JP2002230239A - 募金方法 - Google Patents

募金方法

Info

Publication number
JP2002230239A
JP2002230239A JP2001350101A JP2001350101A JP2002230239A JP 2002230239 A JP2002230239 A JP 2002230239A JP 2001350101 A JP2001350101 A JP 2001350101A JP 2001350101 A JP2001350101 A JP 2001350101A JP 2002230239 A JP2002230239 A JP 2002230239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
donation
viewer
article
fund
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001350101A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Shimizu
久敬 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DFF KK
Original Assignee
DFF KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DFF KK filed Critical DFF KK
Priority to JP2001350101A priority Critical patent/JP2002230239A/ja
Priority to PCT/JP2001/010187 priority patent/WO2002044969A1/ja
Publication of JP2002230239A publication Critical patent/JP2002230239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを用いた募金方法において、き
わめて多数の閲覧者が募金の選択を行うことができ、そ
の結果として公共性の高い機関や団体に対して有効な寄
付を行うことのできる募金方法を提供する。 【解決手段】 記事配信者が記事配信サーバー1に準備
した記事13が記事配信サーバー1からネットワーク3
を経由して閲覧者の端末4に配信されて閲覧者の端末デ
ィスプレイ6に表示され、表示された記事中には募金を
目的として閲覧者に選択を促す標識11が同時に表示さ
れ、閲覧者による該標識選択に応じて閲覧者の端末ディ
スプレイ6に寄付スポンサーを識別する表示12がなさ
れるとともに、募金集計者のサーバー2に対して前記標
識が選択された事実がネットワークを経由して通知さ
れ、募金集計者のサーバー2は標識が選択された回数を
集計し、前記寄付スポンサーから寄付先に対して選択回
数に応じた金額の寄付贈呈を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続した閲覧者の端末に募金の説明を表示し、募金賛同の
意思表示をした閲覧者の端末ディスプレイに寄付スポン
サーを識別する表示をし、閲覧者には金銭的負担をかけ
ずに、閲覧者の募金賛同意思表示の回数に応じて所定の
金額を寄付スポンサーから寄付先に寄付する募金方法に
関するものである。また双方向テレビジョンを受信する
視聴者を対象にした同様の募金方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】不特定の閲覧者は、インターネット等の
ネットワークに接続した端末を用いることにより、同じ
ネットワークに接続した全世界のサーバーが保有する情
報にアクセスし、情報を該端末に転送した上で端末のデ
ィスプレイに表示させて閲覧することができる。
【0003】このネットワークを用いた募金方法が知ら
れている。募金集計者は、ネットワークに接続したサー
バー上に募金サイトを構築する。不特定の閲覧者は、ネ
ットワークに接続した端末を用いて募金サイトにアクセ
スし、募金サイトが準備した募金画面を閲覧者の端末デ
ィスプレイに表示する。募金画面には、募金を目的とし
て閲覧者に選択を促す標識、例えば「ここをクリックし
てください」と記載されたバナーが表示されている。さ
らに募金画面には、該標識を選択すると、1回の選択に
つき所定の金額が、スポンサーから特定の寄付先に寄付
される旨が表示されている。このバナーを閲覧者が選択
すると、次に表示される画面には1又は2以上の寄付ス
ポンサーを識別する表示、例えば寄付スポンサーの名称
を記載したバナーが表示される。募金集計者のサーバー
は、閲覧者によって前記選択を促す標識が選択された回
数を集計し、選択回数に応じて寄付スポンサーから寄付
先に対して所定の金額を寄付するよう促し、寄付が行わ
れる。
【0004】寄付スポンサーにとっては、多数の閲覧者
に対して自分の広告を目に触れさせることができるとい
うメリットがあり、そのメリットに対する対価として寄
付金が支払われる。寄付先として、極めて公共性が高く
かつ基金を募金に頼っている機関を選定することによ
り、閲覧者とスポンサーがともに社会貢献をすることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ネットワークを用
いた募金方法は、できるだけ多数の閲覧者が募金サイト
にアクセスし、選択を促す標識を選択することによって
募金の成果を収めることができる。ところが、このよう
な募金方法が存在することを知っている閲覧者の数は多
くなく、また知っていてもわざわざ募金サイトにアクセ
スする手間を惜しまない閲覧者の数は一層少ない。その
ため、募金の実効をあげることが困難であるという問題
を有していた。さらに、これまでは地震や台風による被
害といった突発的な事件事故、又は局地的な農作物被害
や山火事等のような事件事故への募金ができなかった。
【0006】本発明は、ネットワークを用いた募金方法
において、きわめて多数の閲覧者が募金の選択を行うこ
とができ、その結果として公共性の高い機関や団体に対
して有効な寄付を行うことのできる募金方法を提供する
ことを目的とする。また、コンピュータにそのような募
金方法を実行させるためのプログラム、そのようなプロ
グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を
提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、双方向テレビジョン、即ち
映像と音声を受信するとともに情報を発信することので
きるテレビジョンの視聴者を対象にして同様の募金方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】インターネット上でアク
セス可能な情報としては、例えば時事ニュースがある。
時事ニュースの記事配信者は、記事配信サーバー1に記
事を準備する。インターネットに接続した端末を有する
世界中の閲覧者5は、自分の端末4から記事配信サーバ
ー1にアクセスして記事の送信を要求することにより、
自分の目的とする記事が記事配信サーバーから閲覧者の
端末にインターネットを通じて送信され、閲覧者の端末
ディスプレイに表示される。このような閲覧サービスを
受ける閲覧者の数は非常に多く、今後ますます増加する
ものと予想される。
【0009】記事配信サーバー1から送信され端末ディ
スプレイ6に表示された記事の中に、募金を目的として
閲覧者に選択を促す標識(募金標識11)が表示されて
いれば、閲覧者はわざわざ募金サイトを呼び出さなくて
も募金を行うことができる。表示された時事ニュースが
何らかの事件の記事であり、募金の寄付先がこの事件の
被害者を救済するための機関又は団体であるような場合
には、閲覧者が寄付を行おうとする動機付けはきわめて
高いものとなる。しかも、この記事とともに募金標識1
1を目にする閲覧者5の数はきわめて多い。従って、時
事ニュース等の記事とともに募金標識11を表示するこ
とにより、募金の成果を高めることが可能になる。同時
に、寄付スポンサーにとっては、自分の広告を多数の閲
覧者の目に触れさせるとともに、自分が公共性の高い機
関に寄付を行う企業であるという良いイメージを閲覧者
に印象付けることができるという効果を有する。
【0010】即ち、本発明は以上の知見に基づいてなさ
れたものであり、その要旨とするところは以下のとおり
である。
【0011】(1)記事配信者が記事配信サーバー1に
準備した記事13が記事配信サーバー1からネットワー
ク3を経由して閲覧者の端末4に配信されて該閲覧者の
端末ディスプレイ6に表示され、該表示された記事中に
は募金を目的として閲覧者に選択を促す標識11が同時
に表示され、閲覧者による該標識選択に応じて閲覧者の
端末ディスプレイ6に寄付スポンサーを識別する表示1
2がなされるとともに、募金集計者に対して前記標識が
選択された事実が通知されるようになっていることを特
徴とする募金方法。 (2)記事配信サーバー1には記事配信者が準備した記
事13が格納され、該記事は記事配信サーバー1からネ
ットワーク3を経由して閲覧者の端末4に配信されて該
閲覧者の端末ディスプレイ6に表示され、該配信される
記事中には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識1
1であって記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに
表示されるものが埋め込まれ、閲覧者による該標識選択
に応じて選択された事実がネットワークを通じて募金集
計者のサーバー2に通知されるようになっており、該通
知に応じて募金集計者のサーバー2から閲覧者の端末4
に対して寄付スポンサーを識別する表示12がネットワ
ークを通じて送信されて閲覧者の端末ディスプレイに該
寄付スポンサーを識別する表示12が表示されることを
特徴とする募金方法。 (3)記事配信サーバー1には記事配信者が準備した記
事13が格納され、該記事は記事配信サーバー1からネ
ットワーク3を経由して閲覧者の端末4に配信されて該
閲覧者の端末ディスプレイ6に表示され、該配信される
記事中には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識で
あって記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに表示
される標識11が埋め込まれ、閲覧者による該標識選択
に応じてネットワークを通じて選択された事実が記事配
信サーバー1に通知されるようになっており、該通知に
応じて記事配信サーバー1から閲覧者の端末4に対して
寄付スポンサーを識別する表示12がネットワークを通
じて送信されて閲覧者の端末ディスプレイ6に該寄付ス
ポンサーを識別する表示がなされることを特徴とする募
金方法。 (4)記事配信サーバー1から募金集計者に対して標識
が選択された事実が通知されることを特徴とする上記
(3)に記載の募金方法。 (5)記事配信サーバー1には記事配信者が準備した記
