WO2001097110A1

WO2001097110A1 - Systeme et procede de publicite

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Publication number: WO2001097110A1
Application number: PCT/JP2000/003913
Authority: WO
Inventors: Shingo Arima; Kazuhisa Murase
Original assignee: Shingo Arima; Kazuhisa Murase
Priority date: 2000-06-15
Filing date: 2000-06-15
Publication date: 2001-12-20
Also published as: AU2000252481A1

Description

明細書

広告システム及び広告方法

技術分野

本発明は広告システム及び広告方法に関する。さらに詳述すると、本発明は、イン夕一ネット等のネットワーク上において情報閲覧用端末からの要求に応じて情報を提供するデータ処理システムを用いた広告システム及び広告方法に関する。

背景技術

従来の広告方法の 1つとして、テレビや雑誌に広告対象商品やサービス（以下、これらを総称して広告対象商品と呼ぶ。）を放送あるいは掲載すると共に抽選で当該広告対象商品あるいはその他の商品や金銭等をプレゼントする旨も併せて放送あるいは掲載するものがある。この広告方法によれば、企業側は、プレゼントを用意することで読者や視聴者の商品に対する興味を惹くようにし、広告対象商品の宣伝効果を高めると共に、プレゼント抽選への応募に伴いアンケート等を行なうことで、広告対象商品に対する注目度、需要者層、需要者のニーズ等の市場調査を行なうようにしている。

しかしながら、雑誌やテレビのプレゼント抽選に対する従来の応募方法は、主に葉書を用いて行なわれており、応募者は葉書を用意し、これに必要事項を書き込んで投函するという手間を要する。このため、たとえ広告対象商品に興味をもつても、その手間を嫌い応募するに至らない視聴者や読者は多く、真に広告対象商品に興味をもって広告を観た消費者からの応募が少なく真の広告効果が上がらないという問題を有している。

一方、企業側にとっても、葉書をもとに抽選を行い、さらに市場調査をも行なうのは、一枚一枚葉書を読み、分類し、分析し、記録する膨大な手間がかかり多大な労力を要する。このため、当該市場調査は大まかなものとなり、例えば、おおよその葉書の総数や圧倒的多数意見などの、ありふれた情報しか得られない問題がある。

また、応募に対し抽選番号や抽選結果をいちいち知らせることは多大の労力とコストを要することから、テレビや雑誌などに当選者を一括して公表掲載したり、当選者発表をプレゼント発送に代える等の方法が採られることが多く、抽選の経過が視聴者や読者には通常公開されず、不透明なものとなっている。このことは、抽選結果に対して視聴者や読者に疑惑を抱かせたり、抽選結果への期待や楽しみを減じさせるものであり、広告対象商品に興味を持ちながらも応募するに至らないことの一因とも考えられる。

また、上述した雑誌やテレビによる IS告方法は、企業が限られた時間枠や限られたページ枠の中で、視聴者や読者に対し一方的に行なうものであるため、広告対象商品に興味を持つ視聴者等にとっては知りたい商品情報が提示されていないあるいは情報が不十分であるなど、広告対象商品に対する十分な情報が得られない場合が多い。

以上のように、従来のプレゼント抽選を利用した広告方法では、本来その利点である、広告対象商品の宣伝効果を高める点及び有用なマーケティング情報を得る点が十分に達成されていない。

そこで、本発明は、高い広告効果が得られると共に有用なマーケティング情報を得られ、一方、広告を見る側は必要な広告対象商品の情報を得ることができる広告システム及び広告方法を提供することを目的とする。さらに本発明は、プレゼント抽選への公正さや、期待あるいは楽しみを高めることができ、相乗的に広告対象商品の宣伝効果を高めることができる広告システム及び広告方法を提供することを目的とする。

発明の開示

かかる目的を達成するため、本発明は、ネットワーク上で情報閲覧用端末からの要求に応じて情報を提供するデータ処理システムを用いた広告システムにおいて、広告対象商品やサービスに関する広告情報を情報閲覧用端末からの要求に応じ情報閲覧用端末に展開表示し併せて抽選によりプレゼントが贈られる懸賞情報とを表示する広告手段と、情報閲覧用端末からの要求の数を加算する要求加算手段と、情報閲覧用端末からの懸賞の応募要求に応じ情報閲覧用端末に所定の応募書式を送信すると共に情報閲覧用端末から所定の条件が満たされた応募書式を受信した場合に情報閲覧用端末へ抽選番号を通知する抽選受付手段と、所定の条件が満たされた応募書式から情報閲覧用端末を利用する消費者の個人情報を収集する情報収集手段と、懸賞の抽選経過をネットワーク上で公開する公開抽選手段とを備えるようにしている。

また、本発明は、ネットワーク上で情報閲覧用端末からの要求に応じて情報を提供するデータ処理システムを用いた広告方法において、商品ゃサ一ビスに関する広告情報を商品やサービスを抽選でプレゼントする旨と併せて情報閲覧用端末からの要求に応じ情報閲覧用端末に展開表示し、情報閲覧用端末からの要求の数を加算し、情報閲覧用端末からの抽選への要求に応じ情報閲覧用端末に所定の応募書式を送信すると共に情報閲覧用端末から所定の条件が満たされた応募書式を受信した場合に情報閲覧用端末へ抽選番号を通知し、所定の条件が満たされた応募書式から情報閲覧用端末を利用する消費者の個人情報を収集し、懸賞の抽選経過をネットワーク上で公開する公開抽選を行なうようにしている。

したがって、企業側はホームページ上で十分な広告を行うことができ、一方、広告を見る消費者側は自分が必要とする広告対象商品の情報を得ることができる。さらに、広告閲覧者に対してプレゼントを用意することにより、更に広告に対する興味を持たせると共にブレゼントへの応募に際して個人情報や商品への感想 · 評価などを電子データとして収集でき、収集した個人情報や商品への感想 ·評価などのデ一夕をコンピュータ処理により容易に管理 ·加工すること及び要求加算手段により加算された数値を解析することで、有用なマーケティング情報を容易かつ正確に得ることができる。さらに、プレゼント応募に対してはネヅト上で抽選の経過が公開あるいは再現される公閧抽選を行なうことで、抽選の応募者に対して公正さ、期待あるいは楽しみを持たせて応募への興味ないし意欲を刺激し、個人情報や商品への感想 ·評価などの有用なデ一夕の収集を活発にできる。さらに、抽選に応募した消費者が公開抽選に参加するために再度広告情報を閲覧することで、消費者に対する広告の機会を再度得ることができる。したがって、抽選の楽しみと詳細な商品説明を組み合わせることで、相乗的に広告対象商品の宣伝効果を一層高めることができる。

