JPH10275393A - カートリッジ装着装置 - Google Patents

カートリッジ装着装置

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JPH10275393A
JPH10275393A JP8044197A JP8044197A JPH10275393A JP H10275393 A JPH10275393 A JP H10275393A JP 8044197 A JP8044197 A JP 8044197A JP 8044197 A JP8044197 A JP 8044197A JP H10275393 A JPH10275393 A JP H10275393A
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cartridge
holder
discharging
urging
pressing
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JP8044197A
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Inventor
Shinobu Okuyama
忍 奥山
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で小型化に結び付くカートリッジ装
着装置を提供する。 【解決手段】カートリッジ装着装置は、挿入してホルダ
7に保持されるカートリッジ6を挟み挿入方向に互いに
対向して開口している一対の第1の開口部7b及び第2の
開口部7cと、一方の第1の開口部7bから挿入して新たに
装着しようとする未装着カートリッジ62の挿入力で既に
装着されている既装着カートリッジ61を押圧して、他方
の第2の開口部7cから既装着カートリッジ61を排出する
ことを可能とする押圧排出手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクの記録再
生装置に用いられて、ディスクを内蔵するカートリッジ
の挿入と排出を同時に行うカートリッジ装着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カートリッジの挿入と排出を同時に行う
従来技術のカートリッジ装着装置としては、例えば、特
開平8−203181号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
示技術のカートリッジ装着装置では、縦方向あるいは横
方向にカートリッジ2枚分のスペースを必要とするた
め、携帯型の記録再生装置には適さないという点があ
る。特に、携帯型の場合はカートリッジを手動で装着排
出するので取扱操作を簡単に且つ構成を簡素化したいと
いう課題がある。したがって、本発明の目的は、簡単な
構成でカートリッジ装着装置の挿入と排出を同時に行え
て小型化に結び付くことができるカートリッジ装着装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明によるカートリッジ装着装置の特徴は、挿入してホル
ダに保持されるカートリッジを挟み前記挿入方向に並ん
で対向開口している一対の開口部と、一方の前記開口部
から挿入して新たに装着しようとする未装着カートリッ
ジの挿入力で既に装着されている既装着カートリッジを
押圧して、他方の前記開口部から前記既装着カートリッ
ジを排出することを可能とする押圧排出手段とを備える
点にある。
【0005】また、他の特徴は、挿入されるカートリッ
ジを保持するホルダと、該カートリッジを挟んで前記挿
入方向に互いに対向して開口する一対の開口部と、一方
の前記開口部から挿入して新たに装着しようとする未装
着カートリッジの挿入力を変換した押圧力によって既に
装着されている既装着カートリッジを他方の前記開口部
から排出することを可能とする押圧排出手段と、前記既
装着カートリッジを再生位置から排出位置に移動する移
動手段とを備え、前記移動手段は、前記ホルダと係合し
前記既装着カートリッジと共に移動するよう前記ホルダ
を案内するベースと、前記ホルダを前記移動方向に付勢
するホルダ付勢部と、前記再生位置にて前記ホルダ付勢
部の付勢力に抗して一旦拘束した前記ホルダの該拘束を
解除するホルダ拘束解除部とを含み構成されることにあ
る。
【0006】更に、別の特徴は、挿入されるカートリッ
ジを保持するホルダと、該カートリッジを挟み前記挿入
方向に並んで対向開口している一対の開口部と、一方の
前記開口部から挿入して新たに装着しようとする未装着
カートリッジの挿入力を押圧力に変換し該押圧力によっ
て既に装着されている既装着カートリッジを他方の前記
開口部から排出することを可能とする押圧排出手段と、
再生位置にて前記ホルダに保持された前記既装着カート
リッジを一般排出状態及び押圧排出状態の位置に移動す
る移動手段とを具備し、前記移動手段は、前記既装着カ
ートリッジを載置部に載せて移動する昇降部材と、該昇
降部材を移動方向に付勢する昇降部材付勢部と、前記昇
