WO1997012185A1

WO1997012185A1 - Refrigerateur pour enceinte

Info

Publication number: WO1997012185A1
Application number: PCT/JP1996/002832
Authority: WO
Inventors: Shigeto Tanaka; Arika HORIKAWA; Kenji Tanimoto; Hisaaki Takaoka
Original assignee: Daikin Industries, Ltd.
Priority date: 1995-09-29
Filing date: 1996-09-27
Publication date: 1997-04-03
Also published as: EP1306631A3; EP1306631B1; AU7096896A; DE69634838D1; JP2885148B2; EP1306631A2; DE69634838T2; EP0853223A4; EP0853223B1; EP0853223A1; DE69631671D1; DE69631671T2; DK0853223T3; JPH0996474A; US6119471A

Description

曰月糸田

コンテナ用冷凍装置

[技術分野 ]

本発明は、コンテナ用冷凍装置に関し、特に、庫内温度の履歴表示に係るものであ O o

[背景技術 ]

従来より、コンテナ用冷凍装置には、実開平 4— 9 6 0 3 3号公報に開示されているように、温度記憶装置を備えているものがある。この温度記憶装置は、庫内温度を検出する温度センサからの温度信号を増幅等した後、サーボアンプを介して記録べンのサーボモータに駆動信号を入力し、該記録ペンを駆動させる。そして、上記温度記憶装置は、記録べンによつて記録紙に庫内温度の履歴を表示して記録するようにしている。

-解決課題 - 上述したコンテナ用冷凍装置を備えた冷凍コンテナは、コンテナ船によって長期間運搬されることになる力上述した記録紙は、運搬責任者が代わるたびに取り換えられることが一般であった。

したがって、上記記録紙が取り換えられていると、荷物の受取者は、運搬時の状況を判別することができなかった。つまり、運搬時の庫内温度の履歴を知ることができないので、受取時の荷物の品質を判別することができないという問題があった。本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、 1の発明は、設定温度に対して所定偏差が生じた運転時間を表示可能にし、庫内温度の履歴全体を認識し得るようにすることを目的とするものである。

また、他の発明は、急速冷却運転の継続時間を表示するようにして冷却状態の履歴を認識し得るようにすることを目的とするものである。また、他の発明は、所定の時間間隔ごとに庫内温度を記憶し、特に、平均庫内温度又はデフロスト運転時のピーク温度を記憶して表示可能にし、庫内温度の履歴全体を認、識し得るようにすることを目的とするものである。

[発明の開示 ]

上記の目的を達成するために、図 1に示すように、本発明が講じた第 1の解決手段は、先ず、圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構 (4E) と蒸発器（43) とが順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置を前提としている。

そして、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) が設けられている。更に、庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間を積算した積算時間を記憶する積算記憶手段 (65) が設けられている。加えて、積算表示の指令信号が入力されると、上記積算記憶手段（65) 力記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して表示部（7S) に表示する積算データ読出し手段（66) 力く設けられている。

上記第 1の解決手段では、急速冷却運転後の冷却運転時において、積算記憶手段 (65) が、所定偏差以上の運転時間を積算して記憶する。例えば、設定温度に対して + 1 °Cだけ高い偏差温度が設定されている場合、この偏差温度を越えた運転時間を積算する。

したがって、上記第 1の解決手段によれば、通常の冷却運転中における設定温度に対する所定偏差の運転時間を積算した時間とその偏差温度とを記憶するようにし、その運転時間と偏差温度とを表示可能にしたために、荷物の受取り時等に庫内温度の履歴を知ることができる。特に、従来の記録紙のような取り換えが行われることがないので、運搬中の全体の履歴を知ることができるので、荷物の品質判定を正確に行うことができる。また、本発明が講じた第 2の解決手段は、上記第 1の解決手段の積算記憶手段 (65) 及び積算データ読出し手段（66) に代えて、庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間が一定時間継続するごとに該一定時間を積算した積算時間を記憶する積算記憶手段（65) を設けると共に、積算表示の指令信号が入力されると、上記積算記憶手段 (65) が記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して表示部（7S) に表示する積算デ一夕読出し手段（66) を設けたものである。

上記第 2の解決手段では、積算記憶手段（65) が、所定偏差以上の運転時間が一定時間継続するとこの一定時間ごとに積算して記憶する。例えば、設定温度に対して + 1 °Cだけ高い偏差温度が設定されている場合、 5分ごとに所定偏差以上の運転時間を積算することになる。

その後、庫内温度の履歴を認識したい場台、積算表示の指令信号を入力すると、表示部（7S) に積算記憶手段（65) 力 <記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して表示することになる。

