WO2001027733A1 - Dispositif d'entree d'information utilisant un mecanisme tournant - Google Patents

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WO2001027733A1
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0362Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 1D translations or rotations of an operating part of the device, e.g. scroll wheels, sliders, knobs, rollers or belts

Description

明 細 書
回動操作を利用した情報入力装置 技術分野
本発明は、 情報機器の入力装置に関するものである。 背景技術
この種の入力装置としては、 従来からキーボード、 マウス、 トラックボール、 ジョイスティック等、 種々の入力装置が提案され、 使用されてきた。
しかし、 これらの入力装置のうち、 キーボードを使用する場合には、 多様な文 字情報を入力できる反面で、 操作が複雑なため、 初心者には使用しづらいという 問題があった。 そのため、 最近では、 高齢者を含む初心者にキーボード操作を学 習させる傾向にある。 しかし、 身体能力がやがて衰えるため、 従来のキーボード のように複雑な操作によらず、 いわゆるブラインド操作が可能な入力、 選択及び 閲覧機能等を提供する入力装置が求められていた。
—方、 マウス、 トラックボール、 ジョイスティック等を使用すれば、 操作が簡 単な反面、 複雑なメニュからの選択や多様な文字情報を入力する場合には、 かえ つて操作に手間がかかるという問題があった。 そのため、 例えば、 次世代の C A 丁 V受信装置等では、 多チャンネル化に伴って、 メニュの一覧表示機能を高め、 目的の項目を簡単に選択できる操作器具が望まれていた。
また、 携帯電話によってインタ一ネッ トのホームページを閲覧 (例えば株式会 社ェヌ 'ティ 'ティ · ドコモの提供する iモ一ドサービス等を利用) する場合に は、 携帯性にすぐれ、 かつ、 簡易に閲覧操作及び選択操作が可能な操作方法が望 まれていた。
しかしながら、 複雑な構成の情報に対して簡易に閲覧操作、 入力操作が可能な 入力装置は、 実現されていなかった。 発明の開示
本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、 複雑な 構造の情報を操作する場合や文字情報を入力する場合にも簡単で、 スムーズな操 作が可能な情報機器の情報入力装置を提供するものである。 本発明は前記課題を 解決するために、 以下の手段を採用した。
すなわち、 本発明は、 情報入力装置において、 回動操作による移動量を検出す る回動操作部を備え、 この回動操作部を区分してなる複数の部分領域に対して、 各部分領域への回動操作時の接触の有無を検出する接触検出部を、 1以上の前記 部分領域に設けたものである。
回動操作部は、 回動による操作を検出する。 一方、 接触検出部は、 回動操作が なされた際に上記部分領域のいずれの領域に接触されているかを検出する。
この情報入力装置は、 上記部分領域のうち、 第 1の部分領域への接触による回 動操作、 または、 第 2の部分領域への接触による回動操作を所定の操作対象への 操作として検出する。 ここで操作対象とは、 例えば、 情報端末上に表示されたメ ニュの選択項目、 表計算プログラムの表 (シート) 、 テキス ト情報、 携帯電話の 液晶ディスプレイに表示された文字入力の欄等をいう。
また、 この情報入力装置は、 上記各部分領域において、 第 1の部分領域への接 触による回動操作を第 1の操作対象への操作として検出し、 第 2の部分領域への 接触による回動操作を第 2の操作対象への操作として検出するようにしてもよレ、。 また、 上記部分領域は、 回動操作部を略 2分割してなり、 第 1の部分領域への 接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操作と、 前記第 2の部分領域 への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作とを同一方向への移 動量として検出するようにしてもよい。
この情報入力装置は、 上記回動操作部の中心部付近に押圧操作を検出可能な中心 押圧操作検出部をさらに備えてもよい。
この情報入力装置は、 上記回動操作部の各部分領域内に各部分領域ごとに押圧操 作を検出可能な領域押圧操作検出部をさらに備えてもよい。 あるいは、 上記回動 操作部の各部分領域内の少なく とも 1つの領域に、 この部分領域への押圧操作を 検出可能な領域押圧操作検出部をさらに備えてもよい。
この情報入力装置は、 基板上に回動自在に設置され、 回動操作による回動量を 検出する回動操作部と、 基板上に固定され、 前記回動操作部が回動する領域を所定の回動範囲に対応す る部分領域に区分する領域指示部材と、
この領域指示部材によって区分される部分領域のうち 1以上の部分領域につい て、 回動操作時にその部分領域への接触の有無を検出する接触操作検出部とを設 けてもよい。 この各部分領域において、 その部分領域にある回動操作部への接触 による回動操作と他の部分領域にある回動操作部への接触操作とを弁別するよう にしてもよレ、。
上記領域指示部材は、 回動操作部が回動する領域を上部分領域、 下部分領域、 左部分領域及び右部分領域からなる 4つの部分領域に分割し、
上部分領域への接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操作と、 下 部分領域への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作とを同一方 向への移動量として検出してもよい。
また、 左部分領域への接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操作 と、 右部分領域への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作とを 同一方向への移動量として検出するようにしてもよい。
このような回動操作の方向の検出は、 上下の部分領域または左右の部分領域の 一方に対して行ってもよい。 あるいは、 上下の部分領域と左右の部分領域の双方 に対して行ってもよい。
このような回動操作の検出は、 回動操作部が回動する領域を複数に分割し、 互 いに略軸対称な位置にある 2つの部分領域に対して行ってもよい。
上記回動操作部が回動する領域の外側であって上記各部分領域に対応する位置 に、 押圧操作を検出する押圧操作検出部さらに備えてもよい。
上記部分領域間の境界部近傍に押圧操作を検出可能な境界押圧操作検出部をさ らに備えてもよレ、。
上記回動操作部は、 回動量に応じた回数の開閉をする第 1のスィ ッチ部と、 時計回りの回動と反時計回りの回動とを弁別する第 2のスィツチ部とをさらに 備えてもよい。
以上説明したように、 本発明によれば、 回動操作部及び接触検出部、 さらには 中心押圧操作検出部または回動操作部の部分領域に対する領域押圧操作検出部を 備えて入力操作を検出するので、 複雑な構造の情報を操作する場合や文字情報を 入力する場合にも、 簡単でスムーズな操作が可能になる。
図面の簡単な説明
F I G. 1は、 本発明の第 1実施形態に係る情報入力装置 1 と情報端末 30の 外観構成図であり、
F I G 2は、 情報入力装置 1の機械的構成要素を示す図であり、
F I G 3は、 情報入力装置 1と情報端末 30側のプログラムとの関係を示す 図であり .
F I G. 4は、 情報入力装置 1の操作仕様の分類を示す図であり、
F I G. 5は、 情報入力装置 1の外観と機能との関連を示す図であり、
F I G. 6は、 情報入力装置 1を使用した数字を入力する操作の例であり、
F I G. 7は、 情報入力装置 1を使用した項目を選択する操作の例であり、
F I G. 8は、 情報入力装置 1を使用したかな文字を入力する操作の例であり .
F I G. 9は、 回動操作板 3の左右の部分領域を使用したかな文字入力の例で あり、
F I G. 1 0は、 情報入力装置 1をかな漢字変換に使用する例であり、
F I G. 1 1は、 左右の部分領域によって同一項目を選択する操作の例であり、
F I G. 1 2は、 押圧スィッチにより、 オン、 オフの設定をする操作の例であ り、
F I G. 1 3は、 テキス ト情報をスクロール操作する例であり、
F I G. 1 4は、 ファイル選択ボックス 1 8からファイルを選択する操作の例 であり、
F I G. 1 5は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (1) であり、
F I G. 1 6は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (2) であり、
F I G. 1 7は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (3) であり、
F I G. 1 8は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (4) であり、
F I G. 1 9は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (5) であり、
F I G. 20は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例 (6) であり、 F I G. 21は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例の筐体 ( 1) で あり、
F I G. 22は、 第 1実施形態に係る情報入力装置 1の変形例の筐体 (2) で あり、
F I G. 23は、 本発明の第 2実施形態に係るリモコン 5 1とテレビの外観構 成図であり、
F I G. 24は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1の機械的構成要素を示す図 であり、
F I G. 25は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1の信号経路を示す図であり、 F I G. 26は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1によるテレビの操作例であ り、