事13が格納され、該記事は記事配信サーバー1からネ
ットワーク3を経由して閲覧者の端末4に配信されて該
閲覧者の端末ディスプレイ6に表示され、該配信される
記事中には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識で
あって記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに表示
される標識11が埋め込まれ、更に前記配信される記事
中には寄付スポンサーを識別する表示12が埋め込ま
れ、閲覧者による該標識選択に応じて閲覧者の端末ディ
スプレイに前記寄付スポンサーを識別する表示12が表
示されるとともに、前記標識が選択された事実がネット
ワークを通じて募金集計者に通知されるようになってい
ることを特徴とする募金方法。 (6)前記標識が選択された事実は、閲覧者の端末4か
らネットワーク3を通じて記事配信サーバー1に通知さ
れ、記事配信サーバー1を経由して募金集計者に通知さ
れることを特徴とする上記(5)に記載の募金方法。 (7)記事配信者と募金集計者が同一であることを特徴
とする上記(5)に記載の募金方法。 (8)閲覧者の端末4に記事本文18と共に表示される
前記募金を目的として閲覧者に選択を促す標識11又は
該標識11の近傍には、該標識11を選択すると表示さ
れた寄付先に寄付されること、表示された複数の寄付先
のうちの閲覧者が選択した寄付先に寄付されること、所
定の金額が寄付されること、寄付は寄付スポンサーによ
って贈呈されることのうちの1又は2以上が表示されて
いることを特徴とする上記(1)乃至(7)のいずれか
に記載の募金方法。 (9)閲覧者の端末に表示された前記寄付スポンサーを
識別する表示12は、1又は2以上の寄付スポンサーが
表示され、該表示は前記閲覧者の端末ディスプレイに表
示される記事を表示する枠15とは同一のディスプレイ
上の別の枠(寄付スポンサーマークを表示する枠16)
に表示されるか、あるいは前記閲覧者に選択を促す標識
(募金標識11)の部分を変更することによって表示さ
れ、前記別の枠16の表示が消滅すると閲覧者のディス
プレイには元の記事が表示されることを特徴とする上記
(1)乃至(8)のいずれかに記載の募金方法。 (10)前記寄付先は前記記事13の内容と関係を有す
る機関又は団体であることを特徴とする上記(1)乃至
(9)のいずれかに記載の募金方法。 (11)前記記事配信サーバー1は寄付先選定手段を有
し、該寄付先選定手段は、記事の内容から予め定めたキ
ーワードの有無を検索し、特定のキーワードを有する記
事に特定の寄付先を選定し、閲覧者に配信する記事中に
は該選定した寄付先に対して寄付を行なうことを目的に
閲覧者に選択を促す標識が埋め込まれることを特徴とす
る上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の募金方
法。
【0012】(12)記事配信サーバーは、システム提
供者のサーバーからネットワークを通じて、寄付スポン
サー、寄付スポンサーマーク、寄付先、募金標識選択1
回当たりの寄付額、現時点までの寄付額の集計、寄付ス
ポンサーマークとともに表示する情報のうちの1又は2
以上のデータを随時受け取り、該受け取ったデータに基
づいて、閲覧者の端末に表示する募金標識とその説明あ
るいは寄付スポンサーを識別する表示を更新することを
特徴とする上記(3)乃至(6)のいずれかに記載の募
金方法。 (13)記事配信サーバーは、システム提供者のサーバ
ーから受け取った複数の寄付先の中から1又は2以上の
寄付先を選択できることを特徴とする上記(12)に記
載の募金方法。 (14)募金標識選択後に閲覧者の端末にされる表示に
は、寄付スポンサー別の寄付額の集計、寄付先別の寄付
額の集計、当該閲覧者による寄付額の集計の1又は2以
上の表示が含まれることを特徴とする上記(12)又は
(13)に記載の募金方法。 (15)記事配信サーバーは、システム提供者のサーバ
ーからネットワークを通じて、寄付スポンサー、寄付先
のいずれか又は両方のデータを随時受け取り、該受け取
ったデータに基づいて、閲覧者の端末に表示する募金標
識とその説明を更新することを特徴とする上記(2)に
記載の募金方法。 (16)システム提供者と募金集計者が同一人であるこ
とを特徴とする上記(12)乃至(15)のいずれかに
記載の募金方法。 (17)前記記事配信サーバーは、記事の配信も行うポ
ータルサイトのサーバーであることを特徴とする上記
(1)乃至(16)のいずれかに記載の募金方法。 (18)前記記事配信サーバーに代え、一般ポータルサ
イトのサーバー、非営利民間組織のウェブページのサー
バー、個人ウェブページのサーバー、一般企業のウェブ
ページのサーバーのいずれかとすることを特徴とする上
記(1)乃至(16)のいずれかに記載の募金方法。
【0013】(19)放送送信者が準備した映像31、
音声、文字画像(以下「映像等」という。)の情報が送
信装置20から送信され、該情報が受信した視聴者24
の受信装置23のディスプレイ25に表示され、該表示
された映像中には募金を目的として視聴者に選択を促す
標識(募金標識11)が同時に表示され、又は前記表示
された映像に引き続いて募金を目的として視聴者に選択
を促す標識(募金標識11)が表示され、視聴者による
該標識選択に応じて視聴者の受信ディスプレイ25に寄
付スポンサーを識別する表示(寄付スポンサーマーク1
2)がなされるとともに、視聴者の受信装置23から募
金集計者に対して募金標識11が選択された事実がネッ
トワークを経由して通知されるようになっていることを
特徴とする募金方法。 (20)前記寄付スポンサーを識別する表示(寄付スポ
ンサーマーク12)は、予め映像等の内容の一部として
送信装置20から視聴者の受信装置23に送信されてお
り、視聴者による募金標識選択に応じて視聴者の受信デ
ィスプレイ25に表示されることを特徴とする上記(1
9)に記載の募金方法。 (21)募金標識11が選択された事実は、視聴者の受
信装置23から電話回線28、インターネット3、ケー
ブルテレビ回線22のいずれかを経由して放送送信者の
サーバー27に送られ、該放送送信者のサーバー27を
経由して募金集計者に通知されることを特徴とする上記
(19)に記載の募金方法。 (22)放送送信者と募金集計者が同一であることを特
徴とする上記(21)に記載の募金方法。 (23)視聴者の受信装置ディスプレイ25に映像と共
に表示される前記募金を目的として視聴者に選択を促す
標識(募金標識11)又は該標識の近傍には、該標識1
1を選択すると表示された寄付先に寄付されること、表
示された複数の寄付先のうちの視聴者が選択した寄付先
に寄付されること、所定の金額が寄付されること、寄付
は寄付スポンサーによって贈呈されることのうちの1又
は2以上(募金標識の説明14)が表示されていること
を特徴とする上記(19)乃至(22)のいずれかに記
載の募金方法。 (24)前記寄付先は前記映像31の内容と関係を有す
る機関又は団体であることを特徴とする上記(23)に
記載の募金方法。
【0014】(25)募金集計者は標識が選択された回
数を集計し、前記寄付スポンサーから寄付先に対して選
択回数に応じた金額の寄付贈呈を促すことを特徴とする
上記(1)乃至(24)のいずれかに記載の募金方法。 (26)寄付スポンサーからの寄付金は募金集計者が準
備する基金に集められ、募金集計者は標識が選択された
回数を集計し、該基金から寄付先に対して選択回数に応
じた金額の寄付がなされることを特徴とする上記(1)
乃至(24)のいずれかに記載の募金方法。
【0015】(27)コンピュータを、上記(3)乃至
(14)、(16)(17)のいずれかに記載の募金方
法を実行する記事配信サーバーとして機能させるための
プログラム。 (28)前記記事配信サーバーに代え、一般ポータルサ
イトのサーバー、非営利民間組織のウェブページのサー
バー、個人ウェブページのサーバー、一般企業のウェブ
ページのサーバーのいずれかとすることを特徴とする上
記(27)に記載のプログラム。 (29)上記(27)又は(28)に記載のプログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記事配信サーバ
ー1、募金集計者のサーバー2、閲覧者の端末4とネッ
トワーク3との接続状況を示す概念図である。
【0017】本発明において、ネットワーク3とは多数
のコンピュータが接続されて相互に通信可能であるあら
ゆるネットワークを含むが、その中でもインターネット
が代表的なネットワークである。また閲覧者5とは、ネ
ットワークに接続された端末4を通じてネットワーク上
の情報を閲覧することのできるあらゆる人を包含する。
【0018】インターネットをはじめとするネットワー
ク3には、不特定の閲覧者5が閲覧するための端末4が
通信回線7を経由して多数接続されている。また、該閲
覧者の端末4に情報を提供するためのサーバーも通信回
線7を経由して多数接続されている。情報提供サーバー
から閲覧者の端末4にネットワーク3を通じて情報を送
信し、閲覧者5は自分の端末ディスプレイ6に送信され
た情報を表示することによって情報を閲覧する。情報提
供サーバーの1種として、記事配信者が準備した記事を
配信するための記事配信サーバー1がある。
【0019】ネットワークで配信される記事であって本
発明を適用できるものには、時事ニュース、特定のテー
マに関する情報など、あらゆるジャンルの記事が含まれ
る。
【0020】また、記事の配信方法としてもいくつもの
手段の中から選択して用いることができる。代表的な配
信方法として、ウェブページやニュースグループの機能
を用いることができる。閲覧者5は自分の端末4でブラ
ウザと呼ばれる閲覧ソフトを起動させ、閲覧ソフトにお
いて記事配信サーバーを表わすアドレスを指定すること
によって記事配信サーバー1に記事の送信を要求する。
記事配信サーバー1は要求のあった記事をネットワーク
3を通じて閲覧者の端末4に送信する。記事は、閲覧者
の端末ディスプレイ6に表示される。通常は、記事配信
サーバーを表すアドレスを指定すると記事配信サーバー
の先頭ページが閲覧者の端末に表示される。先頭ページ
に表示される記事には、収録された個別記事のタイトル
や記事の分類が含まれる。閲覧者が個別記事のタイトル
を選択すると、閲覧者の端末に当該個別記事が送信さ
れ、閲覧者がその記事を閲覧することができる。記事の
分類を選択した場合は、選択した分類に含まれる個別記
事のタイトルが閲覧者の端末に表示され、上記と同様に
して個別記事を閲覧することができる。別の配信方法と
して、電子メールを用いることもできる。閲覧者は、記
事配信者に対して特定の記事を電子メールで送信するよ
う予め要求しておく。記事配信者は、要求された記事が
完成したときあるいは定期的に、電子メールの手段を用
いて閲覧者に送信する。閲覧者は、自分の端末において
メールソフトを介して電子メールを受け取り、端末のデ
ィスプレイに表示させることができる。
【0021】記事配信サーバーとして最も一般的には、
新聞社・通信社・テレビ局が運営し、自らの取材で得た
記事を配信するためのサーバーをあげることができる。