したがって、上記第 2の解決手段によれば、所定偏差を越えた運転時間を一定時間ごとに積算するようにしたために、荷物の受取人等に不必要な情報を提供することを少なくすることができる。つまり、単純に積算した場合、設定温度より外れた運転が長期間行われたかのような印象を与えることになる場合がある。これを一定時間ごと積算することによって、一定の精度を保持しつつ不必要な情報提供を防止することができる。また、本発明が講じた第 3の解決手段は、上記第 1の解決手段と同様なコンテナ用冷凍装置を前提としている。そして、庫内を急速に冷却する急 J 冷却運転を実行するプルダウン運転手段（61) と、該プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転の後に、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) とが設けられている。加えて、上記プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転中の運転時間と庫内温度とを表示部（7S) に表示させるための指令信号を出力するプルダウン表示指令手段（64) が設けられている。

上記第 3の解決手段では、プルダウン運転手段（61) が急速冷却運転を実行すると、プルダウン表示指令手段（64) が、指令信号を出力して表示部（7S) に庫内温度と急速冷却運転時間とを表示し、例えば、現在の庫内温度が " 3 0 °C" であり、且つプルダゥン運転時間が " 1 2 4時間" である旨などを表示することになる。したがって、上記第 3の解決手段によれば、プルダウン運転中ではプルダウン運転時間と庫内温度とを表示するようにしたために、荷物の受取人等は、荷物の受取り時等に急速冷却運転中であれば、その急速冷却運転時間を知ることができる。この結果、荷物の品質判定を容易に行うことができる。また、本発明が講じた第 4の解決手段は、上記第 1の解決手段と同様なコンテナ用冷凍装置を前提としている。そして、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) が設けられている。加えて、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であって、該庫内温度として時間間隔の間における平均庫内温度を記憶する温度記憶手段 (67) 力 <設けられている。

上記第 4の解決手段では、温度記憶手段（67) が、予め設定された時間間隔ごとの庫内温度であって、該時間間隔の間の平均庫内温度を記憶し、例えば、 3 0分ごとの平均庫内温度を言己憶する。

したがって、上記第 4の解決手段によれば、運転中における所定時間間隔の平均庫内温度を時間間隔ごとに記憶するようにしたために、上記時間間隔の間の一定の瞬時温度を記憶する場合に比して庫内状態を正確に反映させることができる。また、本発明が講じた第 5の解決手段は、上記第 4の解決手段の温度記憶手段 (67) に代えて、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であって、該時間間隔の間にデフロスト運転手段（63) のデフロスト運転中のピーク温度が生じると庫内温度として該ピーク温度を記憶する温度記憶手段（67) を設けたものである。

上記第 5の解決手段では、温度記憶手段（67) 力 <、予め設定された時間間隔ごとの庫内温度であって、デフロスト運転中における庫内温度として、時間間隔の間にピ一ク温度が生じると該ピーク温度を記憶する。

したがって、上記第 5の解決手段によれば、デフロスト運転のピーク温度を記憶するようにしたために、正常な運転が行われたか否かを正確に判定することができる。つまり、時間間隔の間の一定の瞬時温度を記憶するようにした場台、ピーク温度が記憶されない場合が生ずる。一方、デフロスト運転は原則的に所定時間ごとに行われるのでピーク温度が記憶されてないと、正常運転が行われていなかつたという誤解が生ずることになる力 <、ピーク温度を必ず記憶するようにしているので、正常運転が行われたか否かを正確に判定することができる。また、本発明が講じた第 6の解決手段は、上記第 4の解決手段の温度記憶手段 (67) に代えて、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であって、該時間間隔の全体に亘つてデフロスト運転手段（63) のデフロスト運転が継続し且つ時間間隔の間にピーク温度が生じないと庫内温度として時間間隔の間の平均庫内温度を記憶する温度記憶手段（67) を設けたものである。

上記第 6の解決手段では、温度記憶手段（67)が、予め設定された時間間隔ごとの庫内温度であって、デフロスト運転中における庫内温度として、時間間隔の間にピーク温度が生じないと該時間間隔の間の平均庫内温度を記憶する。つまり、デフロスト運転中の平均庫内温度をそのまま記憶する。

したがって、上記第 6の解決手段によれば、所定の時間間隔の間でデフロスト運転が終了することなく続行すると、平均庫内温度を記憶するようにしたために、実際の庫内状態を正確に示すことができ、荷物の品質判定を正確に行うことができる。また、本発明が講じた第 7の解決手段は、上記第 4の解決手段から第 6の解決手段までの何れか 1において、温度表示の指令信号が入力されると、温度記憶手段（67) が記憶した庫内温度を読み出して表示部（7S) に表示する温度データ読出し手段（68) を設けたものである。