F I G. 27は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1の変形例 (1) であり、 F I G. 28は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1の変形例 (2) であり、 F I G. 29は、 第 2実施形態に係るリモコン 5 1の変形例 (2) の機械的構 成要素を示す図であり、
F I G. 30は、 本発明の第 3実施形態に係るリモコン 7 1を用いたカーナビ ゲ一ションシステムの外観構成図であり、
F I G. 3 1は、 本発明の第 4実施形態に係る携帯電話を示す図であり、 F I G. 32は、 本発明の第 5実施形態に係るダイヤルユニッ ト 1 00の機械 的構成要素を示す図であり、
F I G. 33は、 第 5実施形態に係る歯車 1 04の拡大図であり、
F I G. 34は、 第 5実施形態に係るダイヤルュニッ トの回動操作検出機構を 示す図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
(第 1実施形態)
本発明の第 1実施形態を F I G. 1から F I G. 22の図面に基いて説明する。 F I G. 1は、 本実施形態に係る情報入力装置 1を情報端末 30の入力装置とし て用いる外観構成図を示すものであり、 F I G. 2は、 この情報入力装置 1の機 械的構成要素を示す図であり、 F I G. 3は、 この情報入力装置 1を情報端末 3 0の入力装置として用いる際の情報端末 30側のプログラムとこの情報入力装置 1との関係を示す図であり、 F I G. 4は、 この情報入力装置 1の操作仕様の分 類を示す図であり、 F I G. 5はこの情報入力装置 1の外観と機能との関連を示 す図であり、 F I G. 6〜F I G. 14は、 情報端末 30の入力装置として、 こ の情報入力装置 1を使用した場合の操作例を示す図であり、 F I G. 1 5から F I G. 22は、 この情報入力装置 1の変形例を示す図である。
ぐ構成〉
F I G. 1に、 本実施形態に係る情報入力装置 1を情報端末 30の入力装置と して用いる場合の外観構成図を示す。 F I G. 1のように、 この情報端末 30は、 3枚のシート (Sheetl〜Sheet3) から構成される表を表示している。 また、 この 表のシート (Sheetl) にはディレク トリを示す項目 (Dirl〜Dir3) とファイルを 示す項目 (Filel〜File4) とが含まれている。 この情報入力装置 1は、 回動操作 板 3の回動操作、 回動操作時の回動操作板 3の左部分領域または右部分領域の接 触、 回動操作板 3の左部分領域または右部分領域への押圧操作、 回動操作板 3の 中央部のボタン 2 aへの押圧操作を検出し、 F I G. 1に示すような表の各項目 の選択、 閲覧、 文字入力等の機能を提供する。
F I G. 5に、 この情報入力装置 1の外観と機能との関連を示す。 F I G. 5 のように、 この情報入力装置 1は、 ユーザの回動操作による移動量を検出する回 動操作板 3と、 回動操作板 3の左右の部分領域をユーザに区別して認識させるた めの中央線指示用マーク 1 4と、 回動操作板 3の左部分領域 (左半部、 及び第 1 の部分領域に相当) または右部分領域 (右半部、 または第 2の部分領域に相当) のいずれをユーザが接触して操作しているかを検出する接触検出センサ 8 a及び 8 b (接触検出部に相当) と、 ユーザの押圧操作を検出する回動操作板 3の左部 分領域または右部分領域の押圧スィッチ 1 la及び 1 1 b (領域押圧操作検出部に 相当) と、 ユーザの押圧操作を検出する回動操作板 3の中央のボタン 2 aとを備 えている。 さらに、 このボタン 2 aは、 F I G. 2に示す筐体 9上の押圧スイツ チ 2 b (中央押圧操作検出部に相当) を被覆している。 F I G . 2に、 この情報入力装置 1の機械的構成要素を示す。 F I G . 2のよ うに、 この情報入力装置 1は、 筐体部 9と、 接触検出センサ 8 a及び 8 bと、 ス ぺ一サ 7と、 回動操作板 3 (表面 3 a、 裏面 3 b ) と、 ボタン 2 a とを含む。 F I G . 2のように、 これらの構成要素は積層構造で組み立てられている。
F I G . 2のように、 筐体部 9には、 この押圧スィツチ 2 b、 1 1 a、 l i b が設けられている。 押圧スィッチ 2 bは、 筐体部 9の上面中央部に設けられてい る。 また、 押圧スィツチ 1 1 aと 1 1 bとは、 押圧スィツチ 2 bを介して略対称 な左右の位置に設けられている。
筐体部 9とスぺーサ 7の間には、 接触検出センサ 8 a と 8 bとが略左右対称に 設けられている。 この接触検出センサ 8 a、 8 bは、 人の指が近づくことによる 静電容量の変化を検出して回動操作板 3の左右いずれの部分領域にユーザの指が 接触しているかを検出する。 なお、 F I G . 2に示すように、 中央線指示用マー ク 1 4が筐体 9の上面に固定されているため、 回動操作板 3の回動による移動と は無関係に、 上記部分領域が規定される。
回動操作板 3の裏面 3 bには金属電極 4が放射状に設けられている。 一方、 ス ぺーサ 7と回動操作板 3の裏面 3 bとの間には、 平行電極 5が設けられている。 この放射状の金属電極 4と平行電極 5とが回転式エンコーダを構成しており、 ュ 一ザが回動操作板 3を操作した際の移動量を金属電極 4の間隔によって決まる最 小分解能で検出する。 回動操作板 3の表面には、 滑り止めのリブ 2 9が放射状に 設けられている。
押圧スィ ッチ 2 bは、 スぺーザの開口部 1 0、 回動操作板 3の開口部 1 2を通 して外部に突き出し、 ボタン 2 aに被覆されている。 ユーザがボタン 2 aを押す ことで、 押圧操作が押圧スィッチ 2 bを介して検出される。
ボタン 2 aは、 押圧スィッチ 2 bを被覆し、 外部からの押圧力を押圧スィッチ 2 bに伝達するともに、 回動操作板 3の回転軸を形成している。 すなわち、 回動 操作板 3は、 その開口部 1 2がボタン 2 aに接触することで回動自在となってい る。
押圧スィッチ 1 1 a及び 1 1 bは、 スぺーサ 7及回動操作板 3に覆われる。 ュ 一ザが回動操作板 3の左右の部分領域を接触操作よりもさらに強く押圧操作する ことで、 その押圧操作が、 押圧スィツチ 1 1 aまたは 1 1 bを介して検出される
F I G . 3は、 本実施形態の情報入力装置 1を情報機器 3 0に接続して使用す る場合の、 情報機器 3 0に内蔵された C P U 1 2で実行されるプログラムとこの 情報入力装置 1 との関係を示す図である。 上記のような情報入力装置 1への操作 は C P U 1 2の I Z Oポートへの信号として読み取られる。 この信号は C P U 1 2で実行されるデバイスドライバ 2 0によって検出され、 O S 2 1を介して、 情 報端末 3 0の機能を提供するアプリケ一ションプログラム 2 2に伝達される。 このアプリケーションプログラム 2 2は、 この信号をメニュの選択、 文字の入 力、 画面上のカーソルの移動等の操作 (操作対象への操作に相当) として受け付 け、 これらの操作に応答する。 この結果、 メニュ等の選択項目での現在選択され ている位置、 テキス ト情報表示中のカーソル位置等が所定の方向 (操作方向に相 当) に移動する。 そして、 項目の選択が確定され、 あるいは、 文字が入力される。 このような現在選択されている位置、 テキス ト情報表示中のカーソル位置、 文字 入力中の入力位置等を以下、 選択位置と呼ぶ。
なお、 デバイスドライバにかな漢字変換用のフロン トェンドプロセッサが連動 して作用している場合には、 この情報入力装置 1への操作は、 デバイス ドライバ への指示となる。
<回動操作の検出〉
F I G . 4に、 この情報入力装置 1の操作方向の仕様を示す。 上記のように回 動操作による移動量の検出とともに、 上記の接触検出センサ 8 a と 8 bとによつ て、 回動操作板 3の左右いずれの部分領域が接触されているかが検出される。 こ の回動操作板 3の左右の部分領域は、 上述のように筐体 1に明示された中央線指 示用マーク 1 4によって区分して表示される。 従って、 左右の部分領域のいずれ が操作に使用されているかによつて、 F I G . 4のように、 操作の方向を規定す ることができる。 ここでは、 回動操作板 3の回動方向と、 その時の操作対象 (メ 二ュの選択項目等) 上の選択位置の移動方向との関係を操作方向の仕様と呼ぶ。
F I G . 4で N o . 1は、 左右の接触検出センサ 8 a、 8 bが共にオフ、 すな わち、 いずれも接触されていない状態であり、 この場合には、 ユーザ操作による 回動はあり得ない。 N o . 2,では、 左部分領域がオフで、 右部分領域がオン、 すなわち、 ユーザの 右部分領域の操作による回動を検出した場合である。 この場合、 時計回りの回動 を正方向、 反時計回りの回動を負方向として、 操作方向を定める ここで、 正方 向とは、 進行方向を意味し、 例えば、 プルダウンメニュまたは複数項目からなる リス トを下に移動する方向、 テキス トデータを上から下にスクロールする方向、 あるいは、 表を左から右に/上から下に移動する方向、 数字が増加する方向等を いう。 一方、 負方向とは、 その逆の方向をいう。 この結果、 右部分領域に接触し て回動操作板 3を時計回りに操作 (概ね下方向に操作) する場合、 プルダウンメ ニュゃ複数項目からなるリス ト等の選択位置を下に移動する。
N o . 3では、 左部分領域がオンで、 右部分領域がオフ、 すなわち、 ユーザの 左部分領域の操作による回動を検出した場合である。 この場合、 時計回りの回動 を負方向、 反時計回りの回動を正方向として操作方向を定める。
N o . 4は、 左右の部分領域がともにオン、 すなわち、 ユーザが左右の部分領 域に同時に接触した操作による回動を検出した場合である。 本実施形態の情報入 力装置 1では、 このような操作は無効であるとして、 操作を無視する。
このような操作方向の仕様のため、 右部分領域に接触して回動操作板 3を時計 回りに操作 (概ね下方向に操作) する場合も、 左部分領域に接触して回動操作板 3を反時計回りに操作 (概ね下方向に操作) する場合も、 プルダウンメニュゃ複 数項目からなるリス ト等の選択位置を下に移動することになるので、 左右の違い による操作感覚の相違をなくすることができる。
