WO1999008789A1 - Mince film de metal pour support de catalyseur metallique et convertisseur de catalyseur metallique utilisant ce mince film de metal - Google Patents

Description

明 細 書 金属触媒担体用 の 金属 薄板及び

こ れ を 用 い た 金 属触媒 コ ン バー タ 技術分野

本発 明 は金属触媒担体用 の 金属 薄板お よ び こ れ を 用 い た 金属触媒 コ ン パ一 夕 に 関 す る。 背景技術

自 動車等 の車両 の排気系 に は、 エ ン ジ ン か ら 排 出 さ れ た排気ガ ス を浄化す る 触媒 コ ン バ一 夕 が装着 さ れて い る- 触媒 コ ン パ一 夕 に 用 レゝ ら れ る 触媒担体 と し て は、 図 1 8 に 示すよ う に 帯状 に 裁断 し た 金属 薄板基体 を波付 け加工 し た波板 2 1 と 平板 2 2 と を 重ねて、 こ れ ら を多重 に卷 回 し たハ ニ カ ム 構造の 金属触媒担体 2 3 が広 く 使用 さ れ て レゝ る （特公平 8 — 1 1 1 9 5 号公報参照 ） 。

金属触媒担体 2 3 の製造時 に は、 波板 2 1 と 平板 2 2 の 相対移動 を な く し て フ ィ ルム ァ ゥ ト 現象 を 防止す る 必 要が あ る。 フ ィ ルム ア ウ ト 現象 を 防止す る 方法 と し て は. 波板 2 1 と 平板 2 2 の 当 接部分 を 溶接 又 は ロ ー材で接合 し た り、 金属触媒担体 2 3 を ダイ ス 等 の 加圧治具で緊締 加圧 し、 こ れ を 真空状態で加熱 し て波板 2 1 と 平板 2 2 を 一体 に拡散接 合 さ せ る 等 の 方法が採 ら れて い る。

し か し、 上記金属触媒担体 2 3 に あ っ て は、 平板 2 2 を 使用 す る 分だ け重量が重 く な る。 ま た、 波板 2 1 は高 温 の排気ガ ス に よ る 熱応 力 を 吸収 で き る が、 平板 2 2 は 熱応 力 を 吸収 し 難 い た め、 波板 2 1 と 平板 2 2 の 接合箇 所 に応 力 歪 みが発生 し て破断や脱落 を 引 き 起すお そ れが あ る。

そ こ で , 特 開 平 5 — 1 3 8 0 4 0 号公報 に は、 図 1 9 に 示す よ う に、 波板 2 4 を 巻 回方向 へ複数 の 列 2 5 a,

2 5 , 2 5 c , 2 5 d に 区画 し て、 各列 2 5 a， 2 5 b , 2 5 c , 2 5 d に波形 2 6 を 所定 の ピ ッ チ で連続的 に 形成す る と 共 に、 各列 2 5 a， 2 5 b , 2 5 c , 2 5 d の位相 を 隣接す る 相互間 でず ら し て こ れ を 多重 に巻 回 し て い く 金属触媒担体用 の 金属薄板 2 7 が 開 示 さ れて い る。

力 る 金属薄板 2 7 を 用 い た金属触媒担体 で は、 平板 が不要 と な る た め 金属触媒担体全体 の 軽量化が可能 と な る。 そ の 結果、 低熱容量 と な っ て 昇温時間 が短縮で き る と 共 に、 熱応 力 の 吸収 に優れ、 金属 薄板 2 7 の破断や、 破断 に伴 う 金属薄板 2 7 の脱落 を 引 き 起すお それ も な い, さ ら に、 重合す る 金属薄板 2 7 の 波形 2 6 の 端部が相互 に 嚙み合 つ て金属 薄板 2 7 の 相対移動が防止 さ れ る た め 金属薄板 2 7 の 積層 間がずれて タ ケ ノ コ 状 （ ス パ イ ラ ル 状） に 突 出 す る い わ ゆ る フ ィ ルム ァ ゥ ト 現象が生 じ る こ と も な い 発 明 の 開 示 し カゝ し な が ら、 上記金属 薄板 2 7 に あ っ て は、 図 2 0 の 正面 図 に 示す よ う に 各列 2 5 a， 2 5 b , 2 5 c , 2 5 d 相互が波形 2 6 の 山 部 2 6 a と 谷部 2 6 b と の 交点 P で の み連結 し た構造で あ る。 こ の た め、 排ガ ス の 流入 に よ る 各列 2 5 a, 2 5 b , 2 5 c , 2 5 d 毎の 温度変 化で熱膨脹率 に差が生 じ た 場合、 上記交点 P に お け る 各 列 2 5 a， 2 5 b, 2 5 c , 2 5 d 相互 の 連結部が欠損 し て し ま う お それが あ っ た。

そ こ で、 本発 明 は、 波形成形 し た 金属薄板 自 体 の 耐裂 断剛性 を 高 め る こ と がで き、 波形成形 し た金属薄板 の み を 重ね合わせて重ね合わ せ部分 に セル を 形成 し た ハ ニ カ ム 担体 を構成す る こ と がで き、 さ ら に重ね合わせた 隣接 す る 金属薄板相互が波形方 向 に、 あ る い は波形 の折 り 目 方向 に ずれた と し て も 金属薄板相互が嵌合す る の を 回 避 す る こ と がで き る 金属触媒担体用 の金属 薄板 を 提供す る こ と を第 1 の 目 的 と す る。

ま た、 こ の種金属触媒 コ ン ノ 一 夕 に あ っ て は、 図 2 1 に示す よ う に 前述 の 波形 の 金属薄板 2 7 を重ね合わせて 多数 の セ ル を 形成 し た ハ ニ カ ム 担体 3 0 を 形成 し、 こ の ハ ニ カ ム 担体 3 0 を 図外 の 外筒 内 に配設 し て コ ア体 を 形 成 し て レゝ る。

前記ハ ニ カ ム 担体 3 0 は、 図 2 2 に 示す よ う に 前記波 形 の 金属 薄板 2 7 を波形方 向 に S 字状 に 連続的 に 折 り 返 し て重ね合 わせ る 力、、 も し く は、 所要 の 長 さ の 前記金属 薄板 2 7 を 複数枚重ね合わ せ る こ と に よ っ て 形成 さ れ る < し カゝ し. の重ね合わせ た 金属薄板 2 7 の 相互間 は 固 着 さ れて い な い の で , こ の 排気上流側 に お い て は、 流入排 気 ガ ス 圧 に よ っ て前者 の 場合 は 図 2 3 に示す よ う に、 ま た、 後者 の 場合 は 図 2 4 に 示す よ う に 開 離 し て し ま う、 い わ ゆ る 口 開 き 現象が生 ず る おそ れが ぁ る。

そ こ で、 本発 明 は、 使用 時 に お け る 前記 口 開 き 現象 を 有効 に 防止で き る 金属触媒 コ ンバ— 夕 を 提供す る こ と を 第 2 の 目 的 と す る

上記 目 的 を達成す る た め、 本発 明 の第 1 の 態様 は、 複 数 の第 1 の 凸部 と , 複数 の第 2 の 凸部 と 複数 の棚部 と を 備 え た金属薄板で あ る 。 第 1 の 凸部 は 金属薄板 の一 面側 に 突 出 す る よ う に 曲 折 さ れて , 第 1 の 方向 に 延設 さ れて い る。 第 2 の 凸部 は 、 金属薄板 の他面側 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れて , 第 1 の 方向 に 延設 さ れて い る。 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と は 、 第 1 の 方 向 と 交又す る 第 2 の 方 向 に沿 つ て交互 に 並設 さ れて波形 を 形成 し て い る。 棚 部 は、 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と の 間 に 配置 さ れ、 第 1 の 方向 に 延び、 隣接す る 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と を 連 結 し て い る。 第 1 の 凸部 は、 第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属 薄板 の他面側 に 部分的 に突出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 を 有 し て い る。 第 2 の 凸部 は、 第 1 の 方 向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ つ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 一面側 に 部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 4 の 凸部 を 有 し て い る

本発 明 の第 2 の 態様 は 、 上記第 1 の態様 の 金属 薄板で あ っ て、 第 3 の 凸部 を 区画す る 切込み の 端部 は、 第 1 の 凸部 と 棚部 と の境界部分 に 位置 し、 第 3 の 凸部 は、 第 1 の 凸部 と 棚部 と の境界部分か ら 曲折 さ れ、 第 4 の 凸部 を 区画す る 切込み の 端部 は、 第 2 の 凸部 部 と の境 界部分 に位置 し 第 4 の 凸部 は、 第 2 の 凸部 と 棚部 と の 境界部分か ら 曲折 さ れて い る も の で あ る。

本発明 の 第 3 の態様 は、 上記第 1 の態様 の金属 薄板で あ っ て、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と は . 第 1 の方向 に 沿 つ てそ れぞれ複数設 け ら れて い る も の で あ る。

本発 明 の 第 4 の 態様 は、 上記第 3 の態様 の 金属 薄板で あ っ て、 第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 と は、 所定 の規則 と

性 に 基づ い て配置 さ れて い る も の で あ る。 具体的 に は、

一C

同 一 の第 1 の 凸部 に お い て、 第 1 の 方向 に 沿 つ た第 3 の 凸部の長 さ や隣接す る 第 3 の 凸部間 の 間 隔 が、 所定 の 規 則性 に 基づ い て設定 さ れ、 同 一 の第 2 の 凸部 に お い て、 第 1 の 方向 に 沿 つ た第 4 の 凸部の 長 さ や 隣接す る 第 3 の 凸部間 の 間 隔が , 所定 の 規則性 に 基づい て設定 さ れて い る。

本発 明 の第 5 の 態様 は、 上記第 4 の態様 の 金属 薄板で あ っ て、 第 1 の 凸部 と、 第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸 部 に 設 け ら れた第 4 の 凸部 と は、 第 1 の 方 向 に お け る 少 な く と も 一部分が、 第 2 の方向 に 沿 つ て連続 し て 金属薄 板 の 一面側 へ突 出 す る よ う に 並んで い る も の で あ る。

