WO2003007578A1 - Instrument de mesure de la resistance a la gigue et procede permettant une mesure efficace et une evaluation adequate de la caracteristique de resistance a la gigue. - Google Patents

Instrument de mesure de la resistance a la gigue et procede permettant une mesure efficace et une evaluation adequate de la caracteristique de resistance a la gigue. Download PDF

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    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
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Description

明 細 書 ジッ夕耐カ特性の効率的な測定と的確な評価を
可能としたジッタ耐カ測定装置及び方法 技 分匿 本発明はジッ夕耐カ測定装置及び方法に係り、 特に、 デー 夕伝送機器等の被測定物がデータ信号等の位相の揺らぎ (ジ ッ夕) にどのくらい耐えられるかを測定するジッタ耐カ測定 を効率化すると共に、 被測定物のジッ夕耐カ特性を的確に評 価することができるようにするための技術を採用したジッタ 耐力測定装置及び方法に関する。 背景技術 デ一夕信号を扱う機器のうち、 例えば、 データ中継装置等 では、 入力されたデータ信号から再生したクロック信号に基 づいて、 デ一夕信号が再生されて出力されるようになされて いる。
この場合、 入力されるデータ信号に位相揺らぎ (ジッ夕) があると、 デ一夕信号の再生を正しく行うことができず、 誤 つたデータ信号が出力されてしまう。
従って、 このような機器をデータ伝送システムに用いる場 合には、 その機器がどのくらいのジッ夕に耐えられるかを予 め把握しておく必要がある。
このジッ夕耐力の測定は、 被測定物が扱うデ一夕信号の基 になるクロック信号を正弦波の変調信号で位相変調し、 当該 変調信号の振幅をどのく らいまで大きくすると被測定物がデ 一夕信号を正確に扱うことができなくなるかを、 例えば、 特 開平 4一 9 6 5 3 3号公報に開示されているような公知のパ ターン発生器と誤り測定器とを用いて調べるものである。 すなわち、正弦波の変調信号で位相変調されることにより、 その位相変調量に応じたジッ夕を伴っているクロック信号に 基づいてパターン発生器により所定パターンのデ一夕信号を 発生させて被測定物に供給する。
そして、 被測定物から出力されるデ一夕信号は、 パターン 発生器から発生される所定パターンのデータ信号と同一に設 定されている誤り測定器内の所定パターンのデ一夕列とビッ ト単位で比較されることにより、 誤りが発生しているか否か が測定される。
この誤りが発生しないジッ夕量の限界値が当該被測定物の ジッ夕耐力と呼ばれている。
ここで、 被測定物のジッ夕耐カは、 その被測定物が本来扱 うデータ信号の周波数に対するクロック信号の周波数のずれ やジッ夕周波数 (変調信号の周波数) に依存することが予想 される。
そこで、 従来のジッ夕耐カ測定装置は、 2つの測定モード によるジッ夕耐カ測定を行える構成となされている。
まず、 第 1の測定モードでは、 変調信号を標準的な周波数 に固定した状態で、 クロック信号の周波数を可変しながらジ ッ夕耐カを測定することにより、 クロック信号周波数対ジッ 夕耐力の特性が表示器に 2次元表示される。
また、 第 2の測定モードでは、 クロック信号をずれのない 周波数に固定した状態で、 変調信号の周波数を可変しながら ジッ夕耐カを測定することにより、 変調信号周波数対ジッタ 耐力の特性が表示器に 2次元表示される。
しかしながら、 前記した従来のジッタ耐カ測定装置では、 第 1の測定モードによるクロック信号の周波数に対する被測 定物のジッ夕耐力の測定と、 第 2の測定モードによる変調信 号の周波数に対する被測定物のジッタ耐力の測定とを、 それ ぞれ独立に行って、 それらの測定結果を個別的に表示するだ けの機能しか有していない。
従って、 従来のジッタ耐カ測定装置では、 被測定物のジッ 夕耐力の測定は、試行錯誤的な測定を繰り返していくような、 いわゆる、 スポット測定に頼らなければならいので、 極めて 非効率的であるという問題点を有している。
また、 従来のジッ夕耐カ測定装置では、 たとえ各クロック 信号周波数毎に、 変調信号周波数対ジッ夕耐力の測定を行つ ても、 そのジッ夕特性を 2次元表示する機能しか有していな いので、 各クロック周波数毎のジッ夕特性を個別に表示しな ければならず、 ジッ夕耐力特性を容易に把握可能として評価 を的確に行うことができないという問題点を有している。 なお、 この種の国際的な測定規格としての I T U— T R e c o mm e n d a t i o n 0 . 1 7 1 ( 0 4 / 9 7 ) に おけるぺ一ジ 1 3の 1. 2 T e s t e n v i r o n me n tには、 「装置のワーストケースを確認するためには、 複数 の条件に切り換えて、 装置にストレスをかける必要がある」 と定められている。
すなわち、 この規格によれば、 ジッタ耐カ測定には、 最も 厳しい条件下で装置のジッ夕耐カを確認する必要があると定 義付けられている。
しかるに、 従来のジッタ耐カ測定装置では、 ジッタ耐カ測 定には、 時間がかかる等の理由から、 主信号にオフセッ トを かけない状態、 すなわち、 上記の規格で定義付けられている ような最も厳しい条件下ではない状態で測定を行うのが一般 的となっている。 発明の開示 本発明の目的は、 上述の問題を解決し、 被測定物のジッ夕 耐カ特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との≤つを パラメ一夕として、 同時に評価可能とし、 且つジッ夕耐カ特 性の効率的な測定を可能としたジッ夕耐カ測定装置を提供す ることにある。
本発明の別の目的は、 上述の問題を解決し、 被測定物のジ ッタ耐力特性をクロック信号周波数と変調信号周波数との 2 つをパラメータとして、 同時に評価可能とし、 且つジッ夕耐 力特性の効率的な測定を可能としたジッ夕耐カ測定方法を提 供することにある。 上記目的を達成するために、本発明の第 1の態様によると、 可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出力する 変調信号発生器 (2 2 ) と、
可変の周波数を有するクロック信号を発生すると共に、 前 記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、 前 記クロック信号に前記変調信号に応じたジッ夕を生じさせて 出力するクロック信号発生器 (2 1 ) と、
前記クロック信号発生器から前記ジッ夕を伴って出力され る前記クロック信号を受けて、 所定パターンのデータ信号を 発生して、 被測定物 ( 1 ) に供給するパターン発生器 (3 0 ) と、
前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデ 一夕信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前 記所定パターンのデータ信号を受けて、 予め設定される所定 パターンのデータ列と比較することにより、 前記被測定物か ら出力される前記所定パターンのデータ信号の誤りを測定す る誤り測定器 (2 3 ) と、