ぐ応用例 >
F I G . 6〜F I G . 1 4に、 本実施形態に係る情報入力装置 1を F I G . 1 の情報端末 3 0に接続した場合の操作例を示す。 これらの操作例のいずれを使用 するかを情報端末の操作モードとして設定し、 情報端末の記憶装置に記憶してお けばよい。 そして、 回動操作板 3の中央部のボタン 2 aの押圧操作等によって操 作モードを切り替えるようにすればよレ、。
<数字の入力例 >
F I G . 6に、 情報入力装置 1を使用して数字を入力する操作の例を示す。 ュ 一ザが回動操作板 3を回動すると、 その移動量が情報端末 3 0に伝達される。 こ こで、 移動量とは、 正負の符号を含む回動操作板外周上の位置の変化量 (操作開 始時点の位置からの相対量、 またはこれをその回動半径で割った角度変化量) を レヽラ。
この移動量に基づいて、 情報端末 30は、 不図示の画面上に 0〜 9の数字を順 次選択して表示していく。 一方、 逆方向に回動すると、 情報端末 30は、 表示順 を逆にして 0〜 9の数字を表示する。 このような状態で、 回動操作板 3の右部分 領域がさらに強く押圧されると、 押圧スィッチ 1 1 bによって、 その押圧操作が 検出され、 F I G. 1の画面 3 1上に現在表示されている数字 (例えば 0) が確 定する。
さらに、 ユーザが回動操作板 3を回動すると、 同様に順次 0〜 9の数字が選択 して表示される。 例えば、 数字 9が表示されている状態で回動操作板 3の右部分 領域がさらに強く押圧されると、 数字 9が確定する。 このようにして、 ユーザは、 次々と数字の選択と確定を繰り返して、 F I G. 6のように、 0901 23 · · • というように数字を入力することができる。
このように、 この情報入力装置 1によって、 簡単に数字の入力が可能になる。 く 1次元の項目一覧表からの選択 >
F I G. 7に一次元の項目一覧表から項目を選択する操作の例を示す。 まず、 情報端末 30のプログラムが、 画面 3 1上に名前を要素とする一覧表を表示する。 この状態で、 ユーザが回動操作板 3を回動すると、 上記と同様に移動量が情報端 末 30に伝達される。 その結果一覧表の選択位置 1 6が、 一覧表の項目上を順次 移動していく。 F I G. 7では、 ユーザが回動操作板 3の右部分領域に接触して いるため、 時計回りの移動量が正として判定され、 その操作に対応して一覧表の 項目上を選択位置 1 6が下に移動する。 一方、 反時計回りのの移動量は、 負とし て判定され、 その操作に対応して、 一覧表の項目上を選択位置 1 6が上に移動す る。 このようにして、 例えば、 赤井という名前が選択された状態で、 回動操作板 3の右部分領域がさらに強く押圧されると、 押圧スィツチ 1 1 bによって、 その 押圧信号が情報端末 30に伝達され、 選択が確定する。
く回動操作板 3の片側の部分領域によるかな文字入力 >
F I G. 8にかな文字を入力する操作の例を示す。 ユーザによって回動操作板 3が回動させられると、 その移動量が情報端末 3 0に伝達される。 この移動量に 基づいて、 情報端末 3 0は、 F I G . 1の画面上にかな文字の行の種類、 ' あか さたなはまやらわ' で始まる行の種類を順次表示していく。 右部分領域がさらに 強く押圧されると押圧スィッチ 1 1 bによって、 その押圧操作が検出され、 F I G . 1の画面上で現在選択されている行 (例えばあ行) が確定する。
次に回動操作板 3が回動されると、 上記で確定した' あ' 行の文字' あいうえ お' が順次表示される。 ここで例えば、 文字' あ' を表示した状態で右部分領域 がさらに強く押圧されると、 押圧スィツチ 1 1 bによって、 その押圧操作が検出 され、 文字' あ' の入力が確定する。 一方、 中央のボタン 2 aが押圧されると、 情報入力装置 1は、 ' あかさたなはまやらわ' で始まる各行の切替モードに戻る c この状態で回動操作板 3が回動されると再び、 ' あかさたなはまやらわ' で始ま る行の種類が順次表示される。
このように次々とかな文字の選択と確定を繰り返して、 F I G . 7のように、 ' あおき' というような文字が入力される。 このように、 この情報入力装置 1に よって、 簡単にかな文字の入力が可能になる。
く回動操作板 3の左右の部分領域によるかな文字入力〉
F I G . 9に回動操作板 3の左右の部分領域を使用したかな文字入力の例を示 す。 ユーザが回動操作板 3の左部分領域に指を接触させて、 回動操作板 3を回動 させると、 接触検出センサ 8 aが、 左部分領域への接触を検出する。 情報端末 3 0は、 左部分領域への接触による回動に対して、 かな文字の行の種類、 ' あかさ たなはまやらわ' を順次選択して表示していく。 そして、 例えば、 ' カ 行が表 示された状態で、 ユーザが左部分領域から指を離し、 右部分領域に接触して回動 操作板 3を回動させると、 接触検出センサ 8 bが右部分領域への接触を検出する。 情報端末 3 0は、 右部分領域への接触による回動に対して、 ' カ 行の文字、 ' かきくけこ' を表示していく。 このようにして、 例えば文字' こ' が選択された 状態で、 ユーザが回動操作板 3の右部分領域をさらに強く押圧すると、 その操作 が押圧スィツチ 1 1 bに検出され、 情報端末 3 0に伝達される。 これにより、 文 字' こ' の入力が確定する。
次にユーザが、 右部分領域から指を離して、 左部分領域を接触すると再び、 か な文字の行の種類を選択可能になる。 以上の操作を繰り返して検出することによ り、 例えば' こまつ' という文字列が入力される。 この操作によっても、 簡単に かな文字の入力が可能になる。
ぐかな漢字変換の入力装置〉
F I G . 1 0に、 本実施形態の情報入力装置 1をかな漢字変換に使用する例を 示す。 上記いずれかの方法で、 今、 ' あいう ' というかな文字が入力されている と仮定する。 この状態で回動操作板 3の右部分領域が押圧されると、 これが押圧 スィッチ 1 1 aを介して検出され、 かな文字入力の状態から、 かな漢字変換状態 に遷移する。 この状態で、 右部分領域を通じて回動されると、 かな文字あの部分 が漢字の亜に変換される。 さらにこの回動操作を続けることによって、 次々に、 かな文字あに対応する変換対象のリス ト、 例えば、 阿、 吾 · · ·等を表示してい <。
一方、 左部分領域を通じて回動されると、 変換対象部分の文節が、 かな文字あ から文字列あいに変更される。 この状態で、 再び、 右部分領域を通じて回動され ると、 かな文字あいの部分が漢字の愛に変換される。
このように、 回動操作板 3の左右の部分領域に対する接触を接触検出センサ 8 a、 8 bが識別することにより、 かな漢字変換の変換対象の選択と、 文節変更と をスムーズに実行できる。
く回動操作板 3の左右の部分領域による同一項目の選択〉
F I G . 1 1に、 回動操作板 3の左右の部分領域によって同一項目の選択を選 択する操作の例を示す。 この例では、 ユーザが回動操作板 3の左部分領域に接触 して回動操作すると、 情報入力装置 1は、 時計回り方向の回動を上方向と認識す る。 そして、 Filel〜File4で示される選択項目上を選択位置 1 6が負方向 (上方 向) に移動される。 また、 このとき情報入力装置 1は、 逆の反時計回り方向の回 動を下方向と認識し、 Filel〜File4で示される選択項目上を選択位置 1 6が正方 向 (下方向) に移動される。
一方、 ユーザが回動操作板 3の右部分領域に接触して回動操作すると、 情報入 力装置 1は、 時計回り方向の回動を下方向と認識する。 そして、 Filel〜File4で 示される選択項目上を選択位置 1 6が正方向 (下方向) に移動される。 また、 こ のとき情報入力装置 1は、 逆の反時計回り方向の回動を上方向と認識する。 そし て、 Filel〜File4で示される選択項目上を選択位置 1 6が負方向 (上方向) に移 動される。
このように、 本実施形態に係る情報入力装置 1を使用すると、 ユーザが回動操 作板 3の左右いずれの部分領域を使用しても、 回動方向が上下の移動に変換され て検出される。 このため、 メニュの項目等からの選択に際して、 操作の方向と、 選択項目上の選択位置の移動方向が一致し、 ユーザは自然な感覚で操作すること ができる。
<オン、 オフの設定 >
F I G. 1 2に、 回動操作板 3の左右の押圧スィツチ 1 1 aと l i bとにより、 オン、 オフの設定をする例を示す。
左部分領域の押圧スィッチ 1 1 aがオンに対応し、 右部分領域の押圧スィッチ 1 1 bがオフに対応する。
くテキス ト情報のスクロール >
F I G. 1 3に、 回動操作板 3を使用してテキス ト情報をスクロール操作する 例を示す。 F I G. 1 3は、 人の氏名がテキス ト情報として表示された画面をス クロールする例を示している。 この操作例では、 情報入力装置 1は、 回動操作板 3の操作を検出して、 時計回り及び反時計回りの回動に対応して、 テキス ト情報 の各行を上及び下にスクロールする。 F I G. 1 3では、 現在、 符号 1 7で示さ れる行 (大川光太郎という氏名) が選択されている。 この状態で、 回動操作板 3 の左部分領域が押圧されると、 これを押圧スィッチ 1 1 aが検出する。 そして、 選択項目内で 1文字ずつ左にカーソル (選択位置 1 6で示す) がスクロールされ る。 一方、 この状態で、 回動操作板 3の右部分領域が押圧されると、 これを押圧 スィツチ 1 1 bが検出する。 そして、 選択項目内で 1文字ずつ右にカーソル (選 択位置 1 6で示す) がスクロールされる。
このように、 本実施形態に係る情報入力装置 1は、 テキス ト情報の各行ごとの スクロール及び、 各行内のスクロールを簡易に行い、 テキス ト情報を編集するた めの入力装置として使用することができる。
F I G. 1 3はテキス ト情報をスクロールする例を示すものであるが、 テキス ト情報に代えて、 いわゆる表計算プログラムの表 (2次元のマ ト リ クス) を上下、 左右にスクロールする場合にも、 同様にして情報入力装置 1を使用できる。
<ファイル選択ボックスからの選択〉
F I G . 1 4にいわゆるファイル選択ボックス 1 8からファイルを選択する操 作の例を示す。 このファイル選択ボックスは、 ディレク トリを選択するための左 側の項目 1 9と、 選択されたディレク トリ内のファイルを選択するための右側の 項目 2 0とを含んでいる。