さらに、本発明の上記(17)にあるように、記事の配
信も行うポータルサイトも記事配信サーバーにあげるこ
とができる。ポータルサイトとは、閲覧者が端末でブラ
ウザを立ち上げて最初にアクセスすることを想定したウ
ェブサイトであり、大手のインターネットプロバイダ
ー、大手ソフトウェア会社、大手インターネット検索会
社が運営することが多い。閲覧者にとっては、自分の端
末のブラウザソフトを立ち上げてインターネットに接続
するに際し、自分が閲覧を望むウェブサイトに最も迅速
に到達するための手段としてこのポータルサイトを利用
する。ポータルサイト運営者は、できるだけ多くの閲覧
者にポータルサイトとして利用してもらうために、特に
その先頭ページの配列には知恵を絞っている。そして、
このポータルサイトの先頭ページには、最新の報道情報
を即座に閲覧することができるように工夫がなされてい
る。即ち、当該最新の報道情報に関する記事のタイトル
や報道分類のタイトルがポータルサイトの先頭ページに
掲載され、このタイトルを閲覧者が選択することによっ
て直ちに記事の内容を閲覧することができる。以上のと
おりであるから、ポータルサイトとは、閲覧者のアクセ
ス頻度が最も高い記事配信サーバーであるということが
でき、本発明の募金方法を適用する上で最適なものであ
る。
【0022】本発明においては、図2(a)に示すよう
に、閲覧者の端末ディスプレイ6に表示される記事13
中には、記事本文18とともに募金を目的として閲覧者
に選択を促す標識11が同時に表示される。この標識を
以下「募金標識11」と称する。募金標識11は、ハイ
パーリンクとしての文字、枠で囲った文字、文字や絵が
描かれたイメージ、映像、動画、写真、音声を組み込ん
だ標識、コメント入り(カーソルが踏むと説明を含む文
章が現れる)の標識のいずれでも良い。募金標識11の
中に、あるいは募金標識11の近傍には、この標識が募
金のためのものであること、この標識を選択すると特定
の寄付先に対して寄付スポンサーから一定金額の寄付が
行われる旨、即ち募金標識の説明14が明示的あるいは
暗示的に表示される。募金標識11をはじめて目にする
閲覧者が想定される場合には、この標識を選択すると所
定金額の募金が行われる旨、寄付先の機関又は団体名、
寄付金は寄付スポンサーによって提供される旨、標識を
選択すると閲覧者の端末ディスプレイに寄付スポンサー
が表示される旨をすべて明示的に募金標識の説明14と
して表示しておくことが好ましい。募金標識11の意味
を理解している閲覧者のみが想定される場合には、選択
のための標識には当該閲覧者が理解できる程度に暗示的
に内容が示されていれば十分である。募金標識11が記
事配信サーバーの先頭ページに表示される場合には、該
先頭ページにはできるだけ多数の記事のタイトルや記事
の分類を表示する必要があるため、募金標識および募金
標識の説明はできるかぎり小さな領域に表示されること
が好ましい。
【0023】寄付先については、1つの記事において1
つの寄付先に限定するのではなく、複数の寄付先が記載
されていても良い。更に、表示された複数の寄付先のう
ちの1つの寄付先を閲覧者が選択できるようにしておい
ても良い。例えば、各寄付先を表示する標識のうちの1
つを選択するとその寄付先が指定されるようにすること
ができる。例えば「幼児の飢餓」というテーマの記事に
関しては「食糧問題」「貧困」「子供の人権」といった
複数の分類ができ、よって寄付先も複数選択できる場合
がある。そのような場合に閲覧者があらかじめ配信者に
よって関連付けられた寄付団体のみにしか寄付できない
というのではなく、閲覧者自身が寄付先を選択できれば
より閲覧者の意思に沿った寄付を行うことができる。複
数の寄付先を表示する際に、画面上に単に寄付先団体を
羅列するのではなく、プルダウンメニューを標識に利用
することもできる。これにより、閲覧者が寄付先を選択
するとき以外は記事近傍のスペースを取ることもなく記
事配信者も抵抗なく本発明のサービスを利用することが
可能になる。
【0024】ここで「標識を選択する」とは、代表的に
は端末ディスプレイ上でマウスカーソルを標識に合わせ
てマウスクリックするといったような動作をさす。閲覧
者が標識を選択する意味を理解した上で選択の意思表示
を伝える手段であれば、具体的な標識選択の手段はどの
ようなものでも良い。キーボード上の特定のキーを押す
動作を指定しても良い。
【0025】閲覧者5が募金標識11を選択すると、具
体的には例えば閲覧者5が募金標識11にマウスカーソ
ルを合わせてマウスクリックすると、図2(b)に示す
ように、閲覧者の端末ディスプレイ6には寄付スポンサ
ーを識別する表示12が表示される。寄付スポンサーと
は、実際に寄付金を拠出する企業等の機関のことをい
う。寄付スポンサーを識別する表示とは、寄付スポンサ
ーの企業名、商標、寄付スポンサーが扱う商品名、寄付
スポンサーのロゴやキャッチフレーズ等であり、文字の
み、絵のみ、文字と絵の組み合わせ、映像、動画、写
真、音声を組み込んだ標識、コメント入り(カーソルが
踏むと説明を含む文章が現れる)の標識等のうちから選
択した表現とする。所定の枠内において表現したバナー
の形式を採用すると好適である。以後、寄付スポンサー
を識別する表示を「寄付スポンサーマーク12」と称す
る。寄付スポンサーが複数ある場合には、すべての寄付
スポンサーを識別する寄付スポンサーマーク12が同時
に表示される。
【0026】閲覧者5が寄付スポンサーマーク12を見
ることにより、閲覧者5に対する寄付スポンサーの広告
が成立する。寄付先が極めて公共性の高い機関や団体で
あれば、寄付スポンサーに対する良いイメージを閲覧者
に印象付けることも可能である。寄付スポンサーマーク
は、単なる表示でも良いが、さらにその寄付スポンサー
マークを閲覧者が選択することによって寄付スポンサー
のホームページ等にハイパーリンクし、寄付スポンサー
のより詳細な情報を閲覧者に提供するようにしても良
い。
【0027】寄付スポンサーマーク12は、もちろん記
事13と同じ端末ディスプレイ上に表示されるが、本発
明の上記(9)のように、記事を表示する枠15とは別
の枠、即ち寄付スポンサーマークを表示する枠16内に
表示すると好ましい。当該別の枠16は、記事を表示す
る枠15と同一の大きさ、記事を表示する枠15とは異
なる大きさ、ディスプレイの画面全体の大きさのいずれ
であってもよい。当該別の枠16には、寄付スポンサー
マーク12のみならず、寄付を感謝する旨の記載、寄付
先に関する表示、その他、寄付スポンサーに関する情
報、更なる寄付を促す表示、この募金方法で生み出され
た寄付額に関する情報、閲覧者5の総寄付額とそのラン
キング、寄付スポンサー別の寄付額の集計、寄付先別の
寄付額の集計等を掲載することができる。閲覧者5は、
寄付スポンサーマーク12を見たあと、当該別の枠16
を消去する動作を行うことにより、簡単に元の記事13
の画面に戻ることができ、再度記事を読むことができ
る。当該別の枠16を消去する動作とは、「戻る」「消
去」等の意味が記入されたボタン17でも良く、あるい
は閲覧者が当該別の枠を消去する機能であることを容易
に認識することのできる別の手段を用いても良い。例え
ば、当該別の枠のプルダウンメニューから「ファイル−
終了」を選択する、あるいは当該別の枠の右上に表示さ
れた「×」をマウスクリックする等の手段を用いること
ができる。ボタン17の場合、閲覧者はマウスカーソル
をそのボタン17に合わせてマウスクリックすることに
より、当該別の枠を消去することができる。更には、当
該別の枠16が一定時間経過後に自動的に消滅するよう
にしてもよい。
【0028】募金標識11を選択すると直ちに寄付スポ
ンサーマーク12が表示されるのではなく、募金標識1
1の選択によって募金の詳しい説明や再確認を促す表示
がなされ、閲覧者が再確認を行ったことを示す意思表示
(再確認標識をマウスでクリックする等)を行ったとき
に寄付スポンサーマーク12が表示され、更に選択され
た事実がネットワークを通じて通知されるようにしても
よい。例えば、記事配信サーバーの先頭ページに募金標
識11を表示するような場合においては、前述のように
先頭ページにはできるだけ多数の記事のタイトルや記事
の分類を表示する必要があるため、募金標識および募金
標識の説明はできるかぎり小さな領域に表示されること
が好ましい。従って、募金標識および募金標識の説明は
最小限に留め、募金標識の選択を行った後に詳しい説明
を閲覧者の端末に表示し、該表示には該詳しい説明を閲
覧者が読んだ後に募金の意思表示を行うための標識(再
確認標識)が表示され、該再確認標識を閲覧者が選択し
た後に寄付スポンサーマークが表示されるようにしてお
くと好ましい。
【0029】閲覧者5が前記募金標識11を選択する
と、閲覧者の端末ディプレイ6に寄付スポンサーマーク
12の表示がなされると同時に、最終的に募金集計者に
対して該募金標識が選択された事実がネットワークを経
由して通知される。閲覧者の端末4からネットワークを
経由して通知する詳細については後述するとおりであ
る。前記再確認標識を用いる場合においては、再確認標
識の選択後に閲覧者の端末ディプレイ6に寄付スポンサ
ーマーク12の表示がなされると同時に、最終的に募金
集計者に対して該募金標識が選択された事実がネットワ
ークを経由して通知されることはいうまでもない。
【0030】募金集計者においては、当該通知された選
択において、1回の選択による寄付の金額、寄付先、寄
付スポンサーを特定し、集計する。例えば寄付金額が1
00円、寄付スポンサーが5つの企業である場合、通知
された1回の選択によって各寄付スポンサーは寄付先に
対して20円の寄付を行う。一定の期間、例えば1ヶ月
間の集計の後、各寄付先への寄付金額、各寄付スポンサ
ーからの寄付金額を明らかにする。
【0031】具体的な集金、送金の方法としては、現金
振り込み、マネーオーダー、クレジットカード、電子マ
ネー、チェック等がある。
【0032】本発明で寄付を行う寄付先の数は、100
0を超えることもある。各寄付スポンサーがそれぞれ各
寄付先に対して必要額の寄付を行うとすると、寄付スポ
ンサーに大きな負担をかけることになる。本発明におい
ては、上記(26)にあるとおり、募金集計者が基金を
準備し、各寄付スポンサーからの寄付金をこの基金に集
め、その後この基金から選択回数に応じた金額を各寄付
先に寄付することができる。当該基金を日本政府機関や
非営利団体に委託する場合には、この基金を税法上の寄
付金控除の対象とすることもできる。
【0033】同一の閲覧者5が同日に多数の回数にわた
って選択を行うと、そのために寄付金額が膨大になるこ
とがある。これでは寄付スポンサーの趣旨に反する結果
が生じる。本発明においては、同一の閲覧者5による選
択は、1日に1回限りであるといった制限を加えること
も可能である。
【0034】閲覧者の端末ディスプレイ6に表示された
記事13が扱う内容において救済されるべき人、集団、
国が存在する場合において、寄付先が該救済されるべき
人等の救済機関である場合には、閲覧者5には募金に賛
同しようとする極めて強い動機が生まれる。従って、本
発明の上記(10)のように、寄付先が該記事の内容と