降部材が有するピンと係合し前記昇降部材付勢部の付勢
力に従って当該昇降部材の移動を案内する溝を有するカ
ム部材とを含み構成されるところにある。
【0007】本発明によれば、互いに対向して開口して
いる一対の開口部の一方から新たに挿入するカートリッ
ジの挿入力を利用して既装着のカートリッジを押圧排出
するので、構造が簡素化される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照し説明する。携帯型の光ディスク再生装
置を取り上げて、本発明のカートリッジ装着装置( 以
下、装着装置または装置と略す)の実施の形態を2つ示
しており、第1の実施の形態について、図1〜図21を
参照しながら説明する。まず、図1,図2から、本発明
による装着装置の特徴について説明する。
図1は、本発明による一
実施例のカートリッジ装着装置を示す側面図である。理
解し易いように部分的に内部を透視した図象で示してい
る。図2は、図1の平面図である。
【0009】図1,図2において、本発明のカートリッ
ジ装着装置の特徴は、装着装置に挿入されるカートリッ
ジ6( なお、ディスクカートリッジとも呼称する。ま
た、後述する既装着カートリッジ61と未装着カートリッ
ジ62に該当するもの)を、 所定位置にて保持するホルダ
7(なお、カートリッジホルダとも呼称する)のカートリ
ッジ挿入方向に対し、該挿入方向の延長線に略垂直に対
向し合って前後関係にある部位に、開口している一対の
対向開口部( 後述する一実施例のカートリッジ装着装置
の第1の開口部7bと第2の開口部7cに該当 )を設けて、
該一方の対向開口部7bから挿入し、ホルダ7の所定位置
に新たに装着する未装着カートリッジ62の挿入力で、既
に所定位置に装着されている既装着カートリッジ61を押
圧して、他方の対向開口部7cから該既装着カートリッジ
61を排出することにある。
【0010】上記特徴について、第1の実施の形態から
詳説する。第1の実施の形態のカートリッジ装着装置の
構成は、次ぎの通りである。図3は、カートリッジ未装
着状態(ホルダ下降時の再生状態)を示す図である。図4
は、カートリッジ未装着状態( ホルダ上昇時の装着・交
換状態)を示す図である。図5は、図3及び図4の平面
図である。
【0011】図3〜図5に示す装着装置のベース1に
は、カートリッジ6が内蔵する光ディスクなどのディス
ク(図示せず)を回転させるスピンドルモータ3や、光ピ
ックアップ(図示せず)をスピンドルモータ3の径方向へ
移動可能に支持するスライド軸(図示せず)などが取り付
けられている。ディスクはカートリッジ6に収納されて
おり、ベース1が有するピン1aに、カートリッジ6を装
着保持するホルダ7の案内部7aが係合し、ホルダ7が装
置の上下方向に移動可能に取り付けられている。ホルダ
7の前後部位には、装置前方側に一方の対向開口部とし
ての第1の開口部7bが、また、装置後方側に他方の対向
開口部としての第2の開口部7cが設けられている。
【0012】一方、図2に戻って、カートリッジ6( 即
ち、既装着カートリッジ61または未装着カートリッジ6
2)のシャッタ6aは、 シャッタ付勢ばね6dによって一方
向へ付勢されており、シャッタ6aの一部に凸部6bが設け
られている。そして、ホルダ7に設けられたシャッタ案
内溝7dによって、カートリッジ6が挿入移動したときに
該凸部6bが案内され、カートリッジ6の挿入力とシャッ
タ付勢ばね6dの付勢力とでシャッタ6aの開閉が行われ
る。
【0013】即ち、ホルダ7は、挿入される既装着カー
トリッジ61のシャッタ6aを開き、押し出されて排出され
る既装着カートリッジ61側のシャッタ6aを閉じるとい
う、両カートリッジの各シャッタ6aの開閉動作を連続し
て実行することを可能とする連通したシャッタ案内溝7d
を有することになる。換言すれば、本発明によるカート
リッジ装着装置の他の特徴は、他方の開口部としての第
2の開口部7cからの押圧排出動作に連動して既装着カー
トリッジ61が有するシャッタ6aを閉じる手段を設ける点
にある。
【0014】更に、図2に示すように、ホルダ7の内部
の側部には、球状のカートリッジ付勢部材7eとその収納
部7fが設けられており、カートリッジ付勢部材7eはカー
トリッジ付勢ばね7gにより収納部7fから突出している。
従って、図1,図2に示すように、ホルダ7にカートリ
ッジ6が挿入されると、カートリッジ付勢部材7eはカー
トリッジ6の側面部に当接して、一旦収納部7f内に押し
込まれて収まる。その後の挿入にて、カートリッジ6に
設けられた凹部6cとカートリッジ付勢部材7eの位置が合
った所で、カートリッジ付勢部材7eが凹部6c内に嵌め込
まれることにより、後掲する図9のようにカートリッジ
6がホルダ7の所定位置に装着される。
【0015】以上を纏めれば、ホルダに備えられるカー
トリッジ付勢手段は、装着装置の第1の開口部よりカー
トリッジが挿入されると、カートリッジ内の光ディスク
が装置ターンテーブルに装着可能な位置で、挿入力に抵
抗して保持がなされかつ押圧力によって外れるようにす
るのが理想的である。従って、本発明によるカートリッ