上記第 7の解決手段では、温度表示の指令信号が入力されると、温度データ読出し手段 (68) 力上記温度記憶手段 (67) が記憶した庫内温度を読み出して表示部（7S) に表示することになる。

した力つて、上記第 7の解決手段によれば、平均庫内温度を読み出して表示するようにしたために、庫内温度の履歴を正確に且つ迅速に知ることができるので、荷物の品質判定を正確に行うことができる。

[ 図面の簡単な説明 ]

図 1は、本発明の構成を示すブロック図である。図 2は、冷凍コンテナの斜視図である。

図 3は、冷凍装置の断面図である。

図 4は、コントローラの構成図である。

図 5は、プルダウン表示を示す表示入力部の正面図である。

図 6は、積算履歴表示を示す表示入力部の正面図である。

図 7は、積算時間を示す庫内温度の特性図である。

図 8は、温度履歴表示を示す表示入力部の正面図である。

図 9は、庫内温度の記憶動作を示す制御フロー図である。

図 1 0は、庫内温度の記憶動作を示す他の制御フロー図である。

図 1 1は、庫内温度を示す特性図である。

図 1 2は、他の記憶動作を示す庫内温度の特性図である。

[発明を Hifeするためのの形態 ]

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。

図 2及び図 3に示すように、冷凍コンテナ（10) は、各種の荷物が積み込まれ、該荷物を冷却状態のままコンテナ船ゃコンテナ車によつて運搬するものである。

該冷凍コンテナ（10) は、コンテナ本体 (11) にコンテナ用冷凍装置（20) 力《取り付けられて構成されており、コンテナ本体 (11) は、一面（図 2における左側の側面）が開口された矩形状の箱体に形成されている。

上記冷凍装置（20) は、コンテナ本体（11) の開口面を閉鎖する蓋体を兼用しており、厚さが所定薄さに形成されたケーシング（30) の内部に冷媒回路（40) が収納されて構成されている。該ケーシング（30) は、本体壁（31) の内側に隔壁（32) が平行に取り付けられて形成されており、該本体壁（31) は、断熱材等で形成されてコンテナ本体（11) に密着固定されると共に、下半部には、内側に凹む機器類の収納空間（33) が形成されている。

また、上記本体壁（31) と隔壁（32) との間は、収納空間（33) の上方に位置して冷却空間（34) が形成されると共に、収納空間（33) の内側に位置して空気通路 (35) が冷却空間（34) に連続して形成されており、上記冷却空間（34) の上端及び空気通路（35) の下端がそれぞれコンテナ本体（11) の内部である庫内に連通している ( 上記冷媒回路（40) は、圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構（4E) と蒸発器 (43) とが順に接続されて成り、圧縮機 (41) 及び凝縮器（42) が凝縮器ファン（42 -F) と共に収納空間（33) に設置され、蒸発器（43) が蒸発器ファン（43-F) と共に冷却空間（34) に設置されている。そして、上記冷媒回路（40) は、圧縮機（41) で圧縮した冷媒を凝縮器（42) で凝縮させ、膨張機構（4E) で減圧した後に蒸発器（43) で蒸発させて圧縮機 (41) に戻る循環を行わせる。一方、コンテナ本体（11) の庫内空気は冷却空間（34) に流れて蒸発器（43) で冷却された後、空気通路（35) を流れてコンテナ本体（11) に吹き出し、庫内を冷却している。

上記冷媒回路（40) の冷却運転を制御するコントローラ（50) は、収納空間（33) に設置され、圧縮機 (41) の容量等を制御して庫内温度が設定温度になるようにしている。該コントローラ（50) は、図 4に示すように、中央制御部である C P U (60) に表示入力部（70) 力連係されて構成されている。そして、該 C P U (60) には、運転開始時のプルダウン運転手段（61) の他、冷却運転手段（62) 及びデフロスト運転手段 (63) が設けられている。

該プルダウン運転手段（61) は、運転開始時に圧縮機（41) をフルロードで運転して急速冷却運転を実行し、庫内温度が制御温度範囲（以下、インレンジという。）に急速に低下するように冷媒回路（40) を制御する。

