WO2001026108A1 - Dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction utilisant un disque magneto-optique - Google Patents

Description

明細 ^: 光磁気ディスク記録及び/又は再生装置 技術分野 本発明は、 光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録及び/又は再 生装置であり、 詳しくは、 スペースの有効利用を図って小型化を可 能となし、 更に、 機構の簡素化を図るようにした光磁気ディスク記 録及び/又は再生装置に関する。 背景技術 従来、 光磁気ディスクを記録媒体に用いる光磁気ディスク記録再 生装置として、 図 1及び図 2に示すように構成されたものが用いら れている。 この記録再生装置は、 図 1に示すように、 装置本体 1 0 1内に配設される平板状をなすベース 1 0 2の略中央部に光磁気デ ィスクを回転駆動する回転駆動部 1 0 3が配設されている。 ベース 1 0 2の回転駆動部 1 0 3が配設された部分から一方の側縁に亘る 部分に、 回転駆動部 1 0 3に離接する方向へ移動するように光ピッ クアップ 1 0 4が配置されている。

ベース 1 0 2上に配設されるホルダの上側に位置するようにへッ ド取付アーム 1 0 5は配置されている。 へヅ ド取付アーム 1 0 5の 先端には、 磁気へッ ド 1 0 6が取り付けられている。 へッ ド取付ァ —ム 1 0 5は、 光ピックアップ 1 0 4の移動に同期して指導するよ うに、 連結部材 1 0 7を介して光ピックアップ 1 0 4に連結されて いる。

ベース 1 0 2のホルダが配設された側の面には、 ホルダに保持さ れているディスクカートリ ッジをイジェク 卜するためのイジェク ト レバー 1 0 8が配設されている。 イジェク トレバ一 1 0 8は、 図 1 に示すように、 回転駆動部 1 0 3を挟んで光ピックアップ 1 0 4が 配設された部分と反対側の位置に配設されている。

図 1に示す記録再生装置は、 装置本体 1 0 1内に電池 1 0 9を収 納するための電池収納部 1 1 0が設けられている。 この電池収納部 1 1 0は、 イジェク トレバー 1 0 8が配置されるべ一ス 1 0 2の背 面側に設けられている。

ところで、 光磁気ディスク記録再生装置の小型化を図る場合、 電 池 1 0 9の収納位置を考慮する必要がある。 例えば、 記録再生装置 の小型化を図るとき、 電池収納部 1 1 0を、 図 3に示すように、 回 転駆動部 1 0 3を挟んで光ピックアップ 1 0 4と対向する位置に配 置することが考えられる。 このように電池収納部 1 1 0を配置する と、 図 1に示す装置に用いられるようなィジェク トレバ一 1 0 8を 配置することができなくなってしまう。

そこで、 イジェク トレバー 1 0 8を光ピックアップ 1 0 4が配置 される側に設けることが考えられる。 このようにィジェク トレバー 1 0 8を配置すると、 イジヱク トレバー 1 0 8が連結部材 1 0 7と 干渉するおそれがある。 この干渉を避けようとすると、 連結部材 1 0 7をベース 1 0 2の後方へ逃がす必要があり、 その分装置自体が 大型化するという問題がある。

光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録再生装置は、 光磁気ディ スクを挟んで光ピックアップと磁気へッ ドを配置している。 磁気へ ッ ドは、 光磁気ディスクの光ピックアツプから出射される光ビーム が照射される面とは反対側の面に接触又は近接するように配置され る。 - 光磁気ディスク記録再生装置に用いられる磁気へッ ドは、 記録時 にのみ光磁気ディスクに接触又は近接された位置に移動され、 生 時には光磁気ディスクから離間した位置に移動される。 これは、 磁 気へッ ドと光磁気ディスクは常時接触することを防止して、 磁気へ ッ ド及び光磁気ディスクの保護を図るようにするものである。

そこで、 光磁気ディスク記録再生装置には、 磁気ヘッ ドを光磁気 ディスクに対し近接離間させるため、 図 4に示すようなへッ ド昇降 機構が設けられている。

このへッ ド昇降機構が設けられた光磁気ディスク記録再生装置を 説明すると、 この装置は、 図 4に示すように、 矩形状をなすカート リ ヅジ本体内に光磁気ディスク 1 2 1を収納したディスクカート リ ッジを保持し、 このディスクカート リ ッジをベース 1 2 2上に構成 されたディスク装着位置に装着される第 1の位置と、 ディスクカー ト リ ッジの装脱を行う第 2の位置との間に亘つて移動可能に配置さ れたホルダ 1 2 3を備える。 ホルダ 1 2 3の天板には、 このホルダ に保持したディスクカート リ ッジの上面側の一部を外方に臨ませる 開口部 1 2 3 aが設けられている。

ディスク力一ト リ ッジに収納された光磁気ディスク 1 2 1に近接 離間する磁気へッ ド装置 1 2 5は、 連結部材 1 2 6を介して図示し ない光ピックアツプに連結され、 光ピックアップと同期して光磁気 ディスク 1 2 1の径方向である図 4中矢印 X方向へ移動可能に支持 されている。 この磁気ヘッ ド装置 1 2 5は、 先端側に磁気ヘッ ド 1 2 7を支持したへッ ド支持アーム 1 2 8 と、 へッ ド支持アーム 1 2 8の過剰な変位を規制するアーム支持板 1 2 9 とを備える。 へッ ド 支持アーム 1 2 8はリン青銅などの弾性を有する薄い金属板を打ち 抜いて形成されている。 アーム支持板 1 2 9は L字状に折り曲げら れた先端部 1 2 9 aがへッ ド支持アーム 1 2 8の先端側の下面を支 持し、 アーム支持板 1 2 9 とへッ ド支持アーム 1 2 8の基端部がコ 字状に形成された連結部材 1 2 8の上端部に固定支持されている。 磁気へッ ド 1 2 7は、 へヅ ドシフ ト板 1 3 0によって上下される。 へッ ドシフ ト板 1 3 0は、 略矩形の板状に形成され、 後端部をホル ダ 1 2 3に設けた開口部 1 2 3 aの後端部近くで上下方向へ回動自 在に支持されている。 このヘッ ドシフ ト板 1 3 0には、 その一方の 側縁から突出した被駆動片 1 3 1 と、 他方の側縁から突出したパネ 当て片 1 3 2が設けられている。 ヘッ ドシフ ト板 1 3 0は、 戻しバ ネ 1 3 3によりホルダ 1 2 3側の下方へ向かって押圧支持されてい る。 戻しパネ 1 3 3は、 一端をホルダ 1 2 3の天板に固定され、 他 端をヘッ ドシフ ト板 1 3 0のパネ当て片 1 3 2を上側から押圧して ヘッ ドシフ ト板 1 3 0を下方へ付勢している。 また、 ヘッ ドシフ ト 板 1 3 0の被駆動片 1 3 1は、 ホルダ 1 2 3の天板に回動可能に支 持されたへッ ド昇降レバ一 1 3 5のカム片 1 3 6の上側に位置され る。 カム片 1 3 6は、 後端部に下降部が形成され前端部に上昇部が 形成され、 下降部と上昇部との間が斜辺部によって連結されている。 図 4に示す光磁気ディスク記録再生装置は、 被駆動片 1 3 1が力 ム片 1 3 6の下降部に載置された状態を示す。 図 4に示す状態では、 ヘッ ドシフ ト板 1 3 0が下方へ回動した状態となされ、 磁気へッ ド 装置 1 2 5が下方へ回動し、 磁気へッ ド 1 2 7がホルダ 1 2 3に保 持されたディスクカート リ ツジに収納された光磁気ディスク 1 2 1 に接触し又は近接した位置に移動されている。

ディスクカート リ ッジが挿入保持されたホルダ 1 2 3が回動可能 に支持されるベース 1 2 2には、 昇降制御板 1 3 7が前後方向、 即 ち、 図 4中矢印 Y方向の前方及び矢印 Z方向の後方へ移動自在に支 持されている。 昇降制御板 1 3 7にはラック 1 3 8が形成されてい る。 このラック 1 3 8は、 駆動モ一夕 1 4 1によって回転される連 結ギヤ機構 1 4 2を介して前後方向に移動操作される。 昇降制御板 1 3 7の後端部には連結孔 1 4 3が形成されている。 この連結孔 1 4 3には、 へッ ド昇降レバー 1 3 5の他端部に設けられた連結片 1 4 4が挿通されている。

ここで、 昇降制御板 1 3 7が図 4中矢印 Y方向の前方に移動する と、 へッ ド昇降レバー 1 3 5は図 4中反時計回り方向へ回動し、 ま た、 昇降制御板 1 3 7が図 4中矢印 Z方向の後方へ移動すると、 へ ッ ド昇降レバー 1 3 5は図 4中時計回り方向へ回動する。

図 4に示す状態に光磁気デイスク記録再生装置は、 上述したよう に光磁気ディスク 1 2 1に対し情報信号の記録を行う記録可能な状 態にあり、 昇降制御板 1 3 7は図 4中矢印 Z方向の後方へ移動した 状態にあり、 へッ ド昇降レバー 1 3 5が図 4中時計回り方向へ回動 し、 磁気へッ ド 1 2 7がホルダ 1 2 3に対して最も下がった状態と されており、 この状態で磁気へッ ド 1 2 7は光磁気ディスク 1 2 1 に接触している。

光磁気ディスク 1 2 1への情報信号の記録が終了すると、 昇降制 御板 1 3 7が図 4中矢印 Y方向の前方へ移動し、 へッ ド昇降レバー 1 3 5が図 4中反時計回り方向へ回動し、 カム片 1 3 6が後方へ移 動し、 ヘッ ドシフ ト板 1 3 0の被駆動片 1 3 1がカム片 1 3 6の上 昇部に位置した状態となり、 ヘッ ドシフ ト板 1 3 0が上方へ回動さ れ、 ヘッ ドシフ ト板 1 3 0によってアーム支持板 1 2 9及びへッ ド 支持アーム 1 2 8が上方へ回動するように持ち上げられ、 その結果、 磁気へッ ド 1 2 7が光磁 ディスク 1 2 1から離間する。