関係を有する機関や団体である場合には、閲覧者が募金
を行うために標識を選択する可能性はきわめて高くなる
ので好ましい。また、閲覧者の端末に募金標識と共に表
示される記事が、多数の個別記事のタイトルや分類であ
る場合においても、その日に最も注目される個別記事に
関連した寄付先を選択して表示しておくと、閲覧者の募
金賛同の動機を高めることができる。
【0035】できるだけ多くの募金を成立させるために
は、上記のように記事の内容と寄付先との密接な関係を
保持することが重要である。記事の内容に応じて記事作
成者が寄付先を決定することも可能である。さらに、記
事の内容に応じて自動的に記事と密接な関係を有する寄
付先を選ぶことができればより好ましい。本発明の上記
(11)においては、記事配信サーバーは寄付先選定手
段を有する。寄付先選定手段は、各寄付先と、該寄付先
に密接な関係を有する記事が有すると想定されるキーワ
ードとを有している。記事が作成されると、寄付先選定
手段は記事を検索し、各寄付先毎に予め定めたキーワー
ドの有無を確認する。記事中における該キーワードの出
現状況に応じて、特定の寄付先を選定する。選定に際し
ては、キーワードの出現頻度、いくつかのキーワードが
組み合わせて出現しているかどうかといった手段に基づ
いて寄付先を選定すると好ましい。
【0036】次に、本発明における具体的な情報の流れ
を、記事配信サーバー1、募金集計者のサーバー2、閲
覧者の端末4、ネットワーク3の相互の関係に着目しつ
つ詳しく説明する。本発明において、記事配信者が同時
に募金集計者であっても良い。その場合には、記事配信
サーバー1と募金集計者のサーバー2は同一のサーバー
であっても良い。以下の説明では、まず両者が別個のサ
ーバーであるとした説明を行い、次いで両者が同一のサ
ーバーである場合についても言及する。
【0037】閲覧者の端末4に配信する記事13は、記
事配信サーバー1に格納される。記事中には、記事本文
18とともに募金標識11が埋め込まれる。閲覧者の端
末4から記事配信サーバー1に対してネットワーク3を
通じて記事配信の要求がなされると(図3〜5の
(a))、記事配信サーバー1は該記事13をネットワ
ーク3を通じて閲覧者の端末4に送信する(図3〜5の
(b))。送信された記事は、図2(a)に示すよう
に、閲覧者の端末ディスプレイ6に表示される。表示さ
れる記事中には、記事本文18とともに、前記埋め込ま
れた募金標識11が同時に表示される。ディスプレイ6
に表示された募金標識11の中あるいは募金標識の近傍
には、募金標識を選択すると表示された寄付先に一定額
の寄付がなされること、寄付は寄付スポンサーによって
贈呈されることが、募金標識の説明14として明示的あ
るいは暗示的に表示されていると好ましい。
【0038】閲覧者が端末において募金標識11を選択
すると(図3〜5の(c))、その後の情報の流れは本
発明の上記(2)(3)(5)それぞれで異なったもの
となる。以下に順次説明する。
【0039】本発明の上記(2)における情報の流れを
図3に基づいて説明する。閲覧者が端末において募金標
識11を選択すると、募金標識が選択された事実がネッ
トワークを通じて募金集計者のサーバー2に通知される
ようになっている(図3の(d))。通知は、ワールド
ワイドウェブのハイパーリンク機能を用いて募金集計者
のサーバー上の所定のファイルを閲覧者の端末に呼び出
す方法等を採用することができる。上記通知に基づき、
募金集計者のサーバー2から閲覧者の端末4に対して、
寄付スポンサーマーク12を含む情報がネットワーク3
を通じて送信される(図3の(e))。その結果、図2
(b)に示すように、閲覧者の端末ディスプレイ6には
寄付スポンサーマーク12を含む情報が表示される。寄
付スポンサーマークの表示については、本発明の上記
(9)について前述したような表示とすると好ましい。
【0040】閲覧者が端末において募金標識を選択した
通知に基づき、募金集計者のサーバーは募金標識が選択
された回数を集計する。前記通知に関して、寄付先、1
回の選択における寄付金額、寄付スポンサー及びその数
は定まっており、閲覧者の端末ディスプレイに表示され
たとおりである。従って、寄付先と寄付スポンサーとの
組み合わせ毎に、全世界における選択回数を集計カウン
トして積み上げることができる。一定期間の集計の後に
各寄付スポンサーから寄付先に対して選択回数に応じた
金額の寄付贈呈を促すことになるが(図3の(f))、
その具体的方法については前述したとおりである。
【0041】本発明の上記(3)について図4に基づい
て説明する。(3)の発明においては、募金標識が選択
された事実が記事配信サーバー1に対して通知されるよ
うになっている点(図4の(d))で上記(2)の発明
と相違する。通知の具体的方法、通知を受けた記事配信
サーバーが閲覧者の端末に対して寄付スポンサーマーク
を含む情報を送信する方法(図4の(e))について
は、上記(2)の発明と同様である。記事配信者と募金
集計者とが異なる場合には、閲覧者の端末から通知を受
けた記事配信サーバー1は、本発明の上記(4)のよう
に、募金集計者に対して募金標識が選択された事実を通
知する。通常は、図4の(f)のように記事配信サーバ
ー1から募金集計者のサーバー2に対して募金標識が選
択された事実を通知する。この通知は、閲覧者の端末か
ら記事配信サーバーへの通知の度毎に行っても良く、あ
るいは一定の回数あるいは一定の期間において通知の事
実を記事配信サーバーが格納し、まとめて募金集計者の
サーバーに送信しても良い。まとめて送信する場合にお
いては、記事配信サーバーにおいて、寄付先・寄付スポ
ンサー毎に寄付金額を集計しておき、集計結果を寄付集
計者のサーバーに送信するとよい。記事配信サーバーと
閲覧者の端末との間のネットワークにインターネットを
用いている場合において、記事配信サーバーと募金集計
者のサーバーの間は同様にネットワークとしてインター
ネットを使用しても良く、あるいはネットワークとして
電話回線等の別の手段を用いても良い。記事配信サーバ
ーから出力されたデータを郵便などの手段を用いて募金
集計者に送付することもできる。記事配信サーバーから
募金標識が選択された事実の通知を受けた募金集計者
は、上記(2)の発明と同様にして寄付スポンサーから
寄付先に対して選択回数に応じた金額の寄付贈呈を促す
(図4の(g))。
【0042】本発明の上記(5)について図5に基づい
て説明する。(5)の発明は、閲覧者が募金標識を選択
した際に表示される寄付スポンサーマークを含む表示が
予め記事の中に埋め込まれ、記事とともにネットワーク
を通じて閲覧者の端末に送信される点(図5の(b))
において、上記(2)(3)の発明と相違する。記事中
に寄付スポンサーマークを含む表示を予め埋め込む方法
としては、記事がHTML文書として作成される場合におい
ては、例えばJAVA(R)スクリプトによって記述すること
により実現することができる。また映像、動画、写真、
音声を組み込んだ標識を作成する場合では、JPEG、GI
F、CGIなどの画像の保存形式を用いることもできる。さ
らにバナーやウェブ上で動くアプリケーション作成する
ために用いることのできるプログラム言語及びマークア
ップ言語としてはJAVA(R) Script,JAVA(R) Servlet、JA
VA(R) Applet、Fortran,Cobal,P1/1, Rexx, シェル
スクリプト, C言語、Peal, Microsoft Visual Basic
s、Microsoft VisualC++、Borland Delphi, Visual A
ge C++, Smalltalk, Flash, DHTML, XMLなど多数の物
を採用することができる。
【0043】上記(5)の発明において、閲覧者の端末
ディスプレイには記事及び募金標識等が表示される。寄
付スポンサーマークを含む表示は最初は表示されない。
閲覧者が募金標識を選択したとき(図5の(c))には
じめて寄付スポンサーマークを含む表示がディスプレイ
に表示される。それと同時に募金標識が選択された事実
がネットワークを通じて募金集計者に通知されるように
なっている(図5の(d))。該通知後においては、上
記(2)の発明と同様にして募金集計者は標識が選択さ
れた回数を集計し、前記寄付スポンサーから寄付先に対
して選択回数に応じた金額の寄付贈呈を促す(図5の
(e))。
【0044】募金標識11が選択された事実が閲覧者の
端末からネットワークを通じて募金集計者に通知される
態様としては、閲覧者の端末4から直接ネットワーク3
を通じて募金集計者のサーバー2に通知しても良い。あ
るいは、上記(6)の発明のように、募金標識が選択さ
れた事実は、閲覧者の端末からネットワークを通じて記
事配信サーバー1に通知され、記事配信サーバー1を経
由して募金集計者に通知しても良い。閲覧者の端末から
ネットワークを通じて通知を受けた記事配信サーバー
は、上記(4)の発明と同様にして募金集計者に対して
情報の伝達を行う。また、本発明の上記(7)のように
記事配信者と募金集計者が同一である場合には、記事配
信者自身が記事配信サーバー1の集計結果に基づいて寄
付スポンサーから寄付先に対して選択回数に応じた金額
の寄付贈呈を促すこととなる。
【0045】本発明の募金方法において、寄付スポンサ
ーとして寄付を行うかどうか、どの寄付先に寄付を行う
か、閲覧者の募金標識選択1回毎にどれだけの寄付を行
うか等について、本来各寄付スポンサー毎の意思に基づ
き、募金集計者との協議の結果として定め、変更し得る
ものである。従って、閲覧者による募金標識の選択によ
って行われる寄付については、寄付スポンサー、寄付
額、寄付先が随時変更される可能性を持っている。本発
明の上記(2)のように、寄付スポンサーマークを含む
情報が募金集計者のサーバー2から閲覧者の端末4に送
られる場合には、募金集計者が有している最新情報に基
づき、募金集計者のサーバー2において寄付スポンサ
ー、寄付額、寄付先について常に最新情報に更新するこ
とが可能である。一方、本発明の上記(3)〜(6)に
おいては、寄付スポンサーマークを含む情報は記事配信
サーバー1から閲覧者の端末4に送信される。募金集計
者が有している最新情報に基づいて記事配信サーバー1
における寄付スポンサー等の情報を更新しないと、閲覧
者に対して最新情報を送信することができない。
【0046】本発明の上記(12)においては、図6に
示すように、記事配信サーバー1は、システム提供者の
サーバー8からネットワーク3を通じて、寄付スポンサ
ー、寄付スポンサーマーク、寄付先、募金標識選択1回
当たりの寄付額、現時点までの寄付額の集計、寄付スポ
ンサーマークとともに表示する情報のうちの1又は2以
上のデータを随時受け取ることができる。システム提供
者は、募金集計者が有している最新情報について随時連
絡を受け、システム提供者のサーバー8において情報を
更新する。従って、システム提供者のサーバー8からデ
ータを随時受け取る記事配信サーバー1は、常に最新の
情報を受け取ることが可能になる。記事配信サーバー1
は、受け取ったデータに基づいて、閲覧者の端末4に表
示する募金標識11とその説明あるいは寄付スポンサー
を識別する表示12を更新する。ここにおいて、システ