ユーザが回動操作板 3の左部分領域に接触して回動操作すると、 時計回り方向 の回動が上方向、 反時計回りの回動が下方向と認識され、 選択位置 1 6 aが Dirl 〜Dir3で示される選択項目上を上下に移動される。 これによつて、 例えば、 Dir2 が選択された状態では、 右側の項目 2 0に、 ディレク トリ Dir2に属するファイル の一覧が表示される。
次に、 ユーザが回動操作板 3の右部分領域に接触して回動操作すると、 時計回 り方向の回動が下方向、 反時計回りの回動が上方向と認識され、 選択位置 1 6 b 力 Fi lel〜File4で示される選択項目上を上下に移動される。 ここで、 例えば、 Fi le3が選択された状態で、 回動操作板 3の右部分領域が押圧されると、 これを押圧 スィッチ 1 l bが検出し、 File3の名称で示されるファイルの選択が確定される。 このように、 情報入力装置 1により、 複雑な構造を含むファイル選択ボックス 上の項目を簡易に選択することができる。
ぐ変形例〉
< 3分割方式の応用例 >
上記実施形態では、 回動操作板 3を左右に 2分割して部分領域を定義した。 し かし、 本発明の実施はこれに限られず、 部分領域の数は 3以上であってもよい。 例えば、 F I G . 1 5のように、 部分領域表示マーク 1 9によって回動操作板 3 を 3分割し、 その分割された部分領域ごとに接触を検出する 3つの接触検出セン サ (不図示) を配置することができる。 この場合、 分割された 3つの部分領域の 各接触検出センサがオンかオフにより 8通りの状態を検出するできる。
F I G . 1 5に、 このような回動操作板 3を情報端末 3 0に接続した使用例を 示す。 上部分領域の接触検出センサがオンの状態での回動操作 (矢印 1 3 cで示 す) によって、 シート 23 cの種類が、 Sheetl〜Sheet3の範囲で選択される。 選 択されたシート Sheetlにおいて、 左下部分領域の接触検出センサがオンの状態で の回動操作 (矢印 1 3 aで示す) によって、 ディレク トリ 23aの種類が Dirl〜D ir3の範囲で選択される。 さらに、 選択されたディレク トリ Dir2において、 右下部 分領域の接触検出センサがオンの状態での回動 (矢印 1 3 bで示す) によって、 ファイル 23 bの種類が Filel〜File4の範囲で選択される。
このように、 回動操作板 3の部分領域の分割数を増加することにより、 複雑な 構造の情報を簡易に操作することができる。
<回動操作板 3以外の操作部品 >
上記実施形態では、 情報入力装置 1で回動操作のため、 回動操作板 3を使用し たが、 本発明の実施は、 回動操作板 3を使用した装置に限定されない。 回動操作 を検出する検出部 (例えば、 回転式エンコーダ) を内部に備えていれば、 ユーザ が操作する外部の部分の形状は、 F I G. 1 6のような棒状のハンドル、 F I G. 1 7のような非対称のつまみ、 F I G. 1 8のような 3本以上の部材からなるハ ンドルであってもよい。 このような場合、 ハンドルの各部分 1 5 a、 1 5 b等への 接触を検出する接触検出センサは、 ハンドルの各部分 1 5a、 1 5 b等 (部分領域 に相当) に内蔵すればよい。 また、 押圧スィッチ 1 1 aまたは 1 1 b等は、 ハン ドルの各部分 1 5a、 1 5 b等の裏面に配置すればよい。
<構造上の変形例 >
上記実施形態では、 F I G. 2に示すように押圧スィッチ 1 1 aおよび 1 1 bを 筐体 9の上面に設置したが、 これらをスぺーサ 7と回動操作板 3との間に設けて もよい。 また、 上記実施形態では、 スぺーサ 7と接触検出センサ 8 aと 8 bと分 離して構成したが、 これらを一体化して、 接触検出センサ 8 a、 8 bにスぺーサ 7の機能を兼用させてもよい。
また、 F I G. 2に示したスぺーサ 7を設けずに、 平行電極 5、 接触検出セン サ 8 a、 8 b、 押圧スィツチ 2 b、 1 1 a、 l i bをすベて筐体 9の表面上に階 層構造なしに配置しても構わない。 その場合には、 金属電極 4の回転移動位置以 外の位置に押圧スィッチ 1 1 a、 1 1 bを配置すればよレ、。 F I G. 1 9に、 こ の場合の回動操作板 3の裏面 3 bの配置を示す。 F I G. 1 9では、 金属電極 4 が回動操作板 3の周辺部付近に配置され、 平行電極 5と接触することで回動の検 出が可能となっている。 一方、 押圧スィツチ 2 b、 1 1 a及び 1 1 bは、 すべて 金属電極の位置より、 円周の内部に存在するため、 金属電極 4が押圧スィ ッチ 2 b、 1 1 a及び 1 1 bと干渉せず、 回動操作板 3の移動が妨げられることはない c 以上述べたように、 本発明の実施おいては、 回動操作板 3の部分領域への接触、 押圧及び回動を検出できるように金属電極 4、 接触検出センサ 8 a 、 8 b及び押 圧スィッチ 1 1 a、 1 1 b等を配置すればよレ、。 したがって、 本発明は、 F I G . 2に示す構成要素間の位置関係には限定されない。
また、 上記接触検出センサは、 すべての部分領域に設ける必要はない。 例えば、 2分割で部分領域を形成する場合に、 左部分領域の接触検出センサ 8 aを設けな くても、 右部分領域の接触検出センサ 8 bがオフのまま、 回動を検出した場合は、 左部分領域に接触した操作があったと見なすことができる。 回動操作板 3を 3以 上に分割する場合も同様である。
上記実施形態で、 回動操作板 3を 2分割して部分領域を構成する場合、 中央線 指示用マーク 1 4を情報入力装置 1の上面において縦に配置した。 したがって、 部分領域はすべて左右の部分領域として構成した。 しかし、 本発明の実施は、 こ れにかぎられない。 すなわち、 中央線指示用マーク 1 4を横、 または特定の角度 で傾けて、 部分領域を構成し、 これに対応して接触検出センサ 8 a、 8 bを配置 してもよい。 ただし、 左右の部分領域として構成した場合には、 プルダウンメニ ュ上を移動する方向 (上下) と、 回動操作板 3を回動させたときの左右の部分領 域の移動方向 (概ね上下方向) とが一致し、 自然な操作感覚となる。
上記実施形態では、 回動操作板 3を回動自在とするために、 押圧スィ ッチ 2 b を被覆するボタン 2 aを回転軸として用いたが、 本発明の実施は、 このような回 転軸の構造には限定されない。 例えば、 F I G . 2 1に示すように、 筐体 9の上 面の中央部に中空円筒状の回転軸 4 0を設けて、 その回転軸 4 0に回動操作板 3 の開口部 1 2を挿入することで回動自在としてもよい。 この回転軸 4 0の内部に 押圧スィッチ 2 bを備え、 ボタン 2 aは回転軸 4 0の内部に挿入され、 押圧スィ ツチ 2 bに連結されればよい。
なお、 回転軸 4 0を中空とせず、 通常の円柱とし、 押圧スィッチ 2 bを回転軸 4 0の近傍に設けてもよい。 さらに、 押圧スィッチ 2 bは、 筐体 9の内部に収容 し、 ボタン 2 a と押圧スィッチ 2 bとを連結する軸を設け、 この軸を回転軸とし てもよい。
また、 F I G . 2 2に示すように、 回動操作板 3を回動自在とするために、 回 転軸を設ける代わりに、 筐体 9の上面に円形のリブ 4 1を設け、 一方、 回動操作 板 3の裏面 3 bに、 このリブ 4 1を収容する円形の凹部を設けてもよい。 すなわ ち、 円形のリブ 4 1がレールを形成し、 この円形のリブ 4 1 と回動操作板 3の裏 面 3 bの凹部とを嵌合させて、 摺動することにより、 回動操作板 3を回動自在と レ、。
<接触検出センサ >
上記実施形態では、 接触検出センサ 8 a、 8 bとして、 静電容量の変化を利用 するものを使用した。 しかし、 本発明の実施はこれに限られるものではなく、 感 圧センサ、 光センサ、 歪みセンサ、 赤外線センサ、 温度センサ、 接点スィッチ等 を使用することができる。 感圧センサまたは、 接点スィッチを使用する場合、 感 圧センサまたは接点スィツチの感度は、 押圧スィツチ 1 1 a、 1 1 bよりも高感 度に設定する必要がある。 すなわち、 ユーザ軽く回動操作板 3を押さえると、 感 圧センサまたは接点スィツチがその接触を検出し、 ユーザがさらに強く回動操作 板 3を押さえると、 押圧スィツチ 1 l aおよび 1 1 bが押圧操作を検出ように感度 が設定される。 その場合、 所定の反発力を有するパネをで押圧スィッチ 1 l aおよ び l i bを防護し、 その反発力を超える力で押圧されない限り、 押圧スィッチ 1 1 aおよび 1 1 bに押圧力が加わらないようにすればよい。
光センサは、 発光部と受光部とを備え、 ユーザが回動操作板 3を押さえること により、 発光部と受光部との位置関係を変形させ、 または受光部に対して発光部 を遮光させて、 ユーザの接触を検出するものである。 発光部を設ける代わりに、 回動操作板 3に穴部を設け、 これをユーザの指が塞ぐことにより、 遮光を検出す るようにしてもよレ、。 光センサ (受光部) としては、 フォ トダイオードまたはフ ォ ト トランジスタが一般的である。
歪みセンサは、 一般的には、 電気回路の抵抗として構成される。 ユーザが回動 操作板 3をに接触した際の押圧力により、 回動操作板 3に接触する歪みセンサを 変形させ、 変形に伴う抵抗値の変化を検出するものである。 歪みセンサを使用す る場合も、 その感度は、 押圧スィツチ 1 1 a、 1 1 bよりも高感度に設定する必 要がある。 歪みセンサとしては、 ゲルマニウムやシリ コンの圧電抵抗値効果を利 用したものも使用できる。
赤外線センサは、 ユーザの指が回動操作板 3に近づいた際の赤外線の放射量の 変化を検出するものである。
温度センサは、 ユーザの指が回動操作板 3に接触した際の熱変化を検出するも のである。 温度センサとしては測温抵抗材料を電気回路の素子として使用するの 力 簡便である (以上、 前田他、 「大学課程電気計測」 オーム社) 。
ぐ回動操作板の変形例 >
上記実施形態では、 回動操作板 3として F I G . 2に示したように、 表面 2 a に滑り止めのリブ 2 9を放射状に備えていたが、 本発明の実施は、 これには限定 されない。 すなわち、 回動操作時の滑り止めとしては、 例えば、 回動操作板 3の 表面 2 aに多数の凹凸を設けてもよい。 また、 表面 2 aに、 人の指との摩擦が大 きい材質のもの、 例えばゴムを使用したような場合には、 回動操作板 2には F I G . 2のようなリブ 2 9や凹凸等を設けなくてもよレ、。