上述した図 4に示す光磁気ディスク記録再生装置は、 へッ ドシフ ト板 1 3 0を回動させるために昇降制御板 1 3 7とヘッ ドシフ ト板

1 3 0との間にへッ ド昇降レバ一 1 3 5が介在されているため、 部 品点数が多いばかりか連結部分が多く、 組み立てが困難であるばか りか、 連結部分の位置精度を出しにく く、 更に力の伝達効率が悪く、 信頼性に欠けてしまっている。 更に、 ベース 1 2 2の前後に亘つて 延びる昇降制御板 1 3 7、 一方の側部において上下に延びるへッ ド 昇降レバー 1 3 5の連結片 1 4 4、 ホルダ 1 2 3の上面において左 右に延びるへッ ド昇降レバー 1 3 5というように、 力の伝達のため の部材を長い距離に亘つて配置する必要があり、 これら部材がべ一 ス 1 2 2の面積を大きく占有するため、 他の部材等を配置すること が困難となってしまっている。

そこで、 ベース 1 2 2の側面に前後に移動するカム部材を配設し、 へッ ド昇降レバー 1 3 5から側方へ突出させたカムフォロアをカム 部材によって駆動してヘッ ド昇降レバー 1 3 5、 ひいては、 磁気へ ッ ド 1 2 7を上下させるようにすることが考えられる。 このような 構成を採用した場合、 ホルダ 1 2 3をベース 1 2 2の上方に移動さ せたディスクカート リ ツジ揷脱位置へ移動させると、 へッ ド昇降レ バ一 1 3 5のカムフォロアがベース 1 2 2に設けられたカム部材か ら離間してしまうため、 磁気へッ ド 1 2 7が下降してしまい、 ホル ダ 1 2 3に対するディスクカート リ ツジの出し入れによって磁気へ ッ ド 1 2 7が損傷されてしまうおそれがある。

また、 ディスクカート リッジは、 光磁気ディスクを収納した力一 ト リ ッジ本体に、 光磁気ディスクの一部を内外周に亘つて外方に臨 ませる記録再生川の開口部が設けられている。 この開口部は、 通常 カート リ ッジ本体に移動可能に設けられたシャツ夕部材により閉塞 されている。 このシャツ夕部材は、 ディスクカート リッジがホルダ の所定の位置まで挿入されると、 開口部を開放する位置まで移動さ れる。 シャッ夕部材を移動操作して力一ト リ ッジ本体に設けた開口 部を解放操作するシャツ夕開放部材は、 ホルダ 1 2 3の一部を切り 起こし折り曲げて形成されている。

ディスクカート リ ッジが挿入保持されるホルダは、 通常、 薄い金 属板を折曲加工して形成されるものであるので、 このホルダの一部 を切り起こし折り曲げて形成したシャッ夕開放部材の周縁部にはェ ッジが形成されている。 通常、 ディスクカート リ ッジのホルダへの 装脱は操作者の手によって行われるので、 様々な角度をもってホル ダに挿入される。 そのため、 ディスクカート リ ッジのホルダへの揷 入方向の如何によつては、 シャッ夕開放部材の周縁部に発生したェ ッジによってディスクカート リッジに設けたシャツ夕開放部材が進 入する溝の内面が削られてしまうおそれがある。

光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録再生装置にあっては、 記 録操作モードが選択され、 少なく とも光磁気ディスクに対し情報信 号の記録を行っている最中に、 ディスクカート リ ヅジのィジェク ト 操作や、 装置本体を開閉するディスクカート リ ッジの保持部が設け られた力バー体の解放操作を禁止する必要がある。

すなわち、 光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録再生装置は、 ディスクに所望の情報信号が全て記録された後、 所謂 T O C ( Tabl e of contents) と称される参照情報を記録してから記録動作が終了 するように構成されている。 この記録再 装置は、 光磁気ディスク に記録された 'h'i報信号の再生を行う場合に、 光磁気ディスクに予め 記録された T 0 C情報を探し出し、 この T 0 C情報を元に記録され た情報信号の再生を行う。 したがって、 情報信号の記録時に T O C 情報が記録されないと、 光磁気ディスクに記録された情報の再生を 行うことができなくなってしまう。 そこで、 光磁気デイスク記録再 生装置にあっては、 記録終了時に、 操作者がス トップボタンを押す と、 情報信号の記録を停止した後更に T 0 C情報を書き込む動作を 行う。

このように構成された光磁気ディスク記録再生装置にあっては、 記録操作モードが選択され、 少なく とも光磁気ディスクに対し情報 信号の記録を行っている最中に、 ディスクカート リ ッジのイジェク ト操作や、 装置本体を開閉するカバー体の解放操作が行われ、 駆動 部が停止状態に至ると、 ス トツプボタンが押される前に記録動作が 中断されてしまい、 T 0 C情報が書き込まれないため、 それまでに 記録された情報の再生を行うことができなくなつてしまう。

このような問題点を解決するため、 光磁気ディスク記録再生装置 にあっては、 少なく とも光磁気ディスクに対し情報信号の記録を行 つている最中に、 ディスクカート リ ッジのイジヱク ト操作や、 装置 本体を開閉するカバー体の解放操作を禁止する機構が設けられてい る。 このようなディスクカート リ ッジのイジェク ト操作や装置本体を 開閉するディスクカート リ ッジの保持部が設けられたカバー体の解 放操作を禁止する機構として、 図 5 A、 図 5 B、 図 5 Cに示すよう に構成されたものが用いられている。

図 5 A〜 Cに示す機構は、 装置本体を開閉するカバー体を閉塞位 置にロックするロック位置とカバー体の IJi'j塞位置への口ックを解除 する口ック解除位置との間を移動する口ックレバ一 1 5 1に加えて、 図 5 Aに示すように、 ロックレバー 1 5 1のロック解除位置への移 動を阻止する規制位置と口ックレバー 1 5 1の口ック解除位置への 移動を許容する非規制位置との間を移動する規制手段 1 5 2 とを設 け再生時や停止時には規制手段 1 5 2を図 5 Bに示す非規制位置に 位置させ、 ロックレバ一 1 5 1が図 5 Bに示す口ック解除位置へと 移動するのを許容し、 記録時には規制手段 1 5 2を図 5 Cに示す規 制位置に位置させて、 ロックレバ一 1 5 1が口ック解除位置へと移 動するのを阻止するようにしている。

ところで、 図 5 A〜 Cに示す機構は、 記録時に操作者が誤って口 ックレバー 1 5 1を口ック解除位置に移動しょうと操作すると、 口 ックレバー 1 5 1の一部が規制手段 1 5 2に衝合して口ック解除位 置への移動を阻止されるので、 操作者には強い衝撃感が伝わり、 感 触が悪いばかりか、 操作者が操作する口ックレバー 1 5 1 と一体的 な操作部 1 5 3が動かないため、 操作者の誤解を招き、 操作者の無 理に動かそうとする操作により、 操作部 1 5 3やロックレバー 1 5 1が破損するおそれがある。 発明の開示 本発明の目的は、 光磁気ディスクを記録媒体に用いる記録再生装 置の一層の小型化を実現することができる新規な記録及び/又は再 生装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、 イジェク トレバーを光ピックアップが配置 された側に Iffi置しても他の部材と干渉することなく、 スペースの 効利用を図って装置自体の一層の小型化を可能とする記録及び/又 は再生装置を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、 機構の簡素化を図ると共に磁気へッ ド の保護を図ることができる記録及び/又は再生装置を提供すること にある。

本発明の更に他の目的は、 シャッ夕開放部材によって記ディスク カート リ ッジの損傷を防止することができる記録及び/又は再生装 置を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、 装置本体を開閉するカバ一体の口ック 解除が禁止されているときに、 口ック解除のための操作を行っても 操作者に違和感を与えることなく、 無理な操作による機構の破損を 確実に防止できる記録及び/又は再生装置を提供することにある。 上述のような目的を達成するために提案される本発明に係る光磁 気ディスク記録再生装置は、 ベースに回動自在に設けられ、 挿入さ れる光磁気ディスクを保持すると共にディスク挿脱位置とディスク 装着位置との間を移動するホルダと、 ベースに設けられ、 ホルダに 保持されてディスク装着位置まで移動された光磁気ディスクを回転 駆動するターンテーブルと、 ベースに移動可能に設けられ、 回転駆 動される光磁気デイスクの信号記録面に光ビームを照射する光ピッ クアップと、 光磁気デイスクを挟んで光ピックアツプに対向して配 され、 光磁気ディスクに接触又は近接した記録位置と光磁気デイス クから離問した非記録位置との間を移動可能とされた磁気へッ ドと、 光ピックアップと磁気へッ ドを連結する連結部材と、 ベースに回動 自在に設けられ、 ホルダに保持される光磁気ディスクを押圧部によ り押圧して排出する方向に付勢されるィジェク トレバーとを備える。 ここで、 イジヱク トレバーは、 光ピックアップ周辺に配される。 ィ ジェク トレバーの主部は、 ベース面に沿うように設けられ、 且つ、 イジェク トレバーの回動軌跡と連結部材の移動軌跡が異なる。

更に、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置は、 ベースに回 動自在に設けられ、 挿入される光磁気ディスクを保持すると共にデ ィスク揷脱位置とディスク装着位置との間を移動するホルダと、 ベ ースに設けられ、 ホルダに保持されてディスク装着位置まで移動さ れる光磁気ディスクを回転駆動する夕一ンテーブルと、 ベースに移 動可能に設けられ、 回転駆動される光磁気ディスクの信号記録面に 光ビームを照射する光ピックアツプと、 光ピックアツプに支持され、 光磁気デイスクを挟んで光ピックアツプに対向して配され、 光磁気 ディスクに接触又は近接した記録位置と光磁気ディスクから離間し た非記録位置との間を移動するように磁気へッ ドを押圧するへッ ド 移動部材と、 へッ ド移動部材を光磁気ディスクから離間する方向へ 付勢する付勢部材とを備える。

更にまた、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置は、 カート リ ッジに記憶媒体を収納した記憶媒体カートリッジが所定位置に挿 入されるに従って、 力一ト リ ッジに設けられた記録再生用の開口を 開閉するシャツ夕部材に係合し、 当該シャツ夕部材を開放方向に押 圧する舌片状のシャッ夕開放部材を備え、 シャッ夕開放部材の主面 の少なく とも一方から、 表面が曲面である突部が突出するように設 けられているシャツ夕解放機構を備える。

