WO2005041003A1

WO2005041003A1 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム

Info

Publication number: WO2005041003A1
Application number: PCT/JP2003/013802
Authority: WO
Inventors: Yoshiyuki Inage
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-10-28
Filing date: 2003-10-28
Publication date: 2005-05-06
Also published as: JPWO2005041003A1; US20060212513A1

Abstract

管理装置は、情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送し、該情報処理装置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて該データの利用開始日を決定し、該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づいて該データの利用終了日を決定するように構成される。

Description

明細書管理装置、管理方法及び管理プログラム技術分野

本発明は、管理装置及び管理方法に係り、特に、ソフトウェア等の情報をユーザの要求に応じて提供する管理装置及び管理方法に関する。本発明は、コンビュータに情報の提供を行わせる管理プログラム（コンピュータプログラム）及びそのような管理プログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にも関する。背景技術

コンピュータプログラム等のソフトウェアをレンタノレする;^、サーバからィンターネット等のネットワークを介してユーザのパーソナルコンピュータ等に期限付きで使用可能に転送する従来の方法がある。この場合、サーバからユーザのパーソナルコンピュータに転送されるソフトウェアは、レンタル終了後の不正使用を防止するために、レンタル終了時に自動的に削除される力、プロテクト機能によりレンタル終了後には強制的に動作しなくなるようになっている。

しかし、従来の方法では、レンタル終了期限がくると、ソフトウェアが自動的に削除されたり、プロテクト機能により動作しなくなってしまうため、ユーザがレンタル終了期限を忘れてソフトウェアを使用している場合等には、ユーザがパ一ソナルコンピュータで作業中にソフトウェアが使用中のデータと共に使用不可能となってしまうという問題があった。

又、従来の方法では、レンタル終了期限の延長を簡単に行うことができないという問題もあった。

更に、サーバからユーザのパーソナコンピュータにダウンロードされたソフトウエアは、レンタノレ終了期限がくると自動的に削除されたり、プロテクト機能により動作しなくなるようになつているため、レンタ /レ終了期限がくるとパーソナルコンピュータに格納されている情報が自動的に書き換えられたり削除されたりする。ユーザは、このような情報の書き換え又は削除に介入することはできない。ところが、パーソナルコンピュータに格納されている情報が自動的に書き換えられたり削除されると、特に外部のサーバからのアクセスを伴う場合、ユーザの介入がないために書き換えたり消去してはならな、情報までが誤つて書き換えられたり消去され、パーソナルコンピュータの動作に支障をきたす可能性があるという問題もあった。発明の開示

本発明は、上記の問題を解決した新規、且つ、有用な管理装置、管理方法、管理プロダラム及ぴコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを概括的目的とする。

本発明のより具体的な目的は、ユーザがレンタルしたソフトウェアを利用して作業中にソフトウェアが使用中のデータと共に使用不可能となることがなく、ュ一ザ主導でソフトウェアの利用を終了することができる管理装置、管理方法、管理プロダラム及ぴコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。本発明の他の目的は、情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送する第 1の手段と、該情報処理装置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて、該データの利用開始日を決定する第²の手段と、該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づレヽて、該データの利用終了日を決定する第 3の手段とを備えたことを特徴とする管理装置を提供することにある。本発明になる管理装置によれば、ユーザがレンタルしたソフトウェアを利用して作業中にソフトゥエアが使用中のデータと共に使用不可能となることがなく、ユーザ主導でソフトウェアの利用を終了することができる。

本発明の更に他の目的は、情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送する第 1のステップと、該情報処3¾置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて、該データの利用開始日を決定する第 2のステップと、該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づレ、て、該データの利用終了日を決定する第 3のステップとを含むことを特徴とする管理方法を提供することにある。本発明になる管理方法によれば、ユーザがレンタルしたソフトウェアを利用して作業中にソフトウェアが使用中のデータと共に使用不可能となることがなく、ユーザ主導でソフトウェアの利用を終了することができる。本発明の他の目的は、コンピュータにデータ管理を行わせる管理プログラムであって、該コンピュータに、情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送させる第 1の手 j噴と、該コンピュータに、該情報処理装置が該データを利用可能になつた開始日時情報に基づレヽて、該データの利用開始日を決定させる第 2 の手順と、該コンピュータに、該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づいて、該データの利用終了日を決定させる第 3の手順とを含むことを特徴とする管理プログラムを提供することにある。本発明になる管理プログラムによれば、ユーザがレンタルしたソフトウェアを利用して作業中にソフトウェアが使用中のデータと共に使用不可能となることがなく、ユーザ主導でソフトウェアの利用を終了することができる。