本発 明 の 第 6 の態様 は、 上記第 4 の態様 の 金属 薄板で あ っ て、 第 2 の 凸 部 と、 第 2 の 凸部 と 隣接す る 第 1 の 凸 部 に設 け ら れた第 3 の 凸 部 と は、 第 1 の 方 向 に お け る 少 な く と も 一部分が、 第 2 の 方 向 に沿 っ て連続 し て金属 薄 板 の他面側へ突 出 す る よ う に 並ん で い る も の で あ る。

本発 明 の第 7 の 態様 は、 上記第 5 又 は第 6 の態様 の 金 属薄板で あ っ て、 第 1 の 凸 部 に 設 け ら れた第 3 の 凸部 と, 第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸部 に設 け ら れた第 4 の 凸 部 と は、 第 1 の 方向 に お け る 少な く と も 一部分が、 第 2 の 方向 に 沿 っ て 連続す る よ う に 並んで い る も の で あ る。

本発 明 の 第 8 の 態様 は、 上記第 3 の 態様 の 金属薄板で あ っ て、 第 1 の 凸部 と、 第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸 部 に設 け ら れた第 4 の 凸部 と は、 第 1 の 方 向 に お け る 少 な く と も 一部分が、 第 2 の 方 向 に沿 っ て連続 し て金属薄 板 の 一面側 へ突 出 す る よ う に 並び、 第 2 の 凸部 と、 第 2 の 凸部 と 隣接す る 第 1 の 凸部 に 設 け ら れた第 3 の 凸部 と は、 第 1 の 方向 に お け る 少 な く と も 一部分が、 第 2 の方 向 に沿 っ て連続 し て金属 薄板 の他面側へ突 出 す る よ う に 並 んで い る も の で あ る。

本発 明 の第 9 の 態様 は、 上記第 8 の態様 の金属薄板で あ っ て、 同 一の 第 1 の 凸部 に設 け ら れた複数 の第 3 の 凸 部 の第 1 の 方向 に 沿 っ た長 さ の う ち 少な く と も 一つ の 長 さ は、 他の 長 さ と 異な り、 同 一 の第 1 の 凸 部 に設 け ら れ た複数の第 3 の 凸部 間 に 形成 さ れ る 間 隙 の 第 1 の 方向 に 沿 っ た長 さ の う ち 少な く と も 一つ の長 さ は、 他の 長 さ と 異な り、 同 一 の第 2 の 凸部 に 設 け ら れた複数 の第 4 の 凸 部 の第 1 の 方向 に 沿 っ た 長 さ の う ち 少な く と も 一つ の 長 さ は、 他の 長 さ と 異な り、 同 一の第 2 の 凸 部 に設 け ら れ た複数 の 第 4 の 凸部間 に 形成 さ れ る 間 隙 の 第 1 の 方 向 に 沿 っ た長 さ の う ち 少な く と も 一つ の 長 さ は、 他の 長 さ と 異な る も の で あ る。

本発 明 の 第 1 0 の 態様 は、 上記第 8 又 は第 9 の 態様 の 金属薄板で あ っ て、 金属 薄板 の 一面側へ突 出 す る よ う に 並ぶ第 1 の 凸部及 び第 4 の 凸部の 隣接数 と、 金属 薄板 の 他面側 へ突 出 す る よ う に 並ぶ第 2 の 凸部及 び第 3 の 凸部 の 隣接数 と は、 共 に 2 個 以下で あ る も の で あ る。

本発 明 の 第 1 1 の態様 は、 複数 の第 1 の 凸部 と、 複数 の 第 2 の 凸部 と を備 え た 金属薄板で あ る。 第 1 の 凸部 は， 金属 薄板 の 一面側 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れ、 第 1 の方 向 に 延設 さ れて い る。 第 2 の 凸部 は、 金属 薄板の 他面側 に 突出す る よ う に 曲折 さ れ、 第 1 の方向 に 延設 さ れて い る。 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と は、 第 1 の 方向 と 交叉す る 第 2 の方向 に 沿 っ て交互 に並設 さ れて波形 を形成 し て い る。 第 1 の 凸部 は、 第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込 み に よ っ て 区画 さ れ、 金属 薄板の他面側 に 部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 を有 し て い る。 第 2 の 凸部 は、 第 1 の方 向 に 離間す る 2 本 の切込 み に よ っ て 区 画 さ れ、 金属薄板 の 一面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲 折 さ れた第 4 の 凸部 を有 し て い る。 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と は、 第 1 の方 向 に 沿 っ てそ れぞれ複数設 け ら れて い る。 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部の 少 な く と も 一方 は、 第 1 の 方向 及 び第 2 の 方向 と 交叉す る 第 3 の 方向 に 沿 う よ う に、 所定 の規則性 に 基づ い て配置 さ れて い る。

本発 明 の 第 1 2 の 態様 は、 複数 の第 1 の 凸部 と 、 複数 の第 2 の 凸部 と を備 え た 金属 薄板で あ る。 第 1 の 凸部 は. 金属薄板 の 一面側 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れ、 第 1 の方 向 に 延設 さ れて い る 第 2 の 凸部 は、 金属 薄板の他面側 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れ、 第 1 の 方向 に 延設 さ れて い る。 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と は、 第 1 の 方向 と 交叉す る 第 2 の方向 に沿 つ て交互 に 並設 さ れて波形 を形成 し て い る。 第 1 の 凸部 は、 第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込 み に よ つ て 区画 さ れ、 金属薄板 の他面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 を有 し て い る。 第 2 の 凸部 は、 第 1 の方向 に離間す る 2 本 の切込み に よ つ て 区 画 さ れ、 金属薄板 の一面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲 折 さ れた第 4 の 凸部 を有 し て い る。 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と は , 第 1 の方向 に 沿 つ てそれぞれ複数設 け ら れて い る。 第 3 の 凸部 を 区画す る 切込み の端部 と、 第 4 の 凸 部 を 区画す る 切込み の端部 と の 間 に は、 第 1 の方向 に 沿 つ て所要 の 間 隔が設 け ら れて い る。

本発 明 の 第 1 3 の態様 は、 上記第 1 〜第 1 2 の何れか の態様 の 金属薄板 を、 第 2 の 方向 に S 字状 に 連続的 に 折 り 返 し てハ ニ カ ム 状 に重ね合わせ、 ち し く は、 金属薄板 を 所要 の 長 さ に 切 断 し て そ の 複数枚 を ノヽ ニ カ ム 状 に 重ね 合わ せて形 成 さ れ る ハ ニ カ ム 担体 で あ る。

本発 明 の 第 1 4 の 態様 は、 金属触媒担体 と、 金属製 の 外筒 と、 保持部材 と を 備 え た 金属触媒 コ ン バー 夕 で あ る, 金属触媒担体 は、 上記第 3 の 態様 の ハ ニ カ ム 担体 を 基体 と し て い る。 外筒 の 内 部 に は、 金属触媒担体が収容 さ れ る。 保持部材 は、 金属触媒担体 を 保持す る。

本発 明 の第 1 5 の 態様 は、 上記第 1 4 の 態様 の 金属触 媒 コ ンバー タ で あ っ て、 金属触媒担体 は、 外筒 内 に 前後 方向 に複数隣接 し て配置 さ れ、 前後 に 隣接す る 金属触媒 担体 の 端面 同 士 は、 金属触媒担体 を構成す る 金属薄板 の 重ね合わせ方向 を 略 9 0 度位相 を 変 え て突 き 合わ さ れて レ、 る も の で あ る。

本発 明 の第 1 6 の 態様 は、 上記第 1 4 の態様 の 金属触 媒 コ ンパ一 夕 で あ っ て、 金属触媒担体の 少 く と も 外筒 の 排気入 口 側 に面す る 側端部 に 隣接 し て配置 さ れ、 流入排 気 を整流す る 整流触媒担体 を さ ら に備 え た も の で あ る。

なお、 上記各態様 に お け る 第 1 〜第 4 の 凸部 は、 金属 薄板 を 水平状 に 設置 し た 場合 に、 上方又 は下方へ突 出す る 部分で あ る。

上記第 1 〜第 1 0 の 態様 の 金属薄板 は、 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と の 間 に配置 さ れ、 第 2 の方 向 に所定 の 幅 を 有 し、 隣接す る 第 1 の 凸部 と 第 2 の 凸部 と を連結す る 棚 部 と、 第 1 の 凸部 に 設 け ら れ、 第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 他面側 に 部分 的 に 突 出す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 と、 第 2 の 凸 部 に 設 け ら れ、 第 1 の 方 向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ つ て 区画 さ れ、 金属 薄板 の 一面側 に 部分 的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 4 の 凸部 と を備 え て い る。 こ れ ら 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 の存在 に よ つ て、 金属 薄板 を 重ね合 わ せて多数 の セ ル を有す る ハ ニ カ ム 担体 を 形成 し た 場合. 金属薄板相互が波形 の折 り 目 方向 に ずれて も 金属薄板相 互が嵌合， 密着す る の を 回 避す る こ と がで さ る。 さ ら に. 金属薄板相互が波形方向 に ずれて た 場合で も、 棚部 に 第

1 の 凸部又 は第 2 の 凸部、 あ る い は第 3 の 凸部又 は第 4 の 凸部が突 き 当 っ て金属 薄板相互が嵌合， 密着す る の を 回 避す る こ と がで き、 全体的 に セ ル の確保 を 行 え て排気 ガ ス の 浄化性能 を維持す る こ と がで き る。

特 に、 第 2 の態様 の金属 薄板で は、 第 3 の 凸部 を 区画 す る 切込み の端部は、 第 1 の 凸部 と 棚部 と の 境界部分 に 位置 し、 第 4 の 凸部 を 区画す る 切込みの 端部 は、 第 2 の 凸 部 と 棚部 と の境界部分 に位置す る。 こ の た め、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と の 切 込み部の 端部間 は 第 2 の 方向 に お い て、 棚部 の 幅長分 だ け確実 に離間す る。 従 っ て、 熱膨張率 の 差 に よ っ て 上記切込み部 の 端部 間 が裂断す る の を 回避す る こ と がで さ る。

