明 細 書
電子腿才料及びその製 去 嫌分野
本発明は、電子 才料及びその製^法に関する。 より具体的には、本発 明は、魏元素を含み力 内部に空孔を有する配向性グラフアイトを製造する ^去に関する。
背景贿
炭素からなるグラフアイトは、禱の垂隨ひ»薬品性を有するとともに、 高導電性でかつ高謝云導性を備えること力ら、ェ謝料として非常に簾であ る。 グラフアイトとしては、天然品も麵されるが、 ~¾的には人工的に製造 されたグラフアイトが用いられている。
例えば、 ポリイミド等の芳香族高分子を出発原料とし、 それを誠処理する ことにより、 シート状のグラフアイトを $¾tする; ^去が工業的に行われている (特開平 4— 8 4 6 0 0号公報)。 この人工ダラファイトの応用例としては、
XH用光学部品、高謝云導シート、高周 »:特 ι·生に優れた »板等が挙げられ る。
近年では、炭素材料を電子腿才料として利用する試みがなされており、そ の電子腿特 14を向上させるための検言お sなされてレ、る。形状を利用する:^去 としては、カーボンナノチューブに代表されるような尖った形状を利用する方 法が験されている。 一方、表面状態を変化させる施としては、仕事関数を 減少させることにより、 電子灘特 を向上させる試みがある。
仕事関数を減少させる方法としては、 微粒子を核として形成された炭素 の表面をァゾレ力リ金属またはァノレ力リ ±頻金属で覆うことにより、仕事関数を 低下させる; ^去が知られて Vヽる (特開平 1 0— 1 8 8 7 7 8号公報)。
一方、 炭素材料を謝云導シート等として するためには、 柔軟性、 弓嫉等 の特¾を持たせることが重要である。 そのためには、発泡状態 (多孔 を制 御すること力 S必要である。 このようなグラフアイトフイルムの製 法として は、原料の芳香族フィルムに纖質又は有機質ブイラーを励 Πして高温で懒 理して均一な発泡状態を作り出すことにより、柔軟性かつ弾性を有し、 "^な
厚さを有するグラフアイトフイルムの^ が知られている (特開 2 0 0 0 - 4 4 2 2 0号公報)。
以上のように、人工的にィ懷したグラフアイトを様々な用途に適用する試み がなされてきたが、 グラフアイトネ才料の柔軟' 14、電子 ¾t†特 1·生等をさらに向上 させるためには、 グラフアイト内部に適用な^ Sを導入するとともに、所定の 空孔を形成させることが効果的であることがわかってレヽる。
これに対し、特開平 4— 8 4 6 0 0 報に開示された雄は、高分子フィ ルムを»;理する過程において、 2 0 0 0°C以上の ¾¾で加圧成形すること によるグラフアイト観板の製 去である。 しかし、 この雄では、発泡は 起こらず、 グラフアイト内部に空孔を付与することはできない。 このため、 電
'子 特 ["生、柔軟性、強樹生等に富んだ己向性グラフアイトを^ tすることは 困難である。
一方、特開平 1 0 - 1 8 8 7 7 8号公報に開示された方法は、 微 子を 核にして形成した炭素の表面にアル力リ金属又はアル力リ土類金属で覆うこ とにより、表面状態を変化させ、電子腿特 I"生を改善する施である。しかし、 この 去では、表面状態を変化させることにより電子鍵特性を改善するもの である。 すなわち。 この方法では、 グラフアイト内部に空孔を形成される雄 ではないため、 電子放射特 14の改善に限界がある。
一方、特開 2 0 0 0— 4 4 2 2 0号公報に開示された;^去では、原料の芳香 族フィルムに無機質又は有機質フィラーを添口して高温で熱処理することに より、均一な発泡状態を作り出すことを目的として、 フィラーを含む 料 に 3重量%のステアリン酸カルシウム及び 5重量%のリン酸水素カルシウム を含んだ ¾^を検討されている。発泡状態を制御するためには、 フィラーの量 及ひ棚を検 i rることが重要である。 しかし、 この方法ではフイラ一として 金属元素は検討されておらず、金属元素の角¾¾1果による改善は期待できない。 以上のように、従来の施では、発泡状態を制御することが困難であるため、 グラフアイト内部に所望の空孔を付与することは困難とされている。
発明の開示
従って、本発明の主な目的は、 グラフアイトに所望の空孔を付与することに より、 電子腿特性が改善された電子膽才料を^^することにある。
本発明者は、高分子材料を原料として特定の^ ί牛下で «理することにより、 上記目的を できることを見出し、 本発明を誠するに至った。
すなわち、 本発明は、 下記の電子 才料及ぴその製 ^去に関する。
1. 配向性グラフアイトからなる電子漏才料の 去であって、炭 素以外の粒子形態の第 2成分を表面に配置した状態で高分子フィルムを熱処 理することにより、 当該第 2成分を含みかつ内部に空孔を有し、密度が 0. 6 0 gZ c m3以上 2. 0 0 g/ c m3以下である配向性グラフアイトを得る工程 を有する製 去。
2. fiflB高分子フィルムの表面に配置された第 2成分が固体であって、 t¾!2高分子フィルムの表面に膽己第 2成分を振りかけることにより tiitS第 2 成分が表面に配置される、 膽己項 1に言纖の^ t^?去。
3. · ΙίίΙΕ高好フィルムの表面に配置された第 2成分が液体であって、 tin己第 2成分の激夜又は分散液を tin己高分子フィルムにコーティングするこ とにより謝己第 2成分が表面に配置される、 編 ¾Β 1に雄の
