WO2005024346A1 - ナビゲーション手段を有する携帯型通信装置 - Google Patents

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Abstract

経路を案内するナビゲーション手段を有する携帯型通信装置は、GPS電波を基に現在位置を算出する現在位置算出部と、経路に沿った案内を行う経路誘導部と、携帯型通信装置とは別の装置と連携して現在位置を補正する位置補正部とを含めて構成され、携帯型通信装置が位置補正部による位置補正処理が禁止される区間である位置補正禁止区間を経路が含まれる地図上に設定し、現在位置算出部によって算出された現在位置が位置補正禁止区間の内部に存在する場合に、位置補正処理を禁止することとした。

Description

明細書
ナビゲーシヨン手段を有する携帯型通信装置 技術分野
本発明は、 ナビゲーシヨン手段を有する測位手段を內蔵した携帯型通信装置に 関する。 背景技術
携帯型通信装置を代 ¾する携帯電話では、 処理能力や搭載メモリなどの高性能 化に伴い、 携帯電話に様々な付加機能を搭載する技術が実現されている。 それら の付加機能の中で、 G P S (Global Positioning System)衛星;^らの電磁波を ¾ け、 携帯電話の現在の位置を地図とともに提示するナビゲーションの機能を搭载 した携帯電話が、 提案されている。 このような携帯電話に関するものとして、 日 本特開平 1 1— 0 1 8 1 5 9号公報が知られている。 これによ り、 ユーザは、 携 帯電話から G P S電波によるナビゲーシヨン機能を使用可能となるので、 使用場 所の制限が緩和され、 利用機会が増えることとなる。
携帯電話は、 自ら取得した位置情報の精度を高めるために、 所定の時間におい て測位サーバに接続し、 位置捕正処理を行う。 しかしながら、 ィ立置補正処理には、 前記サーバに接続するための通信が行われるため、 従来の車両などに設置されて いたナビゲーションの専用機に比べて、 位置情報を取得するまでに時間を要する。 更に、 携帯電話の処理能力によっては、 位置捕正処理と、 道路の交差点での案 内処理と、 を同時に処理できないこともあり、 案内処理が起動しないという問題 が発生する場合がある。 まず、 位置補正処理と案内処理との時 raが重ならない場 合は、 各々の処理が単独で操作するため、 問題が発生しない。 一方、 位置補正処 理と案内処理との時間が重なる場合、 携帯電話の位置捕正処理は、 他装置との通 信処理などにより、 携帯電話の処理能力に大きな負担を与える。 よって、 位置補 正処理中に別の処理 (例えば、 案内処理) を並行して行うことは、 困難となる。 そのため、 位置補正処理中に交差点に到着してしまった場合、 案内処理が起動し ないので、 ユーザは適切な案内が受けられないという問題が発^する。 そこで、 本発明では、 前記した問題を解決し、 ナビゲーシヨンの機能を有する 携帯型通信装置による円滑な案内処理を実現することを主な目的とする。 発明の開示
前記課題を解決するため、 本発明は、 経路を案内するナビゲーシヨン手段を有 する携帯型通信装置であって、 前記携帯型通信装置は、 G P S電波を基に現在位 置を算出する現在位置算出部と、 前記経路に沿った案内を行う経路誘導部と、 前 記携帯犁通信装置とは別の装置と連携して前記現在位置を捕正する位置捕正部と を含めて構成され、 前記携帯型通信装置が前記位置捕正部による位置補正処理が 禁止される区間である位置補正禁止区間を経路が含まれる地図上に設定し、 前記 現在位置算出部によって算出された現在位置が前記位置補正禁止区間の内部に存 在する場合に、 前記位置補正処理を禁止することを特徴とする。
このようなナピゲーションの機能を有する携带型通信装置によれば、 位置捕正 禁止区間における位置捕正禁止処理を付加することにより、 交差点における円滑 な案内処理を実現することができる。 図面の簡単な説明
第 1図は、 本発明の一実施形態に関する地図の案内に関する誘導画面の画面図 を説明する図である。
第 2図は、 本発明の一実施形態に関する携帯電話のナビゲーシヨンシステムの 構成図である。
第 3図は、 本発明の一実施形態に関する携帯電話の構成図である。
第 4図は、 本発明の一実施形態に関するナビサーバの構成図である。
第 5図は、 本発明の一実施形態に関するデータベースに格納されるデータ構造 の一例を説明する図である。
第 6図は、 本発明の一実施形態に関する携帯電話のナビゲーシヨンシステムの 処理の概要を示すフローチャートである。
第 7図は、 本努明の一実施形態に関する経路探索の要求処理を示すフローチヤ 一トである。 第 8図は、 本発明の一実施形態に関する出発地点選択画面および経路表示画面 の画面図である。
第 9図は、 本発明の一実施形態に関する運転中の操作禁止処理を示すフローチ ヤートである。
第 1 0図は、 本発明の一実施形態に関する位置補正に関する処理を示すフロー チャートである。
第 1 1図は、 本発明の一実施形態に関する誘導処理に使用される音声データを 携帯電話が一括して受信する処理を示すフローチャートである。
第 1 2図は、 本発明の一実施形態に関する誘導処理に使用される音声データを 携帯電話が分割して受信する処理を示すフローチヤ一トである。
第 1 3図は、 車載端末と携帯電話との連携を行うナビゲーシヨンシステムの構 成図である。
第 1 4図は、 車両位置を携帯電話に転送するフローチャートである。
第 1 5図は、 携帯電話でダウンロードした情報を車載端末に転送するフローチ ヤートである。 発明を実施するための最良の形態
以下に、 本発明が適用される携帯型通信装置のナビゲーションシステムの実施 形態について、 携帯電話を例にして図面を参照して詳細に説明する。 まず、 本実 施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの構成について、 第 1図から第 5図 を参照して説明する。
第 1図は、 地図の案内に関する誘導画面を説明する図である。 携帯電話が案内 する経路は、 出発地から目的地までの道筋を示すものである。 経路は、 経路の始 点となる出発地と、 経路の終点となる目的地に加えて、 交差点などの経路を案内 する上で案内が必要とされる場所である誘導地点が存在する。 携帯電話は、 誘導 地点ごとに進行方向や交差点の拡大図などを提示して、 経路の進行方向を案内す る。