第 4 の態様 の 金属薄板で は、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と は、 所定 の規則性 に基づ い て配置 さ れて い る。 こ の た め、 金属 薄板 を 重ね合わ せて多数 の セ ル を 有す る ハ ニ カ ム 担体 を 形成 し た場合 に、 第 1 の 方 向 又 は第 2 の 方 向 の ずれ に よ る 金属 薄板相 互 の 嵌合 密着 を 確実 に 回 避す る こ と がで き る。

第 5 又 は第 6 の 態様 の 金属薄板で は、 第 1 の 凸部 と 第 4 の 凸部、 又 は第 2 の 凸部 と 第 3 の 凸部 と 力 第 1 の 方 向 に お け る 少な く と も一部分 に お い て、 第 2 の方向 に 沿 つ て連続 し て金属 薄板の 一面側 又 は他面側 へ突出 す る よ う に並ぶ と い う 規則性 に 基づ い て配置 さ れて い る, , こ の た め、 金属 薄板 を 重ね合 わ せて多数 のセ ル を 有す る 八 二 カ ム 担体 を 形成 し た 場合 に、 第 1 の方向 又 は第 2 の方向 の ずれ に よ る 金属 薄板相 互 の 嵌合， 密着 を よ り 確実 に 回 避す る こ と がで さ る。

第 7 の 態様 の 金属薄板で は、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と が、 第 1 の 方向 に お け る 少 な く と も 一部分 に お い て、 第 2 の 方向 に沿 つ て連続す る よ う に並ぶ と い う 規則性 に 基づい て配置 さ れて い る , すなわ ち、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と が第 2 の 方向 に 沿 つ て複数個連続 し て い る 部分 を、 確実 に 形成す る こ と がで き る。

第 8 の態様 の 金属 薄板で は、 第 1 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と が、 第 1 の方向 に お け る 少な く と も 一部分 に お い て、 第 2 の方向 に沿 つ て連続 し て金属 薄板の一面側へ突 出 よ う に並ぶ と い う 規則性 に 基づい て配置 さ れ , 第 2 の 凸部 と 第 3 の 凸部 と が、 第 1 の方向 に お け る 少 な く と も 一部 分 に お い て、 第 2 の 方向 に 沿 つ て連続 し て 金属薄板 の他 面側へ突 出 す る よ う に並ぶ と い う 規則性 に 基づい て配置 さ れて い る。 こ の た め、 金属薄板 を 重ね合わせて多数 の セ ル を 有す る ハ 二 カ ム 担体 を 形成 し た場合 に、 金属薄板 相 互が波形方向 に ずれて 部分的 に第 1 の 凸部及び第 2 の 凸 部の 斜壁 同 士 が密着 し て、 開 口 面積の 比較的大 き な セ ルが形成 さ れ る , し カゝ し な 力 ら、 金属薄板相互の ずれ の 前後 に お い て、 全体的な セ ル面積 の 増減 は な く、 排気ガ ス の浄化性能 を維持す る こ と がで き る。

第 9 の 態様の金属 薄板で は、 第 1 の方向 に 複数設 け ら れた第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 と の 中 に は、 それぞれ第 1 の 方向 に 沿 つ た形成 間 隔お よ び形成長 さ が異な る も の が 含 ま れて い る。 こ の た め、 金属薄板相互が嵌合， 密着す る の を よ り 確実 に 防止す る こ と がで き る。 ま た、 こ の 金 属 薄板全体 の 剛性 を 上 げ る こ と がで き る。

第 1 0 の 態様 の 金属薄板 で は、 第 2 の方向 に沿 っ て 隣 接す る 第 1 の 凸部 と 第 4 の 凸部お よ び第 2 の 凸部 と 第 3 の 凸部 の 隣接数が、 共 に 2 個 以下 に 設定 さ れて い る。 こ の た め、 金属薄板相互が波形方向 に ずれて 開 口 面積の 比 較的大 き な セルが形成 さ れ る 場合 に、 そ の 開 口 面積が際 限な く 大 き く な る こ と が抑制 さ れ る。 従 っ て、 それぞれ の セ ル間 に 極端な大小が生 じ る こ と が防止 さ れ、 排気ガ ス の浄化性能 を維持す る こ と がで き る。

第 1 1 の 態様 の 金属薄板 は、 第 1 の 凸部 に設 け ら れ、 第 1 の方向 に離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 他面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れ た 複数 の第 3 の 凸部 と、 第 2 の 凸部 に 設 け ら れ、 第 1 の 方 向 に離間す る 2 本 の 切込 み に よ っ て 区画 さ れ、 金属 薄板 の 一面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 4 の 凸 部 と を備 え て い る。 こ の た め、 こ れ ら 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 の存在 に よ っ て、 金属 薄板 を 重ね合わ せて多数 の セ ル を 有す る ハ ニ カ ム 担体 を 形成 し た 場合、 金属薄板相 互が波形 の 折 り 目 方向 に お よ び波形方向 に ずれて も 金属 薄板相互が嵌合， 密着す る の を 回避で き、 全体的 な セ ル の確保 を 行 え て排気ガ ス の浄化性能 を維持す る こ と がで さ る。

ま た、 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 の 少な く と も 一方 は、 第 1 の方 向 及び第 2 の方向 の双方 と 交又す る 第 3 の 方 向 に沿 う よ う に、 所定 の規則性 に 基づい て複数配置 さ れて い る。 こ の た め、 第 3 の 凸 部 と 第 4 の 凸部 と の 切 込み部 の 端部間 は、 第 1 の方向 に お い て、 所望 の 距離だ け確実 に 離間 さ せ る こ と がで き る。 従 っ て、 熱膨張率の 差 に よ つ て上記切込み部 の端部 間 が裂断す る の を 回避す る こ と がで き る。

第 1 2 の 態様 の 金属 薄板 は、 第 1 の 凸部 に 設 け ら れ、 第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の他面側 に部分的 に突出 す る よ う に 曲折 さ れた 複数 の第 3 の 凸部 と、 第 2 の 凸部 に設 け ら れ、 第 1 の 方 向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属 薄板 の 一面側 に 部分的 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 4 の 凸 部 と を備 え て い る。 こ の た め、 こ れ ら 第 3 の 凸部 と 第 4 の 凸部 の存在 に よ っ て、 金属薄板 を 重ね合わ せて多数 の セ ル を 有す る ハ ニ カ ム 担体 を 形成 し た 場合、 金属 薄板相 互が波形 の 折 り 目 方向 に お よ び波形方向 に ずれて も 金属 薄板相互が嵌合， 密着す る の を 回 避で き、 全体的 な セ ル の確保 を 行 え て排気ガ ス の 净化性能 を維持す る こ と がで さ る。 ま た、 第 3 の 凸部 を 区画す る 切込みの 端部 と、 第 4 の 凸部 を 区画す る 切込みの端部 と の 間 に は、 第 1 の 方向 に 沿 っ て所要 の 間 隔が設 け ら れて い る の で、 熱膨張率 の 差 に よ っ て 上記切込 み部の 端部間が裂断す る の を 回 避す る こ と がで き る。

第 1 3 の態様 の ハ ニ カ ム 担体 を 用 い た第 1 4 〜第 1 6 の態様 の 金属触媒 コ ンバー タ で は、 外筒 内 に 収容 し た 金 属触媒担体が保持部材で保持 さ れて い る た め、 外筒 に 対 す る 金属触媒担体 の 全体的 なずれや、 重ね合わせた金属 薄板相互 の ずれ に よ る フ ィ ルム ァ ゥ ト 現象 を 防止す る こ と がで き る。

特 に、 第 1 5 の 態様の 金属触媒 コ ンパ一 夕 で は、 外筒 内 に 前後方 向 に 隣接 し て配置 さ れた複数 の 金属触媒担体 は、 それ ら の金属 薄板 の 重ね合わせ方向 が略 9 0 度位相 を 変 え て端面 同 志が突 き 合わ さ れて い る た め、 金属触媒 担体 の個 々 の 前後方 向 幅が短縮 さ れて金属薄板の 剛性が 高 く な る。 ま た、 端面 同 士 の突 き 合わせ部分で金属触媒 担体相互 の 金属薄板 の端縁 同 志が直交状態 に圧接 さ れ る の で、 各金属触媒担体の 重ね合わせ ら れた 金属薄板相互 の 流入排気ガ ス 圧 に よ る 開 離が抑制 さ れて、 口 開 き 現象 が 防止 さ れ、 排気ガ ス の 浄化性能 を 一段 と 向 上す る こ と がで き る。

第 1 6 の 態様 の 金属触媒 コ ン バー タ で は、 金属触媒担 体 の外筒 の 排気入 口 側 に 面す る 側端部 に 整流触媒担体が 隣接 し て 配置 さ れて い る。 こ の た め、 外筒 に 流入す る 排 気 ガ ス を こ の 整流触媒担体で径方 向 に 略均 一 に 分散 し て 排気ガ ス が外筒 中 心部 に集 中 す る の を 回 避で き る。 従 つ て、 金属触媒担体 の 重ね合 わせ ら れた 金属 薄板相互 の 流 入排気ガ ス 圧 に よ る 開 離が抑制 さ れて、 口 開 き現象 を 防 止す る こ と がで き、 排気ガ ス の 浄化性能 を 一段 と 向 上す る こ と がで き る。 図 面 の簡単 な説明