前記誤り測定器から出力される誤りが予め設定された基準 範囲にあるか否かを判定した判定結果を出力する判定部 ( 2 4 c ) と、
前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御す ることによって、 前記クロック信号の周波数及び前記変調信 号の周波数の組合せを可変制御する度に、 前記変調信号の振 幅を可変制御すると共に、 前記判定部の判定結果と前記変調 信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッ夕耐カを示 す値を求める制御部 (2 4 b〜 2 4 e ) と、
前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、 前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前 記ジッ夕耐カを示す値とを受けて、 前記被測定物のジッ夕耐 力特性を前記ク口ック信号の周波数と前記変調信号の周波数 との 2つのパラメ一夕として画面上に同時に表示する表示部 ( 2 5 , 2 6 ) と、
を具備するジッ夕耐カ測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 2の態様によると、 前記制御部は、 前記ジッ夕耐カを示す値として、 前記変調 信号の振幅が可変されているときに前記判定部が前記基準範 囲を超えたと判定した直前の前記変調信号の振幅値とする第 1の態様に従うジッタ耐カ測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 3の態様によると、 前記制御部は、 前記ジッタ耐カを示す値として、 前記変調 信号の振幅が特定値に設定されているときに、 前記判定部に よる前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調 信号の振幅の特定値とで表す第 1の態様に従うジッ夕耐カ測 定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 4の態様によると、 前記パターン発生器として、 実質的に前記被測定物内に備 えられているものを用いる第 1の態様に従うジッ夕耐カ測定 装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 5の態様によると、 前記変調信号発生器は、 周波数及び振幅が可変可能にされ た変調信号 (M) を前記クロック信号発生器に出力するもの であり、 前記制御部によって設定された周波数で一定振幅の 正弦波信号を発生する正弦波発生器 (2 2 a) と、 該正弦波 発生器から出力される正弦波の振幅を可変するレベル可変器 (2 2 b) とを有し、
前記レベル可変器からの出力を前記変調信号として前記ク 口ック信号発生器に出力する第 1の態様に従うジッ夕耐カ測 定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 6の態様によると、 前記ク口ック信号発生器は、 前記制御部によって設定され た周波数のクロック信号を発生すると共に、 前記変調信号発 生器から出力される変調信号を受けて前記クロック信号に変 調信号に応じたジッタを生じさせて出力するものであり、 電 圧制御発振器 (VCO) (2 1 a) , 分周器 (2 1 b) 、 基 準信号発生器 (2 1 c) 、 位相比較器 ( 2 1 d) 、 ローパス フィル夕 (L P F) (2 1 e) 、 加算器 (2 1 f ) による P L L構成を有し、
前記 V C〇は、 前記加算器からの出力信号の電圧に対応す る周波数 ( f c ) を有する前記クロック信号 (C) を前記分 周器及びそれの出力端子に出力し、
前記分周器は、 所定の分周比 Nで前記クロック信号を分周 し、
前記基準信号発生器は、 前記制御部によって設定された周 波数 ( f r ) を有する基準信号 (R) を出力し、
前記位相比較器は、 前記分周器からの出力信号と前記基準 信号発生器から出力される前記基準信号との位相を比較し、 その位相差に対応する幅のパルス信号を出力し、
前記 L P Fは、 前記位相比較器から出力される前記パルス 信号から前記基準信号の周波数以上の信号成分を除去して、 前記分周器からの出力信号と前記基準信号との位相差に振巾; が対応する直流信号を出力し、
前記加算器は、 前記 L P Fからの出力信号と前記変調信号 発生器から出力される前記変調信号とを加算して、 その加算 結果を前記 V C Oに出力する第 1の態様に従うジッ夕耐カ測 定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 Ίの態様によると、 前記誤り測定器は、 前記被測定物から入力されるデータ信 号列と、 内部で発生させた前記した所定パターンのデ一夕信 号列とを比較して誤り率 Eを測定して出力する第 1の態様に 従うジッ夕耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、本発明の第 8の態様によると、 前記判定部は、 前記誤り率測定器から出力される前記誤り 率が予め設定されている基準値 E rとを比較し、 誤り率 Eが 基準値 E r以下の基準範囲にあるか否かを判定し、 その判定 結果を出力する第 7の態様に従うジッ夕耐カ測定装置が提供 される。
上記目的を達成するために、本発明の第 9の態様によると、 前記制御部は、 基準周波数可変部 (2 4 b ) 、 変調周波数 可変部 (2 4 c ) 、 振幅可変部 (2 4 d ) 及び記憶部 (2 4 e ) を有し、 前記基準周波数可変部は、 前記クロック信号発生器の前記 基準信号発生器が出力する基準信号の周波数を可変制御し、 前記変調周波数可変部は、 前記変調信号発生器が出力する 前記変調信号の周波数を可変制御し、
前記振幅可変部は、 前記変調信号発生器が出力する前記変 調信号の振幅を可変制御し、
前記記憶部は、 前記クロック信号 Cの周波数 f cと前記変 調信号 Mの周波数 f mとが異なる組合せとなるように、 前記 基準周波数可変部と変調周波数可変部とが各周波数 f r、 f mを可変し、 前記周波数 f c、 f mの組合せ毎に前記振幅可 変部が前記変調信号 Mの振幅を可変して、 前記誤り測定器に よって測定される誤り率 Eが前記判定部によって前記基準値 E rを超えたと判定されたとき、 その直前の変調信号 Mの振 幅値をジッタ耐カ値 J として前記周波数 f c、 f mの組合せ と対応づけて記憶する第 8の態様に従うジッ夕耐カ測定装置 が提供される。
上記目的を達成するために、 本発明の第 1 0の態様による と、 前記記憶部は、 前記ジッ夕耐カを示す値として、 ジッ夕 耐カ値そのものでなく、前記周波数: f c , f mの組合せ毎に、 前記振幅可変部によって前記変調信号 Mの振幅のある特定値 において、 前記誤り測定器によって測定される誤り率 Eに対 する前記判定部の判定結果とその振幅の特定値をジッ夕スィ ープ値 J s として前記周波数 f c、 f mの組合せと対応づけ て記憶する第 9の態様に従うジッ夕耐カ測定装置が提供され る。 0
上記目的を達成するために、 本発明の第 1 1の態様による と、