また、 上記実施形態では、 回動操作板 3として F I G . 2に示したように、 回 転式エンコーダを備えた機械的回動を伴うものを使用した。 しかし、 本発明の実 施はこれに限らず、 人の指または押圧ペンによって、 表面接触した状態を検出す るタツチパネル 3 3を用いてもよレ、。 F I G . 2 0に回動操作板 3に代えて、 タ ツチパネル 3 3を使用した情報入力装置 1の外観を示す。 このタツチパネルの表 面には、 同心円上の溝 3 4が刻まれ、 ユーザが指または押圧ペンを使用して表面 に接触させて、 円弧を描くためのガイ ドを形成している。
タツチパネルは、 ュ一ザが左右の部分領域のいずれにふれているか認識できる ので、 接触検出センサは不要である。 タツチパネル 3 3は、 溝 3 4にガイ ドされ た表面への摺動操作による曲線状の軌跡と、 溝 3 4にガイ ドされない表面への摺 動操作による直線状の軌跡とを識別する。 ただし、 溝 3 4にガイ ドされない曲線 上の軌跡と直線状の軌跡を識別するようにしてもよい。
タツチパネル 3 3の中央部には、 ボタン 2 aに連結された押圧スィツチ 2 bが 備えられている。 また、 タツチパネルの左部分領域及び右部分領域の下部には、 上記実施形態と同様押圧スィッチ 1 1 a と 1 1 bとが埋設され、 押圧操作を検出 可能となっている。
タツチパネル 3 3は、 接触位置の座標の認識が可能であるため、 部分領域とし て、 上記実施形態のように、 左右に分割するものの他、 様々な構成を採ることが できる。 この情報入力装置では、 各部分領域への接触、 直線軌跡、 曲線軌跡、 押 圧スィツチへの押圧を組み合わせて、 情報入力が可能である。
<英文字入力 >
上記実施形態では、 かな文字入力の例を示したが、 本情報入力装置 1を使用し て、 英文字入力も可能である。 回動操作版 3の回動にともない、 数字を入力した のと同様の手順で、 英文字 a〜 zを順次表示して選択させればよい。 また、 中央 部のボタン 2 aを介して、 押圧スィッチ 2 bを押すことにより、 大文字と小文字 を切り替えるようにすればよい。
<その他の変形例〉
上記実施形態では、 F I G . 4の N o . 4において、 左右の部分領域がともにォ ンの場合、 すなわち、 ユーザが左右の部分領域に同時に接触した回動操作を無効 とした。 しかし、 これに代えて、 左右の部分領域がともにオンの場合、 F I G . 4の N o . 2 (時計回りを正方向) 、 または N o . 3 (反時計回りを正方向) の いずれかとして、 操作できるようにしてもよレ、。
上記実施形態では、 情報入力装置 1を情報端末 3 0の入力装置として使用する 例を説明した。 具体的には、 パーソナルコンピュータ、 携帯端末、 携帯電話、 ゲ ーム機等の入力装置として、 または、 テレビジョン、 ビデオカメラ、 ラジオ、 自 動車の操作用部品として、 この情報入力装置 1を使用できる。 さらに、 例えば、 この情報入力装置 1をマウスの表面に組み込んで、 マウスに機能を付加したり、 キーボード 7に組み込んでキーボードに機能を付加した形式で使用することがで きる。
上記実施形態の情報入力装置 1では、 F I G . 4示したように、 操作対象 (メ ニュの項目等) 上の選択位置の移動方向と回動操作板 3の回動の方向との関係は、 左右の部分領域のいずれが接触されているかにより、 決定された。 この場合、 例 えば最初に左部分領域に触れ (接触検出センサ 8 aが接触を検出) 、 そのまま時 計回りに回動を続けると、 中央線指示用マーク 1 4を越えて、 右部分領域に進入 し、 接触検出センサ 8 bが接触を検出し、 操作対象上の移動方向が反転すること になる。 つまり、 同一方向への回動操作 (つまり回転操作) を連続して続けると、 中央線指示用マーク 1 4を越える度に、 操作対象上の移動方向が反転する。
これに代えて、 操作開始時点の位置のみに基づいて、 移動方向を決定してもよ レ、。 すなわち、 ー且左部分領域 (または右部分領域) への接触を検出して回動操 作板 3の回動が始まると、 その回動が終了するまで、 中央線指示用マーク 1 4を 越えても、 操作対象上の移動方向をそのまま維持するようにしてもよい。 これは、 回動操作開始時の接触位置 (左右の部分領域のいずれか) をラッチ回路に保持し、 回動操作終了まで、 ラッチ回路の状態を維持し、 回動操作終了後にラッチ回路を リセッ トするようにすればよい。
上記実施形態では、 回動操作板 3の移動量、 すなわち、 操作開始からの回動の 相対量に基づいて、 操作を検出した。 これに代えて、 特定位置からの絶対量に基 づいて、 操作を検出してもよい。 また、 接触のない状態では、 回動操作板 3の回 動角度が 0となるようにに初期設定されるような機構 (例えば弦卷パネで初期の 位置に戻す機構等) を設けてもよい。
上記実施形態では、 回動操作板 3の中央付近にボタン 2 aを備えていた。 しか し、 本発明の実施は、 このような構成には限定されない。 例えば、 ボタン 2 aに 代えて、 静電センサ、 トラックボール、 ジョイスティ ック等のユーザ操作を検出 する入力装置を備えてもよい。
(第 2実施形態)
本発明の第 2実施形態を F I G . 2 3から F I G . 2 9に基づいて説明する。 F I G . 2 3は、 本実施形態に係るテレビ用のリモートコントローラ (以下リモ コン 5 1 ) 、 及ぴこのリモコン 5 1により操作されるテレビ 4 5の外観構成図を 示すものであり、 F I G . 2 4は、 このリモコン 5 1の機械的構成要素を示す図 であり、 F I G . 2 5は、 リモコン 5 1の信号経路を示す図であり、 F I G . 2 6は、 リモコン 5 1によるテレビの操作例を示す図であり、 F I G . 2 7から I G . 2 9は、 このリモコン 5 1 の変形例を示す図である。 上記第 1実施形態においては、 回動操作板 3の回動する領域の部分領域をュ一 ザに認識させるために中央線指示マーク 14 (F I G. 5) または部分領域指示 マーク 1 9 (F I G. 1 9) を用いた。 本実施形態では、 この中央線指示マーク 14または部分領域指示マーク 1 9に代えて、 保護枠 54 (領域指示部材に相 当) を用いて、 回動操作板を部分領域に区分したリモコン 5 1を説明する。 他の 構成及び作用については、 第 1実施形態と同様であり、 必要に応じて F I G. 1 から F I G. 22を参照する。 また、 F I G. 23力 ら F I G . 29において、 第 1実施形態と同一の構成については、 同一の符号を付してその説明を省略する <構成〉
F I G. 23に、 本実施形態に係るリモコン 5 1、 及びこのリモコン 5 1によ り操作されるテレビ 45の外観構成図を示す。
テレビ 45には、 赤外線受光部 46が備えられ、 リモコン 5 1からの赤外線信 号 47を受光する。 また、 このテレビ 45には、 録画予約用カレンダが表示され ている。 さらに、 録画用カレンダは日付欄 45 a、 時刻欄 45 b、 チャンネル欄 45 c及ぴ番組欄 45 dを有している。
リモコン 5 1は、 筐体 9と、 この筐体 9の上面 (基板に相当) の上で回動可能 に取り付けられた回動操作板 3 (回動操作部に相当) と、 筐体 9に固定された保 護枠 54 (領域指示部材に相当) と、 押ボタン 2 aと、 赤外線発光部 48とを備 えている。 なお、 回動操作板 3と筐体 9との間には、 第 1実施形態と同様に、 押 圧スィッチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c及び 1 1 dが備えられている。
F I G. 24に、 リモコン 5 1の機械的構成要素を示す。 F I G. 24のよう にリモコン 5 1は、 第 1実施形態で説明した情報入力装置 1と同様の構成である が以下の点において相違する。
(1) ボタン 2 aと回動操作板 3との間に、 保護枠 54が備えられている。 この 保護枠 54は、 十字形状をしており、 その十字の中央に開口部 55を有する。 ま た、 十字の先端が下方に屈曲されて爪部 54 a、 54 b、 54 c、 及び 54 dを 形成している。
この開口部 55には、 ボタン 2 aの軸部 2 cが貫通される。
また、 爪部 54 a、 54 b、 54 c、 及び 54 dは、 筐体 9の上面に設けた嵌 合穴 56 a、 56 b、 56 c、 及び 54 dに嵌合する。 これにより、 保護枠 54 は、 筐体 9の上面に固定される。 その結果、 F I G. 23に示したように、 保護 枠 54は、 回動操作板 3の回動する円形の領域を 4つの扇形領域 3 a、 3 b、 3 c、 及び 3 dに分割する。
(2) ボタン 2 aの軸 2 cには、 ネジ山が切られている。 この軸 2 aは、 開口部 5 5を貫通し、 押しボタン 2 bに設けたネジ穴 2 dに固定される。
(3) 回動操作板 3と筐体 9との間に、 4つの接触検出センサ 8 a、 8 b、 8 c , 及び 8 dが設けられる。 この接触検出センサ 8 a、 8 b、 8 c、 及び 8 dは、 各 々、 保護枠 54によって区分される扇形領域 3 a、 3 b、 3 c、 及び 3 dへのュ 一ザの接触操作を検出する。 この場合、 回動操作板 3そのものは、 回動されるの で、 接触検出センサ 8 a、 8 b、 8 c、 及び 8 dが検出するのは、 回動操作板上 の位置ではなく、 保護枠 54によって区分される扇形領域 3 a、 3 b、 3 c、 及 び 3 dのいずれが接触されたか否かである。
(4) 筐体 9には、 4つの押圧スィツチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c , 1 1 dが備え られている。 ユーザが、 扇形領域 3 a、 3 b、 3 c、 及び 3 dに存在する回動操 作板 3の部分を押圧すると、 その押圧操作が押圧スィッチ 1 1 a、 l i b , 1 1 c及び 1 1 dによって検出される。 F I G. 2 3に示すように、 各扇形領域 3 a、 3 b、 3 c、 及び 3 dの外側に、 この押圧位置を示すマーク 5 7 a、 5 7 b、 5 7 c及び 5 7 dが設けられている。
F I G. 23において、 回動操作板 3の矢印 A 1、 B 1、 C 1、 及び D 1は、 各々、 扇形領域 3 a、 3 b、 3 c及び 3 dにおける回動操作板 3へのユーザの接 触操作の方向を示す。 一方、 テレビ画面上の矢印 A 2、 B 2および C 2により、 回動操作に対応するテレビ 45上の操作 (操作対象への操作に相当) を示してい る。