本発明の更に他の目的は、上記の如き管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。

本発明の他の目的は、ゥヱブサーバが提供するゥェブページ上でのユーザ端末からのファイルの選択とビューヮソフトウェアの指定に応じて、該ファイルに対応するビューヮソフトウエアを起動して該ファイルを開けるステップと、開けたファイルを該ゥェブベージ上で該ユーザ端末から参照可能に表示するステップとを含むことを特徴とする管理方法を提供することにある。本発明になる管理方法によれば、ユーザがファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアを所持していなくても、ゥェブページ上で開けたファィルを参照することができる。本発明の更に他の目的及び特長は、以下図面と共に述べる説明より明らかとなろう。図面の簡単な説明

図 1は、本発明が適用される通信システムを示す図、

図 2は、ソフトウェアレンタル期間の確定処理を説明するフローチャート、図 3は、ソフトウェア選択処理を説明するフローチャート、

図 4は、ライセンスキー発行処理を説明するフローチャート、図 5は、ライセンスキー作成処理を説明するフローチャート、

図 6は、ソフトウェアインストール処理を説明するフローチヤ一ト、図 7は、ソフトウエアアンインストール処理を説明するフローチャート.

図 8は、ソフトウェアレンタル終了処理を説明するフローチャート、図 9は、ビューヮ機能を説明するフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

以下に、本発明になる管理装置、管理方法、管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の各実施例を、図面と共に説明する。

図 1は、本発明が適用される通信システムを示す図である。図 1に示す通信システムは、ウェブ (Web) サーバ 1と、アプリケーションサーバ 2と、ユーザ端末として使用されるパーソナルコンピュータ 3と力らなる。ウェブサーバ 1とァプリケーシヨンサーバ 2とは、ネットワーク 4により接続されている。又、ウェブサーバ 1とパーソナルコンピュータ 3とは、インターネット 5により例えばブロ一ドパンド接続されている。ウェブサーバ 1及ぴアプリケーションサーバ 2は、いずれも C P Uやメモリ等からなる周知の基本構成を有する汎用コンピュータにより実現できる。又、パーソナルコンピュータ 3も、 C P U、メモリ、入力デバィスゃ表示部等からなる周知の基本構成を有する汎用コンピュータにより実現できる。尚、ウェブサーバ 1は、アプリケーションサーバ 2の機能を含む構成としても良いことは言うまでもなく、この場合、データベースはウェブサーバ 1が有し、アプリケーションサーバ 2は省略可能である。

ウェブサーバ 1は、 1又は複数のウェブページ（WebPage) を提供すると共に、ブラウザによりウェブページをアクセスしたパーソナルコンピュータ 3からの要求に応じて、作業項目毎の指示メニューをパーソナルコンピュータ 3のブラゥザに表示する機能を有する。アプリケーションサーバ 2は、作業項目毎のデータべースを有し、本実施例では、少なくともレンタルソフトウェアのデータベースを有する。後述する第 2実施例では、アプリケーションサーバ 2は、少なくともビユーヮソフトウェアのデータベースを有する。レンタノレソフトウェアは、プログラムやゲーム等を含む。パーソナルコンピュータ 3のブラゥザに表示された指示メニュー上で指示が入力されると、ウェブサーバ 1は、入力された指示に対応するアプリケーションサーバ 2内のアプリケーションを起動して、起動されたァプリケションに対応するデータベースからデータを取得する。取得されたデータは、ウェブサーバ 1からパーソナルコンピュータ 3へ転送される。

後述するように、パーソナルコンピュータ 3のブラウザによりアクセスしたゥエブページから所望のソフトウエアをレンタルする場合、ウェブサーバ 1はパーソナルコンピュータ 3から要求された所望のソフトウェアをアプリケーションサーバ 2から取得し、パーソナルコンピュータ 3に転送する。他方、パーソナルコンピュータ 3のブラウザによりアクセスしたゥヱブベージから所望のフアイルを閲覧する場合、ウェブサーバ 1はパーソナルコンピュータ 3から要求された所望のファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアをアプリケーションサーバ 2から取得し、ゥ工プサーバ 1上で所望のフアイルを開けてからフアイルをパーソナルコンピュータ 3に転送する。