4. 第 2成分の ~¾又は全部;^讓理中に導入される歸 B¾ 1に纖の 製 去。
5. 高分子フィルムの厚みが、 1 0 /Z m以上 2 0 0 μ m以下である廳己 項 1に記載の製 去。
6. 高分子フィルムが、 ポリアミド、 ポリイミド、 ポリフエユレンテレ フタルアミド、 ポリフエ二レンォキササジァゾ一/レ、 ポリべンゾチアゾール、 ポリベンゾビスチアゾーノレ、 ポリフエ二レンべンゾィミダゾール、 ポリフエ二 レンべンゾビスイミダゾール、ポリチアゾーノレ、ポリパラフエ二レンビエレン、 ポリアミドイミド及ぴポリアタリロニトリルの少なくとも 1種である tin己項 1に記載の製 去。
7. »理が、 4 0 0で以上3 2 0 0°〇以下の?¾!^囲で行ゎれる鎌3 項 1に纖の製造施。
8. »理が、第 1 »理として 4 0 0 °C以上 1 4 0 0。C未満の 範 囲で行われた後、第 2»理として 1 4 0 0°C以上 3 2 0 0°C以下の fi¾範囲 で行われる謝 S¾ 1に読の製
9. 謙己第 1讓理と嫌己第 2»理との間に、炭素以外の第 2成分を
嫌己高分子フィルムの表面に配置させる、 ΙϋΙΒ¾8に記載の製 去。
10. 第 1瞧理した後、 30 °C以下に微!]し、次!/、で第 2 i¾Wを行 う嫌 KB 8に纖の製 去。
11. 第 び Z又は第 2»理における が、 1 o°c/ 分以下である灘6¾8に纖の製 去。
12. 第 1 »理後の^ *卩¾¾及び Z又は第 2 理後の冷却 が、
1 ο°α /分以下である嫌己項 10に記載の製 去。
13. 第 2成分が、得られる配向性グラフアイト中 10重量 p pm以上 10重量%以下とする嫌 Ε¾1に記載の製^去。
14. 第 2成分が、 元素の少なくとも 1種である嫌頭1に雄の 製
15. 第 2成分が、 N i、 Cr、 Fe、 Pd、 I r、 P t、 P、 Ca、
S i、 A 1及ひ M gの少なくとも 1種である嫌 Kg 1に言織の製^ ¾o
16 · 粒子の平均雄が、 1 μ m以上 50μ m以下である嫌頭 1に記 載の製 去。
17. 配向性グラフアイトが、炭素の六員環離からなるグラフェンが 波状に麵してなる ¾1体から構成される嫌頭 1に記載の製 去。
18. 酉己向†生グラファイトにおける c軸方向の結晶子サイズが、 1 On m以上である維頁 1に記載の製
19. 配向性グラフアイトにおける空孔の大きさが 10 nm以上 10 μ m以下である嫌頭 1に記載の製
20. 配向性グラフアイトからなる電子 才料であって、 1)炭素以 外の第 2成分を含みかつ内部に空孔を有し、 2) その密度が 0. 60
gZcm3以上 2. O O g/cm3以下である電子 ¾##才料。
21. 第 2成分が、配向性グラフアイト中 10重量 p pm以上 10重 量%以下含まれる謙 e¾i 9に記載の電子 才料。
22. 第 2成分が、麵元素の少なくとも 1種である籠頭 20に記載 の電子漏才料。
23. 第 2成分が、 N i、 Cr、 Fe、 Pd、 I r、 P t、 P、 Ca、 S i、 A 1 ΆΧ Μ gの少なくとも 1種である Ιίίΐ3® 20に記載の電子 ¾|#才料。
2 4. 配向性グラフアイトが、炭素の六員^ からなるダラフェンが 波状に積層してなる ¾1体である ttftS頃 2 0に! ^の電子お ttftt料。
2 5. 配向性ダラファイトにおける c ffe ^向の結晶子サイズが、 1 O n m以上である tff|B¾2 0に記載の電子應才料。
2 6. 配向性ダラファイトにおける空孔の大きさ力 S 1 0 n m以上 1 0 m以下である肅己項 2 0に記載の電子腿才料。
2 7. 謝上に少なくとも電子藤層、 制御 及ひ^1を有し、 電子^材料と制御電¾11とが絶縁層を介して配置されてなる電子 ¾ 素子 'であって、嫌己電子 層が に記載の電子 ¾|#才料である電子 ¾lt素 子。 図面の簡単な説明
図 1は、讓麵程にぉレヽて錢元素を導入することにより、 グラフアイト シートを作成する製^去を示す図である。
図 2は、高分子フィルムに^ Sを蒸着しておき、 あらかじめ »理すること により^微粒子を形成しておくことによる、 グラフアイトシートの製 去 を示す図である。
図 3は、滅元素を含み、空孔を有する配向性グラフアイトの断面を電子顕 «で観察した結果を示すィメージ図である。
図 4は、内部に空孔が雜しないグラフアイトの積層 を示 試図であ る。
図 5は、 内部に 元素を含み、空孔を有する配向性グラフアイトの麵構 造を示す摸式図である。
図 6は、 本発明の電子膽素子の一例を示 iH略図 (断面図) である。 符号の説明
8 0:電子腿素子
8 1 :謝
8 2:慰廳
8 3 :電子簾層
8 4 :制御動鴯
8 5:謹本層
8 6:制御應
8 7:はみ出し部
8 8:空間領域 発明を実施するための最良の形態
1 . 電子腿材料の SS ^法
本発明の電子腿材料の製 去は、配向性グラフアイトからなる電子腿 材料の製 去であって、炭素以外の粒"?^態の第 2成分を高^ ΐフィルムの 表面に配置した状態で当 分子フィルムを «することにより、 当該第 2 成分を含み力、つ内部に空孔を有し、密度が 0. 6 0 g/ c m3以上 2. 0 0 g / c m3以下である配向性グラフアイトを得る工程を有することを糊敷とする。 高分子フィルム