ジ装着装置の別の特徴は、 カートリッジを保持するホ
ルダの保持力(のうちの挿入方向の分力)は押圧力(挿入
力を変換した押圧力)より越えないことにある。そし
て、例えば、カートリッジの一部に凹部を設け、この凹
部がホルダに挿入された際に、前述の位置でホルダのカ
ートリッジ摺動面の一部に設けられる凸部により保持が
されるようにする。なお、この凸部はホルダの内側に設
けられる収納部内にあり、カートリッジ摺動面に対して
一部が突出するような方向にばね等で付勢されている。
【0016】一方、図3〜図4に示すように、ホルダ7
とベース1との間にはホルダ付勢ばね8が設けられ、こ
のホルダ付勢ばね8によって、 ホルダ7(および該ホル
ダ7の上部に取り付けられる上蓋9)が、 ベース1に対
して装置上部に突出する位置(ホルダ上昇時の挿入状態
位置)に付勢される。そして、図4に示すような上昇時
の状態で、ホルダ付勢ばね8は元の状態に戻り、ホルダ
7へのカートリッジ6の挿入装着が可能な位置となる。
尚、図3に示すようなホルダ下降時の状態で光ディスク
の再生が行われ、このときホルダ付勢ばね8は、伸長し
た状態にある。
【0017】ところで、図3に示すように、ベース1に
固定されるシャーシ10には、ホルダ拘束解除部としての
ホルダ保持部材11が装置の前後方向に摺動可能に支持さ
れ、ホルダ保持部材付勢ばね11aによって装置前方側に
付勢されている。 そして、ホルダ保持部材11の一部と
しての操作部11cは、装置の外に突出している。 更に、
イジェクトレバー12が回動可能にシャーシ10に固定され
ており、イジェクトレバー付勢ばね12aによって一方に
付勢されている。
【0018】更に、ホルダ7の一部には、鉤部7hが設け
られており、上蓋9と共にホルダ7が装置上部に突出す
る位置にホルダ付勢ばね8によって付勢されている図4
に示すような状態で、第1の開口部7bよりカートリッジ
6を装着してから、図3に示すような状態へ、挿入した
カートリッジ6と共にホルダ7の上蓋9を装置下方に押
し込むと ホルダ保持部材11の凸部11bが鉤部7hに係合し
てホルダ7を拘束し、ホルダ7が装置下方の再生位置に
て保持される。 そして、ホルダ7内のハブ(図示せず)
を有する光ディスクは、スピンドルモータ3上のターン
テーブル(図示せず)に備えられている磁石(図示せず)に
よってターンテーブルに装着され、 再生可能となる。
【0019】なお、詳細説明は省略するが、カートリッ
ジを挿入する手段、または、カートリッジを押圧する手
段、即ち、押圧排出手段や、カートリッジを押し下げる
手段などを、使用者の手動手段ではなく、機械的な駆動
手段に置換しても可であることは言うまでもない。
【0020】次に、以上の構成のカートリッジ装着装置
の動作について説明する。まず、ホルダ7が空の状態に
あって、初めてカートリッジ6を装着する動作について
説明する。図3のカートリッジ6が装着されていない状
態で、図4の矢印のように、ホルダ保持部材付勢ばね11
aに抗して、ホルダ保持部材11の操作部11cを装置後方へ
押すと、ホルダ7の鉤部7hとホルダ保持部材11の凸部11
bの係合が外れ、 ホルダ付勢ばね8により付勢され、ホ
ルダ7と上蓋9とが、案内部7aに沿って装置の上方向に
移動し、 図4のように、ベース1に対して装置上部に
突出する再生位置(即ち、再生状態の位置)から排出位置
(即ち、排出状態の位置)に移動して、 ディスク装着・交
換状態になる。
【0021】図6は、装着動作開始状態を示す図であ
る。図7は、装着動作途中状態を示す図である。図8
は、図7の平面図である。図9は、装着動作完了状態を
示す図である。 図4のディスク装着・交換
状態において、 図6〜図8のように、カートリッジ6
をホルダ7の第1の開口部7bより挿入すると、カートリ
ッジ6の側面部によって押されて、カートリッジ付勢部
材7eは、一旦収納部7f内に引っ込むが、カートリッジ6
に設けられた凹部6cとカートリッジ付勢部材7eとの位置
が合った所で、カートリッジ付勢部材7eが突出して凹部
6c内に収まり、最終的に図9のようにカートリッジ6が
ホルダ7の所定位置に装着される。
【0022】図10は、図1のカートリッジ装着装置の
ディスク再生状態を示す図である。図11は、図10の
平面図である。図12は、図10の正面図である。図1
0〜図12のように、上蓋9を装置下方に押し込むと、
ホルダ7がホルダ付勢ばね8を伸長して装置下方に移動
し、 ホルダ保持部材11の凸部11bがホルダ7の鉤部7hに
係合して、ホルダ7は装置下方の位置に保持される。こ
のとき、シャッタ6aの凸部6bがホルダ7のシャッタ案内
溝7dに案内されて、シャッタ付勢ばね6dに抗してシャッ
タ6aを開くので、ターンテーブルに装着されたディスク
は、再生が可能な状態となる。
【0023】次ぎに、ホルダ下降時のディスク再生状態
からホルダ上昇時のディスク交換状態への動作について
説明する。図13は、ディスク交換状態を示す図であ
る。図14は、図13の正面図である。図15は、図1
3のディスク交換状態の継続動作を示す図である。再生
が終了して別のカートリッジに交換したい場合は、図1