上記冷却運転手段（62) は、プルダウン運転によって庫内温度が一旦インレンジ内に低下すると冷却運転を実行し、庫内温度がィンレンジを維持するように冷媒回路 (40) を制御する。このインレンジは、上記設定温度に対して所定の温度範囲をもつて設定され、例えば、上記設定温度に対して ± 1 °Cの温度範囲に設定されており、この設定温度が 0 °Cの場合、チルドモード（冷蔵モード）に、一 2 0 °Cの場合、フローズンモ一ド（冷凍モード）になる。

上記デフロスト運転手段（63) は、蒸発器（43) がフロストすると、ホットガス又は電気ヒータによるデフロスト運転を実行し、例えば、プルダウン運転中は 4時間ごとにデフロスト運転を実行し、庫内温度がインレンジ内に維持された冷却運転時は、選択設定された 1 2時間又は 2 4時間等の間隔ごとにデフロスト運転を実行する。また、上記デフロスト運転手段（63) は、庫内温度がインレンジより高温になると、このインレンジより高温状態が 3 0分継続した際、デフロス卜運転を実行する。 . 上記表示入力部（70) は、設定温度の入力や庫内温度の表示を行い、入力キー群 (71) の他、第 1表示部（72) と第 2表示部（73) とランプ表示部（74) とが設けられている。該入力キー群（71) は、設定温度等を入力するセットキ一（7K-1) と、表示内容を切り換えるアップキー（7K- 2) 及びダウンキー（7K-3) と、モードを切り換えるエンターキー（7K-4) と、運転制御の開始を書き込むトリップスタートキー（7K -5) とが設けられている。

上記第 1表示部（72) は、 4桁のセグメン卜表示部（7S) の他、発光素子で表示事項を示す吹出温度表示部（7レ 1) とリターン温度表示部（7L- 2) とアラーム表示部 (7L-3) とセット表示部（7レ 4) とが設けられている。

上記第 2表示部（73) は、設定温度などの情報データを表示するように構成されている。

上記ランプ表示部（74) は、発光素子によって運転状況を示す圧縮機表示部（7M -1) とデフロスト表示部（7M-2) とインレンジ表示部（7M-3) とが設けられている。一プルダウン表示一

本発明の特徴として、上記 C P U (60) には、プルダウン表示指令手段（64) が設けられている。

該プルダウン表示指令手段（64) は、プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転中の運転時間と庫内温度とを表示入力部（70) の第 1表示部（72) に所定時間ごとに交互に表示させるための指令信号を出力する。

そこで、上記プルダウン表示指令手段（64) の表示動作について、図 5に基づいて説明すると、例えば、荷物が冷凍コンテナ（10) に積み込まれて冷却運転を開始すると、プルダウン運転手段（61) が圧縮機（41) をフルロードにして急速冷却運転を実行する。そして、上記プルダウン表示指令手段（64) は、指令信号を表示入力部 (70) に出力し、第 1表示部（72) に庫内温度と急速冷却運転時間（プルダウン運転時間）とを表示する。例えば、図 5では現在の庫内温度が " 3 0 °C" であり、且つプルダウン運転時間が " 1 2 4時間" である旨を 1秒ごとに切り換えて表示することになる。

つまり、荷物の受取人等の立場としては、冷凍コンテナ（10) を受け取る場合、プルダウン運転中はもともと庫内温度が高い状態であるので、プルダウン運転中の庫内温度よりプルダウン運転時間の方が品質管理上重要である。このため、どの程度のプルダウン運転を継続しているのかを庫内温度の asの一種として示し、上記ブルダゥン運転中に冷凍コンテナ（10) を受け取る場合の判断データを表示するようにしている。

上記庫内温度と急速冷却運転時間との切換え表示は、庫内温度がィンレンジに入るまで行われる。尚、この際、表示入力部（70) の第 1表示部（72) は、吹出温度表示部（7L-1) が点灯すると共に、ランプ表示部（74) の圧縮機表示部（7M- 1) が点灯し、第 2表示部（73) は、例えば、設定^が " 0 °C" である旨と、 2 4時間ごとにデフロストを行うための 2 4時間デフロストタイマが設定されている旨を表示する。

したがって、荷物の受取人等は、荷物の受取り時に、上記表示入力部（70) を見て、現在、急速冷却運転中（プルダウン運転中）であれば、その運転時間を認識することができ、荷物の品質の判定資料とすることができる。一積算履歴表示一

本発明の特徴として、上記 C P U (60) には、積算記憶手段（65) と積算データ読出し手段 (66) とが設けられている。

該積算記憶手段 (65) は、庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間を積算した積算時間を SETLS ^"る。

該積算データ読出し手段（66) は、積算表示の指令信号が入力されると、積算記憶手段 (65) が記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して表示入力部（70) の第 1 表示部（72) に表示する。