更にまた、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置は、 装置本 体を開閉するカバ一体を閉¾位置に口ックする口ック位置と、 カバ —体の口ックを解除する口ック解除位置との間を移動する口ックレ バーと、 口ックレバーの口ック解除位置への移動を規制する規制位 置とロックレバ一の口ック解除位置への移動を許容する非規制位置 との間を移動する規制部材と、 口ックレバーを口ック位置へ向けて 付勢する第 1の付勢手段と、 口ックレバーと操作部との間を連結す ると共に当該操作部を口ックレバーの口ック位置と同じ方向へ付勢 し且つ第 1の付勢手段の付勢力より大きな付勢力を有する第 2の付 勢手段とを有するカバ一体のロック機構を備える。

本発明の更に他の目的、 本発明によって得られる具体的な利点は、 以下に説明される実施例の説明から一層明らかにされるであろう。 図面の簡単な説明 図 1は、 従来の光磁気ディスク記録再生装置を示す平面図である。 図 2は、 従来の光磁気ディスク記録再生装置を示す側面図である。 図 3は、 ベースの外側に電池が収納される光磁気ディスク記録再 生装置を示す平面図である。

図 4は、 従来の光磁気ディスク記録再生装置を示す平面図である。 図 5 Aは、 再生時及び停止時の口ックレバーと規制手段の位置関 係を示す図である。 図 5 Bは、 再生時及び停止時に口ックレバーが口ック解除位置に 移動される様子を示す図である。

図 5 Cは、 記録時に口ックレバーが規制手段により口ック解除位 置への移動を阻止される状態を示す図である。

図 6は、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置の外観を示す 斜視図であり、 装置本体を ^閉するカバ一体が閉塞位匿にある状態 を示 。

図 7は、 カバー体を開放位置に移動した状態をディスクカート リ ッジと共に示す光磁気ディスク記録再生装置の斜視図である。 図 8は、 光磁気ディスク記録再生装置の内部機構を示す斜視図で ある。

図 9は、 光磁気ディスク記録再生装置の内部機構をホルダと共に 示す斜視図である。

図 1 0は、 カバー体を装置本体に口ックする機構を示す分解斜視 図である。

図 1 1は、 光磁気ディスク記録再生装置の内部機構を示す平面図 である。

図 1 2は、 光磁気ディスク記録再生装置の内部機構を示す底面図 である。

図 1 3は、 ディスクカート リ ツジを保持するホルダを示す平面図 である。

図 1 4は、 シャツ夕開放部材を示す拡大平面図である

図 1 5は、 イジ工ク トレバーとそれに関連する部材を、 一部を切 り欠いて示す拡大斜視図である

図 1 6は、 制御装置の要部を示すブロック図である。 図 1 7は、 機構部及びカバー体を示す概略正面図である。

図 1 8は、 ディスクカートリツジの一部と共に示すシャッ夕開放 部材を示す拡大断面図である。

図 1 9 Aは、 イジェク トレバ一がィジェク ト位置にあるときのィ ジェク トレバーを含む要部の平面図であり、 図 1 9 Bは、 その側面 図であり、 図 1 9 Cは、 イジェク トレバーが上紀位置にあるときの 正面図である。

図 2 O Aは、 ホルダが装着位置に到達する直前の状態のときの、 イジェク トレバーを含む要部の平面図であり、 図 2 0 Bは、 その側 面図であり、 図 2 0 Cは、 その正面図である。

図 2 1 Aは、 イジェク トレバ一が口ック位置のときのィジェク ト レバーを含む要部の平面図であり、 図 2 1 Bは、 その側面図であり、 図 2 1 Cは、 その正面図である。

図 2 2は、 ディスク記録再生装置が非記録状態にあるときの側面 図であり、 図 2 3は、 ディスク記録再生装置が記録状態にあるとき の側面図である。

図 2 4は、 ディスクカート リ ッジをイジ工ク トした状態を示すデ ィスク記録再生装置の側面図である。

図 2 5は、 カバー体の開放を禁止する手順を示すフローチヤ一ト である。 発明を実施するための最良の形態 以下に本発明を光磁気ディスク記録再生装置に適用した例を挙げ て説明する。 本発明が適用される光磁気ディスク記録再生装置 1に用いられる ディスクカート リッジ 2を説明すると、 このディスクカート リ ッジ 2は、 図 7に示すように、 矩形の扁平な矩形状をなすカート リ ッジ ケース 3を備え、 このケース 3内に光磁気ディスク 4を回転可能に 収納している。 光磁気ディスク 4を収納した力一ト リ ッジケース 3 の下面側の中心部には、 収納した光磁 ¾ディスク 4の中心部に取り 付けられた図示しないディスクハブを露出させるための中心孔が形 成されている。 また、 カート リ ッジケース 3の下面側には、 光磁気 ディスク 4の信号記録面を光ピックアップに対向させるためのピッ クアツプアクセス孔が形成され、 カート リ ツジケース 3の上面側の ピックアップアクセス孔に対向した位置には、 後述する信号記録用 の磁気へッ ドを力一ト リ ッジケース 3内に進入させて光磁気デイス ク 4に接触するためのへッ ドアクセス孔 5が形成されている。

また、 カート リッジケース 3には、 図 7に示すように、 ピックァ ップアクセス孔及びへッ ドアクセス孔 5を開閉するシャッ夕部材 6 が移動可能に取り付けられている。 このシャツ夕部材 6は、 ピック アツプアクセス孔及びへッ ドアクセス孔 5を閉塞する閉塞位置とピ ックアップアクセス孔及びへッ ドアクセス孔 5を開放する開放位置 との間に豆って、 カート リ ッジケース 3上を移動する。 そして、 シ ャッ夕部材 6の力一ト リ ッジケース 3の前端面に対向した部分には 係合孔 6 aが形成され、 また、 カート リ ッジケース 3のシャツ夕部 材 6の係合孔 6 aが形成された部分に対向した前端面にはシャツ夕 開放部材が進入する溝 3 aが形成され、 この溝 3 a内にシャツ夕部 材 6を閉塞位置に口ックする口ック部材の被押圧部 6 bが位置して いる （図 7参照） 。 上述したようなディスクカート リ ッジ 2を記録媒体に用いる本発 明に係る光磁気ディスク記録再^装置 1は、 上面が開放された薄い 箱状をした本体ケース 7とこの本体ケース 7に回動自在に設けられ 本体ケース 7の上面を開閉するカバー体 8とからなる装置本体内に. 図 6及び図 7に示すように、 駆動部 9及びホルダ 1 0が設けられて いる。 ホルダ 1 0は、 ディスク力一卜 リ ツジ 2を保持して光磁気デ イスク 4を駆動部 9上に構成されたディスク装着部に装着する装着 位置とディスク装着部から離間しディスクカート リ ッジ 2の揷脱を 行う挿脱位置との間を移動する。

本体ケース 7の前面には、 図 6及び図 7に示すように、 カバ一体 8の開放操作を行う開放操作摘み 1 1及び記録操作摘み 1 2が設け られている。 開放操作摘み 1 1は、 図 6及び図 7中矢印 H方向へ移 動されるとカバー体 8の本体ケース 7の上面を閉塞する閉塞位置へ のロックを解除する。 また、 記録操作摘み 1 2は、 図 6及び図 7中 中矢印 H方向へ移動されることにより、 光磁気ディスク 4への情報 信号の記録を行う操作モードを選択する。 更に、 カバー体 8の上面 には、 液晶表示部 1 3及び各種の操作釦 1 4、 1 4、 · · · が配設 されている。

駆動部 9は、 図 8に示すように、 平板状をなすベース 1 7を備え、 このベース 1 7に光磁気ディスク 4を回転駆動する回転駆動部 1 5、 光磁気ディスクの信号記録面にレーザ光を照射して信号の再生又は 記録を行う光ピックアップ 1 6を搭載している。

ベース 1 Ίの前面側には、 ロックレバー 1 8が図 8中矢印 H方向 及び I方向の図中左右方向へ移動自在に支持されている。 ロックレ バ一 1 8の上縁には、 図 7乃至図 1 0に示すように、 ロック爪 1 9 が上方へ突出して設けられている。 ロック爪 1 9は、 正面から見て 図 8中左方へ突出した爪部 1 9 aの端縁が左下がりの傾斜縁 1 9 b とされている。 ロックレバ一 1 8とべ一ス 1 Ίとの間には圧縮コィ ルバネ 2 0が介在され、 圧縮コィルバネ 2 0によってロックレバー 1 8は、 左方、 即ち、 図 8中矢印 I方向へ付勢されている。 また、 ロックレバー 1 8の図 8中右端部の上縁からは被規制部 2 1が後方 へ向けて突設され、 更に、 ロックレバー 1 8の左端部からは、 図 1 0に示すように、 スィ ツチ押圧片 2 2が後方へ向かって突設されて いる。

ベース 1 7の前面には、 開放操作摘み 1 1 と連結された開放操作 レバ一 2 3が、 図 8乃至図 1 0中矢印 H方向及び矢印 I方向の左右 方向へ移動自在に支持されている。 開放操作レバー 2 3は、 図 8乃 至図 1 0に示すように、 引っ張りパネ 2 4を介してロックレバ一 1 8に連結されている。 この引っ張りパネ 2 4は、 圧縮コイルパネ 2 0の伸張力より大きな引っ張り力を有するものが用いられる。 従つ て、 開放操作摘み 1 1に図 8乃至図 1 0中矢印 H方向への力が付与 されていないときには、 圧縮コイルバネ 2 0の伸張力によって開放 操作レバ一 2 3及び開放操作摘み 1 1が移動範囲の左端側に位置し ている。

本体ケース 7に回動可能に取り付けられたカバー体 8の前端部の 内面には、 図 7及び図 1 7に示すように、 係合部材 2 5が取り付け られている。 係合部材 2 5には、 図 1 7中正面から見て右方へ突出 した係止部 2 5 aが形成されている。 この係止部 2 5 aの先端面は、 図 1 7中左下がりの傾斜部 2 5 bとされている。