0の再生状態から図13に示す状態のように、ホルダ保
持部材11の操作部11cを、 ホルダ保持部材付勢ばね11a
に抗して、ホルダ7の鉤部7hがホルダ保持部材11の凸部
11bから解放されるように、装置後方へ押し込む。そし
て、ホルダ付勢ばね8の付勢力によって、ホルダ7が装
置上部に上昇し、図13,図14のような排出位置にな
ってディスク交換状態になる。 なお、凸部11bが鉤部7h
を解放した後に、図15に示すように、操作部11cを離
すと、ホルダ保持部材付勢ばね11aに付勢されているホ
ルダ保持部材11は元の位置に戻る。
【0024】次ぎに、前述した未装着カートリッジ62に
よる既装着カートリッジ61の押圧排出の動作について説
明する。図16は、押圧排出動作開始状態を示す図であ
る。図17は、押圧排出動作完了状態を示す図である。
なお、押圧排出動作途中状態は、図1,図2に示した。
図16のように、第1の開口部7bより新たに未装着カー
トリッジ62を挿入すると、装着されていた既装着カート
リッジ61が、挿入されてくる未装着カートリッジ62に押
される。そして、図1,図2のような途中状態を経て、
図17のように既装着カートリッジ61は未装着カートリ
ッジ62に装着のための所定位置を明け渡し、該既装着カ
ートリッジ61は第2の開口部7cから排出されると共に、
新たに挿入された未装着カートリッジ62は、該未装着カ
ートリッジ62の凹部6cにカートリッジ付勢部材7eが収ま
り、ホルダ7の所定位置に装着される。
【0025】尚、本実施の形態においては、一方の開口
部から挿入して新たに装着しようとする未装着カートリ
ッジの挿入力を押圧力に変換し、該押圧力によって既に
装着されている既装着カートリッジを他方の開口部から
押圧排出することを可能とする押圧排出手段は、一対の
第1の開口部7b及び第2の開口部7cと、シャッタ案内溝
7dを有するホルダ7等に該当する。そして、使用者の手
動手段の代わりに機械的な駆動手段にて押圧排出する構
成であれば、この押圧排出する駆動手段も本発明の押圧
排出手段に含まれる。
【0026】次ぎに、押圧排出しない場合のカートリッ
ジ6の一般排出について、その構成と動作について説明
する。図18は、一般排出動作開始状態を示す図であ
る。図19は、図18の平面図である。図20は、一般
排出動作途中状態を示す図である。図21は、図20の
平面図である。即ち、装着されていたカートリッジ6を
取り出しホルダ7を空にする場合は、図10のディスク
再生状態にて、 操作部11cを押して図13のディスク交
換状態とする。さらに、そのまま操作部11cの押圧操作
を止めないで、 装置後方へ押して、 図18に示すよう
に、ホルダ保持部材11の装置後方端11dにて、イジェク
トレバー12の一方端を押してイジェクトレバー12を回動
し、イジェクトレバー12の他方端で、カートリッジ6を
押し始める。このとき、イジェクトレバー付勢ばね12a
は、操作部11cの押圧操作によって引っ張られて伸長す
る。 更に、操作部11cの押圧操作を続けて、図20に示
すように、カートリッジ6のホルダ7からの排出動作が
行われる。すなわち、本発明のカートリッジ装着装置の
もう一つ別の特徴は、イジェクタ手段としてのイジェク
トレバー12は、排出位置に移動した既装着カートリッジ
61を、ホルダ拘束解除部としてのホルダ保持部11の解除
動作に継続する動作に連動して回動して、一方の開口部
としての第1の開口部7bの方向へ付勢しながら排出する
ことにある。このようにホルダ保持部11の解除動作に連
動させることは、 操作部11cを使用者が押圧操作するカ
ートリッジ装着装置の構成の簡素化に有効である。
【0027】尚、イジェクトレバー12が既装着カートリ
ッジ61の排出移動を妨げないよう、イジェクトレバー12
は、回動排出する動作を実行する前の状態では、押圧排
出手段によって排出される既装着カートリッジ61の排出
移動占有領域から退避していることが望ましい。 ま
た、図12に示すように、ホルダ保持部材11の操作部11
cは、シャーシ10の一部からカートリッジ装着装置の外
部に突出させ、カートリッジ6を排出するイジェクト動
作の際は、 操作部11cの外部突出部分を使用者が押圧操
作することが望ましいが、他の駆動装置で押圧操作する
も可である。更に、本実施の形態の構成では、イジェク
トレバー12は、既装着カートリッジを第1の開口部7bの
方向へ付勢しながら排出するが、第2の開口部7cの方向
へ付勢しながら排出する構成とすることも可能である。
【0028】次に、第2の実施の形態について、図22
〜図31を参照しながら説明する。第2の実施の形態と
して説明するカートリッジ装着装置の構成は、次ぎの通
りである。図22は、本発明による他の実施例のカート
リッジ装着装置を示す側面図である。カートリッジ装着
装置の装着動作開始状態を示している。図23は、図2
2の平面図である。図24は、装着動作途中状態を示す
図である。図において、装着装置には、カートリッジ6
を装着するためのホルダ7が備えられ、ホルダ7のホル
ダ中央部には、光ディスク(図示せず)を回転させるスピ
ンドルモータ3が備えられている。また、装着装置には