さらに、本発明において、広告倩報は、動画情報を有するものであることが好ましい。文字による説明だけでは広告対象商品の特徴が分り難く、また消費者に強い印象を与えることは困難だが、動画を用いることで、消費者が直感的に理解できかつ強い印象を受けるような広告効果の高い広告を行なうことが可能となるまた、静止画像だけでは分り難かった広告対象商品の細かい部分の特徴についても、当該部分が動画により展開表示されるような広告情報を用いることで、より広告効果の高い広告を行なうことが可能となる。

さらに、本発明において、抽選の当選番号の選出の経過を当選番号情報として出力すると共に逐次更新し、情報閲覧用端末からの要求に応じ最新の当選番号情報を前記情報閲覧用端末に展開表示して、擬似的に公開抽選を行なうようにしても良い。これにより、消費者にあたかも公開抽選に参カ卩しているかのような臨場感を与えることができる。

さらに、当選番号情報は、動画情報を有するものであることが好ましい。これにより、消費者は、さらに、公開抽選に参加しているかのような臨場感、楽しみが得られる。

さらに、広告対象商品やサービスに関する広告情報を情報閲覧用端末に展開表示した後に、当選番号を情報閲覧用端末に表示するようにすることが好ましい。これにより、消費者に対する再度の広告の機会を確実に得ることができる。

図面の簡単な説明

図 1は本発明の広告システムの一実施例を示す概略構成図である。図 2〜図 8 は同広告システムのウェブページの一例を示す図で、図 2はトップページを、図 3は広告ページを、図 4 A及び図 4 Bは広告対象商品の説明を動画を用いた商品説明ページを、図 5は申込用ページを、図 6は抽選番号ページを、図 7は当選番号発表ページを、図 8は当選番号の数字が表示画面上を動く一場面を示した当選番号発表ぺージをそれぞれ示している。図 9は同広告システムのゥェブぺ一ジのリンクの関係を示した図である。図 1 0は本発明の広告システムの処理シ一ケンスの一例を説明する図である。図 1 1は本発明の広告システムの公開抽選日における処理シーケンスの一例を説明する図である。図 1 2は抽選受付手段による処理の一例を示すフローチャートである。図 1 3は公開抽選手段による公開抽選の処理の一例を示すフローチャートである。

発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。

図 1から図 1 3に本発明広告システムの実施の一形態を示す。広告システム 1 は、ネットワーク 2上で情報閲覧用端末 3からの要求に応じて情報を提供するデ一夕処理システムを用いたものであり、広告対象商品やサービスに関する広告情報を情報閲覧用端末 3からの要求に応じ情報閲覧用端末 3に展開表示し併せて抽選によりプレゼン卜が贈られる懸賞情報とを表示する広告手段 4と、情報閲覧用端末 3からの要求の数を加算する要求加算手段 5と、情報閲覧用端末 3からの懸賞の応募要求に応じ情報閲覧用端末 3に所定の応募書式を送信すると共に情報閲覧用端末 3から所定の条件が満たされた応募書式を受信した場合に情報閲覧用端末 3へ抽選番号を通知する抽選受付手段 3 6と、所定の条件が満たされた応募書式から情報閲覧用端末 3を利用する消費者の個人情報を収集する情報収集手段 6 と、懸賞の抽選経過をネットワーク 2上で公開する公開抽選手段 7とを有するようにしている。

ネットワーク 2は、各種情報処理装置間の双方向のデータ通信を可能とする情報インフラストラクチャであり、例えばコンピュータネットワークの集合体であるいわゆるイン夕一ネットの利用が好ましい。これにより、広告システム 1では、不特定多数の情報閲覧用端末 3に対して広告情報を提供することができる。以下、本実施形態では、ネヅトワーク 2としてイン夕一ネットを使用した場合について主に説明する。

インターネット 2上で情報閲覧用端末 3からの要求に応じて情報を提供するデ —夕処理システムとして、例えば、既知の技術である WWW (World Wide Web) サーバと WWWブラウザによる WW Wシステムの利用が容易であり好ましい。広告手段 4は、例えばコンピュータ 1 3上で実行される WWWサーバである。コンビユー夕 1 3は、中央演算処理装置 8、主記憶装置 9、補助記憶装置 1 0、ネヅトワーク 2と接続するための通信ィン夕フェース 1 1、ディスプレイゃキ一ボード等が接続される入出力イン夕一フェース 1 2等のハードウェア資源と、これらハ一ドウエア資源を制御するオペレーティングシステムと、 WWWサ一バソフトウエア 3 7等を備え、いわゆる WWWサーバとしての機能を有する。以下、本実施形態では、広告手段 4を広告サーバ 4と呼ぶ。

広告サーバ 4は、例えば、 H T M L (Hyper Text Markup Language) に代表されるゥヱブぺ一ジ用言語を用いて広告情報等が記述されたファイル 3 4 (以下、本実施形態では、これらを HTMLファイル 34と呼ぶ。）と、広告リソース 3 5とを補助記憶装置 10に備える。なお、 HTMLに限られず、例えば、情報閲覧用端末 3が備える機能に合わせて、 WWWシステムで用いられるその他のゥェプページ用言語である XML、コンパクト HTML等を利用するものとしても良い。広告リソース 35は、例えば、広告対象商品の画像情報や動画情報であり、 GIF (Graphics Interchange Format) イメージ等の静止画ファイルや、 Fla s h (商標； Macromedia社）等を用いて作成した動画ファイルである。なお、この他、広告リソース 35には、音声情報等を含めるようにしても良い。

HTMLファイル 34には、これらの広告リソース 35を情報閲覧用端末 3に表示させるために、 HTML表記に準拠した広告リソース 35の URLアドレスの記述が含まれる。なお、画像情報や、動画情報等の広告リソース 35を情報閲覧用端末 3に表示するための手段は特に限定されるものではない。例えば、 GI Fアニメーションや、 Javaアブレヅト、 Javaスクリプト、ダイナミック HTML等を利用したものや、情報閲覧用端末 3側に必要なプラグイン ·ソフトをインストールして実現するもの、または広告サーバ 4が MP EG形式により圧縮された動画ファィルを提供して情報閲覧用端末 3側で所定のソフトウェアを呼び出して再生するもの等、ィンターネツト 2上で利用可能な技術を広告に必要な情報量に合わせて適宜選択し利用することができる。