第 1 図 は、 本発 明 の 金属薄板 の第 1 実施形態 を 示す平 面 図 で あ る。

第 2 図 は、 図 1 の 金属薄板 の Π — Π に お け る 断面 図 で あ る。

第 3 図 は、 図 1 の 金属薄板 の斜視 図 で あ る。

第 4 図 は、 本発 明 の 金属薄板 の第 2 実施形態 を 示す平 面 図 で あ る。

第 5 図 は、 図 4 の 金属 薄板 の V — V線 に お け る 断面 図 で あ る。

第 6 図 は、 本発 明 の 金属 薄板 の第 3 実施形態 を 示す平 面 図 で あ る。

第 7 図 は、 図 6 の 金属薄板 の 断面 図 で あ り、 （ a ) 〜 ( e ) は、 それぞれ図 6 の VH a — Vi a, b - VH b , W c — W c， W d - W d , 及 び VE e — VE e 線 に お け る 断面 を 示 し て レゝ る。

第 8 図 は、 図 6 の 金属 薄板 の 2 枚 を重ねた 際 に 生ず る セ ル の 状態 を 示す断面説 明 図 で あ り、 （ a ) 〜 （ f ) は. 2 枚の 金属薄板 の 相対位置 に よ っ て変わ る 種 々 の 状態 を それぞれ示 し て レゝ る。

第 9 図 は、 図 8 と 異な る セ ル の 状態 を 示す断面説 明 図 で あ る。

第 1 0 図 は、 本発 明 の 金属薄板 の第 4 実施形態 を 示す 斜視 図 で あ る。

第 1 1 図 は、 図 1 0 の 金属薄板 の 平面 図 で あ る。

第 1 2 図 は、 本発 明 の 金属薄板 の第 5 実施形態 を 示す 平面 図 で あ る。

第 1 3 図 は、 本発明 の 金属薄板 の第 6 実施形態 を 示す 説明 図 で あ り、 ( a ) は薄 肉 薄板 の 平面 図、 （ b ) は薄 肉 薄板 の X ΠΙ b — x m b 線 に お け る 断面 図 で あ る。

第 1 4 図 は、 本発 明 の 金属触媒 コ ンバ一 夕 の第 1 実施 形態 を 示す略示的 断面 図 で あ る。

第 1 5 図 は、 図 1 4 の X V — X V線 に お け る 断面 図。 第 1 6 図 は、 本発 明 の 金属触媒 コ ンバー タ の第 2 実施 形態 に お け る 触媒担体 の 斜視 図 で あ る。

第 1 7 図 は、 本発 明 の 金属触媒 コ ンバー タ の第 3 実施 形態 に お け る 触媒担体 の 斜視 図で あ る。

第 1 8 図 は、 従来 の金属触媒担体 の 製造方法 を 示す概 略斜視 図 で あ る

第 1 9 図 は、 従来 の 金属 薄板 を 示す斜視 図 で あ る。

第 2 0 図 は、 図 1 9 に 示す金属 薄板 の 正面 図 で あ る。 第 2 1 図 は、 従来 の ハ ニ カ ム 担体 を 示す斜視 図 で あ る, 第 2 2 図 は、 図 2 1 の ハ ニ カ ム 担体 の 成形過程 を 示す 概略 図 で あ る。

第 2 3 図 は、 図 2 1 の ハ ニ カ ム 担体 の 口 開 き 状態 を 示 す斜視 図 で あ る。

第 2 4 図 は、 従来 の ハ ニ カ ム 担体 の 異な る 例 の 口 開 き 状態 を 示す斜視 図 で あ る。 発 明 を 実施す る た め の 最 良 の 形態

以下、 こ の発 明 の 実施 の 形態 の例 を、 図 面 を用 い て詳 細 に 説明 す る。

な お、 金属薄板 の 平面 図 の 図 中 に お い て、 凹形状 の折 線 は、 便宜上破線で示 さ れて い る。

図 1 4， 1 5 は金属触媒 コ ン バー タ 1 を示 し、 断面長 円 形 （楕 円 形 を含 む） に 形成 し た 金属製 の 外筒 2 と、 外 筒 2 内 に 配設 し た ハ ニ カ ム 状 の 金属触媒担体 3 と を備 え て い る。

外筒 2 の 両端面 の デ ィ フ ユ 一ザ 4 は別体成形 し て あ り , こ の デ ィ フ ュ ーザ 4 , 4 は外筒 2 の 両端部 内 に 嵌合 し て 固 定 し、 そ の 周 端面で金属触媒担体 3 を 保持 し て い る。 従 っ て、 こ の デ ィ フ ュ ーザ 4 は金属触媒担体 3 の保持部 材 と し て も 機能 し、 周 端面 は フ ラ ン ジ状 に 形成 し て保持 面積 を拡大す る よ う に し て も ょ レ

前記金属触媒担体 3 は、 そ の 基本 と な る ハ ニ カ ム 担体 3 a に ゥ ォ ッ シ ュ コ ー ト と 称す る ア ル ミ ナ 力、 ら な る ノ イ ン ダ一 を 塗布 し た後、 そ の 表面 に P t 等 の触媒 を 担持 し た も の で あ る。 そ し て、 前記ハ ニ カ ム 担体 3 a は、 ス テ レ ン レ ス 鋼等 （例 え ば F e — C r — A 1 合金） カゝ ら な る 波形 に 形成 さ れた金属薄板 5 を、 波形方向 （第 2 の 方向 ）

6 1 ( 図 1 参照 ） に S 字状 に 連続的 に折 り 返 し てハ ニ カ ム 状 に 重ね合わ せ、 各重ね合わ せ部分 に セ ル を 形成 し て 成 っ て い る,

なお の ハ ニ カ ム担体 3 a は、 所望 の 長 さ に 切 断 さ れ た複数枚 の 前記金属薄板 5 を 積層 し て 形成す る こ と も で き る し、 こ の 金属 薄板 5 を 巻回 積層 し て 形成す る こ と も で き る。

図 1 は、 本発 明 の 金属 薄板 の第 1 の 実施 の 形態 の 標準 パ 夕 一 ン の 平面 図 で、 図 2 は 図 1 の Π — Π 線 に沿 う 断面 を 示 し て い る。

こ の 金属薄板 5 は、 図 2 に 示す よ う に 基準 と な る 複数 の 山 部 (第 1 の 凸部） 5 a と 複数 の 谷部 （第 2 の 凸部） 5 b と を 有す る。 山 部 5 a は金属 薄板 5 の 一面側 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れ、 谷部 5 b は金属薄板 の 他面側 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れて レ る。 山 部 5 a と 谷部 5 b と は、 交互 に 配設 さ れ、 波形 を 形成 し て い る。 山 部 5 a 及 び谷 部 5 b を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位置 に は、 波形 の折 り 目 方向 (第 1 の 方向 ） 6 0 に 延びる 棚部 5 f が曲折形成 さ れて い る

波形 の 山 部 5 a に は切起 し 谷部 （第 3 の 凸 部） 5 d が、 波 形 の 谷部 5 b に は切起 し 山 部 （第 4 の 凸 部） 5 e が、 そ れぞれ波形 の 折 り 目 方 向 6 0 に沿 っ て 複数設 け ら れて い る。 各切起 し 谷部 5 d は、 波形 の折 り 目 方向 6 0 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ つ て 区画 さ れた 山 部 5 a の 一部分 を. 山 部 5 a の 逆方向 金属 薄板 5 の 他面側） に 突 出 す る よ う に 切起 さ れた も の で あ る。 各切起 し 山 部 5 e は、 波形 の 折 り 目 方向 6 0 離間 す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れた谷部 5 b の 部分 を、 谷部 5 b の 逆方向 （金属薄 板 5 の一面側 ) に 出 す る よ う に 切起 さ れた も の で あ る < 切起 し 谷部 5 d を 画す る 切込み の端部 （切起 し 止端） E は、 山 部 5 a と 部 5 f と の 境界部分 に位置 し、 こ の 境界部分か ら 切起 し 谷部 5 d が曲折 さ れて い る。 切起 し 山 部 5 e を 区画す る 切込 みの 端部 （切起 し 止端） E は、 谷部 5 b と 棚部 5 f と の 境界部分 に位置 し こ の境界部 分か ら 切起 し 山 部 5 e が 曲折 さ れて い る。

こ の 実施形態で は、 波形 の 山 部 5 a の う ち 金属薄板 5 の 一面側 に 突 出 す る 部分 ( 山 部 5 a の非切起 し 部 ) 5 m と、 波形 の 谷部 5 b の う ち 金属薄板 5 の他面側 に突 出 す る 部分 (谷部 5 b の 非切起 し 部 ) 5 n と、 切起 し 谷部 5 d と、 切起 し 山 部 5 e と は、 波形 の折 り 目 方向 6 0 に 沿 つ た長 さ が ほ ぼ同 と な る よ う に設定 さ れて い る , 山 部 5 a の 非切起 し 部 m と、 谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と は、 波形方 向 6 1 沿 つ て ほ ぼ直線上 に配置 さ れて い る, 同 様 に、 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と は、 波形方 向 6 1 に 沿 つ て ほ ぼ直線上 に 配置 さ れて い る。 すな わ ち. 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m及び谷部 5 の 非切起 し 部 5 n の波形方 向 6 1 沿 つ た波形列 と、 切起 し 谷部 5 d 及 び切起 し 山 部 5 e の 波形方 向 6 1 に 沿 つ た 波形列 と は、 交互 に 存在す る よ う な規則性 に 基づい て、 配置 さ れて お り、 こ の 状態 を 図 3 に斜視 図 と し て示す。