光ピックアップ(図示せず)をスピンドルモータ3の径方
向へ移動可能に支持するスライド機構(図示せず)が設け
られている。
【0029】カートリッジ6の左右の両側面には側面凸
部6fが設けられており、カートリッジ6の挿入動作に伴
って、側面凸部6fがホルダ7の水平案内溝7jおよび垂直
案内溝7kによって案内されて、カートリッジ6のホルダ
7の所定位置への装着動作とスピンドルモータ3に対す
る昇降動作とが為される。なお、ホルダ7の挿入前面側
にはノゾキ7mが設けられていて、また、後述する昇降部
材18には載置部としての爪部18mが設けられていて、ノ
ゾキ7m及び爪部18mは挿入または排出時にカートリッジ
6を載置してカートリッジ6の挿入動作を円滑にしてい
る。
【0030】装置の前面には前面開閉扉10aが、後面に
は後面開閉扉10bが設けられ、前面開閉扉10aの近傍には
装置の第1の開口部7bがあり、後面開閉扉10bの近傍に
は装置の第2の開口部7cがある。 そして、前面開閉扉1
0aと第1の開口部7bとを通過して、カートリッジ6の挿
入または排出動作が、 第2の開口部7cと後面開閉扉10b
とを経てカートリッジ6の押圧排出動作が行われる。ま
た、装置には昇降部材18が設けられ、昇降部材付勢ばね
19により装置下方へ付勢される。イジェクトレバー22
は、カートリッジ6がホルダ7に挿入されると、ロック
レバー20によって拘束されるように設定されている。ま
た、ロックレバー20は、ロックレバー20が有するピン20
aのカム部材21の第2の案内溝21bによる案内によって、
そして、イジェクトレバー22は、イジェクトレバー22が
有するピン22aのカム部材21の第1の案内溝21aによる
案内によって、 ホルダ7に対して昇降するように設定
されている。
【0031】更に、昇降部材18は、昇降部材付勢ばね19
により下方に付勢されているので、昇降部材18が有する
ピン18aの カム部材21の昇降案内溝21cによる案内によ
って装置上下方向に対する位置が決定される。尚、カム
部材21は、カム部材付勢ばね23によって装置前方へ付勢
されているが、 ピン18aが昇降案内溝21cの中央部に位
置した状態では、昇降部材付勢ばね19の付勢力がカム部
材付勢ばね23の付勢力より勝り、昇降部材18が下方位置
にそのまま保持されるように、昇降部材付勢ばね19とカ
ム部材付勢ばね23のばね仕様が設定されている。また、
ロックレバー20は、ロックレバーホルダ25内に収納され
ていて、ロックレバーホルダ25は、ホルダ7に対して装
置の前後方向に摺動可能に設けられている。
【0032】カートリッジ6が装着されていないとき、
カートリッジ6のシャッタ6aは、シャッタ6aの端部6xと
カートリッジ6との間に設けられたシャッタ付勢ばね6d
によって閉じられる方向に付勢されている。昇降部材18
の一部には、シャッタ開閉レバー24と該レバーを収納す
るシャッタ開閉レバー収納部18xが設けられており、該
収納部内のレバー付勢ばね24bによって、シャッタ開閉
レバー24の先端部24aが挿入されて来るカートリッジ6
の側面部に当接するように内側に突出している。そし
て、カートリッジ6がホルダ7に挿入されたときに、
先端部24aがシャッタ6aに設けたシャッタ凹部6hに引っ
掛かって係合することによって、シャッタ付勢ばね6dに
抗してシャッタ6aが開かれる。一方、未装着カートリッ
ジ62で既装着カートリッジ61を押し出すときは、未装着
カートリッジ62が既装着カートリッジ61に設けられたス
トッパ6yを押圧し、押されたストッパ6yがシャッタ6aを
押してシャッタ凹部6hと先端部24aとの係合を外すの
で、 排出される既装着カートリッジ61のシャッタ6aが
シャッタ付勢ばね6dによって閉じられる。
【0033】次に、以上のような構成の装置の動作につ
いて説明する。まず、ホルダ7が空の状態にあって、初
めてカートリッジ6を装着する動作について説明する。
図22,図23のように、ホルダ7が空の状態のときに
カートリッジ6を装置前方より挿入すると、ノゾキ7mに
載置されたカートリッジ6は、側面凸部6fと水平案内溝
7jとによって案内されながらホルダ7の内部を水平移動
して、カートリッジ6の挿入先端部が、ロックレバーホ
ルダ25内のロックレバー20をレバー付勢ばね20bに抗し
て押圧する。ロックレバー20が押されると、 図24の
ように、装置後方へ移動すると共に、第2の案内溝21b
に係合するピン20aがカム部材21を装置後方へ拘引す
る。一方、イジェクトレバー22の当接端22bもカートリ
ッジ6の挿入先端部によって装置後方へ押し込まれる。
【0034】図25は、図24の装着動作途中状態の継
続動作を示す図である。図26は、図25の平面図であ
る。図27は、図25の正面図である。図25,図2
6,図27に示すような奥の位置にまで、更に、カート
リッジ6を挿入すると、昇降部材付勢ばね19の下方方向
への付勢力が働き始めて、昇降部材18が即ちピン18a
が、 昇降案内溝21cに沿って装置下方へ移動する。昇降
部材18の下降に従って爪部18mが下降すると、 昇降部材
付勢ばね19により昇降部材18の上面部18c(上面爪部)が
