JP2016529587A - ロッタリーの当選者を決定するための方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
(i)ユーザによって購入されたチケットを表すデータを生成することであって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、ことと、(ii)1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択することと、(iii)選択されたグループ内の各チケットに対して、ステータスインジケータをデッドに設定することと、(iv)ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させるよう、ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すことを含む、ロッタリーの当選者を決定するコンピュータで実装される方法が開示される。
Description
本発明は、ロッタリーの当選者を決定するための方法及びシステムに関する。
賭博の管轄官庁等の団体が、ロッタリー等の確率のゲームを実施することは公知である。ロッタリーの既知の一形態において、参加者は、チケットを購入し、2桁の数字の利用可能な組から数字の部分集合を選択する(又は、「クイックピック」システムにおいて、彼らのためにランダムに選択される)。1人以上の当選者が、次いで、参加者のチケットに割り当てられた数字に対して一致する可能性のある基準の数字の部分集合をランダムに抽選することによって、決定される。1つ以上の当選番号(又は数字の組)がランダムに抽選される他の種類のロッタリーも、公知である。
ランダム抽選が「ライブ」で、例えば、テレビジョンスタジオで実施され、結果が視聴者に放送されることは普通である。参加者は、それぞれが異なる数字の組と関連する多数のチケットを購入する場合があるため、参加者に対して、彼らのチケットが当選したか否かは、ランダムな数字が抽選されるため、直ぐに明らかにならないかもしれない。更に、ライブ抽選は、実際にチケットを購入した人々対してのみ興味を保持し、より広範囲の視聴者にとってはそうでもない。
参加者及び/又はより広範囲の大衆に対して向上したエンターテイメントを提供するロッタリーを実施する方法を提供するか、又は、少なくとも有用な代替方法を提供することが望ましい。
本発明の一態様により、ロッタリーの当選者を決定するコンピュータで実装される方法が提供され、
(i)ユーザによって購入されたチケットに関するデータを生成することであって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、ことと、
(ii)1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択することと、
(iii)選択されたグループ内の各チケットに対して、ステータスインジケータをデッドに設定することと、
(iv)ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させるよう、ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すことと、を含んでいる。
(i)ユーザによって購入されたチケットに関するデータを生成することであって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、ことと、
(ii)1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択することと、
(iii)選択されたグループ内の各チケットに対して、ステータスインジケータをデッドに設定することと、
(iv)ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させるよう、ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すことと、を含んでいる。
本発明の別の態様において、本発明の第1の態様の方法を実行するよう構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサを含む、ロッタリーの当選者を決定するためのシステムが提供される。
第3の態様において、本発明は、ロッタリーの当選者を決定するためのシステムを提供し、
ユーザによって購入されたチケットを表すデータを生成する手段であって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、手段と、
繰り返し、
1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択し、そして、
選択されたグループ内の各チケットに対して、前記ステータスインジケータをデッドに設定し、
それによって、ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させる、手段とを含んでいる。
ユーザによって購入されたチケットを表すデータを生成する手段であって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、手段と、
繰り返し、
1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択し、そして、
選択されたグループ内の各チケットに対して、前記ステータスインジケータをデッドに設定し、
それによって、ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させる、手段とを含んでいる。
本発明の第4の態様において、実行された場合に、1つ以上のコンピュータプロセッサに本発明の第1の態様の方法を実行させるプログラム命令を含む、ロッタリーの当選者を決定するためのコンピュータプログラム製品が提供される。
第5の態様において、本発明は、本発明の第4の態様のコンピュータプログラム製品を含む、コンピュータ読取可能データ記憶装置を提供する。
本発明の特定の実施形態を、非制限的な実施例のみによって、以下の添付図面を参照して以降で説明する。
本発明の実施形態は、ソーシャルメディア、シェア取引、融合技術、及び、ブランド及び著名人創出及び推薦を組み込んでもよいオンラインロッタリーを提供する。オンラインロッタリーは、テレビ上及び/又はインターネットを介して放送されるゲーム番組と連携して実施されてもよい。