こ の 実施形態 の 構造で は、 金属 薄板 5 は 山 部 5 a と 谷 部 5 b と を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位置 に 波形 の 折 り 目 方向 6 0 に 沿 つ て形成 し た棚部 5 f を境 と し て , 波形 の 山 部 5 a に は切起 し 谷部 5 d を波形 の 折 り 目 方向 6 0 に 複数個形成 し、 波形 の 谷部 5 b に は切起 し 山 部 5 e を 波 形 の折 り 目 方向 6 0 に 複数個 形成 し て & o の た め、 こ れ ら 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e の存在 に よ っ て 前述の よ う に 金属薄板 5 を 重ね合わせて多数 のセ ル を有 す る ハ 二 カ ム担体 3 a を 形成 し た 場合 金属 薄板 5 , 5 の 相互が波形 の 折 り 目 方向 6 0 に ずれて も 金属薄板 5 5 の 相互が嵌合， 密着す る の を 回 避す る こ と がで き る。 さ ら に、 金属薄板 5 , 5 の 相互が波形方向 6 1 に ずれて も 棚部 5 f に 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m ま た は切起 し 山 部 5 e が、 あ る い は谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n 又 は切起 し 谷部 5 d が突 き 当 る の で、 金属薄板 5 5 の相互が嵌 5¾着す る の を 回 避す る こ と がで き る。 そ し て、 こ の 突 き 当 り 部分が八 二 力 ム 担体 3 a の 剛性 に 寄与 し て い る < 従 つ て、 こ の 八 二 力 ム 担体 3 a を 体 と し て前述 の よ う に金属触媒担体 3 を 形成 し、 こ れ を 外筒 2 内 に 収容す る と 共 に デ ィ フ ユ 一ザ 4 で保持 し て金属触媒 コ ン バ一 夕

1 を構成す る こ と に よ り . 全体的 に セ ル を 確保す る こ と がで き、 図 3 の 矢 印 6 3 で示す う に , 排気ガ ス の 流通 を 良好 に 行わせて排気 ガ ス の 浄化性能 を維持する こ と が で さ る

ま た . 金属薄板 5 の波形方向 6 1 で隣接す る 切起 し 谷 部 5 d と 切起 し 山 部 5 e は、 金属薄板 5 の 波形 の 山 部 5 a と 谷部 5 b と を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位置 に 形成 し た 棚部 5 f を 境 と し て切起 し 形成 し て あ る。 こ の た め、 れ ら 波形方向 6 1 で隣接す る 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e の 各切起 し 止端 E， E 間 に は、 波形方向 6 1 に 部 5 f 幅 の 間 隔が確保 さ れ る。 従 っ て、 熱膨脹率 の 差 よ つ て 上記切起 し 止端 E , E 間 が裂断す る の を 回 避す る こ と がで き る,

こ の 結果、 金属薄板 5 自 体 の耐裂断剛性が高 ま Ό、 ハ 力 ム 担体 3 a の耐久性、 つ ま り . 金属触媒担体 3 の 耐 久性 を 向 上す る こ と がで き る。

更 に . 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e の 存在 に よ つ て 属薄板 5 5 の相互 の波形折 り 目 方 向 6 0 の ずれ が阻止 さ れ る こ と と、 デ ィ フ ュ ーザ 4 の周端面で金属触 媒担体 3 が保持 さ れて い る こ と に よ っ て 金属触媒担体 3 の フ イ ルム ァ ゥ ト 現象 を 回避す る こ と がで き る

な お、 前記実施形態の説明 に お い て、 金属 薄板 5 は基 と な る 波形 の 山 部 5 a と 谷部 5 b を 有す る と 共 に、 こ れ ら 山 部 5 a , 谷部 5 を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位 置 に 波形 の折 り 目 方 向 6 0 に 沿 つ て棚部 5 f を 形成 し た こ と ¾r 述ベた が、 実際 の 製造 に 当 つ て は、 棚部 5 f は原材 料で あ る 平坦な金属 薄板 の 未加工面 と し て 形成 さ れ る。 図 4 , 5 は、 本発 明 の 金属薄板 の第 2 実施形態 を 示 し て い る。 こ の 実施形態 の 金属薄板 4 1 で は、 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e と が同 一 の 長 さ に 形成 さ れ、 谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d と が. 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m及 び切起 し 山 部 5 e の 2 倍 と な る 同 一 の長 さ に 形成 さ れて い る。 ま た、 波形方向 6 1 に 隣接す る 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と の 一方 の 形成端が、 波形方 向 6 1 に 沿 つ て直線上 に位置す る よ う に 揃 え ら れて い る。 すな わ ち、 切起 し谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と は、 切起 し 谷部 5 d の 一部分 と 切起 し 山 部 5 e と が波形方向 6 1 に沿 っ て 2 つ 連続 し て並ぶ よ う な規 則性 に 基づ い て配置 さ れて い る。

勿論、 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と は、 少 な く と も それ ら の 一部分 同 士が波形方 向 6 1 に 沿 っ て 連続 し て並ぶ よ う な規則性 に 基づ い て配置 さ れて い れば良 レ ま た、 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と は、 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e と が、 少 な く と も一 部分 に お い て波形方 向 6 1 に 沿 っ て 2 つ 連続 し て並ぶ よ う な規則性 に基づ い て配置 さ れて い て も 良 い。

従 っ て、 こ の 実施形態 の 構造 に よ れ ば、 前記第 1 実施 形態 の 効果 に 加 え て、 谷部 5 b と 切起 し 谷部 5 e と は、 少な く と も 一部分 に お い て波形方 向 6 1 に 沿 つ て 2 つ 連 続 し て並ん で い る の で、 波形 の折 り 目 方 向 6 0 又 は波形 方向 6 1 の ずれ に よ る 金属 薄板 4 1 , 4 1 相 互 の嵌合， 密着 を 殆 ど な く す こ と が で き る。 図 6， 7 は本発 明 の金属 薄板の第 3 実施形態 を 示 し て レ る。

図 6 は波形 に 形成 さ れた 金属薄板 4 2 の 標準パ タ ー ン で、 こ の 単位が波形方向 6 1 に 繰 り 返 さ れて長尺 の 金属 薄板 4 2 が構成 さ れて い る。

図 7 の （ a ) 〜 （ e ) は、 それぞれ 図 6 の W a — Vil a 〜 VH e — VH e 線 に お け る 金属薄板 4 2 の 断面 図 で あ る。

こ の 実施形態 の 金属薄板 4 2 も、 前記 図 2 に示 し た よ う に 基準 と な る 山 部 5 a と 谷部 5 b と を 有す る と 共 に、 こ れ ら 山 部 5 a、 谷部 5 b を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位 置 に 該波形 の折 り 目 方向 6 0 に沿 っ て棚 部 5 f を 形成 し て あ る。

こ の棚部 5 f を境 と し て波形 の 山 部 5 a に は逆方 向 に 切起 し 形成 し た切起 し 谷咅 5 d を 波形 の 折 り 目 方向 6 0 に 複数個形成 し て あ る 一方、 波形 の 谷部 5 b に は逆方向 に 切起 し 形成 し た 切起 し 山 部 5 e を 波形 の 折 り 目 方向 6 0 に複数個 形成 し て あ る。

そ し て、 こ の 標準パ タ ー ン で は、 図 6 に示す よ う に 前 記切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e は、 山 部 5 a の 非切 起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e、 お よ び谷部 5 b の非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d の い く つ か が、 棚部 5 f を 介 し て波形方 向 6 1 に 沿 つ て 少な く と も 一部分 に お い て 連 続 し て並ぶ よ う に 配置 さ れて レゝ る。

本実施形態で は、 前述 の 波形方 向 6 1 に お い て 隣接 し て並ぶ波形 の 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e、 お よ び波形 の 谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷 部 5 d の 隣接数 を 2 つ 以下 に設定 し て あ る。

ま た、 こ れ ら 切起 し 谷部 5 d お よ び切起 し 山 部 5 e は, そ れぞれ波形 の折 り 目 方向 6 0 に お い て、 そ の 形成 間 隔 お よ び形成長 さ が異な る よ う に 形成 さ れて い る。

図 8 の （ a ) 〜 （ f ) は、 本実施形態 の標準パ タ ー ン を 2 枚重ね た 際 に 生ず る 種 々 の セ ル の 状態 を 表 し た も の で あ る。

こ の 実施形態 の 構造 に よ れ ば、 金属薄板 4 2 は、 そ の 波形 の 山 部 5 a と 谷部 5 b と を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央 位置 に波形 の折 り 目 方向 6 0 に沿 っ て形成 し た棚部 5 f を境 と し て、 波形 の 山部 5 a に は切起 し 谷部 5 d を 波形 の 折 り 目 方向 6 0 に 複数個 形成 し、 波形 の谷部 5 b に は 切起 し 山 部 5 e を 波形の 折 り 目 方向 6 0 に 複数個 形成 し て あ る。 こ の た め、 図 8 の （ a ) 〜 （ f ) に示す よ う に, こ れ ら 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e の 存在 に よ っ て, 重ね合わせた金属薄板 4 2， 4 2 の 相互が波形 の折 り 目 方向 6 0 に ずれて も、 金属薄板 4 2， 4 2 の 相互が嵌合， 密着す る の を 回避す る こ と がで き る。 さ ら に、 金属薄板 4 2 , 4 2 の相互が波形方向 6 1 に ずれて も、 棚部 5 f に 波形 の 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m 又 は切起 し 山 部 5 e が、 あ る い は波形 の谷部 5 b の非切起 し 部 5 n 又 は切起 し 谷部 5 d が突 き 当 る の で、 金属薄板 4 2 , 4 2 の 相互 が嵌合， 密着す る の を 回 避す る こ と がで き る。 そ し て、 こ の突 き 当 り 部分が八 二 カ ム 担体 3 a の 剛性 に 寄与 し て い る。

