WO1993019922A1 - Injection molding machine - Google Patents

Description

明 細 書

射出成形機

— 技 術 分 野

この発明は、 射出成形機における射出ユニッ ト のュニ ッ ト台およびノ ズル夕 ツチ機構の改良に関する。

背 景 技 術

射出成形機では、 ベース上に型締めユニッ ト と射出ュ ニッ トが対向 して配置され、 ノ ズル夕 ヅチおよびその解 除のために、 射出ュ ニ ヅ 卜が型締めュ ニ ッ 卜 に対 し前後 に移動される このために、 射出ュニヅ ト はベース上を 前後に移動可能なュ ニ ヅ ト台に載置されて いる。

ュニッ ト台は、 前方支持部と後方支持部を備え、 従来, 両部分は一体に形成されるか、 複数の枠材で結合されて いる。 この結合部は射出ュニッ 卜のノ ズル夕 ツチ時に圧 縮力、 または引張力を受けるので、 これに耐え られる構 造を必要とするが、 一方で、 この箇所には種々の機器や ケーブルが集中するので、 できるだけ簡素な構造が望ま れる。 また、 各種ケーブルは射出ュ ニ ヅ 卜 に接続されて 射出ュ ニ ヅ ト の移動に ともなって前後に移動されるので, 相互に干渉した り、 他の部材と衝突 しないよ う に配置さ れねばな らない。

ま た、 射出ュニッ ト の前後移動はノ ズルタ ツ チ機構に よって行われる。 そ して、 ノ ズルタ ヅチ機構は通常ボ一 レね じ · ナツ ト を備え、 射出ユニッ トのユニッ ト台に固 定されたボ一ルナヅ ト にボールね じを螺合 し、 ボールね じを駆動することで射出ュニッ トが前後に移動される搆 造となっている。 このボールねじナ ヅ 卜部分は伸縮自在 な力パーで覆われるなど充分に保護されているが、 点検 や交換のときには取り外す必要がある。

しかし、 従来のュニ ヅ 卜台とノズルタ ヅチ機構の組み 付け構造では、 ノズル夕ツチ機構のボールねじを取り外 すのに、 ベース上から射出ユニッ トやユニッ ト台を取り 外さねばならない。 このため、 作業が大き く なる上、 再 組み付け後の芯出しや調整に手間を要している。

さらに、 従来の射出ユニッ トでは、 前記のポールねじ のボールナツ トから後方に突出した部分を支持するもの は何もない。 このため、 射出ユニッ トが前進位置にあつ て、 ボールねじ後端部の突出部分が長く なると、 ポール ねじに振れ回る傾向が生じ、 ボールねじ · ナ ヅ ト に均一 でない磨耗の生じることがある。

さらに、 射出成形機の調整作業段階では、 射出ュニッ トのノズルタヅチを手動で行う こ とがあるが、 この場合 に作業者側からすると射出ュニッ 卜の位置を常に把握し、 タヅチの後も夕ツチ圧がどの程度になっているのか概咯 にでも把握している必要がある。 しかし、 射出ユニッ ト のノズル夕ヅチは、 リ ミヅ トスイ ッチや近接スイ ッチに 対する ドグの位置で制御されているため、 N C装置の制 御下にあるディスプレイ に射出ュニッ トの位置を図柄な ど直観的な手段で連続的に表示することは困難で、 数値 で示すか、 単に所定の箇所に到達したこ とを知らせるだ けである。 このため、 射出ユニッ トの相対的な位置関係 を実感的に把握するのが難し く、 従来の射出成形機には 未だ使い勝手の悪い面がある。

発 明 の 開 示

本発明の目的は、 構造が簡単なユニッ ト台を備え、 ノ ズル夕 ツ チ機構におけるボールね じ · ナヅ 卜の取 り 出 し が容易であ り、 またはポールね じの振れ回 り のない、 ま たは型締めュニヅ 卜 に対する射出ュニヅ 卜の位置ゃノ ズ ル夕 ツチ圧を作業者が容易に把握し得るよ う な、 改善さ れた射出成形機を提供する こ と にある。