前記表示部は、 表示制御部 2 5と、 表示器 2 6とを有し、 前記表示制御部は、 前記制御部の記憶部に記憶されている 前記周波数 f c、 f m及び前記ジッ夕耐カ値 Jに基づいて、 前記ジッ夕耐カ値 Jを前記クロック信号 Cの周波数を第 1 のパラメータとすると共に、 前記変調信号 Mの周波数を第 2 パラメ一夕として同時に評価可能に、 前記表示器の画面上に 表示する第 1 0の態様に従うジッタ耐カ測定装置が提供され る。
上記目的を達成するために、 本発明の第 1 2の態様による と、
前記表示制御部は、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且 つ、 横軸を前記変調信号の周波数とする第 1の 2次元直交座 標上に前記ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 1のグラフ と、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記ク ロック信号 Cのオフセッ ト周波数とする第 2の 2次元直交座 標上に前記ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 2のグラフ とを前記表示器の画面上に同時に表示する第 1 1の態様に従 ぅジッタ耐カ測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、 本発明の第 1 3の態様による と、
前記表示制御部は、 前記クロック信号 Cの周波数を第 1の 座標軸、 前記変調信号 Mの周波数を第 2の座標軸、 前記ジッ 夕耐カ値 Jを第 3の座標軸とする 3次元直交座標を前記表示 器の画面上に表示すると共に、 該 3次元直交座標上に前記制 御部の記憶部に記憶されている前記周波数 f c、 f m及び前 記ジッ夕耐カ値 Jをプロッ ト表示する第 1 1の態様に従うジ ッ夕耐力測定装置が提供される。
上記目的を達成するために、 本発明の第 1 4の態様による と、
前記表示制御部は、 前記ジッ夕耐カを表す際に、 測定ボイ ント毎に、 ジッ夕耐力の善し悪しまたは基準値からの余裕度 を識別可能に表示する第 1 1の態様に従うジッ夕耐カ測定装 置が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 1 5の態様に よると、
可変設定される周波数及び可変設定されるの振幅を有する 変調信号を出力し、
可変設定されるの周波数を有するクロック信号を発生する と共に、 前記変調信号を受けて、 前記クロック信号に前記変 調信号に応じたジッ夕を生じさせて出力し、
前記ジッタを伴って出力される前記クロック信号を受けて、 所定パターンのデータ信号を発生し、
前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する被測定 物から出力される前記所定パターンのデータ信号を受けて、 予め設定される所定パターンのデ一夕列と比較することによ り、 前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ 信号の誤りを測定し、
前記測定される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否 かを判定し、 該判定結果を出力し、
前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組 合せを可変制御する度に、 前記変調信号の振幅を可変制御す ると共に、 前記判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基 いて前記被測定物のジッ夕耐カを示す値を求め、
前記クロック信号の周波数、 前記変調信号の周波数及び前 記変調信号の振幅の各情報と前記ジッ夕耐カを示す値とを受 けて、 前記被測定物のジッ夕耐カ特性を前記クロック信号の 周波数と前記変調信号の周波数との 2つのパラメータとして 画面上に同時に表示し、
を具備するジッ夕耐カ測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 1 6の態様に よると、
前記表示は、 前記ジッタ耐カを示す値として、 前記変調信 号の振幅が可変されているときに前記判定により前記基準範 囲を超えたと判定された直前の前記変調信号の振幅値とする 第 1 5の態様に従うジッ夕耐カ測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 1 7の態様に よると、
前記表示は、 前記ジッタ耐カを示す値として、 前記変調信 号の振幅が特定値に設定されているときに、 前記判定による 前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記変調信号 の振幅の特定値とで表す第 1 5の態様に従うジッ夕耐カ測定 方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 1 8の態様に よると、
前記パターンの発生は、 実質的に前記被測定物内に備えら れているパターン発生器を用いる第 1 5の態様に従うジッタ 耐カ測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 1 9の態様に よると、
前記表示は、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横 軸を前記変調信号の周波数とする第 1の 2次元直交座標上に 前記ジッタ耐カ値 Jをプロッ ト表示する第 1のグラフと、 縦 軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記クロック 信号 Cのオフセッ ト周波数とする第 2の 2次元直交座標上に 前記ジッ夕耐カ値 Jをプロッ ト表示する第 2のグラフとを前 記表示器の画面上に同時に表示する第 1 5の態様に従うジッ タ耐カ測定方法が提供される。
上記別の目的を達成するために、 本発明の第 2 0の態様に よると、
前記表示は、前記クロック信号 Cの周波数を第 1の座標軸、 前記変調信号 Mの周波数を第 2の座標軸、 前記ジッタ耐カ値 Jを第 3の座標軸とする 3次元直交座標を前記表示器の画面 上に表示すると共に、 該 3次元直交座標上に前記制御部の記 憶部に記憶されている前記周波数 f c、 f m及び前記ジッ夕 耐カ値 Jをプロット表示する第 1 5の態様に従うジッ夕耐カ 測定方法が提供される。 4
図面の簡単な説明 図 1は、 本発明を適用したジッタ耐カ測定装置の第 1の実 施形態の構成を示すプロック図であり、
図 2は、 図 1の実施形態の要部の動作を説明するためのフ ローチャートであり、 図 3 A, B , Cは、 本発明を適用したジッタ耐カ測定装置 によるジッタ耐力の測定結果の表示例を示す図であり、
図 4は、 本発明を適用したジッ夕耐カ測定装置の第 2の実 施形態の構成を示すブロック図である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の各実施の形態を図面を用いて説明する。
(第 1の実施の形態)
図 1は、 本発明を適用したジッ夕耐カ測定装置 2 0の構成 を示している。
このジッ夕耐カ測定装置 2 0は、クロック信号発生器 2 1、 変調信号発生器 2 2、パターン発生器 3 0、誤り測定器 2 3、 測定制御部 2 4、 表示部 2 7を有している。
クロック信号発生器 2 1は、 後述する測定制御部 2 4から 設定された周波数のクロック信号を発生すると共に、 変調信 号発生器 2 2からの変調信号を受けてクロック信号に変調信 号に応じたジッ夕を生じさせて出力するものである。
このクロック信号発生器 2 1は、 具体的には、 図 4に示す ように、 V C O 2 1 a、 分周器 2 1 b、 基準信号発生器 2 1 c、 位相比較器 2 1 d、 L P F 2 1 e、 加算器 2 1 f による P L L構成を有している。