即 ち、 こ れ ら の 波形 の 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m， 谷 部 5 b の 非切起 し 部 5 η , 切起 し 山 部 5 e， 切起 し 谷部 5 d， 及び棚部 5 f と 力 金属薄板 4 2， 4 2 を重ね合 わせ る こ と に よ り、 様 々 に 突 き 当 っ て 図 8 の （ a ) 〜 ( f ) に示す よ う な種 々 の 形状 の セ ル を 形成 し て い る。 特 に、 前記切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e は、 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e お よ び谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d の レゝ く つ か が、 少な く と も そ の 一部分 に お い て、 波形方向 6 1 に 沿 っ て連続 し て並ぶ よ う に 形成 し て あ る。 ま た、 こ の 金属薄板 4 2 の あ ら ゆ る 断面 に お い て、 隣接す る 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e、 お よ び谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 e と の 隣接 を 2 つ 以下 と し て あ る。 こ の た め、 金属 薄板 4 2 , 4 2 の相互が波形方向 6 1 に ずれて、 部分的 に斜壁 5 c , 5 c 同 志が密着 し た斜壁密 着部 6 が生 じ て も、 例 え ば図 8 の （ a ) 〜 （ f ) に 示す よ う に、 開 口 面積の 比較的大 き な セルが形成 さ れ る も の の 全体的 な セル面積の増減 はな い。 従 っ て、 こ の 金属薄 板 4 2 を用 い て前述 と 同 様 に し て 金属触媒 コ ンパ一 夕 1 を 構成 し た 場合、 排気ガ ス の浄化性能 を 向 上す る こ と が で き る と 共 に、 前記斜壁密 着部 6 はハ ニ カ ム 担体 3 a の 強度 を更 に 高 め る こ と がで き る。

ま た、 金属 薄板 4 2 の 波形方向 6 1 で 隣接す る 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e は、 該金属 薄板 4 2 の 波形 の 形切率共てた回の山 6 部 5 a と 谷部 5 b と を 形成す る 斜壁 5 c の 中 央位置 に ハ耐続が部きるこし e 9

成 し た棚部 5 f を境 と し て切起 し 形成 し て あ る。 こ の め、 こ れ ら 波形方 向 6 1 で隣接す る 切起 し 谷部 5 d と し 山 部 5 e の 各切起 し 止端 E E 間 に は、 波 形方向

1 に棚部 5 f 幅 の 間 隔が確保 さ れ る。 従 っ て、 熱膨脹 の 差 に よ っ て上記切起 し 止端 E E 間 が裂断す る の を 避す る こ と がで き る こ と は青リ 記第 1， 第 2 実施形態 と す る と こ ろ で あ る。 の 結果、 金属薄板 4 2 自 体 の 耐裂断 剛性 を 高 め ら れ 二 カ ム 担体 3 a の耐久性、 つ ま り、 金属触媒担体 3 久性 を 向上す る こ と がで き る, 乙、 _t gし 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部

5 、 お よ び谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d 、 波形方向 6 1 で 3 つ 以上、 例 え ばそ れぞれが 3 つ し て 隣接す る よ う に 形成 さ れた 金属薄板 の 場合 に は. に 示す よ う に、 重ね ら れた 金属薄板 の 相互が様 々 に 当 た っ た状態で、 一方 の 金属薄板の 山 部 5 a の 非切 部 5 m お よ び切起 し 山 部 5 e と、 他方 の 金属 薄板 の 谷 5 b の 非切起 し 部 5 n お よ び切起 し 谷部 5 d と の 間 に. 最大部分で極 め て 開 口 面積の大 き な な セ ルが形成 さ れ 方、 本実施形態で は波形 方向 6 1 に 沿 っ て連続 し て 並ぶ 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e、 お よ び谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d の 隣接数 を 2 つ 以下 に 設定 し て あ る。 こ の た め、 前述 の よ う に 一方の 金属 薄板 4 2 の 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 mお よ ひ 切起 し 山 部 5 e と、 他方 の 金属薄板 4 2 の 谷部 5 b の 非 切起 し 部 5 n お よ び切起 し 谷部 5 と の 間 に 形成 さ れ る 開 口 面積の 比較的大 き な セ ル の最大 開 口 面積 は、 図 9 に 示 し た セ レ の 開 口 面積よ り も 小 さ く な る。 こ の た め、 そ れぞれの セ ル間 に 極端な 大 小が生 じ る こ と を 抑制 す る こ と がで き、 排気ガ ス の浄化性能 を維持す る こ と がで き る _t

、

ま た 目 u の 波形 の折 り 目 方向 6 0 に 複数個形成 し た 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e は、 そ れぞれ波形 の 折 り 目 方向 6 0 に沿 つ た形成 間 隔お よ び形成長 さ が異な る ょ ラ に 形成 し て あ る た め、 金属薄板 4 2 ， 4 2 の相互が 嵌合， 密着す る の を よ り 確実 に 防止す る こ と がで き る。 図 1 0 ， 1 1 は本発 明 の 金属薄板 の第 4 実施形態 を示 し、 図 1 0 は斜視 図、 図 1 1 は、 平面 図 を そ れぞれ表 し て い る 第 4 実施形態で は、 山 部 5 a の非切起 し 部 5 m及び切 起 し 山 部 5 e と、 谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n 及び切起 し 谷部 5 d と を 問 わ ず、 そ れぞれの 山 形状 と 谷形状 と が、 全 て 同 面積 に構成 さ れ、 そ れ ら が一定 の 規則性 に 基づ い て配置 さ れて レゝ る。 図 1 0 に 示す よ う に、 金属薄板 4 3 の 端面 に は、 谷部 5 b ， 棚部 5 f , 及び山 部 5 a が、 正面か ら 視た 状態で 谷部 5 b — 棚部 5 f — 山 部 5 a — 棚部 5 f — 谷部 5 b — … と 波形方 向 6 1 に沿 っ て繰 り 返 し て並ぶ よ う に配列 さ れて い る。 な お、 金属薄板 4 3 の 波形方 向 6 1 に 沿 っ た 両端部分 は , 山 部 5 a、 谷部 5 b、 又 は棚部 5 f の レ ず れで あ っ て も 良 い , ま た、 こ の第 4 実施形態 と 上記第 1

〜第 3 実施形態 と は、 山 形状及び谷形状 の そ れぞれ の 寸 法及び配列 が相違す る の みで あ る た め、 図 1 0 及 び図 1 1 中 で は、 斜壁 5 c に 設 け ら れた棚部 5 f の 形状 を 省略 し て表 し て い る。

図 1 0 中 の 左端 の 谷部 5 b に は 、 ¾面 か ら そ の折 り 目 方向 6 0 に 沿 つ て . 非切起 し 部 5 n と 切起 し 山 部 5 e と が、 非切起 し 部 5 n 切起 し 山 部 5 e — 非切起 し 部 5 n … と い う よ う に 交互 に 形成 さ れて い る。 こ の 谷部 5 b に 隣接す る 山 部 5 a に は、 端面力、 ら そ の折 り 目 方向 6 0 に 沿 つ て、 切起 し 谷部 5 d と 非切起 し 部 5 m と が、 切起 し 谷部 5 d — 非切起 し 部 5 m 一 切起 し 谷部 5 d … と い う よ う に交互 に 形成 さ れて い る , ま た、 金属 薄板 4 3 の端面 に は、 正面か ら 視た 状態 で , 波形方 向 6 1 に 沿 つ て、 谷 部 5 b の 非切起 し 部 5 n - 切起 し 谷部 5 d — 切起 し 山 部 5 e — 山 部 5 a の非切起 し 部 5 m … の順で、 山 形状及 び 谷形状が形成 さ れて い る。 さ ら に、 波形方向 6 1 に 隣接 す る 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e 、 あ る い は波形方 向 6 1 に 隣接す る の谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n と 切起 し 谷部 5 d と は、 波形 の折 り 目 方 向 6 0 に対 し て斜め 方向 (折 り 目 方向 6 0 及 び波形方 向 6 1 と 交又す る 方向 ） に 沿 つ て ほ ぼ直線上 に 並ぶ よ う な規則性 に 基づ い て配置 さ れて い る。 ま た . 波形方向 6 1 に 隣接す る 山 部 5 a の 非 切起 し 部 5 m の 一部分 と 切起 し 山 咅 5 e の 一 部分 と は、 波形方向 6 1 に 沿 つ て連続 し て並ぶ よ う に 配 置 さ れて い る。 こ の 場合 必然的 に、 波形方向 6 1 に 隣 接す る 谷部 5 b の 非切起 し 部 5 n の 一部分 と 切起 し 谷部

5 d の 一部分 も 波形方 向 6 1 に 沿 っ て 連続 し て並ぶ。

なお、 上 §匚説明 に お い て、 山 形状及び谷形状が全て 同 面積で あ る 旨記載 し た が 折 り 目 方 向 6 0 の両端部分で の それ ら の 各面積 は、 山 形状及び谷形状 の 切 断位置 に よ つ て そ の面積が相違す る,

以上 に 詳細 に 説明 さ れ た第 1 〜第 4 実施形態 の 金属薄 板 5 , 4 1， 4 2 , 4 3 部 5 f が設 け ら れて い る 点で共通す る と 共 に、 山 形状及び谷形状 の 形成パ タ ー ン が相違す る も の で あ る。 上記第 1 〜第 4 実施形態 に お け る 山 形状及 び谷形状 は あ く ま で も 例示で あ り、 そ の 形成 パ 夕 一 ン は、 上記実施形態 に 限定 さ れず に 様 々 な 形 状及 び配置 と す る こ と がで き る。

図 1 2 は、 本発 明 の 金属 薄板 の 第 5 実施形態 を 示 し、 図 1 3 は、 第 6 実施形態 を 示 し て い る。

第 5 ' 第 6 実施形態 は , 折 り 目 方向 6 0 に 延び る 棚部 5 f が設 け ら れて い な い 点 に お い て、 上記第 1 〜第 4 実 施形態 と 異な る , こ れ ら 第 5 , 第 6 実施形態で は、 上記 第 1 〜第 4 実施形態 の棚部 5 f に 代 え て、 波形方 向 6 1 に 折 り 返 さ れな が ら 連続す る 部分が確保 さ れて い る。

図 1 2 に 示す第 5 実施形態で は、 波形方 向 6 1 に 隣接 す る 山 部 5 a の 非切起 し 部 5 m と 切起 し 山 部 5 e と が、 金属薄板 4 4 の 全面で折 り 目 方向 6 1 に 間 隔 T 1 ， T 2 ， T 3 を 隔て て設 け ら れて い る。