また、 携帯電話は、 自ら取得した位置情報の精度を高めるために、 所定の時間 において位置捕正処理を行う。 第 1図は、 携帯電話が到着することで位置補正処 理を行う捕正地点と、 位置補正処理が許可される区間である位置補正区間と、 位 置補正処理が禁止される区間である位置捕正禁止区間と、 を示している。 ここで、 位置補正禁止区間は、 始点が補正地点となり、 終点が誘導地点となっている。 よ つて、 携帯電話は、 誘導地点の手前である位置捕正禁止区間において位置補正処 理を禁止するため、 誘導地点に到達したときに起動される誘導処理は、 位置補正 処理などに邪魔されずに、 円滑に行うことができる。 つまり、 第 1図における位 置補正禁止区間を設けて位置捕正処理を禁止する処理を付加することにより、 円 滑な誘導処理を実現する。 第 1図は、 補正地点から誘導地点までの区間を位置補 正禁止区間としたが、 車両位置の測定誤差を考慮し、 前記位置捕正禁止区間を含 んだ領域を設定することもある。
第 2図は、 携帯電話のナビゲーシヨンシステムの構成図である。 携帯電話のナ ビゲーションシステムは、 G P S電波を放射する G P S衛星 1と、 G P S電波か ら取得した位置情報を基にナビグーション処理を行う携帯電話 2と、 携帯電話 2 に電気を供給するクレードル 3と、 携帯電話 2が G P S電波を受信する際に使用 される G P Sアンテナ 4と、 携帯電話 2からの通信を電話網 6に転送する基地局 5と、 携帯電話 2がナビゲーシヨンに関する通信を行う際に使用される電話網 6 と、 携帯電話 2からの要求に応じて携帯電話 2の位置補正処理を行う測位サーバ 7と、 携帯電話 2からの要求に応じて経路探索を行うナビサーバ 8と、 経路探索 の際に使用されるデータを格納するデータベース 9と、 経路探索の際に使用され る各装置を接続する L AN (Local Area Network). 1 0と、 経路探索の際に使用さ れる道路の施設情報を管理するコンテンツサーバ 1 1と、 経路探索の際に使用さ れる交通情報を管理する交通情報サーバ 1 2と、 を含めて構成される。
第 3図は、 携帯電話 2の構成図である. 携帯電話 2は、 G P S電波を基に処理 を行う G P S処理部 1 0 0と、 ナビゲーションに関する処理を行うナビゲーショ ン処理部 1 1 0と、 電話に関する処理を行う電話処理部 1 3 0と、 携帯電話 2に 対する入出力を受け付けるインターフヱース部 1 4 0と、 を含めて構成される。
G P S処理部 1 0 0は、 G P S電波を基に現在位置を算出する現在位置算出部 1 0 1と、 算出された現在位置と過去の位置とを用いて現在速度を算出する現在 速度算出部 1 0 2と、 G P Sアンテナ 4と、 を含めて構成される。 なお、 現在速 度算出部 1 0 2は、 例えば、 以下の数式 1に示す計算を行い、 現在速度を算出す る。 添字 iは現在のデータを、 添字 i— 1は過去のデータを示す。 変数 tは時刻 のデータを、 変数 pは位置の座標を示す。
数式 1
Figure imgf000006_0001
ナビゲーション処理部 1 1 0は、 入力されたデータを解析する入力解析部 1 1
1と、 経路データ/誘導データ/地図デ一タ Z走行軌跡データを記憶するデータ 記憶部 1 1 2と、 探索された経路に沿った走行案内を行う経路誘導部 1 1 3と、 経路の案内に使用される音声データを処理する音声データ処理部 1 1 3 Aと、 表 示する画面の生成を行う表示処理部 1 1 4と、 ユーザの入力した検索条件に適合 する経路を探索する経路探索部 1 1 5と、 運転中にユーザからの操作を禁止する 運転中操作禁止部 1 1 6と、 携帯電話 2の外部の装置と連携して位置を補正する 位置補正部 1 1 7と、 位置補正処理を起動するタイミングを制御する位置補正タ イマ 1 1 7 Aと、 を含めて構成される。 経路探索部 1 1 5を構成要素として含ま ない場合は、 ナビサーバ 8において目的地までの経路を探索することもある。 電話処理部 1 3 0は、 携帯電話 2のユーザと通話相手との会話を実行するため の音声処理部 1 3 1と、 を含めて構成される。
インターフェース部 1 4 0は、 液晶ディスプレイなどによって構成されてユー ザに画面を提示する表示部 1 4 1と、 スピーカなどによって構成されて音声信号 を出力させる音声出力部 1 4 2と、 マイクなどによって構成されてユーザからの 音声信号を入力させる音声入力部 1 4 3と、 ボタンなどによって構成されてユー ザからの入力を受け付ける操作入力部 1 4 4と、 基地局 5を介して車両外の各装 置と通信を行うためのインターフェースである車両外通信部 1 4 5と、 車両内の 各装置と通信を行うためのインターフェースである車両内通信部 1 4 6と、 を含 めて構成される。
第 4図は、 ナビサーバ 8の構成図である。 ナビサーバ 8は、 ナビゲーシヨンに 関する経路探索処理を行うナビゲーション処理部 2 0 0と、 ナビサーバ 8に対す る入出力を受け付けるインターフェース部 2 2 0と、 データベース 9と、 を含め て構成される。
ナビグーション処理部 2 0 0は、 目的地の属性情報から目的地を検索する目的 地検索部 2 0 1と、 出発地から目的地までの経路を探索する経路探索部 2 0 2と、 探索ざれた経路を覆う経路周辺地図を生成する経路周辺地図生成部 2 0 3と、 誘 導地点での案内情報である誘導データ 2 3 5を生成する誘導データ生成部 2 0 4 と、 誘導地点に対応する補正地点を推定する補正地点推定部 2 0 5と、 交通情報 を配信する交通情報配信部 2 0 6と、 携帯電話 2に提示するメニュー画面の状態 遷移を管理するメニュー管理部 2 0 7と、 携帯電話 2に提示する画面を生成する 表示処理部 2 0 8と、 を含めて構成される。
インターフェース部 2 2 0は、 基地局 5を介してナビサーバ 8の設置された施 設外部と通信を行うためのインターフェースである施設外通信部 2 2 1と、 ナビ サーバ 8の設置された施設内の各装置と通信を行うためのインターフェースであ る施設内通信部 2 2 2と、 を含めて構成される。
データベース 9は、 目的地検索部 2 0 1が目的地を検索する際に参照される目 的地の属性情報である住所データ 2 3 1と、 目的地検索部 2 0 1が目的地を検索 する際に参照される目的地の属性情報である P O Iデータ 2 3 2と、 経路探索部 2 0 2が経路を探索'する際に参照する経路探索データ 2 3 3と、 経路周辺地図生 成部 2 0 3が経路周辺地図を切り出す基となる地図データ 2 3 4と、 誘導地点で の案内情報であり、 交差点名称や右左折情報、 レーン情報等によって構成される 誘導データ 2 3 5と、 を含めて管理する。