一実施形態において、ロッタリーは、エントリの初期プールからたった1人の1等賞の当選者を決定するために、所定期間、例えば、6週間、放映される。初期プールは、任意の大きさに作成されてもよい。以下の実施例において、初期プールは、1,000,000エントリ(ライブチケット)を備えている。
懸賞の最初の3つの段階において、ライブチケットの数は、予選の3つの段階で1,000,000から800(例えば)にまで減少される。更なる予選が次いで実施され、1等賞の当選者が、所定のサイクル(例えば、6週間のサイクル)の終わりに決定される。
当選チケットは、特定の数字をランダムに抽選することによって(例えば、ライブチケットの初期プールに対応する数字の組から)決定されない。また、多くの種類のロトゲームにおいて見られるような、一連の数字の抽選、及び、その後の個々のチケットに対する一致もない。本発明者らは、これらの2つのアプローチのどちらも、十分に迅速で、効率的な方法で視聴者に対して情報を提供できないと考えている。
本発明は、少なくとも幾つかのその実施形態において、ロッタリーの運営者(又は関係する団体)から、テレビ、ネットワーク接続上で運営者のシステムに接続されるコンピュータ、セットトップボックス、又は携帯電話装置等の遠隔装置によって接続される視聴者への更新されたチケットステータスデータの迅速な伝送を可能にするために特に設計されている。
システム概要
最初に図1を参照すると、ロッタリーの当選者を決定するためのシステム100が示されている。システムは、インターネット等のデータ通信ネットワーク112を介してクライアントシステム115と通信するコンピュータシステム(サーバ)110を含んでいる。更に、同様のクライアントシステム120も、同時にサーバ110と通信してもよい。サーバ110は、本明細書中に説明するプロセス全体の制御及び調整を担当し、プロセスの一部を取り扱う様々な他のコンポーネント(ハードウェア及び/又はソフトウェア)と通信してもよい。
最初に図1を参照すると、ロッタリーの当選者を決定するためのシステム100が示されている。システムは、インターネット等のデータ通信ネットワーク112を介してクライアントシステム115と通信するコンピュータシステム(サーバ)110を含んでいる。更に、同様のクライアントシステム120も、同時にサーバ110と通信してもよい。サーバ110は、本明細書中に説明するプロセス全体の制御及び調整を担当し、プロセスの一部を取り扱う様々な他のコンポーネント(ハードウェア及び/又はソフトウェア)と通信してもよい。
システム100は、インターネット112上で放送するための放送源135からビデオ及び音声データを受信するテレビストリーミングサーバ130を含んでいる。放送源135は、無線周波送信機又はテレビスタジオから発信される信号を伝送する送信機等のアナログ又はデジタル源であってもよい。代替として、サーバ110は、それ自体、例えば、テレビスタジオから受信される第1の受信及び処理信号を有する、ストリーミングサーバ130のためのビデオ及び音声データの源であってもよい。幾つかの実施形態において、ストリーミングサーバ130によって伝送されるデータはまた、サーバ110と通信するデータベース162、164からのデータも組み込んでもよい。テレビストリーミングサーバ130は、ビデオ及び音声データをストリームに変換する1つ以上のソフトウェアモジュールを実行する標準のコンピュータシステムであってもよく、又は、MatrixCast Technologies, Inc.(カリフォルニア)のIMX i2410 Live TV MatrixCastストリーミングサーバ等の専用ストリーミング装置と通信する標準のコンピュータシステムであってもよい。
サーバ110は、データベースサーバ160と通信し、順に、ユーザアカウント、チケット、及び、後に説明するようなチケットの中でシェアの取引に関するデータを含む、システムによって用いられるデータを格納するデータベース162、164と通信する。また、サーバ110がデータベース162、164と直接通信してもよいことも正しく理解されるであろう。
システム100内に更に含まれるのは、サーバ110と通信するシェア取引サーバ170である。
説明する実施形態において、サーバ110は、32ビット又は64ビットIntelアーキテクチャに基づく市販のパーソナルコンピュータ又はサーバコンピュータシステム等の標準のコンピュータシステムであり、システム100によって実行又は実施されるプロセス及び/又は方法は、図2に示すような、コンピュータシステム110と関連する不揮発性(例えば、ハードディスク)コンピュータ読取可能記憶装置202に格納される1つ以上のソフトウェアコンポーネント又はモジュール150のプログラミング命令の形で実装される。少なくとも一部のソフトウェアモジュール150は、代替として、特定用途向け集積回路(ASIC)及び/又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の1つ以上の専用ハードウェアコンポーネントとして実装されてもよい。
ソフトウェアモジュール150は、少なくとも以下の、参加者登録モジュール、ユーザ認証モジュール、チケット販売モジュール、チケット予選モジュール、及びシェア取引モジュールを含んでいる。
コンピュータシステム110は、バス214によって全て相互接続される以下の標準の市販コンピュータコンポーネント:ランダムアクセスメモリ(RAM)204、少なくとも1つのコンピュータプロセッサ206、及び外部コンピュータインタフェースのうちの少なくとも1つ以上を含んでいる。外部コンピュータインタフェースは、コンピュータシステム110をインターネット112等のデータ通信ネットワークに接続するネットワークインタフェースコネクタ(NIC)210を含んでいる。
コンピュータシステム110は、オペレーティングシステム(OS)124(例えば、Linux(登録商標)又はMicrosoft Windows(登録商標));webサーバソフトウェア128(例えば、http://www.apache.orgで入手可能なApache);スクリプト言語モジュール131(例えば、http://www.php.netで入手可能なpersonal home page即ちPHP、又はMicrosoft ASP);データをSQLデータベース162、164に格納し、それから取得/アクセスすることを可能にする構造化照会言語(SQL)モジュール132(例えば、http://www.mysql.comから入手可能なMySQL)を含む、複数の標準ソフトウェアモジュールを含んでいる。