本発明になる管理装置の第 1実施例は、ウェブサーバ 1により構成され、本発明になる管理方法の第 1実施例を採用する。本発明になる管理プログラムの第 1 実施例は、ウェブサーバ 1により実行されるものであり、本発明になるコンビュータ読み取り可能な記憶媒体の第 1実施例に格納されていても良い。コンビユータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを読み取り可能に格納できる媒体であれば特に限定されず、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記憶装置等により構成することができる。

図 2は、ソフトウェアレンタル期間の確定処理を説明するフローチャートであある。図 2に示すソフトウェアレンタル期間の確定処理中、ステップ S 1〜S 4 ， S 7〜S 9はウェブサーバ 1により行われ、ステップ S 5， S 6はパーソナルコンピュータ 3により行われる。

図 2に示すソフトウェアレンタル期間の確定処理は、パーソナルコンピュータ 3のブラゥザからウェブサーバ 1が提供するウェブページがアクセスされると開始される。ステップ S 1は、アクセスされたウェブページ上でレンタル可能なソフトウェアの一覧をパーソナルコンピュータ 3に表示し、ユーザがソフトウェアの一覧から所望のソフトウェアのレンタルを指定すると、パーソナルコンビユータ 3から指定された所望のソフトゥヱァをアプリケーションサーバ 2内のデータベースから取得してパーソナルコンピュータ 3へダウンロードし、所望のソフトウェアのインストールを促す。ソフトウェアは特に限定されないが、本実施例では、アプリケーションプログラム等のコンピュータプログラムである。ステップ S 2は、所望のソフトウエアがパーソナルコンピュータ 3にインストーノレされた力否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は終了する。ソフトウェアがパ一ソナルコンピュータ 3にインストールされると、パーソナルコンピュータ 3のレジストリにィンストール情報が書き込まれるので、ウェブサーバ 1は、パーソナルコンピュータ 3のレジストリを参照することで、上記所望のソフトウェアがインストールされている力否かを判定することができる。

他方、ステップ S 2の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 3は、パーソナルコンピュータ 3に対して所望のソフトウェアの利用を許可するライセンスキーを発行する。ステップ S 4は、ライセンスキーを発行した日時を、所望のソフトウェアの利用開合日、即ち、レンタル開合日として決定する。

ステップ S 5では、ユーザが、ライセンスキーを用いてパーソナルコンビユータ 3にインストールされた所望のソフトウェアを利用する。ステップ S 6では、ユーザが、所望のソフトウェアの利用終了をパーソナルコンピュータ 3からゥェブサーバ 1へ通知する。

ステップ S 7は、所望のソフトウェアがパーソナルコンピュータ 3からアンィンストールされた力否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は終了する。他方、ステップ S 7の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 8は、所望のソフトウエアのアンインストールが確認された日時を所望のソフトウェアの利用終了日、即ち、レンタル終了日として決定する。又、ステップ S 9は、所望のソフトウェアの利用開始日と利用終了日から所望のソフトウェアの使用期間を決定し、処理は終了する。

尚、所望のソフトウェアの使用期間が決定されることにより、ユーザに対して課金処理が行われる。課金処理自体は周知であるので、詳細な説明は省略する。例えば、所望のソフトウェアのレンタル料金が時間単位で決定されている場合には、使用期間分のレンタノ斗金がユーザに請求される。ユーザは、クレジット力ード等でレンクノ斗金を決済しても、後日振込み等により決済しても良い。又、例えばユーザの銀行の引き落とし口座がウェブサーバ 1に登録されている^ *には、自動的にレンタル料金を口座から引き落とすようにしても良い。このように、本実施例で採用する課金処理は、特に限定されない。

本実施例では、所望のソフトウェアをレンタルする際に、特に使用期間を設定しないので、ユーザは使用期間の延長等を行うことなく、ユーザ主導で必要な使用期間だけ所望のソフトウェアを利用することができる。つまり、所望のソフトウェアをパーソナルコンピュータ 3からアンインストールしなければ、実質的に使用期間を延長することができる。