駆動部 9を構成するベース 1 7の中央部には、 図 7及び図 8に示 すように、 スピン ドルモー夕 2 6が支持されている。 スピン ドルモ —夕 2 6のロー夕 2 7の上面部 2 8がターンテーブルとされ、 この 夕一ンテーブル 2 8上に光磁気ディスク 4の中心部が載置される。 このスピン ドルモー夕 2 6とターンテーブル 2 8とによって回転駆 動部 1 5が構成される。

ベース 1 7の回転駆動部 1 5が配置された部分から一方の側縁、 即ち、 図 8中中央部から右側縁にかけて大きな開口部 2 9が形成さ れている。 この開口部 2 9から上方を臨むようにして光ピックアツ プ 1 6が回転駆動部 1 5に対して近接離間する方向、 即ち、 図 8中 矢印 J方向へ移動自在にされている。 光ピックアップ 1 6は、 図 1 2に示すように、 一端部をベース 1 7の下面に配設されたガイ ド軸 3 0に摺動自在に支持し、 他端部に設けられたナツ ト部 3 1を送り モー夕 3 2によって回転されるリードスクリユー 3 3に係合してい る。 光ピックアップ 1 6は、 送りモー夕 3 2の駆動によってリード スクリュー 3 3が回転され、 リードスク リュー 3 3と係合している ナツ ト部 3 1がリードスクリユー 3 3の軸方向へ送られることによ り図 8中矢印 J方向へ移動される。

ベース 1 7の図 8及び図 9中右側面には、 制御レバー 3 4が前後 方向へ移動自在に支持されている。 制御レバー 3 4の後端部上縁に は、 前下がりに傾斜した傾斜カム縁 3 5が形成されている。 この制 御レバ一 3 4の前端寄りの部分の下縁には、 ラック 3 6が形成され ている。 更に、 制御レバ一 3 4の前端部には、 規制部 3 7が設けら れている。

光ピックアップ 1 6を支持するガイ ド軸 3 0の一端部はベース 1 7の図 8中の右端から突出され、 この突出した部分にピニオン 3 8 が取り付けられている。 このピニオン 3 8は、 図 8、 図 9及び図 1 2に示すように、 制御レバー 3 4のラック 3 6と嚙合している。 ベ —ス 1 7の下面には制御モー夕 3 9が取り付けられており、 制御モ —夕 3 9とガイ ド軸 3 0とが伝達ギヤ列 4 -0によって連結され、 制 御モー夕 3 9の駆動によってガイ ド軸 3 0が回転される。

ユーザによって記録操作摘み 1 2が図 6中欠印 H方向へ操作され て記録操作モードが選択されると、 制御モー夕 3 9の駆動により回 転するピニオン 3 8によってラック 3 6が移動されて制御レバー 3 4が前方、 即ち、 移動範囲の前端である記録位置へ向かう図 8及び 図 9中矢印 K方向へ移動.される。

そして、 情報信号の光磁気ディスクへ 4の記録動作が終了すると、 制御モー夕 3 9の駆動によりピニオン 3 8が記録操作モードを選択 する場合とは逆方向へ回転され、 ピニオン 3 8によってラック 3 6 が移動されて制御レバー 3 4が後方、 即ち、 移動範囲の後端である 非記録位置に向かって図 8及び図 9中矢印 L方向へ移動される。 ディスクカート リ ッジ 2が挿入保持されるホルダ 1 0は、 弾性を 有する金属板等の板材により形成され、 図 9及び図 1 1に示すよう に、 天板 4 1 とこの天板 4 1の両側縁から下方へ向かって折り曲げ られた側面板 4 2、 4 3と側面板 4 2、 4 3の下縁から互いに近づ く方向へ突出された受け板 4 4、 4 4とから構成されている。 この ホルダ 1 0は、 その後端部がベース 1 7の後端部上面に回動自在に 支持されており、 天板 4 1 と側面板 4 2、 4 3と受け板 4 4、 4 4 とによって囲まれた扁平な空間内にディスクカートリッジ 2が挿入 される。

ホルダ 1 0の左右側面板 4 2、 4 3の前端部上縁には、 それぞれ 外方へ向かって突出された引掛片 4 5， 4 5が設けられている。 各 引掛片 4 5 , 4 5は、 カバー体 8に形成された図示しない引掛部に 引っ掛けられる。 即ち、 ホルダ 1 0が下方側の移動端であるディス クカート リ ッジ 2の駆動部 9への装着位置に、 また、 カバー体 8が 閉塞位置にある状態から稍開放位置へ向けて冋動したところで、 引 掛部がホルダ 1 0の引掛片 4 5、 4 5を引っ掛け、 そこから更に力 バ一体 8が開放位置向けて回動するのに従ってホルダ 1 0が上方側 の移動端であるディスクカート リ ッジ 2の揷脱位置へ向けて回動さ れる。

ホルダ 1 0の天板 4 1には、 2つのパネ部 4 6、 4 6が先端を稍 上方に位置するように切り起こし状に形成されている。 これらパネ 部 4 6、 4 6は 2又状に形成され、 幅広のカバ一体押し上げ部 4 6 a、 4 6 aと幅狭のカート リ ッジ押さえ部 4 6 b、 4 6 bとを有す る。 カバ一体押し上げ部 4 6 a、 4 6 aの方がカート リ ッジ押さえ 部 4 6 b、 4 6 bより上側に位置している。 尚、 天板 4 1の別の箇 所に単独の力一ト リ ッジ押さえ部 4 6 bが形成されている。

カバー体 8が図 6に示す本体ケース 7を閉塞した位置にある状態 では、 パネ部 4 6、 4 6のカバー体押し上げ部 4 6 a、 4 6 aが力 バ一体 8によって下方へ押圧されてパネ部 4 6、 4 6が下方へ撓み、 カートリッジ押さえ部 4 6 b、 4 6 b、 4 6 bがディスクカート リ ッジ 2を受け板 4 4、 4 4に押し付けた状態となっている。 カバー 体 8が開放位置まで回動されると、 カバー体 8の図示しない引掛部 がホルダ 1 0の引掛片 4 5、 4 5を引っ掛けて上方へ引っ張るので、 ホルダ 1 0は揷脱位置まで回動する。

従って、 カバ一体 8が閉塞位置から開放位置へ向けて回動される と、 パネ部 4 6、 4 6に蓄えられていた弾発力がカバ一体押し上げ 部 4 6 a、 4 6 aを介してカバ一体 8に作用し、 カバ一体 8はホル ダ 1 0より稍上方側まで回動され、 図 7に示すように、 ホルダ 1 0 に対して稍開いた状態となる。

ホルダ 1 0の図 9及び図 1 3中右側に位置する側面壁 4 3の前半 部には、 ホルダ 1 0の内側へと突出されたシャツ夕戻しパネ 4 7が 打ち出し状に形成されている。 シャッ夕戻しパネ 4 7は前後方向へ 長く形成され、 後端が側面壁 4 3に連続され、 前端部がホルダ 1 0 の内側に突出している。 シャッ夕戻しパネ 4 7の前端部は楔状に屈 曲され、 右側面壁 4 3に対して略直角をなす引掛部 4 7 aとこの引 掛部 4 7 aの内端から前方へ向かいながら右方へ傾斜して延びる導 入部 4 7 bとが形成されている。

ホルダ 1 0の右側面壁 4 3の前後方向における中央より僅かに後方 の部分には、 右側面壁 4 3の一部を内方へ折り曲げて形成されたシ ャッ夕開放部材 4 8が形成されている （図 1 3乃至図 1 5参照） 。 シャッ夕開放部材 4 8は前後方向に長い板状をしており、 周辺部が 上方へ折り曲げられて折曲縁 4 8 aが形成され、 更に、 前後に離間 して上方へ打ち出された打ち出し突起 4 8 b、 4 8 bが形成されて いる。 打ち出し突起 4 8 b、 4 8 bの上面は半球面を為し、 また、 打ち出し突起 4 8 b、 4 8 bの上方への打ち出し高さは折曲縁 4 8 aの上方への折曲高さより大きくされている。

ホルダ 1 0の右側の受け板 4 4の後端寄りの部分には下方へ突出 したロック解除片 4 9が設けられており、 該ロック解除片 4 9の後 縁には上方を向いた爪 4 9 aが形成されている （図 1 5参照） 。 ベース 1 7の上面の右奥部にィジェク トレバ一 5 0が回動自在に 支持されている （図 8及び図 1 5参照） 。 イジェク トレバー 5 0は 金属板で形成され、 略左右方向に延びる主部 5 0 aと該主部 5 0 a の右端から略後方へ延びる屈曲部 5 0 bとが略横倒 L字状に連続さ れている。 主部 5 0 aの左端部には上方へ突出した押圧片 5 0 cが 形成され、 屈曲部 5 0 bの後端部には右斜め前方へ突出した被係合 片 5 0 dが形成されている。 また、 屈曲部 5 0 bと被係合片 5 0 d との間の部分には、 下方へ突出したパネ掛け片 5 0 eが形成されて いる。

イジヱク トレバー 5 0は、 主部 5 0 a及び屈曲部 5 0 bがべ一ス 1 7の上面に接触するように沿って位置した状態で屈曲部 5 0 の 後端部がベース 1 7の右端部後端に回動自在に支持され、 パネ掛け 片 5 0 eはべ一ス 1 7の右端部でその後端部に形成された揷通孔 1 7 aを通してベース 1 7の下面側に突出している。

イジェク トレバー 5 0のパネ掛け片 5 0 eとベース 1 7の後端右 端部に下方へ突出するように形成されたパネ掛け片 1 7 bとの間に は、 図 1 2及び図 1 5に示すように、 引っ張りパネ 5 1が張設され、 イジェク トレバ一 5 0は引っ張りパネ 5 1によって上方から見て反 時計回り方向、 すなわち図 1 5中矢印 C C W方向と主部 5 0 aがべ —ス 1 7に押し付けられる方向とに付勢されている。

ベース 1 7の上記挿通孔 1 7 aの稍左前方には、 図 1 5に示すよ うに、 上方へ打ち出した係止突起 1 7 cが形成されている。

ホルダ 1 0の天板 4 1には、 ベース 1 7の開口部 2 9に対応した 位置に大きな開口部 5 2が形成されている （図 9、 図 1 1及び図 1 3参照） 。