webサーバ128、スクリプト言語131、及びSQLモジュール132は共に、コンピュータシステム110に、標準webブラウザソフトウェアを備える標準演算装置を持つインターネット112のユーザがコンピュータシステム110にアクセスし、特に、データベース162、164にデータを提供し、そこからデータを取得することを可能にする一般能力を提供する。システム110によってかかるユーザに提供される特定の機能は、プロセス400、500、600、700を実装する1つ以上のソフトウェアモジュール150を含む、webサーバ128によってアクセス可能なスクリプトと、また、マークアップ言語(例えば、HTML、XML)スクリプト、PHP(又はASP)、及び/又はCGIスクリプト、画像ファイル、スタイルシート、及び同様のものを含む、何れかの他のスクリプト及び支援データ134によって提供されることは、当該技術に精通する者によって理解されるであろう。
クライアントシステム115は、オペレーティングシステム(OS)122及びwebブラウザ117を含む標準のソフトウェアモジュールを含んでいる。クライアントシステム115はまた、サーバ110と通信するためのクライアントアプリケーションモジュール118も含んでもよい。
プロセス概要
ロッタリーの当選者を決定するためのコンピュータ化されたプロセス300の概要を、図3に示す。
ロッタリーの当選者を決定するためのコンピュータ化されたプロセス300の概要を、図3に示す。
プロセスは、ステップ400において、システムのユーザ(参加者)に対して登録を許可する。チケットは、ステップ500において、登録された参加者に対して販売される(一方で、新規参加者の進行中の登録も許可する)。所定の時点で、例えば、使用可能なチケットの全てが販売された場合、又は、1回目のランダム抽選の開始前の定刻時(何れか早い方)で、チケットの販売は終了する。
次いで、一連の予選がステップ600において実施されて、以下でより詳細に説明するように、予選敗退しない(ライブ)チケットの閾値の数が達成されるまで、チケットのグループを、購入されたチケットの初期プールから徐々に予選敗退させる。この閾値の数を達成した時点で、「ライブ交換」プロセスが開始され(ステップ700)、それによって、残りのライブチケットの所有者は、彼らのチケットの中のシェアに対して登録された参加者からの入札を受け入れてもよい。シェアは、参加者の間で取引されてもよい。
「ライブ交換」プロセスは、所定の時間で行われてもよく、更なる予選を組み入れてもよい(ステップ1000)。
残りのライブチケットの更なる閾値の数において、又は、所定の時間において、「ライブ交換」プロセス700は、終了し、最終予選段階1100が、1等賞の当選者を決定するために実施される。例えば、最終予選1100は、残りのライブチケットからたった1つの当選チケットのランダム選択を伴ってもよく、又は、ただ1つの当選チケットが残るまで、残りのライブチケットの1回につき1つ又は1回につき2、3の予選敗退を伴ってもよい。最終予選1100は、「ライブ」で撮影され、ストリーミングサーバ130を介して、及び/又は、webサーバ128によって放送されてもよい。
プロセス詳細
図4に示すような、プロセス300のステップ400において、(モジュール150の)参加者登録モジュールは、参加者のシステム115のwebブラウザ117に対して、一連のデータエントリフィールドを含むwebページを供給することによって、参加者の登録を提供する。
図4に示すような、プロセス300のステップ400において、(モジュール150の)参加者登録モジュールは、参加者のシステム115のwebブラウザ117に対して、一連のデータエントリフィールドを含むwebページを供給することによって、参加者の登録を提供する。
ステップ410において、参加者登録モジュールは、データエントリフィールドに入力された参加者の詳細を受信し、次いで、年齢確認ステップ420を実行して、参加者がロッタリー及び同様のものに参加するための法定年齢要件(例えば、18歳以上)を満たしていることを確認する。これは、一例として、彼らが法定年齢であることを確認するために、ボックスをチェックするか、ボタンをクリックするよう参加者に対するプロンプトを含むwebページを供給することと同じくらい簡単であってもよい。
参加者登録モジュールは、参加者の詳細をユーザデータベース162に格納する(ステップ430)。格納された参加者の詳細は、ユーザ名、暗号化されたパスワード情報、連絡先等のユーザの個人的詳細、及び、ユーザのパスワードを再設定するための確認用質問/答えを含んでもよい。また、年齢確認情報(例えば、誕生日及びユーザが年齢要件を確認したことを示すフラグ)が、格納されてもよい。
通常、登録プロセス400は、賞金の払い戻し、及び/又は、後で説明するような、ライブ交換プロセス700の間にライブチケットの中でシェアに対する資金の支払いを可能にするよう、参加者のための銀行取引詳細を記録するステップ(図示せず)を含んでいる。銀行取引詳細は、必要に応じて決済を行うために、支払い処理サーバ125によって用いられてもよい。
一旦ユーザが登録されると、プロセス400は、ユーザのシステム115上にカスタムソフトウェアモジュール(プレーヤソフトウェア)118をインストールするようユーザにプロンプトを出してもよい(ステップ440)。代替として、プレーヤソフトウェアは、ブラウザベース、例えば、webブラウザ117によって実行可能又は解釈可能なjavascript又は同様のもので実装されてもよい。
参加者登録プロセス400は、プロセス300全体の間のいつでも、例えば、チケットの販売が開始される前又は後の何れかで、及び、最初の予選(ステップ600)が開始されるまで、実行されてもよい。
ここで図5を参照すると、チケット販売プロセス500のステップが示されている。チケット販売モジュール実行プロセス500は、最初に、参加者が登録されているかどうかをチェックし、そうでなければ、参加者登録プロセス400に分岐させる。以前に登録された参加者に対しては、チケット購入ページが生成され、参加者のwebブラウザ117に送信される(ステップ520)。参加者は、希望するチケットの数、及び支払い詳細(クレジットカード詳細等)を選択する。また、支払い詳細は、参加者にとってチケット購入毎にそれらを入力しないで済むように、参加者詳細の一部としてユーザデータベース162内に格納されてもよいことも、正しく理解されるであろう。
