、ニーダ、ロールなどを用いて混練することによって行われ、 混練物は一般に約 170— 190°Cで約 2— 6分間程度プレス加硫することにより所望形 状に架橋成形され、さらに必要に応じて約 150— 180°Cで約 1一 4時間程度オーブン 加硫 (二次架橋)することも行われる。
実施例
[0026] 次に、実施例について本発明を説明する。
[0027] 実施例 1一 3
次の各特性値を有する EPDM-1— 4(ジェン成分はいずれも 5_ェチリデン -2-ノルボ ルネン〔ENB〕である)および EPMの複数ゴム成分よりなるブレンドゴムを用い、
^ ^i m ) ム一-一粘度
ゴム成分 P/(E+P) ENB (ML100)
EPDM— 1 47.3 9.0 94 EPDM- -2 44.6 8.0 24
EPDM- -3 39.0 3.5 83
EPDM- -4 41.1 11.7 100
EPM 49.0 40
:れらに以下の各成分を配合し、 3L-—ダおよびロールを用いて混練した
a -ォレフインオリゴマー (側鎖ォクチル基、 Mn 690) 所定量
ノ《ラフィン系可塑剤 (出光興産製品 PW380)
n
HAFカーボンブラック II
亜鉛華 5 phr
ステアリン酸 0.5 "
キノリン系老化防止剤 0.5 "
ジクミルパーオキサイド 3 "
IB ^ ^_ 例 1 例 2 _ ¾細13
EPDM-1 30 45 45
EPDM-2 40 0 0
EPDM-3 0 30 30
EPDM-4 0 25 25
EPM 30 0 0
〔上記ブレンドゴム性状〕
PZE重量比 46.7/53.3 43.3/56.7 43.3/56.7 ム一-一粘度 (ML100) 50 92.2 92.2
a -ォレフインオリゴマー (重量部) 10 15 20
パラフィン系可塑剤 (重量部) 0 28.5 28.5
HAFカーボンブラック (重量部) 70 60 50
この混練物を 180°Cで 6分間プレス加硫した後、 150°Cで 4時間のオーブン加硫を行 つて、材料特性評価用のシート状架橋物を得た。また、製品形状架橋物の評価は、 同様の混練物を 180°Cで 4分間プレス加硫した後、 175°Cで 1.5時間のオーブン加硫 を行って、環状の架橋物を作製し、これをノヽブと振動リング間の圧入嵌合して製品モ デル (ダンパー)を作製した。得られたシート状架橋物および製品モデルについて、以 下の各項目試験を行った。
常態値: JIS K6253準拠 (硬さ)、 JIS K6251準拠 (引張強さ、伸び)
耐熱性: 120°C、 180時間熱老化後の常態値変化を測定
ゲーマン捩り試験 (T100) :JIS K6261準拠
共振周波数変化:ダンパーを鷲宫製作所製電気油圧式捩り加振機に取付け、加 速度センサをシャフトおよび環状質量体 (振動リング)にそれぞ れ取付け、加速度計測装置に接続することで、入力振動および 出力振動を検出し、共振点追跡プログラムにて、 -30°C/60°Cお よび 100°C/60°Cの各温度について測定し、 -30°C/60°Cでの変化 率が 65%未満を〇、 65%以上 70%未満を△、 70%以上を Xと 判定し、また 100°C/60°Cでの変化率が 10%未満を〇、 10%以上 を Xと判定した (図 3参照)
共振倍率:ダンパーを鷲宫製作所製電気油圧式捩り加振機に取付け、加速度セ ンサをシャフトおよび環状質量体 (振動リング)にそれぞれ取付け、カロ 速度計測装置に接続することで、入力振動および出力振動を検出し、 共振点追跡プログラムにて、 60°Cの温度について測定し、 4.5以下を 〇、 4.6以上 5未満を△、 5以上を Xと判定した (図 3参照)
共振点耐久試験:上記捩り加振機に取付け、 80°C、 ±0.1deg.で実施し、 150 万回以上を〇、 100万回以上 150万回未満を△、 100万回未満 を Xと判定した
混練性'成形性:全く問題のないものを◎、実用配合として特に支障がなぐ特 別な管理を必要としないものを〇、混練可能であるが、特別な 管理が必要であるものを△と判定した
実機試験評価:ダンパーをエンジンのクランクシャフトに装置し、- 30°Cの温度 条件において、エンジンを始動力も最大出力迄急激に上昇させる 耐久試験を実施し、この際エンジン側のハブに設けた歪ゲージに よって最大発生トルクを測定し、 40(^^未満を〇、 400N'm以上 500N·m未満を△、 500N'm以上を Xと判定した (図 4参照) 得られた試験結果は、次の表 1に示される。 測 定 · 評 価 項 目 実施例 1 実施例 2 実
常態値
硬さ (JIS A) 75 65 55