情報閲覧用端末 3側では、 HTMLファイル 34の記述内容が解釈され、この際 HTMLファイル 34にリンクされている広告リソース 35も読み出されて、文書中に画像や動画などが埋め込まれたウェブページ 24が表示される。ウェブページ 24は、その目的別に所定の数及び内容のものが用意され、これに合わせて HTMLファイル 34及び広告リソース 35も所定の数及び内容のものが用意される。例えば、本実施形態の広告サーバ 4には、情報閲覧用端末 3が広告サ一バ 4に最初にアクセスしたとき表示するウェブページ 24 a (以下トップページ 24 aと呼ぶ。）と、広告対象商品ごとの広告が表示されるウェブページ 24b

(以下、広告ページ 24 bと呼ぶ。）と、広告対象商品の詳細を説明するための動画情報を含んだゥヱブページ 24 c (以下、商品説明ページ 24 cと呼ぶ。）等が用意される。また、ウェブページ 24には、例えば HTMLのハイパーテキスト機能を用いて他の所定のウェブページ 24ヘリンクが張られる。当該リンクの構成及びゥヱブページ 24の構成の具体例は、後述の実施例で説明する。要求加算手段 5は、例えば、広告サーバ 4の WWWサーバ機能と連携して、消費者が各ウェブページをアクセスする回数を加算していくアクセスカウン夕である。要求加算手段 5は、例えば、 CGI (Common Gateway Interface)等を利用したカウン夕用スクリプト 41と、所定の HTMLファイル 34へのアクセス数が各 HTMLファイル 34毎に記述されるカウントファイル 42を用いて構成される。なお、カウン夕用スクリプト 41とカウントファイル 42を例えば補助記憶装置 10に格納して、要求加算手段 5を広告サーバ 4と同一コンピュータ 13 上で実行するものとしても良い。例えば、アクセス回数を数える必要のある HT MLファイル 34には、カウン夕用スクリプト 41の URLを記述しておく。当該 HTMLファイル 34を受信した情報閲覧用端末 3では、当該 HTMLフアイル 34の記述に従いカウン夕用スクリプト 41の起動要求を広告サーバ 4に送信する。これによりカウン夕用スクリプト 41が起動され、カウンタ用スクリプト 41によりカウントファイル 42中のカウン夕に該当する数値が 1増加、即ち力ゥントアップされる。

抽選受付手段 36は、例えば、受付用プログラム 39と、受付用プログラム 3 9を起動するための記述がなされた申込用 HTMLファイル 34 aと備えるものである。受付プログラム 39は、例えば、広告サーバ 4の WWWサーバ機能を利用し、 WWWサーバ機能との連携が容易なように CGI等を利用する。申込用 H ^41^ファィル34&は、懸賞の応募書式であり、例えばゥヱブページ装飾用の所定の画像ファイル等と共に情報閲覧用端末 3側で消費者が個人情報を記入するウェブページ（以下、申込用ページ 24 dと呼ぶ。）として表示される。申込用ページ 24 dの構成の具体例は、後述の実施例で説明する。なお、受付用プログラム 39及び申込用 HTMLファイル 34 aを例えば補助記憶装置 10に格納して、抽選受付手段 36を広告サーバ 4と同一コンピュータ 13上で実行するようにしても良い。

抽選受付手段 36では、例えば、広告サーバ 4の WWWサーバ機能を利用し、情報閲覧用端末 3からの懸賞の応募要求に応じて、情報閲覧用端末 3に申込用 H TMLファイル 34aが送信されるようにする。そして、情報閲覧用端末 3より所定の個人情報が入力された当該応募書式の送信要求があった場合に、受付用プログラム 39が起動するようにする。

図 12に、受付用プログラム 39による処理の一例のフローチャートに示す。受付用プログラム 39では、例えば、応募書式を受信し主記憶装置 9上に一時格納するようにして（受付用プログラム：ステップ 1)、受信した当該応募書式に所定の個人情報が記入されているか否か調べる（ステップ 2) 。条件が満たされていれば（ステップ 2 ； Yes)、例えば当該抽選において唯一の数字の組み合わせが与えられるように抽選番号を算出して（ステップ 3) 、当該抽選番号が反映された抽選番号通知用 HTML 34bを生成する（ステヅプ 4) 。そして、広告サーバ 4の WWWサーバ機能により、情報閲覧用端末 3に抽選番号通知用 H T ML 34bが送信されるようにする（ステップ 5) 。抽選番号通知用 HTML 3 4bは、例えばウェブページ装飾用の所定の画像ファイル等と共に、情報閲覧用端末 3側で、抽選番号の確認等を表示するゥヱブページ（以下、抽選番号ページ 24 eと呼ぶ。）として表示される。また、受付用プログラム 39は、情報収集手段 6と通信を行い、例えば、主記憶装置 9上に一時格納されている当該個人情報を情報収集手段 6に格納するように依頼する（ステップ 6) 。一方、受信した応募書式に個人情報の必要記入事項の漏れや誤りがあった場合は（ステップ 2 ； No)、例えば、消費者にエラーがあった旨を知らせて再度応募書式に記入するように促す HTMLファイルが報閲覧用端末 3に送信される（ステップ 7) 。情報収集手段 6は、例えば、個人情報を格納し蓄積するデータベースである (以下、個人情報データべ一ス 6と呼ぶ。）。個人情報データべ一ス 6は、処理の負荷及びセキュリティを図るべく、コンピュータ 13とは別のコンピュータ 4 0上で実行することが好ましい。コンビユー夕 40は、例えば、コンピュータ 1 3と同様のハードウェア資源と、これらハードウェア資源を制御するオペレーテイングシステムと、デ一夕べ一ス用ソフトウェア等を備え、いわゆるデ一夕べ一スサーバとしての機能を有する。個人情報データベース 6では、例えば、受付用プログラム 39との通信を介して、所定の個人情報が記入されている応募書式から、予め定義された所定のフォーマットに従って個人情報を抽出し、当該個人情報をコンピュータ 4 0の補助記憶装置 4 3に蓄積する。蓄積される当該個人情報は、所定のデータべ一ス操作、例えば、所望のデータを抽出する、または統計情報を計算する等により、容易に有用なマ一ケティング情報を得ることが可能となる。なお、個人情報データベース 6が有する個人情報のセキュリティを確保するために、受付用プログラム 3 9との通信は、例えば、ファイアウォール機能を有するゲートウェイ 3 0を介して行なうようにしても良い。