チケットの数及び支払い詳細は、ステップ530においてチケット販売モジュールによって受信され、支払いは次いで、例えば、支払い詳細を表すデータを、インターネット接続112上で、当該技術において公知の方法で、第三者の支払い処理システム125と通信する支払い処理モジュールに伝送することによって処理される(ステップ540)。
支払い処理の成功時、チケット販売モジュールは次いで、一意のチケット番号をそれぞれ購入されたチケットに対して割り当てる(ステップ550)。プロセス500は、参加者に対して、後で説明するように各チケットの詳細を思い出すことを容易にするため、各チケットのための名前を選択するようオプションを提供してもよい。チケット名も一意であるべきであり、これは、参加者の名前選択(単数又は複数)を受信した時にデータベース162に照会することによって、プロセス500によってチェックされてもよい。プロセス500はまた、参加者の代わりに一意のチケット名、例えば、参加者のユーザ名とランダムな数字及び、任意選択的に、販売日又は関連する抽選日との組み合わせを割り当ててもよい。
ステップ560において、チケット販売モジュールは、多くの変数のための数値を各購入チケットに割り当てる。変数は、カテゴリー変数、又は、カテゴリー及び数値(不連続又は連続)変数の混合であってもよい。一実施例において、第1の変数は「色」である一方で、4つの更なる変数は、大小様々の数値グループ識別子である。変数は、以下で説明するように、ライブチケットを徐々に予選敗退させるために用いることができるグループ識別子の階層を定義する。変数のうちの1つ以上は、「隠し」変数であってもよく−即ち、それらの値は、サーバシステム110に既知であり、データベース162に格納されているが、参加者には見えない。
一実施例において、利用可能なチケットの総数は1,000,000であり、変数/グループ識別子は、以下の表1に示されているようなものである。この実施例における各変数は、グループを表す1、2、又は3桁の数字である。
構造化チケット番号は、例えば、数値を文字に変換し、文字を単一の文字列に連結することによって、上記変数の値から生成されてもよい。そのため、例えば、色=3、グループ化レベル1=77、グループ化レベル2=2、グループ化レベル3=9、及びグループ化レベル4=5を有するチケットに対して、構造化チケット番号は「30772095」となる。ハイフン等の区切り文字が、読み易さのために構造化チケット番号に導入されてもよく、例えば、「3−077−2−09−5」であってもよい。
チェックディジットは、チケット番号のための認証対策として機能を果たし、構造化チケット番号のそれぞれの桁に関する、システム110のみが知っている一連の数学的演算を実行することによって生成されてもよい。例えば、桁の合計は、7を乗じ、結果を31で割り、そして、端数部分の2桁と共に小数点以下第2位で切り捨てした除算の結果を、次いで、チェックディジットとして使用してもよい。構造化チケット番号とチェックディジットとの間の変換は、例えば、特定の一連の演算が、ロッタリーの特定の抽選、特定の購入時間、等と関連するように、定期的に変更されてもよい。チェックディジットは、それによって、入力されたチケット番号が有効か否かを検出するために用いられてもよい。
ステップ560は、参加者が各チケットの「色」を、例えば、8つの利用可能な色から選択することを可能にしてもよい。代替として、参加者は、色がランダムに割り当てられるよう要求してもよい。どちらの場合においても、チケット販売モジュールは、割り当てられた色名を色番号(1から8の間)にマッピングし、各色に割り当てられたチケットの番号の表を維持する。
分類の第1のレベル、色は、従って、チケットの初期プールを、最大125,000枚のチケットの8つのロットに分割する(1,000,000枚のチケット全てが販売されたと仮定する)。
表1においてグループ化レベル1と呼ばれる分類の第2のレベルにおいて、各チケットは、1から125までの間の数字を割り当てられてもよく、即ち、チケットはここで、各色内に最大1,000のロットにグループ化される。グループ化レベル1変数の値は、購入時に参加者によって選択されてもよく、又は、チケット販売モジュールによってランダムに割り当てられてもよい。同様の考え方は、グループ化レベル2、3、及び4に適用されるが、これらが隠し変数である場合は、当然、それらは、参加者に対して、それらの数値を選択するオプションであるべきではない。
色の間で、及び、他の分類のレベルの間でチケットの均等配分を維持するのが好ましい。万一非均等配分があれば、再均衡化ステップが、異なる色、レベル1グループ等の間でチケットを再分配するよう適用されてもよい。再均衡化は、チケット販売の終了時に適用されてもよい。また、チケット販売が行われている間に、例えば、グループ間のチケットの配分を定期的に監視し、配分がグループのうちの1つ以上に偏っているかどうかを検出し、これらのグループから少ない比率のグループにチケットを再割り当てすることによって、それが適用されてもよい。
プロセス500は、全ての利用可能なチケットが販売されるまで、又は、所定の終了時間まで、例えば、最初の予選の開始24時間前まで、引き続きチケットを販売してもよい。
図には示されていないプロセスにおいて、チケット販売モジュールは、webサーバ128に、ユーザによるリクエスト時に、その名前、構造化チケット番号、色、購入日、及び同様のものを含む、そのユーザによって購入された各チケットの詳細を包含する要約webページを生成及び供給させてもよい。要約webページは、ユーザのリクエスト時に、生成されるか、生成可能な、各チケットのための更に個別のwebページのためのURLを含んでもよい。
図6は、所望の閾値に達するまで、初期プールからチケットを徐々に予選敗退させるために(モジュール150の)チケット予選モジュールによって実行される実施例のプロセス600を示している。この実施例において、所望の閾値は、後で説明するようなプロセス300の「ライブ交換」部分700に入力される閾値チケット数である。例えば、閾値の数は、(1,000,000枚のチケットの初期プールのうちの)800枚のチケットであってもよい。