ム提供者は募金集計者と別人でも良いし、本発明の上記
(16)にあるように同一人であっても良い。また、シ
ステム提供者のサーバー8と募金集計者のサーバー2と
は別個のサーバーでも良いし、あるいは同一のサーバー
であっても良い。
【0047】システム提供者は、本発明の募金方法を実
現するシステムをパッケージシステム9として作成し、
記事配信者に提供することができる。記事配信者はこの
パッケージシステム9のプログラムを記事配信サーバー
1にインストールしさえすれば、簡単に本発明の上記
(3)〜(6)の募金方法を実現することができる。さ
らに、このパッケージシステム9を用いることによって
記事配信サーバー1とシステム提供者のサーバー8との
間で容易にネットワーク3を通じたデータのやりとりを
することができる。記事配信サーバー1内のパッケージ
システム9あるいはシステム提供者のサーバー8からの
アクセス要求によってデータがやりとりされ、記事配信
サーバー1は、システム提供者のサーバー8からネット
ワーク3を通じて、寄付スポンサー、寄付スポンサーマ
ーク、寄付先、募金標識選択1回当たりの寄付額、現時
点までの寄付額の集計、寄付スポンサーマークとともに
表示する情報のうちの1又は2以上のデータを随時受け
取ることができる。こうして、記事配信サーバー1にイ
ンストールされたパッケージシステム9には、常に募金
集計者から提供される最新情報が格納され、閲覧者の端
末4に対して最新情報を送信することが可能になる。
【0048】記事配信サーバー1に掲載される記事の内
容は日ごとに変化する。その日に最も注目されるニュー
スに対応する寄付先を選択することができれば、記事を
閲覧する閲覧者の寄付の動機を高めることができる。本
発明の上記(13)においては、記事配信サーバー1
は、システム提供者のサーバー8から受け取った複数の
寄付先の中から1又は2以上の寄付先を選択できるの
で、その日の注目ニュースに対応した寄付先を選択する
ことができ、好ましい。上記記事配信サーバーにインス
トールされたパッケージシステム9が有する機能とし
て、記事配信者は募金集計者が準備した寄付先の中から
希望する寄付先を容易に選択することができる。
【0049】本発明の募金方法を採用する記事配信サー
バー1が多数にわたることがある。各記事配信サーバー
毎に募金が行われるが、募金に応じようとする閲覧者が
知りたい情報は、個別の記事配信サーバー1での募金額
の集計ではなく、同一の募金集計者が多数の記事配信サ
ーバーと協同して行っている募金合計額の集計である。
本発明の上記(12)によれば、募金集計者が有してい
る募金合計額の最新情報が常時記事配信サーバー1に提
供されるので、募金に応じた閲覧者は募金結果の全体像
について最新情報を知ることができ、好ましい。
【0050】募金標識選択後に閲覧者の端末4になされ
る表示については、本発明の上記(14)にあるよう
に、寄付スポンサー別の寄付額の集計、寄付先別の寄付
額の集計、当該閲覧者による寄付額の集計から選択でき
ると好ましい。閲覧者は、これら寄付額の集計を目にす
ることにより、本発明の募金方法による募金を繰り返し
行おうとする動機が高まる。上記のうち、寄付スポンサ
ー別の寄付額の集計、寄付先別の寄付額の集計について
は、本発明の上記(12)によって最新情報をシステム
提供者のサーバー8から記事配信サーバー1に容易に送
信することができる。当該閲覧者による寄付額の集計に
ついては、これを募金集計者において行おうとすると、
膨大な数の閲覧者を識別して集計する必要が生じ、シス
テムおよびネットワークへの負荷が大きくなるであろ
う。一方、閲覧者の端末4において、例えば閲覧者が使
用しているブラウザソフトの内部処理として当該閲覧者
による募金標識を選択した回数と選択1回当たりの寄付
額の集計を行うこととすれば、当該閲覧者による寄付額
の集計を容易に行うことができる。
【0051】寄付スポンサーや寄付先等に関する最新情
報は、閲覧者が募金標識11を選択した後に表示される
情報に反映されるのみではなく、募金標識11や募金標
識11の周囲に表示される説明にも反映されることが好
ましい。本発明の上記(3)〜(6)に用いる上記(1
2)の発明においては、記事配信サーバー1に対して寄
付スポンサー、寄付スポンサーマーク、寄付先、募金標
識選択1回当たりの寄付額、現時点までの寄付額の集
計、寄付スポンサーマークとともに表示する情報に関す
るデータが送信されるので、募金標識11や募金標識の
周囲に表示される説明に最新情報を反映させることが可
能である。さらに、本発明の上記(2)については本発
明の上記(15)を適用し、記事配信サーバー1は、シ
ステム提供者のサーバー8からネットワーク3を通じ
て、寄付スポンサー、寄付先のいずれか又は両方のデー
タを随時受け取り、該受け取ったデータに基づいて、閲
覧者の端末に表示する募金標識とその説明を更新するこ
とにより、募金標識11や募金標識の周囲に表示される
説明に最新情報を反映させることができる。
【0052】本発明の募金方法は、本発明の上記(1
8)にあるように、記事配信サーバーのみならず、一般
ポータルサイトのサーバー、非営利民間組織のウェブペ
ージのサーバー、個人ウェブページのサーバー、一般企
業のウェブページのサーバーにおいて適用することによ
って好ましい結果を得ることができる。
【0053】ポータルサイトとは、前述したように閲覧
者が端末でブラウザを立ち上げて最初にアクセスするこ
とを想定したウェブサイトであり、多数の一般的閲覧者
にとっての利便性を考慮した画面配置となっている。そ
のため、多数のウェブサイトの中でも、ポータルサイト
は最もアクセス回数が高いサイトとなっていることが多
い。このような特質を有するポータルサイトの、特に先
頭画面に本発明の募金方法を適用すれば、極めて多数の
閲覧者が募金を目的として閲覧者に選択を促す標識(募
金標識)を目にすることができるので、募金の成立件数
を増大することができ、寄付先、寄付スポンサーともに
良好な効果を得ることができる。
【0054】非営利民間組織とは、行政・企業とは別に
社会的活動をする組織のことであり、一般にNPOと呼
ばれる。特に、特定非営利活動促進法(NPO法)によ
って法人格を与えられた組織がこれに該当する。最近は
このような非営利民間組織がウェブサイトを開設するよ
うになっている。非営利民間組織が運営するウェブサイ
トを閲覧する閲覧者は、社会に貢献しようとする意識の
高い人が多いので、このようなウェブサイトに本発明の
募金方法を適用すれば、募金の成立件数を増大させるこ
とができ、寄付先、寄付スポンサーともに良好な効果を
得ることができる。
【0055】また、全世界には極めて多数の個人ウェブ
ページや一般企業のウェブページが開設されており、こ
れらウェブページのうちの一定比率のものが本発明の募
金方法を採用すれば、全体としては膨大な数となり、募
金の成立件数を増大させることができ、寄付先、寄付ス
ポンサーともに良好な効果を得ることができる。
【0056】特に、本発明の上記(17)に上記(1
2)〜(16)を組合わせた場合においては、本発明の
募金方法を採用しようとするサーバーは、システム提供
者が準備するパッケージシステム9を導入することによ
り、きわめて容易に本発明の募金方法を開始することが
可能になる。パッケージシステム9は、パッケージシス
テムプログラムを記事配信サーバー1にインストールす
ることによって導入することができる。その結果、閲覧
者は記事配信サーバーにアクセスするまでもなく、自分
が普段最も頻繁に訪れるウェブページにおいて募金を行
うことができるようになるので好ましい。また、本発明
の募金方法を適用したウェブページは、募金をサポート
しているという好ましい印象を閲覧者に植え付けること
ができ、また募金を行う意図を有する閲覧者を自分のウ
ェブサイトに呼び込むことが可能になる。
【0057】記事配信サーバー1や募金集計者のサーバ
ー2は、それぞれ単一のサーバーであっても良く、また
それぞれが複数のサーバーに分散されていても良い。例
えば、記事配信サーバー1が複数のサーバーからなり、
図4において、記事送信要求を受けて記事と埋め込まれ
た募金標識を送信するのは第1のサーバーであり、選択
された事実の通知を受けて寄付スポンサーマークを含む
情報を送信するのが第2のサーバーであっても良い。ま
た、記事配信サーバー1や募金集計者のサーバー2は、
それぞれ記事配信者や募金集計者が所有するあるいは管
理するサーバーである必要はない。例えば民間のプロバ
イダー業者が提供するサーバー上に記事配信者や募金集
計者が本発明を実施するためのプログラムを格納したも
のであれば十分である。更に募金集計者が、募金標識選
択回数の集計業務と、集計した選択回数に応じた寄付贈
呈を促す業務との一方又は両方を、第三者に委託し、該
委託された第三者のサーバーにおいて委託された業務を
行っても良い。
【0058】本発明の上記(27)は、コンピュータを
上記(3)〜(14)、(16)(17)の募金方法を
実行する記事配信サーバーとして機能させるためのプロ
グラムである。このプログラムを記事配信者のコンピュ
ータにインストールすることにより、本発明の上記
(3)〜(14)、(16)(17)の募金方法を実行
することが可能になる。ここにおいて、本発明の上記
(28)のように、記事配信サーバーに代え、一般ポー
タルサイトのサーバー、非営利民間組織のウェブページ
のサーバー、個人ウェブページのサーバー、一般企業の
ウェブページのサーバーのいずれかとするプログラムと
してもよい。またこれらプログラムは、本発明の上記
(29)にあるようなプログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体として提供することができる。
記録媒体としては、フレキシブルディスク、CD−RO
M、DVD、MOなどのあらゆる種類の記録媒体を採用
することができる。もちろん、これら有体の記録媒体を
用いず、システム提供者のサーバー8からネットワーク
を通じて記事配信サーバー1にプログラムを伝送するこ
ととしても良い。
【0059】本発明の募金方法は、以上述べたようなネ
ットワークに接続された閲覧者の端末のみならず、図7
に示すようなテレビジョンに代表される放送においても
適用することができる。その場合の条件としては、視聴
者24の受信装置23が放送を受信できるのみならず、
受信装置から放送送信者等に対して情報を発信する機能
を有する、いわゆる双方向テレビジョンであることを必
要とする。また、テレビジョンの送信形式としては、映
像と音声のみならず、文字画像等のさまざまな情報を同
時に送信することのできるデジタルテレビであることが
望ましい。送信は、地上波、衛星を用いた電波21によ
る方法やケーブルテレビ回線22による方法のいずれで
あってもよい。
【0060】なお、情報インフラが整備され、各家庭に
光ファイバーによる通信網が整備されている場合におい
ては、本発明の上記(1)(2)における閲覧者の端末
がテレビジョンと同等の機能を有し、記事配信サーバー
から映像等の情報がネットワークを経由して配信される
場合があり、この場合には、本発明の上記(1)(2)