V C O 2 1 aは、 加算器 2 1 f の出力信号の電圧に対応す る周波数 f cのクロック信号 Cを分周器 2 1 b及び出力端子 2 0 aに出力する。
分周器 2 1 bは、 所定の分周比 Nでクロック信号 Cを分周 する。
基準信号発生器 2 1 cは、 後述する測定制御部 2 4から設 定された周波数 f rの基準信号 Rを出力する。
位相比較器 2 I dは、 分周器 2 1 bの出力信号と基準信号 発生器 2 1 cから出力される基準信号 Rとの位相を比較し、 その位相差に対応する幅のパルス信号を出力する。
L P F 2 1 eは、 位相比較器 2 1 dから出力されるパルス 信号から基準信号 Rの周波数以上の信号成分を除去して、 分 周器 2 1 bの出力信号と基準信号 Rとの位相差に振幅が対応 する直流信号を出力する。
加算器 2 1 f は、 L P F 2 1 eの出力信号と変調信号発生 器 2 2から出力される変調信号 Mとを加算して、 その加算結 果を V C O 2 1 aに出力する。
ここで、 例えば、 変調信号 Mの振幅がゼロであれば、 V C O 2 1 aから出力されるクロック信号 Cの周波数 f cは P L Lの引込制御により N · f rにロックされ、 基準信号 Rの周 波数 f rが可変されるとクロック信号 Cの周波数 f cも変化 する。 また、 変調信号 Mの振幅がゼロでなければ、 その変調信号 Mの瞬時の振幅に応じて V C O 2 1 aからの出力が位相及び 周波数変調されて、 クロック信号 Cにジッ夕が生じる。
なお、 ここでは、 基準信号 Rの周波数を可変することによ つて、 クロック信号 Cの周波数を可変しているが、 分周器 2 1 bの分周比 Nを可変することによってクロック信号 Cの周 波数を可変することも可能である。
変調信号発生器 2 2は、 可変の周波数及び振幅を有するた 変調信号 Mをクロック信号発生器 2 1に出力するのものであ る。
すなわち、 この変調信号発生器 2 2は、 後述する測定制御 部 2 4から設定された周波数で一定振幅の正弦波信号を発生 する正弦波発生器 2 2 aと、 この正弦波発生器 2 2 aから出 力される正弦波の振幅を、 例えば、 減衰するレベル可変器 2 2 bとによって構成される。
そして、 この変調信号発生器 2 2は、 レベル可変器 2 2 b の出力を変調信号 Mとして、 クロック信号発生器 2 1に出力 する。
この変調信号発生器 2 2が出力する変調信号 Mの周波数及 び振幅は、 測定制御部 2 4によって可変制御される。
クロック信号発生器 2 1から出力されたクロック信号 Cは、 パターン発生器 3 0に供給される。
このパターン発生器 3 0は、 クロック信号 Cに基づいて、 前述したように、 クロック信号 Cに同期した所定パターンの データ信号を発生して、 出力端子 2 0 aに出力する。 この出力端子 2 0 aに出力された所定パターンのデータ信 号は、 外部の、 例えば、 データ中継機器等の被測定物 1に入 力される。
被測定物 1は、 所定パターンのデータ信号に含まれている クロック信号 Cをベースとして動作するものであり、 このク 口ック信号 Cに対応した所定パターンのデータ信号を生成し て入力端子 2 0 bに出力する。
誤り測定器 2 3は、 入力端子 2 0 bを介して入力されるデ 一夕信号と、 内部に設定されるパターン発生器 3 0から発生 された所定パターンのデータ信号と同一の設定がなされた所 定パターンのデータ列とを比較して、 誤り率 Eを測定して出 力する。
測定制御部 2 4は、 判定部 2 4 a、 基準周波数可変部 2 4 b、 変調周波数可変部 2 4 c、 振幅可変部 2 4 d及び記憶部 2 4 eを有している。
判定部 2 4 aは、 誤り率測定器 2 3から出力される誤り率 Eが予め設定されている基準値 E rとを比較し、 誤り率 Eが 基準値 E r以下の基準範囲にあるか否かを判定し、 その判定 結果を記憶部 2 4 eに出力する。
基準周波数可変部 2 4 bは、 クロック信号発生器 2 1の基 準信号発生器 2 1 cが出力する基準信号 Rの周波数 f rを可 変制御すると共に、 その基準信号 Rの周波数 f rの情報を記 憶部 2 4 eとの間でやりとりする。
変調周波数可変部 2 4 cは、 変調信号発生器 2 2が出力す る変調信号 Mの周波数 f mを可変制御するために、 正弦波発 生器 2 2 aが出力する正弦波信号の周波数を可変制御すると 共に、 その変調信号 Mの周波数 f mの情報を記憶部 2 4 eと の間でやりとりする。
振幅可変部.2 4 dは、 変調信号発生器 2 2が出力する変調 信号 Mの振幅を可変制御するために、 レベル可変器 2 2 bの 出力振幅を可変制御すると共に、 その変調信号 Mの振幅の情 報を記憶部 2 4 eとの間でやりとりする。
これらの各可変部 2 4 b、 2 4 c , 2 4 d及び記憶部 2 4 eは、 被測定物 1のジッタ耐カを示す値を、 変調信号 M及び ク口ック信号 Cの周波数の異なる組合せ毎に求めるための制 御部 2 4 Aを構成する。
すなわち、 この制御部 2 4 Aは、 図示しない操作部の操作 等による測定開始の指示を受けると、 ク口ック信号 Cの周波 数 f cと変調信号 Mの周波数 f mとが異なる組合せとなるよ うに、 基準周波数可変部 2 4 bと変調周波数可変部 2 4 cと により、 基準信号発生器 2 1 cが出力する基準信号 Rの周波 数 f rと、 変調信号発生器 2 2が出力する変調信号 Mの周波 数 f mを可変制御するために、 正弦波発生器 2 2 aが出力す る正弦波信号の周波数を、 それぞれ、 所定のステップで可変 させる。
この際、 制御部 2 4 Aは、 基準周波数可変部 2 4 bと変調 周波数可変部 2 4 c とにより、 その周波数 f c、 f mの組合 せ毎に振幅可変部 2 4 dが変調信号 Mの振幅を可変して、 誤 り測定器 2 3によって測定される誤り率 Eが判定部 2 4 aに よって基準値 E rを超えたと判定されたとき、 その直前の変 調信号 Mの振幅値をジッ夕耐カ値 J として前記周波数 f c、 f mの組合せと対応づけて記憶部 2 4 eに記憶させる。
また、 制御部 2 4 Aは、 ジッタ耐カを示す値として、 ジッ 夕耐カ値そのものでなく、 周波数 f c、 f mの組合せ毎に、 振幅可変部 2 4 dによって変調信号 Mの振幅のある特定値に おいて、 誤り測定器 2 3によって測定される誤り率 Eに対す る判定部 2 4 aの判定結果とその振幅の特定値をジッタスィ ープ値 J s として前記周波数 f c、 f mの組合せと対応づけ て記憶部 2 4 eに記憶させるようにしても良い。
なお、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 実際には、 C P Uとその周辺回路とでなり、 記憶部 2 4 e内のプログラム R OMに格納されているプログラムに基づいて後述するよう なジッ夕耐力の自動測定を遂行させる。
また、 記憶部 2 4 eには、 プログラム R OMの他に、 後述 するようなジッタ耐力の自動測定に必要な前記クロック信号 Cと変調信号 Mの周波数を可変するためのパラメ一夕ひ、 β 及び変調信号 Μの振幅 Αを初期化するためのデータ等がテー ブル化して格納されている R OM (E E P ROM) 及び上記 判定結果等を格納するための RAM等が備えられている。
表示部 2 7は、 表示制御部 2 5及び表示器 2 6を有してい る。