ステップ610において、チケット予選モジュールは、予選敗退させるチケットの1つ以上のグループを選択する。例えば、最初の予選において、「紫」色がプロセス600によってランダムに選択される。全ての「紫」チケットのリストは、データベース162から取得される(ステップ620)。各紫チケットに対するステータスインジケータは次いで、「デッド」に設定され、データベース162がそれに従って更新される(ステップ630)。
通常、チケット予選モジュールは、1つ以上のユーザ装置(例えば、クライアントマシン115)に、ステップ610において選択されたライブチケットのグループを表すデータを伝送する。それぞれの前記ユーザ装置上で、ライブチケットの選択されたグループを表すデータが処理され、ユーザ装置のユーザによって保持されるチケットの構造化チケット番号を表すデータが取得される。ユーザ装置は次いで、構造化チケット番号から、チケットが選択されたグループに属するかどうかを判断し、チケットが選択されたグループに属していれば、ユーザ装置のディスプレイを更新する。
例えば、予選敗退したグループの通知は、webサーバ128によって書き込まれてもよく(ステップ640)、また、ストリーミングサーバ130によって伝送されるデータストリーム内に組み込まれてもよい。参加者がサインインした場合、彼らのチケットのそれぞれのステータスを示すwebページのリフレッシュにより、更新されたページが配信されて、彼らが保持する全ての「紫」チケットが現在デッドであることを参加者に表示してもよい。例えば、各ライブチケットのステータスは、心臓の鼓動を表す絶えず動く正弦波(音を含む)によって表されてもよい。予選敗退チケットは、連続的なビープ音を伴う医療用の水平線(即ち、脈拍が無い)によって表される。
プロセス600は次いで、たった1つの色が残るまで、更に色を予選敗退させるそれぞれの更なる予選を継続してもよい。予選は、一定の間隔で、例えば、毎晩1回、予選が、例えば、テレビストリーミングサーバ130を介して、及び/又は、標準のテレビ放送技術によって、毎晩同じ時間に同時に放送することができるように行われてもよい。
予選の第1の段階の終了時、予選敗退しなかった色のみに属する(最大)125,000枚のチケットが残る。
予選の第2の段階において、上で説明したような予選敗退させるための色の選択と同様の方法で、グループ化レベル1のうちの125グループからグループのランダム選択がチケット予選モジュールによって行われ(ステップ610)、それらのグループに属するチケットが取得され(ステップ620)、それらのチケットのステータスが「デッド」に更新される(ステップ630)。プロセスは、第2の段階の終了時に、1,000枚のチケットが残るまで続けられる。
第3の段階において、グループ化レベル2から5グループのうちの1つのランダム選択が、チケット予選モジュールによって行われる。これにより、(上で説明したようなステップ610、620、及び630を介して)選択されたグループが予選敗退し、800枚のライブチケットが残る。チェックが次いで行われて(ステップ650)、これが「ライブ交換」閾値であるかどうかを判断し、もしそうであれば、ライブ交換プロセス700が次いで始まる。
ライブ交換
ライブ交換プロセス700の開始において、800枚のライブチケットは、(モジュール150の)シェア取引モジュールによってシェアの等しい数、例えば、チケット当たり100シェアを割り当てられる。各ライブチケットのためのシェア取引データは、(少なくとも部分的に、シェア取引サーバ170によって実行されてもよい)シェア取引モジュールによって生成され、シェア取引データベース164に入力される。
ライブ交換プロセス700の開始において、800枚のライブチケットは、(モジュール150の)シェア取引モジュールによってシェアの等しい数、例えば、チケット当たり100シェアを割り当てられる。各ライブチケットのためのシェア取引データは、(少なくとも部分的に、シェア取引サーバ170によって実行されてもよい)シェア取引モジュールによって生成され、シェア取引データベース164に入力される。
シェアは、チケットが予選敗退した参加者又はチケットを購入しなかったが、システム110により登録された参加者を含む参加者の間で取引することができる。
100シェアの潜在的価値の総計は、例えば、最大で1等賞の半分であってもよい。チケット所有者は、シェアを売らない/幾つかのシェア/又は100シェア全てを売ることを選択してもよい。賢明な運営者は、彼らが1等に当選しようがしまいが、シェア取引から金をもうけるであろう。
当選チケットの中、又は、残念賞に関連するチケットの中で購入したシェアのみ、何れかの当選を共有する。100シェアの最初の販売からの収益が、それらのシェアに対応するチケットの所有者に与えられる。幾つかの実施例において、シェアは、引き続き、交換に関する何れかの確認された購入者と取引されて、場合によっては、途中でトレーダーに利益を与える可能性がある。
ライブ交換プロセス700において、シェア取引モジュールは、ステップ800において、シェアに対する入札を処理し、ステップ900においてシェアの取引を可能にする。シェア取引モジュールは、予選敗退閾値、例えば、ライブ交換プロセス700の開始後の所定時間である時間閾値に到達したかどうかをチェックする。予選敗退閾値に到達していなければ、シェア取引モジュールは、ステップ800において更なる入札の処理を許可する。予選敗退閾値に到達すると、更なる予選が、ステップ1000において予選モジュールによって行われる。
シェア取引モジュールによって実行される入札処理ステップ800を、図8により詳細に示す。ユーザによるリクエスト時に、シェア取引モジュールは、webサーバ128に、ユーザのwebブラウザに表示される(ステップ820)ライブチケットの一覧と共に(データベース162からのライブチケットのためのチケットデータを用いて)webページを生成させる(ステップ810)。一覧は、個々の「ライブチケット」webページを指し示すURLのリストの形態であってもよい。
ライブチケットページは、各ライブチケットに対して、現在の売り出し価格(ライブチケットの保有者がシェア当たりに得たいと考える価格)及び現在の入札価格(潜在的な購入者がシェア当たりに支払う気がある価格)を含んでもよい。売り出し価格及び入札価格は、チケット所有者の潜在的な当選の割合として表現されてもよい。