高分子フィルムの形状は、特に限定されず、 ~¾的には 2 0 0 μ πι以下の範 囲内で 望の物性、翻 ^^に応じて適宜決定すれば良い。 特に、 2 0 μ πι 以上 1 2 5 μ πι以下とすること力 S望ましい。
高分子フィルムの材質は、 »理によりグラフアイトを生成するものであれ ば限定されな!ヽ。特に、 理によりグラフアイトを «し付!/ヽという点で、 ポリアミド、 ポリイミド、 ポリフエ二レンテレフタ/レアミド、 ポリフエ二レン ォキササジァゾール、 ポリべンゾチアゾール、 ポリべンゾビスチアゾール、 ポ リフエ二レンべンゾィミダゾール、 ポリフエ二レンべンゾビスィミダゾール、 ポリチアゾーノレ、 ポリパラフエユレンビニレン、 ポリアミドイミド及びポリア クリロニトリルの少なくとも 1種が好ま L ヽ。
高分子フィルムは、 1枚又は 2枚以上を用レヽることができる。 2枚以上を用 いる には、各フィルムを積層した状態で麵することができる。この齢、 層間に第 2成分を介在させて »理することもできる。
第 2成分
第 2成分は、 炭素以外の元素 (金属元素等) の中力ら、所望の物性等に応じ て適 31ί尺することができる。 例えば、 N i、 C o、 F e、 P d、 I r及ぴ P tの少なくとも 1種は、炭素との 性が高いために化^/を形成したり、触
媒性が高く活 [4を高めることができ、各種特 I·生を大きく改善することができる。 また、例えば P、 C a、 S i、 A l及ひ Mgの少なくとも 1種は、 fWi 程 において繊军してグラフアイト麵面全体に拡がるため、原料高好フィルム 力炭素化'グラフアイト化する際に、炭素 の元素をフィルム外部に放出し 付くなり、発泡状態を制御し、 グラフアイト内部に空孔領域をもたせること が可能となる。
第 2成分は、配向性グラフアイト中に導入されるように Si¾系に雜させれ ば良い。 また、第 2成分は、 配向性グラフアイト中に導入される限り、 固体又 は液体のい であっても良い。 固体の齢には、例えば第 2成分の粒子を高 フィルム上に配置し、 »理すれば良い。 液体の は、例えば第 2成分 の溶液又は分散液を高分子フィルムにコーティングし、次いで »理すれば良 い。
第 2成分の供給源としては、第 2成分の単体のほか、第 2成分を含 tH匕合物、 合金、 観間化^/等のいずれも使用することができる。
第 2成分の棚量は、 目的とする電子 才料の特 |~生、第 2成分の穩頁等に 応じて適:!决定すれば良い。 一般的には、得られる配向性グラフアイト中 げ なわち、 グラフアイト及び第 2 の合計中 (以下同じ。)) 1 0fi*p p m¾ 上 1 0重量0 /0以下、特に 1 0 0重量 p p m以上 2重量%以下となるように調整 することが望ましい。
讓理
本発明では、第 2成分の 下で高分子フィルムを讓理する。第 2 は、 襲理する前に被して 、ても良いし、あるレ、は讓理中に第 2成分の ~¾又 は:^! ^導入されても良い。 第 2成分の被下で健理する齢には、第 2成 分 元素等) が高分子フィルムの炭素化'グラフアイト化 こ影響を与 える。 すなわち、所望の発泡状態を起こさせ、 グラフアイト内部に空孔を付与 することが可言 となる。 その結果、酉己向' グラフアイトの内部に第 2成分が含 まれることにより電子放出特 が改善される。 特に、 »纖程にぉレ、て第 2 成分(特に金属粒子) の一部又は全部を導入する には、 特定の^ ^ Sに おいて第 2成分を ®¾させることができるため、少量の第 2成分で効率良く反 応させることができる。一方、 高分子フィルムに予め第 2成分を させてお
くことにより、 効率良く ®¾させることも可會 gである。
讓理の条件は、高好フィルムからグラフアイトが^ るように、用い る高^"フィルムの觀、 第 2成分の觀等に応じて適! ¾更できる。
讓理 は、 H¾的には 4 0 0°C以上 3 2 0 0°C以下の^^囲で設定す れば良い。
特に、第 1»理として 4 0 0°C以上 1 4 0 0°C未満(特に 1 0 0 0°C以上 1 3 0 0。C以下) の? ^囲で行われた後、第 2f«として 1 4 0 0°C以上 3 2 0 0°C以下(特に 2 5 0 0°C以上 2 9 0 0。C以下) の fig範囲で行われる ことが望ま UV、。 この^^、 第 1 した後、 3 0 °(3以下 (特に 5 °C以上 3 0°C以下) に^!]し、 次いで第 2f«を行うこと力 S望ましい。
また、第 1 fW¾び/又は第 2»理における は特に限定されな Vヽが、 的には 1 0 °CZ分以下、特に 2。CZ分以上 1 0。C,分以下、 さらに は 3°CZ分以上 1 0°CZ分以下とすることが望ましい。
的ではないが、通常は 2 0°CZ分以下、特に 1°CZ分以上 2 0°CZ分以下、 さ らには 4 °0 分以上 1 0 ° /分以下とすること力 S望ましレ、。
本発明における »理の時間は、高分子フィルムがグラフアイトに変化する のに な時間とすれば良く、 »理^等に応じて適! ^定することができ る。 一般的には 1 0分以上 3時間以下の範囲内とすれば良!/、。