そこで、上記積算記憶手段（65) 及び積算データ読出し手段（66) の記憶動作及び表示動作について、図 5及び図 6に基づいて説明する。

先ず、プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転が終了し、庫内温度が一旦インレンジに入ると、冷却運転手段（62) が庫内温度をインレンジ内に維持するように圧縮機（41) の容量等を制御する。

この冷却運転時、つまり、通常運転時では、積算記憶手段（65) が、所定偏差以上の運転時間を積算して記憶している。例えば、図 7において、設定温度 SPに対して + 1 だけ高い偏差の積算用温度 SP+1が設定されている場合、この偏差温度 (+1) を越えた運転時間を積算する。そして、図 7の温度特性①の場合、図 7下段の運転時間 ①を積算し、この場合、積算記憶手段（65) は、 4分と 4分と 3分とを加算して 1 1 分を記憶することになる。

その後、荷物の受取人等は、荷物の受取り時等に庫内温度の履歴を認識したい場合、図 6に示すように、表示入力部（70) におけるアップキー（7K- 2) 及びダウンキ一 (7 -3) でアラーム表示部（7L- 3) を点灯させる。このアラーム事項内の 1つの情報として dコードが設けられているので、この dコードに設定すると、積算表示の指令信号が入力される。そして、積算データ読出し手段（66) は、積算記憶手段（65) が記憶した積算時間と偏差温度とを読み出してセグメント表示部（7S) に表示する。例えば、この図 6においては、 3 °Cの偏差温度 SP+3の場合で、設定温度 SPより + 3 だけ高い運転時間が 1 0時間であつた旨を示すことになる。

尚、上記設定温度 SPに対して— 1 °Cだけ低い偏差の積算用 i¾SP-lが設定されている場台、図 6においては、 " d— 1 CJ によって、 — 1 °Cだけ低い運転時間を表示することになる。

—温度履歴表示—

本発明の特徴として、上記 C P U (60) には、温度記憶手段（67) と温度データ読出し手段 (68) とが設けられている。

該温度記憶手段（67) は、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であって、該庫内温度として時間間隔の間における冷却運転手段（62) の冷却運転中の平均庫内温度を記憶し、デフロスト運転手段（63) のデフロスト運転中における庫内温度として、時間間隔の間にピーク温度が生じると該ピーク温度を、また、時間間隔の全体に亘つてデフロスト運転手段（63) のデフロスト運転が継続し且つ時間間隔の間にピーク温度が生じないと庫内温度として時間間隔の間の平均庫内温度を記憶する。例えば、温度記憶手段（67) は、 3 0分間隔ごとに庫内温度を記憶する。

上記温度データ読出し手段（68) は、温度表示の指令信号が入力されると、温度記憶手段（67) が記憶した庫内温度を読み出して表示入力部（70) の第 1表示部（72) に表示する。

そこで、履歴表示としての温度表示動作について説明すると、温度記憶手段（67) は、冷凍コンテナ（10) の運搬中におけるプルダウン運転を除いた通常運転時の庫内温度を記憶している。そこで、この記憶動作を説明する前に、表示動作について説明する。

荷物の受取人等は、荷物の受取り時等に庫内温度の履歴を認識したい場台、表示入力部（70) におけるエンターキー（7K-4) を 3秒間押し続ける。このエンターキー (7K-4) の操作によって温度表示の指令信号が入力されることになり、温度データ読出し手段（68) は、温度記憶手段（67) カ己憶した 3 0分間隔の庫内温度を読み出してセグメント表示部（7S) に表示する。

例えば、この図 8においては、セグメント表示部（7S) の庫内温度が 3 0 から 0. 1 °Cに切換わり、第 2表示部（73) が消灯する。そして、最も現在に近い庫內温度のデータから 1秒ごとに過去に遡って順番に表示する。この表示中に表示動作を中止したい場合には、表示入力部（70) におけるセットキ一（7K- 1) を押すと、現在の庫内温度表示に切り換わることになる。次に、上記温度記憶手段（67) による冷却運転時における記憶動作について図 9 及び図 1 0の制御フロー図に基づき説明する。

先ず、運転が開始されてプルダウン運転が終了すると、ステップ ST 1において、図示しない吹出温度センサが検出した庫内温度のデータ①を取り込む。続いて、ステップ ST 2に移り、 1分のサンプリング用タイマをスタートさせてステップ ST 3に移り、口ギングの開始か否かを判定する。