第 5図は、 データベース 9に格納されるデータ備造の一例を説明する図である。 経路探索データ 2 3 3は、 経路を識別するために付加された固有の番号であつ てナビサーバ 8が付加する経路 I Dと、 2つ以上のノード (交差点) を結ぶ区間 であるリンクが経路に含まれている総数を示すリンク数と、 経路の全距離と、 目 的地に到達するまでの時間であり、 必要に応じて交通情報が加味される所要時間 と、 始点座標と、 終点座標と、 リンク情報と、 を含めて構成される。
経路探索データ 2 3 3から参照可能なリンク情報は、 該リンク距離と、 道路種 別 (国道 Z主要地方道/一般道/有料道ノ高速道など) を示すリンク種別と、 分 岐方向 (右方向/左方向など) を示す方向と、 誘導地点座標と、 誘導地点の属性
(目的地/経由地/単なる誘導地点など) を示す誘導種別と、 誘導データ 2 3 5 と、 該リンクを構成する座標点の数を示すリンク内座標点数と、 該リンクを構成 する座標を示す座標点列と、 を含めて構成される。
リンク情報から参照可能な誘導データ 2 3 5は、 レーン情報と、 信号機の有無 と、 交差点名称と、 交差点名称の読み上げ音声データを識別する交差点名称読み 上げ I Dと、 定型文の読み上げデータを識別する定型文読み上げ I Dと、 を含め て構成される。
誘導データ 2 3 5から参照可能な交差点名称の読み上げ音声データは、 "都庁 北" などの交差点名称を示す音声データとして構成される。 なお、 携帯電話 2は、 ナビゲーション処理を行うアプリケーションを用いて、 交差点名称を示す音声デ ータと、 "〜を右方向です" などの定型の音声データとを合成して、 "都庁北交 差点を右方向です" などの音声ガイダンスを作成する。
誘導データ 2 3 5から参照可能な定型文の読み上げデータは、 "交差点を右方 向です" のような、 交差点に依存しない案内を示す音声データとして構成される。 なお、 このデータは、 携帯電話 2で所有され、 名称の無い交差点での誘導処理な どで使用される。 - 誘導地点座標から算出される補正地点のデータは、 補正地点数と、 座標と、 を 含めて構成される。
以上、 本実施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの構成について、 説明 した。 次に、 本実施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの動作の概要につ いて、 第 1図から第 5図を参照しつつ、 第 6図に沿って説明する。 また、 この動 作説明において、 携帯電話のナビゲーシヨンシステムの構成を、 より明らかにす る。
第 6図は、 携帯電話のナビゲーシヨンシステムの処理の概要を示すフローチヤ ートである。
まず、 経路の案内前における動作について、 説明する。 携帯電話 2はナビサー パ 8に経路探索の要求.(S 1 1 1 ) を行う。 なお、 携帯電話 2は、 出発地と目的 地とに加えて、 一般道を優先するなどの道路属性や出発地から目的地までの経路 が複数存在する場合の取得する経路の候捕数、 周辺施設、 カテゴリなどを、 検索 条件として経路探索の要求メッセージに付加し、 検索条件に適合するような経路 探索をナビサーバ 8に要求してもよ 、。
次に、 ナビサーバ 8は経路の探索処理 ( S 1 1 2 ) を行い、 その結果を携帯電 話 2に返答する。 以下、 経路の探索処理によって生^される経路周辺地図の作成 工程について、 順に説明する。 まず、 ナビサーバ 8は、 経路探索データ 2 3 3を 参照して、 出発地から目的地までの経路 (道のり) を探索する。 次に、 ナビサー バ 8は、 地図データ 2 3 4を参照して、 探索された経路に沿って背景の地図を切 り出す。 そして、 ナビサーバ 8は、 誘導データ 2 3 5を参照して、 経路に含まれ る誘導地点での誘導に関する情報 (拡大図など) を、 地図に付加する。 さらに、 ナビサーバ 8は、 誘導地点 座標を基に、 地図とともに送信するデータである補 正地点を推定する。
なお、 誘導地点の座標から捕正地点の算出方法は、 例えば、 誘導地点の座標か ら所定の距離となる経路上の地点を捕正地点とする方法が挙げられる。 また、 所 定の距離は、 誘導地点の座標から走行予想速度と処理予想時間との積で求めても よい。 走行予想速度は、 現在速度算出部 1 0 2によって算出される車両速度、 道 路の制限速度や車両の平均速度、 道路の混雑情報から算出される速度、 ならびに、 運転者が手入力で設定した速度、 などが挙げられる。 処理予想時間は、 例えば、 位置情報サーバに接続して位置捕正処理を終えるまでの時間 (通信ァクセス時聞 も考盧) に基づいて設定する。
次に、 経路の案内中における動作について、 説明する。 まず、 携帯電話 2は現 在位置の更新 (S 1 2 1 ) を行う。 そして、 携帯電話 2は誘導地点での誘導処理
( S 1 2 2 ) を行う。 誘導処理は、 例えば、 誘導地点での交差点拡大図表示や、 音声ガイダンス出力などが挙げられる。 第 1図に示した誘導画面の画面図のよう に、 誘導画面は車両の現在位置と誘導地点とを含んで表示される。 なお、 車両の 現在位置は、 G P Sアンテナ 4によって取得された G P S電波を基に、 現在位置 算出部 1 0 1によって算出されたデータが更新され続ける。 さらに、 携帯電話 2 は運転中の操作禁止処理 ( S 1 2 3 ) を行う。
さらに、 経路の案内中における動作のうちの位置捕正処理に関する動作につい て、 説明する。 ここで、 携帯電話 2は位置補正処理の起動の判定 (S 131) を 行う。 そして、 携帯電話 2は測位サーバ 7に位置補正を要求する (S 132) 。 なお、 携帯電話 2は、 位置補正の要求メッセージに、 イニシャルポジション (お およその位置) を含めても良い、 さらに、 測位サーバ 7は位置補正処理 (S 13 3) を行い、 その結果を携帯電話 2に返答する。
ここで、 携帯電話 2は現在位置が経路の目的地に到達したかどうかの判定を行 う (S 141) 。 もし、 目的地に到達したら (S 141、 Y) 、 処理を終了する。 —方、 まだ目的地に到達していないなら (S 141、 N;) 、 処理を S 121に戻 す。
以上、 本実施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの動作の概要について、 説明した。 次に、 本実施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの動作のうち、 経路探索の要求 (S 111) の詳細について、 第 1図から第 6図を参照しつつ、 第 7図に沿って説明する。