公開抽選手段 7は、例えば、消費者に通知した公開抽選の実施日時に、公開抽選処理を行ない、さらに、その処理の過程及び結果を消費者が情報閲覧用端末 3 を介して確認することができるものである。公開抽選手段 7による公開抽選処理では、例えば、抽選の当選番号の選出の経過を当選番号情報として出力すると共に逐次更新するようにして、情報閲覧用端末 3からの要求に応じ最新の当選番号情報を情報閲覧用端末 3に展開表示できるようにし、擬似的に公開抽選を行なうようにしている。公開抽選処理は、例えば、処理負荷の分散を図るように、コンピュー夕 1 3とは別のコンビュ一夕 3 2上で実行するようにしても良い。コンビュ一夕 3 2は、例えば、コンピュータ 1 3と同様のハードウェア資源と、これらハ一ドウエア資源を制御するォペレ一ティングシステムとを有する。また、コンピュー夕 3 2の補助記憶装置 4 4には、公開抽選処理を実行するための当選番号生成プログラム 4 5が格納される。

図 1 3は、当選番号生成プログラム 4 5による公開抽選処理の一例を示すフロ一チャートである。例えば、公開抽選手段 7では、当選番号の桁数 nが与えられると（当選番号生成プログラム：ステップ 1 ) 、桁数カウン夕 iに 1をセットする（ステップ 2 ) 。なお、 n , i共に整数である。 iが nを超えていなければ

(ステヅプ 3 ； N o ) 、当選番号を構成する 1つの番号をランダムに抽出する

(ステヅプ 4 ) 。そして、当該抽出された番号を当選番号の i桁目即ち 1桁目にセヅトする（ステヅプ 5 ) 。当選番号を構成する数字が 1桁選ばれるごとに、その数字を反映させたゥヱブページ 2 4 (以下、当選番号発表ページ 2 4 f と呼ぷ。）が生成される（ステップ 6 ) 。即ち、当選番号の選出の経過が、当選番号情報である当選番号発表ページ 2 4 f として出力される。ここで、臨場感ある当選番号発表の場面を実現するために、当選番号発表ページ 2 4 fは、例えば、当達番号 H T M Lファイル 3 4 cと、動画情報を有する当選番号発表用リソース 4 6から構成することが好ましい。生成された当選番号発表ページ 2 4 f即ち当選番号 H T M Lファイル 3 4 cと当選番号発表用リソース 4 6は、例えば、広告サーバ 4の所定の H T M Lファイル 3 4からリンクの指定がされている補助記憶装置 1 0の所定の場所に所定のファイル名で格納される（ステップ 7 ) 。これにより、広告サーバ 4の WWW機能を介して、情報閲覧用端末 3が当選番号発表べ一ジ 2 4 fにアクセスできるようにする。以後、桁数カウンタ iをカウントアップしていき（ステップ 8 )、 iが nを超えるまで、即ち設定された桁数 I の当選番号が得られるまで、構成番号をランダムに抽出当選番号の i桁目にセット当選番号発表ページ 2 4 fを生成補助記憶装置 1 0の所定の場所に格納（ 2回目以降は更新） →桁数カウンタ iをカウントアップ、との処理を繰り返す（ステヅプ 3 ； N o ) 。そして、 iが nを超えたら、即ち設定された桁数 nの当選番号が得られたら（ステヅプ 3 ； Y e s ) 、処理を終了させる。なお、複数当選者がある場合、即ち複数の当選番号が必要な場合は、例えば、必要な数の当選番号が得られるように上記公開抽選処理を更に繰り返すものとしても良い。

情報閲覧用端末 3は、例えば、 WWWサーバが有する情報を閲覧することができる WWWブラウザソフトウェア 3 8を有する情報処理端末である。情報処理端末は、例えば、中央演算処理装置 1 6、主記憶装置 1 7、補助記憶装置 1 8、通信インタフェース 1 9、入出力インタ一フエ一ス 2 0、キーボード 2 1、マウス等のポインティングデパイス 2 2、ディスプレイ 2 3等のハードウェア資源とこれらハードウェア資源を制御するオペレーティングシステムを備えるパーソナルコンピュータである。情報閲覧用端末 3は、 H T M Lファイル 3 4を角荦釈しディスプレイ 2 3に表示する際に広告リソース 3 5も読み出して、文書中に画像や動画などが埋め込まれたウェブページ 2 4を表示することができる。即ち広告情報は、ゥヱブページ 2 4により、文字情報、画像情報、動画情報により又はこれら情報を適宜組み合わせて構成され、広告対象商品についての詳細な説明、また表現力の高い広告を可能としている。なお、情報閲覧用端末 3は、インターネット 2に接続可能な通信インタフェース 1 9を備え、 WWWブラウザソフトウエア 3 8を有し、画像表示機能やメニュー選択機能等の所定の入出力装置等を備えるものであれば、特に限定されるものではない。例えば、インターネット 2に接続可能な通信ィン夕フェース 1 9及び WWWブラウザソフトウエア 3 8の機能を有する携帯電話等の携帯情報端末、又はインターネットテレビ等が利用できる。

なお、本実施形態での広告サーバ 4 (コンビユー夕 1 3 ) 及び情報閲覧用端末 3は、ともにインターネット 2に接続されるが、その接続形態は特に限定されるものではない。例えば、公衆電話回線、または O C N (Open Computer Network) 等の通信専用回線、 I S D N (Integrated Services Digital Network)、 AD S L (Asymmetric Digital Subscriber Line) 、携帯電話の基地局を経由したデ一夕通信等を利用することができる。広告サーバ 4は、例えば、ルー夕等のゲ一トウェイ 1 4を介してイン夕一ネヅト 2に接続するものとしても良い。また、情報閲覧用端末 3は、図示しないィン夕ネットプロバイダを介してィン夕一ネット 2 に接続するものとしても良い。情報閲覧用端末 3を使用する消費者は、インターネット 2に接続することで広告サーバ 4にアクセスすることができ、広告サーバ 4の有する広告情報をゥェブぺ一ジ 2 4として閲覧することができる。