ま た、 図 1 3 に 示す第 6 実施形態で は、 切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e と が、 波形 の折 り 目 方 向 6 0 に 所要 の 間 隔 S を 隔て て、 斜壁 5 c の 中 央位置か ら それぞれ逆 方 向 に 切起 し 成形 さ れて い る。 即 ち、 波形 の 山 部 5 a お よ び谷部 5 b に は切起 し 谷部 5 d と 切起 し 山 部 5 e を 波 形 の折 り 目 方向 6 0 に 間 隔 S を お い て交互 に 形成 し て あ る。

従 っ て、 第 5 , 第 6 実施形態 に お い て は、 上記第 1 〜 第 4 実施形態 の 金属薄板 5， 4 1， 4 2， 4 3 を 用 い た 場合 と 同 様 の排気浄化性能が得 ら れ る こ と は勿論で あ る- ま た、 切起 し 谷部 5 b と 切起 し 山 部 5 e の 各切起 し 止端 E， E 間 に は、 波形 の.折 り 目 方向 6 0 に 所要 の 間 隔 S が 設定 さ れて い る の で、 棚部 5 f が設 け ら れ た 上記各実施 形態 と 同 様 に、 こ の 場合 も 熱膨脹率 の差 に よ っ て 上記切 起 し 止端 E， E 間 が裂断す る の を 回 避す る こ と がで き て. 金属薄板 5 自 体 の 耐裂断剛性 を 高 め る こ と がで き る。

と こ ろ で、 上記何れの 金属薄板 5， 4 1 , 4 2， 4 3 , 4 4 , 4 5 を用 い て金属触媒 コ ンノ 一 夕 1 を 構成す る 場 合 に あ っ て も、 ノ、 二 カ ム 担体 3 a は、 金属 薄板 5 , 5 の 相互 を 固 着 し て い な い の で、 少な く と も 排気ガ ス 流入側 の 端面で は、 前述 の よ う に 排気流入 ガ ス 圧 に よ っ て 図 2

3 , 2 4 に 示す よ う に 重ね合わせた金属薄板間が 開 離す る、 い わ ゆ る 口 開 き 現象 を 生 じ る 可能性が あ る。

そ こ で、 図 1 6 , 1 7 に 示す金属触媒 コ ンノ 一 夕 1 を 構成す る こ と に よ り ハ ニ カ ム 担体 3 a の 口 開 き 防止 を 行 わ せ る こ と がで き る。

図 1 6 , 1 7 で は、 構成 を 判 り 易 く す る た め触媒担体 の み を 取 出 し て示 し てお り、 金属触媒担体 3 を構成す る ハ ニ カ ム 担体 3 a は、 何れ も 波形成形 し た 金属薄板 5 を 波形方向 6 1 に S 字状 に 連続的 に折 り 返 し てハ ニ カ ム 状 に 重ね合わせ、 も し く は、 前記金属 薄板 5 を 所要 の 長 さ に 切断 し て そ の複数枚 を ハ ニ カ ム 状 に 積層 し て構成 し て あ る。 な お、 図 1 5 〜 図 1 7 中 及 び以下 の 説明 で は、 第 1 実施形態 の 金属薄板 5 に つ い て示 し て い る が、 他の実 施形態 の 金属薄板 4 1， 4 2， 4 3， 4 4， 4 5 を用 い た 場合 も、 金属薄板 5 を 用 い た 場合 と 同 様で あ る。

図 1 6 に 示す実施形態 に あ っ て は、 前述 の ハ ニ カ ム 担 体 3 a を 基体 と す る 金属触媒担体 3 の複数個 を 外筒 2 内 に 前後方向 に 隣接配置 し、 か つ、 こ れ ら 前後 に 隣接す る 金属触媒担体 3， 3 はそ れ ら の 金属 薄板 5 の 重ね合わせ 方向 を 9 0 度位相 を 変 え て端面 同 志 を突 き 合わせて配置 し て あ る。

従 っ て、 こ の 実施形態 の 構造 に よ れ ば、 金属触媒担体 3， 3 の個 々 の 前後方向 幅が短縮 さ れて金属薄板 5 の 剛 性が高 く な る こ と と 併せて、 前後 に 隣接す る 金属触媒担 体 3， 3 の 突 き 合わ せ部分で 金属触媒担体 3 , 3 相互 の 金属薄板 5 の端縁 同 志が直交状態 に 圧接す る こ と に よ つ て、 各金属触媒担体 3， 3 の 重ね合わせ ら れた 金属薄板 5， 5 相互 の 流入排気ガ ス 圧 に よ る 開 離が抑制 さ れて、 金属触媒担体 3 a， 3 a の 口 開 き 現象 を 防止す る こ と が で き る。

図 1 7 に 示す実施形態 に あ っ て は、 前述 の 金属触媒担 体 3 の 少な く と も 外筒 2 の排気流入側 に 面す る 側端部 に . 流入排気 を 整流す る ハ ニ カ ム 状 の 整流触媒担体 3 b を 隣 接配置 し て あ る。

こ の 整流触媒担体 3 b と し て、 本実施形態で は、 図 1 8 に 示す よ う に、 金属薄板基体か ら な る 単一 の波板 と 単 一 の 平板 と を巻 回 す る と 共 に、 相 互 に 固 着 し て形成 し た ハ ニ カ ム 担体 3 b を 用 い て い る。 な お、 前述 の 波形成形 し た金属 薄板 5 を う ず巻状 に 巻 回 積層 し て、 積層 間 に セ ル を形成 し た も の を 用 レ る こ と も で き る。

ま た、 セ ラ ミ ッ ク ス の 一体成形 タ イ プの 整流触媒担体 3 b と す る こ と も で き る。

こ の よ う に 上記波板 と 平板 と を 卷 回 固着 し たハ ニ カ ム 担体 を 用 い て構成 し た整流触媒担体 3 自 体 は強度 が極 め て高 い の で、 外筒 2 に 流入 し て く る 排気ガ ス が こ の 整 流触媒担体 3 b の 中 央付近 に集 中 し て も、 口 開 き を 生ず る こ と は全 く な い。

ま た、 前述 の 整流触媒担体 3 b と し て、 前記波形成形 し た金属 薄板 5 を う ず巻状 に巻 回 し てハ ニ カ ム 担体 を 形 成 し た も の を用 い る こ と も で き る。 こ の 場合、 外筒 2 に 流入 し て く る 排気 ガ ス が こ の 整流触媒担体 3 b の 中 央付 近 に集 中 し て も、 S 字状 の 折 り 返 し 積層体や、 重積積層 体 と は異な り、 巻 回 積層 し て あ る の で金属 薄板相互が 開 離 し 難 い と 共 に、 該金属 薄板 5 は前述の よ う に波 形 の 山 部 5 a , 谷部 5 b と 切起 し 谷部 5 d， 切起 し 5 e が複雑 に組み合わ さ れて い る の で、 流入排気ガ ス が径方向 に 略 均 一 に 分散 し て （ 図 3 参照） 排気ガ ス が外筒 2 の 中 心部 に集 中 す る の を 回 避で き る。 従 っ て、 後流 に 設置 さ れた 金属触媒担体 3 の 重ね合わ せ ら れた 金属 薄板 5 相 互 の 流 入排気ガ ス 圧 に よ る 開 離が抑制 さ れて、 ハ ニ カ ム 担体 3 a の 口 開 き 現象 を 防止す る こ と がで き、 ま た、 金属 薄板 5 を う ず巻状 に 巻 回 積層 し た整流触媒担体 3 b の 単体 の み を単独 で用 い た 場合 の よ う に 流入排気 ガ ス 圧 に よ っ て 中 心部分で金属薄板 5 が後方へス パ イ ラ ル状 に 飛 び出 す フ ィ ルム ア ウ ト 現象 を 生起す る 心配 も な く、 排気ガ ス の 浄化性能 を 一段 と 向 上す る こ と がで き る。

なお、 上記各実施形態 で は、 山 部 5 a , 谷部 5 b， 切 起 し 谷部 5 d , 及 び切起 し 山部 5 e を、 略三角 状 の 断面 形状 と し た が、 本発 明 は こ れ に 限定 さ れ る も の で はな い _t 産業上 の利 用 の 可能性

以上の よ う に、 本発 明 に 係 る 金属薄板 に よ れ ば、 金属 薄板 を 重ね 合わ せて多数 の セ ル を 有す る ハ ニ カ ム 担体 を 形成 し た 場合、 金属薄板相互が波形 の折 り 目 方向 に ずれ て も 金属薄板相互が嵌合， 密着す る の を 回 避す る こ と が で き る。 さ ら に、 金属薄板相互が波形方向 に ずれて た 場 合で も、 棚部 に 第 1 の 凸 部 又 は第 2 の 凸部、 あ る い は第 3 の 凸部 又 は第 4 の 凸部が突 き 当 っ て 金属 薄板相 互が嵌 合， 密着す る の を 回避す る こ と がで き、 全体的 に セ ル の 確保 を行 え て排気ガ ス の 浄化性能 を 維持す る こ と がで き る。 従 っ て、 金属触媒 コ ン バー タ に 用 い ら れ る 金属触媒 担体用 と し て適 し て い る。

Claims

請求 の 範囲

( 1 ) 金属触媒担体用 の 金属 薄板で あ っ て、

複数 の第 1 の 凸部 と、

複数 の第 2 の 凸部 と、

複数 の棚部 と を備 え、

前記第 1 の 凸部 は、 金属薄板 の 一面側 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れて、 第 1 の方向 に 延設 さ れ、

前記第 2 の 凸部 は、 金属薄板の他面側 に 突 出す る よ う に 曲折 さ れて、 前記第 1 の 方 向 に 延設 さ れ、

前記第 1 の 凸部 と 前記第 2 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方 向 と 交叉す る 第 2 の方向 に沿 っ て交互 に 並設 さ れて波形 を 形成 し、

前記棚部 は、 前記第 1 の 凸部 と 前記第 2 の 凸部 と の 間 に 配置 さ れ、 前記第 1 の 方向 に 延び、 隣接す る 第 1 の 凸 部 と 第 2 の 凸部 と を 連結 し、