矢印 A 1は、 扇形領域 3 aに位置する回動操作板 3への接触による回動操作の 方向を示す。 この矢印 A 1によって示される反時計回り (白矢印方向) の回動操 作により、 日付欄 4 5 aの選択位置 8 1 aが矢印 A 2の左方向 (白矢印方向) へ 移動する。 一方、 矢印 A 1の右方向 (黒矢印方向) への回動操作により、 日付欄 4 5 aの選択位置 8 1 aが矢印 A 2の右方向 (黒矢印方向) へ移動する。 同様に、 矢印 B 1によって示される回動操作により時刻欄 4 5 bの選択位置 8 1 bが矢印 B 2によって示される方向へ移動する。 また、 矢印 C 1によって示さ れる回動操作によりチャンネル欄 4 5 cの選択位置 8 1 cが矢印 C 2によって示 される方向へ移動する。
なお、 本実施形態において、 右側の扇形領 3 dへの接触操作 (矢印 D 1によつ て示される) により、 左側の扇形領域 3 cへの接触操作 (矢印 C 1によって示さ れる) と同じ画面上の矢印 C 2への操作が発生する。 その場合、 右側の扇形領 3 dへの接触操作による時計回り (反時計回り) の回動と、 左側の扇形領 3 cへの 接触操作による反時計回り (時計回り) の回動とは、 画面上で矢印 C 2の下方向 (上方向) への移動操作となる。
また、 回動領域 3 aにある回動操作板 3の部分を押圧することにより、 押圧ス イッチ 1 1 aが押圧される。 この押圧により、 テレビ 4 5はョ付欄に表示する日 付を切り替えるモードに遷移する。 このモードにおいて、 回動操作板 3を回動す ることにより、 表示する日付を変更できる。 さらに、 押圧スィツチ 1 1 aが押圧 されると、 テレビ 4 5は、 日付欄 4 5 aの日付を選択するモードに戻る。
同様に、 回動領域 3 bにある回動操作板 3の部分を押圧することにより、 押圧 スィッチ 1 1 bが押圧される。 この押圧により、 テレビ 4 5は、 時刻欄に表示す る時刻を切り替えるモードと時刻を選択するモードとを遷移する。
同様に、 回動領域 3 cにある回動操作板 3の部分を押圧することにより、 押圧 スィッチ 1 1 cが押圧される。 この押圧により、 テレビ 4 5は、 チャンネル欄に 表示するチャンネルを切り替えるモードとチャンネルを選択するモードとを遷移 する。
ユーザは、 このようにして録画予約用カレンダにおいて日付、 時間、 チャンネ ルを操作した後、 ボタン 2 aを押すことにより、 録画予約ができる。
<信号経路と作用〉
F I G . 2 5は、 このリモコン 5 1の信号経路を示す図である。 この信号経路 は、 ロータリーエンコーダの出力を受ける回動方向弁別回路 7 4と、 この回動方 向弁別回路 7 4、 押圧スィツチ 1 1 a— l i d、 2 b、 及び接触検出センサ 8 a 一 8 dの信号を受け、 これらの信号をシリアルポートから出力するバッファ 7 5 と、 クロック発生回路 7 6と、 クロック発生回路 7 6のクロック出力とバッファ
1 8のシリアルポートからの出力信号の積信号を発生する A N D回路 7 7と、 こ の A N D回路 7 7の出力を増幅する増幅回路 7 8と、 赤外線 4 7を発生する発光 ダイォード 7 9とを備えている。
F I G . 2 5に示した回動操作板 3の金属電極 4と平行電極 5とはロータリー エンコーダを形成する。 隣接する 2つの金属電極 4の間は互いに不図示の抵抗で 接続されている。 使用される抵抗は、 1 0 0キロオーム、 2 0 0キロオーム及び
3 0 0キロオームの 3種類であり、 時計回りには、 この順序で各金属電極 4の間 を接続している。 また、 平行電極 5には 5ボルトの電圧が印加されている。
従って、 回動操作板 3が回動され、 平行電極 5に 2つの金属電極が接触すると、 不図示の抵抗を介して電流が流れる。 その場合、 時計回りの回動操作により、 平 行電極 5には、 1 0マイクロアンペア、 5マイクロアンペア、 及び、 3. 3マイクロ アンペアの電流が繰り返して流れる。 一方、 反時計回りの回動操作により、 平行 電極 5には、 3. 3マイクロアンペア、 5マイクロアンペア、 及び、 1 0マイクロア ンペアの電流が繰り返して流れる。 この電流の変化から回動方向弁別回路 7 4は、 時計回り回動信号または反時計回り回動信号を発生する。 この時計回りまたは反 時計回り回動信号は、 回動速度に比例したパルス数のパルス信号である。
ノくッファ 7 5のデータビッ ト数は、 1 6ビッ トである。 ノくッファ 7 5の入力回 路には、 押圧スィツチ 1 1 a— 1 1 d、 2 b、 及び接触検出センサ 8 a— 8 dの 信号 9ビッ トと、 左回動信号及び右回動信号の 2ビッ トとからなる 1 1 ビッ トの 信号が入力される。 この 1 1 ビッ 卜の信号に 5ビッ トの空きビッ トを付加した 1 6ビッ トの信号 (以下リモコン信号という) A N D回路 7 7に入力され、 ク 口ック信号に重畳される。
リモコン信号を重畳したク口ック信号は、 発光ダイォード 7 9の発生する赤外 線 4 7を振幅変調し、 テレビ 4 5側の赤外線受光部 4 6に伝達される。
<テレビのチャンネル切り替えに使用する例 >
F I G . 2 6に、 リモコン 5 1によってテレビ 4 5のチャンネル表示 6 5に示 されるチャンネルを設定する例を示す。 このテレビ 4 5は、 4桁のチャンネル番 号 (最大 9 9 9 9チャンネル) を切り替えることができる。 ユーザが、 回動操作板 3の上側の扇形領域 3 aにある回動操作板 3を操作する と、 第 4桁 (最上位桁) のチャンネル番号を変更できる。 同様に、 回動操作板 3 の右側、 下側、 及び左側の扇形領域 3 d、 3 b及び 3 cにある回動操作板 3を操 作すると、 第 3桁、 第 2桁及び第 1桁 (最下位桁) のチャンネル番号を変更でき る。
以上のように、 部分領域 3 aから 3 dのいずれにおいて回動操作したかを検出 することにより、 多数、 例えば 4桁に及ぶチャンネルを有するテレビであっても 簡単に操作できる。
<押圧スィツチの位置の変形〉
上記第 2実施形態では、 回動操作板 3と筐体 9との間に押圧スィツチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c及び 1 1 dを設けた。 しかし、 本発明の実施は、 このような押圧 スィッチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c及び 1 1 d等の位置には限定されない。 例えば、 F I G. 2 7のように、 押圧スィツチ 1 1 a、 l i b , 1 1 c及び l i d (押圧 操作検出部に相当) を回動操作板 3の回動する領域の外側に設けてもよい。 これ により、 ユーザは、 マーク 5 7 a、 5 7 b、 5 7 c、 または 5 7 dの押下するこ とで、 押圧スィッチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c及び 1 1 dを押下できる。
<保護枠 54の変形例 >
上記第 2実施形態においては、 十字形状の保護枠 54により、 回動操作板 3の 回動する領域を 4つの扇形領域 3 b、 3 c及び 3 dに区分した。 しかし、 本発明 の実施は、 このような保護枠 54の形状には限定されない。
例えば、 F I G. 2 8に示したように矩形の保護枠 5 8を回動操作板 3の上に レ、。
このときの、 リモコン 5 1の機械的構造を F I G. 2 9に示す。 F I G. 2 9 のように保護枠 58は、 開口部 5 8 a及び中空の支柱 58 bを備えている。 この 支柱 58 bは、 筐体 9の上面で点線の円 5 8 cで示される位置に不図示のネジに より固定される。 この支柱 58 bは、 回動操作板 3の開口部 1 2を貫通する。 このため、 回動操作板は、 支柱 58 bの周りを摺動される。
また、 押圧スィッチ 2 bは、 支柱 58 bの中空部に収容される。 また、 ボタン 2 aは、 開口部 1 2、 開口部 5 8 a及び支柱 58 bの中空部を貫通して、 押圧ス イッチ 2 bにネジ止めされる。
F I G . 2 8のように、 この保護枠 5 8の上側の辺 5 8 aにより回動操作板 3 の上側の領域 3 aが示される。 同様に保護枠 5 8の下側、 左側、 及び右側の辺 5 8 b、 5 8 c及び 5 8 dにより、 各々、 回動操作板 3の下側、 左側、 及び右側の 領域 3 b、 3 c及び 3 dが示される。 ユーザは、 この保護枠 5 8上の矢印 A、 B . Cまたは Dにより、 接触位置とテレビ画面上の操作方向との関係を確認できる。 <信号媒体の変形 >
上記第 2実施形態では、 リモコン 5 1への操作を伝達するため、 信号媒体とし て赤外線 4 7を使用した。 しかし、 本発明の実施は、 このような信号媒体には限 定されない。 例えば、 赤外線の代わりにラジオ周波数領域の電磁波を用いてもよ レ、。 また、 無線通信媒体に代えて、 F I G . 2 8のように信号ケーブル 5 0を使 用してもよい。 信号ケーブルを使用する場合、 回動操作板 3の回動領域を区分す る領域 3 a、 3 b、 3 c、 3 d等ごと (すなわち、 接触検出センサ 8 a、 8 b、 8 c、 8 d等ごと) に異なる信号ケーブルを使用してもよい。
上記第 2実施形態では、 検出したリモコン信号をクロック発生回路 7 6のクロ ックと合成し、 発光ダイオード 7 9の赤外線を振幅変調した。 しカゝし、 本発明の 実施は、 このような変調方法には限定されない。 例えば、 単純に 1 6ビッ トのリ モコン信号とクロックとの積を採る代わりに、 1 6ビッ 卜のリモコン信号の値に 応じて、 パルス位置を移動させて符号化してもよい (パルス位置変調、 「N H K テレビ技術教科書」 日本放送協会編参照) 。
<ロータリエンコーダの変形例 >
上記第 2実施形態では、 ユーザの回動操作を検出するために、 平行電極 5、 金 属電極 4、 及び金属電極間を接続する 3種類の抵抗値を持つ抵抗の組み合わせと からなるロータリーエンコーダを使用した。 しかし、 本発明の実施は、 このよ う な構成には、 限定されない。 例えば、 回動操作板に電磁誘導、 磁気式、 光学式の ロータリーエンコーダ、 または、 光電変換利用したロータリエンコーダを組み込 んでもよい (左右回転位相弁別可能なロータリエンコーダについては、 塩田泰仁 著 「メカ トロニクスのセンサ技術」 総合電子出版社刊を参照、 また口一タリーェ ンコーダの一般技術については、 日本機械学会編 「機械工学便覧」 を参照のこ と) 。