次に、以上のように構成される広告システム 1における広告方法の一例を説明する。図 1 0は、情報閲覧用端末 3と、コンピュータ 1 3 (広告サーバ 4、要求加算手段 5、抽選受付手段 3 6 ) と、個人情報データベース 6との間の情報の送受信と処理の流れの一例を時間経過に沿って示したものである。なお、同図中の情報閲覧用端末 3から広告サーバ 4に向かう矢印は、情報閲覧用端末 3から広告サーバ 4への所定のウェブページ 2 4の閲覧要求を示し、広告サーバ 4から情報閲覧用端末 3に向かう矢印は、コンピュータ 1 3から情報閲覧用端末 3への当該要求に対するウェブページ 2 4の情報送信を示す。なお、当該情報送信には、ゥエブページ 2 4を構成する H T M Lファイル 3 4、広告リソース 3 5、その他ゥェブぺ一ジ装飾用の所定の画像フアイル等の情報送信も含まれるものとする。広告サーバ 4には、情報閲覧用端末 3が広告サーバ 4に最初にアクセスしたとき表示するトップページ 2 4 aと、広告対象商品ごとの広告が表示される広告べージ 2 4 bと、広告対象商品の詳細を説明するための動画情報を含んだ商品説明ページ 2 4 c等が用意される。

トップページ 2 4 aには、例えば、図中矢印 Aに示す広告システム 1が紹介する広告対象商品のタイトルと、当該商品あるいは関連商品若しくは全く無関係の景品や金銭など（以下、これらを総称してプレゼントと呼ぶ。）が抽選によりプレゼントされる懸賞情報とを併せて掲載するようにする。なお、トップページ 2 4 aでは、広告対象商品の詳細を表すためのファイルサイズの大きい広告リソース 3 5は表示しないようにして、広告対象商品群のィンデヅクスとして機能させることが好ましい。トヅプぺ一ジ 2 4 aにアクセスしてきた情報閲覧用端末 3側では迅速にトップページ 2 4 aが表示され、消費者は希望の広告対象商品を選択することができる。そして、トヅプページ 2 4 aに紹介する広告対象商品のタイトルに興味を持った消費者が、例えば、当該タイトルをクリックすることで、ハィパーテキストでリンクされた広告ページ 2 4 bにジャンプできるようにする。広告ページ 2 4 bには、例えば、広告リソース 3 5として、 G I Fアニメーシヨンを用いて作成した動画ファイルを組み込むようにする。広告ページ 2 4 bは、図中 Cで示す枠内に記述される広告対象商品の宣伝内容等の文字情報と、所定の動作をする広告対象商品の動画 2 5と、プレゼント抽選に応募するための応募ボタン 2 6等が表示される。また、より詳細な情報を望む消費者のために、例えば、広告ページ 2 4 bの図中矢印 Bで示す所定の文字をクリックすることで、ハイパ —テキストでリンクされた商品説明ページ 2 4 cにジャンプできるようにする。商品説明ページ 2 4 cでは、例えば、広告リソース 3 5として、 F l a s h (商標； Macromedia社）を用いて作成した動画ファイルを組み込むようにする。当該動画ファイルでは、例えば、情報閲覧用端末 3の消費者が、ディスプレイ 2 3上に表示されるポインティングデバイス 2 2で操作可能なポインタ 2 7を、商品説明ページ 2 4 cに表示された広告対象商品の画像 2 8の所定の場所に合わせることで、その部分の拡大図や内部が、動画によって表示されるようにする。また、商品説明ページ 2 4 cにも、プレゼント抽選に応募するための応募ボタン 2 6が表示されるようにする。なお、商品説明ページ 2 4 cは各広告対象商品ごとに 1ページに限るものではない。必要であれば、さらに詳細な商品説明を行なうウェブページ 2 4を用意して、当該ウェブページ 2 4を次々にリンクさせることができるのは勿論である。

ここで、例えば、「車」の広告を希望する企業があった場合は、当該「車」用の広告ページ 2 4 b及び「車」用の商品説明ページ 2 4 cを作成して、補助記億装置 1 0に格納する。また、トップページ 2 4 aの広告対象商品のタイトルに

「車」のタイトルを追加し、例えば当該「車」がプレゼントされるメッセージと共に、上述したように各ウェブページ 2 4にリンクを張るようにする（広告方法

：ステップ 1 )。

そして、消費者が情報閲覧用端末 3を用いて、例えばイン夕一ネット 2上の検索エンジン等から、広告システム 1のホームページ即ちトヅプページ 2 4 aの U R Lアドレスにアクセスしてくる。広告サ一バ 4では、情報閲覧用端末 3からのアクセス要求に応答して、トヅプページ 2 4 aを構成する H T M Lファイル 3 4 とその他ウェブページ装飾用の所定の画像ファイル等を情報閲覧用端末 3に送信する。これにより、情報閲覧用端末 3にトップページ 2 4 aが表示される（ステップ 2 ) 。なお、情報閲覧用端末 3の当該アクセス要求に応じて、要求加算手段 5により、カウントファイル 4 2のトップページ 2 4 aに対応するカウン夕に 1 が加算される（ステップ 8 ) 。

情報閲覧用端末 3に表示されたトップページ 2 4 aの広告対象商品のタイトルの中で、消費者が「車」に興味を示し、図中矢印 Aで示す「車」のタイトルをクリックすると、広告ページ 2 4 bの閲覧要求が情報閲覧用端末 3から i£告サーバ 4に送信される。そして、広告サーバ 4は、情報閲覧用端末 3からの閲覧要求に応答して、広告べ一ジ 2 4 bを構成する H T M Lファイル 3 4と所定の広告リソ —ス 3 5とその他ウェブページ装飾用の所定の画像ファイル等を情報閲覧用端末 3に送信する。これにより、情報閲覧用端末 3に広告ページ 2 4 bが表示される

(ステップ 3 ) 。なお、情報閲覧用端末 3の当該閲覧要求に応じて、要求加算手段 5により、カウントファイル 4 2の広告ページ 2 4 bに対応するカウン夕に 1 が加算される（ステップ 9 )。