この表示部 2 7は、 表示制御部 2 5により、 前記制御部 2 4 Aによって制御されることにより、 記憶部 2 4 eに記憶さ れている前記クロック信号 Cの周波数 ί c、 前記変調信号 M の周波数 f r及び前記変調信号 Mの振幅の各情報と前記ジッ タ耐カ値 Jを示す値とを受けて、 前記被測定物 1のジッタ耐 力特性を前記クロック信号 Cの周波数 f cと前記変調信号 M の周波数 f rとの 2つのパラメ一夕として表示器 2 6の画面 上に同時に表示させる。
すなわち、 表示制御部 2 5は、 前記制御部 2 4 Aの記憶部 2 4 eに記憶されている前記周波数 f c、 f m及び前記ジッ タ耐カ値 Jに基づいて、 前記ジッ夕耐カ値 Jを前記クロック 信号 Cの周波数を第 1のパラメータとすると共に、 前記変調 信号 Mの周波数を第 2パラメ一夕として同時に評価可能に、 前記表示器 2 6の画面上に表示させる。
この際、 表示制御部 2 5は、 例えば、 図 3 Aに示すように、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記変調信 号の周波数とする第 1の 2次元直交座標上に前記ジッ夕耐カ 値 Jをプロット表示する第 1のグラフと、 縦軸を前記変調信 号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記クロック信号 Cのオフセ ット周波数とする第 2の 2次元直交座標上に前記ジッ夕耐カ 値 Jをプロット表示する第 2のグラフとを前記表示器の画面 上に同時に表示させる。
また、 表示制御部 2 5は、 例えば、 図 3 Bに示すように、 クロック信号 Cの周波数を第 1の座標軸 (例えば、 X軸) 、 変調信号 Mの周波数を第 2の座標軸 (例えば、 Y軸) 、 ジッ 夕耐カ値 Jを第 3の座標軸 (例えば Z軸) とする 3次元直交 座標を表示器 2 6の画面上に表示すると共に、 この 3次元直 交座標上に測定制御部 2 4の記憶部 2 4 eに記憶された周波 数 f c、 f m及びジッ夕耐カ値 Jをプロット表示させる。 また、 ジッ夕耐カを表す値として、 前記した判定結果と特 定値とからなるジッタスイープ値 J sを用いる場合には、 測 定ポイント毎に、 ジッタ耐力の善し悪しが分かるように、 上 記の変調信号 Mの振幅の特定値の座標点に基準値 E rを超え ていれば、 例えば、 図 3 Cに示すように、 X、 超えていなけ れば、 例えば、 〇の印を表示する。
なお、 このジッ夕スイープによる場合には、 設定した変調 周波数と振幅値で、 基準値 E rを超えると、 Xの印が表示さ れる。
また、 ジッタトレランスによる場合には、 例えば、 図 3 A に示すように、 設定した変調周波数での振幅値 (ジッ夕耐カ 点) がマスクより上か下かによつて、 〇の印、 Xの印が表示 される。
次に、 このジッタ耐カ測定装置 2 0の動作を図 2に示すよ うなフローチヤ一トに基づいて説明する。
始めに、 外部より、 測定開始の指示があると、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 クロック信号 Cと変調信号 Mの周 波数を可変するためのパラメータひ、 3及び変調信号 Μの振 幅 Αを零に初期化する (ステップ S l 、 S 2 ) 。
そして、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 被測定物 1 が扱うデータ信号の周波数に正しく対応した周波数を f c 0 、 可変ステップを△ f cとして、 クロック信号 Cの周波数 f c を、 f c 0 + α · △ f cに設定 (実際には、 基準信号 Rの周 波数 f rの設定による) する (ステップ S 3 ) 。
また、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 変調信号 Mの 初期変調周波数を f m 0、 可変ステップを△ f mとして、 変 調信号 Mの周波数 f mを、 f m 0 + 3 · Δ ί mに設定する(ス テツプ S 4 ) 。
そして、 この状態において、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 誤り測定器 2 3が出力する誤り率 E tが基準値 E r を超えるか否かを判定する (Sステップ 5 ) 。
この状態では、 クロック信号 Cは、 変調信号 Mによる位相 変調を受けておらず、 しかもパラメ一夕 α、 /3が零なので、 ク口ック信号 Cの周波数は、 被測定物 1が扱うデータ信号の 周波数に正しく対応している。
従って、 被測定物 1に異常がなければ、 当該被測定物 1か ら出力されるデータ信号が所定パターン列となっていること により、 誤り測定器 2 3から出力される誤り率 Εは基準値 Ε rよりも小さくなつている。
この状態で、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 この誤 り率 Eが基準値 E rより小さいことが判定部 2 4 aで確認さ れると、 基準周波数可変部 2 4 bによってパラメ一夕ひを下 限値— K ( Kは正の整数) に変更する (ステップ S 6 ) 。
これにより、 クロック信号 Cの周波数 f cが下限周波数: f c 0— K · △ f cに可変される (ステップ S 7 ) 。
次に、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 変調信号 Mの 振幅を可変した状態で、 被測定物 1のジッタ耐カ値 Jあるい はジッタスイープ値の測定 (ジッ夕耐カ測定) を行う (ステ ップ S 8 ) 。
そして、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 その測定結 果を、 予め設定される図示しない操作部からの指示に基づい て、 表示制御部 2 5を介して、 表示器 2 6の画面上で、 前述 したような 2次元または 3次元直交座標に表示する (ステツ プ S 9 ) 。
ここで、 2次元直交座標に表示する場合には、 前述したよ うに、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 表示制御部 2 5 を介して、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を 前記変調信号の周波数とする第 1の 2次元直交座標上に前記 ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 1のグラフと、 縦軸を 前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記クロック信号 Cのオフセット周波数とする第 2の 2次元直交座標上に前記 ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 2のグラフとを前記表 示器の画面上に同時に表示する (図 3 A ) 。
また、 3次元直交座標に表示する場合には、 前述したよう に、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 表示制御部 2 5を 介して、 X軸がクロック信号 Cの周波数、 Y軸が変調信号 M ' の周波数、 Z軸がジッ夕耐カ測定結果の 3次元直交座標上に 表示する (図 3 B ) 。
そして、 制御部 2 4 A (測定制御部 2 4 ) は、 このような 被測定物 1のジッ夕耐カ測定と測定結果の処理とを、 パラメ 一夕 αが 1増加される毎、 すなわち、 クロック信号 Cの周波 数が△ f cだけ高くなる毎に行い、 パラメ一夕ひが上限値 K に等しくなるまで繰り返す (ステップ S 1 0、 S 1 1 ) 。