例えば、 光学式のロータリーエンコーダを使用する場合、 光を通す窓部の形状 を長方形ではなく、 左右いずれかの一辺に傾きを持たせることにより、 時計回り と反時計回りの回動方向が弁別できる。
ぐ部分領域の数 >
上記第 2実施形態では、 部分領域の数を上下左右の 4領域とした。 しかし、 本 発明の実施はこのような構成には限定されない。 2〜 3の部分領域 (及び押圧ス イッチ、 接触検出センサ) を用いてもよいし、 5以上の部分領域 (及び押圧スィ ツチ、 接触検出センサ) としてもよレ、。
(第 3実施形態)
本発明の第 3実施形態を F I G. 30に基づいて説明する。 F I G. 30は、 本実施形態に係るカーナビゲーションシステム用のリモートコントロ一ラ (以下 リモコン 7 1) の外観構成図を示すものである。
上記第 2実施形態においては、 回動操作板 3と筐体 9との間に 4つの押圧スィ ツチ l l a、 l i b, 1 1 c、 及び 1 1 dを使用した。 本第 3実施形態において は、 さらに、 保護枠 54を介して押圧する押圧スィツチ 1 1 e、 1 1 ί、 1 1 g、 及び 1 1 hを追加したリモコン 7 1について説明する。
他の構成及び作用については、 第 1実施形態または第 2実施形態と同様であり、 必要に応じて F I G. 1から F I G. 29を参照する。 また、 F I G. 30にお いて、 第 2実施形態と同一の構成については、 同一の符号を付してその説明を省 略する。
F I G. 30のテレビ 45は、 カーナビゲ一シヨンシステムの画面 (地図のス クロ一ル&機能設定) を表示している。 この画面において、 地図上の移動方向が マーク 6 2 a、 62 b、 62 c、 62 d、 62 e、 62 f 、 62 g、 及び 62 h により示されている。 また、 目的地、 音声案内、 渋滞情報及びテレビの機能メニ ュが示されている。 さらに、 表示地域を選択するための地点メニュ (足立区、 太 田区、 品川区、 新宿区、 港区及び目黒区の表示) が示されている。
リモコン 7 1の機械的構成は、 第 2実施形態のリモコン 5 1と同様である (F I G. 24参照) 。 ただし、 リモコン 7 1では、 保護枠 54の 4力所の端部にマ ーク 5 7 e、 5 7 f 、 5 7 g、 及び 5 7 hが設けられている。 さらに、 このマ一 ク 5 7 e、 5 7 f 、 5 7 g、 及び 5 7 hの各位置において、 回動操作板 3と筐体 9との間に押圧スィツチ 1 1 e、 1 1 f 、 1 1 g、 及び 1 1 h (境界押圧操作検 出部に相当) が設けられている (F I G. 30に点線で示す) 。
F I G. 30のように、 この押圧スィツチ l i e、 l l f 、 l l g、 及び 1 1 hは、 各々、 保護枠 54によって押圧可能である。 すなわち、 保護枠 54の爪部 54 a、 54 b、 54 c、 及び 54 dは、 接触筐体 9の上面に設けた嵌合穴 56 a、 56 b、 5 6 c、 及び 5 6 dを貫通し、 押圧スィ ッチ 1 1 e、 l l f 、 1 1 g、 及び 1 1 hに接触している。 このため、 ユーザが保護枠 54上のマーク 5 7 e、 5 7 f 、 5 7 g、 または 5 7 hの付近を押下すると、 爪部 5 4 a、 54 b、 54 c , 及び 54 dが押圧スィツチ l i e、 l l f 、 l l g、 及び 1 1 hを押圧 する。
このように、 本リモコン 7 1には、 回動操作板 3の中央部の押圧スィッチ 2 a の他、 押圧スィ ッチ 1 1 aから 1 1 hを設けたので、 ユーザはテレビ画面上でマ ーク 6 2 aから 6 2 hの 8方向に地図をスクロールできる。
また、 上記第 2実施形態と同様、 領域 3 aへの接触による矢印 A 1によって示 される回動操作により、 テレビ画面上に示した機能メニュの選択部 8 1 aが矢印 A 2によって示す方向に移動される。 また、 領域 3 bへの接触による矢印 B 1に よって示される回動操作により、 テレビ画面上に示した地点メニュの選択部 8 1 bが矢印 B 2によって示す方向に移動される。
ぐ境界押圧操作検出部の変形 >
上記第 3実施形態において、 境界押圧操作検出部に相当する押圧スィッチ 1 1 e、 1 1 f 、 1 1 g、 及び 1 1 hは、 保護枠 54上を押圧することにより、 押圧 された。 しかし、 本発明の実施は、 このような構成には限定されない。 すなわち、 境界押圧操作検出部が、 部分領域 3 a、 3 b、 3 c、 または、 3 dの境界近傍に 設けられればよく、 これらが保護枠 54を介して押圧される必要はない。
例えば、 回動操作板 3の回動する円領域の外側であって、 保護枠 54の延長線 上に押圧スィツチ 1 1 e、 1 1 f 、 1 1 g、 及び 1 1 hを設けてもよレ、。 その場 合には、 F I G. 3 0に示したマーク 5 7 e、 5 7 f 、 5 7 g、 及び 5 7 hを押 圧スィツチ 1 1 e、 1 1 f 、 1 1 g、 及び 1 1 hの設置箇所に設けてもよい。 こ れにより、 ユーザがマーク 57 e、 57 f 、 57 g、 及び 5 7 h付近を押圧する ことで、 押圧スィッチ 1 1 e、 l l f 、 1 1 g、 及び 1 1 hが押圧される。
(第 4実施形態)
本発明の第 4実施形態に係る携帯電話を F I G. 3 1に基づいて説明する。 F I G. 3 1は、 この携帯電話の外観構成図である。 本実施形態においても、 上記 第 1実施形態から第 3実施形態と同一の構成については、 同一の符号を付し、 そ の説明を省略する。
F I G. 3 1のように、 この携帯電話は、 筐体 92と、 筐体 92上面の液晶表 示部 9 1と、 液晶表示部の下方の回動操作板 3と、 回動操作板 3の回動する領域 を 3つの扇形領域 3 a、 3 b及び 3 cに分割する保護枠 90と、 回動操作板中央 部のボタン 2 aとを備えている。 また、 この携帯電話は、 各扇形領域 3 a、 3 b 及び 3 cにおいて回動操作板 3と筐体 92との間に、 3つの押圧スィツチ 1 1 a、 l i b, 1 1 c及び各扇形領域 3 a、 3 b及び 3 cへの接触操作を検出する接触 検出センサ 8 a、 8 b、 及び 8 cを備えている。
この携帯電話でも上記第 2実施形態と同様、 回動操作板 3の矢印 A 1、 B l、 及び C Iは、 各々、 扇形領域 3 a、 3 b及ぴ 3 cにおける回動操作板 3へのユー ザの接触操作の方向を示す。 一方、 液晶画面 92上の矢印 A 2、 B 2、 及び C 2 により、 回動操作に対応する携帯電話への操作 (操作対象への操作に相当) を示 している。
矢印 A 1は、 扇形領域 3 aに位置する回動操作板 3への接触による回動操作の 方向を示す。 この矢印 A 1の反時計回り (白矢印方向) の回動操作により、 数字 欄 9 1 aの選択位置 93 aが矢印 A 2の左方向 (白矢印方向) へ移動する。 一方、 矢印 A 1の時計回り (黒矢印方向) への回動操作により、 数字欄 9 1 aの選択位 置 93 aが矢印 A 2の右方向 (黒矢印方向) へ移動する。 ユーザは、 回動操作板 3の領域 3 aを押圧することで、 押圧スィツチ 1 1 aにより所望の番号を指定で さる。
同様に、 矢印 B 1によって示される回動操作により機能欄 9 1 bの選択位置 9 3 bが矢印 B 2によって示される方向へ移動する。 ユーザは、 回動操作板 3の領 域 3 bを押圧することで、 押圧スィッチ 1 1 bにより所望の機能、 例えば、 検索 を指定できる。
また、 矢印 C 1によって示される回動操作により氏名欄 9 1 cの選択位置 93 cが矢印 C 2によって示される方向へ移動する。 ユーザは、 回動操作板 3の領域 3 cを押圧することで、 押圧スィツチ 1 1 cにより所望の氏名を指定できる。 ユーザは、 以上のように設定された番号、 または氏名を指定して検索した結果 に誤りがなければ、 回動操作板 3の中央のボタン 2 aを押圧して電話を掛ける。 このように、 携帯電話と回動操作を検出可能な回動操作板 3、 接触検出センサ 8 a、 8 b、 8 c、 押圧スィツチ 1 1 a、 l i b, 及び 1 1 cを組み合わせるこ とにより、 携帯電話の操作を容易にできる。
(第 5実施形態)
本発明の第 5実施形態に係るダイヤルュニッ ト 1 00を F I G. 32から F I G. 34に基づいて説明する。 F I G. 32は、 このダイヤルユニッ ト 1 00の 機械的構成要素を示す図であり、 F I G. 33は、 F I G. 32に示した歯車 1 04の拡大図であり、 F I G. 34は、 このダイヤルユニッ ト 1 00の回動操作 検出機構を示す図である。 本実施形態においても、 上記第 1実施形態から第 4実 施形態と同一の構成については、 同一の符号を付し、 その説明を省略する。
ぐ構成 >
F I G. 3 1のように、 このダイヤルュニッ トは、 回動操作板 3と、 歯車 1 0 4と、 回動方向弁別板 105と、 中板 1 1 5と底板 1 1 6と左留め具 1 2 1と、 右留め具 1 22とを備えている。
回動操作板 3は、 円板状であり、 その上面に滑り止めの溝 1 29を備えている。 この回動操作板 3は、 円の中央部にの開口部 1 2を有している。
F I G. 33に歯車 1 04の拡大図を示す。 この歯車は、 周辺部に歯 1 1 7を、 また、 中央部に開口 1 1 2を有している。 この歯車 1 04と回動操作板 3とは、 接着剤で固定され一体として回動される。
回動方向弁別板 1 05は、 中央に開口部 1 1 3を有する円板状の板から突部 1 23が突きだした形状をなしている。 この突部 1 23には、 金属カバー 1 1 1が 設けられている。 また、 この回動方向弁別板 1 0 5は、 その上面に歯車 1 0 4の作用により開閉 する接点 1 0 6及び 1 0 8からなるスィツチ (第 1のスィツチ部に相当) を有し ている。 この接点 1 0 8は、 リード線 1 1 0によって、 上記金属カバー 1 1 1に 接続されている。
中板 1 1 5は、 中央部に支柱 1 1 4を、 また端部に金具 1 0 9 a、 1 0 9 bを 備えている。