上記目的を達成するために、 本発明は、 まず、 ベース 上に型締めュニッ ト と射出ュ ニ ヅ ト を対向させて備え、 射出ュニヅ トがべ一ス上をノ ズルタ ヅチ機構によって前 後方向に移動可能なュニッ ト台に載置されている射出成 形機であって、 ユニッ ト台が前方支持部と後方支持部を 備え、 これらが 1本の前後方向に配置した連結パイ ブで 結合された構造を備える。

好ま し く は、 ュ ニ ヅ ト台に連結パイブの軸線に軸線を —致させて前後方向に貫通する貫通路が形成され、 貫通 路の軸線に軸線を一致させて ノ ズルタ ヅチ機構のボール ナツ ト と これに螺合された前後方向のボールね じがュニ ヅ ト台に取 り 付けられてお り、 ボールナヅ トのフラ ンジ 径を連結パイ プの径よ り小さ く して、 ボールね じ ' ナツ ト を連結パイ プを通 し、 ユニッ ト台の後方に抜き取る こ とが可能と される。 さらに好ま しくは、 本発明は、 連結パイブの内部に軸 線を一致させて配置された軸受け管がュニヅ ト台に取り 付けられ、 ノズル夕-ツチ機構のボールねじの後端が軸受 け管に挿入されて前後方向で移動可能に支持される。

さらに好ま しく は、 軸受け管に挿入されたボールネジ 後端には外径を軸受け管内径にほぼ等し く したブッシュ を取り付けている。

またさ らに好ま し く は、 軸受け管は連結パイブの前後 に該連結パイプ内部を摺動自在に配置された支承体によ り支持され、 且つ軸受け管の後端側に結合された取付板 はボル トナヅ ト結合により前記後方支持板から一体的に 突出したステ一に固定され、 この取付板とステ一とのボ ル トナッ ト結合を解除することによ り、 ポールねじ - ナ ッ トを連結パイプを通してュニッ ト台の後方に抜き取る ことを可能に している。

さ らに、 本発明は、 射出成形機において、 ベース上に 型締めユニッ ト と射出ユニッ トを対向させて備え、 射出 ュニヅ 卜がベース上を前後方向に移動可能なュニッ ト台 に載置されている射出成形機であって、 射出ユニッ トに 対するケーブルが通信用と動力用に分けられ、 それぞれ のケーブル支持装置に.収められ、 ユニッ ト台下部のベ一 ス上に配置される。

さ ら に本発明では、 射出成形機において、 ベース上に 型締めユニッ ト と射出ユニッ トを対向させて備え、 射出 ュニヅ トがベース上をノズルタヅチ機構によって前後方

新たな兩紙 向に移動可能なュニッ ト台に载置されて いる射出成形機 であって、 射出ユニッ ト にばね受け部が設けられる と共 に、 この後方に間隔をおいて前後移動可能に設けられた 押庄板と、 前記の受け部との間にノ ズル夕 ツチ用スプ リ ングが装着され、 ノ ズル夕 ツ チ機構にお いて前後方向に 配置されたボールね じ · ナツ トのボールナツ トが前記の 押圧板に固定される と共に、 受け部を貢通 したボールね じがこれに螺合され、 一端を押圧板に固定された指示杆 が、 先端の指針をユニッ ト台カバーに設けられた表示窓 に臨ませて配置される。

上述のよう に、 本発明の一態様によれば、 連結パイ プ は、 ユニッ ト台の前方支持部と後方支持部を強力に且つ 簡潔に結合する こ と になる。 連結パイ ブの軸線に軸籙を 一致させて貫通路及びノ ズル夕 ツチ機構のボールね じ - ナッ ト を配置 したこ と は、 ボールね じ · ナッ ト を後方へ 抜き出すこ と を可能と して いる。 さ ら に、 ボールネジの 後端を軸受け管に挿入 した こ とで、 ボールね じの振れ回 り を.防止する。