この結果、 記憶部 2 4 eには、 変調信号 Mの周波数 f mが 初期値 f m 0に等しい状態におけるクロック信号周波数対ジ ッ夕耐力の 2 K+ 1組の測定結果が記憶されて行く。
そして、 制御部 24Α (測定制御部 24) は、 表示制御部 2 5を介して、 その測定結果を、 前述したように、 表示器 2 6の 2次元または 3次元座標上に順次表示して行く。
続いて、 制御部 24 Α (測定制御部 24) は、 パラメ一夕 が上限値 Kと等しくなつたときのジッ夕耐力の測定が終わ ると、 パラメ一夕 3が最終値 U (正の整数) 以下の場合には、 変調信号 Mの周波数を決定するパラメ一夕 βを 1だけ増加さ せる (ステップ S 1 2、 S 1 3 ) 。
次に、 制御部 24 Α (測定制御部 2 4) は、 変調信号 Mの 周波数 f mが Δ f mだけ増加させる (ステップ S I 4) 。
次に、 制御部 24A (測定制御部 2 4) は、 この状態で、 前記ステップ S 6、 S 7、 S 8、 S 9、 S 1 0、 S l lの処 理を行う。
これにより、 変調信号 Mの周波数 f mが f m 0 + Δ f mに 等しい状態におけるクロック信号周波数対ジッ夕耐カ測定結 果が 2 K+ 1組得られ、 その測定結果が表示されて行く。
以下同様に、 パラメ一夕 i3が最終値 U (正の整数) まで 1 ずつ増加される毎に、 変調信号 Mの周波数 f mが f m 0 + β · Δ f mに等しい状態におけるクロック信号周波数対ジッ 夕耐力の測定結果が 2 K+ 1組ずつ得られ、 その測定結果が 表示されて行く。
この結果、 記憶部 24 eには、 初期値 f mOから最終値 f mO +UA f mまで U+ 1個の変調信号 Mの周波数 f mにつ いて、 クロック信号周波数対ジッタ耐力の 2 K+ 1組の測定 結果が記憶されることになる。
そして、 図 3 Bに示している全てのジッ夕耐カ値 Jを 3次 元座標上にプロット表示する場合に、 図中符号 Aで示すのが 実測値データであって、 これは図中符号 Bで示すマスクデ一 夕 (すなわち、 測定結果が O Kか N Gかを判断するための基 準値データ) よりも、 どれだけ余裕を持って上まわっている ことが分かるような情報を伴って表示する。
また、 図 3 Bにおいて、 図中符号 C (クロスハッチング部 分) 及び図中符号 D (通常のハッチング部分) で示している ように、 測定ボイント毎のマスクデータからどれだけ余裕が あるかの情報を用いて、 その余裕の度合いに応じて表示色を 変えて表示することにより、 最も厳しい条件下の基準値から のジッタ耐力の余裕の程度を識別可能に表示する。
また、 ジッタ耐カを示す値としてジッ夕耐カ値を表示する 場合には、 例えば、 図 3 Aに示すように、 設定した変調周波 数での振幅値 (ジッ夕耐力点) がマスクより上か下かによつ て、 〇の印、 Xの印を表示するようにして、 ジッ夕耐力の程 度を識別可能に表示する。
また、 ジッ夕耐カを示す値としてジッ夕スイープ値を表示 する場合には、 前記したように、 測定ポイント毎に、 ジッ夕 耐力の善し悪しが分かるように、 変調信号 Mの振幅の特定値 の座標点に基準値 E rを超えていれば、 例えば、 図 3 Cに示 しているように、 X、 超えていなければ、 例えば、 〇の印を 表示するようにして、 ジッ夕耐力の程度を識別可能に表示す る。 これにより、 ユーザは一目見るだけで、 当該被測定物のジ ッ夕耐力特性を知ることができることになる。
なお、 図 3 A, B , Cに示しているように、 2次元または 3次元座標では、 クロック信号 Cの周波数の周波数 f c 0に 対するずれ量を p p m単位で表示し、 ジッ夕耐カ値 Jを U I p - p (ユニットインタ一バル) 単位で表示している。
また、 図 3 A , B , Cに示しているように、 2次元または 3次元座標では、 変調信号 Mの周波数スケールは、 対数スケ ールとしているので、 前述した図 2に基づくフローチャート の説明と正確には対応していない。
すなわち、 前述した図 2に基づくフローチャートの説明で は、 記憶部 2 4 eにテーブル化して格納されている変調信号 Mの周波数を可変するためのパラメータ ]3を用いるようにし ているので、 変調信号 Mの周波数スケールとしては直線スケ —ルであることを前提としている。
従って、 変調信号 Mの周波数スケールを対数スケールとす る場合には、 変調信号 Mの周波数をテーブル化した f m ( n ) による配列として扱い、 図 2に示すフローチヤ一トのステツ プ S 4及び S 1 4での 「: f m— f m 0 + i3 Δ f m」 を 「: f m f m ( β ) 」 という表現に変更する必要がある。
以上のようにして、 本発明のジッ夕耐カ測定装置は、 被測 定物のジッ夕耐カ特性をクロック信号周波数と変調信号周波 数との 2つをパラメ一夕として同時に評価可能とした 2次元 表示または 3次元表示されたジッタ耐力の特性を見れば、 ュ 一ザはク口ック信号 Cの周波数のずれの大小と変調信号 の 周波数 (ジッ夕周波数) の高低の全ての組合せに対して、 被 測定物 1のジッ夕耐力がどのように変化するかを一目で把握 することができる。
また、 上記測定では、 クロック信号 Cの周波数 f cと変調 信号 Mの周波数 f mを所定範囲での全ての組合せについてジ ッ夕耐力を自動測定しているので、 スポット測定に頼ること なく、 測定を効率的に行うことができる。
なお、 表示制御部 2 5は、 表示器 2 6に表示したジッタ耐 力特性の任意の位置にマーカを表示する機能を有しており、 図示しない操作部の操作でマーカの位置を可変すると、 その マーカの X座標に対応するクロック信号 Cの周波数、 Y座標 に対応する変調信号 Mの周波数及び Z座標に対応するジッ夕 耐カ値 (またはジッ夕スイープ値) を表示画面の所定位置に 数値表示できるように構成されている。
また、 前記説明では、 変調信号 Mの周波数を固定した状態 でクロック信号 Cの周波数を所定範囲可変してから変調信号 Mの周波数をステツプ可変するという動作を繰り返すように している。
しかるに、 これとは、 逆に、 クロック信号 Cの周波数を固 定した状態で変調信号 Mの周波数を所定範囲可変してからク 口ック信号 Cの周波数をステツプ可変するという動作を繰り 返すようにしても良い。
また、 前記説明では、 クロック信号 Cと変調信号 Mの周波 数の組合せ毎に変調信号 Mの周波数を可変してジッタ耐カを 示す値を求めて、 その測定結果をリアルタイムに表示器 2 6 に表示するようにしている。
しかるに、 クロック信号 Cと変調信号 Mの周波数の組合せ の全てについての測定結果が得られてから、 その測定結果を 表示器 2 6に表示するようにしても良い。
(第 2の実施の形態)
図 4は、 本発明を適用した第 2の実施の形態によるジッ夕 耐カ測定装置 2 0 ' の構成を示している。
このジッ夕耐カ測定装置 2 0 ' は、 クロック信号発生器 2 1、 変調信号発生器 2 2、 誤り測定器 2 3、 測定制御部 2 4、 表示部 2 7を有している。
すなわち、 この第 2の実施の形態によるジッタ耐カ測定装 置 2 0 ' の構成は、 図 1に示した第 1の実施の形態によるジ ッ夕耐力測定装置 2 0からパターン発生器 3 0を取り除いた 構成となっている。