fW雰囲気は、 特に制限されず、還元性雰囲気、 性ガス雰囲気、真空 中等の 、ずれであっても良レ、が、特に不活生ガス雰囲気とすることが望ましレ、。 不活性ガスとしては、例えばアルゴン、ヘリウム、 窒素等を挙げることができ る。 特に、 アルゴン等を好適に用いることができる。
このようにして得られる電子 才料は、第 2成分を含みかつ内部に空孔を 有する配向性グラフアイトカら構成される。 具体的には、 下記 2. に示 fit を有する電子 才料を得ることができる。
2. 電子腿材料
本発明の電子 才料は、配向性グラフアイトからなる電子 才料であつ て、 1 )炭素以外の第 2成分を含み力 内部に空孔を有し、 2)その密度が 0. e O gZc m3以上 2. 0 0 gZ c m3以下であることを赚とする。
本発明の電子»}¾ "料の密度は、単結晶グラフアイトの密度が 2. 2 6 g/ c m3であるのに対し、 0. 6 0 gZ c m3以上 2. 0 0 g/ c m3以下 子ま しくは 0. 8 g " c m3以上 1 . 5 gZ c m3以下) である。密度が大きすぎる と、電子腿材料として所定の弓艘を纖できなくなる。 また、密度が小さす ぎると、 所望の電子腿特生が得られなくなる。
本発明の電子放射ネオ料は、第 2成分を含む。 すなわち、第 2成分が配向性グ ラフアイト中に含まれる。 第 2成分は、嫌己 1 . で示したものを価すること ができる。
第 2成分の含有量は、所望の電子 特性、第 2成分の 等に応じて適宜 設定すれば良レ、が、一般的には配向性ダラファイト中 1 0重量 P p m以上 1 0 重量%以下、 特に 1 0 0重量 p p m以上 2重量%以下とすることが望まし V、。 本発明における 「配向性グラフアイト」 とは、炭素の六員環職からなるグ ラフェンどうしが TO〖 層された ¾ ^なグラファイト ではなく、炭素の 六員環構造からなる平板状ダラフェンが複数層に積層してなるダラフェン体 (積層体) 力 さらに、 その断面視において波状 ¾み重なっている蘭体を いう。本発明の酉己向†生グラフアイトは、積み重なつているダラフェン体どうし の間に空孔が械する。換計れば、本発明の配向性グラフアイトは、積み重 なっている 2つのグラフェン体どうしの {« (層間 力 S—定でないという 赚を有する。
このように、層間に空? L¾び第 2成分を被させ、各層 (各グラフェン) を 波状 させてグラフアイトの表面状態を変化させることにより、優れた電 子; W特 |~生を発揮させることができる。
•また、本発明では、酉 S向性グラフアイトにおける c軸方向の結晶子サイズが、 1 O n m以上(一層分が 0. 3 5 4 n mであること力、ら、約 3 0層以上に相当) であることが好ましレ、。結晶子サイズが 1 O n m¾満の齢には、炭素の六員 環構造からなる平面構造 (グラフヱン構造) を積層した構造が断片的になり、 グラフアイト全体として所望の機能が発揮できなくなるおそれがある。
空孔の大きさ及 ϋ¾布量は限定されず、所望の電子 特! ~生等によって決定 すれば良レヽ。空孔の大きさは、通常は 1 0 n m以上 1 0 m以下であれば良 ヽ。 空孔の分布量は、 配向性グラフアイトの密度が 0. 6 0 gZ c in3以上 2. 0
0 gZ c m3以下となるように霞 ば良い。
3 . 電子腿素子
本発明は、 凝才上に少なくとも電子腿層、 制御 «®ι及ひ 漏を有し、 電子舰材料と制御^ iiとが絶^!を介して配置されてなる電子¾ 素子 であって、 lift己電子 ¾l†層力 S本発明の電子 才料である電子 素子も包含 する。
本発明の電子腿軒は、電子藤層として lift己 2 . の電子腿才料を用い るほかは、 の電子謝素子で採用されている要素 (スぺーサ一等) を適用 することができる。
謝は、 の材質から適!^いることができる。 例えば、 ガラス、 、 セラミックス (A 1 203、 Z r 02等の酸ィ )セラミックス、 S i 3N4、 B N 等の非酸化物セラミッタス) 等の終椽性材料;低抵抗シリコン、 金属 '合金、 雄間化^等の導電性材料を用いることもできる。謝の厚みは限定的でな く、 的には 0 . 5 mm以上 2 mm以" I¾ とすればよい。
電子腿層に〖鉢発明の電子簾材料を用いる。 これは、少なくとも離中 で電子を放出するものであればよい。 電子腿材料は、 1歡は 2種以上で用 いることができる。また、本発明材料以外の電子 才料(例えば、シリコン、 材潜) 力 S含まれていてもよい。
さらに、本発明の効果を妨げない範囲内で電子腿才料以外の成分が含有さ れていてもよい。 好ましくは、本発明材料が電子腿層中 2 0 ίφ¾%以上 (特 に 5 0 #¾%以上 1 0 0 {權%以下) 含まれる。
電子腿層の厚みは、用いる電子 才料の觀等によって異なるが、一般 的には 0 . 5 μ m以上 2 0 μ m以! ¾gとすればょレヽ。
電子腿層の表面に f^:発明材料が露出してレ、る。電子 ¾lt層の全部が本発 明材料 (電子鍵才料) 力ら構成される^ \ すなわち、 電子簾層が本発明 材料(電子 才料) 力 なる:^には、 当然、 電子謝層の表面に本発明材 料(電子; 才料) が露出することになる。 一方、 電子 ¾lt層の一部力 s本発明 材料 (電子 才料) を含む:^には、 当該本発明材料(電子 才料) の一 部または全部が電子放射層の表面に露出している。 また、 この電子放射層は、 カーボンからなることに例示されるように、 導電性を有する。