第 7図は、 経路探索の要求処理を示すフローチャートであり、 経路探索の要求 (S 111) に用いられる経路探索の条件 ¾構成する目的地の入力処理を示して いる。
まず、 携帯電話 2は出発地の入力に現在位置を利用するかどうかを、 ユーザに 選択させる (S 211) 。 第 8図 (A) は、 S 211においてユーザに選択させ る際に表示される画面である。 もし、 車両位置を利用するなら (S 211、 Y) 、 処理を S 212に進める。 一方、 車両位置を利用しないなら (S 211, N) 、 処理を S 221に進める。 次に、 携帯電話 2は GPS電波から取得した位置情報 を利用するかどうかを、 ユーザに選択させる (S 212) 。 もし、 位置情報を利 用するなら (S 212、 Y) 、 処理を S 213に進める。 一方、 位置情報を利用 しないなら (S 212、 N) 、 処理を S 216に進める。
そして、 携帯電話 2は車両位置が現在位置の付近にあるかどうかの判定を行う (S 213) 。 以下、 車両位置と現在位置との判定処理について、 3つの手法を 説明する。
まず、 第 1の判定処理は、 ユーザが行った操作を基に判定する処理である。 例 えば、 携帯電話 2と車載機 (クレードル 3など) との接続が ONまたは OFFか によって判定する。 もし携帯電話 2が車内に存在すれば、 接続が ONとなってい ることが期待される。 なお、 接続とは有線または接触による接続だけでなく、 電 波の伝達などの無線による接続も含める。 また、 携帯電話 2が車両のリモコンキ 一 (車両のドア開閉を制御する) を兼ねる場合、 ユーザからのキーロック操作が 検出されたかどうかを、 判定に使用してもよい。 つまり、 キーロック操作が行わ れたという事象は、 ユーザが車両から離れたことが期待されるので、 携帯電話 2 が車内に存在しない可能性が高い。 さらに、 携帯電話 2とは別の車載機が、 車両 情報 (エンジン停止、 パーキング、 車速等) を携帯電話 2に送信し、 携帯電話 2 が車両停止を検出したときでもかまわない。 詳細は後述するが、 車載機で車両停 止を検出した時、 位置情報を携帯電話 2に送信することも考えられる。
次に、 第 2の判定処理は、 車両の車内 Z車外の外部環境の差を基に判定する手 法である。 例えば、 冷房などにより車内外で温度差がある場合、 携帯電話 2は、 温度計センサで測定した温度を基に判定する。 また、 携帯電話 2が通話に利用す る電波の電界強度に車内外で差がある場合 (車内は車両のボディによって電波が 届きにくい) 、 電界強度の変化を用いて判定する。 さらに、 車内外で移動速度に 差がある場合 (車両の走行速度と車外の歩行速度) 、 携帯電話 2が現在速度算出 部 1 0 2で算出した現在速度を基に判定する。 そして、 車内外で環境音に差があ る場合 (例えば、 車内では絶えずエンジン音が発生している) 、 エンジン音を予 め携帯電話 2に登録し、 現在測定した音と比較することにより車内外を判定して もよいし、 音量によって判定しても良い。
さらに、 第 3の判定処理は、 位置情報を基に判定する手法である。 携帯電話 2 がナビサーバ 8から受信した経路地図に、 P O I (Point of Interest) などの 地図上の施設データが含まれている場合、 携帯電話 2が位置する施設データの種 別によつて、 判定する。 例えば、 携帯電話 2が飲食店の内部 (駐車場ではなく店 内という意味) に位置する場合、 携帯電話 2は車外に存在すると判定する。 以上の判定処理を基に、 もし、 車両位置が現在位置の付近にあるなら (S 2 1 3、 Y) 、 携帯電話 2は G P S電波から取得した現在位置を車両位置とする (S 2 1 4 ) 。 一方、 車両位置が現在位置の付近にないなら (S 2 1 3, N) 、 携帯 電話 2は記録した過去位置を車両位置とする (S 2 1 5 ) , なお、 記録した過去 位置を車両位置とする場合、 すぐに誘導を開始せず、 現在位置が車両位置になつ たかどうかを検知したとき、 あるいは、 誘導開始の入力操作があつたときに、 誘 導 (S 122) を開始するようにしてもよい。 第 8図 (B) は、 記録した過去位 置を車両位置とした (S 215) 場合の、 経路を表示する画面である。 車両位置 と現在位置とが異なっているため、 異なるアイコンでそれぞれの位置が表示され ている。
なお、 過去の時刻において、 どの時刻における位置を車両位置とするかについ ては、 様々な手法が挙げられる。 所定のユーザ操作が行われた時刻を利用する方 法として、 例えば、 携帯電話 2が車両のリモコンキー (車両のドア開閉を制御す る) を兼ねる場合、 ユーザからのキーロック操作が検出された時刻を利用しても 良い。 キーロック操作が行われたという事象は、 ユーザが車両から離れたことが 期待されるので、 携帯電話 2が車内に存在しない可能性が高いためである。 また、 車両位置が現在位置かどうかの判定手法 (S 213) を活用し、 車両位置と携帯 電話 2の現在位置とが不一致となった時刻を、 携帯電話 2が車両外部に持ち出さ れた時刻とみなしてもよい。 そして、 携帯電話 2は車両位置を目的地として入力 (S 218) する。
ここで、 位置情報を利用しない (S 212, N) 場合の処理を説明する。 まず、 携帯電話 2は入力履歴を活用するかどう力 \ ユーザに選択させる (S 216) 。 もし、 入力履歴を活用するなら (S 216, Y) 、 携帯電話 2は過去に入力され た目的地を車両位置とする (S 217) 。 一方、 入力履歴を活用しないなら (S 216、 N) 、 処理を S 221に進める。 そして、 携帯電話 2は車両位置を目的 地として入力 (S 218) する。
また、 車両位置を利用しない (S 212、 N) 場合、 または、 入力履歴を活用 しない (S 216, N) 場合には、 携帯電話 2はキーワードからの目的地の入力 (S 221) を行う。 ここで、 キーヮ ドは、 例えば住所や電話番号などの、 目 的地を特定できる情報である。