この口ギング開始は、図 1 1及び図 1 2の庫内温度特性における a点〜 g点で示される 3 0分間隔のデータ書き込み時であって、 a— bの間等においては口ギングの開始時期でないので、上記ステップ ST 3からステップ ST 4に移り、デフロスト運転の開始か否かを判定する。このデフロスト運転は、プルダウン運転後の通常の冷却運転においては、原則的に予め設定された 1 2時間又は 2 4時間等の間隔ごとに行われるようになっているので、このデフロスト運転を行っていない場合、上記ステップ ST 4からステップ ST 5に移り、タイマが力ゥントアップしたか否かを判定する。

上記ステップ ST 2で設定したタイマがカウントアップするまで上記ステップ ST 3 に移り、上述の動作を繰り返す。一方、タイマがカウントアップすると、つまり、デ一タ①を取り込んでから 1分が経過すると、上記ステップ ST 5からステップ ST 6に移り、次の庫内温度のデータ②を取り込むことになる。そして、ステップ ST 7に移り、上記データ①とデータ②との平均値を算出して算出データをデータ①に書き換え、ステツプ ST 2に戻り、上述の動作を繰り返すことになる。

すなわち、 1分のサンプリングタイムごとに庫内温度のデータを取り込み、前回のデータとの平均値をデータ①に置き換えている。

その後、 3 0分の時間間隔が経過すると、例えば、図 1 1の b点や c点及び図 1 2の b点になると、口ギング開始時期となるので、上記ステツプ ST 3からステップ ST 8に移り、上記ステップ ST 7で算出している 1分ごとの平均値であるデータ①をロギングしてリスタートすることになる。つまり、通常の冷却運転時においては、図 1 1 の D1に示すように、 3 0分ごとの平均庫内温度を口ギングして記憶し、上記ステップ ST 1力、らの動作を再開することになる。次いで、デフロスト運転が開始されると、例えば、図 1 1の F点となると、上記ステップ ST 4からステップ ST 5に移り、口ギングの開始か否かを判定する。このロギング開始時期になるまでステップ ST 9からステップ ST 1 0に移り、デフロスト運転の終了か否かを判定し、デフロスト運転が終了するまで、上記ステップ ST 9に戻り、口ギングの開始とデフロスト運転の終了との判定を繰り返すことになる。

つまり、図 1 1において、 c点と d点との間では、途中でデフロスト運転が開始されており、このデフロス卜運転の開始までの平均庫内温度 D2をステップ ST 7でデー夕①として算出しているので、口ギング開始時期になると（図 1 1 d点参照）、上記ステップ ST 9からステップ ST 1 1に移り、 c点からデフロスト運転の開始 Fまでの平均庫内温度 D2をデータ①として書き込み、ステップ ST 1 0に移ることになる。その後、図 1 1において、 d点と e点との間では、デフロスト運転が終了して上記ステップ ST 1 0からステップ ST 1 2に移ることになる力《、このデフロスト運転の終了時点の近傍では、庫内温度のピーク温度 DHが生じることになる。そこで、このピーク温度 DHをデータ①に置き換えてステップ ST 1 3に移り、口ギングの開始時期になるまでステップ ST 1 3に待機する。

そして、図 1 1の e点になると、口ギングの開始になるので、上記ステップ ST 1 3力、らステップ ST 1 4に移り、データ①としてピーク温度 DHを書き込み、リスタートして上記ステツプ ST 1からの動作を再開することになる。

その後の図 1 1の f点及び g点では、上記ステップ ST 7で算出された e— f 間及び f - g間の平均庫内温度が書き込まれることになる。

—方、上記デフロスト運転が 3つの時間間隔に跨がって実行された場合、図 1 0 に示すようになる。この図 1 0の制御フローは、図 9のステップ ST 1からステップ ST 8間では同じ動作が行われ、図 9の A部分からステップ ST 2 1に移ることになる。つまり、図 1 2の F点でデフロスト運転が開始されると、ステップ ST 2 1で口ギングの開始か否かを判定し、口ギングの開始時期になるまでステップ ST 2 2に移り、デフ口スト運転の終了か否かを判定し、デフロスト運転が終了するまで、ステップ ST 2 1に戻り、口ギングの開始とデフロスト運転の終了との判定を繰り返す。

そして、上記口ギングの開始時期になるまでにデフロスト運転が終了すると、ステツプ ST 2 3力、らステップ ST 2 5までの動作が行われ、図 9のステップ ST 1 2からステツプ ST 1 4と同様に、ピーク温度 DHをデータ①として書き込む。