すなわち、 被測定物 1によっては、 実質的に、 パターン発 生器 3 0と同等の構成を備えているものも想定されるので、 このような場合には、 被測定物 1に備えられているパターン 発生器 3 0と同等物を利用して、 クロック信号 Cを被測定物 1に直接与えて、 被測定物 1内で前述したような所定パ夕一 ンのデータ信号を発生させる。
そして、 この場合、 誤り測定器 2 3は、 入力端子 2 O bを 介して入力されるデータ信号と、 内部に設定される被測定物 1内のパターン発生器 3 0から発生された所定パターンのデ 一夕信号と同一の設定がなされた所定パターンのデータ列と を比較して、 誤り率 Eを測定して出力する。 このような第 2の実施の形態によるジッタ耐カ測定装置 2 0 ' の構成によっても、 図 1に示した第 1の実施の形態によ るジッタ耐カ測定装置 2 0と同様な作用効果を得ることがで きる。 。
以上説明したように、 本発明のジッ夕耐カ測定装置は、 可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出力する 変調信号発生器 (2 2 ) と、
可変の周波数を有するクロック信号を発生するとともに、 前記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、 前記クロック信号に前記変調信号に応じたジッタを生じさせ て出力するクロック信号発生器 (2 1 ) と、
前記クロック信号発生器から前記ジッタを伴って出力され る前記クロック信号を受けて、 所定パターンのデータ信号を 発生して、 被測定物 ( 1 ) に供給するパターン発生器 (3 0 ) と、
前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデ 一夕信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前 記所定パターンのデータ信号を受けて、 予め設定される所定 パターンのデータ列と比較することにより、 前記被測定物か ら出力される前記所定パターンのデ一夕信号の誤りを測定す る誤り測定器 (2 3 ) と、
前記誤り測定器から出力される誤りが予め設定された基準 範囲にあるか否かを判定した判定結果を出力する判定部 ( 2 4 c ) と、
前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御す ることによって、 前記クロック信号の周波数及び前記変調信 号の周波数の組合せを可変制御する度に、 前記変調信号の振 幅を可変制御するとともに、 前記判定部の判定結果と前記変 調信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッ夕耐カを 示す値を求める制御部 ( 2 4 b〜 2 4 e ) と、
前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、 前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前 記ジッ夕耐力を示す値とを受けて、 前記被測定物のジッ夕耐 力特性を前記クロック信号の周波数と前記変調信号の周波数 との 2つのパラメータとして画面上に同時に表示する表示部 ( 2 5 , 2 6 ) と、 を備えている。
そして、 このようなジッタ耐カ測定装置によれば、 ユーザ は、 クロック信号の周波数のずれの大小と変調信号の周波数 (ジッ夕周波数) の高低の全ての組合せに対して、 被測定物 のジッ夕耐力がどのように変化するかを、 一目で把握するこ とができる。
また、 このようなジッ夕耐カ測定装置によれば、 クロック 信号の周波数と変調信号の周波数の所定範囲での全ての組合 せについてジッ夕耐カを自動測定するので、 従来技術のよう にスポッ ト測定に頼ることなく、 測定を効率的に行うことが できる。
従って、 以上のような本発明によれば、 被測定物のジッ夕 耐カ特性をク口ック信号周波数と変調信号周波数との 2つを パラメータとして、 同時に評価可能とし、 且つジッタ耐カ特 性の効率的な測定を可能としたジッ夕耐カ測定装置を提供す ることが可能となる。
また、 本発明によれば、 被測定物のジッ夕耐カ特性をクロ ック信号周波数と変調信号周波数との 2つをパラメ一夕とし て、 同時に評価可能とし、 且つジッタ耐カ特性の効率的な測 定を可能としたジッ夕耐カ測定方法を提供することが可能と なる。

Claims

請求の範囲
1 . 可変の周波数及び可変の振幅を有する変調信号を出 力する変調信号発生器と、
可変の周波数を有するクロック信号を発生すると共に、 前 記変調信号発生器から出力された前記変調信号を受けて、 前 記クロック信号に前記変調信号に応じたジッ夕を生じさせて 出力するクロック信号発生器と、
前記クロック信号発生器から前記ジッ夕を伴って出力され る前記クロック信号を受けて、 所定パターンのデータ信号を 発生して、 被測定物に供給するパターン発生器と、
前記パターン発生器から出力される前記所定パターンのデ 一夕信号に基づいて動作する前記被測定物から出力される前 記所定パターンのデータ信号を受けて、 予め設定される所定 パターンのデータ列と比較することにより、 前記被測定物か ら出力される前記所定パターンのデ一夕信号の誤りを測定す る誤り測定器と、
前記誤り測定器から出力される誤りが、 予め設定された基 準範囲にあるか否かを判定し、 該判定結果を出力する判定部 と、
前記クロック信号発生器及び前記変調信号発生器を制御す ることによって、 前記クロック信号の周波数及び前記変調信 号の周波数の組合せを可変制御する度に、 前記変調信号の振 幅を可変制御すると共に、 前記判定部の判定結果と前記変調 信号の振幅の情報とに基いて前記被測定物のジッ夕耐カを示 す値を求める制御部と、
前記制御部によって制御される前記クロック信号の周波数、 前記変調信号の周波数及び前記変調信号の振幅の各情報と前 記ジッタ耐カを示す値とを受けて、 前記被測定物のジッ夕耐 力特性を前記ク口ック信号の周波数と前記変調信号の周波数 との 2つのパラメ一夕として画面上に同時に表示する表示部 と、
を具備するジッ夕耐カ測定装置。
2 . 前記制御部は、 前記ジッ夕耐カを示す値として、 前 記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定部が前記 基準範囲を超えたと判定した直前の前記変調信号の振幅値と する請求の範囲 1に従うジッタ耐カ測定装置。
3 . 前記制御部は、 前記ジッ夕耐カを示す値として、 前 記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、 前記判 定部による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前 記変調信号の振幅の特定値とで表す請求の範囲 1に従うジッ 夕耐カ測定装置。
4 . 前記パターン発生器として、 実質的に前記被測定物 内に備えられているものを用いる請求の範囲 1に従うジッ夕 耐カ測定装置。
5 . 前記変調信号発生器は、 周波数及び振幅が可変可能 にされた変調信号を前記クロック信号発生器に出力するもの であり、 前記制御部によって設定された周波数で一定振幅の 正弦波信号を発生する正弦波発生器と、 該正弦波発生器から 出力される正弦波の振幅を可変するレベル可変器とを有し、 前記レベル可変器からの出力を前記変調信号として前記ク ロック信号発生器に出力する請求の範囲 1に従うジッ夕耐カ 測定装置。
6 . 前記クロック信号発生器は、 前記制御部によって設定 された周波数のクロック信号を発生すると共に、 前記変調信 号発生器から出力される変調信号を受けて前記クロック信号 に変調信号に応じたジッ夕を生じさせて出力するものであり、 電圧制御発振器 (V C O ) 、 分周器、 基準信号発生器、 位相 比較器、 口一パスフィル夕 ( L P F ) 、 加算器による P L L 構成を有し、