以上、 経路探索の要求 (S 111) の詳細について、 説明した。 これにより、 携帯電話 2が車両の外部に位置する場合に、 手動で出発地を入力する手間を省く ことができる。 次に、 本実施形態の携帯電話のナビゲーシヨンシステムの動作の うち、 運転中の操作禁止処理 (S 123) の詳細について、 第 1図から第 8図を 参照しつつ、 第 9図に沿って説明する。 これにより、 運転者の注意を運転に集中 させることができる。 また、 操作禁止は、 携帯電話 2への入力 (操作) のみを禁 止し、 画面表示などの出力は禁止しないものとする。
第 9図は、 運転中の操作禁止処理を示すフローチャートである。
まず、 携帯電話 2は現在位置データの取得 (S 311) を行う。 次に、 携帯電 話 2は過去の位置データの取得 (S 312) を行う。 そして、 携帯電話 2は、 現 在速度算出部 102を用いて現在速度の算出 (S 313) を行う。
ここで、 ナビサーバ 8が現在速度判定処理の主体となる場合 (S 314, ナビ サーバ) 、 説明する。 ナビサーバ 8は現在速度が所定速度をオーバーしたかどう かを判定する (S 321) 。 もし、 所定速度をオーバーしていなかったら (S 3 21、 N) 、 その旨を携帯電話 2に通知することで、 携帯電話 2は操作禁止の解 除 (S 319) を行い、 処理を終了する。 操作禁止の解除 (S 319) が行われ るとメニュ一画面が表示され、 ユーザはメニュ一画面からメニューを選択可能と なる。 一方、 所定速度をオーバーしていたら (S 321、 Y) 、 ナビサーバ 8は、 操作禁止の画面作成 (S 322) を行い、 携帯電話 2に通知して表示させる。 こ の時、 ナビサーバ 8によって作成された (S 328) 操作禁止の画面として、 "走行中はナビ操作ができません" のメッセージを示すメニュー画面を携帯電話 2に表示させることで、 ユーザに警告する。
以上、 運転中の操作禁止処理 (S 123) の詳細について、 説明した。 次に、 本実施形態の携帯電話のナビゲーションシステムの動作のうち、 位置補正処理 (S 131〜S 133) の詳細について、 第 1図から第 9図を参照しつつ、 第 1 0図に沿って説明する。
第 10図は、 位置補正に関する処理を示すフローチャートである。
まず、 携帯電話 2は位置捕正処理の起動契機が発生しているかを確認する (S 41 1) 。 起動契機は、 例えば、 ユーザから明示的に操作が行われた (例えば、 図示しない GPSボタンの押下) 場合、 位置補正タイマ 1 17 Aを利用して所定 の時刻ごとに発生する場合に加え、 現在の位置が補正地点に到達 (必ずしも一点 である必要は無く、 補正地点の付近に到達としてもよい) した場合、 が挙げられ る。
もし、 位置補正処理の起動契機が発生しているなら (S411、 Y) 、 処理を S412に進める。 一方、 位置補正処理の起動契機が発生していないなら (S4 11、 N) 、 起動契機が発生するまで位置捕正処理を行わないので、 今回の位置 補正処理に関する処理を終了する。
次に、 携帯電話 2は、 現在の位置が位置捕正禁止区間に存在しているかどうか を照合する (S412) 。 まず、 位置補正禁止区間に存在しているなら (S41 2, Y) 、 誘導処理を邪魔させないために、 今回の位置捕正処理に関する処理を 終了する。 一方、 位置補正禁止区間に存在していないなら (S412, N) 、 処 理を S 413に進める。
ここで、 携帯電話 2は、 位置補正計算をどの装置が行うかという計算の主体を 確認する (S413) 。 まず、 計算の主体が携帯電話 2なら (S413, Y) 、 携帯電話 2は、 測位サーバ 7からの位置補正の支援情報を基に、 自ら計算を行う。 つまり、 携帯電話 2は測位サーバ 7に位置捕正の支援情報を要求し ( S 414 ) 、 携帯電話 2は測位サーバ 7から位置捕正の支援情報を受信して位置補正計算 ( S 415) を行う。 なお位置捕正の支援情報は、 例えば、 衛星情報 (衛星軌道の周 回に関する情報等) 、 GPS受信感度を向上させるための情報 (ドップラーシフ ト等の予測値) 等である。 一方、 計算の主体が測位サーバ 7なら (S413、 N) 、 携帯電話 2は測位サーバ 7に位置補正計算を要求 (S421) を行い、 携 帯電話 2は測位サーバ 7から位置補正の算出結果を受信 (S422) する。
そして、 携帯電話 2は、 S 415または S 422によって算出された位置捕正 の表示 (S416) を行う。 さらに、 携帯電話 2は位置補正の後処理 (S 41 7) を行う。 なお、 後処理は、 例えば、 位置補正タイマ 117 Aにおける次回起 動時刻の再設定である。
第 1図に示した誘導画面は、 位置補正の処理中を示す画面図に対応する。 携帯 電話 2は、 位置捕正の表示 (S416) を行う際に、 第 1図 (A) または第 1図 (B) のような、 位置補正の処理中を示す情報を、 画面に表示させてもよい。 第 1図 (A) は、 位置捕正の処理中に、 位置補正アイコンを表示させる一例である。 位置補正アイコンは、 測位サーバ 7に接続しているときに表示され、 位置補正中 に該アイコンの色を変えたり、 アニメーション表示することで位置補正処理を行 つていることをユーザに通知する。 衛星情報取得経過時間とともに色 (表示モー ド) を変えることも考えられる。 そして、 携帯電話 2は、 位置捕正中に、 内部 G P Sから位置データがとれない (現在位置が更新できない) 場合は、 現在位置マ クを固定してもよい。 さらに、 携帯電話 2は、 位置補正中、 現在位置マークの 色、 線種等の表示モードを変えてもよい。 さらに、 携帯電話 2は、 補正地点を併 せて表示する、 あるいは、 実際に補正を実施した地点を表示してもよレ、。 一方、 第 1図 (B ) は、 位置捕正の処理中である測位サーバ 7に接続しているときは、 現在位置マークが更新されないので、 位置捕正メッセージを表示させる一例であ る。 位置捕正中、 第 1 0図で説明した方法で自車の走行速度を算出したり、 携帯 電話 2が地磁気センサ (コンパス) やジャイロ等、 位置を検出するセンサを有す る場合は、 これらのセンサ出力から自車位置を予測し、 自車マークを更新しても 構わない。
以上、 位置捕正処理 (S 1 3 1〜S 1 3 3 ) の詳細について、 説明した。 次に、 本実施形態の携帯電話のナビゲーションシステムの動作のうち、 誘導地点での誘 導処理 (S 1 2 2 ) に使用される音声データに関する処理の詳細について、 第 1 図から第 1 0図を参照しつつ、 第 1 1図および第 1 2図に沿って説明する。