カートリッジ6を下方に押すので、 カートリッジ6の
側面凸部6fは垂直案内溝7kに沿ってホルダ7の内部を垂
直に下方へ移動して、カートリッジ6がホルダ7内に落
ち着く。そして、所定再生位置にてカートリッジ6内の
光ディスクはスピンドルモータ3等に載置される。同時
に、昇降部材18が下降すると共に、イジェクトレバー22
及びロックレバー20は、それぞれに対応した第1の案内
溝21aおよび第2の案内溝21bに沿って下方へ移動する。
そして、図28,図29に示す再生状態となる。
【0035】図28は、ディスク再生状態を示す図であ
る。図29は、図28の正面図である。図29におい
て、昇降部材18の上面部18cは、 上から押圧してカート
リッジ6を固持する。また、イジェクトレバー22の下方
移動がロックレバー20の下方移動よりも大きく設定して
あるので、イジェクトレバー22がロックレバー20に乗り
上がる状態となって、ロックレバー20がイジェクトレバ
ー22をロックする。更に、図28,図29に示すような
状態においては、カム部材付勢ばね23はカム部材21を付
勢している状態にあり、本実施例では昇降部材付勢ばね
19の付勢力がカム部材付勢ばね23の付勢力よりも勝るよ
うに設定しているので、昇降部材付勢ばね19によって
ピン18aが昇降案内溝21cの中央部に位置した中央凹部
に付勢されて、昇降部材18はその位置を保持している。
【0036】次ぎに、装着されていたカートリッジ6を
取り出しホルダ7を空にするという第2の実施の形態の
一般排出について説明する。図28,図29に示すよう
に装着されたカートリッジ6を取り出す場合は、カム部
材付勢ばね23に抗して、且つ前述のロックを解除して、
カム部材21のカム操作部21dを装置前方へ押すと、 上記
説明の図28〜図22の逆順に動作して、カートリッジ
6を排出することが可能である。即ち、再生位置にてホ
ルダ7に保持された既装着カートリッジ61を一般排出状
態(即ち、一般排出状態の位置)に移動して、その後、イ
ジェクトレバー22で既装着カートリッジ61を付勢して前
面開閉扉10aの近傍にある第1の開口部7bから排出する
ことが可能である。 尚、昇降部材付勢ばね19(による上
面部18cの付勢力 )に抗してカートリッジ6を上昇させ
るものは、昇降部材付勢ばね19の付勢力で上昇する昇降
部材18の爪部18mである。
【0037】一方、第2の実施の形態の押圧排出の場合
は、次ぎの通りである。図30は、押圧排出動作準備状
態を示す図である。図31は、押圧排出動作途中状態を
示す図である。
別のカートリッジ6(未装着カートリッジ62)を新
たに装着したい場合は、昇降部材18が下降した図28の
ディスク再生状態から、図30に示すように、カム部材
21のカム操作部21dを、更に装置後方へ押圧して、 移動
押圧排出動作準備状態とする。即ち、再生位置にてホル
ダ7に保持されていた既装着カートリッジ61を押圧排出
状態(即ち、押圧排出状態の位置)に移動して動作準備状
態にする。 尚、この時、カム部材21は最も装置後方へ
移動する。 そして、カム操作部21dを装置後方へ移動す
ると、昇降部材付勢ばね19に抗して昇降部材18のピン18
aが昇降案内溝21cに沿って上昇する。 しかしながら、
昇降部材18のみが上昇し、イジェクトレバー22及びロッ
クレバー20は、第1の案内溝21a及び第2の案内溝21bに
拘束されたままである。
【0038】換言すれば、 昇降部材18の爪部18mに載っ
ているカートリッジ6は上昇し、イジェクトレバー22及
びロックレバー20は下降したままである。そして、カー
トリッジ6の下面部6gよりも、イジェクトレバー22及
びロックレバー20の上部先端部が低い状態となり、即
ち、カートリッジ6が水平に移動しても該下面部6gが該
上部先端部に干渉しない状態となるように設定されてい
る。
【0039】換言すれば、 カム操作部21dが押圧操作さ
れて移動する移動手段としてのカム部材21は、既装着カ
ートリッジ61を押圧排出状態の位置に移動させる動作に
連動して、押圧排出手段が押圧排出するときの既装着カ
ートリッジ61の排出移動占有領域からイジェクタ手段と
してのイジェクトレバー22及びロックレバー20を退避さ
せる退避手段を有することになる。 一般にカム操作部2
1dは手動にて押圧操作されるので、カム部材21に連動し
て退避させる構成は簡素化の点で有効である。
【0040】そして、図31に示すように、押圧排出に
よるディスク交換が可能な状態となり、未装着カートリ
ッジ62で既装着カートリッジ61を押し出して、即ち、前
述の第1の実施の形態と同様な押圧排出動作が行われ
る。さらに、カム部材21のカム操作部21dを戻せば、図
28と同じ再生状態とすることができる。 このとき、
前述のように、既装着カートリッジ61側のシャッタ6a
は、シャッタ開閉レバー24とシャッタ凹部6hの係合が外
れて閉じられる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カートリ
ッジを交換する場合に、既装着のカートリッジの排出動
作と、未装着のカートリッジの挿入動作とを同時に行う