図8に示すように、webサーバ128は、登録された参加者から、例えば、参加者がステップ830において「ライブチケット」URLのうちの1つをクリックした場合に、チケット選択を受信してもよい(ステップ840)。これにより、対応する「ライブチケット」情報ページが生成され、参加者のwebブラウザ117に送信され(ステップ850)、表示される(ステップ860)。
チケット情報ページ、並びに、選択されたライブチケットを所有する参加者によって提供された含まれる内容は、シェア取引データベース164からのチケットデータの取得に基づいて生成される一部を含んでもよい。例えば、チケット情報ページは、以下を含んでもよい:チケットを所有する参加者によって設定された現在の売り出し価格、及び、参加者によって発行された各入札に対する価値及びシェアの数。チケット情報ページはまた、更なるwebページへのリンク、例えば、入札した各参加者のプロフィールページへのリンクも含んでもよい。
チケット情報ページはまた、参加者が各シェアに対するシェア数及び入札価格を入力するためのデータエントリフィールドも含んでもよい。参加者がステップ870において入札を行うと、入札データがwebサーバ128によって受信され(ステップ880)、シェア取引データベース164におけるライブチケットのための入札データが次いで、それに従って更新される(ステップ885)。入札が行わなければ、ステップ870において、参加者は、例えば、「ライブチケット」要約ページに戻ってもよい。
プロセス800はまた、ライブチケットの所有者による入力された入札の受け入れ又は拒否を処理するステップ890も含んでいる。一旦処理が完了すると、入札データは再度、ステップ895において更新される。
図3に戻って、予選敗退閾値が上で説明したように到達すると、プロセス300は、更なる予選1000に進む。チケット予選モジュールは、1から16の間の1つ以上のランダムな数字を選択して、グループ化レベル3変数(表1)の数値に基づいてチケットのうちの1つ以上のグループを予選敗退させる。
各予選敗退の後に、予選敗退したチケットのうちの1つ以上に対する残念賞の支払いが任意に続いてもよい。
各予選敗退後、プロセス300は、ライブ交換プロセス700に戻り、残りのライブチケットの中でシェアの取引を許可してもよい。シェアが予選敗退したチケットの中で購入された場合、例えば、シェアが1等賞に対する残念賞の比率に基づいて計算し直された価値を有する場合において、予選敗退したチケットに関する残念賞の授与が無ければ、それらのシェアはそれらの価値の全体を失う(販売された元のシェアは、1等賞の価値に基づいていたため)ことは、正しく理解されるであろう。そのため、例えば、チケット所有者が、100シェアの中でそれらの潜在的な当選のうちの40%を売り、残念賞に当選した場合、チケット所有者は残念賞のうちの60%を受け取り、各シェアは残念賞のうちの0.4%を割り当てられる。
予選1000は、チケットのうちのたった1つのグループ化レベル3グループが残るまで、即ち、50枚のライブチケットが残るまで(表1参照)、継続してもよい。この時点で、4つの更なる予選敗退が、チケット予選モジュールによって実行されてもよく、10枚のライブチケットのみが残るまで、それぞれの連続する予選敗退の後に、ライブ交換プロセス700への復帰が続く。
再度、図3を参照すると、プロセス300は、ステップ1100において、ロッタリーの当選者を決定することによって終了する。例えば、最終予選1100は、10枚の残りのライブチケットからたった1つの当選チケットのランダム選択を伴ってもよく、又は、ただ1つの当選チケットが残るまで、残りのライブチケットの1回につき1つ又は1回につき2、3の予選敗退を伴ってもよい。任意に、予選敗退したチケットは、残念賞の支払いを受けてもよい。たった1つの当選チケットは、1等賞の支払いを受ける。
各「ライブチケット」webページは、例えば、webサーバ128を介してアクセス可能な標準のソフトウェアモジュール又はプラグイン(図示せず)を用いて、対応するライブチケットに関連する参加者によって少なくとも部分的に生成されてもよい。ページは、参加者によってアップロードされた内容、例えば、ビデオ提示又はテキスト、写真、グラフィックス、及び音声の組み合わせを含んでもよい。「ライブチケット」ページは、参加者が、潜在的な購入者に対して、なぜ彼らがチケットの中でシェアを購入すべきかを宣伝することを可能にする。ライブ交換プロセスの開始時における参加者からの宣伝の一例は、以下のようなものであってもよい:
「こんにちは。私の名前はBill Smithです。私は常に幸運に恵まれています。私のチケットは既に、800分の1の確率で1,000万ドルに当選するでしょう。何の保証もありませんが、私には、私のチケットが他の799枚のチケット所有者全てよりも、1等に当選する確率が高いことがわかっています。」
「こんにちは。私の名前はBill Smithです。私は常に幸運に恵まれています。私のチケットは既に、800分の1の確率で1,000万ドルに当選するでしょう。何の保証もありませんが、私には、私のチケットが他の799枚のチケット所有者全てよりも、1等に当選する確率が高いことがわかっています。」
ライブチケットを保持する参加者は、ライブ交換プロセス700の開始後のいつでも、最終予選1100に至るまでのいつでも、彼らのチケット(単数又は複数)の中でシェアを売ってもよい。更に、売り出し価格は、いつでも参加者によって調整されてもよく、入札する参加者は、彼らの入札の数及び/又は価格を調整してもよい。
加えて、参加者によって保持されるシェアは、他の参加者に対して取引されてもよい。例えば、特定のライブチケットのためのwebページは、各承認入札に対する参加者の詳細を含む、チケット所有者によって承認された入札に関連する情報を含んでもよい。webサーバ128は、ライブチケット詳細ページに、ライブチケット詳細ページを閲覧する参加者によって、彼ら自身で承認された入札に応札することを許可させるコードを生成してもよい。承認された入札の保持者は、システム110上の彼らのアカウントに次にアクセスした時に、彼らのシェアに対して他の参加者(単数又は複数)からの提示(単数又は複数)の表示を見るかもしれず、webサーバ128は、保持者がかかる何れかの提示を承認又は拒否することを可能にするコードを生成してもよい。チケット所有者は、彼らが彼らのシェアを「買い戻す」ように、彼ら自身で承認された入札に関する提案を行ってもよいことは、認識されるであろう。例えば、チケット所有者は、彼らが最終的な10人の参加者の中に残り、シェアの買戻しによる彼らの潜在的な収益を増加させることを望むように、幾つかの予選を乗り越えてもよい。