引張強さ (MPa) 20.0 19.0 17.5
伸び (%) 271 330 410
耐熱性
硬さ変化 (ポイント) +2 +1 +1
引張強さ変化率 (%) - 3 -2 - 3
伸び変化率 (%) -4 - 3 -2
ゲーマン捩り試験
T100 -54 -54 -54
共振周波数変化
-30°C/60°C (%) 62 62 62
同判定 〇 〇 〇
100°C/60°C (%) - 8.5 -8.4 -8.2
同判定 〇 〇 〇
共振倍率
倍率 (倍) 4.4 4.5 4.5
同判定 〇 〇 〇
共振点耐久試験
判定 〇 〇 〇
混練性,成形性
判定 ◎ 〇 〇
実機試験評価
判定 〇 〇 〇 [0030] 比較例 1
実施例 1において、ブレンドゴムの代りに EPDM- P/E比 = 47.3/52.7、 ML100 = 94)100重量部が用いられ、 α -ォレフィンオリゴマーが用いられなかった。
[0031] 比較例 2
実施例 1において、ブレンドゴムの代りに EPDM-2(P/E比 = 44.6/55.4、 ML100 = 24) 100重量部が用いられた。
[0032] 比較例 3
実施例 1において、ブレンドゴムの代りに EPDM-2 100重量部が用いられ、 α -ォレ フィンオリゴマーは用いられず、 HAFカーボンブラック量が 60重量部に変更された。
[0033] 比較例 4
実施例 1において、 α -ォレフィンオリゴマーとして Μη 287のものが同量用いられた [0034] 比較例 5
実施例 1において、 α -ォレフィンオリゴマーとして Μη 2000のものが同量用いられた [0035] 比較例 6
実施例 1において、 α -ォレフィンオリゴマーが用いられず、ノ《ラフィン系可塑剤 (PW380)が 10重量部用いられた。
[0036] 比較例 7
実施例 2において、 ひ -ォレフィンオリゴマーが用いられず、ノ《ラフィン系可塑剤 (PW380)量が 48.5重量部に、 HAFカーボンブラック量が 55重量部にそれぞれ変更し て用いられた。
[0037] 以上の各比較例で得られた結果は、次の表 2に示される。
表 2
½
沏 I ^ · f ^ffi II B 1_ 2_ 3_ ^ 5_ 6_ L
常態値
硬さ (JIS A) 75 75 75 77 75 75 55 引張強さ (MPa) 19.5 17.0 18.0 20.5 20.0 20.0 17.0
伸び (%) 232 240 250 230 270 260 400
耐熱性
硬さ変化 (ポイント) +2 +1 +2 +6 +2 +2 +2
引張強さ変化率 (%) - 3 -4 -2 - 3 -4 -4 - 3
伸び変化率 (%) - 5 - 5 -7 -11 -1 -1 -4
ゲーマン捩り試験
T100 -51 -54 -49 -51 -51 -52 -48
共振周波数変化
-30°C/60°C (%) 70 63 88 70 71 71 92
同判定 X 〇 X X X X X
100°C/60°C (%) -6.2 -13.2 -12.1 -8.9 -8.4 -8.4 -8.0
同判定 〇 X X 〇 〇 〇 〇
共振倍率
倍率 (倍) 5.3 4.6 4.4 4.6 4.3 4.5 4.4
同判定 X △ 〇 △ 〇 〇 〇
共振点耐久試験
判定 △ 〇 〇 ― 〇 〇 〇
混練性,成形性
判定 △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 〇
実機試験評価
判定 X 〇 △ ― △ △ ―
以上の結果から、次のようなことがいえる。
(1)実施例 1一 3は、低温領域から常用使用温度領域迄のパネ定数の温度依存性が 極めて良好で、しかも常用使用温度での減衰特性も良好であり、またこれに伴ない 共振点での振動増幅も抑えられることから、耐久性も良好である (図 5参照)。さらに、 高分子量の EPDMポリマーを使用しても、添加された α -ォレフィンオリゴマーによる 可塑化効果により生地流動性が改善され、成形性も良好である。なお、 α -ォレフィ ンオリゴマー添カ卩による耐熱性の低下も認められない。
(2)実施例 2、 3で用いられた EPDMの P/E比率は最適な範囲 (P:45— 50重量%)外で あり、 EPDMポリマー単独での低温特性は比較例 7と同程度であるが、 α -ォレフィン オリゴマーの添加量を増量することで、実施例 1と同等の物性バランスの材料とするこ とが可能である。ただし、液状成分の添加量の増加に伴ない、混練性や成形性が低 下するため、 50重量部を超えて多量にひ -ォレフィンオリゴマーを配合することは好ま しくない。