電子藤層は、廳己 1. で得られた電子纖才料をそのまま価することも できる。 また、粉末状の電子繊才料 一ストの鐘莫を賊して得られ るもので形 ^1 "ることができる。例えば、平均雖 0 . 5 μ m以上 1 0 μ m以 Sの 末 子 才料に ィンダー(ィソプロピゾレメタァクリレー ト等) を混合して得られるペーストを τ¾¾¾ϋ上に塗布し、得られた讓を 焼成して有機パインダーを除去することによって所定の電子 射層が好適に 得られる。 このような電子 w層も、所望の電子 w特 I·生を発 tることがで さる。
本発明では、 ¾ ^と電子 ¾w層との間に下部 m®iを介在させること力 s望ま しい。 Τ¾5雷廳は、電子腿層へ電子を供給できる材質であれば特に限定さ れない。 例えば、 アルミニウム、 チタン、 クロム、 ニッケル、銅、 金、 タンダ ステン等の^木才料;シリコン、窒化ガリゥム等の低 ί¾¾η形^体と^ mと を積層した複合材 を使用することができる。 ¾ΐ5饍 i の厚みは、 に【ま1 μπι以上 5 0 μπι以 ^とすればよい。
制御饍廳は、 ME印加によって電子謝層に対して を与え、 その離 弓娘によって ¾w«子量を制御する機能を有する。そのような機能を有する限 りその材質は限定的でない。 特に、 瞧する層との密着性、 パターンィ懷等の カロェ性等に富 t^JSを女¾1に使用することができる。一般的には、 アルミニゥ ム、 -ッケノ! ^を鍵に用いることができる。 制御暫廳の厚みは、通常 0 . 1 β m以上 3 μ m以 とすればょレヽ。
本発明素子では、電子騰層と制御 と力 s撤 しない限り、 どのような 配置をとつてもよい。 電子謝層と制御 ¾S との間は、空間及ひ 縁体の少 なくとも 1種が介在すればよい。 例えば、 謝上に設けられた電子謝層が、 空間を隔てて制御爵廳と対向するように配置してもよい。 具体的には、 のスピント型電子放射素子におけるゲート電極とェミッタ 配置と同様にす ることもできる。上記空間は、真 ¾Xはそれに近!/ヽ状態とすることが好まし 、。 両層間の薩は、 所望の性能、 電界強度等に応じて適 Kめることができる。 一般的には、 上記赚が短いほど、 より低い で済む。 また、 電子謝層と 制御窗廳とは、 実質的に に配置されて 、ること力 子ましレ、。
「電子腿層と制御爵廳と力撤虫しない」 とは、後财る図 6に例示され
るように、電子放出層と制御 とが離間し、 これらの間で 椽が保たれて いることを意味する。
電子藤層と制御鳒酺は、互いにスぺーサ (絶禄体) を介して両者が固定 されてもよい。 スぺーサとしては、 例えばアルミナ、 ジノレコユア、 二酸化ケィ 素等の絶椽材料を好ましく することができる。
本発明素子の製 去は、 の薄難造鎌、糟機造娜溥を利用す ればよい。 薄藤造 ¾ ^としては、例えばスパッタ法、真空蒸着法、 電子ビー ム蒸着法、 ィ匕学的 目蒸着法 (CVD) 等を麵に用いることができる。 特に、電子灘層の形^^去についても、纖反上に設けられた ¾es上 に固定できる限り、制限されない。 例えば、 1 ) 導電'! 剤によって、雄 上に設けられた r¾m¾ 上に電子漏才料を鶴する雄、 2)電子漏才 料を粉碎して得られる粉末を^ ィンダ一に混合して得られる混合物(電子 料含有ペースト)を下部爵廳上にコーティング又は印刷する雄、 3) 下部慰編上で電子腿才料を^ し、そのまま電子觸層とする;^^を採 用することができる。 上記の導電 I"蝶着剤、 ¾ ^インタ 等は、 のもの 又は市販品を することができる。
本発明の電子放出素子は、 の電子簡素子と同様の^ ¾で睡させるこ と力 sできる。例えば、 肚に設けられた下部慰廳と制御 llに所定の電 圧を印加すればよい。 ®Eは、 電子腿層が電界強度 1 X 1 06VZm以上の 離にお力れるように調節すればよい。 この齢、麵雰囲気は、 ~¾的に真 空又はそれに近い状態とすること力 s好ましい。 また、 i!HttSJ は限定的ではな
V、が、通常 0 °C以上 6 0 °C¾T¾i に設定することが望まし、。また、 直流又はパルス状 娥) のい *mであってもよい。
図 6には、本発明の電子放射素子の一例の概略図 (断面図) を示す。 電子放 射素子 8 0は、 的な構成要素として、凝才 8 1、 W (下部 Mi) 8
2、電子を る電子腿層 8 3、絶椽体層 8 5、電子簾のための ®£淛 御霪原 8 6 )を印加する制御慰驄 8 4を有する。ここに、電子藤層 8 3は、 各実施の形態で説明した電子 ¾ l†材料又はそれを含む複合材料から構成され る。
謝 8 1上には、 8 2及び電子藤層 8 3力 S形成され、その近傍に絶
Uf 8 5を介して制御 ®ϋϋ 8 4が設けられて ヽる。 図 6では、制御雷!)! 8 4は、従来のスピント型電子謝素子のゲート籠と同様に、電子腿層 8 3 の上部周辺を取り囲むように形成されているが、他の鎌であってもよ ヽ。 絶漏 8 5上に形成されている制御窗龌 8 4においては、制御暫鷗の一 部が 8 5力らはみ出た 「はみ出し部 8 7」 を構^ る。 はみ出し部の形 成は、必須ではなく、必要に応じて適 うことができる。 図 6では、 このは み出し部と電子藤層との間の領域 8 8は、空間になっているが、絶椽体で充 填されていてもよい。