この支柱 1 1 4は、 回動操作板 3の開口部 1 2、 歯車 1 0 4の開口部 1 1 2及 び回動方向弁別板 1 0 5の開口部 1 1 3を貫通し、 これらを回動可能に保持する c また、 金具 1 0 9 a、 1 0 9 bは、 回動方向弁別板 1 0 5の突部 1 2 3との接 触により、 回動方向を弁別する (金具 1 0 9 a、 1 0 9 b及び回動方向弁別板 1 0 5の突部 1 2 3の金属カバー 1 1 1が第 2のスィツチ部に相当) 。
なお、 中板の表面には、 不図示の接触操作検出センサが設けられ、 ユーザが回 動領域 (回動操作板 3が回動される領域) のどの部分に接触して回動操作してい るかを検出する。
底板 1 1 6は、 押圧スィツチ 1 1 a、 l i b , 1 1 c、 及び 1 1 dを備え、 ュ —ザが回動操作板 3を押圧した際の押圧操作を検出する。
左留め具 1 2 1及び右留め具 1 2 2は、 中板 1 1 5と底板 1 1 6とを押圧スィ ツチ 1 1 a、 l i b , 1 1 c、 及び 1 1 dが開放された状態で組み合わせる。 <作用〉
F I G . 3 4に、 このダイヤルユニッ トの回動操作検出機構を示す。 ユーザが 回動操作板 3を回動すると、 回動操作板に固定された歯車 1 0 4も回動される。 一方、 接点 1 0 6の先端は、 屈曲され、 歯車 1 0 4方向に突部 1 0 6 aを形成し ている。 このため、 歯車 1 0 4の回動に伴い、 歯車 1 0 4の歯 1 1 7が突部 1 0 6 aを外周方向 (矢印 E方向) に押圧し、 接点 1 0 6が接点 1 0 8に接触する。 そこで、 接点 1 0 6と 1 0 8との間に電圧を印加し、 接点の開閉によりパルスを 発生させ、 そのパルス数を計測することで回動量を検出できる。
一方、 回動方向弁別板 1 0 5は、 歯車 1 0 4との摩擦によって、 回動方向に回 動される。 このため、 例えば、 回動方向弁別板 1 0 5が時計回りに回動されると、 突部 1 2 3の金属カバー 1 1 1が突部 1 1 1の左側の金具 1 0 9 aに接触する。 また、 回動方向弁別板 1 0 5が反時計回りに回動されると、 突部 1 1 1の金属力 バ一 1 1 1が突部 1 2 3の右側の金具 1 0 9 bに接触する。
一方、 金属カバー 1 1 1には、 リード線 1 1 0を介して接点 1 0 8が接続され ている。 従って、 歯車の回動により接点 1 0 6と金具 1 0 9 a とが接続された場 合、 時計回りの回動が、 歯車 1 0 4の 1 ピッチだけ発生したことを示す。 また、 歯車の回動により接点 1 0 6と金具 1 0 9 bとが接続された場合、 反時計回りの 回動が、 歯車 1 0 4の 1 ピッチだけ発生したことを示す。 このように、 接点 1 0 6が金具 1 0 9 aまたは 1 0 9 bのいずれと接続されるかを観測することにより、 回動方向を弁別することができる。 また、 その接続と切断の回数を計測すること により回動による移動量 (回動量) を測定することができる。
このように、 本実施形態に係るダイヤルユニッ ト 1 0 0では、 電気的素子を用 いることなく、 機械部品とリード線とによって、 左右の回動方向の弁別と回動操 作時の回動量を検出することができる。
ぐ変形例 >
上記第 5実施形態においては、 回動操作板 3と歯車 1 0 4とは、 接着剤で固定 した。 しカゝし、 本発明の実施は、 このような構成には限定されない。 例えば、 回 動操作板 3と歯車 1 0 4とネジ、 ピン等で固定してもよい。 また、 回動操作板 3 と歯車 1 0 4とを一体としてモールド成形してもよレ、。
上記第 5実施形態において、 回動方向弁別板 1 0 5は、 歯車 1 0 4との摩擦に よって回動された。 しかし、 本発明の実施は、 このような構成には限定されなレ、。 例えば、 回動方向弁別板 1 0 5はと歯車 1 0 4との間に相対運動を規制する凹部 及び凸部の組み合わせからなるス トッパを設けてもよい。 すなわち、 歯車 1 0 4 が時計回り、 または、 反時計回りに一定以上回動すると必ず、 回動方向弁別板 1 0 5もその方向に所定量だけ回動するように構成すればよい。
また、 歯車 1 0 4と回動方向弁別板 1 0 5との間の摩擦の代わり、 回動操作板 3と回動方向弁別板 1 0 5との間の摩擦、 または、 回動操作板 3と回動方向弁別 板 1 0 5との間相対運動を規制する凹部及び凸部の組み合わせからなるス トッパ により、 回動方向弁別板 1 0 5を回動させるようにしてもよレ、。
第 5実施形態においては、 接点 1 0 6と接点 1 0 8との接触により、 回動操作 を検出した。 しかし、 本発明の実施は、 このような構成には限定されない。 例え ば、 歯車 1 0 4の外周に導電性を持たせ、 歯車 1 0 4と接点 1 0 6との間の接触 を検出することにより、 回動操作を検出してもよい。 産業上の利用可能性
本発明は、 コンピュータ ·携帯端末等の情報機器、 自動車内の情報端末、 各種 コンビユータ周辺装置、 テレビ ' セッ ト トップボックス · ビデオレコーダ等の家 庭電気製品、 携帯電話等の通信機器、 プリゼンテーシヨン ·会議用の表示装置、 デジタルカメラ等の撮影装置、 銀行端末等、 各種機器のユーザインターフェース に利用できる。 従って、 本発明は、 これらの機器の製造または販売を行う産業、 これらの機器を用いてサービスを提供する産業に利用できる。

Claims

請求の範囲
1 . 回動操作による移動量を検出する回動操作板を備え、
前記回動操作板の左半部への接触による反時計方向 (または時計方向) への回 動操作と、 右半部への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作と を同一方向への移動量として検出する情報入力装置。
2 . 前記回動操作板は、 情報入力装置本体に回動自在に設けられており、 前記回 動操作板と前記情報入力装置本体との間には、 前記回動操作板の左半部への接触 を検出する第 1の接触操作検出部と、 右半部への接触を検出する第 2の接触操作 検出部とが設けられた請求項 1記載の情報入力装置。
3 . 回動操作による移動量を検出する回動操作部を備え、
前記回動操作部を区分してなる複数の部分領域に対して、 各部分領域への回動 操作時の接触の有無を検出する接触検出部を、 1以上の前記部分領域に設けた情 報入力装置。
4 . 前記部分領域のうち、 第 1の部分領域への接触による回動操作、 または、 第 2の部分領域への接触による回動操作を所定の操作対象への操作として検出する 請求項 3記載の情報入力装置。
5 . 前記各部分領域において、
第 1の部分領域への接触による回動操作を第 1の操作対象への操作として検出 し、
第 2の部分領域への接触による回動操作を第 2の操作対象への操作として検出 する請求項 3記載の情報入力装置。
6 . 前記部分領域は、 前記回動操作部を略 2分割してなり、
前記第 1の部分領域への接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操 作と、 前記第 2の部分領域への接触による時計方向 (または反時計方向) への回 動操作とを同一方向への移動量として検出する請求項 4または 5記載の情報入力
7 . 前記回動操作部の中心部付近に押圧操作を検出可能な中心押圧操作検出部を さらに備えた請求項 3記載の情報入力装置。
8 . 前記回動操作部の各部分領域内に各部分領域ごとに押圧操作を検出可能な領 域押圧操作検出部をさらに備えた請求項 3記載の情報入力装置。
9 . 前記回動操作部の各部分領域内の少なく とも 1つの領域に、 この部分領域へ の押圧操作を検出可能な領域押圧操作検出部をさらに備えた請求項 3記載の情報 入力装置。
1 0 . 前記第 1の操作対象への操作または第 2の操作対象への操作の少なく とも 一つは、 かな文字の入力操作の 1ステップ、 数字の入力操作の 1ステップ、 英字 の入力操作の 1ステップ、 かな漢字変換における操作の 1ステップ、 文書情報の スクロール操作の 1ステップ、 または、 配列された情報からなる表のスクロール 操作の 1ステップに含まれる請求項 5記載の情報入力装置。
1 1 . 基板上に回動自在に設置され、 回動操作による回動量を検出する回動操作 部と、
基板上に固定され、 前記回動操作部が回動する領域を所定の回動範囲に対応す る部分領域に区分する領域指示部材と、
前記領域指示部材によって区分される部分領域のうち 1以上の部分領域につい て、 回動操作時にその部分領域への接触の有無を検出する接触操作検出部とを設 けた情報入力装置。
1 2 . 前記各部分領域において、 その部分領域にある回動操作部への接触による 回動操作と他の部分領域にある回動操作部への接触操作とを弁別する請求項 1 1 記載の情報入力装置。
1 3 . 前記領域指示部材は、 前記回動操作部が回動する領域を上部分領域、 下部 分領域、 左部分領域及び右部分領域からなる 4つの部分領域に分割し、
上部分領域への接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操作と、 下 部分領域への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作とを同一方 向への移動量として検出し、
左部分領域への接触による反時計方向 (または時計方向) への回動操作と、 右 部分領域への接触による時計方向 (または反時計方向) への回動操作とを同一方 向への移動量として検出する請求項 1 2記載の情報入力装置。
1 4 . 前記回動操作部の中心部付近に押圧操作を検出可能な中心押圧操作検出部 をさらに備えた請求項 1 1記載の情報入力装置。
1 5 . 前記各部分領域の少なく とも 1つの領域に、 この部分領域への押圧操作を 検出可能な領域押圧操作検出部をさらに備えた請求項 1 1記載の情報入力装置。
1 6 . 前記各部分領域内に、 各部分領域への押圧操作を検出可能な領域押圧操作 検出部をさらに備えた請求項 1 1記載の情報入力装置。
1 7 . 前記回動操作部が回動する領域の外側であって前記各部分領域に対応する 位置に、 押圧操作を検出する押圧操作検出部さらに備えた請求項 1 1記載の情報 入力装置。
1 8 . 前記部分領域間の境界部近傍に押圧操作を検出可能な境界押圧操作検出部 をさらに備えた請求項 1 1記載の情報入力装置。
1 9 . 前記回動操作部は、 回動量に応じた回数の開閉をする第 1のスィッチ部と、 時計回りの回動と反時計回りの回動とを弁別する第 2のスィツチ部とをさらに 備えた請求項 1 1記載の情報入力装置。
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