を適用して本発明の募金方法をテレビジョンにおいて用
いることができる。
【0061】以下、映像等が放送送信者から放送として
視聴者の受信装置23に送信される場合についての本発
明の上記(19)〜(24)に関して説明する。
【0062】映像・音声とともに送信された文字画像情
報は、受信装置23における設定に従い、送信されると
同時に視聴者のディスプレイ25に映像と共に表示する
ことも可能であり、また文字画像情報を受信装置23に
格納し、必要に応じて受信者のディスプレイに表示させ
ることもできる。
【0063】図7に示すように、視聴者の受信装置23
は、放送送信者の送信装置20から送信された映像等を
電波21やケーブルテレビ回線22を経由して受信でき
るのみでなく、電話回線等の通信回線(7、28)と接
続され、放送送信者のサーバー27、募金集計者のサー
バー2、インターネット等のネットワーク3に接続し、
情報を発信することが可能である。放送送信者から受信
装置への送信がケーブルテレビ回線22によって行われ
る場合、視聴者の受信装置23から放送送信者への送信
は、同じケーブルテレビ回線22によって行なうことが
できる。視聴者の受信装置23は、デジタルチューナー
とアナログテレビジョン受像機の組み合わせでもよく、
デジタルチューナーを組み込んだ一体型のデジタルテレ
ビジョン受像機でもよい。ここにおいて、放送送信者の
サーバー27は、放送送信者が自ら運営するサーバーで
あっても、あるいは放送送信者が第三者に委託して運営
するサーバーであっても良い。
【0064】例えば、送信される映像31が時事ニュー
スである場合に、特に本発明の募金方法が効果的に使用
される。図8(a)に示すように、視聴者のディスプレ
イ表示画面30には、時事ニュースの映像と共に募金標
識11が表示される。募金標識11は、送信装置20か
ら送信される段階で時事ニュースの映像の中に組み込ん
で送信することもできる。あるいは、送信装置20から
送信される映像31は時事ニュースの映像のみであり、
映像と共に送信される文字画像情報として募金標識11
を送信することもできる。募金標識11が時事ニュース
の中に送信段階から映像に組み込まれている場合には、
視聴者の意図によって募金標識の表示の有無を変更する
ことはできず、あらゆる視聴者のディスプレイに募金標
識が表示される。一方、募金標識11が映像とは別の文
字画像情報として送信される場合には、視聴者の受信装
置内において受信した映像と文字画像情報とを結合し、
視聴者のディスプレイ25に時事ニュースの画像と共に
募金標識11が表示される。この場合には、受信装置の
設定を変更することにより、募金標識を表示させるかさ
せないかを視聴者が選択することも可能である。
【0065】大容量の情報を送受信できるデジタルやイ
ンターネットテレビにおいては、極めて多数のチャンネ
ル数の送信を行うことができるので、限られた放映時間
の中で映像中に募金標識や寄付スポンサーマークを表示
するのではなく、映像に引き続いて別の放映時間帯に募
金標識や寄付スポンサーマークを表示することが可能に
なる。即ち、募金標識や寄付スポンサーマークは必ずし
も文字や画像、映像に限らず、テレビコマーシャルなど
のようにより多くの情報をスポンサーに関する情報とし
て表示することができる。これによりバナーのような形
式に縛られずスポンサーの裁量に応じて広告が出せると
いうメリットが生じる。また、複数の寄付スポンサーに
ついての寄付スポンサーマークが同時に画面上に表示さ
れるのではなく、テレビコマーシャルのような形態を用
いることによって自社広告が流れている間は他社の広告
が存在しないようにすることができ、寄付スポンサーに
とって魅力ある広告媒体とすることができる。
【0066】ディスプレイがテレビジョン受像機である
場合、本発明の募金標識の選択方法として、テレビジョ
ン受像機のリモコン操作器26を操作してディスプレイ
上に表示されたカーソルを募金標識に一致させて所定の
操作を行なう方法、リモコン操作器26の所定のスイッ
チを操作する方法等を採用することができる。リモコン
操作器は、テレビジョン受像機とは別のデジタルチュー
ナー専用のリモコン操作器であってもよい。
【0067】視聴者24が募金標識11を選択すると、
図8(b)に示すように、視聴者の受信装置ディスプレ
イ25には寄付スポンサーマーク12が表示される。寄
付スポンサーマーク12を表示させるための情報は、視
聴者による募金標識の選択に応じて送信装置20から受
信装置23に送る方法を採用することもできるが、募金
標識11を選択する以前に予め映像等とともに送信装置
20から受信装置23に送信しておくと好ましい。映像
と共に送信することのできる文字画像情報として送信す
ることができる。送信された寄付スポンサーマーク12
を表示させるための情報は、視聴者の受信装置内に格納
される。そして、視聴者24による募金標識11の選択
を受けて、該格納された寄付スポンサーマークを表示さ
せるための情報が活用され、視聴者のディスプレイ25
に寄付スポンサーマーク12が表示される。
【0068】視聴者24が募金標識11を選択すると、
募金標識11が選択された事実が最終的に募金集計者に
対して通知される。通知のルートとしては、視聴者の受
信装置23から通信回線7を通じて直接募金集計者のサ
ーバー2に通知することも可能であるが、通常はまず視
聴者の受信装置23から放送送信者のサーバー27に通
知される。通知の方法としては、視聴者の受信装置23
から電話回線28あるいはケーブルテレビ回線22を通
じて直接放送送信者のサーバー27に通知する方法、視
聴者の受信装置23からインターネット等のネットワー
ク3を経由して放送送信者のサーバー27に通知する方
法等から選択することができる。放送送信者のサーバー
27は、多数の視聴者からの募金標識を選択した事実の
通知を受け、該通知を集計し、最終的に募金集計者に集
計結果を通知する。通知の方法、および通知を受けた募
金集計者が寄付スポンサーに対して寄付を促す、あるい
は寄付先に対して実際に寄付を行う手段については、閲
覧者の端末を用いた本発明について前述したとおりの手
段を用いることができる。
【0069】放送送信者が募金集計者を兼ねる場合に
は、放送送信者のサーバー27と募金集計者のサーバー
2とが同一のサーバーであってもよい。放送送信者のサ
ーバー27や集計者のサーバー2としては、ネットワー
クに接続できる機器であれば、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、メインフレームコンピュー
タ、マイコンチップを内蔵した機器のいずれであっても
よい。
【0070】視聴者の受信装置ディスプレイ25に映像
と共に表示される募金標識11又はその近傍に、募金標
識を選択すると表示された寄付先に一定額が寄付される
こと、寄付は寄付スポンサーによって贈呈されることが
表示されていると好ましい点は前記閲覧者の端末を用い
る募金方法の場合と同様である。また、寄付先は映像3
1の内容と関係を有する機関又は団体であると好ましい
点も、前記閲覧者の端末を用いる募金方法の場合と同様
である。
【0071】
【発明の効果】本発明において、記事配信サーバーが提
供する記事中に募金標識を埋め込んで閲覧者に募金を促
すことにより、きわめて多数の閲覧者が募金の選択を行
うことができ、その結果として公共性の高い機関に対し
て有効な寄付を行うことが可能になる。閲覧者は、社会
的に重要な機関に対して自己の行為に基づいて寄付が行
われる満足を得ることができる。寄付スポンサーは、多
数の閲覧者に対して自己の宣伝を行うことができ、さら
に社会的に重要な機関に対して寄付を行う優良な団体で
あることを印象付けることができるという効果を有す
る。
【0072】また、双方向テレビジョンを用いて同様の
募金を行なうことにより、上記と同様の効果を得ること
ができる。
【0073】本発明は、ニュースを見たその場で募金で
きるため、飢餓や環境破壊といった長期的プロジェクト
に加え、突発的又は局地的な事件事故への募金をも可能
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記事配信サーバー、募金集計者のサー
バー、閲覧者の端末とネットワークとの接続状況を示す
図である。
【図2】閲覧者の端末ディスプレイに表示される情報を
示す図である。
【図3】本発明の記事配信サーバー、募金集計者のサー
バー、閲覧者の端末相互の情報の流れを示す図である。
【図4】本発明の記事配信サーバー、募金集計者のサー
バー、閲覧者の端末相互の情報の流れを示す図である。
【図5】本発明の記事配信サーバー、募金集計者のサー
バー、閲覧者の端末相互の情報の流れを示す図である。
【図6】本発明の記事配信サーバー、募金集計者のサー
バー、システム提供者のサーバー、閲覧者の端末とネッ
トワークとの接続状況を示す図である。
【図7】本発明の放送送信者の送信装置、募金集計者の
サーバー、視聴者の受信装置とネットワークとの接続状
況を示す図である。
【図8】視聴者の受信装置ディスプレイに表示される映
像を示す図である。
【符号の説明】
1 記事配信サーバー 2 募金集計者のサーバー 3 ネットワーク 4 閲覧者の端末 5 閲覧者 6 ディスプレイ 7 通信回線 8 システム提供者のサーバー 9 パッケージシステム 11 募金を目的として閲覧者に選択を促す標識(募金
標識) 12 寄付スポンサーを識別する表示(寄付スポンサー
マーク) 13 記事 14 募金標識の説明 15 記事を表示する枠 16 寄付スポンサーマークを表示する枠 17 ボタン 18 記事本文 20 送信装置 21 電波 22 ケーブルテレビ回線 23 受信装置 24 視聴者 25 ディスプレイ 26 リモコン操作器 27 放送送信者のサーバー 28 電話回線 30 ディスプレイ表示画面 31 映像

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記事配信者が記事配信サーバーに準備し
    た記事が記事配信サーバーからネットワークを経由して
    閲覧者の端末に配信されて該閲覧者の端末ディスプレイ
    に表示され、該表示された記事中には募金を目的として
    閲覧者に選択を促す標識(以下「募金標識」という。)
    が同時に表示され、閲覧者による該標識選択に応じて閲
    覧者の端末ディスプレイに寄付スポンサーを識別する表
    示がなされるとともに、募金集計者に対して前記標識が
    選択された事実が通知されるようになっていることを特
    徴とする募金方法。
  2. 【請求項2】 記事配信サーバーには記事配信者が準備
    した記事が格納され、該記事は記事配信サーバーからネ
    ットワークを経由して閲覧者の端末に配信されて該閲覧
    者の端末ディスプレイに表示され、該配信される記事中
    には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識であって
    記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに表示される
    ものが埋め込まれ、閲覧者による該標識選択に応じて選