天板 4 1の上記開口部 5 2の後縁に近接した位置には、 図 9及び 図 1 1に示すように、 へッ ドシフ ト板 5 3が開口部 5 2の方へ突出 するように上下方向へ回動自在に支持されている。 へッ ドシフ ト板 5 3は、 横幅が上記開口部 5 2の横幅を略カバーする大きさに形成 され、 後端部の両側部から後方へ突出して設けられた被支持片 5 4、 5 4がホルダ 1 0の天板 4 1に設けられた支持片 5 5、 5 5に回動 自在に支持されている。

図 9中右側に位置する被支持片 5 4は、 支持片 5 5に支持された 箇所から更に後方へ延長され、 後方延長部 5 4 aの後端に右方へ突 出した被駆動片 5 3 aが形成され、 また、 ヘッ ドシフ ト板 5 3の前 端寄りの右側縁から右方へ突出したパネ当て片 5 3 bが設けられて いる。

開口部 5 2の右側縁に沿うようにして天板 4 1に一体に形成され た前後方向に長い板状の戻しパネ 5 6の後端部がへッ ドシフ ト板 5 3のパネ当て片 5 3 bに下側から弾接されることによって、 へッ ド シフ ト板 5 3は前端部が上方へ、 また、 後端部、 即ち、 被駆動片 5 3 aの形成された部分が下方へ付勢される。 その結果、 被駆動片 5 3 aは上記制御レバ一 3 4の傾斜カム縁 3 5上に位置された状態と なる （図 1 1及び図 2 2参照） 。

磁気へッ ド装置 5 7は、 図 8、 図 9及び図 1 1に示すように、 先 端側に磁気へッ ド 5 8を支持したへッ ド支持アーム 5 9 と、 このへ ッ ド支持アーム 5 9の先端部の下方への過剰な変位を規制するァ一 ム支持板 6 0とを備えている。 へッ ド支持アーム 5 9は、 リン青銅 などの弾性を有する薄い金属板を打ち抜いて形成されている。 ァー ム支持板 6 0は、 L字状に折り曲げられた先端部 6 0 aがへッ ド支 持アーム 5 9の先端側の下面を支持し、 アーム支持板 6 0とへッ ド 支持アーム 5 9の基端部が共に側面形状でコ字状をした連結部材 6 1の上端部 6 1 aに固定支持されている。 そして、 連結部材 6 1の 下端部 6 1 bは、 図 1 2に示すように、 光ピックアップ 1 6の下面 に固定されている。

ベース 1 7の底面側のィジェク トレバー 5 0と対向する側の図 1 2に示す位置には、 電池 1 0 0が収納される電池収納部が構成され ている。

本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置 1にあっては、 図 8に 示すように、 イジヱク トレバ一 5 0が光ピックアップ 1 6や磁気へ ッ ド装置 5 7が配置された側に配置されているにもかかわらず、 ベ ース 1 7から上方へ突出するのは押圧片 5 0 cのみであり、 主部 5 0 a、 屈曲部 5 0 b及び被係合片 5 0 dは何れもべ一ス 1 7の上面 側において上面に沿って位置され、 パネ掛け片 5 0 eはベース 1 7 の下面側に突出している。 従って、 イジェク トレバー 5 0がベース 1 7上に配置された他の部材、 特に光ピックアップ 1 6 と磁気へ、ソ ド装置 5 7を連結する連結部材 6 1 と干渉することがなく、 スぺ一 スの有効利用を図って光磁気ディスク記録再生装置 1の小型化を図 ることができる。

次に、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置の動作を制御す る制御装置を図 1 6を参照して説明する。

制御装置は、 マイクロコンピュー夕等から成る制御部 6 2を有し、 この制御部 6 2によって光ピックアップ駆動制御部 6 3を介して光 ビックアップ 1 6の駆動を制御している。 また、 制御部 6 2によつ てモー夕駆動部 6 4を介して駆動モー夕 3 9が制御され、 制御レバ 一 3 4、 ヘッ ドシフ ト板 5 3等からなるへッ ド昇降機構 6 5が制御 されて磁気ヘッ ド 5 8の昇降動作が行われる。 更に、 記録スィッチ 6 6及びハーフ口ックスィ ッチ 6 7の検出出力が制御部 6 2に入力 され、 その入力に基づいて種々の制御が行われる。

次に、 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置 1の動作を、 図 1 7乃至図 2 4を参照して説明する。

まず、 図 6に示す状態は力バ一体 8が閉塞位 ¾にある状態を示し ており、 この状態で、 光磁気ディスク 4に対する情報信号の記録又 は再生が行われる。 なお、 記録再生等の操作が行われない停止時も、 カバー体 8は、 図 6に示すような閉塞状態にある。

停止時において、 図 6に示す状態から開放操作摘み 1 1が解錠方 向、 即ち、 図 7中矢印 H方向へ移動されると、 開放操作レバー 2 3、 引っ張りパネ 2 4を介してロックレバー 1 8が解錠方向、 即ち、 図 1 7中矢印 H方向へ押圧され、 口ックレバー 1 8が圧縮コイルパネ 2 0を圧縮しながら解錠方向へ移動する （図 1 7中 2点鎖線参照） 。 このとき、 上述したように、 引っ張りパネ 2 4の引張力が圧縮コィ ルバネ 2 0の伸張力より大きく設定されているので、 引っ張りパネ 2 4はほとんど伸張することがない。 そして、 口ックレバー 1 8が 解錠方向へ移動されると、 図 1 7に 2点鎖線で示すように、 ロック レバー 1 8のロック爪 1 9 とカバ一体 8の係合部材 2 5の係止部 2 5 aとの係合が解除される。

ロック爪 1 9 と係止部 2 5 aとの係合が解除されると、 カバ一体 8が閉塞位置にあることによってカバ一体 8によって押圧されて変 形していたホルダ 1 0のバネ部 4 6、 4 6の弾発力によりカバ一体 8が僅かに開放位置方向へ向けて回動する。 そして、 ユーザがカバ 一体 8の前端部を持って引き上げると、 カバー体 8は図 7に示す開 放位置まで回動し、 カバー体 8の図示しない引掛部によって引掛片

4 5 , 4 5が引っ張り上げられてホルダ 1 0が図 7に示す挿脱位置 まで回動する。

尚、 ユーザが開放操作摘み 1 1に加えていた力を除けば、 開放操 作摘み 1 1、 iJfj放操作レバー 2 3及びロックレバー 1 8は圧縮コィ ルバネ 2 0の仲張によって図 1 7中矢印 I方向へ戻る。

次に、 ユーザは、 イジェク ト位置まで回動されたホルダ 1 0にデ イスクカートリ ッジ 2を挿入する。

ディスクカート リ ッジ 2はホルダ 1 0に挿入される過程において シャツ夕部材 6が開放位置へと移動し、 光ピックアップアクセス孔 及びへッ ドアクセス孔 5が開放される。 即ち、 ディスクカート リ ツ ジ 2がホルダ 1 0内に挿入されていく と、 ホルダ 1 0の右側面板 4 3に形成されたシャツ夕開放部材 4 8が相対的にディスクカート リ ッジ 2の溝 3 a内に入っていき （図 1 8中 2点鎖線参照） 、 シャツ 夕部材 6を閉塞位置にロックしている口ック部材の被押圧部 6 bを 押圧してロックを解除すると共にシャッ夕部材 6を開放位置へ向け て押圧する。 開放位置へ向けて移動されたシャツ夕部材 6が開放位 置に達すると、 ホルダ 1 0の右側面板 4 3に設けられたシャッ夕戻 しパネ 4 7の引掛部 4 7 aがシャッ夕部材 6の係合孔 6 aに係合す る。

シャツ夕開放部材 4 8は、 金属板を折り曲げて形成したホルダ 1 0の一部を切り起こして形成されているが、 その周縁部が図 1 4に 示すように一の方向、 例えば図 1 4中上方に折り曲げられて折曲縁 4 8 aとされているため、 シャツ夕開放部材 4 8がディスクカート リ ッジ 2の溝 3 a内を移動するときに溝 3 aの対向する側面のうち の少なく とも一方の面をシャッ夕開放部材 4 8のエッジで削ってし まうことを回避することができる。 また、 シャツ夕開放部材 4 8に は折曲縁 4 8 aの折曲方向と同じ方向に打ち出して形成した打ち出 し突起 4 8 b、 4 8 bが形成され、 しかも、 打ち出し突起 4 8 b、 8 bの上面が半球面に形成されると共にその打ち出し高さが折曲 縁 4 8 aの折曲高さより大きくされているので、 溝 3 aの側 ffiiのう ち折曲縁 4 8 aの折曲方向に位置する面が削られてしまうこともな い。 更に、 シャツ夕開放部材 4 8は薄い金属板で形成されていなが ら、 折曲縁 4 8 aが形成されることによって、 実質的な厚みを有す ることになり、 例えば、 ディスクカート リ ッジ 2の溝 3 aの側面と 口ック部材の被押圧部 6 bとの間に隙間ができているような場合で あっても、 シャツ夕開放部材 4 8が該隙間に入り込みシャツ夕部材 6の開放が不能になってしまうという事態を避けることができる。 上述の説明では、 打ち出し突起 4 8 b、 4 8 bを一方の面にのみ 形成したシャツ夕開放部材 4 8を示したが、 これに限らず、 シャツ 夕開放部材の両面に打ち出し突起を設けてもよい。

また、 シャツ夕開放部材 4 8の高さ、 即ち、 ホルダ 1 0の右側の 受け板 4 4からの距離は、 ディスクカート リ ッジ 2の両側部下面が 受け板 4 4、 4 4上に載置された状態においてシャツ夕開放部材 4 8がディスク力一ト リ ッジ 2の溝 3 aの側面に触れないように設定 されている。 これは、 ディスクカートリ ッジ 2の荷重がシャツ夕開 放部材 4 8にかからないようにし、 シャツ夕開放部材 4 8の変形を 防止するためである。

一方、 ディスクカート リ ッジ 2がホルダ 1 0に挿入されていく と、 同時に、 引っ張りパネ 5 1の付勢力によって、 図 1 9 Aに示すイジ ェク ト位置にあったイジェク トレバー 5 0の押圧片 5 0 cがデイス クカート リ ッジ 2によって押圧されて、 図 1 9 A中上方から見て時 計回り方向の図 1 9 A中矢印 C W方向へ回動し、 屈曲部 5 0 bの右 側縁がベース 1 7に打ち出された係止突起 1 7 cに係合してロック 位置にロックされる （図 2 O A参照） 。 そして、 この状態で、 図 1