前記 V C Oは、 前記加算器からの出力信号の電圧に対応す る周波数を有する前記クロック信号を前記分周器及びそれの 出力端子に出力し、
前記分周器は、所定の分周比で前記クロック信号を分周し、 前記基準信号発生器は、 前記制御部によって設定された周 波数を有する基準信号を出力し、
前記位相比較器は、 前記分周器からの出力信号と前記基準 信号発生器から出力される前記基準信号との位相を比較し、 その位相差に対応する幅のパルス信号を出力し、
前記 L P Fは、 前記位相比較器から出力される前記パルス 信号から前記基準信号の周波数以上の信号成分を除去して、 前記分周器からの出力信号と前記基準信号との位相差に振幅 が対応する直流信号を出力し、
前記加算器は、 前記 L P Fからの出力信号と前記変調信号 発生器から出力される前記変調信号とを加算して、 その加算 結果を前記 V C〇に出力する請求の範囲 1に従うジッ夕耐カ
7 . 前記誤り測定器は、 前記被測定物から入力されるデー . 夕信号列と、 内部で発生させた前記した所定パターンの基準 信号列とを比較して誤り率を測定して出力する請求の範囲 1 に従うジッタ耐カ測定装置。
8 . 前記判定部は、 前記誤り率測定器から出力される前記 誤り率が予め設定されている基準値とを比較し、 誤り率が基 準値以下の基準範囲にあるか否かを判定し、 その判定結果を 出力する請求の範囲 7に従うジッ夕耐カ測定装置。
9 . 前記制御部は、 基準周波数可変部、 変調周波数可変 部、 振幅可変部及び記憶部を有し、
前記基準周波数可変部は、 前記クロック信号発生器の前記 基準信号発生器が出力する基準信号の周波数を可変制御し、 前記変調周波数可変部は、 前記変調信号発生器が出力する 前記変調信号の周波数を可変制御し、
前記振幅可変部は、 前記変調信号発生器が出力する前記変 調信号の振幅を可変制御し、
前記記憶部は、 前記クロック信号の周波数と変調信号の周 波数とが異なる組合せとなるように、 前記基準周波数可変部 と変調周波数可変部とが各周波数を可変し、 前記周波数の組 合せ毎に前記振幅可変部が前記変調信号の振幅を可変して、 前記誤り測定器によって測定される誤り率が前記判定部によ つて前記基準値を超えたと判定されたとき、 その直前の変調 信号の振幅値をジッタ耐カ値として前記周波数の組合せと対 応づけて記憶する請求の範囲 8に従うジッ夕耐カ測定装置。
1 0 . 前記記憶部は、 前記ジッ夕耐カを示す値として、 ジ ッタ耐力値そのものでなく、 前記周波数の組合せ毎に、 前記 振幅可変部によって変調信号の振幅のある特定値において、 前記誤り測定器によって測定される誤り率に対する前記判定 部の判定結果とその振幅の特定値をジッタスイープ値として 前記周波数の組合せと対応づけて記憶する請求の範囲 8に従 うジッ夕耐カ測定装置。
1 1 . 前記表示部は、 表示制御部と、 表示器とを有し、 前記表示制御部は、 前記制御部の記憶部に記憶されている 前記周波数及び前記ジッタ耐力値に基づいて、 前記ジッ夕耐 力値を前記クロック信号の周波数を第 1のパラメ一夕とする と共に、 前記変調信号の周波数を第 2パラメータとして同時 に評価可能に、 前記表示器の画面上に表示する請求の範囲 1 0に従うジッ夕耐カ測定装置。
1 2 . 前記表示制御部は、縦軸を前記変調信号の振幅とし、 且つ、 横軸を前記変調信号の周波数とする第 1の 2次元直交 座標上に前記ジッ夕耐カ値をプロット表示する第 1のグラフ と、 縦軸を前記変調信号の振幅とし、 且つ、 横軸を前記クロ ック信号のオフセット周波数とする第 2の 2次元直交座標上 に前記ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 2のグラフとを 前記表示器の画面上に同時に表示する請求の範囲 1 1に従う ジッタ耐カ測定装置。
1 3 . 前記表示制御部は、 前記クロック信号の周波数を第 1の座標軸、 前記変調信号の周波数を第 2の座標軸、 前記ジ ッ夕耐力値を第 3の座標軸とする 3次元直交座標を前記表示 器の画面上に表示すると共に、 該 3次元直交座標上に前記制 御部の記憶部に記憶されている前記周波数及び前記ジッ夕耐 力値をプロット表示する請求の範囲 1 1に従うジッタ耐カ測 定装置。
1 4 . 前記表示制御部は、 前記ジッタ耐カを表す際に、 測 定ポィント毎に、 ジッタ耐力の善し悪しまたは基準値からの 余裕度を識別可能に表示する請求の範囲 1 1に従うジッ夕耐 力測定装置。
1 5 . 可変設定される周波数及び可変設定されるの振幅を 有する変調信号を出力し、
可変設定されるの周波数を有するクロック信号を発生する と共に、 前記変調信号を受けて、 前記クロック信号に前記変 調信号に応じたジッ夕を生じさせて出力し、
前記ジッ夕を伴って出力される前記クロック信号を受けて、 所定パターンのデ一夕信号を発生し、
前記所定パターンのデータ信号に基づいて動作する被測定 物から出力される前記所定パターンのデ一夕信号を受けて、 予め設定される所定パターンのデータ列と比較することによ り、 前記被測定物から出力される前記所定パターンのデータ 信号の誤りを測定し、
前記測定される誤りが予め設定された基準範囲にあるか否 かを判定した判定結果を出力し、
前記クロック信号の周波数及び前記変調信号の周波数の組 合せを可変制御する度に、 前記変調信号の振幅を可変制御す ると共に、 前記判定結果と前記変調信号の振幅の情報とに基 いて前記被測定物のジッタ耐カを示す値を求め、
前記クロック信号の周波数、 前記変調信号の周波数及び前 記変調信号の振幅の各情報と前記ジッ夕耐カを示す値とを受 けて、 前記被測定物のジッ夕耐カ特性を前記ク口ック信号の 周波数と前記変調信号の周波数との 2つのパラメ一夕として 表示器の画面上に同時に表示し、
を具備するジッ夕耐力測定方法。
1 6 . 前記表示は、 前記ジッタ耐カを示す値として、 前 記変調信号の振幅が可変されているときに前記判定により前 記基準範囲を超えたと判定された直前の前記変調信号の振幅 値とする請求の範囲 1 5に従うジッ夕耐カ測定方法。
1 7 . 前記表示は、 前記ジッタ耐カを示す値として、 前 記変調信号の振幅が特定値に設定されているときに、 前記判 定による前記基準範囲を超えているか否かの判定結果と前記 変調信号の振幅の特定値とで表す請求の範囲 1 5に従うジッ 夕耐カ測定方法。
1 8 . 前記パターンの発生は、 実質的に前記被測定物内に 備えられているパターン発生器を用いる請求の範囲 1 5に従 うジッ夕耐カ測定方法。
1 9 . 前記表示は、 縦軸を前記変調信号の振幅とし、 且つ、 横軸を前記変調信号の周波数とする第 1の 2次元直交座標上 に前記ジッタ耐カ値 Jをプロット表示する第 1のグラフと、 縦軸を前記変調信号 Mの振幅とし、 且つ、 横軸を前記クロッ ク信号 Cのオフセッ ト周波数とする第 2の 2次元直交座標上 に前記ジッ夕耐カ値 Jをプロット表示する第 2のグラフとを 前記表示器の画面上に同時に表示する請求の範囲 1 5に従う ジッ夕耐カ測定方法。
2 0 . 前記表示は、 前記クロック信号の周波数を第 1の座 標軸、 前記変調信号の周波数を第 2の座標軸、 前記ジッタ耐 力値を第 3の座標軸とする 3次元直交座標を前記表示器の画 面上に表示すると共に、 該 3次元直交座標上に前記制御部の 記憶部に記憶されている前記周波数 f c、 f m及び前記ジッ タ耐カ値 Jをプロッ ト表示する請求の範囲 1 5に従うジッタ 耐カ測定方法。
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