    択された事実がネットワークを通じて募金集計者のサー
    バーに通知されるようになっており、該通知に応じて募
    金集計者のサーバーから閲覧者の端末に対して寄付スポ
    ンサーを識別する表示がネットワークを通じて送信され
    て閲覧者の端末ディスプレイに該寄付スポンサーを識別
    する表示が表示されることを特徴とする募金方法。
  3. 【請求項3】 記事配信サーバーには記事配信者が準備
    した記事が格納され、該記事は記事配信サーバーからネ
    ットワークを経由して閲覧者の端末に配信されて該閲覧
    者の端末ディスプレイに表示され、該配信される記事中
    には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識であって
    記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに表示される
    標識が埋め込まれ、閲覧者による該標識選択に応じてネ
    ットワークを通じて選択された事実が記事配信サーバー
    に通知されるようになっており、該通知に応じて記事配
    信サーバーから閲覧者の端末に対して寄付スポンサーを
    識別する表示がネットワークを通じて送信されて閲覧者
    の端末ディスプレイに該寄付スポンサーを識別する表示
    がなされることを特徴とする募金方法。
  4. 【請求項4】 記事配信サーバーから募金集計者に対し
    て標識が選択された事実が通知されることを特徴とする
    請求項3に記載の募金方法。
  5. 【請求項5】 記事配信サーバーには記事配信者が準備
    した記事が格納され、該記事は記事配信サーバーからネ
    ットワークを経由して閲覧者の端末に配信されて該閲覧
    者の端末ディスプレイに表示され、該配信される記事中
    には募金を目的として閲覧者に選択を促す標識であって
    記事本文と共に閲覧者の端末ディスプレイに表示される
    標識が埋め込まれ、更に前記配信される記事中には寄付
    スポンサーを識別する表示が埋め込まれ、閲覧者による
    該標識選択に応じて閲覧者の端末ディスプレイに前記寄
    付スポンサーを識別する表示がなされるとともに、前記
    標識が選択された事実がネットワークを通じて募金集計
    者に通知されるようになっていることを特徴とする募金
    方法。
  6. 【請求項6】 前記標識が選択された事実は、閲覧者の
    端末からネットワークを通じて記事配信サーバーに通知
    され、記事配信サーバーを経由して募金集計者に通知さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の募金方法。
  7. 【請求項7】 記事配信者と募金集計者が同一であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の募金方法。
  8. 【請求項8】 閲覧者の端末に記事本文と共に表示され
    る前記募金を目的として閲覧者に選択を促す標識又は該
    標識の近傍には、該標識を選択すると表示された寄付先
    に寄付されること、表示された複数の寄付先のうちの閲
    覧者が選択した寄付先に寄付されること、所定の金額が
    寄付されること、寄付は寄付スポンサーによって贈呈さ
    れることのうちの1又は2以上が表示されていることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の募金方
    法。
  9. 【請求項9】 閲覧者の端末に表示された前記寄付スポ
    ンサーを識別する表示は、1又は2以上の寄付スポンサ
    ーが表示され、該表示は前記閲覧者の端末ディスプレイ
    に表示される記事を表示する枠とは同一のディスプレイ
    上の別の枠に表示されるか、あるいは前記閲覧者に選択
    を促す標識の部分を変更することによって表示され、前
    記別の枠の表示が消滅すると閲覧者のディスプレイには
    元の記事が表示されることを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれかに記載の募金方法。
  10. 【請求項10】 前記寄付先は前記記事の内容と関係を
    有する機関又は団体であることを特徴とする請求項1乃
    至9のいずれかに記載の募金方法。
  11. 【請求項11】 前記記事配信サーバーは寄付先選定手
    段を有し、該寄付先選定手段は、記事の内容から予め定
    めたキーワードの有無を検索し、特定のキーワードを有
    する記事に特定の寄付先を選定し、閲覧者に配信する記
    事中には該選定した寄付先に対して寄付を行なうことを
    目的に閲覧者に選択を促す標識が埋め込まれることを特
    徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の募金方
    法。
  12. 【請求項12】 記事配信サーバーは、システム提供者
    のサーバーからネットワークを通じて、寄付スポンサ
    ー、寄付スポンサーマーク、寄付先、募金標識選択1回
    当たりの寄付額、現時点までの寄付額の集計、寄付スポ
    ンサーマークとともに表示する情報のうちの1又は2以
    上のデータを随時受け取り、該受け取ったデータに基づ
    いて、閲覧者の端末に表示する募金標識とその説明ある
    いは寄付スポンサーを識別する表示を更新することを特
    徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の募金方法。
  13. 【請求項13】 記事配信サーバーは、システム提供者
    のサーバーから受け取った複数の寄付先の中から1又は
    2以上の寄付先を選択できることを特徴とする請求項1
    2に記載の募金方法。
  14. 【請求項14】 募金標識選択後に閲覧者の端末にされ
    る表示には、寄付スポンサー別の寄付額の集計、寄付先
    別の寄付額の集計、当該閲覧者による寄付額の集計の1
    又は2以上の表示が含まれることを特徴とする請求項1
    2又は13に記載の募金方法。
  15. 【請求項15】 記事配信サーバーは、システム提供者
    のサーバーからネットワークを通じて、寄付スポンサ
    ー、寄付先のいずれか又は両方のデータを随時受け取
    り、該受け取ったデータに基づいて、閲覧者の端末に表
    示する募金標識とその説明を更新することを特徴とする
    請求項2に記載の募金方法。
  16. 【請求項16】 システム提供者と募金集計者が同一人
    であることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか
    に記載の募金方法。
  17. 【請求項17】 前記記事配信サーバーは、記事の配信
    も行うポータルサイトのサーバーであることを特徴とす
    る請求項1乃至16のいずれかに記載の募金方法。
  18. 【請求項18】 前記記事配信サーバーに代え、一般ポ
    ータルサイトのサーバー、非営利民間組織のウェブペー
    ジのサーバー、個人ウェブページのサーバー、一般企業
    のウェブページのサーバーのいずれかとすることを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれかに記載の募金方法。
  19. 【請求項19】 放送送信者が準備した映像、音声、文
    字画像(以下「映像等」という。)の情報が送信装置か
    ら送信され、該情報が受信した視聴者の受信装置のディ
    スプレイに表示され、該表示された映像中には募金を目
    的として視聴者に選択を促す標識が同時に表示され、又
    は前記表示された映像に引き続いて募金を目的として視
    聴者に選択を促す標識が表示され、視聴者による該標識
    選択に応じて視聴者の受信ディスプレイに寄付スポンサ
    ーを識別する表示がなされるとともに、視聴者の受信装
    置から募金集計者に対して前記標識が選択された事実が
    通知されるようになっていることを特徴とする募金方
    法。
  20. 【請求項20】 前記寄付スポンサーを識別する表示
    は、予め映像等の内容の一部として送信装置から視聴者
    の受信装置に送信されており、視聴者による該標識選択
    に応じて視聴者の受信ディスプレイに表示されることを
    特徴とする請求項19に記載の募金方法。
  21. 【請求項21】 前記標識が選択された事実は、視聴者
    の受信装置から電話回線、インターネット、ケーブルテ
    レビ配線のいずれかを経由して放送送信者のサーバーに
    送られ、該放送送信者のサーバーを経由して募金集計者
    に通知されることを特徴とする請求項19に記載の募金
    方法。
  22. 【請求項22】 放送送信者と募金集計者が同一である
    ことを特徴とする請求項21に記載の募金方法。
  23. 【請求項23】 視聴者の受信装置ディスプレイに映像
    と共に表示される前記募金を目的として視聴者に選択を
    促す標識又は該標識の近傍には、該標識を選択すると表
    示された寄付先に寄付されること、表示された複数の寄
    付先のうちの視聴者が選択した寄付先に寄付されるこ
    と、所定の金額が寄付されること、寄付は寄付スポンサ
    ーによって贈呈されることのうちの1又は2以上が表示
    されていることを特徴とする請求項19乃至22のいず
    れかに記載の募金方法。
  24. 【請求項24】 前記寄付先は前記映像の内容と関係を
    有する機関又は団体であることを特徴とする請求項23
    に記載の募金方法。
  25. 【請求項25】 募金集計者は標識が選択された回数を
    集計し、前記寄付スポンサーから寄付先に対して選択回
    数に応じた金額の寄付贈呈を促すことを特徴とする請求
    項1乃至24のいずれかに記載の募金方法。
  26. 【請求項26】 寄付スポンサーからの寄付金は募金集
    計者が準備する基金に集められ、募金集計者は標識が選
    択された回数を集計し、該基金から寄付先に対して選択
    回数に応じた金額の寄付がなされることを特徴とする請
    求項1乃至24のいずれかに記載の募金方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータを、請求項3乃至14、
    16乃至18のいずれかに記載の募金方法を実行する記
    事配信サーバーとして機能させるためのプログラム。
  28. 【請求項28】 前記記事配信サーバーに代え、一般ポ
    ータルサイトのサーバー、非営利民間組織のウェブペー
    ジのサーバー、個人ウェブページのサーバー、一般企業
    のウェブページのサーバーのいずれかとすることを特徴