9 A及び図 1 9 Bに示すように、 ホルダ 1 0に設けられ被係合片 5

0 dと離間されていたロック解除片 4 9がイジ：!：ク トレバ一 5 0の 被係合片 5 0 dによって稍左方へ、 即ち、 図 1 9 C中矢印 N方向へ と押圧され、 口ック解除片 4 9は矢印 N方向へ稍橈んだ状態とされ る （図 2 0 C参照） 。

次いで、 カバー体 8を閉塞位置へ向けて回動すると、 図 1 9 Bに 示すように、 挿脱位置にあったホルダ 1 0が装着位置まで回動され

(図 2 1 B参照） 、 また、 カバー体 8の係止部 2 5 aにロック爪 1 9の爪部 1 9 aが係合し、 カバー体 8が閉塞位置に口ックされる

(図 6及び図 1 Ί中実線参照） 。

上述のように、 カバー体 8が図 7に示す開放位置から下方へ回動 されるときには、 係合部材 2 5の傾斜部 2 5 bがロック爪 1 9の傾 斜縁 1 9 bと当接し、 且つ傾斜縁 1 9 bを右方、 即ち、 図 1 7中矢 印 H方向へ押圧することにより、 ロックレバ一 1 8が圧縮コイルバ ネ 2 0を圧縮しながら矢印 H方向へ移動し、 係合部材 2 5の係止部 2 5 aがロック爪 1 9の爪部 1 9 aより下に通過することができる _c 係止部 2 5 aが爪部 1 9 aより下に位置すると、 ロックレバ一 1 8 が圧縮コイルパネ 2 0の伸張力によって図 1 7中矢印 I方向へ移動 し、 ロック爪 1 9の爪部 1 9 aがカバー体 8の係止部 2 5 aに上側 から係合する。 従って、 カバー体 8は図 6に示す閉塞位置にロック される （図 1 7の実線参照） 。

このとき、 ディスクカート リ ッジ 2は、 駆動部 9上の所定の装着 位置に装着されて、 光磁気ディスク 4がターンテーブル 2 1上にク ランプされる。

ホルダ 1 0が揷脱位 から装着位置へと移動する間に、 ホルダ 1 0の口ヅク解除片 4 9の爪 4 9 aがイジェク トレバー 5 0の被係合 片 5 0 dの左側縁を摺動しながら相対的にイジェク トレバー 5 0よ り下方へと移動して行く。 そして、 ホルダ 1 0が装着位置に達する と、 爪 4 9 aの右側面からィジェク トレバー 5 0の被係合片 5 0 d がなくなるので、 橈んでいた口ック解除片 4 9が元の状態に戻り、 これによつて、 口ック解除片 4 9の爪 4 9 aは矢印 0方向へと移動 してイジェク トレバー 5 0の被係合片 5 0 dの下側に入り込んだ状 態となる （図 2 1 B及び 2 1 C参照） 。

また、 この状態では、 制御レバー 3 4は移動範囲の後端、 即ち、 図 2 2に示す非記録位置にあり、 規制部 3 7は上記ロックレバ一 1 8の被規制部 2 1の右側においてその後方に位置し、 ロックレバー 1 8は解錠方向である図 6中矢印 H方向へ移動可能な状態、 即ち、 カバ一体 8の閉塞位置への口ックを解除することが可能な状態とな つている。 更に、 傾斜カム縁 3 5の前端部にへッ ドシフ ト板 5 3の 被駆動片 5 3 aが位置し、 ヘッ ドシフ ト板 5 3は戻しパネ 5 6の付 勢力によって前端が上方へ移動するように回動し、 該へッ ドシフ ト 板 5 3の前端部がアーム支持板 6 0及びへッ ド支持アーム 5 9を上 方へ押し上げ、 従って、 磁気へッ ド 5 8は光磁気ディスク 4から上 方へ離間した非記録位置にある （図 2 2参照） 。

上述した本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置 1は、 へッ ド 移動部材であるへッ ドシフ ト板 5 3が付勢手段である戻しパネ 5 6 によって非記録位置の方向へ付勢されているので、 へッ ドシフ ト板 5 3に他に力が及ぼされていない限り、 へッ ドシフ ト板 5 3は戻し パネ 5 6によって非記録位置の方向へ移動されており、 磁気へッ ド 5 8がホルダ 1 0に出し入れされる光磁気ディスク 4等によって損 傷されるおそれがない。

光磁気ディスク 4についての再生を行う場合には、 上述したよう に、 磁気へッ ド 5 8が光磁気ディスク 4から離間した状態で信号の 再生動作が行われる。 即ち、 スピン ドルモ一夕 2 6によって光磁気 ディスク 4が回転されると共に光ピックアップ 1 6が光磁気デイス ク 4の半径方向へ移動しながら、 光磁気ディスク 4の信号記録面へ のレーザ一光の照射とその戻り光の検出が行われ、 光磁気ディスク 4に記録された信号の再生が行われる。

光ディスク 4に対して信号の記録を行う場合には、 本体ケース 7 の前面に設けられた記録操作摘み 1 2を記録方向、 即ち、 図 6中矢 印 H方向へ移動させる。 記録操作摘み 1 2を図 6中矢印 H方向へ移 動させると、 制御モータ 3 9の駆動によりガイ ド軸 3 0及びガイ ド 軸 3 0の一端部に固定されたピニオン 3 8が回転され、 ピニオン 3 8によってラック 3 6が送られて制御レバ一 3 4が前方、 即ち、 図 2 2中矢印 K方向べ移動され、 前端に設けられた規制部 3 7がロッ クレバー 1 8の被規制部 2 1の直ぐ右側に位置する （図 2 3参照） 。 従って、 カバ一体 8の閉塞位置への口ックを解除することができな い状態となる。

即ち、 この状態で、 開放操作摘み 1 1を解錠方向、 即ち、 図 6中 矢印 H方向へ移動させると、 開放操作レバー 2 3及び引っ張りパネ 2 4を介してロックレバ一 1 8は解錠方向、 即ち、 図 1 7中矢印 H 方向へ引っ張られるが、 ロックレバー 1 8の被規制部 2 1の直く、右 側に制御レバ一 3 4の規制部 3 7が位置しているため、 被規制部 2

1が規制部 3 7に接し （図 1 7の破線参照〉 ロックレバ一 1 8は解 錠方向へ移動することができず、 爪部 1 9 aと係合部 2 5 aとの係 合は解除されず、 カバー体 8は閉塞位置に口ックされたままである c この場合、 ロックレバ一 1 8は解錠方向へ動かないが、 引っ張り パネ 2 4が伸張することによって、 開放操作レバー 2 3及び開放操 作摘み 1 1は解錠方向へ移動するので、 操作者には通常のオープン 操作時に近い感触が得られ、 違和感が与えられることがない。 また、 操作者の誤解に基づく無理な操作によって開放操作摘み 1 1、 開放 操作レバー 2 3、 ロックレバー 1 8等が破損されてしまうおそれも ない。

へッ ドシフ ト板 5 3の被駆動片 5 3 bは傾斜カム縁 3 5を滑り上 がっていって最高位置部上に載った状態となり （図 2 3参照） 、 へ ッ ドシフ ト板 5 3は戻しパネ 5 6の付勢力に抗して前端が下方へ移 動するように回動し、 この結果、 アーム支持板 6 0及びヘッ ド支持 アーム 5 9が下方へ、 即ち、 図 2 2中矢印 P方向へ回動し、 磁気へ ッ ド 5 8が光磁気デイスク 4の上面のうち光ピックアップ 1 6によ つてレーザ—光を照射される部分に対応した位置に当接した状態と なる （図 2 3参照） 。 この状態で、 光磁気ディスク 4の信号記録面 に光ピックアップ 1 6によって再生時より強いレーザ光が照射され ると共に磁気へッ ド 5 8によって磁界が印加され、 光磁気ディスク 4の信号記録面に新たな信号が記録される。 このような信号の記録 は光ピックアップ 1 6が光磁気ディスク 4の半径方向へ移動しなが ら為され、 磁気へッ ド 5 8も光ピックアップ 1 6とともに移動され る。

記録操作摘み 1 2が操作されてから制御レバー 3 4の移動範囲の 前端である記録位置に達するのには、 ある程度の時間、 例えば、 2 0 0 ミ リ秒 （ m s ) の時間がかかる。 そこで、 例えば、 記録操作摘 み 1 2が操作されてから制御レバー 3 4が記録位置に達するまでの 間に開放操作摘み 1 1が解錠方向へ操作されると、 カバ一体 8の閉 塞位置へのロックが解除されてしまうため、 ホルダ 1 0が揷脱位置 まで回動されてディスクカート リ ッジ 2の挿脱が行われるおそれが ある。 この状態でディスクカート リ ッジ 2のホルダ 1 0に対する挿 脱が行われると、 記録位置までの移動過程にある磁気へッ ド 5 8に 光磁気ディスク 4やカート リ ッジケース 3或いはシャッ夕部材 6等 が接触して光磁気ディスク 4や磁気へッ ド 5 8が損傷を受けるおそ れがある。 そこで、 かかる場合に備えて、 制御部 6 2が図 2 5のフ ローチャートに示すような動作を行って磁気へッ ド 5 8等の損傷の 危険を回避する措置が執られるようになつている。

図 1 6において、 記録スィ ツチ 6 6は記録操作摘み 1 2の記録方 向、 即ち、 図 6中矢印 H方向への移動によって O Nとなるスィ ッチ であり、 ハーフ口ックスィ ッチ 6 7はロックレバー 1 8の解錠方向、 即ち、 図 6中矢印 H方向への移動によってロックレバ一 1 8のスィ ツチ押圧片 2 2によって操作されて〇Nとなるスィ ッチである。 制御部 6 2は記録スィ ツチ 6 6が〇 Nで、 ハーフロックスィ ッチ 6 7が所定の時間内に O Nとならない場合にのみ磁気へッ ド 5 8を 記録位置まで移動させて記録動作に入るようにされ、 記録スィツチ 6 6が 0 Nになっても所定の時間内にハ一フロックスィ ツチ 6 7が 〇Nになった場合は、 制御モー夕 3 9を逆転させて磁気へッ ド 5 8 を非記録位置へと戻す。