(3)比較例 1は、 EPDMポリマーが高分子量で、 Ρ/Ε比率も最適であることから、ポリマ 一により改善できる範囲内で低温特性およびパネ定数変化は良好であるが、オリゴ マーや可塑剤が添加されていないため、常用使用温度領域での減衰特性が低下し ている。
(4)比較例 2は、比較例 3で用いられた EPDMに α -ォレフィンオリゴマーを添加するこ とにより、低温特性はさらに良化するものの、同様に常用使用温度領域での共振周 波数変化が悪化する。
(5)比較例 3は、 EPDMの Ρ/Ε比率が良好であることから、低温でのパネ定数変化は比 較的良好であるが、 EPDMポリマーの分子量が低ぐ常用使用温度領域での共振周 波数変化が悪ィ匕している。
(6)比較例 4は、使用された α -ォレフィンオリゴマーの Mnが低いため、架橋時にそれ が揮発しまた物性が安定せず、特に熱老化時に揮発するため硬度変化が大き 、。
(7)比較例 5は、逆に α -ォレフィンオリゴマーの Mnが高ぐ低温特性の改善効果に対 する寄与が少ない。
(8)比較例 6は、オリゴマーの代りに同程度の分子量のパラフィン系可塑剤を使用し ているため、比較例 4と同様に、ポリマーで改良できる限界以上に低温特性を改善す ることができない。
(9)比較例 7は、 EPDMポリマーの Mnが高いため、常用使用温度領域のパネ定数変 化は良好であり、またパラフィン系可塑剤の添カ卩により、オリゴマー添加の場合と同様 に、常用使用温度領域での減衰特性が向上するため、共振倍率は良化するが、 EPDMポリマーの P/E比率が最適範囲を外れて 、るため、低温特性は悪化する。 図面の簡単な説明
[0039] [図 1]ダンパーの取付状態を示す斜視図である。
[図 2]ダンパーの中心線断面図 (a)および正面図 (b)である。
[図 3]共振周波数変化および共振倍率の測定試験概要図である。
圆 4]実機試験評価の試験概要図である。
[図 5]aは比較例 1、 bは比較例 6、 cは実施例 1における E* (絶対ばね定数)および tan δ 測定曲線である。
符号の説明
[0040] 1 ダンパー
2 フライホイール
3 クランクシャフト
4 振動リング (質量部材)
5 弾性体
6 ハブ (振動体)
7 センターボノレト
8 捩り加振機
9 加速度計測装置
10 加速度センサ
11 シャフト

Claims

請求の範囲
[1] 振動体に弾性体を介して質量部材を結合させた構造を有するダンパーにおいて、 弾性体を
(a)少くとも 1種の EPDMであって、その共重合ゴムのエチレン'プロピレン合計量中 のプロピレン含量が 35— 50重量%であり、かつそのム一-一粘度 (ML100)が 40以上 の EPDM 100重量部
(b)—般式 CH =CHR (ここで、 Rは炭素数 3— 12のアルキル基である)で表わされる
2
α -ォレフィンの重合体である、数平均分子量 Μηが 300— 1400の α -ォレフィンオリゴ マー 5— 50重量部
(c)有機過酸化物架橋剤 1一 10重量部
よりなる EPDM組成物の架橋物によって形成せしめたダンパー。
[2] 振動体に弾性体を介して質量部材を結合させた構造を有するダンパーにおいて、 弾性体を
(a)少くとも 1種の EPDMと EPMとのブレンドゴムであって、そのブレンドゴムのェチレ ン 'プロピレン合計量中のプロピレン含量が 35— 50重量0 /0であり、かつそのム一-一 粘度 (ML100)が 40以上のブレンドゴム 100重量部
(b)—般式 CH =CHR (ここで、 Rは炭素数 3— 12のアルキル基である)で表わされる
2
α -ォレフィンの重合体である、数平均分子量 Μηが 300— 1400の α -ォレフィンオリゴ マー 5— 50重量部
(c)有機過酸化物架橋剤 1一 10重量部
よりなる EPDM組成物の架橋物によって形成せしめたダンパー。
[3] クランクシャフトの軸端に取付けられたノヽブとその外周に配置された環状の振動リン グとを弾性体を介して結合して構成させた請求項 1記載のダンパー。
[4] クランクシャフトの軸端に取付けられたノヽブとその外周に配置された環状の振動リン グとを弾性体を介して結合して構成させた請求項 2記載のダンパー。
[5] 他方の軸端にフライホイールを取付けたクランクシャフトの一方の軸端に取付けら れた請求項 1記載のダンパー。
[6] 他方の軸端にフライホイールを取付けたクランクシャフトの一方の軸端に取付けら れた請求項 2記載のダンパー。
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