謝 8 1は、 ^^的にガラス 又は 反が好ましく用いられる。また、 廳己のように、 シリコン鎌、魏纖友等の導電' を用いることも 可能である。 導電个耀才を用いる ¾ ^は、慰廳 8 2の機能を導電十纖才に持 たせることもできる。
®jll 8 2としては、 アルミニウム、 チタン、 クロム、 ニッケル、 銅、 金、 タングステン等の 材料のほか、 シリコン、 窒化ガリウム等からなる^^ n形轉体と を編した構造が である。放出雜を安定化させるため に、上記慰1)1と¾¾倒莫を積層させた «3tを ^ϋϋ 8 2として用いても良い。 なお、 ®ϋϋ 8 2の厚さは、 ~¾的には 1 z m以上 5 0 /i m以 1¾gとするこ と力 S好ましい。
電子漏層 8 3は、 電子腿成分を骨格部に有する多孔質体が適用される。 その代表的な構造として、 細孔サイズが数 1 O n mの多孔質体が挙げられる。 また、電子漏層 8 3は、制御 8 4に印加された によって生じる電 界によって、 電子を真空中に る機能を有する。 その材料は、 上記したも のの中から適: 131択される。
制御慰觸 8 4は、 HE印加によって電子藤層 8 3に対して電界を与え、 その弓艘によって ¾M子量を 嗍する機能を有する層である。 これは、絶椽 体層 8 5上に形成されている。 は、霞原 8 6の正極に接続された制御慰亟 8 4、 葡原 8 6の負極に接続された慰編 8 2に印加される。
図 8では、 電子放射層 8 3は、 絶縁体:層 8 5を介して制御電極層 8 4に しているが、電子腿層 8 3と制御爵廳8 4力 S擲虫しない限り、絶縁体層 8 5を用いなくてもよい。
電子藤素子 8 0では、 電子腿層 8 3に本発明材料を適用しているので、 従来よりも効率的な 集中効果を得ることができる。 その結果、印加 ¾Εも 従来に比べて低くすることができる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、高好フィルムを錢元素の 下で · 理することにより、 元素を含み空孔領域を内包した配向性グラフアイトを 製造することができる。 これにより、 «理による炭素化'グラフアイトィ 応の際に、角赚カ果が期待できるため、発泡状態を大きく変化させることがで きる。 すなわち、 グラフアイト内部で発泡が生じ、 グラフアイト積層 «5tの各 グラフヱン体が緩く曲がる (緩く湾曲する)結果、 グラフアイト内部に所望の 空孔領域をもたせることができる。 また、 グラフアイト内に空孔が形成され、 グラフアイト表画こ凹凸構造が形成されることにより、高品質で柔軟 (4、強靱 性等に富み、 云導性に優れたグラフアイトが得られる。 さらに、 第 2成分の ½により、表面状態が変化することによつても電子 特 I"生の向上に寄与す ることができる。
産業上の利用可能性
本発明の電子放†!才料は、第 2成分及 υ¾孔の存在により、優れた電子放出 特性を発揮できることから、従来品よりも優れた電子藤素子を »すること ができる。 このため、 これを利用した各種の電子デバイスに柳〖 瞧するこ とができる。 例えば、 蛍光体発光素子、 画雄画装置 (特に雕放出ディスプ レイ) 等に好適に用いることができる。 画 ί纖 T装置にあっては、 大丽のデ イスプレイの 1stにも^ Uである。 以下に、 実施例を示し、 本発明をより詳細に説明する。 ただし、 本努明は、 例に限定されない。
(実施例 1 )
高好原料として、東レ'デュポ^ポリイミドフィルム (商品名 「カプト ン」 (登録商標)、厚さ 2 5 ^u mX 1 0 O mmX 1 0 O mm) を用いた。 ½ 1
0 μ mの F e粉末 1 gを爾己ポリイミドフィルムの表面に振りかけることに より当該 F e粉末をポリイミ ドフィルムの表面に配置した後に電気炉の中に
A lて を行つた。アルゴンガス雰囲気で室温から 1200 °Cまで 3 °C/ m i 11の ¾3^で ?显した後、 1200°Cで 3時間 «した(予備誠エ 。 なお、 囲気としては、窒素ガス等の稀 14^'スのい T Lかでも可能で あり、 またアルゴンと窒素ガスの混合ガスを することもできる。 また、金 属立子の粒径は 10 μ mに限定されるものではなく、 1 i m及び 50 μ m¾ の F e粉末を使用できた。さらに、麵元素は F eに限定されるものではなく、 N i、 Co、 P d、 I r、 P t等を棚してもよい。 また、 元素を導入す る は 600°C以上 900°C以下の 範囲であってもよレヽ。加熱と M)¾の 際の昇 度は、 3°0/m i nに限るものではなく、 1 (TO m i n以下であ れは^ T能である。
予備誠工程の後、室温まで踏を下げた。本雄例 1では、 ¾*P蒙を 5°C Zmi nとした。 なお、 !!艇は、厳密に制御する必要はなレ、が、 H¾的に は 10 °C/m i n以下とすること力 S好まし 、。
この^ 1舰工程では、 出発原料が讓旱して窒素、瞧及び水素力 S抜ける ことにより、重量比で離原料の 50 %から 60 %となり、 グラフアイト前駆 体となった。 この i^WSが起こる際に金属元素を導入することにより、炭 素と させて本;^においてグラフアイト化の促進を図るとともに、 グラフ アイト内部に空孔を形成させることができる。