以下に、 図 2 5のフローチャートを参照して、 カバー体 8の開放 禁止の処理について説明する。

ステップ S 1において、 光磁気ディスク記録再生装置 1が起動す る。

ステップ S 2において、 記録スィ ツチ 6 6が 0 Nになっているか 否かが検出され、 0 Nであればステップ S 3に進み、 O F Fであれ ば記録スィ ツチ 6 6の検出処理が繰り返される。

ステップ 3において、 制御部 6 2内のカウンターを O Nさせて計 時を開始する。

ステップ 4において、 昇降機構の駆動、 即ち、 制御モ一夕 3 9の 駆動が開始される。

ステップ 5において、 制御部 6 2によってハ一フロックスィ ツチ 6 7の 0 Nの確認を行う。 ハーフロックスィ ッチ 6 7が O F Fの場 合にはステップ 6に進みカウン夕一をチェックし、 ハーフロックス イ ッチ 6 7が 0 Nの場合にはステップ 9に進み昇降機構が逆転する c ステップ 6において、 カウン夕一がチェックされ、 2 0 0 m s経 過していない場合には、 ステツプ 5においてハーフロックスィ ツチ 6 7の O Nの確認を行い、 2 0 0 m s経過した場合には、 ステップ 7に進み記録動作を開始する。

ステップ 7において、 記録動作を開始し、 記録動作終了とともに 処理を終了する （ステップ 8 ) 。

ステップ 9において、 昇降機構を逆転、 即ち、 制御モ一夕 3 9を 逆転させて磁気へッ ド 5 8を非記録位置へと戻した後、 処理を終了 する （ステップ 8 ) 。

光磁気ディスク 4に対する信号の記録が終了すると、 制御モー夕 3 9の駆動によって、 制御レバー 3 4が後方、 即ち、 図 2 3中矢印 L方向へ移動し、 規制部 3 7が口ックレバー 1 8の被規制部 2 1の 右側の位置から後方へ移動し、 カバー体 8の閉塞位置への口ックを 解除することが可能な状態となる （図 2 2参照） 。 同時に、 傾斜力 ム縁 3 5の前端がへッ ドシフ ト板 5 3の被駆動片 5 3 aに対応した ところに来て、 へッ ドシフ ト板 5 3が戻しバネ 5 6の付勢力によつ て前端部が上方へ移動するように、 即ち、 図 2 3中矢印 Q方向へ回 動し、 該へッ ドシフ ト板 5 3の前端部がアーム支持板 6 0及びへッ ド支持アーム 5 9を上方へ押し上げるので、 へッ ド支持アーム 5 9 の前端部に支持されている磁気へッ ド 5 8が上方へ移動して光磁気 ディスク 4から離間する （図 2 2参照） 。

次に、 開放操作摘み 1 1を右方、 即ち、 図 6中矢印 H方向へ移動 させて、 ロックレバ一 1 8を図 1 7中矢印 H方向へ移動させ口ック 爪 1 9をカバ一体 8の係止部 2 5 aから外してカバー体 8に対する 閉塞位置への口ックを解除して、 図 7に示すように開放位置へと移 動させると、 カバ一体 8とともにホルダ 1 0も挿脱位置へ向かって 上方へ回動される （図 2 4参照） 。

ホルダ 1 0が揷脱位置へ向けて回動すると、 上方へ移動するロッ ク解除片 4 9の爪 4 9 aがイジェク トレバー 5 0の被係合片 5 0 d を上方へ引っ張り上げるので、 イジヱク トレバ一 5 0の屈曲部 5 0 bがベース 1 7の上面から僅かに浮いた状態となり、 この瞬間にィ ジェク トレバー 5 0の屈曲部 5 0 bとベース 1 7の係止突起 1 7 c との係合が解除され、 イジヱク トレバ一 5 0は引っ張りパネ 5 1の 付勢力によって上方から見て反時計回り方向、 即ち、 図 2 1 A中矢 印 C C W方向へ回動し、 この回動によって略前方へと移動する押圧 片 5 0 cによってディスクカート リ ッジ 2が押され、 ディスク力一 ト リ ッジ 2の一部がホルダ 1 0から突出じた状態となる （図 2 4参 照） 。 従って、 ユーザは、 ホルダ 1 0から突出した一部を摘んでデ イスクカート リッジ 2をホルダ 1 0から取り出すことができるよう になる。

イジ：！：ク トレバー 5 0は、 その一部が係止突起 1 7 cを乗り上げ て被係合片 5 0 dがベース 1 7の右側壁 1 7 dに係合したところ、 即ち、 イジェク ト位置で停止する （図 1 9 A参照） 。

ユーザがデイスクカート リ ッジ 2をホルダ 1 0から取り出すとき に開放位置にあったシャッ夕部材 6は、 係合孔 6 aに係合している シャッ夕戻しパネ 4 7の引掛部 4 7 aによって相対的に閉塞位置へ 向けて引っ張られて閉塞位置へと移動される。

ホルダ 1 0が図 7に示す挿脱位置に達すると、 上記したように、 ディスクカート リッジ 2はイジヱク トレバ一 5 0によって押圧され てその一部がホルダ 1 0から突出する。 そして、 信号の再生及び/ 又は記録が済んだデイスクカート リ ッジ 2をホルダ 1 0から取り出 し、 新たに、 ユーザは情報信号の再生又は記録を行うディスクカー ト リ ッジ 2をホルダ 1 0内に挿入する。

上記した例において示した各部の形状及び構造は、 何れも本発明 の実施に際して用いられる具体例の一例を示したものであり、 本発 明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能なものである。 産業上の利用可能性 本発明に係る光磁気ディスク記録再生装置は、 ディスク装着位置 に光磁気ディスクの装脱を行うホルダに保持されている光磁気ディ スクをイジヱク 卜するイジヱク トレバーの大部分がベース面に沿う ように配置され、 ベースからホルダの方向へ突出する部分はディス クを押圧操作する押圧部のみとされるので、 イジェク トレバーを光 ピックァップゃ磁気へッ ドが配置された側に配置しても、 イジェク トレバーが他の部材と干渉することがなく、 装置本体内の空間を有 効に利用して装置自体の小型化を図ることができる。

また、 記録再生型の光磁気ディスク記録再生装置と再生専用型の 光ディスク再生装置は、 磁気へッ ド及び連結部材の有無を除いては ほとんど共通の構成であるので、 本発明に用いられるィジェク トレ バーはいずれの装置にも用いることができ、 光磁気ディスク記録再 生装置と光ディスク再生装置の部品の共通化を図ることができる。 更に、 磁気へッ ドを光磁気ディスクに対し近接離間させるへッ ド 移動部材は、 磁気へッ ドがホルダの外方に位置するように付勢され ているので、 ホルダに装脱される光磁気ディスクと磁気へッ ドと衝 突を回避し、 磁気へッ ド及び光磁気ディスクの保護を図ることがで きる。

更にまた、 シャツ夕開放機構を構成するシャツ夕開放部材は、 デ イスクカ一トリッジに設けた溝部への挿脱により、 ディスクカート リ ッジに損傷を与えることを防止できる。

更にまた、 本体ケースを開閉するカバー体を閉塞位置に口ックす るロック機構は、 ロックレバーの口ック解除位置への移動が規制さ れている場合であっても、 操作部の口ック解除方向への移動を可能 とすることにより、 無理な操作によりカバー体の口ックを解除して しまうようなことを防止し、 正確な情報信号の記録又は再生を行う ことができる。

Claims

請求の範囲

1 . ベースに回動自在に設けられ、 挿入される光磁気ディスクを保 持すると共にディスク挿脱位置とディスク装着位置との間を移動す るホルダと、

上記ベースに設けられ、 上記ホルダより上記ディスク装着位匿ま で移動され、 載置された上記光磁気ディスクを回転駆動する夕一ン テーブルと、

上記べ一スに摺動可能に設けられ、 上記回転駆動される光磁気デ ィスクの信号記録面にレーザ光を照射することにより記録される情 報信号を読み出す光ピックアツプと、

上記光磁気デイスクを挟んで上記光ピックァップと対向する位置 に配され、 上記光磁気ディスクに接触又は近接した記録位置と上記 光磁気ディスクから離間した非記録位置との間を移動可能な磁気へ ッ ドと、

上記光ピックアツプと上記磁気へッ ドを連結する連結部材と、 上記ベースに回動自在に設けられ、 上記ホルダに保持される光磁 気ディスクを押圧部により押圧して排出する方向に付勢されるイジ ェク トレバーとを備え、

上記ィジェク トレバーは、 上記光ビックアツプ周辺に配されると 共に当該ィジェク トレバーの主部が上記ベース面に沿うように設け られ、 且つ、 上記イジェク トレバーの回動軌跡と上記連結部材の移 動軌跡が異なる光磁気デイスク記録再生装置。

2 . 上記イジェク トレバーは、 上記イジェク トレバーに設けられる 上記押圧部が上記ベース面から突出するように形成されている請求 の範囲第 1項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

3 . 上記装置は、 少なく とも上記ターンテーブルを回転駆動する電 池を備え、 上記電池は、 上記光ピックアップ及び上記イジェク トレ バーが配される位置と装置本体の中央部を介して略対向する位置で あり且つ上記ベースの底而側に装填される請求の範 M第 1項記載の 光磁気ディスク記録再生装置。

4 . 上記バッテリは、 直方体であり、 当該直方体の最短辺が上記べ ース面に対する法線方向に一致するような方向で上記装置本体に装 填される請求の範囲第 3項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

5 . 更に、 上記光磁気ディスクはカート リ ッジに収納され、 上記光 磁気ディスクが上記ホルダの所定位置に挿入されるに従って上記力 —ト リッジに設けられた開口を開閉するシャッ夕に係合し、 上記シ ャッ夕を開放方向に押圧する舌片状のシャッ夕開放部材を備え、 上 記シャッ夕開放部材の主面の少なく とも一方から表面が曲面である 突部が突出するように設けられている請求の範囲第 1項記載の光磁 気ディスク記録再生装置。

6 . 上記シャツ夕開放部材は、 上記ホルダに形成されている請求の 範囲第 5項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