「車」の告ページ 2 4 bが表示され、消費者は、プレゼントへの応募を望む場合は、応募ボタン 2 6をクリックする。一方、消費者が、さらに「車」の詳細な説明を知りたい場合は、図中矢印 Bで示す所定の文字をクリックする。これにより、商品説明ページ 2 4 cの閲覧要求が情報閲覧用端末 3から広告サーバ 4に送信される。そして、広告サーバ 4は、情報閲覧用端末 3からの閲覧要求に応答して、商品説明ページ 2 4 cを構成する H T M Lファイル 3 4と所定の広告リソース 3 5とその他ウェブページ装飾用の所定の画像ファイル等を情報閲覧用端末 3に送信する。これにより、情報閲覧用端末 3に商品説明ページ 2 4 cが表示される（ステップ 4 ) 。なお、情報閲覧用端末 3の当該閲覧要求に応じて、要求加算手段 5により、カウントファイル 4 2の商品説明ページ 2 4 cに対応するカウン夕に 1が加算される（ステップ 1 0 ) 。

商品説明ぺ一ジ 2 4 cでは、例えば、「車」を斜め前方から見た画像 2 8が表示される。例えば、画像 2 8のうち消費者が興味を持つと思われる部分や、広告対象商品の特徴部分にマウス等のポインタ 2 7を合わせた場合に、当該部分の拡大された画像が動画を用いて表示されるようにしている。例えば、消費者が情報閲覧用端末 3において、「車」の画像 2 8のうちライト部分にマウス等のポイン夕 2 7を合わせると、例えば、ライト部分にマークが付されて、次に当該マークからラインが引かれ、次に当該ラインの先に当該ライト部分の拡大された画像が表示されるような動画が表示される（図 4 A) 。

さらに、ポインタ 2 7を「車」の後方に合わせると、「車」が方向転換し斜め後方からの画像が表示される。さらに、ポインタ 2 7の「車」の中心に合わせると、「車」の内装も表示されるようにし、オーディオ部分にポインタ 2 7を合わせるとその部分が拡大して表示されるようにする（図 4 B ) 。なお、この他、夕ィャ、ハンドル、マフラ等の部分にポインタ 2 7を合わせることで、当該部分の拡大された画像が表示されるようにしても良い。

このように、初期画像だけでは分り難かった広告対象商品の細かい部分について、消費者は、マウス等のポインタ 2 7を動かすことで、知りたい部分が動画により拡大されて、より詳細な情報を得ることができる。また、商品説明ページ 2 4 cに、例えば、図中 Gで示す枠内に広告対象商品である「車」の説明を記述しておき、その各説明にポインタ 2 7を合わせることで、当該説明に対応する「車」の画像部分が拡大されるようにしても良い。これにより、文字による説明だけでは分り難い広告対象商品の特徴も、消費者は画像や動画により直感的に理解することができる。

なお、動画を用いて広告対象商品の詳細を説明するものは、上述の例に限らず、例えば、ウェブページ 2 4上に表示された広告対象商品の上下又は左右にスクロ一ルバ一を設けるようにして、当該スクロ一ルバ一を操作することで広告対象商品の向きを変更できるようにしても良い。あるいは、ウェブページ 2 4上に表示された広告対象商品をマウス等でドラッグすることで、広告対象商品の向きを変更できるようにしても良い。また、広告対象商品が所定の動きするように予めプログラムされているビデオ形式のファイルを、広告サーバ 4が情報閲覧用端末 3 に配布して、情報閲覧用端末 3側で当該ビデオ形式のファイルを実行するようにしても良い。

また、商品説明ページ 2 4 cにおいて、消費者は広告対象商品のどの部分ゃ特徴に興味を持っているのかを調べることができるように、広告対象商品の部分や特徴に対する表示要求があつた場合に、要求加算手段 5のカウン夕用スクリプト 4 1を起動するようにして、当該要求をカウントするようにしても良い。

抽選受付手段 3 6の申込用ページ 2 4 dは、広告ページ 2 4 b又は商品説明ぺ —ジ 2 4 cにおいて表示される応募ボタン 2 6をクリヅクすることでジャンプするようにリンクされている。すなわち、情報閲覧用端末 3側では、広告ページ 2 4 b又は商品説明ページ 2 4 cを経由して初めて申込用べ一ジ 2 4 dが表示される。このようなリンクを構成することで、懸賞に応募する消費者に対して、確実に広告の機会を得ることができる。

申込用ページ 2 4 dは、例えば、図中 Dで示す枠内に記述される応募方法及びアンケ一トの案内と、図中 Eで示す枠内に記述される広告対象の広告対象商品に対するアンケートと、図中 Fで示す枠内に記述される個人情報入力欄等からなる。例えば、本実施形態で収集する個人情報は、「名前」、「E _m a i 1ァドレス」、「郵便番号」、「住所」、「電話番号」と、広告対象商品についての「ァンケ一ト」からなるものとしている。なお、個人情報の内容はこれに限定されず、広告対象商品や企業の意向に合わせて内容を変更できることは勿論である。

抽選に応募する消費者が申込用ページ 2 4 dに必要事項を記入して送信ボタン 2 9をクリックすると、個人情報が記入された応募書式が、情報閲覧用端末 3からコンピュータ 1 3に送られる。これに応じて受付用プログラム 3 9が起動して、受信した当該応募書式に所定の個人情報が記入されているか否か調べる。必要事項が記入されていれば、抽選番号通知用 H T M L 3 4 bが生成され、広告サーバ 4の WWWサーバ機能により情報閲覧用端末 3に送信される。抽選番号通知用 H T M L 3 4 bは、例えばゥヱブページ装飾用の所定の画像ファイル等と共に、抽選番号ページ 2 4 eとして表示される。抽選番号ページ 2 4 eには、例えば、抽選番号、その他、公開抽選の実施日時、及びアンケート内容の確認等が表示される。これにより、消費者は自分の抽選番号や、公開抽選の実施日時を確認することができる。

また、受付用プログラム 3 9は、個人情報データベース 6と通信を行い、例えば、主記憶装置 9上に一時格納されている当該個人情報が個人情報データべ一ス 6に格納されるように依頼する。個人情報データベース 6は、これに応じて、当該個人情報を補助記憶装置 1 8に格納する（ステップ 1 1 ) 。なお、個人情報の必要記入事項に漏れや誤りがあった場合は、例えば、消費者にエラ一があった旨を知らせて再度応募書式に記入するように促す H T M Lフアイルが報閲覧用端末 3に送信される。