ことができ、従来に比べて交換操作を短時間に且つ容易
に行うことができるという効果がある。また、薄型化
し、スロットイン機能を付勢することも可能である。
【0042】更に、必要に応じて既装着のカートリッジ
だけを取り出す場合には、従来のようにイジェクト操作
部(ボタン等)のスライド操作によって取り出すものと併
用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のカートリッジ装着装置
を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1に示すカートリッジ装着装置のカートリッ
ジ未装着状態(ホルダ下降時の再生状態)を示す図であ
る。
【図4】図1に示すカートリッジ装着装置のカートリッ
ジ未装着状態(ホルダ上昇時の装着・交換状態)を示す図
である。
【図5】図3及び図4の平面図である。
【図6】図1に示すカートリッジ装着装置の装着動作開
始状態を示す図である。
【図7】図1に示すカートリッジ装着装置の装着動作途
中状態を示す図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図1に示すカートリッジ装着装置の装着動作完
了状態を示す図である。
【図10】図1のカートリッジ装着装置のディスク再生
状態を示す図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図10の正面図である。
【図13】図1のカートリッジ装着装置のディスク交換
状態を示す図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】図13のディスク交換状態の継続動作を示す
図である。
【図16】図1に示すカートリッジ装着装置の押圧排出
動作開始状態を示す図である。
【図17】図1に示すカートリッジ装着装置の押圧排出
動作完了状態を示す図である。
【図18】図1に示すカートリッジ装着装置の一般排出
動作開始状態を示す図である。
【図19】図18の平面図である。
【図20】図1に示すカートリッジ装着装置の一般排出
動作途中状態を示す図である。
【図21】図20の平面図である。
【図22】本発明による他の実施例のカートリッジ装着
装置を示す側面図である。
【図23】図22の平面図である。
【図24】図22に示すカートリッジ装着装置の装着動
作途中状態を示す図である。
【図25】図24の装着動作途中状態の継続動作を示す
図である。
【図26】図25の平面図である。
【図27】図25の正面図である。
【図28】図22のカートリッジ装着装置のディスク再
生状態を示す図である。
【図29】図28の正面図である。
【図30】図22に示すカートリッジ装着装置の押圧排
出動作準備状態を示す図である。
【図31】図22に示すカートリッジ装着装置の押圧排
出動作途中状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ベース、1a…ピン、3…スピンドルモータ、6…カ
ートリッジ、6a…シャッタ、6b…凸部、6c…凹部、6d…
シャッタ付勢ばね、6f…側面凸部、6h…シャッタ凹部、
6x…端部、6y…ストッパ、7…ホルダ7a…案内部、7b…
第1の開口部、7c…第2の開口部、7d…シャッタ案内
溝、7e…カートリッジ付勢部材、7f…収納部、7g…カー
トリッジ付勢ばね、7h…鉤部7j…水平案内溝、7k…垂直
案内溝、7m…ノゾキ、8…ホルダ付勢ばね、9…上蓋10
…シャーシ、10a…前面開閉扉、10b…後面開閉扉、11…
ホルダ保持部材、11a…ホルダ保持部材付勢ばね、11b…
凸部、11c…操作部、11d…装置後方端、12…イジェクト
レバー、12a…イジェクトレバー付勢ばね、18…昇降部
材、18a,20a,22a…ピン、18c…上面部、18m…爪部、1
8x…シャッタ開閉レバー収納部、19…昇降部材付勢ば
ね、20…ロックレバー、21…カム部材、21a…第1の案
内溝、21b…第2の案内溝、21c…昇降案内溝、21d…カ
ム操作部、22…イジェクトレバー、22b…当接端、23…
カム部材付勢ばね、24…シャッタ開閉レバー、24a…先
端部、24b…レバー付勢ばね、25…ロックレバーホル
ダ、61…既装着カートリッジ、62…未装着カートリッ
ジ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入してホルダに保持されるカートリッジ
    を挟み前記挿入方向に並んで対向開口している一対の開
    口部と、 一方の前記開口部から挿入して新たに装着しようとする
    未装着カートリッジの挿入力で既に装着されている既装
    着カートリッジを押圧して、他方の前記開口部から前記
    既装着カートリッジを排出することを可能とする押圧排
    出手段とを備えたことを特徴とするカートリッジ装着装
    置。
  2. 【請求項2】挿入されるカートリッジを保持するホルダ
    と、該カートリッジを挟んで前記挿入方向に互いに対向
    して開口する一対の開口部と、一方の前記開口部から挿