図 3は、ソフトウェア選択処理を説明するフローチャートであり、図 2に示すステップ S 1の処理をより詳細に説明するものである。図 3中、パーソナルコンピュータ 3のブラウザからウェブサーバ 1が提供するゥェブベージがアクセスされると、ステップ S 1 1は、アクセスされたゥヱブページ上でレンタル可能なソフトウェアの一覧をパーソナルコンピュータ 3に表示する。ステップ S 1 2は、ユーザによりパーソナルコンピュータ 3から選択された所望のソフトウェアについての課金方法、支払い方法等をパーソナルコンピュータ 3に表示する。ステツプ S 1 3は、ユーザによりパーソナルコンピュータ 3から入力されたユーザ名、クレジットカード番号等に基づいて、このユーザに対するソフトウェアのレンタルに関するユーザデータベースを作成する。この場合、ユーザデータベースには、所望のソフトウェアのレンタルに関するデータが含まれる。ステップ S 1 4は、所望のソフトウェアに対応するアプリケーションサーバ 2内のアプリケーションを起動して、起動されたアプリケーションに対応するデータベースから所望のソフトウェア（データ）を取得し、取得された所望のソフトウェアをウェブサーバ 1からパーソナルコンピュータ 3へ転送し、処理は終了する。所望のソフトゥエアのパーソナルコンピュータ 3への転送方法は特に限定されないが、例えば F T P転送を採用することもできる。

図 4は、ライセンスキー発行処理を説明するフローチャートであり、図 2に示すステップ S 2〜S 4の処理をより詳細に説明するものである。図 4中、ステツプ S 2 1は、ユーザにダウンロードされたソフトウェアの一覧（以下、単にリストと言う）を、ウェブサーバ 1に保存されたユーザデータベースを参照することで、ユーザ毎に作成する。このダウンロードされたソフトウェアのリストには、各ソフトウエアに対するライセンスキーの要求の有無やインストール状態（レジストリの状態）等を含む。ステップ S 2 2は、パーソナルコンピュータ 3のユーザに対するリストを参照し、所望のソフトウェアのライセンスキーの要求がある力否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は終了する。ステップ S 2 2の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 2 3は、パーソナルコンピュータ 3のュ一ザに対するリストを参照し、所望のソフトウエアがパーソナルコンピュータ 3 にインストールされている状態である力否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は終了する。

他方、ステップ S 2 3の'判定結果が Y E Sであると、ステップ S 2 4は、所望のソフトウェアの利用を許可するライセンスキーを作成する。ステップ S 2 5は

、作成されたライセンスキーをパーソナルコンピュータ 3に対して発行する。ステツプ S 2 6は、ライセンスキーを発行した日時を、所望のソフトウェアの利用開始日、即ち、レンタル開始日として決定すると共に、決定された利用開始日をこのユーザに対するユーザデータベースに設定し、処理は終了する。

図 5は、ライセンスキー作成処理を説明するフローチャートであり、図 2に示すステップ S 3'の処理及び図 4に示すステップ S 2 4， S 2 5の処理をより詳細に説明するものである。図 5中、ステップ S 3 1は、パーソナルコンピュータ 3 のレジストリを参照して、所望のソフトウェアに対するインストール情報から所望のソフトウェアがインストールされた日時情報を読み込む。ステップ S 3 2は、所望のソフトウェアがパーソナルコンピュータ 3にインストールされた日時情報に所定の処理を施し、所望のソフトウェアの利用を許可するライセンスキーを作成し、処理は終了する。インストールされた日時情報に施される所定の処理は、特に限定されず、例えば一定係数との掛算等の演算処理や、暗号化処理を用いることができる。

このようなライセンスキーを正規のユーザに対してのみ発行することで、ソフトウエアの不正使用を防止することができる。つまり、パーソナルコンピュータ 3にィンストールされた所望のソフトウェアをコピーして他のコンピュータにィンストールしても、他のコンピュータのレジストリに書き込まれるインストール情報の日時情報がパーソナルコンピュータ 3のレジストリに書き込まれているィンストール情報の日時情報と完全に一致することは略あり得ないので、所望のソフトウェアをパーソナルコンピュータ 3に対して発行されたライセンスキーを用いて他のコンピュータで利用しょうとしても、所望のソフトウェアは利用不可能となる。