図 9は、上述した、トップぺ一ジ 2 4 a，広告ページ 2 4 b，商品説明ページ 2 4 c , 申込用ページ 2 4 d , 抽選番号ページ 2 4 e間のリンクの一例を示す。なお、同図に示すように、広告ページ 2 4 b，商品説明ページ 2 4 c , 申込用ぺージ 2 4 d，抽選番号ページ 2 4 eのいずれからもトヅプページ 2 4 aに戻れるようにリンクを張るようにしても良い。これにより、消費者は再びトップページ 2 4 aに戻り、他の広告対象商品についての広告情報を得ることができる。

図 1 1は、公開抽選の実施日における情報閲覧用端末 3と、広告サーバ 4 (コンピュー夕 1 3 ) と、公開抽選手段 7 (コンビュ一夕 3 2 ) との間の情報の送受信と処理の流れの一例を時間経過に沿って示したものである。なお、同図中の情報閲覧用端末 3から広告サーバ 4に向かう矢印は、情報閲覧用端末 3から広告サーバ 4への所定のゥヱブページ 2 4の閲覧要求を示し、広告サーバ 4から情報閲覧用端末 3に向かう矢印は、広告サーバ 4から情報閲覧用端末 3への当該要求に対するウェブページ 2 4の情報送信を示す。なお、当該情報送信には、ウェブべージ 2 4を構成する H T MLファイル 3 4、当選番号発表用リソース 4 6、その他ゥヱブページ装飾用の所定の画像ファイル等の情報送信も含まれるものとする _c 公開抽選の実施日において、公開抽選手段 7は、当選番号生成プログラム 4 5 により当選番号を構成する数字が 1桁選ばれるごとに当選番号発表ページ 2 4 f を逐次生成する（ステップ 1 2、 1 5、 1 8 ) 。当選番号発表ページ 2 4 fがコンピュー夕 1 3の補助記憶装置 1 0に格納されると、広告サーバ 4では、トップページ 2 4 aに公開抽選の案内を掲載して、当選番号発表ページ 2 4 f に所定のリンクを張り、消費者に公閧するようにする。また、以後、当選番号発表ページ 2 4 fが補助記憶装置 1 0に格納される場合は、既に格納されている当選番号発表ページ 2 4 fを最新の当選番号発表ページ 2 4 f に更新するようにして、最新の当選番号発表ページ 2 4 fを消費者に公開するようにする（ステップ 1 3、 1 6、 1 9 )

なお、消費者が公開抽選の実施日において当選番号発表ページ 2 4 f に最初にアクセスする場合、例えば、所定の広告対象商品の広告ぺ一ジ 2 4 bを通過した後に、当該当選番号発表ページ 2 4 fが表示されるようなリンクを構成することが好ましい。これにより、消費者に対して再び広告の機会を得ることができる。例えば、公開抽選の実施日に、トップページ 2 4 aにアクセスしてきた消費者が、トップページ ₂ 4 aに表示された公開抽選の案内の文字をクリヅクすると、ハイパーテキストでリンクされた所定の広告ページ 2 4 bにジャンプするようにする。そして、さらに、消費者が当該広告ページ 2 4 b中の公開抽選の案内の文字をクリヅクすることで、ハイパ一テキストでリンクされた当選番号発表ページ 2 4 f にジャンプするようにする。

広告サーバ 4は、情報閲覧用端末 3からの要求に応答して、当選番号発表べ一ジ 2 4 fを構成する当選番号 H T M Lファイル 3 4 cと、動画情報を有する当選番号発表用リソース 4 6と、その他のウェブぺ一ジ装飾用の所定の画像ファイル等を情報閲覧用端末 3に送信する。これにより、情報閲覧用端末 3に当選番号発表ページ 2 4 fが表示される。すると、現在までに確定している当選番号や、当遷番号を構成する数字のうち確定している数字が動画情報と共に表示される（図 7 )

当選番号発表ページ 2 4 は、公開抽選手段 7及び広告サーバ 4により、逐次更新されるので、情報閲覧用端末 3側で当選番号発表ページ 2 4 fを更新することにより、消費者はあたかも公開抽選に参加しているかのような臨場感が得られる（ステップ 1 4、 1 7、 2 0 ) 。さらに、この際、例えば図 8に示すように、当選番号発表ページ 2 4 fでは、動画情報を有する当選番号発表用リソース 4 6 により、当選番号の数字を動画を用いて表示するようにしている。例えば、数字が回転しながら、情報閲覧用端末 3の画面の手前から飛んできて、所定の場所に収まるように表示する。これにより、消費者はさらに公開抽選に参加しているかのような臨場感、楽しみが得られる。

以上のように、本発明の広告システム 1及び広告方法によれば、動画を用いた商品説明ページ 2 4 cにより、消費者が直感的に理解できかつ強い印象を受けるような広告効果の高い広告を行なうことが可能となる。

さらに、収集した個人情報を個人情報データベース 6で管理することにより、広告対象商品に対する評価、需要者層、需要者のニーズ等の有用なマ一ケティング情報を容易かつ正確に得ることができる。また、抽選に応募せず個人情報が得られない消費者をも含めて、どのくらいの消費者が各ウェブページ 2 4にァクセスしてきたのか、また、商品説明ページ 2 4 cにおいて、消費者はどの広告対象商品に、また広告対象商品のどの部分や特徴に興味を持っているのか等を、要求加算手段 5により加算された数値をもとに解析することも可能であり、これによつても有用なマ一ケティング情報を得ることができる。

さらに、公開抽選を行なうことで、消費者は抽選に対して公正さ、期待あるいは、楽しみを持つことができる。さらに、抽選に応募した消費者は当選発表日に再び広告サーバ 4にアクセスすることから、広告システム 1では消費者に対する広告の機会を再度得ることができる。

したがって、抽選の楽しみと詳細な商品説明を組み合わせることで、相乗的に広告対象商品の宣伝効果を高めることができる。

なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である o

例えば、公開抽選の当選番号発表ページ 2 4 f において、ルーレット形式で当選番号を表示するようにして、抽選経過に、さらにゲーム性を持たせるようにしても良い。

また、本発明を適用するネットヮ一ク 2としてィン夕ーネットを利用することが好ましいが、双方向性を有するデ一夕通信網であれば、これに限られるものではない。例えば、 C A T V網や、 B Sディジタル放送、 C Sディジタル放送等の双方向のデータ通信を可能とする契約加入式の情報ィンフラストラクチャを利用するものとしても良い。この場合は、例えば、ネットワーク 2に対応した所定の通信イン夕一フェースを備える C A T V用端末、 B Sディジタル放送用端末、 C Sディジタル放送用端末等を情報閲覧用端末 3とし、広告手段 4にネツトワーク 2に対応した所定の通信ィン夕一フエ一スを備えるようにすることで、上述と同様の広告方法を実施することが可能となる。