    入して新たに装着しようとする未装着カートリッジの挿
    入力を変換した押圧力によって既に装着されている既装
    着カートリッジを他方の前記開口部から排出することを
    可能とする押圧排出手段と、前記既装着カートリッジを
    再生位置から排出位置に移動する移動手段とを備え、 前記移動手段は、前記ホルダと係合し前記既装着カート
    リッジと共に移動するよう前記ホルダを案内するベース
    と、前記ホルダを前記移動方向に付勢するホルダ付勢部
    と、前記再生位置にて前記ホルダ付勢部の付勢力に抗し
    て一旦拘束した前記ホルダの該拘束を解除するホルダ拘
    束解除部とを含み構成されることを特徴とするカートリ
    ッジ装着装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記排出位置に移動し
    た前記既装着カートリッジを、前記ホルダ拘束解除部の
    前記解除動作に継続する動作に連動して回動することに
    よって、前記一方または前記他方のどちらかの開口部の
    方向へ付勢しながら排出するイジェクタ手段を設けたこ
    とを特徴とするカートリッジ装着装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記イジェクタ手段
    は、前記回動排出する動作を実行する前の状態では、前
    記押圧排出手段が押圧排出するときの前記既装着カート
    リッジの排出移動占有領域から退避していることを特徴
    とするカートリッジ装着装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、前記カートリッジを保
    持する前記ホルダの保持力は、前記押圧力より越えない
    ことを特徴とするカートリッジ装着装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記他方の開口部から
    の押圧排出動作に連動して、前記既装着カートリッジが
    有するシャッタを閉じる手段を設けたことを特徴とする
    カートリッジ装着装置。
  7. 【請求項7】挿入されるカートリッジを保持するホルダ
    と、該カートリッジを挟み前記挿入方向に並んで対向開
    口している一対の開口部と、一方の前記開口部から挿入
    して新たに装着しようとする未装着カートリッジの挿入
    力を押圧力に変換し該押圧力によって既に装着されてい
    る既装着カートリッジを他方の前記開口部から排出する
    ことを可能とする押圧排出手段と、再生位置にて前記ホ
    ルダに保持された前記既装着カートリッジを一般排出状
    態及び押圧排出状態の位置に移動する移動手段とを具備
    し、 前記移動手段は、前記既装着カートリッジを載置部に載
    せて移動する昇降部材と、該昇降部材を移動方向に付勢
    する昇降部材付勢部と、前記昇降部材が有するピンと係
    合し前記昇降部材付勢部の付勢力に従って当該昇降部材
    の移動を案内する溝を有するカム部材とを含み構成され
    ることを特徴とするカートリッジ装着装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記一般排出状態の位
    置に移動した前記既装着カートリッジを、前記一方また
    は前記他方のどちらかの開口部の方向へ付勢しながら排
    出するイジェクタ手段を設けたことを特徴とするカート
    リッジ装着装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記移動手段は、前記
    既装着カートリッジを前記押圧排出状態の位置に移動さ
    せる動作に連動して、前記押圧排出手段が押圧排出する
    ときの前記既装着カートリッジの排出移動占有領域か
    ら、前記イジェクタ手段を退避させる退避手段を有する
    ことを特徴とするカートリッジ装着装置。
JP8044197A 1997-03-31 1997-03-31 カートリッジ装着装置 Pending JPH10275393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1892710A1 (en) 2006-08-21 2008-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical disc drive and control method thereof

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EP1892710A1 (en) 2006-08-21 2008-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical disc drive and control method thereof

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