7 . 上記シャツ夕開放部材は、 上記カート リ ッジが上記ホルダに揷 入されるに従って、 上記力一ト リッジの側面に形成される溝部に進 入すると共に、 上記溝部内に設けられる上記シャツ夕を閉塞位置に ロックする口ック部を押圧することにより当該口ックを解除し、 更 なる上記挿入により上記シャツ夕を開放方向に押圧移動する請求の 範囲第 6項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

8 . 上記シャツ夕開放部材は、 上記主面の周縁部が一の方向に折り 曲げ加工されることにより折り曲げ縁を有し、 上記突部が上記折り 曲げ縁と同一方向に突出されると共に当該突部の高さは上記折り曲 げ縁の折り曲げ高さよりも高くなるように形成されている請求の範 囲第 6項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

9 . 更に、 上記ホルダに設けられ、 上記磁気ヘッ ドが記録位置と非 記録位置との間を移動するように当該磁気へッ ドを押圧するへッ ド 移動部材と、 上記へッ ド移動部材を上記光磁気ディスクから離間す る方向へ付勢する付勢手段とを備える請求の範囲第 1項記載の光磁 気ディスク記録再生装置。

1 0 . 上記へッ ド移動部材は上記ホルダに回動自在に設けられ、 更に、 上記へッ ド移動部材の一端を押圧し、 上記へッ ド移動部材 を回動するように移動制御する制御部材を備え、

上記制御部材は、 ユーザによる上記光磁気ディスクに対する記録 指示に応じて、 上記へッ ド移動部材の他端に係合する上記付勢手段 の付勢力に杭して上記へッ ド移動部材の一端を押圧し、 上記磁気へ ッ ドを記録位置に移動するように制御する請求の範囲第 9項記載の 光磁気ディスク記録再生装置。

1 1 . 上記制御部材の、 上記ユーザによる上記光磁気ディスクに対 する再生指示に応じて、 上記へッ ド移動部材の一端との係合が解除 する方向への移動に伴い、 上記ヘッ ド移動部材は、 上記付勢手段に よる付勢力により回動され、 上記磁気へッ ドを上記非記録位置方向 に押圧移動する請求の範囲第 1 0項記載の光磁気ディスク記録再生

1 2 . 上記付勢手段は、 上記ホルダの天板に一体に形成されている 請求の範囲第 9項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

1 3 . 少なく とも上記光ピックアップ及び上記磁気へッ ドを開閉す るカバ一体を閉塞位置に口ックする口ック位置と該ロックを解除す る口ック解除位置との間を移動する口ックレバ一と、

上記口ックレバーの口ック解除位置への移動を規制する規制位置 と上記口ックレバ一の口ック解除位置への移動を許容する非規制位 置との間を移動する規制手段と、

上記口ックレバーを上記口ック位置へ向けて付勢する第 1の付勢 手段と、

上記口ックレバーと操作部との間を連結すると共に当該操作部を 上記口ックレバーの口ック位置と同じ方向へ付勢し且つ上記第 1の 付勢手段の付勢力より大きな付勢力を有する第 2の付勢手段とを備 える請求の範囲第 1項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

1 4 . 上記規制手段が上記非規制位置にあり且つ上記操作部が上記 口ック解除位置方向へ移動されるとき、 上記操作部と共に上記口ッ クレバーが上記第 1の付勢手段に杭して上記口ック解除位置へ移動 され、 上記規制手段が上記規制位置にあり且つ上記操作部が上記口 ック解除位置方向へ移動されるとき、 上記操作部のみが上記第 2の 付勢手段に杭して上記口ック解除位置へと移動される請求の範囲第 1 3項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

1 5 . 上記操作部は、 上記光磁気ディスクに対する信号の記録を指 示し、 上記規制手段は、 上記操作部による記録指示に応じて上記非 規制位置から規制位置に移動する請求の範囲第 1 4項記載の光磁気 ディスク記録再生装置。

1 6 . ベースに回動自在に設けられ、 挿入される光ディスクを保持 すると共にディスク挿脱位置とディスク装着位置との間を移動する ホルダと、

上記ベースに設けられ、 上記ホルダより上記ディスク装着位置ま で移動され、 載置された上記光ディスクを回転駆動するターンテー ブルと、

上記ベースに摺動可能に設けられ、 上記回転駆動される光ディス クの信号 録面にレーザ光を照射することにより記録される信 を 読み出す光ピックアツプと、

上記ベースに回動自在に設けられ、 上記ホルダに保持される光デ イスクを押圧部により押圧して排出する方向に付勢されるィジェク トレバーとを備え、

上記ィジェク トレバーは、 上記光ピックアップ周辺に配されると 共に当該ィジェク トレバ一は板状に形成され、 当該ィジヱク トレバ —の主部は上記ベース面に沿うように設けられる光磁気ディスク記 録再生装置。

1 7 . カート リッジに記憶媒体が収納される記憶媒体カート リ ッジ が所定位置に挿入されるに従って、 上記カートリッジに設けられた 開口を開閉するシャッ夕に係合し、 当該シャッ夕を開放方向に押圧 する舌片状のシャッ夕開放部材を備え、

上記シャッ夕開放部材の主面の少なく とも一方から、 表面が曲面 である突部が突出するように設けられる記憶媒体カート リ ッジのシ ャッ夕開放機構。

1 8 . 上記シャツ夕開放部材は、 挿入される上記記憶媒体力一ト リ ッジを保持すると共に記憶媒体揷脱位置と記憶媒体装着位置との間 を移動するホルダに形成されている請求の範囲第 1 7項記載のシャ ッ夕開放機構。

1 9 . 上記シャツ夕開放部材は、 上記記憶媒体カート リ ッジが上記 ホルダに挿入されるに従って、 上記カート リ ッジの側面に形成され る溝部に進入すると共に、 当該溝部内に設けられる上記シャッ夕を 閉塞位置に口ックするロック部を押圧することにより当該ロックを 解除し、 更なる上記挿入により上記シャッ夕を開放方向に押圧移動 する請求の範囲第 1 8項記載のシャツ夕開放機構。

2 0 . 上記シャツ夕開放部材は、 上記主面の周縁部が一の方向に折 り曲げ加工されることにより折り曲げ縁を有し、 上記突部が上記折 り曲げ縁と同一方向に突出されると共に当該突部の高さは上記折り 曲げ縁の折り曲げ高さよりも高くなるように形成されている請求の 範囲第 1 8項記載のシャツ夕開放機構。

2 1 . ベースに回動自在に設けられ、 挿入される光磁気ディスクを 保持すると共にディスク揷脱位置とディスク装着位置との間を移動 するホルダと、

上記ベースに設けられ、 上記ホルダより上記ディスク装着位置ま で移動され、 載置された上記光磁気ディスクを回転駆動する夕一ン テーブルと、

上記ベースに摺動可能に設けられ、 上記回転駆動される光磁気デ イスクの信号記録面にレーザ光を照射することにより記録される信 号を読み出す光ピックアップと、

上記光ピックアツプに支持され、 上記光ピックアップと上記光磁 気ディスクを挟んで対向する側に配され、 上記光磁気ディスクに接 触又は近接した記録位置と上記光磁気デイスクから離間した非記録 位置との間を移動可能な磁気へッ ドと、

上記ホルダに設けられ、 上記磁気へッ ドが記録位置と非記録位置 との間を移動するように当該磁気へッ ドを押圧するへッ ド移動部材 と、

上記へッ ド移動部材を上記光磁気ディスクから離間する方向へ付 勢する付勢手段とを備える光磁気ディスク記録再生装置。

2 2 . 上記へッ ド移動部材は上記ホルダに回動自在に設けられ、 に、 上記ヘッ ド移動部材の一端に係合押圧し、 当該ヘッ ド部材 を回動するように移動制御する制御部材を備え、

上記制御部材は、 ユーザによる上記光磁気ディスクに対する記録 指示に応じて、 上記へッ ド移動部材の他端に係合する上記付勢手段 の付勢力に杭して上記へッ ド移動部材の一端を係合押圧し、 上記磁 気へッ ドを記録位置に移動するように制御する請求の範囲第 2 1項 記載の光磁気ディスク記録再生装置。

2 3 . 上記制御部材の、 上記ユーザによる上記光磁気ディスクに対 する再生指示に応じて、 上記へッ ド移動部材の一端との係合が解除 する方向への移動に伴い、 上記ヘッ ド移動部材は、 上記付勢手段に よる付勢力により回動され、 上記磁気へッ ドを上記非記録位置方向 に押圧移動する請求の範囲第 2 2項記載の光磁気ディスク記録再生

2 4 . 上記付勢手段は、 上記ホルダの天板に一体に形成されている 請求の範囲第 2 1項記載の光磁気ディスク記録再生装置。

2 5 . 本体部を開閉するカバー体を閉塞位置に口ックするロック位 置と該ロックを解除するロック解除位置との間を移動するロックレ バーと、

上記口ックレバーの口ック解除位置への移動を規制する規制位置 と上記口ックレバーの口ック解除位置への移動を許容する非規制位 置との間を移動する規制手段と、

上記口ックレバーを上記口ック位置へ向けて付勢する第 1の付勢 手段と、

上記ロックレバーと操作部との間を連結すると共に当該操作部を 上記口ックレバーの口ック位置と同じ方向へ付勢し且つ上記第 1の 付勢手段の付勢力より太きな付勢力を有する第 2の付勢手段とを備 えるカバ一体の口ック機構。

2 6 . 上記規制手段が上記非規制位置にあり且つ上記操作部が上記 口ック解除位置方向へ移動されるとき、 上記操作部と共に上記口ッ クレバーが上記第 1の付勢手段に杭して上記口ック解除位置へ移動 され、 上記規制手段が上記規制位置にあり且つ上記操作部が上記口 ック解除位置方向へ移動されるとき、 上記操作部のみが上記第 2の 付勢手段に杭して上記口ック解除位置へと移動される請求の範囲第 2 5項記載のカバ一体の口ック機構。

2 7 . 上記本体部は、 装着される記憶媒体に対して情報信号を記録 可能であり、

上記操作部は、 上記記録を指示し、

上記規制手段は、 上記操作部による記録指示に応じて上記非規制 位置から規制位置に移動する請求の範囲第 2 6項記載のカバー体の 口ック機構。