また、 本発明の別の態様によれば、 ケーブル支持装置 はケーブルを保護し、 通信線と動力線間の千渎ゃ他の部 材への干渉を防止する。

さ ら に本発明の別の態様によれば、 射出ユニ ッ ト の位 置または夕 ツ チ圧を表示窓における指針によって作業者 に 目視できる よ う に している。

図 面 の 簡 単 な 説 明

¾Γ : 1: 紙 図 1 は本発明の射出成形機における型締ュニッ 卜 と射 出ュニ ッ ト とを一部断面図でもって示した正面図、

図 2は本発明の射出成形機におけるべ一ス及びその上 面の射出ュニッ 卜を移動可能に載置するためのュニッ ト 台についての平面図、

図 3 は本発明の射出成形機におけるベースの上面に配 置された、 通信用 * 動力用ケーブルを収納するためのケ 一ブル支持装置を示す要部平面図、

図 4は本発明の射出成形機におけるベースから射出ュ ニ ヅ ト側に通信用 · 動力用ケーブルが接続されることを 示すために一部断面図によって表した要部正面図、

図 5 は本発明の射出成形機におけるノズルタ ツチ機構 にタッチ圧を表示するための指針をとりつけたこ とを示 す要部斜視図、 及び、

図 6 は本尧明の射出成形機において型締ュニッ 卜 と射 出ュニ ヅ 卜 とをベース上に载置しているこ とを概略的に 示す正面図。

発明 を 実施す る た め の 最良 の 形態 射出成形機 1 (図 6 ) は、 ベース 2上に型締めュニッ ト 3 と射出ュニ ヅ 卜 4を対向して備える。 射出ユニッ ト 4は、 ベース 2の上面を前後方向に移動可能なユニッ ト 台 5 (図 1、 図 2 ) に載置され、 ノズルタ ヅチ機構 6 に よ り前後に移動が可能とされている。 符号 7 ( a、 b ) はレールでベース 2の上面に 2本が、 前後方向で平行に 配置されている。 なお、 射出ュニヅ ト 4はシ リ ンダァセ

¾：-たな 紙 ンブリ 8の先端にノ ズル 9 を備え、 この部分が型締めュ ニ ヅ ト 3 に装着された金型のスブルーに当接されて ノ ズ ル夕 ヅチが行われる。 また、 ユニッ ト台 5の外周にはュ ニ ヅ ト台カバ一 1 0が取り付け られている。

ユニッ ト台 5は、 前方支持部分 1 1 と後方支持部分 1 2を備え、 両部分が連結パイ ブ 1 3で結合されて いる。 - 連結パイ ブ 1 3は比較的太い鋼管で雨端に固定 したフ ラ ンジ リ ング 1 4 ( a， b ) を前方支持部分 1 1 と後方支 持部分 1 2にボル トで固定する こ と によ り 両支持部を連 結 して いる。 前方支持部分 1 1 と後方支持部分 1 2はそ れぞれ左右両側がベース 2の レール 7 ( a, b ) に載置 され、 これによ り、 ユニッ ト台 5は全体と してベース 2 の上を前後方向に移動する こ とができる。

前方支持部分 1 1は上面の幅方向中央に射出ュニッ ト 4をス ィ ベルさせるための ピボヅ ト受け孔 1 5 を備え、 前面側にばね受け板 1 6が取付け られて いる。 ばね受け 板 1 6は中央に前後方向に貫通した孔を有する。 なお、 前方支持部分 1 1の下部には中央に孔を設けた押圧板 1 7が別体で前後方向へ移動可能に形成されている。 後方 支持板 1 2の下部にはステ一 1 8 (図 1 ) が下方へ突出 して一体に形成されている。