幾つかの実施形態において、シェア取引モジュールは、2人以上のユーザのシンジケートによる入札を可能にしてもよい。
競争が終了するまで(チケットが依然としてライブであれば)シェアを取引できる回数に対して、又は、ライブチケット保有者が他のチケットの中でシェアを購入することに対して制限する必要はない。ライブ交換プロセス700は、任意のロックアウト期間、例えば、上で述べたようなロッタリーに関連する番組のライブテレビ放送時間を除いて、連続的に動作してもよい。
通常、ライブ交換サーバ170は、何らかの紛争が発生した場合に、完全な監査証跡が維持されることを可能にするよう、各チケットの中のシェアに関するそれぞれの決済のログをシェア取引データベース164に格納させる。
少なくとも幾つかの実施形態において、シェア取引モジュールは、参加者が、入札又は入札の承認等の何れかの動作を完了させるために、彼らのパスワードを入力することを必要としてもよい。シェア取引モジュールはまた、支払い処理サーバ125と通信して、それに信頼できるアカウント内の(入札の承認に関する)シェアのための支払いを格納するよう指示してもよく、次いで、例えば、3日から5日間の「クーリングオフ」期間の後、支払い処理サーバ125に、信頼できるアカウントからチケット所有者のアカウントに支払いを振り込むよう指示してもよい。
幾つかの実施形態において、プロセス300は、ライブチケットの所有者が、登録された参加者との、本明細書中で「当選した場合」の契約と呼ばれる、1つ以上の契約を締結することを可能にしてもよい。それぞれの前記契約は、チケット所有者が1等賞又は残念賞に当選することを条件としている。彼らが当選しなかった場合、契約は破棄される。もし彼らが1等賞又は残念賞に当選した場合、契約が拘束される。何れのチケット所有者も、それらの潜在的な当選総額の50%を超える価値の契約を締結することは許可されない。
多くの変更は、当該技術に精通する者にとって、本発明の適用範囲から逸脱することなく明らかであろう。
ソフトウェアモジュール150内のモジュールとコンポーネントとの間の境界は、例示的であり、代替実施形態は、モジュールを一体化させるか、又は、モジュールの機能の代替的な分解を課してもよい。例えば、本明細書中で検討したモジュールは、多数のコンピュータプロセスとして、そして任意に、多数のコンピュータ上で実行されるよう、サブモジュールに分解されてもよい。その上、代替実施形態は、特定のモジュール又はサブモジュールの多数のインスタンスを組み合わせてもよい。更に、動作は組み合わされてもよく、又は、動作の機能性は、本発明に従って、追加の動作において分散されてもよい。代替として、かかる作用は、複雑命令セットコンピュータ(CISC)のマイクロコード、プログラマブル又は消去可能/プログラマブルデバイスにプログラムされるファームウェア、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)の構成、ゲートアレイ又はフルカスタムの特定用途向け集積回路(ASIC)の設計、又は同様のもの等の、かかる機能を実装する回路構造において具現化されてもよい。
コンピュータシステム110のプロセスのフロー図のブロックのそれぞれは、モジュール又はモジュールの一部によって実行されてもよい。プロセスは、方法を実行するようコンピュータシステムを構成するための機械読取可能及び/又はコンピュータ読取可能媒体において具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、モジュールの機能を実行するようコンピュータシステムを構成するためにコンピュータシステムメモリ内部に格納されるか、及び/又は、それに伝送されてもよい。
コンピュータシステム110は、通常、プログラム(特定のアプリケーションプログラム及び/又はオペレーティングシステム等の内部に格納された命令のリスト)に従って情報を処理し、入力/出力(I/O)装置を介して結果としての出力情報を生成する。コンピュータプロセスは、通常、実行する(動作する)プログラム又はプログラムの一部、現在のプログラム数値及び状態情報、及び、プロセスの実行を管理するためにオペレーティングシステムによって用いられるリソースを含んでいる。親プロセスは、親プロセスの機能全体を実行することを支援するよう他の子プロセスを生成してもよい。親プロセスは、特に、親プロセスの機能全体の一部を実行するよう子プロセスを生成するため、子プロセス(及び、孫プロセス等)によって実行される機能は、時には、親プロセスによって実行されるように説明されてもよい。
データベース162、164の間の境界は、例示的であり、代替実施形態は、それらのデータベース内のデータを統合するか、例えば、様々な物理的データベース及び/又はデータ構造の上のデータ記録の代替的な分解を課してもよいことは正しく理解されるであろう。
本明細書全体を通して、特に文脈が要求しない限り、用語「備える」、及び、「備える」及び「備えている」等の変形例は、記載された整数又はステップ、又は整数又はステップのグループの包含を暗に意味するが、何れか他の整数又はステップ、又は整数又はステップのグループの除外を意味しないことは理解されるであろう。
何れかの先行公報(又は、それから導出される情報)に対するか、公知の何れかの事柄に対する本明細書中の引用は、その先行公報(又は、それから導出される情報)又は公知の事柄が、本明細書が関係する努力分野における共通の一般的知識の一部を形成するという承認又は容認又は提案の何れかの形態として取られず、またそれと取るべきではない。
Claims (29)
- ロッタリーの当選者を決定するコンピュータで実装される方法であって、
(i)ユーザによって購入されたチケットを表すデータを生成することであって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、前記チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、ことと、
(ii)前記1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択することと、
(iii)前記選択されたグループ内の各チケットに対して、前記ステータスインジケータをデッドに設定することと、
(iv)ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させるよう、ステップ(ii)及び(iii)を繰り返すことと、