また、上述の実施形態では、広告の対象となった広告対象商品そのものをプレゼントの対象として、当該商品の広告効果を高めるようにしたが、広告の対象となる商品は、これに限られるものではない。例えば、広告の対象となった商品に関連した商品をプレゼントの対象とするものとしても良い。例えば、広告の対象が「車」であれば、当該車用の「アクセサリ」をプレゼントの対象とするものとしても良い。この場合であっても、広告の対象である「車」に興味を持つ消費者は、当該車用の「アクセサリ」にも興味を持つであろうから、当該広告対象商品の広告効果を高めることができる。

また、広告の対象は、商品のみでなく、例えば、海外旅行や宿泊施設等のサービスを対象とすることができるのは勿論である。

また、上述した広告システム 1のコンピュータ 1 3 , 3 2， 4 0によるシステム構成は好ましい一例であり、処理する情報量や情報閲覧用端末 3からのァクセス数等により、適宜その構成を変更又は拡張することができるのは勿論である。また、以前個人情報を入力したことのある消費者が、次の機会に再度個人情報を入力する際は、入力項目の 1つであるメールァドレスを最初に入力するだけで、その他の基本情報（住所、氏名、生年月日、性別等）が自動的に表示されるようにしても良い。この場合、例えば、メールアドレスの入力があった場合に、受付用プログラム 3 9を起動させて、個人情報データべ一ス 6に当該メールアドレスが格納されているか問い合わせるようにし、格納されていれば当該メ一ルァドレスに連なるその他の基本情報（住所、氏名、生年月日、性別等）を個人情報デ一夕ベース 6から取得して、情報閲覧用端末 3側で申込用ページ 2 4 dに反映させて表示させるようにしても良い。これにより、消費者は 2回目以降の応募への申込の際は、個人情報のうち基本情報（住所、氏名、生年月日、性別等）の入力をする手間を省くことができる。

また、同じプレゼントに対する同じ消費者からの重複した応募を避けるために、例えば、個人情報デ一夕べ一ス 6に登録依頼があった個人情報のうち基本情報 (住所、氏名、生年月日、性別等）が同一のプレゼント応募に対して重複している場合は、抽選番号ページ 2 4 eを発行しないようにしても良い。この場合、例えば、受付プログラム 3 9と個人情報データベース 6との通信の中で、かかる同一プレゼントに対する同一人の重複応募をチヱヅクするようにする。これにより、不正な応募を排除して、真に広告対象商品に興味を示している消費者の個人情報を得ることができ、このため質の高いマ一ケティング情報を得ることができる。

Claims

請求の範囲

1 . ネットワーク上で情報閲覧用端末からの要求に応じて情報を提供するデ一夕処理システムを用いた広告システムであり、広告対象商品ゃサ一ビスに関する広告情報を前記情報閲覧用端末からの要求に応じ前記情報閲覧用端末に展開表示し併せて抽選によりプレゼントが贈られる懸賞情報とを表示する広告手段と、前記情報閲覧用端末からの前記要求の数を加算する要求加算手段と、前記情報閲覧用端末からの前記懸賞の応募要求に応じ前記情報閲覧用端末に所定の応募書式を送信すると共に前記情報閲覧用端末から所定の条件が満たされた前記応募書式を受信した場合に前記情報閲覧用端末へ抽選番号を通知する抽選受付手段と、所定の条件が満たされた前記応募書式から前記情報閲覧用端末を利用する消費者の個人情報を収集する情報収集手段と、前記懸賞の抽選経過を前記ネットヮ一ク上で公開する公開抽選手段とを備えたことを特徴とする広告システム。

2 . 広告対象商品やサービスに関する広告情報を前記情報閲覧用端末に展開表示した後に、前記当選番号を前記情報閲覧用端末に表示することを特徴とする請求項 1記載の広告システム。

3 . 前記公開抽選手段は、前記抽選の当選番号の選出の絰過を当選番号情報として出力すると共に逐次更新し、前記情報閲覧用端末からの要求に応じ最新の当選番号情報を前記情報閲覧用端末に展開表示して、擬似的に公開抽選を行なうことを特徴とする請求項 1または 2,記載の広告システム。

4 . 前記当選番号情報は、動画情報を有するものであることを特徴とする請求項 3記載の広告システム。

5 . 前記広告情報は、動画情報を有するものであることを特徴とする請求項 1 から 4のいずれかに記載の広告システム。

6 . ネットワーク上で情報閲覧用端末からの要求に応じて情報を提供するデ一夕処理システムを用いた広告方法であり、商品やサービスに関する広告情報を商品やサービスを抽選でプレゼントする旨と併せて前記情報閲覧用端末からの要求に応じ前記情報閲覧用端末に展開表示し、前記情報閲覧用端末からの前記要求の数を加算し、前記情報閲覧用端末からの前記抽選への要求に応じ前記情報閲覧用端末に所定の応募書式を送信すると共に前記情報閲覧用端末から所定の条件が満たされた前記応募書式を受信した場合に前記情報閲覧用端末へ抽選番号を通知し、所定の条件が満たされた前記応募書式から前記情報閲覧用端末を利用する消費者の個人情報を収集し、前記懸賞の抽選経過を前記ネットワーク上で公開する公開抽選を行なうことを特徴とする広告方法。

7 . 広告対象商品やサービスに関する広告情報を前記情報閲覧用端末に展開表示した後に、前記当選番号を前記情報閲覧用端末に表示することを特徴とする請求項 6記載の広告方法。

8 . 前記抽選の当選番号の選出の経過を当選番号情報として出力すると共に逐次更新し、前記情報閲覧用端末からの要求に応じ最新の当選番号情報を前記情報閲覧用端末に展開表示して、擬似的に公開抽選を行なうことを特徴とする請求項

6または 7記載の広告方法。

9 . 前記当選番号情報は、動画情報を有するものであることを特徴とする請求項 8記載の広告方法。

1 0 . 前記広告情報は、動画情報を有するものであることを特徴とする請求項 6から 9のいずれかに記載の広告方法。