ノ ズル夕 ツチ機構 6は、 ボールね じ 1 9 とナヅ ト 2 0 を備え、 ボールね じ 1 9の前端は、 ノ ズルタ ヅチ用モ一 夕 2 1 に接続された減速及びブレーキ機構 2 の出力ギ ァ 2 3 に結合されて いる。 一方、 ボールナ ヅ ト 2 0 は前 P T

一 8 記の押圧板 1 7の孔に後方から差し込まれて固定用のフ ランジ 24を押圧板 1 7の後面に当てて、 押圧板 1 7の 前面側からボル ト 2— 5 によ り固定されている。 そして、 前記のボールねじ 1 9の後端は前記のばね受け板 1 6の 孔を貫通してポールナヅ ト 20に螺合され、 後端部がボ ールナッ ト 20より後方に突出している （図 1 ) 。 ばね 受け板 1 6には左右に配置された前後方向のガイ ド棒 2 6の一端が固定され、 これにスプリ ング 27が装着され ている （図 5 ) 。 押圧板 1 7は前記のガイ ド棒 2 6 に嵌 挿され、 ばね受け板 1 6 との間でスプリ ング 2 7を圧縮 する。

このように取り付けられた、 違結パイプ 1 3の軸籙 p とボールねじ 19の軸線 qは一致されており （図 1 ) 、 かつ、 前方支持部分 1 1、 連結パイプ 1 3及び後方支持 部分 1 2を通じて前後方向に貫通路 2 ·8が形成されてい る。 そして、 ボールナヅ ト 2 0のフランジ 24の径は、 この貫通路 2 &の径や連結パイプ 1 3の径ょ り も小さ く 構成されている。 ポールねじ * ナツ 卜 1 9, 2 0の主要 部分は前方支持部分 1 1直下の貫通路 28に位置する。

連結パイプ 1 3の内部には、 軸受け管 2 9が軸線 rを 連結パイプ 1 3の軸鎳 ρに一致させて配置され、 前後の 支承体 3 0 ( a、 b ) で連結パイブ 1 3内部に取付けら れている。 軸受け管 2 9は、 後端部に左右方向に長い取 付け板 3 1が固定されてお り、 この板 3 1の両端が前記 のステ一 1 8 に後方からボル ト 3 2で固定されることで ユニ ッ ト 台 5 に取付け ら れて い る。 なお、 支承体 3 0 ( a、 b ) は連結パイ ブ 1 3の内部に嵌挿されるだけで 押 し引 きすれば、 前後に移動させる こ とができ る。

また、 軸受け管 2 9の前部は連結パイ ブ 1 3の前端か ら突出 して、 前方支持部分 1 1の下部に入 り込み、 ボ一 ルね じ 1 9の後端部を支持する。 この支持状態をよ り安 定 したものとするために、 ボールね じ 1 9の後端には合 成樹脂製のブッ シュ 3 3が取付け られている。 ブッ シュ 3 3の外径は軸受け管 2 9の内径にほぼ等 し く され、 軸 受け管 2 9に対し、 前後方向に移動可能であるが管内壁 との間にガ夕がないよ う にされている。

したがって、 減速及びブレーキ機構 2 2 とボールね じ 1 9の結合を解除し、 ボル ト 2 5 を除去 して抨圧板 1 7 とボールナヅ ト 20 との結合を解き、 さ ら に、 ボル ト 3 2を除去 して取付け板 3 1 とュニ ヅ ト台 5 との固定を解 除する と、 ノ ズルタ ヅチ機構 6 におけるボールね じ ' ナ ッ ト 1 9， 2 0を軸受け管 2 9 と も どもユニッ ト台 2 9 の後方に抜き出すこ とができる。 逆に装着する場合は、 まず、 ボールね じ ' ナヅ ト 1 9， 2 0を装着 し、 固定 し てから、 支承体 3 0 ( a、 b ) を取 り付けた軸受け管 2 9 を後方から連結パイプ 1 3 に差 し込んで、 その前端を ボールね じ 1 9の後端に嵌め込み、 取付け板 3 1 をステ 一 1 8 に固定する。