まず、 第 1 1図と第 1 2図について、 説明する。 第 1 1図と第 1 2図は、 とも に、 第 6図に示すナビゲーションシステムの処理の概要を示すフローチャートに、 誘導地点での誘導処理 ( S 1 2 2 ) に使用される音声データの、 要求および作成 処理を付加したフローチャートである。 まず、 第 1 1図は、 携帯電話 2が誘導処 理に使用される音声データを一括で受信する処理を示し、 第 1 2図は、 携帯電話 2が誘導処理に使用される音声データを分割して受信する処理を示す。 よって、 音声データを受信する回数は、 経路ごとに 1回 (第 1 1図の場合) 、 または、 経 路に含まれる誘導地点ごと (第 1 2図の場合) となる。
なお、 経路ごとに 1回受信する方式 (第 1 1図) は、 経路の案内前において、 携帯電話 2はナビサーバ 8に音声データの要求 (S 1 5 1 ) を行う。 そして、 ナ ビサーバ 8は音声データを作成し (S 1 5 2 ) 、 携帯電話 2に返信する。 よって、 1回の接続で複数の誘導地点についての音声データを効率的に受信できるため、 経路の案内中の通信状態が悪くても影響を受けずに済むという利点がある。
—方、'経路に含まれる誘導地点ごとに受信する方式 (第 1 2図) は、 経路の案 内中 (例えば補正地点に到達した時刻) において、 携帯電話 2はナビサーバ 8に 音声データの要求 (S 1 6 1 ) を行う。 そして、 ナビサーバ 8は音声データを作 成し (S 1 6 2 ) 、 携帯電話 2に返信する。 よって、 現在の位置から遠い誘導地 点の音声データを保持する必要がなくなるため、 音声データを保持するためのメ モリ量が少なくて済み、 携帯電話 2などの小型の装置に通している。
ここで、 音声データの作成処理 ( S 1 5 2または S 1 6 2) について、 説明す る。 音声データは、 交差点名称の有無によって、 2種類に分類できる。 まず、 交 差点名称のある誘導地点では、 携帯電話 2は、 携帯電話 2に予 記録された定型 ガイダンス ( "〜を右方向です" など) と、 測位サーバ 7から配信された交差点 名称 ( "都庁北交差点" など) を親み合わせて、 音声ガイダンス ( "都庁北交差 点を右方向です" ) を作成して再生する。 一方、 交差点名称の無い誘導地点では、 携帯電話 2は、 携帯電話 2に予め記録された定型ガイダンスを再生する (3 0 0 メートル先の交差点を右方向です" など) 。
音声データの取得方法 (一括または分割) を選択させる場合、 設定メニューか ら、 "誘導オプション" の項目を選択することにより誘導オプションの設定画面 が表示される。 まず、 携帯電話 2は、 ユーザに誘導オプションの音声ガイドの O NZO F Fを選択させる。 また、 音声ガイドの ONが選択されたら、 携帯電話 2 は、 ユーザに音声データの取得方法.( "一括受信" または "分割受信" ) が選択 出来るようにする。 更に誘導情報として受信する情報項目 (地図、 交差点名称、 施設案内、 等) の選択肢を表示しても良い。 そして、 携帯電話 2は、 選択された 音声データの取得方法に従って、 音声データの要求 (S 1 5 1または S 1 6 1 ) を行う。
音声データの取得方法に限らず、 地図 (あるいは交差点拡大図) 、 交差点名称、 施設の詳細案内等の情報を誘導データに付加するかどうかを選択させ、 取得する 方法も考えられる。 こうすることにより、 通信時間を優先したいユーザには簡易 な誘導データ、 通信時間よりも詳細なデータが欲しいユーザには詳細な誘導デー タといったように、 ユーザニーズに応じた誘導が可能となる。 以上、 誘導地点での誘導処理 (S 1 2 2 ) に使用される音声データに関する処 理の詳細について、 説明した。
以上説明した本発明は、 発明の趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施すること ができる。
例えば、 携帯電話 2と他装置との通信において、 複数のメッセージを別々に送 受信する形式としてもよいし、 複数のメッセージのあて先が同一の場合 (例えば、 S 1 1 1の経路探索の要求と、 S 1 5 1の音声データの要求) は、 複数のメッセ ージを 1つのメッセージに統合して、 1回の送信としてもよい。 統合されたメッ セージに対する応答も、 同様に 1回の返信または別々の受信のどちらでもよい。 さらに、 複数のメッセー^のあて先が別の場合 (例えば、 S 1 1 1の経路探索の 要求と、 S 1 3 2の位置補正の要求) は、 複数のメッセージを 1つのメッセージ に統合して (あて先はいずれかのメッセージのあて先を採用する) 、 1回の送信 としてもよい。 そして、 統合されたメッセージを受信する装置は、 統合されたメ ッセージを分割し、 自分のあて先となるメッセージは自らが処理するとともに、 自分とは異なるあて先となるメッセージは処理せずにそのあて先に転送する。 また、 S 1 1 1の経路探索の要求を行う以前に、 携帯電話 2において目的地検 索の要求がナビサーバ 8に対してなされた場合、 目的地検索の要求と位置補正の 要求 (S 1 3 2 ) を統合し、 1回の送信とすることも考えられる。 携帯電話 2に おいて何らかの入力操作がなされたときに位置補正の要求 (S 1 3 2 ) を行うこ ともある。 こうすることで、 より正確な位置情報に基づいて経路探索を行うこと ができる。
また、 現在の位置が位置補正禁止区間に存在しているかどうかの照合 (S 4 1 2 ) による位置補正処理の禁止について、 禁止する処理は、 位置補正処理だけに 限定されず、 誘導処理を妨げる他の処理も併せて禁止してもよい。 他の処理は、 例えば、 動画コンテンツの再生処理などの経路案内とは直接関係のない付加処理 が挙げられる。
第 1 3図に示すように、 本発明が適用されるナビゲーシヨンシステムを構成す る車載端末 1 3は、 G P S等の測位手段を有する。 車載端末 1 3は車内 L AN 2 5 0 4に接続され、 車両の様々な情報、 例えばドアの開閉、 ライトの点灯情報、 ブレーキ On Off、 シフトポジション、 車内外温度等に関わる情報を得ることが できる。 ここで車両情報が取得できる手段であれば車内 L AN 2 5 0 4以外でも 構わない。 例えば、 車両のパーキングや車速情報等を車両の電送ケーブルを介し て得る方法もある。 ディスプレイ 2 5 0 1は、 車載端末 1 3で描画展開した地図 や目的地までの誘導に必要な情報を表示する。 車載端末 1 3は、 車両内通信部 1 4 6を介して携帯電話 2と接続される。 この間の通信については無線 L AN、 赤 外線通信等の無線通信、 あるいはシリアル等の有線通信が用いられる。