さらに、予備誠を終えた辦斗を超高 戸に移して本難を行った。本難 例 1では、 1200 °Cまでは 5 °C/m i nで行レヽ、 その後は、本 «
¾¾2800°Cまでは 3°0/ηι i n ¾gとし、 2800°Cでの^^時間 を 2時間とした。
本;^越の を職した後、冷却した。 P藤は、 2800°C力、ら 220
0°Cまでほ 10°CZm i nとし、 2200°Cから常温まで 20°C/m i nとし た。 fiJlBの冷却赚は 10 °CZm i nに限るものではなく、 1 °C/m i n以上
20°C/m i n以下の範囲で濯ぶことが可能である。
このようにして得られたグラフアイトシートの厚さは約 60冥 であった。 また、 «電子顕纖 (SEM) でグラフアイトシートの断面を観察した。 そ の結果、図 3に示すように、 ダラフェンが波状に湾曲しながら積層した衞告を 力 S«することできた。 グラフアイトシート内部には の空孔が してお
り、空孔の大きさは 5 0 nm〜5 0 0 nmであった。 I C P発光^で分析し たところ、 シートに含まれる^ Sの濃度は 0. 1重量%であった。
X線回折で得られたグラフアイトの回折ピークを言科面した結果、 ピークの口 ッキングカープの^ f直幅の角晰から、 c |fc¾T向の結晶子サイズが 1 O n m以上 であることがわかった。 一方、 S EMでの観察では、 1つ 1つのグラフアイト
¾ϋ面の厚さは 1 μ m以下であり、積層面方向で折れ曲がりのなレ、S 的な積 層面の大きさは 1 0 m以下であることがわ力つた。
また、 グラフアイトシートの密度を測定すると 1 . O gノ c m3であり 、 単 結晶グラフアイトの密度が 2. 2 6 gZ c m3であるのに比較すると、 内部に 空孔領域を内包していることを反映してレ、る。
このようにして得られたグラフアイトシ一トの を模式的に示す。 図 4に 示すように、発泡が起こらず、空孔領域のないグラフアイトシートは、全体と してグラフアイト積層構造がシート全体に積み重なっているものの、シート全 体が単結晶ではないので、積層面の一部でグラフアイト積層面が切れたり、積 層間距離が拡がって ヽる。 一方、 ^ ιのようにして形成したダラフアイ トシートの^:図を図 5に示す。 図 5に示すように、 このシートは全体にわた つてグラフアイト積層面が折れ曲がり、 シート内部に 1 0 nm〜: 1 0 μ mの空 孔領域があり、 その中に德元素が被してレ、る。
得られたグラフアイトシート (本発明シート) について、 電子 特性を評 価した。 慰亟治具上にグラフアイトシートを固定じ、真 置内でグラフアイ トシートをt¾とし、 対極との間に Sffiを印加して電界漏特性を測定した。 グラフアイトシートの 特 I1生は、 3 k VZmmの 娘で 6 X 1 0— 4
A/ c m2の放出電流であった。
第 2成分を勸 [1しないほかは実施例 1と同様にして製造したグラフアイト シート (比較シート) について同様の測定を難した。 その結果、 比較品の放 出電流は 5 X 1 0一5 AZ c m2であった。 この結果より、 本発明シ—トのほう 力 より電子を放出し付いことが麵された。
さらに、本発明シートの謝云導特 !■生を言權するために、垂原とヒートシン クとの間に本発明シートを挟み、 原とヒートシンクとの 差を測定した。 2 c mX 1 . 5 c mの大きさの ¾ ^原とヒートシンクとの間に、 2 c mX l .
5 c mの大きさの本発明シートを挟んで固定した。 固定は、 M3ビスにより、 締め付けトルクを I MP aとして実施した。垂原に 4Wの を ¾Λして発 熱させ、定常状態になった時点での垂原とヒートシンクとの滅差を測定し、 謝氐抗値を求めた。 その結果、 比較シートの謝職 0. 4 0°C/Wに対し、本 発明シートでは 0. 2 2°C/Wと小さくなることがわかった。 これは^ )1元素 を含み空孔領域を内包して!/ヽるために、 虫が良好となったためと考えられ、 謝云 ¾1才料として女道であることを麵した。
本 ¾fi例 1で用いた出発原料はポリイミドフイノレムであつたが、ポリイミド 以外の高分子フィルムの齢でも、上記と同様の縛去でグラフアイト化が可能 であることを した。 具体的には、 ポリフエ二レンテレフタルアミド (Ρ Ρ
ΤΑ)、 ポリフエ二レンォキササジァゾール (P OD) , ポリべンゾチアゾーノレ (P B T)、 ポリべンゾビスチアゾーノレ (P B B O)、 ポリフエ二レンべンゾィ ミダゾール (P B I )、 ポリフエ二レンべンゾビスィミダゾール (P P B I )、 ポリチアゾーノレ (P T)、 ポリパラフエ-レンビニレン (P PV) などの高分 子フィルムでも、麵元素を含み内部に空孔領域を内包した配向性グラフアイ 卜シート力 S得られた。
(鐘列 2)
本実施例 2では、 ポリイミドフィルムとして東レ ·デュポ^カプトン さ 2 5 /z m、 1 0 0 mmX 1 0 0 mmの大きさ) を出発原斗とし、 例 1と 同様の離プログラムにより、 »理を行った。 予備越を終えた^を超高