射出ュニヅ ト 4にはベース 2側から通信用ケーブル 3 4と動力用ケーブル 3 5 (図 4 ) が接続される。 これ ら ケーブル 3 4， 3 5 は通信用、 動力用に分類されてそれ それのケーブル支持装置 3 6， 3 7 に収容される。 これ らのケーブル支持装置 3 6， 3 7はベースの上面に配置 され、 射出ユニッ ト 4に向かう先端部は、 斜行状の連結 ケース 3 8、 3 9で射出ユニッ ト 4 に固定されている。 これにより、 各ケーブル 3 4 , 3 5 はュニヅ ト台 5の下 方におけるベース 2上面に、 整理されて配置される。 し かも、 ケーブル支持装置を 2値使用 したこ とにより、 ケ 一ブル支持装置自体の高さが低く なり、 ユニッ ト台 5の 下方に納め易く、 他の部材との干澳もない。

さらに、 ノズルタヅチ機構 6 に関する押圧板 1 7 には 指示杆 4 0の一端が固定されている。 指示杆 4 0 は、 細 い剛性の杆体で他端側に指針 4 1 を備え、 押圧板 1 7の 動きを指針 4 1で表示するためのものである。 指針 4 1 は、 ュニヅ ト台カバー 1 0 に設けられ、 目盛り を備えた 表示窓 4 2の内側に配置される。

ノズルタヅチがあった後に引き続きノズルタ ヅチ機搆 6が射出ュニヅ ト 4を前進させる方向に駆動されると、 射出ュニヅ ト 4は移動せずにスプリ ング 2 7が圧縮され、 ノズルタヅチ圧が凳生する。 このときも押圧板 7 は前進 し、 作業者は指針 4 1の移動量によって、 現在の夕ツチ 圧がどの程度になっているのかを概略であるが実感と し て知るこ とができる。

以上は実施例であ り、 本発明は、 図示された具体的搆 成にのみ限定されるものではない。 例えば、 指針 4 1 を

たな用紙 順次移動 して い く 電気的な接点と し、 表示窓 4 2 の目盛 り を発光ダイ ォー ド （ L E D ) の列で構成 し、 指針の接 触によって L E D を発行させて位置を示すこ と もできる, この場合に、 ノ ズル夕 ツチがあって押圧板 1 7 が所定量 前方に移動された時、 発光させるダイ オー ドの種類を切 り替えるスィ ヅチをさ ら に設けて、 ノ ズル夕 ツチがある と発光による表示色を変化させる こ ともでき る。

本発明は以上の構成によ り、 下記のよ う な種々の効果 が得られる。

ユニッ ト台 5 の前方支持部 1 と後方支持部 1 2が連結 パイ プ 1 3で結合されているので、. ュニヅ ト台 5 の構造 が簡素である。 しかも、 パイ ブ構造が持つ高い剛性によ つて、 ノ ズル夕 ツチ時におけるュニッ ト台 5全体の剛性 力 高い。

ノ ズルタ ヅ チ機構 6 のボールね じ ' ナッ ト 1 9、 2 0 を射出ュニヅ ト部分を解体するこ とな く 取 り 出せるので, ポールね じ · ナッ ト 1 9、 2 0 の点検修理や交換作業が 簡易になる。

ボールね じ · ナッ ト 1 9、 2 0 の主要部が前方支持部 直下の貫通路に収ま るので、 防塵効果があ り、 ボールね じ - ナッ ト 1 9、 2 0 の寿命が向上する。

ボールね じ 1 9 の後端が軸受け管に支持されるので、 ボールね じ 1 9 の振れ回 り が防止され、 ボールね じ · ナ ッ ト機構に不均—な磨耗が生 じない。