    とする請求項27に記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 請求項27又は28に記載のプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
JP2001350101A 2000-11-29 2001-11-15 募金方法 Pending JP2002230239A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350101A JP2002230239A (ja) 2000-11-29 2001-11-15 募金方法
PCT/JP2001/010187 WO2002044969A1 (fr) 2000-11-29 2001-11-21 Procede permettant de collecter des fonds

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-362909 2000-11-29
JP2000362909 2000-11-29
JP2001350101A JP2002230239A (ja) 2000-11-29 2001-11-15 募金方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002230239A true JP2002230239A (ja) 2002-08-16

Family

ID=26604817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350101A Pending JP2002230239A (ja) 2000-11-29 2001-11-15 募金方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002230239A (ja)
WO (1) WO2002044969A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200267A (ja) * 2006-01-29 2007-08-09 Hiroyasu Yamamoto 新聞と購読者間における購読後反響情報の双方向交流を可能にする新聞のシステム
JP2007226544A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Hirobumi Inoue 募金システム
JP2010113659A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Yahoo Japan Corp 寄付管理装置
JP2021149154A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 株式会社ミクシィ 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2022059451A1 (ja) * 2020-09-16 2022-03-24 早紀 辻 寄付装置、寄付方法、および寄付プログラム
JP2022049452A (ja) * 2020-09-16 2022-03-29 早紀 辻 寄付装置、寄付方法、およびコンピュータプログラム
KR20220143342A (ko) * 2021-04-16 2022-10-25 이베이코리아 유한책임회사 갹출을 위한 서버, 방법 및 명령을 저장한 기록 매체

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105719177A (zh) * 2016-02-05 2016-06-29 腾讯科技(深圳)有限公司 业务处理方法及装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07177110A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Sony Corp 多重放送方法及びその受信装置
WO1996025006A1 (en) * 1995-02-10 1996-08-15 Flexydial Pty. Ltd. Interactive broadcasting system
JP3162633B2 (ja) * 1996-09-27 2001-05-08 松下電器産業株式会社 放送システム及びこれに用いる情報放送受信端末装置
JP3565475B2 (ja) * 1997-04-04 2004-09-15 日本電信電話株式会社 有料情報の送出装置および記録媒体
JPH11167598A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Oki Software Okayama:Kk 自動取引装置の募金処理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200267A (ja) * 2006-01-29 2007-08-09 Hiroyasu Yamamoto 新聞と購読者間における購読後反響情報の双方向交流を可能にする新聞のシステム
JP2007226544A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Hirobumi Inoue 募金システム
JP2010113659A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Yahoo Japan Corp 寄付管理装置
JP2021149154A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 株式会社ミクシィ 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7502603B2 (ja) 2020-03-16 2024-06-19 株式会社Mixi 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム
WO2022059451A1 (ja) * 2020-09-16 2022-03-24 早紀 辻 寄付装置、寄付方法、および寄付プログラム
JP2022049452A (ja) * 2020-09-16 2022-03-29 早紀 辻 寄付装置、寄付方法、およびコンピュータプログラム
JP7553957B2 (ja) 2020-09-16 2024-09-19 早紀 辻 寄付装置、寄付方法、およびコンピュータプログラム
KR20220143342A (ko) * 2021-04-16 2022-10-25 이베이코리아 유한책임회사 갹출을 위한 서버, 방법 및 명령을 저장한 기록 매체
KR102459048B1 (ko) * 2021-04-16 2022-10-27 이베이코리아 유한책임회사 갹출을 위한 서버, 방법 및 명령을 저장한 기록 매체

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002044969A1 (fr) 2002-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101315336B1 (ko) 사용자 맞춤 광고 서비스를 제공하는 시스템 및 그 동작방법
CN102567897B (zh) 用于向通信设备的用户展示促销内容的方法和系统
CN101253526B (zh) 基于因特网的广告或服务的投放和定价的方法和系统
US7261239B2 (en) Questionnaire network for mobile handsets and a trading system for contracts on user commitments to answer questionnaires
US20140279016A1 (en) Behavioral tracking system and method in support of high-engagement communications
JP2013507686A (ja) 電子リーダデバイス内に広告を配置するシステムおよび方法
US20140278942A1 (en) Social network based monetized content system
JP2008040788A (ja) Rss広告配信方法、rss広告配信装置
CA2913932A1 (fr) Method and apparatus for philanthropy
US20140289054A1 (en) Behavioral tracking system and method in support of high-engagement communications
JP2002230239A (ja) 募金方法
KR20110112688A (ko) 온라인 광고중개시스템 및 이를 이용한 온라인 광고중개방법
KR101190062B1 (ko) 개인 방송 홈페이지 시스템
JP2009058988A (ja) アフィリエイト管理サーバ装置、アフィリエイト管理方法、およびアフィリエイト管理サーバプログラム
US20080027821A1 (en) Method and Apparatus for Promotion and Distribution of Electronically Stored Information
KR101145641B1 (ko) 개인 방송 홈페이지 시스템
JP2006154706A (ja) 配布広告管理システム、方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号
JP2018156235A (ja) 広告媒体主の編集方針に従って選択した複数の広告主による複数の広告バナーの配列を広告基調記事に組み合わせたマルチ広告記事を自動生成して配信すること
US20150127422A1 (en) Social Network Marketing System and Method
KR102367843B1 (ko) 기부 포탈 서비스 앱, 이를 포함하는 모바일 단말기 및 기부 포탈 터미널
WO2008130270A2 (ru) Способ автоматизированного распространения рекламных сообщений рекламодателей товаров и услуг с учетом параметров пользовательского оборудования и система для его реализации
KR20090012989A (ko) RIA(Rich InternetApplication) 혹은 X-인터넷 기반의 광고 및상거래 모듈을 내장한 멀티미디어 콘텐츠 서비스 플랫폼
JP2008191902A (ja) 口コミ情報の仲介システム、口コミ情報の仲介方法およびプログラム
KR20180097099A (ko) 광고 중개를 위한 원터치 통화 연결 시스템
KR20010034994A (ko) 차량부착용 스티커를 이용한 인터넷 광고 방법