? 戸に移し変えて、粒径 1◦ mの F e粉末 1 gをポリイミドフィルムの表面 に振りかけることによりポリイミドフィルムの表面に F e粉末を配置した。そ の後、 これを超高 の中に て讓理を行った。 難例 1と同様の プ 口グラムにより、本誠を行った。麵元素は F eに限定されるものではなく、 N i、 C o、 P d、 I r、 P t等を {吏用してもよい。
このようにして得られたグラフアイトシートの厚さは約 5 O mであり内 部に錄の空孔領域が被しており、 その内部に^ ϋ元素力 S認められた。 また X線回折で得られたグラフアイトの回折ピークを言 ¥fffiした。 その結果、 c軸方 向の結晶子サイズが 1 O n m以上であり、 密度を測定すると 1 . 6 g Z c m 3 であった。 断面を観察すると、 グラフェンが かに折れ曲がりながら積層し
たグラフアイト ^をもっていること力 ¾ できた。
(実施例 3 )
本難例 3では、 ¾1滅ェ程では録元素を導入 ·¾τΤに、雄例 1と同様 の湄度プログラム スケジユーノレ) により、 |»理を行った。 予備焼成を 終えた^ 1·を超高? に移し変え、 実施例 1と同様の^^プログラムにより、 本焼成を行った。本焼成工程における 2 0 0 0°Cの温度において、粒径 5 β ϊπ のリン 素カルシウム粉末 1 gを 1 8 0 0 °Cに加熱し気化させ、アルゴンガ ス中に混ぜて導入し、 させた。
このようにして得られたグラフアイトシートの厚さは約 5 Ο i mであった。 グラフアイトシート内部には の空孔領域が しており、そのシート内部 に C a及ぴ P力 S認められた。 また、 X線回折で得られたグラフアイトの回折ピ ークを ff f面した佶果、 c軸方向の結晶子サイズが 1 O n m以上であった。 その 断面を観察すると、 ダラフェンが かに折れ曲がりながら積層したグラファ ィト構造を有していることが«できた。
(参考例 1 )
参考例 1では、 出発原料として、太さが約 1 5 μ mのポリアミド難体 ( レ.デュポ 商品名: K E V L AR) を棚し、 例 1と同様の条件で焼 成を行った。
このようにして得られたグラフアイト ί 立状になっており、その ¾ ^は 1 0 0〜 2 0 0 μ mであり、 内部に の空孔領域が存在しており、 その内部に金 属元素が認められた。 また、 X線回折で得られたグラフアイトの回折ピークを 言 面した結果、 c軸方向の結晶子サイズが 1 O n m以上であり、 グラフェン構 造が層状に積層したグラフアイト構造をもっていること力 S«、できた。
得られたグラフアイト粉末の水素 特 t "生について、 元素を含まず発 泡が不十分なダラフアイト粉末との比較を行った。参考例 1で得られた^!元 素を含む配向性グラフアイト粉末の水素吸蔵量は 1 2 MP a、 常温で 0 . 2
4 %であり、従来のグラフアイト粉末での 0 . 0 5 %に対して、水素籠量が 大きいこと力 S«された。
さらに、得られたグラフアイト粉末について、 リチウム 2次 ®¾の負鉼才と しての特附こつレ、て、従来のダラフアイト粉末との比較を行った。 参考例 1で
得られたグラフアイト粉末を删した負播才では、初回 量は 3 2 O mA h g— 1であり、 1 0 0回充放電を繰り返した後の放 量は 2 5 O mAh g一 1であった。 これに対し、 従来のグラフアイト粉末では初回 ^量は 2 8 0 mAh g - 1であり、 1 0 0回¾¾¾を繰り返した後の ^量は 1 2 O mAh g— 1であった。 このこと力ら、角^ ¾素を含む配向性グラフアイト粉末はリチ ゥム 2次 池の負†蘇才としての性能が従来のグラフアイト粉末に比較して容 量が大きいことが麵された。
(参考例 2)
参考例 2では、 アミ 難を»状にしたものとして、東レ'デュポ^の 太さが 1 5 mの KEV LAR^»状にしたものを出発原料とした実験を 行った。出発原料を脑状とすることにより、取り扱いが容易になるとともに、 原料充填率を上げることができる。
参考列 1と同様にして、予備 工程、本 «工程を行い、 アミ »を粉 末グラフアイト化した結果、参考例 1と同様 がほぼ揃った^ S元素を含 み、 空孔領域を内包した配向性グラフアイト粉末を得ることができた。
(参考例 3)
参考例 3では、 ポリイミド多孔質体として、 ^^興鐵のポリイミド多孔質 膜を出発原料とした。 多孔質膜の孔径を制御することにより、空孔領域の大き さを制御することができる。
参考例 1と同様にして、予備誠工程、本誠工程を行い、 ポリイミド多孔 質膜をグラフアイト化した結果、 多孔 @ ^が^ "ることにより、参考例 1 と同様、 がほぼ摘った^ S元素を含み、 空孔領域を内包した配向性グラフ アイト; ^末を得ることができた。
(参考例 4)
参考例 4では出発原料として、 宇部興難のポリイミドパウダー (商品名: U P— R及び U P— S) を使用して、実験を行った。 「UP— RJはポリ (N, N,一才キシュフエ二レン ビフエニルテトラカルボキシィミド)であり、 「U P— S」 はポリ (N, N, 一 P—フエ二レン ビフエュルテトラカルボキシィ ミド) である。
参考例 1と同様にして、予備誠工程、本 «ェ程を行レヽ、 ポリイミド発泡
体をグラフアイト化した結果、 UP— R及ぴ UP— Sはいずれも参考例 1と同 様、雖がほぼ揃った纖元素 ¾r ^み空孔領域を内包した配向性グラフアイト を得ることができた。