ケ一ブル 3 4 、 3 5 は通信用 と動力用 に分離され、 そ れぞれケーブル支持装置 3 6、 3 7で整理され、 かつ、 保護されているので、 機能上で相互に干渉した り、 射出 成形機の作動中に他.の部材に接触して相互に損傷するな どの不都合が生じない。

ュニッ ト台カバ一 1 0の表示窓における指針の位置に よって、 ノズル夕ツチ圧を作業者が実感的に把握するこ とができる。

新たな用紙

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ベー ス上に型締めユニッ ト と射出ユニッ ト を対向さ せて備え、 射出ユニッ トがベー ス上をノ ズル夕 ツチ機構 によって前後方向に移動可能なュニッ ト台に載置されて いる射出成形機であって、 ユニッ ト台が前方支持部と後 方支持部を備え、 これ らが 1 本の前後方向に配置した連 結パイ プで結合された構造を備える こ と を特徵と した射 出成形機。

2 . ユニッ ト台に連結パイ ブの軸線に軸線を一致させて 前後方向に貫通する貢通路が形成され、 貢通路の軸籙に 軸線を一致させてノ ズル夕 ヅチ機構のポールナヅ ト と こ れに螺合された前後方向のボールね じがュニッ ト台に取 り付けられてお り、 ボールナッ トのフラ ンジ径を連結パ イ ブの径よ り小さ く して、 ボールね じ ' ナッ ト を連結パ イ ブを通 し、 ユニッ ト台の後方に抜き取る こ とが可能と されて いるこ と を特徴と した請求の範囲第 1項に記載の 射出成形機。

3 . 連結パイ ブの内部に軸線を一致させて配置さ れた軸 受け管がユニッ ト台に取り付けられ、 ノ ズル夕 ツチ機構 のボールね じの後端が軸受け管に挿入さ れて前後方向で 移動可能に支持されて いる事を特徴と した請求の範囲第 1項または第 2項記載の射出成形機。

4 . 上記軸受け管に挿入されたボールネ ジ後端には外径 を軸受け管内径にほぼ等 し く したブッ シュ を取付た こ と を特徴と した請求の範囲第 3項に記載の射出成形機。

5 . 上記軸受け管は連結パイプの前後に該連結パイブ内 部を摺動自在に配置された支承体によ り支持され、 且つ 軸受け管の後端側に結合された取付板はボル トナツ ト結 合により前記後方支持板から一体的に突出したステ一に 固定され、 この取付板とステ一とのボル トナヅ 卜結合を 解除することにより、 ボールねじ - ナッ トを連結パイブ を通してュニッ ト台の後方に抜き取るこ とを可能にした ことを特徴と した請求の範囲第 3項または第 4項記載の 射出成形 。

6 . ベース上に型締めユニッ トと射出ユニッ ト を対向さ せて備え、 射出ユニッ トがベース上.を前後方向に移動可 能なュニッ ト台に载置されている射出成形機であって、 射出ュニ ヅ トに対するケーブルが通信用と動力用に分け られ、 それぞれのケーブル支持装置に収められ、 ュニヅ ト台下部のベース上に配置されていることを特徴と した 射出成形機。

7 . ベース上に型締めユニッ ト と射出ュニヅ ト を対向さ せて備え、 射出ユニッ トがベース上をノズルタ ヅチ機構 によって前後方向に移動可能なュニッ ト台に载置されて いる射出成形機であって、 射出ユニッ ト にばね受け部が 設けられると共に、 この後方に間隔をおいて前後移動可 能に設けられた抨圧板と、 前記の受け部と間にノズル夕 ツチ用スプリ ングが装着され、 ノズルタヅチ機構におい て前後方向に配置されたボールね じ · ナ ヅ トのボールナ ッ トが前記の押圧板に固定されると共に、 前記の受け部

新たな用紙 を貢通 したボールね じがこれに螺合され、 一端を押圧板 に固定された指示杆が、 先端の指針をユニッ ト台カバ一 に設け られた表示窓に臨ませて配置されている こ と を特 徴した射出成形機。