図 6は、パーソナルコンピュータ 3におけるソフトウエアインストール処理を説明するフローチャートである。図 6中、ステップ S 4 1は、指定した所望のソフトウェアをウェブサーバ 1からダウンロードする。ステップ S 4 2は、ダウンロードされた所望のソフトウェアが、パッキング（或いは、圧縮）されているか否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は後述するステップ S 4 4へ進む。他方、ステップ S 4 2の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 4 3は、パッキングされた所望のソフトウェアを解凍する。パッキングされた所望のソフトゥエアは、例えばパッキングされた実行ファイル（E X Eファイル）である。ステップ S 4 4は、所望のソフトウェアを、インスト一ノレ用プログラムを実行することでインストールする。ステップ S 4 5は、パーソナルコンピュータ 3のレジストリに、所望のソフトウェアのインストール情報を書き込む。このインスト一ノレ情報には、所望のソフトウェアがパーソナルコンピュータ 3にインストールされた日時情報が、例えば秒以下の単位まで含まれる。

ステップ S 4 6は、ウェブサーバに所望のソフトウェアに対するライセンスキ一を要求し、ライセンスキーを入手する。ステップ S 4 7は、インストールされた所望のソフトウェアを起動する。ステップ S 4 8は、所望のソフトウェアを起動すると表示されるライセンスキー入力画面に従つて入手したライセンスキーを入力する。ステプ S 4 9は、入力されたライセンスキーが有効であるか否かを判定し、判定結果が N Oであると、処理は終了し、所望のソフトウェアの利用はできない。他方、ステップ S 4 9の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 5 0 は所望のソフトゥエアの利用を可能とし、処理は終了する。

ライセンスキーは、ウェブサーバ 1により、所望のソフトウェアがパーソナルコンピュータ 3にインストールされた日時情報に基づいて作成されている。従つて、ステップ S 4 9は、ライセンスキーにライセンスキーの作成時と逆の処理を施して求めた日時情報と、パーソナルコンピュータ 3のレジストリに書き込まれている所望のソフトウェアに対するインストール情報に含まれる日時情報とがー致すれば、ライセンスキーが有効であることを判定することができる。尚、ライセンスキーは一度パーソナノレコンピュータ 3に入力されれば、 2回目以降の所望のソフトウェアの利用時に再度入力する必要はない。

図 7は、パーソナルコンピュータ 3のソフトウエアアンインストール処理を説明するフローチャートである。図 7中、ステップ S 5 1は、アンインスト一ノレ用プログラムを起動して、所望のソフトウェアのアンインストールを行う。又、ステツプ S 5 2は、パーソナルコンピュータ 3のレジストリに書き込まれている所望のソフトウェアに対するインストール情報を削除し、処理は終了する。このように、所望のソフトウェアのアンインストールは、ユーザ主導で行われる。図 8は、ソフトゥヱアレンタル終了処理を説明するフローチャートであり、図 2に示すステップ S 7〜S 9の処理をより詳細に説明するものである。図 8中、ステップ S 6 1は、図 4に示すステップ S 2 1と同様に、ユーザにダウンロードされたソフトウェアの一覧（リスト）を、ウェブサーバ 1に保存されたユーザデータベースを参照することで、ユーザ毎に作成する。このダウンロードされたソフトウェアのリストには、上記の如く、各ソフトウェアに対するライセンスキーの要求の有無やインストール状態（レジストリの状態）等を含む。ステップ S 6 2は、パーソナルコンピュータ 3から所望のソフトウェアの利用終了通知があつた力否かを判定し、判定結果が NOであると、処理は終了する。ユーザは、ゥェブページ上で所望のソフトウエアの利用終了通知を行っても良い。

他方、ステップ S 6 2の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 6 3は、パーソナ^/コンピュータ 3のユーザに対するリストを参照し、所望のソフトウエアがパーソナノレコンピュータ 3からアンインストールされたか否かを判定する。具体的には、上記リストのインストール状態（レジストリの状態）を参照することで、所望のソフトウェアに対するィンストール情報がレジストリに書き込まれていなければ、所望のソフトウエアがパーソナルコンピュータ 3からアンインストールされていることがわかる。ステップ S 6 3の判定結果が NOであると、ステツプ S 6 4は、パーソナルコンピュータ 3に所望のソフトウェアがアンインストールされていない旨を示すメッセージや所望のソフトウェアのアンインストール手順等を表示することでユーザにアンィンストールを促し、処理は終了する。ステップ S 6 3の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 6 5は、所望のソフトウエアのアンインストールが確認された日時を所望のソフトウェアの利用終了日、即ち、レンタル終了日として決定すると共に、ユーザデータベースに格納されてレ、る所望のソフトゥヱァの利用開始日と上記利用終了日から所望のソフトゥエアの使用期間を決定することで、使用期間に応じた所望のソフトウェアのレンタル料金を算出する。ステップ S 6 6は、算出されたレンタル料金に基づいて例えばクレジットカードによる決済を行レ、、処理は終了する。ステップ S 6 6で行う決済は、言うまでもなくクレジットカードによるものに限定されるものではない。