を含む方法。 - 前記変数は、カテゴリー変数を含む、請求項1に記載のコンピュータで実装される方法。
- 各チケットのために、前記変数の前記数値から構造化チケット番号を生成することを含む、請求項1又は請求項2に記載のコンピュータで実装される方法。
- 1つ以上のユーザ装置に、ステップ(ii)において選択されたライブチケットの前記グループを表すデータを伝送することを含む、請求項1〜3の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- それぞれの前記ユーザ装置上で、ライブチケットの前記選択されたグループを表す前記データを処理することを含む、請求項4に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記ユーザ装置の前記ユーザによって保持されるチケットの構造化チケット番号を表すデータを取得することと、前記構造化チケット番号から、前記チケットが前記選択されたグループに属するかどうかを判断することと、前記チケットが前記選択されたグループに属する場合、前記ユーザ装置のディスプレイを更新することとを含む、請求項5に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記1つ以上の閾値の第1の閾値に到達した時に、各ライブチケットの中のシェアに対応するシェアデータを生成することを含む、請求項1〜6の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記シェアデータは、ユーザからのゼロ以上の入札に対応する入札データを含む、請求項7に記載のコンピュータで実装される方法。
- シェアに対して1人以上のユーザから入札データを受信することを含む、請求項8に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記1人以上のユーザは、ユーザのシンジケートを含む、請求項9に記載のコンピュータで実装される方法。
- ステップ(ii)及び(iii)は、開始時間後、所定の間隔で実施される、請求項1〜10の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記1つ以上の閾値のうちの少なくとも1つの賞金閾値に達した後に、ユーザに賞金を支払うことを含む、請求項1〜11の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記少なくとも1つの賞金閾値は、少なくとも1つの残念賞閾値を含み、1つ以上の残念賞は、前記残念賞閾値に達した時に、1つ以上のデッドチケットに関連するユーザに支払われる、請求項12に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記残念賞閾値は、ライブチケットの数の徐々に進行する減少のうちの1つ以上の後のライブチケットの数に対応する、請求項13に記載のコンピュータで実装される方法。
- 1つ以上のライブチケットに関連する少なくとも何人かのユーザのために、それぞれの前記ユーザのためのチケットデータを含むユーザページを生成することを含む、請求項1〜14の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記少なくとも何人かのユーザは、ライブチケットの第2の閾値数が達成された場合のライブチケットに関連するユーザである、請求項15に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記第2の閾値は、前記第1の閾値と同じである、請求項2又はそれに従属する何れかの請求項に追加される場合に請求項16に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記ユーザから受信した内容を前記ユーザページに入力することを含む、請求項16又は請求項17に記載のコンピュータで実装される方法。
- 2人のユーザ間の法的合意を表す契約データを生成することを含む、請求項1〜18の何れか一項に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記契約データは、契約有効性フラグを含む、請求項19に記載のコンピュータで実装される方法。
- 前記ユーザのうちの1人が前記ロッタリーの前記当選者ではない場合、前記契約有効性フラグを偽に設定することを含む、請求項20に記載のコンピュータで実装される方法。
- 請求項1〜21の何れか一項に記載の方法を実行するよう構成される少なくとも1つのコンピュータプロセッサを含む、ロッタリーの当選者を決定するためのシステム。
- ロッタリーの当選者を決定するためのシステムであって、
ユーザによって購入されたチケットを表すデータを生成する手段であって、前記データは、各チケットのための、1つ以上の変数のそれぞれに対する数値と、前記チケットがライブかデッドかを示すステータスインジケータとを含む、手段と、
繰り返し、
前記1つ以上の変数のうちの少なくとも1つのための数値又は数値の範囲に基づいて、ライブチケットのグループを選択し、そして、
前記選択されたグループ内の各チケットに対して、前記ステータスインジケータをデッドに設定し、
それによって、ライブチケットの1つ以上の閾値数が達成されるか、及び/又は、たった1つのライブチケットが残るまで、グループ内のライブチケットの数を徐々に減少させる、手段と、
を含むシステム。 - 前記1つ以上の閾値の第1の閾値に到達した時に、各ライブチケットの中のシェアに対応するシェアデータを生成する手段を含む、請求項23に記載のシステム。
- 前記シェアデータは、ユーザからのゼロ以上の入札に対応する入札データを含む、請求項24に記載のシステム。
- シェアに対して1人以上のユーザから入札データを受信する手段を含む、請求項25に記載のシステム。
- 前記1人以上のユーザは、ユーザのシンジケートを含む、請求項26に記載のシステム。
- 実行された場合に、1つ以上のコンピュータプロセッサに請求項1〜21の何れか一項に記載の方法を実行させるプログラム命令を含む、ロッタリーの当選者を決定するためのコンピュータプログラム製品。
- 請求項28に記載の前記コンピュータプログラム製品を含む、コンピュータ読取可能データ記憶装置。
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