—方、図 1 2の c点になると、上記ステップ ST 2 1からステップ ST 2 6に移り、 b点からデフロスト運転開始 Fまでの平均庫内温度 D2をデータ①として書き込む。続いて、ステップ ST 2 7に移り、上記ステップ ST 2と同じようにタイマをスタートさせてステップ ST 2 8に移り、口ギングの開始時期か否かを判定する。

該ロギングの開始時期になるまでステップ ST 2 8力、らステップ ST 2 9に移り、デフロス卜運転が終了したか否かを判定し、該デフロスト運転が終了するまでステップ ST 3 0に移り、タイマがカウントアップしたか否かを判定する。このタイマがカウントアップするまでステップ ST 3 0からステップ ST 2 8に戻る。上記タイマがカウン卜アップすると、ステップ ST 3 0からステップ ST 3 1に移り、つまり、データ①を取り込んでから 1分力《経過すると、次の庫内温度のデータ②を取り込む。そして、ステップ ST 3 2に移り、上記データ①とデータ②との平均値を算出して算出データをデータ①に書き換え、ステップ ST 2 7に戻り、上述の動作を繰り返すことになる。

具体的に、上記 1分のサンプリングタイムごとに庫内温度のデー夕を取り込み、前回のデータとの平均値をデータ①に置き換える。そして、 3 0分の時間間隔が経過すると、例えば、図 1 2の d点になると、口ギング開始時期となるので、上記ステツプ ST 2 8からステップ ST 2 6に移り、上記ステップ ST 3 2で算出している 1分ごとの平均値であるデータ①をロギングして上記ステップ ST 2 7力、らの動作を行うことになる。つまり、図 1 2の c点と d点との間は、デフロスト運転を実行している途中であり、庫内温度が上昇過程であるので、図 1 2の D3に示すように、 3 0分ごとの平均庫内温度をそのまま口ギングして記憶することになる。

また、図 1 2の d点と e点との間では、ステップ ST 3 2の平均庫内温度を算出している力デフロスト運転が終了するので、ステップ ST 2 9の判定が Y E Sとなってステップ ST 2 3に移ることになる。この結果、上述したように、図 1 2の e点では、ピーク温度 DHをデータ①として書き込むことになる（ステップ ST 2 3〜ステップ ST 2 5参照）。その後、図 1 2の f 点及び g点では、図 1 1と同様である。

-本実施形態の効果 - 以上のように、本実施形態によれば、プルダウン運転中ではプルダウン運転時間と庫内温度とを交互に表示するようにしたために、荷物の受取人等は、荷物の受取り時等に急 ϋ冷却運転中であれば、その急速冷却運転時間を知ることができる。この桔果、荷物の品質判定を容易に行うことができる。

また、通常の冷却運転中における設定温度に対する所定偏差の運転時間とその偏差温度とを記憶するようにし、その運転時間と偏差温度とを表示可能にしたために、荷物の受取人等は、荷物の受取り時等に庫内温度の履歴を知ることができる。特に、従来の記録紙のような取り換えが行われることがないので、運搬中の全体の履歴を知ることができるので、荷物の品質判定を正確に行うことができる。また、通常の冷却運転中における所定時間間隔の平均庫内温度を時間間隔ごとに記憶するようにしたために、上記時間間隔の間の一定の瞬時温度を記憶する場合に比して庫内状態を正確に反映させることができる。そして、この平均庫内温度を読み出して表示するようにしたために、庫内温度の履歴を正確に且つ a¾に知ることができるので、荷物の品質判定を正確に行うことができる。

また、デフロスト運転のピーク温度 DHを記憶するようにしたために、正常な運転が行われたか否かを正確に判定することができる。つまり、時間間隔の間の一定の瞬時温度を記憶するようにした場合、ピーク温度 DHが記憶されない場合が生ずる。一方、デフ口スト運転は原則的に所定時間ごとに行われるのでピーク温度 DHが記憶されてないと、正常運転が行われていなかつたという誤解が生ずることになるが、ピーク温度 DHを必ず記憶するようにしているので、正常運転が行われたか否かを正確に判定することができる。

また、所定の時間間隔の間でデフロスト運転が終了することなく続行すると、平均庫内温度を記憶するようにしたために、実際の庫内状態を正確に示すことができ、荷物の品質判定を正確に行うことができる。一その他の実施の形態一

上記実施形態における積算記憶手段 (65) は、偏差温度以上の冷却運転時間を単純に積算したが、他の実施形態として所定区間ごとに区分積算するようにしてもよい。つまり、積算記憶手段 (65) は、庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間が一定時間継続するごとに該一定時間を積算した積算時間を記憶する。