次に、本発明になる管理装置の第 2実施例を説明する。管理装置の第 2実施例は、図 1に示すウェブサーバ 1により構成され、本発明になる管理方法の第 2実施例を採用する。本発明になる管理プログラムの第 2実施例は、ウェブサーバ 1 により実行されるものであり、本発明になるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の第 2実施例に格納されていても良い。

ユーザがパーソナルコンピュータにおいてファイルを開けるには、通常はそのフアイノレを開けるのに必要なソフトウェア（ビューヮソフトウェア）がパーソナルコンピュータにインストールされている必要がある。このため、ユーザは、フアイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアが何であるかを知る必要があり、ソフトウエアに詳しくないユーザにはファイルの使い勝手が悪レ、。

又、ビューヮ機能を用いる場合、パーソナルコンピュータにおいてファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアがパーソナルコンピュータにインストールされていなければ、ファイルをー且パーソナルコンピュータにインストールされているビューヮソフトウェアで開けられる形式に変換してから開ける力或いは、ファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアを購入してパーソナルコンピュータにインストールしてからファイルを開ける必要がある。従って、ファィルを開けるのにユーザは煩雑な操作を行う必要があり、この点からもファイルの使い勝手が悪い。

そこで、本実施例では、ファイルをアプリケーションサーバから取得したビューヮソフトウェアを用いて開けてウェブページ上に表示することで、フアイノレの使い勝手を向上するものである。

図 9は、本実施例におけるビューヮ機能を説明するフローチャートである。図 9に示す処理は、パーソナルコンピュータ 3からウェブサーバ 1が提供するビューヮ機能を有するウェブページへのアクセスがあると開始され、図 1に示すゥェブサーバ 1により行われる。

図 9中、ステップ S 7 1は、パーソナルコンピュータ 3からのアクセスに応じてビューヮ機能を有するウェブページ（ビューヮページ）をパーソナルコンビュータ 3に表示する。ステップ S 7 2は、パーソナルコンピュータ 3からのビューヮソフトウェアの指定を入力する。ビューヮソフトウェアは、例えばユーザがゥエブページ上の開けたいファイルを選択してビューヮページへドラッグすることで指定される。ステップ S 7 3は、ビューヮソフトウェアの指定の際に選択されたファイルを取得する。

ステップ S 7 4は、取得されたフアイルの拡張子が有効であるか否かを判定する。アプリケーションサーバ 2は、各種ファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアのデータベースを有し、各ファイルの拡張子は、有効であると、そのファイ^/を開けるのに必要なビューヮソフトウェアがアプリケーションサーバ 2 のデータベースに格納されていることを示す。ステップ S 7 4の判定結果が NO であると、ファイルを開けるのに必要なビューヮソフトウェアがアプリケーションサーバ 2のデータベースに格納されていないので、例えば「ファイルを表示できません」等のメッセージをパーソナコンピュータ 3に表示することでフアイルが開けられないことを通知し、処理は終了する。

他方、ステップ S 7 4の判定結果が Y E Sであると、ステップ S 7 6は、ファィルの拡張子に対応するビューヮソフトウェアをアプリケーションサーバ 2のデータベースから取得して起動する。ステップ S 7 7は、起動したビューヮソフトウェアを用いてファイルを開けてウェブページ上に表示し、処理は終了する。これにより、ユーザは、開けようとするファイル用のビューヮソフトウェアがパーソナルコンピュータ 3にインストールされていなくても、又、ビューヮソフトゥエアをパーソナルコンピュータ 3にインストールすることなく、ウェブページ上の開けられたファイルをブラゥザにより参照することができる。

尚、本実施例のようにファイルをするサービスについては、課金処理を行つても行わなくても良い。課金処理を行う場合には、例えばサービスをメンバーのみにする形として任意の時間単位に対して固定の課金としたり、ファイルを 1回参照する度に課金する等の課金方法を採用しても良い。

本実施例においても、ウェブサーバ 1は、アプリケーションサーバ 2の機能を含む構成としても良いことは言うまでもなく、この場合、データベースはウェブサーバ 1が有し、アプリケーションサーバ 2は省略可能である。