第 1 4図は、 車内 L AN 2 5 0 4で得た車両情報に基づいて、 位置情報を携帯 電話 2に転送する、 車載端末 1 3および携帯電話 2の処理フローチャートである。 車載端末 1 3は、 車内 L AN 2 5 0 4からパーキングあるいは車速データなどの 車両データを取得し (2 6 0 1 、 取得した車両データから車両状態、 本例では 車両が停止したかどうかを判断する (2 6 0 2 ) 。 車両停止の場合は車両の位置 情報を取得し (2 6 0 3 ) 、 取得した位置情報を携帯電話 2に送出する (2 6 0 4 ) 。 携帯電話 2は、 車載端末 1 3が送出した位置情報を、 車両内通信部 1 4 6 を介して取得し (2 6 0 5 ) 、 データ記憶部 1 1 2に保存する (2 6 0 6 ) 。 車 載端末 1 3から位置情報を携帯電話 2に転送する方法として、 ナビサーバ 8を経 由する方法も考えられる。 車載端末 1 3は電話網 6に接続するための回線接続手 段を有し、 車両停止を検出すると (2 6 0 2 ) 、 該回線接続手段を介してナビサ ーパ 8に車両位置を送信する。 携帯電話 2はナビサーバ 8から車載端末 1 3が送 信した車両の位置情報を取得する。 車両の位置情報をナビサーバ 8から取得する タイミングは、 例えば、 画面メニューの車両位置 (1 7 1 1 ) が選択された時で 構わない。
携帯電話 2の表示部 1 4 1には、 車载端末 1 3から得た車両位置を自車マーク ( 1 7 0 2 ) として地図と共に表示する。 さらに、 画面メニューの車両位置 (1 7 1 1 ) が選択されると、 該車載端末 1 3から取得した車両位置を出発地として 目的地までの経路を探索する。 本例では、 車載端末 1 3で得た位置情報を携帯端 末に送信する方法を説明した。 これにより、 携帯電話 2は G P Sアンテナ 4を有 することなく車両の位置を出発点にした経路探索が可能である。
—方、 携帯電話 2が G P Sァンテナ 4で検出した位置情報を車両位置に設定す ることも考えられる。 この場合、 車載端末 1 3は、 車両停止を検出し (2 6 0 2 ) 、 車両停止のメッセージを携帯電話 2に送信する。 携帯電話 2は、 車両停止 のメッセージを受信すると G P Sアンテナ 4から位置情報を取得し、 該位置情報 を車両位置とする。 屋内や周囲の建物に遮蔽されて G P S電波が受信できない場 所では、 携帯電話 2の G P Sアンテナ 4は測位サーバ 7から得た位置情報により 精度の高い測位が行えるため、 車載端末 1 3で検出された位置情報よりも精度の 高い位置情報を車両位置とすることができる。 さらには、 携帯電話 2において、 G P S電波状況に応じて車載端末 1 3から受信した位置情報と G P Sァンテナ 4 で検出した位置情報のいずれかを選択することも考えられる。
処理 2 6 0 4において、 車両位置とともに燃料残量、 走行距離、 冷却水温度や タイヤ状況等の車両情報や、 該車両情報に基づいて車載端末 1 3が診断した結果 を携帯電話 2に送信することも考えられる。 車載端末 1 3における音声合成手段 を用レヽて該車両診断結果およぴ位置情報を音声データに変換し携帯電話 2に送信 しても構わない。 これにより携帯電話 2から、 予め登録しておいた所定の場所に 車両位置情報および車両 (診断) 情報を伴った緊急コールが行える。 緊急コール は、 携帯電話 2に緊急コール専用ボタンを設け、 該ポタンを押下することにより 起動する。 あるいは携帯電話 2に予め登録しておいたアプリケーションを起動し 緊急コールを行う。
第 1 5図は、 携帯電話 2がナビサーバ 8からダウンロードした施設情報、 地図 データ、 経路および誘導データを車載端末 1 ' 3に転送し、 車載端末 1 3において 目的地までを誘導をする処理フローチャートである。 携帯電話 2において、 車载 端末 1 3との接続を検出、 あるいはユーザ操作 (ボタン押下、 アプリケーション 起動) により車载端末 1 3へのデータ転送が要求されると (2 7 0 1 ) 、 ナビサ ーバ 8から得た施設情報、 地図データ、 経路および誘導データを車载端末 1 3に 送信する (2 7 0 2 ) 。 ここで、 車載端末 1 3は測位サーバ 7を必要としな!/ヽ完 全自律方式による G P S測位を有しているので、 補正地点データは送信しない。 さらに、 車载端末 1 3が該経路に関わる地図データを有する場合は、 経路および 誘導データのみ送信すればいい。 車載端末 1 3は、 携帯電話 2から前記施設情報、 地図データ、 経路及び誘導データを受信すると (2 7 0 3 ) 、 ユーザに経路の確 認を促すための全体経路地図をディスプレイ 2 5 0 1に表示する (1 5 0 6 ) 。 ディスプレイ 2 5 0 1には、 経路を確認するための表示 「OK」 「NGj が全体 経路地図と共に表示される。 「O K:」 が選択されると、 該携帯電話 2から受信し た地図データ、 経路データに基づいて自車周辺の地図をディスプレイ 2 5 0 1に 表示し (2 7 0 4 ) 、 経路誘導 (2 7 0 5 ) を開始する。
携帯電話 2から地図、 経路およぴ誘導データ等の経路誘導に必要なデータを車 載端末 1 3に転送することで、 ディスプレイ 2 5 0 1や音声出力手段 (音声合成 処理、 スピーカ) などの車載端末 1 3の出力手段を利用し、 よりわかりやすい誘 導が行える。 携帯電話 2がビデオ出力 J /Fを有する場合は、 該ビデオ信号をデ イスプレイ 2 5 0 1に入力し、 地図、 経路、 誘導情報を表示することもある。 また、 本発明は、 実施の形態として説明した携帯型通信装置で用いられる経路 案内プログラムとしても実施することができ、 以下のものが挙げられる。
( 1 ) 経路を案内するナビゲーション手段を有する携帯型通信装置に使用され る経路案内プログラムであって、 前記携帯型通信装置を、 G P S電波を基に現在 位置を算出する現在位置算出部と、 前記経路に沿った案内を行う経路誘導部と、 前記携帯型通信装置とは別の装置と連携して前記現在位置を補正する位置補正部 として機能させ、 前記携帯型通信装置に前記位置補正部による位置補正処理が禁 止される区間である位置補正禁止区間を経路が含まれる地図上に設定させ、 前記 現在位置算出部によつて算出された現在位置が前記位置補正禁止区間の内部に存 在する場合に、 前記位置補正処理を禁止させるための携帯型通信装置の経路案内 プログラム。