具体的に、図 7において、設定温度 SPに対して + 1 °Cだけ高い偏差の積算用温度 SP+1が設定されている場合、例えば、 5分カウンタによって、この積算用温度 SP+1を越えた運転時間が 5分継続すると、その 5分を積算する。この結果、図 7の温度特性 ②の場合、図 7下段の運転時間②のうち 7分は 5分として積算し、 9分も 5分として積算するので、この場台、積算記憶手段（65) は、 5分と 5分とを加算して 1 0分を記憶することになる。尚、上記運転が 1 0分間継続すると 5分カウンタが 2回カウン卜するので 1 0分を記憶する。したがつて、所定の偏差温度 SP+1を越えた運転時間を一定時間ごとに積算するようにしたために、荷物の受取人等に不必要な情報を提供することを少なくすることができる。つまり、単純積算した場合、設定温度より外れた運転が長期間行われたかのような印象を与えることになる場合がある。これを一定時間ごと積算することによつて、一定の精度を保持しつつ不必要な情報提供を防止することができる。

また、図 1 2の c点と d点との間では、デフロスト運転中の平均庫内温度をそのまま記憶するようにしたが、他の発明として、区間内でピーク温度 DHが生じない場合、前回の平均庫内温度を表示するようにしてもよく、この図 1 2の c点と d点との間では平均庫内温度 D2をそのままコピーするようにしてもよい。

[産の利用可 ]

以上のように、本発明によるコンテナ用冷凍装置によれば、庫内温度の履歴全体を認識する場合に有用であり、また、冷却状態のを認識する場合に有用であり、更にまた、平均庫内温度やデフロスト運転時のピーク温度を認識する場合に有用であ

6 一

Claims

請求の範囲

1 . 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構（4E) と蒸発器（43) とカ顺に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) 庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間を積算した積算時間を記憶する積算記憶手段 (65) と、

積算表示の指令信号が入力されると、上記積算記憶手段 (65) が記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して上記表示部（7S) に表示する積算データ読出し手段（66) と

を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

2. 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構 (4E) と蒸発器（43) とが順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段 (62) と、

庫内温度が設定温度に対して予め設定された偏差以上の冷却運転になると、該偏差温度と共に、偏差温度以上の冷却運転時間が一定時間継続するごとに該一定時間を積算した積算時間を記憶する積算記憶手段 (65) と、

積算表示の指令信号が入力されると、上記積算記憶手段 (65) 力記憶した積算時間と偏差温度とを読み出して上記表示部（7S) に表示する積算データ読出し手段（66) と

を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

3. 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構 (4E) と蒸発器（43) とが順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

庫内を急速に冷却する急速冷却運転を実行するプルダウン運転手段（61) と、該プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転の後に、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) と、

上記プルダウン運転手段（61) による急速冷却運転中の運転時間と庫内温度とを表示部（7S) に表示させるための指令信号を出力するプルダウン表示指令手段（64) と

を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

4. 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構（4E) と蒸発器（43) とが順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段 (62) 予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を言己憶する手段であつて、該庫内温度として時間間隔の間における平均庫内温度を記憶する温度記憶手段（67) と

を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

5. 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構 (4E) と蒸発器（43) とが順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を実行する冷却運転手段（62) と、

該冷却運転手段（62) による冷却運転中に蒸発器（43) がフロストすると、冷却運転手段（62) に代ってデフロスト運転を実行するデフロスト運転手段（63) と、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であつて、該時間間隔の間にデフロスト運転手段（63) のデフロスト運転中のピーク温度が生じると庫内温度として該ピーク温度を記憶する温度記憶手段（67) とを備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

6. 圧縮機（41) と凝縮器（42) と膨張機構（4E) と蒸発器（43) と力く順に接続されてなる冷媒回路（40) を備え、該冷媒回路（40) を運転制御して庫内を冷却するコンテナ用冷凍装置において、

該冷却運転手段（62) による冷却運転中に蒸発器（43) がフロストすると、冷却運転手段（62) に代ってデフロス卜運転を実行するデフロスト運転手段（63) と、予め設定された時間間隔ごとに庫内温度を記憶する手段であつて、該時間間隔の全体に亘つてデフロス卜運転手段（63) のデフロスト運転が継続し且つ時間間隔の間にピーク温度が生じないと庫内温度として時間間隔の間の平均庫内温度を記憶する温度記憶手段 (67) と

を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。

7. 請求項 4から請求項 6までの何れか 1記載のコンテナ用冷凍装置において、温度表示の指令信号が入力されると、温度記憶手段（67) が記憶した庫内温度を読み出して表示部（7S) に表示する ^データ読出し手段（68) を備えていることを特徴とすコンテナ用冷凍装置。