又、本実施例は、上記第 1実施例と組み合わせても良い。

尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の改良及ぴ変更が可能であることは、言うまでもない。

Claims

請求の範囲

1 . 情報処理装置が要求したデータを該情報処¾¾置に転送する第 1の手段と、

該情報処理装置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて、該デ一タの利用開始日を決定する第 2の手段と、

該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づいて、該データの利用終了日を決定する第 3の手段とを備えたことを特徴とする、管理装置。

2. 該第 1の手段は、該管理装置が提供するウェブページ上から該データを該情報処理装置へ送信することを特徴とする、請求の範囲第 1項記載の管 a¾置

3. 該第 2の手段は、該情報処理装置が該データを格納した日時情報から、該開始日時情報を求めることを特徴とする、請求の範囲第 1項記載の管理装置。

4. 該第 3の手段は、該情報処理装置から該データの利用終了通知を受けた日時情報から該終了日時情報を求めることを特徴とする、請求の範囲第 1項記載の管理装置。

5. 該第 3の手段は、該開始日時情報を該データの該情報処理装置へのインストールの日時情報かち求め、該終了日時情報を該データの該情報処理装置からのアンインストールの日時情報から求めることを特徴とする、請求の範囲第 4項記載の管理装置。

6 . 該データの該開始日時情報及ぴ該終了日時情報に基づいて該データのレンタル料金を算出する第 4の手段を更に備えたことを特徴とする、請求の範囲第 1項記載の管理装置。

7 · 情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送する第 1のステップと、 ·

該情報処理装置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて、該デ一タの利用開始日を決定する第 2のステップと、

該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づいて、該データの利用終了日を決定する第 3のステップとを含むことを特徴とする、管理方法。

8. 該第 1のステップは、該管理装置が提供するウェブページ上から該データを該情報処理装置へ送信することを特徴とする、請求の範囲第 7項記載の管理方法。

9. 該第 2のステツプは、該情報処理装置が該データを格納した日時情報から、該開始日時情報を求めることを特徴とする、請求の範囲第 7項記載の管理方法。

1 0. 該第 3のステップは、該情報処理装置から該データの利用終了通知を受けた日時情報から該終了日時情報を求めることを特徴とする、請求の範囲第 7 項記載の管理方法。

1 1 . 該第 3のステップは、該開始日時情報を該データの該情報処理装置へのィンストールの日時情報から求め、該終了日時情報を該データの該情報処理装置からのアンインストールの日時情報から求めることを特徴とする、請求の範囲第 1 0項記載の管理方法。

1 2. 該データの該開始日時情報及び該終了日時情報に基づレ、て該データのレンタル料金を算出する第 4のステップを更に含むことを特徴とする、請求の範囲第 7項記載の管理方法。

1 3 . コンピュータにデータ管理を行わせる管理プログラムであって、該コンピュータに、情報処理装置が要求したデータを該情報処理装置に転送させる第 1の手 j噴と、

該コンピュータに、該情報処理装置が該データを利用可能になった開始日時情報に基づいて、該データの利用開始日を決定させる第 2の手順と、

該コンピュータに、該情報処理装置が該データを利用不可能になった終了日時情報に基づいて、該データの利用終了日を決定させる第 3の手順とを含むことを特徴とする、管理プログラム。

1 4. 該第 1の手順は、該コンピュータに、該コンピュータが提供するゥェブページ上から該データを該情報処理装置へ送信させることを特徴とする、請求の範囲第 1 3項記載の管理プロダラム。

1 5 . 該第 2の手順は、該コンピュータに、該情報処理装置が該データを格納した日時情報から、該開始日時情報を求めさせることを特徴とする、請求の範囲第 1 3項記載の管理プログラム。

1 6 . 該第 3の手順は、該コンピュータに、該情報処理装置から該データの利用終了通知を受けた日時情報から該終了日時情報を求めさせることを特徴とする、請求の範囲第 1 3項記載の管理プロダラム。

1 7. 該第 3の手順は、該コピュータに、該開始日時情報を該データの該情報処理装置へのィンストールの日時情報から求めさせ、該終了日時情報を該デ一タの該情報処理装置からのアンインストールの日時情報から求めさせることを特徴とする、請求の範囲第 1 6項記載の管理プログラム。

1 8 . 該コンピュータに、該データの該開始日時情報及ぴ該終了日時情報に基づいて該データのレンタル料金を算出させる第 4の手順を更に含むことを特徴とする、請求の範囲第 1 3項記載の管理プログラム。