( 2 ) 前記携帯型通信装置に、 入力された検索条件に適合する経路を探索する 経路探索部を更に有して機能させ、 前記経路探索部は、 前記現在位置算出部によ つて算出された現在位置の履歴を用いて前記検索条件を構成する経路の出発地を 入力させることとし、 前記経路の出発地は、 車両ドアの開閉操作が入力された時 刻における前記現在位置の履歴の位置とするための携帯型通信装置の経路案内プ ログラム。
( 3 ) 前記携帯型通信装置に、 入力された検索条件に適合する経路を探索する 経路探索部を更に有して機能させ、 前記経路探索部は、 前記現在位置算出部によ つて算出された現在位置または前記現在位置の履歴を用いて前記検索条件を構成 する経路の出発地を入力させることとし、 前記携帯型通信装置と車両に搭載され る車載機との接続が存在する場合は、 前記経路の出発地を前記現在位置とし、 前 記携帯型通信装置と前記車载機との接続が存在しない場合は、 前記経路の出発地 を前記車載機との接続が存在する状態から存在しない状態に遷移した時刻におけ る前記現在位置の履歴の位置とするための携帯型通信装置の経路案内プログラム。
( 4 ) 前記携帯型通信装置に、 運転中に操作を禁止する運転中操作禁止部を更 に有して機能させ、 前記運転中操作禁止部は、 前記現在位置算出部によって算出 された現在位置と、 前記現在位置の履歴とを用いて現在速度を算出し、 前記現在 速度が所定の速度を超える場合に、 操作を禁止するための携帯型通信装置の経路 案内プログラム。
( 5 ) 前記携帯型通信装置に、 前記経路の案内に使用される音声データを処理 する音声データ処理部を更に有して機能させ、 前記音声データ処理部は、 前記携 帯型通信装置が到着することで経路の案内を行う誘導地点に対応する名称の音'声 データを記録している場合は、 前記誘導地点に対応する名称の音声データと前記 携帯型通信装置に記録されている定型ガイダンスの音声データとを合わせて出力 し、 前記携帯型通信装置が前記誘導地点に対応する名称の音声データを記録して いない場合は、 前記携帯型通信装置に記録されている定型ガイダンスの音声デー タを出力するための携帯型通信装置の経路プログラム。
( 6 ) 前記携帯型通信装置に、 前記経路の案内に使用される音声データを処理 する音声データ処理部を更に有して機飽させ、 前記携帯型通信装置は、 前記経路 誘導部が経路の案内を行う間に、 前記携帯型通信装置が到着することで経路の案 内を行う誘導地点のうち、 前記携帯型通信装置の付近に存在する前記誘導地点に 対応する名称の音声データを音声データを有する装置から逐次受信し、 前記音声 データ処理部は、 前記誘導地点に対応する名称の音声データと前記携帯型通信装 置に記録されている定型ガイダンスの音声データとを合わせて出力するための携 帯型通信装置の経路案内プロダラム。 産業上の利用可能性 以上のように、 本発明にかかる携帯型通信装置は、 ナビゲーシヨン装置として 有用であり、 特に携帯型通信装置として携帯電話を用い、 車両に乗車している際 および歩行の際に用いるナビグーション装置として適している。

Claims

請求の範囲
1 . 経路を案内するナビゲーション手段を有する携帯型通信装置であって、 前記携帯型通信装置は、 G P S電波を基に現在位置を算出する現在位置算出部と、 前記経路に沿った案内を行う経路誘導部と、 前記携帯型通信装置とは別の装置と 連携して前記現在位置を補正する位置補正部とを含めて構成され、 前記携帯型通 信装置が前記位置補正部による位置捕正処理が禁止される区間である位置捕正禁 止区間を経路が含まれる地図上に設定し、 前記現在位置算出部によって算出され た現在位置が前記位置補正禁止区間の内部に存在する場合に、 前記位置補正処理 を禁止することを特徴とするナビゲーション手段を有する携帯型通信装置。
2. 前記携帯型通信装置は、 サーバ装置に接続され、 前記携帯型通信装置は 前記現在位置算出部によって算出された現在位置の履歴を用いて経路の出発地を 前記サーバ装置に送信するものとし、 前記経路の出発地は、 車両が停車した時刻 における前記現在位置の履歴の位置とすることを特徴とする請求の範囲第 1項に 記載のナビゲーション手段を有する携帯型通信装置。
3 . 前記携帯型通信装置は、 入力された検索条件に適合する経路を探索する 経路探索部を更に有し、 前記経路探索部は、 前記現在位置算出部によって算出さ れた現在位置または前記現在位置の履歴を用いて前記検索条件を構成する経路の 出発地を入力させることとし、 前記携帯型通信装置と車両に搭載される車載機と の接続が存在する場合は、 車両が停止した時刻あるいは車両が停止した位置情報 を車載機から取得し、 車両が停止した時刻における車両位置を前記現在位置とす ることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のナビゲーシヨン手段を有する携帯 型通信装置。
4. 前記携帯型通信装置は、 運転中に操作を禁止する操作禁止部を更に有し、 前記操作禁止部は、 前記現在位置算出部によって算出された現在位置と、 前記現 在位置の履歴とを用いて現在速度を算出し前記現在速度が所定の速度を超える場 合に、 操作を禁止することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のナピゲーショ ン手段を有する携帯型通信装置。
5 . 前記携帯型通信装置はサーバ装置に接続され、 経路、 誘導データおよび 音声データを前記サーバ装置から受信し、 前記経路の案內に使用される音声デー タを再生する音声データ再生部を更に有し、 前記音声データ再生部は、 前 IS受信 した音声データの中から前記誘導地点に対応する名称の音声データを出力するこ とを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のナビゲーション手段を有する携蒂型通 信装置。 -
6 . 前記経路の案内に使用される音声データを再生する音声データ再生部を 更に有し、 前記携帯型通信装置は、 前記経路誘導部が経路の案内を行う間 こ、 前 記携帯型通信装置が到着することで経路の案内を行う誘導地点のうち、 前 15携帯 型通信装置の付近に位置する前記誘導地点に対応する名称の音声データを前記サ ーバ装置から逐次受信し、 前記音声データ処理部は、 前記誘導地点に対応する名 称の音声データを出力することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のナビゲー ション手段を有する携帯型通信装置。
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