前記第 1 の 凸部 は、 前記第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の他面側 に 部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 を 有 し、

前記第 2 の 凸部 は、 前記第 1 の方向 に 離間す る 2 本 の 切 込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 一面側 に部分的 に 突 出 す る よ う に 曲 折 さ れた第 4 の 凸部 を 有す る こ と を 特 徴 と す る 金属触媒担体用 の 金属薄板。

( 2 ) 請求項 1 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

前記第 3 の 凸部 を 区画す る 切込み の 端部 は、 前記第 1 の 凸部 と 前記棚部 と の境界部分 に 位置 し、

刖 目己第 3 の 凸部 は、 前記第 1 の 凸部 と 前記棚部 と の境 界部分か ら 曲折 さ れ、

目リ sti第 4 の 凸部 を 区画す る 切込み の端部 は、 前記第 2 の 凸部 と 前記棚部 と の境界部分 に 位置 し、

刖 目己第 4 の 凸部 は、 前記第 2 の 凸部 と 前記棚部 と の境 界部分か ら 曲折 さ れて い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担 体用 の 金属 薄板。

( 3 ) 請求項 1 に記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

記第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 と は、 前記第 1 の方 向 に沿 つ てそれぞれ複数設 け ら れて い る と を特徴 と す る 金属触媒担体用 の 金属薄板。

( 4 ) 請求項 3 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

刖 己第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 と は、 所定 の規則性 に 基づ い て配置 さ れて い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担 体用 の 金属 薄板。

( 5 ) 請求項 4 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

目リ 己第 1 の 凸部 と、 該第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸 部 に設 け ら れた第 4 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方向 に お け る 少な く と も 一部分が、 前記第 2 の 方向 に 沿 つ て連続 し て 金属 薄板 の 一面側 へ突 出 す る よ う に 並 ん で レ る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体 の 金属薄板。

( 6 ) 請求項 4 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

前記第 2 の 凸部 と、 該第 2 の 凸部 と 隣接す る 第 1 の 凸 部 に設 け ら れた第 3 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方向 に お け る 少な く と も 一部分力 、 前記第 2 の方向 に 沿 つ て連続 し て 金属薄板 の他面側へ突 出 す る よ う に並ん で い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体 の 金属薄板。

( 7 ) 請求項 5 又 は請求項 6 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属 薄板 で あ っ て、

前記第 1 の 凸部 に設 け ら れた第 3 の 凸部 と、 該第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸 部 に設 け ら れた第 4 の 凸部 と は. 前記第 1 の方向 に お け る 少 な く と も 一部分が、 前記第 2 の 方向 に沿 っ て連続す る よ う に並 んで い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体 の 金属 薄板。

( 8 ) 請求項 3 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

前記第 1 の 凸部 と、 該第 1 の 凸部 と 隣接す る 第 2 の 凸 部 に設 け ら れた第 4 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方向 に お け る 少な く と も 一部分が、 前記第 2 の方向 に沿 つ て連続 し て金属薄板 の 一面側へ突 出 す る よ う に 並び、

前記第 2 の 凸部 と、 該第 2 の 凸部 と 隣接す る 第 1 の 凸 部 に 設 け ら れた第 3 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方向 に お け る 少な く と も 一部分が、 前記第 2 の方向 に 沿 っ て 連続 し て 金属 薄板 の 他面側 へ突 出 す る よ う に 並 ん で い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体 の 金属薄板。 ( 9 ) 請求項 8 に記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ つ て、

同 一の第 1 の 凸部 に 設 け ら れた複数 の第 3 の 凸部の 前 記第 1 の方向 に沿 っ た長 さ の う ち 少 な く と も 一つ の 長 さ は、 他の 長 さ と 異な り、

同 一 の第 1 の 凸部 に設 け ら れた複数 の 第 3 の 凸部間 に 形成 さ れ る 間隙 の 前記第 1 の 方向 に 沿 っ た 長 さ の う ち 少 な く と も 一つ の長 さ は、 他 の 長 さ と 異な り、

同 一 の第 2 の 凸部 に設 け ら れた複数 の第 4 の 凸部の 前 記第 1 の 方 向 に 沿 っ た長 さ の う ち 少 な く と も 一つ の 長 さ は、 他の長 さ と 異な り、

同 一の第 2 の 凸部 に設 け ら れた複数 の 第 4 の 凸部間 に 形成 さ れ る 間 隙 の 前記第 1 の方向 に沿 っ た長 さ の う ち 少 な く と も 一つ の 長 さ は、 他 の 長 さ と 異な る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体用 の 金属 薄板。

( 1 0 ) 請求項 8 又 は請求項 9 に 記載 の 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ っ て、

前記金属 薄板 の 一面側 へ突 出 す る よ う に 並ぶ第 1 の 凸 部及び第 4 の 凸部 の 隣接数 と、 前記金属薄板 の他面側へ 突 出す る よ う に 並ぶ第 2 の 凸部及 び第 3 の 凸部 の 隣接数 と は、 共 に 2 個 以下 で あ る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担 体 の 金属 薄板。

( 1 1 ) 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ っ て、

複数 の第 1 の 凸部 と、

複数 の 第 2 の 凸 部 と を 備 え、 前記第 1 の 凸部 は、 金属 薄板 の 一面側 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れて、 第 1 の方 向 に 延設 さ れ、

前記第 2 の 凸部は、 金属 薄板 の他面側 に突 出 す る よ う に 曲折 さ れて、 前記第 1 の 方向 に 延設 さ れ、

前記第 1 の 凸部 と 前記第 2 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方 向 と 交叉す る 第 2 の 方向 に 沿 っ て交互 に 並設 さ れて波形 を 形成 し、

前記第 1 の 凸部 は、 前記第 1 の方 向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 他面側 に部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸 部 を 有 し、

前記第 2 の 凸部 は、 前記第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 一面側 に部分的 に 突 出す る よ う に 曲折 さ れ た第 4 の 凸部 を 有 し、

前記第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 と は、 前記第 1 の方 向 に沿 っ て それぞれ複数設 け ら れ、

前記第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 の 少 な く と も 一方 は. 前記第 1 の 方向及び第 2 の方向 の 双方 と 交又す る 第 3 の 方向 に 沿 う よ う に、 所定 の 規則性 に 基づ い て配置 さ れて い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体用 の 金属 薄板。

( 1 2 ) 金属触媒担体用 の 金属薄板で あ っ て、

複数 の第 1 の 凸部 と、

複数 の第 2 の 凸部 と を 備 え、

前記第 1 の 凸部 は、 金属 薄板 の 一面側 に 突 出す る よ う に 曲折 さ れて、 第 1 の 方 向 に 延設 さ れ、

前記第 2 の 凸部 は、 金属薄板 の 他面側 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れて、 前記第 1 の方向 に 延設 さ れ、

前記第 1 の 凸部 と 前記第 2 の 凸部 と は、 前記第 1 の 方 向 と 交又す る 第 2 の 方向 に 沿 っ て交互 に 並設 さ れて波形 を 形成 し、

前記第 1 の 凸部 は、 前記第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の他面側 に 部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 3 の 凸部 を 有 し、

前記第 2 の 凸部 は、 前記第 1 の 方向 に 離間す る 2 本 の 切 込み に よ っ て 区画 さ れ、 金属薄板 の 一面側 に部分的 に 突 出 す る よ う に 曲折 さ れた第 4 の 凸部 を有 し、

前記第 3 の 凸部 と 前記第 4 の 凸部 と は、 前記第 1 の方 向 に 沿 つ て それぞれ複数設 け ら れ、

前記第 3 の 凸部 を 区画す る 切込み の端部 と、 前記第 4 の 凸部 を 区画す る 切込み の 端部 と の 間 に は、 前記第 1 の 方向 に 沿 っ て所要 の 間 隔が設 け ら れて い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒担体用 の 金属 薄板。

( 1 3 ) 請求項 1 〜 1 2 の何れか に 記載 の 金属薄板 を 用 い たノ、 二 カ ム 担体で あ っ て、

前記金属薄板 を 前記第 2 の方向 に S 字状 に 連続的 に 折 り 返 し てハ ニ カ ム 状 に 重ね合わせ、 も し く は、 前記金属 薄板 を 所要 の長 さ に 切 断 し てそ の複数枚 を ハ ニ カ ム 状 に 重ね合わ せて形成 し た こ と を 特徴 と す る ハ ニ カ ム 担体。

( 1 4 ) 請求項 1 3 に 記載 の ハ ニ カ ム 担体 を 用 い た 金属触 媒 コ ン ノ ー タ で あ っ て、

前記ハ ニ カ ム 担体 を 基体 と し た 金属触媒担体 と、 前記金属触媒担体が内 部 に 収容 さ れ る 金属製 の 外筒 と 前記金属触媒担体 を 保持す る 保持部材 と を備 え た こ と を 特徴 と す る 金属触媒 コ ンバ一 夕。

( 1 5 ) 請求項 1 4 に 記載 の 金属触媒 コ ンバー タ で あ っ て. 前記金属触媒担体 は、 前記外筒 内 に前後方 向 に 複数隣 接 し て配置 さ れ、

前記前後 に 隣接す る 金属触媒担体 の端面 同 士 は、 該金 属触媒担体 を構成す る 金属 薄板 の重ね合わせ方向 を 略 9 0 度位相 を 変 え て突 き 合わ さ れて い る こ と を 特徴 と す る 金属触媒 コ ンバ一 夕。

( 1 6 ) 請求項 1 4 に 記載 の 金属触媒 コ ン バー タ で あ っ て. 前記金属触媒担体 の 少 く と も 外筒 の排気入 口 側 に 面す る 側端部 に 隣接 し て配置 さ れ、 流入排気 を 整流す る 整流 触媒担体 を さ ら に 備 え た こ と を 特徴 と す る 金属触媒 コ ン バ一 夕。